川合孝典
かわいたかのり
比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月20日 | 第193回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号 議事録を見る | ○川合孝典君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 |
03月07日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○川合孝典君 おはようございます。民進党・新緑風会の川合孝典でございます。 本日、私の方からは、一連の報道がなされております森友学園の問題について、事実の確認を幾つかさせていただきたいと思います。 本論の質問に入ります前に、まず文部科学省の方に確認をさせていただきたいこと...全文を見る |
○川合孝典君 手続上の問題としてはそういうことだというのは分かっておりますが、先生方、委員の皆様も御理解いただいておりますとおり、子供の学びに関わる問題であります。今月の末までに判断を下して、その結果認可しないということになったときに、この学校に入学を予定していたお子さん方がどう...全文を見る | ||
○川合孝典君 大阪府の方でということでの御答弁でありましたけれども、学校教育法を所管する文部科学省として、この問題についてはきちんと大阪府の方に指示を出した上で、どうするのかということについて回答をもらえるようにしてください。そのことを強く要請したいと思います。 大臣、これは...全文を見る | ||
○川合孝典君 新一年生になるお子さんがつらい思い、悲しい思いをしないように最大限の御配慮をお願いしたいと思います。 では、本論に入らせていただきたいと思います。 これまでこの問題に関しては、土地取引、金額の問題も含めて様々な議論がこれまでになされてきたわけでありますけれど...全文を見る | ||
○川合孝典君 ということで、正式認可が出る前に手続、いろんな作業を始めるということについては何らおかしくないということであったことが今確認をされました。 それでは、併せて追加の質問ですが、では、大阪府でこれまで学校の開設についての認可適当という判断が出てから正式認可にまで至ら...全文を見る | ||
○川合孝典君 ということで、お分かりいただきましたように、認可適当が出たら、これは正直言って事実上の決定であるということであったということであります。 あわせて、確認ですけれども、今回、この国有地売却の条件となっているいわゆる国が国有地を売却することの前提は、学校教育法一条校...全文を見る | ||
○川合孝典君 ここまでの議論で皆さん御理解いただきましたように、認可されるということが前提となって全てのことが動き始めているということが御理解いただけたと思います。 そこで疑問になりますのが、では、この大阪府私立学校審議会でどういう議論がなされてきたのかということであります。...全文を見る | ||
○川合孝典君 文部科学省としてはそうとしか言えないだろうと思いますが、資料の二を御覧いただきたいと思います。 この十二月の審議会の後、結論が出ずに臨時会を開いて、認可適当の決定を行ったと言われる臨時会の議事録の抜粋でありますけど、ここでもやはり委員の方から財務体質について、収...全文を見る | ||
○川合孝典君 国有地、国民の財産に関わる問題に発展していることでありますので。かつ、大阪のことだから分からないと、当然、当事者じゃないから皆さん直接答えることができる立場におありにない。ならば、この当事者たる大阪府の私学審議会と私学課の担当者の方々をこの参議院予算委員会に参考人と...全文を見る | ||
○川合孝典君 ありがとうございます。 それと、続きまして、さきの新聞報道で、校舎の建築費についての記載にずれがあるということの報道がございました。国の査定金額と森友学園から大阪府への報告金額に倍近い開きがあるといったこの報道がありましたけれども、これ確認させていただきたいんで...全文を見る | ||
○川合孝典君 確かにかなり安い金額でありまして、報道によりますと七億五千六百万であったと記憶しておりますけれども、延べ床面積が五千六百七十八平米でありますから、これを金額で割りますと一平米当たり十三万三千円という金額でありまして、どう考えても素人が見てもあり得ない金額になっており...全文を見る | ||
○川合孝典君 ありがとうございます。 それではもう一点、次に土地の問題に関して、廃棄物の問題に関して少し確認をさせていただきたいと思います。 これまで様々、廃棄物のやり取り、撤去のことについて錯綜した情報が飛び交っているわけでありますけれども、結局のところ、この森友学園の...全文を見る | ||
○川合孝典君 こうやって責任のなすりつけ合いのような議論がずっと続いているわけでありますが。 この学園、小学校の新築工事についての平成二十六年十二月の地盤調査報告書があることについては御存じですか。 | ||
○川合孝典君 実は、急にこの話をしましたのは、昨日この地盤調査報告書を御提出いただきましたので、そこで初めて目を通させていただきました。 どういう調査をしているかといいますと、この平成二十六年の十二月の段階で、学校の建物の敷地のちょうど端のところです、体育館の辺りと、それから...全文を見る | ||
○川合孝典君 その結果として一億三千数百万円の工事がなされたということの理解なんだろうと思うんですけれども、それでは、その後、平成二十八年の三月十一日になってから、くい打ち工事を行う、九・九メートルのくい打ち工事を行う上で新たな産業廃棄物が見付かったというこの報告を受けたわけであ...全文を見る | ||
○川合孝典君 それを航空局の方で確認をしたということでよろしいですか、直接見たということですか。 | ||
○川合孝典君 ということなんですよ。結局、直接確認をしたわけではないということでありまして、確認もせずに八億円の値引きをしたということがここではっきりとしてきているわけなんですけれども。 これですね、誰がこの状態で、要はその話を聞いただけで八億円の、八億円以上もの値引きをする...全文を見る | ||
○川合孝典君 従来の答弁繰り返していらっしゃるわけでありますけれども、現実問題として、さっき申し上げましたように、これ情報として御提示してもいいわけですけれども、地盤調査報告書で、三メートルよりも深い地層は沖積層、いわゆる地層であるということの結果が出ているわけであります。 ...全文を見る | ||
○川合孝典君 じゃ、それを科学的に証明するデータをお出しいただきたいと思いますが、ありますか。 | ||
○川合孝典君 水掛け論になってしまっているんですけれども、積み上がっているのを見たということであって、埋まっているのを見たわけじゃないわけですよね。 | ||
○川合孝典君 一般的に、こうした事例があって、後付けでこんなものが出てきたよと言われたときに、実際の科学的な検証も行わないままに値引きをするというのは一般的な理財局のやり方なんですかね。それをお伺いします。 | ||
○川合孝典君 では、その埋設物が明らかに撤去されたということの検証はされたんでしょうか。 | ||
○川合孝典君 きちんと検証してとおっしゃっていることがきちんとしているように外形的に見えなくなってしまっているからこの問題が起こっているわけです。 我々だって迷惑しているんですよ、こんな問題で。委員の皆さんだってもっと建設的に政策の議論したいはずなんですよ。だから、早くきちん...全文を見る | ||
○川合孝典君 済みません、時間なくなってまいりましたので、最後に一点、教育方針の問題について文部科学大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 今回、土地取引の問題が様々言われておりますけれども、私自身というか私の身の回りの人間は、教育の内容についてのビデオや様々な報道を見...全文を見る | ||
○川合孝典君 はい。 総理のこと、名前を挙げたりとかいう発言をされていることについて、これ、学校教育法十四条に抵触しないのかどうか。さきの…… | ||
○川合孝典君 はい。 衆議院の審議でも質問されておりましたが、大臣としてのお考え、一言で結構ですので、十四条に抵触しているかどうかを教えてください。 | ||
03月09日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○川合孝典君 おはようございます。民進党の川合孝典でございます。 いよいよ今国会の厚生労働委員会の審議が始まることになりました。政務三役の皆様には、前国会同様、政策的に中身の議論をしっかりと深めさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ...全文を見る |
○川合孝典君 そこで、私が問題提起させていただきたいのは、特に、直近でいきますと、薬剤費が、一部の革新的な医薬品ですね、遺伝子組換え型の抗体医薬品が上市されたことによって、その薬剤が予想外に売上げが大きくなったと。そのことの結果が医療費に悪影響を及ぼしているといったような論調の声...全文を見る | ||
○川合孝典君 このことを申し上げさせていただきましたのは、実は昨年の秋口のTPPの議論をさせていただいている中で、安倍総理とやり取りをさせていただいておりました折に、総理の方から、患者さんが医薬品が高過ぎることでなかなかアクセスしにくいことに対して、薬価を適切に見直すことでそのこ...全文を見る | ||
○川合孝典君 制度上、こうした超高額のオーファンドラッグの薬価の在り方について対応できる枠組みがなかったからそうなったということなわけであって、あくまでも高いから下げるんだということではないということの御認識をされているということでよろしいですね。 今お話がございましたとおり...全文を見る | ||
○川合孝典君 ここのしき方をどうしていくのかということいかんによっては、日本の国内での新薬開発の足かせにもなりかねないということでございますので、是非この点については慎重に御議論を進めていただきたいということであります。 それともう一点、あと少しこの点に関しては懸念の事項があ...全文を見る | ||
○川合孝典君 恐らく数万では済まないほどの品目の医薬品があろうかと思うわけでありますが、その全ての医薬品の薬価というものを毎年見直していくという作業には当然膨大な手間が掛かるということは想像に難くないわけであります。 そして、何よりも私問題だなと思っておりますのは、この薬価改...全文を見る | ||
○川合孝典君 なるべく負担が掛からないようにということで今御答弁をいただきましたけれども、これまでも負担を掛けようと思いながらやっていらっしゃるわけでは多分ないわけでありまして、しかしながら実態としては負担を掛けざるを得ない状況の中でこの枠組みでこれまで動いてきたということであり...全文を見る | ||
○川合孝典君 想像した以上に前向きな御答弁をいただきまして、かえって恐縮しておるわけでございます。 イノベーションと安全性と、さらには質の向上と、様々なことを両立させなければいけないという大臣の今の御答弁については、その点についてはまさにそのとおりだと思っております。医薬品は...全文を見る | ||
○川合孝典君 厚生労働省としては、大体このぐらいのペースで対象人数というか実際の加入者が増えてくるということのシミュレーションをされていたんでしょうか。おっしゃっていた数字、二十五万という数字に対してはまだ、途中経過だとはおっしゃいましたけれども、五万弱数字に差が生じているという...全文を見る | ||
○川合孝典君 その集計結果というのはいつ頃出るんでしょうか。 | ||
○川合孝典君 実は、この問題についてあえて申し上げさせていただきましたのは、二十五万という当初目標を立てて、それに対して二十万を若干超えるぐらいの数字ということの連絡が入ったわけでありますが、この五万弱の数字のずれというのが、適用逃れによるものがこの中に含まれていないのかどうかと...全文を見る | ||
○川合孝典君 聞くところによりますと、五百一人以上の企業というのも一つ要件に入っているわけでありますが、このボーダーライン上の企業や法人さんによっては、この適用、未適用というか、適用対象にならないようにするために例えば会社を分割したりとかいうことで対応されているようなケースがゼロ...全文を見る | ||
○川合孝典君 ありがとうございました。 では、次の質問に移らせていただきたいと思います。 社会保険のいわゆる控除の対象の上限金額の見直しをされましたことによって、従来、百三万円の壁、百三十万円の壁と言われていたものが今度変わってきたと、このことによって働きやすくなってきた...全文を見る | ||
○川合孝典君 実は、この百六万円のいわゆる壁と言われる問題について、私の方も、関係する、こうした働き方をしておられる企業を中心に二百社ほどでアンケート調査を実は実施いたしまして、実際パートタイマーで働いていらっしゃる、こうした働き方をしていらっしゃる方々がどんな感じなのかというの...全文を見る | ||
○川合孝典君 どんなに精密に制度設計しても、理解していただけなかったらつくったことの意味がないということになります。そういう意味では、つくるのは大変上手におつくりになるわけですけれども、伝えるのは余りお上手ではないのかなと。広報宣伝、周知ということについても、やはりつくった以上は...全文を見る | ||
○川合孝典君 そうした取組の結果として、およそ前段の部分と合わせて五十万人ほど適用が拡大されるであろうという見通しを立てていらっしゃるという、そういう理解でよろしいですよね。 | ||
○川合孝典君 皆さんが入っていただければそういう数字になるだろうという理論値ということです。 実際にこの対象になるいわゆる中小の企業さんの方にアンケートを取らせていただきますと、ほとんど任意加入する意思というのが聞こえてこない実はわけでありまして、そうした実態を踏まえて考えま...全文を見る | ||
○川合孝典君 中小企業の負担能力のことを考えても、いきなり制度を一気に動かすということに耐えられないかもしれない、激変緩和をきちんと考慮しなければいけないということは重々承知はいたしておりますが、そうしたことを踏まえても、一定の猶予期間を持ちながら、近い将来、ある程度の絵を描いた...全文を見る | ||
○川合孝典君 景気変動によって雇用の足場が揺らぐようなことがないようにという点で指摘をさせていただいているということでございます。 時間が参りましたので、私の質問、これで終わります。ありがとうございました。 | ||
03月13日 | 第193回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○川合孝典君 民進党・新緑風会の川合孝典です。本日はよろしくお願い申し上げます。 後ろで今のやり取りを聞いておりまして、予定にはなかったんですけれども、一点確認をさせていただきたいと思います。(資料提示) ちょうど小川敏夫議員が配付をされた資料、三月三十日の資料に一番から...全文を見る |
○川合孝典君 理財局長御自身がこの当事者ではないわけでありますから、資料自体を見ても分からないのは仕方がないかもしれませんけれども、現実にこういういいかげんな資料が出てきているという事実があるということについては、この場ではっきり確認をさせていただきたいと思います。 ここまで...全文を見る | ||
○川合孝典君 いろいろお聞きしようかと思っておりましたが、想像以上に御答弁が長いものですから、この件についてはこれで終わりたいと思いますが、総理だからということで、もちろん様々な事情については承りました。ただ、総理のみならず御夫人、夫人も含めて今回様々な問題に巻き込まれてしまって...全文を見る | ||
○川合孝典君 党のヒアリングのときにそういう御説明をいただいたんで改めて確認させてもらいましたが、今おっしゃった予算決算及び会計令という政令に定められている内容なわけでありますが、それの基になっております会計法にはこう書かれておるんです。契約の性質又は目的が競争を許さない場合、緊...全文を見る | ||
○川合孝典君 じゃ、四は読まなくていいということですか。今おっしゃいましたけれども、少額の場合には、これ少額の取引なんですか。 | ||
○川合孝典君 だから、都合のいい条文だけを読み取って、必要な……(発言する者あり)違う違わないの話じゃないですよ。緊急の必要性は天災ということですよ、天災等ですよ。 これ、国有財産をどう売却するのかということは、国民の財産をどうするかということでありますから、国が損をしないよ...全文を見る | ||
○川合孝典君 都合によって恣意的に判断できるということですね。 | ||
○川合孝典君 財政法九条にも、国の財産は、法律に基づく場合を除くほか、これを交換しその他支払手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡若しくは貸し付けてはならないと、財政法にも書かれておりますよね。 これも要件も満たした上でちゃんとやっているんだということをおっしゃる...全文を見る | ||
○川合孝典君 これ以上やっても答え出てこないようですので、次の、確認だけさせていただきたいと思いますが、今繰り返し予算決算及び会計令というところで答弁がありましたけれども、この予算決算会計令を見ておりますと、こういう記載がございました。 財務大臣に御確認をさせていただきたいと...全文を見る | ||
○川合孝典君 いろいろおっしゃいましたけど、要は財務大臣にはきちんと確認をしなかったということですね。 | ||
○川合孝典君 財務省が勝手に対応したというふうに受け止めさせていただきたいと思います。 続きまして、航空局、地下埋設物の調査の見積りの関係のことについて少し確認をさせていただきたいと思います。 これも衆議院の段階から繰り返し答弁されている内容なので、もう一回整理する意味で...全文を見る | ||
○川合孝典君 聞いていないことを長々としゃべらないでいただきたいと思いますが、もう一回この点について確認させていただきますが、国有地売却に関わるこうした手続というのは、大阪航空局、過去何回ぐらいやっていますか。 | ||
○川合孝典君 近畿財務局からこの大阪航空局の方にこの土地の地下埋設物の調査、見積りの要請が出たのはなぜですか。 | ||
○川合孝典君 まだ同じことをおっしゃっているんですね。 確認させていただきたいんですが、私違和感がありまして、何がおかしいんだろうと思って考えてみましたら、よくよく考えてみますと、この段階ではまだ売買契約が成立していないわけであります。何で売買契約が成立していない段階で損害賠...全文を見る | ||
○川合孝典君 どうも解せないんですよね。いや、損害賠償請求の話が出るも何も、まだ契約していないわけですから、文句を言うんだったら売らなきゃいいだけじゃないのかというのが我々の感覚なんですけど、その問いに答えてください。 | ||
○川合孝典君 国が、極力費用が掛からない、損害が掛からない状態で対応する手段というのはほかにもあると思いますけれども、せっかく地下からごみが新たに出てきたという話が出てまいりましたので、次の質問に入らせていただきたいと思います。 三月七日の予算委員会のときに理財局長から、この...全文を見る | ||
○川合孝典君 時間稼ぎの答弁するのやめてほしいんですけれども、六十八か所の調査を行ったというのは三メートルまでですよね。かつ、このときには超音波も使って非常に精緻に検査をなさっておられますので、そのときに出た知見というのは非常に精密なデータということになっておるわけでありますが、...全文を見る | ||
○川合孝典君 その主張を裏付けるためのエビデンスはあるのですか、それを出してくださいということを言っているわけでありまして、ここで時間をこれ以上使うのはもったいないので、また別途ヒアリングも含めてやらせていただきたいと思います。 次の確認をさせていただきたいと思いますが、ちょ...全文を見る | ||
○川合孝典君 国有財産近畿地方審議会と言うらしいですね。議事録、私も確認をさせていただきました。今局長から答弁があったとおり、この審議会では、大阪府の私学審議会の判断を前提としてこの認可をするということについての確認がなされたという議事録が残っておりました。 ここからが確認な...全文を見る | ||
○川合孝典君 ということは、審議会の委員の方に値引きをするということについては諮っていないということですね。そこだけ言ってください。 | ||
○川合孝典君 もう一度聞きますよ。この八億円の値引きの後の金額について審議会で、八億円引きますけどいいですかということは諮ったんですか。 | ||
○川合孝典君 なぜその後諮らなかったのか、教えてください。 | ||
○川合孝典君 これでも私かなり優しくやらせていただいているつもりなんですけど、だんだんいらいらしてきました。 国有財産の処分について、金額も含めて適切なものなのかどうなのかを判断するのがそもそも審議会なわけでしょう、法律に基づいて。行政が恣意的な判断をしないようにするためにわ...全文を見る | ||
○川合孝典君 こうした大幅に、値段が十分の一にまで下がってしまうといったような大幅な動きが出たときに、それが審議会に諮る必要がないという話になったら、この国有財産近畿地方審議会というのは最終決定には責任を持っていないということなんですか。 | ||
○川合孝典君 ということは、価格が変更されたということについては一体何で開かなかったのか、ここだけちょっと御答弁ください。 | ||
○川合孝典君 質問の仕方変えましょう。 この段階では、定期借地権付きの、将来売却を、十年後の売却を予定したという借地契約という話になっておりましたけれども、その先、実際に買い取るかどうかということも含めて、その後物事が動くことに対してはこの審議会というのは要は責任を持つ必要が...全文を見る | ||
○川合孝典君 審議会の委員の方に対してこれは報告しましたか。 | ||
○川合孝典君 議事録では、売買契約についての了解は議事録の中には載っていません。新たに契約が変わったとおっしゃっているわけですから、新たに変わったんだったら審議会に諮るべきなんじゃないのかということです。 | ||
○川合孝典君 議事録はきちっと残っておりますので、この問題についても今後精査してまいりたいと思います。 時間がどんどんなくなってまいりましたので、次の質問に移りたいと思います。 この本件の八億一千九百万円分の地下埋設物のいわゆる搬出を行うエリアの設定がされておるわけですね...全文を見る | ||
○川合孝典君 説明はこれまでもずっとおっしゃってこられたわけですが、地下構造物調査に基づきと、平成二十二年の地下構造物調査という言葉が、フレーズがよく出てくるんですが、この地下構造物調査によって深度三メートルまでのごみの混入率はどういう数字になっていたか、おっしゃってください。 | ||
○川合孝典君 この面積のところから実際に工事をやった結果として出たいわゆる汚染土壌、それからコンクリート殻を始めとする様々な産業廃棄物、足しておよそ一千八百トンぐらいが出たというデータが残っております。四七・一%じゃないですよね、三メートルまでのところは。 | ||
○川合孝典君 残余の質問は午後に回して、午前中はこれで終わらせていただきます。(発言する者あり) | ||
○川合孝典君 三メートルまでのごみの混入率について、四七・一%のごみの混入をしているという、その証拠を裏付けるようなものがこの地下構造物調査では見当たらないんですけど、エビデンスがあるんだったら出していただけますか。 | ||
○川合孝典君 失礼しました。 残余の質問は午後に回して、午前中はこれで終わります。 ありがとうございました。 | ||
○川合孝典君 民進党・新緑風会の川合孝典です。 午前に引き続きまして質問を続けさせていただきたいと思います。 午前の最後に話をしておりましたこの八億一千九百万円の撤去費用についての話でありますが、国有財産の売却を審議する国有財産近畿地方審議会でこの当該敷地の売却の決定を審...全文を見る | ||
○川合孝典君 その近畿財務局の方のどなたが決裁して売却したんですか。 | ||
○川合孝典君 今回多くの国民の皆様が感じていらっしゃるのは、余りに財務省の気前が良過ぎると。予算を削ることに熱心な財務省が本件に関しては大変気前よく様々な段取りをしておられることに対して違和感を感じるわけであります。 併せて申し上げたいのは、今答弁されている皆さんは当事者じゃ...全文を見る | ||
○川合孝典君 引き延ばせば引き延ばすほど、この問題についてはあらぬ疑いが膨らんでしまうことでございます。何もないのであればきちんと当事者をお呼びになればいいですし、違法性がないからということも聞こえてまいりますけれども、違法性があったら別に国会に招致しなくても逮捕されるわけであり...全文を見る | ||
○川合孝典君 様々これまで質問させていただいてまいりましたけれども、これはテレビを御覧になられている皆さんもお感じだと思いますが、何も分からないということであります。引き続き、この問題については追及を続けてまいりたいと思います。 どうもありがとうございました。 | ||
03月30日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 議事録を見る | ○川合孝典君 おはようございます。民進党の川合孝典でございます。 本日は、雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、ごく短時間でございますけれども、御質問させていただきたいと思います。 まず最初、雇用保険関連の質問から御質問させていただきたいと思いますが、御質問をま...全文を見る |
○川合孝典君 冒頭おっしゃいましたとおり、財政状況が非常に厳しくなったということ、お手元にお配りした資料の一枚目のところに付けさせていただいておりますが、雇用情勢が非常に厳しくこの当時なりまして、その結果、雇用保険財政が逼迫したという、そのことが給付の引下げのそもそもの発端であっ...全文を見る | ||
○川合孝典君 労政審のお話がありましたので、その点についても確認をさせていただきたいところがあるんですけれども、その前になんですが、御存じのとおり、財政制度等審議会、財務省の方でありますが、こちらの方では、度々この雇用保険の在り方、国庫負担の在り方についての議論が繰り返し行われて...全文を見る | ||
○川合孝典君 考え方についてはまさに大臣がおっしゃったとおりということでありますが、事象として現実に現れてきているのは、厳しい財政状況の中でどう国家財政回していくのかという議論の中で、考え方はぶれていないんだけれども実態としてはどんどんシュリンクしていってしまっているというのが今...全文を見る | ||
○川合孝典君 雇用保険財政が安定することを前提にとおっしゃっていますけど、今安定していないということではないですよね。しっかりと積立金が積み上がっているという状況なわけでありますから、やろうと思えば今でもできるということじゃないのかというのが客観的な分析ということなんですけれども...全文を見る | ||
○川合孝典君 思ったようなお答えはいただけなかったわけでありますけれども、改めて確認をさせていただきます。 先ほど労政審の議論も踏まえてということをおっしゃいましたが、私も議事録を確認させていただきましたけれども、労政審の考え方は、平成三十二年に本則復帰ということをやっぱり原...全文を見る | ||
○川合孝典君 措置を延長することによって守られる、きちんとセーフティーネットを取りあえず五年とはいえ張ろうという考え方自体については、やっていただけることについては私はウエルカムな話だと思っておるんですけれども。 先ほど大臣もおっしゃいましたように、有期雇用、多様な働き方とい...全文を見る | ||
○川合孝典君 突然振らせていただくといい答弁をいただけて大変有り難いわけでありますけれども。 要は、雇用形態も雇用期間も過去と違って非常に多様化してきているという状況に置かれておるわけでありますから、そうした働き方で実際にこの雇用保険の適用をどう受けられるようにするのか、セー...全文を見る | ||
○川合孝典君 もう一声といきたいところでありますけれども、是非、まず問題認識共有していただくところから始めないといけないと思っておりますので、是非、良かれと思って制度設計、法律を作った、そのことの結果が労働の現場で必ずしもうまく運用につながっていないという事例というのは、今日はた...全文を見る | ||
○川合孝典君 計算式はそういうことなんですけれども、いわゆる労働生産性、要は新たな雇用を生み出すためにどうスキルアップにつなげていくのかということも含めての議論ということになるわけでありますけど、労働生産性とか生産性向上というのは、響きとして非常に実はいい響きなものですから多用し...全文を見る | ||
○川合孝典君 確認をさせていただきたいんですけれども、この労働生産性向上に資するものが何なのかということについては、何かのスケールというか、指標というか、ルールというものをお作りになるということなんでしょうか。 | ||
○川合孝典君 その指標というか、考え方というか、ルールというものは明示していただけると理解してよろしいですか。 | ||
○川合孝典君 その上で御提示いただけるという理解でよろしいですか。 | ||
○川合孝典君 気を付けなければいけないのは、生産性、元々ベースの高いいわゆる労働者の方をどう更に付加価値、生産性を上げていくのかという議論とは別に、スキルがなかなか身に付いていない方々が職に就けるように要は研修や様々な教育を行うということを、これ、生産性の考え方というのはどこにそ...全文を見る | ||
○川合孝典君 丁寧な説明ありがとうございます。 大臣に是非今後検討課題としてちょっと記憶の隅にとどめておいていただきたいのは、声として実はありますのは、そのITだとかいわゆるハイスキルな労働者をどう育てていくのかということが一つこの対象講座の選定に当たっての大きなルールになっ...全文を見る | ||
○川合孝典君 是非よろしくお願いしたいと思います。 時間が参りましたので、最後の質問をさせていただきたいと思います。 育児休業制度に関して確認をさせていただきたいわけでありますが、御承知のとおり、今回のこの法改正なんですけれども、実は前回法改正、改正育児・介護休業法が今年...全文を見る | ||
○川合孝典君 終わります。 | ||
04月11日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 議事録を見る | ○川合孝典君 民進党の川合孝典でございます。 川田議員に引き続きまして質問をさせていただきたいと思いますが、私は川田さんのように専門的にこの法案やこの分野の研究をしてきた人間ではございません。また、私自身、いかなる法案であっても是々非々で議論をするべきだと思っておりますので、...全文を見る |
○川合孝典君 今御答弁された内容については私は理解できる説明をしていらっしゃると思うんです。であるならば、こういう書き方しちゃいけないですよ。一番冒頭の部分でこういう書き方をしてしまうから、監視強化につながる、事件再発防止のためにいろいろな措置を講じなければいけないという法律の趣...全文を見る | ||
○川合孝典君 大臣の今日の趣旨説明の文章を読めばそういうことになっております。が、しかしながら、これはおかしいです。これを読んで理解をしようと思うと、どう見ても立法事実はないということに、そう理解せざるを得ない書き出しの文章になっておるわけであります。 私が申し上げたいのは、...全文を見る | ||
○川合孝典君 ただいま大臣から御発言いただいたことについては、はっきり反省をとおっしゃったことについては私は率直に評価をしたいと思います。 この法律は、この今の現行法に変わる前の一番最初は、精神病者監護法が一九〇〇年に制定されたところから始まって、最初は隔離からスタートです。...全文を見る | ||
○川合孝典君 同意、不同意の話になりましたので、せっかくですからその点についても御質問させていただきたいと思いますけれども、実は患者さんを隔離をするというこの数字が一九九八年の統計を取り始めて以来初めて一万人を突破しています。急増状態にあるんですけど、じゃ、なぜこれだけ増えている...全文を見る | ||
○川合孝典君 いろいろな御指摘をしていただける方がいらっしゃって、私の手元にも幾つか資料があるんですけれども、いわゆる隔離や身体拘束等が増えている一つの理由として指摘されているのが、精神科の救急入院病棟の認可の施設数がすごい増えているんですけど、その背景にあるのが、診療報酬がここ...全文を見る | ||
○川合孝典君 本当だったら言いたくないんですけれども、なぜ、要は、診療報酬が引き上げられていることが患者さん、いわゆる身体拘束や隔離の増大につながっているのではないのかという、その指摘についてどのように捉えていらっしゃるか。 | ||
○川合孝典君 要は把握していないということが、何も分かっていないということが分かったということでありますけれども、是非掘りたい方はこの後掘っていただければと思いますけれども。 いずれにいたしましても、今回大きく制度を触ろうとしたときに、背景にあるものが何なのかということがきち...全文を見る | ||
○川合孝典君 手続に瑕疵があって、同意で入院の手続が開始されたときに、家族同意がなされていない状況の中で入院されているということで退院させてくれということを家族が言うときは知事に言わなきゃいけないんですか。 | ||
○川合孝典君 医師の判断で同意したということで入院の手続取って、その後、家族が駆け付けて話聞いてみたら無理やり入院させられた、どちらの主張が正しいのかということもここはきちんと検証しなければいけない話かもしれませんが、家族が来て同意はしませんとおっしゃっているようなケースでも、医...全文を見る | ||
○川合孝典君 ルール上はそういうことなんです。でも、現実問題としてそういう問題が起こっているとなったときに、それを、申立てを知事にしなければいけないということになるわけですか。 | ||
○川合孝典君 建前の話をしているわけではなくて、現実にそういう、現場で判断に瑕疵が生じたときに、そのときにどう対応するのかということなんです。当然、それを、家族や当事者の方に、知事に対して申立てを行ってという様々な手続を行う責任が生じるのであれば、手続に瑕疵があった、じゃ、医療機...全文を見る | ||
○川合孝典君 家族等同意、要は運用が、ルールがきちんと守られる枠組みをどう担保するのかということなんですよ。そこを実は指摘させていただいているということを御理解いただきたいと思います。こう決まっているから大丈夫という話じゃなくて、現場で必ずしもそうなっていない、そのことによって苦...全文を見る | ||
○川合孝典君 ということは、今の説明聞いている限りは、判断の客観性を担保する方法はないということですか。 | ||
○川合孝典君 入院の判断に当たってはいろいろなケースが考えられると思います。非常に難しいことを要求しているのも重々理解はしておるんですが、家族、家族同意、素朴な思いというか疑問として、家族同意の前提となる家族なんですけど、家族こそが最も大きな利害関係者であるのも、これ一面の事実な...全文を見る | ||
○川合孝典君 質問の順番ちょっと飛ばして、支援計画の実施に当たって負担が増大する医療機関に対する対応についてちょっと確認をさせていただきたいと思います。 今回、支援計画を作成するだとかガイドラインを作るだとか、いろいろ基準を明確にしていくといったような御答弁をいろいろいただい...全文を見る | ||
○川合孝典君 診療報酬の話が出たのでこの話はこれで終わりにしておきたいと思いますけれども、前回、平成二十五年改正のときには、様々な業務の見直しを行ったにもかかわらず診療報酬の見直しは行っていないんですよね。 お金だけの問題ではないといいながらも、施設、病院も、運営を行っていく...全文を見る | ||
○川合孝典君 今回の法改正によって、警察の関与というのが高まることになるわけであります。初動の段階で対応の差が出てくるということになると、その後の対応にも差が生じることが当然懸念されるわけであります。このことについては多くの方々が御指摘されている問題点でありまして、この運用の基準...全文を見る | ||
○川合孝典君 論文だけで資格が取れるというその制度自体がもう制度疲労を起こしてしまっているというのは明らかなわけでありますから、この点についてはしっかりと、いわゆるスキルを担保できるような資格制度を是非構築していただきたいと思います。 いよいよ時間なくなってきましたので、確認...全文を見る | ||
○川合孝典君 分かりました。 最後になりますので、申し上げたいと思いますけれども、今回、相模原のこの事件の関係で、この指定医というか、精神障害を持っていた被告の病歴が実は手元に資料として、間違っていたら御指摘いただきたいんですが、どういう病歴になっているかというと、何人かのお...全文を見る | ||
05月11日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○川合孝典君 おはようございます。民進党・新緑風会の川合孝典でございます。 私、四月の十一日の日に質疑をさせていただいてからかれこれ一か月間、ほかの委員の先生方の質疑、やり取りを聞かせていただいてまいりました。この質疑を続けている中で、本来の論点が見えなくなってきてしまってい...全文を見る |
○川合孝典君 という答弁をしてこられたわけでありますが。 では次に、もう一つ確認なんですけれども、途中で資料の書き換えを行うということを行っても法案の条文に対する影響が生じないと考えていらっしゃる理由についても、もう一度確認をさせてください。 | ||
○川合孝典君 これも、済みません、何度も御答弁をいただいた内容なわけでありますが。 そこで、確認をさせていただきたいんですけれども、そもそも、改正法案の法案自体とこの法案の概要の説明の資料というのはどっちを先に作っていらっしゃるんでしょうか。 | ||
○川合孝典君 法案の、では概要説明資料の方が先に作られる可能性もあるということですか。 | ||
○川合孝典君 今の答弁をお聞きいただいていて、全ての問題の本質がここにあるということをお気付きいただいたと思うんですが。 言うまでもなく、法案の概要というのは、法案を作ってその法案の中身を分かりやすく説明するために整理するというのがこれ当然のことでありまして、当然のことながら...全文を見る | ||
○川合孝典君 審議が始まってから概要が変わるということはそもそもあり得ないということであります。 今の副大臣の御答弁が仮にそうなんだとすれば、ほかの委員会も含めて各委員会が、省庁が出してくる法案の趣旨説明は変わる可能性があるということを前提として審議しなければいけなくなってし...全文を見る | ||
○川合孝典君 一か月前に指摘をさせていただいた本人でありますので、そういう意味では若干複雑な気持ちでもあるんですけれども。 いずれにしましても、今るる大臣御答弁いただきましたけれども、趣旨説明の資料の変更が可能なのはやっぱり法案が提出されるまでの話でありまして、出してしまって...全文を見る | ||
○川合孝典君 次の問題に移らせていただきたいと思います。 精神障害者支援調整機関、精神障害者支援地域協議会、このいわゆる新たに法改正の中で検討されている組織について確認をさせていただきたいと思います。 皆様のお手元にも資料を配らせていただきましたが、資料の一番、五十一条十...全文を見る | ||
○川合孝典君 今御答弁いただいた内容であれば合理性のある説明になっているんですけど、この条文だけだとなかなかそうも読めないわけでありまして、好意的に読まずにうがった物の見方をすれば、一に限りというものが場合によっては警察になる可能性があるんじゃないのかという、そういう実は懸念の声...全文を見る | ||
○川合孝典君 善意でそうしようとしていらっしゃることについては、私否定するものではないんですが、そもそも再発防止というところが冒頭に、最初にどかんとあって、その上でこう書かれているわけでありますから、そうすると、監視強化目的で、場合によっては調整機関を警察がやるということについて...全文を見る | ||
○川合孝典君 この時点ではかなり踏み込んで御発言をいただいたと理解したいと思いますけれども、そうした実は大切な部分というのが、本来条文に明示されていなければいけないような肝の部分が、多くのことがガイドラインの方に実は依存してしまっているという、このこと自体が実はこの法案、法律自体...全文を見る | ||
○川合孝典君 ないのではないかと考えているとおっしゃいましたけれども、そこが実は問題でありまして、実際現場での運用がどうなっていくのかということについてはやはり条文の中にきちんと明示的に書き込んでおかないと、これをせねばならないというところを書き込んだ上で、あと細部の部分をガイド...全文を見る | ||
○川合孝典君 個別の話は代表者会議ではしないとおっしゃいましたけれども、非常に大事な話でありまして、本来それが書かれていないといけないわけなんですよ、法案の中、条文の中に。これを明示するという、この行為を明示するということをしておけばこういう議論にもならなかったということを指摘さ...全文を見る | ||
○川合孝典君 今の大臣の御答弁を拝聴している限り、ごく真っ当なことをおっしゃっているんですが、問題は、この条文、法案を見てそれが読み取れないということなんです、私が申し上げたいのは。要は、御説明されている内容とこの法案自体、そういう意味では、に乖離が生じてしまっているということを...全文を見る | ||
○川合孝典君 おっしゃるとおりで、大きく異なるわけであります。にもかかわらず、元々この二十三条通報は、自傷他害のおそれというのがその要件になっているわけですよね。 今回の法改正では、この自傷と他害という概念が一くくりになってしまっていて、根本的な違いというものが全く無視されて...全文を見る | ||
○川合孝典君 個々の事例に応じて対応というお話をされましたけれども、そもそも他害のおそれのある方というのは、一般的にはやっぱり薬物依存症による精神障害の方々を始めとするそういういわゆる犯罪の懸念が生じる方ということなんだろうと思いますけれども、この自傷というのはそれとは全く違うわ...全文を見る | ||
○川合孝典君 結局、そうした肝の部分が現場任せ、現場の判断に委ねるという立て付けなんです、これ。結局、そういうことになってしまっているわけであります。法律の条文を読んだだけでは、大臣が今おっしゃったような話は結局読み取れないということなわけであります。 このこととは別になりま...全文を見る | ||
○川合孝典君 突然の通告で失礼をいたしました。 私が申し上げているのは、刑事法関連諸法のように、この法案の中に具体的に何かを書き込めと言っているわけではないんです。あくまでも、この措置入院の対象者の方の有責性の有無について判断が保留されているかどうかということについて、こうい...全文を見る | ||
○川合孝典君 はい。 じゃ、鈴木さん、お願いします。 | ||
○川合孝典君 済みません、突然振ったから混乱されたみたいでありますけれども。 実は、精神科救急の明確な定義って調べてもない、書かれていないんです。ないんですよ、実は。だから堀江部長が答弁できなくても仕方がないんですけど。 私が指摘させていただきたいのは、実はこれ、措置入院...全文を見る | ||
○川合孝典君 時間がいよいよなくなってきましたので、次のちょっと質問に入りたいと思います。お手元に資料をいっぱい配ったんですけど、何も使っていないことに気が付きました。 資料の二枚目をちょっと御覧いただきたいんですけれども、ちょっと事実関係だけ皆さんと認識を共有させていただき...全文を見る | ||
○川合孝典君 ここで指摘させていただきたいことなんですが、この重度かつ慢性の基準化というのを行った研究会あります。厚生労働科学研究補助金の対象研究ということでありますが、この基準化を行った研究会のメンバーが実はこれからの精神保健医療福祉のあり方検討会の構成員も兼ねていらっしゃいま...全文を見る | ||
○川合孝典君 私は利益相反に当たるのではないのかということについての指摘をさせていただいたわけであります。 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますけれども、是非ちょっとお願いしたいんですけれども、この一連の研究を行うに当たっては研究倫理審査報告書というのを必ず厚生労働...全文を見る | ||
○川合孝典君 これで終わりますが、この点については是非理事会でも御議論いただきたいと思います。 どうもありがとうございました。 | ||
05月23日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号 議事録を見る | ○川合孝典君 民進党の川合孝典でございます。 大臣、蒲原局長、副大臣にはよろしくお願いいたします。 今日はちょっと時間が短いので立て続けに質問させていただくことになりますが、手短に御答弁をいただければと思います。 私の基本的なスタンスでありますが、地域包括ケアシステム...全文を見る |
○川合孝典君 負担の公平性を図るといったこともそうなんですが、単語一つ一つはおっしゃっていることは非常に正しい、理解できることをおっしゃっているんですが、私が聞いたのは、なぜこれまでずっと一割で来ていて、ここへ来て二割、三割とぽんぽんと上がるのかということ、このことに対して拙速だ...全文を見る | ||
○川合孝典君 ゴールデンウイーク明けに石橋委員のところにも資料を出していただいたという話は聞いておりますが、元々情報として開示されていたデータというのは制度改正された二〇一五年八月から半年間の数字ということでありまして、その後、ここに至るまでの間に一年以上の時間がたっているという...全文を見る | ||
○川合孝典君 それが財源としてどれほどの効果があるのかということは別にして、実績づくりという意味でという表現を先ほどおっしゃっていたと思うんですよ、実績と、この単語はお使いになりました。 これ、実は多くの皆様が御懸念をされている点でもありますので確認させていただきたいんですが...全文を見る | ||
○川合孝典君 つまりは、状況が変わればいつでも上げられるという御説明だったと理解すればよろしいわけですよね。 予算事項というお言葉を使われましたけれども、まさしく予算、予算編成する上でどうするのかというところで、財務省に言われれば上げるよということをつまりはおっしゃったという...全文を見る | ||
○川合孝典君 大臣、答弁書を見ずに御答弁いただくと非常にいい御答弁頂戴できますので、問題意識をやはりきちんとお持ちいただきたいということについて、まずは今日のところは問題提起とさせていただきたいと思います。 続きまして、ちょっと蒲原局長に確認させていただきたいんですが、今回三...全文を見る | ||
○川合孝典君 前回の委員会のときにそうした趣旨の答弁されていたのを聞いていて、若干、私、違和感を感じたことがあるんですけれども。 もちろん、医療も介護も、そういう意味では、給付を受けるという意味ではそこに合わせたんだという御説明は厚生労働省の立場ということなんですが、よくよく...全文を見る | ||
○川合孝典君 今の説明で利用者の方々、国民の皆様が御納得されるかどうかということについては是非検証いただきたいと思います。 一問だけやっているうちに時間がほとんどなくなってまいりました。 次の質問、ちょっと幾つか質問させていただきたかったことがあったんですが、準備してきた...全文を見る | ||
○川合孝典君 そういう懸念があるよということの指摘なんですよ。 答弁として、いや、だから大丈夫なんだと言っておられて、何年かたって結果が出ていなかったら、ほら、駄目だっただろうという話になるわけで、そういう指摘があるんだったら今のうちに検証した方がいいんじゃないですかという提...全文を見る | ||
○川合孝典君 つまり、今、分かりやすく言いますと、予算の範囲内でやることだから、予算が取れなかったらマイナスアルファがあるということですよね。つまりはそういうことですよね。(発言する者あり)ありがとうございます、御声援。 そこで、そういう懸念がある状況の中で、何が現場で起こる...全文を見る | ||
○川合孝典君 維持、改善とおっしゃいましたけれども、そのこと、おっしゃっていること自体は正しいんですけれども、だったら何で特養の入所の基準を原則要介護三以上に線引いているんですか。そこを線引くということは、要は今何が起こっているかというと、家族が介護度の認定の評価を受けるときに、...全文を見る | ||
05月25日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号 議事録を見る | ○川合孝典君 民進党の川合でございます。一昨日に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。 聞けば聞くほど分からないところがまだまだたくさんあるわけでございますが、頂戴した時間三十分しか私もございませんので、本日は、一昨日通告させていただいた質問項目の中から、現場から...全文を見る |
○川合孝典君 強化のため。 | ||
○川合孝典君 私、この点について、厚生労働省、大臣始め厚労省の説明と現場から上がってきている声の間に食い違いをずうっと感じておりまして、何かかみ合わないなというところがありまして、いろいろと検証しておりますうちに気が付いたことがあるんですけど、ちょっと確認をさせていただきたいんで...全文を見る | ||
○川合孝典君 やり取りしているうちに、徐々に私自身が今見えてきたものがあります。 実は、現場から上がってきている声というのは、その地域包括支援センターで働いていらっしゃる様々な職種の職員さんと同時に、そこからの委託を受けてセンターで勤務していらっしゃる、要は委託業務をやってい...全文を見る | ||
○川合孝典君 ありがとうございます。そこまで御説明いただくとなるほどということなんですが、残念ながら、これだけだとそれが読み取れないです。 そういう趣旨なんだと、今大臣がおっしゃったことが本来の今回の法改正の趣旨なんだよということについて、それぞれの保険者の方々が理解の上、い...全文を見る | ||
○川合孝典君 よろしくお願いします。 次に、別のテーマについて御質問、確認をさせていただきたいと思います。介護医療院についてであります。 現場の方から質問の声が上がっておりまして、新たなこの施設、一人当たりの床面積、どういう面積になるのかということについての実は質問なんで...全文を見る | ||
○川合孝典君 という答弁されるんだろうなと思ったんですが。 御存じだと思いますけど、二〇一五年七月のこの指針の改正で既存の建築物等を活用する場合の特例が認められているはずであります。現場の皆さんが心配されているのは、この特例には居室面積の定め、規定がないんです。特例、既存の施...全文を見る | ||
○川合孝典君 つまりは、詳細についてはこれから決めるということなんですよね。 結局、皆さんが心配されているのは、なし崩しでその六・四という数字が固定化されてくる可能性があるんじゃないかということなんです。 だから、当然のことですけれども、やっぱり高齢者の尊厳に配慮した生活...全文を見る | ||
○川合孝典君 いま一つ釈然としないんですけれども、家具やパーテーションが個人の尊厳を守る、いわゆるプライバシーを守るものに果たして十分つながっていくのかということについては大いなる疑問があるんですが、これだけやっているとまたこれだけで時間を使ってしまいますので、もう一個だけ確認さ...全文を見る | ||
○川合孝典君 皆さんもお分かりいただいたと思いますが、決まっていないんです。 ここからは、局長にお伺いしても、これ以上は御答弁のされようがないので、大臣に今のやり取りを聞いていただいて、そういう状況にあるということを是非まず御認識をいただきたいんです。 その上で、このまま...全文を見る | ||
○川合孝典君 補助する期間をいつまで設定するかによって、そのことが改修することのインセンティブにきちんとつながるような枠組みを御検討いただければいいんじゃないのかなと思いますが、ただ、ちょっとこの今のお話だけだと本当にそうなるのかがまだまだ心配だと思いますので、この問題については...全文を見る | ||
○川合孝典君 急に振ったから、その点では申し訳なかったんですが。 勤続年数が短いのは、どんどん辞めていかれる理由があるわけです。なぜ辞めるのかというと、この仕事じゃ生活していけないからなんですよ。結婚して、子供を持って、それで働き続けられる賃金水準ではないから、どんどん離職し...全文を見る | ||
○川合孝典君 私の出身の組織にも介護労働者の方々の団体があります。そこだけでも六万五千人分ぐらいの対象にした調査をやっておりまして、私自身は、大臣と違ってそうしたデータに基づいて質問をさせていただいているということであります。 非正規の方が多いというお話もありましたけれども、...全文を見る | ||
06月08日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号 議事録を見る | ○川合孝典君 おはようございます。民進党の川合でございます。 先ほど島村筆頭からお話がございましたが、シンプルな法案ということでありますが、シンプルであるがゆえに、課題、テーマは幅広であるというふうに私は理解いたしておりますので、一連の組織改編も含めて幅広な視点から質問をさせ...全文を見る |
○川合孝典君 指示、命令という意味でいくと次官級ということですけど、次官の指示を受けて動くという事実は変わりはないという理解でよろしいんですか。 | ||
○川合孝典君 ということは、厚生労働審議官と横並びといったような位置付けだという理解でいいということでしょうか。 | ||
○川合孝典君 ありがとうございました。 次の質問に移りたいと思います。 今回の組織再編の図を見ておりましたら、派遣・有期労働対策部という組織自体が解消されて分割されるということになっておりました。このことについて、いわゆる多様な働き方が非常に広がってきている状況の中で、派...全文を見る | ||
○川合孝典君 そうお答えになるんだろうなと思って、組織図を見ていると確かにそう書いてあるんですが、いわゆる派遣という働き方自体を専門的に対応する窓口ということで皆さん御認識されていたということでありますので、そういう意味では、組織を分割しても要は問題がないような仕事の回し方をこれ...全文を見る | ||
○川合孝典君 現状、まだ姿が見えてきていないものですから、ちょっとその点についての疑問の声が上がっていたので、この質問を今回させていただきました。 今回の組織再編も含めて、今回、労働基準監督官のいわゆる陣容を強化していくといったような話も含めてこれから取り組まれるということで...全文を見る | ||
○川合孝典君 六月中には公表されるから、その時点では状況を我々把握することを、お教えいただけるということでよろしいですね。分かりました。 続いて、このデータヘルス改革推進の中身について少しお伺いしたいんですけれども、ICT、AIを活用した健康、医療、介護のパラダイムシフトの実...全文を見る | ||
○川合孝典君 ICTとか技術革新が進んでいく中で、診療のいわゆるデータを共有することによって効率的かつ迅速に医療サービスが正確に提供できるような体制を整えるという、この考え方自体は非常に方向として正しいことだと思っておるんですが、私、この議論聞いておりまして少し違和感を実は感じて...全文を見る | ||
○川合孝典君 突然の質問に対してお答えいただきまして、ありがとうございました。是非バランスの取れた議論を進めていただきたいと思います。 時間が参りましたので、最後に一点だけ確認をさせていただきたいと思います。 いわゆるデータヘルス時代の質の高い医療の実現に向けた有識者検討...全文を見る | ||
○川合孝典君 ありがとうございました。終わります。 | ||
06月13日 | 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号 議事録を見る | ○川合孝典君 民進党の川合孝典です。 いよいよ国会も最終盤で、今後いつ厚生労働委員会で質問ができるか分かりません。分からない状況やに伺っておりますが、秋の臨時国会まで引っ張ったのではちょっと間に合わなくなってしまう課題がちょっと見付かってまいりました。直接法案とは関係ございま...全文を見る |
○川合孝典君 お聞きいただきましたとおり、かなり厳密な基準が設定されているということでありますが、そこでちょっと確認なんですが、これ、入ってきた情報ということですので確定ではございませんけれども、今回、今治で獣医学部を設置するに当たって、獣医学部長の候補者でいらっしゃる千葉科学大...全文を見る | ||
○川合孝典君 非常に怪しげな答弁なんですよね。 実は事前に伺ったときにも、管理されていれば居住スペースにバイオセーフティーレベル3の施設を置くということについては違反ではないという話だったんですが、今局長お話ございましたけれども、私、別に局長を責めるつもりでこの質問をしている...全文を見る | ||
○川合孝典君 多分そういうことをおっしゃるんだろうなと思いましたけれども、私が申し上げているのは寮ですから、ふだん住んでいる場所であります。しかも、今例示されたのは、専門家の方々が実務をされる実務スペースが要は併設されているというお話でありまして、学生や教職員、職員が居住するかも...全文を見る | ||
○川合孝典君 議事録残ってしまいますよ、余りそういういいかげんな御答弁をされると。 私、事前にこの質問を投げたときに、いや、複数どこでもある程度造れるんだといったような話を担当の部課から連絡を頂戴したので、それからホームページ等々で実際バイオセーフティーレベル3、4の施工をや...全文を見る | ||
○川合孝典君 ありがとうございました。それでは、この問題についてはもう終わらせていただきまして、法案の方に入らせていただきたいと思います。 私、まず関連の質問から入りたいんですが、実は保育士、いわゆる今回の児童福祉法に関わる話で子ども・子育てというところからまず一点ちょっと確...全文を見る | ||
○川合孝典君 処遇改善のための施策も含めて、別に何もやっていらっしゃらないと言っているわけではないんです。ただ、国家公務員のいわゆる基準に基づいてやるということが、今回の保育士さんだとか介護士さんの区分を考える上で必ずしもきちっとフィットしないというかマッチしていないということで...全文を見る | ||
○川合孝典君 やっぱり需要と供給で人件費というのは当然変わってまいりますし、それだけ保育士人材を求めている方が多い、需要が増えてきているということだと思いますので、根本的に解決しようと思えば、保育士の基本的な処遇を、ベースの部分をきちっと引き上げて他産業と同水準にまで持っていくと...全文を見る | ||
○川合孝典君 それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。 これは児童福祉法に係る関係で、虐待を受けている児童等の保護者に対する指導への司法関与の一連の改正の中で少しちょっと気になったことがございましたので御質問します。虐待死亡件数調査についての実は御質問でありますが...全文を見る | ||
○川合孝典君 調査、検証は更にきっちりやっていただきたいと思いますが、もう一件、これに関連してなんですけど、厚生労働省の研究班で全国の医療機関を対象に調査を行って、虐待で死亡した可能性があると医師が判断をし、その後警察や児相に通告をした事例のうち、およそ九〇%が警察による立件や児...全文を見る | ||
○川合孝典君 質問に対するお答えにはなっていませんが、要は、いかに関係各所が連携をすることによって正確に実態を把握できるのかということでありまして、今までやってきたことについての説明ということであれば、ちょっと残念ながら、今御説明あったことだけでは足りないんじゃないのかということ...全文を見る | ||
○川合孝典君 是非積極的な取組をお願い申し上げまして、終わります。 どうもありがとうございました。 | ||
11月29日 | 第195回国会 参議院 予算委員会 第1号 議事録を見る | ○川合孝典君 民進党の川合孝典でございます。 党からの指示によりまして、私は森友、加計問題を中心に御質問させていただきたいと思います。 大塚代表の方から御指示がございまして、論理的にやれと御指示をいただいております。私自身、論理的に話を進めさせていただきたいと思いますので...全文を見る |
○川合孝典君 ありがとうございます。 これまで御答弁されてきたとおりということでやるわけでありますが、素朴な疑問なんですけれども、その再発防止策を講じることについてはこれは当然のことであります。が、しかしながら、その再発防止策が実効性を伴うかどうかというのは、なぜこういう問題...全文を見る | ||
○川合孝典君 改めて問いますが、しっかりと検証するということの中には、今回の事象をきちんと再調査をするということも含まれているという理解でよろしいでしょうか。 | ||
○川合孝典君 やっぱり何度お伺いしても実際に調査をもう一度きちんとされるのかどうかということがはっきり分からないわけであります。これは各閣僚の皆様の御判断ではなく、やはり総理が再調査をきちんとすべしということを御指示をいただかないと周りは動けないと思いますので、ここは総理の判断で...全文を見る | ||
○川合孝典君 調査を行った結果と今総理はおっしゃいましたが、調査を行った結果出た報告書の内容は、必要な書類が何もないという、資料が何も、確認できる資料がないという報告が出たわけでありまして、したがって、この報告書を踏まえて、その足りないもの、調べなければいけないものについて再調査...全文を見る | ||
○川合孝典君 私の質問に対しては今お答えいただいていなかったんですが、せっかくこの土地の話が出てきたので、私もここのところ調べておりまして気になったことがあるので、担当、これは理財局になるんでしょうか、小学校の用地のことについて少し確認をさせていただきたいと思います。 今、麻...全文を見る | ||
○川合孝典君 追加で質問なんですけれども、そもそもこれは返還するときには更地で返還するという話に契約上なっていたと思いますけれども、この建物の扱いはどうなるんでしょう。 | ||
○川合孝典君 債権者集会が年末にあると聞いておりますが、これは事実でしょうか。 | ||
○川合孝典君 ありがとうございます。 私が実は懸念いたしておりますのは、これまでのいわゆる理財局、財務省、国土交通省に対する質問に対して繰り返し、私有地だから調査ができないと、こうおっしゃってきたわけであります。今回、十二月二十日にいわゆる債権者集会が開かれて、その結果として...全文を見る | ||
○川合孝典君 今、私はテレビを通じて問題提起をさせていただいております。国会が閉じて、年末頃にこの土地の処分が決定してしまって、年が明けて国会が開いたときにはもう既に私有地になってしまっているという状況になってしまうと、私が申し上げたいのは、問題が何もない、手続に瑕疵がない、不正...全文を見る | ||
○川合孝典君 今おっしゃっているのは民民の話でありますけれども、今国有地をどう取り扱うのかという話でありまして、間違いなく六月の末に国有地として一旦返還をされている土地なわけであります。 したがって、国有地として調査、検証ができる間にきちんとしたことをやった上で、今後、来年以...全文を見る | ||
○川合孝典君 今の理財局長の答弁ですと、賛否も含めて決めていないということは、賛成しなければ止まるという理解でよろしいですね。ということは、止めることはできるという理解でいいんでしょうか。 | ||
○川合孝典君 そのことも含めて本日は問題提起をさせていただきたいと思いますが、今問題提起したものがそのままずるずると流れて売却という話になってしまうと、疑惑がそのまま温存されてしまうと思います。今後の安定的な政権運営をする上でも、きちんと解明すべき疑惑は解明するべきだということを...全文を見る | ||
○川合孝典君 素朴にみんなが疑問に思っておるんですが、なぜ一校の小学校を開設するための手続のために、従来の手続を無視してまで急がなければいけなかったのかということを聞いているんです。 その点についてもう一度お答えください。 | ||
○川合孝典君 何を言っているのか全然分からないですけれども。 昨日、おとといの衆議院の予算委員会でも明らかになっていますが、森友学園に関する様々な手続というのはかなり特例がたくさんあったと。瑕疵担保責任の話も先ほど国土交通大臣から出ましたが、また、分割払の問題や定期借地権契約...全文を見る | ||
○川合孝典君 何を言っているのかやっぱり全然分からないですね。 瑕疵担保責任を免除するということで損害賠償請求から逃れるということの手続を取ったという話ですよね。でも、従来そういう手続をしていることが日本中でほかに例がないわけであります。なぜ森友だけが急いでいるからというだけ...全文を見る | ||
○川合孝典君 当事者としてやっていらっしゃったわけじゃないから、いいかげんなことが言えるんだと思いますけど。結果、これだけの差額が出ているわけですよ。結果、国に損害を与えるという一歩手前まで行ってしまったわけじゃないですか。 もう一度答弁してください。 | ||
○川合孝典君 いや、この差額が発生するということが現実に起こったということなんですよ。 今いろいろおっしゃっていますけれども、会計検査院がそうした手続の資料を調べてみたら、そもそもごみも含めて確認できなかったとおっしゃっているわけじゃないですか。前提がそもそも崩れているんです...全文を見る | ||
○川合孝典君 あらゆる検証を行った結果、全く根拠がない、認められないということを会計検査院がおっしゃって、その結果、今日これやっているわけですからね、もうその答弁は通用しなくなっているんですよ。 会計検査院さん、せっかく来られていますので確認をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○川合孝典君 ありがとうございます。 この工法で地下九・九メートルにあるごみが出てくる可能性というのはほとんどないということを土木の専門家が御指摘されているんですが、この点についてどうでしょう。 | ||
○川合孝典君 そもそも確認もしていないということなんですよね。そういう理解ですよね。 | ||
○川合孝典君 様々な工法がありますけれども、一般的に我々は、くいというと、穴を掘って、土出して、そこに、基底、鉄骨や柱を打ち込むということを考えますけれども、この工法は土を攪拌しながらそこに固化材を流し込むという方法でありますから、基本的に下のものが上がってくる可能性というのはほ...全文を見る | ||
○川合孝典君 否定はできないけど検証もできないと。したがって、疑惑がそのまま温存されているという話ですから、やはりここは再調査をする必要があると思います。パネルをちょっと。 この資料は、会計検査院が報告した地下構造物等調査の位置図であります。赤い点と緑の点が二つ描かれておりま...全文を見る | ||
○川合孝典君 合理的な説明がつまりできたかどうかということ、どうなんですか。もう一回、よく分からなかったのでもう一回お願いします。 | ||
○川合孝典君 皆さんのお手元にだけ資料を配っておりますけれども、三枚目の資料のところに、Aの部分が計算に算入した資料で、Bの部分が計算に入らなかったポイントということになっております。ここ、本来であれば全部読み込まなければいけないのを、意図的にごみがほとんど入っていないところだけ...全文を見る | ||
○川合孝典君 会計検査院にそこまで言っても無理だということで、ここはやはり大臣を始めとする政治主導でこの部分については解明を図らなければいけないと思っているわけであります。 先ほど麻生大臣も既に建っているから無理だというお話を少しおっしゃいましたけれども、実際に土地は空いてい...全文を見る | ||
○川合孝典君 政治の判断で、国有地であればできると思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。 | ||
○川合孝典君 まあ総理の御判断ということなんでしょうが、総理、いかがでしょうか。 | ||
○川合孝典君 疑惑解明のためにどう取り組むべきなのかということの御提言をさせていただいておるわけでございまして、それをおっしゃるんであれば、三・八メートルまではこの面積全部、五千百九十ですか、会計検査院では面積違うと思いますけれども、この五千百九十のところ三・八メートルまで調査す...全文を見る | ||
○川合孝典君 疑惑解明のためにはきちんと検証された方がむしろ政府のためにもプラスになると思うんですけれども、そう思って何度も申し上げさせていただいているんですが、役所としては何か調べたらまずいことでもあるのかという疑惑だけが残りますよ、これ。そういうことなんですけど、それでもそう...全文を見る | ||
○川合孝典君 総理に御提案なんですけれども、近畿財務局と理財局と大阪航空局がいろいろやったことの結果、これだけの問題が生じてしまったということでありますので、そういう意味では、政府の方できちんと御指示を出していただければ、今役人には答弁できないかもしれませんけれども、全てのことが...全文を見る | ||
○川合孝典君 ということは、総理としてはそれを是として、何ももうここから先はやらないという理解なんでしょうか。 | ||
○川合孝典君 重く受け止めて、今後、再発防止をきちんと図ると、それはもう当然のことだと最初に申し上げさせていただきましたが、再発防止を図るためにはなぜこの問題が起こったのかという原因を究明するところからやらないと、本当の意味での再発防止にならないんじゃないかと最初に申し上げている...全文を見る | ||
○川合孝典君 つまり、今後のことについてはやるけれども、今回のことについては何もやらないという御答弁だという理解をせざるを得ないと思います。 堂々巡りになりますので、次の質問をさせていただきたいと思いますが。 今回、森友学園の交渉記録が保存期間一年未満ということで廃棄され...全文を見る | ||
○川合孝典君 今局長がおっしゃったのは公文書管理法一条に書かれている前段の部分の話が入っていると思いますけれども、つまりは、公文書管理上不適切な取扱いであったという判断をされたということでよろしいですか。 | ||
○川合孝典君 ということは、誰が判断するんでしょうか。 | ||
○川合孝典君 会計検査院長にもう一度お伺いしたいと思うんですけれども、院長が経験された中で、これだけ資料がきちんとそろっていなくて検証できないという事案はこれまでに何件かございましたか。 | ||
○川合孝典君 独立した機関である会計検査院の答弁としては甚だ心もとないものなんですけれども、水掛け論になりますから次の質問に入りたいと思いますが。 ちょっと順番変わっておりますけれども、いわゆる工事の見積りですよね、いわゆる二万二千五百円でトン当たり処理、処分したというこの見...全文を見る | ||
○川合孝典君 本来のこの空港土木請負工事積算基準というのは物価本によると聞いておりますけれども、幾らになるかというのは今分かりますか。 | ||
○川合孝典君 事実関係きちんと確認しなければいけないんですが、この空港土木請負工事積算基準に基づいて建設物価の基準本によって確認すると一トン当たり一万三千九百三十二円と、こうなっているんですよ。そうすると、元々の積算基準が二万二千五百円で計算されているという話になると、この空港土...全文を見る | ||
○川合孝典君 別途予算委員会の方に資料を提出するよう、委員長にお取り計らいをよろしくお願いします。 | ||
○川合孝典君 時間の関係がありますので、森友の問題はぼつぼつこの辺りで終わりたいと思いますが、確認しておきたいんですけれども、今回、学校が結局開校にまで至らなかったということで、終わったからいいだろうという話につい空気感がなりがちでありますけれども、このいわゆる公文書毀棄も含めて...全文を見る | ||
○川合孝典君 ということは、文科省はこの設置審で四条件の審査をされたということでよろしいんですか。どこでされたんですか。 | ||
○川合孝典君 順番違うんですけれども、文科大臣に改めて聞きますが、特区構想と申請書の内容に整合性が取れているということをどなたが確認されたのか、もう一回お願いします。 | ||
○川合孝典君 実は私、我が党の杉尾秀哉議員を始めとする皆様にも情報を集めていただきまして、この設置審の関係の方々からも聞き取り調査をさせていただいております。 特区構想で書かれていたことについてこの設置審で審議は、一切意見は聞かれていないとおっしゃっているんですけど、これは大...全文を見る | ||
○川合孝典君 そうなんですよ。実は、設置審では四条件の審査というのは一切議論の俎上に上がっていないんです。 ちなみに、ちょっと順番は変わっちゃうんですけど、この話になっちゃったんで質問しますけれども、文科省の担当者が設置審で、要は四条件じゃないんだと、この点については議論をす...全文を見る | ||
○川合孝典君 コメントをしないというのは、じゃ、実際の関係者の方々を呼んできて聞けという理解でよろしいんですか。もう一度答えてください。 | ||
○川合孝典君 それで、この聞き取り調査で実際に委員をやっていらっしゃった方がおっしゃっているのは、とてもじゃないけれども四条件を満たしている内容ではなかったとおっしゃっているわけであります。それを押しかぶせるように四条件の議論はするなという話を設置審の中で言っていたとしたら、そも...全文を見る | ||
○川合孝典君 その四条件、先端ライフサイエンス研究等々ができるというような内容に対して疑念を持っていらっしゃるということを実際出席した委員の方がおっしゃっているわけですよ。これを議論してしまうと、そもそも四条件を満たしていないという話になることが分かっているから、そもそも議論の俎...全文を見る | ||
○川合孝典君 聞いていると何のことだか分からなくなってくるでしょう。 改めて整理させてもらいますが、要は、文科省は四条件を要は議論する場所ではないと。特区構想については、じゃ、特区構想と申請書の内容の整合性について取れているからということの判断をされたのはどなたなんですか。 | ||
○川合孝典君 全然何言っているか分かりませんけれども、つまりは特区を所管している内閣府がこのことの整合性を判断したという理解でよろしいんですか。 | ||
○川合孝典君 では、切り口変えて、じゃ、どの程度その四条件がきちんと満たされているかどうなのかということを少し確認をさせていただきたいと思うんですけれども、他に例のない最先端の研究を行える施設であると、加計学園がと、獣医学部がと、こういう判断に至った事実認定の基になったものはどう...全文を見る | ||
○川合孝典君 四条件を満たしているかどうかというこのそれぞれのものなんですが、これ、聞き取りの結果、実際出席されていた方から、要は、四条件がクリアされているとは思っていないんだけれども、文科省が議論の対象ではないと言っているから既存の大学のレベルで設置認可の審議を行ったんだという...全文を見る | ||
○川合孝典君 追加の質問ですけれども、この七十五名の教員の方のうち、来年の春の開学の時点で着任されている方は何人いらっしゃいますか。 | ||
○川合孝典君 もう一度確認していただきたいんですけれども、私ども、文科省さんのヒアリングを行わせていただいたときに、全教員の履歴と様々な情報についても頂戴しましたけれども、来年の春着任している人は、この七十五人中、恐らく三十五人前後しかいらっしゃらないということになっておるわけで...全文を見る | ||
○川合孝典君 京都産業大学との比較の話で聞かせていただいたんですけれども、これも審議会の出席者の方から、人事構成が不十分だということが理由で不可になった理由はないんだという、こういう発言を文科省の方からされたと、教員が不足していても不可にしないルールがあると、開学までに教員の補充...全文を見る | ||
○川合孝典君 今の質問は、京都産業大学との比較ということではなくて、教員が足りていなくても開学までに充足すればいいんだということを、文科省はこの特区で開設する特別な日本最先端研究をやる加計学園のこの認可に対してそれを言ったのかという質問なんです。 | ||
○川合孝典君 多分皆さん何言っているか分からないと思いますが、質問、次の質問行きましょう、時間がなくなってきたので。 バイオセーフティーレベル3施設、いわゆる最先端研究を行う上での、この施設を設置するということを聞いておるわけでありますが、このBSL3施設の設置状況がどうなっ...全文を見る | ||
○川合孝典君 通告をしておりましたので、厚生労働大臣の確認をさせていただきたいと思いますが、このBSL3施設の加計学園の状況について厚生労働省は把握されていますでしょうか。 | ||
○川合孝典君 そうなんですよ。私もこれ、調べるまでよく分かっていなかったんですけれども、規格に合ったものを造る前提をきちんと最初に決めてから造るんじゃなくて、造ったものが使えるかどうかというのを後で検査するのがこのBSL3というかバイオセーフティー施設の話なんですね。 この関...全文を見る | ||
○川合孝典君 これも情報によるとということでありますから確認をしなければいけないわけでありますが、とてもじゃないけれども高病原性鳥インフルエンザのような危険なウイルスを扱えるような代物ではないという話が実は情報として入ってきておるわけでありまして、シラバスを見ても、そういう実験を...全文を見る | ||
○川合孝典君 今後確認すべき問題提起ということで、この訴訟リスクが生じるよと、だから中途半端にいわゆる不可にしたら後で大変なことになるよといったような類いのもし発言があったんだとすれば、これはあからさまな圧力なわけですよ。 そもそも設置審というのは何のためにあるのかというと、...全文を見る | ||
○川合孝典君 私も今大臣の御答弁にあったような情報をつかんだわけでありますけれども、加計学園さんの方がこの韓国での説明会の折に、日本に留学して優れた獣医学の教育を受けた上で、帰国して獣医師として活躍してほしいといったような旨のことをおっしゃっているわけであります。 国際貢献も...全文を見る | ||
○川合孝典君 二十名の留学生を受け入れるという話になっていましたが、これは役所の方に確認しましょう。ほかの十六ある獣医学部設置大学で留学生何人受け入れていますか。 | ||
○川合孝典君 いろいろな考え方があるかと思いますけれども、国家戦略特区を活用して、それで巨額の税金と土地まで提供してこの大学を建てるということになったわけでありまして、今後も大学が設置されれば、税金、助成金を含めて投入され続けるわけであります。 私は、加計学園さんがどこにどん...全文を見る | ||
○川合孝典君 特区の要件をきちんと満たしていない以上、どうやっても国民の皆様に対して御理解いただけるものとは思えませんので、そのことを御指摘させていただき、今後、この特区の四要件も含めて、是非とも安倍総理には検証をきちんとしていただきたいと思うんですけれども、総理としての今までの...全文を見る | ||
○川合孝典君 ありがとうございました。 |