義家弘介

よしいえひろゆき

小選挙区(神奈川県第十六区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数3(参1)回

義家弘介の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第174回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第2号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  参考人の皆さん、本日は本当にありがとうございました。  私からは、三鷹市長の清原参考人にまず質問させていただきます。  三鷹市の教育改革の流れは私自身も非常に関心を持って見守り、そして学んできたところでありますが、まず、コミュニテ...全文を見る
○義家弘介君 という形で、私はすごく三鷹市、うまくいっているところの一例であろうなと実は思っているわけですが、一方で、なかなかこのコミュニティースクール構想あるいは学校運営協議会設置というのが全国的に大きな広がりを見せていないと。  非常に意義深いものではあるけれども、現実には...全文を見る
○義家弘介君 どうもありがとうございました。  そして、続きまして牧里参考人にお伺いをしたいと思いますけれども、社会貢献、我々は、人間は、他者の役に立ちたいという欲求を持っているという仮説の中からのお話をいただいたわけですけれども、確かに私もそのとおりだと思うわけですが、ならば...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  私も今、実は大学で教鞭を執っているんですが、多くの学生がこう言うんです。故郷に帰りたい、故郷に貢献をしたい、でも、が必ず続くんですね。それは、仕事がないんだよねという、ここだと思うんです。  例えば、アメリカの心理学者のウィリアム・マズ...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございました。
03月03日第174回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  今日は、このような場に立たせていただいたこと、心から感謝していますが、多くの方から本当にいいタイミングで良かったねという声を掛けられるわけですけれども、私にとってはちっとも良くありません。教員たちの違法な活動が明らかになり、その混乱の...全文を見る
○義家弘介君 本日は北海道の公立高校の入試の日であります。  皆さんは、高校無償化法案、これを四月から始めるということでやっておりますけれども、今、彼ら一生懸命入試をしていますが、例えば高校受験をする彼らが試験の前に遅刻してきたら、テストは受けれるでしょうか。いろんな事情があろ...全文を見る
○義家弘介君 どのような応援を受けているか。例えば、今この裏金の問題がすごく大きな事件になっていますが、御自身の御地元、選挙の折のこと、しっかりとチェックしているでしょうか、総理。
○義家弘介君 法律では教育公務員特例法というものが存在しまして、その十八条では、教員の政治行為については国家公務員と同等の規制が掛かっておると。つまり、組織立って教員という地位の中で選挙活動を行っていく、これは違法な行為である。そのことは総理自身もしっかりと分かっておりますよね。
○義家弘介君 だとすれば、総理の選挙の折、組合の動員によって学校の先生が半ば強制的に総理の選挙を手伝わされたという実態、あるかないかお答えください。
○義家弘介君 すぐに地元に連絡して確認するという思いはありませんか。
○義家弘介君 先ほども言ったとおり、今、北海道の保護者あるいは子供たちあるいは真っ当に頑張っている先生たちは非常な困惑の中にいます。  例えば、北海道でありましたら三月の十九日でしょうか、大体卒業式が行われる。この卒業式の折にも、北教組のイデオロギー活動の一環として日の丸・君が...全文を見る
○義家弘介君 引き続き、これが地方公務員法違反であるということをもう一度確認したいと思います。
○義家弘介君 実は、このファクスは我々が入手している中の一部なんです。まだまだたくさんの問題の状況というのがあるわけですが、この資料の中でまず、問題だと思われることは幾つもありますが、先日は連日のファクス連続攻撃を掛けてしまい申し訳ありませんでした、ということは、恒常的に組合が学...全文を見る
○義家弘介君 改めて総理にお聞きしますけれども、このような組織活動を行っている北教組の全面支援を受けている民主党ということについてどのようにお感じになるでしょうか。
○義家弘介君 私自身、やはりこの問題は、小林千代美議員が辞職することによって道民の皆さんに本当に北海道の教育はこれでいいのかということをしっかりと審判を受ける責任があるのではないか、そう思うわけですけれども、総理はいかがお感じになりますでしょうか。
○義家弘介君 私自身、これは実は今始まったことではなくてずっと行われていた、さらには、今回は小林千代美議員の運動員のお金を払う払わないがきっかけとなって裏金が発覚して大問題となったわけですけれども、例えば、前回の郵政選挙においては、全面支援している候補者は横路候補者、鉢呂候補者、...全文を見る
○義家弘介君 北教組及び違法な活動をしている日教組との関係を断ち切るという思いはありませんか。
○義家弘介君 それでは、次のパネルをちょっと提示したいと思います。二〇〇九年度の卒業式。  これは、実は二〇一〇年、また一月二十九日の金曜日に北教組の会合において出されている資料であります。日の丸・君が代、この取扱いの仕方について、自分たちのスタンスとどのような方法で反対運動を...全文を見る
○義家弘介君 それでは、後ほどこの十三ページに上るマニュアル書を大臣に渡したいと思いますが。  北海道は、教育次長、ナンバーツーは文部科学省から行っておりますよね。どうしてこういう問題についてしっかりと連携して、問題が起こっているということが分かっているにもかかわらず、連携して...全文を見る
○義家弘介君 多分、文科省も持っていると思いますが、この大会資料、これは結構安易に手に入りますから、この中を読み込んでみてください。いかにすごいことが行われているか、そしていかにひずんだ教育現場かということが明らかになると思いますので、これも後日、大臣にお渡ししたいと思います。目...全文を見る
○義家弘介君 その上で、この北教組の書記次長が、日本の教育には近隣諸国条項というものがある、教科書を記述する際に、教室で生徒たちに教える際、近隣の国に配慮しなければならないという原則だという話ですけれども、川端文部科学大臣に問います。北教組幹部が言うように、竹島問題を教科書に載せ...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  しかし一方では、北海道の子供たちには竹島は歴史的に見れば韓国の領土だという教育が行われている実態もまたしっかりと受け止めた上で、調査を文部科学省としてもしっかり行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○義家弘介君 職場討議資料については以前出したものですけれども、この学習資料、私も入手しようと今いろんなところで話をしていますけれども、まず、それが明らかになった時点で共に北海道の子供たちのために行動していただきたいと、これは心からお願いいたします。  昨年十一月十日、参院予算...全文を見る
○義家弘介君 実は、これは今、北教組を集中的に取り上げましたが、日教組の運動というのは別に北海道だけに限ったことではありません。様々な地域でひずみを出していますが、例えば教職員の違法な政治献金といえば平成十八年の山梨県教職員組合の違法な献金事件、これが記憶に新しいところであります...全文を見る
○義家弘介君 ある教頭先生からもらった言葉が何か胸に響きます。その教頭先生はこうおっしゃっていました。組合の指示でやらされている教師たちも被害者なんです、彼らを子供たちにしっかりと向かわせてあげてくださいというふうにおっしゃっていました。  つまり、この人事というのは、私も自民...全文を見る
○義家弘介君 こういう組合に組織的に応援をしてもらい、そして問題が起こったら、子供たちを社会全体で育てると言いながら、県の教育委員会の問題です、どこどこの問題です、このようにずらしながら行っている民主党の教育政策って一体何なんでしょうか、総理。
○義家弘介君 赤松農林水産大臣にお聞きします。  インタビューの中で、日教組のことに問われたときに、北教組の皆さんも一支持者、労働者として応援してくれた面はあると思う、非常にまじめで一生懸命な組合なので、場合によってはそういうおしかりを受けた点もあるかもしれない。この非常にまじ...全文を見る
○義家弘介君 要するに、非常にまじめで一生懸命違法な政治活動やあるいは組合活動をしているということをお認めになったと取らせていただきたいと思います。  本年一月二十三日、日教組の教研集会に何と五十九年ぶりに文部科学省から高井美穂政務官が出席いたしました。そして、日教組の中村譲中...全文を見る
○義家弘介君 総理からも改めてお答えください。いつまででしょうか。
○義家弘介君 そのあいまいさが様々な教員の不祥事、今回の事件を生み出したわけですから、それを受け止めて、またこの夏、選挙がやってくるんです。多くのただ真っすぐに生徒と向き合いたい、そんな先生が選挙に駆り出されるんですよ。指示の中で駆り出されていくんです。だからこそ、きちっとした教...全文を見る
○義家弘介君 済みません、いつまででしょうか。
○義家弘介君 それでは……
○義家弘介君 はい、よろしいですか。  そういう状況では、本当に今教育に不安を持っている人々において安心の言葉とはならないと思います。はっきりと参院選までに明確な方針を示すということをお約束してください。
○義家弘介君 しっかりと方針を出していただきたいと思います。  私からの質問は以上ですが、まだまだほかにも資料がありますので、またの機会に具体的に出してまいりたいと思います。
03月16日第174回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。どうぞよろしくお願いいたします。  実は、昨日の十五日は、民主党が教育に対してどのようなスタンスを持っているのか、どのような思いを持っているかが試された十五日であったように思います。北海道のあの先生たちによる選挙運動、そして、裏金が明らか...全文を見る
○義家弘介君 衆議院と同様のあいまいで不誠実な答弁であると私は思いますけれども、労組幹部や秘書の自宅を主たる事務所として届け出ていると。光熱費や家賃はないけれども一定の面積を占有して等話していますが、多い年では四百六十七万円の事務所費と備品、消耗費を計上していたわけですよね。これ...全文を見る
○義家弘介君 では、どこに置いてある電話やファクスやその他もろもろなんでしょうか。
○義家弘介君 なぜ議員会館で使っている事務所費が、大臣が代表ではない、まして政治資金管理団体ではない有志の団体に負担させるのか。やはりこの感覚というのが私自身にはちょっと理解ができないわけです。これはどうしてなんでしょうか。
○義家弘介君 達友会の事務所費が架空計上なために、つじつまを合わせようと東京の事務所費を達友会が負担すると説明を変えたという疑いも出てきているわけですけれども、こういう疑いがあるからこそ、それがそうではないというならば、しっかりとそのもろもろのものについて公開すべきであると私自身...全文を見る
○義家弘介君 適正に処理していると言っても、それを裏付けるものを、まさにこの北教組の裏金問題等が出ている中だからこそ、大臣が率先して明らかにし、御自身の政治関係が全く適正に行われているということを証明する、証明していただく、それは今不信感が募っている教育に対しての大きな大きなもの...全文を見る
○義家弘介君 大臣自身の決意がおありだということが伝わったのでまずは安心しましたが、やはり少しスマート過ぎるというか紳士過ぎるんでしょうか、もっと強烈に訴えないと、やはり財務省の壁というものがあるわけです。しかし、さっきからも繰り返していますように、まず子供たちの環境をどうするか...全文を見る
○義家弘介君 検討している間に地震が来たらどうするんですか。穴だらけの高校無償化法案、様々にこれから検討しなければならないものを四月の一日から強引に進めようと。子ども手当も選挙の前で強引に進めよう。しかし一方で、この問題は検討を進めますと。本当に検討している間に地震が来たらどうす...全文を見る
○義家弘介君 この資料を見ながら、予備費を一刻も早く活用して夏休みに行うべきだと私は考えますが、財務省の見解、もう一度お答えください。
○義家弘介君 是非、一刻も早い具体的検討をした上で英断を下していただきたいと心から期待しております。  さて、それでは次の質問に移らせていただきますけれども、学力テストの問題であります。  悉皆による学力テストが行われてきた中で、今回、民主党政権になりまして、それが抽出の学力...全文を見る
○義家弘介君 私は理解ができません。何としてもこの四月に、小六のときに全員子供たちが受けたわけですから、この四月にもう一度全員が受ける、そのことによって公教育の再検証ができたわけでありますが、実は、今るる理由をおっしゃいましたけれども、極論を言えば、有力支持母体の日教組が要求して...全文を見る
○義家弘介君 私自身もこの間、三度北海道に入りまして、実は組合に入っている先生たち、あるいは組合を脱退した先生たち、それから学校運営に非常に大きな問題を感じている管理職の皆さん、現場に足を運びながら様々な意見交換をしてまいりました。  ある若い先生は北教組の問題についてこう言っ...全文を見る
○義家弘介君 しっかりと検討していきたいという答弁でしたけれども、昨日、日教組が臨時大会を開いております。その中で、政治活動が許されないという議論は誤りだ、明らかに罰則を設けるのは時代錯誤だ、必然的に政治活動は必要だ等のコメントも出ております。また、私自身どうして今このときにこん...全文を見る
○義家弘介君 そうです。やられなければならないんですけど、現実にできていないという実態があるわけです。  例えば教員の政治活動に対して、これは選挙のたびに文部科学省から、こういう行為はしちゃいけません、こういう行為も法令違反ですと非常に丁寧な通達が文部科学省の側から行くわけです...全文を見る
○義家弘介君 はい。
○義家弘介君 これは、地方公務員ですからしっかりと勤務するということになっているわけですが、どこで勤務するということになっているんですかね。
○義家弘介君 大臣の見解というのは当然のことでありまして、それが普通なわけですけれども、そうなっていないんですよ。そうできなくなってしまっているんですね。  例えば、北教組が出している資料の中の一つ、長期休業中の扱いに関する道教委見解。いわゆる夏休み等の学校休業期間については、...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  今後も、この今回の視察あるいは聴き取りの中で仕入れた今起こっている問題について、様々なことを協力してこれは動かしていかないといけないことだと思いますので、追及するだけではなくて、相談し、新たなる一歩を共に考えていけたらと思っております。 ...全文を見る
03月18日第174回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  今日も、教育問題、子供たちの環境について質問させていただきたいと思います。  実は、教育界では古くからH2O問題という言葉が使われてきました。これは、過激な組合活動で公教育をゆがめているその代表格として、北海道それから広島、大分、こ...全文を見る
○義家弘介君 我々自民党は、この問題に対して都合四回北海道の現地調査に赴きまして、管理職そして現場の先生あるいは組合活動をしている先生あるいは脱退した先生、様々な、もちろん教育委員会等も含めて話をしてきましたが、これだけの具体的な問題が出ているにもかかわらず、例えば政務官、例えば...全文を見る
○義家弘介君 そういう対応をしている間に、この小林千代美議員の裏金の問題もありますが、彼らは全く懲りていないんです。  そこで、資料の二を御覧になっていただきたいと思います。これは、私が質問した三月三日の次に、三月四日に北海道の新ひだか支会から出されたものです。  物証と示し...全文を見る
○義家弘介君 調べる調べるの一点張りで、まさに今子供たちは卒業式の渦中にいるわけですけれども、問題が明らかになっても文部科学省は調べる調べるの一点張りで、どのように何をするのか、全く示しておりません。  三月三日の後、すぐにこういった乱暴な資料が出回るような現状、そして今の文部...全文を見る
○義家弘介君 政治と金の問題については、いつも総理は調査を見守る、調査、調査、調査、調査と、具体的に何をやるか全く示そうとしませんが、はっきり申し上げます。今示した資料、三月三日に示した資料、これは両方とも総理の選挙区の学校で起こっているんですよ、これ。総理のおひざ元の学校で今起...全文を見る
○義家弘介君 今話を聞きながら、一体この中継を見ている人は、国民はどんなことを思っただろうと。まさに、校長がまともな学校運営をしようとしてもできないという、やらないという明確な表明をし、更に言えば、まさにこの総理の地元、かなり激しいんですよ、これ、活動が。この教組は北海道の中でも...全文を見る
○義家弘介君 延々と資料を、官僚ペーパーを棒読みしたようですけれども、本当にどうして子供たちのことを考えないんですか。本当にあした卒業式迎えられる、この最終局面における取組についてのマニュアルも出ていますが、残余の質問については午後の審議の中でしっかりと明らかにしてまいりたいと思...全文を見る
○義家弘介君 午前中の審議に引き続き、問題を質問させていただきます。  まず、川端文部科学大臣に質問いたします。  一体この北教組の問題、いつまでに、どのような方法で、どのように報告を受けて、そしてどのような対応をするのか、具体的にお答えください。
○義家弘介君 北教組の裏金問題、これが出てからもう随分とたちますけれども、具体的な対応をまさに民主党ぐるみでしようとしていないというような印象を私自身強く受けております。  実は、またあさってから私、北海道に行ってまいります。そして、現場の、今週、今日、明日と行われる卒業式にお...全文を見る
○義家弘介君 そこで、資料を御覧になっていただきたいわけですけれども、今週の月曜日に、日教組が第九十八回臨時大会を三月十五日に開きました。その折にこの子ども救済カンパの最終報告を行いました。この額について見てください。カンパの総額は一億七千六百二十四万五千四百十八円。そのうち、あ...全文を見る
○義家弘介君 さて、今そういうお言葉ですけれども、まずこのカンパ、実は三月十五日に決まって、本格的に取組が始まったのは五月以降であったわけですけれども、日教組の新聞によりますと、九月のもう中ごろにはほぼ同額の一億七千四百七十五万七千八百九十円が集まっています。これだけ短期間にこれ...全文を見る
○義家弘介君 基本的にカンパは任意であるというお話でした。  そこで、この資料の五、これは北教組の中での資料であります。実は、これを見てからくりが分かったわけですけれども、実は、日教組、あしなが、連合・雇用と就労・自立カンパ、これはノルマとして五百円が課せられておりました。つま...全文を見る
○義家弘介君 というような回答ですけど、まさに公金を原資としているお金がどのように使われているのか。  組合員の先生は私にこう言いました。この強制カンパ等というのは我々にとっては教師生命保険なんですと言うんです。どういうことかというと、それを払わなかったり協力しなかったりすると...全文を見る
○義家弘介君 第二十二回参議院選挙闘争の取組について。まさに、選挙運動をまた行おうとしているわけです。
○義家弘介君 是非、教育公務員特例法十八条の改正及び一日も早く小林千代美衆議院議員の辞任、これを求めて、私からの質問は終わりにさせていただきます。
03月19日第174回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  大臣におかれましては朝からたくさん質問し、更にまたこれから質問ということで、本当に毎日毎日顔を合わせながら親近感を覚える日々でございます。しかし、それと現実に対応するということは全く別のことでありますので、この委嘱審査に関しても具体的...全文を見る
○義家弘介君 とはいえ、実施するまであと十日ちょっとしかないわけです。この十日ちょっと前の時点で、いまだ明確にされていないものがまだたくさん残っているわけですね。例えば、各種学校等の線引きについて、あるいは留年者や越境入学者、そういった生徒への対応、これだって地方自治体の判断に任...全文を見る
○義家弘介君 工程表と子供たち、どっちが大事なのかという問題なんですよね。  しかし、民主党としての最重要政策というわけですから、ならばどうしてこの法案を、まあ子ども手当法案もそうなんですが、どうしてこの法案を重要広範議案として扱っていないんでしょうか、教えてください。
○義家弘介君 じゃ、大臣は、やはりこれは重要広範議案としてしっかりと扱うべきものだと考えていらっしゃいますか。
○義家弘介君 これは公教育の六十年ぶりの大幅な改革になるわけです。それについて重要広範議案として扱わずにこうして審議している、これは私は与党の皆さんの見識を疑わざるを得ない。なぜこれをそういう形でやってこないのかと思えてなりません。  その上で、具体的なひずみの部分について御質...全文を見る
○義家弘介君 この世界にはエリートというか、優秀で歩んできた人が多いので現実については分かっていないのかなと、ちょっと今の言葉を聞いても私はびっくりする限りなわけですけれども。  なぜ私学の倍率が上がったか、これ簡単じゃないですか。都立高校が学区を撤廃して以来、最高の倍率になっ...全文を見る
○義家弘介君 一面的に見れば今の論理もまたなるほどなと思いますけれども、現実的に見れば、つまり所得制限をしっかり掛けて、自助でできる家庭についてはしっかりと自分の家で責任を持って教育する。しかし、一方で、その家の環境、その環境の中でなかなか難しい子には、二倍でも三倍でも四倍でもい...全文を見る
○義家弘介君 そうは言いますが、まだ各種学校等の線引きしてないわけですよね。じゃ、その線引きされていない学校は一体どのような形で新しい生徒たちを迎え入れる準備をすればいいのかというように、今そういう混乱の中に高校の教員あるいは各種学校等も含めた現場の人間の非常に難しい判断が迫られ...全文を見る
○義家弘介君 そうですね、私立高校を中退して別の私立高校に入ると、両方ともの学校の在籍三十六か月になった時点で授業料負担というか支援がなくなる、正確には支援金がなくなるわけですね。  一方で、私立高校を一年で退学して公立高校に再入学した場合は、卒業までの授業料、これどうなるんで...全文を見る
○義家弘介君 ならば、次に、公立高校を一年で退学して私立高校に再入学した場合はどうなるんですか。
○義家弘介君 むちゃくちゃじゃないですか、これ。むちゃくちゃな制度だと。  じゃ、もう一度……(発言する者あり)あなたに質問していないからいいです。  これむちゃくちゃなんですよ、ケースによって全然違ってくるわけですから。元々、公私で制度設計を変えるということ自体が非常に無理...全文を見る
○義家弘介君 私は、全国から中退生、不登校生が集まってくる学校で、これは自分の母校でもありますけど、教員をしてまいりました。あの学校でこの制度が始まると、まず非常に大変になるのが担任の事務作業であります。すみ分けをしなきゃいけないですから、公立からうちに転校してきたのか、私立から...全文を見る
○義家弘介君 実は以前もこの委員会で指摘したんですけれども、今言った共通することなんですが、中学校の進路指導、これもうちょっとしっかりしなきゃいけないと。これは、出される書類を見ても信じられないことがたくさん書いてあるわけですから、まず本当にその子のことを考えた進学指導というのを...全文を見る
○義家弘介君 いろんな事情の中でなかなか全日制学校とか通学できない子供たちの多くが今も通信制に通っています。通信制に行っている人数、恐らく五万人ぐらいでしょうか。それよりももうちょっと多い数が通信制高校に通っていますけれども、この通信制高校に通ってレポートも一回も出していない子と...全文を見る
○義家弘介君 でも、通信制の子はそういう形式でも就学支援金は出るわけですよね。でも、休学者は出ないんですよね。
○義家弘介君 もう時間が来ましたので、そろそろ私の質問はやめなければならないわけですけれども、この問題も含めてまだまだこの法案、これは明らかにしなければならない一つ一つの具体がありますので、今後の質疑の中でもう一度改めて一つ一つ確認してまいりたいと思います。  ありがとうござい...全文を見る
03月19日第174回国会 参議院 本会議 第10号
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○義家弘介君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、いわゆる高校授業料無償化法案に関して質問いたします。  まず、高校授業料無償化法案について、衆議院の文部科学委員会では、法案の根幹にかかわる重大な課題が審議されてきました。にもかかわらず、民主党はわずか四日で審議を打ち切り、...全文を見る
03月26日第174回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  本日は、四人の参考人の皆さん、貴重な示唆、本当にありがとうございました。順を追って具体的に質問させていただきます。  まず、中西参考人からですけれども、大阪府は、この四月一日から始まるというものに対してしっかりと対応策を練りながら、...全文を見る
○義家弘介君 引き続き質問させていただきますが、そもそも高校無償化とは何のために行われるものだと中西参考人は考えていらっしゃいますか。
○義家弘介君 それでは、現在はそういう条件は整備されていないという御認識でしょうか。
○義家弘介君 これは、大阪は特別な事由に関して様々なシミュレーションを行った上で対応策を議論しているわけですけれども、これ、地域の首長の考え方、教育委員会の在り方も含めて、地域によって、この特別な事由の範疇に対して、その範疇に含まれる子供たちに対しての差が同じ公教育の中で出ていく...全文を見る
○義家弘介君 私自身まさに同感であります。国の施策としてこれを行った以上、特別な事由の範疇を地方自治体に丸投げして、あなたたちが線を引きなさいという形というのは、私は非常に無責任というふうに考えているものなので、ありがとうございました。  その上で、私は、全国から中退生、不登校...全文を見る
○義家弘介君 実は私、今も実は教員として高校の教壇に週一回二こま立っているんですが、やめたいという生徒、必ず来るんですね。これ年間何人も来ます。もうほかにやりたいことが見付かったからやめたいんだと。そのときに、これまではどのようにして彼らに歯止めを掛けていたのかというと、これは君...全文を見る
○義家弘介君 親が頑張って学校に通わせてくれているということの感謝が、面倒くさいなとか、ああ、やる気がなくなったなというところのすごく大きな歯止めになっていると思うんですよ。私は、社会全体で子供たちの育ちを保障するということはすばらしいと思いますけれども、まずは自助ありきでなけれ...全文を見る
○義家弘介君 先ほども申し上げましたが、私は全国から中退生、不登校生が集ってくる学校で教師をしていたわけですが、実は、前の学校がどこどこで、何年何月から何日、その前の学校がどこどこで、それから単位認定する場合、前の学校から本当に修得しているのかしていないのか、学校間のやり取りが物...全文を見る
○義家弘介君 まさにこの矛盾というものは、余り問題ないという人が非常に民主党に多いのでちょっと私自身信じられないなと思うわけですけれども、ある子は、私の勤務していたような学校の場合は、公立から来た子は、君は十一万八千八百円出るからねと。私立から転入した子は、君は出ないからねと。同...全文を見る
○義家弘介君 しかし、四月から始まった中で、授業料については親に説明しなければならないということが起こり得るわけですね。  例えば、高校三年生の春に中退した子が、この春からもう一回やり直そう、しっかりと手に職を付けて未来を見ようと思った生徒が入学してきたとして、数か月は出るけど...全文を見る
○義家弘介君 そういう意味も含めて、非常に拙速にこの四月からあらゆる矛盾点に対して現場も理解していないままこの法律を通して進めていくということに対して、私は、非常に現場の混乱それから事務負担の急増、これは先ほどの私学の話でもそうですけど、これは各学校に確認するわけですから、じゃ、...全文を見る
○義家弘介君 という大変な状況が起きているということを、問題を改めて指摘させていただきます。  その上で、私学にもう一度話戻りますが、今と同様の質問なんですが、福島参考人、私学に対しては、在籍者数のカウント、それを報告するタイミング、それから支給の月、どのようになると説明を受け...全文を見る
○義家弘介君 事務負担についてはどのようにお考えになりますか。
○義家弘介君 本当に不安で大変なことだと私自身も思いますが、事務負担、在籍者数だけでいえば、これはいろいろな研究に詳しい赤林参考人にお聞きしたいと思いますが、例えば定時制じゃなくて通信制高校ですね、通信制高校に通っている生徒もかなりの数がいるわけです。本法律では休学者は支給の対象...全文を見る
○義家弘介君 赤林参考人の新聞での記事等も私自身見ながら、当然の指摘だろうなと、こういう検証をしっかりした上でまずはこの無償化は進めていくべきなんだろうなというふうに思うわけですけれども、高校中退者というふうに考えたときに、学校不適応の最大の問題、理由、これ文部科学省のデータでは...全文を見る
○義家弘介君 先ほど蓮舫議員からも指摘のあった連結ですね、中学から高校への連結というものが私自身はこの無償化によってもっともっといいかげんになるような気がするんですね。  というのは、例えば十五の春を泣かせるなというスローガンの下で、とにかく学校をどんどんどんどん造って、そして...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  先生の提示してくれた資料で、公立志向が強い地方なんかだと逆に入りたい学校に入れないという現象が出てくるというのは、まさに私自身も感じている実際であろうと思いながら注意深くデータを見せていただきました。  それでは最後に、中西参考人にお聞...全文を見る
○義家弘介君 私個人、外国人学校、確かに支援も大事かと思いますが、それよりも、まず日本の例えば専修学校等に対して、あるいは商業科、工業科に対して最先端の子供たちの環境をつくることがまず国がやるべきことではないかと思っております。  ちょっと様々な突っ込んだ質問をしましたが、本当...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  この高校無償化法案に対してようやく総理出席の下で審議が行われると。その上で、冒頭にまず、この高校無償化法案の問題点、クリアされていない問題点、そして具体的に語られていない問題点についてまず指摘しておこうと思います。  我々は、十の問...全文を見る
○義家弘介君 ちなみに、高校の不登校者も五万人を超えています。トータルすると、高校中退したり不登校な状態に陥ってしまっている十万人もの高校、後期中等教育の対象となっている子供たちがいるわけです。まず、無償化云々の前にそういうことをしっかりとケアする、器をしっかりと後期中等教育とし...全文を見る
○義家弘介君 このような答弁、このような問答を何度も繰り返しましたが、いまだ高校に対しての理念が私自身は全く見えていません。その説明では分かりません。つまり、連結が大事だというならまず連結をしっかりとした上での無償化であったり、そういう順番というものがしっかりと担保されなければそ...全文を見る
○義家弘介君 挫折を知らない方は分からないかもしれませんが、公立に落ちて私学にも進学できない経済的事情があって、そして何とか高校に行きたいと定時制を受験した子が、前年度比二・七倍の三百十三人もの不合格者が出ているわけです。我々が言っているのは、まずこの子たちに安心してしっかりと後...全文を見る
○義家弘介君 同じことを定時制高校を落ちて今失意の中にいる子供たちに果たして言えるでしょうか。私はそんなことは到底言えません。  だからこそ、まず器の整備をしっかりした上で政策を落とし込んでいく責任が当然教育行政には問われているわけですが、まさにこれは、例えば老朽化対策の予算を...全文を見る
○義家弘介君 というお話ですけれども、これも順番の問題なんです。まず守るのはだれなのかということです。まず優先すべきは日本国民。親の転勤等で仕方なく海外に転校している子供たちもいるわけですよね。教育基本法の中では、「すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えら...全文を見る
○義家弘介君 今、我が国の法律の及ぶ範囲というお答えでしたけど、ということは、朝鮮学校、朝鮮高校については、国交もないということで、対象とならないというふうに理解してよろしいでしょうか。
○義家弘介君 朝鮮学校について本当に我が国の法律が及ぶ学校であるというふうに本当にお答えしているのか、もう一回確認ですけど、川端大臣。
○義家弘介君 川端大臣、引き続き。  ならば、授業内容等、あるいはその無償化のお金がどのように子供たちに落とし込まれているのかということを確認する方法があるということですね。
○義家弘介君 もう一回質問をしますが、教育内容を確認する手段があるということですか。
○義家弘介君 強硬にこの四月一日から法律を通そうとするのに、その部分に対しては完全に丸投げ、他力本願という非常にいいかげんさを感じますが、総理、この問題に対して、今まで朝鮮学校の、高校の問題に対して発言が二転三転ぶれていますけれども、現時点で総理はこの国交のない朝鮮学校の無償化支...全文を見る
○義家弘介君 検討の場といっても、いつどこでだれがそれを検討するのかという具体的筋道がないままこの四月から始められていくと。やはり余りにも無責任であり、国民に対してオープンな中身にしないまま強引に選挙対策で法律を通そうとしているとしか私自身は感じることができません。  更に言え...全文を見る
○義家弘介君 我々は、これは大変問題あると思っていますよ。  つまり、過去の経緯なんですよ。組織率九割を超える日教組、山教組の中で、組織的に選挙運動をやって、大量の処分者を出して、その処分者の幹部が去年から教頭、管理職に昇進して、そして、間もなくこの夏に選挙が行われる。そのとき...全文を見る
○義家弘介君 一般論で話されても困るんですよ。過去、どういう事件があって、どういう人事か。  つまり、言いたいのは、組合が人事介入を明らかにしているわけですよ。そして、そのトップにいる者が、この世論を分ける教組の問題の中で三月の五日に堂々と全学校の校長室に送る。これ、学校に届け...全文を見る
○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  午前中に引き続き、高校無償化及び北教組及び日教組と民主党のかかわりについて質問をさせていただきます。  まず、この午後の会の冒頭に北教組問題に対する中間報告が行われましたが、一言で言えば現在調査中、何もしておりませんという、教育委員...全文を見る
○義家弘介君 午前中の議論を踏まえて、大臣の口から順番という言葉がよもや出るとは思いませんでしたけれども、例えば高校を無償化するならばそのための土台の順番が先ではないか。この問題に関しても、民主党の所属議員の選挙問題、ここから端を発した、裏金問題から端を発したわけで、つまり国民に...全文を見る
○義家弘介君 調査の項目は我々が指摘したことだけじゃないですか。つまり、民主党は、教育正常化として自分たちで実態を調査して、自分たちで把握して、自分たちで改善していくという意思は全くないということですか。
○義家弘介君 私の問うているのは、なぜ自分たちで実態把握をしようとせずに、我々の指摘した項目だけを調査して済ませようとしているのかということの答弁であります。もう一度お答えください。
○義家弘介君 提供された情報について調べるというのではなく、しっかりとした責任として、自ら情報収集を行うという意思はないのですか。
○義家弘介君 社会全体で子供たちを育てるというスローガンも標榜しながら、自分たちは、そういう不正常な状態に子供たちあるいは頑張っている先生が置かれているということに対して、調査するつもりはないということですね。
○義家弘介君 いいですか、この問題は、民主党最大支持母体である日教組、その所属する先生たちの政治活動、そしてそこに裏金がかかわっている、そしてまだ議員辞職していないという、まさにこれは政治の問題、民主党自体にかかわっている問題なわけであります。それに対してしっかりと自浄作用をもっ...全文を見る
○義家弘介君 どうしてすべて受け身なんですか。自分たちでその問題に対して足を運んで調査して、一日も早く子供たちを正常な環境に置いてあげなければならないという使命感は、大臣、持っていらっしゃらないんでしょうか。
○義家弘介君 指摘とか報道されていること、我々は現物を出してこういう状況にあると、動こうとしないものですから、こういう状況にあると現物を出して指摘しているわけですよ。それに対してなぜ具体的な対応ができないのか。  例えば、一つの例を挙げますと、先日お会いした学校長のお話です。 ...全文を見る
○義家弘介君 それができていないから、現場の校長先生あるいは真っ当な先生は苦しんでいるわけじゃないですか。それができていればこんな問題にならないわけですよ。  私は、組合自体を悪いと言っているんじゃないんです。違法な活動、組合による法律違反の、特に教員という子供たちにルールを説...全文を見る
○義家弘介君 ならば、もう根本的な質問をしたいと思いますが、北海道では、ならば、日の丸・君が代についてしっかりと行われているのかどうか、文部科学省としてどのような認識でいるのか、お答えください。
○義家弘介君 それは全学校に派遣して式を見るということですか。
○義家弘介君 学校長が報告するということですか、それとも、北海道教育委員会がこの問題は看過できないという形で足を運んでそれを確認するということなのか、その辺はっきりとお願いします。
○義家弘介君 それができないから問題だと言っているわけです。  これも予算委員会に提示した資料ですが、もしも学校長が日の丸に関して、君が代に関して強硬な立場を貫いたら対抗戦術として、一、町からの依頼業務拒否など本務外の雑務はすべて拒否すると。二つ目、超過勤務を拒否すると。三つ目...全文を見る
○義家弘介君 ですから、今顕在化している具体的例を含めて今こうしてお話ししているわけです。実際に、今この場で何々学校の何々先生とか、何々学校の、どういう状態なのかと言ったら困るから、一つ一つ抽象的に説明しながら、しっかりと調査して対応してくださいという話をしているわけですね。 ...全文を見る
○義家弘介君 私が申し上げたいのは、こういうがんじがらめの状況にある校長が、つぶさに自分たちの現状に対して調査の中で答えることができると思うのか、思わないのかということであります。大臣、答弁をお願いします。
○義家弘介君 問題は方法なわけですよ。  例えば、学校長、管理職の先生なんかが言うのは、しっかりとバックアップを保障するから事実に対して教えてくれという形じゃなければ、とてもじゃないけれども答えられないと、道の教育委員会ははしごを外すんですと、私はまじめにしっかりとやろうとして...全文を見る
○義家弘介君 その必要な手順を踏んでいる間に子供たちは卒業をしていくわけですよね。必要な手順を踏んでいる間にイデオロギー教育に巻き込まれていくわけですよ。  そして、より、今我々は覚悟を持ってこれ様々な資料を現物を基にして明らかにしましたけれども、確実に今後は地下に潜っていくで...全文を見る
○義家弘介君 だから、それをしっかりとやってほしいから何度も何度も再三指摘しているわけです。  ならば、さらに新しい資料。今度は、教頭の民主的任用を勝ち取る仕組みについて。これも二〇〇九年の人事に関する要求書として今年度出されたものですよ。  教頭選考については、小中学校分会...全文を見る
○義家弘介君 疑念ではなく事実を提示して、まともな先生たちをしっかり守ってあげてください、子供たちを大人たちのイデオロギー闘争に巻き込むのはやめてくださいと。一生に一回しかない各入学式、卒業式、小学校、中学校の入学式、卒業式が、本当に彼らにとって真っ当な場所であるように、大人たち...全文を見る
○義家弘介君 私にとってみればあきれた回答ですよ。  子供たちが直接触れ合っているのはどっちですか。つまり、子供たちが巻き込まれているという事実を出しているわけですよ。教育委員会がこう言った、教組はこう言った、そんな見解の違いじゃなくて、現実的に今目の前で子供たちがこういうふう...全文を見る
○義家弘介君 これはまさにいじめ調査と同じなわけですよ。しっかりとこれに対して毅然とした対応をするということをせずに、ただアンケートで調査を取ったところで、その当該の人間が正直に言えるわけがないわけですね。校長ががんじがらめになっている状況で……(発言する者あり)委員長、静かにさ...全文を見る
○義家弘介君 その対応が不十分だから、これから入学式が行われる真っ当な校長や先生や子供たちのためにしっかりとした対応をするという方針を出してくれと言っているわけですよ。それも調査を待ちますという形に終始するわけですか。
○義家弘介君 民主党自体の支持団体なわけですよ。まず自分たちの内部、それをしっかり自浄作用を発揮した上で、まずこういう不正常な状況においてどうするという方針を出すこと、それが、まず高校無償化とか社会全体で子育てするとかそういう理念を語る前に、具体的に何をすべきかということを示す責...全文を見る
○義家弘介君 どうして調べに行かないんですか。どうして自分たちで自分たちの身内、というか支持してくれている団体に対して、おかしなことがあるわけですから、まず自分たちで足を運んで調査するのが当たり前じゃないんですか、違いますか。
○義家弘介君 とにかく我々としましても、これからもこの北海道の教組の問題、入学式にも私行こうと思っておりますけれども、どこの区域のどこの学校とは言いませんが、行きますけれども、まず具体的な情報を一つ一つ挙げた上で、必ずそれに対しては対応してくれると、大臣、お約束してくれますか。
○義家弘介君 それがこの何年間もにわたって、いや何十年もにわたってできていないから、今この事実がある中で文部科学省がしっかり対応しなければならないと私は言っているわけですよ。それが一つ一つできていたならば、今この現在こういう状況にはなっていないわけですよね。だからこそ、それをしっ...全文を見る
○義家弘介君 私は、高校というところは選択、そして責任というものを学ぶ場所である、これは高校の教員として教壇に立ちながら生徒たちに訴えてきたものであります。自分で選ぶということはどういうことなのか、そしてその選んだ結果として、だれに感謝しなきゃいけないのか、何を全うしなければなら...全文を見る
○義家弘介君 午前中も指摘させていただきましたが、現在も高校中退者が六万五千人以上、そして不登校も入れたら十万人以上がこの高校という場所をドロップアウトしてしまっている、あるいは行けない状態になってしまっていると。先ほどから順番という話をしているわけですけれども、まずは、この高校...全文を見る
○義家弘介君 進路の多様化、それを説くのは簡単ですけれども、一方、社会の進路に対しての認識というのは一体どうなっているのかというふうに考えたら、なぜ普通科がこれほどみんなが切望して、そして、だれもがかれもが目的や夢がなくても取りあえず大学に行かなければなかなかいい会社に就職できな...全文を見る
○義家弘介君 この特定扶養控除については、菅財務大臣は、特定扶養控除の廃止は高校授業料無償化の財源には加えられていないということを答弁していますが、一方で川端文部科学大臣は、実行するときのマネーフローは別として、財源ということにもなると記者会見で述べていますが、本当はどうなんです...全文を見る
○義家弘介君 この恒久財源を一体どうするのか、この担保がないと、これが拙速な議論の下で、年間四千億円以上出ていくという状態の中でこれ繰り返していかなきゃいけないわけですね。だから、それを行うための担保としてこれをしっかりと保障しますという議論もまた具体的に時間を掛けてした上で、そ...全文を見る
○義家弘介君 つまり、そういう状況で進めていくと、地域間の学校で差が出てくる、地域間の対応で差が出てくることは明らかになるわけですね。財源がしっかりあって、問題意識を持って早くから条例を準備し、通した自治体と、財源難で非常に線引きの議論がなかなか進まない状態の中で行っていく。 ...全文を見る
○義家弘介君 例えば朝鮮学校に関していえば、多くの学校で一条校になれるような条件が整っていてもあえて自らならなかったという歴史的経過もあるわけです。  そして、客観的、普遍的な判断基準云々という話ですけれども、大臣も国会答弁で、政府も見解として言っているように、現行法の下ではそ...全文を見る
○義家弘介君 守るべきものは何なのか、育てるべきは何なのか、しっかりとこの辺についてもう一度本質的な議論が必要であると思って、それを表明して、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。     ─────────────
03月31日第174回国会 参議院 本会議 第13号
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○義家弘介君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、いわゆる高校授業料無償化法案に対して反対の立場から討論いたします。  まず、これまでの高校授業料無償化法案に関する国会での審議は何であったのか、心の底からの怒りを抑えることができません。  高校授業料無償化は、戦後の学制改...全文を見る
04月21日第174回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第6号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  この調査会に三年間属しながら、様々な角度からこの少子高齢化・共生社会に関して、コミュニティーに関してのこと、議論が行われてきたわけですけれども、私自身思うのは、まず、ならばこの国がどういう方向性に向かっていくのかというしっかりとした旗...全文を見る
05月25日第174回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。どうぞよろしくお願いいたします。  私からは、まず前半、この四月の一日から施行されました高校無償化法、高校無償化等について質問をさせていただきたいと思いますが、この高校無償化の議論の過程の中で起こり得る様々な問題について、我々自由民主党は...全文を見る
○義家弘介君 今具体的に上がってきたのが、事務処理システムの不具合等が上がってきたということですけど、ほかには具体的にどういう問題が全国から上がってきているのか、私学から上がってきているのか、各種学校等から上がってきているのか、もう一度整理して御説明ください。
○義家弘介君 これは後期中等教育の根幹にかかわる重要な法案であるだけに、今の川端文部科学大臣の答弁は非常に不誠実かつ残念でなりません。  実は、我々自由民主党の文部科学部会は、全国の様々な自治体あるいは窓口、そして保護者、私立高校、様々な聞き取り調査を行ってきましたけれども、文...全文を見る
○義家弘介君 例えば五月二十四日の新聞にも出ていますけれども、高校無償化改正要望へ四政令市、生徒数に応じて全額負担をという形で、千葉、静岡、浜松、それからさいたまの四政令市が、国の交付金が授業料を徴収した場合より減額されるのはおかしいとして制度改正の要望等も行っておりますが、ここ...全文を見る
○義家弘介君 このようなことが想定されたからこそ、しっかりと時間を掛けて施行までに段階を踏んだ上でやっていくべきであったと我々は考えておりますが、しかし、四月の一日から強引にスタートさせたと。その結果として、起こるべくして起こっている事態であろうと我々は思っております。  例え...全文を見る
○義家弘介君 どうもやっぱり大臣とは現状認識についてちょっと差があり過ぎるなというような感じをするわけですが。  以前もこの委員会の中で指摘したんですが、私は北海道の、全国から中退者、不登校者がやり直しを懸けて集まってくるという学校の教員をしてきました、これは私がたどり着いた母...全文を見る
○義家弘介君 まさにこの部分の連結のところをきちっとしない限りは、学校の先生も知らなかったということが起こるわけですね。いろんな問題があったとして、でも入ってきて、そういう引継ぎがなされてないから全く知りませんでしたと、そうだったんですかということが往々に起こっていくわけです。 ...全文を見る
○義家弘介君 これは実は茨城県にある株式会社立の高校の課程なわけですけれども、果たしてこの学習内容で、あるいはこういう告知というのは、これは文部科学省の進めてきた施策と整合性があるとお考えですか。
○義家弘介君 実は、今指摘しようとしたことをすべて川端文部科学大臣が答えてくれまして、ああ、しっかり調べてくれていたんだなということで非常に安心いたしました。今大臣がおっしゃろうとしたことを一つ一つ質問、こういう問題があるのではないかということを言おうと思ったんですが、その質問は...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございました。  まさに私も同感で、このキャッチフレーズ自体がちょっと、私なんかはもうまじめに考え過ぎるから余計胸焼けがしてくるんでしょうけど、天気のいい日はカフェのテラスでレポート提出って、ちょっと本当にこれ大変だぞというような思いがすごく、だからこの...全文を見る
○義家弘介君 報道によると、この会議のメンバーや会議日程、内容、これを非公表にするという方針だという話ですけれども、これは事実でしょうか、それとも事実と異なるんでしょうか。
○義家弘介君 文部科学省は、審議の公開は原則としながらこれまでやってきたわけですけれども、それについて公開という方針ありきでいかないという理由は、どんな理由があるんでしょうか。
○義家弘介君 メンバーは既に決まっているという認識でよろしいんでしょうか。
○義家弘介君 そのメンバーの選考基準等はどのようになっているか、教えてください。
○義家弘介君 これは先ほど大臣もおっしゃったように、非常に国民的関心の高いところでもありますから、その審議のプロセス、そしてどのようにしてどういう結論になるかということは、これ、できる限りオープンな形でしっかりと発信していただきたい、これは強く強く要望させていただきます。  そ...全文を見る
○義家弘介君 私は、全然適切な対応だと思っていないわけですけれども、なれ合いの甘々な対応なのかなというふうな認識。だから、今後とも状況については、私自身も横浜市の教育委員もしてきたという思いもありますので、きっちりとどういう対応でどのような状況が残っていてということは責任を持って...全文を見る
○義家弘介君 おっしゃるとおり、根拠法令としては学校教育法第三十四条あるいは四十九条、そして横浜市の規約によると、横浜市立学校の管理運営に関する規則は、まず教科書については第十条、小中学校において使用する教科書についてですけれども、教育委員会が採択するものを使用しなければならない...全文を見る
○義家弘介君 これは北教組で起こった、勤務時間中の組合活動のファクスを具体例を挙げて質問しましたが、これ根っこは同じだと思うんですよね。まさに教育界の日教組支配、これが明らかになっている、その一端が現れたこの浜教組の事件であろうと私自身強い憤りを感じています。そして、この人たちは...全文を見る
○義家弘介君 こういう出来事からかんがみるに、現行の状態で学校に採択の権限がどんどん集約されていくということはいろんな問題が起こり得るということも明らかであると思いますので、是非その議論は慎重に、そしてしっかりと客観性のある、公平性のある、中立性のあるものとしてしっかりと議論して...全文を見る
○義家弘介君 そのきちっと議論し、きちっと決めていくプロセスをしっかりしていただきたいなと私は思うわけですが。  例えば、iPadみたいな教科書をイメージするとすると、何冊もの教科の教科書を持っていかなくても一個のツールで足りてしまうと。確かに利便性等にはメリットはあるだろう。...全文を見る
○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。午前中に引き続き質問をさせていただきたいと思います。  午前中の後半で、浜教組、横浜市教職員組合の教科書の問題について挙げさせていただきましたが、組合の特定イデオロギーが教育現場に様々持ち込まれると。これは全国で散見していることであります...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。その問題に対しては我々も認識を同じくするところであります。  しかし、一方で、私の元に、日本中の保護者、あるいはこれはおかしいんじゃないかと考える先生、あるいは実際にしてしまっているけどもうしたくないんだけれどもという先生等から、様々な政治的...全文を見る
○義家弘介君 私は、何も政権交代をして民主党ちゃんとやっていないじゃないかと責め立てているという実は意図というよりは、こういう問題に対して一番責任をしっかりと感じ、そのためにそういうことのない教育を進めていく責任を持っているのは私は自由民主党であると思っております。これまでもこう...全文を見る
○義家弘介君 問題は、どのようにその実態を把握するかということなんですね。そして、把握した上でどのような対策を取るかということなわけですけど、例えば教育介入でいったら、午前中の質問の神奈川県の問題がありましたけれども、例えば横浜市教組に対しては何らかの対応を文部科学省の方から指示...全文を見る
○義家弘介君 それでは、文部科学省にも関係がある、まあ関係があるところですけれども、一つ事例ですけれども、教育介入にどの程度当たるか当たらないかという判断はそれぞれの考え方としまして、やはり私は重大な問題だと思って今回も取り上げさせていただきますけれども、昨年度のセンター試験の問...全文を見る
○義家弘介君 ちょっとこれは認識の違いだと思うんです。この平成七年二月の最高裁判決では、まず判決において、参政権は国民主権に由来し、憲法上日本国籍を有する国民に限られるとする従来の判例を維持する判決として、上告を棄却し、原告側の敗訴が決定していた判決であります。  その中で、最...全文を見る
○義家弘介君 これについては、傍論を読んだその方自身が政治的配慮の中でそういう言葉を発したというコメントもマスコミの取材等に対して出しておりますが、いずれにしても、この争われた裁判の結果というのは、参政権は国民主権に由来し、憲法上日本国籍を有する国民に限られるとする従来の判例をそ...全文を見る
○義家弘介君 教科書の作られ方自体がある種政治的意図を持っている。様々な教科書を読み解きながら、私自身も再三その点については質問してまいりましたけれども、書き方とか、あるいは例えばリンカーンの演説と九条の会をそのままセットにしてふすまにしてしまうみたいな、検定のところの内容に入ら...全文を見る
○義家弘介君 そういうふうに一般的には多分感じると思うんですけれども、やっぱり中にいると、全体でこの方針でやっていくということで進められてしまう部分があるのかなという、私は、非常にやっぱりこれ、教材届けられたときに見て本当に心配になったんですよね。一体、この人たちは何をしたいんだ...全文を見る
○義家弘介君 北教組の校長交渉や、校長に対してどのような対応をしているか等々もこの一月からの国会の議論の中で一つ一つ行ってきたので、この方針を進めようとしたときになかなか組合の反対で進まないというようなことが多々あるという具体的事実も踏まえた上で、じゃ、どう正常化していくのかとい...全文を見る
○義家弘介君 政治と教育は密接に関係する。じゃ、教員の政治活動はいいということなんですか。
○義家弘介君 先ほどからも申し上げているとおり、教育内容も政治的中立を持たずに踏み込んでいる実態が日教組の中にあると。さらには、選挙活動も、教員としての政治活動をしちゃいけないという制限を踏み越えて選挙活動をしている実態があると。この実例を再三オープンにしながらこの問題についてい...全文を見る
○義家弘介君 私も再三申し上げているとおり、あってから対応するというのではなくて、それがないように、どういう状況にしていくかということ、これを考えていただきたいと再三言っているわけです。  例えば、北教組の例を出しましたから、繰り返しになりますが、北海道でたくさんの先生たちの聞...全文を見る
○義家弘介君 政治主導って言いながら、どうして政務三役、北海道に入らないんですかね。今、北海道の現場の状況、実は大混乱になっていますよ。この調査も含めて様々な対立も教育現場の中で起こっている状態の中で、一貫して具体的指示をしながら調査がまだ上がってきていない、上がってきていないと...全文を見る
○義家弘介君 ならば、今、北海道で行われている個別具体の問題の中の一つとしてまたお知らせしたいと思いますが。  私は、○○町で教員をしています。この○○町、これ、原文は入っていますけれども。本日、学校で道教委から組合活動の調査が入りました。しかし、従来、校長と一対一で行わなけれ...全文を見る
○義家弘介君 問題は、こういう現地の聞き取り調査もせずにどう客観的に判断するかというところだと思います。だから、是非北海道に行って教員たちから生の声をしっかりと聞いていただきたいなと、本当に心から熱望します。  例えば、日の丸・君が代反対闘争を入学式、卒業式に持ち込んでいる北教...全文を見る
○義家弘介君 衆議院選挙はいつ解散になるか分からないので、これを出すタイミングというのはあるわけですけれども、参議院選挙はほぼ分かるわけですから、この去年の衆院選をめぐって教員の政治活動で様々な問題が具体的に出たわけですから、これは、やはり一刻も早くこの通知を教育現場に下ろしてい...全文を見る
○義家弘介君 この教育公務員特例法だけではなくて、義務教育諸学校にかかわる政治的中立を確保するための臨時措置法、いわゆる中確法等の法律認識についても、実は学校の先生は恐ろしいほどありません。こういった法令のしっかりとした遵守、これを是非教育公務員にこの夏、特に、総務省を待ってでは...全文を見る
09月07日第175回国会 参議院 文教科学委員会 閉会後第1号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  この閉会中審査を開いていただけた良識には、まず心から感謝いたします。  その上で、項目を絞って中身について質問させていただきますが、まず、三月三十一日に通り四月の一日から施行するという、いわゆる高校無償化法案、我々は、これまで一貫し...全文を見る
○義家弘介君 この朝鮮学校を範囲内に入れるか否か、これは八月いっぱいをもって出すという流れで来たわけです。そして、文科省から出されたこの範囲に対する基準等について、これは一つの結論として示されているわけです。少なくとも、この結論が出された経過、どのような議論の下にこの基準等が作ら...全文を見る
○義家弘介君 確認しますが、この専門家委員会では、八月四日に大臣が答弁されているように、教科書、授業の中身を含めて議論した結果としての報告と考えてよろしいでしょうか。
○義家弘介君 つまり、教科書の中身、偏向教育の実態も含めて話し合った中で、結論としては教育の中身については検討の対象にはしないという結論に達したということですか。そうなのか違うのか、教えてください。
○義家弘介君 しないということがスタートにあって議論をしたなんということはこれはあり得ないわけで、再三、我々はこの中身について、この周辺について問題点を指摘した上で、本当に生徒に行っているかどうか具体的に検証できるんでしょうかという問題点をずっと行ってきたわけですね。  でも、...全文を見る
○義家弘介君 続きまして、北海道教職員組合あるいは北海道教育委員会の教職員の服務規律等の実態に関する調査についての質問をさせていただきます。  先般、ようやく公表された北海道教委、札幌市教委が北海道の全教職員を対象に行った教職員の服務規律等の実態に関する調査報告が公表され、改め...全文を見る
○義家弘介君 簡潔に、できれば、時間は限られているので、お答えいただきたいわけですけれども。  ある意味で、この聴き取り調査の中で明らかになったこと、勤務時間中の様々な問題や政治的中立を逸脱した問題が声として出てきたわけですが、我々は実は九月二日にも現地入りしまして、北海道教育...全文を見る
○義家弘介君 仮に違法な活動があれば、あるかないかはもう出ているわけですよ、一斉の聴き取り調査の中で。だからこそ、この国会の場で何をするのかということの提示として、今大臣は、組合に対しては言うことはできません、コメントはできません、そうやってごまかしていますが、だから我々は法案を...全文を見る
○義家弘介君 もう少し踏み込んでください。検査する必要があると思っているではなくて、やるのかやらないのかです。
○義家弘介君 ありがとうございます。会計検査院の英断、それに心より敬意を表します。しっかりと中立な立場として、この教育現場が本当に正常になり、真っ当に頑張っている教師たちがその自分の使命感に没頭でき、そしておかしな活動に駆り出されることのないような正常な教育現場をつくるために、我...全文を見る
○義家弘介君 ですから、我々は教育公務員特例法を今後どうしていくのか、中確法に対してどう改正していくのかという議論をしっかりとしましょうという思いで法案、議員立法を上げたわけですけれども、これをまた突っ込んで聞くと、大臣は、それは国会で扱うか扱わないかは国会が決めることですという...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  北教組に関して言えば、まさにぬかにくぎだったわけですね。今回、これだけ徹底して全職員の聴き取り調査を行ってもなお、「参院選特集号」、みんなでもう一度声を掛け合い、教え子にも親書、電話をもう一度やりましょうとやっているわけですから、私はこれ...全文を見る
10月21日第176回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○義家弘介君 自由民主党、義家弘介です。今日はどうぞよろしくお願いいたします。  まず、冒頭にお聞きしたいことは、文部科学大臣が替わりまして高木大臣体制で新たなる出発をしたわけですけれども、実はこの間多くの積み残しを文部科学行政は残しておると我々は認識しています。この件について...全文を見る
○義家弘介君 非常に大ざっぱな抽象的な質問をしましたが、実は一つ一つ本日それを確認させていただきたいという思いで冒頭そういう発言をさせていただきました。  実は、この文部科学問題だけではなくて、もろもろの問題が昨年の政権交代から次々に起こっているわけですが、私は、その問題を見る...全文を見る
○義家弘介君 このときは、はっきりというか間接的にというか、こういう国家解体というものを言ってしまうということはすごいことなんだというような発言があったわけですけれども、まず国という土台があって、領土、主権、そして国民の生命と財産を守るという土台があり、その土台を守るためにどのよ...全文を見る
○義家弘介君 判断基準は出したわけです。その判断基準を出した流れの議事、中身を公開しなければ、本来議論にはならないと私は思います。どうしてそういう判断基準が出たのかというその中身がないで、こういう判断基準です、あとは公開しません、あとは我々、文部科学大臣が最終的には決めます、民主...全文を見る
○義家弘介君 大臣は、その検討会議、判断基準を出すに至った根拠となるその議論を見て、納得していますか、納得していませんか。
○義家弘介君 その判断をする段階ではないと言いますが、判断基準はもう既に出されているんですね。教育の内容は問わないなどの判断基準は内容が出ているわけです。その判断基準の内容については大臣は納得した上で民主党の政調にかけておられるのかという質問です。
○義家弘介君 しかし、決定してから、こういう形になりました。それこそ時期が適切ではないと我々は思います。  国権の最高機関であるこの国会で、重要な国費を投入する以上、あるいは教育内容の問題が指摘されていて、拉致問題も抱えながら、国民的関心がある事項である以上、国会の場に明らかに...全文を見る
○義家弘介君 私は、今まさにその時期で、その責任を果たさなかったら、これは歴史的にも大変なことにつながるであろうと思っているわけです。  先ほど静ひつな環境で云々という話でしたが、後で様々な項目について質問の中で明らかにしていきますが、私なんかの立場と反対側からの様々な介入や働...全文を見る
○義家弘介君 ちなみに、地方自治体では大阪府が独自に朝鮮学校の教育活動の確認に関する有識者会議を設置し、九月の二十二日に、大阪朝鮮高級学校に対して、現代朝鮮史を教科ではなく特別活動と位置付けることや、特定の政治的指導者に対する敬称について考慮することなどを求める提言を取りまとめて...全文を見る
○義家弘介君 国費を投入していく、そして拉致問題等にかかわる問題あるいは反日教育、様々な問題が絡んでいるからこそ国民的議論が起こらなければならない。  そのためには、責任を持って議論し、その結論に責任を持って文部科学大臣が対応していかなければならないであろうと思っておりますが、...全文を見る
○義家弘介君 繰り返します。今のは答弁になっていません。  国会議論などを総合的に考えて審査基準や審査手続を文部科学大臣が決定していく。つまり、今もう判断基準が出ているわけですね。検討会議の判断基準で、内容等は問わない等々の判断基準、これ読むと長くなりますからあれですけれども、...全文を見る
○義家弘介君 これ党の問題ではありませんよね。国費を投入する、高校無償化法、いわゆる高校無償化法という法律を、あれも物すごく乱暴で信じられない手続でしたが、三月三十一日に強引に通して四月の一日からスタートすると。その結果、様々な問題点も浮き彫りになっている。例えば、所得制限を設け...全文を見る
○義家弘介君 つまり、党の手続でおおむね決まったということで、まだ決定していることではない。だからこそこの臨時国会の場で、こういうプロセスの、こういう議論の中で、こういう判断基準が出て、民主党ではおおむねこういう結果になりましたが、さて、国費を投入する以上、このことでいいのでしょ...全文を見る
○義家弘介君 こういうことが重要なのは、これは当たり前なんですけれども、国会の議論の中で、しっかりとそのプロセスも明らかにした上で、この問題に対しては議論して判断していくというふうに受け止めてよろしいのでしょうか。
○義家弘介君 国会の議論を踏まえて、つまり判断基準は変わる可能性があるというふうに受け止めてよろしいでしょうか。
○義家弘介君 何度も繰り返して申し訳ありませんが、確かに文部科学省令で示すということは、最終的には文部科学大臣の判断になるわけですが、この法律は元々、無償化法案の中でその対象とするかしないか、つまり関連している重要な一つなわけですから、明確にやっぱり国会で開かれた形で議論すること...全文を見る
○義家弘介君 いや、そうではなくて、民主党の皆さんが党内で議論したときも、この判断基準がどのような話合いによって出された判断基準で、どのような点を議論し、教科書のどのようなところを考慮し等々の、議論の前提になる報告を受けて党の部門会議にかかったのかどうかというところで、これ、我が...全文を見る
○義家弘介君 笠政務官には後で改めて質問したいと思うので質問は取っておきますが、私自身は笠政務官に対しては非常に期待を持って、エールを心の中で送りながら頑張っていただきたいと思っています。後でそれは質問させていただきますが。  この検討会議の、つまり判断基準を今国民の皆さんにと...全文を見る
○義家弘介君 国の根幹にかかわる問題なんです、これ。この国の根幹にかかわる教育の問題、まして、その財源は国費から出ていく問題、様々な意見が分かれている重大な問題であるのに、ここまで議論が進んでいて、まだ今の段階で私からは、つまり、国会の場できちんとこの判断基準について、適用方法に...全文を見る
○義家弘介君 何度も繰り返しになりますが、判断をするのは、最後は文部科学大臣なんです。しかし、その判断の基準となる、我々一人一人は、国民から票を託されて、自分たちの代わりに自分たちの思いをしっかりと届けてほしいという形で今ここにいるわけですね。国民の代表としてここにいるわけです。...全文を見る
○義家弘介君 いや、だから、結果が出てからじゃ遅いじゃないですか。もう決まったことだって大臣が、出てから、さあじゃ審議しましょう。その時点では既に国費は投入されてしまう、繰り上がりで投入されてしまうわけですし、結果が出てからでは議論は遅いんですよ。つまり、その結果に至るまでにしっ...全文を見る
○義家弘介君 繰り返しますが、判断基準が出されて、今判断のプロセスに入り、そしてこれからその判断がなされるというもう最終段階に来ているわけです。決まってから国会の場で話し合うというのは、これは国民に対しての冒涜ですよ。やはりそういう判断が出される前に、しっかりとその法律を通した国...全文を見る
○義家弘介君 いいですか。この判断基準が出されて、そして今その判断をどうするかといって与党の政調の中でおおむね了解されて、もうこれから待つのは大臣の決定だけじゃないですか、次に待つのは。  だから、その決定出す前に、しっかりと今までの議論はどうだったのかということも含めて委員会...全文を見る
○義家弘介君 ならば、何のためにこういう委員会ってあるんですかね。これあいまいな答弁だけを延々と繰り返して、はい、じゃ時間が来たのでそれで終わります。こんなの国民の期待にこたえるということになりませんよ。  いいですか。この法律は国会において通ったわけです、民主党の賛成多数で。...全文を見る
○義家弘介君 民主党さんが主張してきた密室政治の権化がこの部分に出ているなというふうに感じてなりませんが、ならばちょっと視点を変えましょう。  検討会議の判断基準では、三年ごとにフォローアップ、財務表は毎年文部科学省に提出するということを行って、その際は留意事項の実施状況につい...全文を見る
○義家弘介君 ということは信頼する関係が構築されない限り朝鮮高校がこの無償化の対象になることはないということですね。
○義家弘介君 確認ですが、それは省令ですか、それとも法として新たに考えているか、それとも省令として考えているんですか。
○義家弘介君 ならば、その省令の議論は当然今後の国会の中でしっかりと行っていくべきでありましょう。つまり、その省令が作られる前段階の問題に対してもやはりこの委員会で、国会の場でしっかりとやっていかなきゃいけない。このところを同じふうにぐるぐるぐるぐる回っているわけです。是非ともこ...全文を見る
○義家弘介君 そういう形骸的なものじゃなくて、教育の内容については問わない。つまり、どんな教育をしていても国費から支援金を出すという理解でよろしいんですか。
○義家弘介君 本当に恐ろしい答弁ですよ。これずっとやっているんですよ、この議論。そして、慎重に判断、慎重に判断って、もう法律は始まっちゃっているんですよ。そして今、十月の終わりですよ。これで、その件も含めて慎重に判断します。ということは全く進んでないということじゃないですか。一方...全文を見る
○義家弘介君 だからこそ、これ多分、それはやっぱりおかしいと思うのは私だけではないはずです。是非、それを国民にしっかり分かる形で早急に出していただきたい。そして、本当は柳田拉致担当大臣の見解等も聞きたいわけですけれども、例えば、拉致担当部局はいらっしゃっていますね。  外形的、...全文を見る
○義家弘介君 引き続き、東副大臣にお尋ねしたいと思いますが、この問題について高木文部科学大臣と部局がきちっと向き合って議論を今までしてきたのかどうか、それから、これからしていく予定があるのならば、どのぐらいのタイムスケジュールで行うつもりがあるのか、そして、その話合いは判断基準を...全文を見る
○義家弘介君 内閣府の拉致担当としては、この高校無償化の中に朝鮮高校を含めるか否かという議論は、現在、新しい組閣が行われましたが、具体的にされているんでしょうか。
○義家弘介君 是非、その思いや意見、そして記述の内容についてしっかりと文部科学省と向き合っていただきたいと心から思っております。  続きまして、関連して笠文部科学政務官にお尋ねいたします。  笠政務官、国会では北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会に所属するなど、この拉致問...全文を見る
○義家弘介君 その上で、じゃ具体的に質問いたします。  北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会というところの機関誌「光射せ」の第五号の中には、同会が入手した朝鮮総連の昨年十一月の内部文書が掲載されております。そこにはこう書かれている。  民主党を始め、与野党の有力人士と国会議員との...全文を見る
○義家弘介君 さて、文部科学大臣、今の北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会のこの要請のマニュアル、これ大臣のところには要請というのは、大臣になる前も後も含めて、来られましたか。
○義家弘介君 しかし、これ非常に具体的なんですね。衆参の文部科学委員会所属の委員と日教組出身の国会議員を対象化、二十名以上を対象として十月に集中的に要請運動を進めていく等々の記述があるわけです。先ほど、静ひつな環境で云々かんぬんという話がありましたけれども、一方で、こういうような...全文を見る
○義家弘介君 大臣、今の朝鮮学校の把握、今まで文部科学省は朝鮮学校の実態についての、確認する制度的な手段がないと答弁し続けてきましたが、つまり政府の正式な機関である公安調査庁の見解が元々政府の朝鮮学校に対する公式見解であったはずだと考えますが、高木文部科学大臣、いかがでしょうか。
○義家弘介君 最後には、これは生徒に出すもので学校に出すものではないという形にすり替えられていくわけですが。  手元に実は北朝鮮の労働新聞がありますが、この中で一体どんな内容がこの就学支援金等について書かれているかということ、これも恐らく東副大臣は多分目を通していることと思いま...全文を見る
○義家弘介君 だからこそ、決定をする前にこういうところで、プロセスも含めてしっかりとした議論をした上で判断していただきたいというのを、私一時間以上ずっと同じことを繰り返してきているわけです。  もちろん、例えば一人の人間がその問題に問題意識を持って調べられる範囲というのは少ない...全文を見る
○義家弘介君 是非よろしくお願いします。  そして、これは拉致担当の内閣府ともしっかりと連携しなければならない問題ですし、そしていろんな意見もしっかりと吸収した上で、一部の専門家に丸投げして密室みたいな形で決めるのではなくて、本当にしっかりとした英知を出し合って、国民が納得する...全文を見る
○義家弘介君 北教組、日教組系の北教組の組合が違法な選挙活動、そして出どころがいまだ説明責任を果たしていないお金がやみからやみに渡されて、その中で政治資金規正法違反で教組自体に捜査の手が入るという大問題をきっかけとして現在補選が行われているわけですけれども、我々自由民主党は度重な...全文を見る
○義家弘介君 文部科学省が正式な調査を行う、これは権限、法律の問題もあるので、できることとできないことあるわけですけれども、しかし一方で、現地に政治主導というなら赴いて報告してください。ああそうですかではなくて、あるいは指導します、やってくださいではなくて、しっかりと現地に赴いて...全文を見る
○義家弘介君 事実関係の把握は我々がやったんですよ。我々が現地に足を運んで、一つ一つ物事を出して、初めてその事後として動き出してきた。それは、まさに民主党最大の支持母体である日教組、これがいるからこそ子供たちがそういうものの渦中にいるにもかかわらず具体的な対策を出してこれなかった...全文を見る
10月29日第176回国会 参議院 議院運営委員会 第5号
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○義家弘介君 お尋ねいたします。  まず、先ほど官房副長官の方から、ワーキンググループは内閣府設置法に基づく行政組織ではなく、評価者は官職に当たるものではないという、昨年のちょうど今ごろに当方の世耕委員から出された質問主意書と同様の見解が示されたわけですけれども、昨年の今ごろと...全文を見る
○義家弘介君 ワーキンググループは閣議決定に基づく行政組織であり、評価者は現職の国会議員である、別に言い換えればこのような言い方もできると我々は考えております。憲法上、内閣の仕事は法律を誠実に執行することでありまして、この根拠法のない重要政策に関する会議が延々と事務を続けているこ...全文を見る
○義家弘介君 明らかに内閣不一致の状況で、今後、この根拠ないままどう進んでいくのか非常に憂慮していますが、それでは、我が同僚の質問も踏まえて法制局に確認させていただきます。  違法なのか違法でないのかという判断は求めませんが、本行政刷新会議及び事業仕分が、憲法の理念にのっとって...全文を見る
○義家弘介君 非常に貴重な見解、ありがとうございました。  終わります。
11月11日第176回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○義家弘介君 自由民主党の義家弘介です。  本日も、引き続きまして高校無償化の対象に北朝鮮を含めるか否かの問題についてしっかりと質問させていただきたいと思います。  これは当委員会も含めて再三再四訴えてきたことではありますが、高校無償化法案、三月三十一日に国会を通し四月の一日...全文を見る
○義家弘介君 今の答弁ではよく分からなかったので、もう一度質問させていただきます。  朝鮮高校は、学校教育法に基づいて指導監督が行われる各種学校であり、公の支配に属する各種学校であるという認識でよろしいでしょうか。
○義家弘介君 その上で質問したいわけですが、つまり、学校教育法の上位規範である教育基本法、これにも当てはまる学校であるという認識でよろしいでしょうか。
○義家弘介君 ただいま第二条あるいは十六条等は適用されるという話ですが、それについて説明を求めたいと思いますが、ならば朝鮮高校は、例えば第一条は教育基本法上の教育の目的について書いてある、第二条は教育の目標について定められているわけですが、あえてここでも繰り返させていただきますが...全文を見る
○義家弘介君 現状として同法の趣旨にのっとった教育が朝鮮高校で行われているという判断を持っているかどうか、はっきりとお答えください。
○義家弘介君 いいですか。教育基本法どおりの内容がしっかりと朝鮮高校において行われていますか、そうではありませんか。もちろん、文部科学省で決定したわけですから、それらの内容についても検証した上で基準を出したわけですから、その辺についてはっきり国民に対して答えてください。
○義家弘介君 よろしいですか。教育基本法にのっとった授業がしっかりと行われているのかどうなのか、今回の無償化の対象として国費を投入するか否かの議論の中で、当然検証したものであります。都道府県知事でありますではなくて、皆さんがこの法律を適用させるかどうかを延々と議論してきましたが、...全文を見る
○義家弘介君 大臣、それ詭弁というんですよ。いいですか、大前提で言いますが、じゃ、ほかの外国人学校と朝鮮高校は同じということですか。
○義家弘介君 質問に対してごまかさないで判断してほしいわけですけれども、ほかの外国人学校と同様、教育内容については踏み込まない等々の発言がありましたが、朝鮮高校はほかの外国人学校と同じですかと聞いているんです。
○義家弘介君 だから、ごまかさないで答えていただきたいわけですが、同じじゃないから別途議論してきたんじゃないですか。  具体的には、あなたの大臣談話でも書いてあるじゃないですか。まず、(イ)は、「大使館を通じて日本の高等学校の課程に相当する課程であることが確認できるもの」、これ...全文を見る
○義家弘介君 申請があれば検証すると言いますが、これもう委員会で再三やってきていますが、たくさんの民主党議員にも働きかけをしてきたというふうに彼らの内部文書に出ている。あるいは労働新聞なんかでも、これを何とか獲得するためにこのように組織的に動いていくと、総連と一体になった活動をし...全文を見る
○義家弘介君 だから、そのように、前回も私約八十分この問題について言ったわけですけれども、具体的でしっかりしたことは一切言わないんですよね。申請があったらその都度判断してまいります。しかし、この外形的基準だけ、これを決定しましたと出せば、これは、ここはおかしいですと言うようなこと...全文を見る
○義家弘介君 もう一度原則的なところをお聞きします。  この辺については改善を促していく。いいですか。ドイツ学校や韓国学校等の民族学校は、大使館を通じて促すことができます。国際的に実績のある学校評価団体の認証を受けているところは、その評価団体を通じて要請ができます。じゃ、この朝...全文を見る
○義家弘介君 そんなことで、そんなあいまいなことで、この拉致問題等の問題あるいは偏向教育、捏造教育の問題があるところに国費を投入する根拠としては余りにもいいかげん過ぎる。  大臣談話でこう書いてあるんですよ、「自主的改善を強く促すとともに、」。これ、気を付けてください、それしか...全文を見る
○義家弘介君 ありがとうございます。  こういう実態も再三言っているわけですね。こういう状態にある学校であるということを指摘しているわけです。にもかかわらず、内容は問いません、代理受給はさせます。これで納得できる国民、調査によると六割近くの国民が不適切だと言っているわけですよ。...全文を見る
○義家弘介君 虚偽かどうかを判断することさえ非常に難しいわけですよ。だから、特別の項目でほかの外国人学校と分けて議論してきたことなわけです。  大臣が途中で内閣改造で替わりましたけれども、その辺のことを十分認識して高木大臣は答えていらっしゃるんですか。だとしたら今の答弁はあり得...全文を見る
○義家弘介君 ごまかさないでお答えください。いいですか、十七条で、「重大な法令違反があり、指定が適切でないと認められるとき。」、つまり、そもそも現在の朝鮮高校は教育基本法に違反しているという重大な法令違反が存在していると我々は認識しているわけですけれども、大臣は、今の朝鮮高校は教...全文を見る
○義家弘介君 いや、聞いておりませんとか聞いておりますじゃなくて、高校無償化法を通して、強引に、その上で、ほかの外国人学校と朝鮮高校は違うわけですから、違う中で、じゃ別途議論しなければならないと、どういう教育が行われていて、どういう状況になっていてということを延々と議論してきたわ...全文を見る
○義家弘介君 だから、教育上の観点からこの教育基本法に違反しているという重大な疑義があるというわけです。  さらには、都道府県知事の認可でとごまかしていますが、例えば大阪府が独自にこの朝鮮学校の教育活動の確認に対しての有識者会議を設置して、中について議論していますが、二十二年度...全文を見る
○義家弘介君 教育基本法の違反とは言われていませんと。じゃ、教育基本法に違反しているかどうなのか、何で文部科学省はしっかりと考えないのか。つまり、国費を投入する議論を半年以上やってきたわけですよ、その中でなぜそれを検証をしないのか。  例えば、今、公安調査庁に聞いたように、朝鮮...全文を見る
○義家弘介君 再三繰り返しますが、この今の明らかになっている朝鮮高校の実態、総連と一体した支配を受けているという問題、それから内容、教育の目的、教育の目標に関して、現在の朝鮮高校が教育基本法に逸脱していると大臣は思いませんか、それとも分かりませんか、それとも私は判断できませんか。...全文を見る
○義家弘介君 確認しますよ。今の現状は、朝鮮高校の実態は教育基本法に違反していないと、私はそのように思っているという答弁、本当によろしいですか。
○義家弘介君 明らかに違反しているんですよ。朝鮮総連と一体になった不当な支配を受けているんですよ。そして、目標、目的、これも教育基本法に書いてあるものと逸脱した内容のことが行われている。  しかし、今まで、この無償化の議論がされるまで、その内容についてはしっかりと国民的な検証が...全文を見る
○義家弘介君 教育基本法に違反していれば都道府県は認可しないと、つまり教育基本法に違反していると都道府県が問題意識を持ったら即刻認可を取り消すべきだというふうに言っているということでよろしいですか。
○義家弘介君 そんな質問は全くしていないわけですけれども。  認可をしている各都道府県が教育基本法を基準としてしっかりと内容を精査し、教育基本法に逸脱した教育が行われている場合は認可を取り消せとおっしゃっているんですかと聞いているんです。
○義家弘介君 何度も言いますが、教育基本法に違反している現実があるんです。教科書の内容、大臣、教科書の内容、教科書読まれましたか。
○義家弘介君 大臣として、あの内容は教育基本法に合致している教科内容だと思いますか。
○義家弘介君 政府見解ではなくて、教育基本法に照らし合わせた上であの教科書は合致すると考えていますか。
○義家弘介君 非常に無責任な答弁の数々であろうと私は思います。  この就学支援金、無償化のお金を出す出さないは、これはどこで議論しているかといったら、国で議論しているわけです。教育基本法はどこで作られたのか、国で作られたんですよ。そして、そのためにしっかりした公教育をつくってい...全文を見る
○義家弘介君 現状、スタートの時点で違反していると言っているわけですよ。だから、それは議論の対象にならないですねと、憂慮している国民の皆さんにしっかりとそれを伝えたいから質問しているわけですよ。そして、これから淡々とこの外形枠だけで、中身を問わない基準だけで適用させてしまったら大...全文を見る
12月03日第176回国会 参議院 議院運営委員会 第12号
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○義家弘介君 自由民主党から意見表明をさせていただきます。  今回の同意人事につき、第一回提示の五機関十一名全員、第二回提示の十機関三十七名のうち預金保険機構の二名は、任期満了か既に辞任をした空席を補充するための人事であります。まず、このような空白を生じさせた政府の対応に強く抗...全文を見る