川合孝典

かわいたかのり

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回

川合孝典の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第196回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○川合孝典君 民進党・新緑風会の川合孝典です。本日はよろしくお願い申し上げます。  本日の審議に入るための質問通告をさせていただいておりましたが、急遽段取りが変わりましたので、通告していた内容から多少イレギュラーな質問の仕方をさせていただくことについては、まず御容赦をいただきた...全文を見る
○川合孝典君 一枚目のパネルを御覧いただきたいと思います。(資料提示)  これは、実はたくさん出てきた法律相談の資料の中のごく一部の資料から見付けたものでありますが、ここを御覧いただきますと、工期が遅れたことについて、この法務部門の担当者はリーガルチェックで、原則として国側に過...全文を見る
○川合孝典君 一年前の貸付けの時点でのこれ話だから、実際売却するに当たってはまた話が変わっているんだということの趣旨の御説明なわけでありますが、貸すときよりも売るときの方がより一層この問題は厳密にそもそも管理されていなければいけないという意味でいくと、一体、じゃ、この一年間の間に...全文を見る
○川合孝典君 今の御答弁の中で何回か言葉をお使いになりましたが、何で突っ走って契約したかったんですか。それが分からないんです。
○川合孝典君 何をおっしゃっているのか全然分からないんですけれども。  この資料、もうこれでぼつぼつやめますが、「貴課職員において、」と以下の記述がありますけれども、これは明らかに、この契約をする以前の段階から様々なやり取りをし、そのやり取りの中で法的に不適切だと法務部門が感じ...全文を見る
○川合孝典君 皆さんもお感じになられたと思いますが、たった一部のこの資料をひもといただけでも様々な疑問が浮き上がってくるわけであります。これ、二十数部あります。更にあるかもしれないと言われている状況であります。  改めてですけれども、昨年の会計検査院の会計検査に関しては、交渉の...全文を見る
○川合孝典君 ここまでのやり取りを聞いていただいて、麻生財務大臣、お伺いをしたいと思いますけれども、今回、この一連の議論をしていく中で、様々な疑惑を解明するために一番大切なことは、この土地に本当にごみがあったのかなかったのかというこの一点なんです。これが分かれば、今後、様々な対応...全文を見る
○川合孝典君 前回の質問のときにもそのような御答弁を頂戴をいたしました。建物が建っているから難しいんだと、こういう話であります。  幾つか指摘したいことがありますが、まず提案させていただきたいんですけど、このパネルの赤の囲みの内側の部分、これが今回値引きの対象となったエリアであ...全文を見る
○川合孝典君 それを求める意思があるのかどうかが今問われているということですが、改めてお答えください。
○川合孝典君 国有地である以上は、国が調査をする気があればすぐにできる問題であります。  ちなみに、今日はお示ししていない資料の中にこんなようなことが書かれていました。仮に債務不履行に陥って今回のようなケースになった場合にどうなるのかという、ちゃんと聞いているんですよ、実は担当...全文を見る
○川合孝典君 国有地ということなわけでありますし、そもそも、今まで説明した中でこういう問題になるリスクを含んでいるということを分かった上でこれやっているわけです。  当然のことながら、賠償の請求を国としては行わなければいけないですし、現在、国有地である以上は、国の責任でもって調...全文を見る
○川合孝典君 総理、ここまでのやり取りをお聞きいただいて、是非とも総理の御意見を賜りたいんですが、今回の事例、これ判例に照らしますと、土地の調査を怠って国に損害を与えたということがこれ明らかになれば、調査義務違反で背任罪を立件する要件に当てはまります。当てはまる要件だと、これは刑...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  強制執行を行うかどうかは別として、土地の調査、ボーリング調査を行うということについての確認ぐらいはすぐ取れると思いますので、それはやっていただけますでしょうか。
○川合孝典君 この当該土地のボーリング調査を行って、正確な地下埋設物量をきちんと資料を提出していただいた上で検証しなければいけないということでありますので、国会法第百四条、国政調査権に基づく証拠提出要求を改めて委員長にお願いをしたいと思います。
○川合孝典君 最後になんですけれども、この資料は廃棄したと答弁をし続けてこられた佐川前理財局長の答弁については……(発言する者あり)うるさいですよ。虚偽であったことがほぼ明らかになってきておるわけであります。  改めて、今予算委員会中、開会中に、佐川氏を予算委員会に証人喚問する...全文を見る
○川合孝典君 それでは、森友の問題はこれまでにしまして、ここからは政策の部分について御質問させていただきたいと思います。後ほど働き方改革の問題についても御質問させていただきたいと思いますが、まずは生活保護基準について御質問させていただきたいと思います。  今回の予算措置で生活保...全文を見る
○川合孝典君 今御説明いただいた内容はそういうことなんですが、これ中身をよく検証してみますと、パネルに書かせていただいておりますが、特徴的に見えてまいりますのは、都市部の高齢単身世帯、それから多子世帯ですね、お子さんの多くいらっしゃる世帯、ここが切下げ幅が非常に大きいという結果が...全文を見る
○川合孝典君 質問の仕方変えましょう。厚生労働省で結構です。生活保護の捕捉率は今どうなっていますか。
○川合孝典君 今おっしゃった、御提示のあった資料、厚生労働省の方からも確かに出ているんです。それで、これ、捕捉率というのは、つまりは生活保護基準未満の低所得者の方が生活保護を受けずに自立していらっしゃるという、そういう数がどれだけあるのかという数字です。全体の所得の下位一〇%、こ...全文を見る
○川合孝典君 では、もう一回確認させていただきたいんですけれども、この近年、二十年ほどで結構でありますが、この最近二十年の所得の中央値、貧困ラインというのはどういう形で推移しているでしょうか。
○川合孝典君 大臣、改めて、済みません、質問なんですが、具体的に金額は一九九七年と現時点とで幾ら変わっていますでしょうか。
○川合孝典君 皆様も御承知のとおりなんですが、今お聞きになられましたとおり、この二十年ほどだけでこの所得の中央値が四十数万円下がっているんですよ、実は。貧困ラインというのは、この所得中央値の更に二分の一ラインというのが貧困ラインになるということですので、すなわちこれどうなっている...全文を見る
○川合孝典君 今後、近い将来、十五年後、二十年後、日本の貧困世帯が五百六十万を超えるといったような衝撃的なデータも実は出てきているわけであります。こうした状況の中で、低い部分にターゲットを当てて、それとの均衡の中で生活保護基準を考えるということになってきますと、更なる貧困層を生み...全文を見る
○川合孝典君 上げるところは上げる、下げるところは下げているけれども上げるところは上げていると今おっしゃいました。私もそれを最初に聞いたときには、ああ、そういうものなのかと思ってすっと聞いたんですが、結果的に、これ上げ下げすることでこの生活保護費、給付費は増えるんですか、減るんで...全文を見る
○川合孝典君 結局、全体の財政の枠組みの中で削られたということなんです、これは。  本来、この最低基準の問題については、今大臣も先ほど来おっしゃっているとおりのきちんとした検証に基づいたものでなければいけないんです。ただ、今の一番の問題は、どんどん低所得者層が増えてきている、生...全文を見る
○川合孝典君 ということなんですが、この直近の保育士と介護士の有効求人倍率、全産業平均と比較したときにどういう状況になっているのかということ、これは役所で結構ですので、御答弁ください。
○川合孝典君 今おっしゃいましたとおりで、景気が回復するに従って有効求人倍率が上昇しているんですが、それ以上のペースで介護、保育の人材については有効求人倍率が高くなっているということであります。  これ、様々これまで取組をしていただいていることについては私も理解しておりますけれ...全文を見る
○川合孝典君 こうしたやり取りを踏まえて、総理にお伺いをしたいと思います。  今年度の予算案を見ておりますと、子ども・子育て支援の予算六千九百四十二億円と、こういう数字が記載をされておりました。二〇一五年三月の閣議決定の折には一兆円超え程度の財源確保を行うということが閣議決定を...全文を見る
○川合孝典君 と二〇一五年に決められて、去年も同水準、今年も同じような水準ということで、一兆円超には遠く届いていない状況ということでございます。  今後もこういう形で引っ張られるのか、本予算割の中にきちんと一兆円超の予算を組み込まれるのか、この点について、改めてもう一度丁寧に御...全文を見る
○川合孝典君 様々なお取組をいただいていることに関しては、私自身も評価している部分がもちろんあるわけでございます。  その上で、先ほどやり取りしましたとおり、有効求人倍率が、保育、介護については人材不足が非常に深刻な状態に置かれておるわけでありまして、景気が良くなればなるほど人...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  別枠だと、一兆円超をきっちり確保するんだということを今確認いただきましたので、多くの方が安心していらっしゃると思います。  この問題についてはここまでとさせていただきまして、残りの時間で働き方改革について少し御議論をさせていただきたい...全文を見る
○川合孝典君 四枚目のパネルを、お手元に資料を配付させていただいておりますので御覧いただきたいと思うんですが。  多様な働き方、自由な働き方、生活、ライフスタイルに合わせた働き方というのはもちろんとても大切なことだと思うんですが、現実に裁量労働制を導入されている方々の不満を感じ...全文を見る
○川合孝典君 次のパネルをちょっと出してみてください。  適正に運用されていないケースがあると先ほどおっしゃいましたですよね。まさにそのとおりでありまして、適正に運用されていない方がこの法律を適用した場合に一体どうなるのかということが私は非常に問題だと思っているんですが。  ...全文を見る
○川合孝典君 今の大臣の御答弁を聞いて、では、具体的な業務のイメージが湧いた方は多分誰もいらっしゃらないと思うんです。  重要なことはここからです。この対象業務に追加する、この業務はこれだということを判断するのはどなたなんでしょうか。この人が適用対象者であるという判断をするのは...全文を見る
○川合孝典君 何か問題が起こったときには監督官が入ってチェックをして是正するという話なんですが、まず社員の中の誰をこの裁量労働の適用対象にするのかということの判断をどなたがされるのかということについてです。
○川合孝典君 恐らく、次に用意したパネルがあったからあえて口を濁そうとされたのかもしれませんが、先ほど大事な単語が、キーワードが出ました。労使委員会、つまり労使で話し合った上で方針について決めましょうということで、実はこれ、高度プロフェッショナル制度も導入に当たっては労使委員会の...全文を見る
○川合孝典君 これまでも繰り返しこの問題については厚生労働省も指導をしていらっしゃると思いますが、しかしながら、にもかかわらず、不適切な選出方法が温存されてしまっているのが今の状況なんです。  それともう一つは、その下のグラフ御覧いただきますとお分かりいただけますように、いわゆ...全文を見る
○川合孝典君 届出をという話がございましたが、じゃ、質問変えて御質問しますが、三六協定の締結状況というのは今どうなっていますか。役所で結構です。
○川合孝典君 労使で議論を行う上での最低限の基準を定める三六協定を締結していない事業所が全体の半分近くあるんです、実は。そういう状況の中でこの議論を実はしているということでありまして、このこと自体がそもそも裁量労働や高度プロフェッショナル制度といった特殊な働き方をさせる上での前提...全文を見る
○川合孝典君 御答弁ありましたとおり、労働時間で過労死の認定が行われる。大切なファクターなんです、これ。  ちなみに、この企画業務型裁量労働制や高度プロフェッショナル制度でどうやって労働時間の管理をするのか、それができなければきちんとした実態は把握できないわけですから。そこのと...全文を見る
03月23日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○川合孝典君 民進党の川合孝典でございます。  大臣には、連日お疲れさまでございます。  私の方からは、大変不本意なんですが、森友学園に関わる一連の問題について御質問をさせていただかざるを得ないということでございます。  私、思い返せば、昨年の二月からこの問題についてずっと...全文を見る
○川合孝典君 言葉遣い一つで大きく印象が変わるということは当然のことでありますし、何よりも言葉を大切にされる官僚の皆さんのことでありますから、であるがゆえに曖昧な物言いをするということがどうなのかなと。本音の部分ではこの問題についてお認めになられていないのではないのかと感じたから...全文を見る
○川合孝典君 あの……
○川合孝典君 減給二〇%二か月とたしかおっしゃったと思いますが、ちなみにこれはかなり重い処分ということでしょうか。
○川合孝典君 先ほど大臣の方から辞任の理由として幾つか挙げていただきましたので、その点について少し確認をさせていただきたいと思います。  国会審議を混乱させたというのが一つ理由としてあったわけでありますが、当時、去年ですね、去年、理財局長として実際国会で答弁しておられた、そのと...全文を見る
○川合孝典君 佐川前国税庁長官が国税のプロ中のプロであるということは、経歴を拝見していればもう一目瞭然であります。同時に、近財にも何度かお勤めになられているということでありますので、電子決裁文書や様々な決裁文書が見付けられないとこれまで一年間言い続けて、去年言い続けてこられたこと...全文を見る
○川合孝典君 最後の理由が決裁文書の国会提出時の担当局長であったから、これが実は辞任の理由なんです。  実はこの三つ目の理由について、私、非常に違和感を持っておりまして、と申しますのも、これ三月の九日であります。財務省として、麻生大臣がこの事実を御認識されたのはその二日後の十一...全文を見る
○川合孝典君 プロセスだったということで聞こうと思えば聞ける話なんですが、そのプロセスの状況で果たして辞任というところまでの決断をするものなのかどうなのかというのが、我々のような人間の感覚では、確定したから責任取って辞めますと、判明したから責任を取らせて辞めさせますという、こうい...全文を見る
○川合孝典君 何度お伺いしてもちょっとその辺りのところの事実関係が曖昧な感が拭えないということであります。  要は、確定していない状況の中で処分をはっきり出してしまえる、重い処分を課すには理由がなきゃいかぬわけであります。その理由が三月九日の時点で既に分かっていたのではないのか...全文を見る
○川合孝典君 ということは、電子決裁に残っている文書については、全ての日付、もし改ざんされていた文書であったとしても日付は全部分かるという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 殊更これを取り上げた理由を少し御説明申し上げておきたいと思いますが、この四月四日とはっきりおっしゃったものですから、これ一体前後に何があったのだろうと思って調べてみましたところ、去年の四月三日に佐川前理財局長が、このデータについては自動的に消去されて復元できないシス...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  臆測でこれ以上物を言うべきではないと思いますので、ただ、そういうこともあるということであります。伺うところによりますと、去年の国会の中で佐川前理財局長は千九百回以上答弁に立たれているという話でございましたので、そうした過酷な状況の中で多...全文を見る
○川合孝典君 していません。答えろと言っておりません。調べていただきたいと申し上げております。
○川合孝典君 デリケートな問題でありますから局長のお立場で答えにくいということについては理解いたしておりますけれども、仮にそうしたことが事実なのであればもう云々する話ですらなくなってしまうということでありますので、ちょっとそのことも含めて、機会があったら是非お調べいただきたいと思...全文を見る
○川合孝典君 時間ですので、これで終わります。
03月28日第196回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○川合孝典君 おはようございます。民進党の川合孝典です。  森友学園問題について御質問させていただきたいと思います。  冒頭、改めて予算委員各位に申し上げたいと思いますが、今回の改ざん文書の本委員会及び会計検査院に対する提出は、憲法に基づく国政調査権を妨害し、国権の最高機関た...全文を見る
○川合孝典君 ちょっと質問の仕方変えましょう。  今回の佐川氏の証人喚問によって疑惑は晴れたと思われるでしょうか。私は、別に先入観を持って聞いているわけではないんです。疑惑を解明する、真相を究明して再発防止につなげると総理も与党の皆さんもおっしゃっているわけでありますから、それ...全文を見る
○川合孝典君 今回の佐川氏の一連の証人喚問における証言でありますけれども、判例によりますと、このいわゆる証人喚問において証言拒否が認められるのは、犯罪事実の構成要件と密接に結び付く場合にのみ証言拒否が認められるとなっておるわけであります。  実は昨日、共産党小池委員の質問で、改...全文を見る
○川合孝典君 昨日の答弁の正当性がそもそも疑われているわけでありますので、私は昨日の証言に関しては……(発言する者あり)まあいいでしょう。  あえて先日の答弁の中で総理官邸を総理と言い直された場面がありましたよね。これ、どういう意味を持っているのかということをもう一度ちょっと御...全文を見る
○川合孝典君 これ、いろいろと議論やってまいりますと、一体誰がどう関わって、誰が本当に悪いのかというのが全然分からなくなってきておるわけでありますが。  総理に改めてお伺いをしたいと思います。  今回、総理や麻生大臣が全くあずかり知らないところでこうした前代未聞の文書改ざん事...全文を見る
○川合孝典君 霞が関の常識とは別に、民間というか一般の常識に照らしますと、総理も麻生大臣も、いわゆる政府の責任者の方が全くあずかり知らないところでこうした前代未聞の違法行為が行われたということであれば、私は、正直申しまして、迷惑しているんだったら、佐川さんがどうか分かりませんよ、...全文を見る
○川合孝典君 本当に迷惑して怒っていらっしゃるのであれば、また、これだけ政府に対する国民の不信感が高まってしまっているということに対して、そうじゃないんだということをきちんと明らかにされるためには、知らないところでやった人間にその責任をきちんと問うという姿勢をお示しになられないか...全文を見る
○川合孝典君 ということは、結果を踏まえて提訴も辞さない姿勢であるという理解をさせていただいてよろしいですか。
○川合孝典君 ルールについては私も理解しておりますけれども、毅然たる対応を取れるか取れないか、そこのところで国民の皆さんの疑惑の払拭につながるということを私は申し上げているだけでありまして、したがいまして、中途半端な対応をされるということが、結果的に総理が又は政府が役所を守ってい...全文を見る
○川合孝典君 院長、もう一つ御質問したいと思いますが、今回、決裁文書の改ざんの中で、いわゆる特例的な内容という記載が消されていたというところがございました。この言葉の意味を会計検査院としてはどのように捉えられたのかについてお伺いします。
○川合孝典君 お分かりいただけましたでしょうか。つまり、会計検査院は改ざん後の文書で会計検査報告書を出しているというわけでありまして、この改ざん前の文書を、正しい文書をきちんと皆さんが検証した上でその経緯を御確認なさらない限りは正しい会計検査報告書が出せないということ、そのことの...全文を見る
○川合孝典君 お聞きになられましたとおり、様々な資料や意見を総合的に判断した上で会計検査を行うという、そういう意味ですよね。ということは、つまりは、この様々な情報の中にこれまでの交渉の経緯というものが含まれていない状況で会計検査をするということになると、これはやっぱり前提が変わっ...全文を見る
○川合孝典君 河戸院長、もう一つ確認させていただきたいと思いますが、総合的に判断した上で会計検査報告書を出すということなわけでありますが、これ、ごみの量のデータとか検証する資料が十分そろっていなかったということは報告書の中にも記載されておりますが、正しい地下埋設物の存在をきちんと...全文を見る
○川合孝典君 石井国土交通大臣にお尋ねをしたいと思います。  実は、ここに至るまでの様々な議論、ごみがあるのかないのかというこの前提がはっきりしない状況の中で誰が何をやったという議論をずっと続けてきているわけでありまして、つまりは、ごみがあるかもしれないという仮説だけでこれ議論...全文を見る
○川合孝典君 上物についてのいわゆる代金が未払であるということで、その代金を回収するために留置権を行使されるということについてはこれ民法上も認められている話なんですが、土地は国土交通省のものですよね。だから、そこのところがどうしてもこれまでの大臣の答弁をお伺いしている限りでは理解...全文を見る
○川合孝典君 つまりは、事実関係を明らかにするつもりがないとおっしゃっているという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 交渉するに当たって再調査を行うよう……(発言する者あり)
○川合孝典君 要請することについてはできると思いますよ、大臣だったら。  ちなみに、建設業者のことを繰り返しおっしゃっておられますけれども、今回、一連の事実が明らかになっている中で、もちろん籠池さん自身の問題もありますが、このごみのデータについて改ざんの事実を、これたしか建設業...全文を見る
○川合孝典君 そうなんです、掘るぐらいいいんですよ、掘れば分かるんですから。  ちなみに、九・九メートルからビニールのごみが出たといったような、そういう大変驚くべき当時の資料も出てきておるわけでありますが、正規に行ったボーリング調査、地質調査では、三メートル、おおむね一・二メー...全文を見る
○川合孝典君 では、土地の再調査について状況をきちんと見極めた上で指示をなさるという理解を私してよろしいですか、今ここで。
○川合孝典君 担当大臣がゼロ回答だったからあえて総理にお尋ねをしたわけでありまして、水掛け論になりますからこれ以上言いませんけれども、真相究明に向けた、これをやれるかどうかが総理の、政府の本気度がここで問われているということを改めて申し上げておきたいと思います。  次の質問に移...全文を見る
○川合孝典君 いろいろとおっしゃっておられますけれども、この中間報告、さっきちょっと聞き捨てならない話が出ましたが、三月十二日、あれが重要な中間報告であったというお話がありましたけれども、あれは近畿財務局の職員の方の御不幸なことがあったりという、そういう一連の経過の中で結果的に出...全文を見る
○川合孝典君 三月十二日の資料の関係のことについては、私自身も若干言い過ぎたところがあるかもしれませんので、その点については私の方もちょっと反省をしたいと思いますが、三月六日に報告をするということでという一連の今御答弁されましたけど、違いますよ。だって、三月六日の理事会のときに、...全文を見る
○川合孝典君 まあ事実関係は今理財局長がおっしゃったとおりでありますけれども、つまりは、我々は一年以上にわたってだまされ続けて、うその資料で審議を行わさせられたということであります。  改めて委員長にお願いを申し上げたいと思います。  先ほど御指摘させていただきましたとおり、...全文を見る
○川合孝典君 時間がなくなってまいりましたので、総理、最後に一点御確認をさせていただきたいと思います。  総理とそれから御夫人がこの問題に関わっていないということは繰り返しこれまでおっしゃってきたわけでありますけれども、この一連の様々な事象、事実関係が今回いろいろ明らかになって...全文を見る
○川合孝典君 苦しい御答弁なんですが、つまりは、関係はあったが関わってはいないという、こういう理解なんだろうと思いますが。  ちなみに、籠池さん、接見、一連の接見等々も含めて情報が入ってきておりますけれども、月に一回程度、定期的に安倍昭恵さんと携帯でやり取りをしていたという情報...全文を見る
04月05日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○川合孝典君 おはようございます。民進党の川合孝典でございます。  国際観光旅客税法案に入ります前に、森友の問題について幾つか確認をさせていただきたいと思います。  質問の通告をしていないんですが、一件ちょっと確認をさせていただきたいことがございます。  昨日の夜のNHKの...全文を見る
○川合孝典君 改めて確認をさせていただきます。  太田理財局長には御答弁いただいて大変有り難いんですが、大臣に報告が上がっていたのかということの確認です。
○川合孝典君 思い返してみますと、ちょうど一年前の二月、三月の時期、ごみがあるのかないのかということの議論が衆参の予算委員会等で議論をされていたところでございました。私自身も現地に視察に入らせていただきまして、実際、ダンプカーでどの程度コンクリート殻を始めとするごみが運び出された...全文を見る
○川合孝典君 そうした旨の説明は既に大塚委員に対しても行われているわけでありますが、二枚目の資料をちょっと御覧いただきたいんですけど、この一連の経緯ですね。今御説明ありましたとおり、当初、この森友学園の土地は、売却が見込まれているということで、関空会社へのいわゆる移すという手続か...全文を見る
○川合孝典君 改めて確認をさせていただきたいと思うんですけれど、民間で誤って、要は間違って登記してしまいましたということになったときに、国はこうした手続を認めるということなんですか。今後、民間もこれやっていいんですか。
○川合孝典君 質問に答えていません。民間がこれをやって、国はこの手続を認めるのかということを聞いています。
○川合孝典君 質問に答えていないですよ。このケースの話ではなくて、誤って民間で登記だけしてしまったけど所有権が移っていないという理屈を言ったときに、それで登記簿から錯誤抹消という手続をすることは公式に認められるのかと聞いているんです。この本件の話じゃないですよ。
○川合孝典君 所有権が移転していないことをどうやって証明するんですか、じゃ。
○川合孝典君 固定資産台帳を拝見させていただきましたが、七月一日付けで載っていないという説明を受けたんですけど、登記簿、これ全部事項証明書を見ていただきますと、七月一日時点で載っていないと言っていますけど、そもそも所有権移転したのは十月二十二日なんですよ。七月一日の時点で載ってい...全文を見る
○川合孝典君 だから、事務的なミスだから好き勝手に戻せるという話になるんですか。その手続を本当に認めるんですか。登記制度の根幹自体に関わる話ですよ、これ。もう一回きっちり答えてください。  もう一度確認しますよ。民間企業でこういうケースで、所有権は移したつもりがないんだけど登記...全文を見る
○川合孝典君 今日、資料として持ってきておりませんけれども、この国有財産を処分する国有財産近畿地方審議会という審議会があります。ここが国有財産のいわゆる処分も含めた議論を有識者会議で行っておりますが、この会議の中で、近畿財務局の方から審議会のメンバーの人たちに対して、元々この土地...全文を見る
○川合孝典君 ということなんです。近畿財務局の中でも新関空会社の土地であるという実は認識の下に議論、国有財産の処分の議論がなされていたというのが事実なんですよ。いろいろな事実を総合してこれ考えてみますと、この手続自体が非常に曖昧な、法律に適正にのっとっていないんじゃないのかという...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  今回、調べましたところ、二〇一八年度におよそ六十億円ほどの税収があると見込まれているようでありますが、観光庁の予算として計上されているのは三十五億円ほどで、残りは空港整備ということになっておるんですが、懸念を持たれている方々は、結局、観光...全文を見る
○川合孝典君 はい。  丁寧にお話しいただきまして、ありがとうございました。  私が調べましたところも、やはり今大臣がおっしゃったようなことに共通するところがあるんですが、観光資源を日本はうまく活用できていない。文化財なんかも、保存するものであって、見る人勝手に見ろというそう...全文を見る
04月10日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○川合孝典君 おはようございます。民進党の川合孝典と申します。  両参考人には貴重なお話をいただきまして、誠にありがとうございました。  私の方からも幾つか質問をさせていただきたいと思います。  昨今の風潮でありますけれども、国際観光とかインバウンドという言葉に皆さん弱いも...全文を見る
○川合孝典君 もう一つ続けて田中参考人にお伺いしたいんですけれども、費用対効果の検証が非常に難しいということを繰り返し御指摘されておられます、私もそのように思っているんですが。費用対効果の検証をこの新税を導入した上で行う上で有効な手段というものは何か、先生はお考えでしょうか。
○川合孝典君 どうもありがとうございました。  では、続きまして、西尾参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  いろいろとお話を頂戴しました中で、スマートエアポート化ということをおっしゃっておられました。もちろん、ストレスフリーに出入国ができるというのは非常に重要なこ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  続けて質問させていただきたいと思いますが、外国人観光客が、地方ですね、世界遺産も含めて、観光地に行かれたときにネックになるのが言葉の壁だとよく言われるわけでありますが、何と申しますか、海外の観光地は、ともかくいわゆる観光地を徹底的にマネタ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  いろいろ聞きたいことはあったんですけれども、時間が参りましたので、これで終わります。どうもありがとうございます。
05月10日第196回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典でございます。  柳瀬参考人には、加計学園、国家戦略特区をめぐる一連の疑惑について誠実にお答えをいただきたいと思います。  午前中の衆議院の審議から聞かせていただいてまいりましたが、我々もそうでありますし、多くの国民の皆さんが疑問に思っていら...全文を見る
○川合孝典君 この件に関しては、柳瀬さんも驚いていらっしゃるということだということでありますが。  そこで、これは一般の国民の皆さんの感覚ですよ。柳瀬さんは、昨年、当時答弁の中で、今治市の方と会ったかと言われて会っていないという話をされたということでありますが、あの現場で議論さ...全文を見る
○川合孝典君 今の御答弁も繰り返しおっしゃっているわけでありますけれども。  私、不思議なんですが、例えば国会の議員会館に誰かが訪問してきたときに、入館のときにきちんと書いて、誰がどの時間に入ったか、いつ出たかということも全部把握できるようになっているわけなんですが、総理官邸は...全文を見る
○川合孝典君 いや、ここに至るまでの間、随分時間があったわけでありまして、今治市や愛媛県の方が来られたのではないのかという質問が昨年七月の時点で出ているんだとすれば、速やかに官邸の入館記録を確認すればすぐに分かったことなんじゃないですか。
○川合孝典君 ちょっと質問の切り口変えてやります。この後の質問のことにも関わってまいりますので。  内閣総理大臣秘書官の業務について少し確認させていただきたいと思いますが、柳瀬さんは、秘書官だった当時、日常業務というのは一体どういった形で業務を遂行していらっしゃったのか、簡単に...全文を見る
○川合孝典君 必要に応じて総理と適宜一緒に動かれるといったことも含めて、影のように寄り添っていらっしゃるというのがイメージなんですけど、基本的に総理のスケジュールというのは秘書官の皆さんは把握していらっしゃるという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 もう一つ確認させていただきたいんですが、柳瀬秘書官御自身のスケジュール管理というのはどうやってやっていらっしゃいましたでしょうか。
○川合孝典君 ということは、柳瀬さん御自身は、自分のスケジュールは全容は把握をしていないという理解ですか。
○川合孝典君 過去の行動記録も含めて、そういった記録というのはお取りになっていますか。
○川合孝典君 というか、国で一番重い立場で仕事をしていらっしゃる総理ですよね、その総理をサポートする秘書官として、総理のスケジュールを管理することはもちろんのことでありますけれども、それを管理していく上で、自らのスケジュールというのもきちんと管理できていなかったら総理のスケジュー...全文を見る
○川合孝典君 正直申しまして、自らのスケジュールも含めてスケジュール管理をきちんとしてというのは、我々、一般の方々の感覚からして、社会人一年目でやっぱりきちんとそこのところというのは身に付けなければいけないスキルだとみんな思っているんですよ。だから、官僚の中の官僚、最も霞が関で優...全文を見る
○川合孝典君 私は、正直申しまして、国家戦略特区や構造改革特区、特区という制度自体を否定しているわけではないんですよ。決め方、決まり方の経緯が一体どうなのかということを議論させていただいておりますので、したがって、ここに書かれている内容とその国家戦略特区がすばらしいから何をやって...全文を見る
○川合孝典君 今幾つか気になる発言をされたんですけれども、どこに行っていいのか分からない、もちろんそのとおりだと思いますけど、その前になんですけれども、自治体がどこに行ったらいいか分からないということ以前に、それを話ししておられる対象者、加計学園の方としゃべっているんですよね。加...全文を見る
○川合孝典君 そもそも、総理秘書官という方に軽々にお会いできるという感覚を持っている方は永田町にも霞が関にも誰もいらっしゃらないと思いますよ。要は、頼んだらすぐにぱっと会ってくれるようなものなんですか。そうじゃないでしょう。これは答弁は要りませんので。  一件、時間なくなってま...全文を見る
○川合孝典君 細かいことをよく覚えていらっしゃるなということを最後に感じましたが。  これで終わります。ありがとうございました。
05月29日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  大塚委員に引き続きまして、大変申し訳ありませんけれども、私も森友に関わる問題について質問させていただきたいと思います。  今週月曜日の集中審議以降、また新たな様々な発言やファクトが出てまいりましたので、大塚委員の質...全文を見る
○川合孝典君 結論だけお話しいただければ結構ですので。私が若干説明し損なっていた部分については御指摘いただきましてありがとうございます。  それで、今、太田局長、その前後のところで既に確定しているからその間がないんだという趣旨のことをおっしゃいましたけれども、ほかの交渉記録は受...全文を見る
○川合孝典君 最後のところがよく分からないんですが、ないんだけどこれだけだったと思われますというのは根拠ないですよね、今の最後の発言は。  最初の質問に戻りますが、局長がこの値引きの経緯が最後にばたばたと決まったということをはっきりと答弁をされたその根拠になったものが何だったの...全文を見る
○川合孝典君 ということは、別に紙が残っていたわけではないということですか。聞き取りの結果ということですね。はい。  次の質問に行きたいと思います。  昨日の御答弁の中で、太田局長、この値引きについて、六億七千万円の値引き、見積りはあくまでもたたき台、検証可能な材料に基づいて...全文を見る
○川合孝典君 局長、では質問を変えましょう。  太田局長はこの値引きは合理的な値引きだったという御判断ですか。
○川合孝典君 お手元に一枚だけ、地下構造物調査等の調査位置図というのを、これ会計検査院が報告された中身をパネルに作って、去年の十一月二十九日に予算委員会で使わせていただいた資料なんですが、改めて、皆さんもう記憶のかなたにこれ飛んでしまっていると思いますので、確認させていただきます...全文を見る
○川合孝典君 今日は国土交通省航空局からもお越しいただいておりますが、あくまでも大阪航空局の提出した資料に基づいてやったから適切であるという話が今出てまいりましたけれども、今お手元に資料配られていると思いますけれども、実際に、太田局長がお話をされているのは、本当は緑の部分も含めて...全文を見る
○川合孝典君 では確認ですが、あくまでも大阪航空局は、この土地の中のごみのある場所の客観的なデータ、調べたものを近畿財務局に提出したということの理解でいいんですか。
○川合孝典君 それ以前の時点でも結構なんですけれども、一体幾ら地下埋設物を撤去するためにお金が掛かるのかという見積りを行う上で、大阪航空局がこういうポイントで値引きをするべきだということで近畿財務局の方に投げかけたということの理解でよろしいんですか。
○川合孝典君 積算について考え方を示したということで、最終的に決定をしたのは近畿財務局だという理解でよろしいでしょうか。
○川合孝典君 シンプルに聞きましょう。校舎を建てる予定の敷地の中で、なぜ一番ごみがたくさん出たところだけで計算したんですか、これを教えてください。
○川合孝典君 全く答えになっていないんですけれども、なぜごみの量の多いところだけをわざわざ抜き取って、値下げのごみ埋設量の根拠としたのかということを聞いているんですよ。
○川合孝典君 次長、把握されていないのかな。この緑の部分の丸になっていて校舎の下に埋まっている部分、ここ、校舎の下ですよね。でも、これは四七・一%の値下げの根拠の資料としては使われていない部分なんですよ。赤のところだけで四七・一%になっているんですよ。今のじゃおかしいんじゃないで...全文を見る
○川合孝典君 私が大阪航空局から直接取り寄せた資料で、この緑の部分、おおむね一%前後なんです。全く出ていないところもあるんですよ。だから、何で校舎を建てるところをボーリングして調査して、ごみの出ていないところもあるのにわざわざきれいな地面除外して、ごみがいっぱい出てきた部分だけで...全文を見る
○川合孝典君 国土交通省にではお尋ねしますけれども、この本件土地の調査、特にこのグラウンドの西側の土地の部分も値引きの対象、四七・一%のごみ埋設を前提としての値引きの対象になっていますから、ここを再調査をするということについて、これは藤原工業だと思いますが、藤原工業に対して正式に...全文を見る
○川合孝典君 それは是非進めていただきたいと思いますが。  それで、大臣、これは認識共有という意味で少し留置権についてお話ししたいんですけれども、民法二百九十五条に留置権が規定されています。こう書かれています。他人の物の占有者は、この物に関して生じた債権を有するときは、その債権...全文を見る
○川合孝典君 時間が来ましたのでこれで最後にしたいと思いますが、建てて金を回収できずにということで、ある意味被害者、業者は被害者といったお話が出てまいりましたが、そもそもこれ、法律相談文書、リーガルチェックの文書をよく確認してみますと、もしも更地返還できなくなった場合、国はどのよ...全文を見る
06月04日第196回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  今日は時間が短うございますので、加藤大臣に一言、まずお礼を申し上げてから始めたいと思いますが、せんだっては、私どもの組織から全国で署名させていただきました四十万を超える拉致被害者早期救出に向けた署名をお受け取りいただ...全文を見る
○川合孝典君 そういう御答弁されるんだろうと思っておったんですが、適切な時期にという話がありますが、この方が現実に園田トシ子さんであるとすれば、八十、今年八か九になられるということでありまして、適切な時期がいつなのかは分かりませんけれども、被害に遭われた方の御家族の立場とすれば、...全文を見る
○川合孝典君 じゃ、今の答弁がどうなのかということを検証する意味でもう一つの事例、確認してみたいんですが、藤田進さんの事例ですね。  これ、平成十六年八月十一日に明らかになった写真、これ三枚、北朝鮮からの情報と、失踪された大学一年生当時の写真ですかね、これが三枚あります。このそ...全文を見る
○川合孝典君 大臣、ここまでお聞きいただいて、いかにおかしいのかということ、彼らの立場ではそれ以上答えられないということも分かった上ででありますけれども、もちろん、捜査に影響を及ぼすような情報を安易に開示できないという、そのことについては分かるんです。ただ、それを拡大解釈し過ぎて...全文を見る
○川合孝典君 大臣おっしゃいましたとおり、所掌が違うということで、まさにそこの部分があって、拉致問題の対策本部といわゆる捜査に当たる警察との連携がうまく取れていないということにもつながっているわけなんです。総理も安倍政権にとって拉致問題の解決は最重要課題だと繰り返しおっしゃってお...全文を見る
○川合孝典君 済みません、じゃ、次の質問に移りたいと思います。  北からの漂着船が増加している件についてでありますが、実は昨年の一月から十月まで、確認されているところで二十隻強の漂着船が北から日本海沿岸の地域に漂着したと。それが、昨年の十一月以降三月までの間に百隻以上の実は漂着...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  そこで、ちょっと一件漂着船に関する質問なんですが、去年の十一月二十七日、青森県下北郡の佐井村というところに漂着した船なんですけど、この船、今個別に言いましたから警察の方はどれのことかは御理解いただけていると思いますけれども、この船からはお...全文を見る
○川合孝典君 それは不審者、その辺でうろうろしていたら大変なことになりますけれども。  今の話に関連して、順番、もう時間がないんではしょりますけれども、平成二十九年十一月二十三日、先ほどの事例の四日前に秋田県の由利本荘のマリーナに船が漂着したと。もうその時点でちょっと変なんです...全文を見る
○川合孝典君 頑張っていただきたいんですが、様々な事象からは、徹底的に取組を行っていただいていると残念ながら言えない状況に置かれていると思います。緊張感を持って是非取組進めていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
06月14日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○川合孝典君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の川合でございます。  私の方からは、珍しく今日は金融庁に関わる質問から始めさせていただきたいと思います。  委員の皆様も御承知のとおり、スルガ銀行のいわゆるサブリースローン問題、いわゆるかぼちゃの馬車問題というのが最近新...全文を見る
○川合孝典君 今争点となっているのは、これが個人的に行ったことなのか全行的に組織的に行ったことなのかということ、このことが非常に大きな問題になってこようかと考えておるわけでありますが、本来であれば、融資をする側と受ける側という意味でいけば、一定の借りた側の責任というものも生じるの...全文を見る
○川合孝典君 一月の検査では遅過ぎたのではないのかという御発言ありましたけど、継続的に検査には入られているわけでありますから、その検査の中でそういういわゆる異常が発見し切れていないということなのであれば、そのいわゆる検査手法自体についても、伝票、証書自体がもう偽造、改ざんされてい...全文を見る
○川合孝典君 その点についてのフォローはきっちりとしていただきたいと思います。  この点について、もう一点だけ御指摘をさせていただきたいと思いますが、なぜこうした問題が起こったのかということについてのスルガ銀行側からの説明の中に若干気になるフレーズがあったんですが、昨年、金融庁...全文を見る
○川合孝典君 何というんでしょう、お金を、マネーをきちんと動かしていくことで経済を活性化させるということの考え方自体は別に否定するものではないんですけれども、検査監督が十分に行き届いていない状況の中であおるような発言に結果的になってしまっているということについては、今の御答弁とは...全文を見る
○川合孝典君 という理屈なんだろうと思うんですが、実際その森友学園用地が適用除外されていたかどうかということも含めて時系列的にいきますと、元々この土地が現物出資から除外されていたのは、隣にある別の学校法人があの土地を購入するということを前提として除外を一旦されていた、それが、契約...全文を見る
○川合孝典君 法律違反のリスクを冒してまでこの登記抹消をしたことに疑念があるわけなんですよ。その点についてはいかがですか。
○川合孝典君 だから、設立のときには外れているのは事実なんですよ。その後、実際に登記されて所有権移転しているわけですから、関西空港会社の土地なわけですよね、その時点では。  その事実自体がないというのであれば、じゃ、登記という概念は一体何なんですか。間違っていたんだから、登記移...全文を見る
○川合孝典君 間違って登記したということをさらっと軽く皆さんおっしゃるんですけど、その間違ったということを法務省さんとしては別に検証したわけではないということですよね。国土交通省さんが間違ったと言っているから、一応間違ったことを前提にして法律の解釈を行ったらそうなるという、そうい...全文を見る
○川合孝典君 ちなみに、参考までにお伺いしたいんですけど、同様に、こうした間違って登記してまた戻したとかといったような事例というのは、参考人の記憶の範囲でそういう事例ってありましたか。
○川合孝典君 ちょっと聞き方が漠然としていましたので、質問し直したいと思いますが、この一連の現物出資、関空会社に対する現物出資をした中で、この森友の土地以外に錯誤抹消の必要性が生じた土地というのはありましたか。
○川合孝典君 そこだけなんでしょう。
○川合孝典君 それでは、この点については確認した上でまた御連絡をいただきたいと思いますが。  あと、この点について最後に確認なんですけど、こうした事象が起こってしまったときに、仮に民間でこういう形で、いや、間違ったんですと言われたら、そのことを根拠にして民間事業者が同様の手続を...全文を見る
○川合孝典君 もう一点、後ほど調べて御報告いただければ結構なんですけれども、国土交通省さんがこれは間違って登記したんですと言ったことを、法務省さんが間違ったということを前提に判断をした理由というのを書面をもってお教えいただきたいと思います。  何でこんなことをしつこく言っている...全文を見る
○川合孝典君 入り組んでいるから、済みません、ちょっと混乱してしまいました。  改めて、国土交通省さんに同じ質問をさせていただきたいと思います。
○川合孝典君 ということは、管財人とそれから債権者が土地の調査に対して反対をしているという理解でよろしいんでしょうか。ちなみに、誰がそれを反対しているのかということを明確にお答えいただきたいと思います。
○川合孝典君 その更地返還するかどうかということと、土地の調査を建物が現状のままの状態で調査できるかどうかという話は別の問題ですよね。だから、調査に協力をしてもよいという話が出ているのであれば、調査の要請をするべきなんじゃないんでしょうか。その点について確認させてください。
○川合孝典君 留置権の正当性のお話が出てきましたので、ずっとこれも私、主張し続けてきた話ではあるんですが、そもそもこの留置権を規定している民法二百九十五条、この規定の二項のところに、占拠が不法行為によって始まった場合には、適用しないと、こう書かれておりまして、留置権の主張自体が要...全文を見る
○川合孝典君 済みません、確認させてください。これで、時間がありますから最後にしますけれども、建物に対するいわゆる債権というのは当然建設業者が持っているというのは分かるんですけど、土地の所有者は国なんですよね。それなのに、土地、建物一体として留置をしているという状況に今あるという...全文を見る
○川合孝典君 では、そういう状況にあるということであれば、その状況を打開するために、きちんと債権者、管財人に対して申入れを行った上で、対策を講じるべきだと思います。  これで終わりますけれども、この問題、先延ばしするからこういうことになっているんですよ。確認できるところをきっち...全文を見る
11月15日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。根本大臣には、これからよろしくお願いを申し上げます。  私の方からは、この休会中に起こった様々な事象も含めて、今後厚生労働委員会において議論を進めていかなければいけない課題のうち、特に障害者雇用の水増しに係る問題、並びに外...全文を見る
○川合孝典君 起こったことに対して御対応された内容について今大臣の方から御説明があったわけでございますが、ちょっと聞き方変えましょう。なぜこうした問題が生じたと御認識をされておられますか。
○川合孝典君 やはり、今御答弁いただいた内容というのは起こったことに対しての検証結果ということにとどまっているわけでありまして、私が聞きたいのは、この問題のそもそもの発端になった、なぜ水増しをしなければいけなくなっていたのか、何で起こったのかというその元々の根幹に関わる部分の話で...全文を見る
○川合孝典君 十五人という名前今おっしゃいましたけれども、手帳の期限切れですとか退職者が算入されていたということで、これ、二〇一七年、一年間の実績として出ている数字ということなんですけど、そもそも、こういう期限切れの方を不適切に算入しようという動機になっているのは一体何だと。これ...全文を見る
○川合孝典君 皆さん、この今の答弁聞かれてお気付きだと思いますけど、法定雇用率は上回っているということで、数字達成することが目的化しているんですよ、そもそもこの問題は。  本来、この障害者の雇用を促進しようということの趣旨が何だったのか。障害者雇用促進法の理念、政府参考人で結構...全文を見る
○川合孝典君 目的達成のための一つの指標として法定雇用率というものが設定されているということについては事実ですけど、各省庁でこれだけの、特に国土交通省や国税庁は驚くほど大勢の方をいわゆる水増し計上しておられたわけでありまして、そうした事例を見ていて、厚労省さんは数字が少なかったか...全文を見る
○川合孝典君 遺憾であることは繰り返し大臣も総理もおっしゃっているわけですけれども、遺憾であるということは、起こったことに対して感想を述べていらっしゃるだけでありまして、元々の原因をきちんと検証した上で対応策をどう取っていくのかということがこれから議論されなければいけないので、そ...全文を見る
○川合孝典君 世間の常識を申し上げたいと思いますけれども、そもそも、この障害者の法定雇用率、未達だった、未達成の企業については、障害者の雇用納付金というのを、お金取っているんですよ、月五万円、年六十万円、一人当たり。報告義務違反した企業に対しては、罰金を科した上に、企業名を公表す...全文を見る
○川合孝典君 つまりは、問題は発生していて、不正はあったけれども、悪い人は誰もいないとおっしゃっているわけですね。もう一度、確認です。
○川合孝典君 水掛け論になりますので、今の答弁を聞いていただいた上で今後の皆様の質疑に生かしていただきたいと思いますけど、私から、この問題についてはもうこれ以上掘り下げても水掛け論になりますので、一言だけ申し上げておきたいと思いますけど、世間の常識として、こうした問題が起こったこ...全文を見る
○川合孝典君 これ、今後議論していく上で重要な実はキーワードになりますので、是非委員の皆さん、先生方にも聞いておいていただきたいんですが、実は移民の定義、これは国連の定義ということでありますけれども、国連人口部というところが移民の定義として掲げているのは、出生あるいは市民権のある...全文を見る
○川合孝典君 ちょっと質問変えてみたいと思いますが、外国人技能実習生の話、既に大臣あちこちで御答弁されているから御存じかと、様々な問題が生じていることについて御存じかと思いますけど、現在運用されているこの外国人技能実習制度の状況について、大臣は、問題があるかどうか、どうお感じにな...全文を見る
○川合孝典君 様々な対応策をお取りになるということについてはもちろんそうしていただきたいわけでありますけれども、その対応策を取られたことの結果として、どういう状況に改善しているのかということについての検証は今現状どうでしょうか。役所で結構です。
○川合孝典君 今の話についてもそうなんですが、では、今取組されている施策の政策効果というのが検証できるのはいつ頃ですか、結果が出るのは。
○川合孝典君 そうですよね。やっぱり始めたら検証するのには当然時間が掛かるわけですよね。  私どもが懸念しておりますのは、実際にその技能実習生の方々の現場から上がってきている声、それから七千人を超えると言われるいわゆる失踪者の存在、問題がない、何も問題がなければそういうこと起こ...全文を見る
○川合孝典君 お聞きいただいてお感じになられたと思いますけれども、本質的な部分についての御答弁が残念ながら本日はいただくことができませんでした。  この場は時間が来ましたのでこれで終わりたいと思いますけれども、改めて申しますけれども、私、正直申しまして、外国人材の受入れ自体を否...全文を見る
11月20日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。  参考人の皆様には、本日は、貴重な御意見を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。  既に幾つか先生方から御質問出ておるわけでございますが、私も、今回この雇用率の水増しの現実を突き付けられて唖然としました。また憤...全文を見る
○川合孝典君 どうもありがとうございました。  時間が参りましたので、これで終わります。
○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  前回に引き続きまして、大臣中心に質問させていただきたいと思います。  まず、お答えしやすいところから聞いてまいりたいと思いますが、午前中の参考人質疑でも指摘がありましたが、第三者検証委員会の報告書も読ませていただき...全文を見る
○川合孝典君 今丸められましたが、では、そのときその判断をされたのは具体的にどなたか、教えてください。
○川合孝典君 刑事事件になりそうな重い問題が発生したにもかかわらず、担当部課の係員や課長で判断できるものなんですか。この案件はどこの局が担当されていた案件なんでしょう。
○川合孝典君 ということは、そちらの局が担当していたということで、当然のことながら局長までこの案件は上がっているはずですよね。
○川合孝典君 こうやって山に隠して、まあ犯人隠蔽のような話を繰り返していらっしゃるわけでありますけれども。  大臣、答弁とは別に是非聞いていただきたいんですけど、今回こうした、大臣ものけぞられるほどひどい事実が分かったわけでありますけれども、こうした問題が起こったときに、これま...全文を見る
○川合孝典君 少し踏み込んでいただきましたけど、まだ私的には不十分だと思いますが、御検討いただきたいことがもう一つあります。  今回の第三者検証委員会に当事者の御意見が全く反映されていないという御意見が午前中の参考人質疑で繰り返し述べられてまいりました。今後、再発防止の議論を行...全文を見る
○川合孝典君 国の審議会に既に委員としてお入りになられている方が若干名いらっしゃることについては理解をしておりますけれども、今回のこういう事例で不信感をお持ちになられている皆さんが大勢いらっしゃるわけでございます。  そうした方々の声をきちんと受け止める場というものを、これまで...全文を見る
○川合孝典君 当事者の皆様の声もというフレーズがようやく入りましたので、是非、取組を進めていただきたいと思います。  次の質問に参りたいと思います。  先ほど川田委員の質問の中で少し触れられておったんですけれども、今回、この障害者の雇用の水増し問題が起こったことを受けて調査を...全文を見る
○川合孝典君 これまでのこの問題が起こったことに対して、ルールが適切に理解されていなかったということがその原因として繰り返し述べられているわけでありますけれども、厚生労働省さんがこれまでいろいろ指導してこられた中で適切に雇用している行政機関が存在するということは、適切な障害者雇用...全文を見る
○川合孝典君 何かあると第三者検討委員会と繰り返しおっしゃるものですから、第三者検討委員会の報告書を持ってきました、私。  「精神障害者に係る不適切計上について」というところに記載されておるんですが、きちんと周知されていなかったということを繰り返しおっしゃっていますけれども、こ...全文を見る
○川合孝典君 そうやって、誰が具体的に手を下したのかが分からないから意図的ではないという論旨でずっとおっしゃっているんですけど、これ先ほど、石橋先生でしたか、国土交通省の事案についての言及がありましたけれども、一回目は間違えたで済まされるんですよ。でも、二回目以降はこれは明らかに...全文を見る
○川合孝典君 この検証委員会の報告書、是非皆さんもお読みいただきたいと思いますけれども、国の検証委員会がここまで踏み込んで記載しているのかというぐらいきついトーンで書かれています、これ。障害者の範囲を正しく理解して適切な報告を行っていた機関が存在する以上、弁明が許される事態ではな...全文を見る
○川合孝典君 国や省庁に対して罰金を科するという話になると、税金で罰金を払うのかという、こういう矛盾が生じるわけでありますから、したがってそこをどうするのかというのは別の議論が必要になってくるわけでありますけれども、民間に対して、要は法律、コンプライアンスを遵守する、法律を守らせ...全文を見る
○川合孝典君 ということは、特に誰も何も処分はしないということなわけですか。申し訳ありません、もう一度。処分はないという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 質問に対するお答えを全くいただいていないんですけど。  私が申し上げたいのは、政府の、実際に民間や国の様々な方々を指導監督する立場の中央省庁でこういった問題、不祥事、要は違法行為ですよ、違法行為が発生した。そのことに対する責任を取らないままに、国民の皆さんは納得が...全文を見る
○川合孝典君 建前のお話をされているんだろうと思いますけど、納付金という名前のペナルティーですよ、これは。企業にとってみれば大変なこれ負荷なわけでありますよ。それを、今この瞬間も、きちんと検証もできず誰も責任取らずに再発防止だけを言っておきながらお金取り続けることの正当性があるの...全文を見る
○川合孝典君 時間がぼつぼつもうないので、これで最後にしたいと思いますが、今、大臣、第三者検討委員会が原因と実態の究明をしたと言っていますけど、これ事実関係を確認しているだけですよ。この検証結果に基づいて、じゃ今後どうするのかということの話なわけであって、これが全てを解決した資料...全文を見る
11月27日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  私からも初回の水道法の審議にさせていただきたいと思いますが、私自身、正直申しまして水道法の専門家ではございませんので、今回この法案が提出されたことを受けて、改めてこの法案の中身や周辺環境についての分析をさせていただき...全文を見る
○川合孝典君 大臣、これも通告はしておりませんが、六七%が黒字で三三%が赤字であるということなわけでありますが、この数字について、率直な大臣の感想はいかがでしょうか。
○川合孝典君 もう一度宮嵜審議官に確認をしたいと思いますが、ピーク時の有収水量が記録されたのは二〇〇〇年でよろしかったでしたっけ。
○川合孝典君 二〇〇〇年がピークで、それ以降ずっと、有収水量、お金が取れる水量はここに至るまでの間、十八年間減り続けているという状況があるわけであります。  では、なぜピークを過ぎて十八年間減り続けている、いわゆる収入が減り続けていることに対して対策を講じてこなかったのか。その...全文を見る
○川合孝典君 大臣と本当はやり取りしたかったんですけど、もう一度審議官に確認をさせていただきたいと思いますが。  では、ここに至るまでの間、自治体や事業体に対して厚生労働省として指示や指導を行ってきたという今御答弁がありましたが、その結果、効果についてはどう検証されていますか。
○川合孝典君 するっと流されましたけれども、水道料金上げていくという話もありましたが、おおむねここ十二、三年間、水道料金はほぼ据置きの状態ですよね。私の理解間違っていましたでしょうか。
○川合孝典君 そうした状況を踏まえて、前回の水道法改正のときにもいわゆる広域連携の必要性についての議論というのはなされてきたと記憶しておるんですけれども、その後、ここに至るまでの間、広域連携を始めとする中小事業体を救済するための取組がここまで遅れてきた理由はどのように捉えていらっ...全文を見る
○川合孝典君 最近の動向としてはそういうことだということでありますが、現実問題として二千前後の事業体が今現実に存在しているわけでありまして、そうした事業体がどう連携していくのかということの議論というのは本来二十年前から進めていれば、中小のいわゆる赤字事業体と言われるところが既に何...全文を見る
○川合孝典君 質問の順番が若干変わりますけれども、では、水道事業に関わる職員さんの適正な要員数というものをどのように位置付けていらっしゃるのかということを、これは厚生労働省で結構ですので、お教えください。
○川合孝典君 つまりは、基準はないという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 答弁書を読むのをやめて頭で判断していただきたいんですけれども。  現実問題として、老朽化した水道管を更新するための人手すら足りない状況になっているんですよ。インフラ事業じゃないですか。生活インフラを支えるためのものじゃないですか。それを、きちんと老朽管を耐用年数が...全文を見る
○川合孝典君 つまりは、厚生労働省本省では、自治体の実際やっている業務の内容までグリップできていないという話ですよね。把握し切れていないということなわけですよね。そういう理解でよろしいですね。
○川合孝典君 水掛け論になりますから、この話は終わらせて次に行きたいと思いますけれども。  民間でも何でもそうですけど、何らかの事業を行うときには、その維持、新たにつくるときには当然人が必要です、新規に上水道を引くとかという話になるときには。そのこととは別に、一旦でき上がったイ...全文を見る
○川合孝典君 客観的な事実としては確かにおっしゃるとおりなわけでありますけれども、それでは、大臣は、要は有利な、いわゆる水道料金が安くなる地域と高くならざるを得ない地域があるということを理解した上で、では、この水道料金の地域格差をどうするべきだと思われますか。
○川合孝典君 では、今おっしゃったように、様々な措置を行った結果としてこの地域格差が生じているわけで、では、この地域格差というのは許容の範囲内だという理解でよろしいでしょうか。
○川合孝典君 高額という、高額の概念が人によって違うと思うんですけれども、具体的に、一昨年の日本水道協会のデータによると、家事用二十立米当たりの一か月水道料金が、夕張市で六千八百四十一円、それに対して兵庫県赤穂市は八百五十三円と、こういう差になっておるわけでありまして、地方へ行け...全文を見る
○川合孝典君 おっしゃっていることの趣旨はよく分かります。だからこそ疑問に感じるのは、要は、広域連携がまだ進んでいない状況の中でコンセッションの議論が突然飛び込んできているわけでありまして、しかも、法案の中身を見ておりますと、ある意味、言い方はきつくなりますけれども、丸投げ、地方...全文を見る
○川合孝典君 コンセッションの話についてはこの後じっくりとやらせていただきたいと思いますので、その前に、現状の問題認識についてもう少し議論させていただきたいと思いますが。  水道事業に携わっていらっしゃる職場、現場の皆さんからのお声として、過度に人員削減をし過ぎたことの結果とし...全文を見る
○川合孝典君 何かぼそぼそ読まれると全然やる気を感じないんですけれども。  今るるおっしゃいましたけれども、これ、実際自治体の職員さんから上がってきている声として、必要な人材の確保に努めますとか、もうそう言わざるを得ないのかもしれませんが、現実問題として、例えば、地方自治体の内...全文を見る
○川合孝典君 それができていないから赤字事業体と黒字事業体でまだらの状況になってしまっているわけでありまして、その問題をどうしていくのかということの議論をしているわけで、別に私、大臣が悪いと言っているわけじゃないんですよ。そのことはちょっと誤解のないように申し上げておきたいと思い...全文を見る
○川合孝典君 是非、積極的に厚生労働省が主導権を取って、いわゆる赤字事業体を始めとして、水道の老朽化している地域等々に対する御配慮、手厚い配慮をお願いを申し上げたいと思います。  もう一点、水道管のいわゆる設備の更新の関係について確認をさせていただきたいと思います。  お手元...全文を見る
○川合孝典君 わざと分かりにくいように説明していただいているように聞こえるんですけれども。  今おっしゃったことをそのままやれば、年率〇・七五%の更新率がペースアップ、具体的にどの程度速くなるんでしょう。
○川合孝典君 ちょっと私の常識と違うのかもしれないんですけれども、ペースアップをする、どういうスピード感で設備更新を行うというのは、期間をきちんと明確にした上で、その期間内に達成させるためにどれだけの予算と人手が必要なのかということをそこから割り出していくものだと思うんですよ。 ...全文を見る
○川合孝典君 毎年毎年しっかりとおっしゃいましたけど、ここまでは、じゃ、毎年毎年しっかりと予算は取ってこられたという理解なんでしょうか。
○川合孝典君 努力が足りないからこうなっているんじゃないんですか。きちっと措置できていれば、もっと状況はここまで追い込まれたり切迫した状況にはなっていないと思いますよ。審議官、大臣にも是非これを御認識いただきたいんですけれど、今の予算措置の状況や人手や様々な政策だけでは間に合って...全文を見る
○川合孝典君 補正とかそういう細かいことを言わずに、当初予算できっちりと予算確保した上で安定した事業運営ができるように、是非措置していただきたいと思います。  では、ここからはコンセッションの導入に関する懸念、問題点について、私が感じたところで幾つか質問させていただきたいと思い...全文を見る
○川合孝典君 それで、私、ちょっと意地悪かもしれないんですけど、いろいろ調べてみました。民営化、これ辞書に書いてありました。国や地方公共団体が経営していた企業及び特殊法人などが一般企業に改組されること、運営が民間委託されること、さらには民間に売却されることなど、様々な形態を指して...全文を見る
○川合孝典君 要は、日本国内の独特の政治的な言い回しがたくさんあることについてはもう委員の先生方もよく御理解されていると思うんですが、そもそも、このいわゆるコンセッション方式を導入して水道事業に民間資本の参入を図るというこのフレーズ自体が、海外に対するメッセージとしては間違いなく...全文を見る
○川合孝典君 プラスの側面でそうなったらいいなという話なんだろうとは思うんですけれども、現実問題として、もうさっきから繰り返し繰り返し話出てきていますけれども、民間事業者が水事業に参入するのはその水事業自体が利益が得られるがゆえに参入するわけでありまして、つまりは、その利益を誰が...全文を見る
○川合孝典君 幾つか今お話しいただいた中で論点があったんですが、まず一つは、是非申し上げておきたいのは、民間の知見や様々な技術を活用してとおっしゃいましたけど、それって今の水道事業に携わっていらっしゃる職員さんではおぼつかないということの理解なんでしょうか。要は、今の専門の水道事...全文を見る
○川合孝典君 宮嵜審議官にちょっと確認をさせていただきたいと思いますが、みやぎ方式の話が、今ちらっと宮城のお話が出ましたけれども、まず、質問の前に確認させていただきたいんですけど、宮城県の場合には、上水道、工業用水、下水道、全て、上工水一体となった用水供給事業なんですよ。最初から...全文を見る
○川合孝典君 そうなんですよ。そこで疑念がというか、懸念が広がってくるわけでありまして、元々今のままの水道法であってもコンセッションや民間事業者が参入できる枠組みにはなっているんですね。であるにもかかわらず、あえてコンセッションだといって、今回こういった形の法改正を行われることの...全文を見る
○川合孝典君 であるならば、コンセッションじゃなくても、事業主体を自治体にするというところだけ書き換えればいいんじゃないですかねと、私は実は素人ながらごく素朴にそこが疑問なんですよ。何度聞いても理解ができない。  今後も審議の時間、充実審議をということで求めておりますので、今後...全文を見る
○川合孝典君 そのアセットマネジメントしたら、原価割れが解消されるわけではないですよね。そうですよね。何か横文字使われると、何かそれでごまかされてしまうような気がするんですけれども。  じゃ、宮嵜さん、これシミュレーションでいいですよ。原価割れしている赤字事業体が仮にコンセッシ...全文を見る
○川合孝典君 率直にお答えいただきまして、ありがとうございます。今の分かりやすかったです。  それで、私が懸念しておりますのは、要は、そういう赤字事業体にコンセッションが導入されたときに、当然のことながら、民間事業者ですから、当然赤字で受注、受託するわけないわけでありますので、...全文を見る
○川合孝典君 大臣のお立場でそう御発言されるのはごもっともだと思うんですが、実態見てみますと、自治体によっては水道職員一人というところがあるんですよ。そういう自治体できちっと見れるのかという話なんです。  実は、職員数が一人とか二人とか五人とか、そういうほぼほぼぎりぎりのところ...全文を見る
○川合孝典君 いや、済みません、かみ合わないですね。  主体的にもちろん自治体が判断すればいい話でもあるのかもしれませんが、主体的に判断できるところとないところがありますよということを指摘をさせていただいているわけでありまして、同時に、仮にその一人、二人の職員で回しているような...全文を見る
○川合孝典君 いろいろな論点で御答弁いただいたんで、自分が何の質問したのかが何か分かんなくなっちゃいましたけど。  ちょっと話がそれますけれども、今御答弁があった中で幾つか重要なキーワードが出てまいりましたので確認させていただきたいんですけど、まず、収支について、財務状況のチェ...全文を見る
○川合孝典君 今、さらっとおっしゃいましたけれど、イギリスだってその程度のことはやっているわけでありまして、それでもそういう問題が起こっているんです。税金逃れしようと思ったら、ある意味、バランスシートを年に一回財務状況も含めてチェックするぐらいのことでは話にならぬわけでありまして...全文を見る
○川合孝典君 依然として、いや、大臣が真摯に答えていただいていることは分かっているんですけれども、内容的には、正直言って、はっきりと我々の腹にすとんと落ちるような御説明には残念ながらなっていないということは御指摘をさせていただきたいと思います。  その上で、モニタリングの話。い...全文を見る
○川合孝典君 理解はされているわけですけど、それを厚生労働省がきちっと全事業体に対してやるという理解ですか。厚生労働省がモニタリングやるんですか。
○川合孝典君 いや、現状の状況はそれで回っているわけですよ、ある意味。なんですが、今後、民間事業者が入ってきて、要は運営をそこに委ねて、ある意味、所有しているのは自治体なんだけれども、扱っているのは全部民間事業者になったら、今関わっているような形で、要は水道事業や水質のモニタリン...全文を見る
○川合孝典君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますけれども、今問題点幾つか指摘させていただきましたとおり、まだちょっと曖昧なところというか釈然としないところが少なからずあるということは委員の皆様も御理解いただけたと思いますので、引き続きこの問題については議論を深めさせて...全文を見る
11月29日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○川合孝典君 おはようございます。国民民主党の川合孝典と申します。  四名の参考人の先生方には、朝早くから貴重なお話をいただきまして、誠にありがとうございました。  私自身、今回の水道法改正の議論を始めるに当たって、水道基盤の現状と今後の課題ということについては多少勉強をさせ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一つ、村井参考人にお伺いをしたいんですけれども、効率化を図るということでコストが様々低減できるということについての御説明は理解できたんですが、私自身が労働組合の組織の出身の人間でもございまして、職員の雇用については非常に実は注視してい...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  続きまして、石井参考人に是非お聞きしたいことがあるんですが、コンセッションを導入するかどうかということについての自治体のいろんな聞き取り調査等も既に行われているというふうに伺っておりますが、コンセッションを導入を検討すること自体がそもそ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。終わります。
12月04日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○川合孝典君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の川合でございます。  いろいろ質問準備してきたわけでございますが、私も、今立憲民主党さんが御指摘された問題については、残念ながら苦言を呈さなければいけないと思っております。  今回この法案を提出するに当たって、再公営化の...全文を見る
○川合孝典君 だったら、宮嵜さん、聞きますよ。百八十例再公営化の事例がある、そのことに対して、はるか昔に調査をしたたった三例だけで本立法が十分だと判断した理由は何なんですか、教えてください。
○川合孝典君 あなた、今何言っているか分かっていますか。私が聞いているのは、なぜ三例だけでよかったのかということなんですよ。  しかも、過去の事例ですよ。かなり前ですよね、これ。ここ二〇一四年というか、この直近数年間の間に再公営化の事例が物すごく増えてきているんですよ。そんなこ...全文を見る
○川合孝典君 なぜ三例なのかというのは難しいという、何が難しいのかを教えてください。
○川合孝典君 要するに、この水道法の改正法案を作るに当たって何もしなかったということなんでしょう。この改正案については何の作業もしていないということをおっしゃっているわけですよね。過去あったものから都合の良さそうなものを引っ張り出してきて、それで都合よく該当しそうなものが三例ある...全文を見る
○川合孝典君 改めて、しつこいようですが、確認しますけど、ということは、何か法律改正するときに、様々な環境や状況、国際情勢等を考慮するときに、十年も前の資料で、しかも今から三年前に報告された資料の内容で、それで十分だというような仕事の仕方をするのが厚生労働省の仕事なんですか。
○川合孝典君 有識者の方の意見を取りまとめてとおっしゃいました。先日、参考人質疑をやりました。あのときに、石井参考人、政府の審議会の座長をやっていらっしゃる石井先生お越しいただいていろいろと御意見頂戴しましたけど、彼の論文読ませていただいておりまして、そうしますと、このコンセッシ...全文を見る
○川合孝典君 よくそんなこと言いますね。住民の方の理解が得られていたらこんなに反対出るわけないじゃないですか。だまし討ちのように突然民営化の話が出てきて、そのことの結果どうなるか全く見通しが付かない。それに対して、我々が資料を提出してください、状況を教えてくださいと言っても何にも...全文を見る
○川合孝典君 過去、政府や役所の中でコンセッションについての議論がなされてきたこと自体は事実でしょう、事実でしょう。が、しかしながら、今回、この法律改正をすることで、コンセッションという実質運営の民営化を図るということについて、今大臣がおっしゃったことがきちっとなされていないから...全文を見る
○川合孝典君 理解できないんですよ。  繰り返し、このコンセッション方式を導入することで官の関与を強めるという言い方をされていますけれども、間違っていますよ。だって、今は完全公営化なんですから。そこに、運営の部分については民間に委託するということで、所有しながら委託をするという...全文を見る
○川合孝典君 本当に人の話聞いていないですね。  私が聞いたのは、コンセッションを導入することで公の関与が強まるという言い方をしているけど、それは違いますよねと言っているだけなんですよ。何かいろいろおっしゃっていますけど、私が聞いていることに対する答えには一切なっていないですよ...全文を見る
○川合孝典君 であるならば、大臣に。  大臣は、議事録読み返していただければ何度も出ていると思いますが、コンセッション方式を導入することで公の関与を強めるという表現を何度もされています。今日も二度ほどされたと思いますけれども、関与が強まるわけではないですよね。公の関与をきちんと...全文を見る
○川合孝典君 この問題はこれ以上やりませんけれども、先ほどの三例の事例の話もそうなんですが、調べてみて、恐らく厚生労働省は把握されていると思いますけれども、再公営化された事例の中には、要は何らかの、企業側の何らかの問題があって再公営化されているものとは別に、もうどうやっても収支が...全文を見る
○川合孝典君 確認させていただきますけれども、水道事業者の方々や水道関連の職員の皆さんは今までも必死になってやっていらっしゃいますよ。むちゃくちゃな合理化をされている中で、人手も足りない状況の中で、予算もない中で、それでもやれる限りのことをやって、水道をひねったらきれいな水が出る...全文を見る
○川合孝典君 これまでも必要な財政支援を行ってきた、もちろんゼロじゃないですよ、補助や様々な支援をしようとされていることは分かっていますけれども、それじゃ足りないからこうなっているんでしょう。そういう話なんです。与党の方からも応援の声が上がっておりますけれども、しっかりやらなきゃ...全文を見る
○川合孝典君 この場ではっきり言ってしまうと財務省に怒られるかもしれませんから言い方が難しいのは分かりますけれども、改めて、改めて申し上げますけれども、要は高度経済成長期にどんどん設備投資を行って人口が増加して有収水量もどんどん増えてという、そういういわゆる右肩上がりの時代のビジ...全文を見る
○川合孝典君 最初に言っていただければすぐ終わったんですけどね。しっかりやると厚生労働大臣おっしゃっていただきましたので、今後の取組に大いに期待をさせていただきたいと思います。  広域連携の話について追加で少し質問させていただきたいと思いますが、平成二十三年、我々が与党だった時...全文を見る
○川合孝典君 地域によって水道料金の格差があることはもう委員の皆様は重々承知のことでありますけれども、だから、それぞれの事業体、自治体がそれぞれの事情、立場だけで主張していくと当然のことながら話は進まないわけであって、広域連携の取組こそが、国がリーダーシップを取ってどう広域連携の...全文を見る
○川合孝典君 ちょっと技術的なことも確認させていただきたいんですが、この間、参考人質疑で宮城の村井知事に来ていただいて御意見を伺いました。宮城県方式というものを進めていらっしゃるということなんですが、資料を拝見させていただいていると、仙台平野のいわゆる仙台市を中心とした県の中央部...全文を見る
○川合孝典君 時間が来ましたのでこれで終わりたいと思いますけど、今おっしゃったことも含めて、本来は法案提出する前にこういうことの議論がちゃんと要は省内でなされた上で、必要な資料も取りそろえた上で本来法案は提出されるべきであります。  ここまで議論させていただいても全く、正直言っ...全文を見る
○川合孝典君 私は、ただいま可決されました水道法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、公明党、立憲民主党・民友会、国民民主党・新緑風会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     水道法の一部を改正する法律案...全文を見る