山井和則

やまのいかずのり

小選挙区(京都府第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

山井和則の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○山井分科員 これから三十分間、前半は馬場南遺跡について、そして後半は保育園の問題について質問をさせていただきたいと思います。  大臣におかれましても、貴重な時間をいただきましてまことにありがとうございます。  さて、早速ですが、関西学園都市の中にあります木津川市の木津中央地...全文を見る
○山井分科員 ぜひ、これは、文献にも出ていない、非常になぞに満ちた寺院でありまして、今までの仏教観を転換させる大きな発見だというふうに思いますので、前向きに検討していただければと思います。  そして、そのことに関連して、木津川市教育委員会では国の史跡指定を求めていく方針でありま...全文を見る
○山井分科員 報告書が出たら、ぜひとも国の史跡指定をお願いいたしたいと思います。  また、これに関連して、地元の河井規子木津川市長は、この遺跡は木津川市の宝であり、同時に国の宝でもある、史跡指定を受け、史跡公園として整備をしたい、ぜひURそして国の支援をお願いしたいというふうに...全文を見る
○山井分科員 今までの古代寺院、仏教観を一変させる発見というふうに私たちは認識しているんですが、問題はこの調査、保存が逆に大きな課題となっているわけであります。  ここの場所は平城京と恭仁京との中間に位置をして、当時の幹線道路に近いところだけに歴史的にグレードの高い遺跡と思われ...全文を見る
○山井分科員 そうしたら、まさにその隣の恭仁京の史跡の話に移りたいんです。  昨年の四月にも質問をしましたが、この恭仁京の史跡公園整備を要望し、案内施設、トイレの整備、公有地への買い上げ促進をお願いしました。国においても尽力していただいていると聞いておりますが、現在の状況と今後...全文を見る
○山井分科員 ぜひとも、この二つの史跡のことについて、前向きに今後もお願いをしたいと思っております。  それでは、後半は厚生労働省にお伺いしたいと思います。  北村審議官、お越しいただきましてありがとうございます。  話はかわりますが、今、保育園の現場は、規制改革会議からの...全文を見る
○山井分科員 後段のおっしゃった、子供たちにとって非常に重要な施設であり、国が最低限保障せねばならないというところはまさに全く同感なんですが、問題は、この規制改革会議の答申の中では、例えば「柔軟な設置基準により運営するとともに、」というようなことで、要は設置基準を、これは柔軟とは...全文を見る
○山井分科員 国がしっかりと責任を持って保障するということは、最低基準は少なくとも設けるということですか。設けないように、基準をなくすということではなくて、少なくとも最低基準は設けるということですか。
○山井分科員 そこで、質問は戻るんですが、今最低基準がある、今後も最低基準は設けていきたいと。そうしたら、今ある最低基準と今後の最低基準はどっちが高いのかという、二つに一つの話なんですね。研究会で議論している、それはどっちの方向で議論するんですか。今の最低基準を、面積が広い方がい...全文を見る
○山井分科員 今、非常に大事なことを御答弁いただきました。子供にとってよりいいものにしていきたい。私は、この答弁というのは重いと思うんですが、最低の面積基準が子供にとってよりいいものにということは、少なくとも、より面積基準が低くなるということはないと理解してよろしいですか。
○山井分科員 確かに、当然、今研究会で議論していただいているところを先回りして答弁することはもちろんできないと思います。でも、非常に大事なところなので、改めて一点だけ確認したいんですが、子供にとってよりいいものに変えていきたいということでよろしいですか。答弁をお願いします。
○山井分科員 どうもありがとうございます。ぜひ、よりいいものにしていかねばならない。これはもうある意味で、現場も厚生労働省の皆さん方の思いも、ここは一致していると思います。  しかし、とはいえ、この規制改革、一言で言えば規制緩和ですよね、規制改革ということは、規制強化をおっしゃ...全文を見る
○山井分科員 今、大事なことを答弁されました。要は、量をふやしていきたいけれども、質を確保した上でと。そこが一番重要なことなんですね。質より量ということで、粗製乱造になったらこれは大変なことになるわけですから、うなずいていただいておりますが。  そこで、子供は国の宝という言葉も...全文を見る
○山井分科員 大事なことなのでもう一回確認したいんですが、まさにこの改革の中で、質の確保をするためには財源もしっかり確保する、要は、財源の伴わない質の確保というのは無理なわけですから、ということでよろしいですか。その財源の確保を質の担保のためにしっかりするということをお約束くださ...全文を見る
○山井分科員 これは現状認識が大事だと思うんですが、現状において、日本の子供の育ちというのは、身体面、例えば遊びや運動、スポーツなどの身体活動量が低下し、食生活も変化、悪化し、また、家庭全体のライフスタイルの変化に伴う朝食の欠食や運動不足、夜型の生活習慣というところでも非常に問題...全文を見る
○山井分科員 最後に一言申し上げます。  本来ならば、研究会に子供たちも入れるべきなんです、本来の筋を言えば。しかし、この国会を見てみても、もちろん子供たちは国会には来られないわけですね。ということは、主人公たるべき、そしてまさに保育の場で非常に影響を受ける本人たちが声を発する...全文を見る
03月13日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○山井議員 萩原議員、御質問ありがとうございます。  先ほどの質疑を聞いておりまして、ぜひ、雇用保険料の引き下げは修正協議ででもストップさせた方がいいのではないかということを感じました。  今の御質問でありますが、なぜ野党案では四千二百十円以下は給付率一〇〇%なのかということ...全文を見る
○山井議員 萩原議員にお答えいたしますが、八時間労働で五千六百二十四円、一番低い最賃が六百二十七円ですから、それで掛けても五千十六円になりますので、私たちは、最賃よりも高くなるというふうにはこれは想定しておりません。
○山井委員 これから三十五分間、質問をさせていただきます。  早速ですが、きょう十一枚の私の配付資料を配らせていただいております。その中で、まず、雇用保険法の一部を改正する法律案要綱。  この法案に関して、第一の二で特定受給者とみなすというところで、四月一日からではなく三月三...全文を見る
○山井委員 前向きな答弁、ありがとうございます。  私たち野党の法案では、十二月九日まで遡及するということにしております。  先ほど萩原議員から質問いただきまして、私、答弁しようと思ったら答弁をさせてもらえなかったので申し上げますが、これは十二月九日まで遡及することによって、...全文を見る
○山井委員 日本が今までのような終身雇用制に戻っていって、それで、企業が再就職というか職業訓練もきっちりやってくれるという時代に完全に戻るということは、残念ながら、これは難しいと思うんです。  ですから、私たち野党が求職者支援法を恒久法にしている、時限立法ではないという意味は、...全文を見る
○山井委員 そういうメリット、デメリットがあって私たち民主党は、一般財源でありながら、今申し上げましたように、これはやはりセーフティーネットですから将来への安心感がないと、セーフティーネットが三年でなくなりますよということでは、これからの時代、雇用の流動化と言われる時代に対応でき...全文を見る
○山井委員 先ほど、午前中に萩原議員も質問をしてくださっておりましたが、これは上層部が決めるというのではなくて、まさにそのためにこの衆議院の厚生労働委員会が存在するわけですから、この審議を通じて、ぜひとも修正協議等で、求職者支援、そしてこういう再就職支援のセーフティーネット、第二...全文を見る
○山井委員 大臣、それは甘過ぎますよ。指導に従っていて八割以上が解雇になりますか。そういう認識を持っておられるんですか。今の話だったら、ちゃんと指導したというので終わっているじゃないですか。ちゃんと指導しても、八割の非正規労働者が契約途中で切られているわけですよ。  そうしたら...全文を見る
○山井委員 大臣、そこの大事な点を逃げないでいただきたいんです。  ですから、これは、最後に白黒はっきりつけるのは裁判だということはわかっていますよ、労働契約法は。問題は、その実態を厚生労働省は把握する必要があるんじゃないですかということなんです。今の三十日前の通告とか、あるい...全文を見る
○山井委員 ぜひ実態調査をしていただきたいと思います。現実を知らずして対策というのは立てられません。  次に、肝炎の話に移りたいと思います。  一昨日も、藤村議員が、肝炎のインターフェロンの医療費助成が進んでいないということを質問されました。その続きの質問をさせていただきたい...全文を見る
○山井委員 舛添大臣は、所得に応じて一万、三万、五万円という自己負担を決められたときに、経済的理由でインターフェロン治療を受けられなくなる人はこれでなくなるということをおっしゃったじゃないですか。にもかかわらず、ふたをあけてみたら半分の予算が余っている。  そして、この七ページ...全文を見る
○山井委員 私がなぜこのことにこだわるかというと、実は、これは一年半前から言っているんですよ、一万、三万、五万では高過ぎて予算が消化できないんじゃないかと。私、この質問は舛添さんに一年前からやっているわけですよ。それで、とにかくやらせてくれ、今の一万、三万、五万で十万人いけるから...全文を見る
○山井委員 最後に一言だけ発言させていただきます。  私が最も尊敬する政治家の一人である山本孝史参議院議員、がん対策法をおつくりになられましたが、あの方がいつも、政治の仕事というのは救える命を救うこと、これが政治の最大の使命だということをおっしゃっていました。今、与野党で修正協...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○山井委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は...全文を見る
04月01日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○山井委員 三十五分間、介護問題、肝炎問題について御質問をさせていただきます。  まず、きょう四月一日から要介護認定の基準が変更になりました。  一言で言えば、派遣切りの次は介護切りかということで、これは厚生労働省の資料、今日もお配りしておりますが、一ページにありますように、...全文を見る
○山井委員 これは後期高齢者医療制度でも一緒なんですよ。舛添大臣、言ったら失礼かもしれませんが、今厚生労働省がやろうとしているのは人体実験なんですよ。やってみないとわからないということでは困るんですよ。  大臣、それではお聞きしますが、今現場に、この認定調査員テキストというのが...全文を見る
○山井委員 舛添大臣は正確に答えられないんですよ。この今回の改正でどれだけの方のサービスがカットされるかということは……(発言する者あり)わからないですよとおっしゃられているわけでしょう。それを答弁してください。答弁してください。今おっしゃったことでいいですから。
○山井委員 だから、現場の方々そしてお年寄りが何よりも怒っているのは、やってみなければわからないということを一方的に導入することなんですよ。  以前の介護保険の予防のときもそうなんです。私の家の近所でも、実際、介護予防になってサービスがカットされて、そのおじいさん、戦争で苦労し...全文を見る
○山井委員 現場の方がそんな答弁を聞いたら怒られますよ。無理やり導入しているから現場が混乱しているんじゃないですか。強行することが混乱なんですよ。人体実験じゃないとおっしゃるけれども、繰り返しますよ、こういう新しい判断基準に変えて、新しいテキストを配って、モデル事業を一切やってい...全文を見る
○山井委員 九ページ、次の質問に進みます。  今回、「たまゆら」のことにもありましたように、生活保護の方が無届けの施設に入れられて、そこで火災で死んでしまうというような、現代版うば捨て山と言えるような事件が起こっております。この九ページにありますように、昨日締め切りで全国調査を...全文を見る
○山井委員 これは何都道府県でですか。これは、昨日返ってきたこの調査の結果ですね、確認しておきますが。五百七十九件、そうしたら何人ですか。そんな少ないんですか。
○山井委員 ですから、昨日締め切りの、この配付資料に入っている調査結果を教えてください。これは昨夜、質問通告しましたよ。
○山井委員 この配付資料にあります、質問通告をした、三月三十一日締め切りのこの調査結果を教えてください。
○山井委員 それだったら、きのうの晩、言っておいてくださいよ。きょう答弁するというから、これは時間を割いて質問しているんですから。三月三十一日締め切りで、あした答弁できるというからこれは質問しているんですから。わかりました。  次に、肝炎の問題に入ります。  肝炎の問題は超党...全文を見る
○山井委員 根治ということをおっしゃいますが、きょうも患者の方がお越しをされていますが、インターフェロン治療はB型肝炎の方々にとっては根治ではないんですね。でも、根治でないけれども既に医療費助成が行われているんですよ。  かつ高額でないという意見もありますが、これは、逆に、根治...全文を見る
○山井委員 実は、私が二年ほど前にC型肝炎のインターフェロン治療を医療費助成すべきだと言ったときも、当時の柳澤大臣は何度も、ほかとのバランスがあるから、肝炎だけやると不公平だからと言い続けておられたんですけれども、結局、与党もインターフェロン治療の医療費助成をやろうと踏み切ってく...全文を見る
○山井委員 五名の方の話をしているんじゃないんです。五名の方は、百四十万人の代表として裁判されているんです。飯野教授も、半数ぐらいは予防接種じゃないかと。五人だけが予防接種を受けたわけじゃないんですから、トータルのB型肝炎の方々の感染に関して国がどういう責任を感じているかというこ...全文を見る
○山井委員 私は、そういう答弁を聞いていると、昨年の薬害肝炎のあの和解は何だったんだと。要は、救済してほしかったら訴訟しなさいと。十八年かかって、その間にお亡くなりになられた方もおられるわけですよ。ですから、薬害肝炎の弁護団の代表の方も、最後におっしゃったのは、被害を受けて、病気...全文を見る
○山井委員 改めてお伺いします。  まさにおっしゃるとおりです、訴訟ですから。でも、私は、まさにC型肝炎の問題も解決に導かれた舛添大臣だから質問しているんです。このB型肝炎の問題、和解に持っていきたいというような思いは、個人的にでも結構ですが、大臣はお持ちなんですか、どうですか...全文を見る
○山井委員 その和解がおくれればおくれるだけ医療費助成もおくれますし、救える命が失われるから、私も必死でこれをやっているんです。  そこで、これは最高裁で闘っておられる木村原告を初めB型肝炎の方々、私、この委員会でも何度も会ってくださいと大臣に言いました。ところが、訴訟中だから...全文を見る
○山井委員 ぜひお目にかかっていただきたいと思います。やはり、この五人の方々は五人だけのために闘われたんじゃないんですよ。多くの方々がなかなか立証ができないんです。  それで、私は大臣にお願いしたいんですが、入れ墨があるだろうとかそういうことは、私は正直言って、大臣の口から言っ...全文を見る
○山井委員 最後に、締めくくりますが、大村副大臣もこの問題には本当に熱心に尽力していただいていますので、厚生労働省もぜひ前向きにしていただいて、かつ公明党、自民党の議員の方々も、このことは、基本法、医療費助成法、何とか成立させようということで今協議をしていますので、短い国会ですが...全文を見る
04月08日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○山井委員 質問の機会をいただきましてありがとうございます。一時間、年金問題に絞って質問をさせていただきたいと思います。  年金の所得代替率が五〇%を上回る、これが最大の政府の約束なわけであります。しかし、私たち民主党が一番深刻に思っているのは、長妻議員も指摘されておられます、...全文を見る
○山井委員 これは二つ問題点がありまして、一つは、御存じのように、六万円と言われている国民年金の受給が、免除や猶予をされていくと、どんどんどんどん額が減っていくわけですね。だから、六万円でも生活できないと言っているのに、もっとそれよりも下回ってしまうということ。それと、そもそも加...全文を見る
○山井委員 いえいえ、この報告書にそのことが明記されているんですかということを聞いております。
○山井委員 大臣、それでは改めてお伺いします。直近の国民年金の納付率の実績は何%ですか。
○山井委員 ですから、そこなんですよ。直近の実績は六三・九%ですから、今回のこの五〇・一%は六三・九%を前提に出してあるんじゃないんですか、この資料から見れば。大臣、いかがですか。
○山井委員 ちょっと、いいかげんな答弁やめてくださいよ。直近の実績は六三・九%だけれども、では、「等」の中に何が書いてあるんですか、「等」の中に。
○山井委員 いや、そういうのは国民には通用しないでしょう。通用しないですよ。直近の実績データがないんだったらあれですけれども、六三・九%と今大臣は答弁されているじゃないですか。  「等」をどう読めば、そこに八〇%と読めるんですか。もう一回、ちゃんと明確に答弁してください。
○山井委員 いや、でもそれは、普通に読めばそれは虚偽でしょう。ここの「等」の中に八〇%が入っているなんて読めないですよ。「直近の実績データ」と書いてあるじゃないですか。  そしたら、舛添大臣、質問の仕方を変えますが、なぜ直近の実績データを使わないんですか。
○山井委員 いや、私は納得できません。これはだましじゃないですか。  それだったら、正々堂々と、実績や目標値というふうに書くべきじゃないですか。「等」で八〇%を読めなんか、読めませんし、舛添大臣、はっきりお聞きしますが、この「等」の中に八〇%が入っているというのは御存じでしたか...全文を見る
○山井委員 いや、私は納得できません。  これは、だれが読んでも、こんなところに八〇%が潜んでいるなんて読めませんよ。なぜ正直に、ここに目標とか書かないんですか。「直近の実績データ」と書いてあるじゃないですか、明確に。そして、直近の実績データがあるじゃないですか。  大臣、こ...全文を見る
○山井委員 いや、私は、国民をだますなと言っているんですよ。  そうしたら大臣、この表現は適切だというふうに大臣は思われるんですか。「直近の実績データ等」と書いてあるのに、六三・九じゃなくて八〇を使うということは適切だと思われるんですか。
○山井委員 そうしたら、「直近の実績データ」なんて書かなかったらいいじゃないですか。こう書いてあったら、直近の実績データと理解するのが当たり前じゃないですか、日本語だったら。  なぜ私がこんなことを言うのかというと、ここに直近の実績データの六三・九%を使うと、五〇・一%を下回る...全文を見る
○山井委員 もうちょっと正確に答弁してください。  では、八〇%から何%に下がるんですか。
○山井委員 配付資料に書いてございますが、要は、去年の五月のときには、四ページにありますように、下線を引いてあります、六五%、実績程度で書いてあるんですよね。五月の資料では実績として六五%と書いてあって、今回の資料でも、直近の実績データと書いてあって、今回は八〇%にしてある。 ...全文を見る
○山井委員 いつ出してもらえますか。
○山井委員 きょうは水曜日ですから、では、来週の水曜日の審議までには出してもらえるということでよろしいですか。
○山井委員 何で私がここにこだわるかというと、話は戻りますが、三ページにあります基本ケース五〇・一%、この五〇・一というのは非常に重いんですよ。なぜならば、七ページにありますように、平成十六年の国民年金改正法案、強行採決になった一番大変な法案ですよ。この法案のみそが、下線が引いて...全文を見る
○山井委員 これは遅くなればなるほど、採決がもうできなくなって、審議が長引きますから。今、岡本議員も、このことに関する資料要求をされているそうですが、資料が出てこない。  いや、もう出てこないんだったら、ずっと審議をやり続けさせていただきますから。そこは当然、セットですから、審...全文を見る
○山井委員 それでは申し上げます。五一・六が五一・一に〇・五下がっているんですから、恐らく五〇・一も〇・四、五%下がるんでしょう。  さらに言うと、そうなると、恐らくですよ、これは計算をやってみなければわかりませんが、四九・六とか四九・七になるのではないかと私は推測しますが、大...全文を見る
○山井委員 これ以上は言いませんが、要は、直近実績データと書きながら、それと大きく違う数字を使い、そして、そのことによって本来なら五〇%を切っているのを無理に五〇・一%に引き上げているんじゃないかというような心配を持ってしまうわけです。疑って申しわけないんですが。  ここは、先...全文を見る
○山井委員 続けさせていただきます。九ページ。  これも、御家族の方が私のところに相談に来られました。百三歳の方が、一年八カ月抜けていて五百万円未払いと。要は、三十八年分、年間十三万円ということなんですが、この資料を見ていただきたいんですけれども、念のために御本人の了解を得てコ...全文を見る
○山井委員 私、昨年の十一月からこの問題は国会で取り上げているんですが、夏までに三カ月と言われても、もう時間がかかり過ぎなんですよ。私が怒っているというよりも、お年寄りは待ってくれないわけですよ、寿命は。  ついては、先ほどの話を聞いたら、社会保険事務所から業務センターまで二カ...全文を見る
○山井委員 この三月、四月から二十万件処理体制になっている、そういう見込みなわけですから、ぜひ、全国の三百以上の社会保険事務所に調査指令を出して、最新の情報を調べていただきたい。そして、進捗状況をちゃんとチェックして、一日も早く払われるようにしていただきたい。  それともう一つ...全文を見る
○山井委員 それは、無年金だった人が年金受給権を得られて、五月から九月の間にということで、九十三歳の方が亡くなられた、それも、支払いが一千三百万円あったのに一銭も受け取らずに亡くなってしまわれたという悲しいケースですが、長妻議員も指摘された、例えば、千八十人も無年金の方で受給権が...全文を見る
○山井委員 ぜひ調査をしていただきたいと思います。  私も本当にこれはショックを受けるんですが、無年金だった方の、寝たきりになっておられる方の弟さんの話を聞いても、本来だったら五十五歳で年金がもらえていたと。本来だったら年金をもらって、温泉にも行ったり趣味を楽しんだり。本来、年...全文を見る
○山井委員 詳しくはまた金曜日以降、議論をさせていただきたいと思いますし、このことに関しては、与党の法案等もあわせて前向きに協議も進めさせていただきたいと思います。  それでは、次、ねんきん定期便なんですが、今回、このオレンジレターとこのブルーレターが送られたわけですね。それで...全文を見る
○山井委員 そこが問題なんですね。  そうしたら、二万件の訪問調査を昨年の十月からされましたが、その結果、今おっしゃった社会保険事務所段階で職権訂正できたのが、ここにありますように、ページでいいますとこれですね。  それなら、ちょっと大臣から答弁をしてもらいましょう。職権訂正...全文を見る
○山井委員 この二十五ページにありますように、二月末時点では三・五%、四十五件なんですね。二万件の訪問調査の中の、全部ではないけれどもやった中で、千三百一件というのが下から二行目、線を引いてあります。千三百一件のうち、職権訂正、つまり社会保険事務所その場で訂正してもらったのはたっ...全文を見る
○山井委員 ではそこで、時間にも限りがありますので、二十八ページ。  まさに大臣がおっしゃったような法改正を、私たちは今民主党で参議院に提出しているんですよ。年金記録回復促進法案。一言で言いますと、証拠主義の限界なんです。無理があるんです。そして、かつ、今の三分の二が却下されて...全文を見る
○山井委員 いや、オレンジレターはもうどんどんこの四月に行っているわけですから。きっちりとしたものでなくていいんです。大体こういうパターンが改ざんとしてありましたよということでいいんですが、早急にそれを公表していただきたいんです。いつ公表してもらえますか。
○山井委員 極めて被害者に冷たいんですね。それぐらい公表してくれていいじゃないですか、幾つかのパターンぐらい、被害者のためになるんだったら。こんな改ざんのことなんかわからないんですよ、一般の人は。おまけに、これを申し込んだらほとんどが第三者委員会送りになって、待っていたらいいんじ...全文を見る
○山井委員 では、いつその結果を公表してくれるんですか、どういうパターンがあったなり、どういう実態で改ざんが行われたという。これはもう二月には百五十九件と出ているんですから。いつ発表するんですか。明確に言ってください。
○山井委員 できるだけ早くと言って、私たちは一年ぐらい待たされる案件が多いんですよ、この年金の関係は。  いつごろですか。四月末までには出してもらえますか。
○山井委員 本当に被害者救済のことをもっと真剣に考えてくださいよ。一日も早くとか言うんだったら、明確に時期を言ったらいいじゃないですか。  以上で終わらせていただきます。
04月10日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○山井議員 桝屋議員の質問にお答えをいたします。  答弁の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。また、今回の法案に対して御評価をいただき、本当にありがとうございます。  やはり、社会保障の根本の一つは、我が国を今日まで築いてくださった高齢者の方々への敬意、尊敬、...全文を見る
○山井議員 桝屋委員の質問にお答えさせていただきます。  まさに、思い、方向性は同じだというふうに認識しております。  年金は、御本人の納付記録に基づいた裁定が行われた後、長期間にわたって給付が行われる制度であり、ほかに支払いおくれというものが想定されるものとして、生活保護制...全文を見る
04月15日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
議事録を見る
○山井委員 三十分、質問時間をいただきまして、ありがとうございます。  今回、配付資料に入れさせていただきましたが、長妻議員、岡本議員も指摘をされておられました、将来にわたる国民年金保険料納付率の変化が最終的な所得代替率に及ぼす影響の試算ということで、きょう配付しておりますこの...全文を見る
○山井委員 ということは、確認しますが、国民年金の納付率が今後も現状維持であれば、所得代替率は五〇%を切るということでよろしいですか。
○山井委員 大臣、そうしたら、この表を見ていただきたいんですね。大臣が目標とおっしゃるのは結構なんですが、最近の推移。  平成十四年度六二・八%、平成十五年度六三・四%、平成十六年度六三・六%、平成十七年度六七・一%、平成十八年度六六・三%、平成十九年度六三・九%。おまけに、直...全文を見る
○山井委員 では、舛添大臣は、現状から見ても、将来予測は六五%より八〇%の方が基本的なケースだということをおっしゃるわけですね。
○山井委員 神のみぞ知るとか、そんな無責任なことじゃ困るんですよ。百年安心とおっしゃったのはあなた方じゃないですか。それが選挙公約じゃないですか。政府の公約じゃないですか。  これは大臣、この四ページにも書いてございますが、今回の試算の前提、平成二十一年度の財政検証の諸前提とい...全文を見る
○山井委員 国民の大切な老後を預かる年金制度で、そんな子供だましみたいな答弁で通ると思っているんですか。国民をばかにするのもいいかげんにしてくださいよ。何が「等」に入っているんですか。この「等」を読んで、どこで八〇%と読めるんですか。ちゃんと誠実に答弁してくださいよ。いいかげんに...全文を見る
○山井委員 どこが誠実なんですか、この「等」の中に八〇%が隠れていると言って。  そもそも、昨年四月の社会保障国民会議のときには、六ページにもありますが、ちゃんと六五%のときの推計も出しているんですよ。そこに御丁寧に「実績程度」と書いてあるじゃないですか、ここに「実績程度」と。...全文を見る
○山井委員 いや、この質疑を国民の方がお聞きになられたら、どちらの言っていることが正しいか、これは明らかなんです。  この資料にもありますように、国民年金の納付率は下がっていて、おまけに、猶予、免除の人を除いたら、実質払っている人は今や四七・三%ですよ。二人に一人も払っていない...全文を見る
○山井委員 私たちは責任ある立場だからこそ、この制度はもたない、抜本改革の一元化しかないと言っているわけですよ。まさに、抜本改革しかないというのは麻生総理もおっしゃっているわけですよ。  それでは大臣、このままいけば、資料にありますように、国民年金の給付率が五〇・一%を割ってし...全文を見る
○山井委員 大臣、何のために、五年前にこの議論をしたか。五年ごとにやっていって急に保険料が上がる、支給年齢が上がる、自己負担が上がる、年金が下がるでは不安で仕方ないから、百年安心なプランをつくると言ったのはあなた方じゃないですか。それを、今になって五年ごとに考える。  では、舛...全文を見る
○山井委員 先日の岡本議員の質疑にありました議事録、きょうも九ページで配付させていただいております。  長勢委員の質問、百年間大丈夫だということを明確にということに対して、森副大臣は「百年後でも絶対大丈夫」と答弁をされておられます。また、我が党の柳田委員の質問に対して、今でも本...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、肝心な質問から逃げないでください。これは国民が聞いているんです。今の年金制度は百年安心なんですか。
○山井委員 先ほど岡本議員からも話がありましたが、舛添大臣おっしゃるように、納付率だけの問題じゃないですよ。ですから、こうあったらいいという希望的な数字ではなくて、現状に近い、現実的な数字で再計算をもう一回やり直してください。ぜひその計算をやり直してください。それの答弁をお願いし...全文を見る
○山井委員 舛添大臣は、この政府の公約の重み、国民の年金に対する期待というものがわかっておられないと言わざるを得ません。  それでは次に、改ざん問題に移りたいと思います。  このオレンジレターが今、全国の加入者の方に行っております。今後六十万件、改ざんの疑いがある方のところに...全文を見る
○山井委員 私たちが審議で要求していたのはそんな情報じゃありません。そんなことは今までから私たちは知っていますよ。それぐらいのことは知っていますよ。  私たちが聞いているのは、百五十九人からの具体的な証言があるわけですから、どういう手口でやったのかということですよ。それが一番問...全文を見る
○山井委員 昨年の二月から民主党が国会で調査要求をしている相馬社長の件。これは去年の九月の閣僚会議でも、唯一社保庁も認められた、職員が改ざんしたケースです。この職員の方がほかにも改ざんしていないのかということを昨年の二月から調査要望していますが、その結果を教えてください。
○山井委員 舛添大臣はいつから隠ぺい大臣になったんですか。たった一人の調査、一年二カ月かかってできないんですか。ということは、百五十九人の調査を百年かけてやるんですか。(発言する者あり)失礼とおっしゃるんだったら、十パターンをいつ出しますか。百五十九件の調査結果、中間結果で結構で...全文を見る
○山井委員 信じたいですよ。でも、たった一件も、一年二カ月かかっても調査中と言われたら、何を信じたらいいんですか。社会保険庁はことしの十二月で終わるんですよ。日本年金機構に行ったら、もう組織が変わった、資料ありません、責任とりませんとまた言われるんじゃないんですか。だから、それを...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、私たち、むちゃなことを言っていますか。  十二月に百五十九件の具体的な改ざんの証言があった。それから四カ月たった。十パターンぐらい手口を教えてください、そうすれば被害者の方々がオレンジレターを受け取ったときのヒントになる。どこにむちゃがあるんですか。具体的...全文を見る
○山井委員 職員の方にも人権はあります。では、年金保険料を払って改ざんされた被害者の人権はどうするんですか。今のお話を聞いていたら、政権交代しない限り永遠に隠し続けるということですね。一人の調査結果も出ていないじゃないですか。相馬社長の一人のケースも、民主党の部会に来て証言された...全文を見る
○山井委員 はい。
04月17日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○山井委員 三十分の質問時間をいただきまして、ありがとうございます。  今回も配付資料をお配りしておりますので、それに沿って舛添大臣に質問させていただきたいと思います。  前回の舛添大臣の答弁、びっくりいたしました。国民年金の納付率が八〇%、あるいは六五%なのか、そして初めて...全文を見る
○山井委員 理想を語るのは政治では大切です。でも、やはり現実を認めて、実態がどうかということも大事なんです。なぜならば、一番困るのは、理想論ばかり語られて、直前になってうまくいきませんでした、保険料をアップします、年金の支給年齢を引き上げます、こう直前に言われるのが国民は一番困る...全文を見る
○山井委員 いろいろと答弁ではぐらかしておられますが、八〇%が基本的なケースということは、国民の感覚からいくと、どう考えてもそれが前提の数字というのは信用ができないんです。  例えば、この十三ページにありますが、一月末現在で六〇・九%、そして舛添大臣のおっしゃっておる前提だった...全文を見る
○山井委員 今の舛添大臣の答弁は、私は聞き捨てならない。十六年の改正を守ることが目的じゃなくてって、守ってもらわないと困るんです、これは。なぜならば、小泉改革の参議院選挙のマニフェストにも、五〇%以上を確保すると選挙で約束しているじゃないですか。また、厚生労働省の資料でも五〇%以...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、今、極悪非道とかおっしゃいましたが、なぜそういうことになるかというと、保険料を払ってください、払ったら百年間、所得代替率五〇%を維持しますというのが約束なわけですよ。その約束に対して神のみぞ知るとかおっしゃるから、国民からすると話が違うじゃないかということに...全文を見る
○山井委員 いや、誤解してじゃなくて、シミュレーションの前提が変わったら所得代替率が変わるじゃないですか。そのことは国民の皆さんはわかっているわけですよ。  では舛添大臣、守るように努力するということですが、この法改正においては、もし五年ごとの財政再計算で五〇%を切るということ...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、なぜ私がそれを入れなかったかというと、国庫負担の引き上げということは、自動的にこれは消費税のアップにつながるんですよ。そういうことを言い出すと、結局、所得代替率を維持するためにはまた消費税アップを言い出すのか、そういうことにこれはなりかねませんよ。  とい...全文を見る
○山井委員 だから舛添大臣、五年前に議論したのは、直前になって保険料を上げるとか支給開始年齢を上げるとか消費税を上げると言われたら、老後の安心が保てない。だからもう保険料も上限を固定する、それで五〇%を保障するということを約束されたわけですよね。  それに対して、先ほども言いま...全文を見る
○山井委員 このデータを出していただけるということですが、先日お願いした賃金上昇率のものは二、三週間で出るという話をいただいております、その再計算は。これも大体二、三週間で出していただけるということでいいですか。
○山井委員 これは参議院の審議もありますので、できるだけ早急に出していただきたいと思いますが、大臣、いかがですか。
○山井委員 ぜひお願いしたい。  本来、この法案審議の前にこういうデータは出すべきなんです。希望的観測と現実と両方出して、どうなるでしょうかと審議するのが国会じゃないですか。にもかかわらず、自分たちに都合の悪いデータは出さない。実際、昨年五月の社会保障国民会議のときには、きょう...全文を見る
○山井委員 大臣、私も、性格が悪くて言っているんじゃないんです。常識で考えたら、普通、この本体の資料の中に八〇%と書きますよ、一番大切なパーセンテージなんですから。それが常識ですよ、基本ですよ。そんな「等」の中に入っているなんか言わないんですよ。  ですから、舛添大臣、改めてお...全文を見る
○山井委員 いや、舛添大臣、本当にこれは深刻な問題なんですよ。消えた年金の問題もそうですけれども、老後の安心というのは、年金が崩れるとだめなんですよ。ですから、これは一つの約束ですから、政府の約束であり自民党、公明党の約束、五〇%を守るということが、たった五年でもう崩れているとい...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○山井分科員 質問の時間を三十分いただきまして、ありがとうございます。  冒頭、二問ぐらい大村副大臣に質問をさせていただきたいと思います。  週刊誌の報道によりますと、大村副大臣の私設秘書の方が、三年半にわたって高浜市の雇用促進住宅に住まわれていたということであります。月の家...全文を見る
○山井分科員 本人に落ち度があったとは思わないということですが、やはり副大臣の私設秘書の方が、そして、まさに今はもうこれは満室になっているはずなんですね。  それで、昨年の十二月十八日、ここに資料もありますが、「申し入れ」として、舛添厚生労働大臣あてに、速やかな政策実現を求める...全文を見る
○山井分科員 一般の議員ではなくて、まさに非正規雇用の問題、派遣切りの問題について、本来先頭を切ってリードすべき方でありますから、私は、今の説明を聞いて、残念ながら十分には納得することができません。しかし、次の質問に移らせていただきたいと思います。大村副大臣、これで結構でございま...全文を見る
○山井分科員 私の知り合いが認定審査員の会の会長をやっているんですが、先日もその集まりがあったそうで、その審査員の会長の方が二次判定を担当される審査員の方々にどうスピーチをされたかというと、今回の基準の変更によって軽く出る人がたくさん出るおそれがある、これは非常に深刻な問題だから...全文を見る
○山井分科員 また次の質問のときに答弁していただけますか、何が違うかというのを。
○山井分科員 それで、今回、現場からのこういう苦情、不安の声をもとにして、激変緩和措置、経過措置を講じられたということなんです。しかし、私は一歩前進だと思いますが、大きな問題が残っていると思います。なぜならば、経過措置をされたということは、今回の新しい認定基準で介護度が軽くなって...全文を見る
○山井分科員 舛添大臣の答弁は明らかに不公平ですよ。今まで利用していた方はどちらかいい方を選べるのに、なぜ新しい人は選べないのか、その説明になっていないんですよ。不公平です。  それで、舛添大臣、きょうの配付資料にありますが、この九ページのモデル事業をされたとおっしゃいますが、...全文を見る
○山井分科員 モデル事業の方を聞いているんです。モデル事業はどうですか。
○山井分科員 では、この研究事業は何人を対象に、どういう人を対象にやったんですか。
○山井分科員 どういう方ですか、八十六例の方は。
○山井分科員 八十六例、もっと具体的な話があるでしょう。施設の方ですか、在宅の方ですか、答えてください。
○山井分科員 たった八十六例ですか。何でたった八十六例でこんな大きなことをやるんですか。なぜ私がそんなことを言うかというと、このテキストによって大きく変わるんです。  例えば、きょうの配付資料にもつけさせていただきましたが、六ページを見ていただきたいと思います。  六ページ、...全文を見る
○山井分科員 なぜ八十六例なんですか。舛添大臣、常識で考えてくださいよ。全国の四百万人の介護保険の高齢者がサービスが減るかもしれないということの調査を、たった八十六人で調査する、それはちょっと異常じゃないですか。けたが違うんじゃないですか。
○山井分科員 こちらのモデル事業は一万人以上でやったということが明記されているんですよ。ところが、こちらは八十六人ということは明記されていないんですよ。  そもそも、今回の問題になった、発覚したデータにもありますが、舛添大臣もお認めになったように、この十二ページにありますように...全文を見る
○山井分科員 いや、私は、今回の要介護認定で今までより軽くなる人がどれぐらいいるのか、その検証結果が出るのはいつですかという質問をしているんです。
○山井分科員 高齢者の方は生身の人間なんですよ。もしそれでサービスが低下しているんだったら、大問題じゃないですか。年金から介護保険料を天引きされて、もしそれでサービスが大幅に減っていたら、どう責任をとるんですか。何でそんな悠長なことが言えるのか。介護の問題を一番身にしみて感じられ...全文を見る
○山井分科員 だから、何回言ったらわかるんですか。新規の方にとっては不利益になるじゃないですか。今までと比べようがないんだから。古い基準だったら要介護一だったのに、新しい基準になると要支援二になるかもしれない。そういうことだったら見直さないとだめでしょう。その見直しをするためには...全文を見る
○山井分科員 はい。  ですから、新規の人は比べようがないんですよ。今まで利用していた人が要介護認定が今回下がったか、上がったか、変わってないか、その結果はいつ出るんですか。それを答弁してください。
○山井分科員 はい。  そうしたら、七月には出してくださるということでよろしいですね。
○山井分科員 もう終わりますが、責任を持って物事をやってください。お年寄りと家族の人生がかかっているんですから。いつ結果が出るかわからないようなことは、人体実験じゃないですか。私は個人で怒っているんじゃないんですよ。全国のお年寄りを不安にさせるようなことはやめてください。  以...全文を見る
04月22日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○山井委員 きょうは、四十分間質問時間をいただきまして、ありがとうございます。  まず最初に、国民年金の納付率、そして所得代替率のことをお伺いしたいと思います。  前回の質疑の中で、きょうも一ページ目の配付資料をお配りしておりますが、国民年金の納付率が現状並み、六五%であれば...全文を見る
○山井委員 それに続きまして、前回の答弁で、六五%の場合の最終的な所得代替率が四九・二%から四九・三%ということでしたが、では、ここの最終的な所得代替率に行き着くのは何年後ぐらいになりますか。
○山井委員 機械的な話でありますが、現状並み、六五%の国民年金の納付率であれば、二〇三九年度に五〇%を切り、二〇四〇年度には四九・二%から三%の最終的な所得代替率になるということなんです。  ここで、八〇%に国民年金の納付率を引き上げるのはなかなか難しいであろうということで、そ...全文を見る
○山井委員 ということは、最終報告書が出る前だということですね。今うなずいておられますが、前に聞かれたと。  そこで、話は戻るんですが、その説明を聞かれたときに、しかし、前回も話をしましたように、この報告書にはどこにも八〇%という数字は入っていないんですね。入っていないんですよ...全文を見る
○山井委員 ちょっと細かい質問になるかもしれませんが、では、その時点でこの「等」の中に八〇%が入っているということは認識されていたんですか。
○山井委員 その役人的な説明を聞かれたのはいつですか。
○山井委員 確認しますが、長妻議員や私たちが国会でそのことを問題にしてから役人の方々から聞いたということでよろしいですか。
○山井委員 ということは、舛添大臣は、この「等」の中に八〇%が入っているということは、この報告書が出たときにも御存じなかったということでよろしいですか。
○山井委員 舛添大臣、まさにそこが認識の違いなんですね。細かいことは気にしていられませんとおっしゃいますが、私たちからすると、この八〇%を前提に五〇・一%になっていて、そこが五%でも下がったらまさに百年安心の公約である五〇%を割るんだというのは、小さいこと、細かいことではなくて、...全文を見る
○山井委員 これはまさに政府の公約であり、自民党、公明党の公約であるから、非常に重いんですよ。これはシンボルなんですよ。やはり、今の年金の安心感のまさに一番のシンボルになっているんですね。  今、八〇%という議論をするのが恥ずかしいとおっしゃいましたが、私たちは違うんです。八〇...全文を見る
○山井委員 こだわりますが、今回、六五%という試算もせずに八〇%だけでやった、このことは大臣の判断ですか。
○山井委員 これはうがった見方で非常に失礼かもしれないんですが、昨年五月の段階では、六五%でも五一・一%にしかならないんですよ。五〇%を切らないんですね。ところが、今回の場合は、六五パーを書いてしまうと、それが四九・二%になってしまうわけですよね。ですから、それではまずいというこ...全文を見る
○山井委員 ということは、確認ですが、私たちと同じように、このペーパー、シミュレーションのペーパーを見て初めて大臣もお知りになったということですか。
○山井委員 いや、大臣はそうおっしゃいますが、結果出てきたものを見れば、そういうふうに受け取らざるを得ないような気もするんですね。  それで、大臣、先ほどおっしゃったように、もし残念ながら六五%の現状維持のまま続けば二〇三八年度には五〇%を切る。そのときには何らかの措置を講じね...全文を見る
○山井委員 大臣、そこは、認識の大きな違いが国民と大臣とあると思うんです。  なぜならば、保険料をもうこれ以上上げない、支給開始年齢を遅くしない、平成十六年改正で、百年安心ですということをおっしゃったのは政府であり、そのことを、きょうの配付資料にも入っていますが、選挙の公約にも...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、今、百年安心という言葉は使いたくないとおっしゃったんですが、その理由をお聞かせください。
○山井委員 いや、これは、十七ページの議事録を見ていただきたいんですが、当時の、平成十六年のトーンとかなりダウンしていると思うんですね。当時の森副大臣は、「百年後でも絶対大丈夫ということを申し上げます。」そして横のページの坂口厚生労働大臣は、「百年安心にしていくという案を作ったわ...全文を見る
○山井委員 百年安心という言葉は使わないたぐいの人間というのは、それはどういうことをいうんですか。もしかして正直ということですか。うそはつけないということなんですか。なぜ百年安心という言葉は自分は使いたくないんですか。
○山井委員 ここは私はこだわりたいんですけれども、この百年安心プランというのが大きな争点だったんですよ。争点だったんですよ。ということは、百年安心という旗を舛添大臣個人としては今後は掲げないということですか。
○山井委員 将来のことはわからないということなんですが、過去三年間、八〇%目標で努力して、全く達成されていないどころか落ちているというところがこの問題の深刻さなんですね、この納付率は。  そこで、お伺いをしますが、今回も配付資料に入れましたが、平成二十年度はもう終わっていますよ...全文を見る
○山井委員 目標を高く掲げることは大事なことなんですが、私たちが一番心配するのは、直前になって、保険料を上げます、支給開始年齢を上げますと言われるのが怖いから、それでは安心して人生を送れないからということで年金改革の議論をしているわけです。  そこで、先のことじゃないんです。実...全文を見る
○山井委員 大臣、それは聞き捨てならない。  平成二十年度八〇%、それは無理ですよと言いたいのはこっちですよ、無理ですよと言いたいのは。無理なことを書いているから、無理じゃないですかと言ったら、それは無理ですよと言ったら、この報告書は、前提、一年目から間違っていますよと、大臣が...全文を見る
○山井委員 そんなことはない。それは、大臣の発言はそれだけ重いということなんですよ。今回の、神のみぞ知るとか、ああいうことをおっしゃるから、逆に納付率は下がりかねないんですね。ですから、大臣、この試算、もちろん目標を掲げることは大事なんですけれども、実現不可能なことを書くと、それ...全文を見る
○山井委員 いや、国会の審議というのは、希望的観測だけ語っていてもだめなんです。国民の老後の責任を持たないとだめなんですよ。その責任を持った発言をするならば、今の制度のまま八〇%に上げるのは、これは無理ですよ。  繰り返しになりますが、ほかでもない麻生総理がそのことをおっしゃっ...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたのでもう終わりますが、最後に一言申し上げますが、舛添大臣、御自分が一万四千六百六十円払っているというふうに自慢されていますが、それは高額所得者が一万四千六百六十円払うのと、本当にフリーターの方やワーキングプアの方も、これは定額なんですよ。そこが問題なんで...全文を見る
05月27日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○山井委員 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  A案からD案の提出者の方全員に、二つぐらい質問をさせていただきたいと思っております。質問通告に従いましてお聞きをしたいと思います。  まず第一問目、そもそも論についてあえて質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○山井委員 御答弁ありがとうございます。もちろん私も天命があるから臓器移植を一切否定するという立場ではありませんが、根源的な問いですので聞かせていただきました。  時間に限りがありますので、もう次が最後の質問になります。またA案からD案の方々に、正直言いましてこれも非常に答えづ...全文を見る
○山井委員 貴重な答弁、ありがとうございました。  時間が来ましたので、終わらせていただきます。ありがとうございます。
06月10日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○山井委員 きょうは、五十分間質問時間をいただきまして、ありがとうございます。  きょうは育休切りの問題を中心に質問をしたいと思いますが、まず最初の冒頭、一問だけ生活保護の母子加算復活ということについて質問をさせていただきたいと思います。  といいますのは、私の配付資料の後ろ...全文を見る
○山井委員 舛添大臣がおっしゃるとおり、これは一度きっちり議論しないとだめなんですよ。私は、選挙後に先送りする問題ではないと思います。なぜならば、この二万三千円がカットされて、それによってどういう影響が出ているか。繰り返しになりますが、高校進学は断念した、あるいは不登校になった、...全文を見る
○山井委員 今、ヨーロッパではあり得ないということをおっしゃいましたが、問題は、舛添大臣がヨーロッパであり得ないと言っていることが日本ではどんどんふえているんですよ。そこが最大の問題なんです。  周知徹底とおっしゃいましたけれども、だから、まさに午前中、郡議員が質問したように、...全文を見る
○山井委員 大臣、幾つかの法案のミックスの問題だとおっしゃって、それはよくわかるんですけれども、私たちが今回この育休法の改正を審議しているのは、まさにこういう今喫緊の課題になっている育休切り、これに対してこの改正法案でどう対応できるのか。  午前中、労政審での議論ということを郡...全文を見る
○山井委員 大事なことなので確認しますが、やはり厚生労働大臣としても、今答弁があったように、労使ともに紛争の未然解決、トラブルを防ぐ上でも、紙切れ一枚あった方が望ましいということは思われるわけですね。
○山井委員 午前中の郡議員の質問の中でも出ましたが、東京都の労働局の均等室長の峯岸とも子さんが、三十一ページ、三十二ページに、新聞のインタビューに答えて、こうおっしゃっているんですね。育休前に書面の確認をと。特に昨年秋以降目立っている育休切りに対して、身を守るポイントして、育休を...全文を見る
○山井委員 だから大臣、問題はそこなんですよ。この十八ページ、十九ページの申出書と取扱通知書なんですが、くしくも先ほど大臣が自分で答弁されたように、何社がこれを使っているかわからないし、何人が出しているかも、実態も厚生労働省は把握していないし、大臣がおっしゃるように、ほとんど少数...全文を見る
○山井委員 大臣、ちょっとここは大事なところなので、ぜひきっちり答弁してほしいと思います。  今まで努力義務で、ほとんどまだまだ進んでいないんですよ、残念ながら。それをこれから頑張るといったって、頑張るでは全国の女性は私は納得しないと思いますよ。今までも頑張ってこられたんですよ...全文を見る
○山井委員 そのとおりですよね。現状はそうなっていないんですよ。現状はそうなっていないから、私たちは今回修正案も出して、そういう書面を、復帰後の労働条件があるなしはさておき、とにかく、少なくともいつからいつまで育児休業をとっているという書面を事業主が労働者に出すことをやはり義務づ...全文を見る
○山井委員 半分ぐらい認識は一緒です。  確かに私の言ったことが多少誤解を招いたかもしれませんが、復帰後の労働条件はさておきというのは、これは育児休業法でそもそも不利益な取り扱いはだめと規定されているわけですから、書くまでもない。そこを不利益な取り扱いをしたら違法になるわけです...全文を見る
○山井委員 私は、今求められているのは言葉じゃなくて行動だと思うんです。同情するなら紙をくれじゃないですけれども、幾ら頑張りますと言ったってだめなんですよ。やはり、自分の育休の後復帰できるための足がかり、手がかり、お守り、新たにそういう物がないと、国会で育休はだめですねとみんなで...全文を見る
○山井委員 もう時間が来たので終わりますが、やはり自戒を込めて言うならば、国会というところには女性の声や子供の声、特に子育てをしているお母さんの声というのはなかなか届かないんです。先ほど郡さんもおっしゃいましたが、実はきょう、育休切りの被害者の方も聞きに来たいとおっしゃっていまし...全文を見る
11月11日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○山井大臣政務官 このたび厚生労働大臣政務官を拝命いたしました山井和則でございます。  この厚生労働委員会は、そして厚生労働行政というのは、国会の中、また政府の中でも最も国民の生活に近い、密接に関係する、そして一番期待も大きな分野であると思っております。  ただいま長妻大臣か...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○大臣政務官(山井和則君) 政務官を拝命いたしました山井和則でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。
11月18日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○山井大臣政務官 はい。端的に一点だけ補足をさせていただきます。  この無料低額宿泊所、これは貧困ビジネスの中でも悪質なものが非常に多いと言われておりまして、こういうことによる生活保護費のピンはねというものがどんどん放置されると、生活保護行政に対する国民の信頼もなくなってまいり...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
議事録を見る
○山井大臣政務官 高木委員にお答え申し上げます。  まず何よりも、御存じのように、この企業年金、減額の場合には三分の二の受給者の賛同が必要でありますから、その努力を最大限やっていただきたいと思います。  そして、まだ新しい法律を出すかどうかということも決まっておりませんので、...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○大臣政務官(山井和則君) この基金事業に関しましては、来年の三月末までに五万人の訓練枠をつくるということを考えております。  そして、介護に関しましては、働きながら資格を取るということに関しましては、緊急雇用創出事業、都道府県にお願いしているものでありまして、十二月の議会にお...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) この五万人というのは、介護のみならず、すべてのITや様々な訓練枠を含めたものが五万人であります。  それで、今、丸川委員おっしゃいましたように、この介護に関しましては今まで自公政権でも訓練というものをやっておられましたけれども、今回の緊急雇用対策の中...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) 事業仕分の担当ですので、厚生労働省としての認識も申し上げたいと思います。  今、泉政務官からも話がありましたように、あくまでも参考意見だというふうに私たちも承知をしております。石井委員おっしゃいましたように、特に医療、医療そして福祉、そういう現場の感...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) いや、私が答弁したのは、基金事業、これが来年の三月末までに五万人ということを言っているわけであります。
○大臣政務官(山井和則君) 現時点で、十一月までの時点で二、三万人ということになっております。それの今後の増やす訓練枠は十万人に増えるわけですから、プラス六、七万人増えると、そういうことであります。それと、残りの三万人程度、そこが緊急雇用創出事業ということになってまいります。そこ...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) 私がその事業仕分、立ち会わせていただきましたので答弁させていただきます。  若者自立塾、そして障害者の工賃倍増計画、両方共通して言えますのは、やはりこれ目先の費用対効果だけで福祉というものは測れないということなんですね。その意味では、私も若者自立塾が...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) 一言補足をさせていただきますと、やはり今の日本では雇用保険が切れてしまうと生活保護になってしまう方が非常に多いんですね。そういう意味では、今回の十一月三十日の取組を通じてやっぱり第二のセーフティーネットというものをもっと普及させ、周知させ、また利用しづ...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) いや、もう小池議員から私の質疑に非常に評価をいただきまして、ありがとうございます。  やはり、私は今回の地方分権の問題、主役は子供たちだと思います。そういう意味では、保育の質をいかに守っていくかと。私たちのマニフェストにも、質の高い保育所をこれからつ...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) お名前を出していただきました。どうもありがとうございました。  いや、是非御理解いただきたいのは、恐らくこの厚生労働委員会に所属する議員の先生方は、党派を超えてもう全員が、できることならば規制緩和はしたくないという思いはやまやまだと思うんです。しかし...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) 私が一言最初に答弁をさせていただきたいと思います。  今御指摘いただきましたように、この貧困ビジネスの問題は二つ大きな問題があります。一つは、やはりこれだけ大規模に一万四千人もの方々が入居しておられて、また一部それをかなりのピンはねをしているとなると...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○山井大臣政務官 田村委員、質問ありがとうございます。  肝炎の問題は、薬害肝炎の一括救済法が成立したとはいえ、まだ入り口でありまして、本当に積み残されている課題が多々あります。今田村委員から御指摘がありましたカルテのない患者の方々の問題、そしてB型肝炎の問題、今回、与野党の協...全文を見る
○山井大臣政務官 遡及の問題は、このケースのみならず、ほかのケースにも関連してくるケースでありますが、田村委員がおっしゃる意味はよくわかります。そしてカルテのない患者の方々も含めて、薬害肝炎、そしてB型肝炎の集団予防接種の問題、残念ながら、肝炎の問題というのは本当に積み残された問...全文を見る
○山井大臣政務官 事業仕分けの際に私が立ち会わせていただきましたので、答弁をさせていただきたいと思いますが、実は、ニート対策に関しては、事業仕分け人の方々も非常に重要性は感じているということをおっしゃっていまして、ただし今のやり方を再検討してほしいというような結論でありました。 ...全文を見る
○山井大臣政務官 このニートの方々に対する支援というのはさまざまでありますし、おっしゃるように、また一人一人によって状況が違う。さまざまな形で、なかなか社会に出ていくことが困難であったり、人間関係が苦しかったりという方であります。  先ほどの答弁、もしかしたらちょっと誤解があっ...全文を見る
○山井大臣政務官 事業仕分けのこの部分の担当の政務官として答弁をさせていただきます。  延長保育に関しましては、この趣旨についてはいいわけですが、一般会計ではなく特別会計にということでありますが、やはり国の公的責任というものも薄まるわけでありますし、そして、こういう形で継続的に...全文を見る
○山井大臣政務官 坂口元大臣に質問していただいて、非常に光栄であります。厚生労働委員会の仏様として、二期も続いて本当に坂口大臣には御指導をいただきました。  それで、専門委員に坂本すがさん、日本看護協会の副会長さんが入っておられます。  私も昔、二年間、スウェーデンに福祉と医...全文を見る
○山井大臣政務官 坂口元大臣がおっしゃるように、やはり、今新型インフルエンザというのが猛威を振るっておりますが、またいつもとのような形になって両方の危機が迫ってくるかわかりませんので、同時に両方の危機について万全の備えをせねばならないと思いますし、また専門家の坂口先生の御指導を聞...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
議事録を見る
○山井大臣政務官 竹内委員にお答え申し上げます。  厚生労働省といたしましては、所得制限を設けないことを前提に予算要求をいたしております。ただし、予算編成過程を通じて、政府全体で制度の具体的内容を決定していくというふうに考えております。  諸外国と比べますと、日本においては、...全文を見る
○山井大臣政務官 竹内委員にお答えをいたします。  概算要求では、厚生労働省としては全額国庫負担を前提として要求をしておりますが、その中に、このことに関しましては、予算編成過程を通じて政府全体で制度の具体的内容を決定するというふうに書いております。  以上です。
11月26日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○山井大臣政務官 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  今回の肝炎対策基本法の中に、肝炎対策の協議会を設置する、そういう条項が入っております。今御質問をいただいたことにつきましても、そういう協議会の中で、今後総合的な肝炎患者の支援のために検討を進めていくべきだと思っておりま...全文を見る
○山井大臣政務官 今御質問されました肝硬変、肝がんに対する対応についても、その協議会で論点の一つになろうかと思います。
○山井大臣政務官 高橋議員の御質問にお答えを申し上げます。  本日も、C型肝炎の原告の皆さん方、そしてB型肝炎の原告の皆さん方、また日肝協の方々もお越しをいただいております。  日肝協の事務局長の方々も、病を持ちながら肝炎患者の医療費支援ということを頑張ってこられましたけれど...全文を見る
11月26日第173回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○山井大臣政務官 このインターネット等を用いた薬物の問題に関しては、本当に深刻な事態になってきていると思っております。  今の委員の質問でありますが、この法規制に関しましては、大麻の種子をまく前であっても不正栽培の予備行為として現行法で処罰が可能でありますし、また、種子を譲り渡...全文を見る
○山井大臣政務官 山崎委員にお答え申し上げます。  今までから、保健師、看護師の分野のオピニオンリーダーであった山崎委員が今回初当選をされたことに、非常にうれしく、大いに期待をしております。  まさに、この児童虐待の防止のためには、母子保健との連携というのが一番重要であると思...全文を見る
○山井大臣政務官 大泉議員、ありがとうございます。厚生労働省で家庭福祉課長も務められた大泉議員、まさに虐待された子どもたちの本当の代弁者として大活躍をしていただけると思います。  今御指摘ありましたように、児童養護施設では、被虐待児、虐待経験を持つお子さんが五三・四%になってお...全文を見る
○山井大臣政務官 委員御指摘のように、情緒障害児短期治療施設というのは、やはり、虐待を受けた子どもたちに非常にふさわしい施設だと思っております。  この施設をふやすことについては、今、来年一月をめどに子ども・子育てビジョンというものを策定する予定でありますが、その中で数値目標を...全文を見る
○山井大臣政務官 吉泉委員、御指摘ありがとうございます。  委員御指摘のように、二万人を超える待機児童のうちの八二%がゼロから二歳児になっております。  平成二十年二月から新待機児童ゼロ作戦ということで取り組んでおりますが、まだまだ不十分な部分がございまして、その意味では、平...全文を見る
○山井大臣政務官 吉泉委員御指摘のように、この放課後児童クラブ、学童保育というものの重要性がますますふえてきております。このことに関しましては、二十二年度の概算要求においても事項要求をしておるところであります。  具体的には、先ほども申し上げました子ども・子育てビジョン、福島大...全文を見る
11月26日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
議事録を見る
○大臣政務官(山井和則君) 御質問ありがとうございます。  就職安定資金融資事業の概要としましては、派遣労働者等の解雇や雇い止めによって住居喪失状態になっている離職者に対して住宅入居初期費用などの必要な資金を貸し付けることにより、これらの者の住居や安定的な就労機会が確保できるよ...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) 御質問ありがとうございます。  大門先生の資料にもございますように、就職安定資金融資は平成二十年十二月二十二日より貸付けが実施されておりますが、その対象者は平成二十一年十一月十三日時点においては一万六百三十一人となっております。そのうち貸付実施日から...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) 御質問をありがとうございます。  このような現状というものは私も今初めて聞きまして、やはり、もちろん今御指摘がありましたように、三割の人は就職につながっているわけで、これは非常にいい制度なわけですけれども、逆に七割の方が就職につながっていなくて、また...全文を見る
○大臣政務官(山井和則君) お答え申し上げます。  この貧困の問題というのは、残念ながらなかなか社会の表に出てくるのが遅くて、気付いたときには本当に根深くなっているということがございます。今、大門委員から御指摘いただいたことも実態把握に努め、そしてやはり、今度、十一月三十日、ワ...全文を見る
11月27日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○大臣政務官(山井和則君) 津田委員、非常に重要な御指摘、ありがとうございます。  今回の低所得者に対する接種費用の負担軽減措置については、基本的に市町村がその市町村に住民票がある方に対して負担をすることを想定しており、当該市町村に対して国庫補助を行うこととしているわけでありま...全文を見る