山本幸三

やまもとこうぞう

小選挙区(福岡県第十区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

山本幸三の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三でございます。  きょうは、参考人の皆さん、御苦労さんでございます。これから長いおつき合いになると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  時間が限られておりますので早速本題に入りたいと思いますが、まず、今御三人の所信を伺いまして...全文を見る
○山本(幸)委員 何か評価するような感じでありましたけれども、日本銀行総裁というのは、全力でやっているとか信念があるだとか、そんなことは関係ないんですよ。結果なんですよ。結果責任を負う仕事なんです。  それで見ると、もう結果は明らかじゃないですか。名目GDP、五百二十二兆円が五...全文を見る
○山本(幸)委員 どうも情けないね。この結果だけ見れば、史上最低の日本銀行総裁ですよ。すべて悪くなっているんだ。いいことなんかない。そういう総括をきちっとして、結果責任をとるのが日本銀行総裁だ、その職務だということをはっきり認識してもらいたいと思います。  それでは、あなたは、...全文を見る
○山本(幸)委員 もうちょっとはっきり聞きたいんですが……(発言する者あり)いろいろうるさいんですが、政治家は結果責任をとらされるんですよ。内閣だってだめになればつぶれるし、政治家個人だって選挙におっこちるということで結果責任をとらされるんだ。日銀総裁は、一たんなっちゃったら責任...全文を見る
○山本(幸)委員 日本銀行として、デフレ克服に対して、結果が出なかったら責任をとるとはっきり言明されたというように理解しております。  それでは、デフレ克服のためにどうするか。私は、岩田さんと同じように、物価安定数値目標政策をはっきりととるべきだ、それを目標として思い切った金融...全文を見る
○山本(幸)委員 今があなたの一番のチャンスなんですね。本当にデフレ克服に覚悟を持ってやると市場にはっきりと訴えることができるかどうか。このときに、このタイミングに、自分は結果責任についてこれだけ負いますよ、命がけでやりますよ、できなかったら責任をとるんだということをはっきりする...全文を見る
○山本(幸)委員 地道な努力なんて、わけのわからない言葉は使わないでくださいよ。  流動性を供給したら、では何が起こるか、詰めましょうか。では、銀行から国債を買い切りオペで続けていったら、銀行はどうしますか。
○山本(幸)委員 私の質問に答えていないんですが、銀行が貸し出しをふやさなければデフレを克服できないなんというは、そんなことはないんですよ。  これは岩田さんがよく知っているけれども、一九三〇年代の昭和恐慌のときと、アメリカのときと、高橋財政が始まってもルーズベルトが来ても、一...全文を見る
○山本(幸)委員 私と議論するときに、地道だとかそんなわけのわからぬ言葉を使わないでくださいと言っているんですよ。  あなたがおっしゃったように、日本銀行が長期国債買い切りをやれば、民間銀行は今度は市場から国債を買うかあるいは外債を買うか、場合によったら、まあ株は限度があるから...全文を見る
○山本(幸)委員 そんなばかな議論をしないでくださいよ。私だって金融論を四年間教えていたんだから。  民間銀行が国債を買えば、それは政府から買うかもしれないし、あるいは恐らく市場から買うでしょう。そうしたら、売った人の預金口座に入れるんだから、マネーサプライはふえるんですよ。あ...全文を見る
○山本(幸)委員 マネタリーベースを伸ばしてもふえないというのは、それはまたストップ・アンド・ゴーをやっているからふえないんですよ。おっしゃったように通貨乗数が落ちているんだったら、その落ちた分を考えてどんどんふやせば、必ずふえていきますよ。もしそれがふえないとあなたが言うんだっ...全文を見る
○山本(幸)委員 どうもあなたは、最初の、国債買い切りを続けていったらそういう経路があるということを理解しておられないように思いますし、その結果、何か少し、小出し、後追いを結局続けるような印象を持ちまして、大変危惧を感じています。  もう二日間ありますから、二十日のあなたの就任...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○山本(幸)議員 お答え申し上げます。  債権の売却先として特定債権回収機関というのを規定しているわけでありますけれども、それは本法の第二条第二項各号に列挙されておりまして、御指摘のようにサービサーとかRCCとかがあるわけでありますが、RCCが入っております第四号に「金融機関等...全文を見る
○山本(幸)議員 法律的には余地はございます。ただ現状では、そういう処理をする必要が実態としてないんではないかという印象は持っておりますが、法律的には、必要と認められれば余地はあるということでございます。
○山本(幸)議員 今回閣法で提出される法案の中に、これが成立するとこの法案は廃止されるという規定が入っております。そして経過規定で、従前のものは、従前でやったものは効力を有するという規定がちゃんと入っております。
○山本(幸)議員 破綻懸念先をどういうふうに判断するかですけれども、そこはちょっと、私どもは、破綻懸念先以下というのは、いわゆるもう見込みが厳しいということで、不良債権そのものだというように一応考えております。それから上、要管理先、要注意先ということになると、これはおっしゃるよう...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○衆議院議員(山本幸三君) 本法律によりまして、現在までの実績といたしましては、平成十三年度及び十四年度、これは主要行におきましてヒアリングをした結果でございますけれども、大体、千四百五十六債務者のうち七一%、千三十五債務者について本法が利用されているという状況でございます。つま...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) 私は、先生のおっしゃったこと、全く同感であります。これを当初立法いたしましたのは、平成十年に私どもの金融再生トータルプランというのを作りました。そのときに、不良債権処理を金融機関からもやらなきゃいけない、しかしそれは同時に借りている人のためにもなるよう...全文を見る
○衆議院議員(山本幸三君) この法律は、先ほどもお答え申し上げましたけれども、元々平成十年の金融再生トータルプランを受けましてできたわけでございまして、不良債権処理を促進するためということで始まりました。したがいまして、RCCが、その後、健全金融機関からの破綻懸念先以下の債権を譲...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
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○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三でございます。  きょうは、りそな銀行関係の皆さん方に参考人でおいでいただきまして、ありがとうございます。  私も日本銀行以外に質問するのは珍しいものですから、きょうは少しリズムが違うかもしれませんけれども、御質問申し上げたいと思います。...全文を見る
○山本(幸)委員 ということは、あなたは無能な経営者ということじゃないですか。増資を三月、やったんでしょう、一千二百億円。こんなふうな繰り延べ税金資産で厳しく見られるということが当然予想されたわけですよ、去年の、公認会計士協会から指針が出ているわけですから。それを予想もできなくて...全文を見る
○山本(幸)委員 そうなると、今度は監査法人との関係が問題になるんですね。そもそも、おたくの銀行と新日本さんとの関係というのは、大体どういう関係だったんですか。増資のときも当然相談したと今おっしゃられましたね。通常の毎年の決算はこれまで認められてきたし、そして中間決算だってやった...全文を見る
○山本(幸)委員 あなた、さっき増資のときには監査法人と相談して、そのときには自己資本比率は六%強維持できると判断したと言ったじゃないですか。それは監査法人と相談してそういう見込みをつくったんでしょう。そうじゃないんですか。
○山本(幸)委員 それじゃ、新日本監査法人さんに聞きますが、銀行と話し合って、そういうことを三月の増資のときには言っていたんですね。
○山本(幸)委員 あなた、国会を侮辱するつもりですか。国会の権威をないがしろにして、何も答えられないなら、そんなことなら証人喚問だってやりますよ。そうしたら答えないことなんかできないんだよ。  あなた、そんなことも調べてきてないんですか。三月の増資のときに相談を受けて、ちゃんと...全文を見る
○山本(幸)委員 余りに国会をばかにしているとしか思えない。二兆円という国費が入っているんですよ、国民の税金が、あなた方の判断で。この繰り延べ税金資産を五月に変えるということがなければ、それは起こらなかった。だけれども、その前提は、三月の増資のときなんか、ちゃんとできるというふう...全文を見る
○山本(幸)委員 形式的に、財務諸表が出てから、見て何か言うだけだと言っていますが、そんなことじゃないというのはみんなわかっているんですよ。それは、増資のときには当然そういう相談をしているはずなんだよ。していなければ、監査法人として経営実態なんてわからないでしょう。  しかも、...全文を見る
○山本(幸)委員 知らないでこんな国会に出てくるなんて何事ですか。ちゃんと調べてくるのが当然でしょうが。自分のところの社員じゃないですか。何を考えているんですか。では、だれが知っているんですか、だれが。
○山本(幸)委員 勝田さんにもう一度お伺いしますが、先ほど、増資のときには監査法人とも相談して、六%ぐらい確保できると言ったということは、再確認できますね。
○山本(幸)委員 そうすると、その三月の段階、増資の段階で相談を受けた社員の方の話を聞かないとわからないですね。理事長は全然そんなことを知らないと無責任なことを言っているんですから。では、それはいずれ参考人ないし証人喚問を要求します。  それから、朝日監査法人の岩本さんに聞きま...全文を見る
○山本(幸)委員 ちょっと時間がないので詰め切れないので、これはいずれほかの方にもお願いしたいと思いますが、最後に竹山参考人、こういう……
○山本(幸)委員 非常に不透明なことが監査人として起こっているんですよ。大体これだけの事件が起こったり、更生法になったり民事再生法になったりするときは、監査法人は辞退して全く新しい目で見直さないと、どれだけの癒着があったかというのはわからないんだ。そういう意味では、辞退される気持...全文を見る
○山本(幸)委員 全く納得できません。これはきちっと真相を明らかにして、そしてちゃんと辞退してもらってきちっとやらないと、私は、本当の意味で日本の金融の再生はできないと思います。  以上で終わります。
10月03日第157回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○山本(幸)委員長代理 田中健康局長、しっかり答弁してください。
○山本(幸)委員長代理 次に、五島正規君。