山井和則

やまのいかずのり

小選挙区(京都府第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

山井和則の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○山井委員 質問の時間をいただきましてありがとうございます。三年半ぶりに質問に立たせていただきます。  きょうは、子供の貧困率、生活保護基準の引き下げ、それが生活保護家庭の子供たちあるいは一般の低所得の方々にどのように影響を与えるか、そのことについて三十分間、質問をさせていただ...全文を見る
○山井委員 答弁が後退しているんじゃないですか。長妻さんのときには現状を維持しますと明確に答弁されたのに、今は何か、できる限りとおっしゃっているんじゃないですか。  実際、ここの三ページに、文部科学省から回答をいただいたところには明らかにこう書いてありますよ。就学援助の対象者や...全文を見る
○山井委員 これも、何か答弁が後退していますね。何か、これから検討させていただきますと。違うんじゃないんですか。要は、生活保護の基準を下げるというのはもう予算案で決めたわけでしょう。決めたにもかかわらず、就学援助が来年からどうなるか、住民税非課税世帯がどうなるか、これから検討しま...全文を見る
○山井委員 これは、時間に限りがありますから先に進んでいきますが、重大な問題ですよ。先日長妻さんが質問したように、五十万人に影響が及ぶのか、百万人に影響が及ぶのか、さっぱりわからないわけですから。(下村国務大臣「やっぱり委員長、反論させて」と呼ぶ)いやいや、ちょっと待って。もう次...全文を見る
○山井委員 まず、前段の答弁でありますが、いろいろ国としての思い、他制度に波及させないという思いはおっしゃいましたが、先ほどの答弁でも、それは確約できないということですから、それでは全く意味がないと思います。  そして、今の田村大臣の答弁、変だなと思ったのは、一万円、二万円上げ...全文を見る
○山井委員 この配付資料十二ページにありますように、板橋区の調査がございます。ここで見てみますと、板橋区の中学校、結局、生活保護世帯の生徒の不登校率は一一・六%、一般世帯の不登校率は二・四%。つまり、四・八倍の不登校の格差が既にあるわけですね。ですから、これをどう縮めていこうかと...全文を見る
○山井委員 ぜひここは、そのような調査をして、理事会に提出していただきたいと思います。  ぜひ、委員長、お取り計らいをお願いいたします。
○山井委員 田村大臣、いろいろな要因があるということですが、そのいろいろな要因もまだわからないわけでしょう、実態把握していないわけですから。なぜ実態把握から逃げるんですか。  この資料にもありますように、高校進学率、生活保護家庭。今、さまざまな措置は講じていて教育扶助費も出して...全文を見る
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○山井委員 二十八分間、質問時間をいただきまして、まことにありがとうございます。  まず冒頭ですが、残念なことに、昨日、成年後見がついた人の選挙は、違憲であり無効であるという判決に対して、総理そして政府、控訴をこのたびされました。このことについては非常に遺憾であります。強く抗議...全文を見る
○山井委員 趣旨はわかりましたが、私が質問したことにお答えをいただきたいと思います。  その労働移動型への転換の中に、先ほど質問しましたように、解雇の金銭解決という方法も含まれているんですか。いや、安倍総理にお聞きしております。安倍総理の発言について聞いているわけですから。
○山井委員 私は、田村大臣の見解を聞いているのではなくて、安倍総理がこの発言をされた中に、解雇の金銭解決ということも含まれているのかということをお聞きしているわけであります。
○山井委員 安倍総理に聞いているんです。  この労働移動支援型への大胆なシフトの中に、解雇の金銭解決という方法も含まれているんですか。
○山井委員 いや、私、ちょっとびっくりしました。安倍総理の考え方の中に、解雇の金銭解決が含まれていない、これは本当に重い答弁だと思います。本当にそれでいいんですか。  これは、先日の産業競争力会議で配付された資料をここにお配りしております。その中で、どういう議論がされているかと...全文を見る
○山井委員 いや、私、よく理解できないのは、さまざまな意見とおっしゃいますが、さまざまじゃないんですよ。解雇しやすいようにという意見しか出ていないんですよ、この議事録を見ましても。  それで、きょう十時から始まっております規制改革会議の雇用のワーキングチームの座長になられた方の...全文を見る
○山井委員 それは明らかにおかしいですよ。これは、労働力移動と簡単におっしゃいますが、この問題の主人公は、まさに移動する労働者本人なんじゃないんですか。その当事者をなぜ今入れていないのか。  それで、私、安倍総理が成長産業を育ててということをおっしゃるのはわかります。私もそう思...全文を見る
○山井委員 私は議事録を見て、解雇規制緩和の発言が相次いでいるし、おまけに、きょう始まったワーキングチームの座長の方も、解雇の金銭解決の導入をとおっしゃっている論客だから、こういうものから類推すれば、こういう人選からすれば、安倍総理は解雇の金銭解決というものを目指しておられるんじ...全文を見る
○山井委員 いや、私よくわからないのは、そうしたら、解雇の金銭解決を考えておられないということであれば、なぜ解雇の金銭解決を訴えておられる方々をこういうメンバーに選ばれて、おまけに、それに慎重な労働者側の方々を入れておられないんですか。そこが理解できないんです。ちょっと説明をして...全文を見る
○山井委員 そこはマッチポンプなんですよ、民間議員に言わせておいて、自分たちが否定するという。  安倍総理、そうしたらもう一回確認をしますが、安倍政権においては、解雇の金銭解決という規制緩和は行わないということでいいですね。
○山井委員 きょう十時から今やっている規制改革会議では、解雇の金銭解決やいわゆる準正社員問題についての今後の検討のスケジュールを議論しているんですよ。もし安倍総理がおっしゃるとおりだったら、そんなことを議論する必要ないじゃないですか。それに、もし安倍総理がその気がないんだったら、...全文を見る
○山井委員 最後に一問だけで終わります、安倍総理に聞いているわけですから。  安倍総理、今の田村大臣の答弁にありましたように……
○山井委員 何人にはねるかわからないということですが、物価は上がるのに低所得者の自己負担がふえるのはおかしいと思いますが、それに対して一言コメントをお願いします。安倍総理に聞いている。一言、お願いします。
○山井委員 安倍総理に聞いたのに田村大臣が出てきたんじゃないですか。一言、感想をお願いします。コメントをお願いします。安倍総理。
04月03日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○山井委員 四年ぶりに厚生労働委員会で質問をさせていただき、ありがとうございます。きょうは、多くの資料とパネルも持ってこさせていただきました。  私は、アベノリスクということを非常に感じるんですね。アベノミクスの副作用、陰の部分と。  田村大臣もこうやって大臣になられまして、...全文を見る
○山井委員 ここに配付資料がございますが、四ページ目を見てください。確かに、今、田村大臣おっしゃったように、民間議員のペーパー、「最終的な金銭解決」ということを書いてありますね。  それと、次の五ページ、これも右上に線が引いてあります。規制改革会議の雇用ワーキンググループの座長...全文を見る
○山井委員 田村大臣、無責任ですね。これほど重大なことが、産業競争力会議、規制改革会議。解雇にかかわることの日本の責任者は田村大臣じゃないですか。こういう議論がされているということで、働く者もみんな心配しているんですよ。それに対して、田村大臣、何か、認識しておりませんと。私は、そ...全文を見る
○山井委員 私たちが一番心配していますのは、TPPもそうでしたが、選挙前はそういう答弁をしておいて、選挙が終わったら、結局、解雇の金銭解決制度の導入、そういうことになるのを私たちは一番心配しております。  これは、この資料にもありますように、田村さんは事前型、事後型ということを...全文を見る
○山井委員 今回、結局、安倍総理と田村大臣が、解雇の金銭解決という、教科書にも出ている言葉の定義を勝手に変えてしまった。私は、そのことは、大変ゆゆしき問題だというふうに思っております。  田村大臣もおっしゃったように、世界じゅうで事前にお金を渡して解決している国はないわけでしょ...全文を見る
○山井委員 のらりくらりといろいろ今までおっしゃっていますが、ということは、田村大臣、安倍政権として、このような金銭解決制度を導入する可能性はないと否定できますか。可能性はあるんですか、ないんですか。     〔上川委員長代理退席、委員長着席〕
○山井委員 今、大臣もおっしゃいましたが、ということは、今、その審議会というか規制改革会議や産業競争力会議でこういう制度のことが検討中ということですね。
○山井委員 それは、そういうことをしているということは、安倍内閣はそういうことをやろうとしているということなんですよ。全くやる気がないのに、そういうペーパーを配って議論するということにはなりません。  例えば、九ページ。実はこれは、「二〇〇六年 日米投資イニシアティブ報告書」と...全文を見る
○山井委員 やはり政策をやるときには、それがどれぐらいの低所得者の負担増になるのかということを考えた上で政策をするのが私は筋だと思いますよ。六・五%下げると言っておきながら、何十万人か何百万人に影響が及ぶのか及ばないのかわかりませんというのは、私は極めて無責任だというふうに思いま...全文を見る
○山井委員 生活保護基準は、デフレを理由に下げるわけですよね。低所得者の住民税非課税限度額は、デフレなのに、それほど影響を及ぼさないようにという理由は何ですか。
○山井委員 先ほどの資料にもありますように、六・五%満額影響しなかったとしても、何十万人かにも影響が及ぶ可能性がこれはあるわけであります。こういう大改正をしながらも、どれだけの人たちに影響が及ぶかがわからないということは、私は非常に問題だと思いますし、来年の四月といえば、消費税増...全文を見る
04月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○山井委員 四十五分間、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  アベノミクスと言われておりますけれども、私は、アベノリスクというものも副作用として大きいのではないかと心配をしております。  具体的に言いますと、きょう取り上げさせていただきます、一定のお金を払うこ...全文を見る
○山井委員 まさにこの配付資料の一ページにもありますが、米印がありますね、「金銭の支払いによる契約解消の申立ができる当事者(労働者又は使用者)は国により異なる。」と。例えばドイツなんかでは、使用者側から申し立てができるケースもございます。  ということは、甘利大臣、安倍総理は、...全文を見る
○山井委員 ということは、改めて確認しますが、この配付資料の表紙ですね、ここにフリップもございますが、ここにあるような、解雇が無効になったときに労働者側から申し立てて金銭の支払いにより契約解除をする制度づくり、このような制度づくりについては検討中ということでよろしいですか。
○山井委員 私、少し疑念を持つんですが、例えば四ページに、産業競争力会議の雇用制度改革についてのテーマ別会合主査の方のペーパーがあるんですが、下線を引いてありますが、「「人材の過剰在庫」が顕在化している。」と。人材の過剰在庫という表現になっているんですね。私はやはり、働く方々に対...全文を見る
○山井委員 私は答弁が矛盾していると思いますよ。先ほどまであれだけ、労働者の立場に立って、労働者にとってとおっしゃいながら、産業競争力だから労働者側は入れていない、雇用は議論していないと。  でも、この四ページの配付資料にもありますように、明らかにこのテーマ別会合のテーマは雇用...全文を見る
○山井委員 全く納得できません。  今、厚労大臣を呼んでおけとおっしゃいますが、産業競争力会議でも規制改革会議でも、ずっと出席する大臣として入れていないのはそちらだから問題なんじゃないですか。厚労大臣を呼んでおけと言いたいのはこっちですよ、厚生労働省も外して規制改革の議論をされ...全文を見る
○山井委員 それではお聞きしますが、年央は入れないと。もう一回は年末に取りまとめがあるんだと思います。こういう聞き方をしましょう。解雇の金銭解決制度というものの導入を提案するという可能性は、年央ではなくて年末も含めて、安倍政権においては可能性はありますか。
○山井委員 それは事後型も含めてですか。
○山井委員 ということは、事後的な解雇の金銭解決制度の導入ということは、甘利大臣の在任中でもあり得るということですか。
○山井委員 ということは、参議院選挙が終わってからは、そういう議論が本格化する可能性があるんだというふうに私は理解をいたしております。  でも、やはり実際のケースは、本当にこれは、裁判をして解雇無効になったとしても、なかなか戻れる居場所がなかったり、そもそも、裁判をするぐらいで...全文を見る
○山井委員 なぜそこまで、解雇される側の、一番つらい立場に遭う可能性がある労働者を排除するのかということが、私には理解できません。  それでは次に、稲田大臣にお伺いしますが、稲田大臣が担当されている規制改革会議の方でも、座長さんのペーパーが配られまして、今、雇用改革の三本の矢、...全文を見る
○山井委員 この九ページに、雇用ワーキンググループの今後のスケジュールが書いてあるんですね。次が四月十一日、そして第九回が五月三十一日。  今、稲田大臣、優先課題には入っておらないということは、恐らくこの五月三十一日までには入っていないということだと思いますが、それでは、これ以...全文を見る
○山井委員 続けてお聞きしますが、今は入っておりませんと言いますが、座長ペーパーに入っているんですね。そうしたら、今後、このワーキンググループで解雇補償金制度を議論する可能性はあるんですか、ないんですか。お答えください。
○山井委員 今後議論される可能性があるということですね。実際、この座長さんの書かれた記事、十一ページにございますが、十一ページの記事にありますように、この座長さんの持論は「解雇に金銭解決の導入を」ということでございます。これもまた、参議院選挙が終わってから、こういう議論をされてい...全文を見る
○山井委員 何か担当大臣として私は非常に不安な気がいたします。メリット、デメリットぐらい、質問通告をしているわけですから、お答えをいただきたかったわけであります。  それでは、これも通告をしておりますが、今後三回は、ワーキンググループは限定正社員というものを議論していくんですね...全文を見る
○山井委員 では、これは解雇されやすくなるんですか、限定正社員は。いかがですか。
○山井委員 でも、十二ページにありますように、この図によると、雇用保障が弱くなると載っているんですから、雇用保障が弱くなるということは解雇しやすくなるということではないんですか。
○山井委員 そうしたら、今の正社員が今後、同じ正社員がですよ、あなたは来年からは限定正社員だから雇用保障は薄くなるとか言われる可能性はあるんですか。  何を聞いているかというと、これからの新入社員を対象に、あなたは限定正社員ですよ、あなたは無限定正社員ですよとなるのか。それとも...全文を見る
○山井委員 何か答弁を聞いているとまた労働者の立場に立ってというようですが、それではお聞きしますが、この雇用ワーキングチームに労働者の方々の代表は入っているんですか。  あるいは、もう一つお聞きしますと、十ページの資料の下にありますように、この規制改革会議の事務局の担当職員の出...全文を見る
○山井委員 私、きょうの質疑を通じて、本当に納得できないんですね。  びっくりしたのは、労働者の立場に立って、労働者の立場に立ってと答弁でおっしゃる割には、実際にそれを議論する会議には労働者の代表は入れない、排除する。これは私は考えられません。そこまでおっしゃるんだったら、働く...全文を見る
○山井委員 御答弁いただきましたが、就学援助は、最終的には市町村の判断だから切られる可能性は否定できないということだというふうに思います。  そうすると、今後、生活保護がふえてしまう心配も逆にあるわけで、新藤総務大臣にお伺いしたいと思いますが、住民税非課税限度額ですね。最後のペ...全文を見る
○山井委員 やはり下がらないということはないというふうに理解をいたしました。  それでは最後に、麻生副総理・財務大臣にお伺いしたいんですが、今回、生活保護が引き下げられるということで、デフレを理由に、このインフレになろうとしている中で引き下げるというのは私はとんでもないことだと...全文を見る
○山井委員 以上で質問を終わります。
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○山井分科員 これから三十分にわたりまして、子供の貧困の問題、また、住民税非課税限度額への連動、このことによって非課税世帯であった低所得の方々に対してさまざまな問題点が出ないのか、そういうことについて質問をさせていただきたいと思います。三十分という短い時間でして、田村大臣、そして...全文を見る
○山井分科員 何点かありますが、民主党政権であれば、このような大幅な引き下げは全くやっておりません。  さらに、基準部会の委員の先生方の名誉のためにも言いますと、基準部会の方々も、このような大幅な引き下げをしろなんということは全く言っておりませんし、子供の貧困の連鎖が拡大しない...全文を見る
○山井分科員 これも通告しておりますが、今おっしゃったような前提を置いて、大体何倍ぐらいそれぞれ高いわけですか。
○山井分科員 私は、これは非常に深刻だと思うんですね。なぜならば、子供は当然、家庭を選ぶことができません。みんな、学校に行きたい、進学したいという思いを持っている子供たちが多いわけです。しかし、家庭の状況によって不登校率や中退率が、今おっしゃったように、数倍の開きがあるわけです。...全文を見る
○山井分科員 やはり、問題の解決というのは、現状把握なくして進まないんです。私は、厚生労働省が、本気で子供の貧困の解決、あるいは田村大臣がおっしゃったように、こういう貧困の子供たちに悪影響を及ぼさないというのであれば、きっちり実態調査をして、それが悪化していないか、向上しているか...全文を見る
○山井分科員 非常に曖昧な答弁なんですが、私の聞いたことにストレートにお答えください。  生活扶助基準の引き下げが住民税非課税限度額の引き下げに、影響を極力なくすということで閣僚間で合意をしているんですか。それとも、合意はしていないんですか、まだ。
○山井分科員 残念ながら、ということは、極力影響をなくすということで閣僚間で合意したという答弁はできないということですか。
○山井分科員 田村大臣は、四月三日の私の質問に対する答弁で、今の生活扶助基準引き下げを、住民税非課税限度額への影響を極力なくすと閣僚間で合意していると答弁をされているんです。  今、平嶋審議官は、そのことは答弁できないということなんですが、田村大臣、それは総務大臣と合意している...全文を見る
○山井分科員 これは何十万人、あるいは百万人以上、これは全部で三千百万人いるわけですからね。これがはねると大変なことになりますよ、これは。格差がどんどん拡大します。できる限りと今おっしゃいましたが、過去、前回〇・九%削減したときは一%以上引き下げになっているんです。  それでは...全文を見る
○山井分科員 ということは、頑張りますということですね。  ただ、要は、連動しないという担保はあるんですか、ないんですか。これは、連動し出すと、百万人以上の高齢者の介護保険料がアップしたりする危険性がありますからね。これは小さな話じゃないですよ。後期高齢者医療制度のときも、法案...全文を見る
○山井分科員 私は全く理解できないのは、何十万人、あるいは百万人以上にはねるかどうかもまだ決まっていないのに、よくこんなことをやるなという気がするんですよね。ただでさえアベノミクスでこれから生活必需品は上がっていくのに。  それで、十八ページにありますが、例えばですけれども、六...全文を見る
○山井分科員 その答弁は全く理解できません。今まで、なぜならば、この総務省の見解の中でも、平嶋審議官にお答えをいただきたいんですが、この十五ページにありますが、地方住民税の原則というのは、非課税限度額につきましては、均等割にあっては前年の生活扶助額の水準を上回るように設定されてき...全文を見る
○山井分科員 ということは、これからも生活保護基準を勘案して決めるということですか。
○山井分科員 ということなんですよ。ですから、勘案して決める以上、六・五%、最大幅、今まで最高下がったのは〇・九ですからね、それの七倍以上今回下がるということは、住民税非課税限度額も大幅に下がると考えるのが普通であるということにならざるを得ないわけなんですね。  それで、私は、...全文を見る
○山井分科員 そうしたら、ストレートに聞きます。  例えば、住民税非課税限度額によって、介護保険料が、今後、六・五%のことで上がる人は、必ず百万人以下ですか。あるいは、必ず五十万人以下ですか。そこは、厚生労働大臣としてどう考えておられるんですか。これ以下だというのはあるんですか...全文を見る
○山井分科員 はい、もう終わりますが、私は、残念ながら、参議院選挙前はそういう答弁で乗り切って、来年の四月以降、やはり税制の原則は変えられないよねということになって、はねちゃったということになるのが非常に心配なんです。  私は、やはり今の答弁を聞いていて、甘いと思いますよ。下が...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○山井分科員 これから三十分間にわたりまして、甘利大臣に雇用の規制緩和について質問をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いをいたします。  きょう、資料、二十一ページ、ちょっと多いですけれども、配付をさせていただいております。  アベノミクス、賃金を上げていくとい...全文を見る
○山井分科員 検討されているところではありませんとおっしゃっても、これ、一民間議員じゃなくて、長谷川委員というのは主査でありますから、主査が正式に、解雇権濫用法理による解雇ルールを見直すということを提案されているわけですよね、主査が。それで、鶴座長のペーパーでも、一委員じゃなくて...全文を見る
○山井分科員 甘利大臣のおっしゃる趣旨はわからないわけではないんですが、実際、こういうふうに正式にペーパーとして出て検討課題として上がっているわけだから私も質問しているわけでありまして、ということは、今甘利大臣がおっしゃったような、労働移動を円滑にする上での整理解雇四要件の見直し...全文を見る
○山井分科員 改めてお聞きしますが、この整理解雇の四要件について検討しようというペーパーが出てきているわけですから、最終的な結論は、甘利大臣には御自分の御主張があられるかもしれませんけれども、検討課題になる可能性はあるわけですか、この整理解雇の四要件の見直しというものが。
○山井分科員 ということは、民間議員が中心になって産業競争力会議で議論されて、今、提案のペーパーでも出ておりますが、整理解雇四要件の見直しというものが上がってきた場合には、政府として採用するかしないか、またそれは別途検討するということですか。
○山井分科員 ということは、六月の成長戦略に、こういう整理解雇の四要件は、入る可能性がありますか。
○山井分科員 ということは、今、甘利大臣がおっしゃったように、円滑な労働移動のためであれば、もしかしたら六月の成長戦略に、この整理解雇四要件の見直しというのも、入ってくる可能性はゼロではないということですか。
○山井分科員 改めてお聞きしますが、もちろん、結論はどうなるかというのはあるかと思うんですが、その整理解雇四要件の見直しというのが成長戦略の中に入るかどうか検討される可能性というのは、ゼロではないということでよろしいですか。
○山井分科員 改めてになりますが、ということは、六月の成長戦略に入れるかどうか、この整理解雇四要件というのが検討課題になる可能性はあるということですね。
○山井分科員 これは、六月の成長戦略の中だけでなくていいんですが、安倍政権として、今後、この整理解雇四要件見直し、こういう検討をする可能性はありますか、ありませんか。
○山井分科員 規制改革会議でも、この議論をしているんですね。  私、少し甘利大臣の答弁が奇異に感じるのは、自分の担当のところでは検討しないと言いながら、主査のペーパーには堂々と出てきているわけですね、見直すというのが。だから、甘利大臣がおっしゃっていることと、産業競争力会議、規...全文を見る
○山井分科員 はい。
○山井分科員 だから、甘利大臣の答弁と、実際、産業競争力会議で配られているペーパーとが矛盾をしているから、私たちもこれはおかしいということを言っているわけです。実際、甘利大臣は、産業競争力会議では議論はしませんと言っているけれども、見直すという主査のペーパーが配られているわけです...全文を見る
○山井分科員 残念ながら、ここまで絶対しないんですかと聞いてもノーとおっしゃらないということは、検討される可能性があるのかなと理解をいたしました。  今、労働者の立場に立って解雇の金銭解決制度のことをおっしゃいましたが、使用者側の申し立て、要は、ヨーロッパでは使用者側の申し立て...全文を見る
○山井分科員 何か非常に回りくどい答弁で理解できないんですが、二〇〇三年の労政審の建議でも、労働者申し立てと使用者申し立てというものが、これは両方入っているわけですね、実際、二〇〇三年の場合には。  改めてお聞きしますが、今後、使用者申し立ての金銭解決制度の導入、これは、検討は...全文を見る
○山井分科員 なぜお答えいただけないんですか。使用者申し立ての金銭解決制度の導入というのは、今後、絶対検討はしないんですか、それとも、する可能性はあるんですか。
○山井分科員 要は、使用者の都合でということですが、使用者申し立てによる金銭解決制度の導入というのは、必ずしも検討しないということではないということでいいですか。ちょっと、ストレートに、短く答えてください。
○山井分科員 私は短く聞いているんです。答弁が長いんだ。
○山井分科員 使用者申し立ての金銭解決制度の導入というのは、検討しないということですか、それとも、あり得るんですか。
○山井分科員 終わります。
04月19日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○山井委員 三十五分、健保法に関連して質問をさせていただきたいと思っております。  この協会けんぽ、今回延長した後、二年後に保険料がまたどれだけ上がるのかというのが最大の問題だと思うんですね。今回、私たちはこの法案には賛成をいたしますが、そういう意味で、朝から、るる、どうやって...全文を見る
○山井委員 これは五ページに高額療養費の額が入っておりますけれども、ということは、田村大臣、今の答弁を聞いていると、高額療養費の自己負担限度額を引き上げる可能性があるということですか。
○山井委員 質問に答えてください。  ということは、引き上げる可能性もあるということですか、議論するということは。
○山井委員 質問に答えてください。  引き上げる可能性もあるということですか。
○山井委員 これは、「国民会議の議論も踏まえつつ、検討を予定。」と。  この国民会議というのは八月二十一日までですが、いつまでに検討して、いつ結論を出される予定ですか。
○山井委員 ということは、取りまとめ、年央と、つまり、年央というのは六月ぐらいとなっていますが、その六月の取りまとめのときには結論を出すということでいいですか。
○山井委員 念のためにお聞きしますが、やらないという結論かもしれないし、やるという結論かもしれないということですか。
○山井委員 この高額療養費の問題は非常に深刻な問題でありますし、同時に、私はもう一つびっくりしたのが、七十五歳以上の二割負担です、先ほど同僚議員からもお話がありましたが。  七十歳から七十四歳も決まっていないときに、七十五歳以上を実施困難とか慎重と答えるに、普通決まっているじゃ...全文を見る
○山井委員 いや、そこが理解できないんです。ほかは「困難」とか「慎重」と書いてあるんだから、七十四歳までも決まっていないのに、七十五歳以上は困難と答えるのが、私は普通だと思いますよ。  それに、補正予算で建設国債をたくさん発行して公共事業をたくさんやって、私たち民主党政権のとき...全文を見る
○山井委員 確認ですが、年央の六月の取りまとめまでにこの二割負担も結論を出すということでいいですか。
○山井委員 田村大臣、私、今答弁を聞いてよくわかりましたけれども、そこが民主党政権と違うんです。私も政務三役をやりましたが、民主党政権だったら、高額療養費の自己負担の引き上げ、マニフェストに引き下げと書いたのに、引き上げてくれと産業競争力会議から言われたら、拒否をします。さらに、...全文を見る
○山井委員 この八ページに今の答弁に関する議事録があるんですが、私は、田村大臣が今まで事実と違う答弁をこの委員会でされてきたんじゃないかな、そういう疑問を持っております。  どういうことかといいますと、下の方、三月十九日、長妻昭議員が、「では、地方税の非課税のラインを引くときに...全文を見る
○山井委員 確認しますよ。  新藤大臣と、個人住民税の非課税限度額等について、生活扶助基準の引き下げが連動しないように合意をしたんですか、本当に。本当に合意をしたんですか。  このペーパーには書かれていませんよ、連動しないようにということは。次の二の項目にしか書かれていません...全文を見る
○山井委員 その答弁、ですから、違うんですよ。厚生労働省の言い分を聞きながら検討するとしか言っていないんですよ。合意したとはあえて言っていないんです。  田村大臣、田村大臣は、個人住民税の非課税限度額に生保の引き下げが連動しないように合意したと言っているんですよ。でも、新藤大臣...全文を見る
○山井委員 田村大臣、私、実はこの質問を三回ぐらいしているんですが、なぜしているかと言ったら、これは連動する人が非常に多いんです。  なぜならば、介護保険、今、非課税で減免を受けている方、一千七百二十七万人ですよ、これは。六・五%にはねたら、下手したら百万人が課税になる上に、介...全文を見る
○山井委員 ちょっと不明確な答弁なので、改めて聞きます。田村大臣の意思を聞いているんです。  私たち民主党政権のときは、財務省とも戦いました。財務省は引き下げると言ったのを、私たちは、長妻大臣を先頭に、何が何でも今の医療崩壊を防ぐには診療報酬のプラス改定は必要なんだ、そういうふ...全文を見る
○山井委員 しっかりとネットプラスを実現するために戦っていくということですか。
○山井委員 田村大臣、私、不思議ですね。ネットプラスを目指すとおっしゃったらいいじゃないですか。なぜそのワードを出せないんですか。ネットプラスを目指すということを言ってください。
○山井委員 いや、私、わからない。もうちょっと明確に言ってください。ネットプラスを目指すのか、目指さないのか。  要は、大臣がどれだけの決意を持っているかということが今問われているわけですよ、それは。片や、先ほども言ったように、厚生労働省から出てくるメッセージは、七十五歳以上の...全文を見る
○山井委員 何でプラスを目指すと言えないんですか。マイナスにはしたくないとか。  なぜかというと、全国の医療関係者とかも固唾をのんで、日本の厚生労働省、日本の国会議員は党派を超えて医療の現場のことを考えているかというのは、みんな見守っているんですよ。それに対して、まさにそのメッ...全文を見る
○山井委員 拍手している場合じゃないですよ。  民主党は二回連続プラスで上げたんですよ。そのためにどれだけ戦って、どれだけ必死な思いをしたか。長妻大臣が総理官邸に行き、財務省と何カ月もけんかをし、プラス改定するというのはそんな簡単な話じゃないんですよ。  まさに、日本の医療を...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○山井委員 三十分間、質問をさせていただきます。  柚木さん、大西さん、長妻さんからも話がありましたが、アベノミクスによるインフレによって実質年金が目減りしていく問題、この問題は、本当は安倍総理に重要広範議案ですから質問したかったわけですが、重要広範議案なのに安倍総理が出てこな...全文を見る
○山井委員 きょうは朝から田村大臣の答弁は逃げて逃げて逃げて、私たちは、マクロ経済スライドの問題点を言っているんじゃないんです。そのことはみんな言っているんですから。要は、二%のインフレターゲットの問題点を言っているにもかかわらず、田村大臣は、わかっていながら、全てマクロ経済スラ...全文を見る
○山井委員 幾ら言っても、そこは逃げて逃げてということであります。  安倍総理の答弁をちょっと見てみたいと思います。  配付資料の十二ページ、これは党首討論ですね。四月十七日、海江田代表との党首討論。  海江田代表は、私たちがきょう議論しているのと同じことを実は言っているん...全文を見る
○山井委員 田村大臣の答弁によると、これは名目ということですね。実額、名目。  では、実質の年金は、物価が上がっていけば上がるんですか、下がるんですか。
○山井委員 田村大臣おっしゃるように、マクロ経済スライドも働くわけですから、実質年金は下がるんですよ。田村大臣はわかっている、私もわかっている。問題は、安倍総理はわかっていないんじゃないのということなんですよ。  田村大臣、わかっているわけですか、実質下がるということを安倍総理...全文を見る
○山井委員 マクロ経済スライドのことをわかっていたら、これはテレビ、生中継が入っているわけですから、党首討論、その場で、物価スライドになれば年金は上がっていくんですとは、私はちょっと言い切れないと思いますよ。なぜならば、今も田村大臣お認めになったように、物価が上がってもマクロ経済...全文を見る
○山井委員 田村大臣、答えられないんですよね。実質と名目の年金上昇率、どっちが大事か。生活者にとったら、実質の方が大事に決まっているじゃないですか。  田村大臣も、マクロ経済スライドがそういう制度なんですと、そこまでおっしゃるんだったら、党首討論、全国民が見ている前で、安倍総理...全文を見る
○山井委員 非常に不正確なごまかし答弁。  つまり、物価がどれだけ上がるかじゃないんですよ。今は物価の上げ幅よりも賃金の上げ幅の方が低いんです。その場合、年金改定率は賃金上昇率によって決まるんです。ということは、一%下げなくてもよくなるためには、物価がどれだけ上がるかというより...全文を見る
○山井委員 年金改定にかかわる賃金上昇率を聞いているんです。  もう少し言いますと、これは三年間の平均ですよね、年金改定にかかわる賃金上昇率は三年間の平均なんです。二十二年度、二十三年度、二十四年度です、三年間の平均。今、田村大臣が言ったように、二十二年度〇・三でしょう。二十三...全文を見る
○山井委員 でも、それはまだわからないわけですよね、どうなるかは。  だから、下げなくてもいいんですよということを言い切るから問題なんですよ、これは。全然そんなこと、まだわかっていないじゃないですか。だから、そこを、結局賃金が決まらないと明らかにならないことを、物価が二%上がっ...全文を見る
○山井委員 いや、いろいろな考えがあるというんじゃなくて、ただでさえ、年金は目減りする、消費税もアップする、そういう中で、要支援の百三十三万人を介護保険から外すと本当に大変なことになりますよ。介護の社会化に逆行して、本当に家族の方々も大変になりますし、また、今、週に一回、ホームヘ...全文を見る
○山井委員 最後に、アベノミクスは年金の実質の切り下げ策であるということを強く申し上げて、質問を終わります。
○山井委員 足立委員、質問ありがとうございます。  先日の足立委員の質問も聞いておりまして、恐らく足立委員は、全廃した方がいいというふうなお考えを持った上でこの質問をしてくださっているのではないかと思っております。  私たちは、結論から言いますと、訴訟リスクは少ないというふう...全文を見る
05月24日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○山井委員 四十五分の質問時間をいただきまして、ありがとうございます。  きょうは、三点、限定正社員の問題、そして、都市部の特別養護老人ホームの待機高齢者を地方、田舎の老人ホームに入居させるという、一歩間違えば現代版━━━━━構想について、そして最後は、介護保険から百五十万人の...全文を見る
○山井委員 ここで議論されているのは、限定正社員に変わったら解雇しやすくなるかもしれないという、働く者の意思を、日本社会のあり方にもかかわる重要な問題で心配しているんです、私たち。  四月二十五日、五月九日、五月十四日、いつ出すんですか。
○山井委員 五月十四日のはいつ出すんですか。というのは、もうこれは取りまとめが出てきてしまうわけですよ。  五月十四日はいつ出しますか。
○山井委員 では、雇用ワーキングの取りまとめはいつするんですか。
○山井委員 ちょっと時間がもったいないので……(発言する者あり)走ってください。  それが最終取りまとめですか、五月二十九日が。
○山井委員 なぜ私が心配しているかというと、議事録が取りまとめまでに出ないんじゃないかという心配をしているわけですよ。  田村大臣、五月十四日、今後の取りまとめに向かっての重要な雇用ワーキング、厚生労働省の職員はこの会議を傍聴していますか。
○山井委員 なぜ傍聴していないんですか。解雇のこととか限定正社員というのは、どう考えても厚生労働省の担当分野でしょう。  なぜ傍聴しないんですか。
○山井委員 いや、田村大臣、答えてください。  知らないんですか。傍聴していない理由を知らないんですか。知らないなら知らないと言ってください。知っているなら知っていると言ってください、理由を。
○山井委員 田村大臣は理由を知らないようですから、内閣府、どういう理由で厚生労働省は傍聴されていないんですか。それまでのワーキングチームは傍聴されていると聞いていました。
○山井委員 田村大臣、これから取りまとめで重要な打ち合わせがあるから、厚生労働省に入ってきてもらったら困るということなんですが、それで傍聴は断られたんですよ。  田村大臣、田村大臣が日本の雇用や解雇の責任者ですよね。厚生労働省が責任を持っているわけですよね。傍聴すら断られている...全文を見る
○山井委員 それで、厚生労働省も外す中でこういう解雇にかかわる議論をするなんということは、私はあり得ないと思っております。  これは、今後出てくる答申で、限定正社員になったらその場合は解雇がされやすくなるとか、その解雇に関するルールを限定正社員という制度の中で定義するとか、そう...全文を見る
○山井委員 私は、四月十一日の議事録を見ているんですよ。限定正社員になると解雇しやすくなる、そういう議論がされているところを附箋で張っているんですよ。その議論をしているじゃないですか。  ということは、取りまとめのときに、限定正社員に関連して解雇ルールに関する何かの提言、解雇の...全文を見る
○山井委員 微妙な表現をされましたが、それが目的ではなかったとしても、限定正社員の方が解雇ルールは弱いですよねという議論はここでされていて、それをはっきりさせましょうという議論をしているんじゃないですか。  田村大臣、厚生労働省は残念ながら外されているわけですけれども、これは成...全文を見る
○山井委員 時間稼ぎはやめてください、限られた時間ですから。  田村大臣、申しわけないけれども、田村大臣の見解はわかりますが、厚生労働省は外されて議論をされているんです。だから、そういう意味では、私はこれは、今おっしゃった整理解雇の四要件が限定正社員では弱まりますねという提言が...全文を見る
○山井委員 同意といっても、無期雇用に残るという選択肢が用意されていなかったら、それは本当の同意ではないわけですからね。  これは、議事録も出てくるでしょうし、提言も出てくるでしょうから、答えは出ると思います。  こういう議論になるのは、議事録を出さないから。厚生労働省も排除...全文を見る
○山井委員 田村大臣、くしくも、都市部でどう介護できるかも検討すると。  でも、五ページを見てください。これはもともとは産業競争力会議で、四十二万人の特養入居待ちの解消に向け、杉並区、南伊豆町の取り組みを横展開するようにと産業競争力会議に言われて、次のページ、その競争力会議で厚...全文を見る
○山井委員 田村大臣、やはり田村大臣は、日本の介護の歴史をしょっておられるわけですよ。  そして、今までは、少なくとも厚生労働省の歴史上ずっと、住みなれた地域で、できる限り、地域包括支援システムを含めて、高齢者を面倒見よう。私は、はっきり言って、これは日本人の美徳だと思いますよ...全文を見る
○山井委員 大臣、これは非常に重要な議論なんですよ。  そういうことを認め出すと、一つの効果は、ああ、特養を都市部にふやさなくてもいいんだなということにもなりかねません、一歩間違うと。  それに、先ほど言ったように、大規模な特養がつくれなかったら、こういう十人規模の小規模なグ...全文を見る
○山井委員 私ははっきり言います。この検討はやめるべきです。非常に誤解を招く。  それで、御存じのように、待機者は多い。しかし、残念ながら、家族のニーズと要介護高齢者のニーズは必ずしも一緒じゃないんです。家族は入れたいと思っているかもしれない、でも、お年寄りの多くは、当たり前じ...全文を見る
○山井委員 私の意見は、住みなれていない地域に特養をつくってそこに入ってもらうよりは、単価を上げてでも二十四時間ホームヘルプをやって、住みなれた地域でやることの方がいいんじゃないかということを言っているわけです。  そこで、もう一つ、また介護保険の改悪を考えておられるようですが...全文を見る
○山井委員 きょう、四十五分間質問をさせていただきましたが、本当に、限定正社員という名のもとに解雇されやすくなってしまう、そういう心配が非常に高まっている。  また、先ほども、田村大臣、いろいろ答弁されましたけれども、非常に私ショックだったのは、何が何でも高齢者には、望めばです...全文を見る
○山井委員 それでも、私たちはそれをしませんでした。  以上、終わります。(発言する者あり)
05月29日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○山井議員 横路委員にお答えを申し上げます。  まず最初に、この子どもの貧困対策法、今回審議することができることになりました。これはやはり、あしなが育英会出身の下村文部科学大臣のリーダーシップのもと、与野党が本当に協力し合いながら、こういう審議ができることになったこと、また、古...全文を見る
○山井議員 横路議員の御質問にお答えを申し上げます。  私たち野党提出の法案では、子供の貧困率、一人親世帯の家庭の貧困率の削減を、三年ごとに発表されますが、それを毎回一〇%ずつ下げる、改善させることを目標にするということを明記しております。  それはどういう意味かといいますと...全文を見る
○山井委員 四十五分間、質問をさせていただきます。前半は、生活保護法改正について、後半は、子どもの貧困対策法について、お聞きをしたいと思います。  我が党のスタンスは、生活保護については、不正受給はしっかりと厳しく取り締まらねばならない、しかし、真に生活保護が必要な人、援助が必...全文を見る
○山井委員 これは、生活保護窓口を訪れておられるわけですよね。ということは、生活保護の申請をされたんですか。
○山井委員 一部報道では、DV問題が背景にあるのではないかという話もあるんですが、一回、七月四日に窓口を訪問された、それ以降、守口市は何らかのコンタクトをとったんですか、とっていないんですか。
○山井委員 私、今回の事件で一番残念に思っておりますのは、餓死をされてしまった、三歳のお子さんと一緒に。そこに至るまで、なぜお母さんは行政に援助を求めなかったのかなと。本当に、これは一体どこの国の事件なのかということを思います。やはり、最後のセーフティーネットということで、まさに...全文を見る
○山井委員 こう言ってはなんなんですが、やはり、こういう新聞報道が出た後での後追いというのでは、私は厚生労働省の対応は遅過ぎるんじゃないかと思っているんです。ですから、迅速に、やはりこれは再発を防止しないとだめなわけですから。  それで、この間、生活保護の不正受給に対して、非常...全文を見る
○山井委員 かつ、これは関係者だけじゃなくて、本当に困窮しておられる方々も、新聞やテレビを見て、ますます生活保護の申請が難しくなったんじゃないかとやはり思われる方もいるんですね。  そういう意味では、残念ながら、一旦、マスコミには、今回の法改正が申請厳格化というのが一回もう出て...全文を見る
○山井委員 本当でしたら、もっともっと引き上げていただきたいと思います。  今、生活保護が恵まれ過ぎているとかいろいろな議論がありますが、恐らくその議論は、こう言ったらなんですけれども、働いていないのにお金をもらい過ぎじゃないかとか、そういう議論があるんじゃないかと思うんですけ...全文を見る
○山井委員 私もつくづく思うんですが、中学生、例えば、十八ページにありますが、一般の世帯と生活保護世帯の高校進学率、九八%が一般で、生活保護世帯が八七・五なんですが、実は、下にもありますように、全日制高校だけで見ると、六七%なんですね。定時制が一二%、通信制が五%。三人に一人の生...全文を見る
○山井委員 私も全くおっしゃるとおりだと思います。  確かに、一年、二年の話じゃないです。しかし、それによって、進学したい子供が進学することができる、それによって、より自分の希望に近い仕事につくことができ、より多くの給料を得ることによって、やはり中長期的に、これも、子供の貧困率...全文を見る
○山井委員 おっしゃるとおりで、確かに、残念ながら、子供の貧困、一人親世帯の貧困というのは根深い問題ですから、それは、一年でどうなる、二年でどうなるということでは、もしかしたら、ないかもしれません。  しかし、私たちが今課題に直面しているのは、この子供の貧困率というのがどんどん...全文を見る
○山井委員 おっしゃったとおり、本当に貧困の連鎖を断ち切っていかないとだめなんです。私たち政治家の責任は、仕事は、やはりそれだと思うんです。子供の貧困は、子供には何ら責任はないわけですから。  それで、私たち民主党の子どもの貧困対策法案には、幾つもの目的はありますが、その一つの...全文を見る
○山井委員 今、田村大臣おっしゃったように、十年間でがんによる死亡者を二〇%減らすという数値目標で、このグラフを見てもらったらわかりますように、そのとおりに進んでいるんです。  がん対策室の担当者にも聞いてみたら、十年で二〇%なくそう、これが合い言葉だ、やはりこれがあるから、自...全文を見る
○山井委員 まさに、今おっしゃった、モチベーションを維持していく、しっかり継続的に取り組んでいく、そういう意味において、私たちも今回の子どもの貧困対策法においても、子供の貧困率削減の数値目標が、法案に入らなくてもいいですが、大綱や計画の中でぜひ定めるべきではないかというふうに考え...全文を見る
○山井委員 今回、子ども貧困対策法の自民党、公明党案では子ども貧困対策大綱をつくる、野党案では子ども貧困対策計画をつくるとなっています。やはりそこに、計画をつくるときに、がん対策計画と同様に、当事者の参画というのは非常に重要なことではないかと思っております。  それで、田村大臣...全文を見る
○山井委員 給付型の高校生への奨学金あるいは大学生への奨学金、これについても、今後、いつからスタートするのか、どれぐらいの予算規模で、どういう対象でやっていくのか、当然これから詰めていくことになるわけですよね。  もちろん、これは文科省の話でありますから一般論で結構ですが、こう...全文を見る
○山井委員 確かに、おっしゃるように、貧困というのはお金だけではかれるものではありません。しかし、進学ということを考えたら、お金が要るのも確かでありまして、総合的にやっていく。私たちも、子供の貧困率が唯一の指標だと思っているわけではありません。  隣で桝屋副大臣もうなずいてくだ...全文を見る
○山井委員 この法律においては、やはり実効性というのが一番重要だと思うんです。  今後目指さねばならないのは、先ほども言ったように、田村大臣、先ほど長妻さんの、貧困は誰の責任ですか、社会ですか、個人ですかというのに対して、両方あるんじゃないかとおっしゃっていたんですけれども、ま...全文を見る
○山井委員 がん対策基本法ができて、超党派で成立して、確実に、着実に、がんによる死亡者は減ってきています。これも山本孝史先生が中心になられた法案ですが、自殺対策基本法ができて、着実に自殺者は減ってきて、昨年は十五年ぶりに三万人を切りました。  その意味では、ぜひこの国会で、党派...全文を見る
○山井議員 お答え申し上げます。  古屋先生もおっしゃいましたように、数値目標というものをどう考えるかですが、一つは、無料学習支援や就労支援、相談事業等の現物サービスが子供の貧困率改善や削減というものに余りつながらないのではないか、そういう御指摘もあったのではないかと思います。...全文を見る
○山井議員 御質問ありがとうございます。  この法案は、趣旨は同じ方向でありますので、けんかする法案でもありませんし、必ず、与野党仲よく成立はさせていきたいというふうに思っております。  ただ、私、一番の心配は、先ほども言いましたように、今、子供の貧困率が上がっていっているわ...全文を見る
○山井議員 御質問ありがとうございます。  今、薗浦議員からも、子供の貧困率を含めた数値の改善を目指すというお話がありました。やはり、それについてどれぐらいの程度を目指すかということなんです。  確かに、今まで、日本の法律で数値目標に関する法律は二つしかないんですね。がん対策...全文を見る
○山井議員 御質問ありがとうございます。  相対的貧困率の説明は薗浦議員と同じでありますが、例えば、貧困ゆえに進学を諦めるとかクラブ活動を断念せねばならないとか、やはり、そういう機会を奪われる、そういうことも当然貧困の中には入ってくると思います。  我が党案でこの相対的貧困率...全文を見る
○山井議員 御指摘ありがとうございます。  先生がおっしゃいますように、やはり医療、貧困であるがゆえに子供が医療を十分受けられないということがあっては絶対にならないと思っておりますし、また、教育も、貧困が理由で教育を十分に受けられないということがあってはならないと思っております...全文を見る
05月31日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○山井委員 参考人の方々、貴重なお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。お一人お一人の参考人の方々のお話、本当に切実かつ重要な御指摘でありまして、しっかり肝に銘じさせていただきたいと思います。  それでは、全員に質問したいところでありますが、順番に質問をさせていた...全文を見る
○山井委員 これは本当に、三回も行ったけれども、十分な対応がしてもらえず、妹さんが知的障害者で亡くなってしまわれた、余りにも痛ましいと言わざるを得ないと思います。  もちろん、不正受給は厳しく取り締まらねばならない、それはもう当然です。先ほど埼玉県の代表の方もおっしゃってくださ...全文を見る
○山井委員 緑川さんに改めてお伺いしたいんですが、今回、子どもの貧困対策法が成立する見込みになりつつあります。これは、名前は子どもの貧困対策法なんですけれども、間接的に応援しているのは、一人親世帯のお母さんであり、お父さんでもあるんですね。誰よりも子供たちを愛し、子供たちの未来を...全文を見る
○山井委員 これは三年半前からあしながの方々が運動をされて要望され続けてきたわけで、これはあしなが法案とも言えると思うんですが、まさにあしながの方々だけにとってではなく、多くの貧困家庭の子供たち、そして一人親家庭のお父さん、お母さんに光を当てる法案にぜひしていかねばならないと思っ...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので、残念ながらほかの参考人の方々に御質問できなかったことをおわびを申し上げたいと思います。  最後になりますが、稲葉さんもおっしゃったように、今回の三本の法案、これは、不正受給は厳しく取り締まってなくしていくけれども、逆に、必要な人にとってはより受け...全文を見る
○山井委員 短時間の二十分でございますが、質問をさせていただきたいと思います。  私からは、子どもの貧困対策法についてであります。  このままいけば、子どもの貧困対策法、きょう可決されるというふうに思っております。今日に至るまで、本当に与野党で協力して、また、あしなが出身の下...全文を見る
○山井委員 非常に前向きな御答弁、ありがとうございます。  とにかく、キーワードは実効性、やはり、子ども貧困対策法、そして今回の生活保護法改正、生活困窮者支援法、それによっていい形での結果が出る必要があると思います。  そして、私、先日の田村大臣の答弁でも非常にありがたかった...全文を見る
○山井委員 答弁、どうもありがとうございます。  私が痛感するのは、貧困は少なくとも子供たちには何ら責任はないんですね。子供はやはり夢を持つ権利、夢を実現する権利があると思うんです。そういう意味では、今回の子ども貧困対策法を通じて、まさに与党案にも書いてあったように、どんな境遇...全文を見る
○山井委員 今の答弁にありましたように、来年夏には発表を次にされますが、それは二十四年の実態でありますから、この子どもの貧困対策法は関係ないわけですね。  そういう意味では、四年後、平成二十九年の夏に発表されるのが平成二十七年の実態でありますから、この法案に明記されているように...全文を見る
○山井委員 ぜひ、やはり結果が出たという法律にせねばと思っております。  あと、質問時間がもう五分になりました。お忙しい中、伊達副大臣、そして義家政務官にもお越しをいただいておりますので、失礼ながら、一括して質問をさせていただきたいと思います。  まず、義家政務官におかれまし...全文を見る
○山井委員 後ほど行います委員長決議の中で、全会一致で、こう書いてあるわけですね。「貧困対策に関し優れた見識を有する者や貧困の状況にある世帯に属する者、これらの者を支援する団体等、関係者の意見を会議で把握した上で、」大綱を作成することとなっておりますので、ぜひ前向きに御検討いただ...全文を見る
○山井議員 それで、先ほど相対的貧困率は格差の問題だという議論がありましたが、何が問題かといいますと、結局、日本では、先ほどあしながの緑川さんが説明されたように、一人親世帯の家庭が非常に貧困家庭が多いという問題なんです。  結局、一人親家庭では、子供たちが非常に高い確率で構造的...全文を見る
○山井議員 足立委員にお答えを申し上げます。  前回も、今回も、足立委員からこういう質問の仕方をしていただいたおかげで、私は、非常にやはり審議が深まったと思うんですね。いい意味で、与党案にも、野党案にも、いい点、弱い点があるわけですから、そういうことで本当に感謝したいと思います...全文を見る
○山井委員 委員の御質問にお答えを申し上げます。  政府案の第二十四条第一項、第二項については、さまざまな意見があったところではありますが、生活保護の申請は書面を提出して行うことが基本とされている一方で、事情がある方については、現在の運用でも口頭による申請が認められております。...全文を見る
○山井委員 高橋委員にお答え申し上げます。  私たちも、水際作戦は決してあってはならないものだと思っております。政府案においては、扶養義務者に対する通知や報告要求の規定が盛り込まれており、この規定により、要保護者が保護の申請をためらうことになるのではないか、そういう懸念があった...全文を見る
○山井委員 民主党・無所属クラブを代表し、子どもの貧困対策の推進に関する法律案について一言申し述べます。  このたび、この法律案が全会派一致で衆議院厚生労働委員会を通過する見込みとなったことは、非常に画期的なことです。あしなが育英会出身である下村文部科学大臣のリーダーシップのも...全文を見る
06月12日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○山井委員 二十分間、質問をさせていただきます。  冒頭、五月二十四日の本委員会での私の不適切な発言に対して理事会で削除要求があり、私の発言についておわび申し上げ、議事録を削除させていただきます。  私は、杉並区や南伊豆町を批判する意図はありませんでしたが、結果として不適切な...全文を見る
○山井委員 法案質疑に入りますのでこれ以上質問はしませんが、私は、今の田村大臣の答弁というのは極めて不誠実だと思います。債券と株とを比べたら株の方がリスクが高いのは、これは常識なんですね。同程度とおっしゃいますけれども、やはりリスクは高まっているんです。  国民の大切な年金の保...全文を見る
○山井委員 認知症高齢者については、例えばグループホーム、特別養護老人ホーム、老人保健施設等、さまざまな居場所があると思います。  配付資料四ページを見ていただければと思います。  それぞれの場合、利用者の自己負担がどれだけか、そして、医療や介護にかかっている費用はどれだけか...全文を見る
○山井委員 さまざまな居場所がある中で、これだけかかっている費用が違うし、また自己負担が違うわけです。  それで、配付資料にはつけておりませんが、例えば人員配置基準はどうなのかということですが、認知症対応のグループホームに関しては、日中は、介護職員、三対一以上、特別養護老人ホー...全文を見る
○山井委員 どうしても、入院し続ける、あるいは、退院がなかなか困難だということになりかねないんじゃないかという危惧を私たちは持っているわけです。だからこそ、本人の代弁者、代理人をやはりつける必要があるということで、参議院で修正もさせていただきました。  また、その前提となるのが...全文を見る
○山井委員 精神病院の長期入院はよくないという問題で、何よりも受け皿がないと退院ができないわけで、逆に、受け皿があれば、もしかしたら入院する必要がない方も出てくるかもしれないわけですね。一つはグループホーム、もう一つは、この配付資料にも入れましたが、二十四時間体制のホームヘルプ。...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので、残念ながらこれ以上質問はしませんが、今、田村大臣は大事なことをおっしゃった。グループホームは要介護三ぐらい、認知症で。もうちょっと重くなると施設に入って、もうちょっと重度になると精神科病院に入院しているのではないかと。  問題はそこなんですよ。そ...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○衆議院議員(山井和則君) 石橋委員にお答えを申し上げます。  子供の貧困とは、現に経済的に困窮し、教育や生活などについて公的な支援が必要な状態を表すものであると考えております。この法案では、子供の貧困について広く対策を講じていきたいと考えておりまして、子供の貧困を定義付け、対...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 先ほど御答弁をさせていただきましたように、一つ言えますのは、貧困はお金だけの物差しではないということであります。その貧困状態によって、進学したいけれど進学ができない、あるいは学校での勉強、修学旅行、様々なことをやり続けたいけれど、部活動も含めてですが、...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 重要な御指摘、ありがとうございます。  この法案におきましては、お子さんへの直接の支援とともに、やはり育てておられる親御さんへの御支援、その両方だというふうに考えております。特に、先ほどもお話がありましたように、一人親世帯の子供の貧困率というのが極め...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 重要な御指摘、ありがとうございます。  確かに、様々なお子さんたちがある中で、施設に入っておられる、あるいは御両親がおられないお子さんたちの支援というのは最も重要かつ緊急度は高いと思っております。その趣旨からも、両親のいない、施設に入っておられるお子...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 子供の貧困に関する指標を調査、把握することは必要と考えておりまして、今回、御存じのように、例えば子供の相対的貧困率や生活保護世帯児の高校進学率などを把握して、それらの指標の改善を図る施策を講じていくということを書き込んだことは重要な意味があると思ってお...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) おっしゃるとおりでありまして、これは生活保護家庭の子供の進学率ということをここで例示をさせていただきましたけれども、生活保護家庭に限らず貧困家庭のお子さんというのは非常に多いわけでありますから、そういう意味では、既に文部科学省によって公表されております...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) これは義務教育だけではございません。専門学校そして大学も含まれておりますし、学校教育あるいは学校教育以外の教育も含まれております。あえてそこを定義しておりませんのは、やはり修学旅行や部活動等を含めてできるだけ幅広く解釈できた方が支援がやりやすいと、その...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) お答え申し上げます。  第一義的には保護者の、親の就労支援ではございますが、当然そのお子さんたちの就労支援もしっかりと行っていくべきだと考えております。
○衆議院議員(山井和則君) 石橋委員のおっしゃる趣旨のとおりであると思います。やはり、この子どもの貧困対策法が絵にかいたもちではなく、実効性のある、成立してよかったなと後世から評価を受けるためには、その実効性を担保せねばなりませんし、実効性を担保し評価するのは誰かというと、言うま...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) おっしゃるとおり、この法律は成立しても施行されなければ意味がありませんし、来年度の予算に対する影響ということもあるかと思います。  政府においては、法の成立後、法施行のための職員を含む体制整備、子どもの貧困対策推進会議の出席閣僚の調整、地方公共団体へ...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 重要な御指摘、ありがとうございます。  まさに子供の貧困というのは、子供さん本人には責任はないわけですから、やはり社会全体で、国、地方自治体も一丸となってその貧困の解消に取り組むということでありまして、御指摘のように、国や地方自治体に、子供の貧困率や...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 例えば、今回の法案では、子供の貧困率や生活保護家庭の子供の高校進学率の改善を目指す施策を講ずるということになっております。  具体的に言いますと、子供の貧困率は三年に一度しか発表されませんが、次は来年の夏になります。しかし、この来年の夏の数値には、今...全文を見る
06月20日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○衆議院議員(山井和則君) 本改正によって保護開始のハードルが高くなったとは認識をしておりません。  生活保護の申請は書面を提出して行うことが基本とされている一方で、事情がある方については現在の運用でも口頭による申請が認められており、政府においては今後もこうした運用を変えるもの...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 御指摘につきましては、申請の意思が明確にされたにもかかわらず申請書が交付されないことはあってはならないわけでありまして、そのこと自体が正されるべきであります。  なお、申請の意思が明確にされたにもかかわらず申請書が交付されないことは申請権の侵害に当た...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) お答えいたします。  申請書の記載事項は保護の要否判定に必要なものであるため、可能な範囲で記入し、提出していただくことが望ましいと考えます。しかし、この申請については、申請者が申請意思を明確に示していれば、保護の実施機関は、申請書の内容が十分でなかっ...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) そもそもこの立証責任というものはどちらか一方にあるというものではないと考えておりますので、今までの答弁と同様でございますけれど、申請者が申請意思を明確に示していれば、保護の実施機関は、申請書の内容が十分でなかったり口頭で申請が行われたりしても申請を受理...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) お答えします。  現在でも生活保護の申請については書面で行うことが原則とされておりますが、口頭による保護の申請も申請意思が明確である場合には認められております。修正案の趣旨は、その取扱いが一切この法改正によって変わるものではないことを条文上明確化する...全文を見る
06月21日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○衆議院議員(山井和則君) 当然、同様でございますが、あえて言うならば、二十四条の修正案は、その取扱いが二十四条の改正の前後で変わるのではないかという懸念や指摘がありましたので、念のためにそうではないことを衆議院の意思として条文上も明確化したものでございます。
○衆議院議員(山井和則君) お答えをいたします。  今も申し上げましたように、運用は変わらないんですが、やはり法律が変わる以上、運用が変わるのではないかと、いわゆる水際作戦などが非常に合法化されるのではないかという心配や御指摘がございましたので、この点に疑念が生じかねないと懸念...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 政府と提出者の中でそごがないかということでございますが、そごはないと考えております。
○衆議院議員(山井和則君) 少し長くなりますが、昨日の高鳥議員の御答弁も改めて繰り返しながら、丁寧に答弁をさせていただきます。  申請については、申請者が申請意思を明確に示していれば、保護の実施機関は申請書の内容が十分でなかったとしても申請を受理しなければならないわけでございま...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 先ほども答弁しましたように、今回条文そのものが変わっておりますから、それによって運用が変わるんではないかという誤解を福祉事務所の現場の方々あるいは一般の方々も、当然、条文が変わっているわけですから、そういう誤解や懸念というものがあったわけであります。 ...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 政府案の第二十四条第一項、第二項について、今後も運用を変えるものではない旨の厚生労働大臣の見解も示されておりますけれども、いわゆる水際作戦の合法化に今回の法改正がつながるのではないかという懸念がありましたもので、それを踏まえて議論を行い、これまでの取扱...全文を見る
○衆議院議員(山井和則君) 御存じのように、生活保護法の改正というのは人の命にかかわりかねない非常に重大な問題であると思っております。ですから、川田委員御指摘のように、万が一でも、今回の改正が原因で、どこかの自治体が、今回厳しく改正されてハードル高くなったから、あなた今まではオー...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○山井委員 これから三十五分間、田村大臣に、介護保険要支援切りについて質問をさせていただきます。  最初に、少し御紹介をさせていただきますが、私も、昔、祖母が二十年間寝たきりでありまして、そのことを経験する中で、介護問題をよくしたいというのが国会議員になった一つの原点であります...全文を見る
○山井委員 ということは、今も答弁で出ましたように、このまま自然増で今までのように要支援の方々が望むサービスを受けていけば、平成三十七年には八千六百七十六億円になるところが、きょう、厚生労働省が介護保険部会で提案されるように、三、四%、平均三・五とすれば七千二十九億円、つまり、差...全文を見る
○山井委員 田村大臣、これは先ほどの大西さんの質問と似ているんですけれども、楽観論を聞いているんじゃないんですよ。多分大丈夫だろうという話じゃないんです。お一人お一人は、これは真剣ですからね。このサービスが切られたら、家族も本人もどうなるかわからない。本当に人生がかかっているんで...全文を見る
○山井委員 田村大臣、そんな低次元の答弁をしないでください。市町村は頑張っているから信用したらいいとか、そういう次元の問題じゃないんですよ。  実際、今おっしゃったように、十年間で千六百四十七億円も切るんでしょう、抑制するんでしょう。おまけに、きょうの介護保険部会で、デイサービ...全文を見る
○山井委員 田村大臣、ちゃんと質問に答えてください。  地域支援事業に移した場合と移さない場合と、草田さんや渡辺さんのようなケースは、今のサービスを維持される可能性は、変わるのか、変わらないのか。変わらないんだったら納得しますから。変わるんだったら、どう変わるのか教えてください...全文を見る
○山井委員 田村大臣、なぜ答えないんですか。可能性は変わらないと答弁したら、それでいいじゃないですか。もう一回答えてください。今、要支援一、二で草田さんや渡辺さんのようなサービスを受けておられる方が、今と同じサービスを受け続けられる可能性は、地域支援事業になっても、変わるのか、変...全文を見る
○山井委員 要は、大事なことがわかりました、やはり、地域支援事業になって今と同様にサービスを受けられる権利は変わらないという答弁はできないということなんですよね。できないということなんです。  そうしたら、これは本当に、そういう答弁にならないんだったら、これは不安で仕方ないです...全文を見る
○山井委員 田村大臣、すごい答弁をさらっと言わないでくださいよ、二割に上げるかもしれないと。  そんなもの、二割に上がるかどうかなんて、今は一割負担なわけですから、要支援は。それが市町村の判断で二割に変わるかもしれませんよと、そんな簡単な話じゃないですよ、これは利用者からしたら...全文を見る
○山井委員 私たちも、効率化、重点化は必要だと思っています。例えば、要支援で元気な方々、それこそ余りサービスを必要としない人が受けておられるのは問題だという声は現場からも聞きます。それは要介護認定の問題ですから、私は適正化すべきだと思っております。  しかし、今おっしゃったよう...全文を見る
○山井委員 全く問題のすりかえです、今のは。それだったら介護保険はもともと要らなかったわけでして、それだったら要介護も全部任せたらいいじゃないですか、市町村に。そういうことにならないでしょう。  それで、例えば、今回恐ろしいのは、五、六%の自然増を三、四%に抑えるという提案をす...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○山井委員 四十五分間、質問をさせていただきます。  きょうは、要支援切りのこと、介護保険改正のことを中心に質問させていただきますが、本日も、現場のケアマネの方やホームヘルパーの方、高齢者の方々にも傍聴にお越しをいただいております。  今回の、要支援を、今、長妻議員がおっしゃ...全文を見る
○山井委員 今問題になっているのは、重点化、効率化も必要だけれども、充実部分が見えないんですね。  さらに、今も、民主党政権でもとおっしゃいましたが、私たち民主党政権であれば、今回のような要支援切りはいたしません。なぜならば、これは重点化、効率化にはならないんです。長妻議員が質...全文を見る
○山井委員 田村大臣、限られた時間ですから、もう少し端的に答えてください。できないのであれば、できないと言ってくださったら結構ですから。  それで、案分した配分は、一〇%のときは安定化四に対して充実一なんです。四対一なんです。ところが、来年四月は九対一。たった一〇%に半減してし...全文を見る
○山井委員 私、本当にびっくり仰天。六十万人の要支援の方々を支えている生活援助サービスを「等」に入れる。とんでもない。それは失礼ですよ。どういう意味ですか、それは。今やっているメーンは生活援助なんですよ、六十万人も利用している。「等」で読めるはずないじゃないですか。「等」に入れる...全文を見る
○山井委員 資料を訂正するのは当たり前です。  問題は、でも、こういう考えがあるからこういう資料になっているわけでしょう、はっきり言って。そういう、もう生活援助は既存の訪問介護事業所にさせなくて、メーンは身体介護にするという考えだから、こういう資料になったんじゃないんですか。 ...全文を見る
○山井委員 その必要であればが、くせ者なんです。  例えば、前回も傍聴に来てくださっていましたけれども、三ページ、このKさんという方は、今、週に二回のホームヘルプを受けておられます、家事援助。要支援二。息子さんも要支援二で、脳卒中で倒れられて介護が必要。要支援二のこのKさんが、...全文を見る
○山井委員 そこは重要ですよ。  制度が変わっても、受けられるサービスは変わらないということですね。そこは重要ですよ。大臣、答弁してください。
○山井委員 以前の介護保険改正でも、その趣旨の答弁を厚生労働大臣からいただいて、二年後にはサービスは半分にカットされていました、残念ながら。ですから、必要に応じてといって、そのとき私が厚生労働省から言われてびっくりしたのは、いや、市町村の判断でそうされたようですと。それで終わりな...全文を見る
○山井委員 いろいろ答弁はされていますが、その担保がないんですね。担保がないんです。  市町村に財源の格差もあるし、やる気の格差もあるし、そもそも介護保険が導入されたのは、市町村だけに任せておいたら格差が出るということで介護保険にした。それをもう一回丸投げするわけですね。  ...全文を見る
○山井委員 では、今のままでいいじゃないですか、今も中島議員からお話がありましたが。  そうしたら、必要に応じて新規の方も受けられるのであれば、次回の資料では、既にサービスを利用されている方も新規の方もとここに明記してください。そうでしょう。既存の方と新規の方と変わらないという...全文を見る
○山井委員 わかりました。  そうしたら、そこに、今言ったように、新規の方のことを考えていなかったから入れていないということだけれども、今、こういう疑問を思いますよ、これを見たら。  そうしたら、既にサービスを受けている者についても新規の者についても、事業移行後も必要に応じて...全文を見る
○山井委員 これは重要な答弁です。既にサービスを利用している人も新規認定者も変わらない。  ということは、既にサービスを受けている人に関しては、経過措置とか優遇措置は設けないということでいいですね。要は、既にサービスを受けている人も新規の人も同じだというふうに書類を変えるという...全文を見る
○山井委員 それはやはり変じゃないですか、今の答弁。そうしたら、差があるんじゃないんですか、やはり。今の答弁が怖いのは、では、地域支援事業になったら、やはりサービスを受けられなくなるかもしれないと大臣はぼろっとおっしゃったけれども、そんな改悪だめですよ、それは。  新規の人も既...全文を見る
○山井委員 とにかく、既にサービスを受けている人と今後新規の人も同等だということを書類に明記していただきたいのと、それと、なぜそういうことになるかというと、千七百億円カットして、そしてこういう訪問介護も絞っていくからなんですね。  それで、大臣、大事なのは、今、六十万人の要支援...全文を見る
○山井委員 大臣、既存の人に配慮せざるを得ないということはどういう答弁の意味かというと、新たな人はそのサービスが保障されないということの裏返しなんですよ。そんな、新たな人にサービスが十分行き渡らないような改正はすべきじゃないんですよ。今、制度を変えなかったら、新規の人も同じサービ...全文を見る
○山井委員 サービスは足りなくないとかおっしゃるけれども、何でそうなるのかというと、千七百億カットするからじゃないですか。そもそも、それは、カットしたら財源が足りなくなりますよ。  それに、今、そんな切り下げはしませんよと言っているけれども、大臣にそのことを言う資格はないんです...全文を見る
○山井委員 だから、大臣が答弁されていることと正式に提案していることが全然違うんです。それだったら、望めば今のサービスを受け続けられます、新規の人も受けられます、同じヘルパーさんでも受け続けられますという提案をできるんですか。できるはずないでしょう、千七百億円もカットして。  ...全文を見る
○山井委員 これもショッキングな答弁ですね。一定の制約じゃないでしょう。介護、生活支援は重要だから、ホームヘルパー二級ぐらいの資格がある人がお宅に行きましょう、デイサービスの職員になりましょう、これが厚生労働省が今までからおっしゃってきたことじゃないですか。それを、では、無資格の...全文を見る
○山井委員 今、家事援助、生活援助のホームヘルプを受けられている方やデイサービスに行っている方の多くは、必要だからそのサービスを受けておられるんですよ。それに対する検証もなくして、とにかく財源を切らないとだめだから市町村に丸投げする。  こんなことをしていったら、結局、今までは...全文を見る
11月12日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○山井委員 山井和則でございます。  十五分間、質問をさせていただきます。  きょうは、それぞれの参考人の方々から、非常に重要な、貴重な御意見をいただきましたことを、心より御礼申し上げます。  民主党の推薦では、介護保険の要支援の当事者であられます渡邉さんにお越しをいただい...全文を見る
○山井委員 今、ホームヘルプが受けられなくなったら要介護度がアップして、かえって財政的にもかかってしまうのではないかということです。  今回の政府の提案の中で、ホームヘルパーは、生活援助はするんだけれども、プロではなくて、無資格の方や有償ボランティアさんをふやしていこうという方...全文を見る
○山井委員 この介護保険改正の一つのポイントは、生活援助は有償ボランティアに任せていいじゃないか、それで、プロのホームヘルパーは重い介護の人の身体介護に重点を移したらいいんじゃないかということなんですね。  ただ、きょうも渡邉さんという当事者の方にお越しをいただきましたのは、や...全文を見る
○山井委員 今回、そういう要支援をカットしていく一つの理由として、財政が厳しい、私たちは高齢者だけじゃなく若い世代のことも考えねばならない、若い世代も苦しいんだから、現役世代の介護保険料が上がりにくくするように、まあ、上がっていくんですけれども、その伸びを抑えるためには高齢者にも...全文を見る
○山井委員 要支援をカットすると、介護保険の財政は軽くなると思われますか。それとも、逆に、負担がふえちゃうと思いますか。
○山井委員 また、今回の改正では、要支援は今一割負担ですけれども、市町村に任せる。具体的には、サービスによっては、二割負担でも三割負担でも全額自己負担でも市町村の自由にするということなんですが、このように、サービスがカットされるだけではなく自己負担もふえるかもしれないということに...全文を見る
○山井委員 渡邉さん、実は、一定所得の、二百八十万ぐらいの二割負担の話とは別に、要支援は、低所得者でも市町村が自由に、二割でも三割でも、全額自己負担にしていいというのが今回の提案なんですよ。  低所得の方も含めて二割でも三割でも自由にできるということなんですが、ホームヘルプやデ...全文を見る
○山井委員 きょう、今は座っておられるんですが、最初、冒頭十五分は無理をして立っておられて、ぜひ立った方が委員の方々に私の思いが伝わるだろうということで、今回、こういう当事者の方に来ていただくのは本当に私も難しいんじゃないかと思ったんですが、本当に、勇気を振り絞って、体が悪い中、...全文を見る
○山井委員 渡邉さん、ありがとうございました。  ほかの先生方、参考人の方々にも非常に重要な意見陳述をいただきましたので、お聞きしたかったんですけれども、時間がなくなりまして、まことに申しわけございません。  きょうはありがとうございました。
11月13日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○山井委員 これから四十分間、質問をさせていただきます。  メーンは、今までに続き、要支援の百万人の高齢者が今までのサービスを受けられなくなる問題。二割負担になったり、プロのホームヘルパーさんが有償ボランティアに変えられたり、あるいはデイサービスの人員配置基準がカットされたり、...全文を見る
○山井委員 そこで、私の配付資料の二十五ページにも大臣規範というのがありますが、「関係業者との接触等」、関係業者との接触に当たっては、供応接待を受けること、職務に関連して贈り物や便宜供与を受ける等があって国民の疑惑を招くような行為をしてはならないということで、これはまさに、大西議...全文を見る
○山井委員 代金をどっちが払うかはそのときはわからなかったわけでして、そうしたら、確実に今回の件は徳洲会は払っておられないという事実は確認されたんですか。
○山井委員 厚生労働大臣にプライベートも、そういうのは関係ないわけで、厚生労働大臣が行っているわけですから、その宴席に。  ということは、これは徳洲会が払っていないという事実も、特には確認をされていないということでありますね。  というのは、仲間とということですが、仲間という...全文を見る
○山井委員 ということは、徳洲会が全面支援していた候補者、園田修光さんが同席されていたことも否定はされないということですか。
○山井委員 これも、大西さんもおっしゃるように、プライベートの話を超えているんです。これは今、きのう逮捕者も出てしまって、組織ぐるみの選挙で、これは公職選挙法違反ということになっているわけであります。  そうしたら、そのときに、園田修光さんがおられて、参議院選挙をよろしくという...全文を見る
○山井委員 大臣規範は、ここに書いてありますように、関係業者から接待を受けて、「国民の疑惑を招くような行為をしてはならない。」ということになっているんですよ。その中身がどうであったということよりも、そういう疑惑を招く関係業者の接待を受けること自体を、これは大臣規範では禁止されてい...全文を見る
○山井委員 ちょっと不思議なのは、七月に選挙があって、六月というのは、全国比例の候補者というのは一番大変な、重要なときで、その候補者本人が、組織的な応援を受けている中心人物の一人、今回逮捕された方と一緒に来られたということは、そのとき、選挙よろしくとか、選挙の話題は出たんですか。
○山井委員 このことは、また、引き続き質問をさせていただきたいと思います。  それでは、難病と小児がんの慢性疾患の負担増のことに少し触れたいんですが、ということは、先ほど、今回のこのプログラム法に入っている難病と小児がん、小児慢性疾患の自己負担見直しで、自己負担がふえる人が多い...全文を見る
○山井委員 五十万人以上になるかどうかもわからない、そんなことでよく本当にこういう法案審議を頼むということになると、私はもうびっくりしますね。  ALSの方は、今回、最高四万四千四百円、年間五十三万円アップする。また、小児がんの、一番御苦労されている方々も、月に二万二千二百円上...全文を見る
○山井委員 田村大臣、メニュー以外はと聞いているのに、あえてそれに答えずに、メニュー内の話を答弁して時間を稼ぐのはやめてください。要は、答えられないということは、メニュー外のカットをしたら、この充実分が事実上減ってしまうということを今お認めになられたような話ですね。  それで、...全文を見る
○山井委員 でも、それは本当にそんなことを言えるんですか。ここの資料にありますように、単価も下げてよくするんでしょう。それで人員配置基準も下げてよくするんでしょう。  例えば、これは九ページにありますように、赤線で描いてありますけれども、「サービスの内容に応じた市町村による単価...全文を見る
○山井委員 田村大臣の言っていることは、私はそれは違うと思うんですね。  今回、今までどおりのサービスを提供するんだったら、予防給付から外す必要はないわけですよ、それは変えるために外していくわけですから。それが証拠に、一千七百億円も削るわけですよね。削っていないんだったら、削ら...全文を見る
○山井委員 繰り返しになりますけれども、千七百億円カットして、削減の数値目標までつくれと市町村に言っておいて、さらに、二割負担、三割負担にするのは自由ですよ、単価を下げることも自由ですよ、そうしておいて、質を維持すると言っても、全く説得力はないわけです。  それで、この配付資料...全文を見る
○山井委員 逆に言えば、今まで受けていたサービスは不必要でした、多過ぎました、あなたはプロのホームヘルパーじゃなくてボランティアで十分ですというふうに言われてしまったら、これはもう仕方がないということですか。  今までプロのホームヘルプを受けていた要支援の高齢者が、あなたはボラ...全文を見る
○山井委員 だから、田村大臣、それが誰なのかがわからないんですよ。  では、今のサービスが必要だと地域支援事業になってからも認定されるのは、今サービスを受けている百万人のうち、八十万人ぐらいなんですか、二十万人ぐらいなんですか、五十万人ぐらいなんですか。目安でいいから言ってくだ...全文を見る
○山井委員 わかりません、私には。基本的な必要な方は、田村大臣の想定では、今の百万人のうちの八十万人ぐらいのことをおっしゃっているのか、二十万人ぐらいのことをおっしゃっているのか、それによって全く意味が違いますから。  どっちに近いですか。
○山井委員 田村大臣の前提がおかしくて、今は必要だから受けておられるんですよ。今、要介護認定を受けて、要支援一、二で、ケアマネの判定を受けて今のサービスを受けておられるわけですから。  そういう意味では、田村大臣が八割とも二割ともおっしゃらなかったわけですから、もしかしたら必要...全文を見る
○山井委員 一定というか、先ほど述べたような介護事故を起こさないためには、やはり今までどおり百三十時間ぐらいの研修というのは必要だと思いますよ。要支援の方も、約半数は軽い認知症ですからね、結果でわかっているように。  何時間ぐらいするんですか。言っては悪いですが、無資格のホーム...全文を見る
○山井委員 ここに、予防訪問介護所の概要というものが、配付しておりませんが、あります。つまり、今までは、要支援の方、六十万人、デイサービスを入れると合計百万人は、プロの職員のデイサービスやホームヘルプを受けられたんです。  田村大臣、何でそれを無資格の人がサービス提供できるよう...全文を見る
○山井委員 大臣の言っていることは、論理的ではないと思いますよ。  もし人が足りないということだったら、千七百億円下げるという話ありきでなくていいじゃないですか。お金を削る必要ないじゃないですか。さらに、既に、五、六%の伸びを三、四%に削るということを提案しているじゃないですか...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので、最後に一言だけ発言して終わらせていただきたいと思いますが、十九ページにありますように、私、このたび質問主意書を出しました。  この質問主意書で、「いま要支援のサービスを利用している高齢者は、要介護認定で同じ要支援と認定されている限り、新総合事業へ...全文を見る
12月04日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○山井委員 それでは、これから三十分間、質問をさせていただきます。  理事会での合意の中で、きょうは、生保、生活困窮者の質問とともに一般質疑もやってよいということですので、両方させていただきたいと思います。  まず、何よりも、先ほどの田村大臣の答弁を聞いておりましても、この生...全文を見る
○山井委員 私はこの十一月十三日の答弁のことを聞いているんですよ。  それだったら、全くないという答弁をせずに、今の答弁を十一月十三日に、儀礼的なものはありますよとおっしゃったらよかったんじゃないですか。
○山井委員 私は、別に無理やり言っているんじゃないんですよ。徳田毅議員のお金は徳洲会から流れているというのは、誰もが感じているんじゃないですか。  だから、私は、別に二万円の額が多い少ないと言っているわけじゃなくて、事実関係を言っているわけでありまして、そういう意味では、徳洲会...全文を見る
○山井委員 これはやはり、厚生労働委員会での答弁というのは重いんですよ。だから、私は事実関係を言っているだけであって、それなら、繰り返しになりますが、十一月十三日の段階で、徳田毅議員からはパーティー券を買ってもらっていますと言えばよかったわけであって、全くないとおっしゃったから、...全文を見る
○山井委員 私が責任と言っているのは、本当にこれは人の死に直結する法案なんですね。ごめんなさいで済まないんですよ。  先ほどの長妻さんの質問でもありましたように、これは生活保護の問題だけじゃなく、私の配付資料にもございますが、八ページ、住民税非課税限度額、先ほど、来週には決着す...全文を見る
○山井委員 来年四月からは消費税もアップするわけですから、それにダブルパンチということになれば、本当にこれは、一歩間違うと自殺者もふえかねないと思います。  それで、ずっとこの間この質問をしてきて、私はやはり今の政府の姿勢に問題があると思うのは、要は、結論を言えば、国は最終的に...全文を見る
○山井委員 今の田村大臣の答弁も少しひっかかるんですが、ALSの方々がそういう判断をされないような自己負担と。結局、今の答弁を聞くと、自己負担がアップするということは前提なのではないかと思うんです。  しかし、ここは、私、与党の先生方にも申し上げたいんですけれども、今まで、なぜ...全文を見る
○山井委員 それは違います。所信表明演説でライフワークとまで言った以上は、これは厚労大臣の問題を超えております。これは総理大臣の約束です。  さらに、今もまだ、財源どうするんだというやじが与党から出てきましたが、五兆円増税するんでしょう。こんな確かな財源がどこにあるんですか。ま...全文を見る
○山井委員 一問だけ聞きますね。もう時間も来ておりますので、短くお答えください。  消費増税をしながら社会保障をカットするというのは、私は国民の理解は得られないと思います。さらに、先ほど中根議員のことについて、難病等で一部自己負担、いいというような話もありましたが、私は民主党の...全文を見る
○山井委員 以上、終わります。