横光克彦

よこみつかつひこ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

横光克彦の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第154回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○横光委員 小泉内閣が成立してから九カ月になるわけでございますが、この間、改革、改革という声は連発し続けておりますが、肝心の経済状況、この経済状況がプラスになったものは何一つない。あらゆる経済を取り巻く状況は下降線をたどるばかりなわけです。  こういった中で、去る一月二十五日に...全文を見る
○横光委員 私は、今の御答弁、大変甘い考えだと思いますね。毎日の各新聞で出るのは、企業の何千人リストラ、削減、こういった言葉、文言が非常に多い。ますます失業率は高まっていくだろうと。そうなりますと、完全に消費は冷え込むわけですね。そして、その中に構造改革が進むと、これはもう、経済...全文を見る
○横光委員 国債だけでない、いろいろな方法があるといって、用意しているとおっしゃいましたが、どのような方法を考えておられるんですか。
○横光委員 節約といっても、これだけ巨額の財源を確保、創出するのは難しい。税収の増ということは、これは増税も考えているというふうにも聞ける。建設国債を発行しないという言葉もなかった。結局、国民にとっては非常にわかりにくい、いずれは国債を発行して地方の償還分に充てざるを得ないという...全文を見る
○横光委員 これも恐らく、新たな地方債の返還のためには、交付税の算定基準に加えて、交付税で返すということでしょうが、これも財源がない、結局は、これまた新たな国の支出になるわけでございますね。その地方の交付税への対応、面倒も見なければならない。結局、どうですか、将来的にはこの二・五...全文を見る
○横光委員 このように、第三セクですから、地方自治体あるいは関係銀行等も融資してやっているわけですが、結果的にこれが国民の負担にならないように、今のような形で最善の努力をしていただきたいと思います。  終わります。
02月04日第154回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  今のこの委員会の質疑を見てもおわかりのように、本当に、この問題は結局真相がほとんどわからない。それぞれの言い分、答えがあって、錯綜するだけです。  今の、鈴木議員の関与があった、あるいは影響があったかどうかという問題ですが、総理は...全文を見る
○横光委員 気にし過ぎたことがあの判断につながったと認識しておるのですね。
○横光委員 重家中東アフリカ局長にお聞きします。  今の総理の発言のとおりでしょうか。
○横光委員 では、今までの発言は全部取り消すということですか。
○横光委員 重家局長にお尋ねします。  今、発言を受けたとおっしゃいましたが、その発言を受けてNGOの参加を拒否した、それは総理が言ったのですが、そのとおりでいいんですね。発言を受けて、その結果、参加拒否を決定したということでいいんですね。
○横光委員 これでは、またもとに戻りましたよ。  信頼関係が損なわれたのでということで、鈴木さんのことは一切言わなかった。総理は、鈴木さんの発言を気にし過ぎた、影響があり過ぎて、それを受けて最終判断に至ったと総理が答えた。ところが、全然、その重家さんの答弁。  このように、委...全文を見る
○横光委員 私は、そんな申し分ない人になってもらったと言う前に、総理は官邸を挙げて、前国連難民高等弁務官の緒方貞子さんに結局就任を要請して、最後までこだわった。それは恐らく、川口順子さんと同じように申し分のない人だと思ったからでしょう。  しかし、その裏には、本音は、あの更迭を...全文を見る
○横光委員 私は、やはりもうちょっと慎重であるべきだったと思います。この不手際の責任は私は免れないと思いますよ。  それで、外務大臣が就任されたわけですが、大変おめでとうございますと言いたいところですが、大変このポストを受諾されて私は御苦労さまですと正直申し上げたいと思っており...全文を見る
○横光委員 この一年間、外務省は、公金、いわゆる血税を、機密費流用事件ということで、相次いで起きてしまったわけですね。いわゆる省を挙げての根深い腐敗体質を国民の前にさらけ出してしまった。その官僚の腐敗体質に田中大臣は切り込んでいった。そして、これまでの歴代の外務大臣が一切手を触れ...全文を見る
○横光委員 総理の発言、総理はそのように思ったという判断……(発言する者あり)
○横光委員 局長の言っていることは真っ向違うということで行政が成り立つんですか。これは質問できませんよ、こんな答弁じゃ。
○横光委員 これは質問できませんよ。
○横光委員 気にし過ぎた印象を持ったということは、確証があったから今のような答弁になるわけですよ。でなければ大変無責任な発言になりますよ。確証があったから今のような答弁になったわけですよ。  局長、どうぞお答えください。先ほど総理は、やはり影響を受け過ぎた、気にし過ぎた、それが...全文を見る
○横光委員 全く矛盾しているじゃないですか。  重家さん、局長、どうぞ。局長、矛盾のない答弁してください。今大臣が言われた、矛盾がないと言われたなら、矛盾がないような答弁してください。(発言する者あり)
○横光委員 反省じゃないんですよ。反省するということは、その前の経過を認めたということですね。反省をするということはそういうことになるんですね。局長、どうぞ。何もなければ反省する必要ないんですよ。反省をするということは、その経過によって影響を受けたということをお認めになるんですね...全文を見る
○横光委員 ということは、今、決定した後の、二日目のことをおっしゃった。そうじゃなくて、その前の経過のことを総理は言ったんですよ。そこで、全然川口大臣が言うようなことで矛盾しないと言いますが、全く矛盾しているじゃないですか。これ以上これは質問できませんよ。質問できませんよ、これじ...全文を見る
○横光委員 総理、これはますますおかしくなります。とにもかくにも、私は、関係者を処分する前に、この関係者の真相を明らかにして、順序が逆だったと思う、総理のやったことは。だから国民はこれだけ激しい反発の声を上げているんですよ。小学生でもわかるような、順序を間違えた結果このようになっ...全文を見る
○横光委員 最後に、じゃ、局長にもう一回御答弁をいただいて終わります。川口大臣が言われたような、矛盾のない答弁をしてください。
02月13日第154回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  十四年度当初予算の審議が始まったばかりであるにもかかわらず、与党の幹部の皆様方から、早くも来年度の補正の必要性についての発言が出ております。これは非常に不謹慎きわまりない発言だと私は思うんですね。このような...全文を見る
○横光委員 ここにあるんですよ。見てください。補正予算案について早くも出ているんですよ、ちゃんと日付つきで。こういった声が出ておるんですよ。今、来年度の予算案審議しているのに、もうその後の、補正が必要だというような声が上がっているということは、この予算案が不備だということじゃない...全文を見る
○横光委員 そういった御答弁になるかと思っておりました。  最近の世論調査、各種の世論調査で、国民が今政府に何を一番求めるか。景気対策が六五%以上なんですね、ほとんどの世論調査が。それほど国民は、現実は厳しい経済状況に置かれているんです。ですから、私は今聞いた。どちらにウエート...全文を見る
○横光委員 ということは、不適格でないということでしょう。国会打開のためということでした。不適格だから更迭したんじゃないというお答えだと思います。ということは、国会の運営のために田中前大臣を犠牲にしたということですよ。もっと言えば、田中大臣をいけにえにしたということじゃないですか...全文を見る
○横光委員 ちょっと大臣、私は、そのNGO排除問題がまだ国会で論議されるほど解明されてないんで、解明される意欲があるか、大臣、総理と同じお考えなのかと聞いたのに、何でそんな答弁するんだ。鈴木議員のことなんか私聞いてないですよ。解明されるお気持ちはあるんですね。いやいや、うなずくだ...全文を見る
○横光委員 判断とか反省とかじゃないんです。なぜあのようなことが起きたかということがまだわかってないんですよ。そのことをはっきりしない限り、幾ら外務省改革に取り組むといったって難しいということを私は言っておるんです。  だから、なぜあんなことが起きたのかということを、今度二十日...全文を見る
○横光委員 いやいや、総理、あなたは政府の代表者であると同時に自民党の代表者でもあるんです。ですから、政府関係の人たち、あるいは自民党関係の人たち、両方ともあなたの指導力によっては参考人として出席できるような状態ができるからあなたにお願いをしているんですよ。現に、田中前大臣や大西...全文を見る
○横光委員 政府サイドの一方的なお話、見解をまとめた、系列を並べたというお話でございました。この中を見ますと、今お話しのように、電話したり訪ねていったり、そういうことばかり。まさに私は、鈴木外務大臣かなと思うような外務省との深いつながりがここに書かれているわけでございます。  ...全文を見る
○横光委員 外務大臣に報告しなかったのはなぜでしょうか。
○横光委員 その後その後ではだめなんですよ。なぜ、このような問題を鈴木さんには連絡して、田中大臣には報告しないのか。もし報告していたら、私はこのような問題は起きなかったと思いますよ。そういった意味では、報告しなかったということは、私は、外務省の責任は物すごい大きい、事務次官が決定...全文を見る
○横光委員 あなたは、農水省の人事は大臣にお任せしていると言っていましたが、すべての政府の責任者でございます。もし、間違いである、あるいはおかしいことがある、国民から見たら許せない、そういったときに、あなたは指導力を発揮できると思うんです。私は、この退職は、引責退職、責任をとって...全文を見る
○横光委員 今のような答弁で、本当に被害に遭った方たちが怒りがおさまると思いますか。せめて責任をとる、あるいは、八%割り増しなんて到底考えられないような状況で受け取っている。今の答弁で国民はさらに怒っていると思いますよ。  次に、石原大臣にちょっとお尋ねいたします。公務員制度改...全文を見る
○横光委員 医療改革も大変な状況になっております。この質問、またしたいと思いますが、本当に抜本改革もなく、まだまだ国民、患者だけに負担を押しつける。そしてまた、失業者、失業率の増大によって、これから来春卒業する高校生の就職内定率も過去最悪になっております。これから社会に飛び立とう...全文を見る
02月20日第154回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、田中眞紀子参考人、御苦労さまでございます。  まず、私たち国民は、田中前大臣に心から感謝しなければならないと思っております。さきのアフガン復興支援会議に、NGO、参加拒否された二団体を、次の日には、強い指導力のもと復帰さ...全文を見る
○横光委員 ありがとうございます。  あなたの在任中に、人事は末端まですべてフリーズ、機密費もそうだが、どす黒い利権の問題もあると、外務省のことをこのように発言しております。先ほどからのお話のように、そのどす黒い利権の中心は鈴木議員であるということが、ほぼ国民の皆様方、さきのお...全文を見る
○横光委員 終わります。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  やはりNGO排除問題、そしてまた、それに関して、こうして参考人まで来ていただいて国会で審議されているわけでございますが、NGOのあの問題以来、報道が非常にふえている、そして国民のNGOに対する関心が高まっている。しかし、こういった状...全文を見る
○横光委員 総理、政府のトップリーダーがそういう認識を示されました。今私が申しました中には、いわゆる政府と違うので、政府に対して批判的な精神は常に持っておる、いろいろな形で意見を申し上げる、そういう団体であるという認識をされたわけです。  ところが、今回NGOの排除の理由、この...全文を見る
○横光委員 そんな思いで、拒否したのが適切でなかったと次の日ころっと変える。今のような答弁で、要するにいいかげんな拒否の仕方だったわけですよ。もともと政府に対していろいろな意見を言うのをわかっていた団体が、そういった意見を言ったから拒否した。これは本当に、この前も質問しましたが、...全文を見る
○横光委員 ここで、もう大方の人たち、いろいろな意見を聞いたら、大方、やはり間接的であれかなり意を受けたな、そんたくをしたなということが大体流れになっているのです。そこであなたたちが、やはりそういった影響を受け過ぎたなということをここで認めれば、この問題は私は終わると思うのですよ...全文を見る
○横光委員 これは、もうマスコミで即報道されていることを外務省が知らなかったというのもおかしなものですが、次の日の、十九日のお昼前に成田に到着しています。この到着してから四時間後、四時間か五時間後に拒否の通達をしておるのですね。この鈴木議員が成田にお帰りになってから通達するまでに...全文を見る
○横光委員 これまでの状況を見ると、総理も、やはり影響を受け過ぎたなとはっきり申しておるのですね。  例えば二月四日の私の質問について、総理の答弁、「いろいろ、今回のNGOの問題については、外務省も鈴木議員の言うことを気にし過ぎたな、その点は反省すべきだということを私は言ってい...全文を見る
○横光委員 かなり前向きな発言でしたね。それでいいんですよ。やはり影響を受けたんだと。  ですから、こういった問題を素直に認めながら川口大臣が言うような改革に取り組んでいかなければならない。不当な圧力の排除をやるということは、まさに総理、不当な圧力が存在するということを図らずも...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  まず最初に竹中大臣にお聞きしたいんですが、構造改革を推し進めるということは、デフレ圧力がかかる、一時的であれデフレを促進するという認識はお持ちでしょうか。
○横光委員 さきに政府は、中期展望の中で、二〇〇三年までにデフレを克服し、今後、遅くとも三年間で不良債権問題を正常化させると公約をいたしておりますが、公約であるだけにこれは実行していかなければならないと思うんです。  この日本のデフレ問題の克服というのは、これまで政府が本当に四...全文を見る
○横光委員 今、リスクをとる環境づくりが必要だとおっしゃいました。しかし、デフレ期待や強まるリスクを回避する姿勢、これを公約された時間内でどう直していくのか。即効薬、特効薬、そういったものはわからないんですね。具体的にちょっとお示しいただきたいと思うんです。
○横光委員 トータル的なことを今お示しいただきましたが、やはり具体策というのはなかなかお示しいただけません。  日本のデフレそのものは九四年から、持続的に見てきた企業や家計には、デフレ期待というのが既に根づいているんですね。そう簡単に変えることが非常に難しいわけです。そのため、...全文を見る
○横光委員 私からすると、何となく楽観的な見方、あるいは対応策を間違える危険性があるような気がしております。これはある意味で警告しておきたいと思います。  次に、厳しい経済情勢の中で一段と深刻さを増しております失業者問題、雇用問題についてお聞きしたいと思います。  厚労大臣に...全文を見る
○横光委員 極めて残念ですが、今大臣の御答弁のとおり、雇用情勢は今後ますます、不良債権の処理等も含めて、悪化する見通しであるというお話がございました。これは現実としてしっかりと受けとめなければならないと思います。  そこで、問題は、今後どの程度まで悪化するのか、それについて正し...全文を見る
○横光委員 実体経済がよくなってからしばらくおくれるという、これは当たり前のことだと思います。  私はなぜこういうことを申しますかというと、いわゆる今年度、十三年度の見通しが、昨年の今ごろ、いわゆる四・五%という見通しをお示しになられたんですよ。しかし、一年たった現在、あとわず...全文を見る
○横光委員 経済の動向に応じて変わるというお話でございます。確かにそうです。しかし、経済の見通しも含めて失業率の見通しも立てているわけですから。まあ昨年はちょっと、テロとか突発的な考えられないような事態が起きたことも影響したということは確かにございます。しかし、はっきりとした見通...全文を見る
○横光委員 希望退職募集で職を離れた人、私は、これは実は隠れたリストラだと思うわけですよ。いずれはリストラされる可能性が非常に高い、であるならば、今希望退職を募集しているので、今は応じよう、やむを得ないという形で職を離れていく人が多いと思うのですね。そういった人たちがわずかなつて...全文を見る
○横光委員 ぜひとも、そういった、一年たっても職が見つからない人も非常にふえているわけですので、善処方よろしくお願いいたします。  次に、今はやりの言葉にもなっております雇用のミスマッチ、このミスマッチ論は、雇用失業問題の本質をゆがめるおそれがあると私は思うのですよ。雇用のミス...全文を見る
○横光委員 どうもありがとうございました。  それでは、平沼大臣にもちょっとお尋ねいたしますが、私は前からそう思っていたのですが、今再び我が国産業の空洞化問題がクローズアップされてきております。  我が国産業の空洞化というのは、世界経済が一段とグローバル化したために、瞬時にし...全文を見る
○横光委員 終わります。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問させていただきます。  私、先日の本委員会の質疑で、今のようなデフレ経済のもとでの構造改革は、成功するどころか、そういったことを考えた国さえもないというようなことを申し上げました。  総理は、構造改革は断行する、ネバーギブアップだ...全文を見る
○横光委員 私はちょっと認識が違うんですね。  午前中も言いましたが、この執拗な資産デフレによる不良債権の拡大、そしてまたデフレ期待の蔓延によるリスクテークの萎縮、そして産業空洞化による輸入デフレの増加、こうした悪循環の共生が全体としてデフレスパイラルを増幅している、私はこう思...全文を見る
○横光委員 私たち、財政の健全化というものに反対しているわけじゃありません。しかし、今のこういった状況で、果たしてそれがいいのかということを言っているわけです。  ですから、緊縮財政だけじゃなくて、いろいろな、産業の空洞化とか規制緩和とか不良債権はかなりデフレ圧力になるというこ...全文を見る
○横光委員 社会不安が起きたときとか言われますが、そういったときにはもう遅いんですよ、総理。  ですから、今、小さい、細かいことは言わない方がいいなんておっしゃっていますが、とんでもない。やはり、株価がどこまで下落したときとか、あるいは生産が何%落ち込んだとか、あるいは失業率が...全文を見る
○横光委員 どうも、そういった政府の対応が、私は、内外の、そしてまた市場の不安をかえってあおっているんじゃないかという気がします。  あした、政府総合デフレ対策を発表するということになっておりますが、いろいろな対策、いろいろなことが検討されているかと思います。その中で言われてお...全文を見る
○横光委員 現実は本当に消費者のマインドが冷え切っているんですね。十二月には就業者数が前年比七十八万人減少している、完全失業率は御案内のように五・六%と過去最高を更新し続けている。消費の減少もいよいよ本格的になってきておるんですよ。きのう発表されました百貨店とかスーパーとか、ある...全文を見る
○横光委員 確かに、ヨーロッパやアメリカのように、飲食料の関係の二重課税というのは、税の場合非常に難しい。  そこで、実は私たちが提案をずっとしてきているわけです。これは税じゃありません。税は、今言われたように非常に難しいわけです、消費に関する税は。ですから、私たちは、飲食料品...全文を見る
○横光委員 私は、今、税の問題を言っているんじゃない。それはいずれ先の問題だと思うのです。今言っているのは、この戻し金制度なんですね。これは税と関係ないんです。ですから、先ほど言いました逆進性緩和になる。そしてもう一つは、このメリットは、先ほどから言っているように、いわゆる消費意...全文を見る
○横光委員 終わりますけれども、本当に今総理のお考えとは全然違う効果が出ると私は確信しております。ありがとうございました。
02月27日第154回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、公述人の皆様、本当に御苦労さまです。  菊池先生にお尋ねをいたします。  先ほどお話ございました、この予算案について基本的には賛成である、とはいいながらデフレ対策が大前提であるというようなお話でございます。ということは...全文を見る
○横光委員 詳しく説明を受けたんですが、二次補正が必要ということは、デフレ対策になっていない予算であるということなんですね。  お話の中に、構造改革は中長期的な課題であるというようなこともおっしゃられました。これはどういう意味でしょうか。
○横光委員 現下の経済状況の中では、財政政策なくしてデフレ解消はできないんだというお話でございました。  この財政政策、いわゆる財政の出動をするならば、デフレ解消のためにどのような分野に財政は出動すべきだというお考えなんでしょうか。
○横光委員 どうもありがとうございました。  小野先生にお尋ねをいたします。  小泉改革はデフレ助長政策であるというふうに、まさにばっさりと切り捨てたわけでございますが、ということは、小泉改革が今やるべきことはデフレの克服である、こっちの方が優先して取り組まなきゃいけないとい...全文を見る
○横光委員 しかし、デフレの克服の必要性は今言われたわけですが、そのときに、やはり最大の課題は不良債権の処理だと思うんですね。しかし、これは決して処理できないんだ、ツケ回すだけだというお話でございますが、やはり、それでもこれから不良債権の処理には政府は取り組んでいかなきゃならない...全文を見る
○横光委員 どうもありがとうございました。  小池副会頭にお尋ねいたします。  この予算案、中小企業関係では評価できる、あるいは十四年度予算案は適切な対応であるというようなお言葉もございました。といいながらも、大阪ではデフレスパイラルの状況に入っている。しかも、本格的な不良債...全文を見る
○横光委員 どうもありがとうございました。  では最後に、二宮公述人にお尋ねをいたします。  このまま構造改革を突っ走ると日本経済は危機的な状況になるというようなお話がございました。とはいえ、デフレの克服の必要性は恐らくお認めになっていると思います。  このデフレ対策として...全文を見る
○横光委員 終わります。
03月06日第154回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  この予算委員会の審議、私が最後の質問者になろうかと思います。  御案内のように、この予算委員会、始まってから今日まで混乱に混乱を重ねた委員会である、私はそういった認識を持っております。田中外務大臣の更迭、そしてまた外務官僚の更迭、...全文を見る
○横光委員 大西さん、当事者ですね。当事者は、特定の議員の介入があったと、公の場で、全国民が見ている前ではっきりと明言しているんです。介入があったと。鈴木議員の名前を出して、介入があったと参考人の場で発言をしておるんです。  ところが、政府見解は、特定の議員の介入はなかったとい...全文を見る
○横光委員 いいんですか、総理。「特定の議員の主張に従ったことはない。」ということは、大西さんが言う鈴木議員の介入があったということと全く違うわけでしょう。そこのところを、大西さんの意見と違うじゃないか、政府見解と違うじゃないか、このことを言っておるんですよ。どうですか。
○横光委員 参加決定に当たり介入があったと鈴木さんの名前を出して大西さんは言っておるんですよ。しかも、政府見解とは認識が違うと。総理、政府見解とは認識が違うと大西さんは言っておるんです。では、そこのところをどうお答えになるんですか。
○横光委員 私は、この問題を何回も何回も質問してきたんですね。  これは、言えば、私は大西さんの人権問題にもかかわってくるんじゃないかと思うんですよ。彼ははっきりと、鈴木さんの介入があった、鈴木さんが怒っておるので、出席させるなと言ったということを聞いているわけですよ。しかし、...全文を見る
○横光委員 それは、関与があるということは認めているわけでしょう。でも、特定の議員は介入していない、そこのところが違うんです。違うんですよ。大西さんは、認識が違うとはっきりと参考人の場で述べているんですよ。  ですから、このままいってしまうと、ずっと大西さんは、政府見解では自分...全文を見る
○横光委員 しかし、政府の、国の力でそこまで個人の言っていることを認めない、これが今の総理の言葉だと思います。  川口大臣、お尋ねいたします。  きのう、あなたは記者会見で、外務省の局長も、重家さんのことですが、局長も大変立派な人物であり、局長もちゃんとそういうことを言ってい...全文を見る
○横光委員 事実、その大西代表の方が正しいと思うということではないということを、テレビではっきりと皆さん見ているんですね。これは、字幕ではなく川口外相本人の口からそういう言葉が出たということを、きのうテレビ朝日のニュースで見たという方が多いんですね。  ということは、あなたは、...全文を見る
○横光委員 しかし、大臣は、正しいと思うということではないと述べられているんですよ。ですから、本当にこのことは、これも大西さんにとっては相当な大きな痛みだろうと。  総理、総理は改革には痛みが伴うとおっしゃいます。しかし、私は、今回ほど大西さんに大きな痛みを与えたことはないと思...全文を見る
○横光委員 ありがとうございます。  それは今、総理そしてまた自民党の総裁としての発言で、非常にこの二つの改正そしてまた法案づくりが大きく私は前進すると思います。やはりこういった厳しい法律をつくるしかもうないなという気は、国民のほとんどが思っていると思うんです。  それからも...全文を見る
○横光委員 全面禁止には、今、否定的なお考えです。  それでは、総理、百歩あるいは千歩譲って、今言った国民の血税を受注している企業あるいは国の請負契約を結んでいる法人、まず最初に、せめてこういったところからは献金は受けないんだと。これは先ほど言いましたように、まさに国民の金です...全文を見る
○横光委員 先ほどの二つの法案あるいは法改正、積極的な御意見でした。今回も、各党の意見を踏まえながらというお考えですが、これは総理、全面禁止が無理ならば、まずやらなきゃいけない、国民が一番不信を持っているところから改革をしなきゃいけない、それは総理もわかっていると思う。それは党の...全文を見る
○横光委員 私は、いい政治をやるには、いわゆるいい政治体制づくりが必要だ、そこのところが、やはり日本の国の政治のあり方というのは長い間本当に変わっていないなと。私、九年国会で働かせていただいておりますが、ちっとも変わっていないなという気はしますし、地元の人からもよく言われるんです...全文を見る
03月20日第154回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  NHKの来年度の予算案、これは、十二年間も受信料据え置きの中、黒字予算を編成されている、大変な御努力をされているということで、評価をしたいと思います。また、受信料の増収計画、これも、現在の経済状況を踏まえて、現場の認識をしっかりした...全文を見る
○横光委員 これからNHKの業務、この予算案にもいろいろ取り組む課題が書かれていますが、大変大きくなると思うんですね。業務量はますますふえていくと思うんですね、現在より。  そういった中で、地方局の役割、これはどのようにお考えか、ちょっと。これからの地方局の、これも大きくなると...全文を見る
○横光委員 業務量はこれから大きくなる。地方の役割も大きくなる。いわゆる地上波デジタルの時代が来れば、多チャンネルの時代になる。そうすると、大量のソフトが必要になる。たくさんの番組をつくらなければならない。しかも、良質の番組をつくっていかなければならない。  地方局を例にとれば...全文を見る
○横光委員 もちろん本体だけでは制作には限度があるわけですから、外部に委託する、これは必要かと思いますが、これも度が過ぎると、先ほど質問がございましたように、NHKの肥大化ということにもつながりかねない。これが一つですね。  私は、もう一つは、本体の制作のパワー、これをもっと上...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。  公共放送であるNHKの放送制作体制、これからこれをどう守っていくのかというのは非常に重要な課題だと思います。預かっている受信料で、できるだけの、可能な限り自前でつくるという制作能力をきちっと確保した上で、まさに放送法にのっとった公共放送と...全文を見る
03月28日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第2号
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○横光小委員 社民党の横光克彦でございます。  森田参考人には、きょうは貴重ないろいろな御意見、ありがとうございます。  合併特例法これあり、私の地元の方でも、この合併に向けて各自治体、大きな動きを進めております。この平成の大合併によって、戦後日本の地方自治制度そのものが大変...全文を見る
○横光小委員 非常に難しい分岐点だと私は思うんですが、国がしゃにむにと言っていいかどうかわからないけれども、そういった形で合併を強行しようとすればするほど、自治体あるいは地域住民からは疑問や反発の声も大きくなってくるところもあるわけですね。  昨年の十月に、茨城県との境に位置し...全文を見る
○横光小委員 確かに、住民投票のやり方というのは、私も中身はわかりません。今のように、賛成か反対かだけなのか、あるいは賛成した場合こういうことになる、反対した場合は地方交付税がこういうことになる、住民の負担は大きくなるとか、いろいろな項目を書いた上での投票かどうかというのは定かで...全文を見る
○横光小委員 地方分権推進委員会の最終報告の中に、こういうことがあるんですね。「自己決定・自己責任の原理に基づく分権型社会を創造していくためには、住民みずからの公共心の覚醒が求められる」、こういうふうに書かれております。そして、公共サービスの提供を挙げて地方公共団体による行政サー...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  私、自社さ政権のときに一年生議員でした。そして、当時自民党の政調会長また幹事長という要職をされておりました参考人には、本当にいろいろと御指導をいただきました。そしてまた、参考人の政治姿勢、これにも多々共感する部分もあったわけです。そ...全文を見る
○横光委員 私は、その民事裁判のことを聞いたんです。なぜ反論もしなければ出廷もしなかったのか。つまり、このことは事実を争わず自白したものと裁判ではみなして、敗訴が確定しているんですよ。ということは、参考人質疑でのあなたの答弁はうそであったと裁判所は判定したわけです。一千万円の授受...全文を見る
○横光委員 角突き合わせてやる気がしなかったと言いますが、事は一千万円があったかどうかということを含めた民事裁判であって、そこに出席もしなくて反論もしなかったということの意味が私はさっぱりわからないわけでございます。今なお疑問でございます。  次にお尋ねをいたします。  現在...全文を見る
○横光委員 それ以前の住所はどちらですか。
○横光委員 そのときの祖師谷の住まいは賃貸ですか。
○横光委員 そのときの祖師谷の賃貸の家賃はどのようにしてお払いでしたか。
○横光委員 平成四年から、今度資金管理団体から負担をしたと言われております九七年、平成九年です、この間、入居されてから今度の還流が始まったと言われておるのが、間五年間ございます。この五年間、現在のマンションの家賃はどのように払っておられましたか。
○横光委員 祖師谷におられるときも家族と同居、今も家族と同居、個人の自宅でございます。祖師谷のときには個人で払われていた。そして、マンションに移られてからも九七年まではそういった形で、政治資金じゃない形で払っていたということでございますが、あなた以外に、自宅の家賃を政治活動費で処...全文を見る
○横光委員 恐らく一人もいないと思います。それほど、今参考人が言われていることは、世間的には常識として通用しないんだと私は思うのです。先ほど、各委員が、それなら全部自分たちも政治資金の金を使えるじゃないかという意見がありましたが、そちらの方が正しくなってしまいますよ。  今回の...全文を見る
○横光委員 直近の世論調査、各紙、加藤議員は辞職すべきだという声が九〇%近くに上っておりました。そしてきょう、加藤参考人は、先ほど、社会的、政治的、道義的責任をとって議員を辞職するということを表明されました。失われた政治への信頼を取り戻すために加藤参考人が重大な決断を下されたこと...全文を見る
○横光委員 終わります。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。お尋ねをいたします。  親族企業から、そしてまた業際研から、それぞれ秘書の給与の負担を受けておられるということはお認めになりましたが、親族企業からの総負担額、給与の負担を受けた総額は幾らか、そしてまた業際からは幾らか、おわかりになります...全文を見る
○横光委員 これは、それぞれ政治資金報告書に記載されているんですね。
○横光委員 今、国会議員と秘書の問題で大変国民に不信感を与えておるんですね。我が党の議員は、その報告をしていなかった、政治資金収支報告書に報告していなかったということだけで、議員を辞職するという大きな決断をしたんです。  今お話を聞きますと、約七千万の負担を、支援をしてもらって...全文を見る
○横光委員 先ほど言いましたように、私設秘書を一人でも多く雇いたい、しかし、そのためにはお金がない、どのように捻出するか、各国会議員すべてが四苦八苦しているという状況を、国民は今回の秘書給与疑惑問題でほとんどの方が知ったんですね。いかに秘書の給与をつくるのが難しいか。そういった中...全文を見る
○横光委員 厚生年金と政管健保の加入、これは何年から加入しているんでしょうか。何年から何年まで加入しているんでしょうか。
○横光委員 その後、五十七年、いわゆる一九七〇年だと思うんですが、七六年に退社されているわけですね、退社、いわゆる会社を。そして顧問になられている。この顧問の契約はされておるんですか。
○横光委員 先ほど加藤参考人のときにも私はお聞きしたんですが、今回のこの問題、これはすべて公共事業に絡んでいるんですね。尾崎光郎元秘書が、いわゆる業際研という会社を設立して、全国多くの地域に口きき料の名のもとに膨大な金を集め、それがまた贈収賄事件にまで発展して、知事や市長さんが逮...全文を見る
○横光委員 尾崎容疑者、これだけ多くの金を集めた。そこには、鹿野道彦衆議院議員の元秘書であるという肩書を使ったということは、これはもう紛れもない事実だと思うんですね。そういった意味で、元秘書とはいえ、国会議員としての政治的、道義的、そしてまた社会的な責任、これは免れないと思います...全文を見る
○横光委員 終わります。
04月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、辻元さん、本当に、体調悪い中、御苦労さまです。  ついこの間まで、私とあなたは予算委員としてコンビを組んでこの委員会活動をやってきました。それが、今こうしてこのような形であなたに質問するようなことになろうとは夢にも思わな...全文を見る
○横光委員 なかなか自分の身に置きかえても、議員をやめるという決断は大変つらかっただろうと思う。しかし、それは、あなたが率直にそういったことを認めた上でそういうお気持ちになられた。  どうかこれから、本当に、この参考人質疑も終わるわけです、ふるさとの大阪に帰られて、まずは体調を...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 本会議 第36号
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○横光克彦君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本郵政公社法案を初め郵政改革関連四法案につきまして、小泉総理並びに片山総務大臣にお尋ねいたします。(拍手)  郵政事業の改革をめぐっては、自社さ政権当時、国営維持と三事業一体との方針を政府・与...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  まず冒頭、私、小泉総理、そしてまた政府・与党の皆様方に強く抗議を申し上げたいと思います。  今、国会で有事法案が審議されておりますが、この特別委員会で、きのう公聴会の日程が与党三党の数の力によって決められてしまいました。公聴会の日...全文を見る
○横光委員 危機管理を非常に心配して、こういったすぐれた情報収集する人が、実際こういうふうに情報を得ようという努力をしているわけです。  ついでに申し上げますと、このときにこの李代表は、既に亡命者が北京入りしている、近いうちに日本の公館に彼らが必ず来る、北京ではなく瀋陽の可能性...全文を見る
○横光委員 その政府の情報の共有体制、あるいは分析能力、どうなっておるんですか。  その方がいろいろとお話を聞いたのが五月六日。三月には北京で、スペイン大使館であのように大量の亡命事件が起きている。そういった状況の中でそういった情報を得られたにもかかわらず、それが全く生かされて...全文を見る
○横光委員 私は、今の答弁を聞いて、全く官邸の機能が麻痺していると言わざるを得ません。仮にこのような情報提供がなかったとしても、外務省は十分に、今お答えのように、状況は把握して、駆け込みの可能性に備えていたはずだと思います、その直前にいろいろな亡命の事件がございましたので。  ...全文を見る
○横光委員 それじゃ、全く報道されている趣旨と違うじゃないですか。しかも、なぜそのような、大使が追い出せというような発言をしたかというと、その話を聞いた大使館員、複数の人たちが証言をしているんですよ。大使館というのは垂直の組織でしょう。トップの考えというのは、末端の人たちまで一直...全文を見る
○横光委員 今事実でないとおっしゃいましたが、ということは、それを聞いた大使館員はうそを言ったということになります。もしこれが事実であったら大変なことになりますよ。ビデオに撮られても構わない、追い返せ、後で問題になったら私が責任をとる、ここまではっきり聞いた人が証言をするというこ...全文を見る
○横光委員 いや、総理、言論の自由はあります。しかし、総理たる者、一言一言に責任を持たなきゃいけないということを言っているんです。  今回の新たな事実が、むしろ政府にとって、国にとって交渉材料になる、プラスになる、それぐらいの大きな心をなぜ持てないのかと私は言っておるんです。そ...全文を見る
○横光委員 確かにそのとおりだと思います、大きな問題ですから。ですから、やはりこの北朝鮮の問題だけに限ってでも、三国で協調して話し合う場を、私はこれを機会に日本が提言すべきだ、このように思っております。  もう一つ、これは要求ですが、日本領事館にやってきた人が亡命やあるいは難民...全文を見る
○横光委員 私は、この問題は、大臣が国民の側を向くのか、それとも外務省をかばうのか、そこが問われていると思うんですよ。  これまで、松尾あるいは浅川、こういった人たちもさまざまな事件を起こしましたよ。これも個人的な犯罪に押しくるめようとした。しかし、結果的には外務省全体でプール...全文を見る
○横光委員 この新たなポストは、先ほど言いましたように、鈴木議員や東郷局長が佐藤容疑者の力を発揮するために設けたポストだと言われております。  また、先ほどもございましたが、支援委員会が金を出したテルアビブの国際会議、この前年には、同じような要請が支援委員会にあったにもかかわら...全文を見る
06月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  ちょうど五年前、行政改革会議の中間報告で、この郵政三事業民営化という文言が明記されたんですね。しかし、その後、いわゆる政治の力といいますか、国民の声をバックに、現在のこの郵政公社という方向に大きくかじを切ったわけですね。そのときの、...全文を見る
○横光委員 そういう方針でやられておるという認識でございますが、今言われたように、それぞれの地域によっては、せっかく住民と意思の疎通ができ上がったときに、またほかのところに行かざるを得ない、また新しい人が来て、独居老人の人はそういう若い人を、あんた、だれかいというぐらい、信用する...全文を見る
○横光委員 今おっしゃったように、確かに、総合担務、利用者の利便性にもプラス、あるいは職員にもプラスの面があるわけですが、それがうまく機能すれば非常にいい制度ではあるのですが、これがなかなか時間的に厳しい地域も出てきているということを考えると、度が過ぎれば、せっかくいい機能がうま...全文を見る
○横光委員 先ほど言いましたように、高齢化社会、あるいはこれから市町村合併とかいう大きなうねりがあるだけに、郵便局の役割はこれまで以上に大きくなる。ですから、こういった大きな転換期であるとはいえ、大事に続けて維持していただきたいということを要望したいと思います。  それでは、先...全文を見る
○横光委員 総理、一政治家の発言ということですが、一政治家じゃないんですね。総理の立場になると、発言には物すごい重みが伴うわけですよ。我々が言う発言と全然違うんです、天と地ほど。それを軽々しく、軽々しくというより、何度も何度も叫び続けるわけでしょう。そのことによって、先ほど言いま...全文を見る
○横光委員 お願いしますよ、それは本当に今おかしな形になっておるので。  次に、今大臣は、仮に民営化になった場合どうするかというような論議をその懇談会はしているんだ、するんだとかいうような発言もございましたが、例えば、この問題はやはり国民もしっかり認識してもらわなきゃなりません...全文を見る
○横光委員 とにかく、ユニバーサルサービスというのが大前提となると、今のような郵便事業のあり方というものはなかなか民営化では成り立たないということを私は申し上げたかった。  そしてもう一つは、いわゆる社会的な福祉支援サービスですよ。これを民間事業者はもう最初から、そういう福祉は...全文を見る
○横光委員 余りよくわからなかったんですが。  この言っている民営化による効率性というのは、企業論理を前提にした営利至上主義の効率性じゃないですか。その効率性しか考えていないんだ。いわゆるユニバーサルサービスの提供という公益企業、公益事業とは、基本的になじまないということなんで...全文を見る
○横光委員 はい、よくわかりました。  この公社の経営は独立採算制ということでございます。ということは、赤字になれば、当然のごとく、最終的には国民の負担につながる懸念があるわけですね。そういった意味で、国民の負担を軽減するために、この独立採算制の実効性を担保する措置が必要であろ...全文を見る
○横光委員 例えば、独立採算制、ここで利益を上げた場合、この利益はどうされることになっておるんですか。
○横光委員 つまり、内部留保をするということですね。しかし、内部留保をした、プールした金はいずれどうするかということなんです。御案内のように、先ほどからお話が出ていますように、今回の郵政公社は過少資本なわけです。非常に自己資本比率が低い。〇・四%。例えば、この状態で民間企業であれ...全文を見る
○横光委員 先ほど言われた積立金、いわゆる内部留保金、これは先ほどから言われている国庫納付ということが義務づけられておるわけですが、これはむしろ国庫に納付する以前に、まず過少資本対策に投じなきゃいけない。国民の安全のためにも必要であるという気がいたしておるんです。  そしてまた...全文を見る
○横光委員 私が言いたかったのは、結局、郵政三事業は税金を納めないという批判があります。しかし、国鉄の債務処理、これは本来なら国民の税金で補わなきゃいけないものですね。それを郵貯の方から一兆円も肩がわり、税金の肩がわりをしているということでしょう。つまり、税金を納めていないという...全文を見る
○横光委員 今の御答弁でおわかりのように、この法律が成立したとしても、民間の参入はほとんど現在のところ期待できない状況だということでございます。であるならば、この法律が、先ほど私が申しました目的、利用者の選択の機会の拡大を図るとありますが、民間参入者がほとんど期待できないというこ...全文を見る
○横光委員 私は、今のところ、これはいわゆる絵にかいたもちである、しかも、目的ができても参入しなければ、その目的は何ら、利用者の選択の機会の拡大を図ることはできないということを申し上げたいと思います。これは、今、全国参入しない場合です。しなかった場合、こういう利用の拡大なんて考え...全文を見る
○横光委員 なかなか説得力が弱いですな。私は、やはり、これは参入しなければいま一つの利用者の選択の機会の拡大を図ることはできない、参入すれば目的である福祉のむしろ後退につながる、そんな気がする法案であるということを強く感じている。  次に、これまた先ほど激しい論議になりましたが...全文を見る
○横光委員 変わっていないということですね。  そして、五条に、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書をいう。」という定義規定が表現されておりますが、これは非常に抽象的ですよね。そこで先ほどから信書の具体例は郵便法でしっかりと規定すべきではないか、限...全文を見る
○横光委員 私は、ガイドラインという非常に不安定な状況になると、法的拘束力があるというお話ですが、結局、最後は裁判ということになるわけでしょう。ですから、そういった不安定な状況のガイドラインより、ちゃんと限定列挙して明記すべきであるということの方がずっと正しい主張だと思うわけでご...全文を見る
○横光委員 今、参入の問題ではないとおっしゃいましたが、とんでもないと思うのですよ。この信書の定義こそが参入するかしないかの分岐点なんですから。これからガイドラインでどうこれが書かれるかというのが非常に大きな、また新たな論議の的になろうかと思います。  終わります。
06月06日第154回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  信書便法案なんですが、この信書便法案、これは、一言で言えば、郵便事業を民間に開放する、こういう趣旨であろうと思います。競争原理を郵便にも導入しよう、そして利用者の選択の機会を拡大しよう、そのことによって国民...全文を見る
○横光委員 まさにそのとおりだと思うんですよ。しかし、先日の答弁でも、これから、参入の条件、これが省令などで明らかになるにつれ、民間の事業者も参入を検討してもらえるのではないか、そういったお考えもございました。  ということは、これから、参入する条件というのはすべて、省令あるい...全文を見る
○横光委員 それでも、省令を見て、それで参入するかどうかということを判断すると思うんです。そういった意味では、この省令というのはいつごろまでにつくり上げる予定なんですか。
○横光委員 ガイドラインも同じですか。省令と同じ時期ごろ発表するんですか。
○横光委員 四月一日施行なわけですから、当然、判断する材料として一日も早く出して判断を仰がなきゃならない、早急に示す必要がある、私はこのように考えております。  規制でがんじがらめになっているという声もありますが、今、これは大臣もおっしゃいましたように、ユニバーサルサービスとい...全文を見る
○横光委員 確かに、そのとおりだと思います。事は、信書の秘密に関することです。利用者の非常に大切なものを預かるわけですので、今お話ございましたように、ちょっとしたことで壊れるとか、あるいは盗難の危険性があるとか、そういった事故のことも想定して、しっかりと信書の秘密を責任を持って確...全文を見る
○横光委員 ぜひ、先ほどから言っておりますように信書を扱うわけですので、そういった意味で、本当に信頼を失わないような形で、そしてまた、競争、競争といっても、やはり同じレベルの規制、同じレベルの基準というものは求めていくべきではないか、そういう気がいたしております。  次に、第一...全文を見る
○横光委員 いわゆるいいとこ取りを防止しようという意味合いであろうと思います。確かに、小口は、これは同一料金、ところが、大口の場合は割引料金ということで、ある意味では個人利用者には意図的に高額な料金を設定して、事実上、締め出すことだって可能なわけですが、そういった意味からこういっ...全文を見る
○横光委員 大量割引がだめだということでしょうか。大口割引制度が通用しないということですか。
○横光委員 例えば、小口をはがき六十円、そのかわり大口割引は四十円で引き受ける、そういうことは可能なんですか。
○横光委員 今のような形が可能だったら、要するに、ここでまず小口の人たちは結局差別されるわけですね。ある意味では、手間暇かかるところは引き受けなくていい、そして割引できるところだけ引き受けることだってできるんですよ。いわゆるいいとこ取りなんですよ、今の制度では。完全にそういうこと...全文を見る
○横光委員 はがきの方は多いけれども、結局、収支では赤字である。年賀を入れてやっととんとんである。年賀状はがきがなかったら、恐らく相当な赤字なわけですね。  それでも、はがきというのはこれから、今、皆さん知恵を絞るわけですよ。テクニック、開封、観音開きあるいはさらにこれが三枚開...全文を見る
○横光委員 そういった、先ほど私が言ったような料金設定にする、参入者がまだあるかどうかわからないにしても、いずれそういったことが起きなければ私はいいと思うんですが、起きてしまえばやはり小口利用者にとっては非常に、小口利用者は五十円というところで使えばいいんですが、いわゆる差別にな...全文を見る
○横光委員 宅配の場合の誤配達で郵便局に持ち込まれるということは余りないと思うんですが、メール便は結構あるという話を聞くんですね。そうした場合、どういう対処をするんですか。遺失物ということは、そこに返すんですか。それともとりに来させるんですか。
○横光委員 ということは、これは相当なコストがかかりますね、全然関係ない物品に対して。そういうことになりますね。なぜとりに来させないんですか。郵便局にそういうものが来たら、それは差し出し営業所の方に持っていくんですか。これは大変なコスト高につながっておるんじゃないですか。
○横光委員 ということは、発送元に持っていくということはやってないんですね。それならいいけれども、そんなむだなことまでしているのかなと、今聞いたものですから。  このように、これが今度、信書便になった場合に、これは通知義務があるわけですが、それでも、この信書便の場合も、誤配達と...全文を見る
○横光委員 民間事業者が参入したときの場合を言っておるんですよ。そのときは、同じ郵便物になるんじゃないんですか。ただ受け取り窓口が違うだけで、片一方は公社が引き受けるけれども、片一方は民間事業者が引き受けただけで、同じ郵便物になるんじゃないですか。そうじゃない。これが違うポストに...全文を見る
○横光委員 ですから、これから、同じところに二つポストがあるということはないと思うのですが、それでも、ポストに投函、あるいは新たな民間事業の差出箱に投函する場合、本当に同じ郵便という意識しかないものですから、入れる可能性がある。こういったことが起きたとき、どう整理するかというのは...全文を見る
○横光委員 終わります。     —————————————
06月11日第154回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、三人の参考人の皆さん方、本当に御苦労さまでございます。  まず最初に、有冨参考人にお伺いしたいと思うのですが、ヤマト運輸が、先ほど冒頭のお話にもございましたように、全社員が一丸となって国民の要望を満たすために頑張ってきた、そし...全文を見る
○横光委員 今、有冨さんたちがやられている宅配あるいは宅急便、こういったものは、いわゆる物流ですね。ところが、今度、信書便法案になりますと、信書ということになりますと、これは通信の秘密、表現の自由、こういった憲法に保障されているものになってくるわけですね。非常に公共性が高いわけで...全文を見る
○横光委員 十二月十四日に総務大臣が総理に郵便事業への民間参入について説明をいたしておりますが、このときには、いわゆる全面参入を可能とする、そしてまた、そのための三つの条件を書かれているわけですね。このときには、ヤマトさんの方は何ら異論も申し上げなくて、この内容は理解していたわけ...全文を見る
○横光委員 その後、いろいろな細かいところの感じが非常に厳しいハードルになるだろうと考えということを今申されましたが、それはあくまでも先ほどから論議されておりますユニバーサルサービスという部分に入るわけですから、ヤマトさんは、そういったユニバーサルサービスはもう郵政公社でやってく...全文を見る
○横光委員 参考までにお聞きしますが、仮に参入するようなことがあった場合、今、ヤマト運輸の会社の方針、社長のお考えは、まず第一はお客様へのサービスである、それが先である、利益は後であるというのがモットーであるというような感じを受けましたが、であるならば、もし参入した場合、こういっ...全文を見る
○横光委員 いかにお客様のため、利益は後だというお考えでも、私はこういったことまで手が回るということはほとんど不可能に近いと思うんですね。それだけに、今の、郵政公社の役割というのは非常に国民の中に浸透しているわけでしょう。もし参入するなら、そういったこともしっかり、シビルミニマム...全文を見る
○横光委員 今回、民間官業化法案という思いを持たれている、非常に規制でがんじがらめになっているという意見が出されましたが、私は、先ほどから言っておりますように、信書、これは本当に秘密性の保持の高いものでございます。そういった意味からの規制の高さというのは、これは国民のためにも必要...全文を見る
○横光委員 これから郵政公社としてスタートする場合、その経営のあり方については、本当に、労も使も真摯に意見交換できる信頼関係が何よりこれから大事になってくるだろうな、私はそういう気がいたしております。何といっても、郵政事業というのは労働集約的な産業でございますので、ここの労使の円...全文を見る
○横光委員 終わります。どうもありがとうございました。
06月13日第154回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、お三方の参考人、本当に御苦労さまでございます。また、貴重な御意見、ありがとうございます。  今回、郵政公社法案とともに、信書便法案、このことによって、郵便にも許可を受ければ全面参入できるという法案が今審議されているわけで...全文を見る
○横光委員 かなり現実的でない、暴論に近いというような今の印象を受けました。このことに対しまして、例えば立場の違う、いわゆる参入するサイドといたしまして、塩畑参考人にも、この郵便法第五条撤廃の件についてお聞きしたいのですが、いかがでしょうか。
○横光委員 神野参考人にお聞きしたいのですが、今お二方の意見も、郵便法第五条は非常に大事である、そういう意見でございます。この第五条では、郵便の独占ということで第五条があるわけですが、第一条では、郵便法第一条、この目的のところで、いわゆる全国あまねく公平、同じ料金という、ここにユ...全文を見る
○横光委員 今回、民間参入を認めるのですよ。認める法案なんです。ただし、そのためには、ユニバーサルサービスというのを義務づけられておりますし、そのための規制というものがかけられているわけですね。その規制が余りにもがんじがらめじゃないか、あるいは、余りにもハードルが高いじゃないかと...全文を見る
○横光委員 競争導入による効率化とユニバーサルサービスの維持という公益性、この両方が必要であるということはお三方も同じ意見だと思っております。  石井さんも、こういった両立が必要である、一つの手段としては段階的、部分的参入ということも考えられるというお考えであるんでしょうか。
○横光委員 次に、神野さんにお聞きしたいんですが、先ほどから出ております出資条項ですね、これはどのようにお考えですか。今回は盛り込まれていないわけですが、神野さんのお考えはいかがでしょうか。
○横光委員 同じく神野さんにお聞きしたいんですが、国庫納付金についてはどのようなお考えでしょうか。そしてまた、その場合、預金保険料等もこれに含めるべき、これは財政学的にどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。
○横光委員 ありがとうございました。  石井参考人にお聞きします。  この法案で一番、ユニバーサルサービス、もう一つは信書の定義、これが非常に大きな問題点になっているわけです。信書の定義は、これからガイドラインでいろいろと細かいことは決めるということですが、このときに一番気を...全文を見る
○横光委員 同じく石井さんにお聞きしたいんですが、先ほど、郵政三事業、郵便事業、これは累積では黒字であるが、現在、郵便事業は非常に厳しい経営状況にあるわけですね。当然、公社となりますと、一段の効率化あるいはスリム化、また人件費の削減とか、いろいろな厳しい問題に取り組んでいかなけれ...全文を見る
○横光委員 終わります。
07月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いをいたします。  この郵政公社法案、そしてまた信書便法案、いよいよ大詰めを迎えまして、今国会で成立するという方向になりました。そして、いよいよ来年の四月一日からスタートするわけでございます。  これから四月一日に向けて、...全文を見る
○横光委員 今回も、国民の声を聞くために地方公聴会も先般行われたんですね。そういった中で、私は熊本の方に行ったんですが、出席者の方は三者とも、公社化になることにさえ非常に危惧を抱いている。とりわけ、私が民営化のことについて三者にお尋ねいたしましたら、ある方はとんでもないと言うぐら...全文を見る
○横光委員 とりに来なければ警察に届けるというようなことを聞いたんでびっくりしたんですが、それはないと。実態としては、いわゆる差出人、配送業者に郵便局から返しているということですよね。そのために大変なコストがかかる。これは、本来やるべき業務じゃないわけですよね。こういったむだをま...全文を見る
○横光委員 つまり、今までと逆のような形で特殊法人から国家公務員という形になるわけで、また、当然のように、人事院の国家公務員の採用試験を受けなければならないというのはよくわかりますが、これは恐らくそんな難しい試験ではないでしょうし、望む人はほとんど移管できるというような状況をやは...全文を見る
○横光委員 私のところにもかんぽの宿がございまして、近くにも二、三あって、物すごく地域住民から利用されているところ、あるいはかなり古くなって営業が厳しいところ、いろいろあるんです。そういったところでも、今度の移管のことでは、全員が行けるというのではなくて契約制度になるんじゃないか...全文を見る
○横光委員 市町村合併等には余り影響を受けないということでよろしいんですね。  では次に、質問が重複いたしますが、ちょっと確認の意味でもう一回質問させていただきます。国庫納付の件ですが、まず、積立金と資本金の関係、これはどのようにとらえているんでしょうか。
○横光委員 積立金というのは、いわゆる内部留保であり、利益を積み立てておいて、もし赤字になった場合、それを取り崩してでも補っていく、そういった意味のお金だと思うんですね。  今回の修正で、ちょっと私なかなか理解できないんですが、この積立金の基準額を政令で定めるということになった...全文を見る
○横光委員 ということは、積立金の基準額、政令でこれから決めるわけですね。この基準額というのは、いわゆる国内金融のBIS規制の四%、これが、今言われたように、郵貯だけで約十兆、簡保を入れると十五兆になる、これが積立金の基準額になるということでよろしいんですか。例えば十兆になろうが...全文を見る
○横光委員 つまり、国内金融の自己資本比率の一応の規制、上限であります四%、ここに必要なのが、郵貯の約二百五十兆からすると十兆だと。この十兆の積み立てができるまで、これができるまで、要するに資本金ですよね、資本金と同等、そこに到達するまでは国庫納付は免除するということでよろしいん...全文を見る
○横光委員 それでよくわかりました。  それでは次に、もう一つ、出資の件をお聞きしたいと思います。  この出資、修正の中では今度出資が追加になったわけでございますが、これは、先ほどから質問ございますように、いろいろな問題を含んでおります。プラスもあればマイナスもある。  た...全文を見る
○横光委員 経営の自由度とか、あるいは、先ほど言いましたように、国際間の競争の時代になったときには、やはり、出資条項の追加というのは、私は大きなプラスになると思うんですね。  と同時に、先ほどからしつこく各委員が質問しておりましたが、やはり、ファミリー企業の増大とか天下りとか、...全文を見る
○横光委員 ぜひ、そういったことを努力してくださいよ。これは、私が先ほど言いましたように、確かにプラスの面もある。しかし、本当に、焼け太りという印象を国民は持つことだってあるわけですから、非常にここのところは努力していただかなきゃならない。  それから、これは公社にとって、合理...全文を見る
○横光委員 終わります。ありがとうございました。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは三人の陳述者の方、本当に御苦労さまでございます。  きょう、お三方のお話を伺っておりまして、やはり郵便局というものが、生活あるいはハンディを持つ人たちあるいは自治体、いろいろなところにいかに生活として密着しているかというこ...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。  民営化そのものはもう論外であると。恐らく民営化ということは、ユニバーサルサービスなんかは全然取っ払われてしまうわけですからね。そういった意味で、やはりただただ競争がすべてだという考えでは、いろいろな権利を奪われる人たちが出てくるということ...全文を見る
○横光委員 ありがとうございます。  山本陳述人にお聞きしたいんですが、山本さんは、先ほどから、やはり公社化になったとしてもユニバーサルサービスが第一だと。それで、郵便局員は家族みたいなものだというお言葉がございました。その上に、自治体の長として、郵便局との提携にも取り組んでお...全文を見る
○横光委員 本当にありがとうございました。非常に私はいい提言だと思っております。  ちょっと時間が来ましたので、最後に一言。  お二人にも聞きまして、山本さんにお聞きしたいんですが、さらにこれからいわゆる民営化という動きを今小泉さんは考えているわけですが、民営化ということにつ...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。
07月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  まず、総理にお尋ねをいたしたいんですが、構造改革の基本方針として骨太の方針第一弾が発表されましてから、一年以上が経過をいたしました。構造改革なくして成長なしと総理はずっと叫んでこられたわけでございますが、叫...全文を見る
○横光委員 総理、まだ見えない見えないと言うが、時間がかかるんだ、先ほども言っていました、何年もかかるんだと、構造改革。確かにそういった部分もあるでしょう。  しかし、事経済においては、私はそうじゃないと思う。まさに一日一日が経済は動いているわけです、激しく。アメリカも激しく動...全文を見る
○横光委員 国債三十兆円枠にこだわった結果、まず出てきたのが歳入の欠陥ですよ。今、歳入の欠陥になろうとしている。これは、結果的には、日銀の納付金で調整して、数字的には回避される可能性があります。今月末にはっきりするでしょう。しかし、税収の不足、先ほども出ましたが、この一兆六千八百...全文を見る
○横光委員 いやいや、国債三十兆円枠は必要であると言うけれども、時と場合をちゃんと見て柔軟に対応せいというのを我々は言ってきておるんです。ですから、これにこだわり過ぎた余り、一兆六千八百億円という税収減が出てきた。しかも、それは、補正を計上する場合に減額を甘く見たのではないかとい...全文を見る
○横光委員 私は、一番大きい、これだけ大きな税収減が出てしまったのは、先ほどから言っていますように、昨年、十三年度予算は二回補正を組みましたね。最初の十一月の第一次補正、このときには、やはり三十兆円という枠にこだわり過ぎたために税収減額を小幅にしているんですよ。これを大幅にしてし...全文を見る
○横光委員 確かに、政治決定ということは最後はやらなきゃならない。それだけに、私は責任が大きく伴ってくると思うんですよ。税収の見通しをちゃんと行えないような政府、財務当局の方々が、これからいわゆる骨太の方針第二弾では、経済社会の活力を最重視する、こういった方針の税制改正に取り組も...全文を見る
○横光委員 今、九月中ごろにはそういった方向、細かいことは決めるということでしょう、秋から年末にかけて。しかし、方向性はもう出ているわけですね。ですから、どうしてもこの方向性に従った結論になるであろう。  私は、外形標準課税そのものを否定しているわけじゃありませんよ。ただ、この...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  まず最初に、北朝鮮による拉致問題について、冒頭おわびを申し上げたいと思います。  社民党は、今日までの拉致問題について、その真相解明のために、また真実の追及のために一体何をしてきたのかと厳しい批判を受けて...全文を見る
○横光委員 よくわかりました。どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。  それでは次に、経済関係についてお尋ねをいたします。  今臨時国会、私は、異常な形での幕あけになったなと思っております。これは、さきの通常国会のスキャンダル国会の異常さと違う異常さです。この国会でもち...全文を見る
○横光委員 今、協力してくれているという御答弁でございましたが、協力してくれていたら、もっともっと総理の言われている改革は進んでいたんじゃないんですか。  公明党や保守党の皆さんがそういった批判、異論を言うことは、これは連立政権ですから、それぞれの党の主張があるから当然です。し...全文を見る
○横光委員 不良債権を強化するという今の御説明でございますが、私が言っているのは、ペイオフの延期ということは明らかに転換であろうと言っておるんです。要するに、ペイオフを延期して政策転換をした結果、その結果、あなたの言われるように政策の強化につながるというのなら理解できるんですよ。...全文を見る
○横光委員 今お二人から同じ答弁を受けました。総じて言えば、金融機関の健全化をさらにちゃんとするということだと思います。ということは、これは再々延期ですから、再延期の間にこれができなかったということをお認めになったと同じだと思います。ですから、これを反省の上に立って、これからの二...全文を見る
○横光委員 もちろん、最大の原因は現在の景気状況にあろうと思います。要するに、雇用を受け入れる企業の状況が厳しいからというのが最大の原因だと思います。そういった状況があるだけに、国の方が何らかの、いろいろ知恵を絞って、これから未来のある人たちに場を与えていただきたい、そういった、...全文を見る
○横光委員 大臣、今度言われている疑惑は六千万円もの口ききですよ。これが秘書だけで、秘書だけの判断でしたということなんでしょうか。どうぞ。
○横光委員 二百八十億という大事業の口ききを依頼されて、そのことを、依頼されたことは今お認めになったわけです、秘書の方が依頼されたということ。その依頼されたことを代議士に報告していないんですか。ということは、勝手にそれだけのことを、もう勝手に代議士の名をかたってやっているというこ...全文を見る
○横光委員 いやいや、この口ききというのは、秘書の方がやったということは認めているわけですが、それは秘書の方にお願いしているんじゃないんですよ、業者は。秘書を通して先生にお願いしておるんですよ。ということは、秘書は先生の名前を使って口ききをしているわけで、あなたの名前を使われたと...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  まず、郵便法改正についてお尋ねをいたします。  最高裁で違憲という判決が出たわけでございます。憲法第十七条に違反するということですね。この違憲判決がなされるまでは、郵便法の改正の動きは全然なかったと聞いて...全文を見る
○横光委員 今回の法改正に関係しているのが二件あるんですね。
○横光委員 では、この四件は、当然、改正後は賠償責任が生じる可能性があるということになりますね。
○横光委員 わかりました。  先ほど松沢委員から出ました、六十八条第三項では「重大な過失」という文言になっていながら、特別送達のときにただの「過失」ということになっている。こういった文言がある以上、やはりこの仕分け、区分けというのはどうしても必要となってきますね。先ほど御答弁で...全文を見る
○横光委員 今おっしゃられたように、軽微な過失としても郵便局にとっては重大な過失であるという御認識、私はそれが大事だと思うんですね。そういった意味からも、ある程度のラインは必要ではなかろうかと思っております。  次に、賠償責任の範囲についてちょっとお聞きします。  範囲が拡大...全文を見る
○横光委員 確かにおっしゃるとおり、書留がない、証明するものがない、記録もない、難しいことは承知しております。しかし、追加料金を特別にいただいているわけでございますので、たとえ今回、賠償責任の拡大の範囲に入っておりませんが、意識としては、やはり追加料金をいただいている以上、範囲に...全文を見る
○横光委員 いずれ一定の利益が上がった場合は国庫に納付するということになっておりますね。しかし、このような資本の状況で、たとえ一定の利益が上がったからといって、私は、国庫に納付どころではない、むしろ、本当に信用不安を解消する意味からも、資本の充実にこそ充てるべきだという考えを持っ...全文を見る
○横光委員 もう一回やるということですが、そのときもやはり超過少資本ということになれば、私は、財務省に、国庫納付の期待なんか持ってもらわないように、ある程度意思表示していくべきではないかという思いも持っておるわけでございます。  次に、郵便局の設置基準、いわゆる省令が出され、答...全文を見る
○横光委員 よくわかりました。よろしくお願いします。  ただ、地域住民が容易に利用できる位置に設置という項目がありますね。これがさっぱりわからない。地域住民が容易に利用できる位置というのは、余りにも漠然とし過ぎているわけですね。地域住民というのは千差万別なんです。おじいちゃんも...全文を見る
○横光委員 次に、ちょっと耳の痛い質問をいたします。  やはりまた、郵政事業関係でマスコミに不祥事が出てしまいました。老人マル優の非課税限度額超過や不正利用などが明るみに出てしまったんですね。これは、私は、いわゆる国税が動いたということが非常に大きい意味を持つと思うんです。税法...全文を見る
○横光委員 この老人マル優の不正利用だけでなく、結局、財形の不正契約まで出ている。こっちの方はもっと私は悪いんじゃないか、本当に利用者をだましていくことになりますので。  唯一、得点といいますか、これは、みずからの庁内で調査した結果ということです、これはすごい。もう一つのものは...全文を見る
○横光委員 終わります。
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。総理を中心に質問させていただきます。  まず、税制のことからお尋ねをいたします。  政府税制調査会の最終答申が出されました。その心を問えば、所得税の控除の廃止や縮減、あるいは消費税の免税点の引き下げなど、いわゆる個人やあるいは零細企業...全文を見る
○横光委員 今私が懸念したようなことは、そういう方向にはそぐわないというような御答弁でございました。  配偶者特別控除や特定扶養控除、この特定扶養控除というのは、十六歳から二十三歳未満までの、非常に家計に出費のかかる家庭に対する控除なんですね。こういった役割が終えた、あるいは廃...全文を見る
○横光委員 地方に裁量権を与えるといっても、やはり地方分権という問題は、まず国の責任を放棄していいということではないと思うんですね。国の責任はしっかりと果たした上で地方分権の論議は進めなきゃいけないと私は思うわけでございます。  ですから、こういった裁量権を与える、あるいは交付...全文を見る
○横光委員 今回のILOの勧告は、従来と問題の質が違うと思うんですね。個々の提訴に対する勧告じゃないんですね。いわゆる今回のILO勧告は、現行の法制自体、今言われた公務員制度自体がもう既にILOの条約に反していると勧告しておるんですよ。しかも、あえて、法律改正のための技術的支援を...全文を見る
○横光委員 大島大臣はかねてから、秘書に対しては議員は監督責任があるからと言われております。監督責任というのは、こういった疑惑が起きないことを監督することも監督責任でしょう。しかし、こういう疑惑が発生した以上、それに対してちゃんと公の場で説明するということも監督責任の一つだと思い...全文を見る
○横光委員 この報道が出されて、その報道では、宮内さんはまさにこの口きき料を受け取った、その金で家を購入したとまで報道は断定しているんですよ。これは、あなたたちにとりましてはそうじゃないというならば、完全な名誉毀損なんです。著しい名誉毀損なんです。なぜ週刊文春を告訴しないんですか...全文を見る
○横光委員 終わります。
12月05日第155回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  住基ネットを利用する国の適用事務が九十三事務から二百六十事務に大幅に拡大される、そういった内容が含まれたこの電子政府関連三法案、これが参議院を通過して本委員会で審議され、そしていよいよ、あと私の質問が終わると同時に採決されるわけでご...全文を見る
○横光委員 今、いろいろな、問題点はそんなにないというようなお話でございました。  これは、もう読まれた方はいるかと、きょうの毎日新聞の夕刊です。「自民有志も「反対」 住基ネット拡大法案」、これでも問題点はないんですか。あなたたちの、支えている政党の人たちがこうして大きな反対集...全文を見る
○横光委員 ただし、これだけ新聞で報道されるように、要するに、そういった心配点があるということを自覚していただきたいということを私は申し上げているわけでございます。  それでは、法案の中身について、やはりこれまた多くの問題点があるわけでございますので、ただしていきたいと思ってお...全文を見る
○横光委員 あり得ると理解いたしました。  あり得るとなりますと、全国を一つでやることになれば、これは、いわゆる住民基本台帳ネットワークも、さらに今回の認証業務も、一つの機関がやることもあり得るということなんです。こうなりますと、これは大変なスーパー機関が生まれることになるわけ...全文を見る
○横光委員 確かに、セキュリティーの不安感は大臣も感じておられる。ですから、こういった一つのところに一元管理というのは大変危険であるので、データを分散させて、そしてセキュリティーの確保を図るということが必要ではないか。つまり、ある意味では、私は地方自治情報センターを指定認証機関と...全文を見る
○横光委員 それでは次に、指定認証業務の保護委員会についてちょっとお尋ねをいたします。  まず、これも重野委員の、なぜこの保護委員の任命は代表者の任命としたのかという質問に対して、大野政策統括官は前回、個人情報保護条例というものを設けており、その中にいわゆる第三者組織であります...全文を見る
○横光委員 都道府県に個人情報保護条例があります。そして、その認証事務を指定認証機関に委託してしまえば、その時点でこの認証業務情報の保護は指定認証機関にゆだねられることになるわけですね。ですから、先ほど言いましたように、例えば一元化という形ですべての都道府県が指定認証機関にゆだね...全文を見る
○横光委員 それは都道府県がみずから指定認証機関をやるということになった場合なんですよ。私が言っているのは、先ほどから言っているように、すべて一元化して、すべての都道府県が指定認証機関に委託をした場合、委託するわけですから、県の関与がなくなるじゃないか、そういった意味では、その委...全文を見る
○横光委員 知事が委任した指定認証機関になりますと、知事が持っている、県が持っている個人情報保護条例というのは、結局そこで途切れてしまうわけでしょう。もうそこで切れてしまう、委託した時点で。ですから、何ら意味をなさなくなるので、委任した場合、皆さんは有識者どうのこうのと言いますが...全文を見る
○横光委員 私はやはり、都道府県知事の委員任命による保護委員会というものを義務づけた方がいいんじゃないか、そういった思いを非常に強く持っております。  それでは次に、これまた何回も各委員が質問いたしましたが、電子証明書の発行に係る処理等の手数料についてお尋ねをいたしたいと思いま...全文を見る
○横光委員 住基台帳法においての法律の規定ぶりと今審議されている法律は全く同じですよね。そうなりますと、参考という形で、現在の地方自治情報センターにおける本人確認情報の提供にかかわる手数料の現状はどうなっているんですか。
○横光委員 では、住基台帳法に基づく手数料は、今市町村に対しては一体幾ら支払われているんですか。
○横光委員 市町村において今回の電子証明書の発行申請を受けた際には、その事務にかかわる手数料は収受されるんですよね。もし、そういう仕組みだと、市町村において収受されないで、あくまで電子証明書の発行にかかわる手数料は都道府県あるいは都道府県知事が委任する指定認証機関においてのみ収受...全文を見る
○横光委員 検討するということでございますが、検討も大事ですが、私は、手数料の一部が市町村に対し交付されるようにルールを確立する必要があるんではないか、このことを申し上げておきたいと思います。  次に、これまた多くの議員が質問されました、この電子政府、電子自治体の成否のかぎとい...全文を見る
○横光委員 先ほど言いましたように、顔がない保険証とか年金手帳の場合、例えばそれを受け取った市町村がその住所にもう一回送る。ちょっと時間がかかる、受益者に負担をかけてはまずいと言われましたけれども、それは確かにそう、しかし安全のためにはある程度仕方がない。結局、本人かどうかという...全文を見る