山本公一

やまもとこういち

小選挙区(愛媛県第四区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数9回

山本公一の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月23日第154回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○山本(公)委員 おはようございます。山本でございます。  きょうは、大木大臣初め政府参考人の方々に質問をさせていただきたいと思います。  質問に先立ちましてというか、私は、ちょっと今、この大木大臣を目の前にして質問をするという感慨深いものを感じております。正直申し上げまして...全文を見る
○山本(公)委員 今、大臣も言われましたように、六%という約束の達成は極めて難しい、私ども、正直そのように感じております。  京都会議のときに、最終的に六、七、八という数字が決まったその瞬間にも立ち会わせていただきましたけれども、本当に日本政府としては思い切った決断で六という数...全文を見る
○山本(公)委員 今大臣がおっしゃられましたように、経済界は自主的に取り組んでいる。今度の大綱においても、自主的に取り組んでいただくということに相なっておるわけでございますけれども、先ほど申し上げましたように、日本経済がある種立ち直ってきて足腰の強いものになってきたときには、やは...全文を見る
○山本(公)委員 今、民生の話をずっとやったわけです。重要なポイントでありますけれども、現在の地球温暖化対策推進法に基づいて、政府は率先して実行計画を立てるべしというふうに既に今の法律でうたわれておるわけですけれども、今日に至るまでできていないということはみんな承知しておるんです...全文を見る
○山本(公)委員 ぜひ早く策定をしていただきたいと思います。  次に、京都メカニズムの中で我々がある種大きな期待を寄せているのが森林のところでございます。  こういう表現はおかしいかもしれませんが、かつて環境に余り関心を持っていらっしゃらなかった方面からいろいろなアプローチが...全文を見る
○山本(公)委員 私は、予算ということも申し上げましたけれども、それぐらいの心づもりで、環境省としても森林行政に大いに今後かかわっていっていただきたいなと希望をいたしておきたいと思います。  ところで、この京都議定書の問題、昨今も、近づいてくるにつれて、やはり米国以外でもさまざ...全文を見る
○山本(公)委員 大臣の強い御決意を聞いて安心をいたしました。川口外務大臣も小泉総理も環境問題には極めて御理解のある方だと思っておりますので、ぜひ、日本外交として誤りのない、ほかの国に侮られない、正しい毅然とした方向を歩み続けていただきたいとお願いをいたしておきたいと思います。 ...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○山本(公)議員 本法案に言います自然再生とは、生物多様性の確保を通じて自然と共生する社会の実現を図るために、過去に損なわれた河川、湿原、干潟、藻場、里山、里地、森林その他の生態系の再生等を指すものでございます。  また、自然再生事業で取り戻す自然環境の目標は、それぞれの地域に...全文を見る
○山本(公)議員 自然再生事業というのは、損なわれた自然の再生を目的とするものでございますけれども、今、近藤委員のお話を伺っておりまして、過去に損なわれた自然というのは、公共事業によって損なわれたというふうに多くの方々が解釈をしていらっしゃるものが随分あるんだろうと思うんですけれ...全文を見る
○山本(公)議員 自然再生事業の対象というのは、本来はやはり原生的な自然の回復ということになるんでしょう。  ただ、私の四国、四国で原生的な自然というのは剣山の頂上しかないんですよ。あとは全部人為的な手が入っているんです。一番高い山の石鎚山というのがあるんですけれども、この一番...全文を見る
○山本(公)議員 今回の法案は、事業の実施計画に対して行われる主務大臣の助言は、自然再生専門家会議の意見を踏まえることとなっておりまして、事業に問題がある場合は、それに応じた助言が適切に行われるものと私どもは考えております。  また、協議会には自然環境に関して専門的知見を有する...全文を見る
○山本(公)議員 自然再生事業の科学的評価については、再生協議会に参画する専門家が中心となって取り組むべきものだと私どもは考えております。例えば、自然再生協議会の中で専門家が中心となった分科会や小委員会を設置することなどで、科学的評価の結果を各実施者の行う事業に反映していくことが...全文を見る
○山本(公)議員 まず、基本的に私ども、先生がおっしゃるように、公共事業というのが、すべてが自然環境を破壊してきたものだとは認識をいたしておりません。そういう中で、ただ、冒頭申し上げましたが、そういった事業があったことも私どもは否定はいたしません。  この法案は、そういう意味に...全文を見る
○山本(公)議員 私どもは、藤木先生の御指摘と全く反対のことを考えておりまして、この法案によって、地元の自然を最もよく知る団体が率先して参画をして、その後、いわゆるハードの部分の実施者としての行政機関がついてくるものだというふうにもともと考えております。  そして、NPOの問題...全文を見る
○山本(公)議員 先ほども申し上げましたように、私どもは、そういう草の根のNPOや専門家を排除するような法案をつくった覚えは全くございません。逆に、私ども期待をいたしておりますのは、今までNPOとかそしてまた専門家というお立場でなかった方が、例えば町内会とか自治会の方々が自発的に...全文を見る
○山本(公)議員 前通常国会では大変御迷惑をおかけいたしましたが、やっと御審議の段取りになりまして喜んでおります。  今、金子委員から御指摘があった話で、私はいつも公共事業のことを考えるときに、さっきも申し上げましたが、公共事業すべて物事を破壊しているというような、自然環境を破...全文を見る
○山本(公)議員 ちょっと金子先生と誤解があったようでございます。私も環境族として長年やってまいりまして、公共事業のあり方を環境という観点から見ておりまして、そういう面からいきますと、今回自然再生という限られた分野ではありますけれども、環境という分野が当初から関与できるという仕組...全文を見る
○山本(公)議員 先生、だれが提起者となり、どういう基準でということなんだろうと思いますけれども、要するに、私どもがイメージしているこの事業というのは、先ほどからお話がありましたように、ボトムアップという言葉が何回も使われましたけれども、基本的にその地域に住んでいる方々から出てく...全文を見る
○山本(公)議員 法律には第十一条に、実施者の相談に応じる体制の整備というのを明記いたしております。ただ、これは主務大臣という表現になっておるわけでございますけれども、私ども先ほど申し上げたイメージをしたときには、多分その町内会の人、自治会の人が何人か集まってきたときには、最初に...全文を見る
○山本(公)議員 今田端さんが御説明になりましたように、とにかくこの事業を現実化しようと思ったら、自然再生協議会を組織しなきゃいけないわけです。私どもはこの法律をつくっておって、多分最大のエネルギーを使うのはその部分だなということを感じながらつくっておりました。大変な組織をまずつ...全文を見る
○山本(公)議員 窓口に相談に行かれまして、それは自治体だと思います。自治体の窓口に、例えば金子さんが何かの事業をしたいと窓口に相談に行かれた。相談窓口においては、まず協議会をおつくりになってくださいという示唆を受けるんだろうと思います。その協議会はこうこうこういう構成員で成り立...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○衆議院議員(山本公一君) 小泉先生は勉強不熱心じゃございませんで、いつも部会に出てきておられますので熱心な先生だと思っておりますので、今後とも御協力のほどお願い申し上げておきたいと思います。  御質問の点でございますけれども、この法律というのは個別の種に着目してそれを保護して...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) まず、この事業の手順といいますかでございますけれども、政府においては自然再生基本方針をまず定めることに相なろうかと思います。  この際に、私どもが非常に胸を張っていい法律になったなと思っておりますのは、その基本方針を定めますときに、七条の三でございま...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 御承知のように、新生物多様性国家戦略におきましても、自然再生の例としてこのような文章がございます。大都市での森とも呼べる大規模な緑の空間を創出しネットワーク化することも、失われた都市の自然生態系を再生するものであるという、そういう文章がございます。 ...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 自然景観は、自然環境の要素である地域の気候や地質等の様々な自然条件や多種多様な生物、それらで構成される生態系等により形作られているという意味におきまして自然環境に含まれる概念と考えております。したがいまして、自然景観についても本法案に含まれるものと考え...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) この六条の規定につきましては、例えば災害防止等の公益との調整の必要性を一般的に規定をしたものでございます。自然再生とその他の公益のどちらかが必ず優先するという趣旨ではございません。それぞれの地域において、その自然的、社会的条件等に応じて個々に判断される...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 今御指摘がございました再生事業とその周辺で行われる公共事業の関係につきまして、いわゆる自然再生協議会が全体構想を作成する段階で対象となる区域はどのように取るかとか、そしてまた自然再生の目標はどう決めるかなどについて定めることになっておりまして、その段階...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 御指摘の私企業の場合ですけれども、所有者が例えばもうこのダム等は役目が終わったと、老朽化してもう必要性自体がなくなったと言って撤去に合意した場合において、合意した場合において、その地域においてNGOの方々を含め自然再生協議会がその地域の自然再生を取り組...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 私ども、今申し上げたように、あくまでもその所有者が不必要と考えた点において撤去ということになっていくんだろうと思っておりまして、私、これ私の正に個人的な見解でございますけれども、こういった公共物については、私の持ち物であろうが、また公の持ち物であろうが...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) それでよろしいかと思います。
○衆議院議員(山本公一君) できるだけ評価が固まったといいますか、確立された手法を用いることが基本と考えております。  そうした中で、自然再生事業というのは、基本的には自然の回復力というのを活用して、絶えず変化する生態系を対象とした事業であることから、実施者というのは、事業着手...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 当然、万々が一そういうケースがあった場合にはそういうこともあってもいいんだろうと思いますけれども、あくまでも自然再生事業によって自然が破壊をされるということはあってはならないことでありまして、そうならないように、一番最初というか、立ち上がりのときの自然...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 各種会議につきましては、基本理念に盛り込まれておりますように、透明性の確保という趣旨に沿った運営を進めてもらいたいと思っております。  ある意味からいえば、そういうことからいえば、御指摘いただきましたような議事録の公開等も透明性確保の一つの手段である...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 三条にも書いてありますとおり、「透明性を確保しつつ、自主的かつ積極的に取り組んで実施されなければならない。」というふうに文言ございます。  ただ、いわゆる情報の公開、公表というものになじまない情報というのもやっぱりあるんだろうと思います。それは、個人...全文を見る
○衆議院議員(山本公一君) 私どもの立場からは、今、先生と御同様な考え方を持っておりまして、今現在も助成措置は取られておりますけれども十分ではないと思っておりますので、今後、NPOに対する財政的な支援ができるように政府においても頑張ってもらいたいと、かように思っております。