山井和則

やまのいかずのり

比例代表(近畿)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

山井和則の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第201回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○山井委員 四十五分間質問をさせていただきたいと思います。  きょうは、桜を見る会、カジノなどの集中審議ということでありますが、この新型コロナウイルス、非常に深刻な事態となっております。その質問を中心に、質問をさせていただきたいと思います。  まず、このことに関しては、政府に...全文を見る
○山井委員 もちろん、内閣法制局の見解、罰則が必要だから、周知期間が必要だというのはわかるんですけれども、やはり、今回の新型コロナウイルス対策が緊急事態なんだという危機感が少なかったのではないかということを、これは私一人じゃなくて、国民の多くの皆さんが、何でこんなに遅いのかなと、...全文を見る
○山井委員 私も、政府の取組を後押ししたい、スピードアップさせたいという思いで質問をさせていただいております。  ただ、きょうの配付資料にもありますように、例えば、安倍総理が出席して初めて新型コロナウイルス感染症対策本部を実施したのも昨日なんですね。そこでフェーズを一段と上げる...全文を見る
○山井委員 私も、加藤大臣の御懸念、人権上の配慮はわかります。ただ、私は、この停留、隔離というものに関して検討すべきではないかというふうに思うんです。  例えば、今回も、武漢から帰ってこられた方々、お願いして、二週間、停留という形ですかね、主にそういう形で国の施設に行ってくださ...全文を見る
○山井委員 今おっしゃったように、三名の方は自宅に帰られているわけですよね。  これは強制はできないという立場なんでしょうが、今後ますます帰国される方等々もふえてきたり、感染のことも拡大するリスクがある中で、御本人がどうしても希望すれば、武漢から帰ってきても、国の施設や隔離ある...全文を見る
○山井委員 もちろん私は、政府と野党も、方向性としては同じ方向を当然向いていると思っています。ただ、本当に、先ほど冒頭にも言いましたように、一歩一歩おくれているような気がしてならないんです。やはり、最悪の状況というものを想定して、前倒し、前倒しで取り組むべきだと思います。  そ...全文を見る
○山井委員 緊急事態ですから私も余り批判はしたくないんですけれども、ああいう取組を、初歩的な問題点を目の当たりにすると、本当に大丈夫なのかという気がせざるを得ないんです。  それで、もう一つ、けさの時事通信のニュースで、私、一つ驚いたニュースがあるんですけれども、このことについ...全文を見る
○山井委員 いや、私、チャーター便で食品とかいろいろなものを運ばれたことはすばらしいことだと思います。しかし、そこまでしたのに、一部のものが、産地表示の添付が義務づけられているのが、なくて、返送せざるを得なかったというのは非常に残念なことだと思いますので、今後気をつけていただきた...全文を見る
○山井委員 春節は、全国の観光地で中国人の方々の観光客を見込んだ、団体客も見込まれていたわけでありまして、その被害は大きいと思いますので、ぜひ早急に前向きな経済支援を御検討いただければと思っております。  それでは、きょうは、桜を見る会、そしてカジノの集中審議でありますので、こ...全文を見る
○山井委員 結局、ということは、今までからこの二カ月間、内閣官房が取りまとめていたと、最終的な取りまとめと言っていたけれども、今の、わからないということは、つまり、事実上、安倍事務所が八百人の推薦名簿を出したらスルー、つまり、基本的に全員招待されるわけですよね。それが証拠に、今ま...全文を見る
○山井委員 これは重大な答弁ですね。今まで安倍総理は、収支がプラス・マイナス・ゼロだから記載する必要がないとおっしゃったけれども、今明確に、収支のプラス・マイナス・ゼロは関係ないと。それと、主催がどこかによって記載をするかどうかが決まるということですけれども、きょうの配付資料にも...全文を見る
○山井委員 その説明は間違っています。全くそれは説明になっていないです。  それと、最初おっしゃった、内閣官房が安倍事務所からの推薦で断った人は何人いるかということは、私も何度も何度もこの間聞いていますが、一人ぐらいじゃないですか、これは、はっきり言って。  確かに私も、ある...全文を見る
○山井委員 あり得ない答弁しないでください。八百人の方が一人一人ホテルニューオータニと契約しているはずないじゃないですか。一人五千円という契約を参加者がしたんですか。  じゃ、八百人で鶴の間を押さえて五千円という、その鶴の間を予約して五千円という価格を決めたのは、ホテルニューオ...全文を見る
○山井委員 つまり、安倍後援会主催の行事なんですから、契約主体は安倍事務所に決まっているんですよ。それを認めると、政治資金収支報告書に不記載だから、これは違法になるんです。これは公民権停止になりますよ。  私が聞いたところでは、数名の方はお金を払わずに入ったという方もおられまし...全文を見る
○山井委員 不思議ですね。全員に領収書を渡した。私は、何人かには渡しておられると思いますよ。でも、全員に領収書を渡したということで、安倍総理にとってホテルとの個人の契約を立証する有利な領収書であるにもかかわらず、安倍事務所は一枚も出さずに、インターネットに出ているじゃないですかと...全文を見る
○山井委員 ちょっと聞いたうわさでは、安倍事務所がその領収書を回収したんではないかといううわさも流れていたり、まあ、そこはわかりません。私たちは、申しわけないんですけれども、この桜を見る会に関しては、安倍総理の答弁、言っていたことがころころころころ交代して、間違いがいっぱいありま...全文を見る
○山井委員 はい。
○山井委員 コロナウイルス対策のことも全力で取り組みたいと思いますし、こういう安倍総理の公私混同、違法行為の疑いがあること、このことは、全国の弁護士の方々が、きょうも小野寺弁護士の資料を配付させてもらいましたが、三月にはこの刑事告発を目指して全国の弁護士の方々が、今、違法行為では...全文を見る
02月10日第201回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○山井委員 五十分間、質問をさせていただきます。  河野大臣と加藤大臣は、私の質問が終わったらお帰りいただければと思います。  冒頭、先ほど山尾委員の件で、政府の統一見解を求めさせていただきたいと思います。  山尾委員御指摘のように、ここにございますが、昭和五十六年四月二十...全文を見る
○山井委員 理事会で協議。
○山井委員 これは非常に深刻な問題であります。これから桜を見る会なども刑事告発などが行われるかもしれない中で、お友達の黒川氏の定年延長、あるいは検事総長への就任ということになると、これはもう大変なことになります。私たちは、これは違法だと強く言いたいと思います。  それでは、冒頭...全文を見る
○山井委員 四回ともコネクティングルーム。  コネクティングルームというのは、自由に行き来できて、家族などが泊まるところと言われているわけですね。公務の出張で、男性と女性が四回連続コネクティングルームに泊まっている。本当にこれは税金を使った男女の親睦の出張になるのではないか。こ...全文を見る
○山井委員 私は、本当に自衛隊の方々を尊敬しておりますし、国を守ってくださる、すばらしい、一番重要な任務についてくださっていると思っております。そういう方の中で、本当に、もちろん例外ではありますが、こういう事例が出たことは非常に残念で、あきれるばかりであります。厳正な処分をお願い...全文を見る
○山井委員 それでは、加藤大臣にもコロナウイルスについてお聞きしたいと思います。  質問通告どおりお聞きしますが、新型コロナウイルスのゲノム解析は独自にやっているのか。何か特異なことがわかったのか。また、検査の対象を湖北省から来た人などに限る湖北省縛りはやめるべきではないか。お...全文を見る
○山井委員 繰り返します。  新型コロナウイルスのゲノム解析は独自にやっておられるのか。また、特異なことは何かわかったか。答えられる範囲でお願いします。
○山井委員 いろいろ質問したいことはございますが、加藤大臣、ここで御退席ください。
○山井委員 それでは、北村大臣に質問をしたいと思います。  北村大臣、私、先日のやりとりを聞いて、一番驚いていることがあるんですね。きょうの配付資料にあります、この白塗りの問題です。  黒塗りであれば、文書を改ざんしたら、改ざんというか書きかえたら、私たちはこの黒塗りの下に何...全文を見る
○山井委員 北村大臣、質問にお答えいただきたいんです。  私は国会法がどうかとか、ちょっと、いいです、耳打ちしなくて。簡単な質問ですから。国会法とか言っていません。白塗りにしてその文書を他に出すことは公文書管理法に反しませんか、反しますか、どっちですかと聞いているんです。
○山井委員 北村大臣、公文書管理担当大臣ですよね。その公文書が、黒塗りならまだしも、白塗りにされたら、私たちはわからないんですよ。国民もわからないんですよ。それは公文書管理法に反するんじゃないんですか。反しないんだったら、お答えいただきたいんですけれども、そうしたら、国民、わから...全文を見る
○山井委員 今の答弁、おかしくないですか。これ、白塗りになったやつ、本来のものと別のものであるということがわかるようにはなっていませんよ。おかしいんじゃないんですか。いかがですか。
○山井委員 大臣、同じ答弁は結構ですから。  私が聞いているのは、別のものであることがわかるようにこれはなっていますかと聞いているんですよ。これはなっていますか。
○山井委員 三回も同じ答弁はだめです。質問が違うのに、三回も同じ答弁はだめ。
○山井委員 そうしたら、これ、別のものであるということがわかるように保存はされているんですか、されていないんですか。三回目ですよ、この質問。
○山井委員 これ、別のものであるということがわかるように保存されていると言いますが、私たちには全くわからないじゃないですか。私たちには全くわからないじゃないですか。  大臣にもわかりますか。これ、別々の文書となっているということがわかりますか、この白塗りで。
○山井委員 今、前の文書が適切じゃないとおっしゃったけれども、なぜ前の文書は適切じゃないんですか。
○山井委員 どういう誤解ですか。お答えください、大臣。
○山井委員 北村大臣、こういうふうに勝手に白塗りに変えていくのは問題じゃないんですか。  例えば、公文書管理委員会委員であられた三宅弘先生なども指摘をされているんですけれども、白塗りにするとか書き直した場合には、きっちり、いつ誰が書き直したかということを明記して提出する、それが...全文を見る
○山井委員 だから、処分もしているわけでしょう。公文書管理法の趣旨に反しているからじゃないんですか。
○山井委員 私はそれはおかしいんではないかと思いますよ。受け取る私たち、見る国民は、それが白塗りで修正されたとわからないんですから。その白塗りで国民や国会議員に違った文書を、本物と違うものを渡すという行為は、公文書管理法の趣旨に反しているんではないですか。  今、大臣、違いがわ...全文を見る
○山井委員 きょうの配付資料にも入れておりますけれども、公文書ガイドラインの「整理」という、第四条、四ページにございますが、ここに「留意事項」というのがあるんですね。その中の右下の「留意事項」に、意思決定及び事務及び事業の実績、合理的な跡づけの検証に必要な行政文書について、随時内...全文を見る
○山井委員 質問に答えてください。  ここにある公文書のガイドライン、つまり、白塗りとか修正、加工したときには作成の日時や作成担当を明記せねばならない、これに今回の措置は違反しているんじゃないんですかと聞いているんです。大臣として見解をお答えください。
○山井委員 その答弁、間違っているんじゃないんですか。  これ、新たな文書をつくった際には、ちゃんと、ここをいつ、誰の責任で変えましたということを明記しなさいと公文書管理法のガイドラインに書いてあるんですよ。これに違反しているんじゃないんですかと大臣に聞いているんです。
○山井委員 ガイドラインに違反しているかどうか聞いているのに。答えてください。とめてください。
○山井委員 全くその答弁ではおかしいですよ。私たちには、来年までにきっちりとされたって、今わからないわけですから。今、これは、私たちには改ざんされたか修正されたかわからないんですから、きっちり、今どうなっているかということを整理して答えてください。  一回休憩してください。今の...全文を見る
○山井委員 大臣の見解を聞いているのに違う人が出てくるのはだめですよ。  休憩して整理してください。
○山井委員 ガイドライン違反にはなるでしょう、これは。
○山井委員 大臣、答弁お願いします。ガイドライン違反でしょう、これは明らかに。
○山井委員 今後じゃないんですよ。現時点において、白塗りになっている理由と、これ、変えた日時が全く書かれていないじゃないですか、現時点では。今後じゃないんですよ。現時点ではガイドライン違反ということですね、大臣。
○山井委員 大臣の見解を聞いているのに、大臣が答えないんだったら、審議は成り立たないじゃないですか。  白塗りがガイドライン違反かどうかというのは、公文書管理の一番大切なところなんですよ。そこが、大臣が答えられなくてどうするんですか。  このままではだめです。休憩してください...全文を見る
○山井委員 同じ答弁で、全くだめです、これは。  白塗りにしておいて全く問題がないというのは、公文書管理法違反です。
○山井委員 休憩して整理してください。
○山井委員 打ち切らせていただきます。(発言する者、退場する者あり)
○山井委員 大臣、整理をしていただいたかと思うんですが。  改めておさらいをしますが、これ、私たち、白塗りされた資料を国民は見せられたんです。この時点では違う文書と私たちはわからないんですよね。ということは問題だと思われませんか、公文書担当大臣として。  勝手に白塗りをされた...全文を見る
○山井委員 私が聞いたことを答えていないんですよ。年度ごとじゃないんです。(発言する者あり)
○山井委員 これ、出された時点で、白塗りにしたということを言ってもらわないと、国民も国会議員もわからないでしょうということを言っているんですよ。年度ごと……(発言する者あり)
○山井委員 これはだめなことでしょうということです。お答えください。(発言する者あり)
○山井委員 いや、北村大臣、答えてもらっていないんです。  公文書管理法上、あなたは公文書担当大臣なわけだから、公文書管理法上、問題があるんじゃないんですかということを担当大臣に聞いているんですよ。いかがですか。
02月17日第201回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○山井委員 これから四十分間、質問をさせていただきます。  午前中から続いている議論は、十一月二十日の時点で安倍総理は、明細書はもらっていないということを言い続けておられます。そういう意味では、もし、午前中、辻元議員が回答を得たこの全日空ホテルからの回答、これは正式回答でありま...全文を見る
○山井委員 この報道にありますように、この社長が安倍総理や昭恵夫人と桜を見る会前夜祭でツーショットあるいは一緒に写真を撮ったものを利用して、このマルチ商法の被害者が非常にふえてしまったということで、甚大な被害が出ております。  ただ、安倍総理、私の質問したことに答えていただきた...全文を見る
○山井委員 安倍総理がおっしゃるんでしたら、これ、昭恵夫人のフェイスブックに出ているわけですからね。ここにその社長が出ていますから、写真が。このUZUハウスの、昭恵夫人の、ここに書いてありますね、「昨晩はクラウドファンディングでご支援頂いた皆さんとUZUハウスで花火を見ました。」...全文を見る
○山井委員 昭恵さんと総理と一緒に写真に写っておられるということ、それと、前夜祭と桜を見る会に出席されたということを指摘しておきたいと思います。  それで、きょうの配付資料にも入っておりますが、五ページ目、去る二月の十三日、「桜を見る会」を追及する法律家の会の結成集会がございま...全文を見る
○山井委員 いや、そもそもこれは、辻元議員は、安倍総理のことに限って聞いているんじゃないんですよ。二〇一三年以降、全てのパーティー、宴席についてお伺いして、貴ホテルが見積書や請求明細書を主催者側に発行しないケースがあったでしょうかということに関して、ございません、主催者に対して見...全文を見る
○山井委員 いや、これは、正式な質問に対して正式に文書で回答しているわけです。それに対して口頭で確認したと言っても、それは無理ですよ。ちゃんと書面で、安倍総理の今までの説明、三カ月の説明と違うことが書面で来ている以上は、それをもし否定するのであれば、書面で出さないとそれは説得力が...全文を見る
○山井委員 いや、これは書面でこちらが正式に出しているんですから、それを否定するのに、書面を出せば簡単じゃないですか。けさも、これは一時間で返ってきているんですよ。書面を出せば簡単な話じゃないですか。なぜこれは書面を出せないんですか。  もしこれ、書面を出せないんだったら、議論...全文を見る
○山井委員 説明責任は、安倍総理、あなたにあるんですよ。余りにも不誠実です。これ以上質問できません。(発言する者、退場する者あり)
○山井委員 先ほども申し上げましたように、「桜を見る会」を追及する法律家の会が立ち上がり、政治資金規正法違反、公職選挙法違反で、多くの法律家の方々が刑事告発を検討されておられます。つまり、今回の前夜祭、また桜を見る会は法律違反の疑いがあるんじゃないかと。  それについて安倍総理...全文を見る
○山井委員 今、安倍総理、重要な答弁をされましたね。やはり安倍総理も、この全日空ホテルの回答は虚偽ではございませんということをお認めになりました。  この全日空ホテルの回答は……(発言する者あり)
○山井委員 「主催者が政治家および政治家関連の団体であることから、対応を変えたことはありますか。」「ございません。」、例外はないということを明確に文書で書いてあります。そうなんですよ。文書で回答したことは、安倍総理といえども変えることはできないんですよ。  安倍総理、私がもし安...全文を見る
○山井委員 ルールとしては、「ホテル主催ではない数百人規模のパーティー・宴会で、代金を主催者でなく参加者個人一人ひとりから、会費形式で貴ホテルが受け取ることはありましたか。」「ございません。」と明確に答えています。  ルールを言って、四番目の回答で、例外は政治家によってもないと...全文を見る
○山井委員 明細書を出していないということですと安倍総理はおっしゃいましたが、それは全日空ホテルが安倍事務所に明細書を出していないとおっしゃったんですか。
○山井委員 その合意の上というか、ちょっと私の質問に答えてもらえませんか。全日空側が明細書は安倍事務所に出していないと本当におっしゃったんですか。イエスかノーでお答えください。
○山井委員 つまり、安倍総理の巧妙なところは、全日空ホテルが言ったこととその後の安倍事務所の主張を、あたかも全て全日空ホテルが言ったかのように言っているんですよ。だから、紙で出してもらわないとだめなんですよ。  安倍総理、大事なところですよ。ということは、確認しますが、安倍事務...全文を見る
○山井委員 ということは、ノーなんですね。やはり明細書を安倍事務所に出していないということは言っていないんじゃないんですか。言っていないんじゃないんですか。それだったら、正直に最初から、その話は安倍事務所の見解ですと分けて言わないとだめですよ。何か、聞いていたら、全日空ホテルも明...全文を見る
○山井委員 はい。質疑時間が終わりましたので終わらせていただきますが、ここまで言ってもかたくなに書面で出せない、出さないということは、いかにも怪しいなと思わざるを得ませんし、なぜならば、これで、明細書も出していた、それを隠していた、実際領収書を出すという安倍方式もやっていなかった...全文を見る
02月19日第201回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○山井委員 それでは、四十分間、質問をさせていただきます。  前半、菅官房長官がおられる間は桜を見る会の前夜祭の件、そして後半は、加藤大臣に新型コロナウイルス対策、特に、クルーズ船からきょう五百人下船をされます、そのことも含めて、質問をさせていただきたいと思います。  まず最...全文を見る
○山井委員 今の答弁も虚偽じゃないですか。  きのう、答えは出ているじゃないですか。確認したのは、一般論でお答えしたものであり、個別の案件については回答には含まれていない、これだけじゃないですか。  営業の秘密にかかわるため、そんなことは言っていませんよ。この、ということです...全文を見る
○山井委員 だから、これは私は深刻だと言っているんですよ。議事録に残る形で責任を持って答弁したということが虚偽であれば、安倍総理は責任をとられるということでよろしいですね。確認をします。
○山井委員 これは、営業の秘密だけじゃなくて、このことも言っているんですよ。ホテル側と事前に段取りの調整を行ったのみであり、明細書の発行は受けていない。しかし、ANAホテルは、必ず、例外なく発行していると言っているんですよ。さらに、ここの、ホテル名義の領収書をその場で手交し、受け...全文を見る
○山井委員 この件は、先ほども言ったように、政治資金規正法違反、公職選挙法違反。これは公民権停止になりますよ。議員の資格、事務所のスタッフの公民権停止にもなります、これが違法であれば。そういう重要な問題に対して、その重要な証言をしたホテルに対して恫喝まがいのパワハラをする。口封じ...全文を見る
○山井委員 そんなことは言っていませんよ。
○山井委員 安倍総理が責任を持って答弁していることが虚偽の可能性が高いから、大問題になっているんじゃないですか。この三カ月間、責任を持ってうその答弁を続けてきたという疑惑が高まっているんですよ。  ということは、官房長官にお願いしたいんですけれども、どちらかがうそをついているん...全文を見る
○山井委員 官房長官、それも虚偽答弁じゃないですか。きのう坂本理事が初村秘書に確認したら、これしか確認していないと言っているんですよ。  じゃ、お聞きします。  本当ですか。坂本理事と初村秘書の確認と違いますよ。本当に明細書の発行はしていないということをホテルと確認したんです...全文を見る
○山井委員 では、これは委員長にお願いします。統一見解をお願いします。  この坂本筆頭理事が安倍事務所から聞き取った内容と、今の菅官房長官の、領収書は一枚一枚上様で出した可能性があるという話は明らかに違います。どちらが本当なのか、統一見解の提出をお願いします。
○山井委員 今言いました。
○山井委員 時間がもったいないから。言いました。理事会で協議してください。
○山井委員 いや、これ、安倍総理の虚偽答弁だけじゃなくて、菅官房長官の虚偽答弁にも今なっていますよ。自民党と予算委員会の理事会で、これだけしか確認していないと与野党で合意しているんですから、確認しているんですから。与野党を超えた予算委員会の確認に反する答弁を菅官房長官が連発される...全文を見る
○山井委員 では、改めてお聞きしますが、これも、全日空ホテルに確認したところ、安倍総理は、私の事務所の職員が会費を徴収し、ホテル名義の領収書をその場で手交し、受け付け終了後に集金した全ての現金をその場でホテル側に渡す形で参加者からホテルに支払いがなされたと。ホテルに確認したら、と...全文を見る
○山井委員 いや、私たちは、これは根拠と証拠に基づいて……
○山井委員 はい、どうぞ。  私、申し上げますが、私たちは、根拠と証拠に基づいて国会審議をやっているんですよ、伝聞に基づいてやっているんじゃないんですよ。ANAホテルの公式な書面の回答、それと、坂本理事と初村秘書が確認をされたことが、予算委員会の理事会で与野党合意のもと確認され...全文を見る
○山井委員 今、重要な答弁がありました。  やはり宛名は必要であるということであります。それを、一流のホテルが八百人規模、上様や宛名なしで出す。おまけに、その主催者が内閣総理大臣の主催のパーティーである。これはちょっとあり得ないことですよね。これは全国の方は怒られるんじゃないで...全文を見る
○山井委員 先ほどおっしゃったように、宛名は必要だということなんですよ。そういう脱法的な、脱法的と疑われるようなことをANAホテルはやらないから、文書で回答してきているんですよ。それに対して、安倍総理が、やっています、やっていますと言うというのは、本当におかしい話なんですよ。 ...全文を見る
○山井委員 私たちは、このことについては野党としても全面的に協力したいと思っておりますし、今御答弁されたように、厚労省の現場の方、医師の方、自衛隊の方々含め、本当に不眠不休で取り組んでくださっていることには本当に感謝と敬意をしております。  しかし、残念ながら、結果としてはこの...全文を見る
○山井委員 一昨日も、医師である私たちの仲間の岡本議員が、十四日間のカウントが本当に二月の五日からでいいのか、やはり下船をしてもらってからも健康管理期間を一度リセットして設けるべきではないかという提案をさせていただいております。  やはり、これは二千四百人を検査して五百四十二人...全文を見る
○山井委員 いや、これ、昨日も八十八人、新たに感染者が出ておられるんですね。ということは、検体をとってから感染した人もおられる可能性はあるんじゃないんですか。いかがですか。
○山井委員 もちろん、専門家の方々は私も尊敬しております。ただ、繰り返し言いますけれども、昨日も八十八人が感染されているわけですよね。  それで、繰り返し言いますよ。五人に一人が感染されているんですよ、このクルーズ船の中で、残念ながら。そういう非常にホットゾーンとも言われる中で...全文を見る
○山井委員 繰り返して言いますけれども、私たちもこのことで政争の具にする気は全くありません。野党としても全面的に協力したいと思います。  ただ、本当に申しわけないんですけれども、専門家の方々の意見を聞いてきっちりやっているとおっしゃっている割には、クルーズ船では五人に一人が感染...全文を見る
○山井委員 私は、本当に加藤大臣は今正直におっしゃってくださったと思うんですね、自分たちでもわからないと。ということであれば、最悪の事態を想定して対応するというのが感染症対策なんじゃないんですか。  専門家の方々の意見も確かに分かれているんですよ、割れているんですよ。でも、先ほ...全文を見る
○山井委員 熱が出たらコールセンターに連絡してくださいって、もうそれは手おくれなんじゃないんですか、そのときには。  そうしたら、学校に行ってもいいんですか。仕事に行ってもいいということに当然なるということですか。満員電車にも乗ってもいいということですか。念のため。
○山井委員 私、御家族や知り合いや会社の同僚の方々も、正直言って多少戸惑われる部分があると思うんですよね、偏見は絶対持ってはならないんですけれども。  これ、クルーズ船の中で、先ほどの岩田医師が指摘されていました危険なゾーン、ウイルスが多いと見られるレッドゾーンと安全なグリーン...全文を見る
○山井委員 私は、疑うわけではないんですけれども、全力で頑張ってくださっていることには敬意を表したいとは思うものの、やはり物事は結果ですから、先ほども言いましたように、二千五百人検査をしたうち約五百人、五人に一人が感染しているということは、この二週間、クルーズ船の中にいてそこで健...全文を見る
○山井委員 くどいようですが、改めてお聞きしますが、二週間、この下船をされた方々に、申しわけないですけれども、人権に配慮しながら隔離をするということをすれば、その最大のデメリット、それができない理由というのはどういうことですか。
○山井委員 時間が来ましたので終わりたいと思いますが、最後に一言。  加藤大臣もこの新型コロナウイルスの今後の感染等々についてわからないとおっしゃるのであれば、やはり最悪のことを考えて、申しわけないけれども、下船をした方々には二週間ぐらい隔離をさせていただくということの判断が私...全文を見る
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○山井分科員 三十分間、コロナウイルス対策について質問をさせていただきます。  まず冒頭に、質問通告をさせていただきましたが、先日、テレビ番組の中で、例えばサンデーLIVE!!というところでは、関西福祉大学の勝田教授が、風邪やインフルエンザ対策でお茶などのカテキン効果がいいと聞...全文を見る
○山井分科員 こういう緑茶とか日本茶とか、そういうことにおいて、感染症の予防に力を入れていく必要があると思います。  そこでなんですが、サウジアラビアのGサミットで麻生大臣が、四月か五月になればコロナは落ちつくだろうという発言をされたんですね。東京オリンピックも控えているわけで...全文を見る
○山井分科員 おっしゃるように私も希望は持っておりますが、副総理、そしてコロナ対策本部の委員でもある財務大臣、このコロナ対策について、経済にどういう悪影響を及ぼすのか、あるいは東京オリンピックがどうなのかという中で、危機感を持ってここ一、二週間が山場だということが言われている中で...全文を見る
○山井分科員 私は、残念ながら、本当に後手に回っている部分があると思うんですね。今までから私はそれほど厳しい質問はもちろん応援する意味を込めてしてきませんでしたが、やはりちょっと危機感が欠けているんじゃないかと思う中で、麻生副総理のこういう発言を聞くと、ああ、やっぱりかと。そうい...全文を見る
○山井分科員 次に質問しようと思っていたんですが、ということは、このウイルス検査の保険適用を今後目指して検討していくということでよろしいですか。
○山井分科員 それでは、加藤大臣は認識は異ならないとおっしゃいましたが、私は大きく異なっていると思うんです。  実際のところ、これは質問通告をさせていただいておりますが、今日まで累計で何件PCR検査を日本ではされたんですか。クルーズ船内とクルーズ船外を分けてお答えください。累積...全文を見る
○山井分科員 韓国などは既に万単位でやっているわけですよね。二月に入ってから二千四百件って、少な過ぎるんじゃないんですか。といいますのは……(加藤国務大臣「地衛研だけで」と呼ぶ)地衛研だけでね。  そもそも、トータルで、じゃ、今まで何件PCR検査をやったかというのを把握されてい...全文を見る
○山井分科員 私は、これは深刻な問題だと思います。もちろん陽性が何人というのも重要ですけれども、分母として何件PCR検査を今までしたか、加藤大臣が御存じない。それは大問題じゃないですか。  これは質問通告しておりますので続けさせていただきますが、じゃ、この一週間で、二月十八、十...全文を見る
○山井分科員 これは、はっきり言って驚きの数字ですよ。加藤大臣は十八日の日に、三千数百の検査キャパシティーがある、三千数百検査できるということをおっしゃったので、私はもうてっきりこれからは一日三千件ぐらいPCR検査をされるんだろうなと思っていたんですけれども、十八日八十六件、十九...全文を見る
○山井分科員 含まれておりませんじゃなくて、じゃ、含めてトータル何件、それぞれの日にやったのかをお答えください。
○山井分科員 ここ一、二週間が山場だということを専門家会議からも指摘している中で、三千件の検査能力はあるけれども、一日何件検査されているかは知りません、それは余りにも私は無責任だと思いますよ。  実際、身近に子供さんが五日間高熱が続いている人がいます。コロナ対策課に三時間近く電...全文を見る
○山井分科員 余りにも私は後手後手だと思います。  東京大学の稲葉教授も、水面下で広がっていた潜在的な感染者が日本で目に見える段階に入ってきた、一カ月前の武漢のようだと。結局、実際、武漢市では、検査キットの不足から感染者の把握が進まず、家庭内や地域での感染が広がった。  さっ...全文を見る
○山井分科員 アメリカのニューヨーク・タイムズを始め世界から、千人もの人をクルーズ船からすぐ一般に外に出して大丈夫なのかと、国際的に非難が出ているんですよ。日本の信用も低下しているんです。はっきり言って、この政策は間違っています。私も指摘したでしょう。  私のもとに、クルーズ船...全文を見る
○山井分科員 これは素人が聞いてもおかしいですよ。おかしいですよ。千人もの方をほとんど駅におろしておきながら、今後は乗らないでください。そうしたら、最初から電車に乗せなかったらよかったじゃないですか。  例えば、下船された方からこんなことも言われています。三月四日まで、二週間た...全文を見る
○山井分科員 やっていることがちぐはぐ過ぎて、結局、イスラエル一人、香港一人、イギリス四人、オーストラリア二人、陰性で帰った人が陽性になっているんです。日本でも千人の中で陽性になっている人は本当はもっと多いと思いますよ。  ところで、橋本副大臣は、クルーズ船で感染した厚労省職員...全文を見る
○山井分科員 おかしいんじゃないですか。三人一組で厚労省の方が仕事をしていた、そのうち二人が感染した、もう一人も感染しているんじゃないんですかといって、野党が申し入れて、それで調べてみたら、やはり感染していたじゃないですか。そんなもの、野党から言われてやるべきことですか。同じよう...全文を見る
○山井分科員 私は、日本じゅうの方に、自粛要請をしろとか、イベントの中止をしろとか、満員電車に乗るなとか、一、二週間がこれから勝負だと言いながら、そのクルーズ船の対策の本部長でしょう、司令塔の一人である橋本副大臣が、感染した人と一緒に仕事をしていたけれども、検査もせずにまだ仕事を...全文を見る
○山井分科員 時間が来ましたので、最後に一問だけ質問をさせてください。  今の答弁も全く納得できません。  さらに、きのう、スギ薬局、薬ヒグチ、マツモトキヨシに行っても、コロナウイルスの予防のためにマスクを着用し、アルコール消毒と言っているけれども、店に行ったらアルコールもマ...全文を見る
○山井分科員 以上で終わらせていただきますが、とにかくこれだけ検査が受けられないということで全国から悲鳴が上がっている中で、きょう聞いてびっくりしました。一日、把握しているのが数十件。そして、保健所を通さずに直接という私の提案に対しても十分な、前向きな答弁がない。このままでは私は...全文を見る
02月26日第201回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○山井委員 これから四十数分間質疑をさせていただきます。菅官房長官が記者会見で出られましたので、加藤大臣を中心に質問をさせていただきます。  基本方針が発表されましたけれども、国民の中からは、今ごろ基本方針かと。この国難のときに今まで一体何をやっていたんだ、そういう本当にあきれ...全文を見る
○山井委員 今、御本人のことも考えて判断させていただいたということですが、残念ながらその判断は間違っていたんですよ。感染を拡大させているじゃないですか、実際に。  これは、実際、きょうの配付資料の二ページにありますが、昨日の岡本委員への質問に対して、連絡があったうち回答があった...全文を見る
○山井委員 だから諸外国は二週間隔離しているんじゃないんですか。  例えば、この陽性の方も、同居している御家族もおられるんですよ。どうするんですか。これ、本当に危機感が足りないような気がして私はならないんです。政府が本気になって感染を拡大させない、そういう意思が感じられないんで...全文を見る
○山井委員 これは人の命がかかっている議論なんですから。  ある医師の方も、重い症状の方でも、主治医の方が保健所に相談すると、まだ今検査できる体制が整っていない、一回入院して様子を見てくださいとかいって受けることができない、こういう声もあるわけです。医師の方の話でも、これほど深...全文を見る
○山井委員 ちょっと確認します。私は、クルーズ船とチャーター機を除いて、累積何件やったかと聞いているんです。それを答えてください。
○山井委員 ちょっと不思議な答弁ですね。この四ページにありますように、チャーター機とクルーズ船はちゃんと分けて統計をとられていると私は理解をしております。  そこで、もう少し具体的にお聞きしますが、この一週間、二月十八から十九、二十、二十一、二十二、二十三、二十四、二十五、この...全文を見る
○山井委員 何ですか、一日の検査件数、加藤大臣も把握しておられないということですか。(発言する者あり)
○山井委員 今初めて数字を聞きました。昨日、私、分科会で聞いたときは、この下の数字だったんですね。全国の数字がそろっていないからということで、この配付資料十六ページの下の数字をきのう言われましたけれども、きょうまでに地方衛生研究所とか全国の数字を集めてくださいと言ったら、今、この...全文を見る
○山井委員 この配付資料十六ページ、そして、もう一つの配付資料の四ページを見ていただきたいんですね。  共同通信のニュースで昨日流れておりました。韓国はPCR検査実施件数四万件、日本は五千七百件、約七倍違うんですね。韓国は今までに四万件、日本は五千七百件、約七倍違います。  ...全文を見る
○山井委員 余りにもこれは残念過ぎる状況です。  これは人の命がかかっているから言っているんですよ。検査を受けられなくて、重症化してお子さんが亡くなったらどうするんですか。検査を受けられなくて、妊婦の方が胎児の方と一緒に亡くなったらどうするんですか。国民の命を守るために政治とい...全文を見る
○山井委員 いや、これは一刻を争いますよ。  繰り返し言います。今、検査難民ということが言われていますけれども、検査を受けられなくて、重症化して亡くなった患者さんが出たらどうなるんですか。これは、一歩間違うと人災と言われますよ、検査が受けられなかったからということで。  これ...全文を見る
○山井委員 私たちも必死なのは、失われる命があるかもしれないんですよ。連日コロナの対策会議をやって、八分とか十五分で終わっているけれども、そういうことこそ、ここ一、二週間、本来議論すべきじゃなかったんですか。  けさも野党の国会対策の会議をやらせていただきました。その中で、そこ...全文を見る
○山井委員 全く理解できません。人の命がかかっているんです。遅過ぎます。対応が遅過ぎますよ、この基本方針にしても。  今、海外の専門家やメディアからは、武漢に次いで日本が第二のホットスポットになるのではないか、そういう声まで出ています。  とにかく、私たちも応援をしますから、...全文を見る
○山井委員 あしたかあさって本会議があるかもしれませんけれども、厚労省の判断としてはどうされるんですか。
○山井委員 理由は何ですか、欠席の理由は。理由は。
○山井委員 これ、橋本副大臣は、検査はしていない。感染している可能性はあるんですか、ないんですか。
○山井委員 先週金曜日から私たちは求めていますが、これは与野党関係ありませんよ。なぜ拒むんですか、検査を。なぜ先延ばしするんですか。  なぜならば、はっきり言って、厚生労働省の職員の方々もリスクにさらされるんですよ。一週間後検査して、陽性だったら、橋本本部長って、これはクルーズ...全文を見る
○山井委員 私は、このいいかげんさ、無責任さ、危機感のなさ、これが全ての、コロナウイルス対策を日本で後手後手にしている根本だと思いますよ。今の答弁を聞いて、私、国民の誰も納得しないと思いますよ。  なぜ、感染している可能性がある人を、おまけにコロナ対策の本部長を、すぐに検査しな...全文を見る
○山井委員 本当、へ理屈ばかり言って、本当にこの厚生労働省の危機感のなさ、本部長が感染しているかもしれないのに、それをほったらかす。本当にこれでよく国民に自粛を求められたものだなと私は思います。  菅官房長官、お戻りになりましたので、一問聞きたいと思います。  きのう、例えば...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので終わらせていただきますが、繰り返し言いますが、検査難民、検査が受けられなくて多くの方が苦しんでいる、こんな国、世界で日本だけです、本当に。そういう意味では、一刻も早く、保健所を通さずでも検査を受けられるように早急にしていただきたいと思います。野党とし...全文を見る
03月11日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○山井委員 これから四十分間、質問をさせていただきます。  労働基準法、そして、昨日発表になりました緊急対策の中でのフリーランスの方や自営業者の方々の問題、休業補償の問題、また、労働基準法の中の働き方改革で大きな議論になりました高度プロフェッショナル制度の問題、また、コロナウイ...全文を見る
○山井委員 本当に、残業代不払いというのは、お金だけの問題じゃなくて、それを野放しにすることによって過労死がふえるというような、さまざまなブラック企業の問題がありますので、これはぜひ早急に五年にしていただきたいと思います。  それで、それに関連して、配付資料一ページと二ページに...全文を見る
○山井委員 これは残念ながら強行採決をされた法案ですから、こういうことをすれば過労死がふえる、労基法の適用除外で過労死がふえるということをさんざん言ったわけですから。これで万が一、やはり過労死の方が出ましたということになると、これは本当に大きな政治責任になるということを申し上げて...全文を見る
○山井委員 これは、加藤大臣、そして担当課の方々も必死になって御努力してくださったということは、もちろん私も理解しております。しかし、確たる根拠がないといいながら、結局は正規、非正規の方々の半額である。この八千三百三十円にはこの上に事業主負担がつきますから、半額以下なんですよね。...全文を見る
○山井委員 これはまた改めてじっくり議論したいと思いますが、融資や貸付けでは絶対だめです。これはやはり休業補償すべきです。自己破産、生活保護、一歩間違うと、これは本当にみずから命を絶たれる方も出かねないですよ。そういう意味では、ある意味で与野党を超えてこういうことについては取り組...全文を見る
○山井委員 いや、介護離職ゼロとかおっしゃっているけれども、全然やる気がないじゃないですか。本当に、先回りして私は言っているんですよ。これは多くの家庭が崩壊しますよ。大変なことになります。  ぜひとも、額がどうとかというのは二の次ですけれども、子供のお世話には休業補償はするけれ...全文を見る
○山井委員 いや、驚きました。開き直りですか、それは。能力と実施件数は違う、必要性に応じてといって。必要性はあるんですよ。それだったら、今後、加藤大臣、検査の能力、能力と言わないでくださいよ。国民をだますことになりますよ。  では、お聞きします。  今月末までに七千件の検査能...全文を見る
○山井委員 国民の命を守るために質問しているんじゃないですか。とめてください。(発言する者あり)
○山井委員 誤解を生んでいるのはそちらですよ。  質問に答えてください。七千件のPCR検査を月末に目指すということですけれども、実施件数は何件を考えているんですか。能力はいいですよ、国民が知りたいのは実施件数ですから。
○山井委員 だから、CNNなどからも、日本の感染者数は氷山の一角じゃないかと言われているんですよ。感染者が日本は少ないのは検査をしていないからだと言われているんですよ。  実際、ここにも書いてありますように、配付資料を見ていただきますと、手おくれになったことによって多くの感染が...全文を見る
○山井委員 遅過ぎると言っているんですよ。先ほど、和歌山モデル、それほど知らないとおっしゃったけれども、やはりこれは一つのモデルだと私は言えると思います。  それで、加藤大臣が答弁されている、お医者さんが判断したら検査できるようになるというふうになっていないんです。  具体的...全文を見る
○山井委員 いや、何か、加藤大臣の答弁を聞いていると、危機感が感じられないんです。これは人の命がかかっているんですよ。感染がどんどん拡大しているんですよ。これだけ検査がふえていないということを、検査を受けられずに重症化あるいは感染拡大していることに対して、もっと危機感を持って答弁...全文を見る
○山井委員 先週金曜日から保険を適用して、その適用でふえた検査件数がまだ一件もわからない。それもおかしいと思うんですよ。もう五日ぐらいたっているんです。  私、もちろん加藤大臣も厚労省の方も必死になって頑張ってくださっているのはわかるんです。でも、結果的に件数が全然ふえていない...全文を見る
○山井委員 最後に、一つ提案があります。  阿部議員からも提案がありましたが、はっきり言いまして、この数字も公開されていないんですよ、国民に対して、一日千件か八百件か。せめて、リアルタイムで、昨日まではトータル日本じゅうで何件検査ができました、それぐらい公表するのが当たり前だと...全文を見る
○山井委員 きょうから上げられたということですか、そうしたら。
○山井委員 いつから上げたということですか。(発言する者あり)いや、上げたとおっしゃったので、いつからなのか、最後に。
○山井委員 これで終わらせていただきます。
03月17日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○山井委員 午前中三十分、午後十分に分けて質問させていただきます。雇用保険の問題、さらに、コロナショックで株が下がっておりますので年金損失の問題、また、コロナウイルス関係の質問も一緒にさせていただきたいと思います。  今御質問されていたとおりでありまして、私も、今回の法改正の最...全文を見る
○山井委員 いや、これは恐ろしいですよね。そもそも、最賃割れという以前に、最賃は関係なくなるということですね。  それで、それに関連して、じゃ、業務委託で労働基準法から外れることになるわけですけれども、過労死をされましたと。長時間労働、晩遅くまで、連日休みなく働いて過労死をされ...全文を見る
○山井委員 いや、強烈ですね。きょうも、配付資料で三ページにありますけれども、「高齢フリーランス 安全網ないまま 月百四十時間残業 六十六歳男性自死 高年法改正で不安定就労加速」と。私もこの過労死の防止の問題をやっていますけれども、労基法があっても過労死をしている、最賃割れのブラ...全文を見る
○山井委員 先ほどの質問にもありましたけれども、六十五歳以上でこういう働き方をふやすと、これがオーケーなんだったら、六十五歳と言わなくても、三十でも四十でも、解雇します、請負でやってくださいと。これはブラック企業どころの話じゃないですよね。そもそも、最賃割れ、長時間労働、過労死が...全文を見る
○山井委員 十分な実効性は期待できないと思います。ブラック企業でもなくなるんですよ、合法なんですから。最賃割れ、長時間労働、過労死、好きで働いたんでしょう、そういうことになって、一切事業主の責任が問われない。この業務委託に関して、事業主の安全配慮義務というのをどう担保するんですか...全文を見る
○山井委員 私、もちろん、この法案全てに、一から百まで反対と言っているわけじゃないんですが、特にこの部分は大問題だと思います。労基法から外れてしまう、労災からも外れる、最賃からも外れる、今おっしゃった安全配慮義務も果たさなくていい、これは大問題です。  具体的にお聞きしたいんで...全文を見る
○山井委員 今おっしゃったように、非常に危ないんですね。同じ部屋かどうかは関係ないということは、裏返せば、同じ部屋で同じような仕事でも、請負として安い賃金で働かせることを必ずしも排除していないということであります。  続きはまた夕方にさせていただきたいと思いますが、非常にコロナ...全文を見る
○山井委員 長期的に見るべきだというのはもちろん私もわかっていますが、今も話がありましたが、本当にこのコロナショックというのが一時的で済むのか、まだまだこれは下がる可能性もあるわけです。そういう中では、繰り返し言いますけれども、国民の年金保険料を積み立てているわけですから、私たち...全文を見る
○山井委員 推計は、機械的に少しやればできる話じゃないですか。そのことの説明責任は加藤大臣にあるんじゃないんですか。一月から三月の発表は六月か七月でしょう。それはやはり遅過ぎるでしょう、どう考えたって。正確なのはそれでいいですよ、正確なのは。  でも、現時点で刻々と株が下がって...全文を見る
○山井委員 いや、私がなぜこういう質問をするかというと、安倍政権になって株式運用比率を倍増しているんですよね。非常に振れ幅を大きくしているわけです、リスクを大きくしているわけです。前まで来て、ちょっと、やじをするのはやめてもらえますか。  だから、ここは私も冷静に議論はせねばな...全文を見る
○山井委員 これはいろいろなエコノミストの方々もすぐに試算をされるとは思いますが、念のためお聞きしますが、では、GPIFが正式に一月から三月の年金損失額、変化額を出されるのはいつごろになりますか。
○山井委員 ほかの聞き方をしますと、では、二〇一四年、年度末、このときまでは古いポートフォリオ、つまり株の運用損失は少なかったわけですよね。それで、二〇一五年の年始から、株の運用比率を倍増したわけです。このポートフォリオ変更前の五十兆円の収益額を下回ってしまうのは、日本の株が大体...全文を見る
○山井委員 もちろんこれは、海外とか国債とかいろいろな、総合的な判断が必要かと思いますが、私が心配しておりますのは、きょうも動いておりますけれども、今の時点でも、きのうの晩のアメリカ株が下がった段階で四十八兆円ぐらいになって、ポートフォリオ変更の際の累積収益額を下回っているのでは...全文を見る
○山井委員 多額の寄附をWHOにもされておられますので、封じ込めに成功しているという発言をどこまで額面どおり受け取っていいかというのは、一〇〇%受け取れない可能性も、それはリップサービスで言っている面も多少あるんじゃないかと私は思います。  それで、今、和歌山のモデルの話をされ...全文を見る
○山井委員 田村大臣も先日テレビで評価しているとおっしゃいましたけれども、ぜひ、こういう和歌山モデルというのも評価していただければと思います。  それで、十三ページ。PCR検査をすると医療崩壊する、必ず病院に入院させねばならない、だからPCR検査をふやせないんだという一部の批判...全文を見る
○山井委員 だから、必ずしも病院に入院させねばならないというわけではないというのが三月一日の通知です。  最後に、一問だけ質問させてもらいます。四ページにありますように、ドライブスルーですね。  トランプ大統領も、検査おくれを指摘されて、大幅に検査をする、来月、一カ月で五百万...全文を見る
○山井委員 はい。確認ですが、そういう配慮をしてであれば、ドライブスルー方式も日本で可能性はありという理解でいいですか。
○山井委員 それでは、終わらせていただきます。残りは後でやります。     ―――――――――――――
○山井委員 十分だけ、午前中の続きを質問させていただきます。  午前中に質問して、改めて私が衝撃を受けましたのが、六十五歳以上であって請負になれば労災も適用されない、最低賃金も関係ない、過労死しても労災にならない。本当にとんでもないことだなと。ブラック企業とさえならなくて、全く...全文を見る
○山井委員 それは逆でしょう。ですから、熱やせきが出た人には検査をしなさいと言っているわけですよ。逆に、三十七度五分が四日間出ないとだめですよとか、相談センターをクリアしないとだめですよとか、諸外国に比べて一番高いハードルを掲げて、症状が出ても検査を抑制しているのは日本じゃないん...全文を見る
○山井委員 だから、私は、そこで、この質疑をさせていただいているんですよ。テドロス事務局長が言っている、症状がある疑わしいケースは検査せよということは残念ながら日本ではできていないという、私のところにも山のようにいろいろな相談や苦情が来ますよ。PCR検査を受けたいと言ったけれども...全文を見る
○山井委員 だから、それは百六十六億円を寄附したリップサービスじゃないですかと言っているわけですよ。  一言お聞きしますが、今回のテスト、テストの指示に対して、例えば、ある報道では、日本政府がウイルス対策基本方針で決めた感染者クラスター重視の対応より、韓国などで実施されている個...全文を見る
○山井委員 先々週から先週に比べて、一日平均五十六件しかふえていないんです。遅々として進んでいないんです。先進国の中でも、さっきも言ったように、アメリカと日本が別格を争っているんですよ、検査数の少なさでは。  なぜこんなことを言うかというと、バッハ会長は、東京オリンピックをどう...全文を見る
○山井委員 残念ながら質問時間が終わりましたので終わらせていただきますが、私はエビデンス、ファクトに基づいて言っているんです。先進国の中で検査数が圧倒的に少ないんですよ、韓国の十分の一なんですよ。  そういう意味では、もちろんWHOも褒めてくれている部分もあるかもしれない、そう...全文を見る
04月06日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○山井分科員 三十分間質問をさせていただきます。  まず、この瞬間にも、本当に多くの現場の方々がこのコロナウイルスの感染拡大の防止のために奮闘されておられますことに心より敬意を表したいと思いますし、特に医療従事者の方々が、命がけで、みずからも感染するかもしれないというリスクを負...全文を見る
○山井分科員 この対策にとって一番重要なのは、現状認識なんですね。  だから、念のためもう一回確認したいですが、私が言っているのはシンプルな話です。先週一週間で二倍になった。ということは、今週も二倍、再来週も二倍になる可能性はありますよね。  その倍々ゲームでいくと、四月十九...全文を見る
○山井分科員 重要な答弁ありがとうございます。  そうなんですね、これ。専門家の方々は、今言った一週間に倍増以上に、もっと指数的に感染爆発するリスクすら言っておられるんです。そういう意味では、私が今申し上げた一週間に倍増という今のペースが続くというのは、もしかしたら控え目なのか...全文を見る
○山井分科員 私も申し上げますが、専門家委員会の方々が三月二十一日に出されたこの推計自体は、その時点で私は正しかったと思うんです。強調します、正しかったと思うんです。  しかし、残念ながら、その後自粛ムードが広がってしまったりして、二十一日の時点では正しかったこの推計が結果的に...全文を見る
○山井分科員 そういう答弁だから、国民が不安になるんです。自粛もできないんです。今おっしゃったように、加藤厚労大臣は日本じゅうの雇用、労働者を守る代表なんですよ。補償がなかったら休むに休めないじゃないですか。感染が拡大するじゃないですか。感染を防止するためにも補償が必要なんです。...全文を見る
○山井分科員 この議論は加藤大臣ともう二カ月やっています。言っても言ってもPCR検査はなかなか伸びない。ここにありますように、ドイツの約十八分の一。本当にこれは残念。  先ほども長妻議員が質問されていましたが、この配付資料にありますように、とうとうアメリカが、十六ページ、検査数...全文を見る
○山井分科員 ほかの国がやっていることがなぜできないんですか。人災です、これは。それぐらいのことはやるべきです、これ。いや、本当に残念でたまりません。人手とかそういう次元の話じゃないですよ、これ。やろうと思えばできます。いや、これ、帰国された方々がどんどん広げていきますよ。何でそ...全文を見る
○山井分科員 そうおっしゃると思いましたよ。そう書かれていないんですよ。この配付資料の六ページに書いてあるじゃないですか。「PCR検査陽性であっても、自宅での安静・療養を原則としつつ、」と左上に、自宅と書いてあるんですよ、明確に。書いちゃっているんです、事務連絡に。加藤大臣の答弁...全文を見る
○山井分科員 もう時間が来ましたから終わりますが、これは違います。宿泊療養と自宅療養を分けて書いてあるんですよ。分けて書いてある。そうしたら、冒頭のところに、自宅や宿泊療養を原則というふうに書きかえてください。普通、自宅の中にホテルが入っているなんて読めませんから。最後の質問、お...全文を見る
○山井分科員 では、自宅の中にホテルが含まれているというふうに理解いたします。  ありがとうございました。
04月14日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○山井委員 五十分間、質問をさせていただきます。コロナ対策、緊急経済対策について質問させていただきます。  まず、何よりも、今、多くの医療機関で懸命に、コロナの感染に対して命がけで、感染のリスクを背負いながら、医療従事者の方々が戦ってくださっております。私たちは、与野党を超えて...全文を見る
○山井委員 これは別に京都だけのことを言っているわけではありませんが、地元の自治体が必死の思いで、もうもたないということで緊急事態宣言を要望しているにもかかわらず、非常に悠長な答弁としか思えません。  加藤大臣にもお聞きしたいんですが、じゃ、数日間おくれて緊急事態宣言が出て、そ...全文を見る
○山井委員 全く理解できません。  内閣官房は、これで質問を終わりますので、帰ってください。  全体的な緊急事態宣言も、世論調査によると、八割の国民がおくれたと言っているんですよ。緊急事態宣言がおくれたと多くの国民が言っているときに、それを要望しても国がそれをとめる。全く理解...全文を見る
○山井委員 私は、二つ問題点があると思うんですね。二週間ということは、今、七日以降という話でしたから、四月の二十一日ですね、四月の二十一日にはピークになる。  まず、安倍総理が発言をされた二週間後ということ、二週間後には一万人にこのままいけばなるということをおっしゃっているんで...全文を見る
○山井委員 非常に重要な答弁をいただきました。  やはり、具体的に今、二週間後と動き出しているのは東京都かもしれませんけれども、全国で同様の動きが今始まろうとしているんです。  これは釈迦に説法かもしれませんが、こういう、一カ所にできるだけ集まってもらって効率的に、例えば屋外...全文を見る
○山井委員 前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。  これは、おっしゃるように、もちろん、新しいスキームですから課題は多いと思います。でも、繰り返し言いますが、全国的に、今のやり方、全て保健所を通さねばということでは、御存じのようにもう保健所がパンクしておりますか...全文を見る
○山井委員 おっしゃるとおり、理論上はこれは別に保健所を通さなくていいはずなんですよ。ところが、なぜか、実態的には、保健所を通さねばならないというようなことになっているケースが多いわけですね。でも、今加藤大臣から確認していただきましたように、別に保健所を通さなくていいと。  確...全文を見る
○山井委員 要は、メーンストリームとバイパスがあるのはわかります、ただ、そのメーンストリームがパンクしちゃっているんですよね。パンクしちゃっているんですよ。  それで、先ほどおっしゃったように、皆さんが開業医に行くのもそもそもどうかとおっしゃいました。私もそう思います。だから、...全文を見る
○山井委員 今、医療保険適用のこともあるから事後の報告でもいいという話がありましたが、ここはちょっと加藤大臣と議論させていただきたいんです。  どこかが関与せねばならない。わからないわけではないんですけれども、ただ、そこに関して私がちょっと否定的なのは、相談センターに相談して、...全文を見る
○山井委員 殺到する懸念は私も持っていますが、今は余りにも絞り過ぎているというふうに思うんです。  それで、そういう意味では、これは見てもらったらわかりますように、海外との比較ですね。きょうの配付資料にも書いてありますけれども、欧米と比べると余りにもPCR検査の数が少な過ぎるん...全文を見る
○山井委員 ここは前向きな議論をしたいんですけれども、今でも全国の患者さんは身近な病院、身近なかかりつけ医さんに行かれていますよ、はっきり言って。それは、しんどい、せきが出る、コロナじゃないか、熱が出るといったら行かれていますよ、既に。そういう方々がPCR検査センターに医師が必要...全文を見る
○山井委員 言っていることはそんなに違わないかもしれないんですが、とにかく、当然、東京の場合は医師会がやるわけですから、そういう医師会を抜きにしてこういうことというのは正直言ってできないと思います、各地域で。そういう医師会のコントロールをもとにすれば、接触者外来とか相談センターを...全文を見る
○山井委員 繰り返し言いますけれども、残念ながら、日本は海外の本当に数分の一、十数分の一なんですね。だから、あふれ過ぎるという危惧もわからないではないですけれども、今は、はっきり言って、検査をやらな過ぎて、感染経路不明の方々が激増して、もうクラスター対策では限界を超えてしまってい...全文を見る
○山井委員 私は、受けたい人が誰でも受けたらいいということは全く言っておりません。一貫して医師が必要と判断した人が受けられるようにすべきだと言っているんですが、今は、医師が必要と判断しても、多くのケースが保健所から残念ながらはねられまくって、検査が受けられていないという状況がある...全文を見る
○山井委員 ぜひ推進していただきたいと思います。  それでは、緊急経済対策の方に行きたいと思いますが、一つは、ちょっと話は変わりますが、担当者が来てくださっていると思うんですが、百万円、二百万円の個人事業主と中小企業への給付金の件ですね。これは、いつ受け付け開始で、いつ支払われ...全文を見る
○山井委員 今、一週間ということをおっしゃいました。仮にですけれども、ゴールデンウイーク前、二十四日金曜日に成立したとしたら、申請受け付けが例えば二十七日月曜日にしたら、当日は無理でしょうから、二十四日に成立したら、その可能性が高いと思いますが、二十七日に郵便や電子申請をしたら、...全文を見る
○山井委員 ちょっと大事なことでお聞きしますが、ということは、一週間後ということは、二十四日に成立したら、五月一日から申請が始まって、そこから二週間ということは、十五日金曜日ぐらいに百万円、二百万円が振り込まれるということですか。  というのは、何でここを聞くかというと、皆さん...全文を見る
○山井委員 不備がなければ十五日ということで理解をさせていただきます。  それで、今、家賃補償ですね。特に飲食店とかは潰れかかっている、大変なんですよ。このことについても家賃補償をぜひしていただきたいと思います。そうしないと、私たちがおいしい食事をさせていただいている大切な飲食...全文を見る
○山井委員 ぜひ、一刻も早く、五月十五日ごろには振り込んでいただいて、飲食店を守らねばと思っておりますし、また、別途、家賃補償はぜひしていただきたいと思います。  それで、少し加藤大臣に戻りますが、アビガンですね。安倍総理は観察研究ということをおっしゃっていますが、ということは...全文を見る
○山井委員 ぜひ急いでいただきたいのと、それと、観察研究という形であれば、どこの病院でもお医者さんが必要と判断すればアビガンが使えるということで、非常に重要な答弁であったと思います。  また緊急経済対策に質問が戻りますけれども、三十万円の給付金ですね。これはいつから審査して、い...全文を見る
○山井委員 全く答弁になっていないじゃないですか。三十万円、いつ入るかわからないって、そんなんだったらどうするんですか、国民は。  もうちょっと、五月中に払うように目指すとか一言言ってもらわないと、三十万もらえる世帯にとっても、六月か七月か八月かわからないといったら、これは意味...全文を見る
○山井委員 それでは全くだめだと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月17日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○山井委員 二十六分間、質問をさせていただきます。  まず、何よりも、今、緊急事態宣言が出ておりますこの日本において、医療現場において医療従事者の方々が、コロナの感染のリスクを感じながらも、命がけで国民の命を守るために働いてくださっております。まず、医療従事者の皆様方に心より御...全文を見る
○山井委員 ということは、緊急事態宣言の後の記者会見で安倍総理は、一律給付は三カ月かかるという、結果的には虚偽の説明をされたということですか。  本当だったらもっと、もちろん、定額給付金は三カ月だったかもしれません。でも、私たちは別に定額給付金をやれと言ったんじゃなくて、一律十...全文を見る
○山井委員 私は十万円を給付していただくことには感謝していますから余り批判はしたくないですけれども、あんまりじゃないですか。今、緊急事態です。会社が倒産する、廃業になるかもしれない、食べていけないかもしれない、住宅ローンが払えない。国民はもう必死なんですよ。そういう必死の思いで、...全文を見る
○山井委員 記者会見で三カ月かかると言い、その後のNHK番組でも全ての方にお配りすると約三カ月かかると言って、さらに、三日前、四月十四日の本会議答弁でも、全戸に対する給付案内等の準備に三カ月もの時間を要したこと、だから、その経験を踏まえて、今回は、全世帯に一律の給付を行うのではな...全文を見る
○山井委員 ちょっと、申しわけないけれども、繰り返して言います。十万円支給してくれるのはありがたいんです。私も喜んでいます。でも、一カ月も、三カ月かかるかかると国民に言って国会にも言って、無理です無理ですと言っていたのが、おとついの晩、いや、実は、早くできますという説明を聞いて考...全文を見る
○山井委員 緊急事態宣言が発令されるかどうかというのは、各自治体にとってはめちゃくちゃ大きいですし、お店の方々にとっても、住民の生活にとっても、商売にとっても大きな影響が出ます。それが急に全ての自治体に出た。今、前から議論されていたとおっしゃっていましたけれども、諮問委員会や専門...全文を見る
○山井委員 繰り返し言いますよ。私は、全国での緊急事態宣言の発令はよかったと思いますよ。でも、その前日までは、三要件があるからそう簡単には認められませんということを言われていたわけですよ。だから、全国の自治体さんもびっくりされていると思います。  例えば、全国で自粛をするという...全文を見る
○山井委員 安倍総理、このままいくと、お店や中小企業は倒産、廃業、解雇が続出しますよ。自粛は進みません。お店をあけないと、働かないと生活していけないんですから。ここに、飲食店の方々からの倒産防止策を求めますという署名の用紙もお配りをしました。その中に入っています。  安倍総理、...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので終わりますが、残念ながら、今の安倍総理のやっていることは言行不一致です。自粛しろ自粛しろと言いながら、補償はしっかり出さない。これでは、緊急事態宣言、五月六日になっても私は終わらせることはできないと思います。大幅に政策を転換していただきたいと思います...全文を見る
05月15日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○山井委員 よろしくお願いいたします。三十分余り、社会福祉法そしてコロナ対策等々の質問をさせていただきたいと思います。  まず、先日の衆議院本会議でも中島議員の方から、この社福法の前提となるべき、今、コロナの被害において、介護現場、障害福祉現場は感染のリスクや人手不足、更に大幅...全文を見る
○山井委員 第二次補正の中で検討するという前向きな答弁をありがとうございます。  厚かましいんですけれども、もう一言お願いしたいのが、今週、来週にでも親子心中が出かねないと私は本当に心配しております。そういう意味では、第二次補正になるとやはり遅いという部分があるんですね。第二次...全文を見る
○山井委員 もちろん、これは与野党でこれから議論することであると思います。公明党さんも非常にこの点には精力的に取り組んでおられますし、また、田村議員も子ども貧困議連の会長でもあられます。  思いますのは、とにかくこれだけは、私たちが制度をつくる前に親子心中が起こってしまったとい...全文を見る
○山井委員 もちろん小口の貸付資金もあるんですが、私の知り合いでも、残念ながら行ったけれども断られてしまったというシングルマザーの方もおられますし、やはり基本的に貸付けだということでハードルが高いという方もおられますので、それも含めてですけれども、ぜひともお願いしたいと思います。...全文を見る
○山井委員 二次補正に向けて検討していただくという前向きな答弁をありがとうございます。  それで、次に、矢継ぎ早に質問させていただきますが、京都新聞、東京新聞の報道が十四ページにございます。  PCR検査のことを二つお聞きしたいと思うんですが、まず、一般的なPCR検査。京都大...全文を見る
○山井委員 重要な答弁をありがとうございます。  その通知はいつぐらいに出されますか。
○山井委員 ぜひともよろしくお願いいたします。これは院内感染になると大変なことになります。  それと、それに関連して、左の方、京都府や京都市では妊婦さんを対象にしたPCR検査の費用補助をしているんですね。  これはどういうことかといいますと、これも阿部知子議員が三週間前に質問...全文を見る
○山井委員 これもちょっと厚かましいお願いで恐縮なんですが、要は、既に今、院内感染の疑いが避けられないので、産婦人科の現場では自己負担でPCR検査を妊婦の方全員にやっていられるんですね。それで、今、二次補正ということなんですが、二次補正で一カ月後か二カ月後についたとしても、もうP...全文を見る
○山井委員 なぜこんなことを言うかといいますと、今コロナでめちゃくちゃ医療現場は不安になっているんですね。それで、終息して、緊急事態宣言も終わって、平和になってから公費負担をしますよと言ってもちょっと手おくれのような気もいたしますので、ぜひ、急いでいただくと同時に、そのときにはさ...全文を見る
○山井委員 考えていきたいという。本当にこれは、これもお願いなんですけれども、一刻を争うと思うんですよ。一日一日、どんどんどんどん会社が倒産したり廃業していっているんです。今、考えてくださるということですが、いつぐらいに結論というか通知を出していただけますか。
○山井委員 ありがとうございます。ぜひ急いでいただきたいと思います。  それに関連して、きょうは中小企業庁にお越しをいただいておりますが、残念ながら私の地元でも、このままでは潰れてしまう、廃業せざるを得ないというお店がふえておりまして、持続化給付金ですけれども、ぜひ、額を、フリ...全文を見る
○山井委員 加藤大臣、質問が戻りますが、東京都の実効再生産数は四月十日の時点で〇・五だったんですね。この実効再生産数というのはいろいろな感染力をはかる目安です。ついては、最新の東京都の実効再生産数は幾つでしょうか。つまり、四月十日時点の〇・五が上がっているのか下がっているのか、ど...全文を見る
○山井委員 いや、申しわけないですけれども、それはちょっとおかしいと思うんです。なぜならば、東京のことを聞いているんですよ。四月十日に東京は〇・五だった、では一カ月間自粛をして〇・五が上がっているのか下がっているのか、これは政策検証において極めて重要です。関東一都四県じゃなくて、...全文を見る
○山井委員 今数字がないとおっしゃったので、きのう、質問通告のときに、では専門家会議にお願いして出してもらってくださいと。  これは重要ですよ。四月十日で〇・五だったのが、一カ月自粛して、上がっているか下がっているかはめちゃくちゃ重要じゃないですか。万が一上がっていたら、これは...全文を見る
○山井委員 もう時間となっています。一言申し上げて終わりますけれども、これは非常に重大な問題です。つまり、三月、四月の東京の実効再生産数は出せたけれども五月は出せなくなった、ということはこれは検証ができないんですよ、検証が。このまま東京がいずれ解除して本当にオーケーなのかどうかを...全文を見る
○山井委員 ありがとうございました。
05月21日第201回国会 衆議院 議院運営委員会 第31号
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○山井委員 ありがとうございます。  近畿がきょう解除されました。そんな中で、立国社の私、山井和則、数点そのことについて質問をさせていただきたいと思います。  何よりも、これは近畿の幾つかが解除されたとはいえ、見えない感染者が、尾身教授によると、まだまだ続いているということを...全文を見る
○山井委員 早期にPCR検査を受けられるようにしていただきたいと思います。  同時に、これは緊急事態宣言が解除されても、例えば、今後、百万人失業者が出るのではないか、一万社倒産するのではないか、経済的に立ち行かなくなるケースが大変ふえてまいります。それをいかに守っていくのか。そ...全文を見る
○山井委員 大規模な二次補正をぜひ急いでいただきたいと思います。  終わります。
05月22日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○山井議員 稲富委員にお答え申し上げます。  今おっしゃってくださいましたように、もともと、介護職員、障害福祉職員の処遇改善は与野党を超えてみんなの願いであったと思います。さらに、最近では、コロナの感染の問題もありまして、ますます人手不足、感染リスクの問題も課題となっております...全文を見る
06月09日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○山井議員 御質問ありがとうございます。  政府の法案に関しましては正確には政府に質問していただきたいとは思いますが、私たち野党としても、登録型の派遣労働者や月ごとにシフトで決めて働いておられる方々も、幅広く、ぜひ政府の閣法でも対象にしていただきたいと心から願っております。線引...全文を見る
○山井議員 私たちも、このたびの閣法については趣旨としては賛成でありますし、評価はしております。ただし、残念ながら対象が非常に狭過ぎるのではないかという懸念をしております。そういう意味では、中小企業の被用者に限定した運用ということでは、やはり大企業の被用者は泣き寝入りの状態になっ...全文を見る
○山井委員 よろしくお願いします。限られた十五分の時間ですので、端的に質問させていただきたいと思います。  まず、岡本議員もおっしゃったことなので質問にはしませんけれども、昨日、自見政務官にも心からお願いさせていただきましたが、保育士さん、学童保育の職員の先生方、そしてまた児童...全文を見る
○山井委員 具体的には月額幾らになりますか。
○山井委員 できるだけ幅広に、特に中所得者の方々には三万円では不十分かもしれませんので、もうちょっと柔軟に対応していただければということを要望させていただきます。  それと、ちょっと確認ですが、この法案においては、労働者でありますから、高校生であれ、大学生であれ、夜間の高校生で...全文を見る
○山井委員 これは、高校生、大学生、留学生の方々にとっては、大学を退学するかどうか、中退するかどうかの、本当に人生がかかるところだと思いますので、ぜひ幅広にお願いをしたいと思います。  そのことに関連しまして、先日も大学生の方々からお話をお聞きしたんですが、完全な休業ではない、...全文を見る
○山井委員 これは本当に、多くの方々が、休業者支援金がもらえるかどうかで生活が変わる、人生が変わるぐらいの非常に重要な制度だと思います。ついては、もう本当に喉から手が出るぐらい、早く制度が始まって支給していただきたいと思うんです。  具体的には、これは恐らく木曜日か金曜日に成立...全文を見る
○山井委員 本当に私も祈るような思いであります。  六月十二日金曜日にこの法案が成立する予定だと思いますが、ということは、一カ月以内ということは、七月十二日前後に受け付けが開始され、それから二週間というと七月二十六日。細かいことを申し上げますが、早ければ七月末から支給が開始でき...全文を見る
○山井委員 どうか本当によろしくお願いいたします。  それで、私もいろいろな方々とお話ししているんですが、問題は休業の証明書なんですね。もちろん簡単に休業証明書をもらえるところもあるでしょうけれども、例えば、ケースによっては、ブラック企業と言っては失礼ですけれども、何らかの事情...全文を見る
○山井委員 これは本当に重要な制度だと思うんです。この制度があることで、例えば、アルバイトができなくなって高校も中退しないとだめだという相談の手紙も私はいただいたりしましたし、アンケートでは、大学生の二割から三割が退学か休学を考えているということなんですね。そういう意味では、この...全文を見る
○山井委員 最後になりますが、最初のことに戻りますが、この慰労金、保育士さん、児童福祉施設、学童保育の指導員さんにぜひともこの五万円の慰労金をお願いしたいと思います。切なる切なるお願いです。予備費を使って今後はぜひともお願いしたいと思います。そのことについて答弁をお願いいたします...全文を見る
○山井委員 ぜひともお願いします。  ありがとうございました。
11月11日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○山井委員 三十五分間質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いします。  質問通告は休業支援金の拡充と一人親家庭への支援についてさせていただいておりますが、この間コロナが急増しておりますので、そのことについて前半お聞きをしたいと思っております。  まず、何よりも、経済に...全文を見る
○山井委員 念のために申し上げますが、私も地域経済のためにGoToトラベル、GoToイートは必要だと思うんです。しかし、アクセルとブレーキを両方踏む結果、結局、感染爆発になったら地域経済はますます疲弊して失業、倒産がふえるというのはこれも一つの問題点でありますから、そういう意味で...全文を見る
○山井委員 これは、どこの地域であれ、感染爆発しつつある地域をそのままGoToキャンペーンをやったら、そこから感染が拡大するリスクというのは当然ありますし、例えばイギリスでは、報道によりますと、GoToイートが一つの感染拡大のきっかけになったのではないか、そういう報道もイギリスで...全文を見る
○山井委員 私も、ぜひとも飲食店、旅館、ホテル、頑張っていただきたい、応援したい気持ちはやまやまです。  ただ、一つ反省をするならば、第二波のときに、歌舞伎町から始まったクラスターから全国に広がったんじゃないかという、そういう議論もありました。今回もそんなことにはなってほしくな...全文を見る
○山井委員 これから寒い冬が来てインフルエンザとの同時流行も心配される中で、現時点で八万件のPCR検査ということで、ぜひとも目標値をつくって、例えば十一月末までには一日何件、十二月末までには一日何件ということで、やはり第三波を何が何でも防ぐということを、具体的な数値目標を持ってP...全文を見る
○山井委員 私はそこが不思議でならないんです。これだけ第三波が危険だ、それで各都道府県などにおいてはPCR検査が追いつかないということが問題になっているにもかかわらず、旗振り役である厚生労働省がなぜ、前向きな話だと思いますよ、PCR検査の検査数、数値目標をつけて大幅にふやそう。こ...全文を見る
○山井委員 いや、残念です。第三次補正予算は先じゃないですか。成立するのは来年の一月末とかでしょう、はっきり言って。それから予算がついて、実際施策ができるのは二月とか三月じゃないですか。第三波はもう今来ようとしているんですよね。  もう一回だけお願いしたいんですけれども、予備費...全文を見る
○山井委員 いや、私、謎なんです。コロナ対策の七兆円の予備費が残っている。第三波が来ようとしている。第三波が来たら、もう地域経済も大変なことになりますよ。にもかかわらず、お金があるのに対策をとろうとしない。私は、それは、別に田村大臣だけを責めるわけじゃありませんが、今の菅政権は、...全文を見る
○山井委員 本当に前向きな答弁、ありがとうございます。  残念ながら、昨日も、十月の自殺者が去年に比べて四割ふえた、おまけに女性は八割ふえたと。それで、残念ながら、多くの女性は非正規だから休業手当は出ないんです。失業でもないから失業手当も出ない、無収入なんです。その方々の命綱が...全文を見る
○山井委員 本当に、この方もやはり六十万円ぐらいなんですよね。十五万円ぐらい、一年間働いていた仕事が四月からゼロですよ、ゼロ。十五万がゼロ。これで、数十万の休業支援金を申し込んでいるけれども、一回目は却下された。再申請していいのかということで、今回の新しいリーフレット。  それ...全文を見る
○山井委員 それで、例えば、本当に私も毎晩多くの方の相談に乗っているんですけれども、家賃を滞納したり子供の教育費がなくて苦しんでいる方からすると、この同様の勤務をコロナがなかったら続けさせていた意向が確認できるかどうかは本当に大丈夫でしょうかと、このお金が入らなかったら年を越せな...全文を見る
○山井委員 ですから、もうほとんどはこれは認められるというふうに理解してよろしいですよね、コロナが理由だと言っているのであれば。今言ったように、自己都合の人は申請しませんよ、もとから。  それで、実は、実際にあったケースなんですけれども、不支給になった人から、なぜ不支給になった...全文を見る
○山井委員 実は、残念ながら、今、田村大臣がおっしゃっているように、実際に私が相談に乗っているケースは、一回も連絡が来ずに却下されたというケースもあるんですね。きのうも、その方はもう寝込んでいられました。だから、そういう意味では、何とか知っていただきたいと思います。  例えば、...全文を見る
○山井委員 ぜひとも今のことをQアンドAに書いていただいて、これは今週中に出していただけませんか。もうみんな生活に困っているんです。これは申請してからも、下手したら一カ月かかりますからね、お金が出るまで。  いかがですか。何とか今週中に、QアンドAというのは。
○山井委員 最後に一問だけ。一人親家庭への給付金の件ですね。  昨日も、子ども貧困議連の会長として出ていただいたと。きょうの朝日新聞にもありますが、一人親、今助けてということで、もちろん第三次補正に入れるのは当然だと思うんですが、年内に予備費を使って、八月に出した一人親の緊急臨...全文を見る
○山井委員 以上、終わらせていただきます。ありがとうございます。
11月13日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○山井委員 それでは、四十分間、質問をさせていただきます。  一日も早い、有効でかつ副作用のないワクチンの接種、そして、それとともに第三波が迫りつつあると見られております。そういう中でのコロナ拡大防止策について質問をさせていただきます。  昨日も、多くの感染者が、千六百六十一...全文を見る
○山井委員 これだけコロナで医療現場に負荷がかかり、また、国民も医療へのアクセスについて切望しているときに、そういう自己負担の増を議論すること自体、私はあり得ない話だと思います。  それにも関連しまして、介護報酬、これも、今、田村さんがおっしゃった財政審が、介護報酬や障害者福祉...全文を見る
○山井委員 だから、私は、今の高齢者の医療自己負担、窓口負担の自己負担増とか、介護報酬、財政審が引き上げる状況にないとか、コロナで国民一丸になって、あるいは最前線で医療現場や介護現場がもう本当に必死の思いで、決死の思いで、GoToキャンペーンをやっているけれども旅行なんか全く行け...全文を見る
○山井委員 ぜひ、しっかり国が負担していただければと思います。  それでは、配付資料にございますように、菅総理は十月二十六日の衆議院本会議でこうおっしゃっているわけですね。赤線を引きました。ワクチンについては、来年前半までに全ての国民に提供できる数量を確保し、無料で接種できるよ...全文を見る
○山井委員 それは製薬会社次第で、開発がうまくいかなければ必ずしも確保できるわけではないというお話ですが、ここで、確保し、無料で接種できるようにしますということを言っているんですね。ということは、六月前半までに無料で希望者全員に接種できるようにしますという理解でよろしいですか。
○山井委員 では、確認ですけれども、これは重要ですよ。六月まで、来年六月、数量を確保し、接種できるようにしますということでよろしいですね。確保のみならず、希望者全員に接種できるようにしますという理解でいいですか。
○山井委員 だから、私は希望者と言っております。六月末までに希望者全員は接種できるという理解でよろしいですか。
○山井委員 ということは、六月末までに希望者全員が接種できるように目指すということでありますが、そうしたら、確保と接種は違いますよね。確保した後、体制整備して、接種しないとだめですから。確保した後、希望者全員に接種するまでに、二週間、一カ月、二カ月、大体どれぐらいかかると思われま...全文を見る
○山井委員 そこは重要なところですよね。だから、私は確保と接種に分けて質問しているんですけれども。  ということは、六月末までに確保した場合は、希望者全員が接種できるのは七月、八月にずれ込む可能性もあるということでよろしいですか。
○山井委員 断言はできないということですから、七月からオリンピックが始まる可能性が十分あるわけですけれども、そのときまでに、ワクチンの希望者全員の接種が間に合っているかどうかは断言できないということであろうかと思います。  それで、次の質問に移らせていただきます。  今回、フ...全文を見る
○山井委員 そういう集団予防接種になる可能性もあるということですが、かつ、この配付資料三ページにありますように、打った後、倦怠感、寒気、筋肉痛、頭痛といった全身性の反応もよく見られると。それで、かつ、私の知り合いの八十歳、九十歳の高齢者は、もうほとんど今ステイホームで、電車に乗ら...全文を見る
○山井委員 私は、その田村大臣がおっしゃっている答弁の内容は、努力義務じゃなくて任意接種だと思いますよ。受けたい人は受けていいですよという答弁じゃないですか。そうすると、やはり、努力義務というのは、そうじゃなくて、できるだけ受けてくださいということですから、法律で努力義務をかけて...全文を見る
○山井委員 質問したことに答えてください。  今、ステージ3でないというのは私もわかっているんです。尾身会長は、ステージ3になったらGoToキャンペーンは当然停止だとおっしゃっているわけです。それでよろしいですか。
○山井委員 いや、だから、ステージ3に当たると判断すればGoToキャンペーンは停止になりますか。いかがですか。
○山井委員 ということは、ステージ3になれば除外を検討すると。私も、観光振興、地域経済のためにGoToキャンペーンは大事だというのはわかっていますよ、百も。ただ、一方では、感染拡大して、北海道の利尻島でクラスターが発生したり、例えば北海道の医師会の方々は、一週間拡大が続けば医療崩...全文を見る
○山井委員 田村大臣によると、第三波が来ているという認識ではないと。それは、医療現場や国民あるいはマスコミの受けとめとは違うのではないかと思うんですね。  例えば、昨日も日本医師会の中川会長は、第三波と考えてもよいのではないか。さらに、配付した資料でも、さまざまな新聞で、「コロ...全文を見る
○山井委員 今、中島先生もおっしゃいましたが、危機感を感じられないんですね。私たちが、第三波が来ているんじゃないか、拡大したら大変だといって必死になっているときに、政府としては、いや、第三波じゃありませんよと言っている。危機感が感じられないですよ。私は、何か、意地でも第三波とは言...全文を見る
○山井委員 これも私は本気さが全く感じられません。第二次補正って、策定したのは六月ですよ。そのときは第二波も第三波も来るとは想定していなかったんですよ。あのときよりはるかに深刻化しています、状況は。  そして、結局、年末のボーナスも医療現場は半分に減っているとか、一番命がけで頑...全文を見る
○山井委員 この北海道の医師会の会長さんも、この増加傾向が一週間続けば医療崩壊すると言っているんですよ。そういうもう危機的な状況なんですよ。そういう中で、現場の医療従事者の方々、介護従事者の方まで命がけでやってくださっているわけですから、最大限感染拡大防止に取り組めと首相が指示し...全文を見る
○山井委員 そのためにも、財政支援がどうしても医療現場に対しては必要だと思います。口だけで言っても説得力がないんですよ。  繰り返し言いますよ。予備費がなかったら、私たちも言いません。コロナのために、緊急の予備費、あと七兆円あるわけですから、まさに今がその緊急事態だという認識を...全文を見る
○山井委員 いや、これは、経済にとっては、GoToキャンペーン、GoToトラベルが必要だというのは私も痛いほどわかります。それで助かっている業界はたくさんあります。一方では、その見直しがおくれてしまって、医療崩壊になって人の命が失われる、あるいは、それによってもっと立ち上がれない...全文を見る
11月18日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○山井委員 三十分間、コロナの感染拡大、GoToキャンペーン、そして休業支援金について質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、先ほど発表になりました東京都の一日の感染者の数は、四百九十三人と過去最多となりました。八月一日の四百七十二人を上回って過去最多となりました。...全文を見る
○山井委員 今後アドバイザリーボードの方々の検討も行うということですが、ということは、GoToキャンペーン、東京、これも見直しも含めて検討するということでよろしいですか。
○山井委員 ということは、これだけ急速に拡大しているということですから、その予断なくの中に、GoToトラベルの東京除外、GoToキャンペーンの見直し、そういうものも含まれると理解していいですか。
○山井委員 私も、GoToキャンペーン、GoToトラベル、GoToイートは経済の下支えのために極めて有効だと思っております。これは本当に大切な政策であり、これによって生活や命を救われている飲食店の方、観光地の方々がたくさんおられると思うんですね。そういう意味では、GoToキャンペ...全文を見る
○山井委員 今おっしゃいましたように、厳密に全ての七つの指標がステージ3でなくても、おおむねということで、それを参考にしながら検討するということを今もおっしゃいました。  となると、必ずしも全ての指標がステージ3を超えなくても、大幅にステージ3を超えている指標もあるわけですから...全文を見る
○山井委員 繰り返し言いますが、私も、基本的にはGoToトラベル、GoToキャンペーン、GoToイートは必要だと思っております、経済のために。ただ、感染拡大地域、感染拡大期においては一時ブレーキをかけるという判断も必要ではないかと思うんです。  といいますのが、きょう四百九十三...全文を見る
○山井委員 これは、都道府県知事が判断したら判断したらと、私には責任転嫁のように聞こえるんです。やはり、GoToキャンペーンは国の政策ですから。確かにこれは知事さんからしたら、地域経済のことや雇用のことを考えたら、なかなか知事さんの方からGoTo除外してくださいと言えないかもしれ...全文を見る
○山井委員 私の時間は三十分なんですから、一回戻ってください。  それで、もう戻ってもらって結構です。とにかく二万円では、ちょっと戻ってください。(発言する者あり)
○山井委員 いや、もういいです、時間に限りがあるので。  もう話にならない。飲食店の方や商店の方、怒っていますよ、二万円で、全くこれでは足しにならないといって。  いかに今の政府がやる気がないのか。これは、別に与野党でけんかするつもりないんですよ。幾ら何でも、時短協力金一日二...全文を見る
○山井委員 現状認識が余りにも甘過ぎる。これはもう年の瀬を越せないといって、商店の方、飲食店の方も生きるか死ぬかの瀬戸際なんですよ。そこに、一日休業や時短をして二万円、全く話になりません、これは。大幅にふやすべきだし、そのための予備費七兆円なんですから、それを使うべきだと申し上げ...全文を見る
○山井委員 そのあたり、いい答弁をしてくださったんですけれども、一般の人には伝わりませんので、ぜひQアンドAに加えていただきたいと思います。  それとともに、私も毎晩十人、二十人の方の相談に乗っているんですが、皆さんおっしゃっているのは、結局、非正規の方、アルバイト、日々雇用、...全文を見る
○山井委員 そうなんです。これは残念ながら、事業主の方は頑として休業はさせていないと。何でかというと、休業させましたかにサインすると、休業手当を払えと後で言われるんじゃないかということで、頑としてサインしない方が多いんですね。でも、もうそういうところに、いいえとサインされた方でも...全文を見る
○山井委員 田村大臣、申しわけないけれども、私も何十人も相談に乗りました。これは、申請した、あるいは相談しただけで、シフトを切られた、解雇になった、雇いどめになったという方がたくさんおられるんですよ。そういう情報はもう広がっていますから、今、田村大臣がおっしゃったように、同僚が申...全文を見る
○山井委員 ありがとうございます。  そういう周知をしていただいたら、さっき田村大臣がおっしゃったように、あ、それだったら早目に申請しようということが可能になるんです。  それで、次の質問ですが、実はこのパンフレットにも、登録型派遣の方々についてもアルバイトのシフトと日々雇用...全文を見る
○山井委員 二〇〇九年年末、長妻厚労大臣のとき、年越し派遣村というのでやって、ことしの年末もそういうことが起こりかねませんので、ぜひとも今のこともQアンドAにまた書いていただければと思います。  それで、最後、時間がないので二つ質問をセットでしますが、年末年始、これから失業、倒...全文を見る
○山井委員 まあ、そのことは引き続き議論したいと思いますし、きょう前向きに答弁いただいた部分はぜひQアンドAに加えていただければと思います。  ありがとうございました。
12月09日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○山井委員 三十分間質問をさせていただきます。  GoToトラベル、後ほど尾身会長に質問させていただきますが、冒頭、今までから田村大臣、長良課長に要望させていただいております休業支援金の質問をさせていただきたいと思います。  これは、休業手当がもらえない非正規雇用の方が非常に...全文を見る
○山井委員 これ、本当に私、一般論を言っているんじゃなくて、例えば、申請したいので書類を、サインしてくださいとか言っても、いやいや、チェックに三週間ぐらいかかるよと言われるわけで、となると、もう、今から相談したって年内は無理なんです。ついては、今、前向きな答弁をいただきましたけれ...全文を見る
○山井委員 十二月末から、三カ月ですから、少なくとも一月末というふうには理解したいと思います。  といいますのは、そうしないと申請できないんですよ。これで年を越せないという、本当に困っていられる方、めちゃくちゃ多いですから、一日も早く、一月末あるいは二月末、三月末ということで発...全文を見る
○山井委員 私も昔、ちょこっとですけれども、京大の大学院で酵母菌の研究とかやっておりましたので、その研究の、ちょっとだけのことはやっていましたけれども、そういうことも踏まえて言わせていただきますと、尾身会長に申し上げるのも恐れ多いですけれども、それは限界はありますよ。それで、何か...全文を見る
○山井委員 非常に重要な答弁をいただきました。ぜひその調査をやっていただきたいと思いますが、ぜひやっていただきたいということで、それをやっていただいたら、いつごろ、その結果、国民は知ることができますか。
○山井委員 やはり、私はさっきも言ったように大学院でも研究していましたから、私も持論は、エビデンス・ベースト・ポリシー、エビデンスに基づいた政策決定が必要なんです、これは。これはもう党派関係なく。  ところが、今一番問題なのは、その調査研究、今のところやる予定はない、やってもい...全文を見る
○山井委員 ステージ3相当ということは、東京も含めて一時停止すべきだということでよろしいですか。
○山井委員 人間も病気のときはお医者さんの言うことを聞くんですよ、健康なときはいいけれども。これだけの感染症で、未曽有の危機に陥っているときに、今、尾身会長がおっしゃったように、分科会の方々がやめるべきだと言いながら、政治の判断でそのお医者さんの言うことを聞かない。私はこれは大問...全文を見る
○山井委員 感謝の思いは形にして、お金にして、本気でやってくださいよ。看護師さんも介護職員さんも、家族にも会えず、ホテルに泊まって、命がけでやっておられるんです。ありがとうのキャンペーンもありがたいですよ。でも、やはりそれをお金で示しましょうよ。お金を全然出さないで、頑張ってくれ...全文を見る
○山井委員 火曜日の時点で、感染者は一日最多、二千百五十六人、重症者は五百三十六人、お亡くなりになった方は四十七人、最多。今、医療現場でお亡くなりになっていっているんですよ。そんなときに自己負担を決めるって、あり得ないでしょう。  今の議論は一定理解はしますが、それは平時の議論...全文を見る
○山井委員 それは尾身先生ですから、世界のことを御存じだと思いますよ、コロナ対策の権威ですから。  だから、尾身先生が知っておられる範囲では、今、田村大臣も笑っておられますが、尾身先生が御存じの範囲では、世界でそんな国はないということですか。
○山井委員 私も調べましたが、イタリアがちょこっとやっているという話はありますが、ほとんどやっている国は少ないです、極めて。  ということは、尾身会長、かなり大胆なこれは挑戦だと思いますよ。世界の国が人の移動を減らしているときに、日本は、GoToトラベルという、人の移動を税金を...全文を見る
○山井委員 最後の質問をさせていただきます、時間が来ましたので。  今おっしゃったように、尾身会長がおっしゃっているとおりなんです。GoToを否定しません。大事です。助かっている方は多いです。しかし、感染拡大地域、感染拡大時期にやるのは世界の常識に離れているということなんですね...全文を見る
○山井委員 予備費を活用してでもぜひやっていただきたいと思いますし、先ほど言った慰労金、介護とか医療とかの慰労金は数百億円でできますので、田村大臣、ぜひとも決断していただきたいと思います。  終わります。ありがとうございます。