義家弘介

よしいえひろゆき

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数4(参1)回

義家弘介の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第182回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○義家大臣政務官 このたび文部科学大臣政務官を拝命いたしました義家弘介です。  主に教育とスポーツを担当することとなりました。  今後とも、松野委員長を初め理事の皆さん、委員の皆様方の御指導、御鞭撻、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)      ————◇—————
○義家大臣政務官 お答えいたします。  先日訪問した時点において、実は文部科学省にこの事案が上がってきたのが報道発表の後でございまして、実際に桜宮高校でどのようなことが起こって、そして遺族がどのような思いでいて、教育委員会はどのような調査をしているのかということをまず明らかにす...全文を見る
○義家大臣政務官 問題意識は馳委員と実は共有しております。  解釈によってという問題だけではなくて、根本的にこの地教行法五十条のあり方、文部科学省のかかわりのあり方というものを一からしっかりと議論する必要性があるであろう。そして、貴重なとうとい命が失われた今こそ、我々は二度とそ...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  大阪市の教育委員会との聞き取りをもとにお答えいたしますけれども、まず、当該生徒が自殺という形で保護者から通報を受けた、その時点で、机の上に遺書と手紙が置いてあり、体罰のことについて書かれておった、そのことでまず地元の警察が顧問教諭から聴取...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  これは、義務ではなくて、届けてくださいという通知によるものと承知しております。
○義家大臣政務官 問題意識としては共有しております。とはいえ、現行の地方教育行政法上の問題で、その報告を義務づける権限が果たして文部科学省にあるか、率直にいけばないという判断の中で、通知等々によって行ってきたわけであります。  つまり、下側から上げようとしなければ、催促しても上...全文を見る
○義家大臣政務官 共有するところであります。  ただし、私の経験のみで申し上げれば、現場で抱えている悩みをその現場の実態を知らない人に相談をする気持ちにはなれませんでしたので、やはり職場の中での人間関係、こういうもので、お互いにお互いを相談し合うというような状況だったと思います...全文を見る
○義家大臣政務官 そう理解しております。
○義家大臣政務官 もう七年前になると思いますが、私は、北海道の私立高校から、当時中田委員が市長を務められていた横浜市の教育委員として、まさに教育委員会改革を期待されて、戻ってまいった経緯であります。  具体的に申しますと、当時中田委員が市長をしていらした横浜市、これは、教育行政...全文を見る
○義家大臣政務官 教育委員会制度の抜本的見直し、これは必要であろう、つまり、それは責任体制の確立であろうというふうに思っています。  しかしながら、地方分権一括法以降、法定受託事務から自治事務となっているこの教育委員会制度についてどのような法改正及び立法ができるのか、ほかの法律...全文を見る
○義家大臣政務官 事実でございます。
○義家大臣政務官 若干、発言を断片的に捉まえている部分があると思いますけれども、私が言ったことというのは、まず、大前提として、学校教育法第十一条に定められている体罰つまり有形力の行使、あるいは通達で出ている、被罰者に肉体的苦痛を与えるような懲戒はそもそも禁止されているという前提で...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  正確に改めて申しますと、あり得る懲戒的指導と、そして、体罰の範疇に入る懲戒的指導ははっきりと分けなければならない、そういうふうに改めて言及させていただきます。
○義家大臣政務官 この議論は、やはり私はきちっと行うべきことであろうと思っていますが、例えば有形力行使についての体罰、この問題について、教育委員会で判断し得るケースと、これは絶対に警察の問題なんだということで判断し得るケース、そこもやはり分かれると思います。  教育現場にいると...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えさせていただきます。  実を申しますと、本案件が起こったのは昨年の十二月二十三日、そして、報道発表が行われたのが一月の八日でございます、八日の十時。文部科学省にその時点でこの事態への報告があったかといえば、全くございませんでした。  まず、この時点で、...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えさせていただきます。  まず、私が向き合った中で一番印象に残ったのは、全校生へのアンケートはどうするのか、今後の方針はどうするのか等々を聞いたときに、必ず枕言葉で、外部監察チームと相談しというような文言が入ったわけであります。これは大津の事件にも共通する...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えさせていただきます。  昨日、遺族の方から被害届が出て警察が受理する、そういう案件であろうと認識しております。
○義家大臣政務官 まず、一義的に文部科学大臣の指示を仰ぎたいと思っております。
○義家大臣政務官 お答えさせていただきます。  あり得るかあり得ないかをきちっと議論すべきであるというふうにお答えをしております。なぜなら、教育現場から、我々は、今の指導の中でどこまでを体罰の範疇に入れられ、どこまでを指導として容認されるのか非常に……(吉川(元)委員「いや、ミ...全文を見る
02月25日第183回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) この度、文部科学大臣政務官を拝命いたしました義家弘介です。  主に教育とスポーツを担当することとなりました。  今後とも、丸山委員長を始め委員の皆様の御指導、御鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。     ─────────────
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  WHO、世界保健機関による自殺報道への提言、十一の見出しで分けられておりますが、自殺に関する正しい知識を一般の人々に報道する、自殺をセンセーショナルに表現したり、正常な行為であるといった表現をしたり、あるいは問題解決のために避け...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 委員の問題提起、私としても共有していることであります。  この出席停止については、学校教育法の第三十五条の規定なわけですが、先ほどからるるいじめ対策についての議論も出てきていますが、そもそもの構造上の問題、これを議論しなければならないと思っています。...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 問題提起については私も共有するものでありますけれども、一方で、まず大前提として、この出席停止措置のことを考えると、果たして親はどのような責任を全うするのかということに関しては議論が全く欠けていると私は思っています。  改正教育基本法においては、教育の...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) これは非常に難しくて、個々の人間関係や信頼関係によるところが多く、一つ一つの事案について個別に検証していかなければならないテーマであると思います。  しかし、継続的、日常的に相手が追い詰められている中、反論もできない中、見せしめのようにそういう言葉が...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 現在、私の方で担当しまして、教育現場の多くの先生方とのヒアリングを行っております。その先生方との思いをしっかりと吸い上げた上で、年度が始まるまでのもう一番早い時期にしっかりとまとめて、そしてまとめて終わりではなくて、まとめた上でまた教育現場の皆さんとし...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 三月いっぱいも掛けないで、なるべく早い時期に行いたいと思います。なぜなら、新年度が始まりますとすぐ中体連、高体連の予選が始まっていきます。この春休みの練習も非常に大きな時間になってくると認識しておりますので、なるべく早くこのラインを出していきたいと思っ...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 私からはちょっと別の角度から事例を基にお話ししたいと思いますけれども、私も横浜市の教育委員をしてきた折にこの問題に付いている根深さを感じました。  と申し上げますのは、学校教育法上で禁止されているわけですから、当然その事例が起こったときには処分案件と...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) まず、生徒が自ら命を絶つという痛ましい事件が発生しまして、その背景に部活動の顧問教諭による体罰があったことについて大変遺憾に思っております。亡くなられた生徒の御冥福をまずお祈りしたいと思います。  本事案は、昨年の十二月二十三日に発生した事案でござい...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 熊谷委員の御指摘のとおり、公益通報制度でこのバスケ部の顧問の体罰の疑いに対して通報がございました。それを受けた教育委員会は、学校長に指示をし、この顧問の教諭から聞き取りを行っています。しかし、学校長の聞き取りは、この顧問のみからの聞き取りで終わりました...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 互いに責任を押し付け合っているのが今であろうと思います。その体制を互いに責任を全うするという関係に新たに構築しなければならないだろうなと思います。自己保身のために教育は行われているのではないという前提に立った上で、おかしなものはおかしいと。連携すべきは...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 委員御指摘のように、いじめ問題に対しては、その兆候をいち早く把握し、迅速に対応する必要があります。一方で、研修をすることによっていじめがなくなる、なかなかそういう問題ではないと私は思っております。つまり、どのように対応するのかということを徹底していく以...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 委員の御指摘に全く同感でございます。  一方で、ならば、いつ誰がどのような形でするのか、教師たちのゆとりのない今のこま数の中でそれはどのように工夫していくのか、今後しっかりと検討した上で、意義のあることはしっかりと認めつつ、それが現場で本当に実効性を...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) ありがとうございます。  まず、教師の仕事は軽減することはできません。果たさなければならない責任、これは軽くすることはできません。一方で、様々な業務においてしっかりそのセクションは援助していく、しっかりと予算を付けて人員を付けていくという体制は絶対に...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 委員の御指摘に私も全く同感であります。  これまで多くのスクールカウンセラー及び学校長そして学校現場の教員と話をしてまいりましたが、この肝となるのは、いかにしてカウンセラーと学校教育が連携していくか。つまり、力量強化というよりは連携強化、これをマネジ...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  まずスポーツ指導者の養成研修については、各スポーツ団体や都道府県教育委員会など、様々な団体で行われておりますが、文部科学省では公益財団法人日本体育協会が行う指導者養成事業に対して支援を行っております。平成二十四年度で約一億七千万...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
議事録を見る
○義家大臣政務官 第百八十三回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、一言私の抱負を述べさせていただきます。  私は、大臣政務官として、東日本大震災からの復旧復興のほか、特に、これからの日本をつくっていく人材を育むための教育の再生、そして公教育の責任体制の確立等に全力を...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  山谷先生とはこの問題も含めて問題意識を共有しながらずっと活動してきたわけでございますけれども、個別接種の原則といえども、まず判断するには材料が必要なわけですね。メリット、デメリット、危険性、その材料を正確に認識した上で当然判断し...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 極めて重要な御指摘であろうというふうに思っております。  まず、新指導要領及び解説では、我が国の領土をめぐる、領域をめぐる問題などに対する取扱いを充実しておりまして、これによって全ての中学校地理の教科書においては竹島の記述がなされ、また来年度以降使用...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  この地方教育行政法の第五十条、文部科学省による是正の指示の一番強い、地方分権の中でのものでありますけれども、現在は、この五十条は、子供たちの、生徒児童の生命を守る、これが、生命、身体等を守るために真に必要であってほかの方法ではで...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) これは様々な法律に関係してくることでありますが、先ほどの五十条の話にもあったとおり、地方教育行政法をどのような形にして責任体制を確立するのか。それから、昭和二十年代にできた義務教育諸学校の政治的中立を確保するための臨時措置法、これが完全に形骸化している...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) まず、教科とするためには、教員免許状が必要なのかどうなのか、それから教科書の問題をどうするのか、そして評価の問題をどうするのか、延々とこの議論を行ってきたわけですけれども、実際、教育現場で教壇に立つ者であれば当たり前に分かるんですけれども、実は通知表の...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) この土曜授業について、これは大臣からの指示で、私自身がPTの中で作りながら具体的な議論を文部科学省内で行っておりますけれども、まず、例えば東京都などはおおむね月一回、二回という形で土曜授業が行われています。  実際にヒアリングも行いましたが、ここで一...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 本日も、新聞等で学校の週六日制、八割の保護者が、公立小中学校の親の八割が賛成であるという調査結果も出ておりますけれども、まず、教員の労働法制の問題に関して言えば、夏休み、これ生徒が登校してこない夏休みを代休日として振り替えることで、逆にその代休日に部活...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 法律の専門家でもある小川先生のこの問題意識、これは野党時代も含めて我々も問題意識を持って議論してきたところでございますが、御指摘のとおり、平成十三年の司法制度改革審議会の意見書において、関係者の自発的創意を基本としつつ、基準を満たしたものを認可すること...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 平成十六年度の定員五千五百九十名で、実入学者が五千七百六十七名という形になっております。
○大臣政務官(義家弘介君) 御指摘のこと、現実的にはそのようになっていることは事実だと思います。  例えば入試における競争性の確保、これも今現在できているかといえば、二十四年度に関して言えば定員四千四百八十四名のうち三千百五十名、定員割れが起こっているわけですね。当初の理念に合...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 先ほどの答弁とちょっと重なる、重複するところがありますが、まずは切磋琢磨の競争、これが必要であろうというスタートの議論、そしてスタートからの取組であったと思います。  他方で、結果として現在のような状況になっていることはこれ非常に問題意識を持っており...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  法科大学院の教職員数については、これは法令によりまして、まず、通常の修士課程で必要とされる研究指導教員の一・五倍の教員の配置が義務付けられております。  二点目として、専任教員一人当たりの学生の収容定員の算出において、通常の修...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) まず、収容定員が百八十名のときに必要な専任教員数が十二名、以下、収容定員十五名当たり専任教員を一名追加するという形で百八十一名から百九十五名は十三名、百九十六名から二百十名が十四名という形で法令では定められておりますが、現実的には各法科大学院の自主判断...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) そのとおりでございます。
○大臣政務官(義家弘介君) 先ほども御説明しましたが、重複しますが、収容定員十五名当たり専任教員一名が追加されるという形になっております。
○大臣政務官(義家弘介君) これは、トータルとしてしっかりと検証していかなければならない問題であろうと思っております。まず、例えば、法令上は、この法科大学院の教員、研究者の教員が八、実務者教員が二というふうに決まっている、八対二の比率なわけですが、まあ現実的には研究者七対三、実務...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 一つの重要な指摘として、しっかりと受け止めて検討してまいりたいと思っております。  いずれにしましても、課題を抱えている法科大学院については、入学定員の適正化と、そして指導者がどのような教育内容を担保できているのかということをしっかりと受け止めた上で...全文を見る
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
議事録を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  双葉郡内、分校を含む五つの県立高校については、震災後、県内の他地域の高等学校等を利用しまして、在籍校の教員が中心になって授業を行ういわゆるサテライト方式により運営されており、平成二十四年度は、サテライト校の集約が図られまして、六つのサテラ...全文を見る
03月26日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  独立行政法人日本学生支援機構における奨学金の延滞金については、省令に基づきまして、延滞している割賦金の額に対して年率、年当たり一〇%の割合で返還期日の翌日から延滞日数に応じて課しておるところであります。これは、返還者に対して返還...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 非常に大切な御指摘であろうかと思っております。  この二十九条、先ほど申し上げました日本学生支援機構に関する省令の中でも明記しておりますが、「要返還者が割賦金の返還を延滞したことにつき災害、傷病その他やむを得ない事由があると認められるときは、これを減...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  この延滞金の率についての御質問ですが、ほかの制度とのバランス等、これをしっかりと考慮することがまず前提として必要であると考えております。  今回の国税の延滞税の改正も参考にしつつ、財政当局とも相談した上で、延滞金の趣旨、この趣...全文を見る
03月27日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  北海道教職員組合の問題については、これまでも再三、国会の中でも、馳議員、あるいは下村大臣、そして松野委員長、当時の立場でそれぞれ、私も含めて問題提起をしてまいりました。違法ストライキの問題、偏向教育の問題、主任手当拠出金の問題、勤務時間中...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  先ほども若干触れましたけれども、まず、自主編成教材という形で、指導要領を否定した内容を教えるような方針を打ち出したり、あるいは、選挙の折、特定の候補者に、どの選挙区はどこの区域の組合のグループがつくというふうに人事配置をしまして、先生方が...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  毎年度、児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査で、いじめの認知件数について調査しておりますが、おおむね七万件から八万件で推移してまいりました。しかし、委員御指摘のとおり、大津のいじめ事件が社会問題化して以降の去年八月に実施した...全文を見る
○義家大臣政務官 委員御指摘のことは、もっともであろうと思います。私自身の教員経験を通した考え方でいえば、この数が多ければ多いほど、きちっとしたアンテナを張っているということになろうかと思います。  現在、文部科学省で行うこの種のアンケートのいじめ該当項目について精査していると...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  児童生徒の自殺者、これは答弁するだけでも胸が苦しいわけでありますが、毎年三百人以上に上っているという深刻な事態が起こっております。  まず、自己肯定感、そして、自分は自分一人だけのものではない、連綿と踏襲してきた先祖からの流れの中で今自...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  大臣の指示で、三月一日、石垣の竹富町の教育委員会に行き、そして那覇に移りまして沖縄県の教育委員会に行き、現在違法状態になっている教科書無償措置法、そして教科書の発行に関する臨時措置法、これをしっかり合法な形として、子供たちに安心して教科書...全文を見る
○義家大臣政務官 私も先日までは大学で教鞭をとってまいりましたけれども、多くの非常勤の先生方とも交流がございます。先ほど質の問題を言いましたが、少なくとも私のかかわりある非常勤の先生方は非常に見識のある方たちで、実際、私自身聴講したこともございますけれども、いい授業も行われている...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えさせていただきます。  まず経緯ですが、平成四年の九月から月一回の学校週五日制が実施、そして平成七年四月から月二回の学校週五日制が実施、そして平成十四年四月から完全学校週五日制が実施されたわけです。  問題は、現在、過去に比べて教えるべき教科がふえてお...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  先生御指摘のとおり、海外留学する日本人が減少している要因の一つとして、就職活動の時期と重なるということが挙げられております。具体的には、学生が留学先から帰国する時期に既に国内企業への採用選考が行われているという実態があるなど、就職活動への...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  まず、いじめというものと犯罪というものの議論を区別すべきである、これは我々が一貫して言ってきたものであります。  私も、教育現場で接しながら、日常起こる、例えば冷やかしやからかい等々がいじめのスタートの段階では起きます。それは、担任であ...全文を見る
○義家大臣政務官 具体例の提示、ありがとうございました。  これはまさに教育現場できちっと毅然として対応するものでありますが、例えば今の具体例に出た、泥をかぶせる、これは非常に深刻な事態なわけで、子供の側、加害者側はそれをいじめと言うかもしれませんが、教師として到底看過できない...全文を見る
○義家大臣政務官 田沼委員とこうして論戦ができて、非常にうれしく思います。  まず、自民党の公約、そして我々の考え方ですけれども、非常勤の教育委員から成る合議体が意思決定機関となっている、この結果として責任の所在が曖昧になる、そしてスピードが非常に遅くなるという弊害の中で、我々...全文を見る
○義家大臣政務官 この政治的中立性を論じるときに、プラスとして論じる場合と、非常に危険なものとして論じる場合と、両方、両論を考えねばならないと思います。  例えば、北海道教職員組合がストライキを打ったとき、道の教育委員会の処分と、政令指定都市である札幌市の教員の処分が違ってきま...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  海外の大学との教育連携については、国内だけでは実施できない質の高い教育の提供に資するとともに、我が国の大学の国際通用性向上にもつながる重要なものと我々も認識しております。  平成二十一年度時点で、我が国の大学のうち約三四%が海外の大学と...全文を見る
○義家大臣政務官 国際化において非常に重要な御指摘であろうと受けとめております。  文部科学省では、毎年度、TOEFL等の外部試験結果を各大学の入学者選抜に活用するよう要請しており、平成二十四年度には三六・二%に当たる二百六十八大学で活用しております。また、大学によっては、入学...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  委員御指摘のとおり、東日本の大震災、この教訓を踏まえまして、自然災害が発生した際に、在籍する児童生徒の安全を確保することは学校の重要な責務であります。  私も、息子が、当時小学校二年生でしたけれども、電車の中であの地震に遭いました。夜の...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○義家大臣政務官 非常に重要な御指摘であると思います。実は、私も高校教師時代、院内学級で中学を卒業した生徒が、もっと学びたいということで私の勤務していた学校に来て、担任を持ったわけですけれども、どのような状況であろうとも未来にしっかりと手を伸ばす、その気持ち、十分理解しているつも...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  まず、この三十五人以下学級という言葉自体が、私は、非常に財務当局と問題になる言葉のような気がしてならないんです。  と申しますのは、全国の小学校の一学級当たりの児童生徒数、小学校が二十四・五人、中学校が二十八・六人、既に三十五人以下学級...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  この、あり方全般について検討を行いますというところでありますけれども、文部科学省といたしましては、三十五人以下学級の推進のあり方については、ただ教師をふやせばいいという話ではなくて、教員の資質向上方策、教員給与のあり方など、教職員の人事管...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  文部科学省では、例年、公立学校に対しまして、体罰に係る懲戒処分等を受けた教職員数の調査を行っております。平成二十三年度は四百四名となっています。  また、現在、本年一月の、委員御指摘の桜宮高校の事案を受け、全国的な体罰の実態を把握するた...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  懲戒については、学校教育法において、校長及び教員が教育上必要があるときに行うことが認められている、教育上の指導の一環でありまして、一方で、児童生徒に肉体的苦痛を与えるものであってはならないという取り決めであります。  これまで、文部科学...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  まず、体罰の防止については、児童生徒と向き合って教育ができる指導力、それから教員の服務規律の確保、この両方が必要であろうと考えております。  例えば、先生御地元の長野県などにおいては、体罰根絶のためのセルフチェックシート等も配付されなが...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  三十五人以下学級、つまり、教師の数をしっかりとふやし、多様化する生徒たちに向き合う体制を整えていこうという考え方は、まさに共有するものであります。  とはいえ、一方で、現在、小学校の平均学級数二十四・五人、中学校の平均学級数二十八・六人...全文を見る
○義家大臣政務官 委員におかれましては学校現場の実態をよく把握していただいていると思いつつ、さらなる影の部分ですね。  例えば、私は高校の教員でしたが、二〇〇〇年以降、情報という教科がいきなり教科として採用されたわけです。当時、私の勤務している学校は、当然のことですが、情報の教...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  授業中に歩き回る、あるいは授業妨害をする、俗に言う学級崩壊と言われる現象でありますが、これは全国各地の教室の一部で起こっている事態であります。  これは、原因を探ればさまざまであります。例えば、発達障害の子供が立ち歩いてしまっている。こ...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  昨今問題化されているこのモンスターペアレントの問題ですけれども、まず、校長、教頭らが一緒になって対応することが重要であろうと思っております。一人の担任がそれを抱え込んでしまうことによって事態をより悪化している。さらに、教育委員会において、...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  国や民族、そして時代を超えて、人が人として生きていくために必要な規範意識や社会のルールなどは、どこの国でも共通に存在して、共有できるものと思っております。それを、これから社会人として人格形成をしていく子供たちに、その発達段階に応じて丁寧に...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  この心のノート、これは、児童生徒が身につける道徳の内容をわかりやすくあらわし、そして児童生徒が道徳的価値についてみずから考えるきっかけとなるように作成した道徳の教材であります。  委員御承知のとおり、戦後の教育界では、教職員組合を中心と...全文を見る
04月19日第183回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  原子力に関する教育につきましては、学習指導要領に基づき、児童生徒の発達段階に応じて、主に中学校や高等学校の社会科や理科において扱ってきたところであります。特に、平成二十年に改訂された新学習指導要領では、中学の理科において、原子力や放射能に...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  先ほどの委員の御指摘、もっとものことと思っております。  副読本については、原子力事故後の状況や放射線に関する教材等に対する現場のニーズがかなり変化している、関心も高まっているということで、二十五年度予算に所要の経費を計上しまして、改め...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 御説明いたします。  文部科学省では、原子力賠償紛争審査会において、今後の原子力事故の被害者と東京電力との損害賠償にかかわる和解仲介を実施しているところであります。  現在、和解仲介の申立てが多数に上っている等の事情があることから、被害者が和解仲介...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) まず、文科省としましても、東京電力に対しまして、よりきめ細やかな対応をするよう要請していたところでありますが、先ほど東電からもお話があったとおり、総合特別事業計画を改定いたしまして、事故発生時ではなく、東電が請求受付を開始したときから三年間請求を受け付...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  委員もよくよく御存じのとおり、このまず制度ですけれども、基本的には個別接種、個別で、学校でどうこうではなくて個別で選択して保健所の管轄で接種するという制度上の問題として、何人ぐらいがどのように受けてという、実際のデータがなかなか...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  非常に大切な御指摘だろうと思っております。委員からの指摘のように、昨年の七月、中教審において、高等学校において自立活動等を指導できることができるよう、特別な教育課程の編成について検討する必要があるという提言が出されたところであり...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  委員御指摘のとおり、本年三月末に公表した学校安全に関する調査において、この緊急地震速報受信システムを平成二十三年度末時点で設置又は二十四年度内に設置を予定している学校の割合、これは二五・〇%、四校に一つという実態でございました。...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  平成二十年三月に学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドラインを作成いたしまして、各学校に配付するとともに、二十二年四月に都道府県教育委員会等に対して本ガイドラインの配付、活用状況調査を実施いたしました。  その結果でござい...全文を見る
05月10日第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  斎藤委員の御指摘のとおり、教育現場、平成二十年及び二十一年に改訂された新しい学習指導要領で、大幅にこの消費者教育を重視する観点が付け加えられました。具体的には、中学校社会科、公民分野においては、消費者基本法を踏まえた消費者行政を...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) まず、どのように有機的にそれを連結しながら進めていくかということに対してモデルというのをしっかりと示していくこと、研修の機会、こういうものを示していくこと、それが重要であろうと考えております。  文部科学省といたしましては、調査研究事業を現在実施して...全文を見る
05月10日第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) お答えいたします。  文部科学省といたしましては、国立青少年教育施設を活用して主に週末に福島の子供たちに野外遊び、キャンプ等の機会を提供するリフレッシュ・キャンプを実施しております。平成二十四年度までの実績としては、福島県内、二施設九十七回、九千百九...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 委員御指摘のとおり、文部科学大臣答弁として、環境省等における対応を注視しつつ、子供の健康の保持増進を図るという観点から、福島県や県外の自治体において学校診断の中で放射線検査を実施したいという意向があれば、必要な協力を行う旨発言しております。
05月16日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
議事録を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  委員御指摘のとおりの状況であります。  サテライト校の扱いについては、震災後、双葉地区、相馬地区内の生徒の学習の場をとにかく確保しようと、福島県教育委員会が保護者の希望等を踏まえた上で、県内他地域の高等学校の施設等を使い教育活動を行って...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  御指摘のとおり、福島県においては、仮設校舎や避難先等での学習を余儀なくされている子供たちが多数いるなど、教育現場も復興途上であります。子供たちが以前と同様、落ちついた環境の中で安心して学べるよう、継続的な支援が何よりも重要と認識しておりま...全文を見る
05月24日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
議事録を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  文部科学省からの委託によりまして、五年に一度、委託事業を行っています。  前回は、アニメーターのみに特筆していない、含まれるデータですが、その前にアニメーターのみのデータが残っているのは平成十六年であります。アニメーターの総収入は、サン...全文を見る
○義家大臣政務官 この点に関しましては、国によって文化行政の組織や制度、文化予算の範囲等を異にしておりますので、各国の文化に関する予算の単純比較は困難であるという前提のもとで、日本の国家予算に占める文化予算の割合は、二〇一二年においては〇・一一%、一千三十二億円である一方、例えば...全文を見る
○義家大臣政務官 委員御指摘のとおり、東京国立美術館フィルムセンターは、我が国唯一の国立の映画に関する専門機関でありまして、平成十三年度からは独立行政法人国立美術館内の一組織として、映画フィルムの収集、保存を中心とした事業を実施しております。  このフィルムセンターの予算につい...全文を見る
○義家大臣政務官 御指摘のとおり、近年、デジタル技術の進展によりまして、フィルムを用いない、いわゆるデジタル映画が多数を占めるようになってきております。  しかしながら、映画のデジタルデータを記録する媒体である磁気テープ、光ディスク、ハードディスク等につきましては、フィルムに比...全文を見る
○義家大臣政務官 まず、文化というものをどのような範囲で考えるかでありますけれども、伝統的文化の保持、これをしっかりと守るべきは守る、さらには日本のコンテンツ、日本の強みをどのように外に向けて発信していくかという二通りの考え方があると思います。  守るべきは、断固守っていくため...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第6号
議事録を見る
○義家大臣政務官 御指摘の点でございますが、双葉郡の教育復興につきましては、双葉郡八町村が国、県、大学等の関係機関の協力も得つつ、双葉郡の今後の教育のあり方について中長期的視点から協議を行う、委員御指摘の福島県双葉郡教育復興に関する協議会を設置しまして、その協議会において現在議論...全文を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  まさに、この会議、福島大学の関係者も入っているところでありますけれども、それは、あらゆる方策も含めて、まさに子供たちは未来そのものでありますから、あらゆる可能性も含めて、文部科学省としてバックアップしてまいりたいと思っております。
05月31日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
議事録を見る
○義家大臣政務官 お答えいたします。  経済的な理由によらず、生徒や学生が進学を断念することがないよう、つまり、子供たちに希望格差、こういうものが生まれないよう、高等学校や大学における奨学金事業の充実は重要な課題であると、省としても認識しております。  高校生については、給付...全文を見る
06月06日第183回国会 衆議院 総務委員会 第11号
議事録を見る
○義家大臣政務官 県から経由してくる理由は、制度がそのようになっているからであります。  改めて、御指摘に係る関係都道府県と政令市の間で、今財源の調整をそれぞれが行っておるところでございますけれども、文部科学省としても、必要な対応を、参画しながら積極的に対応してまいりたいと思っ...全文を見る
○義家大臣政務官 まず、本年三月十二日に閣議決定された義務づけ・枠づけの第四次見直しにおいては、本件について、関係省庁において関係者の理解を得て速やかに結論を出した上で政令都市に移譲するとされております。  この関係団体、例えば、文科省が今具体的にやっていることですけれども、本...全文を見る
○義家大臣政務官 まず、しっかりと関係者間の合意形成の上で進めていくべきであるという前提に立った上で、文科省としても鋭意検討や合意形成を促していくことをこの場で明言しておきます。
06月20日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
議事録を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 御指摘のとおりでございまして、DAISY教科書の提供者数、非常に少ない、全国で現時点で公益財団法人のリハビリテーション協会のまとめでは九百三十七名というところにとどまっております。  文部科学省におきましては、平成二十四年度より障害のある生徒児童のた...全文を見る
○大臣政務官(義家弘介君) 御指摘のとおりでありまして、現在の実施要項では、DAISY教科書などの音声教材を製作する場合においてはデータ提供の対象を製作する非営利団体と限定して規定しているところでありますが、個人で製作するものについてもデータ提供対象にすべく、現在、具体的に関係団...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
議事録を見る
○義家委員 自由民主党の義家弘介です。  この九月末まで下村大臣のもとで文部科学大臣政務官として、我々の野党時代から問題点を指摘してきた高校の授業料無償化、この問題点について、そして、真に公助の必要な者たちをさらに手厚く守るための改正案、それに汗をかかせていただきました。このよ...全文を見る
○義家委員 義務教育については大臣のおっしゃるとおりなわけですが、そもそも義務教育でない高等学校及びそれに類する課程において無償化が必要と考える理由をもう一度お願いします。
○義家委員 私、高校の教師をしてきたわけですけれども、実は、義務教育でないということに対して非常に大きな意味を感じながら生徒たちと向き合ってきました。私は全国から中退生、不登校生が集まってくる学校で教師をしておりましたけれども、親の理解のおかげで僕たちはやり直しをかけることができ...全文を見る
○義家委員 学べるということは、当たり前のことではなくて非常に幸せなことである。だからこそ、権利だけではなくて、みずからの責任でもって義務教育でない高校でしっかりと勉学、スポーツ、日常生活に取り組むという内容の精査も、また、法律の見直しと同時に進めていくべき課題であろうと思ってお...全文を見る
○義家委員 公立の幼稚園は入りませんか。
○義家委員 その答弁はちょっと納得できないですね。法律に学校教育法二条二項に定める学校と書いてあるわけですから、地方からの提案があって入るか入らないかではなくて、学校教育法二条上の校種を教えてください。
○義家委員 つまり入るんですね。公立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校と全てが入るという認識でよろしいですね。
○義家委員 今後検討するって、学校教育法二条二項に定める学校と書いてあるんだから初めから入っているわけで、入っているものを今後検討するというのはちょっと理解に苦しむわけですけれども、それでは内閣府にお聞きいたします。  この国家戦略特区の目的は何でしょうか。お願いいたします。
○義家委員 つまり、これは法律にも書いてありますが、規制改革を集中的に行って産業の国際競争力を高める、これが簡単に言えば目的なわけです。  さて、産業の国際競争力を高める目的と義務教育も含めた民間参入、民間開放というのはどのようなつながりがあるのか。  大臣、きのうの会見でも...全文を見る
○義家委員 私はどうしても今の説明では納得できないんです。義務教育というのは、そもそも規制ではなくて国の責任であります。この国の責任をどう全うしていくかという議論が必要でありまして、そもそも、今大臣がおっしゃったような学校をつくろうとしたら、現行制度下でも可能なわけです。  い...全文を見る
○義家委員 初中局にもう一つ、しっかりと明らかにしておかなければならないことがありますので質問しますが、この公私協力校はNPOあるいは私立学校等々が対象になっていますが、今回の国家戦略特区は株式会社が新たに対象に加わっている。間違いありませんか。
○義家委員 内閣府いかがですか。
○義家委員 今の説明ですとなおさら思うわけですけれども、設置主体は都道府県、そしてきのうの大臣の会見でもありますけれども、NPOや株式会社等々が主体になるのではなく、非営利としての法人を設置して公設民営学校をするというイメージをしている。これだったら公私協力学校と一緒なわけですね...全文を見る
○義家委員 アメリカでも二種類ありまして、チャータースクールと、それから、教育委員会からの委託方式で株式会社がやる。エジソンというところは両方ともやっているわけですけれども、ですから、委託であれば、アメリカも同じような同様の制度があって、またさまざまな問題も起こっていることも、こ...全文を見る
○義家委員 という問題も事実明らかになっているわけであります。これが仮に義務教育の中に持ち込まれて義務教育で同様な問題が起こったら、これは大変なことにもつながっていくわけです。  例えば、文部科学省の調査においては、学校法人の通信制の場合は、添削においても解説を付するとか、教科...全文を見る
○義家委員 大臣の問題意識とは全く私は共通の意識を持っているんですが、私が今問うているのは、高校無償化制度改正案のこの理念は、これは時間がないので大臣の思いをそんたくして言いますが、真に公助を必要としている者たちにしっかりと教育環境を保障しよう、つまり、所得制限がありきではなくて...全文を見る
○義家委員 それこそが大変意義深い見直しの理念であろうというふうに思っています。  その上で、自民党、大臣も含めて我々は、民主党政権時代、恒久的な制度には恒久的な財源が必要だ、特定控除上乗せ分の廃止だけでは到底足りない額じゃないかということをずっと指摘してきましたが、法律に定め...全文を見る
○義家委員 これは影響がもろに今度は子供たちに波及するものですから、やはりこれはしっかりと恒久的に財務省にも御理解いただきたいと思います。先ほどの奨学金については後ほど質問いたします。  では、民主党政権時、制度導入とともに行われた特定扶養控除の削減によって、特別支援学校等に通...全文を見る
○義家委員 これは非常に重要な見直しであるというふうに思っています。  まず、真に公助の必要な、特別支援学校等に通う者たちが負担増になっていた。これは厳に是正されなければならないことで、速やかに是正の方針を出していただいたことを感謝いたします。  また、私、先ほども申し上げま...全文を見る
○義家委員 私も同感であります。例えば、中学卒業を基礎資格としている調理師であったり、准看護師であったり、理容師であったり、そういう選択をする生徒、若者たちにもしっかりとした支援の輪を広げていく、また、海外にいる日本人もしっかりと応援の対象にしていく、非常に的確な見直しであると思...全文を見る
○義家委員 ありがとうございます。  高校の教師時代、家が低所得者で、修学旅行に行きたいけれどもどうしても行けないというような生徒が私の受け持ったクラスにもありましたし、また、授業料が残りの部分どうしても払えないといって卒業を延期になった生徒もいました。これはやはり子供たちにと...全文を見る
○義家委員 もう少し概要について。給付金の対象者や支援の内容については現時点でどのように考えていらっしゃいますか。
○義家委員 ありがとうございます。  しかし、この部分の見解や調整が財務省とついていないというところが非常に大きな問題でありまして、財務省古川副大臣にお聞きいたします。  この所得制限によって捻出する財源で給付金を創設することは、これは与党間で既に合意されていることであります...全文を見る
○義家委員 副大臣の前向きな答弁、それは感謝いたしたいと思いますけれども、再三繰り返しますが、これは、影響があるのは子供たちなんですね。予算をめぐる大人の問題とは全く別個で、今学校に行っている子供たち、若者たちが希望格差を埋めて、真に公助の必要な者たちが、安心して、最低限支給され...全文を見る
○義家委員 この子供の貧困に対する、対象とする歳出とほかの歳出とは、私は、同じ土俵で議論してはならないことだというふうに思っているんです。この事業は無駄なのか無駄じゃないのかとか、多過ぎるのか多過ぎるんじゃないのかとかの歳出の議論と、貧困状況にある子供たちが安心して、今はもう九八...全文を見る
○義家委員 下村大臣、意気込みと決意をお願いいたします。
○義家委員 先ほど西川副大臣の方からもありましたが、地方への補助事業としてこの給付型奨学金を、これも非常に重要なことでありまして、地方の経済状況や生徒の居住地によって受けられる最低限の支援に差が生じてしまうということは、これもまた、我々の主張の趣旨からすると大きな問題になります。...全文を見る
○義家委員 という、質問でも明らかになっているように、まだちょっと浮いているというか、かちっと決まっていない、しかしながら非常に重要な問題があります。今後とも、与党の議員として、しっかりと私は大臣の後押しをするために汗をかいてまいりたいと思います。  多少厳しい質問もいたしまし...全文を見る