山花郁夫

やまはないくお

比例代表(東京都)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

山花郁夫の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  きょうは、メーンの論点が天皇ということですので、ちょっと、今から申し上げることはその派生論点のような話になってしまうかもしれませんけれども、女性天皇制ということがいろいろ御発言出ておりますので、意見を申し上げておきたい...全文を見る
02月10日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  国会と内閣との関係ということについて、発言と、あと、先ほど古屋委員、高木委員からの御発言の中で少しおやっと思ったことがございますので、もし可能であればその点についてお話をいただければと思います。  日本国憲法の国会と...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  地方自治のことについて発言をさせていただきたいと思います。  先ほど来、補完性の原理などということについても論じられておりますが、ここのところ、多くの国で、中央集権的な国だった国は地方分権の方に、また、連邦型とか分権...全文を見る
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  本日のテーマは、司法、改正、最高法規等ということでございますが、日本国憲法の第四章は「国会」、第五章は「内閣」となっておりますが、第六章は「司法」となっております。司法というのは作用に着目をした概念でありまして、本来で...全文を見る
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  私は、憲法裁判所の設置に対して積極的な立場から発言をしたいと思います。  先ほど来、消極的な立場のお方からの発言も続いておりますけれども、その中で若干気になることがありまして、例えば、憲法裁判所というものを設けると具...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 本会議 第7号
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○山花郁夫君 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  ただいま議題となりましたいわゆる三位一体の改革関連法案、義務教育費国庫負担法一部改正案、国民健康保険法等一部改正法案につきまして、地方分権に関する民主党のスタンスを明らかにしながら、質問をしたいと思います。(拍手) ...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  締めくくりに当たりまして、幾つかの点のことを申し上げたいと思います。  まず、憲法の改正論ということが議論になるということの脈絡で申しますと、従前より申し上げておりますとおり、改正をするというのであれば、やはり、改正...全文を見る
03月11日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。よろしくお願いを申し上げます。  国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法の一部を改正する法律案について議論させていただきたいと思います。先日、本会議でも大臣とは少し議論させていただきましたが、改めて、まず、ちょ...全文を見る
○山花委員 今のお答えは、多分、国と地方の協議の場でも、大臣の方からそういう話をされていたと思います。  ただ、確かに、社会保障全体について、国の役割、地方の役割というのを、去年のでおしまいということではなくて、これから永続的にやっていくということは非常に大事なことだと思います...全文を見る
○山花委員 また、厚生労働大臣に伺うというよりも、やはり政治家としてという話になるのかもしれませんけれども、国のあり方として、分権を進めていくということは私たちは非常に大事なことだと思っております。  つまり、中央の役所が、悪く言えば、本当に地方の自治体のはしの上げ下げまで指導...全文を見る
○山花委員 総務大臣と議論をしているわけではないので、分権の話は余り事細かなことは言いませんけれども。  どうしても、地方分権の議論になりますと、伝統的な行政学の大陸系と英米系みたいな議論がされがちなんですけれども、今、大体、世界的な動向を見ていると、非常に分権の進んだ国では、...全文を見る
○山花委員 ただ、この世界で真摯に受けとめというのは余りいい予感のしない話で、つまり、ちゃんとやるんだという話であれば、真摯に受けとめなんてあえて言わなくても、そのとおりやりますと言えばいいわけですので、懸念していたとおりのような結果になってしまったと思っております。  ただ、...全文を見る
○山花委員 ちょっとその都道府県の体力強化というのが、よくわからないところがあるんですけれども。  それと、大臣、お言葉ですがという話です。  去年の、国と地方の協議の場の第三回、第三回は恐らく出席はされていないのではないかと思うんですけれども、全国市長会の会長から、  国...全文を見る
○山花委員 今回のこの国保の話は、保険制度の議論としても、今回出されるということは、ちょっと私はタイミングとして早過ぎると思いますよ。  というのは、これは去年の七月二十八日に行われた社会保障審議会の医療保険部会、去年の七月の段階で、例えば、「都道府県が、私の理解では保険者にな...全文を見る
○山花委員 済みません、その辺、ちょっと言葉が不適切な表現になってしまったかもしれません。  ただ、今回のこの法案なんですけれども、いわば定率減税の縮減とも関係をする。つまりは、そちらで縮減をし、所得譲与税の形で回ってくる分を充てることによって都道府県調整交付金の方に回すである...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  通告をしていた話とは違うんですけれども、今の大出委員とのやりとりの中で少々気になったのが、会長にお尋ねをしたいんですけれども、事前の説明というのが好ましくないというふうな言い方でしたけれども、個別の番組について、中身を...全文を見る
○山花委員 ちょっと最後の方がよく聞き取れなかったんですけれども、つまり、報道の自由ということを言う前提として、自分から検閲をしてくださいなんというようなお伺いを立てるなんて、こんな話はあり得ないと思うわけで、好ましくないというか、それは絶対にやっちゃいけないことだという趣旨であ...全文を見る
○山花委員 その点は確認をさせていただきたいと思います。  その上で、きょう、予算の審議の中で、随分と不払いがふえているという話が出てきておりまして、額についてもかなり巨額になっております。これほどまでにはまだ広がっていない時期でありましたが、昨年の十一月のことですけれども、副...全文を見る
○山花委員 大変厳しい状況であるという認識だと承ります。  その上で、きょうは、商業主義との距離感をどう考えるかということ、そういったテーマで質問させていただきたいと思います。  昨年、当委員会で質疑をさせていただきました問題です。「プロジェクトX」展という展覧会ですけれども...全文を見る
○山花委員 どういうそろばんをはじかれたのかちょっとよくわかりませんけれども、四億からのイベントで百四十六万という、大変微妙な赤字を出されたということですけれども、赤字についてはどこで精算するんですか。どこかが持たなければいけないことになろうかと思うんですけれども。
○山花委員 そういったことが私はまさに問題だと思うわけであります。  今後のあり方も含めてなんですけれども、この「プロジェクトX」展なんですけれども、主催者が、特別展「プロジェクトX21」実行委員会という形で、NHKとNHKプロモーション、そして読売新聞社、社団法人発明協会、東...全文を見る
○山花委員 ちょっとまだ詰めたいところもあるんですけれども、もう一点の問題について質問をいたします。  企業との関係ということが今答弁の中で出てきましたけれども、先日、ラグビーの日本選手権、二月十二日の準々決勝ですけれども、大学選手権を物すごい成績で制しました早稲田大学と社会人...全文を見る
○山花委員 今の説明なんですけれども、事前にこちらも議論させていただいて、中正公立であるべき審判に企業広告がなじまないというのは、こういうことを言われるとちょっと変じゃないですかということで言っていたんですけれども、そうやって答弁されましたから。  こちらもラグビーフットボール...全文を見る
○山花委員 時間が来たので、終わります。
03月17日第162回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  恩給法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  もう制度は随分経過をしておりますけれども、受給者の平均年齢も八十歳を超えているということでございますが、転給を除くと、今恩給の新規の請求件数というのは...全文を見る
○山花委員 この改正案の内容の中で、恩給権者が失権事由に該当した場合、届け出義務及び罰則の廃止というものが盛り込まれております。これの背景として、住基ネットを利用して死亡確認ができるということがあるようですけれども、住基ネットには必ずしも参加していない自治体もあるはずですが、まず...全文を見る
○山花委員 そういった団体については死亡確認が必ずしもとれない、把握できないことになろうかと思いますけれども、その自治体に住まわれている方の届け出義務というのもなくなるという理解でよろしいんですね。どうされるんでしょうか。
○山花委員 恩給の受給者に対する受給権の調査について、住民票記載事項の市区町村長の証明にかえて、総務省の外郭団体であります財団法人地方自治情報センターが、指定情報処理機関として本人確認を定期的に行っているということでありますけれども、二〇〇三年四月十五日の当委員会で、この財団法人...全文を見る
○山花委員 改善が図られたということで、それはそれとして評価はいたしますが、ただ、その三割以下とするというのは、アッパーで三割以下ということであって、別にそこまでは当該役所のOBで占めていいですよということの趣旨ともちょっと違うと思いますので、その点は申し上げておきたいと思います...全文を見る
○山花委員 審査の厳格化であるとかあるいは留意事項についてということは、それはそれとして理解はいたします。  ただ、これは恐らく当委員会の委員の方なんかでも、どこか知らないところからDMが来たとか、むしろそういう経験がない人の方が少ないのではないかと思います。私も小さい子供がい...全文を見る
○山花委員 ちょっと麻生大臣に御答弁をお願いしたいんですけれども、通告はしていないんですが、今の話であります。  性同一性障害の話もそうなんですけれども、この閲覧制度が悪用されることによって、例えば、ここは母子家庭だということがわかって、実際犯罪も起きておりますし、また、お年寄...全文を見る
○山花委員 もう時間もなくなってまいりましたので、恩給法の話に最後戻りますけれども、恩給関係で調べていきますと非常に不思議な話を聞きまして、もともと恩給ということについては、例えば陸軍、海軍については、今当然陸軍省とか海軍省がないですから、厚労省の方に管理については移っているとい...全文を見る
○山花委員 時間が来たので、終わります。ありがとうございました。
04月08日第162回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  南野法務大臣にお伺いをしたいんですが、今までも随分、るる議論が重ねられてきておりますけれども、ちょっと違った視点から。  行刑施設なんですけれども、例えば刑務所でいえば、普通の刑務所は男性がいて、女子刑務所は女性とい...全文を見る
○山花委員 当委員会でも、七月八日に、塩崎委員長も当時理事でいろいろ協議をさせていただいたものでございますが、当時の山本委員長から、この性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律案について、当初は委員の方から附帯決議なりなんなりという議論もあったんですけれども、そうではなくて...全文を見る
○山花委員 法務大臣としてのお立場だけではなくて、内閣のメンバーとしても、ぜひほかの、特に厚労省等々ございますので、発言をしていただくことを希望したいと思います。  さて、今回のこの刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案の中で、直接法律の形では規定はされていないんですけれども...全文を見る
○山花委員 刑事施設の不服審査会についてということなんですけれども、組織については暫定的かつ事実上の措置であるという位置づけになっている、これについてなんです。
○山花委員 行刑施設の不服審査会なんですけれども、行刑改革会議の提言に沿う形で実現したいということと受けとめますが、この提言の中で、そのメンバー、委員については、くどいようですけれども、あくまでも第三者の目から見るんだということで、公平かつ公正な救済を確保するためのものなので、法...全文を見る
○山花委員 矯正行政に関するすぐれた識見を有する方というのは、世の中、なかなか探しても、学識経験者といってもそうそういらっしゃらない、いないと言っているわけではありませんけれども、いらっしゃらないでしょうから、言われることもわからないでもないんですが、ただ、委員の中に、例えば矯正...全文を見る
○山花委員 今ちょっと手元に持ってきていないんですけれども、法務省の矯正局の中の、お医者さんたちが研究会をやって、その研究報告とか、そういうことをしている雑誌がございますよね。御答弁いただけますか。
○山花委員 ごめんなさい、手元に持ってくればよかったんですけれども、例えば、それのバックナンバーなんかを拝見いたしますと、覚せい剤の中毒で入った人が矯正施設内で例えば懲役何年という刑を受けて出所する際に、よくなって出ていっているかというと、必ずしもそうではないであるとか、人によっ...全文を見る
○山花委員 ありがとうございました。  ぜひ、そこはしっかりやっていただきたいと思います。  さて、先ほど同僚委員からも、行刑の目的等の議論もございました。ぜひ考えていただきたい話があるんです。  実は、ある衆議院議員経験の方で、受刑施設に入られて出てこられた方から話を聞い...全文を見る
○山花委員 それはぜひやっていただきたいと思います。  また、資格が途切れちゃうということもそうなんですけれども、ともかく社会復帰をするためにということで、例えば、府中の刑務所で見させていただきましたけれども、あれはフォークリフトだったか、そういう資格が取れるようなこともやって...全文を見る
○山花委員 先ほど来行刑の理念とかいろいろ話がありましたけれども、ただ、現行の制度の枠内で考えると、結構限界があるのかなと思っています。例えば、保険の適用についても難しいという話があったりとか。  ただ、先日、ブドウ酒事件でしたか、死刑判決を受けた人の再審の決定というのが出てお...全文を見る
06月06日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第8号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  まず冒頭、今回のこの郵政民営化法案等、内閣が最重要課題だと言っておりますけれども、ほかにも懸案の諸課題が大変ある中でこれが最優先課題だというのは、私は、政策の優先順位として間違っているということをまず冒頭指摘をしたいと...全文を見る
○山花委員 行革担当の大臣ですけれども、今申し上げましたように、まず小里さんが答弁した後、自見郵政大臣がそういう答弁をしているということと、その後にも、もう先ほど指摘もありましたけれども、後の大臣である野田大臣、八代大臣も、将来的に見直しは行われないことだと理解しておりますである...全文を見る
○山花委員 今の、政治家としてのというのは、どういうことですか、これ。当時、担当大臣として答弁をしているんですよ。(発言する者あり)  今のがどれだけ問題があるかという話ですけれども、こうやって担当大臣が発言されたことが政治家としての信条だ、そんなことを言ったら、こんな法案なん...全文を見る
○山花委員 この点、三十三条一項の話がまず私は議論のスタートだと思いますので、その統一見解なるものが出されてから、中身、内容についてはしっかりと質疑をしたいと思います。  ところで、今理事会の方で、竹中大臣は他の委員会で同様の発言をしたというようなことを言われていたやに聞いたん...全文を見る
○山花委員 今の冒頭の発言に関連してなんですけれども、不適切であったと認められたと思いますけれども、そういたしましても、他の三大臣の今までの答弁についてはお認めになるという理解でよろしいでしょうか。
○山花委員 統一見解を出されるということなので、それまで中身もこれぐらいにしておきますけれども、例えば、平成十一年三月十二日、これは参議院の委員会の中で、例えば野田国務大臣は、当時の郵政大臣ですけれども、「「民営化等の見直しは行わない」と明記されていますから、必ず将来的に見直しは...全文を見る
○山花委員 それでは、少し話を別のところに持っていきたいと思います。  先日の衆議院予算委員会で、鈴木郵政行政局長が質疑に立たれております。  麻生大臣にお尋ねをしたいと思いますけれども、鈴木郵政行政局長につきましては、その予算委員会でこう答弁されています。  電気通信事業...全文を見る
○山花委員 今、総務大臣から、ほかにもないのかというような話が、話というか発言がございましたけれども、鈴木行政局長にお伺いいたしますけれども、六月二日の予算委員会での発言については、これは間違いありませんね。また、ほかにはこういったケースはありませんね。
○山花委員 間違いないということですけれども、この相手方、本人がいないところで言うのも相手方にはちょっと失礼かもしれませんが、青木総務部長と発言されていますけれども、これは十三年夏のときの話ということで間違いないですか。
○山花委員 何か今、青木君という言い方をされましたけれども、肩書は当時、総務部長と六月二日に言っていますけれども、そういう肩書の方でしたか。
○山花委員 普通、余りそういう席での、会った相手方の肩書は間違わないと思うんですけれども。青木さんという方なんですが、総務部長になられたのは平成十四年六月のことなんですけれども、十三年にこういうことがあったとおっしゃっていますけれども、十三年の時点では違う肩書ですね。十四年六月に...全文を見る
○山花委員 これは、肩書とかについてはこちらも確認をしておりますので、客観的事実とは違っていると思います。  麻生大臣、監督者としてこの点も改めて答弁を求めたいと思いますけれども、どう見ても、どう見てもというか、私が確認している限り、相手方の、平成十三年当時はこの青木さんという...全文を見る
○山花委員 今、場内からも大違いだという指摘がありますけれども、私も大きな違いが起こり得る話だと思います。  つまりは、十四年から十六年の間まで総務部長の方であったとすると、その肩書の方と会食したというのは、そんな十三年なんという昔じゃなくて、比較的最近までという話になりますか...全文を見る
○山花委員 それでは、郵政公社の方にお尋ねをいたします。  通告をしていた話とは違うんですけれども、きょう、決算の御報告が冒頭生田総裁からございました。その「第二期 日本郵政公社決算の概要」というものの十六ページ、「キャッシュ・フロー計算書」のところなんですけれども、これは数字...全文を見る
○山花委員 本日配られているペーパーの方は数字が合っているということなんですけれども、事前に私どもがヒアリングを受けたときのは、先ほど指摘をさせていただいた数字だったので、まず一つは、何でこういう違いが出てきてしまったのか、あるいは、訂正があるのであれば、事前にやはり言っていただ...全文を見る
○山花委員 終わります。
06月07日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  まず、先ほどの同僚委員の質問の関係で、外資規制について、敵対的買収防衛策についての議論があったわけですけれども、商法等の関係もございますので、法務大臣の方にお伺いをしたいと思います。  郵政民営化法案では、郵政の株式...全文を見る
○山花委員 ちょっと答弁がよくわからないんですけれども、敵対的な買収というものに対する防衛策というのは無制限に認められるものではない、そういう認識でいいんですねということです。余り余計なことを言われると、何か、必要があれば全部できるとも聞こえますけれども、いいんですね。もう一回答...全文を見る
○山花委員 その上で、法務省と経産省との間での五月二十七日の指針については先ほど議論がありましたので、いいんですけれども、要するに、株主の共同の利益の向上であるとかあるいは維持であるとか、それに反するような、必要性があればということではなくて、反するような買収は防いで、逆に、株主...全文を見る
○山花委員 また、企業価値だとか、つまり株主共同の利益を損なうかどうか、防衛策を維持するか排除するかといった判断は原則として株主が判断すべきものであるということでありますから、そうだとすると、今回の指針の中には、株主が最終的に判断する仕組みを担保するために、はっきりした指針が私は...全文を見る
○山花委員 つまり、結論として、郵貯銀行の株主に、先ほど指摘があったとおりでありまして、どれだけ企業価値を高めるというものであっても外国資本は絶対嫌だと、先ほど質問された方がうなずいていらっしゃいますけれども、そういう価値判断を株主みんながするなら話は別ですけれども、外資企業であ...全文を見る
○山花委員 つまり、先ほど、議論の最中いらっしゃらなかったかもしれませんけれども、一般の株式会社と同程度にしかできないんですよ。先ほど指摘しましたように、乗っ取り屋みたいな極めて悪質なものに対してはできるんでありましょう。しかし、そうでないケースでは、今るる指摘をいたしまして、大...全文を見る
○山花委員 つまり、そういうことなんですよ。  だから、竹中大臣は、今まで答弁の中でも、窓口会社のネットワークというのは郵貯銀行にとっても大変価値のあるものだ、経営者はそのネットワークをフルに活用してビジネスモデルを採用する、何か当然の帰結のようにおっしゃっておられますけれども...全文を見る
○山花委員 そうだと思いますよ。  実は、私もかつてコンビニエンスストアでアルバイトをしていたことがありまして、宅配便の受け付けをやっていましたけれども、ここは届きませんよということで拒否する地域というのはある程度ありました。もう十年以上前ですから、それでもそのエリアはある程度...全文を見る
○山花委員 つまり、総理は随分テレビの前でそういう何か誤解を与えるようなことを言っているわけですよ。これだけではありません。  その指摘は後に回しまして、ちょっと今のこととの関係ですけれども、竹中大臣にお伺いしますけれども、民営化すると宅配事業者間の競争が起きてサービスはよくな...全文を見る
○山花委員 私は、どこの局面を見るかにもよると思います、局所的にそういうことは起こる可能性は否定はしませんけれども。  しかし、例えば、あるところまで運ぶけれども、そこから先は自力では無理なので今の郵便のネットワークを使って郵便で届けてもらうとか、そういうことをしないと、いや、...全文を見る
○山花委員 つまり、今の民間事業者をモデルとしたときに、例えば個別の名前を出すと日通のペリカン便だとかクロネコヤマトだとかありますけれども、全国展開をしているじゃないかという議論はあり得ますし、それが民営化された後の郵便局会社ですか、競争すればいいじゃないかという議論は、それはそ...全文を見る
○山花委員 なぜわからないのかよくわからないんですけれども、同じ民間の事業者ですから、競業他社がこれから発達してこようというときには、それは助けてあげる必要は全くないわけですよ。むしろつぶしにかかったっていいわけですよ、民間の企業者なんですから。  要するに、何か、民営化すると...全文を見る
○山花委員 つまり、これは、総理自身がテレビの入っている場面でこんなむちゃくちゃなことを言っているわけであります。  生田総裁は、委員長から指名もないのに手を挙げて発言するようなことはされない方でありますので、そのときに、やらなかった、そういう発言はしていませんけれども、これは...全文を見る
○山花委員 その上で、持ち上げたり落としたり恐縮ですが、生田総裁、きのう、公社の数字が違っていたということについての質問をさせていただきました。この点について御説明いただきたいと思います。
○山花委員 続きまして、ちょっと前回の残した課題について進めていきたいと思います。  昨日、中央省庁等改革基本法第三十三条第一項第六号について、これは、かつて大臣答弁で、将来にわたっても民営化しないのだ、そういった趣旨の答弁がある以上は、本来、この条項の改正案というのを提案し、...全文を見る
○山花委員 この点、全然私の質問に対して答えになっていないと思います。  何となれば、私が聞いているのは、立法時、つまり法律をつくったときの答弁を問題としているわけでありまして、小里国務大臣が答弁をされているときに、これは平成十年の四月二十八日の議事録が手元にありますけれども、...全文を見る
○山花委員 もう一度少し整理をさせていただきたいんですけれども、私が申し上げているのは、当時の法案の担当大臣である小里行革担当大臣はということで、何か五月七日のときのだけ示されていますけれども、そうじゃなくて、中央省庁等改革基本法というのはいろいろなことが規定されていますからさま...全文を見る
○山花委員 何を言われたんだか私よくわからないんですけれども、先ほど指摘したとおりで、別に、公社化法がかかっているときに民営化問題も含めて公社化後のあり方を検討すること自体は、つまり検討することまで法律で禁止されているわけではないということはこちらも認めていますよ。検討するという...全文を見る
○山花委員 ちょっと、今のは何ですか、今のは。仕分けしていないのはあなたじゃないですか。ちょっと、こんな理不尽なあれじゃ質問できないですよ。(発言する者あり)
○山花委員 ちょっと、こっちが指摘している話をちゃんと聞いていますかという話なんですけれども。  つまり、食糧庁の話とかもありますけれども、さっき説明したでしょう、それは。別にあのケースはいいじゃないですかと言っているんです。ちゃんと仕分けしているじゃないですか。  なぜかと...全文を見る
○山花委員 その前例が違うと言っているんですよ。  つまりは、例えばあなたは食糧庁だとかなんとか言いますけれども、では、当時の農水大臣ですか、管轄は、食糧庁という名前についてはこれは将来的にも変えませんなんという答弁をしていたんですかという話です。していないんでしょう。していな...全文を見る
○山花委員 それは、だから、いいですか、ちょっとこれは整理してください、委員長。(発言する者あり)
○山花委員 とても理解ができる話ではありませんで、過去の大臣の答弁というのは、条項を示しながら、例えば、この基本法においては、民営化の見直しは行わないと明記していますから、必ず将来的に見直しは行われないということだと理解しておりますと。つまり、この条項はこういう意味ですよというふ...全文を見る
○山花委員 理事会でということですので、そちらに場を譲りたいと思いますが、ただ、今回のこの郵政の民営化法の所管大臣は、では、どなたになるんですか。
○山花委員 担当大臣というか、法案についての法制的な答弁をいただける責任者は、竹中さん、あなただということでよろしいのですか。
○山花委員 いや、あなたの権限は何ですかと聞いているのではありません。この法案に対して法制上責任を持った答弁をいただけるのはどなたですかということです。  そうでなければ、先ほど官房長官はああおっしゃっているんですから、伊藤大臣、麻生大臣にお伺いしても、参考意見として政治的信条...全文を見る
○山花委員 ちょっと竹中大臣に聞いても要領を得ませんので、官房長官、どなたなんですか、お答えいただきたいと思います。これは本当にこの後の委員会運営にもかかってきますよ。
○山花委員 終わります。
06月29日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第20号
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  昨日、地方公聴会がございまして、私は新潟の方に行ってまいりました、第二班ということで。  新潟に行った趣旨というのは、被災地ということで、震災の後であっても、御自身が被災をされたような郵便局の方々も、その翌日からもう...全文を見る
○山花委員 法務大臣、今までの議論をお聞きになっておられないかもしれないので、ちょっと事情がわからないかもしれませんけれども、一般論としてお伺いしますが、IQの低い方をターゲットにして広報を打とうというような話があると、余り私は愉快な話ではない、人権問題ではないかと思うんですけれ...全文を見る
○山花委員 一般論としてということで聞いているんですけれども、つまりは、ある企画があって、IQの高い層と低い層というのをグループ分けして、その低い層をターゲットにして広報を打とう、宣伝しようというような企画というのは、私は人権上問題があると思うんですが、その点、所見があれば、いか...全文を見る
○山花委員 ここに、先日、当委員会で五十嵐委員から配られた配付資料があって、済みません、全体にはお渡しをしていませんけれども、郵政民営化の広報の合意形成コミュニケーション戦略というものがありまして、有限会社スリード社からそのプレゼンをされたときの資料であります。  IQという縦...全文を見る
○山花委員 これが人権問題ではないということにはならないと私は思うんですけれども、ごめんなさい、これは通告していなかったので、よくよく考えていただきたいと思います。まだ国会の会期は随分ありますので、また改めてこの場でお聞きする機会があろうかと思いますので、御検討いただければと思い...全文を見る
○山花委員 それでは、久々に質問に立ちまして、ちょっと気になっていたことが随分前からあったんですけれども、機会がなかったので、きょうこの機会に質問をさせていただきたいんです。  今回のこの郵政民営化の議論なんですけれども、これはいろいろな方が、アメリカの年次改革要望書であるとか...全文を見る
○山花委員 渡辺準備室長、お越しいただいておりますけれども、竹中大臣からその面談を行うに際して何らかの指示を受けていらっしゃいましたでしょうか。
○山花委員 指示はしていない、指示は全くされていないんですか。  それでは、相手方に対してこういう方針であるというようなことを伝えるに際しても、それは大臣には了解はとっていないということですか。
○山花委員 ただ、この六月七日、当委員会での質疑のときの答弁が非常に気になるんです。その中で、「財務省、USTRそれから公使、随分いろいろな方がお見えになりました。そして、一貫しておっしゃっていたことは、英語流で言いますと、レベル・プレーイング・フィールドをくれ、これが完成するま...全文を見る
○山花委員 竹中大臣、私は今の答弁、大変不愉快な感じがするんですけれども。つまりは、去年の九月以降だという話ですけれども、基本方針は定まっていたかもしれませんが、民営化委員会というのは別にできたわけでもありませんし、監視委員会だとかいろいろおっしゃっていますけれども、私たちは、法...全文を見る
○山花委員 基本方針ではしかしそんな話になっていますか。郵政民営化の委員会が判断するんですか。違うんじゃないですか。総理大臣や総務大臣の許可が必要なんじゃないですか。どちらにしても、随分粗っぽいことを言われているということだと思うんですけれども。
○山花委員 しかし、法律を議決するのは国会ではないんですか。政府で方針で決めても、では、国会は修正しない、そういう前提で対外的に話をされると。今いろいろ報じられていますけれども、後で国会が修正するといっても、何か総理は実質的には全然こんなのは修正というほどのことじゃないんだと言っ...全文を見る
○山花委員 では、六月七日のこの答弁は訂正されるということですね。
○山花委員 しかし、ちょっとそうは読めませんよ。この間も、私、聞いていて何だろうと思ったんですけれども、今言われたように、前段のところはそのとおりだと思いますよ、あなた方でもないし私でもない、そこはいいんですけれども、「これは郵政民営化の委員会がそれを判断するのであって、法律上、...全文を見る
○山花委員 ちょっとこれは、私はどうも釈然としないんですけれども、この議事録について、理事会に諮っていただきたいと思います。
○山花委員 それでは、ちょっと中身の話に移りたいと思います。  昨日の地方公聴会で、民営化には賛成だとおっしゃっておられた方からも、外資の規制がないとするとちょっとどうかという懸念の表明がございました。これはもう既に一度議論はさせていただいておりますけれども、今回の商法の改正等...全文を見る
○山花委員 つまり、もう既に議論はさせていただいているとおりだと思いますけれども、いわゆる敵対的な買収と言われるようなケースであっても、一般的なルールから逸脱するようなものについて、つまりは株主の利益を大きく損じるとか、そういったケースであればそれは阻止することができるけれども、...全文を見る
○山花委員 つまりは、これまで竹中大臣を初め、今後いろいろこういう懸念があるという表明をしても、そこは経営判断だからという答弁が非常に多かったと思いますけれども、経営者だけではなくて、株主側からの意向というのも非常にその経営を左右するわけでありまして、そういった意味で、この外資の...全文を見る
○山花委員 国家的な保証という話ですけれども、ということは、郵貯銀行、郵便保険会社というのは破綻をする可能性がある、そういう趣旨で理解してよろしいんですか。
○山花委員 政府は、一般の銀行、特に大きな銀行についても、破綻をすることがあって、それは自由競争原理の中でしようがない、市場原理のもとでしようがない、こういう認識なんでしょうか。
○山花委員 いや、検査とか監督をしても、でも、ここのところ、公的資金というか税金を注入して資本増強を図るようなケースもあるわけじゃないですか。つまり、民間の銀行でもつぶさない。つまり、監督をしたりとか検査をしたりとかしても立ち行かなくなるケースというのは当然あり得るわけでして、そ...全文を見る
○山花委員 端的にお答えいただきたいんですけれども、一般の銀行というのは、市場経済ですから、破綻することは、それは幾ら頑張ったってあり得ると思うんですけれども、それを政府の方で破綻させないという方針があるのか、あるいは破綻してもいたし方ないと考えておられるのか、どちらなんでしょう...全文を見る
○山花委員 お答えいただけていないんですけれども、つまり、それは政府として当たり前のことだと思いますよ。ほっておいて、破綻しちゃいました、はい、それまでよなんというような政府があったら、それはちょっといかがなものかと思いますし、しないようにいろいろ事前にやるということは、それは当...全文を見る
○山花委員 りそなのケースはそういう破綻のケースじゃないですよねということはお断りした上で聞いているんですけれども、りそなでなかったとしても、他に破綻した銀行というものが過去には存在するわけですが、そうしたケースにおいて今まで預金者の預金というものが、とりわけ一千万円以上の預金が...全文を見る
○山花委員 余り質疑が深まらないんですが、何が言いたいかというと、つまり、竹中大臣は全株処分の理由として国の信用が背景にあるというようなことを断ち切るとおっしゃるんですけれども、民間の銀行だって、これまでだって相当税金を突っ込んで預金者保護ということでやってきているわけですし、こ...全文を見る
○山花委員 全株売却をしないと、一般の銀行とは同じにならないという認識なんですか。銀行法の世界でいえば、五〇%処分すれば、それで普通の銀行になるんじゃないですか。
○山花委員 私、東京の出身の議員なんですけれども、石原都知事が肝いりで新銀行東京というのをつくりまして、あれは東京都が株式一〇〇%出資をしているんですけれども、あれは普通の銀行じゃないという御認識ですか。
○山花委員 つまり、普通の銀行なんですか。
○山花委員 つまり、麻生大臣とも地方分権の議論はこれまでさせていただきましたけれども、中央政府が出資しているか、地方政府が出資しているかというだけの違いでありまして、新銀行東京が銀行法上の適用を受ける普通の銀行だというのであれば、一〇〇%全株処分しなければ普通の銀行にならないとい...全文を見る
○山花委員 その話と関係ないんじゃないですか。政策判断であるということと、何で全株処分が必要かという話は別に結びつかないんじゃないですか。
○山花委員 それがちょっと、必ずしも納得はしていませんけれども、それが本当だとすると、私は恐ろしいことだと思うんですよ。つまりは、三百五十兆からのお金を持っているところが、これからは国の政策的な判断がタッチできなくなってしまう、そういう銀行ができ上がってしまう。三百五十は郵貯、簡...全文を見る
○山花委員 いずれにしても、私は、そういうことであるとすると国とのかかわりがちょっとまだ釈然としないんですけれども、では、仮に一般の銀行になるんだという話でもう一回聞きますけれども、政府として郵貯銀行を破綻させないという方針を持っているわけではないんですね。つまり、一般の銀行と一...全文を見る
○山花委員 希望的観測を述べられるのはいいんですけれども、いいというか、余りよくはないんですが、方針として、破綻させないという方針を持っているのかいないのか、この点はいかがですか。
○山花委員 ちゃんと答えていただきたいと思います。  そういう方針でやっていただきたい、それはそうでしょうよ。当たり前の話であって、リスクの話をしているのであります。郵貯銀行というのを破綻させる方針、破綻させる方針というのはあり得ませんけれども、破綻させないという方針を今の時点...全文を見る
○山花委員 それは、一般の銀行もすべてそうだということだとすると、結局、郵貯だろうが民間だろうが、隠れた政府保証があるという話は同じじゃないですか。さっきの話とちょっと違うんじゃないですか。民間の銀行も要するに政府として保証する、いざとなれば。そういうことですか。
○山花委員 だから、そうだとすると、買い戻しは認めちゃまずいんじゃないですか。論理的に一貫しないじゃないですか。
○山花委員 政府保証については、私はちょっと、やはりおかしな話であるということは、これ以上やっても堂々めぐりのようですから、指摘だけさせていただきたいと思います。  その上で、今、政府の保証が背景にあるという話でしたけれども、以前はリスク遮断ということも言われていたような気がす...全文を見る
○山花委員 金融担当大臣にお伺いしたいんですけれども、金融審議会の第一部会報告というのが平成十二年の十二月二十一日に出ておりまして、「銀行業等における主要株主に関するルール整備及び新たなビジネス・モデルと規制緩和等について」「昨今、いわゆる異業種による銀行業への参入の動きが本格化...全文を見る
○山花委員 そのリスク遮断の話なんですけれども、例えばソニー銀行とかアイワイバンクなどは、銀行と事業会社との関係に資本関係がありますよね。ソニー銀行でいうと八四%の出資があるということなんですけれども、これでリスク遮断ができているんだとすると、結局さっきの話に戻るんですけれども、...全文を見る
○山花委員 今の説明ですと、銀行法上の問題だということであれば、五〇%まで処分すれば、現行の銀行法上も問題ないんじゃないですか、つまり、全株処分するというのは何でですかということになってしまうんですけれども。いかがでしょうか、銀行法上の規制ということでいえば。
○山花委員 国の信用が残ると言うんですけれども、郵貯銀行とか郵便保険会社には政府保証をつけているんですか。つけてないんでしょう。
○山花委員 それをちゃんと政府が説明すればいいだけの話で、暗黙の政府保証だとか何だとか言われますけれども、結局、それをちゃんと説明した上で五〇%まで処分すれば銀行法上も問題はないはずですし、論理的には、全株処分するというのは説明としておかしいのではないでしょうか。
○山花委員 結局、いつまでたっても同じ話になるんですが、例えば、郵政事業を民営化したドイツですけれども、ドイツ・ポストは、ポストバンクの株式をすべて処分するという方針を持っていたんでしょうか。その点は御存じですか、ドイツ・ポストについて。     〔委員長退席、松岡委員長代理着...全文を見る
○山花委員 細かなことを言うつもりはないんですけれども、少なくとも、ドイツ・ポストはポストバンクの株式を全部、一〇〇%処分しようという話にはなってなかったんですよ。つまり、何が言いたいかというと、ドイツにおいて、民営化の一つのモデルだと思いますけれども、リスク遮断とかデファクトの...全文を見る
○山花委員 聞けば聞くほどよくわからなくなってしまうんですけれども。つまりは、巨大な二つの会社があってそこのリスクを遮断しようというんですけれども、例えば銀行という視点でいうと、別にソニー銀行に恨みがあるわけでも何でもないですけれども、よっぽど親会社の方が巨大で銀行の方が小さいと...全文を見る
○山花委員 中央省庁等改革基本法の三十三条の第一項及び第十七条の七号というのがあるんですけれども、一々お配りはしておりませんが、割と有名な話ではないかと思います。  第十七条というのはどういうことを規定しているかというと、「郵政事業について、次に掲げるところによること。」イで「...全文を見る
○山花委員 つまり、ちょっと読んでいただくとしてですが、その日の議論は、法制、三十三条の一項及び十七条の話について松沢委員が質問しているんです、これはどういうことですかと。総務庁長官という形で指名をしたので小里総務庁長官がお立ちになられて、その上で、本当であれば郵政大臣が答えるべ...全文を見る
○山花委員 いや、ちょっと、今の答弁は私はおかしいと思いますよ。もう一回答弁してください。
○山花委員 その合理的な区別かどうかというのは、それは法のもとの平等の憲法十四条の話をされているんだと思いますけれども、それは法のもとの平等の話ですか。  つまり、知的レベルによって区別をしようという話ですよね。それは本当に、あるグループをターゲットとして、精神的な損害を与える...全文を見る
○山花委員 いや、法務大臣、ちょっと、私は法務委員会を離れていましたけれども、そんなひどい答弁をされると思いませんでしたよ。  つまり、特定個人じゃなくたって、人権侵犯事件というのはあり得るわけですよ。だって、部落差別というのはそういうものでしょう。あるいは、有名な判例がありま...全文を見る
○山花委員 先ほど、法務大臣の答弁では、特定の個人に対する侵犯ではないので、合理的な区別というか不合理な差別には当たらないという答弁だったように聞こえましたけれども、それは撤回していただきたいということを申し上げているんです。
○山花委員 今の答弁は大問題ですよ。法務大臣、もうあなたを本当に不信任決議を出すぐらいの話ですよ。特定個人じゃなければいいんですか。あなた、今、人権擁護は大事だとか言って、部落差別とかそういうのは特定個人じゃなくて地域でしょう。それを個人じゃなければいいなんて、そういう答弁はやめ...全文を見る
○山花委員 谷垣財務大臣にお伺いをしたいと思うんですが、中央省庁等改革基本法が問題になったときの、当時、科学技術庁長官でいらっしゃいました。  参議院の行財政改革・税制等に関する特別委員会というのがその法律を審議する委員会だったわけですが、覚えていらっしゃるかどうかわかりません...全文を見る
○山花委員 手も挙げずにいきなり委員長が指名することも恐らくはないんだと思うんですけれども、ただ、議事録の形ですので推測しかできません。  お伺いしたいのは、そういったことなのかなと思いますけれども、これは、条文上こういうふうに書かれておりますが、今後どういうスタンスでやるんで...全文を見る
○山花委員 必ずしもそうでもないと思うんですが、ただ、事務的なことについての答弁だったとすると、まさに法制上のことについて答弁されたという話なんじゃないんですか。政治的な判断については小里さんがやっていたかもしれないけれども、技術的なことでということで言うとすると、民営化するだな...全文を見る
○山花委員 別に細かなことで意地悪をしようと思ってはいないんですが、つまりは、そういうときに答弁をされたのは、やはり政府を代表して答弁されたのではないのですかということなんですよ。つまり、そういう立場で答弁をしている以上は、それが政府として、つまりその分野に関しては専門的にやって...全文を見る
○山花委員 なかなか、後でそれが利用されないようにということなのか、慎重な御答弁ではあるんですけれども、官房長官、先ほどの質問にそろそろお答えいただけますでしょうか。
○山花委員 その点、まだ納得がいかないんですけれども、ただ、少なくとも官房長官、今まで答弁されたことで非常にまずいことを再三おっしゃっておられるんですよ。  六月七日の当委員会で、「内閣法制局は、国会でも何遍も、既存の法律、憲法を含むあらゆる法律の解釈を、政府としてどのように考...全文を見る
○山花委員 先ほど、法務大臣の答弁について、時間が欲しいということですが、お待ちしておりましたけれども、その点、いかがなりましたでしょうか。
○山花委員 それで、ちょっと今、理事の方が協議されていたんですけれども、今の官房長官の答弁、私はやはりまずいと思いますよ。  つまり、今まで、だってこの間の答弁というか、これがこのまま議事録に載って、将来これを見たらというか、私今見てもたまげますけれども、要するに、「有権解釈を...全文を見る
○山花委員 では、終わります。
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。  きょうは、お三方の意見陳述人の方、大変貴重な意見をありがとうございました。  私は、今の政府提出の郵政民営化関連法案については反対の立場であります。ただ、五十年後、百年後まで今の経営形態でいいのかどうかということは全...全文を見る
○山花委員 水間さんにお伺いしたいんですけれども、今回、政府から出されているこの民営化法なんですが、郵便局などを株式会社化するに当たって、特に外資であるからだめだというような仕組みにはなっていないわけです。  私も外国資本がすべていけないと言うつもりは全くありませんけれども、た...全文を見る
○山花委員 もう一つあるんですけれども、民間との競争条件を同一にすべきであるという御意見をおっしゃっておられるんですけれども、私は、郵便局などが集めたお金の流れをもうちょっと多様にすべきではないかというのは、それは大いにあってしかるべきだと思いますが、そのことが直ちに経営形態の話...全文を見る
○山花委員 今のお話に関連して、またお三方にお伺いしたいんですけれども、ただ、収支を見てみると、都市部は結構集中しているじゃないかという今の御意見だったんですけれども、集中していても、割とそういうところというのは黒字なんですよね。割と近くにあるんだけれども両方の局とも黒字で、むし...全文を見る
○山花委員 野村さんは首長経験者だということもございますけれども、そういった地域で、郵便局でコンビニエンスストアをやってほしいというような住民の意識というのは感じますでしょうか。いかがでしょうか。
○山花委員 水間さんにお伺いしたいんですけれども、私も実はコンビニエンスストアで四年ぐらいアルバイトしていたことがあるので実情はよくわかっているつもりなんですけれども、多分、郵便局にやってくれと言っても、それはなかなか大変でして、お弁当とかそういう賞味期限があるものは、二日、三日...全文を見る
○山花委員 時間が押してきましたので、最後に佐藤さんにお話をお伺いしたいんですけれども、私、ちょっと日付は忘れてしまいましたが、ことしの一月の十何日かにこちらの方にお邪魔しまして、小千谷の方に被災地の視察に行ってまいりました。  仮設住宅などが並んでおりまして、たしかその日ぐら...全文を見る
○山花委員 ありがとうございました。