山本有二

やまもとゆうじ

比例代表(四国)選出
自由民主党
当選回数11回

山本有二の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○山本(有)委員 昨今、政官業、まさにスキャンダルばかりの報道でございます。国民の、政治家をあるいは役人を見る目は日に日にうつろになりつつございます。政治家のモラルを高めようと声高にお互いで叫ぶだけでは、これは本質の解決にはなりません。真相を究明し、その原因、背景を分析し、二度と...全文を見る
○山本(有)委員 五十億ともあるいは八十七億とも言われておるこの多額なお金は、実は参議院議員に友部達夫氏がなって以後、その大半をお集めになっておるという事実がございます。すなわち、国会議員の地位を、その信用を利用した事件であるという意味では大変ゆゆしき問題でございます。  実は...全文を見る
○山本(有)委員 新進党という党の支部に、私が自治省で多少調べただけで二つ、しかも表で献金がなされておったわけでございます。  資料2を示させていただきます、この資料2。これは、「新進党」と書かれて、その下に「友部達夫」と、こう書かれております友部達夫さんの後援会入会の案内のパ...全文を見る
○山本(有)委員 すなわち、二十三年前にも同じ事件をやって、経済的信用が全くない。それからまた、我が党の同僚の斉藤斗志二自民党調査局長のお調べによりますと、友部議員は過去四回国政選挙に出馬されておりますが、実は、供託金没収、全部落選という事実でございます。  すなわち、経済的信...全文を見る
○山本(有)委員 天網恢々疎にして漏らさずという言葉がございます。ともかく、不正を働いた人たちは天から罰せられるということでなければなりませんが、もし、比例名簿作成権限がある者が、密室で請託を受けあるいは依頼を受けて金銭の授受などをして、それで罰せられないということは我々のこの世...全文を見る
○山本(有)委員 我々政治を預かる者は、常にその姿勢を明らかにしていかなければなりません。  我が党も、比例名簿を長らく政権にあって重ねてつくってきた経験があります。自由民主党としましても、もしこういうことが純粋比例の中で行われるというような疑いがあれば、それだけで我々は悲しい...全文を見る
○山本(有)委員 これにて質問を終わらせていただきます。ありがどうございました。
02月20日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○山本(有)委員 自民党の部会の中で一番人数が多く、また活発な議論が行われておりますのが、私の目から見ますと農林水産部会であろうというように思います。いわば自民党の活力であり、また党が元気であるのもこの農林水産部会であろう、その源泉あってこそ今の自民党の勢力が維持できておる。ほか...全文を見る
○山本(有)委員 どうもありがとうございました。  公共事業アゲインスト論が華やかでございまして、特に、本日の朝日新聞の社説などには「農家のためになる農業予算を」こういう見出しで「ラウンド対策費の約六割が、農業農村整備という名の公共事業だ。」「消化に苦労しているのが実態」だ。さ...全文を見る
○山本(有)委員 ありがとうございました。  食糧庁長官にお伺いしたいと思います。  現在、自給率はカロリーベースで四二%、こういう時期に一〇〇%自給できるのは米だけでございます。そう考えると、米の自給というのを一〇〇%に維持することの大切さ、それは、私が冒頭述べました米作文...全文を見る
○山本(有)委員 次に、私の選挙区、高知県第三区、ここには六〇%、日本のショウガ生産の作付がございます。昨年の今ごろは値崩れで、ショウガ農家はもう来年からショウガをつくることをやめよう、こう考えておりました。しかし、中国からの輸入を何とか緩和できないかという農林水産省の考え方のも...全文を見る
○山本(有)委員 どうぞしっかり頑張ってください。  以上で終わります。
02月27日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○山本(有)委員 自民党を代表いたしまして質問をさせていただきます。  高知県の仁淀川流域に森林組合が幾つかございます。特に、ことしの四月一日、もう間もなくでございますが、仁淀川森林組合という組合が新たにでき上がります。高岡郡、吾川郡にございます佐川町、越知町、仁淀村、池川町、...全文を見る
○山本(有)委員 ぜひ、この合併によりまして体質が強化され、森林組合の事業が市場経済に合致する、そういうような時代を迎えられるきっかけとなればと期待するところでございます。  さて、森林組合の作業班の状況を見ますと、高齢化が進んでおります。  林野庁の森林組合統計によりますと...全文を見る
○山本(有)委員 ぜひ、実を上げるように頑張っていただきたいと思います。  次に、四十時間制が導入された後、森林組合等の経営に支障がないかということでございます。  山で働くのは、現場が遠いわけでありまして、また、急傾斜であったりアブやハチがいたりして労働環境というのは本当に...全文を見る
○山本(有)委員 林野庁が発表いたしました資料、「国有林事業の状況」という資料の二ページ目に、国有林の事業の経営の困難さ、その原因が述べられております。その冒頭に、「外材輸入の増大等による材価の伸び悩み」という文句がございます。まさに材の価格低迷、これが今日の林業衰退につながって...全文を見る
○山本(有)委員 次に、日本の過疎地域は面積にして四八・四%、約半分が過疎でございます。その地域に人口にしてわずか六・四%の人々が頑張って暮らしておるわけでございます。そういうような状況の中で不在地主が出てくるのは、これはもう必然でございます。都会に出ていった息子さん、あとに残さ...全文を見る
○山本(有)委員 川の水はどんどん減っております。枯れてきております。アユも遡上が難しくなってきております。したがって、我が仁淀川でも、よそから稚魚を買ってきて放流するということを余儀なくされておるわけであります。  過疎、高齢化で悩む池川町に行ってまいりますと、橋本町議会議長...全文を見る
○山本(有)委員 高知県の木材協会長に門田成耕さんという人がおりまして、この方が木材振興について一家言を持っていらっしゃいます。彼の問題意識から質問させていただきます。  廃棄物処理法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律という法律ができております。その廃棄物処理法の十条には、「事...全文を見る
○山本(有)委員 木材産業、森林組合の繁栄を祈りつつ、質問を終わります。どうもありがとうございました。
05月08日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○山本(有)委員 今回の水協法の改正でございますが、漁業組合の役割がいや応なしに問われてくることになろうと思います。  そこで、大臣の、漁業組合の今日的役割についてどうお考えなのかを冒頭にお聞きしたいと存じます。
○山本(有)委員 今回、自己資本及び内部留保の充実ということで最低出資金制度を導入いたしました。漁協、加工協にあっては二千万円、漁連、加工連にありましては一億円、こういうような大変高額の最低出資金制度が定められたわけでございます。  そうしますと、いわば弱小の漁協の多い日本、特...全文を見る
○山本(有)委員 私は、弱小の漁協に対する支援の手を緩めないでください、こういうことを御要望申し上げます。水協法のこの制度は、農協二法、臨時国会で上げましたけれども、あれは住専問題の処理というような前提がございました。いわば漁協の方については住専の問題はないわけでありまして、その...全文を見る
○山本(有)委員 漁獲高は多少上がったけれども、魚価は低迷して、いわば底びき網漁業者組合は経営が難しくなっているということでございます。  すべての沿岸漁業はなかなか厳しいものがございますが、そういう中で、沖合底びきは大きな船で網を引いていくわけであります。そして、網の幅がかな...全文を見る
○山本(有)委員 大正年間からあります沖合底びき網の線引き、操業海域、これについてこのたび四月に改正をした、こういうようにお伺いしておりますが、この事実、また審議の模様についてお伺いいたします。
○山本(有)委員 大正年間からあった線引きを変えるという、それは技術的な話であれ、やっていただいたことを多といたします。そしてまた、水産庁が積極的に沿岸漁民との調整を買って出ていただいて、さらには新たな線引きという時代を迎えることを期待いたしておるところでございます。  またさ...全文を見る
○山本(有)委員 日本の漁業の技術水準が高いということは喜ばしいことであります。ただしかし、アジアの諸国とこれから共存共栄していく、しかも海で隣接しているという日本におきましては、漁業の面においても仲よくしていく必要がござやます。したがって、特に外国からの研修生を受け入れ、そして...全文を見る
○山本(有)委員 そうやって長期化をしていただくことでございますけれども、さらにその中で、漁業というのは季節がございます。例えば、四国や九州の漁法と北海道では全然違うわけであります。  そのことを考えましたときに、座学研修を実務、実習よりもさらに手前に置かなければならぬ、しかも...全文を見る
○山本(有)委員 いい御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  さらに、市町村が研修生を受け入れる制度になっておりますが、思い切ってこれを漁協としたらどうかというように思います。例えば、沿海の漁協が弱小で不安もあるということであれば、大きな県漁連とかいう形で受け入れた...全文を見る
○山本(有)委員 どうもありがとうございました。  全体を通して私が申し上げたかったことは、弱小の漁協もかなりの役割、特に水産食料の自給に貢献をしておるということでございますし、また、漁業後継者を必ずっくらなければならぬという使命に対しては、弱小の漁協を守るということが第一番の...全文を見る
05月22日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○山本(有)委員 大臣におかれましては、連日御苦労さまでございます。特に、公共事業悪玉論、最近とみに厳しいものがございます。その中にありまして、日本の農業が誤ることのないように、ぜひ、事業の推進、UR対策、中山間の支援、よろしくお願い申し上げたいと思います。  さて、繭糸、蚕糸...全文を見る
○山本(有)委員 ますます元気を出して、中山間支援に取り組んでいただきたいと思います。  さて、ことしの三月、本制度のもとにおいて最後の繭糸の価格が決定されたわけでございますが、三月と申しますと、この法案の改正準備も並行的にされておったわけでございます。そう考えましたときに、本...全文を見る
○山本(有)委員 どうもありがとうございました。ぜひ、養蚕農家がなお元気で頑張れる、そういう体制を今後とも努力をいただきたいと思います。  さて、いよいよ農畜産業振興事業団、これが一つの役割を、蚕糸部門の役割を解かれるわけでございます。いわば現在の行政改革、冗費節減、こういった...全文を見る
○山本(有)委員 ありがとうございました。  中山間について関連した質問を最後にさせていただきたいと思います。  先ほど申し上げましたように、いわば効率の悪い農業生産でありますから、輸入品目によっては、ひとたまりもない、そういう作物もございます。  その中の一つにショウガが...全文を見る
○山本(有)委員 藤本農林大臣に対しまして、今後とも国内ショウガを守るという姿勢で、そしてまた、養蚕農家のようにならないためにも、しっかりとした農村基盤をつくっていただきたいということを御要望申し上げまして、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
10月13日第141回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○山本(有)委員 自由民主党は、泉井証人喚問について、今国会中に喚問することを決定いたしております。ただ私は、予算委員の一人として、正直、本当に喚問することが正しいこと、正義なのか、いまだ逡巡しているところでございます。  十月七日に深谷筆頭理事の質問の中でも明らかにされました...全文を見る
○山本(有)委員 犯罪の実体的真実追求をするという責務は恐らく法制局長官の話では司法権に、広く大きな意味での司法権に入るだろうというように思います。ただ、その実体的真実追求のために捜査という観点が必要だろうと思います。犯罪者は犯罪から逃れるために必死になっております。  したが...全文を見る
○山本(有)委員 地方は非常に不況感が強いと思います。それから、これからは補正予算もありませんし、財政構造改革もしなければなりませんし、財政、公共事業に頼るわけにもいきません。それから、消費も落ち込んでおります。そんな中で、金融機関とか、日銀とか、大蔵省とか、そういったところへの...全文を見る
○山本(有)委員 大蔵大臣、日銀総裁には、くれぐれも金融機関の責任論、しっかり追及していただいて、今後このようなことのないように頑張っていただきたいと思います。  次に、警察庁にお伺いいたします。  現在の総会屋の実情、さらに犯罪の手口、方法について、一体どうなっておるか、お...全文を見る
○山本(有)委員 できれば厳しい取り締まりの上に撲滅してほしいわけでありますが、実は、私の郷里高知県の宿毛市出身で、私がしばしば御指導を仰いでおりました弁護士で、岡村勲先生という方がございます。その方の奥様が十月十一日、小金井の御自宅で刺殺をされてしまいました。  岡村先生は、...全文を見る
○山本(有)委員 しっかりやっていただきたいと思います。  なお、今回の改正で不満が持たれている部分が若干あります。それは、罰金あるいは罰則がまだまだ手ぬるいというようなことを言われるわけでございます。  一九九一年に米国債の不正入札が発覚した大手証券会社ソロモン・ブラザーズ...全文を見る
○山本(有)委員 今回、私もこの改正について高く評価するのは、利益要求罪を新設いただいたことでございます。要求罪というのは、要求しただけで、それで罪になるわけでありまして、三年以下の懲役または三百万円以下の罰金、こういうことでございます。  私は、常々、この商法の利益供与を、贈...全文を見る
○山本(有)委員 次に、マネーロンダリングについてお伺いいたします。  例えば、バブルのときに末野興産、桃源社、いろいろな方々がいわばバブルの寵児として、非常に不正なお金を大量に得たわけでございます。そして、住専処理機構の中坊さんなんかも、それに対して債権回収を今一生懸命頑張っ...全文を見る
○山本(有)委員 これは、日本の法律の中でも画期的な制度ができるだろうと思います。特に、民事の私権の確定にもかかわることを刑事裁判でやるわけでありますから、しかも、まあ保全という形ではありますが、したがって、これは広く国民に知らしめていただきたいと思います。悪いことをして得たもの...全文を見る
○山本(有)委員 十分検討の上、前向きに対処していただきたいと思います。  この金融不正問題についての締めくくりといたしまして、総理に、今後来るべき金融ビッグバンを実現するためにも、日本には総会屋がいるなんということを国際社会で言われないように、ひとつフェアな市場をつくるために...全文を見る
○山本(有)委員 どうもありがとうございました。  日銀総裁、どうもありがとうございました。  続きまして、我が国の社会資本整備についてお伺いさせていただきます。  公共投資が削減されます。財政も緊縮でございます。地方の景気も後退感が強うございます。このときに当たって、どう...全文を見る
○山本(有)委員 どうもありがとうございました。  次に、小里総務庁長官に御質問させていただきたいと思います。  この間の七日の予算委員会で、小里先生は、耳をそばだて、嗅覚鋭く国民の声を聞く、大変名文句を言われたな、こう思うのでありますが、自民党の党の意見を十分に聞いていただ...全文を見る
○山本(有)委員 建設大臣にお伺いいたします。  国土整備省を我々は期待しておるわけでございますが、今回の中間報告では、河川行政がいわば農林省と一緒になるというような形になっておるわけでございますが、この点についての大臣の御所見をお伺いさせていただきます。
○山本(有)委員 しっかりと建設大臣に河川行政を守っていただきたいと思います。  次に、大蔵大臣に御質問をいたします。  道路特定財源は私どものこの日本の道路を整備する大切な財源でございます。高速道路のネットワークの地図を見ますと、オランダと比べましてもドイツと比べましても、...全文を見る
○山本(有)委員 精いっぱいの御苦悩のところがよく理解できました。できれば、ぜひまた私どもの道路整備への熱意も聞いていただければと思います。  次に、運輸大臣にお伺いいたします。  運輸大臣は、我が党の若手に大変人気がございます。そのゆえんは、道路整備への熱意が横溢しておりま...全文を見る
○山本(有)委員 建設大臣にお伺いをさせていただきます。  道路整備、これからますます重要でございますが、逆に、財政も大変窮屈になってまいります。その中にありまして、高速道路の採算性とか、あるいは環境面への配慮とか等々で、高速道路を延伸させるにもなかなか難しい現実が目の前にある...全文を見る
○山本(有)委員 それでは、私の質問を終わります。
11月28日第141回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○山本(有)委員 自民党を代表いたしまして、証人にお尋ねをいたします。  私の質問に対しまして、原則として、はいかいいえか、短いお答えでお願いを申し上げます。そして、先ほど宣誓されましたとおり、発言に偽りがあれば偽証罪の制裁がありますので、お気をつけをいただきたいと思います。 ...全文を見る
○山本(有)委員 一般の報道では、このうち二十億円が使途不明金だと言われておりますが、なお当局の捜査により、より具体的には、証人の借入金の返済利払いで十六億円、接待交際費で十一億円、証人の個人所得で九億円、海外出張費、事務費で十七億円などの経費としての支出も明らかになってまいりま...全文を見る
○山本(有)委員 資金提供という意味であります。
○山本(有)委員 こちらの調査によりますと、旧社会党の政構研リポート代金として五百万円、民主党の井上一成議員には百八十万円、また証人の会計処理は、記者会見によりますと、年間十二、三億円ほどの額についてこの井工事務所の関係者が担当、処理していたということであります。また、当時新進党...全文を見る
○山本(有)委員 私の調査した分を加えましても、いまだ七億五千万円以上の使途不明金のなぞが残っております。ある調査では、実は自民党以外の政党議員への献金の方がむしろ巨額だと言う人もいるのであります。  自民党議員以外への献金について三億円を合計して超えていたかどうか、はいかいい...全文を見る
○山本(有)委員 証人は、八カ月のつらい勾留期間を終えられて、晴れて本年七月四日、保釈をされました。このとき拘置所に迎えに来ていたのはだれだれでしたか。
○山本(有)委員 それだけですか。国会議員は来ていませんでしたか。衆議院でも参議院でもどちらでも結構です。
○山本(有)委員 証人は新進党の小沢一郎党首とは面識がありますか。
○山本(有)委員 そのときに党首に資金提供をされたことはありますか。
○山本(有)委員 小沢一郎党首の側近と言われる平野貞夫参議院議員との面識はありますか。
○山本(有)委員 報道によりますと、平野議員が拘置所まで証人を出迎えたと言われておりますが、このことは事実ですか。
○山本(有)委員 資料一を提出いたします。これは、証人が作成されたとされる備忘録の三月五日水曜日の部分です。証人の作成した文章の写しに間違いがないかどうか。手元にあろうと思いますが、委員部、ちょっと示してください。わかりましたか。この作成に間違いがないかどうか御検討ください。
○山本(有)委員 この資料一の一番下の方に、三月五日の部分でありますが、ここをごらんください。「国会喚問証人記事、もし実現したら厄介だ、内閣に関る、憂うつだ」とあります。拘置所で一人静かに考える時間があった本年三月五日ごろは、証人喚問に出ていくことが憂うつとはっきり文章にまで書い...全文を見る
○山本(有)委員 ある報道によりますと、平野参議院議員が、本年八月六日前後、証人に会い、後の面倒は必ず見るからといって記者会見をするように勧めたとあります。これは事実であるかどうか、はいかいいえでお答えください。
○山本(有)委員 質問を変えます。  証人の現在の収入は月額幾らですか。
○山本(有)委員 証人は、記者会見をしたホテルオークラ星雲の間の使用料は幾らか御存じですか。
○山本(有)委員 当方の調査では、使用料は九十万円です。この使用料をホテルに支払ったのはどなたですか。
○山本(有)委員 後ろにおられる木下弁護士ですね。
○山本(有)委員 それでは、本当に払ったのはだれですか。
○山本(有)委員 知らない人がホテルを予約し、そしてホテルで堂々と記者会見し、自民党ほか山崎議員の誹謗中傷をする、全く不可解な事件であります。  委員長、そこで、証人の弁護士がホテルの使用料を払ったという領収書をこの委員会に提出するよう求めます。
○山本(有)委員 証人は、みずからの弁護のために三名の弁護士を選任していますが、この弁護士費用はどなたが支払っているのですか。弁護士は必ず着手金という、活動を開始する前に費用を預かるルールになっておりますが、ホテル使用料九十万円も平気で支出しているのですから、相当の額の着手金を支...全文を見る
○山本(有)委員 奥さんの収入は月額幾らですか。
○山本(有)委員 収入のない方が一生懸命支払っている、こういうような話でありますが、なお不可解でございます。  資料二を示します。資料二、これの真ん中にございます、ほぼ真ん中でございますが、抜粋して読ましていただきます。  その前に、この資料二について証人にお伺いいたします。...全文を見る
○山本(有)委員 それでは、お伺いいたします。  真ん中ぐらいでありますが「税金が国税三億五千五百万円、地方税一億三千万円位、加うるにそれより先に保釈金が一億円〜一億二千万円必要だそうです。合計五億五千万円位が絶対必要となります。もし納税が出来ない場合は再び刑務所行きとなるそう...全文を見る
○山本(有)委員 どうぞ。
○山本(有)委員 結構です。  証人は、一億二千万円の保釈金を支払って七月四日に保釈されておられます。二月五日ごろ、この備忘録の写しにありますように百万円に困っていた者が、七月には一億円以上の資金ができるわけであります。一体だれがこの保釈金を支払ったのでありますか。  ある報...全文を見る
○山本(有)委員 証人は、東京で宿泊されるのはホテルオークラと聞いております。この宿泊代金については、元新生党議員K氏の秘書であるF氏が支払っているとされておりますが、このことは事実ですか。はいかいいえでお答えください。
○山本(有)委員 確認の意味でもう一度お聞きいたします。  証人は、自民党以外の政党の議員に多額の資金提供をし、その議員から逆に現在多額の資金援助を受けているのではないですか。はいかいいえでお答えください。
○山本(有)委員 証人は、小渕恵三議員、森喜朗議員とのおつき合いがあると存じますが、それぞれ、献金したならば、その献金額をお答えください。
○山本(有)委員 私の調査によりますと、森議員には献金は全くなく、会食と少額のお車代があったのみと判明しております。それでよろしいですか。もう一度お聞きいたします。
○山本(有)委員 それでは、パーティー券をプラスして、会食と少額のお車代プラスパーティー券、それでよろしいですね。
○山本(有)委員 そこで、証人にどうしても確認させていただきたい点がございます。証人の手記でございます月刊文芸春秋十一月号、これのゲラ刷りという件でございます。  実際に発売された手記の中身には全く出ていない事実が、ゲラの段階では大々的に、このゲラ刷りの方が発刊された文芸春秋以...全文を見る
○山本(有)委員 このように、証人が全く語っていない事実をどなたかが捏造して、わざわざ文芸春秋のゲラのように捏造し、そのことで大いに何か疑惑があるように世間に見せかけたというのは、これは大変な事実であります。  いまだ公判中の刑事被告人である証人の窮状をうまく利用して、政治的策...全文を見る
○山本(有)委員 手記にも記憶にあいまいな点がある、こう記載しておりますし、また、先ほど委員長の御質問に対しましても、なお記憶にあいまいな点がある、こう申されました。  そこで、平成六年の五千万円について、証人の運転手である池井さんは、実際にこのお金を持参しておったわけでありま...全文を見る
○山本(有)委員 証人が平成五年七月十四日、一千五百万円と言われておられますのは、当局の調査では平成四年と判明しているのであります。平成四年でいいですね。
○山本(有)委員 こうしてみますと、人間の記憶というのは往々にして誤りがあるものでございますが、平成七年八月十二日の一千二百万円について、記憶を定かに呼び起こしていただきたいと思いますが、よく考えてください。  その年の七月二十三日には参議院選挙が行われております。その直後のこ...全文を見る
○山本(有)委員 検察庁の調べでそう言われたから多分一千二百万円であったろう、こういうような御発言でありましたが、私の調べでは一千万円だ、こういうことが明らかになってまいりました。  資料三を示します。
○山本(有)委員 資料三をごらんください。  これは領収証ですが、証人が作成したものに間違いはありませんか。
○山本(有)委員 あて先は山崎拓個人名になっております。ただし書きにも「返済金として。」とあります。証人は、一千万円を平成七年十二月十一日、確かに受領しているのであります。  そこで、先ほどの一千二百万円というのは実は一千万円であって、これの領収証、個人に貸し付けたから個人から...全文を見る
○山本(有)委員 山崎議員に対して怒りがピークに達しておられたそのときに、山崎議員の事務所に行くということ、そしてわざわざいただいた証拠を残すということ、まだ私には理解が苦しいのでありますが、この点はいかがですか。
○山本(有)委員 もし、山崎議員に立腹をしているということであれば、事務所を訪ねるのも嫌じゃないんですか。
○山本(有)委員 それでは、質問を変えます。  平成三年に一億円とありますが、この一億円、冒頭委員長の質問にもお答えになっておられますが、山崎議員は、一度にこの額を受領したことは絶対にあり得ない、三回か四回に分けて受領しているということをあるところで言われておられますが、このこ...全文を見る
○山本(有)委員 さらに、受け渡し場所についてお伺いをいたします。  新大阪駅のプラットホームとあります、平成五年七月一日、五千万円。これは余りに現金を渡す場所としては人目があり過ぎます。それに、政治献金というものは、その政治家を高く評価しているからこそできるものであります。弁...全文を見る
○山本(有)委員 それは絶対にあり得ません、申し上げておきます。  私は、いまだ当選三回という立場を省みず、あえて自民党の名誉のために山崎政調会長に激しい質問をし、かつまた山崎事務所の方々に問いただし、資料を出させ、厳密に調査を重ねてまいりました。その結果、証人から山崎議員へ手...全文を見る
○山本(有)委員 数々お聞きいたしてまいりますと、記憶も定かではないというところが間々あるわけでございます。山崎議員に対する怒りは怒りとして、事実は案外別なところにあるのかもしれません。どうかひとつ、証人の記憶が明らかになり、違う事実が出てきた場合には、ことを改むるにちゅうちょな...全文を見る
○山本(有)委員 山崎議員の九州の骨太な性格からして、要領よく振る舞うことができなかったということに私は原因があったのかもしれないと思います。  次の質問に移ります。  証人は、みずから選任した弁護士を通じて山崎議員から資金回収をしようとしたことがありますか。
○山本(有)委員 私の手元では明らかでございます。平成九年七月十五日十五時三十分ころ、東京第二弁護士会において、証人の弁護士から、今泉井は金に困っている、何とか助けてやってくれないか、泉井は取り調べに対し何も言っていない、金を出してもらえないということであれば、泉井も相当の決意を...全文を見る
○山本(有)委員 それでは、代理人が山崎議員の代理人にこのような言辞を弄したことの事実は御存じですか、御存じないのですか。
○山本(有)委員 資料四の一、二、三を示します。  これも備忘録の一部でありますが、これを作成したことに間違いはありませんか。資料四の一、二、三全部です、一、二、三。
○山本(有)委員 資料一の左手、文書左手に「目茶苦茶大変嬉しいこれが我が家族だ!」三行目には「ママは自分の夫は泉井純一ひとりしかいない。絵里も父は泉井純一であると云ったらしい。こう言われた時も涙が一杯になったし又これを書いている時も涙があふれそうで困っている。自分も生まれ変っても...全文を見る