横光克彦

よこみつかつひこ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

横光克彦の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第164回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○横光委員 民主党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。  竹中大臣とは、ちょうど昨年、郵政特別委員会で大変激論を交わしたわけでございますが、あれから一年たってこんな状況になるとは、正直言って夢にも思っておりませんでした。ただ、こういった結果にはなったんですが、状況...全文を見る
○横光委員 確かにそれは前進した部分はあるわけでございます。しかし、今回の補助金改革の状況は、この結果を受けての地方六団体の考えは、結局のところ、地方が求める改革案の一二・一%、これは義教費を除けば一二・一%しか望みがかなえられていない、つまり、三千八百九十三億円にすぎないと指摘...全文を見る
○横光委員 この問題はそれぞれの立場によってやはり随分と方針やお考えというのが違っていたということが今回かなり如実にあらわれたんですね。そのことを示すように、私から言えば今回の数合わせ的な結論に至るまで、大変な紆余曲折があったわけです、この二、三年の間に。  地方は、今回、とり...全文を見る
○横光委員 確かに、お話のように、大変なそれぞれの立場によって難しい問題ではあります。私は、先ほど国の根幹にかかわると言いましたけれども、まさに、これはよく皆さんがおっしゃいます、総理だっておっしゃるんですね、資源のない私たちの国で唯一の資源は人材の育成なんだと。世界の潮流は、先...全文を見る
○横光委員 よくわかりました。よろしくお願いをいたします。  それでは、これまでも多くの議員が取り上げておりますが、二十一世紀ビジョン懇談会についてちょっとお聞きしたいんです。  さらにこれからの、三位一体改革後の将来の地方分権の具体的な姿を描くために、こういった会議を私的懇...全文を見る
○横光委員 今、地方の声は六団体の中でも委員会を設置していただいてヒアリングを行う、バランスをとっていくみたいなお答えでございましたが、私は、やはり地方の三位一体改革のこれからというのはまさに地方が主役だと思うんですね。その地方の人たちの意見をそういった形だけでヒアリングで済ませ...全文を見る
○横光委員 大臣の私的諮問機関ということで、プロセスを踏んでやるということをおっしゃっておりますが、ビジョンや方向性を決めるだけなんだということで今おっしゃいましたが、そういったビジョンや方向性をそこでまず決めてしまいますと、それは言われるようにひとり歩きするわけですよ。  こ...全文を見る
○横光委員 地方側との意見交換をやるとおっしゃっておりますし、それが単なるセレモニーで終わることのないようにお願いしたいということ、そして、今度の三位一体改革の結果に対する評価が、先ほど言いましたように、地方の知事さんの過半数が、なかなか地方の意見を尊重していないというような評価...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○横光委員 民主党の横光克彦でございます。  ちょっと大臣にお尋ねしたかったんですが、向こうの方が延びておるということで、別な質問から入ります。  二〇一一年七月をもってアナログ放送の役目は終わるわけでございます。そして新たな地上波デジタル放送の時代が始まるわけでございますが...全文を見る
○横光委員 それでは文化庁にお尋ねいたしますが、これは著作権法上、自動公衆送信、つまり通信であるということでよろしいんですね。
○横光委員 わかりました。つまり、自動公衆送信、通信の分野に入る、そういう位置づけだということでございます。  このIPマルチキャスト放送のシステムは、IPマルチキャスト事業者が放送センターで受信をして、そしてそれを再送信によって家庭へ番組を送るというシステムでございます。それ...全文を見る
○横光委員 今簡単におっしゃいましたけれども、これは実は大変な影響が出てくるということですよね。有線放送に位置づけてしまうと実演家の権利は働かない、無権利になってしまうということを今説明されました。同じIPマルチキャストについて、通信という解釈であるならば権利がある、しかし放送と...全文を見る
○横光委員 今、通信の場合は許諾の権利がある、しかし有線の放送の同時再送信になると権利がなくなるというお話。しかし、IPマルチキャストはそのシステムなんですよ。そうすると、そこで流される情報あるいはコンテンツ、映像等には、全く実演家の皆さん方の権利が奪われてしまう。  これから...全文を見る
○横光委員 今非常にわかりにくい説明、もっと具体的に言ってくださいよ。これは区域内の限定的な難視聴対策という形で始まったんでしょう。それであるなら、公共性という意味からも実演家の皆様方の権利を制限してもやむを得ないだろうということで始まったんでしょう、今難しいことで答弁されました...全文を見る
○横光委員 国の文化を守るということが文化庁の最大の役割だと私は思っております。生活を豊かにする文明も必要です。しかし、心を豊かにする文化も重要であることは論をまちません。  どうか、今御答弁いただきましたように、この問題が効率化の観点からのみ検討をされ、結果として権利者の権利...全文を見る
○横光委員 私、ソフトなくしてIT技術、メディアの活性化はないと思っております。  それで、これは文化の問題ということで今取り上げたんですが、NHKにお尋ねをいたします。これは大臣にも本当は聞きたかったんですよ。  NHKの川口のアーカイブス、あそこには現在五十万本のいろいろ...全文を見る
○横光委員 NHKの今回の予算、経営、大変厳しいわけでございますが、それと同時に、やはり今言われたような国民の財産とも言ってもいい宝を、デジタル時代になって、これからますます重要な宝になってくるわけです。そういった意味での有効活用のための御努力も忘れてはならないと思っております。...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○横光委員 民主党の横光克彦でございます。きょうは、差しかえをお願いして質問席に立たせていただきました。  本委員会では、質疑で、与野党を問わずこの改革案に対し本当にさまざまな問題点が指摘されております。  本法案の趣旨は、公共サービスの効率化ということが中心になっております...全文を見る
○横光委員 そのような形で公共サービスを民間事業者に任せる、そういうことで本当によろしいんでしょうか。これは各委員が口を酸っぱくしてこれまで言っていますね、あくまでもこの市場化テストの原資は公費であるんだと。公共サービスがやっていた事業、これは民間がやることになったとしても、あく...全文を見る
○横光委員 いや、それではしかしはっきりとした情報公開にならないじゃないですか。  民間事業者が実施している過程、事業を展開している過程での書類の保管とか情報公開、これは、確かに民間の場合は内部情報というものは公開する必要はございません。しかし、これは民間業者がやるといっても公...全文を見る
○横光委員 そうなりますと、やはり私は、公平性あるいは公正さを欠くと言わざるを得ません。また、国民の権利擁護に対する配慮が全然足りない、こう申し上げざるを得ません。  また、契約が解除できるということになっております。そのときに、解除された場合は、新たに入札を実施する、または行...全文を見る
○横光委員 中断しないように適切に対応すると言われましたけれども、できるんですか。罰則とか罰金とかいうのは言われましたけれども、これは当然のことです。しかし、サービスに空白ができる。この空白ができないようにすると言われましたけれども、新たな入札をする制度になっていますね。解除とい...全文を見る
○横光委員 考えられないようなことが起きるというのが現在なんですよ。  ですから、例えば児童虐待なんか、そういったことは空白なんか許されないんですよ。こういったことはもう最初から市場化テストの対象にしないとか、それぐらいのしっかりとした選別をすべきだ、私はこのように申し上げてい...全文を見る
○横光委員 どうも全然私の質問に答えていないですね。  結局、実効性ある監督能力があるのかということを私はお聞きしておるんです。入札の段階では、確かに、私たちはこういう質が高い事業を展開しますということで落札しても、その後の事業展開の中で本当に質の高い事業が行われているかどうか...全文を見る
○横光委員 真摯に受け入れ適切に対応すると言いましたが、勧告があった場合は各大臣は必ずこれを受け入れるんですね。どうぞ。受け入れない場合もあるんですか。
○横光委員 それじゃ、何のための監理委員会なんですか。中立性、公正性、公平性、ここに疑義が生じたときに監理委員会は申し立てるんでしょう、勧告を。それを、今、受け入れないことだってあるということになれば、私は、何のための監理委員会かと言わざるを得ない。  受け入れたとしても、今度...全文を見る
○横光委員 どうも言葉があいまいです。適切に判断するでなくて、勧告を受けたら、必ずその勧告を受け入れて、そしてちゃんとした措置を講ずる、そういった形になっていなければ監理委員会の存在がないじゃありませんか。  ですから、ここが非常にあいまいなんですね。拘束はしない、義務づけはな...全文を見る
○横光委員 国民の意見を適切に判断すると答えますけれども、どこにそういう項目があるんですか。意見を聞く、国民が意見を言うところがないんですよ、この法律には。イギリスの場合は、それはすべて国民、利用者の意見をということでブレアが変えたんですね。ところが、今回のでは一切国民が関与する...全文を見る
○横光委員 ちょっと意見だけ言わせてください。  本当に、適切に判断すると言うけれども、なかなか理解できないんですね。これは釈迦に説法でございますけれども、やはり公共サービス改革は、効率化を図るのみならず、最終的には本当にサービスの利用者である国民にとっての改革でなければならな...全文を見る
05月09日第164回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○横光委員 横光克彦でございます。  地方分権、そしてまた今回の改正法案、問題点は集約されているようで、どうしても質問も重複する部分があろうかと思いますが、私なりの観点から質問させていただきたいと思っております。  大臣の私的諮問機関であります地方分権二十一世紀ビジョン懇談会...全文を見る
○横光委員 しっかりと協議をして連携を図っていくというお話ですが、そういったお話の一方、三月二十九日に大臣が経済財政諮問会議に提出した資料がございますね。ここでは、分権ビジョンと地方財政については、「二十一世紀ビジョン懇談会提言を踏まえ上記数値目標と改革工程表をとりまとめるので骨...全文を見る
○横光委員 やはり地方分権を進めるというのは政府の方針でございますし、これは地方も当然のごとく望んでいるわけで、その地方の実際の自治体がやっている、一番現場の人たちの声というのは非常に私は重要だと思うんですね。  そういった中で、大臣の私的なビジョン懇、ここが連休前に中間取りま...全文を見る
○横光委員 ビジョン懇の提言を骨太の方針に盛り込むというビジョン懇の方針がある。それで、地方の検討委員会の中間報告も、自分たちのまとめを骨太の方針に盛り込むように働きかけていきたいという思いがある。どちらも骨太の方針に盛り込んでいきたいという意向があるわけです。  そこで同じ方...全文を見る
○横光委員 前の私の質問で、今と大体同じような御答弁ですが、そういう答弁となると、制度設計の基本方針を私的懇談会の議論を踏まえて決定した上で、地方制度調査会では具体的な制度設計を行うというふうにとれるんですが、そういう意向なんですか。
○横光委員 ちょっと私は立場が逆じゃないかというような気がしてならないんですね。例えば、ビジョン懇で再生型破綻法制を整備するというようなことがまとめられておりますが、そういった自治体の破綻の方向をビジョン懇で決めて、細かいことは地方制度調査会でやってくれと言っているように聞こえる...全文を見る
○横光委員 わかりました。  それでは改正案の中身なんですが、これも重複するかと思いますが、特別職としての出納長あるいは収入役の制度を廃止する、かわりに一般職の会計管理者の制度を導入するということになっております。  確かに、各自治体では、政府の方針を先取りするように、助役を...全文を見る
○横光委員 確かに出納長や収入役の権限はほぼそのまま会計管理者に引き継がれるわけでございますが、ここは一般職でございますよね。議会の信任を得るわけでもない、また通常の人事異動で簡単にすげかえることができるわけですよね。そうなると、これは杞憂ですけれども、ある意味では、気に入らなけ...全文を見る
○横光委員 いろいろなプラスの面もあることは重々承知しております。しかし、そういった面もありますので、やはりしっかりとした一つのチェック機能を果たす役割、例えば、助役、収入役、出納長は予算の執行のときにチェックする、ところが監査委員は執行後にチェックする、つまり、上流でチェックし...全文を見る
○横光委員 私はこの意見の申し出制度の充実が非常に重要だと思いますし、また、先ほどから質問がございました今度の地方六団体の検討委員会の中での、国と地方の協議の場、地方行財政会議の設置を求めると非常に熱烈なラブコールを送っているんですが、つまり、これまでは地方分権一括法で上下主従が...全文を見る
○横光委員 終わります。
05月26日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○横光委員 民主党の横光克彦でございます。  今、修学旅行のシーズンでございます。多くの子供たちが国会見学に来ておりますが、きょうも本当に多くの小学生、中学生の皆さん方が国会の中を巡回しながら見学をしております。そういった子供たちの姿を見るにつけ、改めて教育の主人公は子供たちな...全文を見る
○横光委員 公布文ということでございますが、となりますと、現行の教育基本法、これはさきの天皇陛下のもとでつくられたものである、こう考えてよろしいわけですね。  であるならば、この教育基本法を今回全部改正するということでございますが、天皇陛下がおつくりになった教育基本法を全部改正...全文を見る
○横光委員 お聞きしていないことまで答弁されました。  今回、改正されるに当たって、政府が出された法案は全面改正であるということになっておりますが、なぜ新規立法ではないのか。つまり、百六十四通常国会、今国会の提出予定法案においては、提出予定以外の検討中のものとして、当初は新規立...全文を見る
○横光委員 説明がありましたが、常識的には、全部改正と新規立法はほぼ同じではなかろうかという認識をしております。  さて、現行教育基本法、これは、これまでの各委員からの発言にもございましたように、憲法の制定を受けて制定されております。現行の教育基本法の前文には、「われらは、さき...全文を見る
○横光委員 憲法はそう簡単に変えられるものではないと私は思っております。  たとえ国会で三分の二の勢力があろうとも、最終的には国民が判断するわけですから、これは非常に難しい問題である。ところが、この教育基本法は、国民が判断するわけではない、国会が判断する、しかも二分の一でやる。...全文を見る
○横光委員 現行憲法のもとでと。  確かに、前文で「憲法の精神にのっとり、」と掲げておられますが、現行の教育基本法と異なって、現憲法に沿わない部分が多いんじゃないんですか、全然違わないとおっしゃいますが。  例えば、改正案前文においては、現行教育基本法は、日本国憲法の精神を受...全文を見る
○横光委員 きょうは私、政府案について質問しておるんです。  鳩山幹事長も本会議のときに、憲法と同時にこの問題は論議すべきだという主張をしております。まだまだそういった状況にあるわけですので、そして、さきの本会議で、鳩山幹事長の質問に対し、総理も、教育基本法は日本国憲法と密接に...全文を見る
○横光委員 結局、先ほど、密接あるいはほぼ同等の法案であると、憲法と教育基本法。その憲法では五年もかけて、ある意味では国民的論議を、憲法調査会をつくっていろいろな形の御意見を聞きながらやってきた。それに比べたら、余りにも今回の調査、均衡を欠くんじゃないんですか。やはりここも、現行...全文を見る
○横光委員 先ほど、さまざまな現状の問題点を羅列されました。確かに、そういった問題が教育にかかわることは間違いございません。しかし、そういった、教育基本法を変えればすべて直るのかというと、そうでもないという御答弁もございました。  国民も、教育基本法改正には五〇%を超えるぐらい...全文を見る
○横光委員 確かに、文科省は、教育基本法改正プロジェクトチームをつくって、意見、問い合わせを受け付けているようでございますが、文科省の「教育基本法案について」というホームページを見ると、何ですかこれは、文部科学省の住所とプロジェクトチームの内線番号等があるが、内線は一本しかありま...全文を見る
○横光委員 この委員会が始まってからずっと大臣は、広くタウンミーティング等で意見を聞いたりしているということをおっしゃっておりますが、その数は微々たるもの、そして参加した人も微々たるもの。地方公聴会とは私は別物である、やはりここはしっかりとやるべきである。  もしこれをしっかり...全文を見る
○横光委員 よくわかりました。まさにそのとおりだと思います。  NHKの放送文化研究所というのが三十年にわたってそういった調査をされておる本があるんですね、三十年にわたって。これは、国の方でそういった調査をしているところはありますか。私は、NHK、いろいろ不祥事が出て問題になっ...全文を見る
○横光委員 私が聞いたのは、総理がそういったことは必要ないと言って、現在行われていないと総理は思っていらっしゃると思う。それがいろいろなところで、実際、通知表で評価されていたということが今度明るみになって、いわゆる中身が、総理が見た通知表と同じ、国を愛する心情というのが、今回、埼...全文を見る
○横光委員 確かに、内心の自由を侵してはならないというのは、今の意見、総理も同じ思い。そして、総理が見た通知表で総理がそういった発言をされたのは、「国を愛する心情をもつとともに、」というふうな形で評価をしようとしていることで、これは必要ないと言われた。そして、今度明るみになった一...全文を見る
○横光委員 内心に直接的な評価をしているものではないと。そういうことで福岡市はなしになったので、それと同じ内容があるのでそこのところは同じような対応をしてくださいと言っているのであって、そこは責任を持っていただきたいということです。  そして、これまでたびたび質問が出ていますが...全文を見る
○横光委員 愛国心とかいう規定が盛り込まれていない今の教育基本法のもとででも、今言われたような、現場ではこれを通知表で評価させていることが表面化されたわけですので、これを条文化すればそうした動きにも法的な根拠を与えることになるという危惧が非常にあるわけですので、まず総理が言われた...全文を見る
○横光委員 総理もいつもおっしゃいます、二度と戦争をしない、そして、亡くなられた方々の御冥福を祈る。これをだれも否定している人はいないんですよ。だれも否定している人はいない。むしろ、そういった思い、気持ちは大切にしてほしい。  ただ、総理という立場で約五年間もそういった行動のた...全文を見る
○横光委員 確かにドアはあけておりますが、向こう側が玄関から入ってこれるような状況にないということも認識しなきゃならないと思うんです。  商売と参拝は別だという総理の発言ですが、その一方では、経済界との連携は不可欠であり、経済財政諮問会議にも経済界の人がいっぱいおって、政策提言...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○横光委員 民主党の横光克彦でございます。前回に引き続き質問をさせていただきます。  まず、お手元に配付いたしました資料一をごらんになっていただきたいと思うんですが、先週の金曜日、六月二日に、地方紙でございますが、信濃毎日新聞でこのような社説が掲載をされました。  なぜ地方紙...全文を見る
○横光委員 新聞社というのは、ある意味では読者の代弁者でもあると思うんですね。そして、社説となりますと、これは新聞社の基本的な考え方を示しているものだと思いますし、社にとって私は心臓部分だと思うんですね。生命線だと思う。それほど重要なところでこういった主張をされた。  一新聞の...全文を見る
○横光委員 大臣、私への前回の答弁に、「「憲法の精神に則り、」と書いてあるわけでございます」と、私が指摘のように。そして、「その精神に基づいてつくられている。現行憲法の精神に基づいて今日の改正の教育基本法も案として提出をされているわけでございます。」と。そして、今言われました、整...全文を見る
○横光委員 中身の矛盾とかの問題以前に、現行の憲法の精神にのっとってこれを出されたと言われたわけですから、当然、次の憲法は現行の憲法と違う憲法ができるわけですから、新たな憲法の精神にのっとって変えるということでしょう。中身がどうのこうのとか矛盾とかそういう理由じゃなくて、もともと...全文を見る
○横光委員 そういったところの根本は恐らく変わるということはないと思います、この三つは。それ以外のところで、その精神に基づいて教育に関係するところを今回こういうふうに変えるわけですから、新たな憲法だと当然また内容も変わってくるわけですよ。  ですから、新たな憲法が、本来ならそっ...全文を見る
○横光委員 総理は、矛盾も何も、そういったことは一切関係なく、この基本法は数十年を見越したものであった方がいい、今後数十年は再改正の必要がない内容にすべきだという意見を述べられたんですよ。数十年、これは出したのは変える必要はないんだと。数十年ということは、十の上に数がついていると...全文を見る
○横光委員 そういう気持ちでお願いしていると言いながら、先ほどは、憲法がもし変えられたら、矛盾があったら変えると。全然整合性がないじゃないですか。  もう一回、数十年変える必要がないと言うなら、憲法を変えられても変えませんとおっしゃってくださいよ。
○横光委員 それでは総理の意見と違いますね。総理は、数十年変えないと言っておるんですよ。変えない内容である、そういう認識を示しておるんですよ。今、大臣は、矛盾があったら変えると言っておるんですよ。総理は矛盾とか何も言っていないんですよ、この内容は数十年を見越したものであった方がい...全文を見る
○横光委員 何か、この問答を聞いていても、国民の皆さんはなかなかわからないんじゃなかろうかと思っております。総理は数十年変えないぐらいの法案であると言っていながら、大臣は、憲法が変えられたら、おかしいところがあれば変える。全然、閣内で私は意見が一致しているとはどうしても思えない。...全文を見る
○横光委員 共謀罪は、まさに、法案というより政局に絡めた動きが起きたんです。ですから、私は、教育基本法がそういった政局に絡まるような形で考えられていたのではとんでもないことだということを申し上げておきます。  この法案の提案理由説明でございますが、この中で、「教育の根本にさかの...全文を見る
○横光委員 いや、それはいろいろな状況が変わったということはわかりますよ。しかし、それがすべて教育のせいなんですか。かなりの部分は、社会病理あるいは社会政策によるものじゃないんですか。そういったことまで含めて、こういったことを理由に、根本にさかのぼった改革、つまり、そのために教育...全文を見る
○横光委員 私も先ほど言いましたように、社会情勢は確かに六十年で変わりましたよ。ですから、いろいろな教育の分野においても改正が求められている部分があるということは否定しません。  しかし、なぜ全部改正なのか。このようにあなたが言う以上、国民一人一人が豊かな人生も実現できなかった...全文を見る
○横光委員 今の説明もよくわからないんですね。理念は引き継ぐけれども全部改正するんだ。どうもよくわからない。  とにもかくにも、現行の教育基本法が、先ほど申し上げましたように、戦後約六十年間の我が国に果たしてきた功績、これは素直にお認めになりますね。
○横光委員 それでは、ちょっと大臣。  大臣は、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、大臣にまでなられた。これはなかなかなれるものではない。もちろん、戦後の今の教育制度の中で、小学校、中学校、高校、大学と教育を受けてこられて、国会議員になられ、そして、何と文部科学大臣にまでな...全文を見る
○横光委員 自分が受けてきた教育は間違いではなかったと、否定はされませんでした。当然のことでございます。  安倍官房長官には通達はしていなかったんですが、自分が受けてきた教育についての評価をどのようにお考えか、ちょっとお願いします。
○横光委員 根本的に、やはりお二人とも、当然のごとく、現行の教育制度の中での教育を否定されることはもちろんありませんし、また、この委員会にも、委員長を初め、文科大臣を経験された方たちが十人ぐらいいらっしゃるということなんですね。いわゆるそういった日本の戦後の教育の先頭に立ってリー...全文を見る
○横光委員 質問したことと違う答弁をしないでください。私は、愛国心、国を愛する内心の自由にかかわることと質問したのに、あなたは何で態度のことで答えるんですか。私は態度のことを聞いているんじゃないんですよ。  総理が言われた、内心にかかわることは、愛国心を評価対象とする必要はない...全文を見る
○横光委員 評価する必要はないということですが、それをそのとおりしているかどうかということをなぜ調べないのか。していないところがいっぱい出てきたんでしょう。福岡市から埼玉県、岩手県、茨城県、愛知県、きのうの朝日新聞では、千葉県までちゃんとこうして、相当の、四市で評価しているという...全文を見る
○横光委員 でありながら、こうして次から次へと、恐らく五月雨式に出てきますよ。だから、あなたの言うように、こういう福岡市のようなことがあってはいけないと判断するには、もともとの調査をしなければ判断しようがないでしょう。ああ、ここはちゃんとやっているなとか、あるいは、ここは愛国心に...全文を見る
○横光委員 これは資料で渡せばよかったんですが、私も報道でしか知らないんですが、いわゆる千葉県の茂原市、我孫子市、鴨川市、南房総市の四市で計十六の……(小坂国務大臣「四紙というのは、紙じゃないんですか」と呼ぶ)市です。十六の学校で通知表で評価していたということが、朝日新聞の取材で...全文を見る
○横光委員 指導に入ったということは、自主的に、では、内心にかかわることをやっていたかいなかったかということを文科省に報告するということですか。お聞かせください。
○横光委員 ですから、内心にかかわっているかどうかというのを指導だけで十分把握できて、是正できるのかということを聞いておるんですよ。  例えば、お示しした資料二を見てください。上の段が福岡市で、総理が、これは内心の自由にかかわるから評価してはなりませんよと言ったくだりでございま...全文を見る
○横光委員 そんな前後の文言の関連でごまかさないでくださいよ。では、上の方は、総理は、これは評価の対象になるからやめるべきだとなぜ言ったんですか。行田市の方がきついじゃないですか。何をいいかげんなことを言っておるんですか。では、これを総理に読んでもらってくださいよ。これは評価して...全文を見る
○横光委員 そんなことを聞いておるんじゃないんです。どういった内容のもので通知表を出しているか、つくっているかということを何で調べないのか。そして、もし、そこで内心にかかわるもの、これはほとんどの国民は憲法で保障されているんですよ、思想、良心の自由は保障すると。そこにかかわるから...全文を見る
○横光委員 ちょっと私の質問と違った答弁になってしまったんですが、やはりイラクに派遣して行くべきだという人は、日本の国のためにはその方がいいということが根底に、日本に愛国心がある発露だと思うんですね。それから、派遣すべきでないという人たちも、やはり派遣しないで別な形で貢献すべきだ...全文を見る
○横光委員 私は、それほど愛国心というのは幅広いものであって、賛成の人も反対の人もそれぞれ国を思っての意見であって、同じ愛国心だと思うんですね。しかし、中身は全然違う。それほど難しい問題。これを学校で教えろというんですね。評価はいけませんが、教えろ。教えることだって大変難しいわけ...全文を見る
06月09日第164回国会 衆議院 総務委員会 第28号
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○横光委員 民主党の横光克彦でございます。  きょうは、松原、吉田、両参考人、本当に御苦労さまでございます。  中でも、松原参考人、今まで議論されておりますように、まさに放送と通信、この融合というのは現実のものとなって、そして、これからさらにこれは進むことが見込まれているわけ...全文を見る
○横光委員 先ほどでも、十四回会合を開いたと。この会合が多いのか少ないのか、それぞれの判断によって違うかと思いますが、松原さんは、十分な判断ができた、事業者の意見も聞いたんだということですが、それはそちらサイドの意見であって、各関係の事業者の人たちは、非常に自分たちの思いがこの懇...全文を見る
○横光委員 直接には大臣からそういった骨太の方針に反映させたいのでということでお願いしたことではないということを今言われたんです。  となりますと、そういった思いは含んでいるだろうと想定はしているというようなお話もございましたが、そういったことが直接ないということは、この論議の...全文を見る
○横光委員 そうなりますと、通信については、通信の秘密あるいは重要通信の確保、また放送法におきましては、言論、表現の自由、政治的公平、不偏不党等の内容規制がございます。法制度を抜本的に改めるとしても、これらの両方を担保することはこれからも非常に重要であることは間違いないわけですね...全文を見る
○横光委員 この問題は、まとめを読んだ感じではこの視点が欠けているような気がしたもので、ちょっとお尋ねしたんです。  今、レイヤー区分のことをお話しされました。先ほども質問がございましたが、いわゆる通信・放送の法体系の抜本的な見直しの分野で、後半の段を説明されました。基幹放送の...全文を見る
○横光委員 ここのところをいわゆる基幹放送の皆様方は大変心配されていたんですが、これはいずれかのときの課題だという認識をお持ちなんですか。
○横光委員 わかりました。  では、次の質問をちょっとさせていただきたいんですが、通信と放送の融合に関する場合の課題の一つとして、先ほどから松原さんおっしゃっておられますように、著作権の問題がある。しかも、総論の中で最初に取り上げられている。非常に重要な問題だと私も思っておりま...全文を見る
○横光委員 今、配慮されているという御答弁でしたけれども、有線放送と同じ扱いになった場合は、現在の無権利、この人たちには現在の自動公衆送信に与えられているような権利を与えるということなんですね。これはもちろん著作権法の問題ですけれども、著作権法の改正には、皆さん方の意向がはっきり...全文を見る
○横光委員 二段階と言いますが、まず最初、今回のIPマルチキャストがこうしてスタートしておるわけですから、そういった場合の著作権の権利侵害というのは、損なわれていることを早急に改めなきゃいけない。そういった意味では法改正が必要だと思うんですね。ですから、さっき文化庁と相談もしてい...全文を見る
○横光委員 娯楽・スポーツ等の制作部門についてということですが、公共性が必ずしも高いとは言えないということは、これは公共性が低いと言っているんですね。  しかし、娯楽・スポーツ部門を除くと、NHKはほとんどがここが中心、あとはニュース、報道、教養、いわゆる災害対策、こういったと...全文を見る
○横光委員 私は、NHKでの公共性ということに触れますと、娯楽・スポーツの分野も、やはりNHK独自の公共性というものを踏まえた上で放送されていると思っておるんですね。  そういった中で、今回、受信料の支払い義務化についてという改革案が出されております。番組では民放と競合しており...全文を見る
10月31日第165回国会 衆議院 懲罰委員会 第1号
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○横光委員長 これより会議を開きます。  一言ごあいさつ申し上げます。  去る九月二十八日の本会議におきまして、私が懲罰委員長に選任されました。まことに光栄に存じます。  申し上げるまでもなく、当委員会は、議院の秩序維持及び規律保持に関し重大なる責務を課せられており、その職...全文を見る
○横光委員長 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○横光委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、委員長は、理事に       石原 伸晃君    太田 昭宏君 を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時十四分散会
11月22日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○横光委員 民主党の横光克彦でございます。  私は、まず、タウンミーティングのやらせの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  政府の広報には、「タウンミーティングは、内閣の閣僚等が、内閣の重要課題について、広く国民から意見を聞き、また、国民に直接語りかけることで、内閣と...全文を見る
○横光委員 まだ調査中だそうですが、これは本当に徹底的に調査しないと、疑念は国民からぬぐい去れないと思うんですね。  そして、やらせの問題に付随していろいろな問題がまた浮上していますよね、大量動員をしたとか。動員をかけたということでは、これは国民はみずからの意思でそこの会場に行...全文を見る
○横光委員 これは報道なんですが、その校長先生は、研修との位置づけであったということで旅費の受領を認めておるんですね。要するに、タウンミーティングで、やらせももちろんいけない、大量動員というのも本当はいけない、そこに金まで絡んでしまったら、これはどうなるのか。  では、副大臣、...全文を見る
○横光委員 それ以外については、これからも処分を考えておられるんですか。
○横光委員 ちょっと、公共団体がそれぞれ責任を持って処分するなんて今おっしゃいましたが、とんでもないことじゃないんですか。そもそも、今回処分を受けた人たちも、みずからの意思でやったんじゃないんですよ、やらされたんでしょう、結局、上司に、そのまた上司に。そのまた上司に行けば内閣に来...全文を見る
○横光委員 私の質問に答えていません。そういった依頼をしたけれども断った県や自治体があるかどうかということです。それをお聞かせください。
○横光委員 ということは、全部が受け入れざるを得なかったということですね。断った県はなかった。  しかし、私は、本来は、やはりそういった質問の内容まで来た時点で、これは本当はやりたくないとほとんどの県の人たちは思ったと思います。ああこれはいいことだ、こういうことは実に会場の運営...全文を見る
○横光委員 とにもかくにも事実を解明することが大前提でございますが、こうして青森で処分を発表したとなると、ほかのところもいずれ同じような形の処分をせざるを得なくなると思うんですね。私が言いましたのは、先ほどから言っているように、自主的にやったことではないんじゃないか、やらざるを得...全文を見る
○横光委員 これは非常に大事な問題だと思っております。これだけの要するに、いわば政府、それから不祥事と言ってもいいわけですから、これはちゃんと、なぜそういうことが起きたのか、そしてだれがそういった一番の指令を出したのか、そういった責任はどうなるのかというのを、これからやはりはっき...全文を見る
○横光委員 いやいや、これは報道なんですが、実際あった、発言したと。  もう一回言いますよ。大分県の別府市のタウンミーティングのときに、教育基本法改正のテーマ、ここで、このうちの一人が、我が国の教育のあり方を根本までさかのぼった大胆な改革が必要であるという趣旨の発言をしたという...全文を見る
○横光委員 教育改革のタウンミーティングが行われたんですが、その中で四つのテーマがあって、義務教育の国庫負担など四つのテーマがあって、その中に教育基本法のテーマもあったわけです。そのことで、先ほど言われたような指令、要請を受けてそういった発言をしたということを発表されておるんです...全文を見る
○横光委員 ここは、今私が説明したようにちゃんと調べてほしいんですが、私の知っている限りでは、そういったテーマの中に教育基本法があって、そのことについて意見を言った、それは内閣府、文科関係の、要するに文章にのっとって発言をしたということになっておるんです。それがはっきりした場合は...全文を見る
○横光委員 その説明じゃ納得いかない。  目的に書かれていないことが何で趣旨説明のトップにくるんですか。だったら、目的に書かれていないなら、趣旨説明のトップに「将来の道州制導入の検討に資するため、」ということを書く必要ないじゃないですか。ここがあるのならば、目的のところに書くべ...全文を見る