山本幸三
やまもとこうぞう
小選挙区(福岡県第十区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月07日 | 第132回国会 衆議院 建設委員会 第2号 議事録を見る | ○山本(幸)委員 新進党の山本幸三でございます。新進党を代表して、両大臣の所信について御質問させていただきます。 まず最初に、今の質問にちょっと続けたいのですが、国土庁長官にお伺いしたいのですが、長官は六時ごろテレビで地震発生というのを知ったということなのですが、それを知って...全文を見る |
○山本(幸)委員 いや、国土庁長官から総理に対して、地震が発生したと、そういうことについての報告をされなかったのですか。 | ||
○山本(幸)委員 それはどうしてされなかったのでしょうか。 | ||
○山本(幸)委員 防災局を通じて秘書官から報告があった。そうすると、もうそれでストップして、官邸には国土庁長官から連絡をするということはない、そういうことはしないのですか。官邸は勝手に、知っておくべきだというふうに理解しておるのですか。 | ||
○山本(幸)委員 防災局のどなたから、官邸にいつ連絡が行っているのですか。 | ||
○山本(幸)委員 ということは、七時半ぐらいにやっと官邸に報告が行ったということなんですね。つまり、六時から七時半ぐらいまで約一時間半、対応が何らとられなかったということになると思うのですが、いかがですか。 | ||
○山本(幸)委員 七時半じゃなくて七時十分ということですが、大臣、この一時間十分、この空白というのはどのように考えられますか。 | ||
○山本(幸)委員 アメリカでは、もう地震が発生したら十分後か十五分後には大統領は知っているのですよ。あのサンフランシスコの地震のときに、大統領のところにはもう十五分後には行っているのですね、それは危機管理の長官から。 そういう点に比べると、我が国の対応というのは非常に問題があ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それから、ちょっとお伺いさせていただきたいのですが、災害対策基本法の百五条、災害緊急事態というものが想定されて、緊急災害対策本部というのが設置できることになっているのですが、今回はその災害緊急事態の布告というのをやらなかったわけですね。これはどうしてやらなかった...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そうですね。ここで、この法律で言っているのは、こういうことができるということですから、こういう事態が必要なときを考えているんでしょうが、それは物価の最高価格を決める、あるいは債務の支払いの延期をするというような必要があるときを想定していると思うのですね。 と...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そうすると、兵庫県警の認識と少し違うようですが、もし、今後そういう異常な物価高騰がある場合には、そういう措置をとる可能性はあるのですか。 | ||
○山本(幸)委員 現状はないということですから、そういう現状になったらやるということだというふうに理解します。 それでもう一つ、債務の支払いについて、この点は先ほども住宅金融公庫の例でも出ましたけれども、被災者が今一番頭を悩ましていることは、単に住宅金融公庫だけじゃなくて、住...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そういう役所の説明は要りません。大臣の政治家としての決断をお聞きすれば結構です、大変心強く思っておりますので。 それに、住宅金融公庫だけじゃなくて民間のローンだってあるし、単に住宅ローンだけじゃない、金融債務があるわけですね。そこのところまで考える必要がある...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それから、相続税と地価税の取り扱いについてお伺いしたいのです。 相続税は、残念ながらこの震災で亡くなられた方に関する相続についてはその時点、つまりその評価が落ちればそれなりにケースとして考えていくと思いますが、以前に相続が行われておったという場合に、しかし、...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そうすると、既に震災前に相続が行われていた場合には、もう払えなくなってしまった人が多いと思うのですけれども、物納にならざるを得ないのかなという気がしておりますが、ただ、この問題は当委員会でずっとやるのが適当かどうかちょっとわかりませんから、いずれ別途の機会に議論...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 大変心強い決意であります。 簗瀬政務次官、さきがけはこの特殊法人の整理合理化について大変積極的で、ある意味でいうと、さきがけの一つの看板になっているわけですね。その一員として、建設省の政務次官ですから、よもや期待に沿わないようなことはあり得ないと思いますけれ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 大変心強い御決意でありまして、私ども大いに期待したいと思いますし、逆に、何もできなかったら、厳しく責任を追及していきたいというように思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 次に、ちょっとこれは今後の政策と関係するので、こういう質問をさせていただいて...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 試験をしているみたいで大変申しわけないですけれども、最初の、地価は恐らく値下がりするでしょう、収益が下がりますからね、これはそのとおりだと思いますね。二番目と三番目は、私は違うと思う。反対だと思うのです。 二番目は、例えば農地から宅地に転用するというような場...全文を見る | ||
02月17日 | 第132回国会 衆議院 建設委員会 第5号 議事録を見る | ○山本(幸)委員 新進党の山本幸三でございます。 まず最初に、行革についてお伺いしたいと思います。 十一日未明に政府・与党間の折衝で、いわゆる特殊法人の見直しというものが結論が出たようでありますが、この政府の見直しについて、建設大臣並びに建設政務次官、そしてまた国土庁長官...全文を見る |
○山本(幸)委員 今、評価されるというように思っているということでありますが、例えば本四連絡公団というのは、これはもう九九年に事業を終わるわけですから、当然整理されるべきものですよね、もう当然のこと。それから、道路公団の見直しも当然そうでしょう。 ただ、今回のこの特殊法人の見...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 その数字が出なければ評価しょうがないのですね。つまり、税制改正法案の附則二十五条の規定で見直すときに、行政改革でどれだけお金が浮くのか、それ以外はもうふえる話ばかりなんですよね。それが出てこなければこの見直しなんてできないじゃないですか。いつそんな数字が出てくる...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そういう経費を節減する云々、そんなことはかり言ってたって何にも議論は進まないのですね。この行政改革、特殊法人の見直しで、それはきちんとは出ないと思いますよ、数字は。 しかし、少なくとも消費税率を上げるということは決めているのだから、そしてまた、その見直しでも...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 北海道や沖縄からも抗議があったけれども、しかし真剣に検討しなければならないというように税制改革に関する特別委員会でも答えておられますね。そのお言葉を、じゃこれから大いにやっていただくんだなというように理解きしていただきます。 それで、この行政改革について関連...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それじゃ、今度その住宅金融公庫法の一部を改正する法律というのが出て、いわゆる特別損失を将来に繰り延べよう、そうして特別損失として処理していこうということですね。これは私から見れば、つまり住宅金融公庫、どんどん事業をやって、そして赤字が出てくる、損失が出てくる、そ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それは、景気対策として住宅を大いにやったというのはわかりますよ。だけれども、そのときに、じゃ、それだけやれば将来これだけの負担が国民にかかりますよということをどれだけの人が理解していたかですね。正直言って、私は知らなかった。 今回こういう法案を見て、こんなこ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 どうもよくわかりませんが、では将来、特別措置は、今平成十七年度までということになっているんですね。それ以降は、もう特別損失というのはやらないというように決断しているんですか。 | ||
○山本(幸)委員 それじゃ、十七年以降はよほどのことがない限りやらないというように理解しておきますが、いずれにしても、こういう損失が出れば必ず穴埋めするということを繰り返していたら、それは金融公庫だって合理化しようとする意欲はわかないのですよ。それは、金額は少ないかもしれないけれ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 よくわかりませんが、地価がどういうふうにして決まるかということなのですね。これは常識的に考えれば、地価というのは、その土地を利用してどれだけの収益が将来上がるかということによって決まると思うのですね。そうすると、二戸建てで使っているよりも、高層のマンションでも建...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 その最初のあれが間違っているのですよ。保有税をかけたら土地を売って宅地供給がふえる、そんなことはあり得ない。それはどうしてあり得ないかというと、例えば、土地というのは全体の供給が決まっているのです。これは土地の一番、まあ埋め立ててそれはふえるかもしらぬけれども、...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 今お答えになったのは、全く私が言っていることをそのまま言われたわけですね。 つまり、農地にそれまでかかっていなかったから農地の供給が多かったのが、ほかの宅地と同じようにかければゆがみが是正されるわけですね。つまり、保有税というのはすべてに同じようにかけるとい...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 地価税というのは、地価を引き下げなければいかぬ、そういう観点から導入されたという話ですが、ではどうして地価が上がったのか。つまり、バブルがどうして起きたかという議論がはっきりしていなければ、どういう対策をとったらいいかというのはわからないわけですね、地価税が一番...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 その金融市場云々で、将来収益が上がるから地価が上がるというのは、これはバブルではない。これは、当然そういう将来の収益を見込んで地価に組み込まれるというのは、普通の地価の決定の理屈なのですね。バブルというのはそれで説明できない、先ほどの式で説明できない地価の高騰を...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 全然そのバブルというものがわかっていなくて、それでああでもないこうでもないといっていろいろなことをやってしまった。それで、その中に地価税が入っているというようなことで資源の配分をゆがめているのなら、こんなもの早くやめた方がいいのではないですか、そういうお考えはな...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 地価税を資産課税だから他の資産とのバランスで考えるというのは、これはまやかしの議論なんです。なぜならば、そういう資産とか所得とか消費とかのバランス論というのは、個人所得のレベルで考える話なんです。個人所得のレベルで資産と消費と所得でそれぞれバランスを考える税制と...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 時間が来ましたので、もっとやりたいのですが、どうも説得力のある議論が全然聞けません。もし保有課税なら、先ほど私が言ったように、保有課税というのは中立的に全部一律にかけるのなら意味がある。けれども、どこかだけを取り出してやると必ず資源配分にゆがみを生じる。そういう...全文を見る | ||
02月20日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号 議事録を見る | ○山本(幸)分科員 今、山崎委員のお話で、西九州自動車道のお話が出ましたけれども、私は反対側の東九州高速自動車道、この実現を千日一日のごとく待ち望んでいるものでありますけれども、九州で、北九州というのがかっては大変な大都会だったのですね。それは、鉄道がすべて門司や小倉、北九州から...全文を見る |
○山本(幸)分科員 その道路審議会の審議というのは、いつごろをめどにということも決まっていないのですか。そんなずるずるいつまでもやってもらっても困るので、それも見通しはぜひ示してもらいたいし、それから、その環境アセスメントもこれは同時並行してできないのですか。基本計画路線になって...全文を見る | ||
○山本(幸)分科員 一年もかけておっちらおっちらやられてしまっては困るので、ぜひ夏ぐらいまでには何とかやっていただきたいなという気がしておりますが、その辺ぜひよろしくお願いしたいと思います。 その道路審議会の見直しというのは当然、料全体系のあり方も入ると思いますが、ぜひ審議を...全文を見る | ||
○山本(幸)分科員 大臣の積極的な答弁、本当にありがとうございます。 次に、昨年末に地域高規格道路というものが提案されまして、この路線の指定ということで、各県にそういう候補地を出せということで挙がりまして、それで私どもの福岡県もその候補地を指定していったのですが、その直前に県...全文を見る | ||
○山本(幸)分科員 おっしゃるように、やはり県内の各市町村の要望を聞いた上で調整してやっていくような性質のものだと思うので、ぜひその点はもう一度話を聞いていただきたいし、再指定の要素として考えていただきたいと思います。そういう県内の調整がついていないで予算がつくというのは、私はあ...全文を見る | ||
○山本(幸)分科員 大臣も滝井市長さんの意を受けて大いにやっていただけると思いますので、ひとつよろしくお願いします。 それから、これは下水道の整備についてですが、実は福岡県では、政令指定都市、福岡市と北九州市を除くと大変下水道の整備がおくれております。私は、これは私どもの地域...全文を見る | ||
○山本(幸)分科員 ありがとうございます。 下水道の整備も、農水省や厚生省との関係もあります。私もきのう地元の村の地域へ行きましたら、せっかく圃場整備をやるんだけれども、それとあわせて下水道の整備もやってくれると助かるんだがなという声もありました。そういう意味でぜひ調整もして...全文を見る | ||
○山本(幸)分科員 よろしくお願いします。ありがとうございました。 | ||
02月21日 | 第132回国会 衆議院 建設委員会 第6号 議事録を見る | ○山本(幸)委員 新進党の山本幸三でございます。 何度も質問に立たせていただいて大変恐縮に思いますが、前回二回の私の質問で、二つの問題意識を持っておりまして、いろいろ聞かせていただきましたが、何とかその結末をつけるといいますか、そういう意味で再度質問させていただきたいと思いま...全文を見る |
○山本(幸)委員 土地の有利性をなくしていくということでありますが、もしそういうことを考えてやるなら、あらゆるものに一律にかけるというやり方でやらなければ資源の配分をゆがめますよ。どうもいまだに、私は一生懸命御説明したのですけれども、保有税の性格というのを理解しておられないように...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それは財源としての答弁になっていないのですよね。将来の予算でどういう項目で割り振りするかということで、どこから来ている財源を考えているのかということになっていない。私はこの点は、物事を考えていくと、要するに税収をどこで求めるかということに帰着する。つまり、住宅金...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 住宅を建設してきた、それに住宅金融公庫が大きな役割を果たしたというのは、ある意味でわかりますよ。だけれども、それが将来の消費税の値上げにつながるんだということを国民がはっきり知ったら、これは国民がそういう選択をするかどうかわからない。少なくとも私は、それについて...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 時間は来ているのですが、北村先生の御理解をいただいて、北村先生のお時間を使ってちょっと続けさせていただきたいと思いますが、その意味でぜひ大臣御検討を願いたいと思います。 今回のような処理は、これはほっておけば消費税の値上げにつながるというような話なんだ。その...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 どうもそういう程度の問題ではないのですよ。コンクリートで大体五百万トン、廃材で五百万トンあると言われている。これは想像を絶するような量なんです。これは置くところなんかありませんよ。どこに置くんですか、仮置き場に置くと言っても。 進んでいるのは、少なくとも私の...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 ぜひ実現して、そしてこれはまさに地元にとっても大変大切なことですから、大いにバックアップしていただきたいと思います。建設省も、そういう瓦れきの処理というのはこれは厚生省の話だということじゃなくて、やはり建物の問題でもあるし、あるいは場合によっては高速道路の処理の...全文を見る | ||
04月12日 | 第132回国会 衆議院 建設委員会 第11号 議事録を見る | ○山本(幸)委員 新進党の山本幸三であります。私は両案につきまして御質問させていただきます。 まず最初に、都市緑地保全法の一部を改正する法律案についてお伺いしたいのですが、私はこの改正案を見ていまして、なかなかいいことではないかとも思いますが、ただ、やろうとしていることが日本...全文を見る |
○山本(幸)委員 法体系の面から見るとそういう特徴なのかもしれませんが、今度、実態的な日本の都市計画の特徴というものを考えてみると、ある本によりますと、都市計画についての水なのですが、要するに日本の都市計画の特徴というのは四つある。一つは、絶対的な土地所有権というのが根本にある。...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 もちろん道路とか、国全体として考えなければいけないこともあるでしょう。ただ、おっしゃったように、町づくりについては住民が主体となるべきだということはそのとおりだと言われるわけですね。 ところが、日本の都市計画の制度では、住民が参加する公聴会というのは、これは...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 よくわかりませんが、大臣は、かつての社会党と社民運の共同提案のような趣旨で今後都市計画を考え直していくんだというお考えだという理解でいいんですか。 | ||
○山本(幸)委員 それは大変私は評価すべきことだと思います。その当時はどうもPKOの法案が重点でなかなか審議が行われなかったらしいんですけれども、その後、私どもも新党をつくって、そして地方分権ということを旗印に掲げているわけですから、恐らく時代もかなり変わってきているんだろうと思...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それでは、その点に関してはこれまでにしておきますが、いずれにしても、例えばこの法案でも、結局都道府県知事が改善命令を出すとか、やはり市町村だけのことではできないようになっている。だから、そういう常に上のレベルで監督していくというような姿勢がにじみ出ているのですよ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そうすると、ことしじゅうぐらいだと思うのですが、九二年の都市計画法の改正で、九六年までに用途地域の見直しとかいうことをやる予定になっていると思うのですが、そういう用途地域の見直しをやるというようなこととの整合性は考えておられますか。 | ||
○山本(幸)委員 今都市計画の基本的なことをお聞きしたのですが、というのは、私も外国で生活した経験があるのですけれども、どうも日本とアメリカの町並みというのは、私はアメリカしか経験がありませんが、違うのですね。アメリカの住宅地というのは本当にゆったりとして、子供も安心してその辺飛...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 消費者の利便に資するということですが、そうであれば、これは、この指定流通機構にアクセスできるのは業者だけなんですね。どうして消費者が直接アクセスできるようにできないのか。 というのは、かつてバブルが起こったときに、実はバブルというのはなかなかわからない現象な...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 その守秘義務がある云々というのは理屈にならないと思うのですね。そんな守秘義務のかかるようなものを登録するわけじゃないでしょう。だって、不動産屋に行ったら壁に張っているじゃないですか。そういうものを入れるわけでしょう。そうであれば、たくさんの消費者がアクセスできる...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 ちょっと気になったのですが、現存の公益法人の中からしか指定しないのですか。そんなこと書いてありますか。 | ||
○山本(幸)委員 公益法人じゃなければいけないということになっているのですか。 | ||
○山本(幸)委員 ちょっと時間が超過して申しわけないのですが、大臣、そこのところは十分気をつけていただかないと、もう公益法人になってしまうと、関係のある宅建協会がやっているものだけになってしまうとか、そういうことになってくるのですね。それはまた問題なんです。 例えば、ほかの教...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 以上で質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月20日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会 第26号 議事録を見る | ○山本(幸)委員 新進党の山本幸三でございます。 私は、昨年の十月の三十一日、この場所で行われました税制改革に関する特別委員会におきまして、村山政権の所得税減税政策は、金利を上昇させ一層の円高を招くので、景気対策としての効果が疑わしい、金利を早く引き下げるべきだという指摘を行...全文を見る |
○山本(幸)委員 全く原因の説明になっていない。メキシコ通貨危機を契機にした思惑等が原因である、あとは経過の説明ですね。思惑というのは一体何ですか。いかがですか。 | ||
○山本(幸)委員 思惑が予想だというなら、市場に参加している人で予想を立てない人なんかいない。だれでも予想を立てて行動するのです。それは本来の貿易取引であり、あるいは資本取引であり、特別の人が何か動かしているというようなものじゃないのです。 というのは、経企庁長官は先ほど投機...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それも為替の動きについての指摘でありまして、原因の説明ではない。私は、円高の原因というのは、短期の要因と中期の要因と長期の要因とそれぞれ分けて考える必要があると思います。 短期の要因というのは、これは株価と一緒で——短期というのはいろいろな籍収支とか貯蓄とか...全文を見る | ||
05月09日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号 議事録を見る | ○山本(幸)委員 新進党の山本幸三であります。 きょうは、特に円高問題について質問させていただきたいと思います。 実は、この問題については先般の予算委員会でもお聞きしたのですが、時間が余りなかったこともありまして十分な質疑応答ができませんでしたので、きょうは少し時間をいた...全文を見る |
○山本(幸)委員 もちろんさまざまな要素があると思いますが、私はそのさまざまな要素を一つ一つ聞いていきたいということなんです。今、アメリカの金利状況、メキシコの政治状況、欧州の政治状況、あるいは日米の貿易関係というのを挙げられました。 では、アメリカの金利状況、これについては...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そんなことを聞いているのじゃない。その前の状況を聞いているのですよね。円高の原因は何なんだと。すると、アメリカの金利が関係すると言われたのですよ、円高の原因としてアメリカの金利だと。その円高が起こった後に我々がとった政策と、その後にアメリカに要求している政策のこ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 答えになってない。それは、こういう円高が起こった後に日本の公定歩合を下げた。そのときに、アメリカに上げてくれということを言ったけれども受け入れてくれないという、事後の、後始末の、以降のことなんです。その前に何が起こったのだと。 つまり、アメリカの金利が下がっ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 ドイツが公定歩合を下げたのは三月三十一日なんです。円高、マルク高というのはずっと、九三年一月から実際始まっているのだけれども、急速に始まったのはことしの三月からです。それは一カ月間の円高の説明にはならないじゃないです。そのときは金利水準はどうなっていたのです。 | ||
○山本(幸)委員 そうすると、二月二十二日にグリーンスパンが、アメリカの金利は今後は上げることはない、維持するかあるいは緩和するかもしれない、そういう発言をしたということが円高の原因になった。そういうふうに考えているのですか、大蔵大臣。 | ||
○山本(幸)委員 もう一度言っておきますが、大蔵大臣に答えていただきたい。 つまり、そういう議論をルービン財務長官とかサマーズ財務次官とやらなきゃいけない。そのときに大蔵大臣がちゃんとやっているのかどうかということを私は知りたい。いいですか。 そうすると、大蔵大臣としては...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それでは、アメリカが金利を上げることはないと判断したと。そうすると、大蔵大臣は、円高というのは、金融政策の金利の面から考えれば、アメリカの金利と日本の金利の差によって決まる、しかもそれは名目金利だ、そういうふうに決まると考えているのです。 | ||
○山本(幸)委員 そういういろいろな要素というのは、これからじっくり一つずつ聞いていきます。聞いていきますが、問題を一つずつ片づけないと進まない。 まず、アメリカの金利。大蔵大臣としては、円高の原因、それはすべてでないかもしれない、しかし大きな原因の一つは、アメリカの金利が今...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 いろいろなことがあってわからないとか言えないとかいうのはだめなんです。そういう原因がわからなくてちゃんとした対策ができるわけはないんだから。 じゃ、今の対策は何なんです。そういうよくわからないものに対するいいかげんなものです。そんなことを言っているわけじゃな...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 今はそんな対策のことを聞いているんじゃない。対策は原因がはっきりわかってから出てくるんです。その原因がはっきり説明できないと対策もくそもない、効果の評価のしょうがない。私はそういう対策についてはこれから聞きます。しかしその前に、円高という問題が起こった。その原因...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 その思惑というのは、そのディーラーの思惑ということですが、特定のディーラーがある特定の思惑を持ってそれで相場を動かした。そして円高になった。そういう説明をされるんです。私は世の中で思惑を持たない人なんかいないと思います。 輸出業者だって、輸出してドルの売り持...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 経済状況から説明できないようなものになっていると。じゃ、そこを説明するのが思惑だ、そういうことです。そんな思惑だったら、特定の人が持っているというように説明するなら、それも一つの説明ですが、本当にそうなのかどうかわかりません。 そういうふうに経済の状況では説...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 私は、まず原因の解明をしたい。そこで先ほどからいろいろ聞いているわけですが、いろんな要素が絡まっている、だからいろんな要素とは何かということを一つ一つ詰めていこうじゃないかということでやっているわけです。 今、最初アメリカの金利が出てきた。それから今度日本の...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 それをどうして大蔵大臣が説明できないのです。 | ||
○山本(幸)委員 メキシコとそれをもとにした欧州の政情不安あるいは経済不安、私はこれはドル安、円高、マルク高の原因の説明にはならないと思うのです。なぜならば、メキシコでそういう不安が起こったら、今大臣も言われましたけれども、アメリカの金は戻っちゃった。したがってアメリカの株価が上...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 私が聞きたいのは、市場がどう判断しているかということを大蔵大臣はどう理解しているか、それが聞きたいんです。大蔵大臣は、市場はアメリカの金利動向とそして日米の経常収支の動向、この二つについて、円は上がるべきだというふうに判断したというふうに理解しているんです。 | ||
○山本(幸)委員 補正予算がどうのこうのとか規制緩和がどうのこうのというのは後の話。その前の、円高が急速に進んだその原因について何なのか、それがわかった後にやったことでしょう。とすると、対策としてそんなことをやるということは、何らかの原因と関係がある、だからやるんでしょうね。とこ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 資本収支の取引がこれだけ大きくなってくると、私は経常収支と為替レートは関係ないと思っている。そうすると、経常収支黒字というのは円高の原因の説明にはならない。しかも、一カ月、二カ月の短期の為替レートの変動を説明するときに、経常収支がどうのこうのと余り関係ない、ほと...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そうすると、結論としては、円高の原因はよくわからない、よくわからないけれども、どうも経済的ないわゆるファンダメンタルズと言われる条件からは外れているようだということだけは大臣の間では認識は一致した。しかし、なぜそうなったかということについてはわからない。それは市...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 経常収支の黒字と為替レートは関係ないというのは先ほど申し上げましたけれども、それについては後でゆっくり議論してもいいのです。理論的にも関係ないということは証明できる。 しかし、それよりも何よりも私が聞きたいのは、円高の原因についてははっきり答えられないという...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 どうもはっきり答えられないのです。それは、基礎的な条件より外れているとG7の大臣は一致したかもしれない。だけれども、それは現状の評価なんです。原因の解明じゃない。円高が起こった。その結果、現状の評価として基礎的な条件より外れているというふうに判断するというのは次...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 円高の原因は何かと質問して、その意味がわからないと言う大蔵大臣は私初めて聞きましたよ。そんなことがわからないような、これは幼稚園の生徒でもわかるじゃないです。原因は何だと聞いているのですから、この質問の意味がどうしてわからないのか。 それをはっきり説明できな...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 円高の原因についてとうとう明確な答えをいただけなかった。そういう意味では大変残念である。したがって、政策も対策というものも推して知るべしという気がいたします。 いずれまた機会を改めてお伺いさしていただきたいと思いますが、大変残念な答弁だったということを強調し...全文を見る | ||
05月30日 | 第132回国会 衆議院 商工委員会 第11号 議事録を見る | ○山本(幸)委員 新進党の山本幸三でございます。 きょうは大変有益な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。いろいろ勉強させていただきました。 その中で私は、全員の皆様方に共通な認識は、この日本の社会から少しでもごみを減らしたい、そして環境への負荷を...全文を見る |
○山本(幸)委員 おっしゃることはそのとおりだと思います。 ただ、そういうアボイデッドコストも含めて、プラスとしてかかる、余分にかかる費用が幾ら、それから、そのことによって焼却炉の経費が節減できる、あるいは延命化が図れるということによってアボイデッドコスト、これがどれぐらい出...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 そこのところ、私は先生と見解を異にするのですが、そのコストがどれだけかかるかということを明示することは、これは非常にこの法案の死命を制するぐらいのものだと思います。もしそれが不透明であれば、これは社会全体として本当に安いシステムができるかということは言えない。よ...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 大変ありがとうございました。 私も全く同じ考えでありまして、本来ならばこのごみ収集の部分は、一般会計でごっちゃにするのではなくて、特別会計なりあるいは別途経理なりをして、きちんとどれだけかかるのか、プラスになる部分と、あるいは先ほど永田先生が御指摘になった節...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 おっしゃるとおり、まさに効用、つまり限界効用と限界費用が一緒になって、それが各製品で均等化してバランスがとれる、そういうふうに社会は進むと思うのですね。ところが、このプラスチックの場合は、現状は確かに効用が高い、しかし、処理コストはかかってないのですね。これはも...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 本当にお気持ちはよくわかります。ただ、東京の処理場が一年数カ月で逼迫して しまうということになれば、これはこの法案は救いようにもならないですね。この法案の施行は二年後ですから、それ以降でしか働いてこない。したがって、東京都の問題というのはこの法案の成立いかんに...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 ぜひそういうふうになってもらいたいと思いますが、先ほど申し上げたように、まさに善意とか教育の効果とかいうのは大変大事だと私は思いますけれども、物事を考えるときに、一つの基準にしているのは、経済原則が人間の行動を原則として規定するという前提で議論をしているものです...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 指定法人の問題というのは、私はかなり大きいものだと思っております。先ほど申し上げたように、余分のコストがかかる、あるいは指定法人の御機嫌を伺わなければリサイクル業者というのは今後生きていけない、そういうことになってくる可能性がある。その意味で、私は通産省がどうし...全文を見る | ||
○山本(幸)委員 どうもありがとうございました。途中で大変失礼な言葉遣いがあったかもしれませんが、本意ではございませんので、ぜひお許しいただきたいと思います。 本当にありがとうございました。 |