川合孝典

かわいたかのり

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回

川合孝典の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  私も、正直申しまして、この話が公になったときにはのけぞる思いがいたしました。全ての政策立案のベースとなるべき統計データが無残な取扱いをされていたということ。ただ、私は、正直申しまして、過去の不手際がそのまま温存されて...全文を見る
○川合孝典君 誰がこのスケジュール感を決めたんですか。
○川合孝典君 では、その僅か七日間、一週間の期間の中で全体会合が二回開かれましたと書かれております。具体的に、この監察チームのメンバーになっていらっしゃる有識者は統計の専門家の先生方です。名前だけ見たら物すごいメンバーの皆さんが並んでいらっしゃいます。したがって、私もこの内容につ...全文を見る
○川合孝典君 何も答えていらっしゃいません。入れ替わり立ち替わり、土曜も日曜も、別に、そちらのスケジュール感でやっていらっしゃるわけですから、委員の先生方にしてみれば、土日まで出てこなきゃいけなくなって、むしろ御負担が掛かっているはずですよ。  改めて正確なデータを御提示いただ...全文を見る
○川合孝典君 内容についても少し指摘をさせていただきたいと思います。  今回のこの報告書、先生方も御覧いただいて、皆さん、こんなものじゃ全然足りないじゃないかということの御指摘は繰り返ししていらっしゃいますので、そのことについては今更触れませんけれども、結論めいたことがはっきり...全文を見る
○川合孝典君 そこまでおっしゃるんでしたら、もう一回確認させていただきますけど、そもそも全数調査をしなければいけないのに抽出調査を始めてしまったその理由は何のためですか。ここに書かれていることでいいんですか。
○川合孝典君 確認しますよ。担当者に聞き取りを行って、その判断だけで第三者性がどうやって検証されるんですか。  東京都の抽出調査を行ったそのきっかけが、現場の負担を軽減するためにと、そういう声があったというようなことが報告書、書かれています、確かに。書かれていますけど、東京都の...全文を見る
○川合孝典君 もう、土生さん、しゃべらなくていいですよ。どんなに優秀な学者さんでも、正確な情報が手元になければ正確な判断なんかできませんよ。本気でおっしゃっているんですか。いいかげんなことを言うのも大概にしてくださいよ。  大臣に御質問します。  厚生労働省側の聞き取り調査で...全文を見る
○川合孝典君 与野党の先生方にも是非冷静にお考えいただきたいんですけれども、長年にわたって不正を行って、そのことを実質的に隠蔽してきた職員側の意見だけを聞いて報告書作ったということなんです、これ。そういうことなんですよ。第三者性が全然担保されていないんですよ。  実際に一週間で...全文を見る
○川合孝典君 今大臣、すごいことおっしゃったことをお気付きですか。内部監察チームのそもそもの積み上げてきた議論があるから、だから第三者委員会の検証の元々のデータあると今おっしゃったんですよ。全く第三者委員会じゃないじゃないですか、じゃ。よろしいんですか、そのままで。  時間掛か...全文を見る
○川合孝典君 ちなみに、その報告されたのはどなたですか。
○川合孝典君 そのときに、このデータ自体が従来公表していた全数調査ではないということが今後問題になるということの危機感をお持ちなのであれば、なぜ大臣にそのことを指摘されなかったんですか。
○川合孝典君 大臣に改めて指摘をさせていただきたいと思いますけれども、外形的には、ほかの大臣は本当に全く要は情報が上がってこなかったのか、報告受けていないから全然知らなかったか、大臣も恐らくお知りにならなかったのかもしれない。が、しかしながら、実際にデータが、そういう問題が、そご...全文を見る
○川合孝典君 知らなかったでこの問題がそのままスルーにされてしまう問題ではないということですよ。  もう一回改めて御指摘させていただきたいですけれども、要は御自身がそのことの事実を知っていたか知らなかったかということも含めて、知った以降にうそのデータが出たという事実があるという...全文を見る
○川合孝典君 大臣、理解できないから質問しているんです。  追加給付のお金、本来払われるべき、支払われるべき保険料、これについては労働保険の財源から当然拠出されればいいですよ。あっ、労働特会ですね、労働保険特会から拠出されればいいです。  が、しかしながら、不正の修正のための...全文を見る
○川合孝典君 大臣、勘違いなさっているかもしれませんので確認なんですけど、今回、延べ二千万人超の方に対して調査しなければいけない。その上で、住所が分からない方も含めて、はがき出したり手紙出したりしながらやり取りする、郵送料掛かります。それから、さらにはその作業をする上での人手も掛...全文を見る
○川合孝典君 一言で追加給付とおっしゃいましたけど、追加給付しなくていいお金を追加せざるを得なくなったんですよ。そのための費用ですよ。厚生労働省のために出た損害なんですよ、これ。それを、保険料を拠出している方々の大切ないざというときのための保険、保険金、何でそこから出すのかという...全文を見る
02月20日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。  お三方には、本日は大変貴重な御示唆に富んだお話をいただきまして、ありがとうございました。  時間の関係がございますので、ちょっと断片的な質問になるかもしれませんけれども、よろしくお願いします。  まず、葛西参考人に...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。大変分かりやすかったです。  続きまして、塩山参考人に是非お伺いしたいことがございます。  四條畷の方で非常に興味深いお取組を進めていらっしゃるということで、大変感銘を受けながらお話を聞かせていただいたわけでございますけれども、現状、順調...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一件、それに付随して、関連してお伺いしたいことがあるんですが、時間の関係で少しはしょられた部分なんですけれども、民間の空き家活用型モデルの資料を付けていただいているんですけど、民間の空き家、いわゆる民間の場合には当然営利目的ということ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  公的な部門がどれだけ今後積極的に関与していくのかということについてのお考え方については、お三方ともおおむね同じ方向を向いて御主張されているということは理解をいたしました。  そこで、平山参考人にお伺いしたいことがございます。  冒頭...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  橋本行革も、その後、数年間の間に様々なことが方針転換されて、結構骨抜きになったりとか、本質、性質が変わってしまっていることがあるように私は実は分析をしておるんですけれども。  最後、もう一点、平山参考人にお伺いしたいんですけれども、社会...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  終わります。
○川合孝典君 国民民主党の川合孝典でございます。  先ほどの質問の中で、平山参考人にお伺いしたいことが一点ございまして、いわゆる住宅に、住宅整備に対して公的な部門が資金を投入することについて費用対効果があるんだということを繰り返し訴えていらっしゃって、そのことを非常に感銘を受け...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  この手の議論を行っていく上で、当然巨額の財政措置が必要になる政策転換ということになりますので、費用対効果をいかに明示的に示せるのかということが国会で議論を行う上で非常に重要になってくるものですから、もしそういうものがあればということで実は...全文を見る
○川合孝典君 私も先生のお考えに共感する部分が大変多いと思いますので、今回こうしたお話を参考人の皆様から聞かせていただいたのを機会に、いろいろと自分自身でも考えを、ちょっと勉強を深めていきたいと思っております。  どうもありがとうございました。  終わります。
02月27日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。  三名の参考人の皆様には、大変示唆に富んだお話を頂戴しまして、誠にありがとうございました。  お話を伺う中で幾つか私自身も疑問に感じたことがございますので、それぞれの参考人の皆様に幾つか御質問させていただきたいと思いま...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  直接対面で話をするということを基本に我々の世代は考えるんですけど、今どきの若い人たちは、SNSで話するだけで十分交流が成立しているという認識の方もいらっしゃいますので、そういう意味でのその価値観のスケールというものも時代によって少しずつ...全文を見る
○川合孝典君 野口参考人に続けての質問になりますけど、その場合には、やはり国や行政機関が一定の、もちろん利益を目指してということではございませんけれども、赤字覚悟でというわけにもいかないということを考えたときに、何らかの仕掛けというものは国なり行政なりがつくるということの必要性に...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  時間なくなってまいりましたので、雄谷参考人にお伺いしたいことがございます。  ごちゃ混ぜのお話、大変興味深く聞かせていただきました。何かいろいろ考えさせられたんですけど、とてもすてきな話をたくさん聞かせていただいたんですが、この施設を...全文を見る
○川合孝典君 まさにそういう話を聞かせていただきたかったわけで、大変参考になりました。ありがとうございました。  終わります。
○川合孝典君 改めまして、国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  先ほど質問をさせていただいた中で、中川参考人の方に御質問をさせていただく時間が取れませんでしたので、中川参考人に少しお伺いしたいと思います。  まず、お配りいただきました資料の中で、いわゆる企業で雇用し...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  先ほど御説明の中にもありましたように、ハローワークしかチャンネルがないところに参考人のようなお取組をされている方々がうまく企業とマッチングを行うという、そのマッチング機能をどう強化するのかということについては確かに余りこれまでここでも議論...全文を見る
○川合孝典君 いわゆる労働者派遣法の適用ではなくて、障害者の法定雇用率云々のところでこれはできるという。
○川合孝典君 現状、新たな試行錯誤しながらのお取組ということですから恐らくそういうことなんだろうと思うんですが、今後、ビジネスとして実際に大規模に展開していくようなことになった場合に、要は善意だけでなかなか物事が動かないような事例だとか、いわゆるブラックなビジネスといったようなも...全文を見る
03月15日第198回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  私は、本日は、持ち時間いっぱいいっぱい使わせていただいて統計不正の問題について御質問させていただきたいと思いますが。  まず冒頭、手持ち無沙汰にされている麻生財務大臣に一件、通告はしておりませんが、今朝の話なので一...全文を見る
○川合孝典君 突然の通告に対してお答えをいただきまして、そのことについては感謝を申し上げたいと思いますが、この判決の内容を確認しておりますと、経営上のノウハウが含まれているからという理由で不開示だったと。ところが、開示された情報には一切そういうことには触れられていないという事実が...全文を見る
○川合孝典君 急なことでありますので、今日はこれだけにしたいと思いますけれども、今後もこの問題を含めて様々追及させていただく必要のあることがあるということだけ御指摘させていただきたいと思います。  その上で、統計不正に関わる問題について議論させていただきたいと思います。  私...全文を見る
○川合孝典君 済みません、みんな多分何をおっしゃっているのか分からないと思うので、厚生労働省、補足があったら言ってください。
○川合孝典君 この議論のスタートになっている組織的隠蔽の組織的という言葉一つでも、これだけ訳が分からなくなっているんですね。  実際にこれ資料を見ながらでないと分からないと思いましたので、ちょっと余り環境に優しくないんですけど、全部資料を刷ってまいりました。  時間の関係があ...全文を見る
○川合孝典君 課室という組織と記載されておりますが、これ組織じゃないんですか。
○川合孝典君 課室がこの統計不正を隠蔽、統計不正を主導したんじゃないんですか。
○川合孝典君 すり替えていらっしゃいますけど、室長や課長というのは対外的に厚生労働省を代表していないということをおっしゃっているんですか。
○川合孝典君 課長、室長は組織じゃないということですね。
○川合孝典君 では、組織的隠蔽がないの組織的と、この組織との違いを言ってください。
○川合孝典君 じゃ、課室の人間が隠蔽したんでしょう、違うんですか。
○川合孝典君 不正はしたわけですね、じゃ。
○川合孝典君 虚偽は行ったけれども隠蔽はしていないということを、一般の人が理解できるように説明してください。
○川合孝典君 つまりは、何を厚生労働省が主張しているのかが分からないということが今明らかになったということであります。分かりました、皆さん。  では、藤澤さん、もう一度、申し訳ないんですけれども、十二ページの中段部分の赤線部を読んでください。
○川合孝典君 これつまり、当時の室長が総務省に対して隠蔽しようとしているということを書いているんじゃないですか。
○川合孝典君 あのね、子供でも分かる話なんですけれども、隠蔽でなければ、総務省に、要は、もう既に抽出調査やっていて合わなくなってしまっているということの事情を話すように部下に指示するべきなんじゃないんですかという話なんです。
○川合孝典君 ちゃんと聞いていてくださいよ。いいですか。  既に抽出調査していることが分かっていたわけですから、総務省に相談したときに、原則、基本的にと修飾語を置けないかと、これ指摘、指示出していること自体が隠蔽なんじゃないんですかという話している。なぜ総務省に対して今そういう...全文を見る
○川合孝典君 いや、意図的に隠そうとしたのを隠蔽というんでしょう。意図的に隠そうとしているじゃないですか、ここの文章はと言っているんですよ。
○川合孝典君 だったら、十二ページの赤線引いているところの下のところに、要は、基本的に、原則、基本的にというような修飾語を置けないのかと相談させたけれども、既に抽出調査していることを説明したらこれまでの不適切な取扱いの説明にも窮すると書いているじゃないですか。全然合っていないです...全文を見る
○川合孝典君 どんどん、これももっと更に深掘りしなければいけないんですが、そのためにもやっぱり樋口委員長にお越しいただかなければいけませんので、改めて委員長には、樋口特別監察委員長の参考人招致を、これ要求したいと思います。
○川合孝典君 十八ページ、御覧いただきたいと思います。  (2)の組織的隠蔽の問題についての真ん中のところの赤線引いてあるところ、何度も済みません、藤澤さん、読んでください。
○川合孝典君 厚生労働省に重ねて質問しますが、なぜこういう限定的な定義にしたのか、説明してください。
○川合孝典君 北村先生にちょっと確認させていただきたいと思うんですが、統計学的、統計のプロのお立場からして、この問題が起こった一番最初の、まあ二〇〇三年からということらしいんですけれども、その問題が起こった発端のときに、一体どういう理由で、誰が何の目的でやったのかということがきち...全文を見る
○川合孝典君 今、北村参考人から貴重な御指摘をいただいたわけですが、もう少し詳細に、なぜ二〇〇三年から、平成二十六年以前の調査をしないのかということを今ここで説明してください。
○川合孝典君 厚生労働省としては、特別監察を行う上で、平成二十六年以前のものは調査する必要がないという認識なんですね。
○川合孝典君 はぐらかさないでいただきたいんですが。  組織的隠蔽の定義が、平成二十六年の事務取扱要領から抽出調査である旨の記載を削除したこととかとここ書いてあるわけですよ。あと平成三十年のと。ここだけに限定して組織的隠蔽がありなしを判断しているわけであって、それ以前のものがな...全文を見る
○川合孝典君 申し訳ありません、何度聞いても分からないんですけど。  うそはついたけど隠蔽はしていないということをもうちょっと分かりやすく説明してください。
○川合孝典君 そこでごまかしていますけど。  全都道府県にまいているから公知の事実だという言い方をしていますけど、だったら、何で総務省に対して説明しなかったんですか。
○川合孝典君 皆さん、お分かりになられましたでしょうか。  読み物として非常に難解な読み物になっておりましてですね、厳しい言葉は並んでいるんだけど、明らかに不正行為が行われているんだけれども、でも認めないと言っているだけのことなんです、これ。だから、文言一ページ一ページ全部精査...全文を見る
○川合孝典君 大臣は今、そう言い切られました。  厚生労働省、第三者性という言葉のいわゆるその趣旨、厚生労働省としてはどのように捉えていらっしゃいますか。
○川合孝典君 そこで質問ですが、この特別監察委員会の樋口委員長、まあ私も、労働いわゆる政策に関しては大変な大家で尊敬申し上げている方でございますが、この方は、樋口委員長は第三者性が担保されているんですか。
○川合孝典君 専門性について誰も疑義を唱えているわけではないんです。中立な方なんですかと聞いているんです。
○川合孝典君 ただいま、樋口委員長は厚生労働省の関係のどういったお仕事をされていますか。主なものだけで結構です、教えてください。
○川合孝典君 労働政策研究・研修機構の理事長を始め、審議会の委員三十幾つをやっていらっしゃるという話を私も理解しております。  その上でお聞きしたいんですが、この労働政策研究・研修機構というのは、厚生労働省の外郭団体で厚生労働省から補助金を受け取っている団体ですよね。その団体の...全文を見る
○川合孝典君 断じて恣意的ではないという判断は誰が下されたんですか。大臣ですか。
○川合孝典君 では、改めて大臣に御確認をさせていただきたいと思いますが、樋口委員長がいわゆる第三者特別監察委員会の委員として適当だと思われた理由をもう一度御説明ください。
○川合孝典君 何と言ったらいいんでしょうね。  まずね、まずねって済みません、そもそも樋口先生は厚生労働省の内部監査委員をやっていらっしゃったわけです。この内部で監査、業務監査をやっているというのは、後ろでやじっていらっしゃる中野さんがおっしゃっている長妻さんのときから始めたや...全文を見る
○川合孝典君 従前から樋口先生は監査をやっていらっしゃったと以前説明を受けましたけれども、違うんですか。
○川合孝典君 では、特別監察委員会の委員のメンバーの中に従前から監査をやっていらっしゃった方は何人入っていらっしゃいますか。
○川合孝典君 ということなんですよ。既に内部監査をやっていた方が第三者委員会のメンバーになっているんです。この時点で全く正当性がないと思うんですけど、どうですか。
○川合孝典君 いや、それでなぜ中立的だと言い切れるのか、教えてください。
○川合孝典君 厚生労働省の当事者が衆人環視している中で中立的にやっているということですか。
○川合孝典君 つまりは、これは外部監査報告、単なる外部監査報告であるという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 組織内の監査とおっしゃいましたから、つまりは第三者委員会ではないということを今おっしゃったという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 組織内の監査をやっていた方が多数、複数含まれている委員会が正しい第三者委員会だと言えますか。
○川合孝典君 今、民主党の話は、もちろんそれ事実ですから、そのとおりでいいです。それは内部監査の話で、私が聞いているのは、第三者のきちんとした委員会になっているのかということを聞いているんですよ。
○川合孝典君 別に撤回していただかなくてもいいんですけどね、私は。そんなことこだわっているつもりはないんですけれども。  中立的、客観的なということを繰り返しおっしゃっていますけど、いろんな不正、不祥事をやった、要は隠した、失礼、不正行為は行った、でも、ばれるのが怖かったから隠...全文を見る
○川合孝典君 ここで疑念がどうしても払拭できないのは、その外部の方とおっしゃっているここに書かれているメンバーの方々、そうそうたる有識者です。ただし、その方々は、要は第三者的に選ばれたものではなくて厚生労働省が選んだ人だから、いつまでたっても疑念が払拭されないんですよ。  大臣...全文を見る
○川合孝典君 まず、時間の関係がありますので、北村参考人には離席いただくよう、お取り計らいをお願いします。
○川合孝典君 改めて申し上げますが、私、スルガ銀行の関係のことも去年やらせていただいたんですけれども、内部監査やって、そこで、内部監査できちんと様々な調査を行った上で、更に外部の第三者委員会にきちんと委託して、その資料をもう一度精査し直して、本当に外の全くバイアスの掛からない客観...全文を見る
04月03日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典と申します。  参考人の皆様には、大変興味深い、参考になるお話を頂戴しまして、ありがとうございました。  私自身、雇用労働政策を厚生労働委員として長年取り組んでまいりましたので、興味深く話を聞かせていただきました。今後格差問題を議論していく上...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  私がこの質問をさせていただきましたのは、実はかねてから不思議に思っていたことの一つに、国別の幸福度ランキングですね、これを見てみますと、日本なんかは世界でも豊かな国であるにもかかわらず幸福度が極めて低いんですね。で、世界で幸福度が高い国と...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。貴重な御講義を頂戴しまして、勉強になりました。  時間がなくなってまいりましたので、一点だけ、申し訳ございません、高田参考人にお伺いしたいことがございます。  先ほど、トリクルダウンの話を少し触れていらっしゃいましたけれども、過去と今と、過...全文を見る
○川合孝典君 これで終わりますが、私自身の問題意識としては、そのことと同時に、過去は株式の持ち合いですとか企業の系列だとかというものがしっかりあった。これがグローバル競争に放り込まれる中で崩れてきていることも、このいわゆるトリクルダウン効果を大幅に下げてしまった一つの原因だと捉え...全文を見る
○川合孝典君 高田参考人に一つ御質問、追加でさせていただきたいと思います。  参考人の資料の中に、貧困リスクについて言及した資料がございました。これと直接関わりはないんですけれども、最近、私、実は問題意識持っておりますのが、国もそうですけれども、貧困の問題語るときに、失業率の話...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  引きこもりになる理由というのが当然様々あろうかと思うんですけれども、私もこの問題、興味を持って調べてみましたところ、割と比率が高いのが、いわゆる働き盛りの年頃の頃に親の介護ですね。親の介護をするに当たって介護離職を余儀なくされる、それで出...全文を見る
○川合孝典君 国民民主党の川合孝典でございます。  私は、三年目の総括ということでございますが、三年目だけ出席をさせていただいておりますので三年間の総括ということになりませんが、この点は御容赦を賜りたいと思います。  一言で申し上げまして、この調査会、大変楽しかったです。自分...全文を見る
04月23日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  この後審議をされます旧優生保護法に関して、私も質問させていただきたいと思います。  優生保護法に関しては、当時国会にいた人間ではございませんが、立法府の一員として心からの反省と謝罪を申し上げなければいけないという、...全文を見る
○川合孝典君 真摯に受け止めるということでありますが、謝罪はしないという理解でしょうか、今の大臣として。
○川合孝典君 本来、超党派の議員立法ということでございますので、余り指摘したくないことも幾つかあるわけでありますが、この際でありますので、ちょっと一点確認をさせていただきたいと思います。  実は、先週の週末に関係団体の方から御連絡を頂戴をいたしまして、そちらの方から、先週木曜日...全文を見る
○川合孝典君 もちろん、参議院をないがしろにしているということでありますので、審議すらしていない時点から法律成立前提とした話が進んでいるということ、こんなことはあってはいけないんですけれども、そのこともさることながら、当事者の方々の思いに寄り添っていないということを言っているんで...全文を見る
○川合孝典君 通達文書は社会・援護局から発出されております。ということは、子ども家庭局から指示をされたということですか。
○川合孝典君 一般論として、法律が成立する前に役所から通達が出るということはあるんでしょうか。
○川合孝典君 当事者不在のままで一方的に物事が進められているという思いをお持ちの方々に対して、傷に塩を塗り込むような行為を今回なさったということであります。そのことに大変な不快の念をお持ちの方がいらっしゃるということでありますから、改めて、厚生労働省として、その点に関しておわびは...全文を見る
○川合孝典君 次の質問に移りたいと思います。  これも確認ということでありますけれども、御承知のとおり、現在七つの地裁で国賠の請求訴訟が係属中でございます。  ここで確認なんですけれども、今回のこの被害者の救済のための法案がこうした訴訟に対して影響することはないという理解でよ...全文を見る
○川合孝典君 この点について少なからず心配していらっしゃる方がいらっしゃったものですから、今確認をさせていただいたということであります。関係ないということで理解をいたしました。  次に、財源の関係のことについてお伺いしたいと思います。  最大で二万五千人の方が対象になるであろ...全文を見る
○川合孝典君 予算の関係で本来一時金を支給を受けられる権利のある方々に対して悪影響を及ぼさないように、きちっとした財政的な配慮はしていただきたいということを申し添えさせていただきます。  審査会のメンバーについて、認定審査会のメンバーについてお伺いをしたいと思います。  法案...全文を見る
○川合孝典君 当事者の方々の意見がきちっと反映されるような人選をするということでよろしいですか。
○川合孝典君 そういう曖昧な答弁をされるから心配されるわけですよ。改めて指摘させていただきたいと思います。  時間がなくなってきましたので、もう一点だけ質問させていただきますが、医療機関からの優生手術に関する個人記録の保有状況についての調査を既にされていると伺いました。百九十四...全文を見る
○川合孝典君 時間来ましたが、一点だけ指摘と、もう一個だけ質問させてください。  努力義務であって、いわゆる協力が要は強制されるわけじゃないわけですよね、医療機関に対する情報提供請求は。努力義務ですよね。努力義務であった場合、医療機関がもしもその情報提供を拒否された場合どうなる...全文を見る
○川合孝典君 しっかりとした対応を改めてお願いして、終わります。  ありがとうございました。
04月25日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典です。  本日は、一般ということでございますので、働き方改革に関して、今起こっている様々な課題について少し問題提起をさせていただいて、根本大臣にも是非、ちょっと問題を把握いただいた上で御認識を幾つかお伺いできればと思いますので、静かにやりますの...全文を見る
○川合孝典君 把握は一切しておられないということですね。  そこで、配付させていただいた資料の二の方、パートの有給休暇賃金という資料を事務所で作成させていただきました。  私が問題提起させていただきたいのは、例えば、通常の賃金を支給する場合というところで、解説という箱囲みの下...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  大臣、ありがとうといいますのは、誠実に答えようとしていただいたことに対しては感謝をしたいと思いますが。  大臣、私、別にそのことについて大臣を追及しようとしているわけではなくて、要は、どの方式を取ってこの年次有給休暇の賃金を支払うかとい...全文を見る
○川合孝典君 個人的な意見としてでも、大臣の率直な御意見、私は初めて伺わせていただきましたので、そのことについては感謝を申し上げたいと思います。  就業規則のお話を何度か御答弁の中で言っていただきましたけど、正直申しまして、就業規則がきちっと決まっていて、かつ労使協定が結ばれた...全文を見る
○川合孝典君 指摘したいことはいっぱいありますけれども、一点だけ、坂口局長の今の御答弁に関して。  私が言わなくても御存じなはずですけれども、労使で適切な条件設定してとおっしゃいましたけど、労使で条件設定できない人たちが困っているんですよ。そもそもそこを言っているわけでありまし...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  こういう問題があるということを御認識いただいた上で、是非ちょっと検証をまず始めていただきたいということを申し上げさせていただきたいと思います。  次の質問も類似する質問なんですが、実は、この年次有給休暇の付与が義務化をされる、このことに...全文を見る
○川合孝典君 具体的にどういうことが起こっているか、ちょっと事例として口頭で申し上げたいと思うんですが、例えば、年次有給休暇五日取得が義務化になったということを受けて、会社が従業員側に一方的に通告してきて、年間休日、週休も入れてですけど、年間休日を五日間減らすという通達が回ってい...全文を見る
○川合孝典君 大臣、じゃ、ちょっとお聞きいただいて御見解をお伺いしたいんですが、今、事例として、年間休日を例えば五日間減らして、百十八日を百十三日に減らしますという通達を回して、年間休日を減らすことで強制的に付与される年次有給休暇の五日分をここで消化することで結果的にプラマイゼロ...全文を見る
○川合孝典君 望ましくないというお言葉をいただきました。  それで、これも大臣に是非聞いていただきたいんですけれども、実は、先ほど局長の御答弁の中に、坂口局長の御答弁の中に、厚生労働省のQアンドAでというのを実は何度かおっしゃいましたけど、例えばQアンドA、こういうふうに書かれ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。是非よろしくお願いします。  それで、周知の話が出ましたので、言うつもりなかったんですけど、これも是非頭の隅っこに置いていただきたいんですけど、厚生労働省の周知のためのホームページや資料、全く一般の方に何が書いてあるのか分からないようなものが...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合でございます。  午前に引き続きまして、健康保険法等の改正法案、質問させていただきたいと思いますが、私は、まず、審査支払機関の機能の強化の部分から質問させていただきたいと思います。  質問に入ります前に、本日は、社会保険診療報酬支払基金...全文を見る
○川合孝典君 通告のない急な質問に対してお答えいただきまして、ありがとうございます。  今、理事長からもお話がございましたが、原因をしっかり究明するということ、そのことに基づいて再発防止策をいかに講じていくのかということが問われていると思っております。  あわせて、理事長の今...全文を見る
○川合孝典君 これも何度か質問が出ておりますけれども、不合理な差異という表現をいつもされているんですが、この場合の、不合理な差異の不合理という言葉の定義というのはどのように認識されているのか、教えてください。
○川合孝典君 その不合理な差異というのは、どの程度発生しているものなんですか。
○川合孝典君 お話を聞いておりますと、要は、審査する側の差異じゃなくて審査に当たっての基準の差異の話ですよね、今の話は。だから、それがその不合理な差異かどうかという点でいけば、そもそもの審査の前提となるところが違っておるわけですから、そうじゃないですよね。  要は、支払基金の各...全文を見る
○川合孝典君 ちょっとまた質問が元へ戻る形になるんですけれども、審査に差異が生じていることの理由ということについてなんですが、今の制度では、保険の範囲内で診療を行う医師の裁量権が認められていますよね。この裁量権の範囲の枠内で処方されるわけです。そうすると、この処方が、当然地域によ...全文を見る
○川合孝典君 何かどうも奥歯に物の挟まったような話なんですけど。  じゃ、樽見さんに改めて質問ですけれども、査定上、不合理な差が出ているところってどこかあるんですか。
○川合孝典君 じゃ、それは今は改善されているということでよろしいんですか。
○川合孝典君 神田理事長に確認させていただきたいんですけれども、各都道府県支部ごとにそういう審査項目の差異というものが出ているという指摘に対して、支払基金の本部では都道府県別のそういういわゆる審査の項目であるとか状況というものを把握していらっしゃいますか。
○川合孝典君 是非そうしていただきたいと思います。  ここから質問の、ちょっと変えたいと思うんですけれども、お手元に、支払基金の平成二十七年から三年間の年度別の審査査定状況の表を作らせていただきました。これは支払基金さんの基金年報から抜き出した資料であります。  細かい字なの...全文を見る
○川合孝典君 大臣、御答弁できればお聞かせいただきたいんですが、一昨年、平成二十九年七月の、厚生労働省と基金の連名で、支払基金業務効率化・高度化計画・工程表というのが出されております。これ、レセプト点検の九割をコンピューターチェックにより完結し、効率化を図ることにより云々で、人員...全文を見る
○川合孝典君 これ神田理事長に確認なんですけど、コンピューターチェックを行うためのシステム刷新のための、今そのシステム自体を構築段階にあるというふうに伺っておるんですけれども、動き出すのはいつなんでしょう。
○川合孝典君 ということは、動かしてみないとどの程度の効果が見込めるのかということはまだ分からないということの理解でよろしいですよね。
○川合孝典君 もう一点確認させていただきたいんですけれども、支払基金法の改正、従前改正された折に、適正なレセプトの提出に向けた医療機関等への支援、これがその支払基金の役割として書き込まれているというふうに伺っておりますけれども、具体的に、現状、支払基金さんは医療機関に対してどうい...全文を見る
○川合孝典君 最後に、大臣に御所見も含めてお伺いしたいんですけど、今までもろもろ質問させていただきましたが、改めて確認なんですけれども、いわゆるその組織の効率化を行う、無駄を省くということについては、これは進めなければいけないという認識に立った上で、これまで支払基金が担ってきた役...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。大臣、是非よろしくお願いします。  では、次の質問に入らせていただきたいと思います。先ほど石橋委員も質問されていましたが、被扶養者等の要件の見直し、国民健康保険の資格管理の適正化について、ここについて私からも質問させていただきたいと思います。...全文を見る
○川合孝典君 もちろん、保険を不適正に使用するなどということがあってはいけないわけですから、抜け道がないように、不適正使用がないように、加入者に損害を与えないようにどうあるべきなのかということの議論をするということについて私は否定しません。  否定しませんけれども、今お話を聞い...全文を見る
○川合孝典君 もちろん、いわゆる在留者の方が資格を偽って公的保険制度に加入されるということは防がなければいけない、もちろんなんですけれども、それなのであれば、入国前に例えば直近の健康診断書を提出させるだとか、そういうことで確認をすることはできるわけですよね。  だから、保険であ...全文を見る
○川合孝典君 ちょっと具体的に、この議論が起こったときに、いわゆる入管法を改正して、実質的な移民法のような話がばばっと決まってしまったことによって、大量の外国人の方が日本に入国される、そのときにどこまでが一体保険の対象になるのかということの議論が起こってきた。結果的に、当時の議論...全文を見る
○川合孝典君 諸外国の例というのを今挙げられました。  確かに居住要件というのが付されている国が多いわけでありますけど、そこで質問なんですけど、この居住要件を付している国で、今回の日本の特定技能一号のように、家族を呼び寄せることについての制限が、入管法上措置が講じられている国と...全文を見る
○川合孝典君 そういうことなんですよ。要は、つまり、日本人も外国人も差は付けないと言いながら、実際問題としては家族を特定技能一号の方は呼び寄せることができないわけです。  保険だから公平にっておっしゃいましたよね。当然、したがって、公平に、外国人であろうが日本人であろうが、保険...全文を見る
○川合孝典君 大臣の御認識をお伺いしたいんですけど、今、具体的な数字は樽見さん何もおっしゃいませんでしたけれども、既に日本に滞在されている外国からの永住者の方や定住者、二百六十万人ぐらいいらっしゃるという数字がございます。正確な数字ではないですけど、ざくっとそのぐらいの人数いらっ...全文を見る
○川合孝典君 何とも分かったような分からないような御説明でしたけれども。  いろんな考え方があると思うんですけれども、私はちょっと大臣とは考え方が大分違うなということを感じました。  大臣おっしゃいましたように、グローバル化が進みまして人の国際的な移動が活発化していると。その...全文を見る
○川合孝典君 じゃ、それは特定技能一号の方についても言えることですか。
○川合孝典君 それは結構無責任な発言ですよね。  要は、従来の技能実習制度の時代にはそういう理屈も通じたのかもしれません。しかしながら、特定技能一号、二号という形をつくったことで、要は移民なわけですよ。労働者として、要は、研修目的で受け入れるんじゃなくて、労働者として受け入れる...全文を見る
○川合孝典君 在住することの蓋然性が高い低いじゃなくて、そもそも、要は来たらいかぬと言われておるんですよ。そのことについてどうなのかということで、蓋然性の話じゃないですよ、元々来るなと言っているんですから。  要は、連れてくることができない状況の中で、その連れてくることができな...全文を見る
○川合孝典君 入国管理上の問題ということは、出入国の管理の話だから知らぬということですか、厚生労働省としては。
○川合孝典君 根本大臣にお伺いします。  官僚の立場ではこれ以上言えないんだろうと思うんですけれども、政治というか、人間根本匠としてということでお伺いしたいんですけれども、要は、我々自身が例えば働きにどこかの外国に出ていくという話になって、そのときに、働きに行かなければいけない...全文を見る
○川合孝典君 基本に立ち返ってというよりは、特定技能一号という特殊な在留資格をつくってしまったことで、かえってややこしくなってしまっただけなんですよ。  私は、もちろん在住者を対象にということが一つの基準になるということについては理解はしています。理解はしていますけれども、要は...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○川合孝典君 私は、ただいま可決されました医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  ...全文を見る
○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  一般質疑ということで、前回、一般質疑のときに年次有給休暇の取得の関係について少し御質問をさせていただきましたが、引き続き、働き方改革を進める上での休暇、休日に関わる件について御質問をさせていただきたいと思いますが、そ...全文を見る
○川合孝典君 衆議院の質疑されておられますので、多少知恵を絞って答弁をされたことは感じましたけれども。  私が指摘させていただきたいのは、要は達成したことということで過去完了の話ですよね、既に完了している話ですから。要は、これは完了しているわけだから、計画はその後は策定する必要...全文を見る
○川合孝典君 私がこの話をあえて取り上げさせていただいたのは、こういう規定の仕方をしているから、お忘れになったんですかね、あの電通の問題。あれ、プラチナ、プラチナ何でしたっけ、えるぼしでしたよね、(発言する者あり)あっ、くるみんか、プラチナくるみん、プラチナくるみん取っていたんで...全文を見る
○川合孝典君 そうなんですよ。基準はまだ決まっていないんです。何もないんです、これ。これから決めるという話なんですよ。その状況の中で、こういうもやっとした要は条文でこのことを縛ろうとしているわけでありまして。  私、ほかにも幾つかあるので、どんな答弁していただけるか聞いてみたい...全文を見る
○川合孝典君 今いろいろお話しされました中にある意味答えが含まれていたわけでありますが、要は、この条文の問題は、いわゆる当該一般事業主行動計画に定められた目標を達成したこと、これが一つなんですよ。それが過去に計画申請の時点で達成をしたということがまず一つ前提としてあって、それとは...全文を見る
○川合孝典君 局長にはそれ以上お答えすることができないと思いますので、ここで大臣に是非お伺いしたいと思うんですが、働き方改革、女性活躍推進、この政府が取り組もうとしている方向性については私も理解はいたしております。あわせて、今回この法案の法律改正の中にはハラスメント対策についての...全文を見る
○川合孝典君 皆さん、今お聞きいただいて、多分分からなかったと思うんですよ。  私が指摘させていただきたいのは、政府、要は厚生労働省としてお出ししていただいた条文の瑕疵について、私が指摘したことに対して大臣が説明に困るようなものだという事実は今分かったわけです。そうでしょう、そ...全文を見る
○川合孝典君 いや、もちろん内閣法制局も厚生労働省の担当の方も頭突き合わせて議論されたことは分かりますよ。専門家の人が作ったんだからとおっしゃいますけれど、専門家じゃない私にでもおかしいと思えるような内容なんですよ、その結果が。だから、これ指摘させていただいているわけでして、これ...全文を見る
○川合孝典君 説明はするけど検討はしないという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 大臣は、要は役所からこの法律改正案を実際見せられて、それを御覧になられてということで、報告受けて答弁に出ていらっしゃるわけですから、大臣の立場としては、実際に議論、審議を始めるに当たって精査してみたらそういう意見が出てきたということになったときに、大臣から、要は、内...全文を見る
○川合孝典君 水掛け論で済みませんね。ほかの質問用意していたのにこれ一問で時間全部使ってしまいましたけれども。  要は、まず前段で、PDCAサイクルを回すということで最初の基準を達成したということがまず一つあるとおっしゃいました。だから、それでいいんですよ。だから、それに対して...全文を見る
○川合孝典君 もう一点だけ、これで最後にしますけれども、では、計画が免除される範囲というのはどこまでなんですか、これ。
○川合孝典君 これでもう終わりますけれども、最後に指摘させていただきますが、要は、どこまでが免除をされる対象なのかというのが、免除をされる対象がこの十二条全体に掛かっておりますので、この書きぶりだとどこまでが対象になっているのかが読めなくなってしまっているんですよ。そのことを指摘...全文を見る
05月21日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  今、石橋委員の質疑を聞かせていただいておりまして、何のために厚生労働省は答弁しているのかが正直言って分かりません。今この統計に対する国民の信頼が揺らいでいる、要は、政策を立案する上でのその根幹を成すべき統計が揺らいでいるとい...全文を見る
○川合孝典君 これなぜ聞いたかと申しますと、実は今回の集中審議についての申入れは三月の下旬に行っております。それ以降、実は、厚生労働省からの参考人の出席についての可否について連絡が来たときに、姉崎参考人は海外へ行っていらっしゃったりとか、要は連絡が付かない状況にあるといったような...全文を見る
○川合孝典君 わざわざこういったことを御質問させていただきましたのは、厚生労働省の説明聞いておりますと、手続はおかしかったけれども数字はさほどぶれがないから大した問題がないんだという趣旨の説明をずうっと繰り返していらっしゃるわけなんです。  私は、統計のデータというのは宝物のよ...全文を見る
○川合孝典君 総務省にちょっとお伺いしたいと思いますが、点検検証部会の結果が出ております。この部会の検証結果に基づいて、毎月勤労統計調査はどのような今回影響が生じたという分析をされているのかをお聞かせください。
○川合孝典君 ありがとうございます。  重ねて総務省にお伺いしたいと思いますけれども、これほど利用上重大な影響が生じる統計のいわゆる不正が生じたということ、このことは統計法に違反するのではないかと私は考えておりますが、総務省としては、統計法第六十条に、基幹統計の作成に従事する者...全文を見る
○川合孝典君 そういう摩訶不思議な結論が出てきているんですが、では、まず総務省さん、もう一回聞きましょう。聞き方変えます。  真実に反するものでは今回の毎月勤労統計の不正はないという理解を総務省としては判断されているということですか。
○川合孝典君 では、荒井代理に、申し訳ありません、お伺いしたいと思いますが、今回のこの統計不正、この不正取扱いを行ったことの結果として重大な影響が毎月勤労統計に生じてしまった、要は真実でない統計になってしまったということでありますが、これが統計法第六十条の二号に該当しないというこ...全文を見る
○川合孝典君 意図的にというところが判断の基準だとおっしゃいましたけれども、意図的に要は全数調査を抽出調査に変えたわけですよね。そのことの事実はどう整理されるんですか。
○川合孝典君 先ほど石橋委員も質問されていましたので重なってしまって申し訳ないんですけれども、そもそも、そもそも、誰が何の目的でやったという分析なんですか。特別監察委員会としては、誰が何の目的でやったということを前提にその報告書を作っていらっしゃるんですか。
○川合孝典君 ということは、その当時その判断をされた方が、適正な統計、いわゆる統計のデータを変更するに当たっての適切な手続を経ずにそれをやったということ自体、その方は統計法の六十条に違反していますよね。
○川合孝典君 要は、判断が、それが難しいということについては、いや、私も理解できないではないんですが、そのやったことの結果として、要は、今回総務省が点検を行った上で、最も影響度区分が高い重大なそごが統計データに生じているということでありますから、そのことの、要はやったことの結果と...全文を見る
○川合孝典君 済みません、その判断をされたのは特別監察委員会ということですか。
○川合孝典君 また今野参考人とそれから阿部参考人にお伺いしたいと思いますけれども、今、荒井代理からお話があったような形で、要は、捏造するということがこの統計法違反に当たるんだという趣旨の御説明いただいたわけでありますけれども、ということは、要は、データ収集に当たってのそもそもの母...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  可能な限り踏み込んで御両名には御答弁をいただいたと思います。  時間が参りましたので、済みません、大勢の参考人の皆さんお呼びしたんですけれども、私はこれで終わらせていただきたいと思いますが、問題意識として、要は、今回この問題が起こって、...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。  五名の参考人の皆様には、貴重なお話を頂戴しまして、誠にありがとうございました。  私どもは、昨年、今日もいらっしゃいますが、石橋委員とともにパワハラ規制法案というのを議員立法として発議しまして、昨年の働き方改革関連法...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  そうした問題があるということを踏まえていただいて、是非、経営者団体としても分析を進めていただきたいと思います。このこと、実はハラスメントの問題とも深く関わりを持っていると私どもは分析しておりますので、よろしくお願いをいたします。  井上...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  次に、浅倉参考人に是非御所見をお伺いしたいことがございます。  今回、パワーハラスメントが初めて防止措置が義務付けをされるわけであります。先んじて義務化されておりますセクシュアルハラスメントの防止措置については、相談窓口の設置など全部...全文を見る
○川合孝典君 どうもありがとうございました。  時間がなくなってまいりましたので、最後に井上参考人にもう一つ質問させていただきたいと思いますが、実効性の確保についての御質問をしたいと思います。  事業主の行動計画の目標達成が今回努力義務になっています。そのために、高い目標を設...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  終わります。
05月28日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○川合孝典君 私は、ただいま可決されました女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・希望の党及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたし...全文を見る
○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合でございます。  まず、質疑に入ります前に、先ほど成立いたしました女性活躍推進法に関する件で大臣に一言申し上げさせていただきたいと思います。  今回、画期的なハラスメント対策ということが法律の中に織り込まれたと、そういう意味では評価をし...全文を見る
○川合孝典君 併せて質問しますが、では、この届出制手数料の上限の根拠というのは何なんですか。
○川合孝典君 いや、私が聞きたいのは、では、もう一回聞き直しましょう。  届出制手数料の上限は決められていないということでよろしいですか。私、調べたとき、年収の五〇%上限というような言い方をされましたけど。
○川合孝典君 なぜ青天井になったのか、その理由を教えてください。
○川合孝典君 規制改革会議で理由もなく規制の枠が外されたという理解ですか。そういうことですか。
○川合孝典君 この件に関していろいろ調べてみますと、結構びっくりするようなことがいっぱい出てくるんですが、例えば、人材紹介会社を介して入職した職員は早期離職率が比較的高い、実際に職員不足の解消につながっていない、こういう指摘が現場から実は上がってきておりますが、創意工夫ということ...全文を見る
○川合孝典君 去年の一月から取組を遅まきながら始められたことについては私も情報は把握しておりますけれども、では、その結果としてどういう効果が出てきているのか、そのことについてお教えください。
○川合孝典君 根本大臣にも是非ちょっと話聞いていただいて、御意見を後ほど頂戴できればと思うんですが。  私、介護事業者の方と、先週ですけれども、ちょっと意見交換させていただく機会がありまして、そこで話を聞きますと、今、この届出制手数料は、民間の創意工夫、コンサルティングや様々な...全文を見る
○川合孝典君 急に大臣も言われて、今すぐどうこうということで、答弁お困りになるかもしれませんが、実態だけ御理解いただきたいので更に状況を御説明申し上げますけれども、例えば医師会の方からも御指摘ありまして、法律改正されてチェックを働かせるように取組をやったということなんですが、効果...全文を見る
○川合孝典君 速やかに指示を出して調査を始められるという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 介護で働いていらっしゃる方々は、御承知のとおり、人手不足がともかくどんどん深刻化して、二〇二五年問題、この時期になると、恐らく七十万人ぐらい介護職が不足すると言われておるわけであります。したがって、早くこれ対応策を講じないと、更にこの紹介料も含めて高騰する可能性があ...全文を見る
○川合孝典君 何か今の答弁だけだと、よしという感じにはとてもならない話でありますけれども、好むと好まないにかかわらず、この問題と必ず向き合わなければいけなくなるんです。今よりも来年、再来年、どんどん状況は厳しくなります。だから今のうちに問題提起をさせていただいているわけでありまし...全文を見る
○川合孝典君 今おっしゃった中で労働者のニーズという、その対象となる労働者というのはどういう層の労働者の方のことをおっしゃっているんでしょうか。
○川合孝典君 所得の少ない方が兼業することで所得を増やす、もちろんそういう選択肢の幅が広がるということを私は否定するわけではありませんけど、それのどこが成長戦略なのかというのが私にはいまいち腑に落ちないところがあるということはちょっと申し上げておきたいと思います。  その上でな...全文を見る
○川合孝典君 理屈はそういうことなんですけど、いわゆる副業ということであればそういう理屈も成り立つケースがあるかもしれませんが、兼業の場合はどうなりますか。どちらが本業なんですか。
○川合孝典君 言うまでもなく、副業、兼業を行って、そういう働き方をしていらっしゃる方々の労働時間の把握ができない。今、自己申告とおっしゃいましたよね。自己申告とおっしゃいましたよね。ということは、自己申告で、要は、たくさん働きたかったら労働時間をごまかしてもいいという話も含めて、...全文を見る
○川合孝典君 自己実現のために副業をなさるとかという、そういうプラスアルファで更にという、そういう積極的な立場で働いていらっしゃる方々よりも、むしろ賃金低いからダブルワーク、トリプルワークをしなければいけないという方々をどう守るのかという、ここが何よりも大事な話でありますので、そ...全文を見る
○川合孝典君 次に、雇用保険制度についてですけれども、これも同じく、同時に複数の事業主に雇用されている場合、それぞれの雇用関係において被保険者要件を満たす場合であっても、生計を維持するに必要な主たる賃金を受ける雇用関係についてのみ被保険者になるということになっておりますので、した...全文を見る
○川合孝典君 容易に想定されることとして、二十時間以下はという話になりましたが、兼業、副業が国が認めて推進するということになった瞬間、じゃ、十五時間労働を四つ掛け持ちとかというような仕事の、要は業務に就くというようなやり方を今度見付けてくる可能性がありますよね。そういう場合のこと...全文を見る
○川合孝典君 いわゆる複数の仕事に就くということで、結局、その労働条件や労働時間が拮抗することで一番心配するのは、企業間で負担の押し付け合いを始めることです。どっちが責任取るのかということについてでありまして、そういう問題が生じたときに、労働者には、そのことと、企業と向き合って交...全文を見る
○川合孝典君 是非頑張っていただきたいと思います。  先ほどの答弁の中でも労働時間自己申告という話があったわけでありまして、自己申告なんかではとてもじゃないけれども管理できません。是非、今ですらそうでなくても長時間労働どうするのかということの議論をしている最中に、こんなものをき...全文を見る
○川合孝典君 確認なんですが、元々この問題に関して望ましくないといったような、割と曖昧模糊とした表現での厚生労働省としての指導については出されているという話だったんですが、それとは別に新しいものをお出しになられたということですか。
○川合孝典君 大臣の御意見を伺わせていただきたいと思うんですけど、今回の働き方改革、元々、いわゆる長時間の過重な労働によって身心を病んで体を壊したり、場合によっては精神的に追い詰められて自殺にまで至るようなケースがあると。こういう状況を改善するためにともかく働き方改革を行わなけれ...全文を見る
○川合孝典君 私に対して今おっしゃっていただいたことは大変有り難いことなんですけど、それが現場に伝わるように具体的な措置を講じていただきたいと思いますので、重ねてこの点については申し上げておきたいと思います。  時間なくなってまいりましたので、次のちょっと問題提起させていただき...全文を見る
○川合孝典君 そうですよね、心身をリフレッシュする、病気の療養のためではないですよねということなんですよ。  それで、海外の実はケース見ておりますと、年次有給休暇とは別にいわゆる病気有給休暇、療養休という制度が海外の先進国では当たり前のように実は付与されているわけであります。い...全文を見る
○川合孝典君 そういうことを問題提起したわけじゃなくて、今の状況はそうなんですが、要は、年次有給休暇の取得率をどう上げていくのかというのは、これは働き方改革を行う上での政府の大きな目標じゃないんですか。その年次有給休暇の取得率を向上させていくための要は障害になっているのが、万一病...全文を見る
○川合孝典君 働き方についてのいろんな取組を進めようと努力していらっしゃることについては私自身も一定評価しております。その上で、更に実効性のあるものにしていく上で何をするべきなのかということでの問題提起ということでありますので、治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン、これを...全文を見る
○川合孝典君 おおむね一千万人以上はいらっしゃるという、確実に一千万以上はいらっしゃるということなんだろうというふうに思います。  私がちょっとこの問題を取り上げさせていただきますのが、深夜労働といわゆる労働災害との因果関係がどうなっているのかということをちょっと知りたいと思っ...全文を見る
○川合孝典君 是非、深夜の労災の発生状況について、データというか実態調査を行っていただきたいということをまず申し上げておきたいと思います。  その上で、もう一点なんですが、深夜労働を行うということがごくごく当たり前になってきて、みんな当たり前のように夜遅くまで働くようになってお...全文を見る
○川合孝典君 今後、十分な検討、検証が必要な事項であるということを指摘させていただいた上で、時間参りましたので終わります。  ありがとうございました。
05月30日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○川合孝典君 ただいま議題となりました自殺対策の総合的かつ効果的な実施に資するための調査研究及びその成果の活用等の推進に関する法律案の草案につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  我が国の自殺対策につきましては、参議院の議員立法として、自殺対策基本法が平成十八...全文を見る
06月04日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典と申します。  五名の参考人の皆様には大変貴重なお話を頂戴しまして、ありがとうございました。  私、まず斎藤参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  資料の紹介の中で、公務員採用における課題についてというところが時間がなくてはしょら...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  重ねて斎藤参考人にお尋ねしたいと思いますが、五番目に公的機関の納付金の在り方を真剣に議論すべきという御指摘をしていらっしゃいます。  私も、公的機関には納付金の義務がないということについてはいかがなものかと実は指摘をかねてよりさせていた...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  では、続きまして石野参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほど、手話通訳の方が不足している、配置が十分でないということについての御指摘をいただきました。この十年間、処遇改善もなされていないと、このような御指摘でございましたが、例とし...全文を見る
○川合孝典君 重ねて石野参考人にお伺いをしますが、時給で日本の場合一時間二千九百五十円という先ほど金額をおっしゃいました。これ、イギリスの場合には時給換算すると幾らぐらい受け取っていらっしゃるのかということは御存じでしょうか。
○川合孝典君 ありがとうございました。  あと、石野参考人に更に確認させていただきたいんですが、今後、今のいわゆる障害者の皆さんが更に雇用を拡大していくということになったときに、また聾唖の方の雇用を進めていこうとしたときに、手話通訳の方々、どのぐらい増員が必要なものなんでしょう...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  それでは、中川参考人にお伺いをしたいと思います。  世間をいろいろと騒がせております、いわゆる就労継続支援A型事業所をめぐる、大量の障害者で雇用された方の解雇の問題が生じて非常に社会問題になっておりますけれども、こうした問題が発生する...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  かねてより、私、問題意識を、済みません、中川参考人にお伺いしたいと思いますが、いわゆる事業者に対してどう補助金や給付金を支給するのか、給付するのかということに日本の制度は非常に偏っていると思っておりまして、私は、むしろ、そのことよりも、障...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。終わります。
06月06日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  質問に入らせていただく前に、私からも一言申し上げておきたいと思います。  石橋委員からも先ほどございましたとおり、この質疑は、本来であれば一昨日執り行うはずのものでありました。交渉を担当している野党の理事として、御迷惑をお...全文を見る
○川合孝典君 突然の質問にもかかわらずお答えいただきまして、ありがとうございました。  今の職業安定局長である土屋局長にも是非御意見を頂戴したいので、通告しておりませんけれども質問させてもらいます。  参考人質疑の中でこうした御指摘がありました。六〇年に障害者の雇用率を制定し...全文を見る
○川合孝典君 すばらしい制度、すばらしい理念で始まったものが、結果的に、制度の枠組みだけが半世紀以上続いてきて、実態としての中身は空文化してしまっていたということを、このことをやっぱりまず正面から受け止めるというところからでないと、再発防止や対策、具体的な対策というのは樹立できな...全文を見る
○川合孝典君 今おっしゃった内容というのは、何か明示的に取りまとめられたものはありますか。
○川合孝典君 是非、その辺りのところの資料も含めて私も拝見させていただきたいので、資料を御提出いただけるように、委員長、お取り計らいをお願いします。
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一点、ちょっと確認をさせていただきたいんですが、先ほど、石橋委員の質問の中で、昨年の十月中旬以降に採用された方のうち、結構な方が国税庁なんかは既に退職されているという話の中で、半分以上の方が要は任期満了で退職をされたという、こういう御...全文を見る
○川合孝典君 ということは、去年から現在に至るまでのおおむね八か月ぐらいの間に、国税庁の場合には、例えば八百十九人昨年の問題発覚以降採用されて、その後、春までの間に七十九人要は退職されて、そのうち四十五人が任期満了だったという、こういう説明だったということは、この方々というのは一...全文を見る
○川合孝典君 今指摘した問題も含めて、厚生労働省としてきちっと各省庁を調査をされる意向はありませんか。
○川合孝典君 是非そうしていただきたいと思います。  何か役所の答弁聞いておりますと、役所ごとに自らの判断基準で何か適当にやっているように取られなくもないような答弁されているところもありますので、やはりここは、この問題を所管する職業安定局の方で、厚生労働省の方できちんと旗を振っ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一つ、これもこれまでのやり取りの中で出てきた話なんですが、支援員とか相談員という方々を決めて、いわゆる障害者で採用した方々の支援等を行っているといったようなことをおっしゃっていましたが、これは厚生労働省の対応で結構なんですけど、支援員...全文を見る
○川合孝典君 突然の質問ですから、その程度の答弁になるのは仕方がないことなんですが、指摘させていただきたいのは、やっぱり障害者の方々のその障害種別によってどういう問題があって、その方々に寄り添ってどう雇用をしていくのかということについては、やっぱり専門の方がきちんと対応しないとい...全文を見る
○川合孝典君 今回、こういう問題が生じたということは、考え直すいいきっかけだと思うんです。  したがって、今この場ですぐどうこうできるということの発言ができないのは、それは理解はいたしますけれども、是非検討していただきたい。当事者の声を本当に受け止めるというのであれば、当事者に...全文を見る
○川合孝典君 私は、ただいま可決されました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いた...全文を見る
○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  午前中に引き続きまして、一時間時間頂戴しておりますので、障害者雇用に係る様々な今後の取組について質問させていただきたいと思いますが、まず、一般質疑ということでありますので、ちょっと幅広に今の問題意識について大臣に是非御見解を...全文を見る
○川合孝典君 坂口さんの今のお立場ではそれ以上言えないことはよく分かっているんですよ。  その上で問題提起ということでさせていただいているのは、要は、企業活動をどう制約を掛けるのかとか営業時間の在り方をどうするのかということの問題とは別に、本来、厚生労働省として、そこで働いてお...全文を見る
○川合孝典君 そこを実は調査しなければいけない問題がそこにはらんでいるんです。  と申し上げますのも、今の坂口局長のお話というのは、いわゆる従業員の労働者性がそもそも前提にあってどうなるのかということのその先の議論になっておるわけですが、でも、実はコンビニエンスストアの要は店主...全文を見る
○川合孝典君 そういうことなわけでありますが、その上で、調査検討を始めていただけますか。
○川合孝典君 いろいろおっしゃっていただきましたけど、違反があればそれに対応するという言い方されましたが、その違反をどうやって把握されるんですか、もう一回ちょっと御説明ください。
○川合孝典君 それは、どこから情報が入ったら動くとおっしゃっているんですか。
○川合孝典君 労働者性の話がありましたけど、いわゆる労働安全衛生法上、労働時間管理の対象になるのはいわゆる指示を受けて働く労働者だけですか。管理職社員も該当しますよね。
○川合孝典君 是非、この話ちょっと深みに入ってきたので、この際もう少し掘らせていただきたいと思うんですけれども。  大臣に是非聞いていただきたいのは、いわゆるコンビニエンスストアのいわゆる運営している事業主さん、実はいろんな形態があると聞いております。例えば、土地も建物も資金も...全文を見る
○川合孝典君 やらないことの理由付けを今されているような答弁でしたけれども、だから、そのことの実態を調べてくださいませんかと言っているんですよ。聞いていました、私の言ったことを。やらないことの理由を聞いているわけじゃないんですよ。  だったら、実態はどうやって調べるんですか。で...全文を見る
○川合孝典君 何とか答えようと努力してくださっていることは多としたいんですけれども、私が問題提起させていただいているのは、悪いことなんだから規制を掛けろということ以前に、要は労働安全衛生法はその法律の枠組みの中でどう対応して規制していくのかということの議論なんですけれども、是非考...全文を見る
○川合孝典君 ほんのちょっと踏み込んでいただいたというふうに理解はしたいと思いますけれども。  坂口局長で結構なんですけれども、この問題にいわゆる深夜労働という切り口でいったときに、日本は二十四時間営業が割と当たり前のような状況になっているので、深夜労働、深夜長時間労働、深夜の...全文を見る
○川合孝典君 私も調べていて見付けたものですから、御存じなくても仕方がないと思うんですが、国際深夜・交代勤務シンポジウムというのを昔やっているんですよね。こんなものがあるんだということなんですけど、そこで海外のこの問題の権威の方が問題提起されたんですけど、九項目あると言っているん...全文を見る
○川合孝典君 今のは、これからきっちり調査をするということの理解でよろしいですか。
○川合孝典君 それを収集、分析いただくときに、是非発生時刻も含めて確認していただければと思います。  調べてみると、私がちょっと調べただけでも、例えば、いわゆる観光バスによる重大事故というのが結構立て続けに起こったことがありましたけれども、あれ大体深夜の三時から五時ぐらいの間に...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  その総合的な取組ということでは、実は私、この問題もう既に何年も前から取組させていただいていたんですけれども、例えばお互いが、いわゆるクレーム行為というか第三者のハラスメントというのはお互いが被害者にも加害者にもなり得るという、こういう問題...全文を見る
○川合孝典君 是非、機会を見付けてちょっとその辺辺りのところを意見交換をさせていただければと思います。  あともう一つなんですが、実態を調査しなければいけないということで、日経新聞さんの電子版見ておりましたら、これ、厚生労働省として訪問介護職員のいわゆるハラスメントの被害の実態...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。是非よろしくお願いします。  ちょっと大臣にお伺いしたいんですけれども、この悪質クレームの問題、実はこの議論を数年前に私始めましたときに、結構反発を受けました。と申しますのも、例えば悪質クレームという言葉をこれ言葉にしたときに、この言葉という...全文を見る
○川合孝典君 これまで何もなかったことを考えれば、かなり前に進もうとしているということ自体は評価しておりますので、今大臣がおっしゃったように、どう捉えるのか、どのように定義付けるのかということが非常にこれ難しい問題でありますので、それだけに時間を掛けなければいけないのかもしれませ...全文を見る
○川合孝典君 是非よろしくお願いします。  これ、難しいのは、いわゆる雇用契約を解除するかしないのかということと、いわゆるSNSでいろんな誹謗や中傷を受けた、そういう嫌がらせがあったということの因果関係を立証することって割と結構難しいことだったりもするので、結果的に、問題は限り...全文を見る
○川合孝典君 そういう理屈になりますと、そんな削減できる庁費があるんだったら最初から予算を少なくしておけばいいじゃないかという話になるわけですよ。  ということは、減額した庁費はどこへ行くんですか。
○川合孝典君 いや、だから、その減額したお金はどこへ行くんですかと聞いているだけです。どこへ行くんですか。
○川合孝典君 大臣、この話を、雑談せずに聞いてくださいね、私がこの話をしつこく申し上げさせていただくのは、以前、いわゆる何でこの障害者雇用納付金制度、国は対象じゃないんだという話をさせていただいたときに、要は税金だからと、こういう話で、だから国は納付金は納めないんだという、こうい...全文を見る
○川合孝典君 もちろん庁費減額されたら、必要最低限の要は運営経費で本来動いているはずのものでありますので、そこから削られるということになったら非常に厳しいんだろうなということは想像に難くないんです。が、他方、最初から削られる金額分かっているわけですから、削られる分乗っけて概算要求...全文を見る
06月07日第198回国会 参議院 本会議 第24号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  私は、会派を代表し、防衛大綱並びに中期防衛力整備計画について、この度発覚したイージス・アショア配備をめぐる調査データの改ざん疑惑の問題も含めて、総理並びに防衛大臣に質問を行います。  東西冷戦の終結によって、我が国本土への...全文を見る
06月13日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典と申します。  参考人の皆様には、貴重なお話いただきまして、ありがとうございました。  情報量がちょっと多過ぎて若干混乱しているところではあるんですけれども、技術的な問題も含めて幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、江口参考人に...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  次に、鈴木参考人にお伺いをしたいと思います。  いわゆるエビデンスを重視されてリスクアセスメントということをお話しされて、大変感銘を受けたわけでありますが、私も初めてお聞かせいただくことがたくさんあって驚いたわけです。  ちなみに、...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  こうした先進的な取組とか新しい知見というのは、いかにみんなで共有をして現場対応に生かしていくのかということが非常に重要だと思っておりますので、是非そうしたことについても今後問題提起を図ってまいりたいと思います。非常に貴重な御意見ありがとう...全文を見る
○川合孝典君 突然の質問にお答えいただきまして、ありがとうございました。今後、この問題についても議論を深めていかなければいけないというふうに私自身認識いたしております。  次に、もう一つ、時間がもうちょっとだけ、残り少なくなってまいりましたので、もう一点御質問したいと思いますが...全文を見る
○川合孝典君 今の御質問をさせていただいたときに鈴木参考人がちょっと御反応されているようにお見受けしましたので、今の質問に対して、鈴木参考人、どのようにお考えでしょうか。
○川合孝典君 ありがとうございました。時間が参りましたので、これで終わります。
06月18日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典でございます。  法案の質問に入ります前に、私からも、大臣、大臣、大臣、年金をめぐるこの一連の騒ぎについて苦言を呈させていただきたいと思います。  今回のこの金融審議会の報告書でありますが、これ元々、市場、取引をめぐる諸問題に関する...全文を見る
○川合孝典君 制度についての御説明はそういう話なわけでありますが、結局、今回の問題はマクロ経済スライドを導入したことによって、実際の要は年金の価値が下がるという事実なんですよ。どう説明を加えても、所得代替率が下がるということの事実はもう動かしようのないことであって、そのことによっ...全文を見る
○川合孝典君 私、不思議だなと思いますのは、今よりも我々が子供で育った世代の方がもっと体罰教育が普通だった、殴られて育った世代なわけであります。しかしながら、むしろ我々の世代の方が深刻な児童虐待というものが余り社会的に顕在化していなかったという事実がある。何でなんだろうと考えたと...全文を見る
○川合孝典君 先ほど、川田委員の質問の中に、いわゆる暴言についての問題提起がありました。私、非常にこれ重要な問題提起だと思っておりまして、たたく、たたかないということとは別に、言葉の暴力、これが成長期にある子供の精神に対して極めて深刻な悪影響を及ぼすということについては様々な研究...全文を見る
○川合孝典君 もう一回確認ですけど、厚生労働省としては暴言もいわゆる体罰に含むという認識でしたか。
○川合孝典君 じゃ、局長のお考えで結構ですけど、正当な暴言と不当な暴言ってどういう線引きなんですか。明確に説明できますか。
○川合孝典君 その正当か不当かということを判断するのは基本、親御さんですよね。親御さんが判断するということになると、当然そこには主観で正当か不当かということを判断しなければいけないんです。実はこの問題、難しいのはそこなんです。  冒頭、私が長々と背景についてお話しさせていただい...全文を見る
○川合孝典君 今はそういうことなんですけど、それで十分な効果が得られるのかどうかということについての問題提起をさせていただいておるわけでありまして、ちょっと切り口変えて問題提起したいんですが。  体罰禁止をいわゆる法定化した国というのは、ヨーロッパには既に幾つもあります。これス...全文を見る
○川合孝典君 今回の法改正ではそこまで踏み込んだ話になっていないことは私も理解しておりますけど、近い将来この問題と向き合わなければいけない必ずときが来るということでありますので、是非その辺りのことも視野に入れて様々な検討を進めていただきたいと申し上げておきます。  ちょっと質問...全文を見る
○川合孝典君 そうなんですよね、結局そういう傾向が出ているということでありまして、要は、子供の時代に虐待されてというか、体罰を受けながら育った子が親になって、核家族化しているわけでありますから、誰に指導を受けるでもなく孤立状態の中で自らの価値判断、自分の子供時代の経験に基づいて子...全文を見る
○川合孝典君 これは参考人で結構ですので確認なんですけど、前回の民法改正、これは平成二十三年でしょうか、そのときに、議論の中では、懲戒権の削除についてが議論の中では有力だったというふうに伺っておるんですけれども、結果的に懲戒権、削除されませんでした。なぜ削除されなかったのかという...全文を見る
○川合孝典君 結局、いろいろ踏み込んだ議論を行いますと、ここがやっぱり縦割りの話になってくるわけでありまして、懲戒権が、当然、規定する内容が結果的に親のいわゆる体罰、しつけの名を借りた体罰を正当化する裏付けに使われてしまっているという側面もあるわけでありまして、したがって、児童虐...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  次の質問、行きたいと思います。  文科省さんにも今日お越しいただいておりますので、確認させてください。  児童虐待防止法では、学校での虐待は通報義務の対象外になっておりますよね。それはなぜかということをお聞かせください。
○川合孝典君 実は、これ触れさせていただいたのは、問題意識として、障害児への虐待、この問題にどう対応するのかということについての問題意識があったからでありまして、ちなみに、障害児の、障害を持つお子さんへの虐待の現状把握は厚生労働省としてはできていますか。
○川合孝典君 ありがとうございます。  これ、民間のNPO法人が行った調査によると、障害をお持ちのお子さんが虐待をされた場所というのを調査したところ、やっぱり小中高、学校なんですね、ほとんどが。ということでありまして、したがって、この学校での虐待にどう対応するのかということが非...全文を見る
○川合孝典君 いじめ、虐待による子供のいわゆる自殺につながるような事例も含めて、実際問題として学校の中で問題が生じることは非常に多うございます。  したがって、ここからちょっと厚生労働省さんに戻したいんですけれども、児童虐待防止法の方も、これは省庁縦割りの弊害の最たるものだと思...全文を見る
○川合孝典君 今後そのことの取組を是非進めていただきたいんですけれども、ちょっと申し上げておきたいのは、この障害のあるお子さんへの体罰とか虐待とかというのは非常に表面化しにくいんです。  理由は幾つか指摘されておるんですけれども、まず、障害をお持ちのお子さんは自分自身で被害を訴...全文を見る
○川合孝典君 制度的な枠組みとしては一定のものが構築されているんですが、問題は、それが周知きちっとされて皆さんが御存じでなければ制度がきちっと機能しないということであります。  最後になりますけど、岡本議員にちょっと確認させていただきたいんですけれども、この児童虐待防止を今後進...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  最後に大臣に。今回、児童虐待防止のための取組を前に進めていただくというこの方向性についてはとても大切なことだと思いますし、我々も、これ与野党抜きにして前向きな議論を進めてまいりたいと思っております。  ただ、今回の法律の中身というのは...全文を見る
○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  私も、不本意ながら、法案の質疑に入ります前に、年金の一連の騒ぎについて少し総理に御意見を賜りたいことがありますので、まずそこから入ります。  先ほど、総理はこの問題を政争の具にしてはいけないとおっしゃいました。私も、客観的...全文を見る
○川合孝典君 今るるお話しいただきましたが、ということは、総理の御認識としては、この現在の年金制度と水準で老後資金は足りるという御認識なんでしょうか。
○川合孝典君 感情的に私議論するつもりはないんですけれども、この報告書をよく精査してみますと、退職金の問題も含めてなんですが、一九九〇年の時点で平均の退職金の金額が二千三百万ちょっとです。これが、二十年たった二〇一七年には千九百九十七万円にまで低下しているんですよ。三、四〇%実は...全文を見る
○川合孝典君 公的年金のうち国民年金だけで生活していらっしゃる方々が年金受給者の半分以上を占めていらっしゃいます。もちろん、たくさんの資産をお持ちの方もいらっしゃるということですから、それを全ての平均をすると今のこの今回の審議会の報告書の数字になるということですが、光を当てるべき...全文を見る
○川合孝典君 私、年金制度自体が危ないということを別に言っているわけではなくて、水準の問題を今指摘させていただいているわけであります。  所得代替率の問題がどうなるのかということ、そのことも含めて、金額が増えるか減るかということ以前の問題として、その年金の価値が、購買力の観点か...全文を見る
○川合孝典君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、私はこの問題の背景には核家族化があると思っております。二世代、三世代で生活していた時代のように、おじいちゃん、おばあちゃんや近所の人が見守りや抑止力として働かなくなっている。そうした問題も含めて、今後は、核家族化の状...全文を見る
○川合孝典君 私は、ただいま可決されました児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・希望の党及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたし...全文を見る
11月21日第200回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○川合孝典君 立憲・国民.新緑風会・社民の川合孝典でございます。  麻生大臣には、一年ぶりに財金に戻ってまいりました、またこれから一年間、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  大変重要な法律改正でありますが、審議の時間がほとんどないということで深掘りすることができないことも...全文を見る
○川合孝典君 対象のお話が出ましたので、この範囲をどう設定していくのかということについてちょっと細かい話をお聞かせいただきたいと思いますが、政府参考人の方で結構ですので、お答えいただきたいと思いますが。  例えば、外資系の企業であっても、本邦日本の国内で企業活動を行っていて、そ...全文を見る
○川合孝典君 ということなんですよ。  ということで、いわゆる外国資本若しくは外国の意思がどう日本の安全保障上のセンシティブな情報や技術に対してアクセスするのかということについて、今回の法律立てで果たして本当にきちっと守れるのかというところについてはジレンマがあるという事実です...全文を見る
○川合孝典君 今大臣が御答弁いただいたことに付随して、更問いということなんですけど、そうしますと、日本のLPSに外国人投資家に今回該当するGPがいる場合には事前届出義務は生じるという理解でよろしいでしょうか。
○川合孝典君 日本のLPS、昔と違って今は、要はファンドをつくる場合に、最近はいわゆるLLPを組成して、このLLPが日本のLPSのGPになるという、こういうケースが頻繁に行われるという形になっております。したがって、LPとGPがはっきりと分離されていない状況の中で出資組合自体がG...全文を見る
○川合孝典君 要は、GPが外国投資家であるのか日本の投資家であるのかというのが、LLPになった時点で集団として組合自体がGPになるということを意味するわけでありますので、そこをどう判断するのかというのが今の御説明だけだとカバーし切れるのかなというのが実は素朴な私の疑問なんですよ。...全文を見る
○川合孝典君 そうなんです。つまりは、この実務上非常に重要な手続が物すごく煩雑になるかもしれない、時間が掛かることになるかもしれないような課題というのがまだ全く明確になっていないということが市場に不安感を与えているという事実でありまして、そのことの指摘をさせていただいたわけであり...全文を見る
○川合孝典君 心配しているのは、一見関係がないようで実は非常に重要なものであった、要は、その規制対象となっている企業の取引先が全て規制対象になるのであれば全部カバーできるわけですけれども、そうでない場合には要は抜け落ちが生じる懸念があるのではないかという素朴な疑問なんですよ。大丈...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一点、別の切り口なんですが、企業買収の問題とは別に、企業は守れても、これはあくまでも株式の話にとどまっているわけでありまして、そのいわゆる安全保障上重要な技術を開発したエンジニアにまで網が掛かっていないということでありまして、開発に携...全文を見る
○川合孝典君 是非頑張っていただきたいと思います。  実態として、実は、昨年でしたか、院の派遣で、自民党の西田先生も御一緒だったと思いますが、インダストリー四・〇の視察でヨーロッパの方にお伺いさせていただいた折に、優秀ないわゆる日本の研究者の方があちらで研究やっていらっしゃるん...全文を見る
○川合孝典君 丁寧に御答弁、急に振ったにもかかわらずしていただきまして、ありがとうございました。  直接外為法には確かに関係ないことではあるんですけれども、要は投資が、対内直接投資が増えるか増えないかというのは、投資すべき魅力的なものがあるかどうかがそもそも問われておるわけであ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。是非、それを強力に推進していただけるであろうと期待しているがゆえに問題提起をさせていただいているというわけでありますので、是非お取組をお願いしたいと思います。  時間が参りましたので、これで終わりたいと思いますが、私自身のこの問題に関しての問...全文を見る