義家弘介

よしいえひろゆき

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数4(参1)回

義家弘介の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第2号
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○義家弘介君 本日は示唆に富んだ様々な提言そして現実、ありがとうございました。  その中で、青少年の教育についてなんですが、先ほどからも質疑の話を聞きながら、やっぱり公教育に期待する部分が非常に大きい、まだまだ可能性があると。確かに理想としてはそのとおりなんです。しかし、現実と...全文を見る
○義家弘介君 確かに理念としてはよく分かるんです。でも、例えばその言葉をしゃべれる先生を学校に入れる。じゃ、英語も中国語も韓国語もポルトガル語もというようなことさえ起きていくわけですね。そしてまた、学校というところは、生活指導をしたりあるいは向き合ったりするだけではなくて、指導要...全文を見る
03月18日第169回国会 参議院 議院運営委員会 第7号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。どうぞよろしくお願いいたします。  西村参考人に二点御質問させていただきます。  まず一点目ですけれども、サブプライム問題に端を発して、米国発の市場の混乱が国際的に波及されることが懸念されている中で、各国の中央銀行当局間の連携、この連携...全文を見る
03月25日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○義家弘介君 自由民主党義家弘介です。本日はどうぞよろしくお願いします。  先ほど大臣が子供たちが誇りに持てる国をつくっていかなければというお話をされていましたが、私は高校で政治・経済を教えてきましたが、経済分野で日銀の役割、日銀総裁の役割などを必死に生徒に説きながら、実は日銀...全文を見る
○義家弘介君 この免許を更新する、これは教員にとっては負担も非常に大きいものでもあります。だからこそ、この内容についてはしっかりしたもの、説得力のあるものであらなければならないと思いますけれども、今お聞きした限りの話ではほとんど中身が詰まっていないというようにしか聞こえないわけで...全文を見る
○義家弘介君 それでは、現在のところで結構ですので、免許を更新しない条件、この免許を更新しないのはどういった場合においてなのかお聞かせ願いたいと思います。
○義家弘介君 昨年の十二月二十五日に出されている中教審の養成部会の報告の中においては、筆記試験又は実技試験の成績審査を設置者の下で行うということが明記されていますが、それについては間違いないでしょうか。
○義家弘介君 その基準の中では、Sが九十点から百点、Aが八十点から八十九点、Bが七十点から七十九点、Cが六十点から六十九点で、Fが零点から五十九点。  この零点から五十九点のFが更新しない条件ということの理解でよろしいでしょうか。
○義家弘介君 この免許を更新するかしないか、これはその先生の職のみならず、目の前の生徒たちのことも大きく影響してくるところだと思いますので、この中身についてもっと具体的に、じゃ基準は設置者によって本当に同じ、開設者によって全く同じにできるのか、どこかの自治体の、どこかの大学の研修...全文を見る
○義家弘介君 私自身の今の感覚としては、現行のままこれが導入されたときは、恐らく運転免許証の更新のように、さらっと研修を受けて大体受かるというような制度になっていくような気がするんですね。  そうすると、教員の場合、十年研も同じようにあるわけですけれども、その免許更新制と十年研...全文を見る
○義家弘介君 いずれにしてもまだ途上ですけれども、この件について、現場にいる教員の皆さんは戦々恐々しているわけですね。どのような議論が行われ、どのようにして下りてくるのかということで、かなり戦々恐々しながら見守っている。だから、途中経過の発信というのも納得のいく形で下りていくべき...全文を見る
○義家弘介君 これまで多くの学校長たちと話をしてきたんですけれども、この問題について、基本的には学校長が教育委員会にこの先生という形で言うわけですけれども、これ考えてみると、例えば企業だったら、リストラを行うときに直属の部課長が行うようなことはないわけですね、人事の担当の人が行う...全文を見る
○義家弘介君 お話の内容はよく分かりますけれども、現場、実際に校長先生の気持ちになると非常に複雑な思いだろうなと。  教育というのは一人のカリスマではできない、ある意味で、いい意味でも悪い意味でもみんなでやっていかなきゃいけない、協力しなかったらできないわけですよね。その中で、...全文を見る
○義家弘介君 給与にめり張りを付ける、これは難しいといえば確かに難しいんですが、一方で、だれの目から見ても頑張っている先生と、だれの目から見ても頑張っていない先生、これは明らかなわけですね。その辺にしっかりとした差を付けていく、モチベーションを付けるということはすごく大事なことの...全文を見る
○義家弘介君 私も北海道に十二年間住みましたけれども、北教組はかなり北海道の教育界には大きな影響力、力を持っているところですけれども、公務員の争議行為を禁止した地方公務員法違反、これは明らかだと思うんですけれども、教育基本法の十六条違反にこれは該当するかどうか、大臣はいかがお考え...全文を見る
○義家弘介君 子供たちは失敗をすると裁かれます。どんな言い訳をしようとも、駄目なものは駄目という形で切り捨てられていく。これは当然、昔の私もそうでしたけれども、自ら行ってしまったものには責任を当然取るべきだ。しかし、一方で、教員が明らかな法律に抵触するような行為、それを三分の一も...全文を見る
○義家弘介君 一方で、札幌市は政令市ですから、処分が道教委と札幌市教委の二つに分かれるわけですけれども、この処分は同一性がないわけですね。北海道は参加者の大半を処分した、九九%を処分したわけですけれども、札幌は、授業を放棄したと、授業をやらなかった人間だけを、それを理由として処分...全文を見る
○義家弘介君 行為が同じでも管轄によって、教育委員会によって処分はばらばら、これは教育として全く説得力のないことのような気がするんですけど、その辺はいかがお感じになりますか。
○義家弘介君 違いが生じたものと考えるのはよく分かるんですけれども、本当にこれでいいんですか。同じ行為、同じ場所で、同じ目的の下で行われている者に対して管轄者によって処分が異なるということで、これはいいと言うしかないというのが今の文部科学省の姿勢でしょうけれども、今後ともこういう...全文を見る
○義家弘介君 非常にがっかりする回答でした。平場の議論で議事に起こされる問題ではなくて、本来公開の場でそんなことを主張したりするわけはなくて、その裏側でいろんな思惑、思いが交錯するのが会議というか行政の世界だと思いますけれども、私自身は非常に心配はしております。また、この北教組を...全文を見る
○義家弘介君 私、今大学で授業を持っているわけですけど、先日ゼミでこの生きる力についての議論をしたわけですけれども、ある男子がこう言いました。生きる力とは巧妙に立ち回る力であると。ちょっと私自身噴き出してしまいましたけれども、まあこれ受け取り方によっては非常に抽象的なんですよね。...全文を見る
○義家弘介君 非常に誠実で実直な御感想で、非常に感激しました。  選択するためには、人生を選択するわけですから、それは簡単ではないわけです。そのためにはあらゆる情報が必要と。その情報を基礎知識とするならば、今までの教育というのは、ある意味ドレミを教えないで作曲しろと要求してきた...全文を見る
○義家弘介君 この問題に対して人と話すとき、随分認識がずれるときがあるんですけれども。それは、実は今現在もう小学校で英語教育は実際には行われていると。しかし、物差しがないものだから教員によってばらばらな英語の学習になっているという中で一定の線を文科省が今回の指導要領で示したことは...全文を見る
○義家弘介君 私自身も渡海大臣の意見と全く同じなわけですけれども、中学校三年間、高校三年間、大学四年間、あれだけ一生懸命英語の勉強をしたはずなのに、私はしゃべれないと。非常に、何だったんだろう、英語の勉強というような、ちょっとむなしい思い、もちろん私の努力不足もありますけれども、...全文を見る
○義家弘介君 私はそうは思いません。  改正教育基本法の中でも、様々な伝統とか文化とかを大切にしようという中で、桃太郎というのは本当に代表的な男の子なわけですから、その男の子をピーチボーイと笑顔で言ってしまうということは、私自身の中ではしゃれだとは全然思えないわけですけれども。...全文を見る
04月08日第169回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。どうぞよろしくお願いいたします。  三月二十日以降、日銀総裁が空席という未曾有の事態の中で、白川参考人は総裁代行として、また政策委員会の議長として務められてきたわけですけれども、三月二十一日の記者会見で、日銀の機能にいささかの影響もないよ...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございました。
04月09日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第4号
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○義家弘介君 参考人の方々、本日は本当にありがとうございました。  もう多くの先生が質問なされていることと重複しますので、端的に、今疑問に思っていること、お聞きしたいことを質問したいと思います。  まず、川上参考人にお聞きします。  発表の中で、国レベル、地方レベルの教育行...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  その上で、もう一点川上参考人にお聞きしたいんですけれども、JSL教員の養成あるいは加配、確かにすごく意義のあることだと思います。私も、多文化共生の町、横浜で教育委員をしてきましたけれども、二四・三%、四人に一人ぐらいが外国人だという学校が...全文を見る
○義家弘介君 ただ、私も現実に日本語をしゃべれない外国の生徒を受け持ったことが数回あるわけですけれども、このコミュニケーションができないということが本当に、実は致命的なぐらいすごく難しいことなんです。もちろん、そのためにその言語を勉強しながら片言で伝えたとか、そういうこともあった...全文を見る
○義家弘介君 もう一点だけお聞きしたいんですけれども、不就学ゼロを目指して様々な効果的な取組をしていますけれども、現実に今把握している不就学、大体何人ぐらいあるいは何%ぐらいとお考えでしょうか。
○義家弘介君 いや、日本人の方が駄目だなと、不登校の方が多いなと本当に感じます。すごく立派な取組、是非こういった取組をもっともっと発信しながら、全国の同じような環境にあるところと協働しながら高めていっていただければと思います。  私の方からは以上です。
05月23日第169回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。今回は質問の機会をいただき、本当にありがとうございました。  まず、私からは北方領土の問題に関して質問させていただきます。  先月四月二十六日、福田首相がロシアを訪問しまして、プーチン、メドベージェフ両氏と会談をしましたが、この折の領土...全文を見る
○義家弘介君 この領土問題に関する交渉は、率直に言って進んでいるとお考えになっているんでしょうか、それとも現状維持あるいは後退しているとお感じになっているんですか。率直な思いを是非お聞かせ願いたいと思います。
○義家弘介君 ソ連占領後、一万七千二百九十一人の島民が島を追われましたけれども、平成二十年三月末で、元居住者は七千七百九十七名、平均年齢はもはや七十五・二歳になっています。だからこそ、この問題について具体的に、例えば九〇年代はかなり大きな進展がありましたけれども、二〇〇〇年代に入...全文を見る
○義家弘介君 しかし、一方で、この巨額投資、巨額資金の投入という中で、本当に今後難航してくることは必至であり、国際社会における世界がこの領土について関心を持って、そして日本もそれを背景としながら主張していかなければならない問題多々あると思うわけですけれども、その中でもう一つ、先ほ...全文を見る
○義家弘介君 今回資料を添付させていただきました。この資料です。(資料提示)  これはアメリカのワールドアトラス、世界地図についてなんですけれども、ちょっとまず、それでは三枚目をお開きください。これは見開きで世界全図になっていまして、その右側半分をカラーコピーしたものなんですけ...全文を見る
○義家弘介君 私の英語の知識のなさなのかどうなのか、これは一九四五年、ナインティーンフォーティーファイブの後、これはピリオドではなくてカンマ、要するに文章がつながっていますよと、その結果としてクレームドのCが小文字になっていると思うんですけれども、これは一般的に学校で学ぶ内容では...全文を見る
○義家弘介君 日本が主張している、そういう言葉を受けたときにどう多くの人は感じるか。まして地図ですから、世界中の子供たちはこの地図を見るわけですね。一九四五年以降占領されたと日本が主張していると書いてあったら、じゃ、どのようにその子供たちは教育の中で受け止めていくのかという問題も...全文を見る
○義家弘介君 しかし、一方でそういうただし書もないような地図もたくさんありますので、この辺、多く世界に向けて改めて初心に返って発信していくべきだろうなと私は感じます。  そこで、あえて聞かせていただきます。  この北方領土問題を各国首脳に改めて共通認識していただくために、北海...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございました。  別の視点からの質問をさせていただきます。  占領から六十年以上経過している今、次の世代がこの領土問題をしっかりと学び、そして受け継がないとならないと強く思います。  そこで、文部科学省の方に質問したいわけですけれども、教育現場におい...全文を見る
○義家弘介君 私も日常的に多くの子供たちと出会い、時にこの問題について質問するわけですけれども、彼らの北方領土の認識は驚くほど無知です。  その上で、例えば、指導要領の中で我が国の国土とおっしゃっておりましたけれども、まさにこれは歴史の問題でもあるわけですね。しかし一方で、歴史...全文を見る
○義家弘介君 この領土に関して様々な会社が副読本というか本を作っているわけですけれども、一方で、例えば領土復帰期成同盟なんかが作成した本は、五十九年から平成十七年まで毎年改訂しながら発行して、小学校五年生対象に教育資料として道内一部の学校に無料で配付してきていたわけですけれども、...全文を見る
05月27日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。今回は、質問の機会をいただき、ありがとうございます。  まず初めに、今回の文部科学省で起こった文教施設整備事業をめぐる汚職事件について御質問をさせていただきます。  これはともすれば教育行政の説得力を著しく傷つける重大な事件であったと認...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  まず、この問題についてはしっかりと分けた上で考え、その上で具体的な対策を出していかなければならないことだと思いますけれども、まず、個人の倫理の問題について、これの徹底、これは現時点では文部科学省は聴き取りができないということですけれども、...全文を見る
○義家弘介君 農業分野にもこの技術を役立てていると、これは意外と国民的に見れば知られていないことでもあるわけですけれども、安全性を確保するとともに、その有用性についての発信、そういうものもしっかり行っていく必要もあろうかと思います。  しかし、その際に、でき上がった技術をそのま...全文を見る
○義家弘介君 まさにそれを進めていく必要性を私自身も感じています。  今おっしゃられたように、原子力エネルギーの有用性については、原油価格の高騰、そして地球環境問題への関心の高まりも受けて、世界的にも再認識されています。例えば、最近の調査結果によると、本年一月現在、世界で運転中...全文を見る
○義家弘介君 この原子力開発、そして国際協力については、まさに日本がリーダーシップを発揮しながら進めていかなければならない問題であろうと思います。先ほど民主党の委員の方からも出ましたが、日本は世界唯一の被爆国である、そのことをしっかりと念頭に置きながら、原子力の研究開発利用を厳に...全文を見る
○義家弘介君 確かに、事業を終了したにもかかわらず保管のみの継続をしていかなければならないという現状の中で、新たなる取組を進めていくということは意義深いことであると思います。  そこで、法案の内容について質問させていただきます。  この法案の成立によって、研究施設等の廃棄物の...全文を見る
○義家弘介君 ほかの教育問題と同様に、まず運用のための環境整備というものをしっかりとしていかなければならない、そのとおりのことだと思います。是非進めていただきたいと思います。  ただし、この問題に関しては、やはり安全確保に向けた取組、これが何よりも担保されていなければならないと...全文を見る
○義家弘介君 法令を遵守して安全の確保に万全を期して事業を進めていただくよう強くお願いいたします。  しかしながら、同じような低レベル放射性廃棄物の取扱いの実績は日本原燃にもあります。先ほど申し上げたように、既に廃棄物を埋設処分し始めているという実績も有しています。このように考...全文を見る
○義家弘介君 そのような考えの下であることは理解できましたけれども、続いて、処分における費用の確保の問題についてお聞かせ願いたいと思います。  原子力機構は、原子力基本法でも位置付けられているように、研究開発を総合的に行う我が国唯一の研究開発機関です。発生者責任の原則に基づいて...全文を見る
○義家弘介君 今お答えいただいたように、原子力機構が負担することになる処分費用が千七百億円ということですけれども、このような多額の費用を一独立行政法人にすぎない原子力機構が負担するのは現実には厳しいのではないかと考えます。近年、ずっと右肩下がりの傾向が続いている原子力機構の予算に...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  研究開発と、それからそこから発生する廃棄物の処分は言わば両輪であります。どちらも重要ですので、しっかりとバランスを取って進めていただくように要望しておきます。  この仕組みの前提にある総事業費はあくまでも現時点の廃棄物の物流調査に基づく...全文を見る
○義家弘介君 国の財政状況も今後ますます厳しいものになっていくでしょうから、効率的な事業の実施に努めていただくよう強く要望しておきます。  続きまして、処分場の立地に向けた取組への質問をさせていただきます。  本法案によって原子力機構を実施主体とした処分体制が整備されていくこ...全文を見る
○義家弘介君 おっしゃるとおり、一義的には処分実施主体である原子力機構が考えるべきなのはそのとおりですけれども、やはりこういった重要な局面の中では国が前面に立たないと地元の理解を得られない、それはまさにそのとおりだと思います。是非、大臣も先頭に立って立地活動に精力的に取り組んでい...全文を見る
○義家弘介君 力強い決意のお言葉、ありがとうございました。  研究施設等廃棄物を適切に処分することは、原子力分野の研究開発、そのため、ひいては人類の福祉や国民生活の質の向上にも大きく寄与するものだと思います。私もこの問題には注目しておりますので、引き続き大臣のリーダーシップの下...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。本日はどうぞよろしくお願いいたします。  一昨年、約六十年ぶりに改正された教育基本法の中で、生涯学習、そして家庭教育、学校、家庭、地域の連携に関する規定が盛り込まれ、これに基づいて、私が所属してきました教育再生会議でも崩壊が叫ばれる教育を...全文を見る
○義家弘介君 それでは、渡海大臣に率直にお聞きします。親学についてどのようにお感じ、お考えになっていらっしゃるでしょうか。
○義家弘介君 振り返ると、昨年の五月、再生会議の中で親学というものを議論した中で、かなり多くの批判も含めながら、いろんな御意見があったわけですけれども、一方で、私も親となってまだ若干五年のみのキャリア、そしてその中で核家族化が進み、そして、私なんかは田舎からこちらに出てきています...全文を見る
○義家弘介君 私自身が聞いた保護者あるいは先生方の認識と今のお答えはかなり懸け離れているわけですけれども。  これ、いずれにしても、せっかく予算を付けて配付しているんですから、しっかり行き届かなければいけないわけですけれども、実はうちにあるかどうかも捜したんですね。子供の健診の...全文を見る
○義家弘介君 転校とかで、特に先ほども言った後ろの巻末ですね、その地域の情報、これが分かるような形でしっかりと手渡されなければならないだろうなというふうに感じるわけですけれども。  一方で、ちょっとにわかに信じ難いことを聞いたので、ちょっとこれをお尋ねしたいんですけれども、学校...全文を見る
○義家弘介君 事例について上がってきていないと。実態調査は行っているのでしょうか。
○義家弘介君 心のノートへのスタンスと非常に似ているような気がしてなりませんけれども。やはり税金を掛けて、意義のあるものとして認識して発行しているわけですから、それがどのように配付され、どのように活用されているのか、そこについてのチェックというものをすることはやはり大事なことでは...全文を見る
○義家弘介君 いまいち具体的な運動の中身がちょっと見えてこないわけですけれども、例えばこの早寝についてですけれども、塾に通っている子供は基本的に早寝できないですよね。つまり、塾には行かないで、学校から帰ってきたら、部活から帰ってきたら御飯を食べて早く寝なさいということなんでしょう...全文を見る
○義家弘介君 抽象的な中で運動をしていくというのは非常に難しいんですけれども、大体、私も塾で教えていたことがありますけれども、九時半ぐらいまで教えるわけですね。その後居残りの授業で大体十時過ぎた辺りで保護者が遅いので迎えに来る、あるいは自分で帰るという形ですね。それから学校の宿題...全文を見る
○義家弘介君 もう一点だけちょっと追加でお尋ねさせていただきますが、一定水準以上の指導者ってどういう指導者なんでしょうか。
○義家弘介君 ありがとうございます。  続いて、家庭教育支援チームの創設、これについてですけれども、この現状と展望について是非お聞かせください。
○義家弘介君 ありがとうございます。  どうしてこの質問をしたのかというと、実は各地域でもいろんな差異がありますけれども、家庭教育学級というものがあります。地域によっては小学校単位で、生徒が授業をしている間に体育館に集まって様々なことを学ぶあるいは公民館の講座として学ぶという機...全文を見る
○義家弘介君 公民館の現状、私もいただいた資料を見ると、かなり都道府県によってその差は意識の差も含めて大きいと思うんですね。その上で、この家庭教育支援チームと家庭教育学級の連携、これは大きくこの家庭の学びが進む一つのきっかけになると思うんですね。  私もいろんな学校の家庭教育学...全文を見る
○義家弘介君 この居場所づくり、放課後子どもプランについては、池坊副大臣がかなり中心的な役割を果たしながら推し進めてきたプロジェクトだと思いますけれども、平成十九年度、全国平均が二八%の中でちょっとこれが気になる。この原因を是非、池坊副大臣に答えていただきたいんですけれども、一番...全文を見る
○義家弘介君 これは是非、力を入れてよろしくお願いいたします。  まず、この放課後子どもプランの中での教室なんですけど、保護者のニーズの中にはこういうニーズが結構多いんですね。補習的な役割、要するに勉強を、ただ遊んで、居場所ではなくて、塾とはいかないまでも勉強をしっかりと見てほ...全文を見る
○義家弘介君 少し唐突な質問を大臣にさせていただきたいんですけれども、地域教育、地域の人々が学校のみならず子供たちの教育に携わる、これは非常に意義深いことなわけですけれども、この地域教育で子供たちに教えること、いろんなものがあると思うんですけれども、大ざっぱにどんなことを子供たち...全文を見る
○義家弘介君 地域、郷土のこと、あるいはいろんな経験を教える、まさに実はそれは総合学習であると私は思うんですね。  つまり、本来、今必修として導入された総合的学習の時間というのは、学校の授業時間内に先生が教えるというよりは、まさに地域が子供たちに教えていく、それこそ総合的学習の...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  それでは、今御説明があった学校支援地域本部について具体的にお尋ねしたいと思いますけれども、実はこれは、今度は教育委員会に身を置いた人間としての感想とそして質問なんですけれども、学校評議員制度、これを進めなさいということで一生懸命進めてきた...全文を見る
○義家弘介君 そういう意味では、かなり協力してくれるコアな人たちが地域にたくさんいないとなかなかこれ実現できないわけですけれども、いる地域とそうではない地域、難しい地域、そうは言うけどなかなかできないよという地域も実はたくさんあるような気がするんですね。つまり、評議員制度よりちょ...全文を見る
○義家弘介君 この学校支援地域本部、多くは原則としては中学校区単位ででき上がっていくというお話をお聞きしていますけれども、実は私の暮らす横浜なんか、これにわかに信じられない話かもしれませんが、プレハブ教室があるんですよ。つまり、生徒が少なくなっていてがらがらだという学校もある一方...全文を見る
○義家弘介君 そうはいいながらも、この連携というのは、本当に学校長及び学校管理職のマネジメント能力、これによって全く違う方向に行くものだと思います。その意味では、副校長及び主幹、こういうものをどんどん導入していきながら、そういうことが専門的に余裕のある中でできるような体制づくりと...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○義家弘介君 自由民主党義家弘介です。  まず、塩谷大臣、いつも部会等で大臣から様々なことを学ばせていただきました。この度大臣という形で、本当に心より期待しています。まず、おめでとうございます。  その上で、冒頭に大臣にお聞かせ願いたいと思います。  大臣は、学校、家庭、地...全文を見る
○義家弘介君 往々にして様々な議論というのは、目的と手段を混同しながら議論されていると思うんですけれども、例えば今おっしゃった、現状の学力を正確に把握して、そしてそれが把握したならばそのための改善の施策を様々打っていく、要するに改善していく。その中で、例えば手段の一つとして成績の...全文を見る
○義家弘介君 私自身、二年分の問題も解きながら自分なりに分析をしましたが、まず、一年目の試験を見たときに、私は実はあの学力試験に唖然としました。これは、意図的に差の付かないテストを文部科学省が作ったなと実は思ったんです。都道府県によって大きな差が出たらまた大問題になるからという配...全文を見る
○義家弘介君 この小学校英語については意外と意見が分かれるんですけれども、実は実態を知らずに意見が分かれているという現状があるような気がするんですね。  現在、小学校の九六%が英語学習という形で既に英語の教育はしているという現状の上で、ただ、教科ではないから物差しがなかったわけ...全文を見る
○義家弘介君 まさに道教委は今変わろうとしていると。その中でどういう支援、援助をしていくのかということがこれは重要な分岐点に今あるような気がします。  例えば一月三十日の時限ストライキに関しては、これは明らかな違法行為であるにもかかわらず教職員の三人に一人が参加しているという現...全文を見る
○義家弘介君 影響力です。組織率じゃなくて、影響力です。
○義家弘介君 いじめの再調査拒否、さらには三人に一人が時限ストライキに参加、さらにはこういう英語についての研修会も出ないようにと通達と。例えば北海道で、例えばこの先で英語力が低くなるのは、これは自明のこと、だれが見たってこれ自明なことですよね。もし高くなっているとしたら、子供たち...全文を見る
○義家弘介君 数字については私もそのように受け止めていますけれども、しかし一方で、小学校なんかに行くと、随分胸板の薄いというか、非常にスリムな子供たちが随分増えているなと。そして驚くのは、ひざ小僧の擦り傷がない子供たちが非常に多いなというのは、これ率直に感じるわけですけれども。単...全文を見る
○義家弘介君 具体的な御答弁、本当にありがとうございます。やはり体あってのすべてですから、その辺についてどのような支援をどんどんしていくのかということが何より重要なことだと思います。  また、悪平等の中でこの体力というものがちょっと心配なことになっているなと思うことが一点あるん...全文を見る
○義家弘介君 次に、多くの大学生が大麻で摘発されるということが起こっています。先日の発表では、一般的に、東大なんかも含めて、一流、知の部分では一流と言われている大学からも、さらには、あるラグビー部の寮で大麻の栽培も行われた。体の部分でも、しっかりとした中でも、この大麻の問題が出て...全文を見る
○義家弘介君 という話ですけれども、インターネットのサイトなんかを見ていると、元気のいい種だけを厳選なんて書いてあるわけですね。何で種子だけで元気のいい必要があるのかないのか、ちょっといろいろ不思議な部分がある。  要するに、我々の認識自体が、例えば子供たちはそれ全部知っている...全文を見る
○義家弘介君 実際、薬物教室で警察の方が来ていただいても、その内容についてのすり合わせとかが、なかなか実は学校現場と、していただける警察との、どういう内容でどういうお話をするかということに対してのすり合わせの時間もなかなかないという中で難しいので、スクールサポーター等を含めながら...全文を見る
○義家弘介君 私も教師のときたくさんのカラーパンフレットが来たわけですけれども、そのパンフレットを渡したところで子供たちの心というのは実は動かないし、問題はどういう教育をしていくかというところだと思うんですね。  私自身、だからこそ道徳の教科化を強く主張している。これはいろんな...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございました。