川合孝典

かわいたかのり

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回

川合孝典の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。  お三方の参考人には大変参考になるお話を頂戴しまして、ありがとうございました。  恥ずかしながら、私自身は海のことに関してはほとんど素人でございますので、そういう意味では素朴に、率直に専門家である先生方から御意見を承り...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一点、賞雅参考人にお伺いしたいんですが、近年、いわゆる高専からの海上への就職率が上昇している、向上しているということについての資料がございますけれども、このいわゆる海上就職率が上昇している理由をどのように捉えていらっしゃるのか、教えて...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  続きまして、松浦参考人にお伺いしたいんですが、御説明の中で船員の働き方改革という、船員の働き方改革というフレーズが出てまいりましたが、具体的にどういった改革を進めようとしていらっしゃるのか、かいつまんでお教えいただけますでしょうか。
○川合孝典君 ありがとうございました。  時間が来ておりますので、もう一点だけ。これは賞雅参考人と松浦参考人にお伺いしたいんですが、先ほど海野参考人の御説明の中で無人運航のお話がありました。人材育成ということ、いわゆる海員をどう確保していくのかということと、ある意味この無人運航...全文を見る
○川合孝典君 どうもありがとうございました。  これで終わりにしたいと思いますが、実は私自身、企業勤めをしておりました折に、かつて八千人から一万人の従業員で回していた工場が技術革新によって百人弱で動かせるようになっていると、そういった実は産業がたくさん今はございます。そうした状...全文を見る
02月09日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合と申します。よろしくお願いします。  三人の参考人の先生方には、大変勉強になるお話をありがとうございました。  私の方からは、まず合田参考人にお伺いしたいんですが、トン数制限税制について、先生のお書きになった資料の中で、他の海運国の企業...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  そもそも日本人船員を雇え、もっと雇ってくださいということの、そんな税制の中に組み込まれているということ自体が、元々日本人の船員さんがなかなか人材が確保できないという長年の状況の中で今のような外国人船員さんに乗船していただくという環境につな...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  続きまして、伊藤参考人に一点教えていただきたいんですが、南シナ海における中国の海洋進出の話が先生の御説明の中にありました。これまでもこの問題については様々なところで議論がされておりますので、ざっくりとした情報は私自身も承知しているんです...全文を見る
○川合孝典君 素人考えとして、このまま行ったら何か海の関所を本当に造られちゃうんじゃないのかということも感じておりますし、先生御指摘のとおり、日本人の感覚とは違って、百年計画で何かの物事に取り組むようなところが、中国には何か本当に長いスパンでもって物事を考えてこつこつ地道に取り組...全文を見る
02月16日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典と申します。  お三方の参考人には、ありがとうございました。  まず、植松参考人に御質問させていただきたいんですが、質問に入ります前に、先生からお配りいただいた資料でございますが、これ、表紙の写真は、これは一見すると兵馬俑に見えるんですが、こ...全文を見る
○川合孝典君 よく分かりませんが、分かりました。  これ、恐らく中国なんでしょうか。
○川合孝典君 ありがとうございます。  では、中身の質問に入らせていただきたいと思います。  海洋人材が減少しているということに懸念を、御意見をおっしゃっておられまして、海洋科学研究への人材育成をということを、三十三ページ、資料でお書きになられているんですが、バブル経済のちょ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  私も同様に感じておりまして、やっぱり仕事として、生涯をささげる仕事として考えたときに、将来にビジョンが持てるような職業として成立していないと、当然のことながら、若い方々がこの道を目指そうという気にはどうしても現実問題としてならないというこ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  続きまして、小林参考人に御質問させていただきたいと思います。  IUU由来の漁業水産物が流入することによるいわゆる魚の価格への影響の問題についてお話がございましたけれども、現時点の状況で一体どの程度のものが日本に流入して、それが日本の...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一点、小林先生にお教えいただきたいんですが、寄港地措置協定について、実際にこの協定を採択されてから日本が加入するまでの間に七、八年タイムラグが生じておりますけれども、これ、時間が掛かった理由というのは一体何だったのか、お教えいただけま...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  最後に、加藤参考人にお教えいただきたいと思いますが、先生の資料の十三ページのところで革新的深海資源調査技術についての資料を御紹介いただきましたが、いわゆるその目標の規模が縮小していて残念であるといった趣旨の御説明がございましたが、これな...全文を見る
○川合孝典君 行政も含めて見直すべき点があるということを御示唆いただいたと理解いたしました。  終わります。ありがとうございます。
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  まず、ウクライナ情勢についてお伺いをしたいと思いますが、質問通告の前に少し確認をさせていただきたいことがあります。  実は、二月の二十八日の日に、我が国民民主党会派の上田清司先生がウクライナ国へのお見舞いと激励のためにセル...全文を見る
○川合孝典君 私も、今日の夜ですか、この後会うということについてはお話を伺いましたが、私自身が問題に感じておりますのは、要は、面会を求めてこられている、事実、ウクライナ問題がこういった状況になってきているという、容易に想定ができる状況にある中、一か月も放置してきたということ自体が...全文を見る
○川合孝典君 今総理、双方の事情とおっしゃいましたが、あちら側は会いたいとおっしゃっているわけでありますから、当方の事情ということだと思います。  その上で、情報共有ということで、この上田議員が大使に面談された折に要望されていた事項について少し紹介させていただきたいと思います。...全文を見る
○川合孝典君 大臣、ありがとうございます。  今おっしゃったことで、大臣御自身は御認識されていなかったという話でありますが、だとすれば、外務省が勝手に止めていたんだとすれば、これは著しい越権行為じゃないですか。外交の問題については政治が判断することであって、正確な情報を政治家、...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。林大臣、よろしくお願いします。  それでは、通告していた質問の方に入らせていただきたいと思います。  昨日までの国会審議で、在留邦人の、失礼、今、ウクライナ国内にいらっしゃる在留邦人がおよそ百二十人ほどだということは伺いました。既にキエフの...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。是非、安全確保には万全の対応をお図りいただきたいと思います。  次の質問に入りたいと思いますが、今回のロシアのウクライナ侵攻によって、いわゆるロシアからウクライナを通ってヨーロッパに供給されている原燃料等のいわゆるルートに当たるわけでもありま...全文を見る
○川合孝典君 大臣、ありがとうございます。  日本とウクライナ、それから日本とロシアとの関係という意味では、今、萩生田大臣が御説明あったとおりだと思うんですが、私自身が懸念しておりますのは、日本は依存度は決して高くはないということでありますが、ウクライナから、いや、ロシアからウ...全文を見る
○川合孝典君 ロシアがウクライナに侵攻した二月の二十四日、この時点で既にウエスト・テキサス・インターミディエートの原油先物価格は百ドルを一時期超えました。現在も百ドル前後で一バレル推移しているということであります。  これを日本のガソリン価格に置き換えると、リッター百八十円にな...全文を見る
○川合孝典君 いま一つどういうことなのか、まあ重層的な支援を行うということ、あらゆる手段を検討から、枠から排除しないという、そういうことは分かりましたが、具体的に期間が分からない、いつまでこの状態が続くか分からない状況の中で、今は極めて補助金だけに頼った対策というのはリスクが私は...全文を見る
○川合孝典君 わざわざCOP26でいわゆる補助金を入れるということについての指摘をしているということは、いわゆるその財政支出の中でガソリン価格等に要は税金を投入する、補助金を投入するということ自体についての要は制約というものを先進国間で確認をしたということなんだろうと思います。 ...全文を見る
○川合孝典君 それは、局長、すり替えの話ですよ。消費国の話ですから、実際に採掘している国がどうしているのかということでは当然ないわけでありまして、正直言って余り適切な答弁ではないということ、時間が無駄になったということだけ指摘させていただきたいと思います。  ちょっと次行きます...全文を見る
○川合孝典君 話は変わりますけれども、昨年の十二月二十一日の日の決算の本会議で、私、岸田総理に対して、当時、税金の無駄遣いの象徴のように指摘されていたいわゆる布製マスク、いわゆるアベノマスクのあの在庫を損切りの観点から、譲渡や売払いや資源リサイクル等を行うよう提案をさせていただい...全文を見る
○川合孝典君 大臣、ありがとうございます。  もう一つ確認させていただきたいんですが、委員の皆様のお手元にお配りした資料、パネル、新型コロナワクチンのQアンドA、お配りさせていただいています。これは厚生労働省のホームページから出してきたものです。新型コロナウイルスに感染したこと...全文を見る
○川合孝典君 前日に、前々日に通告したんですけどね。  御覧いただいているこの配付資料の下の中段ぐらいのところに、こうしたコロナワクチンQアンドAを書いている根拠として、アメリカのCDC、アメリカ疾病管理予防センターの知見に基づいてということで、九十日ということが書かれているわ...全文を見る
○川合孝典君 私がこの問題を指摘していただいたのも、もう既にかなり以前の話です。で、QアンドA自体は、念のためにと思って昨日も確認しました。まだ変わってないんです。  常に科学的知見に基づいて、これを見ていると、アメリカのCDCが言っているから九十日空けているという書き方になっ...全文を見る
○川合孝典君 速やかな対応を国民の皆さんのために、そうした体制を整えることで少しでもワクチン、三回目のワクチン接種が進むということが求められているわけでありますから、是非お願いしたいと思います。  それと、もう一点だけワクチンに関して指摘させていただきたいんですが、現状、一回目...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  終わります。
03月08日第208回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。古川大臣にはよろしくお願いいたします。  私の方からは、いわゆる昨年の名古屋入管で起きた事件に関して、その後のいわゆる入管行政の見直しに向けた議論がどういった進捗をしているのかということについて、幾つかお伺いをまずさせてい...全文を見る
○川合孝典君 次長に確認をさせていただきますけれども、この間、長期収容者、六月以上の長期収容者の人数は減っているということでありますけれど、この人数が減っていることについては、仮放免や例えば国外退去を含めた、どういった措置を講じていらっしゃる結果としてこの数字になっているのかとい...全文を見る
○川合孝典君 常に流動的にフロー、数字はフロー、流れておりますので、どこで数字を取るのかというのが極めて難しいんだろうと思いますが、いわゆる退去をされた方とそれから仮放免をされた方等の人数の推移状況というものは把握していらっしゃるでしょうか。
○川合孝典君 ありがとうございます。  コロナがあるということで通常の状況とは単純に比較できない話ではありますけれども、外国人の入国が規制されている状況の中でいわゆる仮放免をされている方が増えてきているということについては、これ恐らく密対策の問題も含めていろいろ御配慮いただいて...全文を見る
○川合孝典君 常勤医師ではないわけですよね。非常勤医師で対応している理由を教えてください。
○川合孝典君 古川大臣、今お聞きいただいたと思いますけれども、本来、医療提供体制を整備する上では、常にいわゆる収容されている方々の健康管理を行っていく上で、同じ方が経時変化、経過観察をきちっとしていただかなければいけないわけであります。その上で常勤医師の配置の必要性というものをこ...全文を見る
○川合孝典君 前向きな御答弁頂戴しまして、ありがとうございます。  この名古屋収容施設における医療体制の強化に関する提言と、こちらですよね、中身拝見させていただきまして、昨年、上川前法務大臣に問題提起をさせていただいてきたこと等も踏まえて、いろんなお取組を法務省の中でやっていた...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  法の厳格な運用というところと医療提供というのは柔軟かつスピーディーな対応が求められる部分ですから、ある意味極めて相入れない部分というものが両者の間には存在しているんだと思います。そこをどう整理していくのかということが求められていると思いま...全文を見る
○川合孝典君 五千人という、それまでは五千人までを上限としての入国ということだったと思いますし、今回七千人までその枠を引き上げられたということでありますが、現状その数字には達していないということであります。その現在の状況をどのように分析されているのか、それから今後いわゆる希望され...全文を見る
○川合孝典君 ちなみに、今外国から日本への入国を希望していらっしゃる外国人の方はどのぐらい待機していらっしゃるんでしょうか。
○川合孝典君 周知不足でそうした方々が入国のいわゆる手続が取れないということではなくて、受入れ側のキャパシティーの問題なんじゃないんですかね。そうじゃないですか。
○川合孝典君 入管庁としての御説明、大臣にちょっと確認、認識だけ御確認させていただきたいと思いますが、入管庁としての説明は今お聞きいただいたような話ということなんですが、実際に四十万人ほどの方が日本への入国を求めていらっしゃって、現状では一日千五百人、千五百五十四人というのが一日...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  航空便がかなり減便されていて飛行機の便がないといったような御指摘もありましたけれども、実際に、条件が合わずに、なかなか日本に入国できるだけの資格をうまく取得できない方々が大勢いらっしゃるということも海外からの情報ではやはり入ってきていると...全文を見る
03月11日第208回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○川合孝典君 関連質問です。
○川合孝典君 国民民主党の川合孝典です。  カスタマーハラスメント対策について、厚生労働大臣並びに消費者担当大臣にお伺いをしたいと思います。  このカスタマーハラスメント対策の問題を、実は私、六年前にたった一人で取り組み始めた課題でありまして、その後、政府の皆様にも耳を傾けて...全文を見る
○川合孝典君 今大臣にお述べいただいたのが当時の議論の経緯ということであります。  関連して、消費者担当大臣にお伺いしたいと思います。  長引くコロナ禍の中、いわゆる相談者、相談対応困難者、クレーマーさんですよね、そちらが消費生活センターでも大変増えているという話を聞いており...全文を見る
○川合孝典君 私が聞いたのは、相談対応、相談困難者が減ったのかということです。もう一度お願いします。
○川合孝典君 大臣、そもそもこのマニュアルは目的が違うということで、相談を対応する方がどう対応したらいいのかということのマニュアルということでありますので、このことの結果として実際にクレーマーさんが減るかといったら、減らないんです。  問題は、幾らいわゆる使用者側がマニュアルや...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  ここで厚生労働大臣の方にお伺いしたいと思いますが、コロナが長引いている状況の中で、いわゆるカスタマーハラスメントの被害が極めて深刻化している状況がよく指摘をされております。同時に、これは、いわゆるパワーハラスメントは加害者と被害者がはっき...全文を見る
03月16日第208回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  私から、まず、刑事収容施設収容者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種の現状について質問をさせていただきたいと思います。  いわゆる刑事収容施設に入所されている方の、いわゆる満期出所をされた方、また仮放免された方のワクチ...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  常に出入りがありますから、そういった意味では、イコールでワクチン接種率にはつながらないということは理解しております。  今御説明いただいたわけですが、大臣に御意見をお伺いしたいと思います。  現在、収容者がワクチンを接種できる条件とし...全文を見る
○川合孝典君 法務省として、枠組みとして、そのワクチン接種の、入所者、収容者の方へのワクチン接種のやり方についてのいろんなルールを決めて自治体の方と御協議いただいているというのは、これは事実なんですが、法務省が思っているような運用が実際現場ではなされていないという現実があるという...全文を見る
○川合孝典君 大臣、つまりそういうことなんです。要は、本省が考えているとおりに現場での運用がなかなかなされていないという。もちろん、これ、そういう情報が入っているということですから、いわゆる証拠、ファクトというものがどうなっているのかということについては更なる検証が必要だと思いま...全文を見る
○川合孝典君 前向きな御答弁いただきましてありがとうございます。速やかに御対応いただければと思います。  この質問についてはここまでとさせていただきまして、次に、外国人技能実習制度を取り巻く課題について御質問させていただきたいと思います。  上川前法務大臣とはこの問題について...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  私の認識もほぼほぼ一致しておりまして、その送り出し、母国の送り出し機関、それから受入れ側の監理団体、それと、いわゆる研修、技能実習を実施する企業、それぞれにやはり問題が生じるケースでは問題があるんだろうということだと思っております。  ...全文を見る
○川合孝典君 一つの事例として大臣に御紹介したいんですが、実は外国人のその労働者の方からの労働相談の窓口を民間でも実施しておりまして、そこに寄せられた事例で申し上げますと、基本給が四万五千円ぐらいで、手当として八万円ほど実は手当が付いていて、都合最低賃金を上回る賃金という形に外形...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  つまり、こういう問題が起こる背景には、技能実習に名を借りて安価な労働力を求める、そういういわゆる受入れ企業の姿勢というものが当然あるわけであります。同時に、そういう企業があるにもかかわらず、技能実習計画の認定自体はされているわけであります...全文を見る
○川合孝典君 これで終わりますが、この問題についてはまた引き続き御質問させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月29日第208回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典です。  まず、本日は最初に、前回、三月十六日の法務委員会の質疑の中で指摘をさせていただきました刑事施設における収容者のワクチン接種の対応状況について確認をさせていただきたいと思います。  前回、三月十六日の質疑において、刑事収容施設における...全文を見る
○川合孝典君 関係機関と調整とおっしゃいましたが、具体的に何をやっていらっしゃいますか。
○川合孝典君 具体的にどういう協議をしていらっしゃるのかを教えてください。
○川合孝典君 控えさせていただく、控える理由を教えてください。
○川合孝典君 もう一件確認させてください。  これ、大臣、御記憶におありになろうかと思いますが、施設ごとで対応がかなり違うと。前回も指摘させていただきましたが、収容者の御家族が、その所在、地元自治体で入手したワクチンの接種券を差し入れてもらった場合にはワクチンの接種ができる方が...全文を見る
○川合孝典君 具体的に調査は施設ごとにやっているという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 三月十六日以降、指摘をしたことを受けて調査しているのかということです。ごまかさないでください。随時とは何ですか。
○川合孝典君 数字の把握をお願いしているわけではなくて、ワクチンの接種を推進するために一体各施設でどういう対応しているのかを調べているのかということを聞いているんですよ。  先ほど数字をおっしゃっていただきましたが、ワクチンの接種回数は、これは累積の接種回数であって、入所者の方...全文を見る
○川合孝典君 大臣から御答弁いただきましたのでこれ以上この問題については質問いたしませんけれども、法務省から正式に刑事施設収容者のワクチン接種について推進してほしいということを、厚生労働省も当然のことですが、ワクチンの接種を推進する主体である各自治体に対して通達していただかないと...全文を見る
○川合孝典君 その説明を受けたんですが、正直申しまして、私、解せなくて、失礼しました、ちょっと理解し切れなくて。  客観的にこの事象を見たときに、当初からこの問題は、入管施設における医療行為の不足が極めて問題視されて指摘され続けてきたわけです。そうした意味では、この二回目の尿検...全文を見る
○川合孝典君 この異常値を示している尿検査のデータというのは、正直言って、入管の方にはその内容が何なのかということは多分理解できないんだろうということを、今の次長の御説明は私も納得できるんですけれども、このデータが後から出てきたことで、若しくはサンダマリさんがお亡くなりになったと...全文を見る
○川合孝典君 要は、記憶がないと、記憶が曖昧であるという要は医師からの説明で、入管はそれで、その説明で了解したと認識されているということでしょうか。
○川合孝典君 先ほど有田委員からも御指摘ありましたけれども、この異常値を把握できていれば、普通のドクターであれば、血液検査等を行った上で何らかの治療を始めなければいけないというのがごくごく医者であれば常識だということらしいです、有識者の話を聞いていると。  こういった点について...全文を見る
○川合孝典君 だから、医療行為に抜け落ちがあったと、行うべき医療行為が行えなかったということがつまりは外部有識者の方の御意見ということですね。そういう理解でいいですね。
○川合孝典君 望ましかった。
○川合孝典君 必要であったではないわけですか。
○川合孝典君 古川大臣、今のやり取り少しお聞きいただいていて、報告書等の話もこの間、この委員会だけでも何度か話が出てきておりますけど、今この問題に対応するために非常勤の医師を全国の入管に配置を少し増やしていただいてということで御対応いただいているということなんですけれども、急性増...全文を見る
○川合孝典君 丁寧に御答弁いただきまして、ありがとうございます。  時間がなくなってきたのでこれで最後にしたいと思いますが、改めて大臣の御認識をお伺いしたいんですけれども、外国人の、日本にいらっしゃる外国人の方々の基本的人権について大臣はどうお考えになられているのかということ、...全文を見る
○川合孝典君 大臣がおっしゃったそのルールについて、また次の機会に議論をさせていただきたいと思います。  終わります。
04月06日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典と申します。  まず、北岡参考人にお伺いをしたいことがございます。  先生から事前に頂戴した資料を拝見させていただいておりまして、JICAがASEANの諸国の発展に対してどういった寄与をしてこられたかということについて大変感銘を持って資料を拝...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  後段のアフガニスタンの件に関しては、私もそのとおりだと思っておりまして、実は、三月二日の日の予算委員会のときに、在日ウクライナ大使からのいわゆる政府への面会の要請ですね、林大臣への、そのことを指摘させていただくと同時に、いわゆる人道的見地...全文を見る
04月14日第208回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○川合孝典君 国民民主党の川合孝典です。  法案の質疑に入ります前に、一件、前回の法務委員会で指摘をさせていただきまして、古川大臣の方からお取組を進めていただくことをお約束いただきました矯正施設の被収容者等に対する新型コロナ予防接種の対応についてと、この件について確認をさせてい...全文を見る
○川合孝典君 今局長御説明いただきました内容について資料等というのは頂戴できますでしょうか。
○川合孝典君 申し訳ありません。しつこくこの話をさせていただきましたのも、今変異株がどんどん交代してきていることで、いわゆる陽性化しても無症状な方ですとか、どちらかというと軽症化しているような傾向が広がってきていることを受けて、ワクチン接種自体についての国民の皆さんの関心も低くな...全文を見る
○川合孝典君 要は、客観的な数字はないということですよね、目標についての。はい。  先ほどの質疑の中で話を聞いていて私大変驚いたんですが、労働時間、いわゆる裁判官の労働時間の個別管理を一切やっていないということについてなんですけど、それがそのいわゆる司法の独立性ゆえにということ...全文を見る
○川合孝典君 最高裁。
○川合孝典君 勤務時間の定めがないというのはどういうことでしょうか。
○川合孝典君 つまりは、労働基準法の労働時間の適用の除外になっているということですね。
○川合孝典君 憲法をどう、憲法規定をどう理解していいのか、もう私には正直言って分からなくなりました。  この裁判所の職員や裁判官の定員のことについて去年もこれ議論をさせていただきましたけれども、どうも話を聞いていて、御答弁聞いていてかみ合わないなと思っていたんですけど、その理由...全文を見る
○川合孝典君 でも、憲法に書かれている「憲法及び法律にのみ拘束される。」のこの「法律」というものを、では何だと理解されているんでしょうか。
○川合孝典君 こういう議論は余り法務委員会でやったことないんじゃないかと思うんですけれども、要は、その労働時間の管理もできていない、労働時間の決まりもない、残業を一体どれだけやっているのかも分からない、こういう状況の中で適正な定員なんて考えられるわけないじゃないですかね。そうじゃ...全文を見る
○川合孝典君 結局、それを管理していらっしゃる方のある意味主観でもってそこが判断できてしまうということですよ、それが、つまりは。だから、扱っていらっしゃる件数が多いか少ないのかということも過去からの経緯、流れの中でそのことを判断されていて、かつてに比べれば、例えば訴訟の件数が物に...全文を見る
○川合孝典君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、是非最高裁には労働時間の管理はまずはやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  終わります。
04月19日第208回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  本日、私からは、外国人技能実習生をめぐる様々な課題について、先月、三月十六日の質疑に引き続きまして御質問させていただきたいと思います。  御承知のとおり、このコロナ禍による入国制限がかなり緩和されてきており、これまで足止め...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  ちなみに、大臣、お伺いしたいんですが、この安価な労働力としての単純労働に従事をさせる企業というものが相当数あるということを考えたときに、法務省のそのいわゆる認定の基準、基準自体はしっかりしていたとしても、認定の在り方自体についてやはり、要...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  実際のその制度の趣旨と運用の実態が全く整合性が取れていないということについて大臣御自身から御答弁いただいたことは大変意義深いことだと思っております。ありがとうございます。是非お取組、進めていただきたいと思います。  続きまして、次の質問...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  前回、三月十六日にも同様の御質問をさせていただいておりまして、その折に西山次長の方に、いわゆる技能実習機構による監理団体のいわゆる検査について、検査マニュアルはあるのかということの質問をさせていただきましたが、その折、西山次長から、マニュ...全文を見る
○川合孝典君 やることをきちっとやっていらっしゃるのに検査漏れが生じているという指摘が後に出てくる理由は、ではなぜだと御認識されているでしょうか。
○川合孝典君 もちろん、趣旨にのっとって対応しようと努力されていることを全否定するつもりはないんですけど、現実問題として、きちんとチェックし切れていない事実があるということを踏まえた上で、どうそれを改善していくのかということの議論につなげていかないと根本的な問題の解決につながらな...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  以前に比べて大分この辺りのところのチェックは厳しく目が入るようになっているようでございますので、引き続きそうしたお取組、進めていただきたいと思います。  あわせて、追加で質問させていただきたいんですが、技能実習生が多額の借金を抱えて日本...全文を見る
○川合孝典君 では、確認に基づいて、ルールに基づかない借金を抱えている方に対してはどういった対応をしていらっしゃるのかも併せて教えてください。
○川合孝典君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、要は、多額の借金を抱えているということが判明した場合、資格を認めないということで技能実習生御自身にその被害が行くようであってはならないわけであります。そうしたことも含めて、ちょっとまだ詰めなければいけないことがありま...全文を見る
04月20日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  三年間の調査会、最後の一年だけの参加ということになりましたが、鶴保調査会長の下、有意義な知見を得ることができました。そのことをまず感謝を申し上げたいと思います。その上で、調査会を通じて感じた課題認識について少し指摘させていた...全文を見る
04月28日第208回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典と申します。お三方の参考人には大変貴重なお話を頂戴しまして、ありがとうございました。  私から、まず国府参考人に対しまして質問させていただきたいと思います。  今回のいわゆる法定審理期間訴訟手続に関する話でございますが、この件に関し...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一点、国府参考人に御質問したいんですが、先ほどの参考人の御答弁の中で、訴訟が長期化している理由というものをそもそもきちっと検証しなければいけないといった趣旨の御発言がございましたが、参考人は、訴訟が長期化しているそもそもの理由は何だと...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  続きまして、小澤参考人に御質問させていただきたいと思います。  今回、IT化に関してですが、簡易裁判所も地裁と同様にIT化を進めるということとなっておりますが、簡易裁判所といいますと、司法書士の皆さん、専門家と言えるお立場かと理解して...全文を見る
○川合孝典君 もう一点、小澤参考人に質問させていただきますが、簡易裁判所では、今御説明いただきましたとおり、本人訴訟が非常に多いということでありますが、事件管理システムの利用はこれ任意になるということですから、規律としてはこれ同時に施行されるということになるとしても、運用としては...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  もう一つ小澤参考人に御質問したいと思いますが、いわゆる簡易裁判所事件のような、いわゆる少額紛争における裁判書類の作成などのサポート、こういうことをなさっているということでありますが、そういった関与の仕方をされますと、そのいわゆる代理業務と...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  時間の関係がありますので、最後に杉山参考人に御質問させていただきたいと思います。  参考人の御説明の中で、いわゆるIT化を導入する上でITリテラシーを高めるということの必要性について言及をされました。ITリテラシーを高めるための方策等...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございました。  時間前ですが、私はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。
05月10日第208回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  私も、ITの利活用のことからまず御質問させていただきたいと思います。  ゴールデンウイーク前の参考人質疑において、いわゆる士業者の方のITリテラシーの差の、格差の問題について幾つかの御指摘がございました。その中で、参考人の...全文を見る
○川合孝典君 併せて確認させていただきたいんですが、参考人質疑の折に、参考人の方から、既にオンライン申請が導入されているいわゆる登記、不動産登記の申請手続について、利活用が必ずしも進んでいない趣旨の御発言がございました。現時点でいわゆる登記申請のオンライン申請の手続の状況というの...全文を見る
○川合孝典君 そういたしましたら、今局長の御答弁にありました七二%は不動産登記の場合には既にオンライン申請がなされているということでありますが、残りの二八%については本人申請だからオンラインを使っていないという理解でよろしいですか。
○川合孝典君 私が懸念いたしましたのは、いわゆるオンライン申請がなかなか普及しない、進まないから義務化をするということ、仮にそういうことなのであるとすれば、利用者の利便性ではなくて、いわゆる司法の効率化という司法側サイドの都合で義務化が導入されたのではないのかということをちょっと...全文を見る
○川合孝典君 法務省の方から補足がもしあればお願いします。
○川合孝典君 話が若干それますが、私、実は厚生労働委員会で長く仕事をさせていただいておりまして、その中で、医師のいわゆる医療情報の電子カルテ化の議論をしたことがあるんですが、そのときにやはりITリテラシーの問題が議論になりまして、いわゆる電子カルテを導入するということに当たって、...全文を見る
○川合孝典君 ありがとうございます。  関連して法務省に御質問したいと思いますが、今後このIT化を進展させていく上では、いわゆる士業者の方々だけではなく裁判全体をどうIT化を導入していくのかということも含めて議論していかなければいけないと思いますが、参考人質疑の折にいわゆる簡易...全文を見る
○川合孝典君 時間の関係がありますのでこれで最後にしたいと思いますが、今局長から御答弁がございましたとおり、今回のこの法律改正によって、恐らくその本人訴訟の部分というのはまだ具体的な対応というものが明確には方針が示されていない状況でありますので、本人訴訟のいわゆるオンライン申請と...全文を見る
○川合孝典君 時間が参りましたので、残余の質問は後日に回したいと思います。ありがとうございました。
05月12日第208回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○川合孝典君 国民民主党の川合でございます。  通告した質問に入ります前に金子民事局長にちょっと確認したいことがあるんですが、先ほどの有田委員の質疑の折に、いわゆるその審理期間を限定することについて御自身の経験を踏まえて質問なさいましたところ、有田先生の裁判の場合は不向きだとい...全文を見る
○川合孝典君 いずれにいたしましても、疑念を抱かせるような発言は決して適切ではないということを指摘をさせていただきたいと思います。  それでは、通告に基づいて質問させていただきますが、まず、ITの活用推進に当たってのこれまで幾つも出てきている懸念事項、今、安江委員からも御質問が...全文を見る
○川合孝典君 先ほどの質疑の中で、いわゆる各裁判官がそうしたことについて御判断をされるということと併せて、顔で、顔写真を使って認証するということについての御答弁もありましたが、今の技術でいけば、AI使えば幾らでも画像を加工できますので、そういう意味では、顔写真で確認が確実にできる...全文を見る
○川合孝典君 大臣、つまりそういうことなんです。政府基準に基づいていわゆるサイバーセキュリティー対策を講じるということが、そもそも今回のように司法の場にいわゆるITを導入するということが前提とされているかどうかが分からない状況、そういう基準での政府基準である可能性もあるんです。 ...全文を見る
○川合孝典君 訴訟を準備する時点での様々な事務的な手続をウエブ会議でやるということについては、これは非常に有効なツールだと思いますので積極的に御活用いただければいいんだろうと思うんですが、他方、実際の審理に活用するということになった場合には、先ほど御説明ございましたとおり、新たな...全文を見る
○川合孝典君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、利便性を高めることで件数、いわゆる訴訟件数が増えると考えるのが普通ですよね。そのことを含めて、そうしたことを前提として、今後どういった、いわゆる判事の人数をどうするのかということも含めた議論をしなければいけないという...全文を見る
05月17日第208回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  前回の質疑で積み残した質問について、本日、大臣に質問をさせていただきたいと思います。  私も、いわゆる法定審理期間を限定する制度の導入について質問したいと思いますが、大臣にそもそもの話でお伺いしたいと思いますが、民事裁判が...全文を見る
○川合孝典君 いわゆる士業職の方々、弁護士の皆さん等からの御指摘では、いわゆる判事が不足しているということで、なかなか裁判の日程が取りにくいといったようなことも指摘がされているわけでありますけど、今の大臣の御説明だと、いわゆるその双方当事者の調整の方に時間が掛かっているという、こ...全文を見る
○川合孝典君 法務省の立場でそれ以上踏み込んだ発言ができないことは理解ができます。  その上で、更に確認をさせていただきたいんですけど、この法定審理期間を短縮化するためには、当然、訴訟当事者の皆さん、それから士業職の皆さんの御協力も仰ぐということが当然不可欠になってくると思うん...全文を見る
○川合孝典君 時間の関係がありますので、大臣に次の質問をさせていただきたいと思います。  今回の法改正は、何度ももう既に指摘されておりますが、一方の訴訟当事者の申立てで通常手続に移行できるということが何度も議論になっておりますが、この異議申立てを行うに当たっての制約、これは一切...全文を見る
○川合孝典君 もう一度確認ですが、特段のということは、何もないということでよろしいですか。
○川合孝典君 そこで、大臣に改めて確認をさせていただきますが、そもそもこの制度を導入することの目的は、裁判の期間の予測可能性を高めるということで、当事者の利便性を高めるということになっているんですけど、何の制約もなくこの通常手続に移行できるということになった場合には、そもそもの制...全文を見る
○川合孝典君 つまりは、この期間限定裁判という表現でこれまで議論されてきておりますけど、一方当事者の異議申立てで通常手続に戻せるということであれば、これ何ら実は限定されていないわけですよね。だから、この表現、そもそものこの言葉の表現自体が全体の議論をミスリードしてしまっていると私...全文を見る
○川合孝典君 そうですね、話聞いていて、制度のそもそもの、この法改正の趣旨に矛盾する話になってきているんですけれども、大臣に確認をさせていただきたいと思います。  訴訟を行うに当たって、裁判官、司法の独立ということもありますが、裁判官の権限は絶対であります。したがって、実際、裁...全文を見る
○川合孝典君 これで終わりますが、そもそもの立法の目的というものが損なわれないように、今後きちっとチェックをしていただきたいということを御指摘させていただきまして、私の質問を終わります。
05月19日第208回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○川合孝典君 国民民主党・新緑風会の川合孝典です。  本日、私からは、古川大臣に外国人の基本的人権に対する御認識をお伺いをさせていただきたいと思います。  名古屋入管の事案が起こったことで、入管行政に対して国民の皆さんの注目が非常に集まっております。今回の名古屋の事案は、これ...全文を見る
○川合孝典君 昨日、いわゆる質問のレクをさせていただいたときに入管の担当者の方とも意見交換させていただいたんですが、いわゆるその日本国民のみが持つ権利というものは当然あるわけでありまして、したがって、その権利に制限が生じるということについては、当然それは出入国在留管理法の枠内で権...全文を見る
○川合孝典君 つまり、ここで議論がループするんですけれども、最高裁は、外国人に対する憲法の基本的人権の保障は在留制度の枠内で守られているという、こういう司法判断を一九七八年に下しているわけです。この文言は明らかに憲法を制限する文言なんですよ。これをどう読むのかという読み方の問題で...全文を見る
○川合孝典君 大臣、お聞きいただけたと思いますけれども、つまりは判断基準が物すごくこの問題に関しては曖昧なんです。何を守らなければいけないのかという最低限の外国人の権利、失礼、基本的人権を守るということ、守られるべき権利が何なのかということが明示的に示されない状況の中でこの間ずっ...全文を見る
○川合孝典君 しつこいようなんですけれども、最高裁のその判決文に、在留制度の枠内で外国人の、在留制度の枠内でのみ外国人に対する憲法の基本的人権の保障がなされているという、そういう判決なわけですよ。これ、読み方によっていかようにも解釈できる内容ということなんです。  ちょっと質問...全文を見る
○川合孝典君 時間がございますのでこれで終わりにしたいと思いますけれど、大臣、憲法二十二条、釈迦に説法かもしれませんが、国民という主語がないんですよね、何人もと書かれているんです。何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転、移動及び職業選択の自由を有するという、こういう書き方に...全文を見る