横光克彦

よこみつかつひこ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

横光克彦の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  質問をさせていただきます。主に総理にお尋ねをいたしたいと思います。  小泉内閣がスタートして一年九カ月、そろそろ二年になろうとしております。この間、総理は、改革なくして成長なしと叫び続けてこられたわけでございますが、この約二年にな...全文を見る
○横光委員 私は、今、総理の答弁の中で、本当に現状認識が、この深刻な状況が本当にわかっておられるんだろうかという気がしてならないんですね。  確かに構造改革には時間がかかると言われておりました。しかし、まだ半年しかたっていないじゃないか、まだ一年しかたっていないじゃないかとずっ...全文を見る
○横光委員 悪い面ばかり言わないでくれと言いますが、悪い面ばかりが出てきているから言っているんですよ。それは、この二年間の経済の結果がそうなっているわけでしょう、前より悪くなってしまった。そのことを言っているので、別にそれをあげつらって言っているだけでなくて、現実を言っているだけ...全文を見る
○横光委員 今、厚労大臣は数字をお示しになりませんでしたが、前に談話がございます。今お話しのように、不良債権処理の額によって違うということです。  例えば、厚労大臣のお考えでは、十五兆円の不良債権を処理するという前提で計算すると、六十数万人の新たな失業者が出るであろうと厚労大臣...全文を見る
○横光委員 私は、それはそれぞれの見方ですから、違うと思うんですよ。違うと思う。しかし、やはりそれを安易に考えてはいけないということを言っているんです。例えば、政府が六十万、民間が百万とすれば、その間だって考えられるわけでしょう。ですから、そういったことを深刻に受けとめて、国策と...全文を見る
○横光委員 不良債権処理をやるというのは国の金融政策でございます。その結果、もし、先ほど言いました、起きないのが一番いいんですが、もしそれだけの民間研究機関が試算していることが起きたときのことを考えると、国の施策でやる以上、そういった失業者が出た場合は、国としてやはり財政の出動。...全文を見る
○横光委員 どうぞよろしくお願いをいたします。  二十一世紀は環境の世紀と言われております。これからの森林・林業の環境に果たす役割はますます大きくなるわけで、特に二酸化炭素吸収源、いわゆる地球温暖化対策に果たす役割は非常に大きくなってくるわけですね。  京都議定書における日本...全文を見る
○横光委員 世界に対する公約で、これから世界的規模の問題ですので、やはりみんなで協力してこれはやっていかなきゃならない問題であろうと思っております。  また、先ほど、公務員制度改革で中塚委員が随分細かく、実際ジュネーブへ行かれて体験されたことでお尋ねいたしました。  先ほどの...全文を見る
○横光委員 ILOに代表される国際的な常識や、あるいは天下りの禁止を求める国民世論、こういったものに背く政府の姿勢が見られるわけですので、そういったことはこれから委員会でやはり徹底的に論議していかなければならないと思っております。  それからまた、政治と金の問題、どうしてもこれ...全文を見る
○横光委員 委員長。
○横光委員 全く今度の事件、去年の事件、責任を感じていませんね、総理は。法律をつくってもしり抜けする、しり抜けするような法律をつくるからですよ。国民の血税が入っている企業からの献金だけでも禁止しろと言っているのは、ほとんどの政党の声であり国民の声なんですよ。それさえもあなたは前進...全文を見る
○横光委員 そういうことをあなたは言っておるんですよ。ところが、あなた自身、疑念を持たれるような疑惑を発生したじゃないですか。(小泉内閣総理大臣「それはいいかげんだ。どういう疑念が持たれているのか」と呼ぶ)いや、疑惑が……(小泉内閣総理大臣「ないよ、疑惑なんか。それはいいかげんだ...全文を見る
○横光委員 だから、報道でそういうことが出たということは、真実か真実でないかと言っているんじゃない。
○横光委員 疑惑が生じたということを言っておるんです。報道されたということは、疑惑が生じたんですよ。(小泉内閣総理大臣「それは、にせの報道だ」と呼ぶ)ですから、そういった疑惑がないように努めるといいながら……
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、提案されております平成十四年度補正予算案に反対する立場で討論いたします。  反対の第一の理由は、現下の未曾有の経済危機に的確に対応するため、一刻も早く補正予算を編成するよう求めてまいったにもかかわらず、先送りした上、おく...全文を見る
02月07日第156回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  総理は、このデフレ不況、デフレ克服が今の内閣の最大の課題である、この克服に向けて全力で取り組む、このように今表明されております。  そういった意味から、財政の分野でこの十五年度予算案、デフレ克服に向けて十...全文を見る
○横光委員 デフレというのは、本当に克服することは、口では言いますが、そう簡単なものではない。そういった意味で、財政での役割、今の御答弁ではその意欲さえ私は見られない、そういう気がしますよ。デフレ克服に向けてのこの予算案は余りにも力不足であると私は言わざるを得ない。いわゆるもっと...全文を見る
○横光委員 確かに自動車関係、すばらしい収益を上げているわけでございます。そういった確かに明るい面もありましたね。済みませんでした。  しかし、今のような試算あるいは見通し、私は甘いと思いますよ。これから不良債権、処理が始まるわけでしょう。そういった中で、今のような見通しでは、...全文を見る
○横光委員 私は、昨年の秋口から今日までの、補正予算の編成する時期、タイミング、そういったことが大きく影響したんじゃないかということを言っているので、そういったことが現在のさらなる経済状況の悪化につながったのではないか、そういったことを言っているのであって、まさに経済は生き物であ...全文を見る
○横光委員 今、事細かにおっしゃられましたが、私は、まだまだ、国民が納得いくような、財政のいわゆるむだなものが随分あるんじゃないか。今、執行状況をこれから勘案するということがございました。これは非常に大事なことでございます。決算がこれから非常に私はウエートが大きくなってくる。こう...全文を見る
○横光委員 何か、今の答弁じゃよくわかりませんね。この診療報酬体系の見直し等を、基本政策をつくるというのはどこぐらいまで進んでいるのか、いつごろまでに実施していくとか。  では、例えば包括払い制度はどのようになっておるんですか。
○横光委員 抜本改革、抜本改革と言いますが、非常にいろいろな項目が含まれていると思うんですね。ですから、ある項目には三年後とか、ある項目は五年後とか書かれている部分がありますが、いわゆるこの抜本改革をやるということを前提に今回皆さん大きな痛みを強いられているわけでしょう。その抜本...全文を見る
○横光委員 その産業再生委員会というのが非常に私は重要な責任、役目を果たすと思うんですが、これはまた政治的に、恣意的にやられることのないように。  また、この問題ではもっともっとやりたい。これは大企業中心になってしまいますので、中小企業の産業再生はどうなるのか、あるいは二次ロス...全文を見る
○横光委員 確かに、課税の問題はあります。しかし、今言われたように、昔の日本の国の終身雇用制度のときは五年間の据え置きもそれなりの意味があったわけです。しかし、これほど時代が変わって五十歳代前半で転職をせざるを得ない、退職せざるを得ない人たちには全くむだになってしまう制度になって...全文を見る
○横光委員 もう総理は検討する、検討している、検討していると。ボクシングをやっているんじゃないんですからね。何を検討、どれだけ長く検討すれば済むんですか。まるで丸投げじゃないか。  総理は自民党の総裁ですから、総裁が一言一回言ったときに動いたんですから、もう一回言えばもっと動く...全文を見る
○横光委員 これは、違法とかなんとか言っているんじゃないんですよ。疑惑でもないと言っているけれども、疑惑として報道された。なぜ疑惑として報道したか。それは総理だけじゃないんですね。  しかも、一番の問題は、二〇〇〇年の例の選挙の、さっきお話がございましたね、解散の二日前に献金さ...全文を見る
○横光委員 押し込もうとしたと言ったのは、申しわけありません、この報道を受けて私が言ったことでございます。ですから、そのことを確かめようとしたわけです。ですから、あなたが提訴したということは、非常に私は進歩だと思います。このことで事の真実は非常に明らかになるわけですから、それでよ...全文を見る
○横光委員 一切ないということですね。このことは、提訴もされたことですから、いずれはっきりすることと思います。それは、ないのが一番いいわけですから。  ただ、こういった政治家の疑惑が報道されればされるほど、国民はもう嫌になってしまうわけですよ。ですから、こういった疑惑が出ること...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  本予算委員会では、十五年度予算案の審議の真っ最中でございますが、もちろん、きょうの審議も予算に関連するわけでございますが、それでも、こうして政治と金の問題について丸一日もかけて集中審議を行わざるを得ない、こ...全文を見る
○横光委員 先ほど申しました、この両、前会長、現会長は、会長として一切幹事長に一任しており、知り得る立場になかったという報告をしておりますが、県連代表がこの収支報告書の代表者の名前ということになれば、収支報告書に記載のない献金があったということも判明をいたしております、となります...全文を見る
○横光委員 今、すべて記載しなければならないということを言われました。ところが、すべてが記載されていないんですね。清水建設、飛島建設、若築建設、奥村組の献金の記載がない。自民党の報告書でも、清水建設は二〇〇一年、二〇〇〇年の両方に記載がないわけでございます。となりますと、すべて記...全文を見る
○横光委員 すべて記載することにも違反している、それから虚偽の記載となっている、これは会計責任者の選任及び監督について代表者は相当の注意を怠ったということになると私は思います。あとは、これは司法の問題でしょう。  次に、先ほど、政治と金の流れに大きな一石を長崎地検が投じたと申し...全文を見る
○横光委員 評価するというお話でございます。政治改革のトップ、最高責任者として、私は妥当な認識だと思います。  この中で、私は、判決の中で特筆すべき条文があるんですね。ちょっと読ませていただきますが、企業や産業団体の献金が特定の政党、政治団体のみに集中することに対して、地裁は、...全文を見る
○横光委員 確かに、今そういう御答弁になると思った。自民党の問題ですよ。しかし、これは税金の債務免除をされている会社が献金したわけですね。そして違反でも何でもない。違反は、献金した人がむしろ罰を食らって、もらい得なんですね。これをそのままにしておいていいのか。私は、今度は道義的な...全文を見る
○横光委員 終わります。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。午前中に引き続き、質問させていただきます。  総理、今、来年度予算の審議の真っ最中ですよね。このときに、こうして丸一日かけてこういった政治と金の集中審議をやらなければならない、このことを本当に総理、考えてください。なぜこうなったのか、ど...全文を見る
○横光委員 先ほど言いましたように、あくまで疑惑でございまして、そういった証言があったということは事実でございますので、大臣もやはりもう一度、地元のこの秘書の名前もわかっておるんですが、きょうは申しません、もう一度しっかり事の真偽を確かめていただきたいと思っております。  それ...全文を見る
○横光委員 個人の判断といっても、あなたは、宮内さんのいわゆる言い分を全部ここに来て説明しているわけですよ。そして、宮内さんは受け取っていないということもあなたも信じて、その行動をとっているわけでしょう。  ということは、宮内さんが個人といっても、あなたの元公設秘書であり、全く...全文を見る
○横光委員 それはおかしいと思いますよ。大臣は、正々堂々と宮内さんに、おかしくなければ提訴しなさいと言える立場だと私は思います。ぜひ私は、A氏にもお話を聞いてみてほしい。片一方だけの話ではなくて、私が先ほど言いましたように、提訴すべし、参考人として応ずるべしということを、私は、宮...全文を見る
○横光委員 あなたはそのときに、選挙というものがありということを何回も使っておるんです。その後に、今度は、先ほど細野委員がその件で質問したときには、選挙という文言は一言もない。すべて今度は今言われた政治活動、政治活動の一点張りなんですね。選挙という言葉を参議院の農水委員会のときに...全文を見る
○横光委員 これは先ほど言いましたけれども、もし司法ということに、これはまだ仮定の話ですけれども、大変なことになりますよ、総理、今の発言は。  このように、本当に先ほどからこの政治の疑惑ですね、長崎県連を含め、先ほどの福井地裁の判決も含め、すべてが、公選法にしても、範囲にしても...全文を見る
○横光委員 わかりました。  捜査の判断でも、いわゆる長崎地検の次席検事が、法の日に、「長崎から日本を変える」という文章を新聞に寄稿しております。ちょっと一部読みますと……
○横光委員 要するに、贈収賄、談合などの公共事業をめぐる事件や……
○横光委員 はい。  司法も、地検も、福井地裁も動いたんですから、今度は国会が動くときです。立法府が動くときです。そのことを強く申し上げて、質問を終わります。
02月25日第156回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、公述人の皆さん、それぞれのお立場からの貴重な御意見、大変ありがとうございます。  まず、伊藤公述人にお尋ねをいたしたいんですが、大変なデフレ状況、先生は、デフレスパイラルとかなりもうはっきりとおっしゃられました。それほど...全文を見る
○横光委員 正村公述人にお尋ねしたいんですが、今のように財政が厳しくなり、その中でそれを回避するにはデフレを克服するということは、私は先生も同じ考えだと思うんですが、そのデフレ脱却のために金融政策にもう余り期待をかけるべきではないというお話もございました。財政のことも、これまで財...全文を見る
○横光委員 どうもありがとうございました。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、公述人の皆さん、それぞれ専門的なお立場からの御意見、ありがとうございました。  最初に、加藤公述人にお尋ねしたいんですが、御説明の中で、日銀の量的緩和の連続で当座預金が二十兆円もある、しかもこの十六兆円はだぶついていると...全文を見る
○横光委員 ということは、ある意味では、これだけのデフレ状況を克服していくというのが政府の方針なんですが、財政、税制、いろいろなことで、金融のやる役割、これは、今までのものが余りもうこれ以上効果が期待できないとなると、これまでにできなかったこと、いわゆる非伝統的な金融政策ですが、...全文を見る
○横光委員 確かに、中央銀行の信用、通貨の信用というのが本当に崩れてしまっていいのかという問題も今提示されました、私もそこのところはちょっと同感するんですが、インフレターゲティングの制度化をしたとしても、適切なタイミングでの引き締めをどのように保障するかという疑問点を出しておりま...全文を見る
○横光委員 デフレの原因で複合的な問題があるというのは、これはみんな同じ考えなので、その中で不良債権の問題もございますね。この不良債権の処理ということも絶対必要なわけですが、このやり方、いわゆる迅速にやるべしという意見と、これはゆっくりとやるべし、デフレの中では次から次から不良債...全文を見る
○横光委員 侘美公述人にお尋ねいたしますが、デフレスパイラルに陥っているというお話でございました。  ここで、いわゆる金融が原因ではないというお話でございましたし、いわゆる投資条件の悪化を食いとめるには、設備投資の拡大、いわゆる財政の出動ということを強くおっしゃっておられました...全文を見る
○横光委員 山下公述人にお尋ねしたいんですが、本当に、観光ということが公害のない産業であるというお言葉、実に言い得て妙で、確かにそのとおりだと思います。  以前、以前というか、いわゆる祝日法の改正をしまして、三連休という法改正をいたしましたね。これのときにも、いわゆる予算を投入...全文を見る
○横光委員 では、終わります。
02月26日第156回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、四人の公述人の皆様、それぞれ専門分野からの貴重な御意見、ありがとうございました。  まず、草野公述人にお尋ねをいたしたいと思うのですが、いろいろなアンケート調査、データを提示していただきました。この五年間で一割も家計の収...全文を見る
○横光委員 次に、松本公述人にお尋ねしたいんですが、いただいた資料に「「小泉改革」の正体はセイフティネットの破壊である」というような文言もございます。これは、医療現場からの声の一部だと思うんですが、さまざまな問題点を指摘されました。  官民格差、公的病院の赤字に税金を投入してい...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。  今のお話の中で、いわゆる救急医療のこともちょっと触れられました。これはまさに医療の最先端で、命を救うか救えないかで、非常に大事なところだと思うんです。この救急医療の分野も官民の問題があると思いますし、ここはもっともっと協力的な体制というも...全文を見る
○横光委員 どうも。終わります。
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  小泉内閣がスタートして約二年になろうとしているんですが、この二年間、日本の景気がよくなったとは、まさか総理も強弁なさらないと思います。  一月の完全失業率が五・五%、過去最悪水準を高どまりして続いている状況でございます。三百五十七...全文を見る
○横光委員 デフレを克服するというのが政府の最大の課題とおっしゃっております。そのためには景気の回復が第一なんで、そのためには消費の拡大が第一なんです。  これだけの負担増で、本当に消費の拡大ができると思っておるんですか。恐らく、みんなもう不安で、貯蓄貯蓄という形になっていくで...全文を見る
○横光委員 結果的にそうなったんではないでしょうか。  大臣は、議員として法制局にお願いをしたと言っておりますが、論点整理をした上で、では何をお願いしたんですか。
○横光委員 大臣は、答弁の作成を依頼したわけではないというお答えをいたしておりますが、法制局の方も、答弁用にこの要請にこたえたのではないと言っております。  しかし、結果的には大臣は答弁にこれを使用されたわけです。ですから、これは完全に法制局の意図と違った形で大臣は使われたわけ...全文を見る
○横光委員 法制局につくってもらった想定問答、これは委員会で使用はしたんですね。
○横光委員 細野議員が質問通達したのが六時前だそうでございます。そして、六時半ごろから作業メンバー全員が法制次長室に集合して回答文書作成作業を開始した、こういった法制局の報告がございます。そして、細野議員の質問に委員会で答えたのと想定問答集が一致しております。ですから、これはもう...全文を見る
○横光委員 本当に今の総理の言葉というのは、国民はだれも信じていませんよ。これほどあれもやらなきゃ、これもやらなきゃならない上に、また法制局の問題が来て、本当にこの重責を担えるとは、私はほとんどの国民は思っていないと思います。それをかばう総理は、まさにこれから任命責任が大きく問わ...全文を見る
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、政府提案の平成十五年度予算案に対する反対討論並びに野党四党組み替え動議に対する賛成討論を行います。  小泉内閣発足以来、総理は改革なくして成長なしというスローガンを叫び続け、構造改革政策を推し進めてまいりました。そして、約二年がた...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、大臣初め、そしてまた海老沢会長、NHKの参考人の皆様、御苦労さまでございます。  今党首討論があったわけでございますが、私も見ておりました。非常に熱い討論だったと思います。イラクの大量破壊兵器の査察、まだまだ継続する必要...全文を見る
○横光委員 今お話しのように、よい番組をつくるためには受信料収入をふやさなきゃいけない。その収入をふやすための方策として、きょう、先ほどもお話ございましたが、やはりいろいろな方策があると思うんです、その収入をふやすことだけを考えるとですね。今言われました受信料収入をふやすというこ...全文を見る
○横光委員 今お話がございました。確かにそうでしょう。BSが現在一千百万、あるいは地上波は三千七百万の契約と聞いておりますが、まだまだ三分の一でございますので、余地はあるし、ここに、さらにBSの普及に努力していただかなければならないことでございます。  そのためには、やはりBS...全文を見る
○横光委員 終わります。
03月25日第156回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、お三方、それぞれのお立場からの貴重な御意見、ありがとうございました。  テレビがスタートして五十年ということになるわけですが、やはり、私たちが持っている印象、テレビのスタート時期、創成期というのは、ニュース、報道、そして...全文を見る
○横光委員 それは、やはり残虐性の部分でしょうね。
○横光委員 例えば、九・一一のテロがございましたね。あのときの映像というのは、それこそ、考えられないようなショッキングな映像でしたね。それと、今度の戦争の報道を見ると、バグダッド、きょうはもっと激しいのかもしれませんけれども、バグダッドの攻撃の映像を見ますと、あのショッキングな九...全文を見る
○横光委員 ですから、確かに、知る権利、知りたいというところはもうエスカレートするだけなんですよ。ですから、BBC……
○横光委員 ですから、そういった残虐性のこともさることながら、いわゆる取材源の確かさとかいろいろなものが、報道合戦のエスカレートによってまちまちになることだってあるわけですよ。
○横光委員 いやいや、そうじゃなくて、やはり、のべつ幕なしに画面に出ていると、結局それは、見たくない人は余り……
○横光委員 見なきゃいいんですよ。いやいや、それはそうなんです。ただ、やはり私がちょっと非常に気にかかったのは、子供たちがどうしても見ちゃうんですね。見ちゃうというか、テレビがいつもあるからどうしても見ちゃう。そうすると、そういった映像というのは、大人は判断できますけれども、子供...全文を見る
○横光委員 ですから、報道の自由を否定しているわけじゃありません。ただ、やはり戦争の報道になりますと、例えばBBCの場合は、報道の指針というものをつくって、それなりに、公平公正、そして事実、客観性というものを重要視した報道をしようという放送局もあるわけですね。
○横光委員 報道の場合の公平を言っただけで、イラク戦争の場合は……
○横光委員 それは、ですから、情報源の確かさでしょう。結局、はっきり情報源を確かめなくて、撮った映像をそのまま報道することによって偏るということだって起こるわけですね。そういったこともやはりひとつ……
○横光委員 報道の自由、そして知る権利、そういったものを否定しているわけじゃありません。ただ、やはりもうちょっと、ある程度の、何といいますか、事戦争に関しての報道は、もうちょっと……
○横光委員 いや、規制じゃない。考える必要があるんじゃないかという気がしたわけで今こういった質問をしたんです。ちょっと時間がないので、もう一つ、別な方にちょっと質問をしたい。後でそれは自由討論のときにまた出るかと思いますが。  市川さんにお聞きしたいんですが、ドラマの変遷、つく...全文を見る
○横光委員 わかりました。終わります。
05月08日第156回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。  電波利用料についてちょっとお尋ねをいたします。  平成十三年、百五十一国会で、電波利用料の使途につきましては、特定周波数変更対策業務、いわゆるアナ・アナ変換対策費というものが新たに追加されたわけですね。先...全文を見る
○横光委員 そうですよね。結局、二倍以上の、想定以上の結果になったわけですから、大変な大きな問題だと私は思うんですね。  今回の改正で周波数変更対策経費の総額が、今度は千七百八十六億円と算定されているわけですね。ところが、NHKあるいは民放、総務省、また各地域の地上デジタル放送...全文を見る
○横光委員 この対策は、今お話ございますように、二月からもう実施されているわけですね、今後八年間にかけて。この対策を進めるに当たり、今、想定していない新たな電波干渉問題等が起こっているという話も聞いておりますが、こういうことはどうでしょうか。
○横光委員 電波というのは、御案内のように、電波の特性というのは、発射してみないとなかなかわからない部分が多々ありますよね。最初の、大幅な増額になったのも、やはり、実施してみなければ、調査してみなければわからなかった問題です。これから八年間にわたっての対策の施行がもう始まっている...全文を見る
○横光委員 十四年度の電波利用料額の見直しのときには、現行の料額は妥当であるという判断をしております。三年に一度この料額を見直すということになっておりますが、その前の八年、そして十一年の見直しのときには、むしろ一部値下げという状況がありましたね。これは、いわゆる携帯無線局が圧倒的...全文を見る
○横光委員 今たしか、当時はこの対策費を含めても電波利用料で十分対応できるというお言葉でしたね。そして、電波利用料でその対策をやるということは法律で決まったと。  ただ、そのときの、十四年度の電波利用料の歳入予算が四億円、いわゆる総額五百三億円のうちの〇・八%であったと、放送局...全文を見る
○横光委員 今回、何か不公平是正をするというお話もございましたが、では、当時は不公平ではなかったという考えだったんですね、十四年度は。
○横光委員 私は、この今回の法改正は、あやふやといいますか一貫性に欠けるという気が非常に強いんですね。制度上は十三年から放送局の受益が実際に発生しているわけですから、それが、本来であるならば、不公平是正をするというなら、そのときからやっていればまだどうにか今回のことも理解できない...全文を見る
○横光委員 ちょっとよくわからないのですが。  今回の見直しは、現行の料額全体を見直すものではありません。放送局のみ料額を改定する、いわゆる放送局のみ料額を増額するという考えでございますが、このことは、言いかえれば、増額分についてはアナログ周波数変更対策経費に使用する、こういう...全文を見る
○横光委員 ですから、私は、不公平を是正するとかいう言い方であるならば、もっと早くからやらなきゃならなかった問題だと思うし、今回こういうふうになったのを、不公平を是正するという理由で提案してくるというより、やはり、実際、アナ・アナ変換に対してこれだけ膨大な、想定できない経費が必要...全文を見る
○横光委員 単純に計算して、不足分が約八百億強ですね。これはかなり膨大な金額ですね。今度の見直し、次の見直しは十六年度になるんですか。大臣は、アナ・アナ変換のための電波利用料を値上げすることは考えていないと記者会見でおっしゃいました、昨年の七月に。アナ・アナ変換のために電波利用料...全文を見る
○横光委員 やはりこれは、地上デジタル化という国策というのが大きな契機になるんですね。そこのところで、国策でやる以上、国費でやるということをやはり放送局全体がお願いをしたいというところからこの電波利用料の問題に私は来たんだと思うんです。ですから、抜本的に制度そのものを見直す大きな...全文を見る
○横光委員 余りよくわからないんですが。  結局、過去の大臣答弁でも、電波利用料の料額は、電波利用共益費用であるが、この規模というものが政府の施策のあり方によっていろいろ流動性があることにかんがみ、国会で審査されることが適当であることから料額を法定している、いわゆる電波利用料の...全文を見る
○横光委員 政令で定めるとしたことは、これまでの電波利用料制度の趣旨を見直して、新たな趣旨を持って改正することになると受け取られかねないんですが、そうであるならば、その趣旨を伺いたいと思います。今までなかった、政令で変えられるようにするということは、制度そのものの趣旨を変えるとい...全文を見る
○横光委員 そもそもこの電波利用料の性格というものはどういうものかということなんですが、いわゆる税的な意味合いを持つものなのか、それとも手数料的な意味合いを持つものなのか、どちらですか。
○横光委員 それは、手数料的な意味合いでなければ政令で決められませんよね。税だと、これは法律で決めるしかないんですから。そういった意味合いだとすると、またちょっと。  いや、私は、確かに、税的な問題とは違うという、手数料的な意味合いということを今おっしゃいましたが、そうかなとい...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。  それでは、ちょっと民主党の案にお尋ねをさせていただきたいと思います。  今回、民主党改正案の中で一番の大きなポイントは、無線局の免許手続にオークション制度を導入しようとするものであろうと思っております。午前中の質疑で、大臣はこのオークシ...全文を見る
○横光委員 終わります。
05月28日第156回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  質問をさせていただきます。  りそな銀行に対して最大二兆三千億円とも言われております膨大な公的資金が投入されることになり、実質国有化されることになりました。確かに金融危機を深化させてはなりませんし、また預金者の保護も必要でございま...全文を見る
○横光委員 私が先ほど言ったじゃないですか。そういった金融システムを守るためにはやむを得ない措置である、しかし、一方ではそういった声がわき起こっておるんで、そこに対しては説明をしろということを言っている。  それを総理は、失政ではないと言う。失政でなくて、何でこういった金融、銀...全文を見る
○横光委員 ですから、先ほどから水かけ論のようになっておりますが、本当にやむを得ない措置ですよ。ですから、そのことはわかるんです。でも、これは銀行経営の失敗責任だけでなく、日本の経済全体の責任もあるだろう。その責任者のトップリーダーはあなたである。そのことに対して、国民に対して何...全文を見る
○横光委員 つまり、その判断は、金融危機であるという判断だと思うわけです。二%で、要するに、自力ではもう回復が困難であると、そして国に申請を求めてきたわけでしょう、このままほっとけばもう完全に破綻するわけですから。  要するに、この資産規模四十数兆円という、四大メガバンクに次ぐ...全文を見る
○横光委員 確かに国民の意見はさまざまです。しかし、今私が示した二つの大新聞の世論調査は、ほぼ同じ数字なんです。さまざまじゃないんです。七〇%の人たちが構造改革から景気対策に転換してほしいと。これはさまざまですか。どこから見てもさまざまじゃないじゃないですか。主要企業のほとんどが...全文を見る
○横光委員 要するに、総理は、景気対策か構造改革かどちらかといったら、景気対策の方が多いと答えるに決まっているじゃないかと今おっしゃった。そうじゃなかった。最初に総理が就任されたころは、構造改革の方が多かったんですよ。ところが、構造改革の実態を見て、二年たったときに、こういったア...全文を見る
○横光委員 先ほどから再生、再生とおっしゃっておられるわけですから、これだけ膨大な公的資金を投入する以上、先ほどから言いますように、血税ということにつながらないように、本当に大きな責任が政府に加わったと私は思っております。  その次に、りそなグループは、地域密着型の、小口融資重...全文を見る
○横光委員 では、今度、きょうは外交も一応ちょっと触れさせていただきたいと思います。  のど元過ぎれば熱さを忘れるということになっては困りますので、ちょっとお聞きいたしますが、さきの米軍のイラク攻撃、これは、攻撃の最大の理由、大義は、イラクの大量破壊兵器開発疑惑でございました。...全文を見る
○横光委員 いずれそれはわかるだろうというお言葉でございますが、もし仮に、破壊兵器が結局発見できなかったということになったら、日本は攻撃を支持したわけですが、日本の支持の理由としてやはり破壊兵器の疑念があったわけですね、それが発見できなかった場合、総理は発見できるだろうというお言...全文を見る
○横光委員 テロ特措法を逸脱したところで間接給油をしているということを統幕議長も認めたんですよ、総理、聞いていないんですか。  これは、海上自衛艦「ときわ」がアメリカの補給艦に給油をした。その数時間後に今度は、この補給艦が空母キティーホークへ給油したんです。この空母キティーホー...全文を見る
06月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  まず冒頭、先日の、神戸市の民家で起きました火災で、三人の本当に勇敢な若い消防隊員の命が失われたわけでございます。殉職されました三名の消防隊員の皆様方の御冥福を心からお祈りいたしたいと思います。  この法案について質問させていただき...全文を見る
○横光委員 国の独法化制度がスタートした後、地方へ導入するということを決めているとおっしゃいました。それは確かにそうです。しかし、その前提として、実施状況を踏まえてと、こういうことが行革大綱にも書かれているわけですね。単に国がやったからすぐ地方へというのではなくて、国における独立...全文を見る
○横光委員 私の質問にはお答えになっておりませんが。  国は確かに一つですね。しかし、地方自治体、これは三千二百あるわけで、それぞれが独立した機関なんですよ。それらすべてが対象になっているわけです。法でいわゆる制度をつくって、先ほどからお話ございますように、ツールをつくり、与え...全文を見る
○横光委員 確かに、早くやりたいという地方六団体の中の一部もございましょう。しかし、それにこたえるために、この制度が果たして十分にでき上がった形でできるかという問題点がきょうの委員会でも多々指摘されたわけですので、そこのところを、やはりもうちょっと国の実施状況というものをしっかり...全文を見る
○横光委員 私の杞憂であることを祈っております。  地方独法の業務、これは非常に広いですね、対象範囲。試験研究、大学の設置管理、水道、交通、病院、社会福祉など極めて広範にわたっております。さらに、公共的な施設の設置管理として、およそこれまで地方自治体が公的責任を持って運営してき...全文を見る
○横光委員 もう一度、確認いたします。  こういった認可に当たって、指導をするとか、そういうことはないんでしょうね。それが一つ。それからまた、非公務員型でないと認可しないというような、そんなこともあり得ないんでしょうね。どうぞお聞かせください。
○横光委員 わかりました。  それでは次に、水道、交通、病院等の企業を経営すること、これはもともと自治体の事務の一部であったわけでございますが、「地方公営企業法逐条解説」こういうのがございます。これは総務省が出しているわけですね。ここの中では、「水道、交通、病院等地域住民の日常...全文を見る
○横光委員 これは、先ほどから御答弁されていますように、あくまでも地方公共団体の自主性によって、選択制によって独法化、選べるわけでございますが、ですから、そういったことを否定しているわけじゃない。望むところがやる。しかし、先ほど言いましたように、地方公共団体の本来の仕事、まさに市...全文を見る
○横光委員 この評価委員会というのは重要だということを申しましたが、やはり、担い手あるいは受け手、そういったことはこの後ちょっとまた質問いたしますが、いわゆる住民のチェック機能とか住民の声とか、そういったものがこの評価委員会にまでつながるということを考えたときに、非常に大きな意味...全文を見る
○横光委員 ぜひ、この問題は真剣に取り組んでいただきたい。例えば、地方交通でいえば、なかなか地方交通でちゃんとやれるような状況はもうないですよね、モータリゼーションの時代になって。しかし、これは、環境の問題に対する貢献、あるいは福祉、高齢者の輸送という問題に対する貢献、いろいろな...全文を見る
○横光委員 いや、それは、今までに比べたらかなり関与も薄くなってしまう、あるいは空洞化する可能性が高いと私は思うんです。やはり議会というのは、まさに住民の代表者ですから、住民の声を反映させる場でもあるわけでございます。そして、この法の趣旨もそこにあるわけでしょう。そういった意味で...全文を見る
○横光委員 今の説明のように、どうしても少しずつ議会の関与は薄くなっているわけでございます。  総務省の研究会報告では、地方独法が保有する文書についても情報公開請求ができるようにするための制度設計、これをちゃんと行うことが適当である、こう述べておりますが、この法案では、情報公開...全文を見る
○横光委員 外に出るから、はい、さようならですよというふうなことにならないように、やはり、住民の求める情報公開、これに積極的に対応していただきたいと思っております。でなければ、いろいろな地方独法では、公開制度がなければ、住民の監査請求制度やオンブズマンの情報公開請求など、住民参加...全文を見る
○横光委員 はい、わかりました。  それでは次に、法人設立時に該当職場に所属する公務員は、別に辞令を発せられない限り自動的に法人の職員となります。そして、非公務員型の法人の場合は公務員の身分を失うことになるわけですね。  独立行政法人の業績などを理由に、こういうことはあっては...全文を見る
○横光委員 地方独立行政法人に移管させる前に設立団体の職員に対して配転命令を出すことにより特定の者を自治体職場から排除するために用いられること、これも、そんなことはあり得ないよということになろうかと思いますが、私が言いました特定の者というのは、例えば労働運動に一生懸命な人とか、あ...全文を見る
○横光委員 もう時間がございません。最後にちょっと一言、公立大学の件でお聞かせいただきたいと思います。  地方公共団体と公立大学の自主的な判断として、結局、法人化を選ぶ、あるいは選ばないということができるわけですよね。となりますと、法人化を選ばずに、あえて従前どおりの直営形態の...全文を見る
○横光委員 終わります。
06月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、沖縄決戦が終結した日でございます。沖縄慰霊の日でございます。亡くなられた方々すべての御冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。  まず、質問に入る前に、総理の三権分立を無視したあの不規則発言、あのことに対しまして強く抗...全文を見る
○横光委員 イラクの復興を支援することを否定するものではありません。しかし、今回の法案は、先ほど言いましたように、現地の状況が果たして十分把握できた上での法案なのか。いろいろな意味から、私は、かなりずさんな法案じゃないかと思うんですね。  そもそも、この提出の過程において、大量...全文を見る
○横光委員 確かにバランスというものは必要ですし、そのバランスをとるということが非常に難しいことはよく承知しております。骨太の方針第三弾で、最初は公的年金給付の抑制という文言がございました。このことに対しまして、非常に与党の中で反発の声が上がり、結局、抑制という言葉が調整という言...全文を見る
○横光委員 確かに、所得の多い高齢者もいらっしゃいますし、現役世代のことを考えますと、そういった方の場合はやはりそれ相応の負担はやむを得ないと思っております。  ただ、給付の面ではなくて、今どちらでやるか決められていないというお話ですが、これはやはり税の形でやっていくべきであろ...全文を見る
○横光委員 今、文科大臣がお話しされましたが、まさに教育というのは国と社会の礎である、このことに対しては異論を挟む人はいないと思います。そして、大臣のお話にございましたように、世界から本当にこの制度は高い評価を得ているわけで、とりわけ敗戦後、短期間で日本の経済がこのように驚異的に...全文を見る
○横光委員 もう総理の今お話を聞いていると、むなしくなるばかりです。百万を五万に、公開するために下げたんですよ、公開基準を。そして、みんなそのことに従って努力してきたんですよ、今日まで。それをさらに透明化しようというのに、今度二十四万まで不透明にしようとするんですから、何が前進で...全文を見る
○横光委員 ですから、そこのところを、私は、前進するとか改善するとか配慮するとか、今まで答弁されていました。そういった言葉がむなしくなるばかりです。言葉ばかりが躍っている。このような、国民は決して今回の法案は——甘く見ちゃいけませんよ、国民はとうとい権利を持っておるんですから。
○横光委員 この一年以内で選挙があるわけです。しっかりと国民はこのことについて審判すると思っております。  終わります。
07月10日第156回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  電気通信業界の技術革新、これはもう御案内のように、目覚ましいものがあるわけでございます。正直言って、利用者の方がついていくのが精いっぱいだというような実態でもあろうかと思います。通信のブロードバンド化や、そ...全文を見る
○横光委員 確かに、サービスの多様化あるいは料金の値下げ等、国民利用者にとってもプラスになるものがあろうかと思いますが、それと同時に、今言われたように、技術革新が進めば進むほどいろいろな不正あるいは苦情というものがこれはどうしてもつきまとうわけで、そういったことの対応について、私...全文を見る
○横光委員 わかりました。  今回の改正、一番中心は、いわゆる一種、二種の事業区分の廃止でございます。この二種電気事業者、これはこれまでも登録、届け出制だった、つまり、もともと規制は厳しくなかったわけですね。要するに、事業区分の廃止の恩恵といいますか、プラスになるのは第一種電気...全文を見る
○横光委員 今、二種のメリットの中で、約款等の事前届け出義務の廃止によっていわゆる相対契約が結ばれるようになる。確かにそうなりますね。  しかし、これも、言ってみれば、結局のところ、大手の事業者と大口の利用者、いわゆる企業ユーザー、こういったところがさらに相対契約によって大口の...全文を見る
○横光委員 今、競争の中でいろいろなサービスが展開され、そしてまた、利用者がそれを選択できるメリットもあるということでございましたが、料金・サービス規制を緩和して、そして事業者間の競争を促す中で、強引な勧誘やあるいは契約時の説明不足によるトラブル、これが現実でも後を絶たないわけで...全文を見る
○横光委員 また後で、ちょっとそういった利用者のいろいろな苦情問題についてお尋ねしたいんですが、この緩和の中に第一種電気事業の許可制の廃止、いわゆる設備の設置区域及び規模による登録制または届け出制への移行ということがございます。  電気通信事業への参入の際、電気通信回線設備の規...全文を見る
○横光委員 今、インフラ部分で見れば、設置区域及び電気通信回線設備の規模という基準についてちょっと説明ございましたが、いわゆる登録制または届け出制、この区分というのは、総務省令で決めるというより、これまで法律で決められていたわけですから、この基準については法律により定める必要があ...全文を見る
○横光委員 それでは、休廃止の許可制の廃止、これも届け出制への移行となります。  電気通信事業者が休廃止をしようとする場合、これは、これから競争がさらに激しくなれば、突然事業を打ち切るというような業者も恐らくたくさん出てくるだろう。アメリカでは、実際、非常にふえて、このことがい...全文を見る
○横光委員 こういった事業をやめる業者は恐らくふえると思いますし、そういった意味で、利用者への事前通知というのは非常に大事であろうかと思っております。またさらに、利用者に確実に周知することが重要と考えておりますが、その周知方法、いろいろな方法があろうかと思います。電子メールとかい...全文を見る
○横光委員 この周知期間また周知方法、これは利用者にとって、混乱を来さない意味で非常に重要でございますので、十分なる対応をしていただきたいと思います。  電気通信事業者が事業を廃止する場合、「利用者の利益に及ぼす影響が比較的少ないもの」、これは利用者への周知義務を除外しておりま...全文を見る
○横光委員 「影響が比較的少ないもの」というふうになっておりますが、少しでも影響があれば、やはり私は除外すべきじゃないという気がしているわけですね。これがやはり利用者への十分なる対応だという気がしてならないわけでございます。  今回の改正で、休止あるいは廃止に際して、利用者への...全文を見る
○横光委員 事前に利用者に周知せずに休廃業した電気通信事業者に対して、改正案では何らかのペナルティーを科しているんでしょうか。
○横光委員 今、業務改善命令を出せるということでございますが、それだけで利用者保護のルールの実効性が保たれるかどうか非常に危惧をしております。今、裁判の件もおっしゃいましたが、やはり裁判所で、民事裁判で訴えるというものであれば、簡便な方法を早急に検討すべきじゃないか、このように考...全文を見る
○横光委員 かつて、迷惑メールあるいはワン切り、すさまじい被害が増発しまして、結局、法整備いたしましたね。このことによってトラブルは非常に減少傾向にあると聞いております。このように、まず事業者に対処させて、問題が深刻化してきたときにやっと法改正という、その前の対応というものをやは...全文を見る
○横光委員 こういった悪質な業者もおるわけでございます。  改正案では、苦情、問い合わせに係る迅速処理義務を電気通信事業者にのみ課しておりますね。これは、総務省の資料によりますと、携帯電話の契約代理店の営業にかかわる苦情や相談の件数は、五年前に比べて五倍以上にふえている。つまり...全文を見る
○横光委員 たとえ処理義務の規定がなくても、この法律の施行までに、契約代理店等に対して、苦情、問い合わせに対して誠実に対応するよう私は指導すべきだと思っております。  次に、NTTの公衆電話あるいは固定電話、さらにはユニバーサルサービス等の問題についてお尋ねしたいんですが、NT...全文を見る
○横光委員 この公衆電話もそうですが、固定電話もやはり、新規設備投資の凍結によって、固定電話網の機能を維持することが難しいようなことが将来起こりかねない。この固定も公衆電話も、ユニバーサルサービスであることを考えれば私は重大な問題だと思うんです。  ユニバーサルサービスを、義務...全文を見る
○横光委員 接続料の値上げ、いわゆる東から西へ交付するという措置を講じたわけですが、これはいわゆる東西のサービスエリア、条件不利地域、こういったことを考えますと、今後も東西の格差は生じることが予想されるわけですね。そうしますと、やはりまたこの接続料の問題につながっていく。でなくて...全文を見る
○横光委員 終わります。
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。  まず最初に、九月二十六日未明に発生をいたしました十勝沖地震で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。  また、ことしの北海道は、この地震の被害のみならず、台風やあるいは冷害、こういったものが不況の上に覆いかぶさってきた...全文を見る
○横光委員 今御答弁ありましたように、政府にとりましては大変厳しい判決だと思います。  これと同様の事件がチチハル市で本年八月に発生しています。一名が亡くなられて四十数名の方々が入院するという惨事が起きたわけですね。このことに対して福田官房長官は、温家宝首相とお会いになられ、適...全文を見る
○横光委員 ニーズがなくなったとは言っていません。しかし、もう相当ニーズも少なくなった状況にあるということは、今説明ありましたね。しかも、ラムズフェルド国防長官が既に五月に、アフガンに対する作戦はもう一応区切りがついたと発言しておるんですよ。その発言一言とってみても、もうテロ特措...全文を見る
○横光委員 ニーズが少なくなった、ラムズフェルド国防長官はもう一応作戦は区切りがついた、そして、必要であると言って出したイージス艦も行っていない。いろいろな状況を見れば、もう状況は、我が国のやるべきことはもうやったということになるわけでしょう。百二十一億という膨大な金を使って貢献...全文を見る
○横光委員 総理はかねてから、アメリカとの同盟関係の強化ということをおっしゃっておられます。これは、同盟関係、日米同盟の重要性は私もよくわかっております。しかし、本当の信頼関係を築くには、何でもかんでも、はいはいという形では、私は信頼関係は築けないと思うんです。  フランスやド...全文を見る
○横光委員 あなたは郵政事業の所管大臣ですよね。本来であれば、総理の民営化の先頭に立つはずの立場ですよね。そのあなたが、そして今のような答弁をされたそのあなたが、就任後のインタビューで、ではなぜあのような発言をされたんですか。まるで、あの発言の内容は、ほぼ民営化はできない、難しい...全文を見る
○横光委員 私は、あなたの最初のインタビュー、ある意味では所信ですよね、大臣に就任された後の思いですから、これは所管する省の抱えている課題や問題点や抱負を述べられたと思うんですよ。ある意味では本心を述べられたと思うんですね。ですから、そういった意味では、決して言ったことが私は間違...全文を見る
○横光委員 総理、私が聞いたのは、もう時間がないんですから、政党支部への数の規制をどうするか、あるいは公共事業受注企業の献金は規制をどうするかということを聞いたんですが、全然答えにもなってないし、やる気が全然見えません。  私たちが政権をとったら、この二つ、即やりますよ。実行し...全文を見る
○横光委員 いや、私は、効率化とか市場化とか大規模化では、今言われたような自給率の向上とか環境保全とか、そういった多面的機能は全然だめになっていくと思いますよ。もちろん、申すまでもございませんが、農業、食糧というのは、人間の生存に不可分のものでしょう。切っても切れない。ここが工業...全文を見る