吉川元

よしかわはじめ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

吉川元の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第182回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  初質問になりますが、質問の機会を与えてくださった委員長ほか各党理事の皆様に、冒頭お礼を申し上げたいと思います。  さて、今回の桜宮高校の事案でございますが、私自身も、高校時代にバスケットボール部に所属をし、また、インターハイやある...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは伺います。  これは既にもう多くの委員の方が尋ねたことでございますが、今回、体育科の二つの学科を募集停止にするということが行われました。これは、本来、その原因究明をし、再発防止策を確立する、ある意味でいえば、行政を担う人間は、生徒に向かって、もう二度と...全文を見る
○吉川(元)委員 実質的に募集が担保されたということでございますけれども、大臣も恐らくテレビでごらんになったかと思いますが、在校生の声。クラブ活動、部活動の中で起こった事案、これは別に体育科の生徒だけにかかわる問題ではなくて、普通科の生徒もそこにいる、一緒に参加をしている。なのに...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、私自身は納得ができないといいますか、これは非常に大人の都合が優先された、玉虫色といいますか、そういうことが行われたんだ。子供たちの教育の現場でそういうことが行われたんだ。果たして、子供たちに向かって、正義や公正さ、そういうことが言えるのか、私はそういう危...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに、今回の大阪市の教育委員会のこの決定のあり方、これが今の教育委員会の問題点を示している。教育委員会は一体どちらを向いているのか。子供たちの方を向いているのか、あるいは行政の長を見ているのか。  当委員会でも、教育委員会の機能不全の問題はいろいろ指摘をされ...全文を見る
○吉川(元)委員 はい、わかりました。最後に。  私もバスケットをやっておりましたから、シュートが外れることはあるんです。ミスをすることはあるんです。その原因が例えば脚力にある、走る力が弱いからミスをしたんだ、だったら、コートを十周するというのは意味があります。だけれども、シュ...全文を見る
03月27日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社民党の吉川元です。  本日最後の質問ということで、先日の大臣所信に対して、高校授業料の無償化と、それから三十五人学級を中心にして尋ねたいというふうに思います。  まず、高校授業料無償化についてでございます。  今ほど少し質疑等がありましたので、私は、今回...全文を見る
○吉川(元)委員 今ほどの答弁ですけれども、ちょっと私自身は納得がいかないといいますか、既にもう無償化をされているところから、一部の人を無償化から外すということですから、これはやはり私は後退ではないかというふうに思います。  続きまして、三十五人以下学級に関連してお尋ねをいたし...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、教職員の定数に関連して、二、三質問させていただきたいというふうに思います。  これも他の委員の先生方から質問がございましたけれども、非常に今、学校の現場におきましては、非常勤あるいは臨時の教員の方が年々ふえております。二〇〇五年段階では八万四千人だ...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、来年度予算案の学校いきいきサポート人材のことに関連して尋ねます。  今回、二十八億円が新規に盛り込まれて、約七千人と聞いておりますが、退職教員や社会人などの外部の人材を活用するというようなお話を聞いております。常勤教員ベースでいうと二千百人と換算さ...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、現場の教職員の実態から質問したいと思います。  近年、病気休職者が高どまりをしているというのはもう御存じだというふうに思います。文科省の調査でも、二〇一一年度で八千五百四十四人。二〇〇二年度は五千三百三人でしたから、十年間で約三千二百人、四割近くもふえて...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣、長期病休や精神疾患の大きな原因の一つというのは、これはやはり労働時間の長さに起因するものではないかというふうにも思います。  これは文部科学省の調査ですけれども、一九六六年度、一カ月当たりの平均、平日と休日とを合わせた超過勤務というのは大体八時間程度だっ...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど大臣も、ほかの委員の先生方の質問の中で、これもまた戦後教育の課題という中で、創造性、クリエーティブな人材、あるいはこれからの時代を担う人材育成というのが、今後、教育において求められるというお話をされました。  そういう子供たちを育てていくためにも、子供た...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  福島第一原発事故により今なお福島県の内外に避難されている被害者の数は、十五万人を超えています。また、最近でも、地下貯水槽から高濃度の汚染水が漏れ出すなど、安倍総理が予算委員会で答弁をしたように、事故はとても収束しているとは言えない状...全文を見る
○吉川(元)委員 私も、今回の法案だけではこれは十分ではない、そのように思っております。  最短で、二〇一一年の三月十一日が時効の起算日と解された場合、残す期間はあと十カ月余りです。この期間に賠償請求をしたい人はADRに申し立てをしろ、あるいは、和解仲介が打ち切られたら一カ月以...全文を見る
○吉川(元)委員 今ほど内藤参考人の方からお話がありました。だとするのであれば、確かに民法の百四十六条で時効の利益はあらかじめ放棄できないというようなことはありますが、ただ、時効の完成といった場合に、加害者である東電の側が時効を援用しないというふうに述べれば、宣言をすれば、時効は...全文を見る
○吉川(元)委員 援用しないということはなかなかおっしゃっていただけないということでありますけれども、可能な限り柔軟に対応、あるいは誠実に対応していくというのであれば、やはり、援用しない、これは恐らく福島の方からもそういう要請というのは受けておられると思いますので、引き続きそうし...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の被害ですけれども、特に健康被害、これはまだ、いつ起こるかというのもわかりません。さらに、原爆もそうですし、それから、さまざまな公害の被害において、自分がその健康被害を受けているということを言うことをちゅうちょする場合も十分にありますし、実際に、この間、そう...全文を見る
○吉川(元)委員 以上で質問を終わります。
06月03日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  内閣府特命で金融やデフレの担当をされている、また、今回案件になっております〇九年度の決算のもとをつくられた、予算をつくられた麻生大臣にまずお聞きをしたいと思います。  安倍内閣のもとで三本の矢が打ち出され、当初はかなり市場もよく動...全文を見る
○吉川(元)委員 確かにあのときは、非常に大きな経済的な危機といいますか、アメリカ発の危機の中で経済運営も大変だったと思います。  ただ、私、非常に思うのは、リーマン・ショックの後に世界の経済指標を見ますと、経済の回復について日本だけがずっと取り残されている。これは、確かにショ...全文を見る
○吉川(元)委員 デフレ下で設備投資が進まないということ、お金を持っていた方が得だということだというお話でしたけれども、やはり企業が設備投資をする場合には、価値がどんどん減っていくとかふえていくとかというよりも、まず設備投資をして、それによって物をつくって、果たしてそれが売れるの...全文を見る
○吉川(元)委員 一時金のお話、それから、ことしの春闘を前にして、安倍総理、果敢にも経済団体に賃上げ要請に行ったというお話がありました。  ただ、これは恐らく、働いている人の実感としては、一時金ではだめなんですよね。毎月の決まった給与がふえるということ、これを通じてやはり消費と...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来てしまいましたが、もちろんスキルアップをすることを私は否定するわけではありませんし、成長分野に労働力が入っていくこと、これもおかしなことではありません。簡単に言えば、給料を高くすれば、恐らく若い人を含めてそちらの方に入っていく。ところが、実際には、若...全文を見る
06月19日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本法案の取りまとめに当たり、各党間協議が誠実に進められてまいりました。本日はいらっしゃいませんが、座長を務めました馳委員を初め各党の実務者の皆様に敬意を表したいと思います。私も社民党から参加をさせていただき、大変有意義な議論ができた...全文を見る
○吉川(元)委員 各党協議の場でも議論させていただきましたが、訓示規定とはいえ、法律で子供たちにこれこれをしてはならないというふうに書くことについては、やはり強い違和感を感じざるを得ません。  時間の関係もありますので、少し飛ばして、時間があれば、後ほど家庭教育の問題あるいは道...全文を見る
○吉川(元)委員 関連しまして、教職員定数の計画的な増加は、少人数学級を進めるためにも不可欠だというふうに考えます。その際、財政措置も不可欠に当然なります。法案の第十条では、国と自治体に対し必要な財政措置を求めていますが、教職員定数の改善に向けた予算措置をしっかりと文科省にさせて...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、共同提出者にはなれませんでしたが、この点については全く先生方と同じ意見ですので、ぜひ一緒に頑張っていきたいというふうに思います。  そこで、文科省に尋ねます。  全ての公立小中学校への配置が進められているスクールカウンセラーですが、その現状、配置状況、...全文を見る
○吉川(元)委員 このスクールカウンセラーですが、外部性、第三者性、さらには専門性を兼ね備えておりまして、生徒や先生が相談しやすいという側面を持つ大変重要な制度だというふうに思います。  ただ、今お話があったとおり、大変数が少ない。六十何%といいますけれども、非常勤という大変不...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、これは厳罰化ではないという御議論もありますけれども、やはり、二十五条、二十六条の問題点について指摘をさせていただきます。  今回、二十五条、二十六条で、加害者の子供への懲戒あるいは出席停止について規定がされております。実務者協議でも意見を述べさせていただ...全文を見る
○吉川(元)委員 この点については、協議会の場でもずっと議論をさせていただきました。既にある規定だとはいいながらも、それを特出しして、改めてここで規定し直すということは、そこから発せられるメッセージというのはやはり厳罰化ということになるのではないかという危惧を持たざるを得ません。...全文を見る
○吉川(元)委員 協議会の場でも、これは協議会に参加した全てのメンバーの総意だというふうにも思っております。文言についてはいろいろと議論はありましたけれども、ぜひ、大臣も積極的にこの検討を加えていただければというふうに考えます。  それでは次に、少し戻りまして、九条の家庭教育に...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、本法案の策定において各党の皆さんが真摯に意見交換をできた意義というのは大変大きなものだと思います。ただ、時間の制約もあって、本委員会での審議も含めて、識者の方々あるいはいじめ問題の当事者の方々の意見をいただく機会がなかったこ...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合の吉川元です。  議題となりましたいじめ防止対策推進法案に反対の立場から討論を行います。  本法案の提出に際し、各党実務者によって真摯な協議が行われてきたことは、深刻ないじめ事案がやむことのない中、立法府としての責任を果たす上で、大きな役...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○吉川(元)分科員 社民党の吉川元です。  本日は、雇用行政を中心に、時間が許せば生活保護制度についてもお尋ねしたいと思います。  最初に、雇用保険制度についてです。  図らずも職を失ってしまった方に対する失業給付は、働く人にとっての最初のセーフティーネットです。その意味で...全文を見る
○吉川(元)分科員 今ほど、窓口を広げたというお話であります。それに関連して、一点お聞きしたいことがございます。  いわゆるリーマン・ショックの後の派遣切りに対応して、今お話のあった非正規労働者の雇用保険の加入要件は三十一日以上の雇用見込みへと緩和をされました。これ自体は大変評...全文を見る
○吉川(元)分科員 今、今後も検討していくということでございますけれども、先ほども少しお話をしましたが、自己都合という名で、実は、本当のところは自己都合ではないけれども自己都合と書かされる、そういうケースも、これはどのぐらい実態としてあるのかというのはありますけれども、報道もされ...全文を見る
○吉川(元)分科員 さまざまな経済環境の変化等々の中でこういう事態は起こっているということは、これは理解できる部分もございます。ただ、この間行われてきた雇用対策にも実は問題があるのではないかということを指摘せざるを得ません。  先ほど比較をいたしました二〇〇九年一月から三月期と...全文を見る
○吉川(元)分科員 今、大臣の御答弁がありました。その意図は決してだめだということではないんですけれども、ただ、このスキームがかえって、正規を雇うよりは、例えば、中小企業で正規を雇おうと思った、そうしたらこのチャレンジ奨励金がある、二年間非正規で雇えれば月十五万円もらえる、だとす...全文を見る
○吉川(元)分科員 ちょっと驚くほど高い比率であります。  非正規の方がだめだと言うつもりは全くございませんが、現在の就職難の折に、窓口でしっかりと求職者のニーズに応えていく、そのための知識や経験、それから、やはり何より本人の心構えといいますか、自分も安定して働きながらきちんと...全文を見る
○吉川(元)分科員 とにかく、行革の観点はいろいろありますけれども、これは財政も含めてそうですが、働く人々が安心して働ける、その環境をしっかりつくっていくということが、結果的に言えば税収を確保していくことにもつながりますし、景気回復にもつながっていく、そういう認識のもとでしっかり...全文を見る
○吉川(元)分科員 それでは、まだ時間がもう少し残っておりますので、今度は、生活保護の関係について少しお話を聞きたいというふうに思います。  厚労省は、この五月の十六日、社会・援護局長名で、自治体等々に、「就労可能な被保護者の就労・自立支援の基本方針について」という文書を発出さ...全文を見る
○吉川(元)分科員 もうそろそろ時間が来ますので、最後に一点お伺いいたします。  今回の文書を読みますと、やはりどうしても保護費を削ろうというのが先に立っているのではないかというふうな気がしてなりません。  といいますのも、例えば、直ちに保護脱却が可能となる場合の就労は困難と...全文を見る
○吉川(元)分科員 以上で質問を終わります。
11月01日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、原発事故の補償問題についてお聞きしますが、その前に、まず一点だけ御指摘をさせていただきたいというふうに思います。  今、お席にはついておられませんが、櫻田副大臣が、放射性物質を含む焼却灰の処理をめぐって、人の住めなくなった...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとわかりづらいんですけれども、丁寧さに欠けるということは、事前に個別事業者に対して説明、協議を行っていなかった事例があったということでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 今ほど一件と言われましたが、社民党で調査をしてお話を聞いた事業者の皆さんほとんどの方が事前の話はなかったというお話ですので、改めましてきちんと調査をしていただかなければいけないというふうに思っております。  もし、今ほどおっしゃられました賠償打ち切りのお知らせ...全文を見る
○吉川(元)委員 電話で打ち切りをお知らせしてこの文書を送りますというのは、これは余りにも不誠実ではないですか。事業者の皆さん、風評被害を含めて大変苦しんでおられます。その中で電話で済ますということ、それはあってはならないというふうに思います。  きちんと担当者の方が各事業者さ...全文を見る
○吉川(元)委員 本当に丁寧な対応を東電の方にはお願いをしたいというふうに思います。  続きまして、きょう経産省の方からもおいでいただいておりますが、実は十月二十四日の参議院の予算委員会の場で、我が党の吉田党首がこの問題を取り上げて茂木大臣にただしました。その際、大臣の方から、...全文を見る
○吉川(元)委員 経産省の方ではきちんと東電の方に事前に確認をとったというお話でございます。  そうしますと、東電は、この前、予算委員会、二十四日の前の時点ですけれども、この時点ではきちんと精査をせずに、自分たちが行った行為、事前に協議をしたかしていないか、後ほど調べたら一件あ...全文を見る
○吉川(元)委員 経産省からの調査といいますか問い合わせに対して、これに対しても、残念ながら誠意ある対応はとられていないなというふうに思わざるを得ません。  そこで、下村大臣にお聞きをいたします。  今回の補償の打ち切りですけれども、三月からスタートしております。三月に、請求...全文を見る
○吉川(元)委員 今、文科大臣が言われたとおりだと私も思います。半年間放置をして、いきなり切ったわけですから、今後協議をするにしても、少なくともこの半年分についてはきちんと補償をすべきだというふうに私は考えますが、この点について東京電力のお考えをお聞きします。
○吉川(元)委員 私は、少なくとも放置していた半年分についてはきちんと補償をすべきだというふうに考えます。  そこで、ちょっと大臣にお聞きします。  先ほどお配りをした配付資料の、二枚めくっていただいて、賠償金を払わない理由について記載をした文言があります。この中を見ますと、...全文を見る
○吉川(元)委員 この問題で最後に東電の方に。  今、大臣からのお話もありましたが、今のこのやりとりを含めてどのようにお感じになられているか、お答えください。
○吉川(元)委員 しっかりと対応していただきたいと思いますし、きちんと話し合いをする、納得をしていただくということ、これが事故の対応の基本的な態度だ、姿勢だというふうに思いますので、その点を指摘させていただいて、この問題についての質問を終わりたいと思います。  続きまして、全国...全文を見る
○吉川(元)委員 もしそういうふうに言われるのであれば、ますます悉皆である必要性というのはどこにあるのか、私は非常に疑問に思います。  例えば、今、悉皆でありますと、テストをやって、問題も含めて全部回収をいたします。結果が出てくるのは、三カ月以上たってから結果が出てきます。大人...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がありませんので、あと二点ほどお聞きしたいというふうに思います。  一つは、全国学力調査の目的、今ほど言われました、ちょっとあれかなというふうに思いますけれども、全国的に学力を把握し、教育内容や授業のあり方の改善に役立てる、そういう目的があることは...全文を見る
○吉川(元)委員 大変心強い御決意をいただきました。恐らくここにいる委員のほかの先生の皆さんも全く同じ意見だというふうに思いますし、財政の面だけから見るのではなくて、しっかりと教育の充実という面から引き続き大臣には御奮闘いただければというふうに思います。  最後に、今までとは少...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりとした対応をお願いします。  これで質問を終わります。
11月06日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社民党の吉川元です。  本日最後の質問ということで、他の委員の方の質問とダブるところもあるかとは思いますが、御答弁の方を何とぞよろしくお願いします。  それで、当委員会で少しお話を聞いておりまして、まず最初に大臣の方に確認をさせていただきたいことが一点ありま...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとまだよくわからないんですが、自民党のこのいわゆる二〇一三でも結構ですが、読みますと、真に公助が必要な方のためにと書いてありますけれども、読み方を変えると、財源があったとしても、真に公助が必要じゃない方にはやりませんというふうにも読めなくもないんです。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 前向きに認識をさせていただきたいというふうに思います。  それで、ここからは、通告している質問にも少し触れていきたいというふうに思います。  他の委員の方からも触れられておられましたけれども、OECD三十四カ国中三十一カ国が高校授業料は無償になっている。それ...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、ことしの三月、本委員会で尋ねたんですけれども、当時、所得制限が入るというようなお話もちらほらと、マスコミベースですけれども、報道ベースですが、聞こえておりました。その際に私の方から、これもずっと議論になりました国連人権A規約の第十三条二項、これの後退では...全文を見る
○吉川(元)委員 これは見方の違いだと言われてしまうとあれなんですけれども、やはりこれは私自身は後退だというふうにも思いますし、また、財政のこともずっと言われておりました。  前回のこの委員会でも、大臣が、いわゆる教職員の定数の問題で財務省の議論について、「教育がこの国にとって...全文を見る
○吉川(元)委員 割合でやられたということですけれども、九百十万円、これは両親の収入を合わせたものとして九百十万円ということで、低所得者に対して高額所得者というような言葉を聞きますが、これは決して高額所得者とは私は言えないんだろうと思います。  といいますのも、ちょっと今たまた...全文を見る
○吉川(元)委員 共働きの家庭でいえば、いろいろなパターンがあるとは思いますけれども、例えば子供が二人いるあるいは三人いる、将来の教育費も含めて共働きをしなきゃいけないという中で共働きをされている世帯もたくさんあると思います。そういう世帯というのは、今言いましたとおり、九百十万円...全文を見る
○吉川(元)委員 所得の再分配ではないということではございますけれども、ただ、言われているのは、支援を必要としないというか、所得が高いところから低いところに制度の中で回すんだということですから、どうしてもその側面というのは否定はできないだろうというふうに私は思います。  これは...全文を見る
○吉川(元)委員 続いて、実は先日、新聞を見ておりますと、高校無償化についての記事が飛び込んでまいりました。大学の教授、山田教授という方が、「高校授業料の無償化に、所得制限が加えられるという。これで、日本の少子化はますます加速すると確信した。」そういう記事が載っておりました。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 やはりその認識といいますか、九百十万円をどうとられるのか、世帯としての収入の九百十万円というものが決して飛び抜けて高いわけではないですし、また、数からしても、二二%ということですから、大体五分の一から四分の一ぐらいの世帯が今回の法案によって高校授業料無償化から除...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○吉川(元)委員 きょうは朝早くから、四人の参考人の皆様、本当にありがとうございます。質疑の方は私が最後でございますので、あと二十分、ぜひおつき合いをいただければというふうに思います。  それで、まず三輪参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  今回の、九百十万円を境に...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、寺脇参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  これも委員会の中でしばしば、きょうも若干出ましたけれども、義務教育との関係ということだと思います。今、後期中等、いわゆる高校は義務教育ではないという中で、有償、無償という議論もしばしば行われます。...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、九百十万円というライン引きについて、これは四人の参考人の方にそれぞれお聞きをしたいと思います。  これは当委員会でも少し質問させていただいたんですけれども、今回の九百十万円というのは、いわゆる世帯の、両親の収入を合わせたものとして計算をする、標準世帯に割...全文を見る
○吉川(元)委員 私も、ラインを引くこと自体について強い違和感を感じますし、また、所得に関して言いますと、これはいわゆるつり鐘型の正規分布ではなくて、世間で言われる高所得の人に負担をしてもらうということではなくて、中所得程度のところまで来てしまうという問題点もやはりあるんだろうと...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、吉田参考人にお尋ねをいたします。  子どもの学習費調査の結果等々を見ますと、就学支援金を含めて八十万円ぐらいの費用負担が行われております。今回、年収二百五十万円未満の世帯には給付型の奨学金も含めて手厚く支援が行われるということではありますけれども、依然と...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、清水参考人に伺います。  今回、各種学校、専修学校等々に対しても就学支援金の対象となっている。これの効果というものがどういうふうにあらわれていくというふうに今考えておられるのか、また、今後さらに必要な施策としてはどのようなものが必要だというふうに考えてお...全文を見る
○吉川(元)委員 時間ももうそろそろ来ますので、最後に、寺脇参考人の方にお伺いをしたいと思います。  もう既にいろいろお話を伺いました。今回の制度改正というのは、これは、抜本的なといいますか、基本的な考え方の大きな変更なんだろうというふうにも思います。  私自身はいわゆる高所...全文を見る
○吉川(元)委員 きょうは、長時間本当にありがとうございました。大変参考になりました。またさまざまな機会でいろいろな御意見をいただければというふうに思います。  以上で質問を終わります。
11月13日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  この法案、いよいよ最後の質問者ということで、私ももう少し議論した方がいいのではないかというふうにも思いますが、まず最初に、大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  前回の委員会で大臣に対して自民党の選挙公約との関係でお尋ねをし...全文を見る
○吉川(元)委員 私は今回の法案については反対ではありますが、ただ、今言われましたとおり、今後、随時最大限の努力をしていただきたいというふうにも思います。  それで、葉梨財務政務官に来ていただいております。先ほど、宮本委員からも厳しい質問がたくさん届いておりました。内容的には同...全文を見る
○吉川(元)委員 政治の、あるいは予算編成上の都合で中学校の三年生あるいはそこの御家庭が苦労されるようなことがないように、ぜひ配慮していただきたいというふうに思います。  次に、就学支援金の手続について何点かお伺いをしたいというふうに思います。  今回は、その受給資格の認定に...全文を見る
○吉川(元)委員 手続上の問題等々あるとは思いますが、いわゆる金融から得た所得というものも反映されないというのは、ちょっとやはり私も疑問に感じざるを得ません。  それから次に、家計急変ということで少しお伺いをしたいというふうに思います。  今回の法案、成立をすれば、来年四月か...全文を見る
○吉川(元)委員 いずれにしても非常に手続が煩雑といいますか、複雑になってくるというふうにも思います。  それで、今回、先ほども言いましたとおり、一年生のときには四月の段階でまず提出をする、六月の段階でもう一度書類を提出をする、翌年以降は年一回で済むというふうにはなりますけれど...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりとした対応をよろしくお願いをいたします。  この委員会等々でも、前回もお話しさせていただきました九百十万円という所得の線を引くそのラインの問題についても、少し私は疑問に思っております。  といいますのも、いわゆる一馬力で九百十万を超えている世帯、これ...全文を見る
○吉川(元)委員 今、三十万何がしというお金が出ました。これを六%で割り戻すと、五百万をちょっと超えるぐらいです。まさに所得税の世界では、上位、中位、下位ということで見ると、所得税の世界では中の下の所得しかない方を高所得者として、そこから無償化をやめるという。これはやはりちょっと...全文を見る
○吉川(元)委員 終わります。ありがとうございました。
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部改正案に反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、所得制限の導入で、いわゆる高校授業料無償化制度ではなくなり、中...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、法人税制に関して何点かお聞きします。  二〇一二年度から、企業の繰越欠損金の控除制度が変わりました。それまでは、七年間、欠損金を一〇〇%控除することができましたが、それが、期間は九年間に延長され、八〇%控除になりました。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 なぜこのようなことを質問したかと申しますと、毎年巨額の欠損金が控除され、また翌年に繰り越されております。国税庁の会社標本調査を見ますと、二〇一一年度で約九・七兆円が所得から控除され、約七十六兆円が翌年以降に繰り越されました。  言うまでもなく、家計は赤字でも繰...全文を見る
○吉川(元)委員 いろいろまじってしまいまして、申しわけありません。  ただ、確かに、外形標準課税について言えば、単純に入れればいいということではないと思います。特に、中小企業を含めていろいろな影響が大きく出てきますし、また、何に対して外形として見るのかというような問題もあると...全文を見る
○吉川(元)委員 そういう形での減税というものがずっとこの間行われているということで、そういう意味でいいますと、やはり課税ベース自体がいろいろな形で小さくなっている、その点についてはやはり問題意識を持たざるを得ません。  加えて、消費増税に対する経済対策として、復興法人税の前倒...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間の関係もあって、これ以上議論することはできないんですが、社会保障に還元しているというのは、お金には色がついておりませんので、これは少し議論のあるところだというふうに思います。  また、この間の日本経済の最大の問題点というのは、やはり、企業にお金が積...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、昔は、五十人、六十人の学級もありました。もちろん、その時代、果たしてそれがよかったのかという議論もあると思いますし、今、いわゆる学校現場というのは、特に、右肩上がりの経済成長でなくなったという中で、家庭の環境だとか、あるいは子供たちの置かれている状況、さ...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、予算編成の途中であるということで、あれだと思いますけれども、与党合意をしっかり守っていただいて、できれば、ぜひ文部科学委員会に大臣みずから来ていただいてお話を伺えればというふうに思っておりますし、ほかの文部科学委員もそのように思っておりますので、その点も...全文を見る
○吉川(元)委員 社民党の吉川です。  きょうは、茂木大臣にも来ていただいておりますので、まず、東京電力の風評被害の補償の打ち切りについて何点か尋ねたいというふうに思います。  十一月一日の文部科学委員会で、東電の山口副社長に、茨城県内で一方的に補償を打ち切った件数は何件ある...全文を見る
○吉川(元)委員 東電側は二十二件ということなんですけれども、三月以降、賠償金をとめられている事業者というのは実は五十九社あることが我が党の調査で判明をしております。文書や打ち切りの通知を送りつけるというのは非常に不誠実だと思いますけれども、理由を何も示さないまま、三月以降の支払...全文を見る
○吉川(元)委員 今まさに大臣が触れられました総合特別事業計画ということです。  前回の文部科学委員会の中でも、これは下村大臣の方からの答弁だったわけですけれども、特別事業計画に照らしても不誠実な対応だというふうな御指摘がありましたし、被害者の方が実態が踏まえられていないと受け...全文を見る
○吉川(元)委員 私も、全く不適切な対応だと思います。  半年も放置をするという、これはもちろん、事業者の方にとってみれば、当然この補償はされるものだと思って、いろいろな資金繰りだとかを含めて考えておられるわけで、ある日突然、半年後に、いやいや、実はもう風評被害の補償については...全文を見る
○吉川(元)委員 この点に関して、最後に一点だけ。これはお願いといいますか、できるのかどうかわかりませんが、実はこの問題に関して、東京電力はホームページで、十月五日付のお知らせということで、風評被害についての補償の打ち切りについてという、これは東京新聞に載った記事に対する反論とい...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  では、ちょっと話題をかえまして、地方自治体の臨時職員、非常勤職員の問題について、総務省の方に尋ねたいというふうに思います。  質問に入る前に、実は、重点事項審査の際に財務大臣の方にちょっとお聞きしようと思ったんですが、時間の関係で...全文を見る
○吉川(元)委員 さまざま多様な働き方であるとかニーズであるとかということは、お話としては全くわからないというわけではありませんけれども、ただやはり、余りにもこの数字自体が符合している。職場でお話を聞きますと、やはり実態として、正規を雇えないから臨時、非常勤をという話も、これはも...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、以上で終わります。
11月27日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、原発事故の賠償で時効延長を図る法案が後ほど委員長提案されるということでございますので、それに関連して幾つかまず御質問をしたいというふうに思います。  先般、本委員会において原子力損害ADR時効中断法案について審議をした際に...全文を見る
○吉川(元)委員 時効延長が図られれば、請求権を持つ被害者の方をより多く救済することが可能になります。ぜひ、今ほど大臣の方も、周知等々を含めてやっていくということでございますので、東電に対して、未請求者の把握や賠償の周知に一層努力するように指導していただければというふうにも思いま...全文を見る
○吉川(元)委員 若干増加傾向にあるということでございますけれども、数字を見ますと、それほど大きな変化がないということでありますので、今後もしっかりと周知をしていただければというふうに思います。  本来であれば、東電と被害者との間で納得できる条件で賠償の合意ができれば一番よいの...全文を見る
○吉川(元)委員 訴訟という方法を除けば、ADRは被害を公正に評価してくれる最後の手段ですので、迅速な処理が進むよう、文部科学省としても体制の整備に力を入れていただければというふうに思います。  それから、あと、避難生活で被害の立証が難しい被災者に対して、お話を聞くと、東電側が...全文を見る
○吉川(元)委員 この委員会でも指摘させていただきましたけれども、風評被害というものはなるたけ早くなくなった方がよいということはもう間違いありませんし、いつまでも続けることはかえってよくないことだというふうにも思います。  ただ、何度も指摘させていただいておりますけれども、半年...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ前向きに検討していただければというふうに思います。  次に、国家戦略特区に関して何点かお聞きをしたいというふうに思います。  既に衆院通過ということになっておりますが、その中で、国家戦略特区法案に盛り込まれていた公立学校の民間開放、いわゆる公設民営化につ...全文を見る
○吉川(元)委員 グローバルな人材育成等々、教育の観点からということで大臣は御答弁されているんですけれども、やはりこの国家戦略特区というものは、いわゆるマーケットを拡大するだとか新しい市場をつくるだとか、そういうところからできてきているものだろうと。そうすると、どうしても違和感を...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますが、本来であれば、教育に関する問題については当委員会でやはり議論をすべき事柄だろうということを最後に指摘をさせていただいて、質問を終わります。     —————————————
11月29日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  冒頭、まず指摘をしておきたいのですが、日本における研究開発を促進させることについては全く異論はありません。また、本法案の提出者の方々がこの間法案作成のために努力されてきたことについても、その点については敬意をあらわしたいと思います。...全文を見る
○吉川(元)委員 大変な数の方が非常に不安定な条件に置かれているということだろうというふうに思います。  私も、本委員会で、公立学校において臨時、非常勤の教職員の数がふえ続ける点を問題にし、処遇の改善を訴えてまいりました。  今回の案件も同様に、まず、有期雇用といった不安定な...全文を見る
○吉川(元)委員 有期雇用で働く研究者や大学教員の方々の給与が一般的な大学の研究所での正規の職員の給与水準を超えるような高い水準であるのであれば、特例の対象になるようなことも可能なのかもしれません。しかし、恐らくそうでないと思います、今の水準でいいますと。  無期雇用に転換でき...全文を見る
○吉川(元)委員 本当にしっかりとした対策を打たないと、本当に日本の研究開発の力がこれは落ちていくことにつながりかねないというふうにも思います。  ちょっと視点を変えまして、きょうは厚生労働省の審議官の方に来ていただいておりますが、大学の研究活動の多くは、一定の期限を区切って支...全文を見る
○吉川(元)委員 場所の概念だということでありますし、そのように解釈をされているということも聞いております。  だとしても、法律が施行されて、契約法の方ですけれども、まだ八カ月しかたっていないところで、無期雇用の転換権を特例措置とはいえ現時点で変えてしまうことというのは、やがて...全文を見る
○吉川(元)委員 契約法が施行されてまだ八カ月で、特例とはいえ既に穴があくということについては、非常に強い危惧を私はやはり持たざるを得ません。  少し通告している順番を変えさせていただいて、質問をさせていただきたいと思います。  今回、改正案で、必要な資源の柔軟かつ弾力的な配...全文を見る
○吉川(元)委員 直近の成果が期待できなくても、長期的な視野で見た場合に生活の向上や人類の発展に寄与するような分野の研究というのは、これは私も必要だというふうに思います。  ただ、非常に危惧しますのは、民生分野だけではなく、軍事、防衛分野の研究も含まれているのではないかという点...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど言いましたとおり、長期的な視野に立って、すぐに商品化できないようなものも含めて研究すること自体は大いに進めなければいけませんし、そのための予算措置をしなければ私もいけないというふうに思います。ただ、やはりどうしても軍事研究というもののにおいといいますか、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、先ほど提出者の方から、別の委員からの質問に対して量子暗号というようなことも答弁にありましたけれども、まさにその暗号というものは、六十年を超えても秘匿するというような項目ですけれども、例えば量子暗号の研究について、では、これは当然該当するということでよ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと大臣にお聞きしたいと思うんですけれども、今回の特定秘密、まだまさに参議院で審議を続けられているところであり、野党は慎重審議をということで言っております。今ほどのお話、やはりどう考えても、これは特定秘密にかかわる研究があり得るというふうに思います。  そ...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに、言われていた量子暗号などというものは、これは恐らく特定秘密の部類に、もし仮に開発できたとすれば、暗号ですから、外交、防衛に直接関係する問題でありますし、今回の特定秘密保護法案のことでいえば、これはもうほぼ間違いなく特定秘密に指定されるんだろうというふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、軍事研究というのは経済性を全く無視をして行われますので、その結果として、例えばインターネットであるだとかGPSというものがその中からそれこそスピンオフして、今、私たちの生活にはもう欠かせないものになっているという事実はあります。  ただ、それは、要は、...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので以上で終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党を代表して、研究開発能力強化法及び大学の教員等の任期に関する法律の一部改正案について、反対の立場から討論を行います。  まず、法案提出からわずかな期間で審議、採決に至ったこと、また、労働契約法の特例措置の対象になる有期労働契約で働く研究者や教員、ある...全文を見る
12月04日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、お忙しい中、参考人の方々に御出席いただきまして、心から感謝を申し上げたいというふうに思います。  二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック、メダルの目標数やあるいは経済効果が注目を浴びておりますが、ただ、大切にしなければい...全文を見る
○吉川(元)委員 オリンピック・パラリンピックという一大イベントですけれども、当然、施設や交通網の整備を含め、都市のあり方そのものが問われるということにもなると思います。都市空間のあり方の一環として新競技場も位置していると思いますし、遅きに失したということはあるかもわかりませんが...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほども少しお話しさせていただきましたけれども、高齢者の方にとって住環境が変わるということは、これは、非常に大きな、大変な思いをされるということになるというふうにも思います。  その点に関しまして、やはり転居の条件等について、居住者の方々の希望、できる限り納得...全文を見る
○吉川(元)委員 ことし十月に東京で開かれた第十三回の全国障害者スポーツ大会で、パラリンピックの正式種目でもあるボッチャという競技があると思いますけれども、競技会場として仮予約していた施設から使用を断られたというような、そういう報道を目にいたしました。  練習場所がない、それか...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  次に、文部科学省の方に少しお伺いいたします。  本来であれば、障害者の方々の専用の競技施設、利用施設が必要だというふうにも思います。財政の制約や、あるいは、二〇二〇年というそういうところまでに果たして間に合うのかということもさまざま...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、前向きな検討をよろしくお願いいたしたいと思います。  また再び、鳥原参考人の方に尋ねます。  来年度からパラリンピックの選手強化事業というものが文部科学省に移管される方向だというふうにも聞いております。この移管に際してどういったことを期待されておられる...全文を見る
○吉川(元)委員 いずれも非常に大切なことだというふうにも思いますし、きょうはちょっと時間がありませんが、折に触れて、また文部科学省に対してもそうした要望をしていきたいというふうにも思っております。  次に、細井東京都スポーツ振興局長の方にお伺いをいたします。  前回の東京オ...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりとした施策をお願いをして、私の質問を終わりたいと思います。