川合孝典

かわいたかのり

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回

川合孝典の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○川合孝典君 発言の機会をちょうだいいたしましてありがとうございます。川合でございます。  前回の調査会から差し替えで入らせていただきまして、一度聞いたからということで今日意見表明をさせていただきますが、御容赦を賜りたいと思います。  私、このテーマは非常に大きなテーマでござ...全文を見る
03月17日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○川合孝典君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の川合孝典でございます。厚生労働委員になりまして初めての質問をさせていただくことになりますが、どうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。  さて、現下の雇用、経済をめぐる情勢と申しますのは大変厳しさを日々増してきており...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  将来的には一万一千人の縮小ということでありますが、景気のいいときにはこのハローワークというものの機能、役割についてもともすれば軽視されがちなわけでありますけれども、一たび景気が悪くなってくる、雇用情勢が悪くなってまいりますと、大変その役割...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。大臣の御発言を聞いて少し安心いたしましたが、いずれにいたしましても、拙速に論じるべき議論ではないということの確認をさせていただきました。  内閣府の方はこれで質問を終わりますので、もう結構でございます。ありがとうございました。  では、続き...全文を見る
○川合孝典君 せんだっての参議院の予算委員会においても同様の質問がなされておりますが、このときに与謝野大臣の方から、どういう見通しなのかということについて、成長率の低下と失業率の増加との相関関係については、成長率が一%悪化するとおおむね失業率ではその三分の一ぐらい影響するというふ...全文を見る
○川合孝典君 言わずもがなのことを質問させていただいておりますのは、前提となる見通しというものがはっきりしておりませんと対策が十分に打てないという、その点について危惧しているがゆえに御質問をさせていただいております。  あわせて、もう一点御質問したいんですけれども、今年の三月末...全文を見る
○川合孝典君 数値は十五万八千という数字で、それ以上はまだ現段階では分からないというお話なんですが、いわゆる派遣業の方々の団体のデータによりますと、どういう数字の取り方をしているかという問題はありますが、四十万人以上の雇用が失われるのではないかというような情報、データもありますの...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  様々な施策をお打ちいただいているということについては十分理解いたしますが、実際その数字をお伺いしておりますと、やはり数千件オーダーということで、全体から見るとごく一部という状況にとどまっているわけであります。  これ通告していないんです...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  そもそもこの働き方のルールの規制の緩和というものは、どちらかといいますと、産業界の要請によって推進された話であります。産業界にとっては、柔軟な労働力の需給のバランス調整をするということでありますし、そういう意味では、景気がいいときにはこれ...全文を見る
○川合孝典君 職業訓練につきましては、そういう施策を打つということと同時に、この訓練の受皿の問題がございます。給付だけしてもその労働力が果たして円滑に移動するかというと、そうはいかないわけでありまして、きちんとしたその受皿をつくってそこで訓練施設とあと受入れ人数ということについて...全文を見る
○川合孝典君 お手元にお配りした資料の関係でちょっと御覧いただきたいんですけれども、この問題については、一枚目で、労働省職業安定局長あてに総務庁の行政監察局長から平成十一年の七月十三日に出されているあっせんですけれども、運用の改善を図るべきであるということを指摘されているんですね...全文を見る
○川合孝典君 分かりました。分かったというか、よく分からないんですけれども。  お手元の資料の二枚目をちょっと御覧いただきますと、遡及適用についてという資料を付けさせていただいております。これはどういうことかと申しますと、具体的な事例なんですけれども、ある方が一つの事業所で働い...全文を見る
○川合孝典君 そもそもこの考え方というか、この雇用保険料の徴収というものが事業主が報告する責任があるということなんですけれども、これ、事実上は国の業務を代行しているわけですよね。その一方で、二年間の遡及規定などの、いわゆる今回のような事務手続上の瑕疵による責任というのは専らその事...全文を見る
○川合孝典君 あえてこの質問を二度も繰り返してやらせていただいた理由というのは、この三月末と申しますか、一連の不況の中で、いわゆる失業される方々がどんどん増えてこられると。その方々がハローワークに行かれて改めてこの問題がたくさん出てくる危険性が実はあるわけですよね。そういうことを...全文を見る
○川合孝典君 結局のところ、負担と給付との関係、均衡というものが優先されているという、そういうお話なんですけれども、そもそもセーフティーネットというものの在り方が何なのかということを考えますと、もちろん負担と給付との均衡を考慮することは必要だとは思いますけれども、それ以上に再就職...全文を見る
○川合孝典君 いずれにいたしましても、抜本的に見直さなければいけない問題がたくさんあるということでありますので、今後この点についても御議論を深めさせていただければというふうに思います。  次に参りますが、雇用保険の保険料率の引下げにかかわる点について一点御質問したいと思いますが...全文を見る
○川合孝典君 素朴な疑問なんですが、麻生総理は全治三年とおっしゃっているわけですよね。一年限りの施策として雇用保険料を引き下げるという話で、整合性が取られていないと正直言って私は思っております。極めて場当たり的だなという感を否めないわけであります。  ちなみに、この件に関しては...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  そもそも、こういう問題につきましては、労働政策審議会が政労使で議論してこういう議論をするのは分かりますけれども、議論の範囲を正直言って財政制度等審議会を越えておるというふうに私は理解しております。そもそも、憲法に定められている勤労権の問題...全文を見る
○川合孝典君 この三%改善したということについては、もちろん一定の評価はなされてしかるべきだというふうに思っておりますが、この介護報酬については既にマイナス改定で四・たしか七%ですか、いったんマイナスになっているものが三%に戻ったというのが実態でございます。  と同時に、適切な...全文を見る
○川合孝典君 言いたいことはまだまだたくさんございますが、時間が参りましたので、残余の質問は後日に回させていただくことにしまして、これで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月22日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○川合孝典君 川合でございます。  私も一連の参考人の意見聴取を踏まえて私自身の感想を述べさせていただきたいと思います。  それぞれに参考人の皆さんすばらしい方だなと思ったんですが、そのお話の内容を伺っている限りにおいて、必ずしも休日の多い少ないということが参考人の皆さんの幸...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○川合孝典君 おはようございます。  民主党・新緑風会・国民新・日本の川合孝典でございます。  この消えた年金、宙に浮いた年金の問題、この問題を国民の皆様の多くが知るところとなってから足掛け三年が既に経過いたしました。しかしながら、現在でも年金記録の回復状況は多くの国民の皆様...全文を見る
○川合孝典君 丁寧な御説明、ありがとうございました。  要するに、現時点で年金記録の確認について結論を得たもの、このうち年金記録を訂正する必要があるということであっせんを決定したものが全体の四〇%ということなわけですね。ということは、つまりは六〇%はあっせんに至らず却下されてお...全文を見る
○川合孝典君 趣旨はそういうことだということですけれども、結果から見ますと、必ずしもそれが有効に機能していないというふうに残念ながら言わざるを得ないというふうに思っております。  ちなみに、提案者にもお伺いしておきたいんですけれども、提案者は、この第三者委員会の役割というものを...全文を見る
○川合孝典君 総務省にお伺いいたします。  この問題の本質にかかわる部分なんですけれども、あっせんが思うに任せない、なかなか進まない、この理由を総務省ではどのように分析していらっしゃるでしょうか。その点をお聞かせください。
○川合孝典君 個別な話についてはさておきまして、要するに、一生懸命やった結果としての数字であるということなわけですよね。この問題につきましては判断基準のあいまいさということがしきりと指摘されているわけであります。今与えられているツール、法律でもって判断しようと思うと、要はこれしか...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  次に具体的なお話、事例についてちょっと確認したいんですが、今三点ポイントを述べられましたけれども、提案者の方で、今申されたような点について何らかの事例というもの、具体的事例というものを把握しておられますでしょうか。
○川合孝典君 通告しておりませんけれども、総務省にお伺いします。  今の提案者の発言の内容につきましてどのようにお感じになられましたでしょうか。
○川合孝典君 結局のところは、第三者委員会の皆さんの判断にゆだねられているわけなんですよね。いろいろ対策を講じようというふうになさっていることについては理解いたしましたけれども、今の提案者のお話にもありましたように、まあ若い方なら話は別なんですが、御高齢の方が御自身の責任で証拠を...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  要するに、疑わしきは被害者の利益にという、こういう考え方なわけでございますね。  続きまして、もう一点、提案者に対して、今度は第三者委員会による事実認定の判断基準、これに関してお伺いしたいと思いますけれども、この事実認定の判断基準は、先...全文を見る
○川合孝典君 この一応確からしいという、これがかえって審査の基準を厳しくしてしまっているのではないかというこういう指摘、確かにあるわけでございます。  不確実なというか明確でない情況証拠も含めて、証拠を集めることによって何とか記録を回復させようということになるわけでありますので...全文を見る
○川合孝典君 体制の問題について、今の第三者委員会の体制、このままの体制で、当然、第三者委員会の負担がかなり高まることになるわけですので、その点についての実効性について確認をしておきたいと思いますので、再度お願いします。
○川合孝典君 ありがとうございます。  恐らく、法案が成立することになりますと、これまであきらめてしまっていた方、却下されてしまっていたような方々も含めて、また窓口に再度足を運ばれるケースというのも多く出てくるでしょうし、そうなりますと、当然、作業の手数というものも更に必要にな...全文を見る
○川合孝典君 要するに、前回の審議のときとは前提条件が変わったからということですね。社会保険庁の記録の改ざんの問題、確かに大変大きな社会問題になりましたが、よく理解できました。  もう一点、勧奨の要件、これに関して提案者にお伺いしたいことがあります。  今回の法律案では、国の...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。よく分かりました。  もう一点、提案者にこれも御質問申し上げたいと思いますが、よく指摘される問題として、この法律が成立することによりまして国庫の負担の問題が生じてくるわけでありますが、特例納付保険料相当額を国庫から負担する、この支出というのは...全文を見る
○川合孝典君 新聞の報道等では、何千万というような年金の記録が回復されたというような特殊な例というものがよく取り上げられているわけですけれども、実態としてはお一人当たり回復される金額は十万円前後ぐらいの規模であると、こういう認識をすればよろしいわけですね。はい、分かりました。 ...全文を見る
○川合孝典君 往々にして、この問題は昔の話だからとか社会保険庁の時代のことなんでよく分かりませんみたいな話が往々にして出てくる懸念があるわけなんですね。したがいまして、大臣としてのその思いというものは受け止めさせていただきますし、大変有り難いことだと思うんですけれども、すべての記...全文を見る
○川合孝典君 私も、本法律案の成立を通じて、お一方でも、お一人でも多くの方々が救われる、迅速に救われる、そういう状況を実現する、そのことを通じて失われた国の制度への信頼を回復させる、このことを実現することを切に願いまして、私からの質問は終了させていただきます。  ありがとうござ...全文を見る
06月04日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○川合孝典君 おはようございます。民主党の川合孝典でございます。  同僚梅村議員の熱い訴えに引き続きまして、国民年金法の改正案について質問を始めさせていただきたいと思いますが、その前に、ちょっとコーヒーブレークではないですけれども、一点お伺いしたいことがあります。新型インフルエ...全文を見る
○川合孝典君 期待した以上に丁寧なお答えをいただきまして恐縮しておりますが。  ということは、具体的に、今回の豚由来のインフルエンザ、このワクチンというのはいつから、仮に日本で接種を始めるとしたらいつから接種が始められるというふうに考えておられるのでしょうか。
○川合孝典君 実は、今日お聞きしたかったことの核心の部分もその辺りのところにあるんですよね。  先ほど大臣お話しの中で、六月十日には一応株をメーカーさんの方に分与できるという話ありましたので、そこの部分についてはまずはっきりしたということなんですけれども、そこから先、じゃ具体的...全文を見る
○川合孝典君 WHOの方針を受けてということが基本の姿勢、スタンスだということは分かるんですけれども。  ちなみに、ちらっとお触れにもなりましたけれども、アメリカの場合なんかには、FDAが既に新ワクチン工場、年間に一億接種分製造できる設備をもう既に承認しているという話になってい...全文を見る
○川合孝典君 従来型のワクチンの製造を中断してということをおっしゃったんですけれども、これ、実際私、調べてみましたら、今の製造能力でどの程度時間掛かるのか。一人に二回ワクチン接種をするとして、国民全員分のワクチン製造するのに新型インフルエンザの発生から一年半前後期間を要するという...全文を見る
○川合孝典君 厚生労働省の解体の話は取りあえずはなしになったと聞いておるのでいいんですけれども、もちろん総合戦略本部ですとかコンソーシアムつくり上げてきちんとしたワクチン行政の体制をつくっていくということは、これはもう長い目で見たときに絶対に必要なことなので是非ともそれはやらなけ...全文を見る
○川合孝典君 簡単に言ってしまうと、これは副反応の問題が実は大きな一つの問題になったんですね。たしかMMRワクチン、ムンプスワクチンだったと思うんですけれども、これが無菌性髄膜炎の副反応が出るという話があって、それでワクチン接種というものが今まで予防接種としてやっていたのが外れた...全文を見る
○川合孝典君 ちょっとかみ合ってない部分があるんですけれども、体制の部分というのはもちろん同時並行でやっていただかないといけない話なんですけれども、じゃちょっとここで確認なんですが、今回の新型インフルエンザに対するワクチンというのは、これは国有ワクチンなんでしょうか。国有のワクチ...全文を見る
○川合孝典君 大臣、お聞きになりましたでしょうか。実は、ここに問題があるんです。  国が責任を持つと言わない限りは、企業としては全力を挙げることはできないんですよ。そのリスクを企業が一〇〇%かぶるなんて、一〇〇%じゃない、多少は補助が出ているという話もありますが、そこまでのリス...全文を見る
○川合孝典君 是非とも非常に危うい体制である、今の日本の置かれているワクチン製造の現場というのは危うい状況であるということについては、もっと是非とも認識を深めていただきたい、このことだけちょっと申し上げておきたいと思います。  ということで、コーヒーブレークは終わりまして、年金...全文を見る
○川合孝典君 私も一枚だけ資料を配らせていただきましたが、梅村さんの資料の三枚目と全く同じものでありますのでどちらを見ていただいても結構なんですが、先ほど梅村委員からも指摘がありましたとおり、過去二十年間のトレンドを見たときに、実際に実現可能性があるとはとても思えない数字であると...全文を見る
○川合孝典君 政策的な理由が最大の問題であることは、資料を見ていただきますと平成十年以降マイナスになっています。デフレで、不景気でという話がありますけれども、でも不思議なことに、去年、おととし辺りまではイザナギ景気超えの景気拡大だと言っていて、企業収益はバブル期を超えたと言われて...全文を見る
○川合孝典君 企業の生き残りのことと、それから産業の空洞化のお話もありましたですよね。  経営者側は、もちろん、いかに利益を上げるか、利益の極大化と先ほどもおっしゃっていましたけれども、それを目指しているわけですから、当然そういう発想で物を考えることになります。人件費が高いんだ...全文を見る
○川合孝典君 定年退職後の生活を支えるのが年金だということについては私も異論はないんですけれども、これは社会保険庁のホームページに公的年金制度の役割というのが実は書かれておりまして、公的年金は長期にわたる老後の生活の主柱と、主な柱となるに足る保障を行うというふうに書かれているんで...全文を見る
○川合孝典君 ということは、年金で駄目な場合には生活保護に行ってくださいという、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○川合孝典君 生活保護がそういう意味では最低保障だと、いざというときにはそれがあるんだという話になるんですけれども、そこで、昨今のいわゆるこの社会保障、特に生活保護とか母子加算ですとか、こういうことも含めての話なんですけれども、こういう水準の在り方の問題で、ここ数年間の議論の中で...全文を見る
○川合孝典君 とても重要な今メッセージが入っていたんです。限られた資源の中での配分というふうにおっしゃったんですけど、実は私、そうは考えていなくて、ナショナルミニマム、いわゆる最低保障というものをきちんと議論するところからこの問題はスタートさせなければいけない、実は私は思っている...全文を見る
○川合孝典君 そのことを否定するつもりはないんですけど、私が問題として提起させていただきたいのは、結局、最低限の生活、最低限健康で文化的な生活を営むための水準というものの議論がおざなりになってきているということなんです。  議論の中でも、例えば生活保護費の水準云々するときに、最...全文を見る
○川合孝典君 いろいろな理由もありますけど、過去の納付率のトレンドを調べていますと、がくんと落ちているところがあるんですよね、納付率が。これが、例えば一九九五年辺りからどんと納付率落ちていますけれども、この理由は何なのか、通告していませんけど、お分かりになればお答えいただきたいと...全文を見る
○川合孝典君 収納体制がきちんと整えることができなかったというような確かに大きな問題もありますし、もう一つは、職権適用を始めて、そのことで加入しなかった人たちに対して強制的にやったというような、そういう様々な要素が複合されているというのは、これはあると思います。ですから、そのこと...全文を見る
06月16日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○川合孝典君 民主党・新緑風会・国民新・日本の川合孝典でございます。  同僚小林議員に引き続きまして、私の方からも保険料の納付率の問題を中心にして、ちょっと違った視点から御質問をさせていただきたいと思います。  納付率の低下の問題については、もう既に様々な質疑の中で指摘されて...全文を見る
○川合孝典君 で、お伺いしたいんですけれども、そうした様々な施策を打たれた結果としての数値というものをどのように検証しておられるか、お伺いします。
○川合孝典君 平成十七年の話、図らずもお話ありましたけど、確かに不適正な処理というものが非常にこのところで出てきたということがありますし、と同時に法の改正もされているんですよね、このタイミングで。若年者の納付猶予制度を導入した、又は申請免除及び学生納付特例の承認期間の遡及というこ...全文を見る
○川合孝典君 大臣からも御指摘がありましたとおり、これは様々な問題が絡み合ってこうしたことになっておりますので、対策を講じるといってもそう生半可なことではないということ、このことは私自身も理解しておりますけれども。  そこで、先ほど大臣のお話にもありましたけれども、低所得者とい...全文を見る
○川合孝典君 確かに、景気の動向によってそのときの就職率が上下するという部分、この部分ももちろん否定できない問題ではあるんですけれども、もちろんそれと、一度正規社員から外れて非正規の道に行ってしまうと、そこから正規社員に戻るのが非常に難しい、こういう指摘もなされているわけなんです...全文を見る
○川合孝典君 大臣の御意見は非常にいつも好感を持って伺っているんですけれども、なかなか実態がそう動いていないという話が、ここに問題があるわけでありまして。  それで、先ほど企業の論理というふうにおっしゃいましたけれども、もちろん企業側から税金高過ぎたら外国へ工場を移転するよとい...全文を見る
○川合孝典君 所得代替率の話になると全体の数字だけがともすれば先走りまして、ついでに怖いのは、将来、比率は下がっているけれども何となく金額だけ上がっていくというような図になりますから、将来の受け取る年金の金額の実感がわかない方が非常に多いんです。非常に危険なことだと思います。四万...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  終わります。
06月18日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○川合孝典君 民主党・新緑風会・国民新・日本の川合孝典でございます。私は、会派を代表し、本法案に対して反対の立場から討論いたします。  急速な少子高齢化が進展している我が国において、世代間の支え合いによって成り立っている公的年金制度は、既に負担と給付のバランスが崩れ始めておりま...全文を見る
06月23日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○川合孝典君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の川合孝典でございます。  育児・介護休業法の改正案について、早速質問に入らせていただきたいと思います。  御承知のとおり、さきの国民年金法の論議等を通じて、少子化対策ですとか労働力率の向上ということが日本の将来...全文を見る
○川合孝典君 御報告にありましたとおり、ここ近年急速に増加しているという実態はお分かりいただけると思うんですけれども、ということは、結局、これまでも育児・介護休業法でそうした労働者の権利が本来守られていたはずであるにもかかわらず歯止めが掛からない、むしろ増えていくということ、これ...全文を見る
○川合孝典君 日本の企業風土だとなかなか難しいということ、実際そのとおりだとは思うんですけれども、だからこそ法律でもっていかに規制を掛けていくのかということが求められているんだというふうに思います。  お手元にお配りした資料をちょっと御覧いただきたいんですが、まず資料の一番、こ...全文を見る
○川合孝典君 女性がヨーロッパの方が強い、まあ確かに歴史的にそういう話もあるのかもしれませんが、私、決して日本の女性が弱いとは思っておりませんで、それは別としましても、先進的な取組をこれからこの点に関してしていかなければいけないということでございますけど、では、この出産、育児を機...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  大臣御指摘がありましたとおり、遵守率が非常に低いんですよね。低い理由というのは、私なんかは、やはり配慮であり努力義務でありということであって、企業側の良心に任せている部分というものが、その部分が大きいと思うんです。コンプライアンス経営をき...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。是非後でまたそのデータはちょうだいできればというふうに思いますけれども。  大臣、お聞きになられたとおりであります。せっかく事業所内の保育所施設を整備を推進するという、政策的にやっておられることであり大変意味のあることだと思うんですが、にもか...全文を見る
○川合孝典君 そう一言で言われてしまうと身もふたもないんですけれども。コストが掛かるのはもう間違いなくそうなんです。そのことに対して厚生労働省が補助を出しておられるということについても、そのことについては分かってはおるんですけれども、それだけでは結局もう維持し切れない状況になって...全文を見る
○川合孝典君 企業にインセンティブを与えるような施策というのは大変私は有効だろうというふうに思っております。  大臣がおっしゃいましたように、地域でとか複数の企業でとかという、こういうことも是非積極的に取り組んでいただきたいんですよね。運営費がままならないから保育料の値段を上げ...全文を見る
○川合孝典君 ということは、法令違反した者に対しては、新たに今回措置されました企業名の公表制度などを十分活用して厳正に対処するという、こういう理解でよろしいですか。
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一点お伺いしたいんですけれども、今度は介護の休業に関してなんですけれども、今回の法改正によって、書面の交付によって育児休業に係る紛争の防止という点では一定の縛りが掛けられたものというふうには理解しておるんですけれども、介護休業について...全文を見る
○川合孝典君 結論を出していないということでございますので、是非頑張っていただきたいんですが、高齢化が進展している中で、介護を必要とする人たちが目に見えて増えてきているという状況があります。今後、この介護休業を必要とする方が更に増えるということも、これはもう確実な状況でありますの...全文を見る
○川合孝典君 大臣の方から休業期間のお話もございましたので、その点についても少し御質問したいと思いますけれども。  介護休業期間九十三日というこの設定の合理性についてちょっと質問させていただきたいと思いますが、介護休業は、介護に関する長期的な対応方針を決めるまでの間、当面家族に...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  短期で利用することができるという意味では、大臣よく御存じだと思いますけれども、介護を受ける方の容体の変化によって急に休まなければいけないというようなことがありますから、これは非常に私はいい仕組みだなというふうには理解しておるんですけれども...全文を見る
○川合孝典君 大臣の答弁で一歩進んだと思って、良かったなと思ったんですが。正直申しまして、これ、省令の場合には対象にならないということになりますと、実効性がどこまで担保されるのかというのは極めて不安だなというのが私自身の感想であります。今後の課題として是非とも認識していただきたい...全文を見る
○川合孝典君 筋論としてはそういうことだと思うんですが、労使という話になりますと、実際労働組合のない会社が全体の八割を超えるような状況の中で、じゃ労働組合のないところはどうするんだという話になる。この部分についての手段がきちんと講じられていないがゆえに、やらないところは何もやらな...全文を見る
○川合孝典君 大臣御指摘ありましたとおり、細かく休みを取ることができる制度、これ自体はとても評価できると先ほども私申し上げたんですが、ただ問題は、制度はできたけど本当に休めるのかというところに実はあるんです。やっぱり、休もうと思うと嫌な顔をされるだとか、そのことによって不利益な取...全文を見る
○川合孝典君 家族の看護休暇で突然企業がつぶれるという話になるのはちょっと極端な話かなというふうに思いましたけれども、これ指摘させていただいた理由は、大臣も御承知やと思うんですけど、ILOの百五十六号条約と百六十五号勧告ですか、ここで、家族的責任を有する労働者は保護又は援助が必要...全文を見る
○川合孝典君 労働組合の組織率の問題等について、大臣もよく勉強していただいていて本当に恐縮しておるところではあるんですが、まあそういう状況の中でどうやって政策的に強力に誘導していくのかということなわけですから、大臣の御答弁は非常に夢のある御答弁いただいていて、一つ一つ聞いていると...全文を見る
○川合孝典君 育児休業の再度取得要件に該当するか否かという、これは実際に育児休業を利用する方々にとって非常に重要なことなんです。利用者が育児休業の再度取得をしやすくするためにも、その要件は明確に明記していただくということが是非とも必要だというふうに考えております。今後、労働政策審...全文を見る
○川合孝典君 今お話ありましたとおり、現行の通達では時間外労働の制限については具体的な判断基準が明示されているということであります。今回、所定外労働の免除についても結局これに準じて規定をすべきであろうというふうに思っているんです。今回、せっかく所定外労働についても、所定外労働につ...全文を見る
○川合孝典君 最後にしますが、この点について明示いただくことが、せっかく様々な法改正、思いを持って法改正されたものの実効性を高める、そのために大変重要なものでありますので、そういう問題認識持っていただいて早急にこの点への対応をお願いしたい、このことを申し上げまして、私の質問を終わ...全文を見る
06月25日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○川合孝典君 お答え申し上げます。  御指摘のありました調査の件につきましては、この母子加算を加えた保護基準は一般母子家庭の平均的な消費水準と比較して高いというふうなことを言われておりますが、実はその分析の対象となった世帯が子供二人世帯で五十七サンプル、それから子供一人世帯では...全文を見る
○川合孝典君 お答え申し上げます。  委員御指摘のデータの安定性の欠如ということについては、当時から専門委員会の委員の皆さんからも発言があったということは議事録を確認したら記載されております。ちなみに、この委員長、専門委員会の委員長はこの委員会の中で、平成十一年度の全国消費実態...全文を見る