吉川元

よしかわはじめ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

吉川元の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第189回国会 衆議院 総務委員会 第1号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本総務委員会では初めての質問となります。これからも、何とぞよろしくお願いいたします。  さて、まず交付税増加額の翌年度への繰り越しについて伺います。  今回の補正予算案では、平成二十五年度の国税決算額と二十六年度の国税税収の補正...全文を見る
○吉川(元)委員 では、続きまして、震災復興特別交付税について伺います。  今回、千六百三十三億円が減額措置になることについてお聞きしますが、この措置は、特別会計法に基づいて、歳出予算の繰り越しが翌年度までしか認められていないことによって生じたものと承知しております。  今回...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ政府を挙げて、復興事業の円滑な遂行に努力をしていただきたいというふうに思います。  少しお話がありましたが、震災復興特別交付税は、平成二十三年度から二十六年度までの間、翌年度への繰越額、毎年六千億円を超えております。当初の歳出予算額の半分近くに達しておりま...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは続きまして、内閣府の方に尋ねたいと思います。  今回の補正予算案は、地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策に基づいております。地方を主眼に置いた経済対策と理解しておりますが、安倍政権は、発足以降ずっと地方向けの対策を打ち出してまいりました。  就任直...全文を見る
○吉川(元)委員 十二月の総選挙、私の選挙区は、中山間地域と沿岸部のみといいますか、そこが大部分を占める大分二区というところから立候補いたしました。そこで実感したのは、本当に地方が疲弊をしているということであります。  四月の消費税増税というのは、地方の商店街を直撃しております...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので、これで質問を終わりますけれども、ちょっとプレミアム商品券については非常にいろいろな点で危惧するところがありますので、引き続きまた、ただしていきたいと思います。  以上で終わります。
03月05日第189回国会 衆議院 総務委員会 第3号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、お忙しいところ、午前中に引き続き、NHKの籾井会長に来ていただいております。  早速、質問させていただきます。  既に、予算委員会それから本総務委員会の中でも、会長の御発言について真意をただす質問が続いており、重複する点...全文を見る
○吉川(元)委員 会長は、これは先ほど午前中のお話の中でも取り消されたと言われておりますけれども、一月の就任会見で、政府が右と言うことを左と言うわけにはいかないと発言をされ、昨年の総務委員会、さらには予算委員会の中で、公共放送の会長、NHKの会長として資質が問われました。  今...全文を見る
○吉川(元)委員 個人的見解を述べられたというお話ですけれども、まさに、強いものやあるいは時の権力から自立をしているからこそ、報道機関としての役割を果たせるのではないんですか。もちろん、全ての、どこかに偏るということはだめですけれども、上村さんが言われていることというのは、まさに...全文を見る
○吉川(元)委員 不偏不党、何者からも規律されず、そういうお話というのは、それは当然なんです。  ただし、非常に気をつけなければいけないのは、強いものに対して最も警戒を持って自立しなければいけないということを私は言われたんだと思います。その点は、これはNHKのみならず、全ての報...全文を見る
○吉川(元)委員 滑って話題を提供しているなんという、そういう言い方をすること自体が、私は、今回のこの一年余りの事態について本当に真摯に反省をされているのか疑問に思わざるを得ません。午前中のこの場では、念仏のように唱えているとおっしゃられました。  ただ、実際に、この一年間、い...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、この一年余りの言動、これがNHKの信用をいささかなりとも傷つけていないとお考えなんですか、それとも傷つけたというふうにお考えなのか、お聞かせください。
○吉川(元)委員 明らかにこれは信用を、瓦解させたかどうかまではわかりませんが、NHKの現場の皆さんは非常に頑張っておりますから、懸命に信頼を回復するために、あるいは信用を維持するために。私は、明らかにこの間の会長の言動というのは信用を失墜あるいは傷つけたというふうに思っておりま...全文を見る
○吉川(元)委員 このふるさと納税制度、他の寄附金制度と整合性がとれていたり、なおかつ、過疎に苦しむそういう自治体、あるいは人口減少に苦しむ自治体、そうしたところを何とか応援したいという趣旨であれば、私自身も十分理解できます。ただ、現状は、これは本会議でも少し指摘されたかと思いま...全文を見る
○吉川(元)委員 今少しお話がありましたけれども、いろいろ問題があるんですけれども、一つ大きな問題というのは、他の寄附金制度との控除額の差が余りにも大きい。  例えば、三万円を限度額として寄附した場合に、いわゆるふるさと納税でいいますと、所得税、住民税を合わせれば二万八千円。と...全文を見る
○吉川(元)委員 私自身も、寄附文化を醸成していくことについては異論は全くございません。ただ、先ほども言ったとおり、余りにも制度によって控除される額が違い過ぎる。お読みになられたと言いますけれども、この本を見ていると、お手軽、お得、やらなきゃ損ですから。こういうことがキャッチコピ...全文を見る
○吉川(元)委員 これについては、私はちょっと危惧を持たざるを得ない側面はあります。ふるさとが豊かな地方になっていくということは私自身も応援したいと思いますけれども、やはりちょっと過熱し過ぎているのではないかなということは一言指摘をさせていただいて、時間がもう余りありませんけれど...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
03月12日第189回国会 衆議院 総務委員会 第5号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、地方財政計画について何点か質問させていただきます。  来年度の地方財政計画の規模を見ますと、今年度に比べて約一・九兆円ふえております。とりわけ、地方税と地方交付税などを合わせた一般財源総額は今年度より一・二兆円増で確保でき...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりと財源の確保をよろしくお願いしたいと思います。  ただ、地方自治体の公共サービスといった場合に、もちろんICT化等々で省力化というのができる部分もありますけれども、圧倒的多くはやはりマンパワーに頼らざるを得ない、そういうニーズが非常に多いんだろうという...全文を見る
○吉川(元)委員 総額として、全体として確保できたということについては、それはいいんですけれども、結局、特別枠という形での、少し減っているということではありますが、こういうものがあると、いわゆる財務省からここは削れという圧力というのが出てきますし、実態としては平時モードにおいても...全文を見る
○吉川(元)委員 今ほど、安定的に確保していくというお話でありました。  あわせて聞けばよかったんですけれども、財源として新たに五千億ということで、見ますと、中には、法人住民税法人税割を使うだとか、あるいは偏在是正効果で約一千億、それから金融機構の公庫債権金利変動準備金等々も使...全文を見る
○吉川(元)委員 偏在是正をすること自体については、私もそれは必要だろうというふうに思います。  ただ、今おっしゃられていたやり方、不交付団体のところでお金がある、だからこれを国税化するということについては、私は、独自財源である地方税を国税化して、それでもって何かやるというのは...全文を見る
○吉川(元)委員 そういうお話は以前も伺ったことがありますけれども、やはり偏在是正をするのであれば、こういうやり方ではない、別の財源を含めての、国と地方の間の税源の交換も含めながら私はやるべきではないかと思います。これがどんどん大きくなっていくということは、豊かになった自治体から...全文を見る
○吉川(元)委員 そもそも、成果に応じた配分ということ自体に私は実は問題があるのではないかというふうに思います。  一つは、人口減少対策ということでいうと、これは一年ごとに簡単に成果がはかれるようなものなのかというふうに思いますし、また、それを交付税で配分を行うということについ...全文を見る
○吉川(元)委員 人口がふえたり、あるいは若い人たちがふえたりしてくれば当然財政需要が新たに発生するというのは、これは私は理解をいたします。  だとすれば、そのように書けばいいわけで、成果に応じて配分をするという書き方自体が、これは表から見るか裏から見るかという見方の問題なのか...全文を見る
○吉川(元)委員 説明されていることが少し矛盾をされているのではないか。  財政需要が新たに発生をする、成果が上がれば新たな財政需要が発生をするからそれを配分するのだという説明がある一方で、だとすれば、私は絶対評価だというふうに思うわけであります。全国が伸びていて、それに比べて...全文を見る
○吉川(元)委員 ますますわからなくなってきたんですが、結果が出るまでのプロセスを見るんだと今おっしゃられましたけれども、これを見ますと、成果を反映と。成果というのはプロセスではなくて結果ですよね。なぜそういうふうになるのか。プロセスを見て、結果を予想して配分するということなんで...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間がないのでまた次回に譲りますけれども、先ほどはプロセスというふうに言われていて、プロセスというのはまだ結果が出ていない途中の経過なわけですが、ところが、今度はまた結果だ、客観的指標で結果だと言うのは、これは何か私自身はなかなか理解できないというふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、昨年からスタートしているとはいえ、事実上来年度からやっていくわけで、その時点で成果を反映させた指標を用いて配分をするということは、これは先ほども言いましたとおり、成果の配分なのか、それとも現実にある財政需要に応じた配分なのかということ、これは表裏一体...全文を見る
○吉川(元)委員 これまでも取り組んできたというのは、それは事実ですし、そこでさまざまな成果が出ている自治体もあります。それに対して、成果の配分ということではなくて、必要な財政需要に対してきちんと保障していくということで、私はそれで十分なんじゃないか。特に、一年目のときからいきな...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、いろいろ聞いていますと、矛盾をするというか、筋が通っていないお話がいっぱいこの成果というのはあるのかなというふうに思います。  やはりそれは、先ほども言いましたとおり、成果が出て財政需要が出たのであれば、そこに対してちゃんとやるということであって、成果...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 総務委員会 第6号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、法定率の関係について最初にお伺いをしたいと思います。  来年度、地方交付税原資であるいわゆる国税五税の法定率が改定され、見直し分の交付税が九百億円ふえたと承知しております。ベースとなる所得税、法人税、消費税の法定率が今回の...全文を見る
○吉川(元)委員 約半世紀ぶりに法定率の引き上げ、若干の、九百億円でありますけれども、ありましたということであります。ぜひ、これをきっかけにして、再来年度以降、しっかりと法定率を引き上げて、財源をしっかり確保していただきたいというふうに思います。  次に、地方公務員の給与につい...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来てしまいましたので終わりますけれども、国家公務員の場合は全国的に異動がある、都市部に行けば少し上がり、地方に行けば少し下がるということはあるかもわかりません。ただ、大分を初めとした多くの地方では、ずっとそこにいるわけです。  だとすれば、現給保障が...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党を代表し、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  今回の地方税法改正で、法人事業税の所得割税率が引き下げられ、外形標準課税が拡大されます。大企業だけが恩恵を受ける今回の法人税率引き下...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 総務委員会 第8号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、籾井会長のハイヤー利用に関して、昨日、NHKの監査委員会が経営委員会に提出をいたしました報告書についてを中心に質問をいたします。  まず、報告書を見ますと、総合リスク管理室は、会長が業務用のハイヤーを私的に利用したという内...全文を見る
○吉川(元)委員 これは一つ確認なんですけれども、報告書を見ますと、総合リスク管理室による調査の結果は随時コンプライアンス統括理事に報告されていたというふうに推測されるわけですが、総合リスク管理室やコンプライアンス統括理事は会長とは直接接触はしていなかったという理解でよろしいんで...全文を見る
○吉川(元)委員 続いて、監査委員会の対応についてお尋ねをいたします。  三月九日に、監査委員会として、会長を含む関係者からの聴取を直ちに行うことを決定したというふうに報告書には書かれております。一方、その報告書では、それより三日前の三月六日の日に、監査委員が会長に事実確認の聴...全文を見る
○吉川(元)委員 二月二十七日に初めてこのお話を統括理事の方から聞いたということでありますが、それから一週間そのまま放置をされていたというのは、どういう理由で放置をされていたんでしょうか。
○吉川(元)委員 二月二十七日の日に報告を受けたということですけれども、直ちに監査委員会を開催するということは考えられなかったんでしょうか。
○吉川(元)委員 そうしますと、ちょっと伺いますけれども、報告書の一番最初の協会の対応のところで、会長が私的にハイヤーを利用したということが確認をされたというのは、これはいつの時点でそれが確認をされたんでしょうか。統括理事の方に伺います。
○吉川(元)委員 そうすると、一月二日にハイヤーが小平市内との往復に使われたということまでしかわからなかったということでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 時間がありませんので、もう一つだけちょっと確認させていただきたいことがあります。  報告書を読みまして、ちょっと奇異に感じたのは、監査委員会の意見のところで、五の(一)のところですね。監査委員会は、私的使用であったとしても、その立場上必要な場合もあることは否定...全文を見る
○吉川(元)委員 会長が支払いは自分でやるということであれば、協会がハイヤーを手配することについては構わないということの認識でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、聞いたことにちゃんと答えていただけるようお願いして、終わります。
03月24日第189回国会 衆議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  前回に引き続き、ハイヤー利用の案件での監査委員会の報告についてお聞きをしたいと思います。  最初に総務省の方に伺いたいのですが、放送法の第四十四条の一項についてであります。この条文に基づいて監査委員会の調査が行われたんだというふう...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは次に、NHK監査委員会にお聞きをいたします。  三月六日の日に、監査委員が会長に事実の確認の聴取を行ったことになっております。これは、四十四条の一項、二項、この場合は一項だと思いますけれども、それに基づいての事実確認の聴取だと思いますが、この選定という...全文を見る
○吉川(元)委員 済みません、六日の時点で、選定監査委員というのはほかにどなたがいらっしゃったんでしょうか。
○吉川(元)委員 重ねて監査委員会にお聞きをいたします。  今回の報告書の提出、放送法上の根拠になっている条文を教えてください。
○吉川(元)委員 ちょっとそこが疑問に感じております。  三月六日、上田監査委員の方から会長に事情を聞いた際には、ハイヤー利用が私的目的であったこと、それから、会長がその時点で支払うということをおっしゃったということですから、三月六日の前の時点では、これはいわゆる支弁するといい...全文を見る
○吉川(元)委員 当然、三月六日の時点では支払われていないわけですよね、会長の方から。意思があったかなかったかではなくて、その時点での事態というのは、NHKが支払っていたという、それが全てですよね、もう一度。
○吉川(元)委員 監査委員会の報告を見ますと、監査委員が事実関係の確認のために聴取を行った時点で、まだ自主的な支払い手続を開始していなかったと。  つまり、この時点では、会長が後で支払うかどうか、その手続も含めて行われていなかったということですよね。
○吉川(元)委員 手続上まだ払えていないけれども払うつもりだったかどうかということを聞いているわけではなくて、その時点では払っていなかった、つまり、払っていなければ、これは当然違法な、定款に違反する中身でありますから、その時点では、明らかに三十九条ではなくて四十五条の一項に当たる...全文を見る
○吉川(元)委員 報告書の中に、監査委員が、これは恐らく三月六日のことだと思いますけれども、事実の確認を行った際には何もやっていなかったと。何もやっていなかったというふうに報告をしているんですよ。  前回の質問の際に、私が、二十七日の日に話を聞いて、それから六日まで、あるいは九...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、その六日の日に行動を起こしたことによって、まさに動き始めたわけですね、事態が。それ以降、動いた事態に基づいて、三十九条の五項に基づく報告を行った。そうではなくて、動き始める前の時点で明らかであったことは、会長は支払っていない、また、その動きも...全文を見る
○吉川(元)委員 三月六日の時点であった事実というのは、協会が支払っていた、これは報告書にそう書かれているんですよ、会長の方は、聴取を行った時点では自主的な支払いの手続などは何も開始をされていなかったと書いてあるんですよ。  必要かどうか、そんなことを聞いているんじゃなくて、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間が、ほかにもたくさん聞かなきゃいけないことがありますので、これについてはまたちょっと別の機会に尋ねたいと思いますけれども、明らかに三月六日の時点では違反をしていたというふうに私は思いますし、しかも、監査委員が聞いたことによって事態が動かないようにする...全文を見る
○吉川(元)委員 では、ちょっと質問を変えます。  先ほど、例外的な使用についての、例外規定があるというようなことの答弁がありました。この例外規定については、監査委員としては御存じだったんですか。
○吉川(元)委員 だとするならば、監査委員会が行うべき監査というものは、あくまで明らかになっている内規に基づいて行うべきであって、内規のどこをどう見ても、監査委員会の意見の(一)の「必要とする場合があることを否定するものではない。」というようなことは出てこないというふうに思うんで...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、監査委員会がやる場合にはあくまで内規や定款に基づいて監査をすべきであって、それ以外のことについて、例外規定をもって、まるで例外規定と歩を合わせるようなことでの監査であれば本来の意味の監査になっていないということを申し述べ...全文を見る
03月25日第189回国会 衆議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、NHKの予算案ということでありますが、冒頭、一つだけ、ハイヤー問題について籾井会長にお聞きをしたいというふうに思います。  別の委員の方も質問されておりましたが、その際、会長は、当初から、公私の区別をつけるためにハイヤーを...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、監査報告書、十二月二十六日に会長が車の手配を頼んだとあります。ただ、この報告書を読むだけだと、「「一月二日に小平市内のゴルフ場に行くため車の手配を頼みたい」旨の要請があった。」その後、秘書室から、私的利用に当たるのでハイヤーを使ってはどうかと提案をされて...全文を見る
○吉川(元)委員 一月二日の小平市内のゴルフ場というのは、これは私的なものであるというのは会長はもちろん最初から御存じだったわけです。  そこで、車を頼みたいとNHKの秘書室でそういうお話をされたときに、公私を分けるために何か方法はないのかだとか、これはあくまで私的なものだから...全文を見る
○吉川(元)委員 今聞いているのは、我々ではなくて、籾井会長が一番最初にどう思われたのかということを聞いているんです。どういうことを言われたのか、どういうふうに要請をされたのか。
○吉川(元)委員 この後、予算も聞かなければいけないので、もうここでやめますけれども、聞いている限りでは、内心がどうあったかというのは私は想像できませんけれども、この報告書を読む限りでは、本当に依頼をした、要請をした最初から会長が公私の区別をつけていたとは、これでは、この報告書で...全文を見る
○吉川(元)委員 代金の支払いをするというのは、ハイヤーを使ってはどうですかという提案を受けた後に、そしたら自分が払うというふうに言われただけであって、最初から、頼んだ時点からハイヤーということも言っていませんし、自分で払うということも言われていないということでありますから、最初...全文を見る
○吉川(元)委員 一人、専務理事の方がふえたということであります。  予算書を見ますと、報酬については、理事と専務理事で、約百五十万円ほど専務理事の方が高いということになっております。ところが、全体では約一千万ふえていると。  それぞれ内訳はどういうふうになっているんでしょう...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、業績評価というのは、理事でいうと約二倍、それから会長でいうと約一・五倍にふやしたということでよろしいんですか。
○吉川(元)委員 もちろん、業績評価ですから終わった後ということですけれども、その上限自体は、それぞれ二倍と一・五倍に引き上げられたということだろうというふうに私自身は理解しております。  職員に対しては引き続き給与の削減が行われる一方で、業績評価とはいえ、役職者、いわゆる役員...全文を見る
○吉川(元)委員 中間取りまとめの中身まで踏み込んでいただきまして、ありがとうございます。ただ、できるだけ短く答弁をお願いしたいというふうに思います。時間が短いもので。  検討会を見ますと、かなり自由にと言えば言葉がいいですけれども、そもそも、これは国際放送の基盤整備のために議...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり受信料をいただいているということでありますから、国際放送に過度な予算をつぎ込むということは、私はいかがなものかということは感じております。  もう時間がありませんので、あと一点お聞きをしたいと思います。4K、8Kに関してです。  今回、NHKは先導的な...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、視聴者の皆さん、そして地方のローカル局も含めて、民放の皆さんともしっかり相談をしながら進めていただきたいということを申し述べて、私の質問を終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表して、平成二十七年度NHK予算の承認について、反対の立場から討論を行います。  本来、公共放送としてのNHK予算につきましては、NHKの独立性や自律性を財政面から保障するものとして、放送番組のあり方等への意見や立場の違いを乗り越え、全...全文を見る
03月27日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は政策のことを中心にお聞きしようと思ったんですが、午前中、博友会の問題で大臣が答弁されておりまして、聞いていてちょっと疑問に感じた点が何点かありましたので、その点についてまず最初に大臣の方に尋ねたいというふうに思います。大臣も、...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、人数が多少違っている、例えば寄附のお願いをしてもよろしいですかという方は、当然、会員全員がオーケーですというのであれば、ほとんどもうこれはイコールのものでありまして、また、やはりプライバシーの問題だとかもあるから、自分は会員にはなるけれども寄附はできない...全文を見る
○吉川(元)委員 規約の中に、第四条「会員」ですね、そこに「会費は年払いとし、」と書いてあるんですよ。これは、会の目的に応じ、下村大臣を応援するために寄附を納めてくださいぐらいのことを書いてあるんだったらまだしもですけれども、「会費は年払いとし、」というふうにはっきりと書いてある...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣はそれは誤解であるだとかいうふうに言われていますけれども、これだけ問題が大きくなっているわけです。恐らく事前に通告があって、参議院のことですし、他の委員のことですから私はわかりませんけれども、近畿博友会として会費は徴収をしていないというふうに明確に答弁してい...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに、会費なのか寄附なのか、これが問われているわけで、例えばほかの、東北では少し取っている。これは恐らく確認されたんだろうというふうに思います。見ると、やはり近畿の博友会については取っていないと言う。だったら、その証拠といいますか、それをきちんと確認するのが普...全文を見る
○吉川(元)委員 博友会の人に聞いたら会費は取っていないと言ったから取っていないんだ、その程度の調べで国会の中でこの答弁をされたということですね。まあそれはいいです。  この規約、これを見て例えば近畿博友会に入った方は、恐らく会費として、まさにこの第十一選挙区支部にああ会費なん...全文を見る
○吉川(元)委員 ちゃんときちんと答えてください。  ここに書いてあることは、これは会費ですよね。これはどこをどう見ても、これでお金を払う人が寄附だと思って払う人はいないですよ。これは明らかに近畿博友会の会費として支払っているんです。それとも、これを読むとああこれは下村大臣に寄...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、大臣にお聞きしたいのは、初めて見たのならそれで結構ですけれども、この文章を見て、これは寄附だというふうに思われますか。
○吉川(元)委員 もう一度聞きます。  この第四条のなお書き以降、これは会費ですね。これは会費ということでよろしいですか。これを普通に読めば、これは会費ですよね。これに基づいて支払ったものは会費ですよね。
○吉川(元)委員 聞いていることに答えてください。  この文章というのは、これを初めて見られたのは結構です、これを見る限り、どこをどう読んでもこれは会費ですね、ここで支払われるお金は会費ですね、そういうふうに解釈できますねというふうに大臣に聞いているんです。大臣がどういうお願い...全文を見る
○吉川(元)委員 これはまさに会費であります、会費として払う。  そうすると、第十一支部に例えば自分は会費として支払った、吉川元、大阪市どこそこ、だけれども、大臣の方では処理としてはこれは寄附だ、だけれども私は違う、その確認はされているんですか。一つ一つの寄附に関して、これは会...全文を見る
○吉川(元)委員 これは会費であって、これに基づいて支払う人もいるわけです、現実に。それは実際にいるかどうかわかりませんよ。だけれども、これは明らかに会費なわけですから、会費として納めた。恐らくこれは銀行か何かに振り込むんだろうと思いますけれども、そこには名前がある、日付がある。...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣の側から見れば、お願いして入ったからこれは寄附だというふうに解釈されるのは勝手ですけれども、ここに書かれてある言葉をそのまま実行すれば、自分は会費だと思って払ったとしても自動的に寄附で処理をされる、そういう構造的な問題があるんじゃないんですか。答弁をお願いし...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとほかにも聞かなきゃいけないことがありますので、引き続きこの後もお聞きしますけれども、私が聞いていて、例えば、年会費だって滞納される方は恐らくいるわけです、幾らなのかわかりませんけれども。二十六ですか、全員払っていないから寄附なんだというふうに言えるかどう...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、改革モニタリング委員会が適切であるという評価をしています。それは何に基づいてかというと、昨年八月に理研自身がつくったアクションプラン、この実行状況について機能し始め、改革への道筋がついているというような評価がされております。  しかし、このアクションプ...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、通告の際にこの件については触れておりますから当然ごらんになっているというふうに思いますが、それはいいです。  実は、この六月十二日の提言書、これは何のためにつくられたかというと、まさにこのアクションプランをつくる上においてどういうことが必要なのかというの...全文を見る
○吉川(元)委員 私自身は、そういう立場といいますか、そもそもの最初のアクションプランというものが、当初言われていたレベルから大きく落として内部でつくったアクションプラン、これをクリアしたから改革が前進しているというふうには私は言えないのではないかというふうにも感じております。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしましたら、次に、教員定数、教員数について伺いたいと思います。  きょうは大家財務大臣政務官に来ていただいておりますので、時間がありませんので、政務官の方にお聞きしたいというふうに思います。  来年度の予算を見ますと、教職員定数についてでありますが、文部...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間が来てしまいましたので、引き続きこの問題についても、次回以降、文科省の方に尋ねていきたいと思います。  以上で終わります。
04月15日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、少しこの委員会でも話題になりましたが、国立大学での国旗掲揚、国歌斉唱について伺いたいと思います。  大臣は先週十日の会見で、国立大学における国旗掲揚、国歌斉唱について、各大学で適切な対応がとられるよう要請していきたいという...全文を見る
○吉川(元)委員 私、大学における国旗掲揚、国歌斉唱が教育の振興に係る企画及び立案及び援助及び助言に関することというふうに、どこでどうやるとそれがそういうふうに当たるのかというのが全く理解できません。  指摘するまでもなく、憲法二十三条は学問の自由を保障しております。通説では、...全文を見る
○吉川(元)委員 参議院の予算委員会、さすがに下村大臣はそういうふうに答弁されておりませんけれども、安倍総理が同様の趣旨の質問をされた際の答弁の中で、国立大学について、税金によって賄われているということを理由の一つに挙げて、国立大学での国旗・国歌について実施すべきだというふうに述...全文を見る
○吉川(元)委員 それの法的根拠はどこにありますか。
○吉川(元)委員 通告の際にもお話しさせていただいたんですが、これはいわゆる行政手続法の第三十二条に当たるものだというふうに解してよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 だとすれば、その第二項、行政指導にかかわる者は、「その相手方が行政指導に従わないことを理由として、不利益な取扱いをしてはならない。」というふうに書いておりますが、まさにこれでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 行政手続法第三十二条の第二項に基づいて、たとえ要請があったとしても、それを受けるか受けないかは、あくまで相手方の任意の協力によってのみ実現をされる。たとえそれに従わなかったとしても、例えば先ほどの運営交付金も含めて、不利益な取り扱いは行われないということで理解を...全文を見る
○吉川(元)委員 報道等を見ますと、イスラム国、ISですけれども、に殺害された遺体を子供たちに見せた、そういう事例があったのが背景になって出されたのではないかというふうにも考えております。私自身も、遺体を子供たちに直接生の状態で見せるということが果たして適切なのかどうなのかについ...全文を見る
○吉川(元)委員 なぜこうしたことを聞いたかといいますと、ちょうど一年前のこの文部科学委員会で議論をさせていただきましたが、教育委員会制度の見直しの議論を行いました。それで新たな制度がスタートいたしました。総合教育会議において首長と教育委員会が協議や調整を行うということになってお...全文を見る
○吉川(元)委員 昨年の教育委員会制度見直しの議論の中で、総合教育会議で協議、調整できる事案とその範囲については、私も含め、かなり多くの方からいろいろな質問がされたというふうに思います。  そのときに、補助教材ではありませんけれども、教科書の採択については、これは総合教育会議で...全文を見る
○吉川(元)委員 繰り返し、もう一回確認だけさせてください。  そうしますと、補助教材の内容が適切あるいは不適切、そういった判断については、基本的には教育委員会に委ねられているということでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 教育委員会制度の見直しの議論の際に、政治的中立性についてかなり質問をさせていただきました。その中で、国がどこまで教育行政に関与できるのかということも論点の一つになりました。  その際、当時の初等中等局長は、前川さんですけれども、国が関与できるのは大きく三つ、一...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、ちょっと聞いていて、見方が違うと読み方も変わるという話になるかどうかわかりませんが、非常にわかりにくい。私は財務省をよしとはしませんし、定数改善、ぜひこれからも取り組んでいただきたいと思いますけれども、今回の定数の問題でいう...全文を見る
04月16日第189回国会 衆議院 総務委員会 第11号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、普天間飛行場の移設に伴う辺野古沖での工事をめぐって、沖縄防衛局が、総務省が所管をする行政不服審査法を利用して審査請求と執行停止の申し立てをした案件について尋ねます。  三月二十三日に、翁長知事は、県が必要とする調査をするま...全文を見る
○吉川(元)委員 まさにそう言われたとおり、今回の辺野古沖での岩礁破砕を突然許可した仲井真知事がつけた九つの条件のうちの六番目、「漁業調整その他公益上の事由等により別途指示をする場合は、その指示に従うこと。」に沿ったものであります。手続的に私は全く瑕疵はない行為だと考えます。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 圧倒的な民意を受けている翁長知事の指示をそういうふうにおっしゃるのであれば、その点についてはまた後ほど質問させていただきますが、ちょっと別の角度からお聞きいたします。  防衛省にお聞きします。  去る九日の環境監視等委員会で、防衛局は、ブイを固定するためのお...全文を見る
○吉川(元)委員 今ほどお話のあったとおり、九十四群体のサンゴは損傷、そのうち九割を超える、九五%ということですが、八十九群体が県が許可した区域の外で行われたということです。  翁長知事は、許可区域外でサンゴ礁が損傷しているケースが県として一カ所確認をできた、これを受けて、許可...全文を見る
○吉川(元)委員 まるでサンゴをどのように破壊しても問題ないかのような答弁というのは、私は非常に大きな問題だと思います。  今回、翁長知事、サンゴの損傷について調査したいということで、アメリカに申し入れをし、拒否をされ、また、防衛省も米軍に追随してしっかりした対応をしてこなかっ...全文を見る
○吉川(元)委員 国が一般私人と同じである、とんでもない話だというふうに思います。  そこで、少し国土交通省の方に伺いたいと思います。  辺野古沖の埋め立てに関連する法律、これは公有水面埋立法だと考えますが、同法を所管する国交省、公有水面埋立法の第二条第一項は、「埋立ヲ為サム...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、国が事業者の場合は、民間事業者とは違って、都道府県知事は免許権者にならないわけです。それは、国が行う埋め立ての特例で免許が準用されないからだと考えます。  出発点で既に、国と民間事業者は埋め立ての際に同じ扱いにはなっておりません。先ほどのお話ですと、工...全文を見る
○吉川(元)委員 今言ったような理由を挙げて、これが一般私人だというふうには、私は到底思えません。  国交省はどうお考えですか。
○吉川(元)委員 免許と承認で違うということは、私人の場合には免許なわけです。それが承認ということになるということは、明らかに私人ではないという扱いの中で行われているわけですから、当然これは行政不服審査の対象にならないということを私は指摘させていただいて、ちょっときょうはNHKの...全文を見る
○吉川(元)委員 会長が私用、この場合はゴルフ、私的にゴルフをすることが、なぜNHKの業務と関連があるんですか。もう一度お答えください。
○吉川(元)委員 率直に言って、全く理解できません。だとすれば、二十四時間三百六十五日、誰かが横についていなければだめなんじゃないですか。まさに、会長の私的なハイヤー利用について問題なしの結論ありきに立って、監査委員会報告を正当化するための詭弁にしか私は聞こえません。  そこで...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、経営委員会としての反省が全く見られないということを指摘して、私の質問を終わります。      ————◇—————
04月17日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  法案の中身に入る前に、少しお聞きをしたいことがございます。  国際バスケットボール連盟から資格停止処分を受けている日本のバスケットボール協会の問題についてお聞きいたします。  昨年の十一月十二日、当委員会でオリパラ特措法案それか...全文を見る
○吉川(元)委員 一生懸命練習を重ねてきた選手たちに対しては、本当に申しわけない思いでいっぱいであります。  今、リオのオリンピックのお話がございました。アジア予選への出場の可否については六月二十日に判断を下すというような報道もされております。そのとおりであるとすれば、予選まで...全文を見る
○吉川(元)委員 これからまだ三回開かれるということでありますが、とにかく最大の目標というのは、六月二十日までに処分を解除してもらうということが、これが最も重要なことでありますので、そのためにしっかり努力をしていただければというふうに思います。  やはり、先ほども少し答弁の中で...全文を見る
○吉川(元)委員 この数が多いか少ないかというのはいろいろ意見があろうかというふうに思いますが、それなりの数のチームが新しいリーグに加盟申請をし、統一に向けて努力をしていること、これ自体は私自身も大変好ましいことだというふうに思っております。  他方、これはまだ具体的にそこまで...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  少しスポーツ庁の関係で、この問題との関連で御質問させていただきます。  資格停止処分にまで至った今回の件については、かなり早い段階から問題点が指摘をされておりました。ただ、適切な対応をとることができなかった日本バスケッ...全文を見る
○吉川(元)委員 私自身は、やはり自主性、独立性というのは大切なことですから、そこにはきちんと配慮をしながらやっていただければと思いますし、問題が発生すると、やはり一番の犠牲はそのスポーツの選手であり、また、そういう不祥事を見ることによって、子供たちが感じるそのスポーツに対する魅...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、今回、所掌事務を三つ追加し、その役割をスポーツ庁が担うとした場合に、現状と比較して、どういう点が飛躍的に変化をするのか、その点について具体的にちょっと説明していただけますか。
○吉川(元)委員 もう余り時間がありませんので、最後に一つお聞きをしたいと思います。  スポーツの、今御答弁があったとおり、関係府省との調整を行うスポーツ庁ですけれども、既に、スポーツ基本法の第三十条において、他府省との連絡調整機関としてスポーツ推進会議を設置することが定められ...全文を見る
○吉川(元)委員 少し少ないというか、一回しかやっていないので、少し少ないレベルではないと思いますので、しっかり今後取り組んでいただきたいというふうに思います。  以上で質問を終わります。
04月22日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まず教員の定数改善についてお聞きをしようというふうに思っておりますが、その前に、前回最後に質問させていただいた、いわゆる定数改善、純減かどうかということで、財務省それから文科省というお話を伺いました。  ちょっと気になった...全文を見る
○吉川(元)委員 クラスの規模が小さくなって云々という話は、それはそれで論理としてはあるんだろうというふうに思います。  だとするならば、概算要求の際に、いわゆる自然減としてここでは三千人を挙げているわけです。だけれども、結果として四千人減ったと。これは実は少子化なんですよ、影...全文を見る
○吉川(元)委員 そういう形で納得させられるというか、もともと三千人減だったものが交渉の中で四千人減になりましたということになってしまえば、それは幾らでも財務省の言う中身に従って、自然減に関連づけた形での定数の削減というのがこれからも続いていくということになるんじゃないんですか。
○吉川(元)委員 この問題については、余り時間がありませんのでこれ以上はやりませんけれども、話を聞いていますと、そうすると、概算が結構現実に即していない概算を出しているのか、あるいは、財務省が言ってきたのがそれは全部自然減に関連するものだとすれば、結局、財務省の言い分がそのまま通...全文を見る
○吉川(元)委員 財務省はもう明らかにそれは一万八千人、これは大きく最初に言って、その中からどのぐらいという話になるのかもわかりません、交渉の中では。  ただ、今回の説明、自然減につながるものだということを言う限りにおいては、これだってそういうふうに言おうと思えば言えるわけであ...全文を見る
○吉川(元)委員 少し戻るんですけれども、もう一回だけ確認させてください。  いわゆる学校統廃合あるいはクラスの規模が小さくなった場合に、いわゆる、今回出している六百人と四百人、これは自然減だと考えておられるんですか。
○吉川(元)委員 私が危惧するのは、先ほど言いましたけれども、来年度以降の概算要求の中で、今回これを自然減だというふうになるのであれば、もし仮に来年同じようなものが出た場合に、三千ではなくて四千という形で最初から概算の中でなってしまうということにならないんですか。
○吉川(元)委員 財務省に足元を見られるのではないかという危惧を持っております。  時間がありませんので、ちょっと次の質問に移っていきたいと思います。  続いては教科書について、先ほどは教科書を入れる袋のお話がありましたけれども、私は、中身の方のお話を、袋の中に入っているもの...全文を見る
○吉川(元)委員 文科省が公示する定価認可基準に沿って、学年別、種目別に大臣が認可をする許可制だというふうに理解をします。  ただし、その価格、公共料金として位置づけられ、毎年白紙の段階から算出するのではなくて、今ほども言われましたとおり、過去の物価の変動なども考慮しながらとい...全文を見る
○吉川(元)委員 数字の話なんですが、あれですけれども、社団法人教科書協会が「教科書発行の現状と課題」というものを発行しております。その二〇一四年度版を読まさせていただきました。そこでは、十三年前、平成十四年以降の教科書価格の推移がグラフで示されております。  平成十四年、二〇...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどの教科書協会の資料を見ますと、二〇〇五年度と二〇一五年度の教科書のページ数、比較をすると、おっしゃられたのと非常に似た数字ですけれども、小学校で三五%、中学校で二九%、高校では一七%もページ数がふえております。また、教科書バリアフリー法の施行によって教科書...全文を見る
○吉川(元)委員 やはりちょっと理解に苦しみますね。ページ数が三〇%を超えるぐらいふえているにもかかわらず、価格がその時点で比べた場合に三%しか上昇していないというのは、これはやはり適正な価格になっていないんじゃないかというふうに私は思います。  加えてお聞きしたいのは、教科書...全文を見る
○吉川(元)委員 今年度はゼロだということですけれども、この制度を、効率化係数そのものをやはりなくした方がいいのではないかというふうに私は思います。  大臣に伺いたいと思います。教科書の作成、出版、これは通常四年という長い月日を必要とすると聞いております。調査や編集に二年間、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたのでここで終わりますけれども、見ていると、先ほど、小学校でいうと、書写が百五十四円、保健が二百二円、図工が二百十円、音楽が二百八円、家庭が二百六十七円、算数が三百二十四円、国語三百五十円、社会四百四十三円、地図四百四十九円、理科八百二十七円、生活八...全文を見る
04月23日第189回国会 衆議院 総務委員会 第13号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、NHKのことについて若干聞かせていただきます。  上田監査委員にお聞きをいたします。  十六日の質疑で、会長の私的ゴルフに際したハイヤー利用について、上田監査委員は、放送法第二十条第一項から第三項までの全ての業務に関係あ...全文を見る
○吉川(元)委員 聞かなければいけないことがたくさんありますので、これ以上聞きませんけれども。  公私の区別をつける、高い倫理観を持つ、一方で、これは業務である、二十条一項から三項まで。これは非常に矛盾があるんじゃないか。もし仮にNHKの業務であるならば、私が指摘したとおり、私...全文を見る
○吉川(元)委員 経営委員会、いろいろな意見が出たというお話もちらっと聞いております。ぜひ早く議事録を出していただいて、またこれについては議論していきたいと思います。  ターゲット80が簡単な仕事だとは私も思っておりません。ただ、一番大切なのは、いろいろな問題が今発生しているN...全文を見る
○吉川(元)委員 電気通信事業法の第三条には、「電気通信事業者の取扱中に係る通信は、検閲してはならない。」また、四条の第一項では、「電気通信事業者の取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならない。」これは、いわゆる、憲法二十一条第二項、「検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 電気通信事業法を所管する省として、やはり責任を丸投げしているのではないか。本来であれば、総務省が通信の秘密に関してしっかりとした見識を持って、捜査当局、法務省やあるいは警察庁ということになろうかと思いますけれども、そこが行うことをきちんとチェックして、これではだ...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかり注視していただければというふうに思います。  次に、少し質問の順番を変えますが、いわゆるフリーSIMと言われるものについてお聞きをいたします。  電気通信事業法二十六条に基づき、事業者は、利用者に対して、料金等の提供条件の概要を説明しなければならない...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ図っていただきたいと思いますけれども、量販店に行って見ていただくとわかると思います。現状はとてもそんな状況ではない。普通につるされていて、説明者もいないところで買っているというのが今の実情ですので、消費者保護の観点からも、しっかり注視していただければというふ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間がありませんので、次の質問に移ります。  今現在、代理店、販売店等々に行きますと、新規購入あるいは機種変更の際に、割引とセットでさまざまなオプションに加入が求められる場合が多いわけです。そのオプションの数もだんだんふえております。  オプションをつけて販...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、代理店等で購入する場合に、こうやって解約できますよと教えてくれるんですけれども、その場で即座にやらないと、三日、四日たつとやり方がわからなくなってしまう。あるいは、オプションによってはやり方が異なる場合もあります。ぜひ、わかりやすい解約の仕方になるように...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  昨年、法案の審議をした際にも、大会の推進体制についてお聞きをしました。また、先ほどの他の委員からもそれに関連する質問がございましたが、今回、新たにスポーツ庁が設置される見込みになっていることを受け、さらにお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 推進体制が複雑化、細分化して、かえって責任の所在が不明瞭になるようなことがないようにぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  さて、スポーツ庁の設置によって、臨時ではありますけれども、スポーツ庁の五課のうちの一つとしてオリパラ課が設けられることになって...全文を見る
○吉川(元)委員 一つ一つは重要な役割があるというのはわかるんですが、やはり、全体としてうまく機能するようにぜひ調整を図っていただきたいというふうに思います。  続いて、選手強化費について伺います。  報道等でも、東京オリンピックについては、強化費の配分については成果主義を入...全文を見る
○吉川(元)委員 オリンピック・パラリンピック、もちろん、競技会でありますし、いい成績がおさめられるように選手を支援するのは自然なことだと思います。また、有望な種目、有望な選手への支援が一定程度手厚くなるというのも、これも当然だろうというふうに思います。そして、もちろん限られた強...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、選手の強化とあわせ、さまざまなスポーツに裾野が広がっていくような、そういうお金の使い方もしていただければというふうに思います。  続いて、バリアフリーについて少しお聞きをいたします。  障害者団体のDPI日本会議が、国際パラリンピック委員会、IPCのガ...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、IPCというのはやはり最低ラインというふうに思いますので、そこは必ずクリアできるように、また、古い会場等々についても、改修が必要であればきちんとした改修をしていただけるようにお願いをしたいというふうに思います。  次の質問に移りたいと思います。  先ほ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、なぜこうしたことを聞いたかといいますと、東京オリンピック・パラリンピック、これを契機にますます東京にだけ集中してしまうというのは、私は余りよくないことではないかなというふうにも思っております。  招致委員会が、これは二〇一二年だったと思いますが、...全文を見る
○吉川(元)委員 よろしくお願いします。  以上で質問を終わります。
05月13日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まず、先ほども他の委員からも質問がありましたが、教員の定数に関して、この間、何回か質問させていただきましたが、本日も最初にこの問題について質問させていただきます。  一昨日の財政制度等審議会の財政制度分科会におきまして、財...全文を見る
○吉川(元)委員 私が危惧しますのは、二〇二〇年までのプライマリーバランスの黒字化というのが政府の財政再建目標になっておりまして、ただ、これは、非常に高いといいますか、達成が非常に難しい目標だろうというふうに思います。消費税を一〇%に引き上げ、なおかつ毎年の名目で三%成長を実現し...全文を見る
○吉川(元)委員 財務省のを見ておりますと、今の教育、もし仮に日本の教育環境が世界で本当の意味でトップだというのであれば、それは、自然減に合わせて少しずつ減っていくというのは理解できるわけですけれども、少なくとも国際比較した場合に、日本の教育環境というのは先進国の中でも、OECD...全文を見る
○吉川(元)委員 学校の規模や配置基準、大変これは難しい問題だというふうにも思います。子供たちには、できるだけ多様な人間関係に触れる状況、集団生活も含めてそういう状況を提供するならば、やはり一定規模が必要だということは理解できます。  他方、通学時間、スクールバスを使う場合等々...全文を見る
○吉川(元)委員 今、都市部、東京などの大都市から地方に移住される方もいらっしゃいます。また、それを促していくようなさまざまな施策もあります。その場合、やはり大きくネックになるのが、幾つか課題があろうかと思うんです。仕事があるのかないのかというのは、一つ大きな課題です。病院が近く...全文を見る
○吉川(元)委員 国が支援をしたとしても、それと同じように、それに見合うだけ自治体が減らしてしまえば、これは意味がないわけで、高校生の家庭の経済的な負担も軽減するということもしっかり踏まえた上での対応をよろしくお願いをしたいというふうに思います。  続いて、ちょっと奨学金につい...全文を見る
○吉川(元)委員 まず、基準を満たしながら枠の関係もあって無利子の奨学金の貸与を受けられない方が全て無利子の奨学金を受けることができるように、制度の整備に全力を挙げていただきたいというふうに思います。  時間が来ましたので、引き続き、次回以降またお聞きしたいと思います。  以...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最後の質問ということで少し重複するところもあろうかと思いますが、答弁をよろしくお願いしたいと思います。  最初に、独立行政法人大学評価・学位授与機構の大学評価の業務についてお聞きしたいと思います。  大学等が認証評価機関によって...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、認証評価制度は、今まさに御説明にあったとおり、文科大臣の認証を受けた機関によって大学が定期的に認証評価を受ける制度で、学校教育法の第百九条にも規定をされております。  この条文を読む限り、各大学は定期的に認証評価を受けなければなりませんけれども、評...全文を見る
○吉川(元)委員 この評価をもとにして大学側がみずから改善をして質を高めていくということについては私も否定はいたしませんけれども、先ほども言いましたけれども、大学の自治やあるいは学問の自由との関係において、それは、あくまでやはり大学側の自主的な判断によって行われるべきものだという...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっともう一度だけ確認させていただきたいんですけれども、認証評価については、これは関係ないということでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 今回の法案については反対するものではありませんけれども、国立大学の現状をいいますと、やはり、運営費交付金の増額なくして改革はあり得ないのではないかというふうに私は感じております。  先ほども質問がありましたけれども、独立行政法人化されて以降、二〇〇四年度の運営...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がありませんが、競争的配分ということについて言わせていただきますと、外部資金の活用も含めてといろいろ言われておりますが、恐らくいろいろな学問の分野があろうかと思います。すぐに産業化に結びつくもの、あるいは、今は生命科学というものが非常に大きな分野にな...全文を見る
05月19日第189回国会 衆議院 総務委員会 第14号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  きょうは、NHKの問題について何点かお尋ねをしたいというふうに思います。  ちょっと通告と順番を変えて、まずは、会長のハイヤー利用に関しての経営委員会でのやりとりについてお聞きをしたいと思います。  この委員会でも何度も会長のハ...全文を見る
○吉川(元)委員 経営委員会という会議の場で疑問に持たれて聞いたというお話ですけれども、経営委員会の議事録というものが広く公開をされるわけです。  その中で会長が何を言われるのかということについては、それこそ疑念を持たれるような、会長自身も今言われましたけれども、報告に対する会...全文を見る
○吉川(元)委員 そういうことを聞いているのではなくて、上田監査委員は、これは業務に関係があるんだと。私はそんなことはないというふうに思います、会長の認識の方が私の認識に近い認識ですけれども、業務に関係があるというふうに言われて、会長は全く関係がないと言われているんです。どちらな...全文を見る
○吉川(元)委員 会長、今の監査委員のお話と先ほど自分がおっしゃられたこと、矛盾していると思いませんか。
○吉川(元)委員 それをもって、監査委員は、業務、放送法二十条一項ないし三項にかかわるものだというふうに言われているんですけれども、その点についてはどうですか。
○吉川(元)委員 監査委員会が言われたのは、一般論としてではなくて、もちろん一般論としてもありますけれども、今回もそうだと。ところが、会長は、そうではないというふうに言われています。  監査委員、どうですか。
○吉川(元)委員 会長は、そうではない、全く私用である、業務ではないんだというふうにおっしゃられているんですよ。それをなぜ業務、業務と言われるんですか。もう一度答弁を求めます。
○吉川(元)委員 もうこれ以上やっても平行線といいますか。  ただ、明らかに、監査委員会が今回のハイヤー問題について持っている認識と会長御自身が持っておられる認識に、大きなそごといいますか、ずれが出ている。片方は業務の一環だ、片方は完全なる私用目的だ、こういうふうに言われている...全文を見る
○吉川(元)委員 恐らく、監査委員会の報告と会長との間のそごがある以上は、この問題、またどこかで、どこが悪かったんだという話が出てきますし、その点についてはしっかりと監査委員会として認識を改めていただきたいということをお話しさせていただきます。  続いて、「クローズアップ現代」...全文を見る
○吉川(元)委員 ある意味でいうと、やらせも問題ですけれども、事実と違うことを報じてしまったということの方が、報道機関として、NHKとして大きな問題だというふうに私は思います。  これもちょっと通告はしておりませんが、本日、理事会の場でも、「クローズアップ現代」の問題について調...全文を見る
○吉川(元)委員 それはあくまで自主的に返納したということであって、処分とは違うと思うんですが、いかがですか。処分ではないですよね。
○吉川(元)委員 今の立場は役員ということでありますけれども、当時の局長、過去にさかのぼってそれは処分できるんじゃないんですか。
○吉川(元)委員 ちょっと経営委員長の方にお聞きをいたします。  今回、理事の退任と、それから新任、再任が行われました。その際、今言われた大阪放送局から新しい理事の方が来られました。そのときに、恐らくこれはどこかの取材でお話しされたんだろうと思いますけれども、経営委員長の方は、...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので、ほかにも質問したいことはあったんですけれども、これで終わりたいというふうに思います。      ————◇—————
05月20日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、理研の問題についてお聞きをしたいと思います。  当委員会で、以前、理研の改革の状況について大臣に認識をただしました。そこでは大臣は、改革に道筋がついた旨の評価を受けたことについても妥当なものと考えましたという答弁をされてお...全文を見る
○吉川(元)委員 アクションプランに記載されているように、また、今答弁にあったとおり、理研としては、この提言書を真摯に受けとめ、アクションプランを策定したということだというふうに思います。  私は、この提言書、かなり充実した内容だろう、これからの研究不正を防止するために考え得る...全文を見る
○吉川(元)委員 本部長は結構なんですが、その他のメンバーの方についても、内部としがらみのない方ということでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 追加で質問したいところでありますが、次に移ります。  提言書では、公正推進本部、研究コンプライアンス本部ということでありますけれども、役割として四つ挙げております。信頼性の高い研究遂行に必要なルールと体制づくり、その実行のモニタリング、信頼性の高い研究活動推進...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、提言書にあった研究不正についての通報窓口、これを外部の独立した機関に置くとなっている部分がアクションプランの中では該当するところが見当たりませんでした。この点、どういうふうになっているのかをお聞かせください。
○吉川(元)委員 わざわざあるものをなぜ提言書が改めて書いたのかというのはまだちょっと不思議に思いますし、同時に、外部に内部から通報する独立した機関というものが非常に重要だということを提言書は指摘をしております。  その理由として、理研職員が報復を受けることを恐れることなく研究...全文を見る
○吉川(元)委員 諮問と監視というのはやはり違うと思うんです。だからこそ監視委員会というふうに提言書の方では言っているんだろうと思います。諮問委員会は、これは当然、諮問されたことだけに答えるのが主な任務です。もちろん、その諮問の内容によって同じような機能を果たすことも可能ですけれ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間がありませんので、最後に一つお尋ねしたいと思います。  データの管理については、非常に重要な問題だということで、これを提言書の中で二回にわたって触れられております。しっかりとその体制をつくっていただきたいと思います。  本来であれば、理事の指名諮問委...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、そういう取り組みについては一定評価はいたしますが、提言書が指摘しているのは、成果主義のもとでそういう必要なプロセスを一気に省いてしまうというところに問題がある。三月の新聞の記事を読みますと、当時の理事が、今回のSTAP細...全文を見る
05月21日第189回国会 衆議院 総務委員会 第15号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  審議しております法案について質問いたします。  この法案は、世界のインフラ需要、とりわけアジア地域の通信、放送、郵便インフラ整備の需要を日本が積極的に取り込んでいく、平たく言えば、アジアの通信関係のインフラ事業を日本の企業が受注で...全文を見る
○吉川(元)委員 今御答弁いただいたとおり、あと、新聞等によれば、アジア地域だけでも八千億ドル、九十六兆円というようなことも一部報道されております。  まず、問題にしなければならないのは、それらの需要を満たす資金がどのように供給をされるのかという点だろうと思います。国際金融機関...全文を見る
○吉川(元)委員 外からの方が影響力が行使できる。これは、所管が違うということがありますけれども、TPPとは全く違うスタンスを日本政府はAIIBに対してはとると。TPPについては中に入ってやるんだと言っていたのに、AIIBについては外から影響力。私は、そんな影響力を果たして発揮さ...全文を見る
○吉川(元)委員 疑問がある中で入れないというのであれば、TPPだって入れないじゃないですか。何でそれが、TPPは入るけれどもこっちには入らないというふうになるのか。TPPについても、中身については入るまでわからない、どんなことがあるのかわからないという中で、入って主導的に役割を...全文を見る
○吉川(元)委員 わからないということですけれども、ということは、つまり、大きな影響、よい影響ではなくて悪い影響が出ることも十分想定をされる。そういう中で、あえて今この機構をつくらなければいけない理由というのは私はないと思います。もし必要であれば、もう少し時間をかけて、その状況も...全文を見る
○吉川(元)委員 今答弁されたとおり、途上国がインフラ事業の発注先を決める際に重視している指標というのは価格だというふうに思われます。  価格競争で今後日本の企業が中国や韓国の企業に対して優位に立つということは、なかなか想定しづらいのではないか。だとすれば、中国や韓国と絶対的に...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、日本企業の海外インフラ市場でのシェアが低下する中、二〇一三年六月、日本再興戦略において、二〇二〇年に三十兆円、現在は約十兆円ですから約三倍になりますが、インフラシステムの受注を実現するとした国際戦略が、閣議決定されました。  総務省も二〇一四年にICT国...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来てしまいましたので残りの質問はちょっとできませんけれども、先ほども言いましたとおり、やはりAIIBの動向というものをきちんと見ていかないと、つくったはいいけれども、何もなかっただとか、もっと危ないものしか来なかっただとか、そういう形になりかねないとい...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構法案について、反対の立場から討論を行います。  アジア地域を中心に、世界でインフラ整備のための需要が大変大きくなっていることは事実です。しかしながら、民間企業によるインフラ事業獲得競争を政府...全文を見る
05月22日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、義務教育学校を学校種に位置づけ、制度化する根拠について伺います。  指摘するまでもなく、現時点においても、学校教育法施行規則に基づく研究開発学校制度や教育課程特例校制度によって小中一貫教育というのは、事実上やろうと思えばで...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとよくわからないんですけれども、今回のものが制度化されるとこの特例並びに研究開発学校は残るという、それはそれでそのまま残るということでいいんですか。何が違うんでしょうか。
○吉川(元)委員 わかりました。  次に関連してお聞きしたいんですけれども、昨年十二月、大臣の諮問を受けまして中教審が答申を行っております。今ほど言いました実態調査の結果も取り上げられております。中教審で挙げている数字とその実態調査の数字が若干ずれているような気もするんですが、...全文を見る
○吉川(元)委員 答申等々を見させていただいて、それなりに指摘もされておりますが、私自身が読んでいる限りでは、解消に向けて具体的に有効な手だてといいますか、対策というのがまだ十分にできているというふうには感じられません。きょうはもう時間がありませんので、課題ごとについてはまた別の...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに、憲法にも保障されている教育の機会均等のためにこの単線型の学校制度、学制制度というのができたんだろうというふうに思います。  ヨーロッパの歴史を見ましても、最初は学校制度というのは複線型からスタートして、ヨーロッパは十九世紀から二十世紀にかけて統一学校運...全文を見る
○吉川(元)委員 言葉尻というふうに言われますけれども、やはり、政治にとって言葉というものは非常に大切だというふうに思います。特に、教育の世界において複線なのか単線なのか、これは非常に大きな議論もされてきましたし、先ほど言ったとおり、歴史的な変遷もあるわけであります。戦前のような...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、義務教育学校の設置に関して何点かお聞きしたいと思います。  教育基本法において学校の設置主体が「国、地方公共団体及び法律に定める法人」とされており、学校教育法の第二条一項で具体的な規定がされております。今回、第二条の改正はありませんから、義務教育学校の設...全文を見る
○吉川(元)委員 住民の代表である地方議会の同意といいますか合意があればということでありますけれども、先ほども言ったとおり、非常に子供たちにいろいろな影響を与える形になります。その点については、形の上ではこれで合意がとれているんだということではなくて、本当の意味で関係者の合意とい...全文を見る
○吉川(元)委員 具体的には、それは施行規則等々で定めていくということになるんでしょうか。
○吉川(元)委員 学教法の施行規則、読ませていただきました。これは小中一貫ということではないんですが、中高一貫に関してであります。法律ができた際には附帯決議で、偏差値による学校間の格差を助長させない。施行規則の百十六条の中にはっきりと、「当該高等学校に係る併設型中学校の生徒につい...全文を見る
○吉川(元)委員 もともと仕組みが違うのでそもそもそういうふうにならないというふうにおっしゃられます。なってはならないと私も思いますけれども、ただ、まさにその施行規則の百十六条で「入学者の選抜は行わないものとする。」となっている中高一貫校の中学校に関して言いますと、実質的な入学者...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、就学指定の対象だから大丈夫だというふうに言われますが、学校選択制というものが今広く入ってきております。そうなったときに果たして今言われるようなことでもって担保できるのかということは、私は疑問に感じております。  次回も...全文を見る
05月26日第189回国会 衆議院 総務委員会 第16号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、先般行われました統一自治体選挙に関連して何点かお聞きをしたいというふうに思います。  今回の統一自治体選挙、前半戦、後半戦とあったわけですけれども、特徴といいますか、いい特徴ではないとは思いますが、投票率の大幅な低下、それ...全文を見る
○吉川(元)委員 二元代表制をしく地方自治において、これは首長も議員もそうですけれども、投票率が大幅に低下するということはやはり大きな問題だろうというふうに思います。  今回の自治体選挙、もう一つの特徴である無投票当選の拡大というのがあります。私は、これとも無関係ではないような...全文を見る
○吉川(元)委員 私も、先ほど指摘させていただきましたけれども、やはり無投票当選というのは極めて大きな問題だろうというふうに思います。  これは、もちろん立候補者をどれぐらいつくれるかということの問題にもなるわけですけれども、一方で、現在の地方選挙のあり方そのものが多様な人材の...全文を見る
○吉川(元)委員 平均額はもとよりですけれども、報酬の額というのは自治体の規模や財政力によってもまちまちなわけです。今ほどもおっしゃられていましたが、市区町村議でいいますと、恐らくは町村議だと思いますけれども、十万円ということでしょうし、市議でも三十万円にいかないような議会も決し...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、条例で決まるということであります。  ただ、最初にも触れましたけれども、地方自治は二元代表制ということで行っているわけで、そうなった場合に、首長さんはそれなりの額のものをいただいているというふうにお聞きしますし、またいろいろなスタッフがおります。ただ、...全文を見る
○吉川(元)委員 正論としてはそういうことになるんだろうというふうに思いますけれども、先ほどの低投票率の問題あるいは無投票当選の問題を見ますと、今、非常に崖っ縁といいますか、何かしないと本当に地方議会が空洞化してしまうという危機感を私は持ちます。  次に、無投票の関係で少しお聞...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来てしまいましたので終わりますけれども、定数はどんどん削減をされて、例えば、地方議会に委員会が置かれます、これは市のお話ですけれども、委員長を含めて三人しかいない、一人欠席すると委員会がもう開けない、そういうところも出てきています。  そうなると、結果的...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  三人の参考人の皆様、長時間にわたって本当にありがとうございます。私で最後となりますので、もうしばらくおつき合いをいただければと思います。  まず、天笠参考人にお聞きをいたします。  参考人が執筆をされました「カリキュラムを基盤と...全文を見る
○吉川(元)委員 引き続いて、天笠参考人にもう一点お聞きしたいと思います。  今まさに、カリキュラムというのが一番重要なところで、何度も何度もそこに戻っていかなきゃいけないということでありますけれども、大変大きな負担も一方で学校の方にはかかってくる。  きょう、午前中にお台場...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、國定参考人にお聞きをしたいというふうに思います。  三条市では、平成二十五年度から全中学校、全小学校区で一貫教育が導入が行われたというふうに承知をしております。  その際に、やはり保護者や地域の理解というのは大変重要な点だというふうに思いますし、私もこ...全文を見る
○吉川(元)委員 続いて、山本参考人にお聞きしたいと思います。  最初の説明、またレジュメ等々の中でも少し触れられていますが、私自身も、義務教育の課程で、いわゆる現行の小学校、中学校というのと小中一貫の義務教育学校が複線的に存在するというのが果たしてどうなのかという問題意識は共...全文を見る
○吉川(元)委員 きょう、朝のお台場学園でも、実際に中学校に上がっていかれる方は四割ちょっとで、残りの半分の方は、やはり中学校の受験をされて出ていかれる人、残りの半分の方は、やはり環境を少し変えたい、固定された人間関係ではないということで環境を変えたいということで出ていかれるとい...全文を見る
○吉川(元)委員 あともう一点だけ、山本参考人の方にお聞きしたいと思います。  きょうの朝のお台場の方でお話を聞いた際にも、あそこは特例を使ってやっているということですけれども、いわゆる少し早目に勉強する、本来であれば中学校でやるところを少し早目にやるだとかということをやられて...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わります。本当にありがとうございました。
05月28日第189回国会 衆議院 総務委員会 第17号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日の質疑、ほかの委員の方と少し質問がダブるところがあるかと思いますが、答弁をよろしくお願いしたいと思います。  改正郵政民営化法によって、郵便局が、貯金、保険の基本的なサービスを含め、ユニバーサルサービスとして一体的に提供すると...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の法改正、全体では最大で八十九億円ぐらいの影響を郵便事業収入に与える可能性があるわけです。  後ほどまた少し日本郵政の方にもお聞きをしようと思っていますが、日本郵便の決算を見ますと、確かに全体では百五十四億円の経常黒字というふうになっておりますが、セグメン...全文を見る
○吉川(元)委員 情報通信審議会の第二次答申では、信書便市場の活性化に向け、現在、許可制とされている信書便の業務委託について、同種の業務委託を複数の者に反復継続して行う場合には、手続の簡素化を図ることが適当というふうな提言がされておりますが、この扱いについてはどういうふうになるん...全文を見る
○吉川(元)委員 それは法改正ということになるんでしょうか、その点お答えください。
○吉川(元)委員 施行規則、省令でやるということでありますけれども、まさに先ほど答弁にもあったとおり、信書便というのは、これは憲法の二十一条二項に「通信の秘密は、これを侵してはならない。」という規定があります。私企業も入ってきておりますので、これについては私人間効力を認めるという...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりとした対応をよろしくお願いしたいと思います。  次に、日本郵政にお聞きをしたいと思います。  四月一日に日本郵政が、二〇一五年度から二〇一七年度の中期経営計画を出されておられます。それによりますと、最終年度に当たる二〇一七年度には、郵政グループによっ...全文を見る
○吉川(元)委員 今、インターネットの通販は拡大しておりますし、それから宅急便などの小荷物の個数はふえているにもかかわらずなかなか収益が上がらないという、この問題については、やはり内部の物流体制のあり方など、事業者の努力の問題だけではないというふうにも思っております。業界全体で価...全文を見る
○吉川(元)委員 中期経営計画を見ておりますと、「生産性向上のための取組」ということで、「労働力の確保・人材育成等による生産性向上」ということが言われております。  その中でちょっと気になるのが、「(新)一般職の採用を進め、」とありますが、この新一般職というのはどういう中身なの...全文を見る
○吉川(元)委員 名前は新一般職ということでいいんですけれども、実態からすると、これはいわゆる限定正社員というものとほぼ同じ中身なのではないかというふうに思いますけれども、転勤がないだとか、あるいは場合によっては解雇も簡単にできるような、そういう人事制度なんでしょうか。
○吉川(元)委員 簡単に解雇するようなことはあってはならないと思いますし、私は、ちょっと見ていると、今のお話を聞いていると、やはり限定正社員というもののカテゴリーの中にこれが入ってくるのかなという気がいたします。  今後も引き続き、非正規社員の正規化あるいはその処遇の改善につい...全文を見る
○吉川(元)委員 自由度という観点ですけれども、私自身非常に心配なのは、自由度が上がり過ぎて、結果として、郵政グループ各社の連携が後退をして、ユニバーサルサービスの維持にも支障が出てくるのではないかというような心配をしております。  上場に当たっては、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
05月29日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  早速質問に入らせていただきたいと思います。  義務教育学校は、前期六年、後期三年の区切りで学習指導要領を準用するということですから、法案を読む限りは、義務教育学校と普通の通常の小中学校との間に教育内容において極端な差が生じるという...全文を見る
○吉川(元)委員 設置者の判断でということでございますけれども、場合によっては、その範囲、もちろん大臣告示あるいは省令等々ということでありますけれども、逸脱しているようなことが起きかねない場合もあると思いますが、そういう場合にはどういう形で誰が判断をされるのか、お聞かせください。
○吉川(元)委員 危惧いたしますのは、準用するといいながら、結果的には特例の範囲が拡大をして、例えば、今、小学校で英語というのをやっていますが、これは別に教科ではないんですけれども、これが教科として入ってきたり、前倒しで進むことや、あるいは、教育水準が普通の小中学校に比べて高くな...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、また後ほど、別の観点から少しお聞きをしたいと思います。  心配するのは、これは参考人の質疑の際にも伺ったんですけれども、現在、全国で学力テストが行われておりますが、これは、市町村の教育委員会の判断で学校別の公表が可能になっているというのがあります。また...全文を見る
○吉川(元)委員 私自身は余りそういうふうには感じられません。結果的には、これは序列化につながっていくんじゃないか。実際に、学力テスト、いろいろ問題があって、公表したところもありましたけれども、そういう中でランクづけというのがされる。結果的には、さっき言った三つがそろうと、もちろ...全文を見る
○吉川(元)委員 続いて、これも本委員会で既に指摘されておりますけれども、先ほど少し特例のお話を伺いましたが、前倒しや独自教科を導入することができるということでありますけれども、その際にやはり一番考えなければいけないのは、子供が転出入する際の教育水準のギャップといいますか、差、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 対応されるということですけれども、子供たちにとって勉強が嫌いになるきっかけというのは、周りの子はみんなわかるんだけれども自分だけわからない、特に、一貫校で前倒しでやっている場合に転入してきた場合、もちろんそれはいろいろな形でそれを埋めるためにやられると思いますけ...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、教員免許についてお聞きいたします。  当分の間は、小中どちらかの、一方の免許状保有者でも可能というふうになっております。全国平均でいいますと、小学校教員で中学校教員の免許を持っている方は六〇%弱、逆は三〇・四%ということでありますが、これはあくまで全国平...全文を見る
○吉川(元)委員 まだまだ聞きたいことがたくさんあるんですが、もう時間が来ましたので終わります。  ただ、最後に一点だけ言わせていただきたいのは、今、大変成果もあるけれども課題もいっぱいあるというのが実情です。今のところ、それは学校現場に全部丸投げされている。教員免状の話もそう...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表して、学校教育法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  反対理由の第一は、小中一貫学校を制度として新たに学校種に位置づける立法事実が見当たらないことです。ましてや、昨年実施された小中一貫教育等についての実態調査によ...全文を見る
06月03日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元でございます。  本日は、午前中、理研の話が出ましたが、私も、前回の一般質疑に引き続いて今回も、ちょっと角度が違いますが、理研の改革について尋ねたいと思います。  ちょうど一年前の今ごろ、まさにSTAPの問題で日本じゅうが大変大きな騒動に巻...全文を見る
○吉川(元)委員 提言書ではこの経営会議の役割として、予算の作成、執行、決算、中期及び年度計画、経営に関するもの、組織の改廃、その他理研の経営に関する重要事項の決定に当たっては、事前に経営会議での審議を経た上で決定し、実行状況を経営会議に報告すること、それから、これは午前中も少し...全文を見る
○吉川(元)委員 年四回ということで、この点は六回とは違います。この点は数字ですから、状況状況によって変えていくというふうに私自身も思っておりますが、ただ、今ほどの答弁の中で、お願いをしているというふうにおっしゃられました。アクションプランを見ますと、諮問をする会議だというふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 ライフサイエンス系の方ではありますけれども、これはほかの分野も含めて研究担当をされるわけですから、これはやはり少し違うんじゃないか。  それからあと、理事指名諮問委員会というのは、経営戦略会議の中で個々の理事の仕事ぶりを評価するのはそれはもちろんですけれども、...全文を見る
○吉川(元)委員 今、理研は改革の真っ最中でありますけれども、産総研と理研というのは、ある意味では日本の研究分野のツートップ、先頭を走るところで、片方は十二人の理事がいらっしゃる、もちろん、研究分野も違ったり、いろいろな諸事情はあるとは思いますけれども、片や理研の方は六人しかいな...全文を見る
○吉川(元)委員 理事長を含めて六人ということで言いましたので、理事は五人ということですけれども。  ただ、今回の問題を含めて文科省としてもしっかり指導助言していくというようなことも言われておられますし、その点からいうと、いろいろな補助をつけるということと理事がいるということは...全文を見る
○吉川(元)委員 また再び制度のお話をされましたけれども、一番肝のところは、先ほど言った、画期的な成果が出そうだと思った瞬間にその手順を省いてしまうというところがおかしかったということを、理研の方でもそういうふうな認識をされているということですけれども、文科省としてはどのような認...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、けさも少し話題に上りましたが、五月二十二日に理研の松本理事長が、現在の研究者について、任期制から定年制へ移れる制度をつくるというようなことを改革案として発表されております。  まず理研に伺いたいんですけれども、その意図というのはどの辺にあるのでしょう...全文を見る
○吉川(元)委員 ここに理研の概要説明というのがありまして、見させていただきますと、本当にほとんどの研究者の方が任期制ということで、やはり今回の問題の根底には、短期でとにかく成果を上げなければいけない、そういうことを求める理研の体質といいますか、そういう状況があったんだろうという...全文を見る
○吉川(元)委員 前回と今回、提言書とアクションプランの対応関係についてかなり細かく尋ねました。もちろん、一字一句同じでなければいけないというふうには言いませんし、多少名称が変わったり回数が変わったりというのは、それは構わないというふうに思います。それぞれ現場に合わせた形でつくっ...全文を見る
○吉川(元)委員 もちろん、タスクフォースをつくって、そこでいろいろ理研とも意見交換しながらやられているということですから、アクションプランが提言を受け入れていないというふうには、それは文科省としては当然言えないと思いますけれども、ただ、先ほど言ったようないろいろな事例があります...全文を見る
○吉川(元)委員 以上で質問を終わります。      ————◇—————
06月05日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最後の質問で、どうしてもほかの先生方とかぶることはありますが、ぜひ答弁をよろしくお願いいたします。  本日は、規制委員会の田中委員長にもおいでをいただきました。ちょっと事前に通告していないんですけれども、伊方原発のことについて若干...全文を見る
○吉川(元)委員 まさにそうだというふうに思います。  ところが、先月二十日の後の記者会見の場で、恐らく記者から質問が出たんだと思います、住民避難の難しさ、伊方原発について。私も地元が大分で、時々、ここ、佐田岬の方から入っていくことがあります。車で移動する場合もあります。非常に...全文を見る
○吉川(元)委員 福島の事故を教訓にしてこういう指針をつくられるというのは結構なんですが、記者会見の場で、逃げられない場合、逃げられない方がたくさんいらっしゃいますけれどもどうしますかという類いの質問に対して、いやいや、福島の経験では屋内退避でいいんですよという、これは明らかに、...全文を見る
○吉川(元)委員 それ以外にも、田中委員長、大変厳しいお言葉で、別の場なのかその場なのかわかりませんが、そんな姿勢を改めることができなければ原子力事業をやっていく資格がないというようなことまでおっしゃられております。今の段階では運転再開のめどが立っていないという認識でよろしいんで...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、大臣に伺います。  保安規定違反という厳しい指摘も受けておりますし、今のところ再開のめどはなかなか立たないという中で、機構は改革計画を二〇一三年の九月に取りまとめておりますけれども、これを着実に履行してきたというふうにお考えでしょうか。
○吉川(元)委員 率直に言わせていただいて、やはり「もんじゅ」というのは、私は無理があるんだろうと思います。原子力機構がいろいろ問題がある、機構そのもののガバナンス等々含めて問題があるということもあろうかと思いますが、それ以上に「もんじゅ」というこの高速増殖炉、これを続けることの...全文を見る
○吉川(元)委員 恐らく、これは議論しても平行線のままだというふうに思いますが、実際に、つくってからほとんどまともに動いていない、トラブル続き、ほかの国もどんどん撤退をしている。これは無理だということで他の国も撤退をしているんだろうと思います。  この高速増殖炉計画の断念、それ...全文を見る
○吉川(元)委員 児玉さんという方は多分立派な方だろうというふうに思います。  ただ、先日、この質問のために原子力機構のホームページを見ておりますと、機構の業務の取引先が出ておりました。ざっと眺めただけですので全て網羅しているというふうには思いませんが、新理事長の出身先である三...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、聞きたかったのは、これでおしまいなんですかということなんですけれども、この後も何か考えられているんですかということを聞きたいんです。
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、その基本的方向の中で「抜本的に改革するための法案を検討」となっていて、それがこれだとすれば、羊頭狗肉のそしりは逃れられないんじゃないかというふうにも私は思います。  時間が来ましたので、以上で終わります。
08月05日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、今もずっと議論になっております新国立競技場の問題について、絞ってお聞きをしたいというふうに思います。  この間、当委員会においても、東京オリンピック・パラリンピック特措法やあるいはスポーツ庁設置のための文科省設置法の改正案...全文を見る
○吉川(元)委員 六月九日の大臣の会見で、同じように、第一義的にはJSCがやってきたわけですからということを言われています。明確な責任というのはJSCだった、ただ、JSCだけでは対処できなくなって今に至っている部分がある、こういうふうに言われているわけで、何度聞いても、誰に責任が...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、私は責任はやはり文科省、大臣にあるんだろうというふうに思います。勝手にJSCが何かやっていたということではなくて、今言われたとおり、逐一報告をしながら、それをまた聞きながら文科省が進めてきたわけですから、この責任というのは大きいと思います。  ちな...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは下村大臣にお聞きします。  六月九日の記者会見、先ほども少し紹介しましたが、このように大臣は述べておられます。東京大会の招致そして競技場の建て直しが決まってから、一貫して明確な責任者がどこなのかということがよくわからないまま来てしまった、パートパートで...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、誰に責任があったのかも明らかにしてもらうという話ではないと思います。その経緯について検証するというんだったらまだわかりますし、誰が何をそのときしたのかということについての検証というのはわかりますけれども、責任がどこにあったのか、先ほどの答弁の中での、...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとびっくりするんですが、ザハ・ハディド氏の決定というのは二〇一二年の十一月です。翌月には総選挙が行われて、そのときから大臣は文科大臣としてこれまでずっとついてこられたわけで、確かに十一月から総選挙の間、これは恐らく誰もみんな選挙ですから、なかなかそのことに...全文を見る
○吉川(元)委員 それぞれ責任というのは、こういう範囲においてはここに責任がある、ここはこういう責任があったんだ、それはいいです。じゃなくて、最高の責任者、最大の責任を受けなければいけないのは、それは大臣でよろしいんですよね。
○吉川(元)委員 文科大臣としての責任というのは、まさに今回の新国立競技場の建設についての責任が文科大臣としてあるということでよろしいんですね。それでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 それはどういう意味で言われているかちょっと理解できないんですが、ここの部分についてはここの部署に責任があったという話をされているのか、この時期には最終的な責任者はこの人で、その後になるとこの人になって、この時期は自分だ、そういうことを言われているんでしょうか。
○吉川(元)委員 こればかりやっていると、ほかにも質問しなきゃいけないことがありますので終わりますけれども、何か一千三百億の最初が問題だと言いますけれども、問題なのは、一千三百億で済まなくなったから問題になっているのであって、一千三百億でそのままいっていれば別に問題にはなっていな...全文を見る
○吉川(元)委員 理事長にまた聞きますけれども、そうしますと、そのことについては文科省の方には伝えたんでしょうか。
○吉川(元)委員 大臣、この件については、二月に当然御存じだったんですね。
○吉川(元)委員 私には報告は受けておりませんという、これは非常に重大なお金の問題、一応報道ベースで聞きますと三千億を超える、それから、このままいくと間に合わない、非常に重要なお話が大臣のところに伝わっていないということですか。それは一体どこでとまっていたんですか。
○吉川(元)委員 大臣のところにこんな重要な情報が入らないということは、この間盛んに、いろいろな学校教育法等々で、例えば大学に関しても、学長のリーダーシップを高める、ガバナンスを高めると言っていましたけれども、当の文科省が全くガバナンスがきいていない、最も重要な情報が最終的な責任...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ第三者委員会で、どこの部署でとまっていたのかというのは確認をしていただきたいというふうに思いますし、検証もしていただきたいと思いますけれども、こういう風通しの悪い、重要な情報が上に上がっていかない、そういう組織に今文科省がなっているとすれば、それについても文...全文を見る
○吉川(元)委員 あと、きょう委員会を聞いておりまして、見ていてちょっと驚いたんですけれども、どちらの大臣に聞くかと言わなかったときに、質問された際に、お二人で顔を見合わせて、あなただ、いや、うちだ、こういうやりとりを私は先ほど見させていただきました。  これからいわゆる新国立...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、実施主体は恐らくJSCということで変わらないというふうに思うんですけれども、JSCを監督するのは文部科学大臣です。実施主体であるJSCを監督するのは文部科学大臣。だけれども、新国立競技場、新しくつくるものについては遠藤大臣が最終的な責任者である。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、スポーツ振興センターというのは、別に新国立競技場をつくったり運営しているだけじゃなくて、その他の業務もたくさんあります。この点についてはどういうふうになるんですか。これは下村大臣ということでよろしいですね。  そうしますと、先ほどの午前中の議論を...全文を見る
○吉川(元)委員 ですから、新しいビルを建てる理由というのは、新国立競技場の建てかえに伴って移転をするからということでありますよね。だから、新国立競技場の建設のあり方によっては移転しなくてもいいかもわからないし、その点について最終的な責任者というのは、今お話を聞くと遠藤大臣だとい...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、霞ケ丘の都営住宅、都営アパート、これについてはどちらの管轄になるんですか。遠藤大臣でよろしいんですか。(発言する者あり)東京都だけれども、これは白紙になっていないというふうに言われていますけれども、これの最終的な責任者というのはどちらになるんですか。...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間がどんどんなくなってきました。  先ほどのこれまでの、特に今なぜこういうことを言っているかといいますと、実施主体であるJSCにとってみると、お二人から違うことが言われたり、あるいは、別なことでもずっと突き詰めていくと矛盾をしてしまうような指示が出る...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、文科省を通じてということは、遠藤大臣が下村大臣に指示を出して、その指示に従って下村大臣が何かしらの指示を出すということになるんですか。
○吉川(元)委員 もう余り時間がないんですが、今はちょっとこれからの話をしましたけれども、やはり私は、これまでの経緯については、先ほども何度も言いましたように、下村大臣の責任というのは大きいというふうに思います。  六月九日、また同じく記者会見で、新国立競技場の建設に際しては政...全文を見る
○吉川(元)委員 それ以上のコストカットが可能なのかどうなのかはこれからの話で、結果的には、今の現段階、この瞬間においては、御自身が言われた二つの原則というのは見事に破られているわけです。その結果責任について責任を果たさない。私は、果たすというのは、それはやはり出処進退を明らかに...全文を見る
08月27日第189回国会 衆議院 総務委員会 第18号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まず最初に、八月二日に行われました仙台市議選についてお聞きをしたいと思います。  この選挙におきまして、我が党公認で立候補いたしました新人候補、この候補の選挙カーが、県警の審査ミスといいますか、ミスによりまして、選挙戦最も...全文を見る
○吉川(元)委員 この事件では、窓口の担当者は、公選法の誤った理解に基づいて二度にわたって申請を却下した。  一つ問題なのは、事前の申請というのは恐らくどこでもあると思います。私も議員になる前、選挙事務にかかわったことがありますけれども、普通は何日か、一週間前とか、その時点で申...全文を見る
○吉川(元)委員 今、少し執務資料というお話がありました。  県警に対しては、我が党そして選対、二度にわたって公開の質問状を提出させていただき、二度目の質問状への回答として、県警本部長から、窓口担当者が公選法の解釈を誤った原因について、ことし五月に、公選法規定に関する執務資料と...全文を見る
○吉川(元)委員 五月に改訂をされたということでありますけれども、五月に実際に、本当に改訂をされたのかどうなのか、私は、それも含めて確認をするためにやはり全文が必要なのではないかというふうに思いますので、ぜひ検討をいただきたいというふうに思います。  結果的には、告示日前日も含...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかり誠意ある対応をお願いしたいというふうに思いますし、また、この事案、以前にもこの仙台においては、車両の判断、解釈の誤りがあったというような話も聞いております。これは、仙台にかかわらず全国の選挙について公正な選挙が行われるように、そして、少なくともこんな初歩...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので。本当は大臣にもこの見解について伺いたいというふうに思っておりました。  やはり地域給というのは、先ほども言いましたとおり、国家公務員というのは、東京に勤務して、今度は地方に勤務して、また都市圏に勤務するということはありますけれども、例え...全文を見る
09月02日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は新国立競技場の整備計画についてお聞きしようと思っておりますが、その前に、昨日、大会のエンブレムの白紙撤回というのがありましたので、これについて幾つか質問をしたいというふうに思います。  非常に残念な結果であり、大変遺憾である...全文を見る
○吉川(元)委員 これは組織委員会に本来聞くべきことだろうというふうに思いますので、これ以上は言いませんけれども、だとするならば、逆に聞きたいのは、八月二十八日のあの記者会見をしなければ引き続きこのエンブレムを使用した、あの二十八日の会見で使用した図案がまずかったというのであれば...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、今後の費用負担についてはまだ何も決まっていないということでよろしいですね。
○吉川(元)委員 これもどこが負担をするのか、一義的には組織委員会ということになるのかなというふうにも思いますけれども、しっかりそこら辺は協議をしていただきたいというふうに思いますし、関係者にはきちんとした丁寧な説明をお願いしたいというふうに思います。  今回の問題、国立競技場...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりと国民の理解が得られるような選考をお願いしたいと思います。  では、続きまして、次の新国立競技場の問題について伺いたいと思います。  まさに同じ八月の二十八日の日に新国立競技場の整備計画が明らかにされました。私はこれを見て、正直、ほかの委員も指摘され...全文を見る
○吉川(元)委員 資料を見させていただきましたけれども、古いといいますか、前の計画からここを削って、ここを削って、ここを削ってというふうな表が出ておりました。今言ったように、ゼロベースで考えるのであれば古い計画は関係ないわけで、そこからこれを引きます、これを引きます、これを引きま...全文を見る
○吉川(元)委員 それともう一点、あわせて伺いたいんですけれども、今回、一千五百五十億、高いか安いかといろいろありますけれども、時期的な問題も含めて、既存のスタジアムを改修するという手段もあったのではないかと。例えば、先ほどの例に挙げました日産スタジアムでいいますと七万人が入ると...全文を見る
○吉川(元)委員 既存の設備を改修して使うということは全く検討されなかったんですか。
○吉川(元)委員 白紙撤回でゼロベースということであれば、私はそれも十分選択肢の中にあったのではないかというふうに思います。  今回、当初二千五百二十億、当初といいますか白紙撤回の前ですね、二千五百二十億から一千五百五十億ということでありますけれども。ところが、これは先ほど他の...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっともう時間が余りありませんので、少し飛ばして質問させていただきたいと思います。  IOCの方は、これも先ほどどなたかが聞かれていたと思いますけれども、完成時期、二〇二〇年の四月では遅い、これは当然だと思います。オリンピックという世界的な大会の開会式が、ぶ...全文を見る
○吉川(元)委員 二千五百二十億から百三十一億が何か知らない間にふえていた、それについて先ほど遠藤大臣は、これは工期を短縮するためにかかる費用だったんだ、恐らくラグビーに間に合わせるような、それが含まれていたというような答弁を少しされておられましたけれども、今回、その工期、例えば...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、四月の完成も一月の完成も、それを三カ月前倒しをすることによって費用増は出ないということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 わかりました。  次、財源について伺いたいというふうに思います。  先ほど、その財源は全く明らかになっていないということですけれども、東京都の財源のあり方についてのみ、ちょっともう時間がありませんので、最後にお聞きしたいと思います。  東京都の財源について...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間がないので終わりますけれども、ブエノスアイレスで総理が最終プレゼンでこういうふうに言っております。他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから確かな財源措置に至るまで、その確実な実行が確証されたものとなるというふうに言っています。ところが、いまだ...全文を見る
12月01日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
議事録を見る
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本来であれば、通常国会の後に内閣改造があったわけですから、新内閣の方向性について総理がしっかりと所信を述べ、臨時国会を開会するのが本来の筋だというふうに思います。  ましてや、現在、憲法五十三条に基づいて開会要求させていただいてお...全文を見る
○吉川(元)委員 どのぐらいのサイクルで点検をしなければいけないのか、ちょっとお聞きしたかったんですが。
○吉川(元)委員 それでは、実際にそういう機器の点検にかかわっている原子力研究開発機構の職員というのはどの程度いらっしゃるんでしょうか。
○吉川(元)委員 今回の原子力規制委員会は、原子力研究開発機構ではもはや「もんじゅ」の管理は不可能だという判断に基づいて、新たな運営主体の選定を文科省に求めたものだと思います。  しかし、非常に気になるといいますか、果たしてそれで可能なのかどうかというふうに感じますけれども、今...全文を見る
○吉川(元)委員 維持費だけで一日に五千万円かかります。既にこれまで一兆円を超える国費が投入をされてきたのが「もんじゅ」であります。しかも、実用化、実用化といいますけれども、現実、非常にそこからはほど遠い状況にあるのも事実であります。  高速増殖炉そのものについて、世界で研究開...全文を見る
○吉川(元)委員 世界的に、いわゆる先進国と言われる国々では、もう高速増殖炉については撤退というのがトレンドになっている、しかも、全くもってうまく進んでいないわけです。  高速増殖炉の「もんじゅ」を見ていると、デジャブ感が漂います。かつてあった原子力船「むつ」、あれと同じように...全文を見る
○吉川(元)委員 権限がないということでありますから、では、権限がある文科大臣にお聞きしたいと思います。  やはりこれは、先ほど例を、ずっと歴史を見ていきますと、運営主体をいろいろかえたりしても結局うまくいかないということは、技術的にこれは無理なんだということだろうというふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 規制委員会から廃炉すべき勧告ではないというふうに、だから廃炉しないんだということにはならないと思います。今ほど、規制委員会の方は、廃炉をしなさいというような、そういう権限は持っていないんだというお話なんですよ。この間の再稼働もそうですけれども、誰が最終的に責任を...全文を見る
○吉川(元)委員 可能になると言っていて、もう二十年なんですよ。全く進んでいない。しかも、やるたびにいろいろな点検のミスがあったりだとかトラブルが発生をする。だから、これは可能じゃないんですよ、もう。不可能なんですよ。  なおかつ、廃炉の決定については、先ほど大臣は、規制委員会...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、かわる組織が見つからない場合は廃炉も検討するということでいいんですか。
○吉川(元)委員 ちょっともう時間が余りないので、教職員定数のお話もお聞きしなければいけないところがありますので、これできょうのところは終わりますけれども、やはりそれはもう廃炉という選択肢をきちんと見据えて対応していくことがぜひ必要だということを最後に申し上げておきたいと思います...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、もう時間が余りないので少し飛ばして、来年度の予算案に関連いたしますけれども、文科省の概算要求では、来年度三千四十人分の定数改善を要求しております。その土台には、来年から二〇二四年までの八年間で二万八千百人の定数改善を予定し、自然減の三万三千六百人を差し...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、ぜひ義務標準法の改正でやっていただきたいと思います。  ちょっとお話を聞くと、予算の確保ができないとなかなか難しいというようなことも漏れ伝わってきます。それをやると、いつまでたってもできないんですよ。やはり法律で、まず義務標準法を改正して、それに基づい...全文を見る
○吉川(元)委員 本当はもうちょっと、免許更新制度、この点について大臣はどういうふうにお考えなのかというのを一度お聞きしたかったんですけれども、きょうはちょっと時間がありませんので、またの機会にお尋ねをしたいと思います。  以上で終わります。