吉川元

よしかわはじめ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

吉川元の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川です。  先般、理化学研究所の研究成果が発表されました。この事例を取り上げるまでもなく、実用化されれば画期的な成果を期待できる最先端の研究というものは、非常に重要であることは疑いようもありません。ただ、経済対策として措置すべきものなのか、あるい...全文を見る
○吉川(元)委員 情報公開の方法をきちんとよろしくお願いします。  次に下村大臣の方に、研究者の雇用あるいは労働条件について、今回の法律と直接関係があるわけではありませんけれども、少し尋ねたいと思います。  これもまた秋の臨時国会で質疑をさせていただきましたけれども、大学や民...全文を見る
○吉川(元)委員 今回設置する基金、ImPACTということですけれども、これも既に他の委員の方から質問がありましたが、これとは別に、二〇〇九年度の補正予算、これもまた補正なんですけれども、FIRSTという事業が一千億円の基金事業として措置をされております。  聞くところによりま...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたが、実は私の地元大分では、科学技術振興機構の支援を受けて、プロジェクトの規模自体は一千七百万と非常に小さいんですけれども、磁力を活用して、チェーンを使わない、風力、小水力用の発電機の開発を進めています。  もちろん、大規模で最先端の技術開発という...全文を見る
02月21日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず初めに、先般の雪害、お亡くなりになられた方々に御冥福をお祈りするとともに、災害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。  まず最初に、先般の大臣の所信についてお伺いいたします。  大臣が所信において原子力損害賠償に言及された部...全文を見る
○吉川(元)委員 きっとそうだろうという思いで、ただ、あえて聞かせていただきました。  実は、昨年の臨時国会、この委員会の場でも、茨城県で起きた東電による風評被害の一方的な打ち切りの問題について質問をさせていただきましたし、その際に大臣からも、東電の対応が不誠実であった旨の答弁...全文を見る
○吉川(元)委員 〇・九と〇・七というのは、これは文教関係の予算の増のことを言ったまでで、恐らく文部科学関係予算では〇・九ということだというふうに思います。  それで、それに関連いたしまして、これも少し午前中議論されましたけれども、昨年八月に文科省が教師力・学校力向上七カ年戦略...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりと対応していただきたいというふうに思いますし、きょうの午前中の財務副大臣のお話を聞いていても、非常に危惧を感じざるを得ません。  昨年の十月二十八日に行われた財政制度審議会の財政制度分科会で、財務省が教育に関して提出した資料があります。それを見ますと、...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  大変壁は厚いというふうにも思いますし、実は私、決算行政の方も委員を務めておりまして、昨年秋の臨時国会、麻生財務大臣の方に教育予算について質問をいたしました。その際、麻生大臣は答弁席にいらっしゃる方々を指さして、...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がないので、次に、道徳教育について質問したいと思います。  道徳教育の充実に関する懇談会が昨年末に報告書を取りまとめ、現在年間三十五時間の道徳の時間を教科化し、記述による取り組み状況の評価、あるいは、検定教科書の使用が望ましいというようなことが提言...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに今から中教審での議論ということでありますけれども、記述式ということであってもやはり評価というものは私もなじまないというふうに思いますし、また、教科書の検定ということについても、一元的な検定基準を設ければ特定の価値観を子供に押しつけることになるのではないかと...全文を見る
03月12日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日最後の質問となりますが、何とぞよろしくお願いいたします。  私立学校に通う学生の割合は、大学や短大で約八割、高校で約三割、専修学校や各種学校では九割以上を占め、日本の教育の大きな部分を担っていることは明らかです。私立学校が独自...全文を見る
○吉川(元)委員 問題発覚が二〇〇四年といいますか、世間に知られたのは二〇〇四年なわけでして、どの段階でいろいろな措置をとれるようになるのか。もう際の際まで来ていろいろやったとしても、できるだけ早い段階で、未然に大きな問題にならないように措置をするというのが大切だろうというふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、理事会というものがいわゆる暴走を始めたときにそれをとめ得る力が学内になければ、ガバナンスというものもできないだろうというふうにも思いますし、今回の法改正、我が党としては一歩前進であるとは思いますけれども、引き続き、私立学校に混乱がないようなそういう法改正...全文を見る
○吉川(元)委員 私立大学、私立学校への支援、経営の安定のためにまた引き続き努力していただくことをお願いして、私の方からの質問を終わります。
03月19日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、全国学力・学習状況調査の結果公表に関連して何点かお尋ねをしたいというふうに思います。  まず初めに、二〇一二年にOECDが実施をした国際学習到達度調査、いわゆるPISAの結果に関連し質問いたします。  昨年十二月に結果が...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の結果についてですけれども、OECDの教育次長は次のように言っております。日本の好成績について、学校施設などの教育資源が平等に行き渡っている点、こういうものを挙げております。また、学習院の佐藤教授によりますと、学校と教師の献身的な努力の結果だと。そうしつつも...全文を見る
○吉川(元)委員 説明責任については、また後ほど少し尋ねさせていただきます。  それで、専門家会議で議論をしたというふうになっておりますけれども、これを見ますと、非常に拙速ではなかったかというふうにも思います。文科省のホームページでその議事録等々が公表されておりますけれども、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 独自に判断できるということですけれども、恐らく教育委員会制度の議論もこの後行われますけれども、非常に強い圧力が教育委員会にもかかっていくということも予想されますし、その点でいうと、やはりもう少しじっくりと時間をかけて議論をしなければいけない問題ではなかったのかと...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは次に、もう一点お聞きしたいんですけれども、実施要領で、例えば市町村の教育委員会が個々の学校名を明らかにした調査結果を公表する場合、当該する学校と公表する内容、方法などについて事前に十分に相談するよう求めております。  そこで尋ねますけれども、例えば当該...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が余りありませんので最後に一言言わせていただきたい、こういうふうに思います。  なぜこういうことを言うかといいますと、説明責任等々いろいろ言われますが、やはり、この結果公表というのが学校間の過度の競争だとか序列化を招くのは、これは事実だろうというふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、以上で終わります。      ————◇—————
03月26日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日、最後の質問ということになります。どうしても前の先生方、委員の皆さんと質問がダブるところはあるかとは思いますが、そこはぜひ御容赦いただければというふうに思います。  まず最初に、今ずっと話題になっておりました沖縄県竹富町教育委...全文を見る
○吉川(元)委員 竹富町の場合、残念ながら教科書は国によって無償配付されておりませんけれども、教育現場では実際、混乱は生じておりません。  これは琉球新報に出ておりましたけれども、竹富町の教育長は、「なぜ今さら是正要求するのか。子どもたちには何の教育的不足もない。」この後ですけ...全文を見る
○吉川(元)委員 竹富町の教育長のお話は、本当にこれは切実だと思います。今から変えろと言われたって、もうあと二週間しかないという中で、これは非常に現場に混乱を生むというのは事実だと思います。  その上で、今回、是正要求ということですけれども、これも既にほかの委員の方が言われまし...全文を見る
○吉川(元)委員 これはほかの委員の方からも質問が少し、意見表明といいますか、ありましたけれども、無償措置法というのは、目的を読みますと、「教科用図書の無償給付その他義務教育諸学校の教科用図書を無償とする措置について必要な事項を定めるとともに、当該措置の円滑な実施に資するため、義...全文を見る
○吉川(元)委員 無償措置法に基づいていないと。だから、国は無償で教科書を出していないわけですよね。そのことについて、竹富町は無償で出せというふうに国に対して要求を仮にしているとすれば、だったらこれを守ってくださいよと言うのは理解できます、もし仮にそうであれば。だけれども、竹富町...全文を見る
○吉川(元)委員 これは続けてもなかなか一致点は見出せないかなというふうに思うんですけれども、例えば、勝手な教科書を使っていると言いますが、これは検定に通った教科書を使っているんです。例えばほかの採択地区においてはこれを採択されているという教科書を使っているわけです。だから、要は...全文を見る
○吉川(元)委員 この間やってきたということではあるんでしょうけれども、やはり是正要求は初めてのことでもありますし、これについてはもう少し指導あるいは助言、援助という範囲にやはりおさめるべきではなかったかというふうに思います。  次に、ちょっと法案についてお尋ねをいたします。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 続いて、小規模化、これも議論が行われました。  例えば、これも既にお話が出ておりましたが、二〇〇九年の三月、規制改革推進のための三カ年計画、閣議決定されておりますけれども、学校教育の自主性、多様性を確保する観点から、将来的にはですけれども、学校単位での教科書選...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、小さいところということになると、なかなか教科書の研究を含めて大変だというのは、これは事実としてあると思います。ですから、今回のような、竹富町教育委員会のようなケースを踏まえれば、なおかつ、無償措置法と地教行法との関係を整理するということでいえば、教科書研...全文を見る
○吉川(元)委員 検討課題という中で、今回の混乱、こういうことが起こらないようにするためには、やはりこの検討課題を真剣に検討していただくということが私は大切だというふうに思います。  時間が来ましたので、これで質問を終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置法改正案に対し、反対の立場から討論を行います。  冒頭、教科書採択をめぐり、文部科学大臣が沖縄県竹富町教育委員会に発出した是正要求について、撤回を求めます。  地方教育行政法第二十三条は、教科...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  午前中最後の質問者ということで、少しかぶるところもあるかとは思いますが、御答弁のほど、よろしくお願いいたします。  さて、インターネットの普及に伴い、電子書籍に対応した出版権の整備ということは大変重要な課題だというふうにも考えてお...全文を見る
○吉川(元)委員 なぜ伺ったかといいますと、この間、電子書籍の出版権につきましては、これも既にほかの委員の方から質問がありましたけれども、著作隣接権を自動的に付与すべきだというようなそういう意見もございました。また、文化審議会著作権分科会の出版関連小委員会中間取りまとめに対する意...全文を見る
○吉川(元)委員 この点に関してはちょっと後ほどまた尋ねたいというふうに思います。  きょうは公正取引委員会の方からも来ていただいておりますので、再販制度に関連して少しお聞きをいたします。  紙媒体の書籍については、独禁法で原則禁止とされている再販価格の維持の適用除外となって...全文を見る
○吉川(元)委員 限定的であるべきである、もちろんそうだというふうに思いますけれども、やはり再販制度、これがなぜあるのかということも含めて考えた場合に、最初に発言させていただきましたけれども、その基本となる考え方、出版の発展、そしてそれによって国民がいろいろなものに触れる、知に触...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひしっかりと検討していただきたいというふうに思います。  いわゆる書店の利益率というのは大変低いのが現状です。消費税分を納めなくてよいということで、それがいわゆる販売促進に使われれば、恐らく国内の、これは紙の方になりますけれども、書店さんなどはもう太刀打ちが...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ実効性を伴った対策を考えていただきたいというふうに思います。  時間が来ましたので、これで終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  参考人の三人の皆様、本当に貴重なお時間をいただき、当委員会に出席いただき、また貴重な御意見をいただいたこと、本当に感謝を申し上げます。長い長い質疑でしたけれども、私でいよいよ最後となりますので、あともうしばらくおつき合いをいただけれ...全文を見る
○吉川(元)委員 それに関連しまして土肥参考人にお尋ねをいたします。  今まさに相賀参考人の方から言われましたが、紙媒体については再販価格維持ということで行われておりますが、他方で電子書籍というのはそうはなっていない。午前中も少し公正取引員会を呼んでお話を聞いたんですけれども、...全文を見る
○吉川(元)委員 相賀参考人の方からぜひ。
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  それでは次に、瀬尾参考人に少しお伺いしたいと思います。  ちょっと古い話で恐縮なんですけれども、ホームページを見させていただいておりますと、二〇〇九年八月に、グーグルブックの検索訴訟の和解案に対する声明というものが掲載をされておりま...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしましたら、最後に一問だけ相賀参考人にお尋ねしたいと思います。  電子書籍の場合、ダウンロードで購入する場合というのは問題はないと思うんですけれども、ネットサーバー経由で電子書籍を配信する場合、電子書店が何らかの理由で事業を取りやめる、実際にあった事例です...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ました。これで終わります。  ありがとうございました。
04月04日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日最後の質問ということでありますし、また、重なる部分も確認も込めて質問させていただきますので、答弁のほどよろしくお願いをいたします。  既に当委員会でもいろいろと議論されましたが、日本の漫画についてであります。海賊版は相当数に出...全文を見る
○吉川(元)委員 絵の部分とせりふの部分を分け、そして、その絵の部分が原作、いわゆる八十条に規定をされているということだろうというふうに思いますので、そういう形での対応が今後可能になるというふうに理解をいたします。  次に、電子出版物の違法コピーが問題になっており、文化審議会で...全文を見る
○吉川(元)委員 海外の問題については、しっかりと各国と協議をしていただければというふうに思います。  違法なそういうサイトにアップしている方は、結構年齢が若い方がたくさんいらっしゃいます。未成年の方もたくさんいらっしゃるようですので、このあたりはやはり、著作権とは何なのかとい...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、これも参考人の方がおっしゃられておりましたが、紛争処理のための仲裁機関ということについてお尋ねをいたします。  今回の改正、電子書籍の出版権の設定に当たり、紙媒体の出版権者と電子書籍の出版権者が異なった場合や、あるいは義務と権利喪失の関係、紙媒体と電子書...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは次に、出版権登録についてお尋ねをいたします。  今、電子書籍の違法コピーあるいは海賊版対策については、今回の出版権を創設することによって対応できるということだろうと思いますし、出版権登録は必ずしも必要なわけではありません。ただ、権利の移転あるいは流通に...全文を見る
○吉川(元)委員 登録料ということでいうと、文科ではなくて、やはりまた財務省が出てきます。戦う文科省として、また戦う文化庁として、この出版権登録の制度が使いやすくなるように、ぜひ、登録料の引き下げ等々についても働きかけをお願いしたいと思います。  最後に大臣の方に伺います。これ...全文を見る
○吉川(元)委員 以上で終わります。
04月09日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず冒頭、きょう大臣からもお話がありました村山談話について、少しお話を伺いたいというふうに思います。  既にこの委員会の中で答弁でもお答えされておって、また重なるかというふうには思いますけれども、何とぞ御容赦いただきたいと思います...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと驚いたんですけれども、事務方の方も間違えておられたというような答弁だったので、文科省は一体どうしているのかというふうにも思いますが、もう時間も余りありませんので、次の質問に移りたいというふうに思います。  今ほど少しお話をしました教科書検定基準の改定に...全文を見る
○吉川(元)委員 関係がないということでありますけれども、恐らく歴史と無関係に領土の問題というのはまた存在はしないというふうにも思います。  来年度から社会で使われる小学校の教科書で、全ての教科書会社がそろってこの問題について扱ったというふうにされております。これについては、韓...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、以上で終わります。
04月16日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  公選制の教育委員会制度が開始されたのが六十六年前、任命制の教育委員会制度に移行してからも五十八年、幾度かの見直しはありながらも、かくも長い期間、教育委員会制度は存続をし、地方教育行政を支えてまいりました。  その教育委員会制度を今...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣が言われる責任の所在、あるいは迅速性、あるいは連携といったこと、これは大変重要なことだというふうに思います。  ただ、やはり角を矯めて牛を殺すではありませんけれども、その結果として、教育の政治的中立性や、あるいは継続性、安定性が担保されないというようなこと...全文を見る
○吉川(元)委員 教育委員会制度というのは、これは合議制ということであって、それをもって責任の所在が不明確というふうなこともあるかというふうに思いますけれども、この点に関して言いますと、現行制度のもとで改めて、教育委員長、それから教育長、そして教育委員のそれぞれの責任のあり方を徹...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の改正ということで今お話しありましたけれども、全ての首長がそうだとは言いませんけれども、非常に自分の考えを押しつけてきたというのは、既に、これは事実としてあったんだろう、それが結果的に現場に混乱を引き起こしたということも、これは事実としてあったというふうに思...全文を見る
○吉川(元)委員 次に聞こうと思っておりました首長と教育長との関係ということで、これは決して部下ではなくて、任命は、首長が議会の同意をもって任命はするけれども、任命された以上は、それは決して部下ではないということで、改めまして、そういう認識でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 続きまして、罷免の要件について少しお尋ねをしたいというふうに思います。  首長あるいは政治による教育行政への介入を防ぐためには、予算執行権を持つ首長と教育行政権を代表する教育長の関係、これはまさに今副大臣がおっしゃられたとおり、部下ではない、自立した対等なもの...全文を見る
○吉川(元)委員 部下ではないし対等であるということも含めて、やはりこれは非常に重要なポイントなんだろうというふうに思います。その点でいいますと、罷免の要件が現行の教育委員と同じ内容ということでいえば、これも私としては評価できる点かなというふうにも思います。  ほかにもまた、次...全文を見る
04月17日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、水俣病関連でお聞きをしたいというふうに思います。  まず、水俣病特措法に基づく被害者救済の補助経費として、二〇一一年度は予備費から九十二・五億円、これは当初予算の五・四倍です。それから、二〇一二年度は百四十・七億円、当初予...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、水俣病の現状に対する認識について、石原環境大臣にお聞きをいたします。  昨年十月九日、水俣条約採択のための外交会議の場で、安倍総理がビデオメッセージを送りました。その中で、水銀による被害とその克服を経た我々だからこそ、水銀をなくすために先頭に立つ責...全文を見る
○吉川(元)委員 関連してお聞きをしますが、報道によりますと、チッソの事業清算に向けて、子会社の売却を容易にする法案、これは議員立法ということですので、政府ということではありませんが、そういうようなものが準備をされているというふうにも聞いております。  先ほども述べましたけれど...全文を見る
○吉川(元)委員 私も全く同じ認識であります。  これまで環境省というのは、水俣病の認定に際し、手足の感覚障害に加え、複数の症状がなければ患者認定をしないという、一九七七年の認定基準、五十二年判断条件というふうに言われるそうですけれども、それに固執をし、多くの被害者を切り捨てて...全文を見る
○吉川(元)委員 最高裁の判決というのは何を判示したかというと、五十二年判断条件ではだめなんだ、それだけでは救えないんだということを判示したというふうに私自身は認識します。これは、普通の人が判決文を読めば、そういうふうに認識をするわけです。  それに関連して一点お聞きいたします...全文を見る
○吉川(元)委員 五十二年判断条件で認定されなかった方が認定をされたわけですよ、最高裁によって。ということは、五十二年判断条件というのはだめなんだというふうに普通は受け取るべきだろうというふうに思います。  もう一点、それに関連してお聞きしますが、新指針では、申請者である方に対...全文を見る
○吉川(元)委員 六十年。例えば十年前の領収書だって、持っている方は恐らくなかなかいないと思います。そういう点もしっかり踏まえた上で、しっかりと全ての被害者の方を救済していく、そして認定をしていく、そういう基本的な姿勢でもって臨んでいただかなければならないというふうに思います。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどの五十二年判断条件もそうですし、それから平成三年の答申、これはいずれも最高裁で、これではだめなんだというふうに言われているわけです。  こうした最高裁で判示をされた判断条件あるいは答申について、見直すべきだ、白紙から見直すべきだというふうに考えますが、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
04月18日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  三人の参考人の方、長時間にわたって大変ありがとうございます。私で最後でありますので、もうしばらくおつき合いをいただければというふうに思います。  まず初めに、三人の参考人の方それぞれからお話を伺いたいというふうに思います。  き...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  続きまして、新藤参考人の方に伺いたいと思います。  非常に大変参考になる意見をたくさんいただきましたし、私も全く同じ意見だなと思うことも多々ございます。特に、いわゆる縦系列という話でありますとか、先ほど少し冒頭の十分の意見陳述の際...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、貝ノ瀬参考人の方に伺いたいというふうに思います。  今回、政府案も出されておりますし、ここでは教育委員会というのは残ります。ただ、今の教育委員会の活動、大変改善すべき点も多々あるのではないか。時間が余りありませんので細かくは言いませんけれども、例え...全文を見る
○吉川(元)委員 貴重な御意見、大変ありがとうございました。  以上で終わります。
04月25日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日最後の質問者ということになります。大変お疲れのところ、もうしばらくお願いをいたします。  私も、先日の地方公聴会、福岡の方に行ってまいりました。三人の陳述人の方、それぞれ本当に内容豊かな、示唆に富むお話を伺い、私自身も非常に勉...全文を見る
○吉川(元)委員 基本的には首長が招集はするけれども、どちらかが従属的あるいは補助的な立場に置かれるわけではない、形式的には二つの執行機関が対等、平等な立場で話し合う場であるというふうに認識をさせていただきます。  さて、総合教育会議を定めた法案の第一条の四の第一項では、以下の...全文を見る
○吉川(元)委員 今のお話でありますと、調整ということについては、あくまで、教育委員会の持つ職務権限のうち、予算の調製や執行あるいは条例提案など、首長の持つ職務権限に関係する事項に限定されるというふうに理解をいたします。  それで、少し具体的にお聞きをしますけれども、これも既に...全文を見る
○吉川(元)委員 一遍にまとめて答弁をしていただいたんですが、つまり、個別の教職員人事や教科書採択など特に政治的中立性の要請が高い事項については、これは協議議題ではないというふうに認識をしてよろしいんでしょうか。もう一度答弁をよろしくお願いします。
○吉川(元)委員 取り上げるべきではないということは、協議議題ではないというふうに認識をしたいと思います。  それでは続きまして、今、個別の教科書採択あるいは個別の教職員の人事等々については協議事項には当たらないということでわかりましたが、それでは、個別の教科書採択そのものでは...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、いろいろと意見交換なりはできたとしても、教科書採択の基準あるいは教職員の人事異動の基準というのは、これは、基準とはいいましても、やはり個別具体的な採択あるいは異動に直結するということでありますから、最終的な決定権あるいは執行権というのは教育委員会にあると...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしましたら、同じような質問が繰り返しになるんですが、なぜ今言ったようなお話をしたかといいますと、昨今、幾つかの県あるいは市において、学校別の成績公表、あるいは、学校の順位は特定できないものの、全国平均点以下の校長名の公表だとか、あるいは逆の場合だとか、そうい...全文を見る
○吉川(元)委員 かなり細かな、具体的なお話でそれぞれのことについてお聞きをしたわけですけれども、何度も繰り返しになりますが、教育行政の職務権限、執行権については教育委員会に委ねられていると。この間の質疑でも、教育の政治的中立性については、これはもう大臣以下文科省も、重要だという...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一つ具体的なことをお聞きしたいと思います。  前の参考人の際にも少しお話をさせていただきましたけれども、私、国会議員になって初めての質問というのが、大阪の桜宮高校の部活動で起きた、体罰を原因とする自殺の問題です。この事案、入試が間近に迫った時期で発生をした...全文を見る
○吉川(元)委員 済みません、ちょっと聞き漏らしてしまったんですけれども、結局、今のお話ですと、桜宮高校の入試の中止あるいは運動部顧問の人事異動というようなものについては、意見交換をすることはあっても、調整するものではないということでよろしいでしょうか。
○吉川(元)委員 以前、西川副大臣に質問した際に、大阪市の具体的な名前というのは挙げられませんでしたけれども、そういうことをなくすことも大きな目的だというようなことも答弁をされております。  恐らく、総合教育会議で首長と教育委員会の意思疎通をしてもらうんだという意味だというふう...全文を見る
○吉川(元)委員 では次に、大綱について幾つかお聞きをしたいと思います。  これも既にほかの委員の方から聞かれた内容に関係するかと思いますけれども、教育基本法第十七条の二項、政府が定める教育振興基本計画を参酌して県や自治体でも計画を定めるということが努力義務として規定をされてお...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、これも少し当委員会の中で議論があったかと思いますけれども、大綱は首長が定めることになっている、他方で、政府の提出法案の中では、第一条の三の四項では、それをもって教育委員会の事務の管理や執行権限を首長に与えるものではないと規定をしております。  この...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、教育内容の方針、採択の方針、あるいは人事異動の基準と大綱の関係について少し伺いたいと思います。  首長の権限である予算執行権や条例と関係のない教育内容、教科書採択の方針、あるいは人事異動の基準、これは調整の事項には当たらないということですが、これらを仮に...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしましたら、きょうも少し早く終わらせていただきますが、最後に質問をさせていただきます。  大綱の記述をめぐって調整が行われ、その結果、首長と教育委員会の間で合意がされない、つまり調整がつかない場合が当然想定をされるんだろう。調整がつかなかったにもかかわらず...全文を見る
○吉川(元)委員 これで終わりますけれども、調整がつかなくても書き込まれた場合に、保護者の方も含めて、何で書いてあるのにやらない、いや、実はそれは調整がついていなくて、それについてはやる必要はないんですというこの説明というのは、やはり非常にわかりにくいんじゃないか、あるいは誤解を...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  きょうは、お忙しい中、三人の陳述人の皆様、大変貴重な御意見をありがとうございました。長い公聴会ですが、私で最後でありますので、もうしばらくおつき合いをいただければと思います。  まず初めに、元兼陳述人にお聞きをしたいというふうに思...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  続きまして、豊福陳述人にお聞きをしたいというふうに思います。  先ほど、最初の冒頭のところでもおっしゃられておりましたが、教育とは教師に尽きるということでお話がございました。教師の養成ということが非常に重要だというふうなお話も伺い...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  続きまして、平安市長にお伺いしたいと思います。  今まさに、定数の問題等々が言われております。今、第四次の分権一括法案の中で、県費負担の教員について、指定都市にはおろしていくというふうな話が国会の中で審議をされております。  そ...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  そうしましたら、続いて豊福陳述人の方にお伺いをしたいというふうに思います。  先ほど、教員の多忙化の一つの原因として、保護者のあり方の変化ということがあるんだというお話がございました。  そういう面でいいますと、先ほど、ほかの委...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  そうしましたら、元兼陳述人の方にお聞きをしたいと思います。  今まさにコミュニティースクールということで、先生の論文等、論文といいますか文書を読ませていただきました。午前中の視察は大変有意義だったというふうに思います。  ただ一...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
05月07日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私で最後の質問者ということであります。本当に貴重な御意見、ありがとうございました。  まず初めに、三人の方にそれぞれお伺いをしたいということなんですけれども、今ほどこの当委員会の中でも議論がありました上意下達というような問題、私も...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、中嶋参考人の方に伺いたいというふうに思います。  先ほどの中でも、大津の事件というのを一つのきっかけにして今回の議論というのはスタートしたわけですけれども、先ほどおっしゃられていたのは、〇七年の改正によって教育長に権限が集中をした、それが非常に大きな問題...全文を見る
○吉川(元)委員 私も同じ問題意識を持つわけでありますが、引き続きまして、また中嶋参考人の方にお聞きしたいと思います。  先ほど少し他の委員の質問の中でも出ましたけれども、全国学力テストの参加を見送った犬山市の教育委員を務められていらっしゃった。まさにその当時、犬山市の方で懸念...全文を見る
○吉川(元)委員 本当にきょうはありがとうございました。  以上で質問を終わります。
05月08日第186回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○吉川(元)議員 社会民主党の吉川元です。  まず初めに、本憲法審査会において委員外質疑をお認めいただきました会長並びに幹事の皆様、そして委員の皆様に感謝を申し上げたいと思います。また、四月二十四日の審査会でも質疑ができるということでありましたが、その際は辞退することとなり、大...全文を見る
○吉川(元)議員 解いたということですけれども、私は、やはりどうしても解いたというふうには思えません。  現行法の附則三条、それから当時の答弁ともども、立法意思は明確だったのではないか。ところが、これが果たされず違法状態になり、それに対して、改正案では、国民投票の投票権年齢と選...全文を見る
○吉川(元)議員 関連しまして、船田提出者に伺います。  改正案の附則では、組織により行われる勧誘運動等の公務員による企画等の規制について検討条項を設けております。現行法の附則十一条には、公務員による賛否の勧誘その他意見の表明が制限されることとならないようと明記をされており、ま...全文を見る
○吉川(元)議員 深まったというふうにはちょっと私自身は感じられません。別方向に向かっているような、もともとの立法趣旨、意思からは離れた方向に向かっているのではないかというようなことも感じざるを得ません。  続きまして、再び船田提出者の方にお伺いいたします。  私どもは、国民...全文を見る
○吉川(元)議員 附帯決議も含めてきちんとした形で提出されるべきものだというふうに考えますし、また、それが十分にまだできていないというところもお認めになられるわけですから、その点については時間をかけてやはり議論すべきだろうというふうに思います。  さて、社民党は、集団的自衛権の...全文を見る
○吉川(元)議員 まさに論理的整合性というのは問われるだろうというふうに思いますし、集団的自衛権の問題に関して言いますと、少なくとも、これまでに積み上げられてきた解釈から百八十度変更する、解釈を変えるということは、これは法の支配、総理はよく法の支配ということを、ヨーロッパの方でも...全文を見る
05月09日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  教育委員会制度の見直しについて、法案の質疑に加えまして、二回の参考人質疑と地方公聴会が行われました。  私も福岡での地方公聴会に出席をさせていただきましたが、教育委員会が主体的に関係者のニーズを把握しながら教育行政を進めており、現...全文を見る
○吉川(元)委員 本委員会でも再三指摘をされてきましたけれども、大津市でのいじめ問題で教育委員会の対応に大きな問題があったこと、これは事実です。しかし、深刻ないじめ事案への対応につきましては、先ほどの質疑の中でもありましたけれども、いじめ防止対策推進法において新たな仕組みがつくら...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひそうあってほしいというふうには思いますが、なかなかそうはいいましても、首長の権限といいますか影響力というのは、やはりこれまで以上に強まるのではないかというような危惧を持たざるを得ません。  次に、福岡の地方公聴会で九州大学大学院教授の元兼陳述人が指摘した点...全文を見る
○吉川(元)委員 関連しまして、衆法の提出者にもお聞きをしたいというふうに思います。  福岡の地方公聴会の元兼陳述人は、衆法については、政府案による教育委員長の喪失にとどまらず、教育委員会制度の廃止によって、教育行政にかかわる教育委員をも喪失するということの問題の指摘が行われま...全文を見る
○吉川(元)委員 首長が民意を反映しているということだろうと思いますけれども、ただ、選挙で勝てば何でも白紙委任ということではありませんし、さらには、首長によってはいろいろな考え方を持っておられる方がいらっしゃるということも、当委員会の中で何度か指摘をされたというふうに思います。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 一義的にはやはり、教育長が進める教育行政については教育委員がチェックをしていかなければならないというふうに思いますし、その意味では、教育委員の役割というのは今まで以上に重要になっていくんだろうと思います。  この教育委員、レーマンコントロールという趣旨に沿って...全文を見る
○吉川(元)委員 私もその人数については、今、教育長も含めて五人で、小さいところでは三人以上の委員選出ということになっておりますが、やはり、今の現行の定数だけでは少し不足をするのではないかというようなことも感じております。  少し時間の関係がありますので質問の順番を変えさせてい...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとそれに関連して、閣法の方でもお聞きしたいと思います。  教育長という名前が同じでも、もちろん、それぞれ役割は衆法と閣法では異なっておりますから単純に比較をすることは余り意味がないかもしれませんが、あえて質問させていただきます。  政府案においては、議...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、また再び衆法の提出者にお聞きいたします。  先ほど取り上げました副知事や副市長は、最高の補助機関であり、首長との信頼関係が必要との観点から、任期の期間中であっても一方的に解職をできるということになっております。ただし、その役割の重要性から、任命に際し...全文を見る
○吉川(元)委員 新しい教育長というのは非常に大きな権限を実際上持つということでありますし、その点からいうと、議会の同意なし、他の部局長と同じだというお話ですけれども、やはり議会の同意というのは必要なのではないかというふうにも思いますし、また、恐らく服務規定や守秘義務については地...全文を見る
○吉川(元)委員 今、さらに委任するということですけれども、果たしてそれがいいことなのかというのは、私は非常に疑問を感じざるを得ません。  次に、教育長の資格要件についてお聞きをいたします。  政府案では四条一項において、人格が高潔で、教育行政に関して識見を有するものを、議会...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、以上で質問を終わります。     —————————————
05月14日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  きょうは大変貴重な御意見、三人の方、ありがとうございます。  私の方からも何点か、最後になりますけれども、御質問させていただきたいと思います。  まず初めに、三人の参考人、それぞれの皆さんにお伺いをしたいんですけれども、いわゆる...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、門川参考人にお伺いしたいと思います。  参考人が取り組んでこられました教育改革、教育モデルの特徴の一つに、学校現場の裁量拡大があろうかと思います。私も大変重要な視点だというふうに考えております。  徹底した現場主義ということで、人事における校長の裁量の...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  教育予算の拡充ということについては、恐らく、ここにいる委員全て同じ思いだと思いますので、応えられるようにまた頑張っていきたいと思います。  続きまして、越参考人にお聞きしたいと思います。  これも陳述人の方等々から伺ったんですが...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。  本日はありがとうございました。
○吉川(元)委員 社民党の吉川元です。  まず、質問に入る前に、先ほどの宮本委員の質問に対する大臣の答弁なんですけれども、ちょっとやはり納得がいきかねるところがありますので、後ほど、ぜひ理事会の場で協議をしていただければというふうに思います。
○吉川(元)委員 それでは、質問に入らせていただきます。  本日は、最初に、少し閣法の条文に関して確認したい点を何点かお聞きいたします。  まず、教育委員会における議事の議決に関してです。  政府案の第十四条の四項では、教育委員会の会議の議事は、基本的に出席者の過半数で決し...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、四月二十五日の本委員会で、大綱の策定を含め、総合教育会議のあり方について前川局長に具体的なケースを取り上げて質問させていただきました。改めまして若干伺いたい点がありますので、よろしくお願いいたします。  まず、総合教育会議における協議あるいは調整の...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、総合教育会議において事務の調整が行われた事項についてお聞きします。  政府案の第一条の四の八項におきまして、総合教育会議の構成員は事務の調整が行われた事項について尊重義務を負うという規定がございます。  総合教育会議の位置づけは、首長と教育委員会という...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、首長に策定権がある大綱についてお聞きをいたします。  大綱は、教育振興基本計画を参酌し、地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策を示すものと理解しております。大綱策定は首長の義務ですが、前回の委員会で、下村大臣も、大綱は、法令や条例...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、総合教育会議で事務の調整が図られた場合ですけれども、これは、先ほど取り上げた政府案の第一条の四の八項によって、会議の構成員に対して尊重義務が課されるということになります。  この調整の結果に基づき教育委員会は努力をするということになると思いますけれども、...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは次に、事務局のあり方について少しお聞きをしたいというふうに思いますが、時間の都合もありますので、少し質問の順番を変えまして、まず衆法の方からお聞きをしたいというふうに思います。  衆法におきましては、教育監査委員会に事務局を置くという規定になっておりま...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、閣法の方について尋ねたいんですが、その前に、実は前回の委員会で、十三条二項、教育長が欠けた場合の対応ということで質問をいたしました。  その際に、新しい教育長というのは非常にいろいろな責任等々も含めてありますので、いわゆる非常勤の人ができるのかといっ...全文を見る
○吉川(元)委員 その二十五条の四項を見ますと、事務の一部を委任できるというふうに規定をされております。一方、十三条の第一項においては、「教育長は、教育委員会の会務を総理し、教育委員会を代表する。」というふうになっております。  ちょっとこれは読み方を教えていただかなければいけ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、概要によりますと、教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者、新教育長を置くとありますが、欠けた場合については、新教育長の中の旧教育長の一部を委任するという理解でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 その際に、そうしますと、新教育長というのは、いわゆる第十三条二項であらかじめ指名する委員というもの、これが、新教育長といいますか、改正案に基づく教育長だということでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 そうしますと、もう一点確認したいんですけれども、第十一条「服務等」ということがございます。これは、主語は全て教育長ということで、全部で八項、服務等について書かれております。その後の第十二条の方では、いわゆる教育委員については、第一項から第三項までと、第六項及び第...全文を見る
○吉川(元)委員 常勤か非常勤かということについては非常勤ということなんですけれども、例えば、第十一条の第五項では、「その勤務時間及び職務上の注意力の全てをその職責遂行のために用い、当該地方公共団体がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。」ということは、では、代行す...全文を見る
○吉川(元)委員 今出ていますけれども、新しい教育長というのは、そういう意味でいうと非常に大きな権限を持っているわけでありまして、そういう形で、そういう方が、たとえ代行とはいえ注意義務に当たらないだとかいうことになると、果たして代行ができるのかというような疑問も感じます。  も...全文を見る
05月16日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  前回に引き続き、教育長が事故または欠けた際の対応についてお聞きします。あの後いろいろ調べますと、これは非常に大きな問題をはらんでいるのではないかというような気がしております。  最初に、確認をさせてください。  前回、教育長が欠...全文を見る
○吉川(元)委員 非常に、ただでさえわかりにくいので、答弁の際には十分丁寧に答弁をしていただければと思います。  そうしますと、これも前回少し聞きましたが、あらかじめ教育長によって指名されている教育委員が教育長の職務代理者であり、職務を代理するだけであるとしたら、いわゆる教育長...全文を見る
○吉川(元)委員 今の答弁でいいますと、欠けた場合においては、教育長はその時点ではいないということの答弁だというふうに理解をいたします。これについては非常に大きな問題をはらんでおります。後ほどまた少しお聞きをしますが、その前に、もう一点確認をさせてください。  教育長の職務代理...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど、充てられる委員の方は教育長ではないという答弁でございました。  この条文を見ますと、「教育長は、」「委任し、」「臨時に代理させることができる。」と書いています。教育長でない者がなぜそれができるのか。そして、これは前回も聞きましたが、では、臨時で代理で行...全文を見る
○吉川(元)委員 職務を代理をするわけですよね。そうすると、今言われているのは、まさに第十一条の第五項に、勤務時間というのはこれはもちろん入らないかもわかりませんが、職務上の注意力の全てをその職務遂行のために用いなくてよいということになりますよね、当然のごとく。どうですか。
○吉川(元)委員 だとすれば、当然、法文がこういうふうになっているわけですから、欠けた場合というのは起こり得るというふうな想定のもとでこういう条文があるわけで、欠けた場合にその人はどういうことをしなきゃいけないのかということをきちんと書かなければいけないんじゃないんですか。  ...全文を見る
○吉川(元)委員 全てにおいてそれは疑義が生じるんではないんですか。だとすれば、逆に言えば、わざわざこの第五項を設けたことによって、それ以外のものについては、第十三条の二項のところではっきりと、教育長が行うことは全てあらかじめ指名する委員が行うということであれば、それだけで済む話...全文を見る
○吉川(元)委員 余りもう時間がないので。まだいっぱい確認しなければいけない、聞かなければいけないことがございます。  それで、もう一点お聞きしたいのは、職務代理の期間。どのぐらいの期間、職務代理を置いておけるのか。逆に言えば、欠けた場合にいつまでに教育長を選ばなければいけない...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の改正のきっかけになった大津の、これはぜひ大臣にもお答えいただきたいんですけれども、第三者委員会の報告書を見ますと、四月の段階ではクラスは平穏であった、六月ぐらいから少し荒れ始めた、実際にいじめが始まったのは九月の上旬から中旬にかけて、そして痛ましい自殺とい...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますが、今回の法改正の出発点は何だったのかといったら、それは、大津のいじめに対して教育委員会がきちんと対応できなかったからじゃないですか。今のお話だと、法改正する必要はないじゃないですか。学校でまずやれば大丈夫なんだというお話であれば...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表して、政府提出の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正案に反対、民主、維新の会提出の地方教育行政の組織の改革による地方教育行政の適正な運営の確保に関する法律案に反対する立場で討論を行います。  冒頭、質疑時間が全く不足してい...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  先週の十六日の日に、教育委員会制度を見直す地教行法改正案が本委員会で採決され、また、昨日の本会議で衆議院を通過いたしました。これからは参議院の方での審議ということになるかというふうに思います。  残念ながら、質問時間が足りずに、法...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、地方分権の流れの中で、地方に権限を移していくということは、これは大変重要なことだろうというふうに思います。まさに今局長の方からもお話がありました財政力の問題等々というのは、これはやはりきちんと措置をしていかなければいけないというふうにも思います。  そ...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ検討を進めていただければと思いますし、また、小さなところはなかなか、まずは中核市をどうしていくのかということですけれども、小さなところも含めて、先ほど少しお話しありましたが、広域ということも含めて検討をしていただければというふうに思います。  次に、今回地...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、もう時間の方もありませんので、最後に、いわゆるコミュニティースクールについてお聞かせいただければと思います。  委員会の中でも、地方公聴会でも実際の現場を見させていただきましたし、また参考人の皆さんからもいろいろなこの制度のよい点についてのお話もござ...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりと教訓を酌み取っていただいて、よりよきものにしていただくことをお願いして、私からの質問とします。
06月04日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私で最後の質問ということになります。なるたけ重複しないように尋ねていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  まず、平野参考人にお伺いをしたいと思います。  大阪大学未来戦略を掲げてさまざまなプログラム...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  続きまして、田中参考人の方にお伺いをしたいと思います。  先ほどの最初の意見陳述の中でもお話がございましたが、アメリカやイギリスの大学のガバナンスのあり方について精通をしていらっしゃる、また研究をされているということで、この点に関し...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、池内参考人にお伺いをしたいと思います。  憲法の二十三条の「学問の自由と」いうのは大学の自治を保障するもので、その根幹を担っているというのは、やはり、教授会等々も含め学内の大学構成員だというふうに考えます。  今回の改正、教授会を諮問機関のように位...全文を見る
○吉川(元)委員 貴重な御意見、ありがとうございました。  質問を終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回の法改正、どう考えましても、教授会が実際に担っている役割を縮小して、諮問機関化することに重点を置いているように思えてなりません。  きょう午前中に行われました参考人質疑、田中参考人の方から、諸外国の大学改革についてお話を伺いま...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、引き続いてお聞きしますが、このように文科省から国立大学に異動している方、異動先の国立大学法人ではどのようなポストにつかれているんでしょうか。
○吉川(元)委員 非常にたくさんの方がいわゆる大学の主要な、副学長の方もいらっしゃるというお話ですけれども、ついておられる。  ある方に聞いたところ、現在は少し減っているということですけれども、以前は十五人近くの方がさまざまな形で、理事だとか事務局長あるいは部長というようなポス...全文を見る
○吉川(元)委員 文科省から出向で出ていく現状について、非常に強い危惧を私は抱いております。  というのは、若いうちに人事交流のような形で実際の大学の現場の事務にかかわって、大学運営の実情を理解した上で、文科省に戻ってその経験を生かすというのであれば、これはあり得る話だろうと思...全文を見る
○吉川(元)委員 都合がいいところでは、学長が最終的に判断をしているとか学校側からの要請があるというふうに言って、他方で、教授会との関係においては、教授会がいろいろなことをやっている、勝手にやっていると。法的には、学長の方に、法文上は現行法でもそうなっているにもかかわらず、実態が...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、文科省からの天下り先を新たに権限を強化してつくったというふうにしか私自身は思えないんですが、ちょっとこの問題についてはまた次回、時間があれば少しお話を聞きたいと思います。  続いて、教授会の役割等々について少し質問させていただきます。  学校教育法の...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと具体的に言ってください。そこの委員の総意だと言いますけれども、どういう事実に基づいてそういうことを指摘して、それはもちろんまとめですからあれですけれども、この委員の皆さんの中でこういう議論になったというのはいいんですけれども、具体的な事例をちょっと言って...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、今ほど、大学の移転について教授会が反対をして進まなかったというお話がありました。これは鈴木委員から先ほど質問があったと思いますけれども、大学の移転に関しては、九十三条の二項の三号の、ここに書いてある「重要な事項」に当たるというふうに答弁されておりま...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、「教育研究に関する重要な事項」に当たるものに教授会が意見を言うというのは、これはごくごく当たり前の話なんじゃないんですか。
○吉川(元)委員 では今のお話に関連して、少し方向を変えてお伺いします。  先ほど、これは青木委員の質問に対してだと思いますけれども、九十三条二項三号と三項の関係についてお話がございました。その際に、この二つについては、そこで行われる具体的な事項に関しては重ならないというふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、局長自身、大学の移転に関しては「教育研究に関する重要な事項」であるとしながら、ここに書かれているのは、学長が教授会の意見を聞くことが必要であると認めた場合というふうになっております。  今ほども言ったとおり、学長と教授会で意見が対立した場合に、学長...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとわかりにくいんですけれども、つまり、九十三条二項第三号、ここでは、「教育研究に関する重要な事項」、これは大学の移転は入ると答弁されました。先ほども言ったとおり、対立をしているわけですから、当然学長側は、教授会に諮ったって教授会は反対するんだからもう諮らな...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、二項三号に基づいて学長が意見を聞く必要があると認めなかった場合には、自動的にその他の項目は全部この第三項の方に移っていくということの認識でいいんですか。
○吉川(元)委員 ちょっと、非常にわかりづらい中身でありますし、またこれも次回以降少し質疑させていただければというふうに思います。  時間がもう余りないので、次に、お手元にお配りの資料に基づいて少し質問させていただきたいと思います。  これは、昨年九月の二十五日、中教審大学分...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、先ほど四四%の中には経営に関する事項も含まれている云々と言われましたが、審議まとめの中にこう書いてあります。「もっとも、大学の目的が教育研究そのものにあることから、教育研究に関する事項と経営に関する事項を明確に分けること...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず質問に入る前に、先ほど大臣が青木委員の質問の際に、他の委員の意見について言及をされました。実は、参議院で、今はもうやめられましたけれども、小松法制局長官が、我が党の委員の質問の際に別の委員の質問について言及をしたということがござ...全文を見る
○吉川(元)委員 まず最初に、前回も質問いたしましたが、学校教育法の九十三条の改正について伺いたいというふうに思います。  五月二十三日の委員会で民主党の吉田委員が、明治大学の学則だと思いますけれども、十一項目にわたる事項が教授会の議決案件になっていることを紹介され、今回の法改...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどの件はちょっと時間がないのでもう触れませんけれども、しっかりと理事会の中で協議していただきたいと思います。  今ほど、大臣の答弁ということでいいますと、例えばこの明治大学の学則でいいますと、第三条の二項に「学長は、本大学を代表し、本大学の教育理念に基づき...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと次の質問のところの答弁になっておるんですが、もう一回確認させてください。  前提条件があるということは、前提条件というのは、先ほど言った、「校務をつかさどる。」というふうに明治大学の学則の中では規定されている、これをもって、これは前提条件であるというこ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、少しそれとの関連ですけれども、今は明治大学の学則の話ですけれども、幾つかの大学の教授会規程あるいは教授会規則などは、ホームページで公開されているものもございます。それで、教授会の審議事項が掲げられており、その上で議決要件を定められているものも少なく...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、今のお話でいいますと、九十三条二項の第三号についてはそうだと思いますが、これは第三項についても同じということでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 次に、前回の委員会で質問したことに関連してお聞きをいたします。  前回の委員会で、吉田局長、これはキャンパス移転というのを例にとっての質問で、それに対する答弁でありましたけれども、キャンパス移転といった案件は、九十三条二項三号に定められた「教育研究に関する重要...全文を見る
○吉川(元)委員 聞けば聞くほどよくわからなくなるんですけれども、今の説明ですと、「教育研究に関する重要な事項」以外のもろもろのものが「教育研究に関する事項」というふうなことでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 私の頭が多分悪いのだと思いますけれども、ちょっともう一回、「重要な事項」以外のもろもろのものが「教育研究に関する事項」だというふうに先ほど言われましたよ。それでよろしいんですね。「重要な事項」以外の教育研究に関するもろもろの事項がこの三項の方だということでよろし...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、聞いていることに答えてください。「重要な事項」と「研究に関する事項」というものは別のものだというふうに理解してよろしいんですね。
○吉川(元)委員 だとすると、前回の委員会の中で、今は修正案が出されておりますからこの後どうなるかというのはありますけれども、閣法の方でいいますと、「教育研究に関する重要な事項で、学長が教授会の意見を聴くことが必要であると認めるもの」というものが二項の方に入ってくるということです...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどの話でいうと、「重要な事項」と重要がついていない「事項」というのは、これは別物だというふうに先ほど最初に答弁されましたよね。  そうしたら、第三項を読むと、「前項に規定するもののほか、」云々かんかんで、「研究に関する事項について審議」をするとなっているん...全文を見る
○吉川(元)委員 前回の答弁はこういうふうに言っているんです。ただ、そのところで、仮に学長がその事項として取り上げなかった場合におきまして、これは二項三号ですね、三項の方は、それ以外のことに関しまして、「教育研究に関する事項」について審議することができますので、その中に入ってくる...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がないのでこればかりやっているわけにいかないんですけれども、もう一回だけ聞きます。  「教育研究に関する重要な事項」と重要がついていない「教育研究に関する事項」は別物だと先ほどからずっと言われているんですよ。今言っているのは、二項三号で協議できなか...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、教育に関する重要な事項というのは学長が判断するということですか。  それは、細野委員が前回の委員会の中で質疑したときに、これは大臣答弁の方が正しいというふうに、これは理事会の場でも確認された事項なんですけれども、今言われたのは、学長が判断すると言っ...全文を見る
○吉川(元)委員 「重要な事項」というのは、前回、教育課程の編成であるだとか、あるいはキャンパス移転もそうでしょうが、業績の評価であるだとか、これは「重要な事項」だというふうに大臣はたしか答弁されていますよね。  ところが、今言われたのは、学長はそれを「重要な事項」と認めなかっ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間がないので、ほかにも幾つも質問の用意をしておりますのでこれでやめますけれども、非常に曖昧といいますか、曖昧模糊としていて、まだ全然はっきり理解ができません。それは移っていくとか、あるいは、「重要な事項」であると学長が認めなかった場合はそれは「重要な事...全文を見る
○吉川(元)委員 これは絶対聞かなきゃいけないというのと、もう一つは、聞きたければ聞いてください、聞いてもいいですよという話の違いだということで今の説明があったと思うんですが、その際に、言われたことについての受けとめは、同じなのか、それとも、やはり二項の方で言われた方が尊重する、...全文を見る
○吉川(元)委員 わかりました。  それで、ちょっと関連してですけれども、九十二条の四項で、今回、これまでの「副学長は、学長の職務を助ける。」から、「命を受けて校務をつかさどる。」というこの一言が入っております。「つかさどる」ということに関して言うと、決定権が含まれるんだという...全文を見る
○吉川(元)委員 これまで副学長は職務を助けるというところでありましたから、実態からすると、いろいろ伺いますと、名誉職的な方もいらっしゃるというふうなお話も聞いております。  今度はそうではなくて、本当に学長の右腕として、そして実際には、ある範囲に限ってではありますけれども、決...全文を見る
○吉川(元)委員 私は学外委員を一人も入れるなというふうに言っているつもりはありません。一定程度の方がいろいろな社会の考え方を学校の中に反映させていくということは、これはもちろんあり得ます。ただ、なぜ過半数を超えなければいけないのか。  実際にお話を聞きますと、今は非常勤の方で...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、政府提出の学校教育法並びに国立大学法人法改正案に反対、自民、民主、維新、みんな提出の修正案に反対する立場で討論いたします。  政府提出の学校教育法改正案は、教授会による過度な大学運営への関与が大学改革を阻害していることを立法理由に...全文を見る
06月16日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私に与えられた時間は十分しかありませんので、早速質問に入らせていただきます。  最初に、本委員会で審議の対象になっている二〇〇九年度から二〇一一年度までの各年の自衛官として新規に入隊された方の数について、防衛省、お聞かせください。
○吉川(元)委員 この三年間でおよそ二万八千人強、三万人近くの方が新しく自衛隊に入隊されているということになります。  自衛隊に入隊される方は、自衛隊法施行規則三十九条に沿って、宣誓書に署名押印して、服務の宣誓を行わなければなりません。一般の隊員でいえば、我が国の平和と独立を守...全文を見る
○吉川(元)委員 当時の新聞、五四年の六月二十三日の読売新聞を見ますと、「“ことに臨んでは危険を顧みず…”とかつての“戦陣訓”もどきの文句が加わっているためか、」「宣誓拒否が続出」、こう報じられております。保安隊関係者、当時、六千人を超える方が、宣誓のやり直しをしなかった、つまり...全文を見る
○吉川(元)委員 それは違うと思いますね。  ここに、今ほど総理も触れられましたけれども、憲法を遵守しとなっております。その憲法というのを防衛省はどのように解釈をしているか。  これはもう時間がありませんので一つ一つ触れませんけれども、急迫不正の侵害があったこと、さらには、集...全文を見る
○吉川(元)委員 個別的自衛権のもとでの武力行使と集団的自衛権のもとでの武力行使というのは、これは全く質が異なる、同じ武力行使だというふうに言われましたけれども、全く質が異なるものです。  では、今、アフガニスタン戦争や湾岸戦争に参加をしないというようなお話がありました。実は、...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間がありませんのでこれで終わりますけれども、三年間で三万人の若い人が入っています。彼らは、外国に出ていって武力行使をするために入ったわけではないわけです。その点をしっかりと考えていただいて、検討いただければというふうに思います。  以上で終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、平成二十一年度から二十三年度に至る一般会計歳入歳出決算等に関する議決案に反対、平成二十一年度並びに二十三年度の国有財産増減及び現在額総計算書に反対、その他案件に賛成する立場で討論いたします。  冒頭、委員各位の真摯な審議によって、...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第24号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず最初に、東京女子医大病院の問題について伺いたいと思います。  東京女子医大病院で、使用禁止の条件に反して、小児患者に麻酔薬プロポフォールを投与していた疑いが持たれている案件について、この問題では、ことし二月に二歳の男児がプロポ...全文を見る
○吉川(元)委員 理事長らのこの間の、これは学長からの発言ではありますけれども、言動を見ておりますと、事故の隠蔽を行い、また責任を感じていないようにも感じられます。そうなると、被害に遭われた方に対して本当に申しわけない思いがいたします。  先般、学長らのリーダーシップを強め、大...全文を見る
○吉川(元)委員 私も、今回の医療事故をきちんと検証し、そして説明責任を果たしていただいた上で、こうしたことが二度と起こらないようにしっかりとやっていただかなければいけないというふうに思いますし、また、文科省の方としても、そういう立場でしっかりとチェックをしていただければというふ...全文を見る
○吉川(元)委員 総理も含めて、政府は、生活保護の支給対象の所得基準引き下げに伴い、影響が出ないように、ないように対応するというふうに発言をされてまいりました。生活保護基準の引き下げ、段階的に引き下げられていくということですけれども、ことし就学援助の水準を据え置いた自治体でも、今...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひお願いをしたいというふうに思います。  次に、国立大学法人教員について尋ねます。  国立大学法人の教員の年俸制あるいは有期雇用、昨年十一月に策定された国立大学改革プランにおいて、一万人規模で年俸制、混合給与の導入を図る旨が盛り込まれておりますが、まずこの...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、ちょっと大臣にお聞きしたいんですが、流動性を図る等々と言われておりますが、やはり、それが不安定な雇用や不安定な収入につながっていくようでは、大学における教育研究が安定するとは思えません。  昨年の研究開発能力強化法と大学教員の任期法を改正した際、研究...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、これで終わります。      ————◇—————
10月17日第187回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まず初めに、六月に公表されましたOECDの国際教員指導環境調査、通称TALISというふうに呼ばれるそうですが、このTALISの結果について、それの関連で幾つかお聞きをしたいというふうに思います。  公表されました結果、恐ら...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに今、これは中学校の調査ですが、恐らく小学校も、あるいは高等学校も同じだと思いますけれども、非常に多忙化の問題があるのだろうというふうに思います。  このTALISの調査を見ていますと、日本の場合、週の労働時間は一番長いんですけれども、指導、授業に使った時...全文を見る
○吉川(元)委員 この後少し、また質問の中で触れさせていただきたいんですけれども、教育再生の実行に向けた教職員等指導体制の在り方等に関する検討会議の中での資料が出されております。  その中に、平成十八年度に、実は文科省として、公立小中学校教員勤務実態調査というものを行っておりま...全文を見る
○吉川(元)委員 長時間労働、そしてさらに、長く働いているけれどもなかなか自分のやっている仕事に自信を持てないという一つの大きな原因が、ほとんど休みもとれず、平成十八年段階で十分とれていないわけですから、恐らく今も大して変わっていない、あるいはより悪くなっているとしか私には思えな...全文を見る
○吉川(元)委員 給特法をつくるときに、勤務の特殊性ということで幾つか挙げられていますけれども、例えば、今、長期休業というお話がありました。ただ、今どき、夏休み、学校の先生が子供たちと同じようにずっと休んでいるという学校なんて存在していません。ずっと勤務しています。せいぜい年休を...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひしっかりと調査をしていただき、的確な対応をお願いしたいというふうに思います。  関連しまして、先ほど少し触れましたけれども、八月二十八日に、教育再生の実行に向けた教職員等指導体制の在り方等に関する検討会議が提言を発表いたしました。同時に、新たな教職員定数改...全文を見る
○吉川(元)委員 関連いたしまして、定数改善に当たって、これはどういうふうにやっていくのかということをお聞きしたいと思います。  定数改善に当たっては、義務標準法の改定をもって増員を図る基礎定数と、単年度予算の範囲内で特例的に措置する加配定数、二つがあるというふうに思います。予...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来てしまいました。  本来であれば、少人数学級やあるいは非正規の職員の問題、教員の問題等々についてもお聞きをしたかったと思いますし、また、戦う文科大臣として、ことしもぜひ財務省と戦っていただいて、去年、七年は一発目でやられましたけれども、この十年計画...全文を見る
10月29日第187回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、教育予算に関する財務省の方針等についてお聞きをしたいというふうに思います。  ちょっとその前に、少し大臣の方にお伺いをしたいことがあります。  先ほど、田沼委員の質問の際の発言なんですけれども、八重山の問題と違うじゃない...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと驚いたんですけれども、義務教育の教科用図書の無償措置に関する法律の一部改正案、今手元にあります。今大臣が言ったような話は一言も書いていません。  法律ではどういうふうになっているか。改正案の方を読ませていただきます。  十三条の第四項で、「当該採択地...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、改正前の法律第十三条第四項において、「当該採択地区内の市町村立の小学校及び中学校において使用する教科用図書については、当該採択地区内の市町村の教育委員会は、協議して種目ごとに同一の教科用図書を採択しなければならない。」これが改正前です。新しい改正の方...全文を見る
○吉川(元)委員 改正前の法律でも、「当該採択地区内の市町村の教育委員会は、」主語はこれです。「協議して種目ごとに同一の教科用図書を採択しなければならない。」当該地区の教育委員会は採択しなければならないんです。いやいや、大臣に聞いているんです。
○吉川(元)委員 そういうことを聞いているのではなくて、八重山地区の問題というのは、まさに共同採択地区で決められたものと違う教科書、我々はそれは正しい、竹富町は決して違法な行為はしていないというふうな立場でありますけれども、その際に、これは違法なんだということを大臣は言われたわけ...全文を見る
○吉川(元)委員 さっき言った話とちょっと違うと思うんですけれども。はっきりと、共同採択地区内で選ばれたものであっても、当該の市町村教育委員会がこの教科書を使いますと言えばそれはオーケーなんだというお話を、だからこそ竹富町は、今回の法改正によって、前のように指導なりなんなりをしな...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとこれ以上やっても、もう一度議事録を精査させていただきますけれども、大臣が言われていたのは明らかに、この無償化措置法に関して誤解をされているとしか私には感じられません。このときの……(下村国務大臣「もう一回」と呼ぶ)ではどうぞ。
○吉川(元)委員 法律を読みますと、まず共同採択地区をつくって、そこで協議をして、そこで教科書を選んで、選ばれた教科書については、そこに参加している市町村の教育委員会は同一のものを採択しなければならないというのが法律なんです。共同採択地区に入るか入らないかというのは、それは教科書...全文を見る
○吉川(元)委員 田沼委員もおっしゃられておりましたし、私もその討論の中で、共同採択地区ではなくて研究地区にして、あくまで研究をして、採択は市町村単位でやればいいじゃないかと。ところが、その法律がなっていない。まさに大きな論点だったんです、この法律についての議論の際に。原案どおり...全文を見る
○吉川(元)委員 財務省のこの資料を見ますと、前回質問させていただいたTALISについても触れております。単純な国際比較は誤解を招くおそれがある、だから、こんなTALISなんかの調査でどうこうするべきではないというようなことを、いけしゃあしゃあとこういう資料を出しております。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、慎重な検討をよろしくお願いをしたいと思います。  次に、いわゆる道徳の教科化について少しお聞きしたいと思います。  十月二十一日、中教審は、道徳の時間を特別の教科、道徳に改め、検定教科書を使用すること、数値ではなく記述式の評価を行うこと、そうしたことを...全文を見る
○吉川(元)委員 内心の問題だと思いますけれども、やはりそれを記述式とはいえ評価をするということは、私は非常になじまないのではないかというふうに思います。  中教審は、特別の教科、道徳に検定教科書を用いるべしという答申をしております。子供の内心に深くかかわる道徳の授業に検定教科...全文を見る
○吉川(元)委員 もう少し質問したかったんですが、時間が来てしまいました。特区の問題についてもお聞きしたかったんですが、またこれはいつか別の機会に質問したいと思います。  以上で終わります。
10月31日第187回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  この安保委員会では初めて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、佐賀空港のオスプレイの問題について、江渡防衛大臣の方に伺いたいというように思います。  二〇一九年度から導入予定の陸上自衛隊のティルトローター機...全文を見る
○吉川(元)委員 それに関連いたしまして、佐賀空港を最適とした理由が部隊運用の実効性の強化あるいは日米協力の強化という点で、このティルトローター機の訓練先の一つとして、実は大分には非常に大きな日出生台という演習場がありますが、この日出生台の演習場というのは訓練先の一つとして想定を...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、日出生台もその候補に入っているということでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 実は、これは米軍の海兵隊の話ですけれども、大分県の上空、私の選挙区のまさに上空なんですが、いわゆる低空飛行訓練、米軍オスプレイの低空飛行訓練ルートであるイエロールートがあります。今でも普天間のオスプレイの本土飛来の情報を得るたびに、県では防災危機管理課内にオスプ...全文を見る
○吉川(元)委員 あえて言わせていただきますけれども、県民、私もそうですけれども、決して日出生台の方で訓練をしてほしいなどとは全く思っておりませんし、できればそういう訓練はしてほしくないということをつけ加えさせていただきます。  関連してですけれども、我が党の照屋寛徳議員が提出...全文を見る
○吉川(元)委員 その訓練移転と、訓練基盤、拠点というのは、かなり意味合いが変わってくる。一時的に来るのか、それとも将来にわたって、移駐と移転の関係の真ん中ぐらいにあるのが訓練基盤、拠点という考え方なのかなと思いますけれども、閣議決定では、これは訓練移転なんだ、それ以上のことは言...全文を見る
○吉川(元)委員 これ以上時間がありませんので言いませんが、やはり、訓練移転と、訓練基盤、拠点という考え方には大きく開きが私はあるというふうに思います。これは引き続きまた当委員会でも、照屋も含めて質問させていただきたいと思います。  次に、少し、既に議論されておりますけれども、...全文を見る
○吉川(元)委員 それに関連いたしまして、日米地位協定の第三条に基づいて、米側は、いわゆる基地の排他的管理権を有しております。  今度の環境補足協定で基地への立ち入り手続を定めた場合、その効力は地位協定三条の排他的管理権に優先するものなのか、つまり、求めれば米軍は拒否できないと...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますが、非常にわかりにくい。優先するのかしないのかということをお聞きしているわけで、これについても、またこの委員会で質問していきたいと思います。  以上で終わります。
11月05日第187回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は東京電力から木村常務執行役においでいただいております。大変忙しい中、ありがとうございます。  早速でありますけれども、改正案に関連してまず東京電力にお聞きをしたいと思います。  先日の当委員会でも井出委員の方からも質問され...全文を見る
○吉川(元)委員 参考人は御存じかどうかわかりません。私は以前、本委員会で東京電力の茨城県内の風評被害補償の打ち切りの案件について取り上げました。その際、東京電力について大変不誠実であることを指摘し、また、下村大臣も同様のお考えを示されました。今、答弁を聞きましても本当に変わって...全文を見る
○吉川(元)委員 軽視をしていないというようなことを言われておりますが、実態として軽視をされている。当のADRの総括委員会が非常に厳しい口調で非難をされているわけです。他の方との公平性と言って他の方を出してきて、自分たちは正しいんだということは言わないでいただきたいというふうに思...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど言いました茨城県での風評被害の補償打ち切りの案件でも指摘をさせていただきましたけれども、東京電力は原子力損害賠償機構との連名で、新・総合特別事業計画、ことし一月に政府からも認定を受けております。ここで、賠償のあり方として「三つの誓い」を打ち出しています。「...全文を見る
○吉川(元)委員 真摯に対応していないから、ここに来ていただいてお話をしているわけでありまして、ちょっと大臣の方に伺いたいというふうに思いますが、申し立てをしている方々は被害者であり、東電は加害者です。長期避難で家族ばらばらの生活をしている、ストレスがたまる一方の方々に、もっと言...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりと文部科学省としても指導していただきながら、あくまで被害者に寄り添った補償をしっかりしていただきたいというふうに思います。  時間がもう余りありませんので、少し質問を飛ばしながら質問させていただきたいと思います。  今回、損害賠償が誠実に行われていな...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりと早期に検討を進めていただき、被害者救済を目的とした法制度となるように強く強く要望したいというふうに思います。  余り時間がありませんので、次に、今回のCSC並びにその国内法の整備ということでありますけれども、輸出の促進が目的ではないかというような懸念...全文を見る
○吉川(元)委員 輸出を目的にしたものではないのかというふうに聞いているわけです。
○吉川(元)委員 今、目的としたものではないというふうにおっしゃいました。  平成二十三年十一月十五日付で文部科学省原子力損害賠償対策室が原子力委員会に、ある資料を提出しております。事故から八カ月後に出された資料であります。その中で、「CSCに加入した場合に考えられる主要な意義...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、文科省自身が資料として一番最初に挙げているのが、プラント輸出の場合、「責任を免除される。」こういうふうに原子力委員会に資料を提出しているんですよ。それを、今になってこれを外すというのはちょっとおかしいんじゃないか、そうい...全文を見る
11月07日第187回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  先日の委員会、CSCの質疑をさせていただきました。ちょっと時間の関係で、もう少し聞かなければいけない点がありましたので、まず最初に、きょうはその点についてお聞きをしたいと思います。  前回、CSC条約の締結というのは原発輸出の促進...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、輸出促進の意義があるんだ、そういう価値があるんだということを、まさに資料として提出されているのではないんですかということです。  議事録を見ていただいてもと言いますけれども、では、議事録を読ませていただきます。  前後のやりとりがあります...全文を見る
○吉川(元)委員 資料に、もう一度見ていただくとわかるように、二ポツで「主要な意義」と書いております。三ポツで「主要な課題」というふうに書いております。これはそれぞれ、私が読むには、この「意義」というのは価値がある、「課題」については、これはちょっと今後考えなきゃいけないという課...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がないので、余りこういう問答をしていても意味がないと思うので。  では、ちょっと質問、趣旨をかえますが、この資料を原子力委員会に提出した時点、平成二十三年十一月十五日ですけれども、その時点では、文科省の原子力損害賠償対策室は、CSC条約締結は原発プ...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、原発の輸出に関して価値があるというふうに当時考えていたのかどうかということを聞いているんです。
○吉川(元)委員 未来の話をしているんじゃなくて、過去のその時点でどう考えていたかという話を聞いているのであって、非常に理解できないです。  もう時間がないのでこれ以上質問いたしませんが、この対策室というものは、そもそも三・一一の後につくられた、そういう機関といいますか組織であ...全文を見る
○吉川(元)委員 私自身は、この公設民営学校の考え方には違和感を感じておりますし、通常の、義務教育である小中学校が外れたということについては理解をいたします。  次に、公立学校の教育内容は設置者である地方自治体の公の意思の形成に基づいていること、それから、入退学の許可、進級、卒...全文を見る
○吉川(元)委員 法案を設けたことについては承知をしております。既に民間委託が進んでいる刑務所の運営でも、構造改革特区から始まって全国展開し、公共サービス法律上の根拠を与えて、民間委託を可能としたことも承知をしております。しかし、それでも、実力行使や受刑者の処遇決定などの行為につ...全文を見る
○吉川(元)委員 今出ましたけれども、特色ある学校と言いながら、普通の学校と何が違うのか。本当に、それであれば、私立学校あるいは公私協力校の、それを充実させることの方がより目的にかなっているというふうにしか私は思わざるを得ません。  もう時間がなくて、あといっぱい質問を用意して...全文を見る
○吉川(元)委員 もう終わりますが、身分の問題ではなくて、突然学校が、今までやっていたのが廃止される。それが生徒にどういう影響を与えるのか。それはもう答弁は求めません、もう時間が来ましたので。  いずれにいたしましても、これは非常に大きな問題であります。ぜひ、この文部科学委員会...全文を見る
11月11日第187回国会 衆議院 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  連合審査ということで、ふだん委員会でお目にかかることができない官房長官にまず質問をさせていただきたいというふうに思います。  他の委員の方と重複をしてしまいますが、今回、附則において内閣法の附則を見直し、オリンピック・パラリンピッ...全文を見る
○吉川(元)委員 強力なリーダーシップということでありますけれども、他の委員の方からも質問がありました、果たしてそこまでの権限が付与されているのかという疑問を私も持たざるを得ません。  そこで、大会推進本部について少しお尋ねをいたします。  法案の六条で、オリンピック・パラリ...全文を見る
○吉川(元)委員 下村大臣であれば十分頑張れるというふうに私自身は思っております。  ちょっと視点を変えまして、下村大臣の方に伺いたいと思います。  今年度からパラリンピックの選手強化事業が文科省に移管をされたと承知をしておりますが、障害者スポーツも含め縦割りになっているスポ...全文を見る
○吉川(元)委員 既にことし四月、閣議決定によってオリンピック・パラリンピック東京大会等に関する閣僚会議が設置をされ、それに先立ち、事務体制として、大会推進室、さらには、関係府省庁の事務を調整する関係府省庁連絡会議も設置をされております。  少し質問を飛ばしていきますけれども、...全文を見る
○吉川(元)委員 では関連いたしまして、推進本部が設置をされますと当然事務局機能が必要とされますが、これは既存の大会推進室が当たるものと理解をしてよろしいのでしょうか。事務局機能の規模、所管の省庁についてお聞かせください。
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わります。
11月12日第187回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、原子力損害の補完的な補償に関する条約の実施に伴う原子力損害賠償資金の補助等に関する法律案及び原子力損害の賠償に関する法律及び原子力損害賠償補償契約に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。  反対理由...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、法案とは直接関係はありませんが、また、先ほど少し話題にもなっておりましたが、日本バスケットボール協会の問題について質問をいたします。  私自身も中学、高校とずっと学校の部活動でバスケットボールをやっておりましたので、この問...全文を見る
○吉川(元)委員 今、資格停止になれば国際大会に出られなくなる、そもそもその資格を失うということになるわけです。来年夏にも始まるリオデジャネイロ・オリンピックの予選、それから二〇一八年のワールドカップ、さらには東京オリンピック・パラリンピックにまで影響が及ぶのではないか、そのよう...全文を見る
○吉川(元)委員 合意が近づいている、三分の二ぐらいまで行ったというような話も伺うんですけれども、平成二十五年の一月ということでありますけれども、実は、この問題については大変根が深いのではないかというふうにも思います。  どうも発端は、二〇〇六年に日本で開催をされた世界選手権、...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ早い解決を望みたいと思いますし、先ほども言いましたが、選手のみならず、バスケットをやっている子供たち、もちろん、バスケットというのは背の高さが結構大きな勝負の要因を分けるところでありますけれども、それでも、小さいながらでも頑張っている選手もたくさんいらっしゃ...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひお願いをしたいというふうに思います。  それでは法案の方の質問に入りたいと思います。  今回のオリンピック・パラリンピックにおける東京都、それから一般財団法人である組織委員会、そして国の関係についてどのようになっているのか、簡単に説明をお願いいたします。
○吉川(元)委員 なぜこのような質問をしたかといいますと、今回、総理を本部長とする推進本部が設置されるわけですけれども、法案の第二条の設置目的のところに、「大会の円滑な準備及び運営に関する施策を総合的かつ集中的に推進するため、」とされております。しかし、この目的に責任を負うべきな...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、組織委員会に今回は国の職員を派遣するということでありますが、従来、このようなケースの場合は一旦退職をして出向するという形だったと思いますが、今回、身分は国の職員としてそのままで派遣をするということになっております。これによってどのようなメリットが生じるのか...全文を見る
○吉川(元)委員 関連してですが、組織委員会へ派遣される職員、法案を読んでおりますと、これは給与ではなく報酬を得ることというふうになっておりますが、この報酬について、「派遣前に従事していた職務及び組織委員会において行う特定業務の内容に応じた相当の額が確保されるよう努めなければなら...全文を見る
○吉川(元)委員 まだもう少し質問はありましたが、時間が来ましたのでこれで終わります。