横光克彦

よこみつかつひこ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

横光克彦の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第162回国会 衆議院 本会議 第3号
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○横光克彦君 社民党の横光克彦でございます。  私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、総理の施政方針演説初め政府四演説に対し質問をいたします。(拍手)  まず初めに、昨日の民主党の岡田代表に対する総理の答弁姿勢でございますが、余りに誠意を欠いた答弁であると言わざるを得...全文を見る
01月28日第162回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。  先ほどからお話ございますように、昨年は本当に信じられないような、当たってほしくない大災害の当たり年になってしまいました。集中豪雨、そして相次ぐ大型台風の直撃、これがまた沖縄からほぼ日本列島を縦断して北海道ま...全文を見る
○横光委員 三月ですから、大体三月中旬、下旬になろうかと思いますが、それまでにはまだまだいろいろな、東北、北海道等では大雪等で除雪ということもあり、こういったことも対策として加算されていくわけですから、まだ算定内容はわからないということでございますが、いずれにしても、十二月交付の...全文を見る
○横光委員 これは省令を変えることなく十分対応できるということでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  また、こういった災害対策、こういったことで被災地等への配分がふえる、これはもう当然のことでございますが、これにかてて加えて、私先ほどからしつこく言っており...全文を見る
○横光委員 終わります。
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  質問をいたします。  まず最初に、お願いでございますが、一月三十一日に東京地裁で、ハンセン病元患者に対し国側は請求どおり五千万円全額を支払うよう命じる判決が下されました。当然控訴を断念されるとは思いますが、総理のお考えをお聞かせく...全文を見る
○横光委員 私は、今回のこの元患者さんの全面勝訴という判決を聞いて、改めて国のハンセン病政策の罪深さというものに対して怒りを禁じ得ませんでした。  どうか、長年にわたって苦しんできたこの女性にようやく司法の場から救済の手が差し伸べられたわけでございますので、今度は政治の場から手...全文を見る
○横光委員 余り危機感がありませんね。八四%あったのが三三%です。私は、ここまで下がるにはやはり下がった理由があると思うんですね。総理は今言われませんでしたが、さまざまな私は理由があって、それが集大成されてこのような今の国民の声になっているのではなかろうか。  いわば市場万能主...全文を見る
○横光委員 私が聞いたのは、私有財産には公費は支出できないとずっと言い続けておられる。その理由として、公共性がないからだという理由なのかと聞いておるんですが、まあそういうことでしょう。  しかし、省庁再編の前の旧国土庁ですね、災害対策の省庁でございましたが、この国土庁の被災者住...全文を見る
○横光委員 今言われたように、そういったこともやっていますが、今ある支援法はほとんど利用されていないんです。なぜかというと、いろいろな制限があるんですね、要件が。いわゆる年収とかあるいは年齢とか、そういう要件がある。  ですから、一カ月前の内閣府の報告では、あれだけ災害があった...全文を見る
○横光委員 一番不備な部分だけは何とか埋めようという意思表示が今ございました。これによって、現在被災された方は随分この支援法を活用する道が開けたと思っております。しかし、最終的には、やはり本体の再建のために国がサポートする、そういった法律の成立のためにこれからも我々は努力してまい...全文を見る
○横光委員 私は、しつこいようですが、ほかの政党の人が起こした問題ならいいと思うんですが、自民党が起こした問題で国民が証人喚問を求めているのに、自民党の総裁がそういった姿勢じゃ進みませんよ。  一言、やはり説明責任があると、疑惑を持たれたならばそういった場で説明すべきだと総理は...全文を見る
○横光委員 私が聞いているのは、なぜ、同じ活動費なのに、片一方は直接もらう、片一方はほぼ一週間後ぐらいに、同じ活動費として出たのにもかかわらず、片一方は森派を経由する、ここがわからないということ。  そして、森派を経由したということは、事務総長から受け取ったということですか。ち...全文を見る
02月14日第162回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問いたします。  先日の北朝鮮の声明に対して、先ほど茂木議員から、瀬戸際外交、それも時代おくれの瀬戸際外交という言葉がございました。私もそのように思っております。その瀬戸際外交に輪をかけて、今回は、あの声明は、いわゆるおどしのカードを...全文を見る
○横光委員 今までやってきたというのではなく、今回の声明を受けて新たに、それぞれの国が対応するのではなくて五カ国が一堂に会して、そして五カ国のまず共通認識は、六者協議にもう一回入ってくるということが最大の共通認識でございますので、そこのところをまず一点に絞って、五カ国が協議の場を...全文を見る
○横光委員 この声明の中には拉致の問題も含まれております。十一月の日朝実務者協議では、本当にずさんで不誠実な対応でございました。特に、横田めぐみさんの遺骨がDNA鑑定の結果別人のものと判明したわけでございますが、被害者の家族の皆様方の怒りや失望、これは当然でございますし、また、国...全文を見る
○横光委員 もちろん対話は重要でございます。しかし、これまでの経緯を見てみますと、果たして十分な対話の状況があったかどうかということを考えなければなりません。これまでの対応を見ますと、極めて非常識な対応であり、誠意のかけらも感じられないわけでしょう。要するに、そういった中でなお対...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  大変多くの被害者を出して、今なおその被害が続いている非常に衝撃的な事件が薬害エイズ事件でございました。この薬害エイズの被害を早急に防止することができなかった、その責任を厚生省が認めたわけですが、その決め手となったのが、いわゆる責任を...全文を見る
○横光委員 今いろいろ御説明がございましたが、なぜ非公開にしなければならないのかの説明にはなっておりません。当然、これは公開して何ら問題ないわけでございます。国民の声を遮ろうとする、そういった意識さえこの非公開という形では見えてしまうんです。  しかも、この第一回が非公開からス...全文を見る
○横光委員 今、検討会の状況の説明がございましたが、見直し、改善、これでいい、法改正の必要はないという意見で、大勢でまとめられようとしているということの報告でございましたが、本当にそうでしょうか。先ほどの沖縄の管轄の拡大、これも大事な問題でございます。これまで多くのしわ寄せ、痛み...全文を見る
○横光委員 不開示の問題では、開示はちゃんとされているというお話でございましたが、私はそのほかにもいろいろな問題点を指摘いたしました。こういった問題は法改正でしか難しいと私は思っておりますし、来月、十一回目の審議がきょうあったんですね、最後はあと一回でまとめるかと思いますが、私は...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  党首討論、熱い討論の後、また、こうして文科委員会でお疲れのところ、私、最後、時間を与えていただいておりますので、どうかひとつおつき合いのほどよろしくお願いを申し上げます。  私も、最初、先般の大阪府の寝屋川市の中央小学校での本当に...全文を見る
○横光委員 今、省内に安全な学校づくりの方策を検討するプロジェクトチームをつくった、そしてまた、いろいろな対策に取り組んでおると。また、学校においても、それぞれ、PTAあるいは地域の人々と連携協力しながら、学校の安全体制づくりに積極的に取り組んでいるところもあるわけでございますが...全文を見る
○横光委員 遅いんじゃないんですか。挙げてこういった問題は、教育委員会が取り組まなきゃならないことを校長先生がみずから取り組んだ。それが今回明るみになったわけです、こういう悲惨な事件を教訓として。そうした場合は、やはり教育委員会のあり方というものを文科省はしっかりと指令を出す、指...全文を見る
○横光委員 開かれた学校づくりとともに、なおさらに、それにかてて加えて安全対策をやる、私も同感でございます。  午前中、大臣は、こういった事件はどこまで防げるのか、例えば後ろからああいった行為をとられたらどう防げるのか、あるいは、社会一般にもそういうことはあるというお話もござい...全文を見る
○横光委員 どうかよろしくお願いを申し上げます。  それでは次に、昨日、本会議で趣旨説明、質疑が行われました義教費の件についてお尋ねをいたします。  これは、十七年度の義教費負担金の暫定的な減額措置が行われるという法案でございますが、先ほどからずっと大臣もお答えのように、ある...全文を見る
○横光委員 かねてから言われております財政論の立場からではなく、教育論の立場から検討を進めるというのが平成十四年末の三大臣合意の基本であったわけでございますし、また、鳥居中央教育審議会会長は、義務教育の将来像に責任を持って答えを出したいと言われておりますし、そういった中で、あくま...全文を見る
○横光委員 わかりました。  その中教審ですが、今度、メンバーも新たな新メンバーも加わって審議が始まっているわけですが、この三十名中二名が空席という異常な状況でスタートしているわけですね。この二名というのは、地方六団体が要求している三名の委員枠の求めに対して文科省が二名という地...全文を見る
○横光委員 いや、そうはいっても、もう審議が始まって、もう義務教育制度のあり方とか義務教育国庫負担金のことも審議がスタートしているんでしょう。それで、この中で、欠員のままスタートを続けるわけですか、それとも地方との協議がちゃんと調わなければ中断するんですか、そこのところをちょっと...全文を見る
○横光委員 中教審は申すまでもなく文科大臣の諮問機関でございますし、当然のように文科省にはこの審議会を正常化する責任があるわけでございます。一刻も早く正常な形で、この重要な課題を審議するわけでございますので、異常な形で審議したって信頼がありません。ですから、正常な形で一日も早くま...全文を見る
○横光委員 適切に措置されることが必要だと言われましたが、それは当然のことでございます。また、取り組み状況を把握して、その実態を調査することはできるかと思うんですが、その結果、どうなんですか。そこまでなんですか、文科省としては。その結果、先ほど言ったような薄い、厚いという状況が生...全文を見る
○横光委員 以前、学校図書整備費が一般財源化されて、結果、なかなかそれがほかのところにも使われるというような現実も起きたわけですね。今回は非常に弱いところの人たちがしわ寄せになることがないように、今、調査して、その上でまた指導もするという意向を示されましたので、どうかよろしくお願...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  まず最初に麻生総務大臣にお尋ねしたかったんですが、きょうは出席できないということでございますので、中川大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  いわゆるNHKの問題ですが、きょうは、NHKがどうのとか朝日新聞がどうのとか、あるいは圧...全文を見る
○横光委員 十二日に最初の報道があった。そして、十三日には政治的圧力はかけていないというコメントをされたけれども、十二日の報道の細かいことには否定はされておりません。  そして、十四日これが一変して、変わっておるんですね。つまり、パリでの記者会見、今のお話にございました、そこで...全文を見る
○横光委員 余計なお世話かもしれませんが、これだけ中川さんのことを個人的に誹謗中傷されて、ありもしないことを書かれたということが事実無根であるというのならば、これは党の問題というより、先生御自身の問題でございますので、最後の法的措置ということを言われたんですから、当然告訴をされる...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、公述人の皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございました。私も、時間の関係で全員にいろいろとお尋ねすることはできませんが、よろしくお願いいたします。  まず、河野公述人にお尋ねをいたしますが、河野さんは、現在の景気状況、...全文を見る
○横光委員 であるならば、なお、ちゃんとした、そんな途中で変えることを予測してまで今行うべきではないのではないかというのが私の意見なんです。  一方、勤労者の代表であります久保田さんのお話では、景気に対する考えとしては、実感なき景気回復であるというお言葉がございました。  そ...全文を見る
○横光委員 今お話がございましたように、社会保障全体を考えますと、膨大な形の経費がかかってきているのが現実でございます。ですから、これは年金だけの問題ではない、医療、介護含めての、おっしゃる社会保障制度の一体改革の必要性があるのは論をまちません。  政労使の社会保障制度のあり方...全文を見る
○横光委員 どうもありがとうございました。  酒井公述人にお尋ねをいたします。  先ほど詳しくイラクの現在の状況、あるいはこれから予測される状況をお話しされましたが、正直言って非常にわかりません。混乱をしているなということだけしかわからないんですね。  そういった中で、ちょ...全文を見る
○横光委員 先ほどもちょっと質問されましたが、イラクへの自衛隊の貢献なんですが、本当に役立っているのかという状況に今あるのではないか、十分貢献してきたわけですが。こうした中、今度オランダ軍が撤退する、そしてイギリス軍さらにはオーストラリア軍が、警護といいますか、そういった形でサポ...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。終わります。
02月28日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問させていただきます。  国民議会選挙が終わりまして、外務省の報告では、駐留多国籍軍、イラク治安部隊と武装勢力の衝突、車爆弾、ロケット弾等によるテロ等の事案が発生しており、依然として予断は許さない状況である、こういう御報告でございます...全文を見る
○横光委員 今いろいろ述べられましたが、ニーズがあるということ、確かにニーズはそれはずっとありますよ。しかし、もう自衛隊でなくてもできるニーズもあるということ、そして、これまで自衛隊が活動したことは評価されているというお話がございましたし、それはそれで、これまでの活躍を私も否定し...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、大臣、予算委員会から総務委員会、また予算委員会、総務委員会と、本当に御苦労さまでございます。また、委員の皆様方も大変お疲れだと思いますが、いましばらく御協力をお願いしたいと思います。  財務省と総務省そして地方団体、この...全文を見る
○横光委員 先ほど私が申し上げましたように、地方はこのことによって非常に状況は悪くなっているわけですので、そういった面では、今の御答弁、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  また、地方交付税として配分される額のうち、過去の地方債の元利償還費がどのくらいのウエートを占めるのか。...全文を見る
○横光委員 地方にとっては、臨財債の元利償還分については後年度地方交付税で措置されると言われておるんですが、この赤字地方債を埋めるためにまた赤字地方債を使う、これが現実なんですね。そして結局、先送り先送りの形で、さらに利子がかさんでくるというような現状があるわけでございます。です...全文を見る
○横光委員 地方財政計画の策定プロセス及び地方交付税の算定プロセス、こういった地方六団体が参画した上でちゃんと協議をしていただきたい、このことをお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月02日第162回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、肝心かなめの税源移譲については二年間で三兆円を目標としながら、二〇〇四年度実施分の〇・六兆円が含まれた実質一・八兆円の税源移譲しか...全文を見る
03月08日第162回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  私も、どうしても定率減税の縮小そしてまた廃止へ向かうという動きがなぜ今なのかという気がしてならないんですね。先ほどから、予算委員会からもずっとこの一点に絞られておると思うんですが。  確かに政府の方は、景気は当時よりはよくなった、...全文を見る
○横光委員 確かに、今御説明されたように、よくなっている部分もあるわけでございます。とりわけ企業収益のことをおっしゃいました。しかし、まだまだほんの一部の大企業の状況でございまして、これは中小企業や地場産業にまで及んでいないわけですね。そして、この企業収益が企業の中にとどまってお...全文を見る
○横光委員 いずれにいたしましても、私は、これは今やるべきときではないということを重ねて申し上げまして、質問を終わります。
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、地方税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、個人住民税の定率減税の縮小です。  そもそも恒久的な減税は、定率減税だけではなく、所得税、住民税の最高税率の引き下げや法人関係税率の...全文を見る
03月11日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  まず下村政務官にお尋ねしようと思ったんですが、先ほど御答弁いただきました。ただ、一言申し上げておきたいんですが、政務官という立場でないという発言でございましたけれども、やはりここを切り離すということは難しいと思うんですね。やはり、下...全文を見る
○横光委員 地方分権に資するかどうかはこれからだということですが、事文部科学関係、教育関係では、先ほど地方の裁量拡大にはそんなに資するものではないというような趣旨のお話もございました。  このように、総理が言っていることは、最初総理に就任のときの所信表明であるあのいわゆる米百俵...全文を見る
○横光委員 そうはいっても非常に心配なわけですが、その点、麻生総務大臣の先般の予算委員会の答弁では、いわゆる義務教育の教職員の配置というのは標準法がございますから、標準法というようなきちんとした基本のところだけ定めておけば、御懸念のようなところは余り起こる可能性はないのではないか...全文を見る
○横光委員 今回のこの問題で、政府・与党合意で、いわゆる十七年秋の中教審の答申を得て、そこで結論を得るということで合意されております。  この政府・与党合意の中には、文科大臣、先ほどからお話ございますように、参加されておりません、参加されておりませんけれども、このように中教審で...全文を見る
○横光委員 文科大臣は所信でいろいろおっしゃっております。子供たち一人一人がこの世に生を受けたありがたさを実感し、一生を幸せにかつ有意義に生きることができる土台をつくるという二つの目的を持っている、そういうふうに考えておると。その根幹は、憲法の保障する教育の機会均等とおっしゃって...全文を見る
○横光委員 義務教国庫負担金が減額、そしてそれを税源移譲特例交付金で措置する、つまり同額をきちんと措置するのであるのならば、何も今回の法案は出す必要はないんじゃないかと素人ながら思うんですが、これまでどおり義務教育費国庫負担金として負担すればいいのではないかと思うんですが、その点...全文を見る
○横光委員 それは、法律改正の必要性はそのとおりでございますが、なぜ、同額を措置するのなら、私は義教費国庫負担金を減額して税源移譲特例交付金で措置する必要があるのかと不思議に思うわけでございますが、そうなった以上、この法律の改正というのは、これは当然のことだということはよくわかる...全文を見る
○横光委員 中教審は大臣のもとで法令に基づいて設置されている審議会でございますが、細田官房長官が座長をしているこの国と地方の協議機関というのは何に基づいて設置されているんでしょうか。おわかりですか。
○横光委員 そこには文科大臣も参加されているんでしょうか。
○横光委員 しかし、例えば中教審の義務教育費国庫負担制度の論議というものがそこでもし行われるとしたら、当然私は大臣は正規のメンバーとして入らなきゃならないという気がしてならないんですね、都合のいいとき呼ばれて意見を聞かれるようでは。もっともっとやはり重い立場にあろうかと私は思うん...全文を見る
○横光委員 先ほど総理は「等」とか言ったんですね、中央教育審議会等ということを言って、どうもそこのところがあいまいで、今大臣は、中教審が最終結論ということなんですか、もう一度お聞かせください。
○横光委員 その中教審の結論というのはもう最大限、当然のごとく尊重されることなんですね、その後の協議会の場でも。
○横光委員 わかりました。  ちょっとそのほかのことで一つだけお聞きしておきたいんですが、今回の義教費国庫負担のほかに、いろいろな形で整理合理化される補助金がございます。  その中で、就学困難な児童及び生徒に係る就学援助、これは、家庭の経済的理由で就学が困難な児童生徒に対して...全文を見る
○横光委員 今言われたように、違反するものでないとするならば、それがちゃんと担保できるようにしっかりと、私は準要保護者に対する就学援助の状況を文科省としてはチェックしていただきたい、このことを申し上げまして、質問を終わります。
03月15日第162回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  受信料で成り立っているNHKで、受信料の不払い件数が一月末で三十九万七千件、そしてまた三月末これが五十万件に達するであろうとNHKみずから見通しを立てておりました。しかし現実には、先ほど会長の御答弁にございましたように、既に二月末現...全文を見る
○横光委員 はっきりとした御答弁ではございませんが、かなりの思いが今聞けました。本当に、皆様のNHKというところに戻るために、新会長の私は果敢なる決断を期待いたしております。  終わります。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をいたします。  一般家庭の受信契約数は、全国で三千四百七十五万世帯、二〇〇三年度末で。契約率は、先ほどお話がございましたように、八一・三%。善意で成り立っているにもかかわらず、これだけの視聴者が受信料を払ってくれている。なぜですか...全文を見る
○横光委員 今、不払いの方たちが急増しておりますが、いろいろな問題点で、そういった理由で拒否している人があるわけですが、今述べられたのは、政治とNHKのあり方について意見を、疑問を感じてこういった行動をとっておるわけですね。やはり、先ほどからお話ございますように、NHKと政治との...全文を見る
○横光委員 しかし、まず普通ではあり得ないでしょう。異例中の異例なんでしょう。異例中の異例だと私は思いますよ、放送総局長が編集現場に入って番組の改編の指揮をとるというのは。  NHKは、自主的に判断して編集したものであるとこれまでずっとおっしゃっておられます。私も昔、仕事柄、編...全文を見る
○横光委員 今のような説明では全然納得できませんね。第一、一分一秒貴重な番組を四分切るということは、大変な問題なんです。それを自主的な判断でやったなんということは到底信じられない。このことは申し上げておきます。  そして、こういったことの現実の後に、現場が現在果たして萎縮せずに...全文を見る
○横光委員 しかし、今回は、その放送総局長が編集現場に入る前に、いわゆる政治家と会ったということの後ということで、大きな疑念を抱かれたわけです。そういうことがないように、私は、これからは編集現場はあくまでも自由に自主権を与えて、編集権を与えるべきだという気がしてなりません。  ...全文を見る
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について、不承認の立場から討論を行います。  NHKは、国民・視聴者の負担する受信料により維持運営される公共放送でありながら、協会職員による経費の不正支出、私的流用、不適切な...全文を見る
03月17日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  この法案も間もなく採決という運びとなっております。私は、義務教育費国庫負担制度そのものを崩壊しかねない、またその突破口になりかねないような法案が文科委員会で審議される、そして採決しなければならない、このことは非常に残念であると思って...全文を見る
○横光委員 確かに国会の運営のことでございますが、法案の責任者としては、やはり今回そういった場がある意味では奪われてしまったんですが、これからまだまだこの問題は、中教審等、秋に向けて結論を出すわけですが、そういう意味でも、さらに国会でそういった場を持つべきだ、そういう必要性はお持...全文を見る
○横光委員 私は、責任者であれば堂々と、もっともっと、国会に意見を言うのもはばかるけれども、それでも責任者としてはいろいろな意見を聞く場をつくってほしかったということをやはり言ってほしかったと思いますね。私は、やはりそれぐらいの大きな法案だという気がしてなりません。  また、そ...全文を見る
○横光委員 よろしくお願いをいたします。  それでは、質問に入らせていただきます。  今回、文科省が、義務教育改革に国民の意見を反映させたい、そういったことで、全国的な調査を実施すると発表しております。もう実際始まっているんではなかろうかと思っているんですが、いろいろな立場、...全文を見る
○横光委員 それはどうしてですかね。義務教育改革のことでの意見を聞くわけですので、その根底には、義務教育国庫負担制度というものが必ず結びつくわけですよ、密接に。そのことを聞くのに、何でその根底のところを、すべての人に聞けと言っておるんじゃないんです、せっかく調査するならば、教育委...全文を見る
○横光委員 二十六年度がピークということでございますが、それでも相当な累積額になるということが書かれておるわけです。そういった将来推計も、苅谷グループと同じような見通しを文科省は持っておるということでございます。  やはり、このデータは、先ほど質問もございましたけれども、これだ...全文を見る
○横光委員 よくわかりました。私は同じ思いで、地方の改革案ということをまとめられておりますが、将来の状況、二十六年度状況、ピークのころのことを考えると、地方団体の皆様方はまさに、かつて一回、義務教育費国庫負担制度が廃止され、一般財源化され、さらにそれが再び国庫負担制度となったわけ...全文を見る
○横光委員 よくわかりました。まさに、地方六団体の改革案といっても、地方の議会の要請等を見ると、これがすべてそのままであるかどうか非常に疑問があるというような趣旨のお話でございました。  まさにそうでしょう。まさにこれは財源論だけ、地方分権、地方分権といいながらも財源論だけで、...全文を見る
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  今回の法案の中心は、いわゆる三位一体改革の一環として義務教育費への国庫負担金を、十七年度分限りとはいえ四...全文を見る
04月14日第162回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  竹中大臣にお尋ねをいたします。  午前中の五十嵐議員の海外出張の件でちょっと補足して質問させていただきたいと思うんですが、ことしの通常国会以降は海外には出張されていないという御答弁をされました。しかし、大臣は、大臣就任以降たびたび...全文を見る
○横光委員 わかりました。今のを確認しますが、要するに、公務以外、プライベートでは外国に大臣就任以後行ったことはないということでよろしいですね。それでよろしいですね。
○横光委員 竹中大臣の現在のところの職掌、所掌は、内閣官房の伏屋内閣官房副長官補のもとに置かれた郵政民営化準備室と連絡をとりながら、企画及び立案並びに総合調整に関する事務を行うという大臣である、このように解釈してよろしいでしょうか。
○横光委員 いわゆる郵政事業全般の企画立案等は総務省でございましょうが、今の内閣官房のもとでの郵政民営化準備室という形での企画立案、総合調整というのが今の担当であるということ。  であるならば、今回の、今大変大きな問題になっております、去る五日の本委員会での出席拒否の件ですが、...全文を見る
○横光委員 それを聞いているんじゃなくて、あなたの立場からすると、こういった郵政の民営化に対する集中審議が行われる場合は率先して本来なら出なければならない立場であるという認識はされておりますかということを聞いておるんです。
○横光委員 あなたは先ほどから、あるいは本会議での答弁でも、情報伝達が十分でなかったということをおっしゃっております。ところが、先ほど西川副大臣は、与野党間で調整中と聞いていたので、大臣にその旨を伝えたと。大臣も先ほどから、調整中と聞いていたと。つまり、十分に情報は伝達されている...全文を見る
○横光委員 調整中と聞いていたとあなたはずっとおっしゃっている。では、調整中と聞いたら、何の調整中であるかということは当然確認していると思います。いわゆる出席要請があったことに対して調整中である、そういった認識はされておったんですね。
○横光委員 つまり、出席要請があったということはもう確認した、しかし、その時点では調整中であるということも報告を受けた、それでよろしいですね。出席要請があったということは認識していたということですね。
○横光委員 四月五日に出席されなくて、しかも本会議答弁とまた欠席の理由が違ったということで、実川委員長がこうして直筆で、「四月五日の総務委員会に竹中国務大臣の出席要請があったにもかかわらず、出席がなかったため、」このようにわざわざ書かれて、議運の委員長に申し入れをいたしております...全文を見る
○横光委員 出席要請をして、なお与野党で調整中というときも、時間もあったわけですが、それでも結局、四月五日には出席要請のもとで当然出席してくるものと各委員は質問書をつくっていたわけです。それが、あなたはドタキャンじゃないと言いますが、まさにドタキャンなわけですね。  調整中とい...全文を見る
○横光委員 最後のはもう何回も聞きました。  委員長、今のような答弁でいいんですか。「竹中国務大臣の出席要請があったにもかかわらず、」はっきりと委員長はそのように出席要請をしたわけでしょう。ところが、こっちは調整中だということでごまかしている。出席要請をしているわけですよね、委...全文を見る
○横光委員 あなたは調整中と言いますが、出席要請があったということは認識していた、それが調整中であると。であるならば、何で副大臣に対応させようとしたんですか。あなたの職分からしたら、みずから出なきゃいけないんじゃないですか。
○横光委員 それはおかしいですね。四月五日に委員会をやるということは決まっていたんですから、そして出席を要請したということも委員長がこうしてはっきりと表明しているわけですから、それを情報伝達が不備だったという理由で今ごまかそうとされている。これはもうどこから見てもおかしいですよ。...全文を見る
○横光委員 本日の総務委員会は西川副大臣の答弁で対応させていただきたいと存じます、これはあなたが決めたんじゃないんですね。
○横光委員 あなたは結局、結果的には、中城審議官あたりが勝手に、あなたの了解も得ずに、副大臣対応、あるいは副大臣も一緒かもしれませんが、そういうふうに勝手に決めたということですか。
○横光委員 委員会の方は、何も副大臣の答弁を要求していないんです。あなたの答弁を、出席を要請しているんです、委員長が。それなのに、勝手に、副大臣で対応するというのは、これは委員会で決めたわけでも何でもない。いわゆる準備室の皆さん方で決めたんでしょう、出席者を副大臣にするということ...全文を見る
○横光委員 これは何回言っても同じ答弁しか聞けません。委員会としては大臣の出席を要請したにもかかわらずと、委員長がわざわざこうして書いているわけですから、副大臣対応なんて委員会は全然納得していないわけです。ですから、委員会を開けなかったんですよ、この審議官メモの対応では。副大臣が...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○横光委員 おはようございます。  この国立大学法人法改正案の質疑も、きょうは二日目でございます。法人化されましてから一年が経過するわけで、その間のさまざまな浮き彫りになった問題点等々は、質問の論点は大体絞られているのではないかという気がするのです。一年が経過して、国立大学の法...全文を見る
○横光委員 もっとわかりやすく言えば、私は、今、全国的に均一に配置された形で、学術研究あるいは研究員の養成ということもお話しされました。要するに、全国的に本当に均一に配置された中で、しかも私立大学と違うというところでの学費の安さ、そしてまたそれぞれの各県にとって、また存在として、...全文を見る
○横光委員 確かに、どの程度の個人負担ということを定めるのは困難である、私もそれは、数字を示せというのはどだい無理な質問だとは思っております。  しかし、どの程度のお考えかというのは、やはり先ほど言いましたように、個人だけではなく社会も受益負担者であるというならば、政府の方はあ...全文を見る
○横光委員 今のような御説明ならば、何で大学で混乱が起きるんですか。これまでは、入学金、授業料交互に、毎年国立大学のときにはそういった対策をとってきたということを各大学は知っている。しかし、法人化になって一年目、そして二年目になろうとしているときに、突然年末にこのような授業料の変...全文を見る
○横光委員 それでもやはり、こうして標準額が改定された以上、ほとんどの大学が、これに合わせて今年度の授業料を値上げしているわけでございます。一万五千円。全国の国立大八十九校のうち、八十一校が値上げをしている。あるいは、値上げ幅を抑えたり据え置く大学も八校あるわけですが、いわゆる全...全文を見る
○横光委員 しかし、私は、まだまだそういった意味ではもう少し徹底を図って、これからやはり経済が、どちらかといえば、右肩上がりの時代が終わったにもかかわらず授業料だけは年々右肩上がり、こういった状況であるだけに、説明というものが非常に重要であるということを訴えたいと思っております。...全文を見る
○横光委員 確かに、それぞれ学長のリーダーシップのもとで、それぞれの学生、学校の特徴を出して、生かしていくというのが法人化の一つの目的であるでしょう。ですから、そういった上げないところも出てくる、据え置きのところも出てくる、前期だけ上げないところも出てくる。いろいろな形で大学の取...全文を見る
○横光委員 終わります。
06月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  郵政民営化についてお尋ねをいたします。  きょうは総理、抽象的ではなく具体的に、国民にわかりやすく御答弁をいただきたいと思います。なぜ今郵政事業民営化なのか、なぜ今なのか、そしてこれをすればどのように変わるのか、また国民にとってこ...全文を見る
○横光委員 最初に注意したとおりの詭弁が早速始まってしまいましたね。これだけの国民の声をあなたは真っ向から受けようとしないんですよ。それを尊重しようとしないんですよ。そうでしょう。もっともっとほかにやってほしいという声がいっぱいあるにもかかわらず、何で国民がそんなに性急には望んで...全文を見る
○横光委員 またまた詭弁を。  私たちは、郵政公社のまま、現在の郵政公社という経営形態の中で改革をやるべし、あなたたちがやろうとしている改革は郵政公社の経営形態の中でもできるんだ、そういった立場なんです。ですから、違うんですよ。それをそのような形で、もう信じられません。国民は恐...全文を見る
○横光委員 総理、それは四年たってからおっしゃることだと思いますよ。あなたが自信を持って出した郵政公社法でしょう。それが欠陥法案であるということをあなたみずからやっているようなものですよ、まだ四年の目標達成が終わっていない中でこういうことをやるということは。  あなたは、郵政公...全文を見る
06月03日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第7号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。昨日に引き続いてお尋ねをいたします。  きのうも申し上げたんですが、郵政民営化によって国民、利用者にとってどのようなメリットがあるのか、あるいはデメリットになるのか、抽象的ではなく具体的に説明をしてくださいというお願いをしたんですが、な...全文を見る
○横光委員 今の御答弁でも、なくならないという一方で、減る可能性がある、とりわけ都会では減る可能性があるというお話です。私は、都会だけでなく、地方、過疎地では、この法案によって相当数、郵便局がなくなってしまうんじゃないか、そういう気がしてなりません。  結論から言えば、政府は、...全文を見る
○横光委員 そういう説明をされましたが、その前に、私は、この郵貯、簡保のサービスが提供される拠点の位置づけがどこにもないと言ったんです、規定されていないと。ところが、総理はあると言ったんです。  今のあなたのは、規定のことではないんでしょう。規定はないけれども、今あなたが説明さ...全文を見る
○横光委員 それは、規定されているのではなくて、そういうことができるというだけで、しなければならないということにはなっていないんですよ、あなたが今説明されたことは。そういうことができるということで、あくまでも希望的観測。  規定されている条文はあるんですか、本当に。あくまでもそ...全文を見る
○横光委員 先ほど言いましたように、私は、拠点として位置づけられていることが明記されているかと聞いたんです。今のはそうじゃなくて、そういうことができるという条文であって、つまり、きょうあなたはもう何回も何回も安定的な代理店契約という言葉を使っておりますが、これが非常にわかりにくく...全文を見る
○横光委員 安定的な代理店契約とおっしゃいますが、貯金・保険会社が窓口業務を法律上必ず郵便局に委託することになっているのですかということを聞いておるんです。
○横光委員 これも結局、そういった委託しなければならないということにはなっていないんですよね。ですから、今そのような御答弁をされるのですが。  最初は、確かに当初は、そのような委託契約というのが、免許を得るためにそうなるかもしれませんが、しかし、安定的な代理店契約をして営業して...全文を見る
○横光委員 不採算地域が生じることを想定されているかと聞いたんです。想定されるんですよね。ですから、いろいろな、安定的な契約を結ぶとか、その後の何か基金のことまで用意しておるわけでしょう。不採算地域が生じることを想定されているから、そういういろいろな措置をとろうとしているわけです...全文を見る
○横光委員 そういうふうに次から次へと二重三重の措置をしていて、そして、基金のことを言われましたが、その基金も、私が言いましたように、収支とんとんまでしか交付されないと書いておるじゃないですか。その収支とんとんのところに、不採算地域とほぼ同じなわけですよ、赤字を補てんして、その分...全文を見る
○横光委員 ですから、先ほどから言っているように、二重三重にまでそういった措置をして、何とか金融サービス、言えば、ユニバーサルサービスとは言わないけれども、ユニバーサル的なサービスをやろうとしているんでしょう。そして、片一方では民営化しようとしている。ユニバーサルサービスをやろう...全文を見る
06月07日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、四人の参考人の皆様方、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  お尋ねをいたします。  加藤参考人、そしてまた翁参考人に、同じ趣旨の質問をまずさせていただきたいと思います。  加藤参考人、非常にこの民営化の必要...全文を見る
○横光委員 最初の制度設計に参加されたときには、安定的な代理店契約という言葉はあったんでしょうか、翁参考人。
○横光委員 基本方針と随分違った法案になっているというそれぞれの御意見ですが、それでもやはりこの法案は成立させるべきだというお考えでしょうか。お二人に。
○横光委員 その法案が国会で審議中ですが、さらに修正という動きもございます。もうこれ以上修正すべきか修正すべきでないか、お二人、ちょっと御意見をお聞かせください。
○横光委員 今のお話では、どうも逆の方向の修正案の方に動いているような気がします。  田村、山崎参考人にお聞きいたしたいと思います。  お二人は、民営化されたらどういうことになるかということを詳しく説明されました。田村参考人は、局が減る、過疎地の弱者が不利益をこうむる、局があ...全文を見る
○横光委員 審議の中で、政府の方は、いわゆる移行期間あるいは移行後も、完全に売却した後も、安定的代理店契約があるからとかあるいは基金を設けるからとか、いろいろな理由で金融サービスは、全国のネットワークは維持できるんだ、撤退するようなことはないんだという答弁をずっと続けておられるん...全文を見る
○横光委員 田村参考人、山崎参考人、それぞれ、仮に、民営化されたら、また郵貯銀行が成功したらというような場合、中小金融機関に大変な影響を与えるということをおっしゃったんですが、加藤参考人も、地方の活性化、地域金融とのジョイントが大事である、地方の金は地方で使えというお考えを示され...全文を見る
○横光委員 今の、これが民営化された場合に、地方金融機関は大変な打撃を受けるだろうという考え、そのことについてのお考えと、もう一方は、都市銀行、大銀行に与える影響、それぞれお述べいただけますか。
○横光委員 移行期間は注意すべきだが、地域郵便局が金融サービスを続けられれば、民間となっても地域は活性化するというお考えを今述べられたと思うんです。  田村参考人は、これは全然逆に、縮小するということを言われましたが、この点はいかがですか、今の翁参考人の御意見に対して。
○横光委員 山崎参考人にお尋ねしたいんですが、三事業一体で、郵政公社の経営形態でもやれるじゃないか、農林中金を参考にすべきじゃないか、成功例があるじゃないかというお話でございました。  やはり、この問題の一番大きな課題の一つは、三百五十兆というのをどのように運用して活用するかと...全文を見る
○横光委員 終わります。ありがとうございました。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  今の問題、私は非常に大事だと思うんですね。私も先般質問したんですが、いわゆる中央省庁等改革基本法の民営化しないという受け取り方で分かれているわけですが、それは、当時の大臣の考え、そしてその後の公社法のときの大臣の考えが違っているわけ...全文を見る
○横光委員 その中で、郵政民営化法案第九十八条に言う安定的な代理店契約、これをサービスが低下しない理由の一つに挙げられております。いろいろと二重三重のことを言われておりますが、これも一つの理由ですね。  窓口会社と貯金銀行が代理店契約を結ぶということですが、これは銀行法上の免許...全文を見る
○横光委員 銀行法上のみなし免許ということでございますが、銀行法の趣旨は、銀行経営の健全性を確保することにより預金者を保護するというもの、この大きな立法目的に基づいて制定されております。  となりますと、安定的な代理店契約がそのような銀行法に基づくものであるならば、そもそも銀行...全文を見る
○横光委員 何回聞いてもよくわからないんですが、今言われたように、ビジネスモデルを前提に、全国津々浦々をカバーする郵便局ネットワークを活用して業務展開をするから心配ないという趣旨でございますが、それでも不採算地域というのは絶対出てくる可能性があるわけですね。そういったところまで義...全文を見る
○横光委員 それは、あくまでも竹中大臣のお考え、そうなるでありましょうし、こんなのはどこに担保があるんですか。  では、不採算部門の郵便局であっても、委託しなければ免許は認可されないことになるんですか。
○横光委員 今の説明では、基本的に、すべての郵便局における郵貯、簡保の委託を内容とするような契約の中身がこの承継計画の中に盛り込まれていなければ認可されないということになりますよね。  当初は、恐らく今言われたように、そういう形になるかもしれません。しかし、この免許条件は、民営...全文を見る
○横光委員 いや、そうかそうでないかだけちょっとお聞かせください。  今私が聞いたのは、たとえ郵貯銀行が赤字であっても、全国津々浦々をカバーする郵便局ネットワークを活用した業務展開は強制されるのか。どうぞ。強制されるかされないか聞いている。
○横光委員 そういった業務展開は強制されるという趣旨ですが、不採算地域で業務を実施し、その結果赤字となったことを理由に、今のような形でやるならば、銀行法上の業務改善命令を受けることはないわけですね。
○横光委員 では、株の売却が早期に進めば、移行期間中十年経過しないうちに進めば、この免許条件は解除されることになるんですね。
○横光委員 完全に売却してしまえば完全な民間会社になるんですよ、民有民営に。そうなったら、なぜここまで縛られるんですか、それでもなおこの免許の条件に縛られることになるんですか。では、いつまで。これは移行期間中の安定的な代理店契約でしょう。それを、完全に売却して、努力して完全な民有...全文を見る
○横光委員 免許の条件のときの期間というのは定められているんですか。どうぞ。
○横光委員 その期間なんですが、例えば、移行期間は十年となっておるんでしょう。十年までには完全に株を売却するという方針なんでしょう。その期間は十年と、免許の条件のときに委託契約期間は十年というふうに決まっておるんですか、長期となっておるんですか、どうなんですか。それとも、五年で一...全文を見る
○横光委員 では、郵貯銀行は、いわゆるそういったところから縛られるために、すべての株を売却するという努力をして、完全な民有民営化、自由度の高まる銀行を目指しているわけでしょう。期間が決まっていない、長期的とかそういうことであったら何ら努力しないということになってしまいますよ。そう...全文を見る
○横光委員 きょうの午前中の参考人の方の御意見でも、企業の経営をやった方等の意見では、まず不採算地域あるいは利益が上がらないところには絶対に企業というものは参入するものでない、もしそういうことが起きたら撤退するものだ、そういう趣旨のお話がございました。  当然ですよ、それは。も...全文を見る
○横光委員 今のはちょっとわかりにくい説明。  要するに、契約は一括であっても、委託手数料というものは一括じゃないんでしょう。貯金銀行がやりたいところの手数料を積み上げればいいんでしょう。やりたくないところまで手数料は払わなきゃいけないんですか。委託だから、撤退しないまでも、こ...全文を見る
○横光委員 私がお聞きしているのは、郵貯銀行あるいは郵便保険会社が委託を希望しない局のコストまで委託料に含まれるのか、そうした場合は、結局窓口会社への利益移転になるんではないか、問題が起きるんではないかということを申し上げておるんです。
○横光委員 貯金銀行が委託を希望しない局のコストまで委託料に含まれた場合は、窓口会社へのいわゆる利益移転となるんじゃないかと聞いたんです。  つまり、銀行法の中のアームズ・レングス・ルールというのがあるんでしょう、御存じですね。つまり、兄弟会社の間で銀行に不利な取引をしてはいけ...全文を見る
○横光委員 それでは民間会社、郵貯銀行というのは本当に手足を縛られてしまいますね、今のようなお話では。私はやりたくない、ここはもうちょっと御遠慮したいというようなところはあると思う。それでも安定的な代理店契約という免許の条件からして、委託契約は続けなければならない、しかし、委託す...全文を見る
06月08日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第10号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、特定局長を初め全郵政職員の雇用と労働条件についてお尋ねしたいと思います。  郵政三事業に携わる方々の身分保障、これは、経営形態というものがはっきりしないで長い間非常に不安に駆られてきたわけですが、それが、あの平成十年の一...全文を見る
○横光委員 つまり、今のお答えのように、非常に公共性が高い事業であるということ。  総理は、民間でできることは民間にと声を大にしておりますが、民間にできないことは公社でと、そういった思いで、この新たな国営という文言あるいは特別に付与するという形で、国家公務員として今頑張っている...全文を見る
○横光委員 今の御答弁のような内容を、では、国家公務員では実現できないんですか。今給与のことをおっしゃられましたが、この公社の職員の人件費はこれは税金ではないわけですよね、もうおわかりのように。いわゆる三事業の、郵政事業の収入によって賄われている。これは、もっと言えば、つまり給与...全文を見る
○横光委員 今の認識のように、どこにも問題点がない、むしろ非常に高い評価をされている。それが今回、問答無用という形に今なろうとしているんですね。今おっしゃられたように、本当に地域に密着してやってきたわけですよ。  あの新潟の大震災で、あのときの状況でもおわかりのように、自分の家...全文を見る
○横光委員 今御答弁のように、確かに百六十五条では雇用の継続というものは言われております。しかし、どの会社の職員となるかの通知は二週間前までにすればよいとなっており、どこの会社になるのか、あるいはどこの勤務地になるのか、不安なまま過ごすことになるわけでございます。席は確保したが、...全文を見る
○横光委員 つまり、承継計画の前の政府がつくる基本計画の中で、今のようなことを、私が申し上げたことを配慮するということでよろしいんですね。今、そういう御答弁でよろしいですね。
○横光委員 先ほど、百七十一条で賃金、労働時間その他の労働条件というものはしっかりと明示されているということでございます。それは確かにそうです。しかし、雇用という大前提の文言がそこには入っていないんですね、百七十一条には。民営化された後の将来の雇用についても、不安が生じないような...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第15号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  総理に質問させていただきます。  午前中も紹介されましたが、直近の国民の声がきのう読売新聞で示されました。郵政民営化を最優先課題にするということは納得できない、こう言った国民が六五%おるんですね。そして、民営化に反対あるいは慎重に...全文を見る
○横光委員 まさに、それは国民への説明になっておりません。  私は、国民の負担は減るのかと。例えば二十七万人の郵政の職員の皆様方、現在この給料は国の税金も補助金も一銭たりとも受けていないわけですね。給料だけではありませんよ。給料だけでなく、例えば年金の、基礎年金部分のいわゆる事...全文を見る
○横光委員 公社が負担するということですが、これは国策でしょう。国が国民の声を無視してやろうとしていることでしょう。本来なら、国が負担すべきことじゃないか。公社がやるということは、国民、利用者の負担につながるんですよ。そういうことを押しつけていいんですか、国民が望んでもいないこと...全文を見る
○横光委員 しかし、総理がそう言えば、本当にそうであるなら、国民がこぞってそれを望むはずじゃないですか。それが、こんなデータが出ているじゃないですか。あなたの言っていることは国民には通じていないということなんですよ。  最後に一言聞きます。あなたが長くしゃべり過ぎましたので、私...全文を見る
○横光委員 終わります。
06月16日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、参考人の皆様方、それぞれのお立場からの貴重な御意見、本当にありがとうございました。  田中参考人にまずお伺いをいたします。  参考人が携わりました郵政三事業の在り方について考える懇談会、ここの最終報告でいわゆる三類型を...全文を見る
○横光委員 その次に、きょうのお話で、民営化に伴う三つのリスクがある、これを封じ込めなきゃならない、その一つに破綻リスク、このために経営の緊張が必要であるというお話でございました。つまり、当然のことでございますが、この経営の緊張ということは、経営の判断ですね。今回の答弁でも、代理...全文を見る
○横光委員 北城参考人にお聞きしたいんですが、同じ質問でございます。  そういった、結局、最初は契約という条件つきの義務になっておりますが、これが徐々に徐々に、やはり契約していながらも営業しながらかなり厳しい状況になってきた、そういったときの経営判断ということを考えますと、それ...全文を見る
○横光委員 今、そういった補助金等には頼らないんだ、民間の創意工夫、それは先ほども宅配便の件で御説明されました。  しかし、今回、十年たってなおこのネットワークの価値が下がった場合には基金を使える、そういう措置をされているんですね。これは、ある意味では創意工夫より補助金に近い、...全文を見る
○横光委員 結局は、言っていることと実態は、そうせざるを得ないというようなことに今なろうかと思います。  先ほどちょっと、重複いたしますが、システム開発の件ですが、本当に検討会議の結論は、管理すべき一定のリスクが存在するとしながらも、対応できると言うのですから、これはある意味で...全文を見る
○横光委員 金融経済の動向というのは日々激変するわけでございますが、北城参考人にお聞きしますが、十年後まで決め打ちするような経営計画を立てる、経営者として、経験者としてそのようなことが果たしてあり得るのかどうか、まずお聞きしたいと思うんです。
○横光委員 次に、田尻参考人にお伺いをしたいと思います。  北城参考人が、財投改革には、出口改革に先駆け入り口としての郵貯、簡保改革が不可欠だ、こっちの方が先だというようなお話をされました。お考えが、御意見が先ほどから真っ向違っておるんですが、この件につきましてもう一度、それは...全文を見る
○横光委員 田尻参考人の御意見で、結局、国民主導型の郵政公社への改革、つまり現在の公社の経営形態の中で民営化法案にあるようなことはすべて改革できるんだというお話がございましたが、本当にそういうことが可能なんでしょうか。
○横光委員 菰田参考人にお尋ねいたします。  事業に携わっている現場の声、ありがとうございました。  今、田尻参考人が、公社の経営形態の中でもできるじゃないかというような御意見でございますが、現場で実際、日々事業に携わっている立場から、本当に公社の経営形態の中で、企業性を取り...全文を見る
○横光委員 終わります。ありがとうございました。
06月23日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第19号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  この委員会で、折り込みチラシの件で、政府参考人の答弁や説明について、細田官房長官がおわびをいたしました。このことに象徴されるように、きょうもこの随契の問題が中心に随分質疑されたわけでございますが、やはりこの随契の理由として、緊急性、...全文を見る
○横光委員 三人の方には直接お会いして確認をしていないということでございます。確認をせずに、この統一見解では、それぞれの大臣の、あるいは橋本さんのことについても、勝手に解釈しておるんですね。勝手に理解をしているというようにまとめておられる。しかし、当人同士はこのような政府統一見解...全文を見る
○横光委員 あなたたちはそのように見解としてまとめたかもしれませんけれども、先ほど言いました四人の方々は全く違う趣旨の発言をされているわけです。同じ法案についてこれだけ意見が違うのであるならば、百八十度違うわけですから、その方たちの意見をはっきり聞いた上で、確認した上で統一見解は...全文を見る
○横光委員 ということは、あなたたちは勝手に、四大臣のことを勝手に解釈してまとめておりますが、当時の人たちの意見は、では、言う場がないわけですよ。ある意味では意見を無視する、もっと言えば言論を封殺することになるんですよ。このようなことを行っているということですよ。ですから、私は、...全文を見る
○横光委員 今回の、先ほど私が言いましたような制度設計は矛盾していないというお話でございますが、私は、矛盾しているということをこれから質問させていただきたいと思うんです。  政府案は、郵貯、簡保を廃止し、郵便局ネットワークから貯金、保険を分離するものとこの法案はなっている。しか...全文を見る
○横光委員 免許の条件に、この承継計画でそのような長期の計画を認可することがそもそも妥当なのかどうか、私は不思議でなりません。私は、このような厳しい、今束縛しているのではないと言いますが、ある意味ではかなり縛っているわけで、だれも経営者のなり手はいないんじゃないかという気さえする...全文を見る
○横光委員 私は、免許の条件とはいえ、余りに最初から民間会社を縛るものとなっている、これでは経営判断は最初から拘束、束縛されているのではないかという気がいたしております。  それでは、この貯金会社そして保険会社の経営判断とは一体どういうものなのか。これは、当然ながら、株主の利益...全文を見る
○横光委員 政府の関与、国の信用を断ち切るというお話でございます。まさに完全処分ということはそういうことでしょう。と言いながら、貯金・保険会社の株の連続的保有を認めておるわけですね。特殊会社としての制約と、独禁法や銀行法等の一般法規が適用される、その範囲での株式の保有は可能である...全文を見る
○横光委員 一たん断ち切ると。そして、これまでの答弁では、余資運用、その範囲であるなら認められるというならば、そもそも最初から全株処分義務を設ける必要はないんじゃないんですか。一たん売却して、その後、資金運用の範囲、特殊会社としての資金運用の範囲内に持つことができるというなら、最...全文を見る
○横光委員 では、そのように株を持つことができるのであれば、具体的に何%の保有が認められるんですか。
○横光委員 つまり、一般法規の範囲内でということになります。あるいは、独禁法の件もお話しされました。  つまり、二五%超はなかなか、触れる可能性があるということでございますので、二五%以内。となりますと、これは二分の一で子会社ですよね。三分の一で初めて特別な拒否権ができるわけで...全文を見る
06月29日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第20号
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○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。  きょうは、四人の陳述人の皆さん、それぞれのお立場からの貴重な御意見、本当にありがとうございました。  まず、堀江公述人にお聞きしたいと思います。  堀江さんは、郵貯が民間向け貸し出しに乗り出すと、資金供給量がふえて金利が低下...全文を見る
○横光委員 私は、郵便局の特徴、これは、一つは郵便におけるユニバーサルサービス、そしてまた、金融面においては、顔の見える金融機関、つまり、国民の貯金箱という印象が非常に強いんですね。これからの郵便局は、そういった特徴をもっと生かした独自の未来ビジョンを描いていくことがこれから重要...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。  稲田陳述人にお聞きいたします。  稲田さん、地方に住む利用者の立場からの御意見だったと思うんですが、とりわけ高齢者対策が民営化によって危ぶまれると。地域住民にとっては、もう郵便局は今や空気、水であり、生きていく上にはなくてはならない存在...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。  深川陳述人にお伺いいたします。  深川さんは、イコールフッティングの必要性を訴えながらも、都会と地方の立場の違いも考えねばならないとか、いろいろな非常に微妙な、中間的な御意見も聞かされました。  であるならば、例えば、郵政公社のままで...全文を見る
○横光委員 ありがとうございました。  細江陳述人、本当に切々と郵便局の必要性をお訴えになられました。かねてから、郵便局は地域に密着した、あって当たり前の存在である、それが、被災を受けてからさらにその認識を強めたという御意見でございました。  民営化されたら、災害時、非常時の...全文を見る
07月01日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第22号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  私は、まず地域貢献基金の件でちょっとお尋ねしたいんですが、この修正のことで。「一兆円を超えて基金を積み立てることを妨げるものではない。」となりました。これは、基金には上限はないということで理解してよろしいんでしょうか。
○横光委員 この基金の原資は、申し上げるまでもなく、金融二社の売却益から来るわけですね。これは本来どのように使われるかと申しますと、当然のごとく、持ち株会社の経営のために自由に使える金なわけでございます。これが上限がないということを今御答弁されました。ということは、これは途方もな...全文を見る
○横光委員 確かに、その修正した目的は、やはり過疎地の赤字の郵便局を何とかして補てんして維持しよう、これはよくわかります。それは必要だと思うんです。しかし、片一方では民間会社の経営の自由度というものがある。これがもうことごとく侵害される。まさに、両方求めるから、私は、泥沼のような...全文を見る
○横光委員 それは、ネットワークとかビジネスモデルとかいうことで、個々のもう問題ではないということは説明されております。しかし、現実は個々の問題から発生するんです。  例えば、地域貢献業務に該当するには、郵便局会社以外の者による実施が困難であることという項目がございます。前二項...全文を見る
○横光委員 わかりました。その判断のしようはちょっとまだわからないんですが、要するに、たとえ郵便局が民間会社になって営業したとしても、赤字体質であるという状況であった場合は、一応私は交付金の対象になるかと思うんですが、それはあくまでも近隣に金融機関がない場合であって、ある場合でも...全文を見る
○横光委員 実際行ってみて私も感じたんですが、ああ、これは本当に、まずこういうところが難しい場合は、言われているように、二重三重のセーフティーネット、いわゆる基金というものがあるので、これで何とか維持できるんだろうなと思ったら、この該当が、第二項があるものですから、すぐそばに漁協...全文を見る
○横光委員 そういうことができる可能性があるということでございます。  経営の自由度はともかくとして、今言われたように、私は正直言って、やはりユニバーサルサービスを維持するためには、これは一兆で、例えば一・八%で百八十億ですよ。足りるわけがございません、私から言うと。二兆でも足...全文を見る
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、四人の参考人の皆様方、それぞれのお立場からの貴重な御意見、ありがとうございました。  まず、前田参考人にお尋ねしたいと思うんですが、銀行の業務が好調になったとはいっても、やはりこれは低金利、そしてまた手数料の引き上げ、あ...全文を見る
○横光委員 どうもありがとうございました。  松原参考人にお尋ねをいたします。  松原参考人は、民営化は必要である、しかも分社化も必要である、三事業一体ではだめだというような趣旨のお話でございました。  国家には損得を度外視してもやらなければならないことがあると思うんですが...全文を見る
○横光委員 三事業一体で今やってきている、これらの三事業はもうだめだという趣旨で、そうなりますと、今言われたような郵便事業なんて到底成り立ちません、そういうところは税金で国としてはやるべきだというお考えだというふうに受け取りましたけれども、それでよろしいですか。ちょっと違うんです...全文を見る
○横光委員 でも、今回の法案は、結局、基本方針から政府案、そして修正案となっておりますが、実際は、郵便はユニバーサルサービスということで義務づけております。参考人のお考えと大分違う形でこの法案が今できつつあるんですけれども、このことに対しては、どのようにお考えでしょうか。
○横光委員 民営化されたら株式の売却が始まります。そうしますと、アメリカのファンドが民営化で売り出された株式を買い占めてしまう、そういった多くの論調もあるんですが、この危険性についてはどのようにお考えでしょうか。
○横光委員 私は、ちょっと逆で、本当に国民の膨大な資産が、例えば持ち株会社の株を買い占められて、この金がアメリカに行ってしまうんじゃないかというような危険性はかなりあると思います。ちょっと意見が違うんですが、どうもありがとうございました。  次に、紺谷参考人にお聞きいたします。...全文を見る
○横光委員 今の郵貯、簡保の三百四十兆に及ぶ巨額な資産を、前田参考人はやはり市場に流してくることを歓迎されるというお話でしたが、これは市場に流す必要はないというお考えなんでしょうか。
○横光委員 どうもありがとうございました。  では、最後に山崎参考人にお尋ねいたしたいんです。  今回の審議の中で、郵政公社は税金を納めていない、預金保険料を納めていない、こういったいわゆる官業ゆえの特典があるじゃないかという批判が出ておりました。こういったことに対してどのよ...全文を見る
○横光委員 終わります。ありがとうございました。
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん、それぞれのお立場からの貴重な御意見、本当にありがとうございました。  まず、安田参考人にお伺いいたしますが、今、民営化されたら困るのはだれかということでございます。そういった意味で、公共性の重要性と...全文を見る
○横光委員 どうもありがとうございます。  先ほど安田参考人は、現場で国民、利用者、あるいはいろいろな方々にアンケートをとって、この民営化に賛成か反対かという問いに対して、わからないという声が一番多かったという、これは大変な問題だと私は思うんですね。それほどに国民の中はまだまだ...全文を見る
○横光委員 重ねてお尋ねをいたしますが、きょうは地銀の福田参考人もお見えでございますが、銀行協会などの意見書を拝見すれば、郵政事業について、官業ゆえの特典は見えない国民負担に支えられているとか、あるいは、何か経営上の問題が起きても政府は必ず救済してくれる、また、万一経営困難な状況...全文を見る
○横光委員 石井参考人に重ねてお尋ねをいたしますが、現在、この郵政事業は、全国津々浦々まで設置された郵便局ネットワークを通じて、郵便貯金、保険、これに加えて、国民の日常生活に不可欠な各種のサービスを提供しておるわけでございます。国民にとっては生活インフラとして広く浸透しているわけ...全文を見る
○横光委員 私も続けて聞こうと思ったんですが、今の郵政公社のままでこの改革は不可能ではないということですね。  それでは、福田参考人にお尋ねをいたします。  郵政三事業一体で効率的にうまくやっていると言ってもいいこの郵政公社、これをわざわざ分割・民営化することで、地域・社会貢...全文を見る
○横光委員 地銀協会の意見では、リスク遮断あるいは利用者保護を徹底する観点から、郵便貯金、簡易保険の株式はできる限り早期に市場で売却し、完全な意味での民営化を実現することが重要です、こういうふうにおっしゃられていますね。  しかし、今度の修正ではなかなかそうはなっておりません。...全文を見る
○横光委員 どうもありがとうございました。跡田参考人には、時間がなくて、大変申しわけございません。  終わります。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。最後の質問者となりました。  確かに、本委員会で百時間を超える質疑が行われました。しかし、百時間を超えたとはいっても、その中身は本当に充実したものとは言えない。いわゆる政府の答弁は、誠実さも見られない、具体性も見られない。そして、審議の...全文を見る
○横光委員 何度聞いても、最後は、経営判断にゆだねる。ということは、成功することもあるでしょう、しかし失敗することもあるということを言っておるんですよ。だから私は聞いておるんです。余りにも無責任と言わざるを得ません。  無責任といえば、総理、あなたの発言です。これも国民に対して...全文を見る
○横光委員 そういうのを二枚舌というんじゃないでしょうか。  修正をしない、廃案になってもいい、それまで言った人が、次は、よくぞここまでまとめてくれた、ころっと余りにも変わり過ぎたら、では国民はこれから何を信じればいいんですか。一国の総理の発言というのは本当に重いでしょう。その...全文を見る
○横光委員 今の一国の総理の答弁は、全く民意なんか関係ないと言ったようなものでございます。  改革の本丸であるならば、その改革は国民の幸せにつながるものでなければなりません。今回の改革は幸せにつながりますか。まさに、郵政公社であって郵政公社でない、あるいは民営化であって民営化で...全文を見る
○横光委員 国民はそうは見ておりません。
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、郵政民営化関連六法案に対する反対討論を行います。  委員会では百時間を超える審議が行われたとはいえ、郵政民営化をすればどういうメリット、デメリットがあるのかを真摯に説明すべきにもかかわらず、政府の答弁は誠意のかけらもなく...全文を見る
07月15日第162回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○横光議員 社民党の横光克彦でございます。  今、委員長のお計らいをいただきました。きょうは、委員外議員という立場でこの委員会で発言の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。委員長を初め、与党、野党の理事の皆様方、そしてまた委員各位の皆様方に、冒頭、心からお礼を...全文を見る
○横光議員 迂回献金を、立法技術上困難だとか立証が不可能だとかいろいろな理由を述べておられますが、やはりここは、法律でしっかりと迂回献金を禁じて違法行為であることを明確にすれば、違反者に対して捜査当局の摘発が可能になるわけで、非常に抑制効果が上がる、このように私は思っておりますの...全文を見る
○横光議員 私は、この問題が国民の政治の信頼を取り戻せるかどうか、あるいは、政治浄化ということで非常に大きな課題にこれからもなると思いますので、引き続き、ぜひともこの問題は腰を引くことのないように対応していただきたいと思うんですね。  堀込先生が残していったこの新聞がありました...全文を見る
○横光議員 これは報道ですけれども、総務省の方も、使途不明金がはっきりしない、「いいかげんな報告を受け取り、官報で公表することはできない」と大体同じようなことを言っておるんですが、これは、形式審査というのが、先ほど言われているように、立入検査等いろいろの強い力が発揮できない、ただ...全文を見る
07月20日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  私も、まず最初に、各委員が大変心配されてきょうも質問されましたアスベストの件についてちょっとお尋ねしたいんですが、本当に、御答弁にございましたように、大変社会的な問題になってしまいました。  このアスベストによる健康被害が、今さま...全文を見る
○横光委員 そこのところをちょっとはっきりしてほしいんですが、おおむねということがよくわからない。結局、いまだ除去していない学校が存在しているのかどうかを聞きたいんです。そこのところをお聞かせください。
○横光委員 再調査するということですから、完全に除去されているという認識はないんだと思うんですね。  ですから、私はお聞きしたいのは、いまだアスベストを除去していない学校が存在しているということは、文科省が大規模改造補助事業を行いましたね、学校設置者である地方自治体に取り組んで...全文を見る
○横光委員 これから再調査されるというわけですから、そこのところをしっかり、結局、こういった改造費補助事業というものがありながら、それが十分活用されていなかったからそうなったのか、あるいは、負担が重過ぎるからそうなったのか、もし残っているとしたらいろいろな理由があると思うんですけ...全文を見る
○横光委員 将来を担う子供たちの安全を、本当に責任ある立場の大臣から内閣に早急にこういった対策本部を設置すべきだと提言するということは、大変意味のあることだと思って、今私はお尋ねしたんですが、御努力のほどよろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、義務教育費国庫負担制度につ...全文を見る
○横光委員 今御説明あったように、やはり中教審の中での意見は義教費堅持という意見の方が非常に多かった、でも、やはり両論併記という形になった、そういうふうな受けとめ方をいたしました。  となりますと、最終答申は恐らく義教費堅持という形に中教審としては当然私はなってほしいし、なるべ...全文を見る
○横光委員 中教審の方々に、私は、最後はそういった国と地方の協議の場にゆだねられるというようなことになってしまえば、何のために審議しているのか。恐らく、私は、日本の国の将来の義務教育のあり方を審議している中教審の委員の人たちは、全くやる気がなくなってしまうような気がしてならないん...全文を見る
○横光委員 よくわかりました。  次に、三月十一日の委員会で、私、大臣に、標準法、人確法についてのこれからの対応についてお尋ねしたんですが、そのとき大臣は、標準法と人材確保法そして義務教育費国庫負担制度、この三つが相まって、すぐれた教員数を確保して、そして義務教育を推進していく...全文を見る
○横光委員 どうぞよろしくお願い申し上げます。  それから、先ほど佐藤委員、私と同じ大分県の委員が、いろいろ質問の中で、大分県も非常に教育現場が乱れているというようなお話もございましたが、決してそういうことはございませんで、あくまでも大分県教組は、教育委員会としっかり節度ある対...全文を見る
07月28日第162回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  電波利用料の使途について、全般的な御意見は出されましたが、私は、ちょっと個別的な問題を一、二お尋ねしたいと思うんです。小さな問題かもしれませんが、大変重要な問題という認識をいたしておりますので、お尋ねしたいと思います。  昨年の百...全文を見る
○横光委員 確かにこういった対策は、一に事業者が中心であろうということはよくわかるんです。しかし、これまで旧郵政省は携帯電話の不感対策には電波利用料を充てることには否定的だった、これまでは否定的だった。ところが、今回の改正案ではどうですか。やはり不感対策として電波利用料の一部を利...全文を見る
○横光委員 この機構は、いわゆる電波を有効利用して、そして宇宙科学技術等の水準の向上、さらには宇宙の開発及び利用の促進を図ることを目的として、非常にすぐれた法人であるわけでございます。非常に電波を中心に利用する独立行政法人である。  では、この開発機構にはいわゆる無線局はどれぐ...全文を見る
○横光委員 この二百五十局は、今回の改正によって利用料の負担は相当増大するんですか、それとも現状と変わらないんですか、いかがですか。
○横光委員 いわば宇宙開発というのは、日本の場合、どちらかというとおくれていた分野である。そこで、いろいろな形で公益上サポートをしていく必要がある、そういった機構であるわけでございます。実験局ということで対象になっておるのではなかろうかと思いますが、そういった意味では、負担はそん...全文を見る
10月21日第163回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○横光委員 横光克彦でございます。  きょうは、会長、副会長初め理事の皆さん、御苦労さまでございます。  ちょうど三月に行われましたNHKの予算案審議、この質疑では、橋本会長そして永井副会長、お二人以外は旧執行部の皆様方でございました。ちょうどあのときは不祥事等による受信料の...全文を見る
○横光委員 今、番組づくりの充実に努力しているというお話でございました。  私は、この間の一部分の番組づくりを見たときに、これまでのNHKの問題点であったいわゆるNHKの風通しの問題とか、あるいは新体制、改革に向けての取り組みとか意欲、こういったものが少しかいま見えたような気が...全文を見る
○横光委員 個別の番組のことだからというような発言もございましたが、やはり電波を使って、こういった放送の場で変わった姿を見せてほしいということが一つ。  そして、この新生プランをもとに、来年一月にはこの三年間の経営ビジョンをおつくりになるわけでございますので、その中には、やはり...全文を見る
○横光委員 今、番組が改編されたことはないということでございますが、そのことに関しまして疑惑を持たれたことは事実でございますので、そこのところはしっかりと受けとめていただきたい。  そして、やはり公共放送の使命、政治に対する関与のあり方、あるいは権力に左右されない姿、こういった...全文を見る
○横光委員 今回、不払いという形で、NHKに対する視聴者の信頼が失われつつあるという厳しい状況にあることは、本当に皆さん方、しっかりと認識されていると思います。  しかし、私は、そういった厳しい中にあっても、それでもNHKは必要だ、このように個人的には思っております。実は、現在...全文を見る