山井和則

やまのいかずのり

小選挙区(京都府第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

山井和則の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○山井委員 これから三十分間、質問をさせていただきます。  まず最初に、先ほどまで参考人質疑を聞かせていただきました。  十分に御発言いただけませんでしたが、佐野さんからは、先天性の肝炎疾患の方が入っていないことに対する強い問題提起をいただきました。  また、B型肝炎原告の...全文を見る
○山井委員 今、舛添大臣がおっしゃった初めの一歩、まさに私もそうだと思います。ここから三百五十万人の方々、カルテのない人も含めて、それこそが本当の意味での全員一律救済になるのではないかと思いますので、まさに立法府の力も試されていると思います。  そこでなんですが、今、予算措置に...全文を見る
○山井委員 与党も与党なりに御努力されて予算を確保されたことには敬意を表しますが、残念ながら、肝硬変、肝がんも除外されている、B型肝炎に対する給付自体も除外されている。そして、今の一万、三万、五万では高過ぎるという声が患者の方々から出ているわけですよ。やはりそこはぜひとも通常国会...全文を見る
○山井委員 きのう、我が党の小沢代表が原告の方々とお目にかかりまして、その場でも、小沢代表は、何としても医療費助成法案をセットで成立させたい、どうしてもそれを成立させないのであれば、政権をかえてでも成立させたい、そうしないと、本当の意味での肝炎感染者の方々を救うことにはならないと...全文を見る
○山井委員 にもかかわらず、それ以降捨てられているカルテが実際あるんですよ。やはり、そういうものを出しても、実効性がなかったら意味がないじゃないですか。これは先ほど山田議員からも御質問がありましたが、そういうのを、それ以降捨てた病院が実際あるわけですよ。  では、捨てた病院とい...全文を見る
○山井委員 お願いをしているだけではやはり弱いということなんです。  そして、大臣は、就任された当初、草の根を分けてでもこのフィブリノゲンなどの血液製剤を投与された被害者を捜し出すということをおっしゃいました。そして、今回、本当に全員救済というならば、これは消えた年金と同じ議論...全文を見る
○山井委員 それでは、舛添大臣、今の件、精査でき次第、何人に連絡が行ったのかということを理事会に報告してほしいと思いますが、よろしいですか、舛添大臣。
○山井委員 大臣にまず答弁を聞いた上で、理事会で。
○山井委員 はい。  このことを理事会で協議していただきたいと思います。  十七日に新聞公表されて、多くの方から連絡が行く。しかし、ほとんどカルテは残っていない。法律はできたけれども、ほとんどの人がこの法案の対象外である。そして、先ほど言ったように、では、圧倒的多数の三百五十...全文を見る
○山井委員 その調査結果はいつ出るんですか。
○山井委員 ですから、私は、今回申し上げたいことは二点なんです。  繰り返しになりますが、今回の法案は、三百五十万人のC型ウイルス感染者の三千五百分の一、米粒ぐらいのごく一部の方が対象でしかあり得ない。その意味では、原告の方々も、これからが、新たな医療費助成のための取り組みをし...全文を見る
○山井委員 今回の法案の予算規模が二百億円であります。しかし、本来、カルテが残っていたら、二千億円ぐらいで救済しないとだめだ。ということは、時間をかけてずるずるずるずるカルテがなくなるまで長引かせたことによって、非常に失礼な言い方をすれば、千八百億円分、国は何もせずに財政的に助か...全文を見る
○山井委員 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。
○山井委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び国民新党・そうぞう・無所属の会を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     ウイルス性肝炎問題の全面解決に関する件...全文を見る
01月10日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○衆議院議員(山井和則君) この全員一律救済、そういうことにおいて、先ほどの先天性の方々が疑問に思われる、これは当然のことだと思いますし、法案の名前が誤解を招きかねないと、それもおっしゃるとおりだというふうに私今聞いて思いました。  それと、今の御質問の医療費助成法案についてで...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 御質問ありがとうございます。  裁判所において投与の事実等について判断するときには、カルテのみならず当事者の主張と立証活動を前提にカルテ以外の証拠も含めて判断されることになると思われます。また、原告と被告である国において和解をする場合にも、カルテの有...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 櫻井議員のおっしゃるとおりであると思います。これは、患者の方々にカルテを探せ、病院に問い合わせろと、努力をしろというのではなくて、一番確実なのは、カルテあるいはそういう記録を持っている病院が一番分かっているわけですから、その医療機関側から投与した患者を...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 小池議員にお答え申し上げます。  小池議員が今御質問された趣旨のとおりであると思います。このような全員救済法案を成立さして、そして原告の中から実は救済されない人が出てきたということでは立法趣旨に当然かなわないわけでありますから、一律救済という理念を十...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 私も川田議員と同感の思いを持っておりまして、正にこの点は、家西悟議員を中心に民主党でも大きな議論になりまして、このままこの法案を通していいのかという議論にまで発展しまして、修正協議を与党ともいたしました。ぎりぎりまでいたしましたが、残念ながら、その修正...全文を見る
01月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○山井委員 山井和則です。  これから五十五分間、質問をさせていただきます。  きょう、つなぎ法案を出すとか出さないとか、そうした状況に入っております。そこで、福田総理に最初にお伺いしたいことがございます。これは共同通信の世論調査です。ガソリン税などの暫定税率継続について、賛...全文を見る
○山井委員 ということは、確認しますが、消費者の立場としては、この七割の人が反対しているということは理解できるということでよろしいですか。
○山井委員 一般論として安い方がいいんですよというのは、何かちょっと、私は、国民に対して失礼な言葉じゃないかなと思うんですね。別に、国民の方は、こういう税金を下げると、つくる道路が優先順位をつけて多少減るかもしれないということは御理解されている方も多いと思いますよ。そういう中では...全文を見る
○山井委員 確かに今は話し合いの途中ですが、もしかしたら今晩にもそういうつなぎ法案を出してくるかもしれないという状況に、今政治情勢としてはなっているわけです。そのときには、与党が出すとすれば、自民党総裁である福田総理にも相談が当然来ると思いますが、もしそういう法案を出すんでしたら...全文を見る
○山井委員 先ほど、笠議員、西村議員の質問でもございましたが、年末、自民党総裁として薬害肝炎救済法案の指示をされました、自民党総裁として。今回もつなぎ法案は議員立法として出てくるわけですから、つくってくださいという指示を出したということは、法案に対して、その議員立法はやめてくださ...全文を見る
○山井委員 ですから、その話し合いがうまくいかなかった場合のことを聞いているんですよ。(福田内閣総理大臣「そんな仮定の話はしない」と呼ぶ)福田総理、仮定の話とおっしゃいますが、これは非常に重大な話ですよ、国民生活にとっては。小さな法案じゃないですよ。七割の方が反対をしている。そし...全文を見る
○山井委員 違うでしょう。このつなぎ法案を通したら、これでもう暫定税率の延長が事実上決まるじゃないですか、幾ら審議をしたって。この七割の国民の声はどうやって届くんですか。  今も笠議員が道路中期計画の中身について説明を求めましたけれども、明確な答弁がありませんでした。これからき...全文を見る
○山井委員 正々堂々とやっていくわけですね。そしたら、つなぎ法案、審議を正々堂々とやってくださいといいながら、こういう、まさに審議もさせずに一瞬にして暫定税率の延長が決まるようなこのつなぎ法案、このつなぎ法案は、福田総理の認識としては正々堂々としたやり方ですか、どうですか。
○山井委員 福田総理、まだ今議論したらいいじゃないですかといいながらも、もしかしたらきょうの本会議で出すとしたら、議論するのは今しかないじゃないですか。だから今聞いているんでしょう。つなぎ法案が出た後じゃ遅いんじゃないんですか。  そしたら、福田総理にお聞きします。まさかきょう...全文を見る
○山井委員 私は、福田総理と私たちの認識が非常に違うと思うんですよ。これは大変重大な問題ですよ。十年間で二十六兆円にも及ぶ増税、そして、五十九兆円、道路に特別枠で使うかどうか、そのことを審議もせずに一瞬にして決めてしまうかどうか。こんなことがもしまかり通ったら、国会の存在意義が否...全文を見る
○山井委員 やはりこれは、自民党総裁ですから、仮定の問題、仮定の問題と今おっしゃっていましたが、早ければこの予算委員会の後にでもその話は上がってくるんですよ。まさか、これだけ審議しよう、審議しようといっておきながら、つなぎ法案を了承するようなことはしないでくださいよ。まさに、国民...全文を見る
○山井委員 それでは、少し道路財源についてお聞きしたいと思います。  冬柴国土交通大臣、通告をしておりませんが、国土交通省の本庁なり出先機関の職員が道路特定財源維持の署名集めを勤務時間中にしたとか、そういう事例というのは今回あるんですか。
○山井委員 もしそういうことがあったとしたら、どう思われますか。  勤務時間中に国土交通省の本庁あるいは出先機関の職員が、暫定税率維持の署名活動、それを市町村の職員などにお願いして、署名に協力してくださいということを勤務時間にファクスやメールでやっていたとしたら、どう思われます...全文を見る
○山井委員 個人としてとおっしゃいますが、勤務時間中に個人としてそういう活動をやっていいんですか、国土交通省は。
○山井委員 いや、ですから、一般論としてですよ、勤務時間中に個人のそういう署名集めをやっていいんですか。(発言する者あり)一般論として聞いているんですよ。委員長、一般論として聞いているんですよ。
○山井委員 一般論としてお伺いします。国土交通省では……(発言する者あり)
○山井委員 国土交通省の職員が、勤務時間中にメールやファクスで道路特定財源維持の署名集めの協力要請をしていいんですか、勤務時間中に。
○山井委員 具体的な話をということですので、一月二十日付の北海道新聞、「「暫定」維持へ署名要請 網走開建職員 管内十八市町村職員に」。政府の立場を利用したと受け取られかねない協力要請に批判が集まりそうだということです。  ここにファクスがございます。  日ごろは大変お世話にな...全文を見る
○山井委員 大臣、最初そういう事例は知らないと言っていた割には、えらい詳しいじゃないですか。そうしたら、こういう事例があることを知っていられたんじゃないですか。それに、言っていますが、単なる知り合いじゃないんですよ。勤務時間中に管内の十八市町村の職員に送っているんですよ。これはま...全文を見る
○山井委員 いや、これは個別の話だから取り上げているんじゃないんですよ。こういうことがもし全国で行われていたら、これは大変な問題だ、やらせのタウンミーティングみたいなものじゃないですか。これは深刻ですよ。勤務時間中ですから、国民の税金で道路特定財源の維持のための活動をしている、こ...全文を見る
○山井委員 この予算委員会に報告をしていただきたいんですが、いつまでに報告していただけますか。これは、まさに今、審議の最中の一番重要な局面ですから、大体いつまでに報告をしていただけますか。これはすぐわかると思いますよ。
○山井委員 ちょっと委員会室が静かになったのは気のせいでしょうか。  きのうも菅議員から話がありましたが、こういう道路特定財源の維持の活動を万が一、そういう国土交通省が一緒になってやっているということになると、これはとんでもないことになりかねません。  それと、もう一つお伺い...全文を見る
○山井委員 首長全員なわけですから、別に隠さなくても、すべての首長から来ているということだと思いますので、出していただきたいと思っております。  それでは、福田総理にここで一つお伺いしたいと思います。  今のやりとりをお聞きになって、国土交通省の出先機関の職員が、少なくともこ...全文を見る
○山井委員 増田総務大臣にお伺いします。  総務省では、こういう道路特定財源の維持の集会、署名、そういうふうなことを勤務時間中に職員の方がやっておられるということはないですか、総務省では。(発言する者あり)
○山井委員 そうしたら、増田大臣、総務省がこういう道路特定財源の維持の集会や署名に関するアドバイスあるいは指示、そういう相談に乗ったり、そういうふうなことをしたことがないかどうか、これも冬柴大臣と同じように調査していただけますか。そして報告していただけますか。(発言する者あり)
○山井委員 増田大臣、これは大切なことですから、様子を見てじゃなくて、冬柴大臣と同じように、李下に冠を正さずという言葉もありますから、念のため調査して報告してください。増田大臣、もう一度答弁お願いします。
○山井委員 このことは理事会で協議してください。
○山井委員 私、後ろからのやじで信じられないのが、そんなことやって何が悪いんだ、やっていいじゃないかと。国民の税金を使って道路特定財源維持の活動や集会や署名集めをやっていいはずがないじゃないですか。国民の税金じゃないですか。こういうふうに国論を二分しているそういう問題を、何で国民...全文を見る
○山井委員 福田総理、何のために責任を認めて謝罪をされたんですか。これは、ある意味で命のリストですよ。四年前にも、この新聞記事を見て病気に気づいて、そして、インターフェロン治療をして助かった方もおられる。肝炎は、二十年間ぐらい潜伏して、なかなか自覚症状も出にくいんですよ。命がかか...全文を見る
○山井委員 福田総理にお聞きしたいと思います。  これはまさに、救済法をつくるという指示をされたのは福田総理でありまして、それは、一刻も早く多くの方々に感染に気づいてもらって、救済したいという思いからだと思います。にもかかわらず、この新聞折り込みにそのことが全く書かれてないんで...全文を見る
○山井委員 この折り込みを見たら、いつまでたっても責任は認めない、薬害とも認めない、謝りたくない、そして、感染した方もできるだけ気づかないでいてくれた方がありがたい、そういうふうに言わんばかりなわけです。  おまけに、もう一点、指摘だけしておきます。  この折り込みが入った十...全文を見る
○山井委員 これは一月四日にお願いしたんですが、そうしたら、二月中旬までに公表してください。念押しをしておきます。  これは、消えた年金、ねんきん特別便と同じ話なんです。要は、感染者から病院に問い合わせさすだけではだめなんです。今、多くの患者の方々が病院に行っても、忙しいからカ...全文を見る
○山井委員 これは一人一人の命がかかっているわけですから、そして、病院から告知が行ったら一〇〇%その方は今回の救済法の対象になって和解金も出るわけですから、その方の人生が、一生がかかっているわけですから、ぜひともお願いします。  そしてもう一つ、首相官邸で一月十五日に福田総理が...全文を見る
○山井委員 これは、権限があるのは自民党総裁ですので、ぜひとも与党に働きかけていただきたいと思います。
○山井委員 ずるずる協議している間に救える命がどんどん失われていっているんですよ。だから必死になって言っているわけですよ。ぜひともこの国会で成立をさせていただきたいんですよ。  もう一度、もう少し前向きな答弁をお願いします。協議、協議で進まないんですから。だから総裁に頼んでいる...全文を見る
○山井委員 残念ながら一日に百二十人もの方が肝硬変、肝臓がんでお亡くなりになっておられます。これは非常に深刻な、一刻を争う問題です。そういうことについて、私たちは、ずるずるとやっているわけにはまいりません。ある程度のところで期限を切らせていただいて、どうしても与党がそういう人の命...全文を見る
02月13日第169回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○山井委員 これから七十分間にわたり、質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。  それではお伺いをしたいと思いますが、前回の質問の続きとなりますが、ここにありますように、冬柴大臣がおっしゃっておられた署名ですね。「中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率延長等に...全文を見る
○山井委員 冬柴大臣、ちょっと質問を取り違えていられたかと思うんですが、今のは、職員の方が署名集めを、国土交通省がされたという調査について、それの答弁だったわけですね。その答弁で合っていることをちょっと確認したい。
○山井委員 国土交通省の方、ちょっとそこにいないでくださいよ、ずっとは。一たん戻ってくださいよ、そこはあなたの席でないんですから。  それで、私が最初にお聞きしたのは、この千七百人余りの市長、町長、村長さんへの署名の件なんですが、この件について岡田議員が、「この任意団体が行った...全文を見る
○山井委員 これは、今、冬柴大臣もおっしゃいましたが、国土交通大臣あての要望書なわけですから、それは国土交通省の役人が署名集めをしていてはおかしいというふうに思うわけですが、冬柴大臣、いかが思われますか。
○山井委員 これはフォーマットがすべて一緒なんですね。この文書を皆さんのお手元にもお配りしておりますが、この文書を道全協がつくって、これで集めたわけなんですが、では冬柴大臣、この署名集めは、だれが、市長さん、町長さん、村長さんにお願いして、どのように集めたんだと認識をされています...全文を見る
○山井委員 冬柴大臣は、この署名を受け取られて、そのことが暫定税率延長が必要な一つの根拠であるという趣旨の答弁を菅代表代行にされたわけですけれども、ということは、冬柴大臣は、国土交通省の役人さん、つまり冬柴大臣の部下の方がこの署名集めを行ったケースがあるという認識は持っておられま...全文を見る
○山井委員 それで、冬柴大臣、改めてお聞きしますが、もしですけれども、仮にそういう国土交通省の職員さんが署名集めをしているケースがあったとしたら、仮定の話を聞いて恐縮なんですが、どう思われますか。
○山井委員 お手元に二月九日付の朝日新聞の報道がございます。この特定財源維持の署名に六市長が不参加なわけですね。六市長が不参加です。その方々についての取材記事が一面に出ておりました。  その中で、恐らくこれは冬柴大臣のおひざ元だと思いますが、尼崎市の白井市長は次のように語ってお...全文を見る
○山井委員 はい。  白井市長は、「「国交省近畿地方整備局の人が「道路のことで話したい」とやってきて、署名を求められた」と打ち明けた。」こう書いてあるんですね。この報道が正しければ、国土交通省の方が署名集めをされていたということなんですが、このことは、大臣、いかが思われますか。
○山井委員 そうしたら、お聞きしますが、白井市長はだれに署名を求められたわけですか。
○山井委員 署名はされていないんですが、ということは、白井市長は署名の要請も受けていないということですか。署名の要請はだれかから受けたけれども、断ったということですか。
○山井委員 冬柴大臣、それではお聞きしますが、白井市長の件は今お聞きしました。そうしたら、この件に関連して冬柴大臣は、このことは、国土交通省としては白井市長についてはそうでないという見解なんだと思いますが、では、こういうこともあったので、ほかにこういう事例はないのかということは、...全文を見る
○山井委員 冬柴大臣、私はそのことを聞いているんじゃないんですよ。聞いていませんというのはわかるんですが、聞いていないじゃなくて、この白井市長はこういうふうな報道があったけれども、それ以外の、この千七百人を上回る首長さんの署名に国土交通省の職員さんが行かれたというケースがあるのか...全文を見る
○山井委員 大臣、今、調査したとおっしゃいましたが、この千七百名以上の首長さんに対してだれが署名のお願いに行ったのかという調査はされたんですか。
○山井委員 いや、冬柴大臣が調査したところとおっしゃったから私は聞いているのであって、それでは改めてお聞きしますが、白井市長の件ではなくて、この千七百人以上の首長さんの署名に関して、国土交通省の役人さん、職員さんが署名集めに行かれたかどうかという確認は冬柴大臣はされましたか。大臣...全文を見る
○山井委員 私は冬柴大臣に聞いているんですよ、冬柴大臣の認識を。冬柴大臣はそのことを確認はされているんですか、されていないんですか。
○山井委員 ということは、冬柴大臣、ほかの市長、町長、村長さんに国土交通省の役人さんが署名集めに行かれたかどうかは、調査していないんですから、把握はしていないということですね。冬柴大臣、そこのところを確認したいと思います。お願いします、大臣。
○山井委員 冬柴大臣、改めてお聞きします。  首長さんへの署名集めのことを聞いているんです。首長さんへの署名集めを国土交通省の職員の方がされたかどうかというのは把握されているんですか、されていないんですか。
○山井委員 冬柴大臣、二つの署名集めのことがちょっとまざっていますので、繰り返しになりますが、民間団体の、一般の署名集めの話は私はしていませんから。首長さんの署名集めの話をしているんですよ。首長さんへの署名集めを国土交通省の役人さんがやられたケースがあるかないかを把握しているんで...全文を見る
○山井委員 そうしたら、確認しますが、この調査の中には首長さんへの署名のことも含まれているんですね。
○山井委員 私もちょっと不思議に思っておりますのは、複数の首長さんから、国土交通省の職員さんが署名集めに来られたということを私は聞いております。私は聞いております。にもかかわらず、ゼロということですね。(発言する者あり)  それで、私は、今、名前出せというやじも飛んできましたが...全文を見る
○山井委員 ということは、確認します。網走のケースのように、国土交通省の職員が勤務時間中に道路特定財源の署名活動を集めたというケースは、全国でほかにはないという認識ですか、大臣。
○山井委員 それでは、この資料の四ページを見ていただきたいと思います。一体これはどういう調査なんでしょうかね。読み上げます。「質問一 道路特定財源に関して、地方公共団体、関係団体等の活動に対し、職員であることの立場を利用して、指示、干渉を行うなど、圧力を加えたことがあるか。」どう...全文を見る
○山井委員 大臣、もう一回確認します。趣旨は一緒ですか。
○山井委員 ここが問題なんです。趣旨は一緒とおっしゃいましたね。ということは、圧力を加えずに、あるいは国土交通省の役人が圧力を加えたというふうに思わなくて、ただ単純に客観的に勤務時間中に署名集めをした、そういう事例はこの調査の対象になるんですか、ならないんですか、大臣。
○山井委員 私は、網走で実例があったから質問をしているんです。  大臣、改めてお聞きします。ここは大事なところです。圧力をかけた、かけていないの問題ではないんです。客観的に、事実として、勤務時間中に国土交通省の職員が署名集めをやった、圧力ではなくですよ、圧力あるなし関係なく、そ...全文を見る
○山井委員 今の答弁には驚きました。入っているんですか。これで読めますか。「職員であることの立場を利用して、指示、干渉を行うなど、圧力を加えたことがあるか。」圧力を加えたことがあるかという質問になっているじゃないですか。  大臣、私は、こんな調査をしてくれとお願いしていませんよ...全文を見る
○山井委員 冬柴大臣、私には趣旨が違うと読めます。これを読めば、圧力をかけずに普通に署名活動をやったときはこの調査の対象に入らないと読めます。  確認しますが、本当に、圧力をかけずに署名活動をやったケースもこれは対象に入っているんですね、大臣。
○山井委員 大臣、改めてお聞きします。  圧力をかける、かけないは関係なく、勤務時間中に国土交通省の職員が署名集めをやった、そのことはこの調査の対象に含まれるんですね。ここは大事なところですから、大臣。一番大事なところですから答弁してください、大臣。
○山井委員 大臣に改めて聞きます。シンプルな質問です。圧力をかける、かけないは関係なく、勤務時間中に国土交通省の職員が署名集めをやった、そういうケースも今回の調査の対象に入っているんですか。
○山井委員 大臣、大事なところですから、そんなえんきょく的なことを言わずに、そういう圧力をかける、かけないは関係なく、勤務時間中に国土交通省の職員が署名活動をやったというケースは、すべてここに対象に入るということでよろしいですか。大臣。
○山井委員 そうしたら、確認しますが、大臣の認識では、こういう署名活動を勤務時間中にやれば、やった事実としてそれは圧力になり得る、そういう認識ということでよろしいですか。
○山井委員 そうしたら、冬柴大臣に、重ねてでまことに失礼かと思いますが、ぜひともこの調査の聞き方を変えてもう一回やっていただきたいんです。  というのは、普通に読めば、私は、これは、署名活動をやっても圧力をかけたと認識していなかったら回答しなくてよいと理解し得ると思います。人に...全文を見る
○山井委員 網走の事例があったから、私、こう言っているわけで、私、一つ気になるのが、昨年問題になった押しつけ型天下りというものです。  最初、天下りが問題だと民主党が言ったら、いや、押しつけ型天下りの調査をしましょうと、勝手に政府・与党は押しつけ型天下りという新しいカテゴリーを...全文を見る
○山井委員 いや、これは、それでも国土交通大臣に最終的には上がってきている署名なんで、それで感想をお聞きしたわけです。こういうふうに青森県の職員が署名用紙を集めたというケースがあります。  その次のページ、十一ページを見ていただけますか。  これは、勤務時間中に、栃木県の高根...全文を見る
○山井委員 その任命権者において適切に判断するということですが、それでは、増田総務大臣としては別に問題だとは思わないということですか。今の答弁、ちょっと驚きましたが。こういうことを公務として、ノルマを与えて地方自治体の職員というのはやっても構わないんですか。
○山井委員 いや、総務大臣の見解をお聞きしているんです。総務大臣は、このような行為が妥当で問題ないと思うのか、問題だと思うのか。大臣。
○山井委員 いや、私は驚きました。総務大臣がそういう見解しかおっしゃらないわけですか。勤務時間中に、県が市町村に対してノルマを課して公文書で道路特定財源維持の署名集めをさせる、そのことに対して、問題があるとも何とも総務大臣はおっしゃらないんですか。  これは国民の税金で雇われて...全文を見る
○山井委員 ここで今、青森県の土木整備部が各部局に署名を配って集めた、そして栃木県が公文書でノルマを与えたということなんですが、冬柴大臣、ここで私が気になるのは、この青森県の土木整備部長は国土交通省から出向されているんですね。そして、栃木県の土木整備部長も国土交通省から出向されて...全文を見る
○山井委員 今回、民主党が調査したところによりますと、ここに資料がありますが、四十七都道府県のうち二十八県の土木整備部などに国土交通省が出向者を出しているということであります。  私はこの議論で非常に気になりますのは、こういう、首長に対して国土交通省の役人さんが署名集めをしに行...全文を見る
○山井委員 実は、私も何人かの首長さんに聞いてみたら、だれが署名集めに来られましたかと聞いたら、記憶にないとおっしゃる方も何人もおられるんですよね。何かこの質問になると、急に記憶にない。十一月の五日、六日、七日というほんの三カ月ほど前の話ですが、言葉を濁されるケース、あるいは、先...全文を見る
○山井委員 その道全協の事務局長は元建設省のお役人さんであるわけです。  それで、冬柴大臣、そういう趣旨であれば、今おっしゃったような趣旨であれば、この千七百名余りの署名集めを、繰り返しになりますが、万が一、国土交通省の役人さんや都道府県の土木整備部なりがお願いに行くということ...全文を見る
○山井委員 冬柴大臣、私の質問に答えてください。そういう、この署名集めが自主的だということをおっしゃるんならば、国土交通省の役人さんや都道府県の土木整備部などが署名集めに行くというのは、趣旨は違うというふうに大臣としては認識されていますか。大臣、大臣。
○山井委員 いや、調査とは全然違います。大臣、今は県の話を言っている。都道府県が首長に、首長への署名集めに行くということも、今の答弁の趣旨からいくとふさわしくないということになりますが、そういう趣旨でよろしいですか。冬柴大臣。
○山井委員 非常に答弁を嫌がっておられますが、これは、都道府県の土木整備部から署名を依頼されたという数も私もたくさん聞いております。そして、本当は一般財源が賛成だけれども、やはり国土交通省の役人が来たら署名をせざるを得ないという声も聞いたこともございます。やはり県の土木整備部が来...全文を見る
○山井委員 この道路特定財源の問題は、また引き続き議論をしたいと思いますが、今後、どういうふうな声がまたいろいろな地域から出てくるのか、そのことをまた取り上げて質問をさせていただきたいと思います。  そこで、舛添大臣、大変長らくお待たせいたしましたが、千四百三十万件の年金記録と...全文を見る
○山井委員 今、社会保険庁がちゃんとチェックしているということですが、なぜこれは八日間も働かせたんですか。その日にチェックしていたら、その日に間違いは見つかるんじゃないですか。毎日チェックはしていないんですか。
○山井委員 五、六十人も入って作業をやっていて、誤りが発見されるのが八日、十日後というのは、どう考えても余りにもチェックがずさんだとしか言いようがない。私も、実際このバイトをされた方から話を聞いたことがございますが、チェックは非常にずさんだったという証言も得ております。  忘れ...全文を見る
○山井委員 そうしたら、これはもちろんプライバシーの問題がありますので、その部分は隠してで結構ですから、この誓約書をすべて見せていただきたいと思います。  問題は、二十二ページでありますが、守秘義務の誓約書のみならず、この社保庁と派遣労働者との契約書の中に十八条というのがありま...全文を見る
○山井委員 これも、確認誓約書を書いていないんじゃないか、そういう声がありますから、ぜひ出してください。  ところで、その現場の視察にお台場に行きたいんですが、今現場ではどのような作業をされていますか。書道家などが登場していると聞いているんですが、そのこと。
○山井委員 書道家でないと読めないというのはかなり大変なんですが、何人書道家が、一カ月、二カ月、何カ月ぐらいで作業をされていて、何万件ぐらいを書道家の方々が解読されているんですか。
○山井委員 これは一日三十名から九十名、それで二カ月以上ずっとやっているということは相当の数に上ると思うんですが、そういう解読不可能なのはどれぐらいの件数あるんですか。
○山井委員 これは私の二十三ページの資料になりますが、まさにこの千四百三十万件は、三月末までではなくて、ここの資料にありますように、四月、五月に千四百三十万件の名寄せと通知ということになるわけです。  しかし、私がきょうの質問で申し上げたかったのは、そういう中国人の派遣労働者の...全文を見る
○山井委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
02月18日第169回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○山井委員 これから七十五分にわたって質問をさせていただきます。  まず冒頭に、鳩山法務大臣にお伺いしたいと思います。  先日、ホテルが日教組の集会をキャンセルした。これは、高裁の判決にも従わなかったということで非常に大きな問題となりまして、新聞各紙のすべての社説が非常に厳し...全文を見る
○山井委員 本当に、これは法治国家にあるまじき深刻な大問題であると思います。  そこで、舛添大臣にもお伺いしたいと思います。  これは、会場がキャンセルされただけではなくて、百九十余りの客室も、宿泊予定だった客室も一方的にキャンセルをされた。これは、旅館業法違反にも当たるので...全文を見る
○山井委員 こういうことは本当に二度とあってはならないと思います。  それでは、法務大臣、もう結構でございます。ありがとうございます。  次に、道路特定財源についてのお話に入りたいと思います。  冬柴大臣、先日も長時間質問に答えていただきまして、ありがとうございます。ちょっ...全文を見る
○山井委員 今、無条件に、圧力あるなしなく、勤務時間中に署名依頼、署名活動をされたということを調査してくださると約束してくださいました。  それで少し確認なんですが、前回の答弁でも、五ページ、「確認しますが、この調査の中には首長さんへの署名のことも含まれているんですね。」という...全文を見る
○山井委員 冬柴大臣、そうしたら、その調査もやってくださるということでよろしいですか。一応答弁をお願いします。
○山井委員 ありがとうございます。  それで、実はこの調査に、先日も申し上げましたように、四十七の都道府県の中で二十八の都道府県が、土木整備部部長とか都道府県の担当者が国交省からの出向になっておりますので、その方々についても調査を含めるということでよろしいでしょうか。
○山井委員 そこは私も問題あると思いますが、冬柴大臣、それでは、予算委員会もこれはかなり審議も進んできておりますので、早急にこれはやっていただきたいんですが。というのは、私は一月二十九日に調査を要望したわけですけれども、残念ながら、それと違う調査が行われたわけですので、ちょっと早...全文を見る
○山井委員 これになぜ私がこれだけこだわるかといいますと、先日も申し上げましたように、国土交通省の職員の方々が首長さんのところに署名の依頼に行かれたという話を私は聞いたこともございます。そういうことがございまして、万が一それが事実であれば、やはり、大臣あての暫定税率維持の要望書を...全文を見る
○山井委員 そうしたら、改めて確認しますが、ファクスを使ったこと、メールを使った、パソコンを使ったとか、そういうのを使っていなくても、勤務時間中にそういう活動をするというのは問題だという認識でよろしいですか。
○山井委員 何度も質問するのは本当に申しわけないんですが、前回質問したのと違った調査をされたので、ちょっと念のために確認したいんです。  ですから、今回は、いろいろな条件をつけずに、勤務時間中に署名活動や署名の依頼を地方自治体の職員や首長の方々にされたことがあるか否か、こういう...全文を見る
○山井委員 ありがとうございます。(発言する者あり)
○山井委員 それで、これは何が問題かといいますと、圧力をかけたかかけていないかという議論ではなくて、前回も質問させていただいたんですが、やはり勤務中に、例えば県の職員の方あるいは国交省の職員の方が、箇所づけとかそういうことに関連しておられる方々が、市町村の職員あるいは首長の方々に...全文を見る
○山井委員 それで、私、前回の質疑で非常にびっくりしまして、繰り返しになりますが、前日のレクで担当者から聞いたことと大臣の答弁がなぜ百八十度違うのか。  それで、大臣、網走の事例が調査に入っていないということをお知りになったのはいつですか。いや、大臣に聞いている。というのは、前...全文を見る
○山井委員 いや、でも大臣、これは重要な部分だと思うんですよ。  私は一月二十九日に網走の例を挙げて、同様の事例がないか調査をしてくれということを要望して、大臣が調査しますということをおっしゃって、部下の方に指示をされたのに、なぜその網走の事例が調査対象にならないような調査を部...全文を見る
○山井委員 ちょっと、関係ないことを答えないでほしいんですよ。  大臣は、網走のケースが調査対象になるような調査を指示されたんですか。それが一番肝心なことですから。
○山井委員 前回も申し上げましたが、天下りの問題を昨年民主党が国会で取り上げたときにも、役所の方は押しつけ型天下りというものを勝手に新たに考え出して、それはゼロであるという最初答弁をして、一カ月後には押しつけ型を取って、ただ単にそういう民間に就職した人を紹介したケースはというと、...全文を見る
○山井委員 北海道のケースとともに、ですから、議事録で、先日申し上げましたように、首長への署名活動も入っているということを冬柴大臣、前回もおっしゃっていられます。これは首長に対する道路特定財源関係の署名依頼ですから、確認ですが、この署名活動に関しても今回の調査対象に入っているんで...全文を見る
○山井委員 失われた二週間といいますが、本当に、一月二十九日に要望したことがなぜこれだけ時間がかかるのか。そしておまけに、大臣自身が、当然網走の事例なんだから網走のケースも含まれた調査をやっていると、大臣も当然と思っていたにもかかわらず、巧妙に、圧力を加えたことがあるのかという文...全文を見る
○山井委員 昨年の参議院選挙前に自民党が配られたビラには、五千万口は消えたのではありません、政府・与党は今後一年間ですべての統合を完了させますということを、ビラ、ホームページで約束しているわけですね。これは六月の末ですから、またことしの六月末が来ると一年になるんですけれども。それ...全文を見る
○山井委員 結局、めどは全くなしということですね。今の答弁を聞いていたら、具体的なめどは全くないじゃないですか。一〇%になるのか二〇%になるのかも、さっぱりわからないんですか。そういうことでは、本当にこれは国民にうそをついたことになりますよ。自民党のビラにも一年以内にすべて統合と...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、それでは余りにも不親切過ぎますよ。一度来た人、一度電話した人に本来なら答えを教えるべきだったんじゃないんですか。民主党はそれを最初から、一年前から長妻議員とかが言っていたじゃないですか。それをせずに、ヒントだけ、クイズみたいにして、多くの人が記録と結びつかず...全文を見る
○山井委員 早急に対応したいということですが、これは本当に深刻な問題なんですよ。それでもうあきらめてしまったら、その方の年金が十万円なり百万円なりもらえないまま終わってしまうんですから、一月二十五日までに行ったばっかりに。  そこで、早急にとおっしゃいましたが、やはり一月二十五...全文を見る
○山井委員 これは、舛添大臣、引き続き質問しますが、ぜひ早急にやっていただきたいと思います。  繰り返しになりますが、社保庁のミスで統合できなかったわけですからね。本来一回来た人なわけですから。  そこで、もう一つ、訂正はがきの問題が深刻なんですが、配付資料のカラーのページに...全文を見る
○山井委員 確認しますが、そうしたら、今のは重要な答弁ですから、訂正なしと来たはがきに関しては、ここに実物がありますけれども、この確認はがきというものですね。確認はがき、訂正がない、こう来た方々には電話で確認をするということでよろしいですか、大臣。
○山井委員 いや大臣、明らかに違うかどうかは本人が確認しないとわからないわけですから、可能性が高い人だけ電話するという主観的なことでは困るわけですよ。わからないから特別便を送っているわけですからね。省庁がわかっていたら送る必要ないわけですから。  ですから、訂正ないと返ってきた...全文を見る
○山井委員 そうしたら、これは確認ですが、訂正がないと送った人でも後で訂正した人が今かなり続出しているわけですから、電話で確認するということでよろしいですね。ちょっとこれは大事なところなので、もう一回確認します。
○山井委員 いや、ちょっと待ってください。既に指示を出しておりますって、指示が出ていないから私は質問しているのであって、そういう方針で指示を出すんですね。もう一回それを答弁してください。
○山井委員 電話をしていただくというふうに理解をしたいと思います。  ところが、そこで問題は、電話をするにしても電話番号がわからないというケースが約半数なんですよ。  そこで、舛添大臣に提案したいんですが、ここに、確認はがきのところに電話番号の欄をつくるべきだと思うんです。最...全文を見る
○山井委員 私の部屋にも四百人ぐらいの方々から電話、ファクス、メール、手紙が来て、本当に困っておられる方が多いんですよね。これはやはり、ある意味では与野党を超えて、一人でも多くの人の記録が戻るように、本当に、細かいことでも親切にやっていく必要があると思うんです。  それで、一番...全文を見る
○山井委員 民主党は、もう一年近く前から、こういう答えを送るべきだ、そうしないとわからないんだということを言い続けてきているわけですよ。だから、これは今おっしゃったけれども九%で、それでもまだ九%じゃないですか。本来、八割、九割ぐらいがヒットするであろうということでやっているわけ...全文を見る
○山井委員 本当は、これは民主党だけですぐにでも行きたいわけですが。  時間に限りがありますので、次に薬害肝炎のことにいきたいと思います。  先週末、NHK佐賀の報道を見ておりまして、非常に私は驚きました。といいますのは、どういうことかというと、その開業医の方は四十五人に投与...全文を見る
○山井委員 そうしましたら、三千六百三十二人の方々を含めてフィブリノゲンを投与した方に関しては、感染されているかどうか、肝炎か、肝硬変か、肝がんか調査をするということで、今うなずいてくださっております。  そこで大事なのは、これは感染しておられたら、当然、先日議員立法で成立した...全文を見る
○山井委員 それと、深刻なのは、この三十七ページの表にもありますように、投与後に千七百十一人の方が既にお亡くなりになっているんです、千七百十一人。この方々が、問題は、肝炎が原因で亡くなったのか、そうでないのかというのが非常に重要なんですが、当然この調査もしないとだめだと思います。...全文を見る
○山井委員 これは、二十八万本投与されたにもかかわらず、まだ相手が一万人弱しか特定されていないということで、まだまだ十分ではないわけです。  NHK佐賀の報道によると、佐賀県は、二〇〇四年のときには、カルテなどが残っているというのは一病院しかなかったんです。それが、今回再調査し...全文を見る
○山井委員 きょうは、実は、薬害肝炎の原告の方々も何人か傍聴に来てくださっておりますが、私は、本当にこの四一八リストの問題にしても今回の問題にしても、なぜ厚生労働省はそんな命の問題に対して鈍感なのか、それがわからないんですよ。カルテのあるなしで命がかかっているんですよ、それが見つ...全文を見る
○山井委員 今の舛添大臣の答弁は、極めて当然の答弁だと思います。問題は、今までその答弁を政府がしてこなかったことなんですよ。過去数年間、民主党が医師が不足しているのではないかと何度言っても、そう答弁してこなかったわけですよ。例えば、平成十八年三月十五日、当時の川崎厚生労働大臣は、...全文を見る
○山井委員 本当に残念でなりません。過去数年間ずっと民主党が医師不足、医師不足と言ってきたのに、今までから否定し続けてきた。まさに遅過ぎますよ。現場のお医者さん、地域の患者さん、泣いていますよ、医師不足で。にもかかわらず、先週まで正式には政府はそれを認めなかった。余りにも現状認識...全文を見る
○山井委員 私はぜひ財政的な支援、カルテ検索、告知のためにかかる費用というのはやはり国が負担する、それぐらいのことをすべきだと思っております。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
02月26日第169回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○山井委員 民主党の山井和則でございます。  これから三十分間にわたりまして、消えた年金問題等年金問題について、福田総理、舛添大臣に質問をさせていただきたいと思います。  現在、ねんきん特別便が約三百万通、受給者の方を中心に送られております。それで、これから残り七百万通も、ね...全文を見る
○山井委員 福田総理、もう一度大事なことを確認したいんです。今国民が一番関心を持っているのは、この必ず早期に解決をするというここなんですよね。必ず早期に解決をするということが政府・与党の基本方針、七月五日で述べられているわけです。必ず早期に解決をするということでよろしいですか。こ...全文を見る
○山井委員 福田総理、今の表現、まさにおっしゃったように、微妙にこの表現から後退しているんですね。七月五日の基本方針では、必ず早期に解決をし、最後の一人までチェックをして正しい年金をきちんとお支払いしますということを出しているわけです。  だから、改めて申し上げますが、この方針...全文を見る
○山井委員 改めて確認します。この文章は福田総理の公約として受け取っていいということですね。
○山井委員 ぜひ、この早期に解決ということを実行していただきたいと思います。  それでは、舛添大臣にお伺いします。  ここで、では、この早期解決、最後のお一人までお支払いするというのがどれだけ進んでいるかということが問題であります。舛添大臣、五千万件のうち、現時点で何万件、ほ...全文を見る
○山井委員 そこが問題なわけであります。  今大臣がおっしゃったように、六月からの相談において三百八十五万件、七・六%、統合がされた。  しかし、問題は、このフリップにありますように、ねんきん特別便を送っているわけですが、その中で、二月七日現在で百二十八万件送っても、訂正あり...全文を見る
○山井委員 これは非常に深刻な問題で、福田総理、未回答が五七%もおられるんですよ、これで年金がふえるであろうという可能性が非常に高いにもかかわらず。その最大の理由は、今、舛添大臣もお認めになりましたように、非常に不親切なんですね。そして、改善されたといっても、注意喚起文といって、...全文を見る
○山井委員 これを本当にお役所仕事というんですよ。  我が党は、これを九カ月前から指摘しているんですよ。例えば、五月三十一日、衆議院本会議で長妻議員は、「五千万件の記録で名前と生年月日と性別が同じものを取り出して、そしてシノダさんならシノダさんに、これはあなた様の記録ですか、こ...全文を見る
○山井委員 今、社会保険事務所に一時間前に確認したら、これでやっていますと言っていますよ。どう言っているかというと、相談マニュアルは今でもそのまま使っている、特段支障があったという報告はないというふうに回答しているわけですよ。  そして、もう一点……(発言する者あり)常識的に考...全文を見る
○山井委員 そういう感覚がずれていると私は言うんですよ。「懲りない面々」、「なめんなよ」、「同情するならカネをくれ」、何でこんなことをマニュアルに入れるんですか。どれだけ年金記録が消えた人が苦しんでいるか、わかっているんですか。多くのお年寄りの方々からも悲痛な叫びの相談、手元にい...全文を見る
○山井委員 私がなぜこんな問題を取り上げているかというと、こういうところに、まさに国民の目線に立っていない、被害者の痛みがわかっていない社保庁の体質、そして政府・与党の体質がにじみ出ているんですよ。こういう感覚がわからないんです。  それで、舛添大臣の答弁に私はショックを受けま...全文を見る
○山井委員 最低保障年金はもう税方式化して、年金を一元化するしかないという民主党の考え方についていかが思われますか。
○山井委員 未納対策を講じて年々下がっているから言っているんじゃないですか。今年度もまた下がっていますよ、今。そういう危機感がないから年金不信が高まるんです。  それで、最後に福田総理に、ちょっと別の、介護のことでお伺いしたいと思います。  先ほども議論になりましたが、介護職...全文を見る
○山井委員 年金保険料流用禁止法案もそうですが、年金保険料を年金給付以外に使わないという、一番国民の切実な願いの法案も、衆議院の厚生労働委員会で審議を与党がこれ以上拒否して、採決も拒否しているじゃないですか。そういう姿勢が、やはり国民は、福田総理は話し合いとか言っている割には、全...全文を見る
○山井委員 内容を見てじゃないでしょう。悪い法案だったら審議を拒否するんですか。自民党に不利な法案だったら審議を拒否するんですか。それは国会のあり方じゃないでしょう。ですから、それを整々と審議するのが国会じゃないんですか。  今のままだと、ねんきん特別便も送るだけ送って、統合は...全文を見る
03月26日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○山井委員 これから三十五分間にわたって質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いをいたします。  今の内山議員の質問の中でも触れておられましたが、我が党は、一年前から、さかのぼれば五月三十一日の長妻議員の本会議の席においても、ヒントを入れて送らなければ意味がないということ...全文を見る
○山井委員 そうしたら、この公約を守っているということですか。確認します。
○山井委員 二ページの安倍総理の七月五日の決意の中で、「必ず早期に解決をし、最後の一人までチェックして」と書いてあります。「必ず早期に解決」となっております。公約を守っているとおっしゃるならば、早期に解決、いつまでに解決するんですか。
○山井委員 もう一度お聞きします。早期に解決、いつまでに解決するんですか。
○山井委員 工程表に書いてある主なことは、ねんきん特別便を送るということなんですよ。私が問題を指摘しているのは、送っても持ち主が特定できるのは余りにも少ないじゃないですかということなんですよ。  舛添大臣、国民の方々は送るだけでは満足しないんですよ。本来の持ち主が特定されて、正...全文を見る
○山井委員 とにかく確認します。千三十万人、ねんきん特別便を送った人のうちで正しい年金を既にもらわれたと確認した人はゼロですか。
○山井委員 だから、私はそこを言っているんですよ。国民が求めている解決は、正しい年金をもらえることなわけですよ。この名寄せをして可能性が高いと言われている人も、まだ一人たりとも正しい年金を受け取っていないじゃないですか。それで公約達成じゃないでしょう。  そして、もう一つ申し上...全文を見る
○山井委員 ですから、改めて申し上げますが、送ったらいいとか、そういうことじゃないんですよ。  そして、私のところにも何件も苦情が来ています。年金が見つかったといっても、いつ年金をもらえるんですかと言ったら一年かかりますと言われていると。ですから、この四ページにありますように、...全文を見る
○山井委員 今のは非常に重要な発言です。持ち主が特定されて年金給付に結びつくと確定したのが四百十七万件。  資料の六ページを見てください。この一番上の四百十七万件ですね。そして、厚生労働大臣がおっしゃる、結びつかないということが明らかに、私たちはそうは思っていませんが、少なくと...全文を見る
○山井委員 そうしましたら、この1、2の千六十五万件が解明が終わったということですか。それでいいんですか。
○山井委員 舛添大臣、多分わかって答弁をされているんでしょうけれども、わざとごまかさないでください。  国民が関心を持っているのは、解決済みと未解決なんですよ。何がややこしいかというと、この間社保庁は、解明済みと言いながら、未解決の件数をそこに入れているから話がややこしいんです...全文を見る
○山井委員 大臣もわかっておっしゃっているんでしょうけれども、大臣の仕事は解明じゃないんですよ、解決なんですよ。つまり、最後の一人、一円まで確実にやると言っているじゃないですか。解明しても持ち主が特定されなかったら、解決にはならないんですよ。  ですから、この私の資料にも書いた...全文を見る
○山井委員 ですから、私が聞いているのは、訂正なしの中で一対二対応とかの可能性の低い人も、そして、未回答の人でもかなり記録が確からしい人はいるわけでしょう。今回送っている人は、八割、九割方はヒットすると言われているわけですよね、記録に当たると。うなずいておられますが。  という...全文を見る
○山井委員 改めて大臣にお伺いしますが、明らかに逃げの答弁なんですよ。  私が聞いているのは、優先順位の話じゃないんです。最後の一人まで、最後の一円まで確実にやると公約で大臣がおっしゃった以上は、いつの時期かは別として、最後には未回答の人にも訂正なしの人にも全員に戸別訪問か電話...全文を見る
○山井委員 検討じゃないんですよ。最後の一人まで、最後の一円までと公約として既に言っているんですよ。だから、公約として最後の一人まで、一円までとおっしゃったから、少なくとも名寄せでヒットした可能性の高い人たち一千万人には、連絡がなくても最終的には電話か戸別訪問をするんでしょうとい...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、だから、一対一対応の確率の高い人には年金記録を印刷して送るようにということを十カ月前から言っているんですよ。そうすれば、戸別訪問なんかは少なくて済むんですよ。電話も少なくて済むんですよ。すごく効率的じゃないですか。お金もかからないんですよ。手間もかからないん...全文を見る
○山井委員 舛添大臣は御存じないでしょうけれども、実は一年前からこの議論をこの委員会でやっているんですよ。一年前から、ヒントを入れて送るべきだという議論をやっているんですよ。そのたびに検討、検討と言って、やらなくて、大失敗して、お金と労力とを無駄遣いして、その繰り返しなんですよ。...全文を見る
○山井委員 はい、終わります。  大臣の考えは絶対におかしい。協力じゃないんですよ。消えた年金問題に関しては、社保庁が加害者で、受給者は被害者なんですよ。にもかかわらず、被害者からお金を出せというのはおかしい。  最後になりますが、ぜひこういうことも含めて、公約問題について年...全文を見る
○山井委員 以上で終わらせていただきます。
04月11日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○山井議員 井上議員、御質問ありがとうございます。  言いたいことは多々ありますが、絞ってお答えします。  井上議員の今の質問、矛盾があるように思います。冒頭で、どれだけ今の介護労働者が厳しい状況に置かれているか、何とかせねばならないということを前半で言いながら、後半では、そ...全文を見る
○山井議員 委員長の質問に答えていいんですね、井上議員。  先ほど言いましたように、これは優先順位です。ですから、介護職員の待遇改善の次は障害者の現場の待遇改善もしたい。そしてまた、私たちが今出している最低賃金を千円に引き上げるそういう法案も私たちは通していきたい。順番にやって...全文を見る
○山井議員 井上議員、御質問ありがとうございます。  平成十九年度補正予算において見込んだ額に比べ、政府の介護給付費に関する国庫負担の額は、実績額が約九百億円、具体的には八百九十一億円、昨年度の介護給付費の国庫負担は余ったわけであります。そして、平成十八年度も四百九十七億円余っ...全文を見る
○山井議員 松本議員、御質問ありがとうございます。  私も、松本議員の質問の趣旨に半分は賛同するところが本当にございます。実は、民主党の中でこの法案を半年間議論する中でも、今松本議員が御指摘になったような論点が大きなポイントとなっておりました。  介護保険の原則というのは、公...全文を見る
○山井議員 松本委員、御質問ありがとうございます。  まず、この九百億円というのは、介護報酬を三%上げる、そして全国で常勤換算で七、八十万人の常勤職員がいる、それで約半数の介護事業者がこの認定事業所になれる、そういう平均額を基準として考えております。それで、千八百億の半分で九百...全文を見る
○山井議員 松本議員、御質問ありがとうございます。  まず最初にお答えしますが、最初に言いましたように、六兆円の介護保険、そして三%介護報酬をアップする、それでほぼ千八百億円、その半数の事業所ということで九百億円、そしてそれを約七、八十万人の常勤換算の介護職員で割ると月給として...全文を見る
○山井議員 松本議員にお答えします。  松本議員のおっしゃる趣旨はよくわかります。いかに限られた財源、国民の皆様方から九百億円をもらう以上は、それが本当に一番困っている現場の介護職員の賃金引き上げにつながらないと、これは意味がないわけでございます。そういう意味では、都道府県ある...全文を見る
○山井議員 ですから、対案をぜひ出していただきたいと思っております。  以上です。
○山井議員 福島議員、御質問ありがとうございます。  来年四月に介護報酬を引き上げるかどうか、これは恐らく年末ぐらいに議論をするのであろうと思います。そのことの担保は、今、この厚生労働委員会では、するのはなかなか難しいと思っております。  こういうねじれ国会でありますが、やは...全文を見る
○山井議員 福島委員、御質問ありがとうございます。  抜本改革は、今おっしゃった年齢拡大ということを必ずしも意味しておりません。  今、党内で議論をしておりますが、先ほど園田議員からも答弁がありましたように、やはり今の構造では介護職員の賃金になかなかお金が行きづらい。やはり制...全文を見る
○山井議員 福島議員、御質問ありがとうございます。  そういうしっかりとした抜本改革の議論、もちろんしていかねばならないと思います。その抜本改革の中でどういう議論をしているのか、党としてもまだ確定的なことはもちろん決まっておりませんので言えませんが、例えばどういう議論をしている...全文を見る
○山井議員 岡本議員にお答えをいたします。  きょうも議論の中で、来年の介護報酬時に検討するという話が厚生労働省の方からもございました。それまでに実態調査をするという話でした。  しかし、午前の審議でも明らかなように、もう実態は明らかなんです。介護職員の賃金は本当に低くて、多...全文を見る
○山井委員 四十分間、質問の時間をいただきまして、まことにありがとうございます。  言うまでもなく、舛添厚生労働大臣も、介護問題をライフワークとされて政治家を志されたというふうにお聞きしております。まさに舛添大臣の一番の関心分野でありますので、ぜひとも前向きな答弁をお願いしたい...全文を見る
○山井委員 舛添大臣に確認いたしますが、厚生労働大臣というのは、当然、厚生労働省を代表する立場でございます。今の、来年度、介護報酬を上げるということは、個人ではなくて、厚生労働省の見解ということでよろしいですか。
○山井委員 気になるのが、もちろん先のことはわかりませんが、恐らく山場は十二月ぐらいの議論になろうかと思いますが、そのときには舛添大臣が大臣でない可能性も当然高いわけでありまして、舛添大臣は言ったと、それで、大臣がかわって、ああ、前任者はそうおっしゃっていましたね、でも、あれは前...全文を見る
○山井委員 省としてという言葉が出ました。これは、与党とはこういう話はされておられますか。
○山井委員 このことに限ってではないんですが、舛添大臣の発言で少し気になるのが、今回の件も「介護報酬引き上げ」と新聞に出たので、これは一年先なのにすごいことをおっしゃったなということで、与党の議員に聞きましたら、いや、全く聞いていないし、議論もしていない、大臣が勝手に言っているん...全文を見る
○山井委員 私は、舛添大臣は思い切った発言をすべきでないと言っているのでは決してございません。ただ、非常に大臣の発言というのは重いわけですから、ぜひとも、言った以上は、厚生労働省としても、あるいは与党としても党を挙げて待遇改善のために取り組んでいただきたいということであります。 ...全文を見る
○山井委員 政府はいつも、民主党の法案に対しては、何か議員立法を出すと、公平性が担保されないと。がん対策法のときも、なぜがんだけなのかということをおっしゃった。この場で一昨年、私が、肝炎患者への医療費助成をしたときも、なぜ肝炎だけなのか、ほかの難病の方に比べて不公平だということを...全文を見る
○山井委員 はい、六ページです。「先ほど申し上げたような私が見せていただいたサービスというのはまさにそのとおりでありますから、何も変化するものではない、こういうことでございます。」と。しつこく私は聞いています。「国会審議の中で私が大臣にホームヘルプの現状を見てきてくれとお願いした...全文を見る
○山井委員 私が問題にしているのは、国会の審議、そして確認答弁というのは非常に重いものだということです。それはお年寄りの症状がどうだとか、それだったらわからないと答弁しておいたらいいんですよ。それを、変化しませんという答弁をしたわけですよね。確認答弁の中でも、ごく一部の不適切なケ...全文を見る
○山井委員 二言目にはケアマネ、ケアマネとおっしゃるんですが、これはまさにそういう議論をするとわかりにくくなるから、二人の具体的なところを訪問されたわけですよ。当時も、ではすべてケアマネの責任になるのかという議論になるから、では具体的にということを言ったわけです。  そこで、大...全文を見る
○山井委員 この介護予防によってどれだけのサービスがカットされたのか、そのことはぜひ把握をして教えていただきたいと思っております。そのときに、いつも厚労省は、ケアマネの判断だ、あるいは認定が軽くなったからだということをおっしゃっていますが、そういう言いわけは、現場の人たちに対して...全文を見る
○山井委員 それももう昨年十二月では遅過ぎるわけですよ。二〇〇五年の改正の当初から大問題だと言って指摘して、それに対して全然きっちりできなかったわけですよ、厚生労働省が。それで、昨年の十二月にそういう要件を出したわけですけれども、現場も全然徹底されていません。だから、私は二〇〇五...全文を見る
○山井委員 時間が来たので終わらせていただきますが、いろいろサービスがカットされた事例で、ケアマネさんが悲鳴を上げて市町村に行く。そうしたら、都道府県に言ってくれと。都道府県は厚労省に聞いてくれと。私も厚労省に言ったら、ケアマネが悪いと。いつもケアマネ、ケアマネと言われて、サービ...全文を見る
○山井議員 高橋議員、御質問ありがとうございます。また、我が党の法案に賛意を表していただきまして、ありがとうございます。  私は、今の人材不足は、大きく分けて二つ原因があると思います。一つは改正介護保険制度の問題、そしてもう一つが、やはり介護報酬の二回連続の引き下げであると思っ...全文を見る
04月18日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○山井議員 井澤議員、御質問ありがとうございます。お答え申し上げます。  井澤議員の質問の中にも書いてございましたが、なぜ約半数の認定事業所だけに三%加算をするか、そのことに関しては、大きく分けて二つ理由がございます。  一つは、言うまでもなく、この法案の趣旨であります。趣旨...全文を見る
○山井議員 はい。  少ないのでもう募集が停止になる。これは本当に緊急事態だと思っております。その意味で、緊急性にかんがみて、このような法案を出しました。
○山井議員 井澤議員、御質問ありがとうございます。御質問にお答えしたいと思います。  この民主党の法案では、加算介護報酬を受け取った事業所は、毎事業年度終了後、当該事業年度に介護労働者に対して支払った賃金の認定事業所における平均額を算出し、都道府県知事または市区町村長に報告しな...全文を見る
○山井議員 井澤議員の御質問にお答えしたいと思います。  これは、では、例えばこの第十五条を義務規定にして、必ず賃金を引き上げねばならないというふうにした方がいいのかどうかということなんですね。そうしますと、先ほども言いましたように、国の法律で民間の、例えば企業や非営利法人の賃...全文を見る
○山井議員 木原委員にお答えをいたします。  木原委員も冒頭おっしゃいましたように、賃金の引き上げを早急にせねばならないという思いは同じだと思っております。その中で持続可能性、またその財源の問題をどう手当てするかがポイントなんだと思っております。  今お伺いの半数の件ですが、...全文を見る
○山井議員 木原議員、御質問ありがとうございます。お答えさせていただきます。  一〇〇%の事業所が賃金を引き上げると言って、そして九百億じゃなくて千八百億になる、私はそれはちょっと極端な事例じゃないかなと思っております。もしそうだとしたら、確かに財源は、五〇%より予想外に六〇%...全文を見る
○山井議員 木原議員の御質問にお答えしたいと思います。  まず最初に、先ほどおっしゃった、半数以上の既に賃金が高いところは簡単にというか、認定が取れて、九百億円が無駄になるんじゃないかということなんですが、確かにそういう議論も一方ではあると思うんですが、ぜひ木原議員に考えていた...全文を見る
○山井議員 古屋議員の御質問にお答えをいたします。  公明党は、福祉に非常に熱心な政党であると敬意を表しておりますし、その中で、きょういろいろ議論されておられました古屋議員の御主張には、介護職員の待遇を改善せねばならないということで、かなり重なるところは正直言ってございます。た...全文を見る
○山井議員 岡本議員にお答えをいたします。三点お答えしたいと思います。  まず、拙速ということの批判に対してですが、私は、与党の議員の方が拙速とおっしゃったのは非常にショックを受けております。というのは、もう介護現場は本当に待ったなしなんですね。介護養成学校も定員が減らされたり...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○山井分科員 本日は、三十分間の質問時間をいただきまして、ありがとうございます。半分ぐらいを文部科学省所管、そして少し、厚生労働省の後期高齢者医療制度、そして肝炎問題についても質問をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いをいたします。  それでは、早速、私の地元の課...全文を見る
○山井分科員 今大臣からも、恐らく指定されると思うけれどもということをおっしゃっていただきましたが、まさに、ぜひとも一日も早く指定をしていただいて、それを核に、まちづくりにつなげて、本当に全国の方々に、この宇治に観光そして昔のロマンを求めてお越しいただきたいと思っております。 ...全文を見る
○山井分科員 地元としては首を長くして待っておりまして、まさにその指定を前提にまちづくりにつなげていきたいと思います。  そうしたら、確認ですが、要は、今のお話を私なりにまとめさせていただきますと、十二月に申請をすれば、その審議会の四月と十月にあるうちの四月にかかって、それで、...全文を見る
○山井分科員 それでは、続きまして、もう一つ、私の地元の木津川市の恭仁京の保存についてお伺いしたいと思います。  平城京から現在の木津川市に移された、かつては幻の都と言われたこの恭仁京は、昭和三十二年に史跡指定以来、発掘が進み、平成十九年二月には恭仁宮と名称を変更されて、範囲も...全文を見る
○山井分科員 そこで、具体的な要望をさせていただきたいと思いますが、この史跡公園の整備という中で三点、具体的なことで恐縮なんですが、トイレの整備、また史跡内容が観覧できる施設の整備、そしてもう一つが駐車場の整備、この三つが喫緊の課題になっているわけですが、それらの整備の支援につい...全文を見る
○山井分科員 それでは、源氏物語千年紀事業について、また大臣に御要望させていただきたいと思いますが、宇治市では十五年前から、お茶とあわせて源氏物語のまちづくりということで古典文化の継承に努めております。源氏物語五十四帖のうち最後の十帖が宇治市に舞台が設置され、宇治十帖と呼ばれてお...全文を見る
○山井分科員 ぜひ前向きに御検討いただければと思います。  それでは、少し話題がかわって恐縮ですが、きょうは厚生労働省からもお越しをいただいております。まず、後期高齢者医療制度の人間ドックと脳ドックについてお伺いをしたいと思っております。  きょうの資料の一番最後にもあります...全文を見る
○山井分科員 そうしましたら、重ねてのお願いなんですが、これは電話を一本すればわかる話ですので、残り十二の市町村についても、きょうの夕方ぐらいまでにお電話をして、また御回答いただけますか。
○山井分科員 余り詰めて聞いても恐縮なんですが、きょうの夕方ぐらいまでに御回答いただけますか。
○山井分科員 それで、もう一つ確認させていただきますと、これは全国で、平成十七年度、千二百の市町村がやっていたということですね。それで、私も幾つかの広域連合に電話をしてみました。でも、広域連合でこの人間ドック、脳ドックの補助事業をやっているところは、私は今のところ聞いておりません...全文を見る
○山井分科員 ということは、平成十七年度現在で千二百市町村あった、もちろん最近はわかっておりませんが、もしこれぐらいの数であったとするならば、今回の後期高齢者医療制度への移行によって、千二百市町村ぐらいの居住の七十五歳以上の高齢者が、人間ドックと脳ドックを、全額自己負担になって、...全文を見る
○山井分科員 後期高齢者医療制度で医療は抑制されないというようなことも政府・与党はおっしゃっておられますが、私の近所のお年寄りの方々は、やはり怒っておられるんですよね。昨年までは人間ドック、脳ドックが補助事業で受けられた、しかし、後期高齢者医療制度になったら人間ドックと脳ドックが...全文を見る
○山井分科員 もちろん、努力義務で健診が受けられるというのはわかりますけれども、やはり御高齢の方々が望んでおられるのは、何で七十五歳以上になったばっかりに今まで受けられていた脳ドックと人間ドックを受けられなくなったのか、これはやはり差別じゃないかという怒りがあるわけです。  そ...全文を見る
○山井分科員 そうしたら、四十七都道府県で、広域連合で人間ドックの補助事業をやっているところがあるかどうか、きょうじゅうに調べてお返事いただけますか。
○山井分科員 大体いつぐらいまでにできますでしょうか。
○山井分科員 そうしたら、一週間以内ぐらいに御回答いただけますか。
○山井分科員 せめて、広域連合そのものですね、市町村じゃなくて、広域連合がこの四月一日から後期高齢者医療制度で人間ドックの補助事業をやっているかどうか、それはきょうじゅうにわかると思うんですが、きょうじゅうに御回答いただけますか。
○山井分科員 わかりました。  それでは、平成十七年度ということですが、平成二十年、ことしの三月三十一日まで、どれだけの市町村が、要は人間ドック、脳ドックの国保の補助事業をやっていたか、そのことも、先ほど言いましたように一週間以内にお調べいただけますか。
○山井分科員 厚生労働省も現場も大変今忙しい中で、本当に注文をいろいろして申しわけないんですが、しかし、残念ながら、この後期高齢者医療制度、一番大きな批判の一つが、よくわからないということがあるんですね。よくわからない中で、何か知らないけれども、市役所に行ったら人間ドックが受けら...全文を見る
○山井分科員 これは、残念ながら、必ずしもすぐに全員から返ってくるという性格のものではないと思うんですよね、相手もあることですから。ということは、ある程度のときに期限を区切って、そこまでに御回答いただいた方々の結果を公表するということにする必要があると思うんです。舛添大臣が答弁し...全文を見る
○山井分科員 ということは、四月中とは言いませんが、五月末ぐらいまでにはその結果が公表される、その時点で公表されると理解してよろしいですか。
○山井分科員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月23日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○山井委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び検疫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案...全文を見る
05月15日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○衆議院議員(山井和則君) 福島委員、御質問ありがとうございます。お答えをさせていただきます。  労働条件の向上、様々な向上がございますが、今一番急務なのはまさに賃金引上げでございます。一般の労働者に比べて三割介護労働者の賃金は低いと言われております。魅力ある職場づくりも重要で...全文を見る
05月16日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○山井委員 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  これから四十五分間、舛添大臣、西川副大臣、よろしくお願いをいたします。  きょうは、三つのことについて御質問させていただきたいと思います。  国立がん研究センター、これはもう本当にこれから一番重要な機関である...全文を見る
○山井委員 私も、がん対策基本法を二年前につくったときに、がんセンターへヒアリングに行かせていただきましたが、やはり、独法になって、ある意味で職員の待遇が悪くなるのではないかということで、非常に不安に思っておられました。やはり民主党としては、こういう国でやるべきことは国でしっかり...全文を見る
○山井委員 まさにこの国府台病院では、これからインターフェロン治療のことなども、どうすれば副作用ができるだけ減るか、また、インターフェロン治療が効かない患者の方々への支援ということも研究をしていただきたいと思うわけです。  そこで、舛添大臣にお伺いします。  今回、インターフ...全文を見る
○山井委員 いや、大臣、これは命がかかった問題なんですよ。一年間様子を見て、五万人から十万人にふえると言っていたのが、二万人しかふえませんでした、予定よりも三万人治療が受けられませんでした、三万人の方々は治りませんでした、そのまま肝硬変、肝がんになりました、見込みが甘かった、それ...全文を見る
○山井委員 ぜひ見直していただきたいですし、まさに今回独法になる国府台病院でも十月から研究がスタートするんですが、それまで待てないんですよ。  舛添大臣、ぜひわかっていただきたいのは、きょうもお見えになっていますが、例えば薬害肝炎の訴訟が和解した、全然一件落着じゃないんですよ。...全文を見る
○山井委員 それで、大臣、原告の方々が今一番苦しんでおられることがあるんです。そのことについて、大臣の御意見をお伺いしたいと思います。  それは、国との和解は成立したんですが、企業との和解がまだ成立していないんです。その理由は、和解合意の内容において企業が拒んでいるのが二つある...全文を見る
○山井委員 ぜひ大臣からも企業の方に言っていただきたいと思います。国との和解は終わっても、まだ企業との和解が終わっていないんです。やはり最後の最後まで、もうこういう裁判というのはだれしも終わらせたいわけですから。  次の議題に移らせていただきます。  今回、長寿医療研究センタ...全文を見る
○山井委員 まさに大臣がおっしゃったように、今実態を調査していると答弁をされました。しかし、大臣、実際にはその点については調査していないんです。  十二ページを見てください。つまり、何割の人が安くなっているのか、過半数の人が安くなっているのか高くなっているのかというのが一番国民...全文を見る
○山井委員 はい。  国立長寿医療研究センターにおいては、包括診療になったらどうなるかとか、そういう医療がどうなるかということも大事になってくると思います。まさに医療が長寿医療制度でどう変わるかがポイントだと思うんですね。  それで、今、説明では、六千円の包括診療については選...全文を見る
○山井委員 それは本当に言い切れるのかどうか。これはまた中医協とか広域連合が決めることですから、大臣がなぜ言い切れるのか、私は不安です。  どういう医療が受けられるかと関連してくるのが、年間の平均保険料なんですね。これが長寿医療制度では高くなって、それによって、今までの医療、サ...全文を見る
○山井委員 これは、新しい保険制度を導入して七年後に保険料が幾らになるか試算も行っていないというのは、ちょっと余りにも無責任ではないですか。  それで、舛添大臣、要は、先ほども言いましたように、長寿医療研究センター、愛知県のこのセンターでは、これからカルテのオンライン化とかがさ...全文を見る
○山井委員 はい。  それで、まさにこういうことを議論しているのが長寿医療研究センターなんですが、実際、現場の声を聞いてみると、市民病院のように一般の方の外来が非常に多くて、まだまだ長寿医療に特化されていない。まさに本気で長寿医療制度をいいものにするんでしたら、どういうのが本当...全文を見る
○山井委員 後期高齢者医療制度をよりよいものにするためにこの研究センターが有効だということなんですが、やはりそういう現状になっていない。先ほど言ったように、肝炎の日本のナショナルセンターとなる国府台病院も、研究者はたった三人、肝炎の患者はたった三人、これではだめだということを言っ...全文を見る
○山井委員 今のは説明になっていません。私が聞いているのは、七・三%がなぜ八%に一割アップしたのかということを聞いているわけであって、軽減措置のためというのは答えになっていないと思います。  それで、先ほど大臣は、愛知県の長寿医療研究センターで後期高齢者医療制度をよりよいものに...全文を見る
○山井委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
06月04日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○山井委員 三十五分の質問時間をいただきまして、ありがとうございます。  障害者雇用促進法に入る前に、一つ、きょうの朝刊を見てちょっと驚きましたので、そのことで舛添大臣にお伺いをしたいと思います。  きょうの朝刊の報道によりますと、約七割が後期高齢者医療制度で保険料負担減と推...全文を見る
○山井委員 今、世帯の六九%が下がったということなんですが、大臣に確認したいんですが、これはモデル調査ですよね。ですから、大事なのは、モデル世帯のうちの六九%が下がったということなのか、被保険者全体の世帯の六九%が下がったのか、それによって全然意味が違うんですが、どちらのことです...全文を見る
○山井委員 私は、この推計は実態が正しく反映しているとは思えません。その理由を三つ申し上げます。  一つが、これはもちろん、まだ正式発表を聞いていませんから私も確定的なことは言えませんが、まず一つには、モデルがたった十二世帯のモデルでしかありませんから、例えば軽減がされにくいか...全文を見る
○山井委員 モデル調査についてはこれ以上質問しませんが、二点だけ言っておきます。  今、自治体の人口は関係ないとおっしゃいましたが、これは小さな町村の方が比較的保険料は下がりがちで、大きな都市の方が軽減がなくなったりして上がりがちということがありますから、そこは自治体の人口と掛...全文を見る
○山井委員 舛添大臣からも力強い御答弁をいただき、ありがとうございます。  私も実は相談を受けて正直言って一番心が痛みますのが、家族が疲れ切って、もう親子心中になりかかっている、介護者が精神的に参っている、しばらく親と子供が離れ離れになりたいと思ってもショートステイが満員だとい...全文を見る
○山井委員 私、この法案は、もちろんいい面も多々ありますが、やはりこの問題は非常に深刻な問題だと思っているんですね。  なぜならば、四十時間働いている人を二十時間に減らして二人雇う。本来、雇用主にとってニュートラルであればいいと思うんですが、かえって、今おっしゃったように、常用...全文を見る
○山井委員 ということは、片や閣法では、二十時間でも厚生年金、健康保険法の加入義務が生じるという法案が出ている。それは継続審議に、この通常国会ではなってしまうのですけれども、一方、今私たちが審議している法案では、その二十時間労働の方々は厚生年金、健康保険に入れない、こういう問題が...全文を見る
○山井委員 いや、その議論はその議論としてありますが、実際問題としてこの法案の話をしているわけであって、この法案において、二十時間の方々が、四十時間から二十時間になれば、少なくとも現時点においては厚生年金も会社の健康保険も加入できないわけですから、そのことについてやはり問題だと思...全文を見る
○山井委員 いや、私は見解を聞いているのです。  この障害者雇用促進法において、今回、二十時間の人も〇・五カウントとして前向きに認めようということなんですが、前向きに認めようというのは一歩前進な点がある反面、逆に、やはり障害者の立場に立てば、それこそ後期高齢者医療制度で六十五歳...全文を見る
○山井委員 確かに、本当に正直に言っていただきましたが、そのとおりだと思うんですよね。  あくまでも、四十時間働くかあるいは二十時間働くかというのは本人の選択の自由であるべきであって、間違っても雇用主側が、社会保険料が安くなるから二十時間にしてもらおうかなんて、そんなことを考え...全文を見る
○山井委員 まあ御答弁の趣旨はわかるのですが、やはり実効性が担保されていない。努力義務とか指導するとか周知徹底では守られないわけですね。ですから、本当に二十時間の障害者にも厚生年金、健康保険に入れるようにと言うならば、そういう法案修正をするなり、そういう形で答弁をしていただきたい...全文を見る
○山井委員 詳細は詳細でいいんですが、ただ、舛添大臣に御確認しているのは、この左の表を足し算したらこういうことになるわけで、トータルとして、理由はわかります、理由はいろいろあると思いますが、今回の後期高齢者医療制度の改正によって公費負担が六千二百億円減って、七十四歳以下の若年負担...全文を見る
○山井委員 それで、もう一点、舛添大臣にお伺いしたいと思います。  今回、後期高齢者医療制度が、六十五歳以上の障害者も入って、高齢者のみならず障害者の大きな関心を集めているわけなんです。そこで、今問題になっていますが、後期高齢者医療制度が導入された場合と、老人保健制度に戻した場...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、ですから、私が質問したのは、後期高齢者医療制度を続けた場合と、老人保健制度に戻した場合と、七十四歳以下の若者の老人医療費に対する保険料負担はどちらが高くなりますか、そのことをお聞きしております。
○山井委員 大臣、後期高齢者医療のみの比較で、後期高齢者医療制度を続けた場合と、老人保健制度に戻した場合と、どちらが若者の負担がふえるかは推計していないということをおっしゃいました。でも、大臣は、今までの発言の中で、老人保健制度に戻すと若者の負担が大変だという趣旨の発言をされてい...全文を見る
○山井委員 舛添大臣がおっしゃっていることはやはり矛盾していますよ。推計していないのに、どちらが高いか低いかわからないじゃないですか。舛添大臣がおっしゃっていることで、後期高齢者医療制度にして負担の割合が明確化になったということは私も賛同します。明確化になったけれども、どちらが高...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、今すごい重要な答弁をされましたよ。後期高齢者医療制度を入れる、入れないは老人医療費の伸びに影響を与えないということをおっしゃったんですよ。これは今までの説明と全く違うわけですから、もう時間が来ましたので終了しますが、推計をしていないのに、若者の負担がふえて大...全文を見る
11月14日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○山井委員 よろしくお願いします。  二十分という短時間ですので、舛添大臣にも端的にお答えいただければと思います。  まず、きょう資料をお配りしておりますが、ここにもございますように、今、長妻議員がおっしゃったように、四十二万人もの方が、記録は正されたけれども未支払いの年金が...全文を見る
○山井委員 大臣、そうしましたら、質問通告しましたが、現状を知りたいんです。私は、お二人の方から、いつ払ってもらえるかわからない、あるいは二年かかるかもしれない、あるいは一年とか、全国から苦情が来ています。  きのう通告しましたが、東京、福岡、青森、神奈川、例えばこの四つの都道...全文を見る
○山井委員 いや、でも私が聞いているのと違うじゃないですか。例えば、福岡の例だったら一年後と言われた、神奈川の人は二年後かもしれないと言われた、そして神奈川のA子さんもいつ払えるかわからない、何回問い合わせてもそういう回答だと。大臣の答弁と現実が違うじゃないですか。  大臣、現...全文を見る
○山井委員 実際、大臣の認識していることと現場が違うから私が言っているんじゃないですか。大臣、一度これをちょっと全国で調査してください。年金というのは生きている間にもらわないとだめなんですよ。そう思われませんか。全国で一回調査してください、どれぐらいの期間がかかっているかというこ...全文を見る
○山井委員 これは、もし残念ながら御本人がお亡くなりになられたらどうなるんですか。この神奈川の方も、二年も待たされたら自分は生きていられるかどうかわからない、とにかく早く払ってほしいということをおっしゃっているんです、必死になって。万が一、最悪、御自身が亡くなられたらどういうこと...全文を見る
○山井委員 大臣、根本的に社会保険庁や大臣の認識は間違っていると私は思いますよ。これはもらうべき年金ですから。今の状態は、その方の年金を、今、国家が泥棒しているんですよ。本来は払っていて当たり前なんですから。泥棒していたことが明らかになったわけでしょう、記録が訂正されたら。泥棒し...全文を見る
○山井委員 では、大臣、今数カ月とか一年とかおっしゃいましたが、将来的に、これはいつまでに、何カ月以内に支払うようにするんですか。
○山井委員 繰り返しになりますが、国家が年金生活者の年金を泥棒しているわけですよ。そのことが明らかになったのに、例えば三カ月以内に払いますとか、それは当たり前じゃないですか。個人が個人のお金を泥棒していて、そのことを認めたら、いつごろお金を返せるかわかりませんということで、世の中...全文を見る
○山井委員 お年寄りの寿命は待ってくれないんですよ。ちんたらちんたら仕事しているわけじゃないですか。  例えば、この十二ページも見てください。私たち民主党の追及によって、ようやくこの三十五人、今まで無年金だった方が年金記録が戻ってきて年金がもらえるようになった。まさにこれは地獄...全文を見る
○山井委員 大臣、そういうさらっとした答弁で済む問題じゃないでしょう。厚生労働省と社保庁のミスで年金を最高三十三年間ももらえなかったんですよ。この九十三歳のおばあさん、一千万円以上の、まだ一銭ももらっていない。ぜひ、これは一言でも謝罪に行くべきだと思いませんか。いかがですか、大臣...全文を見る
○山井委員 その感覚がわかりません。  それで、大臣、一つお願いしたいんですが、この三十五人の方の今の状況を調べて報告してください。大臣、お願いします。
○山井委員 例えば入院されている方がいるか、病気を患っておられる方がいるか。そして、例えばこの九十三歳の方、三十三年間、どういう思いで生活されてこられたのか。そういうことも含めて、三十五人分、調査してもらって報告をしてもらうということでよろしいですね、大臣。
○山井委員 これは、本当に早くお金を払うのが大事だと言いながら、五月、六月にやって、まだ一人も全額払っていないんですよ。  それで、大臣、その報告をしてもらうということですが、いつまでに報告してもらえますか。一週間後、二週間後、そんな難しい話じゃないと思いますが、御答弁、お願い...全文を見る
○山井委員 これから受給待ちの間に亡くなっていかれる方がどんどんふえてくると思うんですよ。大臣、やはりおかしいと思われませんか。何で仮払い制度をやらないんですか。さっきも言ったように、二年間待たされて、亡くなられたらどうするんですか。どんな国ですか、この国は。一年、二年、第三者委...全文を見る
○山井委員 もう時間が来ましたので、最後になりますが、参議院選挙の自民党のばらまいたチラシ、ホームページ、何て書いてあるか。全額支払いの与党か支払い先延ばしの野党か、政府・与党案、今後一年で全額支払いと書いてあるじゃないですか。選挙のときだけうそのチラシをまいて、実際選挙が終わっ...全文を見る
11月19日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○山井委員 これから四十五分にわたり質問をさせていただきます。  まず最初に、昨日、本当に卑劣な痛ましい事件が起こりました。元事務次官の御夫妻が刺殺され、そしてまた、もうお一方の事務次官の奥様が重傷を負われた。本当に、こういうことは絶対に許されない行為であります。  とにかく...全文を見る
○山井委員 多くの年金の被害者がおられるわけで、その一番強烈な被害のパターンなんですね、記録が消えたことによって無年金になってしまったということは。この方々の実態というものを把握するということは、この年金問題の解決に非常に重要なことだと思います。  大臣、年内にはこの結果をお知...全文を見る
○山井委員 それでは、後期高齢者医療制度の議論に入らせていただきます。  まず、きょうは、青森県そして京都市で初めて滞納者の人数、割合というものが明らかになってまいりました。配付資料の四ページに、青森県の普通徴収者、つまり天引きになっていない方が滞納する可能性が高いわけですから...全文を見る
○山井委員 それは私は危機感が薄いと言わざるを得ません。実際、いざ来年になって資格証明書がたくさん発行されて、お年寄りが医療を抑制されて亡くなってしまった、どうしようでは済まないんですよ。そういう意味では、資格証明書というものが発行されないように、今から実態を把握して取り組むのは...全文を見る
○山井委員 大臣、まさにそこがポイントなんです。今までから厚生労働省は、子供のいる家庭には、いわゆる特別な事情がある家庭という表現になっていますが、資格証明書を非常に慎重に発行せねばならないということを指導してきたんですよ。でも、今回、民主党の要求によって初めて実際に調査をしたら...全文を見る
○山井委員 子供の無保険の問題も一緒なんですが、決意や希望的観測ではだめなんですよ。おなかが痛い、けがをしたときに、病院に親が悪質かなんかわかりませんよ。親の事情をおいておいてもかかれない、それは明らかな虐待じゃないですか。究極の虐待じゃないですか、病気になっても、けがになっても...全文を見る
○山井委員 私は、舛添大臣の答弁というのは非常に無責任だと思います。実は、今まで、無保険の子供の問題に関しても、いつも厚生労働省はそういう答弁を続けてきたんですよ。市町村がきめ細かくやっている、悪質な人以外は資格証明書を発行しないと。本当ですか、本当ですかといって今回調査したら、...全文を見る
○山井委員 いや、もう本当に、この政府の無責任さにはあきれます。  私は、こういう議論をしていると、二年前の後期高齢者医療制度廃止法案が強行採決されたときの、医療制度改革、あれの入った改革関連法案の審議を思い出します。あのときも、私たち民主党の議員は入れかわり立ちかわり、このま...全文を見る
○山井委員 大臣、一つ申し上げておきますが、天引きと口座振替を選択制にしたって、全然問題は解決しないですよ。要は、これは口座振替にするのにかなり厄介な手間がかかるんです。ですから、先ほど長妻議員が言ったように、たった十九万人、数%の人しか口座振替にしていないんですよ。本当にそれを...全文を見る
○山井委員 大臣、議論を逃げないでくださいよ。私が聞いているのは、では、逃げていないというんだったらもう一回答えてください。  今の制度はいつまで続くんですか。一年をめどに案じゃないですよ、そんなこと聞いているんじゃないんです。新しい制度はいつ始まるのかという極めてクリアな質問...全文を見る
○山井委員 ということは、一年を目途に案を出して、平成二十二年度の通常国会に法案を出して、そしてまたそれを通してということになると、このうば捨て山行きバスはこれからまだ二、三年はこのままで、制度を言っているんですよ、小手先の直しのことを言っているんじゃない、この制度、今の後期高齢...全文を見る
○山井委員 ここが民主党案との根本的な違いですね。民主党案は、三月末で今の制度はやめると明確に言っています。これは国民との約束です。ところが、責任者である舛添大臣は、この悪名高い制度をいつやめるかも明言できないということが明らかになりました。  それでは、大臣、もう一つ根本的な...全文を見る
○山井委員 失礼ながら、大臣の答弁は、私は答弁になっていないと思うんですよ。  それはいろいろな応用型があっていいですよ。でも、ベースとしては何型でいくのかというのがないと、これは議論が成り立たないわけですよ。これは素人で議論しているんじゃないのですから。やはり、ベースは独立型...全文を見る
○山井委員 舛添大臣の話を聞いていると、全く白紙、ノープランなわけですね。もちろん賛否両論あるでしょうが、我が党は、四月から老健に戻す、将来には一元化という明確な方針を出しています。でも、今の舛添大臣の答弁を聞いていると、全く方針がないんですね。  それで、大臣、確認をしたいん...全文を見る
○山井委員 答弁を聞いていて情けないのは、大臣が話をされているのは情緒論なんですよ。私たちは、これは政策の話をしているんですよ。制度として、七十五歳で切る独立型をやめるんですか。このポンチ絵はやめる図になっていますよと言っているんですよ。制度としては、七十五歳以上と七十五歳以下は...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、国民が感情的に怒っているから変えようとおっしゃっているけれども、だから私たちは来年の三月末でやめようと言っているのであって、このうば捨て山行きのバスをあと二年も三年も何のめどもなく走らせ続けようとしているのは、舛添大臣、あなたじゃないですか。  それで、大...全文を見る
○山井委員 非常に悠長にやっていられるんですね。  そうしたら、大臣、七十五歳で切るのか切らないのか、そのことが明らかになるのは、一年間の議論のいつごろには明らかにするんですか。国民はそれを待っていますから。
○山井委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、私、びっくりしました。一番最大の後期高齢者医療制度の争点は、七十五歳で切るかどうかなんです。そのことしか私はきょうの質問で聞いていないんです。一番のイロハです。  民主党は、それはもう切るのはやめる、国民の批判が大きいから切るの...全文を見る
○山井委員 もう終わりますが……
○山井委員 大臣の言っていることは支離滅裂です。  以上で終わります。
12月05日第170回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○山井委員 質問時間を三十分いただきましてありがとうございます。麻生総理、舛添大臣、年金と医療のことを質問させていただきますので、どうかよろしくお願いをいたします。  今も原口議員の質問にありましたように、改ざんされた年金が、その疑いがあるのが百四十四万件、これもまだ氷山の一角...全文を見る
○山井委員 フリップを出してください。  これはどういうことになっているかというと、手元の資料にもお配りしておりますが、二ページ目であります。今、何と六十二万件も、記録訂正を受けたけれども未払いの年金がたまっていっているわけですね。それで、一カ月に処理されているのが今二万五千件...全文を見る
○山井委員 では、もうちょっと説明しますので。  これは、麻生総理も今おっしゃって、なぜなんだろうということなんですが、今申し上げたように、六十二万件、詰まってしまっているんですよ。だから、今のものを今処理しているんじゃなくて、この手紙にあったように、社会保険事務所は昨年十一月...全文を見る
○山井委員 決意はわかるんですけれども、問題は、やはり御高齢の方、御病気の方はせめてめどを言ってもらいたいわけですね。いつかわからないと言われたら、保険料はもう払っているわけですから、保険料を払って、社会保険庁が記録を消しておいたのに、いざ払う段になったらいつ払うかわかりませんで...全文を見る
○山井委員 数カ月とおっしゃいますが、本人には何の罪もないわけですね。一生懸命働いて、それで、社保庁の一方的なミスで、やっと年金が見つかった。長い人は、先ほど原口委員から話がありましたが、第三者委員会で一年ぐらい審査をしている人もいるわけです。やっと見つかっても、それから一年か二...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、確認しますが、一銭でも、この方は年金を生きている間にお受け取りになったんですか。
○山井委員 これは私たちが、民主党の議員が、とにかくこれ、ちょっと欠けていたんじゃないんですよ。消えた年金のせいで一銭も年金をもらっていなかったんですから、常識的には、見つかった翌日謝りに行って、それこそ耳をそろえて一千万円払って、こちらのミスで申しわけなかった、今からでは遅いか...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、確認します。この方には謝罪はしたんですか、九十三歳の方には。
○山井委員 なぜ本人に謝りに行かないんですか。御子息夫妻に謝ったとかじゃなくて、入院されていたということがわかったら、それこそすぐに払わないとだめじゃないですか。入院されていて、一千三百万未払いが社会保険庁のミスでわかった、そうしたら、一日も早く払わないとお亡くなりになるというの...全文を見る
○山井委員 私は、残念ながら、こういう対応を見ていると、今の政府が年金というものを、また御高齢の方々の老後の生活というものをどう考えているのかということを本当に疑わざるを得ないんですよ。保険料は取るわけですよね、強制徴収なりで。それで、本当に悪質な場合には差し押さえまでやる。とこ...全文を見る
○山井委員 ということは、十八番の方と二十五番の方は、亡くなったから年金記録が見つかったということですね、これは死亡届を出したから。  やはりおかしくないですか。年金というのは、生きているうちに当然もらって老後の糧にするというのが本来の年金なんです。なのに、なぜ死亡届を出さない...全文を見る
○山井委員 これは五月の時点での未払い分であります。  麻生総理がおっしゃるように、どう考えてもやはりこれはおかしいと思います。そのためには、これはどうせねばならないのかというと、特別便だけでは不十分だということがこれでわかるんです。やはり死亡届を出さないとわからないというのは...全文を見る
○山井委員 私たちは、この後期高齢者医療制度は廃止すべきだと法案も出しております。その理由は、実は、子供の無保険の問題も高齢者の無保険の場合も、国会で質問するといつも、きめ細かい対応をしてまいります、そういう耳ざわりのいい答弁なんですね。ところが、私たち民主党が、本当にきめ細かい...全文を見る
○山井委員 今運用の問題とおっしゃいましたが、まさに、運用じゃないんです、制度なんです。  ことしの三月までは、無条件に七十五歳以上の高齢者の方には保険証が発行されていたんです。その理由は、さまざまな事情があっても、七十五歳以上の方というのは御病気がちだから、全額自己負担になっ...全文を見る
○山井委員 もう時間が来ましたので終わりますが、最後になりますが、やはり今の社会を築いてくださった、不幸な経験を、戦争を経験された御高齢の方々には、当たり前の話ですが、生きている間に年金全額を支払う、そしてやはり、幾ら経済的に厳しい方でも七十五歳の人からは保険証は取り上げない、そ...全文を見る