義家弘介

よしいえひろゆき

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数4(参1)回

義家弘介の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第2号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  森田参考人におかれましては、お忙しい中、本日はありがとうございました。  その上で、会計検査院は、重要な機能をほかから制約を受けることなく厳正に果たせるよう国会及び裁判所に属さず内閣に対して独立の地位を有する憲法上の機関となっている...全文を見る
○義家弘介君 この北海道の例に関して言えば、会計検査院、初めはなかなか動き出さなかったわけですが、自治体による実態調査という明確な証拠が示されたことで会計検査に踏み切ったものでありますが、これは実は北海道だけが例外ではありません。例えば、平成十二年、三重県が教職員組合に対する勤務...全文を見る
02月09日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第4号
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○義家弘介君 自由民主党として、今回の同意人事について意見を表明させていただきます。  まず、検査官についてであります。  検査官は、憲法第九十条に規定する国の収入支出の決算の検査を行う重責を任期七年の長期間担うことになっておりますが、今回提示の候補者については、政府関係の機...全文を見る
03月24日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  まず冒頭に、この度の東北地方太平洋沖地震により犠牲になられた方々に対しまして心より御冥福をお祈りし、御家族の皆様に衷心よりお悔やみ申し上げます。  また、負傷された方々、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  さらに、地...全文を見る
○義家弘介君 そのような状況にまずなっていること、少し安心を覚えましたが、しかし、まだ被害状況が明らかになっておりません。行方不明者ももうほとんど不明というままでありまして、実は私、今も大学で教員を目指す生徒たちを教えているんですが、私のゼミ生が今教育現場で、小学校で働いているん...全文を見る
○義家弘介君 様々な、官邸が肥大化している等々も言われておりますけれども、私はそれを乗り越えて、大きな課題と問題提起も実はこの中には含まれております。どう対応すべきか、今後こういう事態が起こったとき、何がネックになってくるのか、そしてどうしなければならないのか等々、まさに現場の目...全文を見る
○義家弘介君 現在、教育委員会が十分な機能を果たしていない中であっても、生徒児童、これを正確に把握できるのは、あるいはしなければならないのは、現場の教職員であります。そして、現場の教職員からしか得られないという状況もあると思います。阪神・淡路大震災の際も、兵庫県教組は独自のルート...全文を見る
○義家弘介君 問題が明らかになってからではもう遅い。つまり、じゃ今、学級編制、四月に向けてどうしていくのか、あるいは先生方の配置、四月に向けてどうしていくのか、担任、四月に向けてどうしていくのか、様々な具体的検討が必要になっている中で、機能が低下し、先ほど、岩手県のある地域では県...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  まず、どの程度疎開するのか、それが決まってから対応を考えたのでは遅いということなんですね。だからこそ、私たち自民党は、一律に三十五人学級は法律出てきていますが、その分の予算が取れるならば、こういう国家危機的な状況において、予算はもう確保し...全文を見る
○義家弘介君 やはり教育は人でありますから、五年ぐらいのスパンで考えた上で十分な加配をするという形で大臣がメッセージを出さないと、どうしていいのか分からないまま四月を迎えてしまう。こういう困難な状況にある中でしっかりとした加配をしていくという固い思いを大臣から語っていただきたい、...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  昨日の衆議院で同僚の松野議員からの質問でもありましたけれども、阪神・淡路大震災当時の例は、学級編制、四十人学級にこだわらずに、例えば四十五人、例えば五十人という形であっても柔軟に対応していく。つまり、ある学校がぼろぼろになって教室が確保で...全文を見る
○義家弘介君 大事なことは共有しているわけですけれども、その大事なことをどのように担保していくか、これは予算も含めて一体どう大事なことを担保していくか、そしてリードしていくかということが問われていると思います。  今、衆議院でも三十五人学級の法案の審議が行われておりますけれども...全文を見る
○義家弘介君 じゃ、例えば今仮校舎やプレハブ校舎に対してですけれども、省内でこの問題に対してどのような具体的柔軟な対応を話し合っていますか。
○義家弘介君 まず、恐らくはこれから一週間以内ぐらいに想定される、今るる様々な問題提起をしました。これに対してじゃどうするのかということを一週間ぐらいの間に対策を出していかなければ、もう四月には間に合わないだろうと。  入学式を遅らせる云々というお話もありましたけれども、じゃ、...全文を見る
○義家弘介君 この耐震化については、鈴木副大臣がおっしゃるとおり、我々もとにかく進めなければならないと協力して推し進めてきたところであります。  しかし、一方で、鳩山政権になった折、平成二十一年当初予算から減額した要求を行うという制限を概算要求に掛けた結果、耐震化については麻生...全文を見る
○義家弘介君 この文科省の発表の倒壊校舎の被害状況等にも明らかなように、耐震だけではなくて老朽化も実は深刻な問題であります。  これ、こういう災害が起きたとき、まず学校というものが防災拠点になっているわけですけれども、その防災拠点自体が非常に危険な状況になっている、あるいはなる...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  また、例えば今後の計画停電で登下校中に信号機が機能しない際の安全保障、どれだけ学校現場がその計画停電を理解して対応をしているのか、様々な具体的に出していかなければならない案件多いかと思いますので、是非ともそれぞれ精いっぱい知恵を絞りながら...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○義家弘介君 昨日から引き続き、自由民主党の義家弘介です。この予算について具体的に一つ一つ質問をしてまいりたいと思います。  まず、教育において最も重要なことは、責任そして継続性、この二つのうちどちらが欠けてもその教育効果というのは期待できません。しかしながら、今回の政府の予算...全文を見る
○義家弘介君 文科省で一旦削り、そして復活枠でという財務省のお話ですが、この件について、高木文部科学大臣、いかがでしょうか。
○義家弘介君 まず、この義務費について一〇%シーリングを掛けることが果たして妥当なのかどうかということをこれは考えねばなりませんが、義務教育費国庫負担金制度の概要、憲法の要請に基づく義務教育の根幹を支えるため、国は必要な制度を整備することが必要であり、教育は人なりと言われるように...全文を見る
○義家弘介君 今大臣の方からも、国庫負担金はシーリングを掛けるべきでないものと考えていると、にもかかわらず、シーリングを掛けざるを得なかったのはどういうことですか。もう一度、高木文部科学大臣にお願いします。
○義家弘介君 苦渋の決断であったならば、三分の一は国庫負担の義務費として出ていくという法律があるわけですから、つまり苦渋の決断でその三分の一に一〇%のシーリングを掛けたら、法改正が必要になりませんか。
○義家弘介君 先ほどから繰り返しますが、義務教育費国庫負担法においては三分の一を負担すると、その三分の一部分についてシーリングを掛けて、もしも特別枠で認められなかったときに、一体その差額分の負担はどうなっていくのかということ、これに大いなる危惧を持っているわけでございます。  ...全文を見る
○義家弘介君 さてそこで、引き続き財務省に聞きたいんですが、なぜ法律で明記されている国庫負担金、義務費に一〇%のシーリングの対象にして、残りの三分の二、地方交付税として付けられる教員の給与分はシーリングを掛けなかったんでしょうか、お答えください。
○義家弘介君 ちょっと今の説明でよく、私の理解力がないのか分からないんですが、いいですか、義務教育、法律に規定されている義務費である国庫負担金に一〇%のシーリングを掛けたわけです。同じように、教員の給与の残り三分の二部分である交付税として措置しているものに対しては一〇%のシーリン...全文を見る
○義家弘介君 財務省、引き続きお答え願いますけれども、では、文科省から特別枠で小学校一、二年生の三十五人学級の定数改善の、コンテストに掛けられたわけですけれど、二年生部分を認めなかった理由を教えてください。
○義家弘介君 まず、今教育的な小一プロブレムの話も出ましたが、教育的には基本的に、これは地域にもよります、あるいは学校の人数規模にもよります、少人数のところは結構クラス替えを行うというところもありますけれども、普通規模の学級においては小学校低学年は余りクラス替えをしない。特に、一...全文を見る
○義家弘介君 引き続き財務省、じゃ、いつごろまでにその結論を出すと考えていらっしゃいますか、お答えください。
○義家弘介君 来年度の予算編成過程、概算要求の締切りがおおよそ八月末ぐらいまでですから、八月末ぐらいまでに結論を出すということでよろしいですか。
○義家弘介君 いや、文科省の意向はよく知っているんですよ。財務省がそれに対してどうするのかという問題なんですよ。だから、財務省はいつごろまでに二年生三十五人学級にするならする、三年生までやる、四年生までやるということを決定される予定かということを聞いています。
○義家弘介君 深まっていくんじゃなくて、いつまでに深めるのか、結論を出すのかと聞いています。
○義家弘介君 このまま同じ質問を何度も何度もしてもしようがないので、高木大臣に答えていただきますが、今の財務省の今後の過程を含めて、期日を切らずに、議論を深めたら決定していきますという答弁についてどのようにお感じになりますか。
○義家弘介君 高木大臣、二年生までですか、それとも三年生も四年生も五年生も六年生も中一も中二も中三もですか、この辺お答えください。
○義家弘介君 となると、莫大な人件費になっていくわけですよね。  現時点で結構ですので、財務省、それ本当に可能だと考えているのかどうか、答えにくいかもしれませんが、本当にそれが現実的なのかということ、是非。
○義家弘介君 という財務省の思いの中で、どういう戦略で高木大臣、これ今後推し進めていくんでしょうか。ただアドバルーンのように一年生だけそうしたらいいか。この中身についてはその後の質問でしますけれども、現段階で、ただ一年生だけ今回やっても、これから継続して中三まで広げていく予定なわ...全文を見る
○義家弘介君 国民の理解が得られるかどうかは後の質問でいたしますけれども、先ほども財務省にいつまでにこの今後の二年生、三年生も含めた方針を出すのかという話をしたのは、実は教員採用試験って夏ですよね、夏なんです。つまり、どうなるかという方針出さないと採用しようがないんですよね、初め...全文を見る
○義家弘介君 東京都の聞き取りなんかでも様々な問題点が出ていますが、例えば加配定数の削減方法。財務省からの少人数学級二重取り批判を受けて、文科省は、振り替える加配定数の千七百人について、小学校第一学年における少人数学級への転用数相当と当初は説明していた。しかし、その後、文科省は当...全文を見る
○義家弘介君 財務省にお伺いしますけれども、例えば来年度の予算編成においても、この義務費三分の一に一〇%のシーリングを掛ける可能性はあるのかないのか、方針はあるのかないのか。
○義家弘介君 高木大臣、今後検討されることだということでございますけれども、高木大臣は、来年度、この一〇%シーリング掛かるというような話があったときに、それに対してどう、また特別枠でやろうと思っているのか、それともどう対応するのか、是非お答えください。
○義家弘介君 私自身、この拙速で、そして自治体の教員採用試験の後にこの定数の改善の法律を出してくる、これは全て義務費の一〇%シーリングから始まったことであると思っております。  平成二十二年度の義務教育費国庫負担金、これに一〇%の削減シーリングを掛けた金額が一兆四千三百四十四億...全文を見る
○義家弘介君 その使命、つくづくと感じることは我々も応援したいわけですけれども、今の質問は、その苦肉の策が政策コンテストで認められなかった、つまりはねられちゃったらどうするつもりだったんですかということなんですよ、大臣。
○義家弘介君 想像するしないではなくて、その可能性もあるわけですよね。  そもそも、これ、それまでの信念があるんだったら、どうして義務費に一〇%のシーリングを受け入れるんですか。何としてでも守るという信念、教育への投資という信念があるんだったら、なぜその三分の一の義務費に一〇%...全文を見る
○義家弘介君 その根拠のない自信が一体どこから来るのか、私にはちょっと理解できないんですけれども。これ、上がってきた時点で、いやいや、元々削られているわけですよ。一、二年生分の三十五人以下学級で上げているわけですよ。それが、一、二年生ではなくて、一年生だけという形で今回付いたわけ...全文を見る
○義家弘介君 まず、一義的に最大限の努力をしていただきたいのは、義務教育費国庫負担金三分の一に一〇%の削減シーリングを掛けさせないと、こんなことはあり得ないんだということにまずエネルギーを割いていただきたいと思います。  その上で、この削減シーリングに関して財務省にお聞きします...全文を見る
○義家弘介君 マニフェストの看板政策だったから対象にはしなかったみたいな物言いですが、民主党の昨年の参議院マニフェストでは、少人数学級の推進、学校現場での柔軟な学級編制や教員配置を可能にする、これ今の法案ですよね。また、二〇〇九年のマニフェストでも、教員が子供と向き合う時間を確保...全文を見る
○義家弘介君 まあ何とも私には理解不明なものですけど、じゃ、中身に入りましょう。  文部科学大臣、そもそも現在の公立学校の一年生、公立学校の一学級当たりの平均生徒数、何人ですか。──ごめんなさい、もっと単純な質問に変えます。公立小中学校の一学級当たりの平均児童生徒数、まず小学校...全文を見る
○義家弘介君 もう三十五人以下学級になっているじゃないですか。これ、どう思いますか。
○義家弘介君 各自治体によってばらばら、確かにそうですね。例えば、私の手元にあるのが平成二十一年五月一日現在の特別支援学級を含まない公立小中学校の一学級当たりの生徒数なわけです。例えば高知県、二十・八人ですよね。最も多いのが神奈川県の三十一・九人。これ、みんな三十五人以下学級なん...全文を見る
○義家弘介君 どうも話がかみ合わないですよね。  三十五人以下の学級が全体の九二・九%なわけですよ、一年生において。四十人と言いますけれども、四十人なんてごくごくごくごく限られた学校、クラスでしかないわけですよ、現在。その中で、一学級当たりの平均数二十七・九人なんですよ。もう三...全文を見る
○義家弘介君 何かこういう、詰まると他国の、OECDの各国はとかどこどこはという比較するわけですけれども、状況が違うわけですよ。まず、他国と比較するよりも、日本の公教育をどうしていくのかという議論が先であって、さらに、他国ともし比較するのであれば、移民国家とこの日本、これ一緒には...全文を見る
○義家弘介君 時間がなくて出せませんでしたが、この特定扶養控除見直しに伴う高校無償化の負担増の家庭、これが色を塗ったところであります。定時制高校を選んだ子、それから通信制高校に行かざるを得なかった子、特別支援の子の家計に負担が増。つまり、まず教育とは最初に何をなすべきかということ...全文を見る
03月31日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第9号
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○義家弘介君 意見表明をさせていただきます。  今回提示された候補者について、我が党内の審査で、提示に至る過程の中での選出の不透明さ、その経歴に様々な評価があり、経営委員の選任には慎重を期すべきであるとの意見もございましたが、最終的には同意することにいたしました。  ただし、...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず第一に、東日本大震災への対応について文部科学省にお尋ねしたいと思います。  三月十一日の大震災以降、文部科学省として様々な政策、様々な援助というのをしていると聞いていますけれども、具体的に現場をど...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  様々なニーズにこたえるために努めるのは当然のことと思いますが、今大臣の話の中で、一刻も早く解決を図っていきたいと。現場の声、私も多くの先生方と、皆さんは教育委員会の方とかとしか何か会っていないのかなと逆に思ったりするわけですけれども、現場...全文を見る
○義家弘介君 おっしゃるとおりであります。  避難場所になったり、様々な避難所の手配等もある。更に言えば、学校というところは個人情報とか様々な重要なものの宝庫なわけですね。もし学校が空になってしまって、その中の内容物が荒らされるようなこともあったら、これ大変なわけですけれども、...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  まだごくごくこれは氷山の一角でありましょう。だからこそ、私は今回予算が四千人分増で取れたからこそ、それを被災地にすぐに執行できるような加配対応をすべしというお話をしてきたわけであります。  例えば、数人の転校生が来ている学校、これは心の...全文を見る
○義家弘介君 私は、良識に基づいてやっていただきたいというよりは、こういう非常時だからこそしっかりとやってほしいと、しっかりと対応せねばならないというぐらい後押しをしてあげないとなかなか現場はそうはいかないと、良識に基づく、何をもって良識というのかもありますけれども、たくさん入っ...全文を見る
○義家弘介君 いずれにしても、どこで始まるか、どのようにするかという方針が出ない限りは、これから一体どうなってしまうんだろうという状況の中で、教師も生徒も、まして三十キロに広げたら一万五千人ですから、今回、更に避難区域が広がっていきますから、これより更に増えるわけですよね。その子...全文を見る
○義家弘介君 局長、ありがとうございました。少し安心いたしました。  一方で、この半径二十キロ圏内、三十キロ圏内の学校、今がらがらな状況なわけですね。これ、学校防犯ということを考えると、例えば中学三年生、これから高校受験する、成績の管理、内申書、原則的に生徒の個人データは学校外...全文を見る
○義家弘介君 これは非常に重要なことですから、来年、高校受験どうするのか、あるいは授業数が減った中で指導要領も消化できないような事態の中で、受験、じゃどうするのか。そのことも踏まえた上で様々な支援を考えて、今こそ私は、文部科学大臣、文部科学省がしっかりと我々はちゃんとやるんだとい...全文を見る
○義家弘介君 ちょっと分かるようで分からないわけですけれども、どうして学校が増えるわけでもないのに教頭先生が百人増えるのかとか、不安なところすごくたくさんあるわけですけれども、今非常に重要なお話だったと思います。  というのは、三十五人以下学級になぜ一年生をする必要があるのかと...全文を見る
○義家弘介君 現実的には加配を千七百人吸収した形での四千人なわけですから、このような状況になったときに逆に目的を持って加配されている教員が減らされる可能性もあるわけです。だからこそ様々な配慮というものが必要で、全体の子供の数を、学校を全部取っ払って、いろんな地域があるわけです、子...全文を見る
○義家弘介君 これも文部科学省のデータですけれども、小学校の教員数、本務者ですね、平成十二年が四十万七千五百九十八人、平成二十二年が四十一万九千七百七十六人、つまり一万二千百七十八人増加しているわけですけれども、これ、どうして減少というふうに思われているんですか。
○義家弘介君 いいですか、これ文部科学省のデータですからね。つまり、これ本務者と言うから非常に混乱するわけですけれども、終身雇用の定年まで勤め上げることのできる正規の先生と期限付、二年とか一年とかの期限付でフルタイムで働いている人も含んでの数なわけです。含んでの数は一万二千人増え...全文を見る
○義家弘介君 つまり、国庫に返納されているのが二十一道府県で百二十六億円が教員の人件費三分の一のために税金から出たお金が戻ってきているというのが今の現状だと思いますが、財務省、これ認識していらっしゃいますでしょうか。
○義家弘介君 適切に判断して百二十六億円返ってくるということ、これ非常に本当に適切に使われているのか、あるいは適切に算定した上で現場のニーズにこたえた形で配分されているのかということを疑問に思わざるを得ませんが、更に突っ込めば、残りの三分の二、教員人件費の残り三分の二ですから、三...全文を見る
○義家弘介君 いえいえ、義務教育費の国庫負担金として教員の人件費に使うという形のお金が百二十六億円、この三分の一負担分が国庫に返ってきているわけですね。つまり、残りの三分の二、交付税措置した二百五十二億円は、これ先生に使われているという認識ですか。
○義家弘介君 高木大臣にお伺いします。  子供たちの教育のために教員が必要なわけですから、その教員の給与として支給されたお金が百二十六億円返ってきていて、残りの三分の二は、人件費として交付税措置されたにもかかわらず、どこに使われたのか分からない。こういう状況というのは、高木大臣...全文を見る
○義家弘介君 今日は時間がないのであれですけれども、衆議院の審議の中で鈴木寛文部科学副大臣が教育一括交付金というアイデアのお話をさらっとしていました。私も実はそこについては同感で、教育のために、子供たちのために出されたお金を子供たちのためにしっかりと使う、これは非常に当たり前の話...全文を見る
○義家弘介君 安心、安全において、学校はもうこの地震においても地域の防災拠点であることが明らかで、こういうときだからこそきちっとした担保をしなければならない。ですから、まずこの五%留保から学校耐震化を外していただきたい。これは財務省にしっかりとお約束していただきたいんです。  ...全文を見る
○義家弘介君 高木大臣、しっかりとこの留保は外せと、外さなければ駄目なんだと、地域の防災拠点としての重要性をしっかり考えてくれという、これから当然閣内で交渉に当たっていくわけですけれども、最後に、高木大臣のこの問題に対する決意を是非。
○義家弘介君 今の固い決意、よろしくお願いします。そして、財務省尾立政務官も、是非とも、これは党派を超えた思いですので、しっかりと考えていただきたいと思います。  では、私の時間が来ましたので質問は終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月14日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  本日は、この義務標準法改正については最後の質疑という形になります。これまでも様々な点指摘してきましたが、その総括として、改めて原点に戻ってまず最初に文部科学大臣に質問したいと思います。  一昨日の私の質問の中で山中局長に、一年生を四...全文を見る
○義家弘介君 もう一度正確に御答弁ください。小学校一年生の四十人定員を三十五人にする。小学校一年生で思っているんですか。それとも、ほかの学年全てそうすべきと思っているんでしょうか。
○義家弘介君 尾立財務省政務官にお伺いします。  義務教育までだと莫大な人件費の予算が掛かるわけですけれども、これは、実は都道府県の小学校における学級数で、一番小学校で学級数が多いのは何と七クラスの学校なんですね。つまり、一学年一クラスちょっとしかない。二番目に多いのが一学校に...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  いや、実は、尾立政務官の方から出てきた小一プロブレムの話、元々こういう話だったわけですよね、この法律。まず、地方の独自措置で三十五人以下学級を実現しているというのが二一・六%あって、そして三十六人以上の学校が七・一%あると。ここの部分を国...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  つまり、いいですか、なぜ一年生の小一プロブレムを解消するのに副校長、教頭百人、事務職員百人、これは一体何なのかと。これはつまり、法律の性質なわけですね。この法律のあの部分だけ変えれば、それに付随している副校長、教頭の算定の表も当てはまりま...全文を見る
○義家弘介君 まあよく分からない答弁ですけれども。こういう問題なんですね、我々が言っているのは。つまり、一〇%のシーリングを義務費に掛けてしまって、そして、そのままだと人件費に穴が空いちゃう。だから、これ、何とかしなきゃいけない。それで、一、二年生の三十五人学級、定数を下げる。こ...全文を見る
○義家弘介君 そんな無責任な答弁認めるわけにいかないですよ。  いいですか、この予算は今年四月一日から働く先生たちの予算として確保されているものであって、新しく被災地のために加配する先生の予算なんか付いていないんですよ。今議論されているこれ、予算関連法案ですけれども。  つま...全文を見る
○義家弘介君 鈴木副大臣、固い決意ありがとうございます。  これはもう一刻も早く、一刻も早く必要なんですよね。そのための担保を、まさに政治主導というのですから、まさに政治家が決断し、それは被災地のために行っていくべきだと私も思いますので、全面的にそれは後押ししたいと思います。 ...全文を見る
○義家弘介君 差し障りがあるから質問しているわけですが、文科省の方で優先順位を付けていただいて、いいですか、今回の地震を見ても分かるとおり、これ文科省とか財務省とかそんな話じゃなくて、地域の避難の防災拠点になっているわけですよ。今、すごい余震続いています。専門家の間でも、過去の世...全文を見る
○義家弘介君 高木文部科学大臣、これしっかりと意思を表明していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○義家弘介君 調整じゃなくて、本当に子供たちのことを考えたり防災拠点のことを考えたら、調整するんじゃなくて、やはり政治主導なわけでしょう、我々の意思としてこうなんだということを堂々とはっきりと表明してくれなかったら、今これ、じゃ、どういう議論していたかなと見ている人見たら、ああ文...全文を見る
○義家弘介君 しっかりと協力して、とにかくこれは今だからこそ明確に、後回しではなくてやるべき問題だという共通認識を持って応援してまいりたいと思います。  これ最後になりますが、加配、私はとにかく教育は目的だとずっと主張しているわけです。ただ定数を増やすとかじゃなくて、何をするた...全文を見る
○義家弘介君 だから、この基準がもう破綻しているんですよね。例えば、今いじめとか外国人生徒指導といいますけれども、例えばいじめの認知件数でいったら熊本県断トツですよ。熊本県断トツなんです。これは、しっかりと調査しているという意味で私は評価しているんですよ。なのに、熊本県からこれの...全文を見る
○義家弘介君 例えば心のケアの加配も、一県当たり六人を目安にしか加配されていません。だからこそ、しっかりと予算を付けて、被災地にまず一刻も早く加配できるような体制を力を合わせてつくってまいりたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。     ────...全文を見る
04月19日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、昨日の大臣談話の中で、私はこの委員会でも、国庫負担金の返還分、これらを活用して一刻も早く被災地に加配教員を担保すべきだということを主張してまいりましたが、迅速な高木大臣の判断、そして政務三役の判断...全文を見る
○義家弘介君 先ほどの水岡委員の話でもありましたが、まさにこれから我々が考えていくべきは、災害拠点化整備事業、これをどんどん進めていきながら、学校を防災・災害拠点としてどのように充実したものにしていくのか、これは中長期的に考えても非常に重要なことであろうと思っております。  私...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  ちょっとまだ議論があるわけですけれども、是非、財務省には聞いていていただきたいこともありますので、お忙しい中で申し訳ありませんが、もう少しお願いいたします。  まず、それでは文科省にお伺いしますが、現時点で把握している生徒児童の学校間移...全文を見る
○義家弘介君 この把握している数字自体もまだまだ一角であり、もっともっとたくさんの生徒がいる、それから、これから出てくる。起算日が五月の一日、形式的にはなっていますので、その後様々な確定がなされていくと思いますが。  この移動について、今日改めてこの福島第一原発の周辺の移動も含...全文を見る
○義家弘介君 今の説明を聞いて、避難しなければならない人たちはよく分かって納得しますかね、という問題なんですよ。とにかく、しっかりとした説明、明確な線引きがなければ不安が不安を呼んで、自分たちのこれからは一体どうなっちゃうんだろうという気持ちから逃れることはできなくなるわけです。...全文を見る
○義家弘介君 具体的な時期については官邸の方でお考えになってくれているって、私はこの一部についていつ決まるんですかっていろんなところに問い合わせたら、経産省に聞いてくれっていうから経産省に今聞いているわけですよ。官邸の方じゃなくて、この一部はいつになったらこれ決まるのか。住んでい...全文を見る
○義家弘介君 という生徒児童たちが、あるいは先生たちが、あるいは学校がこの一部に含まれるのか含まれないのかの判断が、入学式が終わって、始業式が始まって、それでもまだ示されずに、これからの状況で官邸が判断していくことだと思います。  大体、昨日の予算委員会でも我々自民党の方から指...全文を見る
○義家弘介君 計画的避難区域の一部さえ定義できていない中で、いつ戻れるのかということも全く見えない状況になっているわけです。  例えば、高校三年生は一年後に戻れるといってももう卒業なんですよね。次の自分のこと考えなきゃいけない。中学三年生も一年後に戻れるといってもう高校進学、中...全文を見る
○義家弘介君 実は私もこの学校、非常に心配でありまして、連絡をしてお話を校長先生とさせていただきました。  その中で、この私立高校がある南相馬市自体が四つの区分に分かれているわけですね。一つは、避難指示が出ている地域に住んでいる子供がいる。もう一つが、影響がないとされている地域...全文を見る
○義家弘介君 本当に時々、議論していて、えっと思うことがよくあるんですけれども、諸外国の例なんて関係ないんですよ。今この震災の状況を我々はしっかりと見た上で、日本人として日本をつくっていく子供たちにどうやって具体的な支援を社会総掛かりでしていくかという議論であって、諸外国がどうな...全文を見る
○義家弘介君 私は、政治主導という中で、とにかくこういう危機的なときだからこそ大臣や、あるいは与党の皆さんに明確なメッセージを、不安の中にいる被災地の人たちにこういう方針でこういうふうに必ずやりますよと、抽象的な、旧来のものを戻すという復興ではなく全く新しい云々といったって、それ...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  ずっとこの審議、私も後ろで聞きながら議論を見守ってきたわけですけれども、菅内閣発足以来、いや、その前から、私は一人の日本人として非常に怒りにも似た気持ちを持っています。  尖閣の問題といい、あるいは北方領土、ロシアルートで韓国の議員...全文を見る
○義家弘介君 やはりそういう言い逃れやあれが伝染してくるものなのかなと今感じましたけれども、他方、我が党、自民党の礒崎陽輔議員の提出の質問主意書への答弁では、菅総理が海水注入を知ったのは五月二十日に海水注入に関する報道がなされた後という質問主意書の答弁、これはテレビを見ている方は...全文を見る
○義家弘介君 海江田大臣、総理に報告はしたんですか、しなかったんですか、この海水注入について。是非お答えください。
○義家弘介君 この海水注入は非常に重要な作業、まさに分水嶺になる重要な作業だったわけですけれども、それについて総理に報告しなかったんですか、したんですか、もう一度お答えください。
○義家弘介君 いいですか、まず、答弁もころころ変わりますが、一方で、総理は五月二十日まで、海水注入に関する報道がなされるまで知らなかったと質問主意書に答弁しているわけです。  さあ、じゃ総理、今報告もしたと言っておりますけれども、総理は、報告があったんですか、なかったんですか。...全文を見る
○義家弘介君 るると説明がありましたけれども、少なくとも質問主意書の中には五月二十日に報道がなされた後知ったと。枝野官房長官も審議の中で、総理が知らないことを知っていたとは書けないから知らないと書いたというような御発言もありましたけれども、これ、とんでもないこと。まさに分水嶺にな...全文を見る
○義家弘介君 まず、二十ミリシーベルトの問題、安心、安全をこれからもしっかりできるように全力をと。教育現場のこと全く知らないんじゃないですか。安心、安全というのは、これからじゃなくて、今実現しなきゃいけないんですよ。そうじゃなかったら、安心、安全な環境の中でしか勉強なんかできるわ...全文を見る
○義家弘介君 様々な面で支援、支えてもらっていて、非常に苦しい表面的な答弁でありますけれども。  さて、この問題、実は単に政治活動あるいは勤務時間中の組合活動のみではなくて、現在また教育の分水嶺になろうとしている、一つの岐路に今あるという形で、是非資料の一を御覧になっていただき...全文を見る
○義家弘介君 本当に私が聞く限り、初めて菅総理、正直にお答えいただいたと思うんですけれども、一般の国民はこれ聞いて、ああ袁世凱だと、ああ蒋介石だって分からないですよね。これ実は何で例示したのかというと、今年の夏、教育基本法が改正され、その下で作られた指導要領に基づいた初めての中学...全文を見る
○義家弘介君 この意味では、この特定集団の影響力って非常に強くなってくる。こういう多くの教科書の偏向ぶり、これだけではなくて物すごく偏向しているわけですけれども、到底看過できるわけではありませんが、なぜこうなったのかと。一体誰に気を遣って、教科書会社だって商売ですから、学校で採択...全文を見る
○義家弘介君 日本の公教育、日本の未来をつくっていく子供たちに教える教科書の内容、授業の内容について言っているわけです。  総理、次の世代、次の世代と言うわけですから、こういう教育が行われていることについてどのような御感想をお持ちですか。
○義家弘介君 これまで再三、私自身、具体的な事例を挙げて指摘してきたのに、やはりそれも報告を受けていない、見ていない、知らないということなんでしょう。非常に残念でなりません。  その上で、具体的な記述についてですけれども、総理、今回の震災に対していち早く自衛隊が復旧活動に行き、...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございました。  しかし、いまだにこの左翼勢力は、日教組を始めとした左翼勢力、例えば仙谷官房長官の暴力装置発言にも象徴されるように、この自衛隊に関しては特定イデオロギーを持ち続けています。  そして、その特定イデオロギーが教科書にも反映しているというこ...全文を見る
○義家弘介君 いろいろな考え方を教科書で言うことはまずは教科書会社という話をしていましたが、いろいろの考え方は載っていないんですよ。例えば、自衛隊の任務は軍縮を率先して訴えるべき日本の立場にはふさわしくないという考え方が載っている一方で、自衛隊の国際貢献はすばらしいという意見は載...全文を見る
○義家弘介君 二〇〇六年に百万円、それから二〇〇九年に四万円と。仲人のことをナカウドとずっと言っていましたが、仲人をした知人から数年前に中学、高校の同級生で不動産関係の仕事をしていることとして紹介されて、釣りにも行ったし食事にも行っていたとお答えしているわけですが、まあ百万円の寄...全文を見る
○義家弘介君 今の点、領収書の問題、収支報告書の訂正の問題等について、次回、資料提出を求めたいと思いますので、委員長、よろしくお願いいたします。
○義家弘介君 至急、理事会で資料提出を求めますので、よろしくお願いします。
○義家弘介君 それでは、私の質問は以上で終わらせていただきます。
08月12日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第33号
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○義家弘介君 私は、東日本大震災に対処するための私立の学校等の用に供される建物等の災害復旧等に関する特別の助成措置等に関する法律案については、本会議で趣旨説明を聴取することなく文教科学委員会に付託することの動議を提出いたします。  よろしくお願いします。
08月18日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○義家弘介君 お答えさせていただきます。  まず、元々のフレーム、先ほど神本委員の方がおっしゃった震災の被害に公立、私立の区別はないというお言葉ですけれども、我々自身も共通認識として持っております。一方で、その災害復旧をするという根拠法の問題からいうと、やはり同じ地震なのに公立...全文を見る
○義家弘介君 まず、この私立学校教育研究復旧費補助、二百十億円計上されているお金が使い勝手がいいか悪いかという御質問ですけれども、まず一義的に、その校舎がしっかりと復旧していない限り、中身の教育活動に使うことは困難であろうと我々自身は思っております。  文部科学省から聞き取りし...全文を見る
○義家弘介君 私立学校は、現行の私学助成法による私学助成を受けることにより既に必要な監督を受けております。本法案による補助を受けた場合受ける監督についても私学助成法の監督と同様なものにすぎないわけですから、本法案による支援が私立学校の独自性を損なうという論点からは外れていると思い...全文を見る
○義家弘介君 今の御指摘、まず一点お答えさせていただくと、公立と私学でほぼ同じ三分の二、これは非常に誤解もあろうと思いますのでもう一度改めて説明させていただきたいと思いますが、公立は三分の二災害復旧国庫負担法によって担保、そして激甚法で残りの部分を担保。私学の場合は激甚法で二分の...全文を見る
○義家弘介君 斎藤委員の認識のとおりでございます。  国庫補助を三分の二までかさ上げすることを定めた上で、私立学校振興助成法第十条に基づく地方公共団体による助成についても、被災地方公共団体は財政的にも困窮しておりますので、独自財源で私立学校に対して助成を行うことは現時点では困難...全文を見る
○義家弘介君 まず、例えば原発から三十キロ圏内にある子供たち、学校というのは、自分たちの判断でしているわけではなくて、これは国によって、言われて学校運営が休業状態になっているわけです。  先ほどから何度も繰り返しておりますが、今後全く見通しが立たないのが私学経営であります。本当...全文を見る
○義家弘介君 この政令に定める様々なことと、もう一つが助成のこと、第四条の趣旨についてですけど、改めて第四条の趣旨を説明させていただくと、私立学校等の用に供する建物等の確実な復旧を確保すると。未曽有の大震災ですから、それに対して特別にしっかりとした支援をすると。そして、国から補助...全文を見る
○義家弘介君 細かな議論、当然必要となってきますけれども、もう既に第一次補正予算の時点でも私自身が感じている疑義があります。  例えば、第一次補正予算においては各種学校についての予算支出をしていますが、その各種学校というのは外国人学校のみなんです。つまり、日本人が日常的に、被災...全文を見る
○義家弘介君 本法案では、幅広く助成すべきという観点から、私立の学校に限定を加えておりません。すなわち、株式会社立の学校も学校教育法第一条に規定する学校を設置する者でありますから、本法案の第二条第一項が義務的に補助を行うことになっていることからしても、同項に規定する補助対象となり...全文を見る
○義家弘介君 本法案は、衆議院法制局、参議院法制局と本当に長い時間、様々なケースを想定して策定した法律であることをまずお断りさせていただきます。  その上で、激甚法に含めて抜本的に議論していく必要があるという委員のお話ですが、私も同感であります。なぜかといえば、私学に関していえ...全文を見る
○義家弘介君 この議論は長年されてきた議論でありますけれども、本来政府がこの解釈を答弁すべきものかと思いますが、政府の一貫した解釈は、公の支配に属さない事業とは、その構成、人員、内容又は財政等において、公の機関から具体的に発言、指導又は干渉されることなく、事業者が自らこれを行うも...全文を見る
○義家弘介君 本法案については株式会社立学校の分けはしておりませんけれども、それは是非政府の側に御答弁を願いたいと思います。
○義家弘介君 これは憲法論を今このところでやるという、我々も是非そういう活発な議論をしていただきたいなとは思うわけで、株式会社立に関しても先ほどの説明と同様の認識でございます。
○義家弘介君 この私学助成に関しましては、憲法第八十九条が、公金そのほかの公の財産は、中略、公の支配に属さない慈善、教育若しくは博愛の事業に対してこれを支出し、又はその利用に供してはならないと規定していることから、私学が公の支配に属さない事業に当たり違憲ではないかという指摘がずっ...全文を見る
○義家弘介君 様々な議論の下で時間が掛かっている、今でも諸説入り乱れた議論、今、大島先生が御指摘いただいたような諸説入り乱れた八十九条においての議論は存在することは十分認識しております。私は、だからこそしっかりと、ずっと止まっていた憲法審査会、これを具体的に設置して、こういう具体...全文を見る
○義家弘介君 全く委員と同様の見解であります。  そして、更に踏み込んで言えば、例えば激甚法に関しては、あくまで予算の範囲内において国が補助することができるという規定にすぎないわけですが、本法案では、私学というものをしっかりと受け止めた上で、補助するものとするという形でより責任...全文を見る
○義家弘介君 これはまさに事業計画がどのように出されるかということにもあると思いますが、大学そして幼稚園、校種によっても全くこれからの計画というのは変わってくると思っております。  例えば、私、仙台の東北福祉大学で教えておりますが、私の使っているゼミの教室は窓がありません、今。...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  ようやくこの日が来てくれたなと私自身思っております。新内閣が発足して、我々は一貫して、大臣の所信を聞き、そして現在の文部科学省、閣僚の体制の中でどのような指針で教育行政を進めていくのか早急に聞くべきであるということを主張してまいりまし...全文を見る
○義家弘介君 その説明は日記の内容とはちょっと異なるので、前文も含めて読みたいと思います。  中川さん、パチンコ屋が託児所を始めよった。若い母親が子供をほったらかしにしてパチンコに熱中した結果、子供が何人も犠牲になってきた。パチンコ屋の対応は早い。うちの工場もこれに負けずに、女...全文を見る
○義家弘介君 これはもう全くひどい答弁だと思いますよ。  少子化対策の突破口になる、パチンコ屋の託児所こそが、少子化対策の突破口になるのではないかと、私は今真剣に考えています。考えているのは大臣なんですよ。いかがですか。
○義家弘介君 そもそも教育で問われるべきは母親の母親としての在り方の問題であって、託児所をつくるから、それが少子化対策になる、託児所をつくるから。そんな発想の文言を無責任に書き、そしてこのような、ある意味でごまかしのような説明をしていると。  では、もう一つお聞きします。  ...全文を見る
○義家弘介君 だから、私は心配しているわけですよ。  あなたは、組織率ほぼ一〇〇%を誇る三重の教組の確認書を、同意書を交わし、そして組織的に応援してもらいながら出ている大臣であります。つまり、このパチンコストアの政治アドバイザーを務めているから、あえてこのパチンコの事件の中でパ...全文を見る
○義家弘介君 同じ質問を神本政務官にもお聞きします。  教育基本法を遵守しますか。
○義家弘介君 そこが心配だからあえて問うているわけです。  まず、神本政務官、二〇〇六年のホームページで書いております。教育基本法改悪に断固反対しますという旨の意見が書かれています。政府は、国と郷土を愛する愛国心を明記した教育基本法改悪案を国会に提出しました云々と、反対の御自身...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  これではっきりしたわけですけれども、教育基本法に対しては中身としてはかなり反対、左寄りの見方からこの教育基本法というのはとらえているということがこれではっきりいたしました。  いいですか。伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国の郷...全文を見る
○義家弘介君 その日本教職員組合、これちょっと調べただけでちょっとすごいなと思うんですけれども、十八年度だけで「神本みえ子さんを励ます会」、これ北教組、岩手県教組、千葉県教組、神奈川県、様々な教組でやっていますが、すごいですね、一回パーティーするとこれだけ集まるんだなという、まさ...全文を見る
○義家弘介君 私も中をつぶさに見させていただきましたが、実は非常にいいことも書いていたんですね、なるほどなと。なるほどということも書いてある。  一方で、これはとても問題だなということも多く出てきているわけです。例えば、教材は自主編成していきましょう。これ、学習指導要領への否定...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  まず、この教育基本法に基づいて文部科学行政が行われている、もう一度確認しますが、教育基本法に基づいて文部科学行政は行っていくんですね、中川大臣。
○義家弘介君 さて、だとしてですよ、例えば現在、菅直人総理大臣が最後の空白の一日で突如審査を再開した朝鮮学校の問題であります。  朝鮮学校は、本当に他国を尊重し国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う体制がその教育内容の中で行われているか。更に言えば、この教育基本法第十六条では...全文を見る
○義家弘介君 調和とか権利とかじゃないんですよ。教育基本法と朝鮮学校のことについて私はお尋ねしているわけです。他国を尊重し、国際平和の発展に寄与する態度を養うこと、あるいは教育基本法の第一条等々も含めた上で、朝鮮学校は教育基本法に違反していませんかというお話をしています。  不...全文を見る
○義家弘介君 御自身の判断基準で推薦を受けて、同意事項もしながら是々非々でやっていくというお考えですが、では、この有力支援団体である三重教組の活動、教組としての活動について大臣はどのようにとらえていますか。
○義家弘介君 現場の声としっかりと向き合っていくことは大事ですが、現場が異常な状態ならば、しっかりとリーダーシップを持って正さなければならないのが文部科学省の役割なわけですよ。  例えば、八重山の教科書採択の問題も、現在も違法状態が続いているにもかかわらず、延々とその手を差し伸...全文を見る
○義家弘介君 もう都合の悪いことは記憶に残っていません。しかし、これ重大な事件として、これ教育史に残る重大な事件として起こっている問題ですよ。それを御自身同意書を交わして推薦を受けて、そして都合の悪いことになったら覚えていません、余りにも無責任な答弁だと私は思いますよ。  じゃ...全文を見る
○義家弘介君 過去にはという話で、しかしこの返還すべきだということを県議会の中で主張してきたということは、そういう真っ当な感覚もおありだったのかなと思いますが、一方で、現在は同意書を交わして、まさに全面的な応援の下で選挙戦を戦っているわけですから、そういう意味で、以前はじゃないで...全文を見る
○義家弘介君 問題は、教育界を揺るがすようなこのような出来事が起こり、そしてその後もその体質が変わらずに、そして現在も私が指摘したように偏向教育の内容も変わらずに行われている教組の推薦を教育行政のトップの文部科学大臣が受けていて、それを問題意識としてしっかりと指摘することなく是々...全文を見る
○義家弘介君 この実態を我々はこの二年間、このファイル全部そうですけれども、こういうペーパーがありますよ、こういう活動がありますよ、こういう勤務時間中の組合活動がありますよと、校長交渉の中でこの長期休み中の活動についてこういう届出をして、こういう形で校長先生が追い詰められていてと...全文を見る
○義家弘介君 小学校の先生が組合活動がある場合年休を出してやっていると、先生いなくなっちゃいますよね。  更にお聞きしますが、是非、神本政務官、もう一回法律をしっかりと読んでいただきたいんですが、神本政務官、記者会見でこういうことを言っているんですね。  一応といいますか、教...全文を見る
○義家弘介君 一般市民としてまでやるということは禁じられてと、そもそも先生は立候補できませんからね、先生辞めないと。先生辞めてから立候補しなかったら、これは公務員がいきなり公職に立候補するなんて、被選挙権なんという議論は始めからないわけですが、しかし、一市民として運動をしてもいい...全文を見る
○義家弘介君 だから矛盾していると言っているんですよ。  一市民として選挙権、被選挙権という立場で行動を行う、運動を行うのは、そこまで禁じられていないというふうに理解しておりますと。しかし、今あなたは文部科学政務官なんですよ。文部科学省から毎回通達が出ていて、教育公務員が個人と...全文を見る
○義家弘介君 じゃ、個別にします。  自筆であれば、支持の依頼を先生方、書き添えることができますか。いかがですか。自筆であれば、手紙を書いてこの人を応援してくださいという支持の依頼をすることができますか。
○義家弘介君 選挙の依頼ということです。政治的目的です。
○義家弘介君 もうちょっと具体的にじゃ読みましょう。これは日教組の内部ペーパーですからね。  政党の政策や候補者の人柄や説明や投票の依頼など、電話による選挙活動は自由にやっていい、先生方無制限にやっていいですよと書いているんです。  これは山中局長、どうですか、無制限にやって...全文を見る
○義家弘介君 なぜそれができない、もう自己否定です、自分たちの通達と全く違うことを言っているわけですよ。電話で政党の政策や候補者の人柄の説明を無制限で学校の教員が行っていいんですかと聞いているわけですよ。これは法律の中身にしたって駄目に決まってるじゃないですかという話をしているわ...全文を見る
○義家弘介君 学習指導要領にはどこにも、学校行事の中で国旗・国歌を扱う場合は市町村や所属長である学校長が判断、学校長が判断していいなんて書いていないんですよ、これ。そんなこと書いていないんですよ。あなたは記者会見でそう言いましたが、子供や地域の実態に合わせて判断するんじゃないんで...全文を見る
○義家弘介君 大臣からしてもう分かっていないですよね、本当に御理解しているんですか。  これは、所属長である学校長が地域の実態と合わせて国旗・国歌やるかやらないか判断するなんていう問題じゃないんですよ。神本さんは、実態に合わせて判断するということはそういうふうに考えていいのでは...全文を見る
○義家弘介君 終わります。