山本拓

やまもとたく

比例代表(北陸信越)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

山本拓の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第132回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○山本(拓)委員 私は、四十分時間をいただきましたので、大臣の所信表明に沿って、大臣に率直にお尋ねをしていきたいと思います。  その前に、やはり我々としても、先般の阪神大震災で亡くなられた方には御冥福をお祈りしなくてはなりませんし、また逆に、我々政治家として、また国政にあずかる...全文を見る
○山本(拓)委員 法務大臣もテレビで知ったということでございますが、大臣として、知ったときにまず大臣は何かされましたか。
○山本(拓)委員 そうすると、大臣としては、法務大臣としていわゆる法務省と申しますか、役所サイドからは報告という形はなかったということでよろしいですね。
○山本(拓)委員 いや、私が申し上げたいのは、今回死者は五千人を超えたわけでございます。その死者というのは即死者ではないのですね。即死した人が五千人ではございません。最近週刊誌などでも詳しく報道されておりますが、瓦れきの下でうめき声とか、早く助けてくれとか、その声が一日、二日目、...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、例えば法務大臣として今回の大震災を反省――反省といいますか、反省するところがあれば反省して、そして今まで、今回のように、法務大臣として何ら、手を打つことがあるはずなのに、何も来ない。自分が、大臣が直接電話してかからない、かからないとやっているのじゃど...全文を見る
○山本(拓)委員 大臣は所信表明の中で、犯罪情勢は極めてこれから深刻だ、だから、そういう中で犯罪情勢を的確に把握していくという、把握しておられるということであります。この把握というのは、例えば日ごろどのような形で大臣のもとに情報が入ってくろのでしょうか、把握しておられるのでしょう...全文を見る
○山本(拓)委員 法務当局と警察との区別がちょっと僕はわかりにくいのですが、一般論として犯罪というのは刑事局が扱うのは、大体我々同業者関係だからそういうものだと思うのですが、例えば今回の大震災にかかわっていろいろな犯罪が報じられております。これは、法務当局は関係あるかないかわかり...全文を見る
○山本(拓)委員 今刑事局長さんは少ないという認識で、その少ないというのは何をもって少ないとおっしゃるのか、それをちょっと教えていただきたい。
○山本(拓)委員 大臣、お役人は要するに実態じゃなしに届け出があったから認知するわけですよね。今、大臣みずから自転車泥棒が多いらしいという話ですね。ただそれは、あれだけみんな壊れてしまったわけだし、みんなどこへ届けていいかわからないわけだし、届ける人はいませんよ。だから、届ける人...全文を見る
○山本(拓)委員 そうして所信の中に、いわゆる被災者の権利を保全するためにいろいろ方法を講じられるということでありますが、一つには罹災都市借地借家臨時処理法を徹底させる、これは当然のことだと思います。しかし、それで救われない部分がありますね。これ以外に何か考えておられることは大臣...全文を見る
○山本(拓)委員 地震の後のいろいろな災害復興政策の中で、法務省として、法務大臣として、極力大臣のリーダーシップを発揮していただきたいと思うところでございます。  ところで引き続き、所信によりますと、犯罪を一掃するという中で、テロ・ゲリラ活動を標榜する過激派集団に対して警戒を要...全文を見る
○山本(拓)委員 所信の中で「変動する時代の要請にこたえ得る検察態勢の一層の充実」と、時代とともにさまざまに変わっできますよね。それに対して、大臣はきょうは所信で適切に対応するということですね。だから、いろいろ犯罪項目がありますよね、けん銃の問題とか麻薬の問題とか。  前田大臣...全文を見る
○山本(拓)委員 大臣は所信の中で、いろいろなところで充実を図ります、充実を図ります、充実を図ります、こう言われているのですが、具体的にその充実というのは、今行政改革ですからやたら人をふやさないわけでしょう。ただ、入管の方だけは人員確保、それは理解できるのですよ。そのほかの検察当...全文を見る
○山本(拓)委員 だからそれは、充実するということは、予算面でもふやす、人もふやす、ふやすという意味でよろしいのですか。
○山本(拓)委員 村山総理は行政改革ということで各省庁に人員削減と申しますか削減という目標を掲げていますが、そうするとそれは法務省としてはできないということでしょうか。それともほかの分野で何かありますか。
○山本(拓)委員 そうすると、今回特に当初の予算の中で充実を図る、充実を図るという指摘をしてある分野以外のところは減らすということで理解してよろしいのですか。
○山本(拓)委員 私は、何でも減らせ減らせというのは反対で、特に法務関係はふやすところはふやしていただきたい。しかしながら、だからなお一層、これは大臣に申し上げたいのですが、役所というのは絶対反対しますからね。だから大臣、大臣の方針として、やはり内閣の中でこれは絶対できないとか、...全文を見る
○山本(拓)委員 失礼しました、ちょっと私の情報不足で。  そしてもう一つ、尊属殺人規定の削除について審議会でやっていますね。この削除については法務大臣として、政治家前田先生個人としてどのような認識をお持ちなのですか。
○山本(拓)委員 よく、役人社会の中で政治家が乗っかっているわけですが、そういう中で、法制審議会の答申とかいろいろな審議会の答申が大臣に出ますね。例えば一般論として、前田法務大臣任期期間中に今後いろいろな答申が出てくると思います。その答申の内容と個人的な考えと違う場合に、どっちを...全文を見る
○山本(拓)委員 確かに会長は大臣、それはシステム的にそうなっていますからね。これは逆に言うと、大臣になったからメンバーを総入れかえしてやるわけじゃなしに、大臣がだれになろうとメンバーだけは着々と進んでいくわけですから、たまたま答申が出たときに居合わせた大臣がそれを受けるという現...全文を見る
○山本(拓)委員 それでは、裁判なんかで、民事でありますけれども、実態はなかなか時間もかかるし経費もかかるし、それはなかなか現実的に無理なのですね。だから、そういったものをひとつ新たに位置づけていくというおつもりが、認識はやはりないですかね、大臣。
○山本(拓)委員 だから、人権擁護委員とかそこがだめだから、その次のとりあえずで、それはどうですかということをお聞きしています。
○山本(拓)委員 恐らく、人権擁護委員のおかげできちっと反論できたという実例はないと思います。ありますか、認識しておられますか。
○山本(拓)委員 実例がないのなら、こういう席でいいかげんなことを言わないでいただきたい、お願いいたします。もうこれ以上言いません。  それから、今度はいじめの問題ですね。いじめの問題について、今度は人権関係で子どもの人権専門委員、今の話じゃないですが、人権委員という同じ形です...全文を見る
○山本(拓)委員 だから、これは陰湿になっているという問題点を持っているのならば、要するに、これからいわゆる子どもの人権専門委員に法務省としては託すわけですね。これはどういう点を特に期待をするわけですか、人権専門委員に。
○山本(拓)委員 これは、わざわざいじめの問題を取り上げているわけですから、大臣もかなり肝いりでやっておられると思います。それであえてお聞きしますけれども、これは「積極的に展開」すると言っていますね。子どもの人権専門委員を「積極的に展開」するとか「粘り強い」とか、これは言葉だけな...全文を見る
○山本(拓)委員 「積極的に展開」ということは、さらに展開なら、ああ今まで積極的にやってきてさらにかなと、「積極的に」ということは、今まで積極的にやってなかったということかなという認識を持つわけでありますが、そこらあたりを――私は先ほども、人権擁護委員とかいろいろなのがありますよ...全文を見る
○山本(拓)委員 実態はなかなか難しいですね。今さらにやりましょうといったって、さあ一生懸命やりましょうといっても、別にこれは数ふやすわけじゃないし、だから、そこはもっと活躍できる環境を整備するということで、新たな立法が必要かどうかは別として、そこは大臣の強いリーダーシップをお願...全文を見る
○山本(拓)委員 わかりました。  では最後に、保護司についてちょっとお尋ねをいたします。  今回、地震で七人の保護司が亡くなりましたね。これは大臣として、特別な何か対応をされるわけですよね。どのような対応をされますか。
○山本(拓)委員 保護司だけ特別扱いにするわけじゃないですが、特に法務大臣として、日ごろの、こういうきっかけも大いに、直接特別な対応をしていただきたいと思います。  時間ですから、最後に、保護司というものに対しては非常にこれから充実を図る必要があると思いますし、更生保護の存在意...全文を見る
○山本(拓)委員 どうもありがとうございました。
02月08日第132回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第3号
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○山本(拓)委員 新進党の山本拓でございます。  きょうは、参考人の皆様方にはお忙しい中貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。特に奥尻町長さんのお言葉の中で、大災害の一番のポイントと申しますか、やはり初期の人命救助が第一だという話は、さすが実感を持って、多くの犠...全文を見る
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○山本(拓)分科員 きょうは分科会ということで、三十分時間をいただきまして、官房長官にいろいろ教えていただきたいということで質問に立たせていただきました。  今回の地震で、いろいろと政府の対応、反省すべき点が多いというふうに長官も申されておられるところでございますが、そういう中...全文を見る
○山本(拓)分科員 大臣、この安全保障会議設置法の項目を見ている限り、今のお話の中で、関東大震災クラスのものが起きたときには後の治安の問題を想定している、そういうことを考えれば、地震に関連していることですね。  ここに書いてある「重大緊急事態」という項目の中には、今回の阪神大震...全文を見る
○山本(拓)分科員 今回は非常に治安はいいのですけれども、しかし、いいか悪いかは発生した時点ではわからないわけですね。だから「緊急」ですから、そういう関東大震災に匹敵する大事態だということは認識しておられますね。
○山本(拓)分科員 それでは、長官自身はいつ、どういう形で第一報をお知りになったのか。そして、その内容はどういうものだったのですか。
○山本(拓)分科員 いや具体的に、例えば震度六とか関東大震災並みとか、被害が甚大に広がっているとか、具体的にどういう……。
○山本(拓)分科員 震度六というと、長官がすべて大体把握されたというのは、どの時点で、どういう情報をもって把握したと言われるのですか。
○山本(拓)分科員 火事だといって第一報が入って、それで要するにすぐ出動するわけですね、消防署は。長官の今おっしゃるのは、火事だといったときに、全部燃え尽きて何人死んだかという、その情報を聞いてから対処しようという話のように聞こえるんですよ。
○山本(拓)分科員 時間三十分ですから簡単に聞きますけれども、これによりますと、国土庁の防災局長とか担当者を招集するということですが、こんなことは今さらプロジェクトチームをつくらなくたって、官房長官が電話一本かければすぐ集まってきたはずです。今回こういう人たちを招集しましたか、早...全文を見る
○山本(拓)分科員 情報収集で、専門家が研究して、こういう部署の人がいいと報告書を上げたわけでしょう。これは別に今さらこんなことしなくたって、当然こういう人たちはそこでふだんから情報活動を、専門家で災害が起きたらやるわけですから、当然持っているわけですね。今回持っていなかったので...全文を見る
○山本(拓)分科員 情報がおくれたというのは事実だと思いますが、しかし、どんなにいいシステムをつくったってテレビほど早い情報は、役人さんというか我々はできないはずですね。競い合ってその場へ行くわけですから、それは刻々とやっているわけですよ。だから、その情報で大体のことは把握できる...全文を見る
○山本(拓)分科員 さっきから早期、早期と言うけれども、早期というのは緊急事態発生から何時間以内のことを目安としておられますか。
○山本(拓)分科員 重ねて聞きますが、そのごく初期というのは二十四時間ですか、十二時間ですか。
○山本(拓)分科員 十二時間より早くということで安心しましたが、それより早く、具体的に総理大臣官邸としてまず何を、国民の生命財産を守る総責任者の官邸として何を指示をされるのが一番効果的だと思いますか。
○山本(拓)分科員 消防、警察、自衛隊ということですが、今回は自衛隊が非常におくれたという認識がございますね。
○山本(拓)分科員 今回の反省点で、東海地震を想定していろいろな五万人動員とか計画がありますよね。だから、仮に五万人といわなくても、例えば一万人初日に自衛隊が現場へ入って活動していたら、最低限、今よりは被害を抑えることができたという認識はお持ちですか。
○山本(拓)分科員 今の大臣の言い方だと、早期に招集したけれども、自衛隊が手間がかかっておくれたというようにとられるような答弁だったのですが、そうではないですよね。いわゆる知事の本格的な要請がおくれた、そういうことでよろしいですか。
○山本(拓)分科員 長官は市長経験者ですよね。自衛隊を使うのは一番よく御存じですよね。そういう経験でいくと、例えば現場は混乱しているわけですから、長官としてはアドバイスしませんでしたか、早く要請入れませんかとかそういうことは。直接、知事なり市長と初日にお話ししましたか。
○山本(拓)分科員 そうすると、長官はするつもりがなかったということですか。それとも、しようと思ったけれども連絡がとれなかったということですか。
○山本(拓)分科員 ということは、直接連絡をとろうと思えばとれたということですか。官邸機能としてそういうことはとれなかったということですか。
○山本(拓)分科員 そうすると、全く他の方法、例えば向こうにも自衛隊がいるわけですから、自衛隊から無線で直接連絡させるとか、市長のところへ行かせて、知事のところへ行かせてとか、そういうことは技術的にも考えられなかったのか。指示してもできなかったのか。
○山本(拓)分科員 いや、私が言うのは、政治家同士の話ですから、それに市長経験者ですし、市長経験者としてどうだとか知事に対してどうだとか、そのようなアドバイスをするつもりもなかったということでよろしいですね。
○山本(拓)分科員 いいです。  私がお聞きしたのは、要するに、状況の把握というのは現場の市長とか知事が一番詳しいのですよ、よそに聞くより。直接電話して聞くなり、電話が通じなかったら何らかの方法で聞けば早いのですよ。そんなもの、周りから集めるよりは。だから、そういうことをお聞き...全文を見る
○山本(拓)分科員 では、その昼の段階で知事には、自衛隊はこういう施設があるからあなたが要請すればすぐ出ますよということは申し上げましたか。
○山本(拓)分科員 もう時間がありませんからこれ以上は言いませんけれども、では具体的に、総理の危機感、さっきからお話ずっと聞いていますと、官僚サイドというのか事務的な手続で全部動いているようですが、ということは、政治家五十嵐官房長官として具体的な指示というのかそういったものは、特...全文を見る
○山本(拓)分科員 最後に一点、今回のを振り返って反省点が多いということですが、官房長官として、長官の職務として、点数ですけれども、何点だったと思いますか。
○山本(拓)分科員 どうもありがとうございました。
02月23日第132回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○山本(拓)委員 新進党の山本拓でございます。  今回の阪神・淡路大地震で、地震発生初期の人命救助、応急対策が、私に言わせると全くと言っていいほど処理されなかったことに私は強い疑念を持っております。今後、村山総理は見直すべきは見直すと言っておられますが、見直すといったってそう簡...全文を見る
○山本(拓)委員 災害対策基本法によると、中央防災会議において、国として、緊急を含めたいわゆる防災基本計画を定めることになっております。その責任者は村山総理大臣でございます。各地方自治体は、いわゆる一部の地区を除いて、今回の阪神・淡路大震災クラスの地震対策としては、国のその災害対...全文を見る
○山本(拓)委員 そうおっしゃいますけれども、当日、地震の災害を知った、七時半ごろですか、そして、まず最初に総理がやったことは非常災害対策本部を設置したということですね。これは基本法によりますと、内閣総理大臣は、非常災害対策本部を設置するについては、「中央防災会議に諮問しなければ...全文を見る
○山本(拓)委員 私が申し上げたいのは、それはわかると言っているのです。しかしながら、総理は当日四時に記者会見をして、人命救助のためには陣頭指揮に立つと国民にいわゆる約束をされた、最善を尽くす、あらゆる手段を尽くすと。このあらゆる手段というのは、総理自身がリーダーシップをとる、陣...全文を見る
○山本(拓)委員 法的に不備な点とかそういったものはこれから見直すべきは見直す。私が問題にしているのは、総理ができる立場にありながらやらなかった点。  こういう大震災というのは、地震だと言われて、外国から救援隊が来ましたけれども、それはもうスイスの救助隊なんかは二十四時間以内が...全文を見る
○山本(拓)委員 私は、被災者の立場で、要するに、緊急に人命救助を待つ被災者の立場、今回、もう一カ月たちました。一カ月たちまして、いろいろ現場の当時の問題が出てきておりますよ。だからそういう中で、やはり総理がそういう立場でありながら、きちっとやるべきことをやっていれば、まだまだ多...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると今のお話だと、あなたの立場でそれを前もって知っていたらやっていた、しかし知らなかったからやらなかったということでよろしいですね。
○山本(拓)委員 これは平時の話を言っているのではないのです。緊急事態なのです。だから、緊急事態で、もう一遍確認しますけれども、あなたは十七日の四時に……(発言する者あり)ちゃんと聞きなさい。十七日の四時に、あらゆる救援対策をすると約束された。私が申し上げたいのは、その七時半にあ...全文を見る
○山本(拓)委員 できないことをやらなかったからけしからぬということは言っていないのですよ。  では、ここで確認しますけれども、要するに、十九日に緊急対策本部、確かに開かれております。これは法的に根拠のあるものではありませんね。これはどういう性格のものですか。
○山本(拓)委員 今公邸で会議をやることがあるとおっしゃっていますけれども、じゃ、十七日に七時半に帰られて、公邸で会議はありましたか。
○山本(拓)委員 そうすると、総理のお話だと、必要があれば会議をやることがあるとおっしゃっていますが、じゃ、当日は必要がないと思ったから中央防災会議は開かなかったということですか。
○山本(拓)委員 だから、私が申し上げたいのは、何遍も言いますけれども、公邸に帰られるのはそれは帰られるで、仕事できるならできるで、我々も宿舎へ帰っても仕事できますから。しかし、今おっしゃったように、公邸に入られて、私は必要があったのではないか。当日手続的にも本来中央防災会議を開...全文を見る
○山本(拓)委員 手続で振り回されているような気がするのです。  私が申し上げたいのは、政府の危機管理を聞いているのです。というのは、何遍も言いますけれども、あしたでもあさってでも同じ震災があったら、結局同じ被害が出るんですよ、あなたの言うように初めての経験でございますからとい...全文を見る
○山本(拓)委員 責任があるとおっしゃったんだからそれでわかりましたけれども、私が申し上げたいのは、もう一遍確認しますよ、別に言葉じりでない、そこはあなたの政治姿勢として私はきちっと聞いておきたいのです。  今あなたは野外病院システムについて、それは地域の状態とかどういうものが...全文を見る
○山本(拓)委員 今のお話だと、当時は現場が混乱して連絡がとれなかったとおっしゃいましたけれども、先日官房長官に、当日知事に連絡とれたかと言ったら、昼ごろ連絡をとって頑張れと言いましたと言いましたよ。官房長官がとれたのに何で総理がとれないんですか。
○山本(拓)委員 いや、私がこれを確認したのは、物理的に現実的に遮断されて、絶縁状態で不可能だったというなら言いませんけれども、可能だったということはお認めになった。可能だったのにそれをしなかった、その必要性がなかった、それはちょっと責任があるのではないかということを申し上げてい...全文を見る
03月10日第132回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○山本(拓)委員 時間がありませんので、端的に質問させていただきます。  鈴木宗男先生の後の質問の関連で行かせていただきますが、今お話の中で、KEDOの設立に当たって、これは外務省からいただいた要旨の中で、「全体像の下で、意味のある財政的役割を果たす」ということが書いてあります...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、KEDOの設立協定案、先ほどいただいたものですが、これには、韓国型の原子力発電所様式二基ということですね。これはもう金額出ていますよね。幾らと認識しておられますか。
○山本(拓)委員 そのラフな数字の四十億ドルというのは、立地調査によって幾らか安くなるのでしょうか。
○山本(拓)委員 原子力発電所については、軽水炉は日本にもいっぱいあるわけですよね。私の選挙区なんかには十五基もありますから。だから、それはいわゆる日本標準型の原子炉なんですね、軽水炉。これは正直な話、もう設計図が決まっているわけですよ。韓国側だって設計図が決まっていて、この形な...全文を見る
○山本(拓)委員 ということは、恐らく四十億ドルというのはラフではなしに、それだけかかるのですね、設計図がそうなっているわけですから。現に韓国にあるものですから。それをこっちに持っていくわけですから。多少コストは安くなるでしょうけれども、そんなものはごくわずかですよ。だから、四十...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、日本の総理大臣が大統領にじかにお約束したことは法的ではないということで理解すればよろしいのですか。
○山本(拓)委員 そうすると、今度KEDOの、協定があれか知らぬけれども、一応国際的約束事ですよね、日本にしてみれば、公式な機関ですから。だから、その機関に入るに当たって日本の総理大臣が、最低四十億ドルかかるものに対して応分の負担をする、これは私はもう当然財政支出を伴う国際約束だ...全文を見る
○山本(拓)委員 私が申し上げたいのは、この国際協定、いわゆるKEDOというものを国会承認なしでやられるのは、それは御勝手にやればいいのですが、その結果、日本の安全と平和のために、軽水炉を建設するために幾らか、例えば今伝えられているような一千億円を拠出するという話になったときに、...全文を見る
○山本(拓)委員 私が申し上げたいのは、そういう経過の中で、結局もう出す金額が決まっているのです、かかるものは。言いかえれば、原発というとちょっとわかりにくいけれども、ジャンボ機の何機をここへ上げますみたいな感じなのですよ、早い話が。これはもう金額が出ているわけですから。設計図が...全文を見る
○山本(拓)委員 だから、そのKEDOの目的がもう決まっているわけですよ。四十億ドルの韓国型のものをつくりますと、もう決まっているわけです。それ以外にないわけですから。それを限定しているわけですから。それに対して総理大臣は応分の負担をしますという、いわゆる意味ある財政負担。という...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、今の御説明だと、具体的にその時点で国会承認が要ると。じゃ、そのときの説明が、今回KEDOに対してはそっちで勝手にやられた、僕はもうセットだと思っていますが、だからそっちでやられる場合に、これはもう、こういうKEDOをつくりました、KEDOでつくったこ...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、その時点でということは、私の考え方は、もう僕は政治家の発言は日本においては重いと思っていますし、外国でも重いと思っていますが、日本はどちらかというと、政治家、総理大臣が約束したって、その解釈で事務方が契約しなければ、総理大臣の方は実質的に大平三原則に...全文を見る
○山本(拓)委員 アメリカとか韓国はよその国ですし、逆に言うと、アメリカは、何かきのうの新聞によりますと、議会は勝手に北朝鮮に対して出すことに歯どめをかける法案を成立させておりますし、要するに議会の承認をとれということで決議をいたしております。私が申し上げるのは、その機構そのもの...全文を見る
○山本(拓)委員 一言だけ申し上げておきますが、いわゆる米朝、アメリカはアメリカなりの国益を考えてやっています。韓国も考えております。日本も考えております。それぞれ思惑が違うところがあります。だから米朝がそのまま日本にとっていいだろう、いいだろうと言われても、いいところもあるし、...全文を見る
03月10日第132回国会 衆議院 本会議 第14号
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○山本拓君 私は、ただいま議題となりました政府提出の地方分権推進法案並びに新進党提出の地方分権の推進に関する法律案につきまして、新進党を代表し、政府並びに新進党の提出者双方に質問をいたします。  さて、私は、平成五年六月の衆参両院における憲政史上初の地方分権の推進に関する決議に...全文を見る
03月16日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○山本(拓)委員 山本拓であります。  きょうは、大蔵大臣に、大蔵省の信用秩序の維持についてお尋ねをしたいと思うわけであります。  国会では、政治改革とか行政改革とかいろいろな改革論議をいたしているところでありますが、最近、地元へ帰りますと、大蔵省といえば官僚の中の一番象徴的...全文を見る
○山本(拓)委員 ということは、官房長が本人から事情を聞いたということでよろしいでしょうか。
○山本(拓)委員 例えば、大臣が、三月八日の参議院の北澤委員の質問に対しても、官房長から受けたという報告をそのまま国会答弁、国会で報告をされているわけでありますが、今考えてみると、官房長が大臣に伝えたその中身というのは結果的にうそだったわけです。だから、結果論で、今の時点で反省し...全文を見る
○山本(拓)委員 まあどうであれ、大臣が国会で代表してその中身を報告された。結果的にそれはうそだったということだけは間違いないですね。
○山本(拓)委員 先ほど大臣がお話しになった中で、内部で調べる場合には強制力もありませんしということで、なかなか本当のことが聞けなかったというふうに聞いたわけでありますが、これはやはり大蔵省というのは、強制力がなければ本当のことは言わない人たちだということなんでしょうか。
○山本(拓)委員 これは不特定多数の人を取り調べるのではなしに、田谷さん一人だけだ、一人か二人、特定しているわけです。(武村国務大臣「取り調べじゃないです」と呼ぶ)事情聴取を。その事情聴取を特定の一人二人、例えば田谷さんにした。その本人の言葉が要するに結局うそだった。答弁したとき...全文を見る
○山本(拓)委員 大蔵省に対する疑惑が出た場合に、疑惑を晴らすために内部調査をして、大臣が代表して国民にそれを国会の場で報告す。この報告するというのは、当然大臣の義務の一つだろうと思うし、報告する行為は、これは責任を持ってやられるという行為ではなかったです。そういう認識ではないで...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、大臣のお話を聞いていますと、大蔵省というところでのいわゆる内部調査、今度も何か委員会をつくるらしいですが、そこらの報告というのは、大臣が国会で答弁する場合には全くそれは信頼性がない、自信を持ってやるものではないというふうに理解してよろしいです。
○山本(拓)委員 今のお話で、内部で調べる場合には一定の限界があるとおっしゃいましたけれども、これは多くの人を聴取する場合には限界があるでしょうけれども、例えば田谷さん一人に、九日以前ですね、調べるのにどうして、何の限界があるのです。
○山本(拓)委員 そうすると、今の話ですと、田谷さんが事前の調査で、官房長の内部調査のときに、いろいろなメンツもあるだろうから香港へ行ったことを正直にしゃべらなかった。言わなかったということに理解を示したということですか。
○山本(拓)委員 では、先般大臣が直接田谷さんと中島次長に対して聴取をされましたね、直接本人が、官房長じゃなしに。それを国会で述べておられますよね。この中身も、要するに責任は持たない、責任はないと。後で違うことが出てくるかもしれない。これは要するに、もう一回確認しますが、大臣は直...全文を見る
○山本(拓)委員 少なくとも十三日の午前中の参議院で述べておられるわけですから、その十三日の午前中におっしゃった報告、その時点では、その後からまた違うことが出てきたらあれでしょうけれども、その時点では信頼して、自信を持って報告したということでよろしいのです。
○山本(拓)委員 例えば、後から違うことが出てきたり結果的にそれがうそだったといった場合に、その報告はやはりうそだったということになるのではないかと思うのですが、そうではない種類の大臣の報告であると。要するに、大蔵省の内部調査の結果を、官房長に調べさせてもうそだった。今度は大蔵大...全文を見る
○山本(拓)委員 私がそこを確認しているのは、我々国会議員も、また国民も、要するに大臣の国会での発言というものを、報告というものをどのように信頼したらいいのかという点なんです。だから、私はこの人から聞いてきて大臣として責任を持って報告しますという話ならああそうかなと、大臣がこれは...全文を見る
○山本(拓)委員 だから、今回の一連のことで大臣もお給料を少しカットしましたよね。それも責任の、何の責任をとったか知りませんが、これはこれとして、再度お聞きしますけれども、これから紀律委員会で内部調査をされる。さっきの大臣の一連の話を聞いていますと、検察とか警察とかというそういう...全文を見る
○山本(拓)委員 我々が政治改革を進めていく上で、小選挙区にするとかそんな話が政治改革ではないと私は思っているのです。もともと小選挙区なんかいいと思っていなかったから。それよりも、それを運用する中身の問題、大臣の発言とか政治家の発言とか、大体政治家の発言なんというのはいいかげんだ...全文を見る
○山本(拓)委員 それがやはり政治改革を進めている大臣の姿であります。  だけれども、やはりま一つ私自身がちょっと心配なんです。大臣もだまされている可能性もなきにしもあらずというふうに私は勝手に考えているのですが、そういう中で、今回処分するに当たって、田谷氏本人などから調査した...全文を見る
○山本(拓)委員 これは、官房長が同席してメモはとっていなかったのです。
○山本(拓)委員 つまらぬことですけれども、それじゃ、先日参議院でお答えになったことは、大臣が頭で覚えていたことを述べられたのです。
○山本(拓)委員 紀律委員会というものができたそうですが、小村官房長が委員長です。  そこで、これから大蔵省の信頼回復をするために、内部的な紀律委員会をつくる。ただ、先ほどから一連の話を聞いていますと、大蔵大臣は、私が国会で答弁するのは責任を持ってやる、それはある程度信じましょ...全文を見る
○山本(拓)委員 今の官房長のお話を聞いていますと、本論に入る前に、システムをどうするかとかこうするかとかいうことでなかなか前に進まないようでありますが、では私もちょっとお手伝いさせていただこうと思います。  大臣の直接調査によりますと、田谷氏は、平成二年八月四日から六日までの...全文を見る
○山本(拓)委員 それぐらいのことは、調べようと思ったらできるのです。だから、これは委員長、ぜひとも文書で資料を出していただけるように請求をさせていただきたいと思います。
○山本(拓)委員 私が申し上げたいのは、やはりうそをつくとかつかないとか、そこを事実なら事実ときちっと言った方がいいし、うそを隠そうとすると、そこに不信感が生まれるのです。だから、これは逆に大蔵省の信頼維持をするために、私は、うそじゃないということをきちっと証明をする必要があると...全文を見る
○山本(拓)委員 はい、お願いいたします。  武村大臣が今ほど答弁されておられますが、みずから聴取した内容によりますと、中島次長、ゴルフが二回とか、田谷さんが一回というふうに、これは参議院で述べておられます。ゴルフは中島次長が二回、田谷さんが一回ということを申されておられますが...全文を見る
○山本(拓)委員 中島次長には来ていただくようにお願いしてあるのですが、来ていないのですか。
○山本(拓)委員 ゴルフを二回やろうと五回やろうと十回やろうと、そんなものはいいのです。ただ、要するに下手なうそはつかない。だから、うそなら本人が出てきて、そんなことはございませんと言えば、問題は、うそをついているかついていないかということを――私は信じているのです。よ。信じてい...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、こちらは質問要求をし、きちっと手続を踏んでおりますが、それには一切答えないということなのでしょうか。
○山本(拓)委員 何遍も言いますけれども、大蔵省の皆さんは立派な人です。私も認めます。そして、私自身が特に信頼を申し上げておる一人であります。だからこそ、なおさら、火の粉がかかってきた場合にはみずからがきちっとそれをただす。という姿勢が今一番大蔵官僚に求められているものだと私は考...全文を見る
○山本(拓)委員 大臣がそこまでおっしゃるのなら、信頼してください、信頼しなさいということでそこまで当委員会で正式におっしゃるのならば、私はそれを承ります。信頼をいたします。ところで、話を変えまして、私も全然知らなかったのですが、地元に帰っていろいろ懇談会をやっていますと、先生、...全文を見る
○山本(拓)委員 ということは、一切接待を受けてないということで理解してよろしいです。
○山本(拓)委員 いわゆるMOF担という言葉がどのように解釈されるかは外しまして、では一切そういう接待は受けてない、いかなる者からもないということで理解してよろしいです。
○山本(拓)委員 どういうことかと具体的に言いますと、料亭及びゴルフ関係です。その点についてどうです。
○山本(拓)委員 ということは、どのぐらいあるのでしょうか。
○山本(拓)委員 どれぐらいというのは、月に何回とか年間に何回とか、そういったことです。教えてください。
○山本(拓)委員 まあいいですよ、おつき合いしましょう。  私が申し上げているのは、いわゆる銀行関係者とともに料亭及びゴルフをすることがありますかという質問と、あるということであるならば月に何回かという、一般論ですよ、一般的にどの程度あるのかということをお聞きしているのです。
○山本(拓)委員 では局長自身は、去年一年間とのぐらいと認識しておられます。
○山本(拓)委員 私が申し上げたいのは、一般的に銀行、いや、要するにこれもいろいろ報道、報道というかうわさが、これは事実ではないということでお聞きしたかったのです。だから、一般的に二十回とか三十回とか、ゴルフは年間五十回、一回の料亭十数万円、ゴルフ一回十万円とか、まあ大蔵官僚だけ...全文を見る
○山本(拓)委員 事実ではないという明言、ありがとうございます。私は信頼をいたします。  それでないと、銀行局長というのは、所管の銀行に通達を出したりまた検査する物すごい権限があるわけです。その関係の間にそういうことがあったらこれはまた大変なことでありますから、そういうことがな...全文を見る
03月16日第132回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第5号
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○山本(拓)委員 新進党の山本拓でございます。時間が三十分でございますから、簡単明瞭に質問させていただきたいと思います。  先ほど総理の御答弁の中で、新進党の出しましたあの地方分権推進法について、前の本会議でも触れられましたけれども、いま一度、衆法に対してどのような受けとめ方を...全文を見る
○山本(拓)委員 政治というのは評論家集団じゃありませんので、要するに何をやるやるという総論じゃなしに、こういう方向でやるという明確な具体策を示していかないと、一歩進まないわけですね。きょうは総理にきちっと方向性をお示ししていただきたいなと思っているのですが、基本的には新進党が出...全文を見る
○山本(拓)委員 例えば、具体的にお聞きしますと、こちらの方は、国の関与、必置規制、機関委任事務、基本的にはこれは廃止をして、そしてそれから、それを前提にどういったものが最終的に必要かという話を議論していった方が、逆に言うと地方の方も参加意識がわくし、まずこういう考え方は、総理も...全文を見る
○山本(拓)委員 今のお話の中で、整理の中にも廃止が含まれるということは、要するに我々が言っている原則廃止という考え方に非常に近いと理解してよろしいですか。
○山本(拓)委員 総理は政治のベテラン、地方行政のベテランでありますから、議論を聞くまでもなく、頭の中にもうこれとこれとこれは大体廃止して当然だというものがあると思うのですが、代表的なものを幾つか挙げてください。
○山本(拓)委員 まあ大体総理の言うリーダーシップというのは何かなと。やはりリーダーシップを示して、このぐらいもあるよと。全部お任せお任せ、システムだけつくって、どうぞやってくださいというのでは、とてもこの表現ではもう到底、役人に任せるわけですから、整理合理化、いわゆる措置を講ず...全文を見る
○山本(拓)委員 総理のリーダーシップの考え方というのが今やっとわかりました。  要するに、みんなに議論させて、そして結果を出たやつを私がそれを代弁して命令を出します、しかし、その議論が民主主義を尊重するばかりに時間がかかるのもやむを得ないという、そこが私は怖いのですよ、時間が...全文を見る
○山本(拓)委員 はい。では、総理。
○山本(拓)委員 言っていることは、結局何もやらないということをおっしゃっているわけでして、結局、私の役割は、地方分権はやります、やりますと言いながら、中身は、その推進委員会をつくってそれに任せます、方向性も示さずに、何も示さずに、その結論が出て、五年たって、結果的に何も出なかっ...全文を見る
○山本(拓)委員 私が申し上げているのは、要するに、総理がおっしゃるのは、前段をこれだけ言っているだけで、要するに、後段の結論をどうするかというところが我々にとって一番大事なんですね、政治決断として。だから、方向性をお聞きしているのは、例えば、じゃ、整理合理化、機関委任事務等の細...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、総理の今のお話だと、委員会に任せて、その結果、十分その委員会が検討した結果、総理の手元にほとんど機関委任事務の整理合理化については小幅ぐらいで終わったという報告が出てきた場合には、それは認めるということですか。
○山本(拓)委員 そうすると、総理の地方分権に対する取り組み方、考え方、いわゆるその延長のリーダーシップ的発想というか、村山総理の取り組み方というのは、いわゆる、村山総理は総理大臣でありますけれども、基本的には自分の考え方は一切示さず、要するに、ただやってくださいよという考え方に...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、全く期待できないということですね。具体的なことは一切言わない。いわゆる、問題は方法論で、どのような手順で具体的にこれをやりなさいと。これは五年といったって、五年間総理をやっているわけじゃないでしょう。やっているんですか、それはわかりませんけれども。 ...全文を見る
○山本(拓)委員 では、最後にその委員会のメンバーですけれども、結局そのメンバーも中立的、総理が、こういう考え方の人とか自分の意向を酌んだ人とか、そういったものも全然示すつもりもなく、第三者的に選んで入れていただくということでいいのですか。
○山本(拓)委員 時間ですから終わりますが、よくわかりました。総理のリーダーシップというのは何もしないということでよくわかりましたので、ぜひとも今後、総理が自分の考え方というのをひとつ大いに発揮していただきますように要望いたしまして終わります。  ありがとうございました。
04月11日第132回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○山本(拓)委員 新進党の山本拓でございます。きょうは三十分時間をいただきましたので、大臣その他の皆さんに御質問したいと思います。  まず初めに、先般の地方統一選挙、結果を見ますと、大臣、東京とか大阪とか、もうこの結果を見れば、政治家はだれでも新聞が指摘していることを反省しなく...全文を見る
○山本(拓)委員 そこで、今回の刑法改正、いろいろございますが、例えばわかりやすい表現に変えたということでございますが、一つ一つ取り上げていますと時間がありませんので、私は一点だけ一番わかりやすい漢字をちょっと探してみたのですが、先日うちの子供の中学生の教科書を見ておりましたら、...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、今の御説明だと、キンコ、かねへんがあるのとないのとでは、要するに「禁錮」を実際に運用するのは法務省ですから、そういう意味では文部省の指導もいろいろあるのだろうと思いますけれども、要するに法務省の考え方としては、子供たちに「禁錮」という正しい意味を伝え...全文を見る
○山本(拓)委員 確かに、「錮」だけとらえれば意味が違うと思うのですが、熟語でキンコとした場合の、ついている場合とついていない場合と違いがあるとおっしゃっていますけれども、どこが違うのでしょうか。
○山本(拓)委員 大臣、私が指摘したいのは、どっちでもわかるのですけれども、我々は。だから、法務省の行政の姿勢として、要するに国民になるたけわかりやすく、国民のために行政を進めていく、そのために今度は平易な表現に変える。これは一つ一つ漢字を取り上げていると時間がありませんから、こ...全文を見る
○山本(拓)委員 この議論をやっていたって切りがありませんから、私が申し上げたいのは、なるべく平易と、そこはどっちでも要するに同じですけれども、しかしながら法務省の姿勢というものがそこに如実にあらわれているというふうに指摘しておきたいと思います。かねへんをつけるとやたらいかめしい...全文を見る
○山本(拓)委員 今回、統一地方選挙を今やっていますね。一回戦があって、二十三日に向けてまた第二次が始まりますが、今回の選挙で、公職選挙法が今度三月一日から厳しくなりまして、特に我々問題意識が強いのは、自分たちがつくったわけですけれども、組織的管理者の連座制規定というものが、大変...全文を見る
○山本(拓)委員 差し支えなければ、どのような形の見解を統一しているのでしょうか。
○山本(拓)委員 きょうは警察庁の方にも来ていただいていると思うのですが、警察庁の方は直接現場でやるわけですから、検察は数は少ないですけれども警察は何万人という警察官がやるわけですから、警察庁でもその取り締まりについては、特に今回の統一選挙から始まるわけでありますが、そこらの今度...全文を見る
○山本(拓)委員 今、集められて統一的なことを指示されたということでありますが、差し支えなければどのような指示ということと、もう一つは、組織的管理者というその数ですね。二人以上か、三人以上か、大体五人以上か、そういった、大体、警察が運用する場合の組織的管理者というものを、何名以上...全文を見る
○山本(拓)委員 その別なところで判断するというのは、組織的管理者は大体何名というある程度数は、厳密に言うと組織というのは二人以上ということですね。
○山本(拓)委員 だから、もう既に法律は施行されているわけですし、現にもうきょうあたりからあちこちで逮捕者が出ているという報道もありますけれども、それは自治省、公職選挙法は自治省ですか、そこはそこの解釈いろいろあるでしょうけれども、それを受けて今警察が、そこはちょっと知っているけ...全文を見る
○山本(拓)委員 検察の方。
○山本(拓)委員 だから、その運用指針の中身の中で、大体何名というのか、組織的管理者というのは。わかりやすく言ってくださいね。一人では組織的管理者じゃありませんね。二人以上ということで理解してよろしいんですか。
○山本(拓)委員 即断というより、即断はその都度ということでよろしいんでしょうか。それとも、基本的には組織というのは、それは運用次第だと思うんですね。だから、二人以上であれば、夫婦であったらこれが組織がという、これは組織的管理者じゃないんだなという、だからそこら辺の、二人か、三人...全文を見る
○山本(拓)委員 いや、だから結局最初からお聞きしている、これ、ばらばらで、いやここは組織的管理者で、この県は二人以上で運用する、いやここは五人から運用する、やはりそれでは困るという意味から、大体の、別に言わなくたっていいですよ、だけれども、そういうものが、統一的なのがあるのか、...全文を見る
○山本(拓)委員 大臣、いかがですか。
○山本(拓)委員 どうもありがとうございました。
04月14日第132回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第9号
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○山本(拓)委員 私は、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけを代表いたしまして、ただいま議題となりました地方分権推進法案に対する修正案につきまして、その趣旨と内容を御説明申し上げます。  第一に、地方分権の推進に関する国の施策に関する修正につい...全文を見る
04月24日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(山本拓君) ただいま議題となりました地方分権推進法案につきまして、衆議院における修正の理由とその内容について御説明申し上げます。  第一に、地方分権の推進に関する国の施策に関する修正についてであります。  政府原案では、国は、「国と地方公共団体との役割分担の在り...全文を見る
06月07日第132回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○山本(拓)委員 きょうの質問ほど難しい質問はないわけでありまして、朝から大体同じテーマで質問するわけですから、答える方もいわゆる裁判というものが一つありますからなかなか難しいとは思うのですが、難しいということになったらこれは委員会が成り立ちませんので、何か質問しなきゃいかぬなと...全文を見る
○山本(拓)委員 ということは、三月二十二日の強制捜査が行われるまでは、大臣として、要するに何らかの情報または調査機関、法務省もいろいろ持っていますね、そこからの一連の情報収集、そういったものをベースにした認識はなかったということでよろしいのでしょうか。
○山本(拓)委員 その問題意識を持って情報を収集しておったというのは、法務省の内部でしておったということですか。
○山本(拓)委員 局長が大臣に報告されたのはいつごろなんでしょうか。
○山本(拓)委員 その直前というのは、一週間以内という意味でしょうか
○山本(拓)委員 そうすると、逆算すると三月二十二日の数日前までは、要するに法務省として、そのトップである大臣としてそういう問題意識はなかったと、確証を持った。  一般の新聞とかマスコミなんかは、もう昔からあふれていましたから。しかし、それは我々も知ることですね。しかし、我々が...全文を見る
○山本(拓)委員 警察は当然警察、ここは法務委員会ですから、私は、きょうは警察は要らないよ、法務省だけにお聞きしますからということを申し上げていますので、これ以上のこと、いや、一つ一つちょっと確認をしていきたいということでございます。  ところで、この一連のオウムの事件というの...全文を見る
○山本(拓)委員 確かにおっしゃるとおりだと思うのですが、では、一つ一つ。  マスコミ等の報道で、例えばロシアヘ行って戦車を買う話をしておったとか、自動小銃を密造しておったとか、そういう報道がなされていますけれども、こういった事案、まあ報道ですからあくまでも報道で、こういった一...全文を見る
○山本(拓)委員 法務省として、一連の事件、昨日起訴されました。当然、起訴ということは十分自信を持って起訴しているわけですね。要するに、法務省として、今回の事件に限ってですけれども、起訴した内容については、結果は裁くのは裁判所ですけれども、行政サイドとして、国の要するに、権限は法...全文を見る
○山本(拓)委員 ということは、法務省、検察として十分に自信を持っている、これは当たり前のことだと思うのですが、ただ、法務省としては、これから判断される、法務省として、行政処分とか、行政的に一連の事件を処分というか、調査を進める上で、起訴をしたということは、要するに、今後とも起訴...全文を見る
○山本(拓)委員 要するに、今回破防法、先ほど公安調査庁長官がおっしゃいましたけれども、破防法の調査団体に指定されたわけですね。この破防法の目的というのは、今ほど御答弁ありましたように、いわゆる公安の維持を守る、治安を守る、平たく言えば国民の生命財産を守るための未然防止をするとい...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、長官がいわゆる請求を出すか出さないかという判断をするということでよろしいですか。
○山本(拓)委員 そうすると、大臣、調査団体指定をしました、指定をしたということは委員会に請求をするという前提で指定していると思うのですね。先ほども申し上げましたように、この請求については、するかしないかということに関しては裁判の結果にかかわらず、要するに内部の検討の結果するとい...全文を見る
○山本(拓)委員 確かにそれ以上突っ込んだってもう答えてもらえないということはわかっているし、また答えるのがいいのかどうかも私もわかりません。私がお聞きしているのは、するかしないかもそこで決めるということですけれども、捜査状況といっても全体の、先ほどの最初の質問に戻りますけれども...全文を見る
○山本(拓)委員 では、それはだれが、どういうような根拠で判断するのですか。
○山本(拓)委員 それでは今回、公安調査庁長官にお尋ねしますが、直接やるわけですから、あなたのところで団体という認定をしなければこれは始まらないわけですね、団体対象ですから。その認定は何をもって判断するのですか。
○山本(拓)委員 いわゆる宗教法人の解散命令などというのは裁判所がやるわけですから、ここで議論していたって、いつやるのかという話は、請求するのはわかりますけれども、なかなか難しいと思うのですが、団体指定取り消しについては、これは行政庁、いわゆる法務大臣の所管のもとで長官が事務的に...全文を見る
○山本(拓)委員 そうなんですよ。だから、私は大臣にちょっと、今ちょっと質問の欠落した部分がありますが、要するに大臣が請求を出すか出さないか。判断は委員会がやるのですよ。だから、逆に慎重にも限度がある、委員会で慎重に検討をすればいいわけですから。出す公安調査庁の中が慎重に慎重にと...全文を見る
○山本(拓)委員 だから、消極的なのと積極的なのとではえらい違うのですよ。要するに、国民の生命財産を守る、再発防止策をするための。裁判所は、裁判所のところまでは我々は口を出せません。行政当局で、また法務大臣のもとで、また委員会は委員会で独自ですから、独自なところは私らは口を出せま...全文を見る
○山本(拓)委員 確かに、いわゆる政治判断じゃないのです。政治判断じゃないけれども、逆に言うと、最後に、土壇場に来ると、結局裁判の場合は疑わしきは罰せずということですね。それはそれで結構なことだろうと思いますが、こっちの場合は一〇〇%整う。それに、要するにこれはかなり強い権限です...全文を見る
○山本(拓)委員 わかりました。早いところやってください。  それから、公安調査庁の長官は先ほど正直におっしゃいましたから、あえて申し上げませんが、私自身はこれは再発防止、これから何が起きるかわからない時代、法務省、警察庁、いろいろな部署で未然防止策をやっていると思いますよ。 ...全文を見る
○山本(拓)委員 その対応できる体制というのは、具体的には何か考えておられるのですか。
○山本(拓)委員 進められているとは、どういうことが進められているのですか。——いやいや、もう時間がありませんから……。  だから、大臣に一つお願いしたいのは、これは法務大臣だけじゃなしに、自治大臣もいろいろかかわってきて、文部大臣もかかわることもあるでしょう。だから、内閣全体...全文を見る
○山本(拓)委員 そして、こういう機会でないとなかなか公安調査庁長官にお会いできませんので、一つお尋ねします。  今回、自衛隊員がいろいろな問題になりましたね。逆に言うと、国家転覆罪に対して国を守る隊員がかかわっていたわけですから、これは極めて恐ろしいことなので、そういう情報収...全文を見る
○山本(拓)委員 聞いた内容は、ほかの団体、認知している団体について。
○山本(拓)委員 名前は要らないから、あるかないかだけ。
○山本(拓)委員 頑張ってください、応援しますから。ただ、今回のことで中途半端なことをやったら、なくせと私はやりますから、よろしくお願いします。
11月08日第134回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○山本(拓)委員 山本拓でございます。  まず、大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、たしか、いろいろな委員会というか今やっているのは宗教特だと思うのですが、宗教特別委員会、今回の破防法に関して大臣は大臣なりの判断をしますという答弁をされておったのをちょっとテレビで見た覚えがあ...全文を見る
○山本(拓)委員 その対処というのは、大臣は大臣なりの判断をするということでしょうか。
○山本(拓)委員 そうすると、その大臣の判断というのは、いわゆる一般的に政治判断と行政判断と二つよく使われているのですが、それは政治判断になるのですか大臣の行政判断になるのですか。
○山本(拓)委員 だから、昔、私ら行政手続法の勉強会で通したことがありますが、そのときの思いから言っているのですが、結論的には法と証拠によって結論を、大臣なりの判断を出すということですけれども、その大臣の判断というのはいわゆる行政判断と理解してもいいのですか、いわゆる政治判断とい...全文を見る
○山本(拓)委員 それでは公安調査庁長官にお尋ねしますが、長官は専権事項としてやられるわけですけれども、これは何に基づいて判断するのか。そしてまたその長官の判断は、いわゆる政治家でございませんから政治判断することはないと思いますが、行政判断でやるということが明言できるのか、ちょっ...全文を見る
○山本(拓)委員 そうすると、要するに、長官の判断は政治判断は含まれないということですね。
○山本(拓)委員 そうすると、長官の法と証拠、判断材料ですね、法はわかりますが、今言っている証拠というのは具体的にどのような概念のものなのでしょうか。
○山本(拓)委員 大臣にお尋ねしますが、大臣も先ほど、大臣として判断なされる場合に法と証拠をもってやるということですね。それと、今長官も法と証拠でやるということですね。大体法は一緒ですね。それで、長官の言う証拠と大臣の今おっしゃった証拠と同一ですか、それとも違いがあるのですか。
○山本(拓)委員 ということは、二人とも法と証拠によって結論を出す、判断を下すという中で、その法と証拠の中身が、今の大臣だと、大臣は長官のやっている証拠を中心としているということであれば、結果的には長官の判断というのですかね、要するに、大臣としては長官の判断と違う可能性はないわけ...全文を見る
○山本(拓)委員 ただ、今回の場合は、やるかやらないかという判断の選択肢は二つしかないわけでございまして、だから、同じ法と同じ証拠のもとで、お二人の間で判断の違いが出てくる可能性はあるのですか。
○山本(拓)委員 ということは、要するに大臣の解釈が長官と違う可能性があるということですか。
○山本(拓)委員 今のお話ですと、いわゆる法の解釈は違わないと思いますね。要するに証拠の解釈の違いかなというふうに思うわけでありますが、長官にお尋ねしますけれども、その証拠の積み重ねの解釈というものは、これは少なくとも、いわゆる解釈の違いの余地は幾つか出てくるものなんですか。
○山本(拓)委員 では、具体的に大臣にお聞きしますけれども、大臣の判断をされる場合に、具体的な銘柄というか事柄、例えば、一概にオウム解散命令といいましても、いわゆる弁明手続の開始決定の判断、そしてまた、公安審査委員会に審査を請求するかどうかの判断ですね。審査委員会にかけた後の結論...全文を見る
○山本(拓)委員 とりあえずは、今言われておりますのが、弁明手続の開始決定をするかどうかというところから始まるわけですね、手続的には。そこの判断は今長官の方でやっているのですね。そこは法と証拠に基づいているわけでございましょうけれども、進捗状況はどうなっているのですか。
○山本(拓)委員 また大臣としては、弁明手続の開始の決定についての判断に対して、いわゆる長官が今進めている法と証拠、法はいい、証拠の解釈について、まだ説明は全然聞いてないのでしょうけれども、違いはあり得るというふうにお思いですか。
○山本(拓)委員 先日、長官の答弁で、弁明手続の開始をするかどうかの権限は長官の専権事項だという答弁を、我が党の富田委員の質問になさっていますね。それは間違いないですね。
○山本(拓)委員 そうすると、専権事項というものに対して大臣は、これは一般論でも何でもない、具体的な話ですが、どのように、一般の事務決定事項と、あえて法律で定められている専権事項と、同じように大臣としては、その中身の項目に対して、それはどう扱われるお考えですかそれともどこか違いが...全文を見る
○山本(拓)委員 ということは、こういうふうに理解すればいいのですね。専権事項と明記してあっても、大臣にしてみれば一般の部下の決定権と同じ扱いである。私が思ったのは、要するに、確かに法務省の中の管轄ですから、あしたにでもおまえやめろと言ったりここへつけという、いわゆる解任とか任命...全文を見る
○山本(拓)委員 大臣は政治家ですから――政治家ですね。だから、当然政治家として政治判断をするんだというのなら理解できるのですよね。だから、要するに行政判断というのは、例えば行政手続法なんかでは、一般の人は、大体行政というのは、法と証拠、そういう事実関係を積み重ねて結果が出るもの...全文を見る
○山本(拓)委員 同じことを繰り返し質問していてもなんでございますが、ただ、一点だけもう一回しつこく確認します。  いわゆる一般論として、むしろそんなに大きな違いは結論としては出てこないと私は思っているのですよ。要するに、同じ法と証拠、法と証拠でこれだけの、中身はもう、オウム真...全文を見る
○山本(拓)委員 それは当然のことだと思います。  では一つだけお聞きしますけれども、先日、宗教法人の解散命令が裁判所から出されましたときに、いろいろな方がコメントを出されまして、野坂官房長官が、この解散命令でオウムがどういう変化を起こすか注目しなければならないと発言して、破防...全文を見る
○山本(拓)委員 ということは、再度確認しますけれども、時間がありませんから短く答弁していただきたいのですが、要するに、野坂官房長官が官邸でされた記者会見で、いわゆる解散命令の効果を見きわめるということは、要するにその判断材料に入らないことは明言できますね。
○山本(拓)委員 大臣も同じ考えですね。
○山本(拓)委員 ということは大臣、これは同じ村山内閣で官房長官が大臣と違ったことを言っているわけですから、ちゃんと抗議なり注文をつけることをやるべきだと思うのですが、やっていただけますか。
○山本(拓)委員 だから今ほど長官が、ないという話で、官房長官がいわゆる宗教法人の解散命令が出たのを見きわめてから判断するという、見きわめてということは、要するに見きわめる時間が必要だという政治判断なんですね、これは証拠ではありませんから。だからそれはないということを、大臣も今の...全文を見る
○山本(拓)委員 では、大臣の立場。
○山本(拓)委員 そうすると、きょうの時点で、これから先、発生するだろうもろもろのことに対しての証拠も今回の開始決定の証拠に含まれるということですか。
○山本(拓)委員 現にということは、例えばきょうのこの十一時五十二分の段階をもって、これから先のものも含まれるということですか。
○山本(拓)委員 いずれにしましても、破防法適用、例えば長官のその開始決定時期がまず焦点になっているわけですね。これが要するに法と証拠という判断であるならば、先ほど長官がお話がありましたとおり、これは、見きわめるというのは相当の時間を要する。時間を要するということは、何が起きるか...全文を見る
○山本(拓)委員 だんだん時間がなくなりましたからあれですが、話を変えまして、破防法の目的というのは再発防止でありまして、一番懸念されるのは、今何人か刑務所に入っていますよね。刑務所に入っていると、考えられるのは、刑務所の中で布教活動をして、仲間づくりをして段取りするんじゃないか...全文を見る
○山本(拓)委員 大臣、素人考えですよ、素人考えで今御質問したんですが、幹部が、刑務所の中身は僕知りませんけれども、大勢の大部屋に入れられるのか独房に入れられるのか知りませんけれども、仮に大部屋に入れられたとしたら、それは、布教活動じゃないけれどもそういう可能性が非常に多いと思う...全文を見る
○山本(拓)委員 それじゃ、例えば今回の宗教法人法の適用で解散命令、これは結果はまだ出てませんけれども、最終決定は。まあ一般的に考えますと、これは出家した人は、財産全部預けてそこで暮らしているわけですね。それでそれをとられちゃうわけですね、いずれにしても。そうすると、本来ならばそ...全文を見る
○山本(拓)委員 宗教法人法改正にしても団体解散にしましても、例えば団体解散をやるべきだと私は思っておりますが、その目的というのは再発防止ですから、せっかく団体を解散しましても、その構成メンバーがいわゆる、本来ならば食っていけないわけですよね。食っていけないけれども、やはりそれを...全文を見る
○山本(拓)委員 私が言いますのは、大体、信者の人が普通に一般の社会に入りますと、例えば刑務所から出てきた人と同じような扱いにされる可能性が非常に強い。だから、結局また同じメンバーが集まって、そしてお互いに飯食っていかなきゃいけませんから、会社でもつくって、お互いの飯食う会という...全文を見る
○山本(拓)委員 一般的に言いますと、捕まった人が釈放されたり、そしてまたいずれ釈放になるわけですね。そのときは、今の現枠組みでいきますと、更生保護会が対応してくるんだろうと思うんですね。  更生保護は長い歴史がありますけれども、それぞれ優秀な人たちがやっておりますが、今までの...全文を見る
○山本(拓)委員 どうもありがとうございました。