山本幸三

やまもとこうぞう

小選挙区(福岡県第十区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

山本幸三の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第198回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○山本(幸)委員 自由民主党の山本幸三です。  私も六年ぶりに質問に立ちます。六年前はアベノミクスが始まったばかりで、私はそのとき、安倍総理は、デフレで失業者があふれて、給料が下がって、そして就職先もままならない、まさに悪夢のような経済状況を救ってくれた救世主だと申し上げて、質...全文を見る
○山本(幸)委員 ありがとうございます。  実は、私は、二〇一五年に三輪芳朗大阪学院大学教授から、日本のGDP統計は大変お粗末なものになっているという話を聞いて、それから横に座っている小倉先生なんかと一緒に勉強を始めたんです。そして、まさに深刻な問題だということを認識いたしまし...全文を見る
○山本(幸)委員 ありがとうございました。  まさに、政策に使うようにしなければいけないわけであります。そして、大きな変更点は、世界標準のGDPを、支出ではなくて生産からアプローチしようということです。そうすると、一次統計から全部つくり直していかなければなりません、十年ぐらいか...全文を見る
○山本(幸)委員 これはまさにありがたい話、ありがたいと言ってもあれですが、いろいろ議論はしていますが、GDP統計の根幹を揺るがすような話ではないということであります。  それは、配付資料の中の一番下の数式を見てもらっても、年次GDP統計は供給の統計を使ってつくりますので、需要...全文を見る
○山本(幸)委員 ぜひ、私の提案を含めてやっていただきたいと思います。  それからもう一つ、今回の議論を聞いていても、政治が統計に介入したんじゃないかという議論をされる方々がいますけれども、こういう邪推を払拭するためには、もう統計に関するデータは全部出した方がいい、あるいは、つ...全文を見る
○山本(幸)委員 各省の責任者はEBPM統括官、政策立案審議官がやるというようにして、統計についての検証ができるようなデータをぜひ広く提供するようにしていただきたいというふうに思います。  次に、アベノミクスの実質賃金についての議論がありました。  実質賃金というのは、デフレ...全文を見る
○山本(幸)委員 経済理論で、最初に実質賃金がマイナスになるのは当たり前なんです。金融緩和政策をとると物価が上昇してきます。そうすると、賃金は遅行指標ですから、おくれて上がる。そうすると、最初はマイナス実質賃金になるんですね。実質賃金がマイナスになるから、みんな雇用をふやす。雇用...全文を見る
○山本(幸)委員 例えば、共通事業所の問題がありましたね。  実質賃金は幾らかと政府に聞いていますけれども、こんなものは聞かなくたって自分で計算すればわかる。私も計算しましたよ。マイナスの〇・四だ、二〇一八年は。  ただ、おもしろいことは、その前の二〇一七年はプラスです。プラ...全文を見る
○山本(幸)委員 内部留保課税ですけれども、同族会社にやっているんですからね。やろうと思えばできるんですよ。ぜひ前向きに検討してもらいたいし、私どもも税調でしっかり議論していきたいと思います。  それからもう一つ、下から賃金を上げるということも考えなきゃいかぬ。最低賃金を上げな...全文を見る
○山本(幸)委員 厚労大臣、もう一つ伺いたいんですけれども、今回の毎月勤労統計の問題、これはやはり深刻な問題でもあります。特に、実害が出ていますからね。これはしっかり特別監察委員会で原因究明、そして同時に、追加給付も急いでやっていただかなければなりません。その辺の決意のほどをお願...全文を見る
○山本(幸)委員 ぜひ、しっかり頑張ってもらいたいと思います。  それから、総務大臣にお伺いしたいと思いますけれども、統計委員会も総務省の所管で、まさに統計の実動部隊は総務省が担っております。  先ほども申し上げましたけれども、今回の問題があぶり出されたのも、私は、統計委員会...全文を見る
○山本(幸)委員 点検、検証をやっていただいているのはいいんですけれども、単に、総務省に、統計委員会に提出した計画とずれたやり方をしていたかどうかというようなことだけを調べるんじゃなくて、先ほどから申し上げているように、もう根本から見直すんだ、そして、世界標準の、供給側からGDP...全文を見る
○山本(幸)委員 ぜひお願いします。  今回のような問題を災い転じて福となすという方向に持っていかなければ、意味がありません。まさに、ほかのところでもまだ問題があるかもしれませんからね。それをしっかりと見直して、しかし、もう改革の方向は決まっているんですから、それをしっかりとや...全文を見る
○山本(幸)委員 ありがとうございました。  終わります。     —————————————