山本幸三

やまもとこうぞう

小選挙区(福岡県第十区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

山本幸三の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第145回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。  きょうは、せっかくの機会でありますので、堺屋長官の対外経済問題に関する見解をぜひ聞かせていただきたいなと思って、大変期待いたしております。よろしくお願いします。  まず、この国際協力銀行というのは、我が国の金融面での対外経済関係...全文を見る
○山本(幸)委員 つまり、金融取引、長期資本収支の方に入ると思いますが、それはどういう意味を持つかというと、政府が意図的にそういう貸し付けをやり、ビロー・ザ・ラインの長期資本収支の流出という形にした場合に、これはいろいろな調整が行われて、その結果、国際収支表上の上の方では経常収支...全文を見る
○山本(幸)委員 そこで問題は、では、この経常収支の黒字ということについてどういうふうに考えるかということなんですね。  私は、これまで特にアメリカ政府から、日本は経常収支の黒字けしからぬと、ローレンス・サマーズなんかからしきりに言われて、そして、その経常収支の黒字を何とか減ら...全文を見る
○山本(幸)委員 そうすると、長官は、黒字は出ているかもしれないけれども、それはこの国際協力銀行のような形で、投資金融というような形で海外に還流させているから問題ない、むしろ財務省証券なんか買うよりはいいんだということで、サマーズさんの批判については、はっきりと、そういう理屈で黒...全文を見る
○山本(幸)委員 内需が少なくて輸出に頼っているということについては直さねばいかぬ、それは日本の独自の問題、それはそのとおりだと私も思います。  その際に、整理をするときに、いわゆる貯蓄・投資バランスというのがあります。貯蓄と投資のバランスというのがありまして、今おっしゃったこ...全文を見る
○山本(幸)委員 大変心強いお答えで私は意を強くしておるんですが、今後、サマーズさんが変なことを言ってきたら、何を言っているんだ、黒字で何が悪いということをぜひ言い返してもらいたい。  私は、ずうっとこのところの我が国の対外問題を担当する方々は、アメリカから黒字でけしからぬ、内...全文を見る
○山本(幸)委員 ちょっとそこのところが気になるんです。もう一回問題を整理し直しますと、アメリカのサマーズさんなんかの批判は、経常黒字を減らすため内需拡大しろということと、もう一つは、日本の市場は閉鎖的である。日本の市場が閉鎖的であるから輸入がふえなくて経常収支の黒字が日本にたま...全文を見る
○山本(幸)委員 貯蓄性向自体が変わってくれば、それは変わるんですね。ですが、私はちょっと、長官が言われるようにそういう議論をし出すと、アメリカに対して説得力がない、系列はおかしいじゃないかという話になっちゃうんじゃないかなという気がしているんですね。だから、そこは、むしろこうい...全文を見る
○山本(幸)委員 よくわかりました。おっしゃるとおり、為替レートは短期には予想で動きますから必ずしもそういうわけにはいかないですけれども、通常の議論をするときには、中期的にはそういう動きがあるだろうということで申し上げたわけです。  ただ、私が気にしているのは、私は、日本はそん...全文を見る
○山本(幸)委員 ありがとうございました。
03月30日第145回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○山本(幸)委員長代理 次に、上田勇君。
○山本(幸)委員長代理 簡潔にお願いします。
○山本(幸)委員長代理 次に、木島日出夫君。
○山本(幸)委員長代理 次に、保坂展人君。
○山本(幸)委員長代理 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  両参考人におかれましては、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。  次回は、明三十一日水曜日午前十時二十分理事会、午前十時三十分委員会を開会することと...全文を見る
04月13日第145回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。きょうは、参考人の皆さん方、本当に貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  私は、経済学は多少は知っているつもりでありますが、司法制度というのは全く素人でありまして、一体何を聞いたらいいのかわからないぐらいのレベルなんで...全文を見る
○山本(幸)委員 どうもありがとうございました。
04月20日第145回国会 衆議院 商工委員会 第10号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。  電気事業法、ガス事業法の改正は、私は規制緩和に沿った大変結構な流れであるというふうに評価しておりますが、せっかくの機会でありますので、ぜひ大臣にちょっと教えてもらいたいなと思っているんです。  最近、産業競争力会議というものがあ...全文を見る
○山本(幸)委員 かつてのような設備廃棄と違って、企業のバランスシート調整をねらうということなんですが、方向はよくわかりますが、ちょっとそのロジックがはっきりしないという気がするんです。企業のバランスシートがどういう状況だから設備が過剰であるということになるのかというのが、よくわ...全文を見る
○山本(幸)委員 大臣の御指摘、よくわかります。それで、ぜひ金融デフレ対策を、通産省からも私は声を上げてもらいたいというふうに思っているので、お願いしたいと思います。  もう一つ、二ページ目ですけれども、日本経済の問題でちょっと指摘だけしておきたいんですが、日本の経営者がしっか...全文を見る
○山本(幸)委員 今は表に出ていないということですが、ぜひ表に出るように、場合によっては、そういう自然エネルギーの電力は電力会社に買ってもらうんだというような政策を方向としてぜひ考えていただきたい、そのことを要望しまして、質問を終わります。
04月21日第145回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○山本(幸)委員 御指摘の修正案でございますが、本修正案におきましては、司法制度改革審議会において調査審議されるべき主要な事項につきまして、法律用語上の検討を踏まえて、「国民がより利用しやすい司法制度の実現、国民の司法制度への関与、法曹の在り方とその機能の充実強化」を例示すること...全文を見る
○山本(幸)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     司法制度改革審議会設置法案に対する附帯決議(案)   本法の施行に当たっては、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 政府は、審...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○衆議院議員(山本幸三君) 司法制度改革審議会設置法案に対する衆議院における修正部分について、その趣旨を御説明いたします。  政府提出の本法律案は、第二条において、審議会の所掌事務として、「審議会は、二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を明らかにし、司法制度の改革...全文を見る
05月26日第145回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○山本(幸)委員 本日は、参考人の皆さん方におかれましては、大変貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございました。それぞれ地域の実情を踏まえて、大きな課題を抱えておられるということで、大変胸を打たれるものがありました。  私も、自分の選挙区に田川地域を抱えているわけであり...全文を見る
○山本(幸)委員 問題点はよくわかりました。ありがとうございました。  次に、排水はそれなりにやられていますが、田川地域を見ていて、水の問題が非常に大きいのですね。鉱害復旧をやって、形は何となく外見的にはきれいに整ったように見えます。道路もできたり、農地も基盤整備できたり、家も...全文を見る
○山本(幸)委員 それに関連いたしますけれども、雇用対策として、産炭地域開発就労事業、あるいは特開事業、この点について山本町長さんは、ぜひ事業を継続していく必要があると。これはどういう形でやれば可能と考えておられるのでしょうか。
○山本(幸)委員 もう一つ指摘されましたのがボタ山の問題ですね。  ボタ山というのは今、平たくして木が生えていまして、何となくいいじゃないか、ゴルフ場にも使えるんじゃないかということなんですが、実は、これがまた厄介者でして、野焼きしたりすると地中に火がついてしまうんですよ。実際...全文を見る
○山本(幸)委員 ぜひよろしくお願いいたしたいと思いますし、また、国の方もぜひ協力してもらいたいと思っております。  もう一つ知事さんに、先ほどのお話で、指定法人に関して、期限後についても何らかの措置が必要だ、法的な措置が必要だと申されましたけれども、具体的にはどういうことが必...全文を見る
○山本(幸)委員 よくわかりました。ぜひ私どもの大きな課題として取り上げていきたい、そういうことを改めて感じた次第でございます。  次に、北海道の知事さんにお伺いいたします。  稼行炭鉱、二つあるわけですが、そのうちの太平洋炭鉱が北海道にあります。北海道として、太平洋炭鉱に対...全文を見る
○山本(幸)委員 先ほど釧路の市長さんから、二億六千万ぐらい支援しているというお話がありましたので、当然、北海道はその何倍か出しているのかなと思うのですけれども、やはり地元が相当の支援をするという姿勢がなければ、これは国民に対して説得力を持たないんですね。その辺はしっかりと、そう...全文を見る
○山本(幸)委員 大変貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。大いに参考になりまして、私どもの今後の審議に役立たせていただきたいと思います。  ちょっと時間が早いんですが、終わらせていただきます。
05月27日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。  私は、財政と金融の分離の問題についてお尋ねしたいと思っております。大蔵大臣、どうもありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。  財政と金融の分離が今回の中央省庁改編の中の一つのテーマになりまして、先般も民主党の鳩山議員が、...全文を見る
○山本(幸)委員 ありがとうございました。  せっかくの機会ですから、一つだけ大蔵大臣にお伺いしたいのですが、この表で私が非常に気にしているのは、昨年の暮れからマネタリーベースがすごく落ちちゃったんですね。これは、ある意味で言うと、今後の景気動向に大変大きな影響を与えるだろうと...全文を見る
○山本(幸)委員 あと一分半ありますので、最後に、総務庁長官、この金融と財政の一応の整理はついているわけですが、しかし、先ほど申し上げたように、金融の本質の問題あるいは危機管理の問題等で、これは将来、金融の分野では危機的な状況というのは何が起こるかわからない。それに今回のものでう...全文を見る
○山本(幸)委員 ありがとうございました。
06月30日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三でございます。きょうは、大蔵委員会で質問させていただきますことを大変光栄に存じております。  早速でありますが、時間がありませんので本題に入りたいと思います。  日本銀行、中央銀行の役割というのは物価の安定を図るということでありますが、そ...全文を見る
○山本(幸)委員 私は、せっかくこういう委員会に出ておられるのですから、総裁に答えてもらいたい。これは基本的な、実に金融政策の最も重要なところなんです。このことが日本の経済に対して大きな影響を与えるところなんですね。ぜひ総裁に答えてもらいたい。とても技術的な話だという場合にはもち...全文を見る
○山本(幸)委員 こんなことを説明しなければいけないというのは私は大変恐縮に思うが、今配らせていただいた資料の下の方にそのメカニズムが書いてある。たんす預金が減ると何が起こるかというと、個人のバランスシートから現金が減ります。現金が減って、その分は預金に回る。経済全体として考えれ...全文を見る
○山本(幸)委員 要するに、緩和を続けてきました、一生懸命やってきましたということを言うだけで、そのことでちゃんと結果が出ているということの検証がないのですね。  金融というのは、私は先ほどもマネタリーベースのところでお話ししましたけれども、日本銀行の政策運営の大きな問題は、マ...全文を見る
○山本(幸)委員 マネタリーベースだけで金融の繁閑を判断するのは難しいと。では、あなた方は、日本の中小企業の経営者は資金需要なんてありません、困っていません、そんなことをおっしゃるつもりでいるんですか。我々は選挙区へ帰ったら、何とか融資をしてくれ、そういう相談ばかり受けている。そ...全文を見る
○山本(幸)委員 私はちっともそう思わない。中小企業経営者は困っていますよ。  それで、マネタリーベース、マネーサプライ、そういうものがそれほど伸びていない。それは、おっしゃったように、日本の金融システムにリスクが起きて、いろいろ問題が起きてそういう仲介機能が衰えているんだ。そ...全文を見る
07月02日第145回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○山本(幸)委員長代理 御静粛にお願いします。
07月21日第145回国会 衆議院 商工委員会 第19号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。  きょうは、公正な取引という問題について、一つ具体的なケースを取り上げて御質問したいと思っております。  先般、テレビや新聞報道を見ておりましたら、通産大臣は、日米財界人会議で、これはビデオで出られたということでありますけれども、...全文を見る
○山本(幸)委員 その審査は大いに進めてもらわなきゃいけませんけれども、ちょっとお伺いしますけれども、こういうふうに値段を一方的にその会社についてだけつり上げる、輸入している限り懲罰的な価格にするというようなやり方、あるいは、日本電気硝子とニッショーとの間では独占的な代理店契約が...全文を見る
○山本(幸)委員 この辺は、私は公取の存在意義が問われている話だと思うのですね。常識的に考えれば、もう明らかに不公正な取引ですよ、これは。それを公取としてはしっかりと証拠固め等をしていかなければいけないということだろうと思いますから、大いに頑張ってもらいたいと思います。  こん...全文を見る
○山本(幸)委員 まさにその辺をねらってやっているので、迅速にやっていただきたい、そのことをぜひお願いしたいと思います。  ところで、この日本電気硝子は、ニッショーを通じて韓国に対して輸出しているのですが、品種によってちょっと違うのですが、国内でその特殊ガラスを卸すときは、平均...全文を見る
○山本(幸)委員 韓国の方は、これはダンピングであるという提訴を準備しているというふうに聞いています。本来はそれが始まってからの問題だろうと思いますけれども、ぜひ通産省の方も、しかも公取の方も、逆に考えれば日本で不当に高くやっているということですから、その辺の問題意識を持ってこれ...全文を見る
○山本(幸)委員 そこのところは、私は、厚生省として何も言えないというような立場じゃないんじゃないかなと思うんですね。これは命にかかわる話になる。あるいは、実はナイガイとある製薬会社と共同で開発しているものは、海外に出されている製品で非常に有力なものがある。つまり、それがストップ...全文を見る
○山本(幸)委員 以上で終わります。
07月21日第145回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。  きょうは、商法改正の問題と、それから少し個別の話についてお伺いしたいと思っております。  商法を改正して株式の交換制度、株式移転をやりやすくする制度を導入する、これは基本的には結構なことじゃないかなというように思って評価している...全文を見る
○山本(幸)委員 おっしゃったことがそのとおりいけば大変結構なことなんですが、実はちょっと気になることがあったのは、総理のもとの産業競争力会議というのがありますが、そこで、六月の初めに経済界の方から、この持ち株会社の成立、企業買収をしやすくする株式交換制度を可能とするような商法改...全文を見る
○山本(幸)委員 おっしゃったように、株価というのはまさにいろいろな要素で決まるんですね。何もこの法案が通らないから株価が暴落するなんということを、勝手なことを言ってもらっちゃ困る。私は、株価というのはその企業の将来の収益が向上すれば上がる、これが基本的な考え方だろうと思うんです...全文を見る
○山本(幸)委員 おっしゃるとおりだと思いますね。まさに商法の体系というのは、使いやすくする、そういう基盤を整備するという意味で大変重要なことだと思うし、その意味で、私は、こういうように、やりたければ子会社化あるいは株式移転というのがスムーズにできるように整備するというのは大変重...全文を見る
○山本(幸)委員 そういうふうにふえてくるのは結構ですが、私は、公正取引委員会はやはりこれから自由化あるいは規制緩和というのが進みますと、むしろその役割はさらに大きくなる。特に、自由な競争あるいは公正な取引ということが確保されることは、ある意味でいうと、このような商法の改正によっ...全文を見る
○山本(幸)委員 この点はぜひフォローしていきたいと思いますので、しっかりやっていただきたい、そのことをお願いして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
07月23日第145回国会 衆議院 法務委員会 第24号
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○山本(幸)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     商法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たっては、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 ...全文を見る
08月02日第145回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。  きょうは、金融問題に集中して質問いたします。  時間がありませんので、すぐ本題に入りますが、まず第一に、先ほどもお話があったわけですが、金融機関破綻処理行政の問題についてお伺いしたいと思います。  過去五年間、いろいろな出来事...全文を見る
○山本(幸)委員 大臣の所感、本当にそういうことだろうと思いますが、ぜひ、先ほども申されたように反省して、これからの新しい行政に向かっていただきたいと思います。  次に、長銀や日債銀、これから破綻処理をしまして譲渡先を見つけるわけでありますけれども、新聞紙上によりますと、いろい...全文を見る
○山本(幸)委員 そこのところは、原理原則はしっかりとして、本当に、一般的に見ていいとこ取りだけされたというような評価にならないようにぜひ気をつけていただきたいなというふうに思っております。  次に、ペイオフの解禁についてお伺いしたいと思います。  私は、原理主義者かなと思っ...全文を見る
○山本(幸)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、資本注入した銀行の健全化計画のフォローアップというのが行われているわけでありますけれども、これは法律でそういうことが義務づけられているわけですね。  その中で最近ちょっと気になりましたのは、中小企業向けの貸し出し...全文を見る
○山本(幸)委員 ぜひ大いにしっかりやってもらいたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
08月12日第145回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第7号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。  我が自由民主党では、この石炭対策について、党内に石炭対策特別委員会を設けまして、北村委員長のもとに精力的に議論を重ねてまいりました。また、私の出身であります福岡県では、自見庄三郎県連会長のもとに関連の議員懇談会をつくって、また精力...全文を見る
○山本(幸)委員 ありがとうございます。ぜひ十分に実態を踏まえて検証しながら進めていただきたいと思います。  次に、産炭地の振興策ですが、いわゆる六条市町村についても、実情を踏まえて激変緩和措置の対象にしていただくことになりまして、私どもは大変ありがたく思っているわけであります...全文を見る
○山本(幸)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは、最後に大臣にお伺いしたいのですが、産炭地はこれから指定法人によって対策が、特定鉱害、いわゆる浅所陥没等については行われていくわけでありますが、この指定法人は、国と県がその財源を拠出してやっていく。  ただ、浅...全文を見る
○山本(幸)委員 ぜひよろしくお願いします。  それではこれで質問を終わります。ありがとうございました。
08月13日第145回国会 衆議院 法務委員会 第28号
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○山本(幸)委員 動議を提出いたします。  趣旨弁明を五分以内に制限する動議を提出いたします。
○山本(幸)委員 動議を提出いたします。  討論を三分以内に制限する動議を提出いたします。
○山本(幸)委員 動議を提出いたします。  討論は三分以内に制限することの動議を提出いたします。
○山本(幸)委員 私は、ただいま議題となりました坂上富男君外六名提出の杉浦正健法務委員長に対する不信任動議に対し、自由民主党、公明党・改革クラブ及び自由党を代表して、断固反対の討論を行うものであります。  今国会の本委員会には、継続審議とされた法案も含めて多くの重要な法案が付託...全文を見る
○山本(幸)委員長代理 社会民主党・市民連合の質疑持ち時間はあと五分でございます。     〔山本(幸)委員長代理退席、委員長着席〕
○山本(幸)委員 動議を提出いたします。  これにて両案に対する質疑を終局されることを望みます。
12月07日第146回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○山本(幸)議員 調停委員は、この法案で書いておりますけれども、今回の場合は、債務者の経済的再生を図るという意味で全体像を見る必要がございますので、企業の経営、会計、税務あるいは資産の評価等についての専門的な知識を持った方々にお願いしたいと考えております。  今、民事調停委員は...全文を見る
○山本(幸)議員 民事調停の場合は、免除される債務の額に応じて金額が決まってくるということがございます。ただ、債務の金額がわからない場合には五千五十円の申し立て費用、それから文書等を出す場合の郵便費用が若干かかります。免除する額によりまして……(若松委員「テーブルがあるわけですね...全文を見る
○山本(幸)議員 御指摘のように、現在は調停委員が午前、午後勤めて一万七千五百円ぐらいをいただけるということでございますけれども、それは不十分だという意見もございますので、これは今後考えなければなりません。  ただ、私どもは、税理士会の方々とも話しておりまして、例えば今回のもの...全文を見る
○山本(幸)議員 御指摘のように、昨年の金融国会における不動産関連権利等調整法におきましては、まさに調整をやりまして、債務免除、債権放棄した場合には直ちに自動的にその分が損金処理できるという規定を置いてございました。これが批判の対象にもなったわけでありますけれども、他方、こういう...全文を見る
○山本(幸)議員 そのところが私ども一番苦労したところでございまして、最高裁の方にもいろいろ、相当詰めた議論をしましたし、そして国税庁とも相当詰めた議論をして、国税庁としても最大限、ここまでは答弁できますという形で先ほど御答弁いただいたところであります。  私どもとしても、実効...全文を見る
○山本(幸)議員 国税庁から聞いているところでは、一般の民事調停は税務判断とは全く違う話だから、それで出た結論については、税務当局としてはまさに法人税基本通達に乗るかどうかをゼロからやります、個別ケースに基づいて判断していきますということでございます。  ただ、特定調停について...全文を見る
○山本(幸)議員 サラ金の関係者とは直接話し合いはしておりません。日弁連とは立案の当初から話し合いをさせていただいております。  話し合いをしておりませんでしたが、私のところには貸金業業界からは、この法案はけしからぬ、我々の権利を踏みにじって債務者ばかりが得をするようなものでは...全文を見る
○山本(幸)議員 まず、私の理解するところの倒産法制に関する改正検討事項との関係でございます。  平成九年十二月に法務省の民事局参事官室から出ておりますが、この中に、経済的に破綻した債務者を当事者とする調停事件についての改正の要否の問題が取り上げられておりまして、改正の方向性と...全文を見る
○山本(幸)議員 おっしゃったように、今回の場合は特定債務者の経済的再生を図るということを見なければなりませんので、そういう債務者の債権債務関係あるいは支払い能力等を全体として把握する必要があると思います。その再生を図るためには、債権者との間で一般の民事調停とは少し踏み込んだ形の...全文を見る
○山本(幸)議員 企業の労働者が未払い賃金の給与債権に基づきまして債務名義を取得いたしまして、これによって当該企業の財産に対し民事執行手続を開始するという事態、これはかなり例外的な事態だと思いますけれども、そういう場合には、他の債権者も強制的な手続を開始する可能性が高く、当事者間...全文を見る
○山本(幸)議員 第九条でございますが、これは、特定調停の結果について利害関係を有する者のうち関係権利者については調停委員会の許可を要することなく特定調停手続に参加することができるものとする規定でございまして、現行の民事調停法第十一条一項の規定、すなわち、調停の結果について利害関...全文を見る
○山本(幸)議員 先ほどの御質問にございました七条一項のただし書きの規定それからこの第十四条第二項の規定は、この法案を立法するに当たりまして民主党の先生方との議論をさせていただきました折に、民主党の先生方の強い御意向がございまして、それで導入したものでございます。  先ほどのも...全文を見る
○山本(幸)議員 この部分は、特定債務者や関係権利者が提出を求められることとなる資料について、どういう資料を用意してくださいというような技術的、細目的なことについて最高裁規則で決めてもらうということになろうと思っております。具体的には、最高裁判所において検討をしていただくことにな...全文を見る
○山本(幸)議員 御指摘のように、本特定調停では、一般の民事調停とは違いまして、民事執行手続を停止する場合に、無担保での停止も認めることとしております。その担保の有無あるいはその額は裁判所の裁量にゆだねられるわけではございますけれども、裁判所は、特定調停成立の見込み、民事執行手続...全文を見る
○山本(幸)議員 先生の御主張はよくわかりますが、民事執行手続の停止の制度は、特定債務者について、調停によりその経済的再生に資するための債権債務の調整が期待できる実情がある場合において、債権者による民事執行の手続が進行することによりまして特定債務者の経済的基盤が失われることを防ぐ...全文を見る
○山本(幸)議員 連帯保証に基づく執行手続についても、特定調停の目的ということに合致すれば、当然執行停止をすることができると思います。
○山本(幸)議員 その場合、保証人も特定調停の当事者ということになっている必要があるのではないかと思います。
○山本(幸)議員 質問の御趣旨は、一部反対する債権者も拘束できるような制度が採用できないかということではないかと思いますけれども、反対する債権者をも拘束する制度を採用することは、当事者の合意を基本とする民事調停手続の本質にかかわる問題でございますので、これは難しいというように考え...全文を見る
○山本(幸)議員 現行の民事調停における裁判所の決定は、当然残ります。  ただ、その場合でも、その内容は、経済的再生に資するとの観点から公正かつ妥当で経済的合理性を有するものでなければならないという制約はかかります。
○山本(幸)議員 ちょっと最高裁がいないので正確な数字じゃないかもしれませんが、民事調停事件は、昨年で大体二十四万九千件ぐらいございます。そのうち、十九万件ぐらいがサラ金、クレジット関係と言われておりますので、これは個人だと思います。それ以外が個人の事業者ないしは法人ということに...全文を見る
○山本(幸)議員 御指摘の点は大変残念なことであるし、そういうことをそのまま放置していれば日本の社会自体が崩壊してしまうと私は大変な危機感を持っております。  その意味で、個人のみならず会社の経営者、特に中小零細企業の経営者がそういう事態に至ったときに何らかの再生を図るような手...全文を見る
○山本(幸)議員 対象になると思われる方は、現在でも既に一般の民事調停で行われておりますサラ金、クレジット関係のいわゆる多重債務者は大いに対象になってくるのではないかと思いますし、御指摘の住宅ローンについても、これからまさに返済条件が厳しくなる。そして、自分の仕事が維持できてちゃ...全文を見る
○山本(幸)議員 その点は、私どもも問題意識を持っておりまして、最高裁に対しては大丈夫かということを念を押しておりますが、最高裁の方は大丈夫ですというふうに言っていただいておりまして、そこは最高裁を信頼したいと思いますが、しかし同時に、おっしゃったように、これまでの状況とは違う事...全文を見る
○山本(幸)議員 その点は、いわゆる現行の民事調停も職権探知主義ということでありまして、調停委員会が職権でもって一切の事情を調べて判断するということになっております。  これは、疑い出せば切りがないわけでありますけれども、しかし、今回の法案では、そういうモラルハザードを防ぐとい...全文を見る
○山本(幸)議員 過料の金額は、他の民事調停における過料等との均衡で考えて決めております。  例えば、現行の民事調停では不出頭に対して五万円以下の過料、他方、調停前の措置命令違反に対しては十万円以下ということになっておりまして、単なる不出頭よりも重い制裁が科せられてしかるべきだ...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○衆議院議員(山本幸三君) この法案では債権者の数が単数であろうと複数であろうと区別をつけておりませんので、当然単数の債権者の場合であっても対象になります。
○衆議院議員(山本幸三君) 原理的には、いかなる形態の法人、大企業であろうと可能でございます。  ただ、その場合に、権利関係が大変複雑でとても調停でできるのかというようなことがございますので、そこのところは調停委員会がそれを適当と認めるかどうかというところはございますけれども、...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 御指摘のように、対象となる債権者をこの債権者でやろうということはできますが、ただその場合、十五条で、調停条項案が再生に資するために公正かつ妥当で経済的合理性を有するものでなければならないという制約がかかってまいりますので、外した債権者との関係においてそ...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 第十一条は、事件が特定調停に適さないと認められる場合等に、調停委員会が特定調停事件を終了させることができる旨を定めております。すなわち、民事調停におきましては、一般に「調停委員会は、事件が性質上調停をするのに適当でないと認めるとき、又は当事者が不当な目...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 十二条で文書提出命令、これはこの特定調停が債務者の全体像を明らかにして、そして経済的再生を図ろうという目的を持っておりますので、そのために特に必要がある場合には調停委員会が文書提出命令をかけられるという規定を置いて、できるだけそういう実効を上げようとし...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 当事者も当然閲覧できます。  民事訴訟法による提出命令は、当事者の申し出に基づいて、つまり当事者が自分の主張を通すためにこういう文書を出してくださいよということで、当事者の主張といいますか、それの一部としてやるわけですね。したがいまして、まさにその訴...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 御指摘のように、昨年の金融国会で出ておりました不動産関連権利等調整法、略称でそう私ども呼んでおりますが、その中では、御指摘のように債権放棄した場合の無税償却、そして債務免除益については過去の累積損失との相殺ということを法律上明記しておりました。これは御...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 私の発言についての御質問でございますので。  昨年の金融国会のときは、特にそれもゼネコンだけと考えたわけじゃないと思いますけれども、法人だけを対象にしておりました不動産権利等調整法でしたからそういう議論がございました。先ほど亀井先生から申し上げたよう...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 御指摘のように、第七条で調停が成立の可能性がある場合に民事執行手続が行われますと、基盤となる財産が失われたりいたしますので、それを防ぐという意味で調停が成立するまでの間、一時的でありますけれども、裁判所は執行停止をすることができるという規定を置いており...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) この七条の規定では「申立てにより、」ということで、当事者から裁判所に申し立てがあった場合に裁判所がそれを判断してやるということでございます。
○衆議院議員(山本幸三君) 租税債権についての滞納処分がある場合に、これはそもそも民事調停の対象になっていないということで、この特定調停の対象になっていないということは先ほど申し上げたとおりでございます。  この十四条の官庁または公署その他適当と認めるものに意見の聴取を求めるこ...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) この租税債権のところは、徴収法等に基づいた範囲の議論であろうと思いまして、それはそういう法制上なかなか一部免除とかいうようなことは難しいと理解しておりますし、これはやはり民事調停の、民事上の紛争処理ということで限定して考えるのが筋ではないか。  その...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 結論的に申し上げれば、おっしゃるとおりでございます。  この規定は、経緯を申し上げますと、この法案をつくっておりましたときに、特に民主党さんの方からこういう規定を入れてもらいたいという御指摘がございまして、私どもも大いに結構なことではないかということ...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 昨年の金融再生国会で内閣提出の不動産に関連する権利等の調整に関する臨時措置法がございましたけれども、これも法人が対象でありますが、不動産の効果的な処分を通じて企業の再建を図る。そしてまた、金融機関の不良債権の自主的処理を促進するために総理府に不動産関連...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) おっしゃったように、そこのところが一番実際の処理をするときには大変重要な点だと思います。  そこで、国税庁の、税務当局の個別の判断というのはこれは動かしがたいわけでありますけれども、しかし、この特定調停制度の趣旨は十分に理解してもらうという確約をいた...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) この辺は法文上の書き方で、民事調停の世界では従来意見を求めることができるという規定が通常でありまして、それを強めて一歩踏み込むというところは、従来の合意ベースで話をするような、民事調停の世界ではこれもちょっと異常なんですが、それでも踏み込もうという決断...全文を見る