吉川元

よしかわはじめ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

吉川元の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第190回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回、法案、交付税法の改正ということであります。今回、大部分の額が次年度に持ち越されて加算されるということで、本来であれば交付税法の六条の三の第一項に基づいて処理されるべきですけれども、現在、非常に巨額の財源不足が発生しているという...全文を見る
○吉川(元)委員 費用がかかるとか一〇%しかいないとか、それは、私、言いわけにはならないというふうに思います。  せめて、この封筒、一緒にその中に点字で説明をつけないと、ここにも確かについています、こういうふうに。だけれども、視覚に障害を持たれている方はこんなものはわからないで...全文を見る
○吉川(元)委員 お話を伺ったということですけれども、私が聞いた範囲では、ぜひ総務省の方にちょっと話を聞いてほしいという要請があっても、実際に会って話を聞いたということはしていないというようなことも聞いております。  ことしの四月から、障害者差別解消法が施行されます。その中では...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、十一月十一日付で質疑応答集という形で出されております。発送されたのは十月ですよね。とすれば、事前にわかっている話であって、なぜ十一月にしかこれは出ていないのか。十分に当事者の間で、恐らく、こういうのを送りますよと見せられれば、これじゃだめだというふうに言...全文を見る
○吉川(元)委員 費用は自治体負担ということですが、これは明らかに国の、もともとこれ自体が十分な配慮がされていないわけでありまして、それを自治体が後で自分たちで努力して処理してくれというのは、これはやはりおかしい話ですし、少なくとも費用についてはしっかりと国が見るべきだということ...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに地公法の二十四条の三項には、国の給与なども考慮してというふうには書かれておりますけれども、他方で、地方の人事委員会は、人事院と合同で給与の実態調査を行っておりますし、人事院の勧告も十分勘案して人事委員会勧告を出しているわけですから、十二分に国家公務員の給与...全文を見る
02月23日第190回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず、質問に入る前に、先ほどのNHKの会長の発言について、一言申し上げたいと思います。  NHKの倫理・行動憲章を見ますと、行動指針として、人権、人格を尊重する、差別などを排除する、障害者などに十分配慮するというふうなことが書かれ...全文を見る
○吉川(元)委員 放送法の制定過程を見ますと、やはり憲法との関係というのは非常に議論をされております。戦前の無線電信法では、主務大臣の裁量権が非常に広いということで、新憲法の精神にそぐわないといったような指摘、考え方が議論の中で出てまいりました。そういう中での放送法ということであ...全文を見る
○吉川(元)委員 通常、憲法における公共の福祉というのはどういうことかというふうになると、それは、国民の権利と権利が衝突した場合にそれをどう解決していくかという際に公共の福祉というものが出てくるのであって、いわゆる政府や国が入ってきて公共の福祉という話というのは、それはちょっと筋...全文を見る
○吉川(元)委員 継続性については後ほどまた別の観点から質問させていただきたいと思いますけれども、やはり公共の福祉という概念を持ち出す際には、それはあくまで国民の権利と権利の衝突の際に使われる概念であって、政府が公共の福祉云々ということを言うこと自体、私は非常に、先ほども言いまし...全文を見る
○吉川(元)委員 ここは意見の対立が、埋まらない対立があるんだろうと思います。  ただ、最高裁の判決、要旨等々でも、四条一項の規定に基づく権利、訂正放送を求める権利は有しないというふうに最高裁で判示されております。  余り時間がないのでこればかりやっているわけにもいかないんで...全文を見る
○吉川(元)委員 後ほどちょっと確認させてください。今のあれは、もしかしたら間違いかもしれません。ただ、言っている趣旨というのは、あくまでこれは倫理規範であるというふうに判示されているというふうにしか私は読めません。  もう一つ、異なった角度からお聞きしたいというふうに思います...全文を見る
○吉川(元)委員 当時の菅大臣の記者会見を見させていただきますと、どういうふうに言っているかというと、現在の行政指導とそれと行政処分との間に余りに開きがありますのでということで、この行政処分の制度、結果的には入りませんでしたけれども、入れようとした。今大臣が言われたような、まさに...全文を見る
○吉川(元)委員 最初に少し、放送法ができた際の、当時の郵政省の、一九六〇年代、八〇年代ぐらいまでは倫理規範であるというふうに言っておりましたけれども、それが少し、少しというか大きく変わってしまったわけですが、当時は、あるけれどもこれはあくまで倫理的な規範であって、これによって処...全文を見る
○吉川(元)委員 そういう答弁をされますと、先ほど言いました、これもほかの所管ですから総務大臣に聞く話でもありませんけれども、やはり特定秘密のところで、いや、大丈夫だ、そういうことは考えられないんだというふうに答弁をずっと法務大臣は繰り返しているわけですよね。だけれども、大臣の理...全文を見る
○吉川(元)委員 やはりその点でも、二〇〇七年当時の菅大臣と、ちょっと趣旨といいますか表現が、私が聞く限りでは違う感じがいたします。  二〇〇七年当時、菅大臣は、BPOが機能していれば行政処分なんてないんだということで説明をされておられました。これは行政処分が入らなかったからあ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ました。終わりますけれども、菅大臣ははっきり言っているんですよ。BPOによる取り組みが発動されているということであるならば、私どもとしては作動させないと。今、大臣が言っている電波法に基づく処分よりもはるかに低いというか、低い高いという言い方はおかしい...全文を見る
02月24日第190回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず最初に、地方財政計画等に関してお聞きをしたいと思います。  私の認識では、経済財政諮問会議において、地方財政は社会保障費と並んで歳出削減のターゲットにこの間されてきたのではないかというふうに思います。そうした中で、今年度を若干...全文を見る
○吉川(元)委員 二つ目の答弁に関してなんですけれども、消費税を上げるときに、税と社会保障の一体改革ということで、もちろん今の社会保障を維持しつつ、その上でプラスアルファを出すんだ、プラスアルファをやっていくんだというお話だったわけですね。  プラスアルファをやるとなると、当然...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、確認しますけれども、同水準というのは、若干のプラスアルファ、少しのプラスアルファだとかいうのはあるかないかは別にしましても、今聞きますと、言われている自然増の部分に対応するというのは、それはあると思います。  なおかつプラスアルファで新たな施策を...全文を見る
○吉川(元)委員 余りこればかりやっていると前に進めなくなりますので、しっかりと社会保障の充実に、我々は消費税増税には反対しておりますけれども、少なくとも、骨太方針のこれを見ていると果たして使われるのかどうなのかというのが非常に疑問に感じましたので、質問させていただきました。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いたのは、地方消費税率七十八分の二十二でありますとか交付税の法定率、こうしたものも当然検討の対象の中に入るんですねということをお尋ねしたんですが、この点についてはいかがですか。
○吉川(元)委員 入るのか入らないのか、よくわからない。  これでやるかどうかは別ですよ。だけれども、少なくとも検討の対象には入るというふうに受けとめていいのか、だめなのか、それすら決まっていないのか。ちょっとそこら辺を教えていただけますか。
○吉川(元)委員 なかなか日本語としての会話が成立していないような。  私が聞いたのは、非常に単純な話なんですよ。先ほど言いましたが、地方消費税率や法定率も含めて検討の対象の中に入っているのか入っていないのか。それすら、答弁を聞いていると、入っているのか入っていないのかもわから...全文を見る
○吉川(元)委員 それと、あわせてもう一つお聞きしたいのが折半ルールの関係なんですけれども、折半ルールによる財源不足補填措置というのは、二〇一四年度の地財対策において、来年度までとされております。この折半ルールはその後どうなっていくのか。  そして、今、元利償還額云々というお話...全文を見る
○吉川(元)委員 例えば、ある年、予想外のことが起こって、財源不足が発生をした、非常に例外的に発生をした。そのときに、手当てするものがないという中で、たまたま、では、そうしたら折半でやりましょう、お互いにやりましょうというのだったら、わかるんです。  だけれども、これは非常に長...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひその方向でお願いしたいと思います。  臨時財政対策債というのは、あくまで臨時という言葉がついているわけですから、これはあくまで臨時の措置にすぎないものが、ずっと恒常的に行われている。これ自体が異常な事態だというふうに私は思います。そのことを指摘して、次の質...全文を見る
○吉川(元)委員 大体こういう場合は、いい事例は研究の対象になるんですが、失敗した事例、あるいは質の低下を招いた事例、こうした事例も現実に存在をしています。個別についてはこの場ではあえて言いませんけれども。  だけれども、そういう事例があるんだということ、このことについてはしっ...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、交付税は一般財源でありますから、その使途について総務省がああしろこうしろということは言えない立場であります。  ただ、トップランナー方式の見直し方針の予定を見ますと、見直し内容、経費水準の見直し、かなり大幅な経費水準が見直されるようになっております。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 五年、三年かけてやっていくということで、中には一年でやれというのも実際にはありますけれども。  大半の自治体と言いますけれども、聞いたら五〇%をちょっと超えたぐらいの自治体をトップランナーというふうにしてやっているというわけですから、残り四〇%を超える自治体に...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、これは関係があるというふうな認識でいいんですよね。関係があるということですか。  非常に危惧するのは、関係がないのであればいいんですけれども、今答弁あったとおり、関係があるということになりますと、地方創生の基本方針に盛り込まれたものと関係があるとなると...全文を見る
○吉川(元)委員 最初の説明ですと、既存の自治会、町内会を補完しつつ、住民自治を充実させるというための新たな組織というふうに書かれています。  自治会を補完するような組織というのは、あくまで、それこそ住民の自主性やあるいは必要性に基づいて設置されるべきものであって、国の政策とし...全文を見る
○吉川(元)委員 自治体の件数というのはわかるんですか。もう時間がないんですけれども、自治体の件数というのもお聞きしたんですが。
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わります。  これは、あくまで自治組織を拡大したものということになると、KPIだとかなんとかというのは、全く私はなじまないというふうに感じます。  ほかにも質問したいことがありましたので、次回また質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る
02月26日第190回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  きょう、通告を幾つかしておりますが、通告の際の順番を少し変えまして質問をしたいというふうに思いますので、大臣、体調が悪ければお休みになられて。そういう形で質問していこうと思っておりますので。  それではまず、農地バンクに関連してお...全文を見る
○吉川(元)委員 聞いたことを一つ答えていません。見込みはどうだったのか、二〇一四年の見込みをどういうふうに考えていたのかというのは答弁されていないと思います。
○吉川(元)委員 二〇一四年度の見込みですね、二〇一四年度の見込みはどうだったのかというのを質問したんです。
○吉川(元)委員 私が聞いたのは、二〇一四年度を当初どういうふうに見込んでいたのかというのを聞いているんですよ。
○吉川(元)委員 時間が余りないので、聞いたことを正確に答弁していただければすぐに終わる話であります。つまり、十四万強、十五万近い見込みをしていたけれども、初年度はその二割程度しか実績が上がらなかったというお話だろうと思います。  利用が進まないというのは、遊休農地の活用に向け...全文を見る
○吉川(元)委員 現場で対応できる、定着していると言いますけれども、これまでやってきたのは別に懲罰的な増税がかかるという話ではなかったわけです。そういう意味でいえば、勧告をする際にも、農地の集積等々も含めまして、遊休農地をとにかく出さないようにということでの勧告だったのが、今度、...全文を見る
○吉川(元)委員 では、ちょっと別な角度からお聞きします。  例えば、遊休農地、農業委員会等とお話をしながら、では農地バンクに貸し出しましょうと決めました。その土地については全て農地バンクは受けなきゃいけない規定になっているんですか。
○吉川(元)委員 仮に、貸し出さないといって農業委員会とお話をして、なかなか結論が出なかった、法の規則に従って農地バンクに協議の勧告を出しました、それが一月一日をまたぎました、ところが、話し合いをした結果として、農地バンクの方がこの土地はうちの規程では借りませんといった場合には、...全文を見る
○吉川(元)委員 私が言っているのは、貸すという意向を出さずにそのまま勧告になった、その中で協議をしていく際に、農地バンクの方から、農振地域であっても借りていない農地というのはいっぱいあるわけですよ、ここが貸し出されてもなという、その判断というのは農地バンクの側にあるわけでしょう...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いていることに答えていただかないと前に進まないんですけれども、もう時間がありませんので、ちょっと次の質問に移りたいと思います。  今度は、別な、あめの方のお話です。  今回、新たに農地バンクと賃借権を設定すれば減税になるわけですけれども、農地の賃借、農...全文を見る
○吉川(元)委員 そういうふうに言うのであれば、二〇一四年度の実績、見込みの二割しかできていないんでしょう、簡単に言えば。できていないじゃないですか、バンクにおいても。  同じように集積するほかの手段があるのに、なぜ、いや、ほかのものも、私、これは反対ですよ、だけれども、もし仮...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がないんですけれども、聞いておりますと、結局、農地バンクの利用は非常に低調であると。本当に実際に現場へ行けば、いろいろな事情があるわけですよ。その中で、こっちでやると減税をする、こっちだと減税はしないというやり方というのは、結局、今農地バンクの利用率...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ました。やはりこれは税の中立公正という原則から大きく逸脱しているということを最後に指摘させていただきまして、私の質問を終わります。  以上です。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私は、総理にしっかりと質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、総理、施政方針演説の中で、同一労働同一賃金に踏み込むというお話がございました。このときには、非正規雇用の皆さんの均衡待遇の確保というお話がされました。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 後で時間があれば、均等待遇というのはどういうものなのかというのは少し議論をさせていただきたいと思います。  まず、その上でお聞きしたいんですけれども、今、自治体の職場では、臨時、非常勤、いわゆる非正規雇用が非常にふえております。職員団体の調査では、二〇一二年、...全文を見る
○吉川(元)委員 今総理がおっしゃられた中身でいいますと、二〇一四年の七月四日に総務省が臨時、非常勤職員の任用などに関する通知を出しておりますが、恐らくそのことをおっしゃられているんだろうと思います。  通知では、一般職の適用を促し、また、今おっしゃられた時間外などの報酬や交通...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間が残っておりません。  先ほど、保育所の例を出しました。今、半分ぐらいが非正規になっている職場はたくさんございます。やっている仕事は本当に全く同じであります。にもかかわらず、月の賃金でいうと二倍違う、それからボーナスも出ない、ボーナスを出すと逆にい...全文を見る
○吉川(元)委員 今、民間の労働者と公務員とは同列に置けないと。確かに、法律上はそういう形になっておりますけれども、例えば保育においては、民間の保育所もあるわけです。そういうところも含めて同一労働同一賃金ということを言うのであれば、やはり公務の職場においても同じようにしていかなけ...全文を見る
03月01日第190回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まずふるさと納税についてお聞きをしたいと思います。  昨年の税制改正でワンストップ特例が設けられると同時に、上限額が二倍に引き上げられました。昨年の当委員会でも質問させていただきましたが、非常に危惧する事態が起こっているの...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣がお答えになられました、ふるさとへの思いでありますとか、自治体が進めるさまざまな施策について応援したいという思いで寄附をする、私は、それはすばらしいことだろうというふうにも思います。  ただ、一方で、現実はなかなかそうなっていないという側面もあります。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間がなくてあれなんですが。  実は、今、政府肝いりで、子供の未来応援基金というのがつくられております、子供の貧困の連鎖を断つということで。大々的に国民運動として取り組むと言われておりますけれども、ちょっと調べますと、ことしの一月末段階で、募金件数が四...全文を見る
○吉川(元)委員 お聞きしたいのは、では、人口減少の対策というのは三年で完了するんですか。あるいは、必要度というのは三分の一ぐらいしか、不要になる、その時点では、人口減少については、今まで三千億使ってやってきたけれども、もう必要度は三分の一に減ったんだという認識ということですか。
○吉川(元)委員 人口減少の対策というのは、二、三年で何らかの結果が、結果が出ること自体はいいことですけれども、必要度が低下するというふうにはとても思えませんし、三年後以降を目指して、そういう方向で行くんだということですけれども、これは、正直言って、二年や三年のスパンでは考えられ...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党を代表し、地方税法等の一部を改正する等の法律案並びに地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  二〇一八年度まで一般財源の水準を実質的に確保するとした閣議決定によって、来年度の一般財源は今年度の水準を維持しています。しかし...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、教育予算の関連についてお話を伺いたいというふうに思います。  きょうは大岡財務大臣政務官にも来ていただいておりますので、まず財務省にお聞きをしたいと思います。  昨年十一月二十四日に取りまとめました、いわゆる財政審、財政...全文を見る
○吉川(元)委員 効果がない政策に多額の予算をつけるなんていうことは、これは別に教育予算じゃなくても、全ての予算について当たり前の話であって、ましてや、例えば日本の教育費が世界の中で上から数えて二番目、三番目、上位にいるというのであれば、それでもまだ足らないというふうに思いますけ...全文を見る
○吉川(元)委員 全く事実に目をつぶっているとしか私は思えませんし、笑止千万な話であります。  例えば日本の大学の授業料は非常に高くなっています。一方で、国際機関に行って説明するときに、日本の奨学金をなかなか理解してくれません。みんなが言うのは、これは学生ローンだというふうに言...全文を見る
○吉川(元)委員 大変力強い大臣のお話でございました。  私自身は、学力テストの悉皆化は必要ないだろうというふうには思っておりますが、国家財政が大変厳しい状況だからこそ教育にお金をつぎ込まなければいけない。次の世代にしっかりとつないでいくためにも教育予算というのは非常に重要だと...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと大臣に伺いたいと思います。  一億総活躍の会議に大臣も出ておられまして、その際に大臣もおっしゃられている、少子化、子供をなかなか産もうと思わないその原因というのはどこら辺にあるというふうに大臣はお考えなのか。一億総活躍の会議の場でも発言されておられると...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに今大臣が言われたとおりだと思います。子供が実際にふえてから教育予算をふやします、だけれども、今現実に子供を産み育てよう、産みたいと思っても産めない理由はどこにあるかといったら、今、日本の教育は余りにも公的支出が貧弱だから、とても、子供二人目、三人目、産んで...全文を見る
○吉川(元)委員 教育の予算を見ますと、惜しんでいるとしか思えないんですけれども。  とにかく、先ほど言ったとおり、例えば、幼稚園、保育所、小学校、中学校、高校、そして大学まで行くときに、これだけお金がかかるんだ、とてもじゃないけれども無理だというふうに思っているわけです、皆さ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、いわゆる教師の本業、本業という言い方が適切なのか私はわかりませんけれども、職務の範囲については非常に議論があるところであります。  ちょっと大臣が一言何か言われるんですか。(発言する者あり)  時間ということでありますの...全文を見る
03月10日第190回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  質問に入る前に、委員の皆さんにもぜひ知っていただきたい事案がありましたので、少しお話をさせていただきたいと思います。  昨年八月二十七日の本委員会において、昨年八月に行われました宮城の市議会議員選挙、その際に、県警が公職選挙法の施...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ総務大臣に頑張っていただきたいところであります。  先般の総理とのやりとりの中でも紹介させていただきましたけれども、東日本大震災、あしたで五年ということになりますが、そのときに、公務災害ということで、常勤の職員に対しては特殊公務災害、それから、非常勤につい...全文を見る
○吉川(元)委員 要件、大きな変更はないという御答弁でありました。  ちょっと関連してお聞きしたいんですけれども、GPAによる日本の政府調達において、現在のことですけれども、TPPではなくて、他国の企業の入札状況というのは現状どうなっているのかということが一つ。  それから、...全文を見る
○吉川(元)委員 苦情があったかなかったかはわからないということなんですか。全くそういうのは把握されていないんですか。
○吉川(元)委員 いや、ちょっとそれは、調査といいますか確認はすべきなのではないんでしょうか。TPPも含めて、政府調達、余り今と変わらないというお話ではありますけれども、少なくともそういう事例があったのかなかったのかぐらいはきちんと調査をすべきではないかというふうに私は思います。...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、留意した点はどこにあったのかということをお聞きしたわけで、ちゃんと質問に答えていただかないと前に進めないんですけれども。留意した点はどういう点があったんですかと聞いたんです。
○吉川(元)委員 ここに、二〇一一年十一月、外務省が、「TPP協定において慎重な検討を要する可能性がある主な点」ということで、政府調達の部分について何点も、留意点といいますか、考えなければいけないポイントというのが書かれているわけです。何でそれを言わないのか、私は非常に不審に思い...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、そうした議論は全く行われなかったということでいいですか。例えば、先ほど言いましたP4に合わせてやるべきだとかいう議論は全くなかったと。  攻めるのは結構なんですけれども、あったのか、なかったのかを聞いているときに、私は攻めましたという話は全くとんち...全文を見る
○吉川(元)委員 攻めたのは結構ですけれども、そういう議論があったのか、なかったのか、その点について私は聞いているんです。なかったらなかったでいいですし、あったとすればあったと、そのことを答えてくださいと言っているのに、今議論が全然かみ合っていないじゃないですか。  ちょっとも...全文を見る
○吉川(元)委員 何を想像すればいいのか、私はさっぱりわかりません。  では、ちょっとそれに関連して、政府調達の章の概要を見ますと、第十五章の二十四条で、追加的交渉が行われるということが明記されております。TPPの効力発生から三年以内に、適用範囲の拡大を達成するために交渉を開始...全文を見る
○吉川(元)委員 今も、結局、答弁は全部同じなんですよね。うちが攻めている、攻めていると。攻めている、攻めているということしか言われていないわけです。  聞いているのは、攻められていることはあるのか、あるいは、それは再交渉の対象になるのかという話を聞いているわけです。  アメ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、聞いていても、先ほど、安心して、安心してというふうに言われましたけれども、今の答弁を聞いていると、ますます安心できなくなってまいりました。  時間が来ましたので、また引き続き別の機会に質問させていただきたいと思います。  以上で終わります。
03月15日第190回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、NHKの土地の取引等々、さまざまな問題について質問をさせていただきたいと思います。  質問に入る前に、この一連の問題を通じて感じていることなんですけれども、NHKの対応が極めて不透明な印象を与えております。受信料から成り立...全文を見る
○吉川(元)委員 この計画、結果的に、十二月八日の理事会と経営委員会の議論、ずっと当委員会でも話が出ておりますが、全く何を議論したのかがつまびらかになっておりませんから、具体的な内容についてはわからないわけですけれども、いずれにしても、二つの会議の議論を経て、経営委員会終了後の臨...全文を見る
○吉川(元)委員 事前の協議が調っていない段階で、理事会そして経営委員会で正式の議題として出されてきたということであります。撤回はされたとはいえ、正式には出された。  ちょっと経営委員長にお聞きしたいんですけれども、関連団体運営基準に定められた事前協議が行われていない案件、これ...全文を見る
○吉川(元)委員 議論になっていないといっても、一応議題に上っているわけですよ。要綱の中で、当然関係があるということで、出ているわけです。  それともう一点、お聞きしたいことがあります。  監査委員会の調査項目の五番目の「価格等の購入条件等の検討」についてですけれども、各関連...全文を見る
○吉川(元)委員 もちろん、撤回されて、仮定の話ですけれども、少なくとも、調査を始めた、そして報告書を出す段階において、このままいくと、もし仮にいったとしたらこれはまずい、抵触するということをこの文書から読み取れるんですが、そうではないということですか。抵触はしないということです...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、ちょっと別なことをお聞きしたいと思います。  先ほど少し信用保証の話が出ました。この信用保証の有無についても、監査委員会の報告の中に書かれております。  放送法の中では、協会は関連子会社に対して債務保証ができないとなっております。  その中で、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 理事会の方はいかがですか。理事会として、こうした文書を交わすというようなことは事前に議論されていたんでしょうか。
○吉川(元)委員 監査の報告の中でも、土地取引に詳しい弁護士、これは一体どなたなのか私は知りませんけれども、今言った会長の答弁のようなお話を伺ったということが書かれております。  この文書については、売り主や仲介業者への開示を予定したものではないし、これらの者へ渡してもいない旨...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、もう一回確認しますけれども、見せてもいないということでいいんですね。渡してはいないけれども、こういうものがありますということを見せてもいないということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 内容について、土地取引に詳しい弁護士が、これは信用保証を行ったとは言いがたいというようなことを言われておりますけれども、それは実際に私たちは見ていないわけですから、必要なところは黒塗りにしていただいても結構ですけれども、ぜひこの確認書、提出をお願いしたいというふ...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、二月二十四日の本委員会、きょうも籾井会長の方からお話がありました。一連の今回の土地取引の過程についての説明を伺っております。  それを見ますと、十一月三十日に役員連絡会を開き、情報を役員で共有し、十二月一日に役員会で来年度予算を議論した際にも、担当理...全文を見る
○吉川(元)委員 放送法の四十九条には、協会に、役員として、経営委員会の委員のほか、会長、副会長、理事を置くというふうになっております。  この役員会というものは、つまり、放送法の四十九条に定められている役員としての経営委員は入れていないということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 いや、監査委員は出ているのは結構なんですけれども、放送法で定められている役員というのは経営委員、これは役員ですよね。その方は入っていない役員会をやっているということですか。
○吉川(元)委員 だとすると、もう一つお聞きしたいんですけれども、この役員会並びに役員連絡会なるものは、これは議事録等はつくられていますか。
○吉川(元)委員 だとすると、十二月の八日の経営委員会の後に臨時の役員連絡会を開いた、それで正式な手続に入ることをやめた、これは何の権限でそんなことが決められるんですか。
○吉川(元)委員 ですから、十二月八日の理事会の中において議論をし、結果的には取り下げになりましたけれども、経営委員会の中で要綱について取り下げをした。ある意味でいうと、理事会の中で議論して決めたようなことが、臨時の役員連絡会なる、全く根拠も、そして議事録も残らないようなところで...全文を見る
○吉川(元)委員 非常に重要な決定について、議事録も残らない、そして、いわゆる権限があるのかないのかもよくわからない中で、意見交換の場自体を私は否定するつもりはありませんけれども、取り下げるというような決定を行うのに、なぜその臨時連絡会なのか。  放送法の四十一条では、経営委員...全文を見る
03月22日第190回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日はNHKの予算案についての質問でありますが、質問に入る前に、まずNHKの経営陣の皆さんに一言申し上げたいというふうに思います。  さまざまな不祥事、これによってNHKへの信頼というのは大きく損ねられているというふうに思っており...全文を見る
○吉川(元)委員 私が指摘させていただいたのは、理事会あるいは経営委員会等々での議事録の作成ということだけではなくて、こういう会議を開くという定めのない会議の中で重要なことが決定をされているということが私は非常に重大な問題だということを指摘させていただきます。  それでは次に、...全文を見る
○吉川(元)委員 私が言いたいのは、わざわざ個別の番組名を大臣意見に付して、その中でさらに、行政指導を踏まえるという表現。行政指導というのは、権利を制限したり、あるいは法律上の拘束力はないということで、総務大臣御自身もBPOの意見について反論をされておられます。  それで、ちな...全文を見る
○吉川(元)委員 放送法の八十一条というのは、国際問題に関する事項という表現だと思います。公的見解というような表現は入っていないというふうに思います。  これは初めて今回使われたわけではなくて、二〇一四年の大臣意見からこの言葉は使用され始めた表現だというふうに承知をしております...全文を見る
○吉川(元)委員 NHKにおいて自律的に行われると言うのであれば、こんなことを書かなければいいわけで、余計なお世話だと私は言わざるを得ないというふうに思いますし、書くのであれば、国際番組基準の文言、「世論の動向」ということもきちんと書き加えるべきであろうということを指摘させていた...全文を見る
○吉川(元)委員 私が尋ねたのは、まち・ひと・しごと創生総合戦略の一環として考えていいのかどうなのか、この点について聞いたわけでありますので、その点について答弁ください。
○吉川(元)委員 大臣、二月の十五日の予算委員会でNHK機能の地方分散に関連して答弁をされております。その後、記者会見等でも再度触れられておりますが、地方創生に貢献していただくこともすごく大切だということを言われております。  地方の活性化それ自体が大切なことは言うまでもないと...全文を見る
○吉川(元)委員 ようでありますではなくて、それは非常に大きな問題だと思います。公租公課ではない、契約を結んで支払う義務があるということになっているわけでありますから。  七八年以来、日米地位協定を理由に、受信料の支払いを米軍は拒否していると承知しております。受信料の徴収自体は...全文を見る
○吉川(元)委員 NHKさんが文書で再開を求めているというのは結構なんですが、政府としてどのように、直近、何を行われているのか。内部で話し合いをしているというのは結構ですけれども、直近でいうと、いつ、どういうことをやられたのかということをお聞かせください。
○吉川(元)委員 それだったらすぐ答弁できるでしょう。わざわざメモをもらわなくたって答弁できるはずで、結局、ちゃんとやっていないんじゃないかという疑惑を持たざるを得ません。  これは法律で決まっていることで、公租公課ではないとするならば、きちんと法律を守らせなければならないわけ...全文を見る
○吉川(元)委員 普通の家庭だと、アンテナが立っているか立っていないか、あるいはパラボラがあるかないか、そういうのを確認しながらやられているというふうに思います。入れるかどうかは別にしても、大体幾つぐらいあるのかということについて、それはやはり把握をすべきだというふうに私は思いま...全文を見る
○吉川(元)委員 NHKに一つその点で確認させていただきたいんですが、いわゆる民事の手続、訴訟も含めて、それも検討の中に入っているという理解でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 国内においては、ある家ではテレビを設置しているでしょうと、先ほども少し指摘がありましたけれども、大変厳しい徴収あるいは契約を締結することをやっている一方で、米軍に対してはよくわからないからなかなかできないんだというのは、これは、私はどう聞いても、やはり視聴者の理...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表して、議題となりました平成二十八年度NHK予算等について、不承認の立場から討論を行います。  公共放送としてのNHKの予算については、全会一致での議決が望ましいことは言うまでもありません。  しかしながら、NHKをめぐっては、昨年明...全文を見る
04月05日第190回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まずマイナンバーについて何点かお尋ねをしたいというふうに思います。  当委員会、一月十三日の総務委員会で指摘をさせていただきましたが、視覚障害者の方々へのマイナンバー通知のあり方について質問させていただきました。視覚障害者...全文を見る
○吉川(元)委員 その後いろいろお聞きしたところでは、私の地元でも、点字を職員が手で、今なかなか点字のテプラというのはないそうでして、点字の投票用のものを使って数字を打ち込んだり、あるいは、別の自治体では、番号を音声にして、その音声の入ったCDを配っているというような話も聞いてお...全文を見る
○吉川(元)委員 今答えられたのは期間の話ですよね。それはそれで結構なんですけれども、今後カードの申請がどのぐらい出てくるのか。今のところ、最新で九百六十一万ということでありますけれども、これから、今年度含めて、大体どのぐらいの申請数が出てくると想定をされているのか、その点につい...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、今のところ、一日の処理件数が大体三万から六万にふえたと言いますけれども、三千万枚、そのうち二百数十万はもう配付をしたということですけれども、これを予算どおり執行した場合には、単純に言うと四百日から五百日ぐらい、土日を除いてかかるということになるんで...全文を見る
○吉川(元)委員 速やかな交付ということになるわけですけれども、三千万枚の予算を確保している。仮に、来ますと、これは二年かかってようやく配り終えるという、単純な計算ですけれども、その後にもまた申請があれば、その分どんどんどんどんおくれていくということで、今回のシステムのトラブルの...全文を見る
○吉川(元)委員 速やかな原因の究明と対応というのは必要なんですけれども、こういうトラブルというのは事前に把握できなかったのか。事前に十分なテストをすれば、これは案外簡単にわかることじゃなかったのかというふうに思います。どうしても、うがった見方といいますか、先ほどの視覚障害者の点...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、別に特別な使い方をしてトラブルが発生したのではない、普通の使い方をしてトラブルが発生したということは、やはり事前のテストが不十分だったと言わざるを得ないのではないかというふうに思います。  担当するのは自治体ですけれども、カードがなかなか出てこない、出せ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、これで終わります。      ————◇—————
04月07日第190回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回の法改正について、何点かお聞きをしたいと思います。  いわゆるNICTの業務に、行政機関や重要インフラ事業者などの演習、訓練などを加えるというような施策が盛り込まれていると承知をしております。  昨年は、既に話も出ましたけれ...全文を見る
○吉川(元)委員 通告していないんですが、ちょっとだけ確認させてほしいんですが、いわゆる大学等々というのはこの重要インフラというところに入るのか、それとも政府、行政機関の中に入るのか。その確認だけさせてください。
○吉川(元)委員 それでは、新聞報道なんかを見ますと、NICTの調査で、国内外から日本のネットワークに向けられたサイバー攻撃の関連の通信が一五年には少なくとも五百四十五億に達した、過去最高だった二〇一四年の攻撃件数から倍増したというふうにも言われております。  恐らくこれは氷山...全文を見る
○吉川(元)委員 恐らく、どのようなネットワークも、それからコンピューター、それから複合機も含めて、攻撃の危険と隣り合わせという状態なんだろうというふうに思います。  とりわけ、大量の個人情報を保有する行政機関や、それから、先ほど十三分野にわたる重要インフラということで、そうし...全文を見る
○吉川(元)委員 これも通告していないんですけれども、ちょっと今お聞きしたいんですが、つまり、NICTが行う演習業務については、行政機関、それから重要インフラの事業者というのは必ず参加をしなければいけないということになるのか、また、非常に日々変化をしておりますから、どの程度の頻度...全文を見る
○吉川(元)委員 昨年、先ほどもお話ししましたが、日本年金機構における情報流出案件ですけれども、大量の個人情報が流出をしてしまい、多くの方が非常に不安を感じて、また、直接ではないですけれども、これによって振り込め詐欺的なものが幾つか発生をしたというふうにも報道等でも報じられており...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、年金機構のこの流出事案に関連してなんですけれども、昨年八月に検証委員会が報告を取りまとめられたということで、読ませていただきました。  報告書の最後には再発防止の提言というものが記載されておりまして、そこで強調されているのは、人的体制の整備ということです...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとそれに関連してお聞きしたいんです。  たくさんいろいろな組織があります。国の情報セキュリティーの取りまとめ役としては、サイバーセキュリティ戦略本部だろうと思います。個々の施策を進める機関というのが複数存在しておりまして、例えば、内閣官房が所管するNIS...全文を見る
○吉川(元)委員 非常に早口で、聞いていても、それぞれの組織がどういう関係を持つのかというのが非常にわかりにくいんですけれども、業務が重なったりですとか、重なる分はまだいいんですけれども、それはそっちでしょうということで、ぽこっとあいてしまうようなところが出てくるのではないかとい...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしましたら、次に、NICTの業務体制について、ちょっと二点ほどまとめてお聞きしたいと思います。  一つ目は、NICTというのは、ICT分野の基礎的、基盤的な分野の研究開発という役割を担っております。今回、演習というものがまた業務として加わっていくわけであり...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
04月19日第190回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  冒頭、熊本、大分両県で断続的に発生をいたしました大規模地震によってお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、また、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  熊本県に続き、私の地元大分県でも大きな被...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ速やかな指定をお願いしたいというふうに思います。  今度は、総務省、大臣の方にお聞きしたいんです。  今回、激甚災害の指定をできる限り早くしていただきたいんですが、少しでも早く安心していただきたい、そういう観点から、災害の被害に対する特別交付税の措置、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ速やかな対応をよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、応援体制について、先ほども質問がありましたけれども、若干お聞きしたいと思います。  地元の、熊本もそうですし、それから湯布院もそうですけれども、とにかく水が全く確保できない。どうも途中で配...全文を見る
○吉川(元)委員 続いて、今回、全てではありませんけれども、自治体の庁舎がかなり被害に遭っている。特に、これはテレビ等でも出ておりますけれども、宇土市においては、いつ倒壊してもおかしくないような被害が出ております。  そうなりますと、庁舎の中にはさまざまな重要な住民の情報等々が...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、通信関係でちょっとお聞きしたいんですけれども、これは刻々回復はしていると思いますけれども、いわゆる携帯電話が停波状態になっている部分がまだあるかというふうに思います。  今の現状と、それから今後の復旧の見通しについてどのように考えておられるのか。
○吉川(元)委員 ぜひ早急の復旧をよろしくお願いしたいと思います。  災害関係はもうこれで質問を終わりますので、その答弁の予定をされていた方は退席していただいて結構であります。  次に、今回の法改正についての質問に移らせていただきます。  先ほど、少し他の委員からも質問があ...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり何度聞いても、立法事実というものがどうもはっきりしないというふうに思わざるを得ません。  昨年の個人情報保護法の改正時に、確かに附則の十二条において検討条項として設けられたというのは承知しております。それに基づいて今回法改正というふうなことなんだろうと思...全文を見る
○吉川(元)委員 検討されてというのは理解できましたけれども、非常に重要な、本人同意がなくても集められるようにする、これは日本経済新聞の記事ですけれども、そういうふうに安倍首相が表明をしたというふうな報道が流れているんです。  これは、本人同意なしでもやるということを考えている...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、本人同意のない状況の中での提供はないということで、そういう理解でよろしいんですね。いろいろ検討するにしても、本人同意というのは絶対に必要なんだということを原則として、原則といいますか、それのもとで検討が進められているという理解でよろしいんですね。
○吉川(元)委員 ちょっと繰り返しになりますけれども、本人同意がなくてもということについて、それも含めて検討しているということですか。
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので、あとの質問については、引き続き、次回質問したいというふうに思います。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日、最後の質問ということになります。あと二十分間だけおつき合いをいただければというふうに思います。  きょうは、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。また引き続き参考にさせていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  次に、藤原参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど、最初の意見陳述の際にも、スモールスタートだということでお話がありました。スモールスタートということなんですけれども、いずれこれは広がっていくということがあるからこそスモールスタ...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、坂本参考人にお聞きをしたいと思います。  実は、午前中も少し議論を委員会の方でさせていただいたわけですけれども、日弁連の意見書を読ませていただきますと、先ほどから先生お話しのとおり、公権力の行使によって本人の同意なく収集されたものが多いとした上で、無差別...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  次に、鈴木参考人にお伺いしたいと思います。  越境問題に関連してなんですけれども、EUにおいて、二〇一二年一月に、個人データの取り扱いに係る個人の保護と当該データの自由な移動に関する欧州議会及び理事会の規則提案というものが行われたも...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、まさに医療だとかいろいろな立場立場で、これはきついとかこれは大丈夫だとかというところで議論になったということでありますけれども、今回の例えば日本の改正の中で、いわゆる越境問題、先ほどは搭乗者リストのお話がありましたけれども、これは果たしてクリアでき...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、藤原参考人に一点お聞きしたいと思います。  先ほど、最初の意見陳述の際に、諸外国の公的部門、民間部門の区別と法制ということでお話がございました。その際に、ドイツは一本で章立てが違うところにある、それからカナダは全く別の法律でやっているということであります...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間もあとわずかですので、坂本参考人に最後に一問お聞きしたいと思います。  先ほどから議論になっております、個人情報保護委員会、ここに一元的に監督をさせるべきだと。これは、越境問題も含めて先ほど鈴木参考人からもそういう観点がありました。  越境問題はおい...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、これで終わります。本当にありがとうございました。
04月20日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず冒頭、熊本県そして大分県に多大な被害をもたらした断続的な地震、まだ今も続いているようでありますが、多くの方々が犠牲になりました。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げますと同時に、政府として、ぜひ行方不明者の捜索に全力を挙...全文を見る
○吉川(元)委員 では、ちょっともう一点、今まさに大臣おっしゃられました国庫納付減少分、これは国費として、私はこれは国費じゃない、totoのお金だろうというふうに思いますけれども、ここの部分についても同様の形をとるということですか。それは、JSCが借金を、借金といいますか、債券を...全文を見る
○吉川(元)委員 私の質問をわかっていますか。このスキームでいうと、このtotoの財源については、それはそういうことになるんだろうと思いますが、いわゆる国費の中の国庫納付減少分四百三十二億円、これは国費ですよね。これは誰が用立てるんですか。
○吉川(元)委員 これは国費でしょう。国費でしょう、これは。合わせると七百何十億という、これは国費ですよね。何で国費をJSCが肩がわりして、債券を出して払わなきゃいけないんですか。その利息とかはどうするんですか。
○吉川(元)委員 一方でこれは国費だというふうに言いながら、残り三年間、ないときにはJSCに払わせるというのは、それは国費じゃないでしょう。国の借金ですよね、簡単に言えば。それをなぜJSCが負担できるようになるわけですか。
○吉川(元)委員 質問に答えてください。  これは国費ですよね、国費なんですよね。国のお金なんでしょう、整理としては。私がわからないのは、その肩がわりをなぜJSCが、国が借金をしてやるというんだったらまだわかりますよ、何でそれをJSCという一独法が背負わなければいけないんですか...全文を見る
○吉川(元)委員 余り繰り返しても時間がないので、もうここでやめますけれども、一方でこれは国費なんだと言いながら、一方で、あと残り三年間回収できない、まだ三年かかる回収のときに、国費にもかかわらずJSCに債券を発行をさせて払わせるというのは、こっちでは国費じゃないじゃないですか。...全文を見る
○吉川(元)委員 それと、先ほど一つ、少し聞き忘れたんですけれども、これから建設費はどういうふうに変化するのか。消費税が上がるのか上がらないのか、あるいは人手不足等々どういう状況になるのか、経済状況はどうなるのか。それから、totoの売り上げ、これも、去年ですか、昨年度になるんで...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、先ほど少し議論になりましたが、これは一般法で特別法じゃないというお話がありました。そうすると、ほかの地域でもって、もしかしたら何か大きな競技場なりがつくられる可能性があるかもわかりません。その場合にも、いわゆる二対一対一、この比率というのは引き続きこ...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、例えば、JSC、totoですよね、totoが、今回のものでいうと二対一対一の一の部分になるわけですけれども、totoの売り上げは引き続き同様の形になれば、この二対一対一でいくのか。それとも、totoは今回の国立競技場に限ってのことで、それ以外のものに...全文を見る
○吉川(元)委員 今のところ、この新国立以外にはそういう対象はないというのはわかるんですけれども、新しい競技場なりサッカー競技場なり、わかりませんけれども、体育館なりをつくる場合に、totoのお金というのはそれにも入れるということになるんですか。
○吉川(元)委員 だとすると、その二対一対一という比率自体は、例えば二対一対〇・五だとか二対一対〇・三だとか、国と都道府県の比率は二対一だけれども、totoについてはその都度その都度変わる。そうすると、結果的には総額が決まっていますから、都道府県の負担割合というのはtotoのお金...全文を見る
○吉川(元)委員 では、次の質問に移りたいというふうに思います。  これは直接建設費にかかわる問題ではありませんけれども、東京都が新競技場の敷地に含まれる都有地を大会終了まで無償で貸し出す契約を結んだという報道を目にいたしました。東京都が実施をした鑑定結果に基づきますと、この都...全文を見る
○吉川(元)委員 独法、私もちょっと調べましたところ、国立医薬品食品衛生研究所の移転に伴って川崎市が一部無償で貸し付けたという例はあるというふうには私も聞いておりますが、政府機関、国立競技場等々も含めまして、今回のこういう事案については、恐らく、東京都が初めての事例だろう。これは...全文を見る
○吉川(元)委員 では、大臣、ちょっと確認させていただきたいんですけれども、報道では、仮設は組織委員会、恒久施設は都という、この負担のあり方を見直すということの合意はされていないということでよろしいんですか。
○吉川(元)委員 私が聞いたのは、費用の負担のあり方、今言ったように仮設は組織委員会、恒久施設は都という負担のあり方について、これ自体を見直すということで合意をされたんですか、それともされていないんですか。情報共有するというのは結構ですけれども、この点についてはどうなっているんで...全文を見る
○吉川(元)委員 よくわからないんですが、確かに有明については、これは東京大会で仮設会場になるということなんですけれども、有明体操競技場の設計費五億円というのは、東京都の今年度の予算、国際展示場の運営費の中に組み込まれていて、都議会の中で質問を受けてようやく、いや、これは実はこう...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、透明性と言いますけれども、審査員にも教えていないんですよ、誰が何点つけたかなんというのは。それは、外に公表するかどうかというのはあるかもわかりませんけれども、審査員自身にも教えないなんというのは、これは全く、誰が何点つけ...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、独立行政法人日本スポーツ振興センター法及びスポーツ振興投票の実施等に関する法律の一部改正案について、反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、新国立競技場の財源がスポーツ振興くじの売り上げ頼みになっている点です。今回の...全文を見る
04月21日第190回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  早速でありますが、質問に入らせていただきたいと思います。  今回、個人情報保護法、今回の法改正でも、照合の容易性の部分を除き個人情報の定義づけに変更が行われております。いずれ個人識別符号が個人情報として取り扱われるということになる...全文を見る
○吉川(元)委員 あわせて、関連ですけれども、端末ID、これについてはどうなんでしょうか。この点についても同様の質問です。
○吉川(元)委員 ちょっとそれは私は非常に疑問を感じるんです。  といいますのは、参考人質疑の際にも紹介させていただきましたが、一般社団法人インターネット広告推進協議会、JIAAというところが、これは内閣府の方ですか、パーソナルデータに関する検討会の中で資料として出しているもの...全文を見る
○吉川(元)委員 はっきりと個人が識別できるというふうにJIAAは言っているわけですよ。これは大丈夫なんだ、それは業界によってそれぞれやってくれというのは、おかしな話ではないかというふうに私は言わざるを得ません。  私の知る限り、端末IDについては、EUそれから米国ともに、一部...全文を見る
○吉川(元)委員 明らかにEUとは基準が私は違うと思います。  これは後ほど大臣にお聞きをしようと思っていますので、また戻ってまいりますけれども、EUの基準と日本の基準、正直、今のお話を伺っても、やはりEUの方が厳しい、より厳しい基準になっている。ということは、後々、EUとの十...全文を見る
○吉川(元)委員 今のお話を聞くと、非常に技術的なところのお話でした。  ちょっと関連してお伺いしたいんですけれども、いわゆる加工が不適当といいますか、今の二条九項三号の規定によって、これはだめですよ、できませんよというその認定というのはどなたが行うものなんでしょうか。所管する...全文を見る
○吉川(元)委員 では、その判断が適正なものなのかどうなのかというのは、長が判断をして、これはだめだということでその判断をされるわけですけれども、それについて、いや、そんなことはないでしょうということ、異議申し立てといいますか、そういうことはできるのか、また、できるとすれば、それ...全文を見る
○吉川(元)委員 では、次の質問に移らせていただきたいと思います。  法案を見ておりますと、非識別加工情報の提供について、いつでもやるというわけではどうもないようで、改正案の第四十四条の四では、定期的に民間業者からの提案を募集するというふうになっております。  この募集の期間...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一つ、関連なんですが、その募集期間というのは、全ての省庁そろってやるということでよろしいんでしょうか。     〔坂本(哲)委員長代理退席、委員長着席〕
○吉川(元)委員 次に、行政機関非識別加工情報を取り扱う提案が許可されて、契約を結んだ、情報を受けた民間業者というのは、四十四条の七の第一項五号において、その利用期間は個人情報保護委員会で定める期間を超えないものとされております。  この利用期間、おおむねどのぐらいの期間を想定...全文を見る
○吉川(元)委員 今、ちょっと答弁の中で一点気になる言葉があったんですが、利用期間が終わった非識別加工情報については廃棄または返却ということですけれども、これは、民間の事業者にある間は非識別加工情報じゃないんじゃないですか。匿名加工情報じゃないんですか。
○吉川(元)委員 もう局長からして、非識別加工情報と匿名加工情報、答弁で混乱しちゃっているじゃないですか。  先日の参考人との質疑の際にも、この非識別加工情報という新たな概念が非常に不明確で、しかも匿名加工情報とイコールではないのではないか、その点が参考人からも指摘されておりま...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとよくわからないんです。  非識別加工情報は民間に渡した瞬間に匿名加工情報になるんですよね。それがなぜ非識別加工情報だというふうに、それは非識別加工情報でもあるんですか。両方持っているということなんですか、民間にある間も。
○吉川(元)委員 官僚の皆さんのというか、局長の答弁が明らかにおかしないわゆる名称を使うということであるので、あえて指摘をさせていただきました。  次に、加工作業の業務委託ということですけれども、四十四条の十の一項、二項において、個人情報保護委員会の規則でその基準というのが定め...全文を見る
○吉川(元)委員 例えば今回の件でいうと、オプトアウトも含めて本人の関与が必要ではないか、なぜ関与がないのか、あるいは、個人情報保護委員会の関与が民間と行政でかなり差があるというようなことも質問したかったんですけれども、時間がありませんので、最後に大臣に二点ほどお尋ねしたいと思い...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の一部改正案、独立行政法人の保有する個人情報の保護に関する法律の一部改正案に反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、民間事業者からの具体的な要望、すなわち立法事実が希薄なま...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 本会議 第27号
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○吉川元君 社会民主党の吉川元です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、衆議院選挙制度改革に関する二法案につき、提出者双方に質問いたします。(拍手)  本会議での代表質問は私自身初めて、党としても実に三年半ぶりとなります。こうした機会を与えていただいた正副議長、議運、そし...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、携帯電話の問題についてお聞きしようと思っておりますが、その前に、少し確認をさせていただきたいことがあります。  先般の当委員会で、採決は終わりましたけれども、行政機関等が保有する個人情報保護に関する法律の一部改正で、二十一...全文を見る
○吉川(元)委員 それはつまり、契約上は、民間の事業者にあったとしても、引き続き非識別加工情報であるということの理解でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 参考人の質疑の際にもこの点はまさに問題になっていまして、一義的にその規定がないと。  四月五日の一般質疑の際に、局長はやはり、非識別加工情報が匿名加工情報になるんだというふうに言われているんですけれども、今の説明だと、契約上は引き続き非識別加工情報のままである...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、それをつなぐものはどこにあるんですか。法律上、つなぐものはあるんですか。
○吉川(元)委員 私が確認したいのは、契約上はそうなろうというふうに思いますけれども、法律の中、例えばこの条文に基づいてこれは匿名加工情報になる、民間事業者はそのように扱わなければいけないというふうになっているんですかと聞いているんです。
○吉川(元)委員 それは答弁の中でそうやって言われているだけで、条文上そうなるというふうにはなっていないと思うんですよね。  また、個人情報保護法の方の側も、これについて、非識別加工情報を受け取った場合にはこれは匿名加工情報とするというような条文もないというふうに思いますので、...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、それも含めて契約の中で定めるということなんですか。利用期間を過ぎたとしても、これは匿名加工情報であるというふうな形の契約になるということなんですか。
○吉川(元)委員 これ以上やってもしようがないので、ここでやめますけれども、ちょっとやはり、審議の中で、あるいは参考人等々が指摘されていた非識別と匿名との関係、また法令上どういうふうにこれは定義をされるのかを含めて、曖昧なままになっているんじゃないか。今、参議院で恐らく審議される...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、関連してちょっとKDDIについてもお聞きしたいんですけれども、これは報道ベースでしかちょっとわからなかったんですが、KDDI、ブランド名はauですけれども、auも総務省から注意を受けたというようなことが報じられておりました。NTTドコモとソフトバン...全文を見る
○吉川(元)委員 それは、自主的に是正をするということを言ったのでしなかったということなのか。それとも、奨励金という形で、直接割引ではなくて、迂回じゃないけれども、変な言い方になりますが、奨励金という形でなっていたから、直接ではないから文書によるものではなかったという、どちらの方...全文を見る
○吉川(元)委員 失礼しました。  そうしますと、先ほどからずっと合理的という言葉が使われております。端末の代金が合理的な額になるようにということですけれども、購入補助、ゼロ円になるようならもちろんだめだし、それから、NTTドコモだと六百幾らだとか、あと家族だと云々というような...全文を見る
○吉川(元)委員 独禁法上の問題もあるということですけれども、正直言って、非常にわかりにくい。六百円はだめで、千円だとどうなのか、千五百円だとどうなのか、なかなかこのあたりは判断が非常に難しいところだと思います。  関連してですけれども、要請を受けた二社のうちの一社、ソフトバン...全文を見る
○吉川(元)委員 最後に、大臣に一点お聞きしたいと思います。  今、独禁法の話も出てまいりました。もし不当廉売や排他的な条件つき取引の疑いがあるとすれば、これは、基本的には公正かつ自由な競争が阻害をされている可能性が高いわけでありまして、そうなりますと、総務省が扱う案件ではなく...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
04月27日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
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○吉川(元)議員 社会民主党の吉川元です。  先日の本会議に引き続き、少数会派我が党、委員外質疑の機会を与えていただきました。委員長、そして理事、さらには委員各位にお礼を申し上げたいと思います。  まず冒頭、二〇一三年六月二十五日の確認事項の認識について、与党、野党それぞれお...全文を見る
○吉川(元)議員 私が聞いておりますと、どうしてもやはり都合のいいところを選んでいるというふうに感じてしまいます。  二〇二〇年の国調、恐らくこれは、見ますと、与党案の場合、速報値ではなくて確定値が出てからということになろうかと思います。そうなりますと、確定値が出るのは翌年、一...全文を見る
○吉川(元)議員 今、難しい方程式を解くと言いましたけれども、この方程式には私は解がないと思います。解のない方程式、つまり、定数を削減しながら人口減少地域に配慮して、なおかつ一票の格差を一定範囲の中におさめるというのは、どう考えても解がないものだというふうに思います。  参議院...全文を見る
○吉川(元)議員 そうしましたら、もう時間がありません、最後に、与党案、野党案それぞれ、特に与党案については公明党提出者にお聞きをしたいというふうに思います。  両案ともに附則で、民意の集約と民意の反映のバランスに配慮し、制度の不断の見直しという規定が設けられております。  ...全文を見る
○吉川(元)議員 時間が来ました。ありがとうございました。
04月27日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、代替教諭の確保等々について質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、現在、公立学校教職員の中で病気等々で休職されている方の数、恐らく八千人を超えているんだろうというふうに思います。加えて、育休あるいは産休を取得さ...全文を見る
○吉川(元)委員 実際、そういうことがたくさんあろうかというふうに思います。  それで、関連して、もう一つ確認させていただきたいんですけれども、教員で定年退職、あるいは定年前に退職される方もいらっしゃるかと思いますが、現在、免許は更新制ということになっております。免許の有効期間...全文を見る
○吉川(元)委員 なぜこういうお話を聞いたかといいますと、先ほど、それぞれ時間のかかるケースがあるというお話がございました。実際、非常に時間のかかる、もう代替教員が見つけられないという事態が実際に起こっております。  特に今、学校教育の現場においては、いろいろな長時間労働が問題...全文を見る
○吉川(元)委員 適切に運用されていれば、先ほど言ったような事例は発生しないんですね。実際に発生をしてしまっている。この点については、私は、やはり何らかの検討が必要なのではないかということを指摘させていただきます。  次に、教員の方々の生活、業務にかかわる問題ですけれども、異動...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、全国の都道府県の教育委員会の方に、今の事例も含めまして、周知の方をよろしくお願いしたいというふうに思います。  私、総務委員会にも所属をしておりまして、総理に質問する機会がありました。その際に、同一労働同一賃金について質問させていただいた際に、民間につい...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、しっかりと周知の方、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
04月28日第190回国会 衆議院 本会議 第29号
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○吉川元君 社会民主党の吉川元です。  まず冒頭、代表質問に引き続き、討論の場をお与えいただいた正副議長、議運、各党各会派の皆様に感謝を申し上げます。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました衆議院選挙制度改革に関する与党案及び民進党案の二法案につきま...全文を見る
05月11日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  法案の質疑に入る前に、一点だけ、ちょっと大臣に確認させていただきたいんです。  たしか前々回の当委員会、toto法の改正の際に、国費の負担部分について、大会終了後の三年間についての用立てについて、JSCが用立てる、借金をするという...全文を見る
○吉川(元)委員 国費である以上は国としてちゃんと責任を持って措置すべきだということを指摘させていただいて、今回の法改正について質問させていただきます。  今回の法改正、世界最高水準の教育研究活動が見込まれる指定国立大学法人制度を創設すること、それから国立大学法人全般で資産や寄...全文を見る
○吉川(元)委員 附則を見ますと、この法律は、成立すれば、来年の四月一日、施行されるということであります。今お話を聞くと、スタートアップ、選定の仕方とか、どのぐらい金額が出るのかというのは予算編成過程ということですからことしの夏から秋にかけてということでありますが、一方で、附則を...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、今は五月十一日ですよね。十月一日から申請可能になる。もう残り五カ月ないわけで、大学側からすれば、最初の段階でどのぐらいのお金が出るのかというのがわからない状態の中で、とにかく申請できますよと言われても、これは非常に困るんじゃないかなというふうに思います。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと関連してお聞きしたいんですけれども、指定国立大学法人に関しては、運営費交付金またはそれ以外の補助金という形で予算措置等々をする考えはお持ちなのでしょうか。
○吉川(元)委員 少し運営費交付金のお話をしましたので、ちょっと大臣に伺いたいと思います。  運営費交付金については、国立大学を法人化された際の本委員会の附帯決議、これは二〇〇三年の五月十六日、附帯決議が付されております。その中では、運営費交付金の算定の透明化と同時に、「法人化...全文を見る
○吉川(元)委員 附帯決議は、「法人化前の公費投入額を十分に確保し、」となっているわけです。でも、現実には、もう一二%、法人化前のものからは減額をされてしまっている。これはやはり、私は、本委員会の附帯決議が十分に守られていないのではないかということを指摘させていただきたいと思いま...全文を見る
○吉川(元)委員 二〇〇八年のリーマン・ショック、これは日本経済全体に悪影響を与えたわけですけれども、このときにもやはり、大学、まあ私学においては寄附金等を金融で資産運用しておりましたが、少なくない私立大学で多額の含み損が計上されたことが大変問題になりました。二〇〇八年十月に百五...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、これはガバナンスの問題ではないと思います。ガバナンスがうまくいっていたとしてもリーマン・ショックのときには多額の損失が出ているわけで、やはり国立大学がこういった危険な、元本割れをする可能性のある商品に手を出すということは私は...全文を見る
○吉川(元)委員 国立大学法人法の一部改正案に対し、反対の立場で討論を行います。  国立大学の教育研究水準の引き上げを目指すことについては何ら反対するものではありません。そのためには、公的な財政支出による大学の安定的な財政基盤の確保、さらには学生が安心して教育研究に携わることが...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  きょうは、既にもうこの場でも議論されておりますけれども、東京オリンピック・パラリンピック招致の際の海外コンサルタントへの支払いの案件について、何点か質問をさせていただきたいと思います。  そもそも、今回のブラック・タイディングス社...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が余りないので、今の答弁に関してちょっとお聞きしたいんですけれども、IOCの委員は福島の汚染水について非常に強い懸念、関心を持っておられたということでありますが、私も多分そうだったんだろうなというふうに思います。  福島の汚染水の問題に関して言いますと...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしましたら、竹田会長に伺いますが、今、情報収集、とりわけ汚染水の問題についての関心があると。これは非常に専門的な問題でありますし、現状も知っていなければ恐らくやりとりすらできないと思うんですよね。  そうしますと、竹田会長は、このブラック・タイディングス社...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、判断をされたのは招致委員会なわけで、だから私は竹田会長に、そういうことで選ばれたということなんですかと聞いたわけですから、別に大臣に答弁を求めているわけではないので、会長の方に、今、私がその前に質問したことについて伺います。
○吉川(元)委員 何か大臣の話と少し食い違っているような気がしますね。  汚染水の問題について関心を持っている、そのことについて、どのようなところに関心を持っているのかということを聞かなければ、私、専門的な知識がある程度ないとそれは聞きようがないと思いますけれども、それでも、人...全文を見る
○吉川(元)委員 後でまた議事録をよく見せていただきたいと思います。  次に、契約時点について、どういう契約をされたのかということで、支払いについては、これは七月、十月、二回に分かれておりますが、十月は東京開催が決定した後、翌月ということにもなります。これは成功報酬としての契約...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、また同じく竹田会長に伺います。  十六日の予算委員会で、会長は、同社がIOC委員を務めるラミン・ディアク国際陸連前会長の息子との関係があることを知らなかったというふうに述べておられますが、報道によりますと、JOCの平岡専務理事は、ブラック・タイディング社...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、怪しい関係にあるということは知らなかったけれども、関係があるということは知っていた、そういう認識でよろしいんですね。
○吉川(元)委員 先ほど、成功報酬だったのかどうだったのかということで少し聞かせていただきました。  それでは次に、この会計処理についてなんですけれども、二〇一四年の四月に招致委員会が招致活動報告書を公表しております。  報告書の第十章で、「招致推進活動経費の内訳」、これは東...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、二回目の支払いについて、私が手に入れることができた招致活動報告書、これは解散した後に総括的につくられた報告書だと思うんですが、この中には一億三千五百万円は入っていないということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 いやいや、私が確認したいのは、この報告書の中には含まれていないけれども、ほかに財務の、会計のそういう報告書があるという認識でよろしいんでしょうか。私が手に入れたのはこれだけなので、ほかにあるのであれば、どういう形で出されているのか、教えていただけますか。
○吉川(元)委員 そうすると、これは十章ではない、ほかの章の中に入っているということなんでしょうか。
○吉川(元)委員 そうしますと、実際にその一億三千五百万円というのは、海外コンサルタントに対して支払ったお金にもかかわらず、なぜそれがこの中に計上されていないのか。実際にこの報告書を出されているのは四月でありますから、解散が一月だというふうに聞いておりますから、その時点では、これ...全文を見る
○吉川(元)委員 では、ちょっともう一回。  その報告書、私が読んだのは、この第十章のところの招致活動経費の内訳。当然この中に入っている。これは二百二十五ページからですから、二百二十三ページというのは、その前の章のことになるわけで。  間に合わなかったというふうに言われますけ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来てしまいましたので、委員長にお願いなんですけれども、今回、東京大会招致に向けて契約した、ちょっと時間がなくて聞けなかったんですが、それ以外の海外コンサルタントの会社名、それから、委託した業務、支払い金額について、本委員会に資料を提出していただくことを...全文を見る
○吉川(元)委員 以上で終わります。      ————◇—————
05月24日第190回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日はもともとNHK決算ということでありまして、NHKに関連しての質問を用意しておりました。ということで、本日はNHKについてお話を伺いたいというふうに思います。  まず最初に、新しい役員の人事と任務分担についてお聞きします。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、一番最初が難しい、だから専任で置いたんだという認識でよろしいんですね。それなりの成果が出ているという認識だということですね。  では、続いて、木田理事の再任についてお聞きします。  四月十二日の経営委員会で議論になったようでありますが、任期が来たから...全文を見る
○吉川(元)委員 会長が経営委員会の中で、今回、関連企業の強化ということが大きなポイントになっているというふうにおっしゃったんですけれども、それは、関連企業の中でいろいろ不祥事がありました、そういうのを踏まえて木田理事を再任された、関連企業との関係強化ということも含めて再任された...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、私が言っているのは、木田専務理事については関連事業統括というふうになるのが普通なのではないんですかと聞いているんです。まあ、ちょっと時間がないので、もうこれはいいです。  次に、これも既に当委員会で指摘されておられますけれども、今回、技師長だった浜田理事...全文を見る
○吉川(元)委員 では、会長に伺いますが、いわゆる4K、8K、試験放送はいつからスタートしますか。
○吉川(元)委員 4K、8Kの試験放送はいつからNHKはスタートさせますかと聞いたんです。
○吉川(元)委員 まさにスタートアップじゃないんですか。試験放送が衛星放送でスタートする八月一日、もう目前に迫っています。そのときになぜ技術系の方がトップではないのか。  先ほど、ターゲット80のとき、立ち上げが非常に重要だというふうにおっしゃられました。今回も、これはまさに、...全文を見る
○吉川(元)委員 ですから、さっきのターゲット80のときには、立ち上げが非常に重要だから優秀な専務理事を二人つけたんだと、それぞれ担当として。だとするならば、今回だって同じでしょうと聞いているんです。
○吉川(元)委員 まさに違います。だから、技術屋じゃなきゃだめなんだと言っているんです。技術なんです。技術の話をしているんです。技術のわからない人間がトップに立ったらだめでしょう、特に立ち上げのとき。営業と技術については違う、まさにそのとおりですよ。だからこそ必要なんじゃないんで...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間がないので、次の質問に移らせていただきますけれども、やはり私は矛盾しているというふうに言わざるを得ないと思います。  次に、原発の報道について、公式発表をベースに伝えることを続けてほしいというふうに述べられた。これも当委員会で以前議論になりました。...全文を見る
○吉川(元)委員 心配しないように、心配しないように報道しているんですか。
○吉川(元)委員 心配しないように放送するというのは、それは事実とどのように関係があるんですか。事実に基づいて心配しなきゃいけない事態というのは起こり得るんですよ。福島の原発、まさにそうだったじゃないですか。  公式見解というのは先ほど答弁されませんでしたけれども、原発事業者あ...全文を見る
○吉川(元)委員 事実に基づいて報道するというのは、もちろんそのとおりであります。ところが、会長はそのように言われていないんです。公式発表をベースにしてというふうに言われているから、問題だと言っているんです。  公式発表と事実、同じなんですか、会長の中では。
○吉川(元)委員 まさに今、政府の発表じゃないですか。違うんですか。原子力事業者はもちろん政府ではないかもわかりませんけれども、まさに政府の発表のとおりじゃないですか。
○吉川(元)委員 時間がもうあとわずかしかありません。  今言われていることは、ちょうど会長が就任したときの、右と言っているものを左とは言えないという、あれと全く何も変わっていない。二年半やってきてこれなのかというふうに、もう私は失望を感じざるを得ません。  もう時間がありま...全文を見る
○吉川(元)委員 浜田委員長、本当にお疲れさまでした。  これで質問を終わります。
10月04日第192回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  復旧復興、これはスピード感が何より大切です。そのためにも財源は十分に確保していただきたいと思いますし、また、ことしは例年以上に台風被害が発生しておりまして、今も大きな台風が日本に向かってきておりますが、この対策にも万全の財政措置を講...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、地元の自治体としっかり意思疎通しながら、財政措置の方をよろしくお願いしたいというふうに思います。  復旧はスピードが肝要なんですけれども、現状はなかなかそうなっていないというお話も伺います。住宅被害は十六万八千棟に及んでおりますが、家屋の公費解体の申請は...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど他の委員からも指摘がありましたけれども、実は、一部損壊に対する支援がないという状況であります。これは、私も地元の党の関係者からお話を聞いたところ、やはり何らかの支援が必要ではないかと。それがないと、過去との関係だとか他との関係というのはいろいろあるとは思い...全文を見る
○吉川(元)委員 警察庁は当然御存じのはずだと思いますけれども、カメラ捜査をめぐっては、最高裁の判例がございます。一九六九年ということであります。  そこでは、「何人も、その承諾なしに、みだりにその容ぼう・姿態を撮影されない自由を有する」、「警察官が、正当な理由もないのに、個人...全文を見る
○吉川(元)委員 質問したことに答えていただいていないでしょう。  今言われたとおり、県警本部長も、捜査に当たっては人権の尊重に留意するよう指導してきたが、今回の事案では、この点についての配慮は全くされていなかった、こういうふうに回答されています。  人権への配慮が全くなされ...全文を見る
○吉川(元)委員 だから、憲法十三条に違反しているんじゃないんですかというふうに聞いているんですけれども。  もう余り時間がないので、ちょっと次の質問に移りたいと思います。  それではお聞きしますけれども、こうした隠しカメラを利用した捜査、昨年一年間でどの程度の件数行われたの...全文を見る
○吉川(元)委員 もう既に指摘しましたけれども、これは、憲法十三条に違反している、抵触しているんじゃないかという疑いが強い事案であります。十三条だけじゃなくて、例えば思想、良心の自由であるとか集会、結社の自由であるとか、そうした国民の権利、重大な権利に抵触をするような中身でありま...全文を見る
○吉川(元)委員 ということは、つまり、件数については把握するつもりはない、あとは各警察、県警にお任せをするということを今答弁されたというふうに理解をしてよろしいんですね。  次、もう時間が本当にないので行きますけれども、八月二十六日に警察庁は通達を出しております。いろいろな注...全文を見る
○吉川(元)委員 ガイドラインがあるのか、それとも、つくるかつくらないかも全く答弁していただけないんですが。  最後に、一点だけお聞きしたいと思います。  これは、先ほども言ったとおり、憲法十三条、十九条、二十一条、それぞれ抵触をする可能性があります。それがノーチェックで行わ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わります。
10月19日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず最初に、義務教育の教職員定数改善についてお伺いしたいと思います。  文科省は、来年度予算案の概算要求において、二〇一七年度から二〇二六年度までの十カ年計画として、「次世代の学校」指導体制実現構想を打ち出しました。十年間で二万九...全文を見る
○吉川(元)委員 第七次の教職員定数改善計画、これは二〇〇一年から二〇〇五年までですか、以来十年以上、義務標準法の改正を伴う基礎定数の改善はされておりません。  毎年度の予算措置によって決まる加配定数では安定的、計画的な教職員の採用や配置ができない、当然だと思いますけれども、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 いろいろ地方において工夫されているというのは、もちろんだと思います。それは、何でそういうふうに工夫が必要かというと、いわゆる教職員定数の改善が行われていないという現実の中で、懸命に各地方が努力をしているのは事実であります。  だけれども、まさに、まとめの中に書...全文を見る
○吉川(元)委員 効果を検証しながらというのは、まるで財務省のような答弁としか思えないんですけれども。  少人数学級というのは効果があるというのが文科省の基本的姿勢じゃないんですか。
○吉川(元)委員 余り時間がありませんので次の質問に移りますけれども、やはり少人数学級という旗は絶対おろしてはいけないというふうに思います。その中で子供一人一人と向き合う時間というのが確保できるんだというその基本姿勢は揺るがしてはならないということを指摘させていただきたいと思いま...全文を見る
○吉川(元)委員 財務省とはぜひ頑張って戦っていただいて、何としても獲得していただきたいと思います。  もう一つ、ちょっと確認なんですけれども、つまり、今回の十カ年計画というものが、文科省が考える中長期的な見通しというふうに認識をしてよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 過去の改善計画、毎年のように案として出されて毎年のように消えていく、翌年また新たに十カ年計画、七年計画というのが出てくる、これでは全く、この間、中長期的な視点に立った定数の改善計画は実は結果的には実現をされていないと言わざるを得ないところであります。ぜひ中長期の...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の改正で、四月一日以降に生じた事案についてということでありますけれども、それに先立つ三月十五日に、高校生の自死について二件、災害給付の対象ということが認められておりますが、その理由についてお聞かせ願えますでしょうか。
○吉川(元)委員 そうしますと、ちょっと別のことをお聞きしたいんですけれども、ことし三月に内閣府が公表しました昨年一年間の自殺の状況、高校生の自殺者数は二百四十一人となっております。このうち、いじめや体罰などを原因として本人の責めに帰すことのできないケースというのはどの程度の割合...全文を見る
○吉川(元)委員 法施行は、四月一日であるということであります。もちろん施行されてからということになるんですけれども、実際には、施行前にも、もし仮にこの施行が行われていれば対象となった案件というのも幾つかあろうかというふうに思います。  昔にさかのぼるということでありますけれど...全文を見る
○吉川(元)委員 わかりました。  次に、東京オリンピック・パラリンピックに関連してお聞きをします。  九月二十九日に、これは既に他の委員会や他の委員からも指摘があったと思いますけれども、総費用が三兆円を超える可能性があると東京都が調査報告書を公表いたしました。  大変驚き...全文を見る
○吉川(元)委員 洗い出しということですけれども、それは誰がやるんですか。
○吉川(元)委員 それは組織委員会がやるということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 組織委員会はそれをいつまでにやるつもりなんですか。ことしの常会の場なんかでも、同様の質問が出た際に、当時の遠藤大臣は、八月までには、リオがあるから、それが終わり次第洗い出しが完了するだろうという話をされていましたけれども、今全く何も出ていないんですけれども、それ...全文を見る
○吉川(元)委員 それはつまり、洗い出しをして積算をしていく、そこから今度、削り始めるということですか。
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、これはいつまでたってもできないですよ、このままいったら。もう四年切っているんですよ。年内に全体の洗い出しをしてもらうなんといって、本当に、このままいくと開催できない可能性だって出てしまいますし、司令塔不在、これは時間があ...全文を見る
10月25日第192回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、来年度の地方財政について尋ねます。  財政制度等審議会、五月十八日に「「経済・財政再生計画」の着実な実施に向けた建議」を取りまとめました。その中で、地方財政に関して、「折半対象財源不足解消後の対応等」という項目があります。...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一点、建議についてお尋ねします。  財務省は、フローで財源余剰が生じたら地方の財源にするのではなく国の財源に貢献しろと言う一方、臨財債の元利償還金相当部分について、地方は償還や減債基金への積み立てに使わず他の歳出に流用していると批判し、ちゃんと積み立てろと...全文を見る
○吉川(元)委員 あくまでそれは地方自治体それぞれが計画的に行うことであって、国、特に財務省からあれこれ言われる筋合いのものでは私もないというふうに思います。  次に、来年度予算案の概算要求について尋ねます。  総務省からいただいた資料を見ますと、地方交付税の算定、出口ベース...全文を見る
○吉川(元)委員 最低限じゃなくて、最大限の努力を重ねていただきたい。(高市国務大臣「最大限」と呼ぶ)最大限。済みません、聞き間違えました。  とにかく、これは他の委員からも指摘がありましたけれども、臨財債に頼ることなく、きちんと法定率の引き上げ、しっかり取り組んでいただきたい...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりとした総額の確保をお願いしたいというふうに思います。  次に、少し飛ばしまして、地方行財政の見える化の問題について少し尋ねます。  交付税の配分に当たっては、行革努力や成果配分という考え方が入り込んで、交付税法の趣旨をゆがめているのではないかという指...全文を見る
○吉川(元)委員 順番をつけるということですので、それは結果的にどういうことになるかといったら、コスト競争をあおることはないと言いましたが、結果的にはあおることに私はつながっていくというふうに思います。  コストの比較といいますけれども、では、地方自治体が提供するサービスの比較...全文を見る
○吉川(元)委員 ですから、そのコストの比較というのが前面に出ると、そういうものが後景に追いやられる。実際にコストがかかるけれどもこれだけのサービスが提供されている、あるいは、特に大切なのは緊急時、緊急時というのはあくまで緊急時ですから、平時のときとは違うわけであって、それがコス...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、私が聞いたのは、職員の理解もなく一方的にそういうことをやっていいのかどうか、実際にそういうことが現実に起こっているわけで、その点はいいんですかというふうなことを聞いたわけでありますから、もう一回答弁をお願いします。
○吉川(元)委員 ちょっと時間がないのであれですけれども、では、まず、先ほど少し答弁がありました消防職員委員会制度についてお聞きしたいと思います。  消防組織法の第十七条、消防職員から提出された意見を審議し、消防事務の円滑な運営に資するため、消防本部に消防職員委員会を置くことを...全文を見る
○吉川(元)委員 組織の構成、多数が、管理者側が多いということもありますし、それから、消防組織法に基づいて組織及び運営の基準というのが出ておりまして、その第七条を見ますと、年の前半に一回を常例とする、それから、委員長が招集をするということですから、例えば、問題が発生したり、こうい...全文を見る
○吉川(元)委員 わかりました。課題が出てきた場合には、前半一回ということではなくて、必要に応じて消防職員委員会が開かれるということだというふうに理解をさせていただきます。  この組合ですけれども、消防組合、ことし四月から集中管理方式という新たな勤務システムが導入をされました。...全文を見る
○吉川(元)委員 これは出張扱いになっているんですよ。県内出張という言い方らしいんですけれども、その時間はいわゆる無給状態で、長い人で一日二時間ただ働きといいますかが強要されて、これはおかしいというふうに思います。  ちょっと時間が来ましたので、やはり、私自身も、以前、ここにお...全文を見る
10月27日第192回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず、私自身なかなか聞く機会がありませんでしたので、消費税増税延期の判断について尋ねたいと思います。  既に、二〇一四年の総選挙直前に一度延期が行われました。その際に、景気条項が削除をされ、リーマン・ショックや東日本大震災級の事態...全文を見る
○吉川(元)委員 きょうは財務省に来ていただいておりますので、お聞きしたいんですけれども、今回の延期によって、社会保障も含めて非常にいろいろな影響が出てまいります。  景気条項があるときには、もちろん、それに基づいて判断をするということは当然あり得るわけですけれども、それがない...全文を見る
○吉川(元)委員 確実にというのは、たしか二〇一四年のときにもその手の話はされたと思います。間違いなく次は上げるんだ、そのための経済財政の状況をつくるんだというふうに言われて、一回目の延期をして、解散・総選挙に臨んだわけです。  ですから、それでもって今回また延期をしたのであれ...全文を見る
○吉川(元)委員 今言っている話というのは、一体改革というのはでは一体何だったんですかという話になってしまいますよ。  これから、高齢化社会、少子化の中でいろいろな社会保障をつくっていかなきゃいけない。そういう中で消費税を一〇%に引き上げてやっていく。その中で社会保障をしっかり...全文を見る
○吉川(元)委員 年々社会保障関係経費が上がっていくのは、それはそうだと思うんです。そのために七兆円を、後の世代の負担先送りをしないためにということでやられているんじゃないんですか。
○吉川(元)委員 かつて、今から十年ほど前ですか、もうちょっと前かな、毎年の社会保障二千二百億を削っていくということをやられて、非常に国民の皆さんは、社会保障がこのままどうなっていくのかというのがあって、その中で、消費税を上げて安心の社会保障をつくっていくという話でやったわけじゃ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、仮に消費税の税率を一〇%に引き上げた際、さらにこの格差というのは広がるという認識でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 一つこれに関して提案といいますか、やはり私は算定基準を少し見直す必要があるのではないかというふうにも思います。  地方消費税の使途、これは増税分については社会保障に充てるということでありますし、社会保障を担保する一人当たりの消費税収に格差が生じているということ...全文を見る
○吉川(元)委員 お話はわかりますけれども、特に今のようなネット社会になりますと、通販の関係も含めて、かなり、実際に買う人と売る場所、これが大きくずれることはこれまで以上にふえていくということになりますので、この算定のあり方については、ぜひ、引き続きの検討をお願いしたいというふう...全文を見る
○吉川(元)委員 ここに、平成二十六年度の、内閣府ですか、年次経済財政報告というのがあります。その中にもはっきり、増収分を含め、消費税収は、全て社会保障財源にされることとされている。その中に、括弧つきで、従来の地方消費税分の一%は除くと書いてあります。  これは変えることがある...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、一%を割り込むということですね。確認です。それでやると一%を割り込むということですね。
○吉川(元)委員 一%、地方のものは一%は一般財源として残すと約束してきたんですよ。ずっと約束してきたんですよ。  今聞いていると、平成二十八税制改正云々かんかんでどうしたこうしたと言われますけれども、これは一体どうするつもりなんですか。〇・二%といっても、大きいですから、金額...全文を見る
○吉川(元)委員 これは恐らくいろいろなところで地方の一般財源一%は除くというふうに、政府の公的な文書の中でも、先ほど言いましたが、年次の経済財政報告の中でもはっきり書かれているわけです。  なぜそれが、どうするのかもはっきりおっしゃらないですし、検討すると。だけれども、ここで...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がないんですけれども。  税と社会保障の一体改革に基づいて、地方ではさまざまな施策がスタートしております。また、先ほどから言っていた一%分、それからあと地方交付税の、これは地財計画あるいは基準財政需要額等々でやるというふうに言われるのかもわかりませ...全文を見る
○吉川(元)委員 今のままいくと、地方消費税は〇・八%、一般財源が減る。だから、これは何とかしなきゃいけないんじゃないんですか。  地方交付税も、軽減税率が入っていくと、これは延期になりましたから来年四月以降ということになりませんけれども、いずれにしてもこれは穴が当然あくわけで...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、地方にとって、先ほども言いましたとおり、軽減税率と給付つき税額控除、同じ選択肢の中の一つなんだという答弁と、地方財政に与える影響、これは、もし何の措置もされないのであれば、その分減収になりますから全く話が変わってくる、そ...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回の法改正は、教員の方々が自信を持って時代の変化に即した授業や子供たちへの指導ができるよう研修制度を充実させる、そのことに主眼を置いたものとして理解をしております。同時に、教員の経験年数の構成が均衡のとれたものではなくなっているた...全文を見る
○吉川(元)委員 団塊ジュニアに合わせて大量採用があったということでありますけれども、経験年数のアンバランスというのは、研修制度の充実だけでは、やはりなかなか対応し切れない側面があると思います。  学校の先生がどこで一番学ぶかといえば、まさに学校の中で学ぶわけでありまして、そう...全文を見る
○吉川(元)委員 私、お話を五十を過ぎた方に聞くと、やめられるものならもうやめたいという方は結構たくさんいらっしゃいます。また、若い世代の退職の原因がどこら辺にあるのかというのはよくまだ分析できていないということですけれども、数字だけ見ると、これは、いわゆるブラック企業ですよ、若...全文を見る
○吉川(元)委員 多様化だとかいわゆる高学歴化というのは、別に日本だけが起こっているわけじゃなくて、世界じゅう、特に先進国においてはどこも同じような状況になっているわけで、その中にあって日本の教員の自己満足度が低いというのは、私は大きな問題だろうというふうに思います。  そこで...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、指標のあり方についてですけれども、これは参酌して地域の実情に応じてという言葉も盛り込まれておりますので、独立性、自律性が発揮される内容だ、文科省が干渉する性格のものではないという理解でいいのか。それから、あと、この指標自体が非常に細かなものに逆になってしま...全文を見る
○吉川(元)委員 あともう一つ、この指標が人事評価あるいは人事異動など教員の処遇に関係するものになるのかということもお聞きしようと思いましたが、これはもう別の委員の方がお聞きして、関係ないということで答弁をいただいておりますので、これについては省略をします。  次に、ずっと、で...全文を見る
○吉川(元)委員 世界の教育、日本だけではなくてどこも、グローバリゼーション、それからいろいろな社会の高度化等々の中で、いろいろな改革が行われております。そのメーンストリームといいますか、大勢は、脱中心主義、分権ということで行われております。  世界的に見ますと、その分権という...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほども言いましたけれども、参酌して地域の特性に応じてつくっていくと。ところが、一番最後の計画のところで文科省令で定めるとなってしまうと、これはやはり私は問題だと思いますし、仮に省令で定めるにしても、あくまで大枠の部分で、細かなところまで立ち入らずに、省令は、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 あくまで求めがあれば研修センターの方が助言をするということで、それは義務ではないということの理解でいいというふうに理解いたしました。  次に、協議会に加わるメンバーなんですけれども、研修に協力する大学というのは理解できます。それにプラスして、教員の資質の向上に...全文を見る
○吉川(元)委員 研修に協力する大学だけでいいんじゃないんですか。これは両方選ばなければいけないということなんでしょうか。両方入れなければいけないということなんでしょうか。
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、例えば、この条文の読み方なんですけれども、いわゆる研修に協力する大学及び文科省令で定める者となっていて、これは両方とも入らなければいけないのか、それとも、例えば研修に協力する大学が入っていればそれで十分なのかということを聞いているんです。
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、研修に協力する大学が協議会に入る、その大学が入っていれば、文科省令で定める者は入らなくてもいいんですねということを聞いているんです。
○吉川(元)委員 余り時間がないので、聞いたことについて的確に答弁していただけますか。  研修に協力する大学、これは、ここに書いてあるとおり、メンバーに入る、及び文科省令で定める者となっていて、文科省令で定める者、これはマストなのか、それとも、その前にあった研修に協力する大学が...全文を見る
○吉川(元)委員 今後検討すると、条文を聞いているんですよ。この条文はどうやって読むんですかと聞いているんですよ。入るのか入らないのか、入らなくてもいいのか。  もちろん、二項の、研修に協力する大学、これは入るでしょう。その後の、文科省令で定める者が入るのか入らないのかを聞いて...全文を見る
○吉川(元)委員 規定しなければ入らないというのはどういうことですか。意味がよくわからないんです。ちょっと端的に答えてもらえますか、もう時間が余りないので。
○吉川(元)委員 それは、文部科学省令で入るか入らないかを定めるということなんですか。今法律を審議しているんですよ。それで、どっちなのかというのを聞いているのに、それは後から決めますと言ったら、この法案の審議はできないですよ。
○吉川(元)委員 そうすると、研修に協力する大学あるいは文部科学省令で定める者、これはどれを選んでもいい、一つ選んでおけばいいということでいいんですね、その理解は。それでいいんですね。
○吉川(元)委員 本当はもっといろいろなことを、例えば校内研修のあり方、私自身は、校内研修が一番教師にとってプラスになると。研究授業に基づく授業研究というのは、これは世界的にも非常に高い評価をされていますから、それを進めていくことが必要だというようなことも含めてお話を伺いたかった...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、私は、もうちょっとこれは審議しないとだめだということを最後に指摘させていただいて、質問を終わります。
11月01日第192回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回、再び、消費増税が再延期をされました。これは、恐らく財政再建計画にも影響を与えるのだろうというふうに思いますので、最初に内閣府にお聞きをしたいと思います。  内閣府は、七月二十六日の経済財政諮問会議に、消費増税の二〇一九年十月...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、読ませていただきますと、一月と七月の試算では前提条件が違っております。  社会保障関係経費に関して言いますと、一月の試算では、社会保障歳出は高齢化要因等で増加、それ以外の一般歳出は物価上昇並みに増加すると仮定をしておりましたが、七月の試算では、二〇一七...全文を見る
○吉川(元)委員 これは前回も副大臣とやらせていただきましたけれども、税と社会保障の一体改革というのは、今の社会保障、高齢化によって年々自然増でふえていく、それを後代にツケ回しをしないということで、消費税増税がその一つの、それを要因として行われているわけで、実際、それに七兆円強を...全文を見る
○吉川(元)委員 これは机上の空論ではなくて、実現可能だという御答弁です。  では、別な観点からお聞きしたいと思います。  消費者物価上昇率二%、名目三%ということの高い成長を設定したせいか、名目長期金利、来年度は〇・八%、二〇一九年度では二・七%、そして二〇二〇年度には三・...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、日銀とは関係ないんだとおっしゃいますけれども、例えば、十年先はどうなっているか、それはわからないと思います。  少なくとも、ベースラインケースで見ますと、二〇一七年度は消費者物価一・四。まだこれは二%には届いておりません。ただ、名目の長期金利、十年物国債...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど政務官、これは実現可能であるとおっしゃられましたけれども、既に一つ前提条件が崩れております。日銀の政策が織り込まれていない。それなのにもかかわらず、これは実現可能な試算であると。  私は、どう見てもこれは、今の一つの指摘、大体、二%、三%というのも非常に...全文を見る
○吉川(元)委員 今の答弁、結局何を言っているかというと、二〇二〇年度までに五・五兆円歳出を削る、つまり、社会保障を削っていくというふうにしか聞こえないわけであります。  税と社会保障の一体改革は一体何だったのか。我々は、もちろん、消費税の増税に反対をいたしました。所得税や法人...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかり対応していただきたいと思います。  本来であれば厚生労働省にもお聞きしたかったんですが、これはまた別の機会に譲りたいと思います。  以上で終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表して、本法案について、反対の立場から討論を行います。  安倍総理の新たな判断によって、消費税率一〇%への引き上げが二〇一九年十月まで延期されることになりました。二回にわたる延期によって、一体改革の決定から、この財源を最終的に確保するま...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、教育公務員特例法等の一部改正案に反対の立場から討論を行います。  本改正案の趣旨は、教員の方々が、そのキャリアステージに応じてスキルアップできるよう、研修制度の充実を中心に環境整備をしていくものと理解します。その趣旨については異存...全文を見る
11月15日第192回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、前回、消費税増税再延期に伴う地方税、交付税の改正案の質疑が行われましたけれども、何点か積み残した質問があります。その中で一つだけちょっと確認をさせていただきたい点がありますので、この点を最初に質問させていただきます。  子...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、既に働いておられる方で、異動してそっちに行った場合にも、新たに雇用されれば、移った方についてはきちんと交付の対象になる、そういう認識でよろしいんですね。  あと、もう一つ。これについては恒久的に行われるという認識でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 今、予算措置の中で確保していくというお話ですけれども、私、ほかの委員会でも、教育関係でもやっておりますけれども、予算措置をしながら確保していくというのは、自治体側からすると、確かにことしはつくけれども、来年果たして本当に予算がとれるのかどうか、これは非常に不安を...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは、次に、これは既に他の委員の皆さんもたくさん質問されておられますけれども、今回の財政制度等審議会の、財務省の地方財政の考え方についてただしていきたいというふうに思います。  十月二十七日、これも既にお話がいっぱ...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、大臣にお聞きしたい。これも先ほど答弁されましたけれども、ちょっと確認の意味でもう一度。  十月二十八日の会見でも述べられておりますけれども、財務省のこの資料についてどのように考えておられるのか。
○吉川(元)委員 財務省にお聞きします。  先ほど、一定の仮定を置いて、ある幅を持つ、今後精査が必要であるというお話がありました。今、総務大臣の方から、その財務省の資料というのはおかしいよというお話がありました。  これは明らかに、どちらがより事実に近いかといったら、総務大臣...全文を見る
○吉川(元)委員 幅を持って見なければいけないと。  ということは、まさに総務大臣が答弁されたように、決算額の方が計画を上回っている可能性も十分あるわけですよね。当然それはお認めになられますね。
○吉川(元)委員 率直に言わせていただいて、どこの数字なのかもよくわからないものを出してきて、財政制度等審議会の中で、これは明らかに、交付税減らしましょうという議論をつくっていくための資料じゃないですか。  しかも、その資料というのが、いつもいつも財務省がエビデンス、エビデンス...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、今後エビデンスに基づく議論はしないということでいいんですか。全て仮定を置いて、はっきりとそうだという確証がないものを出して、引き続き財政制度等審議会の中で議論をするということですか。
○吉川(元)委員 たたき台になっていないと言っているんですよ。  エビデンスに基づいて議論するんでしょう。そうやって常に言っているじゃないですか。それが、エビデンスじゃないものをたたき台にして議論をしていくんですか。
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、常日ごろから、私も文部科学委員会でもやっていますけれども、常にエビデンス、エビデンス、事実に基づいて議論しましょうと。ところが、財務省が出す資料は、事実に基づかない仮定を出して、幅もあって、これからまだ見ていかなきゃいけない、より正確にしてい...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がないので、これ以上これはやれませんけれども、日ごろから言っていることと、ほかの、例えば文部科学の世界でもそうですし、それから地方交付税でもそうです。常にいつもエビデンス、エビデンスと言いながら、減らすときには自分たちに都合のよい仮定を置いて、自分た...全文を見る
○吉川(元)委員 続いて総務大臣に。  今のことについてどのような見解をお持ちでしょうか。
○吉川(元)委員 まさに私もそのように思います。  今、地方の歳出の規模、一番大きいときが二〇〇一年、八十九・三兆円ありました。今現在、これは二〇一五年度ですけれども、八十五・三兆円、ピークから比べると約四兆円規模が小さくなっております。リーマン・ショックとの比較でいいますと、...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどはファクトに基づかない数字で議論のたたき台として、今度はファクトという話を持ち出す。非常に御都合主義もいいところだというふうに指摘をさせていただきたいと思います。  同じく財務省の資料を見ますと、地財計画では、内訳や積算が明らかでない、いわゆる枠経費が多...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、ぜひ、財務省、地方交付税法の第三条の二項を読んでください。そこには、「国は、交付税の交付に当つては、地方自治の本旨を尊重し、条件をつけ、又はその使途を制限してはならない。」というふうに書かれています。  この法律をもう...全文を見る
11月16日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  前々回の所信質疑だったと思いますけれども、定数改善のあり方について質問をしたばかりです。ただ、きょう、当委員会でも話題になっておりますが、その後の財政制度分科会、財務省から定数削減を促す資料が提出されたようでありますので、再びこの問...全文を見る
○吉川(元)委員 財務省の方に聞くと、いつもPDCAサイクルというお話をされます。そもそもPDCAサイクルというのはどこから出てきたか、当然御存じですよね。どういうところから出てきたと思われますか、PDCAは。
○吉川(元)委員 長々と答弁されるのは結構なんですけれども、質問したことに答えてください。PDCAサイクルというのはどこから出てきた考え方なんですかと聞いているんです、PDCA、PDCAと言うから。
○吉川(元)委員 PDCAサイクルというのは、物をつくる、製品をつくる、それをどう改善していくかということから出てきた考え方ですよ。御存じないんですか、そういうこと。
○吉川(元)委員 私が言いたいのは、PDCAサイクルは結構です、ただ、教育というのは、物をつくる、商品をつくるものではないんです。橋をつくったり、道路をつくったり、あるいはダムをつくったり、そういう場合にはPDCAというのは有効かもわかりませんけれども、教育において、PDCA、物...全文を見る
○吉川(元)委員 もう全然答弁になっていないので、これ以上やっても時間がないのでもうやめますけれども、今言いましたとおり、PDCAというのは、それはある分野においては有効なやり方だと思います。ただ、教育というのは、そういうものとは全く異質のものなんだということを財務省にしっかり考...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、今のお話だと、この十カ年計画というのは関係ないというふうに認識されているということですか、財務省は。
○吉川(元)委員 実績が出ていないというのは当たり前じゃないですか、計画なんだから。今からこうやってやっていきますという話でしょう。何で実績だ云々だという話が出てくるんですか。  今の答弁を文科省としてどう受けとめておられますか。
○吉川(元)委員 ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  財務省の資料、分科会に出された資料を読ませていただきますと、かなり、さすがにうそは書けないとは思いますけれども、都合のよい数字であるとか、あるいは言葉というのを私は抜き出しているふうに感じて仕方がありません。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 文科省としては、もちろん、少人数学級の実現ということはこの間もお話しさせていただきました。  これは、読んでいると、例えば、PISAの方でいいますと、日本では教育への追加投資の多くが学級規模の縮小に充てられていることが問題の本質というふうに指摘があります。これ...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、財政制度分科会の財務省が出した資料ですけれども、いわゆる特別支援教育というところで、外部人材の活用と結ばれているんですけれども、これは一体どういう意味なんですか。
○吉川(元)委員 そうしましたら、ちょっと文科省の方に聞きたいと思います。  通級指導、学教法の施行規則百四十条に基づく、今政務官が言われたとおり、特別の教育課程で、これは、正規の授業、免許を持っている方が行うというのは当然でありますが、これは日本語の指導にも共通しますけれども...全文を見る
○吉川(元)委員 財務省に伺います。  この間、通級指導を必要とする、実際に通級指導に通っている子供たち、恐らく、聞くところでは、実際に通おうと思っても、これも指摘があったと思いますけれども、通えない、そういう場がない子供たちもたくさんいます。当然、定数改善をやるということでい...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間が来てしまいましたので、終わります。  大体、費用対効果というのは一体どういう意味ですか、それは。本当に私は愕然といたします、そういう答弁が出てくるということは。実際に、財務省は今の環境を守ると言っているんでしょう。今から、通級指導していく子供たち...全文を見る
11月17日第192回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最後の質問ということで、どうしても法案質疑の場合にはダブる場合もありますが、またぜひおつき合いいただければというふうに思います。  最初に、まさに今、直前にお話があったんですけれども、分割取得三回ということであります。  要介護...全文を見る
○吉川(元)委員 現状がそうなっているということでの日数並びに分割の回数ということだと思います。  ただ、いわゆる今回の改正によって三回までとれるようになる、これまではそうではなかったという中での実態でありますから、今後、これが施行されて実際の運用状況を見ながら、もし可能であれ...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、そうはいっても認められないよというふうに言われてしまった場合、どうしても困るケースというのも生じる可能性はあると思います。  そうした場合、職員による不服の申し立てといいますか、そうしたことは可能なのかどうか、お聞かせください。
○吉川(元)委員 育児・介護制度の利用というのは職員にとって権利なわけですから、権利行使ができるような状態にしなければいけないと思いますし、また、それによって不利益が生じてはならないというふうにも思います。  関連して一点確認したいんですけれども、現在、国家公務員には能力、業績...全文を見る
○吉川(元)委員 了解いたしました。  次に、今回、育児・介護制度の利用に関して、いわゆるハラスメント等、職場の上司や同僚の言動によって職場の勤務環境が害されることがないよう、必要な体制の整備並びに雇用管理上必要な措置を講じることが求められることになります。  そこで、何点か...全文を見る
○吉川(元)委員 必要な助言が行われるということでありますけれども、防止策として講じられる体制の整備あるいは雇用管理上の必要な措置、これは具体的にどういうものを指すのか。あわせて、ハラスメントが発生した場合のその後の対応についてはどうなっているのか。この点はいかがでしょうか。
○吉川(元)委員 次に、育児・介護制度の利用と職場の労働環境の関係についてお尋ねします。  先ほども尋ねましたが、介護のための短時間労働、育児のための残業規制の制度を利用する際に、任命権者が公務の運営に支障を来さない限りにおいて認める旨の規定になっている点について尋ねました。短...全文を見る
○吉川(元)委員 関連して、もう一点伺います。  この間、これも他の委員の指摘があったと思いますけれども、自治体の職員の削減、急激に進んでまいりました。九四年度をピークにして、二〇一五年度まで二十一年連続で職員数は減少して、約三百二十八万人いた職員数が二百七十四万人にまで減って...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、最後に、非正規職員の介護休業に関連して一つ伺います。  総務省は、ことし、地方公務員の臨時・非常勤職員に関する実態調査に取り組み、その速報版が公表されております。それによると、臨時、非常勤の職員の数、約六十四万五千人、四年前の前回調査と比較すると...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
11月18日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私も、この法案の立法作業チームのメンバーでした。その意味では、昨年から真摯に議論を積み上げてきたメンバーの皆様の努力に心から敬意を表したいと思います。  ただし、不登校の当事者の保護者あるいは経験者、さらには支援に携わる方々の中に...全文を見る
○吉川(元)委員 既に指摘もされておりますが、ことし七月に取りまとめられた不登校児童生徒への支援に関する最終報告では、不登校の定義及び認識について、不登校とは、多様な要因、背景により結果として不登校になっているということであり、その行為を問題行動として判断してはいけないというふう...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど大臣の方から、三十日というものは今は使っていないというような答弁、三十日間、期間の問題です。  では、ちょっとそこだけもう一回答弁してください。
○吉川(元)委員 済みません。私の聞き間違いでした。  やはり私が思うのは、期間の問題ではないというふうに思います。実際に、学校に登校していても、通っていても、本当にぎりぎりの状態の中で通っている子供たちもたくさんおりますので、日にちを区切ってとか、これ以上とか、そういう機械的...全文を見る
○吉川(元)委員 不登校というのはどの子供たちにも起こり得るということで、これはもう恐らく皆さんも一致していることだと思います。  そういう意味でいいますと、特殊な問題ではないという考え方に立てば、全ての児童生徒と不登校児童生徒を私はあえて分ける必要はないというふうに思います。...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと確認なんですけれども、いわゆるこの民間の団体というのは、営利目的の団体というものも含まれるのでしょうか。義務教育の段階、しかも不登校という、子供、親、教育関係者それぞれが悩みながら苦悩している問題、そこに営利団体が参入してくるというのは余り私は適切ではな...全文を見る
○吉川(元)委員 関連して、法案の十条、いわゆる不登校特例校を主に想定しているものと思いますが、この不登校特例校は、特区から始まって全国化され、現在十校が指定を受けているものと承知をしております。  そこで、文科省に尋ねますが、法の成立を受け、特例校をふやす、あるいはふやす予定...全文を見る
○吉川(元)委員 不登校の原因はさまざまであるように、不登校の子供たちの症状も、その支援のあり方も一律ではないというふうに思います。  この法案は、教育の機会の確保というものが大命題になっているわけですが、実際には、教育やそれから学習から一旦遮断をし、本人が安心して休める居場所...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、法案の九条の不登校生徒の支援状況に関する情報の共有の促進について尋ねます。  まず、文科省に尋ねますが、不登校児童生徒への支援に関する最終報告では、支援の重点方策の一番目に、児童生徒理解・教育支援シートを活用する支援が挙げられています。最終報告では、この...全文を見る
○吉川(元)委員 児童生徒の安全確保のために必要な場合があるということですけれども、当事者の身になってみれば、自分が不登校であるということを警察が情報として持っている、管理している、そういうことをもし当事者が知ったとしたらどう感じるのか。やはり不登校というのは悪いことなのか、そう...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ当事者の意思を確認して進めていただきたいと思います。  十三条について次にお聞きします。  不登校の子供たちを支援するフリースクールなどには、学校に通えない子供たちの学習支援をするものもあれば、まずは子供たちの居場所を提供し、キャンプやレクリエーションな...全文を見る
○吉川(元)委員 だとするならば、ここの条文については、不登校の子供が学校以外の場において行う多様な活動ということで私は十分ではないかというふうに感じます。  次に、夜間中学に関連してお聞きをいたします。  十五条で、これも先ほど質問がありましたが、協議会の設置ができる規定に...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたけれども、最後に、もう一点だけお聞きいたします。  一つは、各都道府県に一校ずつつくるといいましても、県によっては大変広い県もあります。そこに通うとなると、夜間中学は大変交通費もかかる。そうした支援について法案提出者はどう考えているのかというのが...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表して、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。  本法案の策定において、超党派の立法チームが時間をかけ、真摯に尽力されてきたことには心から敬意を表します。しかしなが...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、高大接続改革に関連して、幾つかお話を伺いたいというふうに思います。  まず最初に、文科省内で検討されてきた高大接続改革のうち、高等学校基礎学力テストについて尋ねます。  二〇一九年度から実施予定の学力テストですけれども、...全文を見る
○吉川(元)委員 これはちょっと通告していないんですが、答弁をお願いしたいんですけれども、この基礎学力というものは一体どういうものなのか。いわゆる学力の三要素というのがありますが、それとの関連でいうとどういうふうになるのか。これは通告していないので、すぐ答えられるかどうかわかりま...全文を見る
○吉川(元)委員 それは私が今聞いたことをそのままオウム返しされただけでありまして、私が聞きたいのは、基礎学力というものは、今言った三要素それぞれを含む基礎的なものなのか、それとも、最初の、基礎的な知識、技能の習得というものが中心なのか、ちょっとそこら辺の定義を少しお聞きしたかっ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとわかったようなわからないような答弁なんですが、基礎学力というのは、中心的には基礎的な知識、技能を問う問題を解く力ということで理解をさせていただきます。  そうしますと、大変疑問に感じるんですけれども、なぜわざわざ外部の、外部といいますか、学力テスト、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、基礎学力の定着度合いを把握するということであれば、もう既に学校では、今言ったような定期考査がありますし、それ以外にもたくさんのテスト、小テストも含めて行われております。また、都道府県によっては学力テストみたいなものも行われているところもあると...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、もう一つちょっと確認なんですけれども、今少し答弁もありましたが、これについてはあくまで任意であるという理解でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 それはつまり、任意というのはあくまで個人レベルでの任意ということでよろしいんでしょうか。例えば、学校単位での任意なのか、あるいは設置者単位での任意なのか。あるいは、あくまで個人が、例えば、うちの県はこのテストをやりますよ、では、うちの学校はそれに従ってやりますよ...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、個人が、あくまで生徒一人一人が最終的に参加をするかしないかの判断をするということでよろしいんですね。うなずいておられるので、そういうことだというふうに理解します。  もう一つ、ちょっと関連して、これを見ておりますと、問題の収集、作成、精査、蓄積、提供の...全文を見る
○吉川(元)委員 これはかなり労力が必要だというふうに思いますし、また、テストを受けて、その採点も恐らくそこが行うということになるんでしょうか。そうなると、いわゆる今センター試験を行っていますところが取り組むのか、それとも全くまた別の組織を一からつくり上げるということなんでしょう...全文を見る
○吉川(元)委員 それと、ちょっと前後しますけれども、この最終報告書を読みますと、二十八ページになりますが、「実施回数・時期・場所」というところの最初のところで、「「高等学校基礎学力テスト」を正規の教育課程の一環として実施することも考えられる。」という記述があるんですけれども、先...全文を見る
○吉川(元)委員 今後検討していただくのは結構なんですけれども、二〇一九年度からスタートということであります。  それで、正規の教育課程の一環ということになると、いわゆる授業の時間の中でそのテストを行う、まあ何科目やるのかわかりませんけれども、恐らく五十分単位で三つ受けるとすれ...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、正規の教育課程の一環になるかどうかはこれから検討するというのは、それはそれで結構なんですが、仮に正規の教育課程の一環となった場合には、それは例えば、いわゆるテストのお金を払うというのはおかしなことになりますし、授業時間の中でやるということにな...全文を見る
○吉川(元)委員 この最終報告を読んでいると、非常に矛盾しているんですよね。任意だと言いながら正規の教育課程の一環だというふうに言ってみたり、基礎学力だと言いながら基礎学力を超えるものも含むんだというふうになったり、非常に矛盾をした最終報告になっているんじゃないかというふうに思い...全文を見る
○吉川(元)委員 最初から言っておりますけれども、別段こんなものをつくる必要は私はないと思います。十分、中間、期末のテストで基礎学力の定着度合いというのは各学校、各先生方が把握をしているわけです。だから、例えば今小中学校で行われております全国一斉学力テスト、これは、目的としては、...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。