吉川元

よしかわはじめ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

吉川元の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第193回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず、今回の交付税、最後ですのでちょっと質問がダブるところもあるかと思いますけれども、お答えいただければと思います。  地方交付税の原資である国税五税の減額補正に伴い、交付税も五千四百三十七億円減りました。折半ルールによって、地方...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、三度目か四度目の同じ答弁だと思います。当初予算で見込まれた場合には折半ルールになっていたはずだ、だから、今、税収不足が発生した場合も折半ルールなんだというお話ですけれども、これは、実は果たして同じことなのかどうなのか。私は、これは同じことではないというふ...全文を見る
○吉川(元)委員 どういうことを言っているのかよくわからなかったんですが。  つまり、年度当初から、例えば、今回、五千億強、税収が減ったということですけれども、これは、初めからわかっていれば当然その部分は、同じ地財計画に基づいて臨財債の枠がそれだけふえていた。  これは、強制...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、私が言っているのは、年度当初にもしこれだけ不足しているというのがわかっていたら折半ルール、途中でこれだけ税が減りましたから折半ルール、これは全くイコールではない。なぜなら、発行限度額があって、その中でどれだけ発行するかは各自治体が決めるわけですよね、臨財債...全文を見る
○吉川(元)委員 法人企業統計を見ておりますと、確かに、昨年の四月―六月期は前年比で企業の経常利益は二兆円ほど減っております。この時期、円高が進んでいるということ、これは事実であります。ただ、一方で、四月から六月期よりも円高がさらに進んだ七月―九月期というのは、実は経常利益は前年...全文を見る
○吉川(元)委員 余り時間がないので次に行きますけれども、やはり私は、消費というのが一番大きな問題なんだと。  確かに、賃金等々を見ておりますと若干上がった時期もあるんですけれども、一貫して消費は十五カ月ずっと減り続けているんです。これは何が原因なのかといったら、物すごく将来不...全文を見る
○吉川(元)委員 個人のことと言いますけれども、内閣官房参与ですよ。その方の意見について、しかも、アベノミクスを大々的にやり始めたときに、まさにこの人が理論的支柱だったわけでしょう。それが、今になったらもう関係ありませんという言い方というのは、非常に不誠実だというふうに思います。...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わります。
02月16日第193回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、介護の地域支援事業について質問をさせていただきたいというふうに思います。  二〇一四年の法改正で、要支援者に対する訪問介護、ホームヘルプサービスというそうです、通所介護、デイサービスなどが介護予防・日常生活支援総合事業に再...全文を見る
○吉川(元)委員 昨年四月の段階で、千五百七十九のうち千百がまだ移行していない。  私が聞くところでは、昨年十二月の段階では、広域連合を含む全国の千五百七十九の市区町村のうち六割近くが、最終期限といいますか、ことしの四月からの実施を予定しているというふうに報じられております。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 昨日質問レクした際には、いや、これは役所の人間が紙にぴゅぴゅっと書けばできるんですよというような説明がされたんですけれども、実際にはいろいろな準備が、大変手間がかかる。それが結果的には締め切り直前に六割が駆け込むように移行していくという実態なんだろうというふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 それは、事業者数、利用者数ともにわからないということですか。
○吉川(元)委員 これはまだこの後少し質問してまいりますけれども、場合によっては、移行したんだけれども、これまで介護保険で受けていたサービスが地域支援事業に移った結果、事業者が見つからずに介護が受けられなくなったという方が出ている可能性というのはあるんじゃないんでしょうか。その点...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一度確認いたしますけれども、総合事業サービスの利用者というのは全く把握されていないんですか。もう一回確認させてください。
○吉川(元)委員 私、政府統計の総合窓口の介護給付費等実態調査月報という資料で見ますと、そこには総合事業サービスを受けておられる方が十六万一千人と出ているんですけれども、これは違うということですか。
○吉川(元)委員 政府統計の中にこういうのがあるのに把握していないというのは私ちょっと理解に苦しむんですが、実態もきちんと把握していないというのは非常に愕然といたしました。  では、関連して聞きますけれども、要支援の方々へのホームヘルプサービス、デイサービスを総合事業として市区...全文を見る
○吉川(元)委員 利用者の割合はわかりますか。これはやはりわからない。
○吉川(元)委員 非常にびっくりするんですけれども、まさにこの法改正をしたときに、多様な主体によってサービスをやっていくんだというふうに言われたわけですよね。その多様なサービスで今どのぐらい、四割がもう実施をしているわけで、そこの数字をなぜ持っていないんですか。だったらわからない...全文を見る
○吉川(元)委員 知らないようなので、では、先ほどのと同じ統計、介護給付費等実態調査月報、二〇一六年八月審査分というのがあります。それを見ますと、いわゆる多様な主体と言われるものが担っているのは、訪問型で二〇%、通所型で三〇%、残りはこれまで行っていた事業所がみなしという形で行っ...全文を見る
○吉川(元)委員 偉そうに言わないでください、全体像じゃないと。そもそも何も調べていないじゃないですか。何も調べていなくて何もわからないというのが今の厚労省の立場だということでよろしいですね。  では、質問を次に移らせていただきます。  今回、報酬単価についてですけれども、地...全文を見る
○吉川(元)委員 緩和されたと言いますけれども、例えばホームヘルプサービス、訪問介護で、今まで一時間でやっていたものを三十分に短くする、その分報酬単価をカットするということをおっしゃっているんだろうと思いますけれども、別に、報酬単価というのは、そこで行ういわゆる作業だけではなくて...全文を見る
○吉川(元)委員 いずれも予防給付の伸び率を大幅に下回る伸びになるわけです。  そうすると、結果的に言うと、地域支援事業に充てられる総額というのは必要なお金からどんどんどんどん乖離をしていって、お金が足らなくなる。しかも、保険じゃないですから、お金がなくなったらそれでおしまい。...全文を見る
○吉川(元)委員 うがった見方をすると、多様な担い手というのができない、介護だけじゃできないから、ほかの福祉分野も含めて多様な担い手をつくって、そこにその事業を移していこうと。  これは恐らく厚労省でつくられているイメージだと思います。見ますと、「我が事・丸ごと」地域共生社会実...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ました。終わります。      ――――◇―――――
02月21日第193回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、ふるさと納税に関して、きょう、午前中もお話ありましたけれども、私も何度かこの問題については当委員会で質問させていただきましたので、改めて質問させていただきたいというふうに思います。  既に多くの方も指摘されておりますけれど...全文を見る
○吉川(元)委員 ふるさと、まあ、納税ではなくて実際は寄附ですけれども、その制度自体が悪いということではない。もちろん、そこには一定のよい面もあるかと思いますけれども、今はちょっと度を越してしまっているというふうに思います。  制度として返礼品というのは組み込まれていないという...全文を見る
○吉川(元)委員 今ほども言いましたけれども、例えば、この町には自分は非常にお世話になった、あるいはこの町の政策が好きだから、この町が好きだからということでの寄附であれば、ある程度安定的に毎年寄附を集められると思いますけれども、返礼品目当ての場合は、こういう言い方がいいかどうかわ...全文を見る
○吉川(元)委員 ここでとまれば、とまってもまだ影響は大きいですけれども、さらにこれが拡大するようなことになりますと、やはり何らかの手当てをしないと、不交付団体というのは財政が豊かだ、税収もそれなりにある団体ということになるんですけれども、そこが非常に大きなダメージを受けてしまう...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、来年度の地方財政計画の一般財源総額に関連してお聞きしたいと思います。  来年度の一般財源総額六十二・一兆円、前年比でプラス〇・四兆円となっております。それでも、財源不足が七兆円で、前年からは二四%ふえているわけで、地方財政の深刻さは依然として変わっていな...全文を見る
○吉川(元)委員 副大臣、私が聞きたいのは、新たに〇・八兆円ふえる、ところが歳出総額は〇・四兆円しかふえていないということになると、これはそこの水準を確保したことにならないのではないかというふうに思うんですが、この点、いかがでしょうか。
○吉川(元)委員 ちょっと事務方でもいいんですけれども、私が聞きたいのは、新たに〇・八兆円、国の施策に基づいてお金が必要になる、ところが、一般財源総額では〇・四兆円しかふやしていないとなったら、残り〇・四兆円というのはどこからひねり出すことになるんですか。
○吉川(元)委員 歳出特別枠については、また後ほど別な角度から議論させていただきますけれども、歳出特別枠も含めて水準をこれまで維持してきたわけで、それの項目をちょろっと変えて、新たに国へ負担するお金を、歳出特別枠で色を塗りかえて、こちらに回したから同額を確保したというのは、ちょっ...全文を見る
○吉川(元)委員 不足をする、国でちゃんとそれは措置をしておりますよと。  それで、もちろん、国のお金として措置をしているのであれば、私も、それはそういうことも一時的にあり得るでしょうという話なんですけれども、中身を見ますと、それは臨財債も含めてやっているわけで、そうすると、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 アベノミクス、私自身はこれは失敗だったというふうに思いますけれども、それによって税収をふやすというのは、そうなれば、文句といいますか、それはそれでいいことなんですけれども、財源が不足をした場合に臨財債に頼るというこのやり方をもうそろそろ考えないと、景気というのは...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、小規模自治体への目配り、気配り、よろしくお願いしたいと思います。  もう何度も指摘をしましたように、地方財政は、大変厳しい中、地財計画、内実はいろいろな、今指摘させていただいたようなことも含めて課題を抱えつつ、何とかその規模を維持しているのが実情だろうと...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、総務省の皆さんには頑張っていただきたいと思いますし、その点に関して言えば私も全く同じ意見でありますので、地方の財源の確保に向けて努力をして、私自身もしていきたいというふうに思っております。  ちょうど時間が参りましたので、ここで終わりたいと思います。
02月23日第193回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まず、先般の委員会で質問できなかった部分、地方財政計画について少し質問をさせていただいた後に、地方税についても時間があれば質問させていただきたいと思います。  さて、この間、三位一体改革あるいは集中改革プランによって、地方...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、やはり地方自治体、人員削減するのはもう限界まで来ている、これ以上減らすと本当に行政サービスに滞りが出てしまうという認識のもとで、人をふやさざるを得ないという、そういうぎりぎりのところに来ているのではないか、そういう認識をやはり総務省もお持ちに...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、地方の方はそうやって今もう限界に来ているということの中で、定数が若干ではありますけれどもふえてきているということだろうというふうに思います。  恐らく、住民の方々は、公務員の数というよりも、やはり、例えば待機児童問題でありますとか、そういった自治体が提...全文を見る
○吉川(元)委員 では、続いて、ちょっとトップランナーについてお聞きをしたいと思います。  先ほど他の委員から同様の質問がありましたので、それは省かせていただきまして、骨太方針二〇一六の「第三章 経済・財政一体改革の推進」の柱の一つに「先進・優良事例の展開促進」が挙げられており...全文を見る
○吉川(元)委員 トップランナー方式で果たして質が向上するのか、私は甚だ疑問でありますし、また、地域の実情に合わすということですけれども、民間事業者が存在しないような地域も多々ございます。そうしたことも踏まえながら、やはり私はこのトップランナー方式というのはやめるべきではないかと...全文を見る
○吉川(元)委員 五千億円今あるものを、そのうち、三年かけて一千億円を減らす。  つまり、総務省としては、三年で必要度は二〇%低下をする、人口減少のための対策というのはわずか三年で二〇%も必要度が低下をするという認識で、減らすというふうに考えているんでしょうか。
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、必要度が二〇%三年で低下をするというふうに、総務省はそんな楽観的な見方をされているんですかということをお聞きしたわけであります。私はそんな簡単な問題ではないというふうに思います。  例えば、結婚、子育てをする世帯がふえました、人口がふえまし...全文を見る
○吉川(元)委員 それで、具体的にどういう仕組みで。
○吉川(元)委員 地方の減収にならないようにしっかり手当てしていただくことを申し上げて、質問を終わります。
02月27日第193回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、地方交付税法等の一部改正案並びに地方税及び航空機燃料譲与税法の一部改正案に対し、反対の立場から討論を行います。  来年度の地財計画で一般財源総額が今年度よりも若干ふえるとはいえ、社会保障制度の充...全文を見る
03月07日第193回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、マイナンバーについて幾つか質問をさせていただきます。  マイナンバーの利用開始から一年余りが過ぎ、現在行われている確定申告を初めとして、来年度から各種情報との連携が始まります。  それに先立ち、一昨年の秋から通知カードが...全文を見る
○吉川(元)委員 報道等でも百三十五万通、これは、転居、さまざまな事情によって届かずに自治体に返送、保管をされている。今、率でいうと二・二%ということですけれども、この割合が想定した数字よりいいのか悪いのか、それは別にしまして、マイナンバー制度、内閣府のホームページを見ていますと...全文を見る
○吉川(元)委員 そうはいいますけれども、これはちょっと報道で読んだんですけれども、会計検査院が二十一都道府県の八百五十二の市区町村について通知カードの交付状況を調べたところ、昨年度末の時点で、二割以上の二百九の市区町村で戻ってきたカードについて転居先の調査を行っていなかった、結...全文を見る
○吉川(元)委員 あと一点、確認だけさせていただきたいんですが、先ほどの答弁の中で、転送可能なという、これは、要は、窓口に来てくださいというお願いの、お願いといいますか、そういうものであって、カードそのものを転送可能で送っているわけではないということだけ、ちょっと確認させてくださ...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど、保管期限三カ月、原則三カ月というお話でございましたけれども、それを過ぎますと、その後はどういうふうに処理をしていくルールというふうになっているのでしょうか。廃棄ということになるのか。廃棄をするとすると、どういうふうに廃棄をされているのか。また、それがどの...全文を見る
○吉川(元)委員 二十一万通廃棄をされたということでありますが、そうなると、廃棄された場合、例えばその方がカードが欲しいと言った場合には、どういう手続をとる必要が出てくるのでしょうか。言っても、もうありませんよというふうになるのか、どういう形になるんでしょうか。
○吉川(元)委員 基本的に、先ほどの廃棄のルールも含めて、非常に、自治体の判断でということであります。これは一号の法定受託事務、自治事務ではなくてあくまで法定受託事務ということですから、自治体の責任においてというふうに、全て自治体の責任でというのはなかなかおかしいんじゃないかとい...全文を見る
○吉川(元)委員 個人情報でありますし、安全に保管しなければいけない、そのための手間、コスト、大変かかるということであります。  そういう意味でいうと、私、先ほども言いましたが、法定受託事務の中で非常に自治体に負担をかけているということでありますので、そういう支援、いろいろな形...全文を見る
○吉川(元)委員 六月二十二日の報告を読みますと、ちょっと驚いたんですが、ふぐあいの原因は、今も少しお話がありましたけれども、設計不備と過信、住基ネットとはバージョンや設定が違うのに事前検証が不足していた、あるいは単体テストが不足していたというふうにされております。  ちょうど...全文を見る
○吉川(元)委員 いろいろ言われますけれども、結局、やはり準備不足だった。一言で言えば準備不足だったということだと思いますよ、今のを聞いていても。なかなかそういうふうにおっしゃられませんけれども、普通の日本語に訳すと、それは準備不足というんです。  関連して、昨年十二月になって...全文を見る
○吉川(元)委員 実損あるいは追加的費用が主なものだということでお話があります。そういたしますと、先ほど少しお話ししましたが、カード発行の際に自治体窓口で大変トラブルが発生をいたしました。当然、先ほども少し触れましたが、休日出勤をしたり、夜遅くまで残業しなければいけないだとか、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 自治体の方でどのぐらいそれが周知されているのか、そこら辺もちょっとよくわからないところでありますけれども、とにかく自治体の側で実際に費用が発生をしているということをJ―LISの方に話を持っていけば、話し合う窓口はちゃんとあるという認識でよろしいということですね。...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来たので終わりますけれども、今たまたま高市大臣は総務大臣とそれから特命大臣を兼ねておられますけれども、今後の内閣改造なりなんなりがあったときにまた分かれる可能性もあるわけで、そうすると、また責任の所在がどっちなのかはっきりしなくなる。  問題が起こったと...全文を見る
03月08日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、国有地の売却手続が大変問題になっております森友学園に関連してお聞きをしたいというふうに思います。  理事長が園長を務める塚本幼稚園では、毎朝の朝礼で教育勅語の朗誦が行われております。ホームページを見ますと、「「教育勅語」の...全文を見る
○吉川(元)委員 これは多分、予算委員会の分科会でも同じような答弁が政府参考人から行われております、普遍的な内容を含んでいるから構わないんだと。  普遍的な内容というのは具体的に何を指しているんですか。
○吉川(元)委員 今言ったこと、普遍的な内容だというのは私は否定しませんけれども、それがなぜ教育勅語でなければならないのか。別にほかの、幾らでもあると思います、今言ったような、夫婦は仲よくしようとか、友達と信じ合おうとか、兄弟仲よくしようとか。なぜ教育勅語じゃなければいけないのか...全文を見る
○吉川(元)委員 一九四八年六月十九日、衆議院で教育勅語等排除に関する決議、これが上げられております。大臣、御存じですか。
○吉川(元)委員 ちょっと長いので全文は読むのは差し控えますけれども、「これらの詔勅」、軍人勅語も入っていますので、こうした「これらの詔勅の根本理念が主権在君並びに神話的国体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ国際信義に対して疑点を残すもととなる。よつて憲法第九十八...全文を見る
○吉川(元)委員 私は今、政治的中立性、公平性の話をしているのではなくて、教育勅語というのは、衆議院の決議において、九十八条の本旨に従って排除されているんですよ。九十八条というのは、憲法に反するものは無効だということを言っているわけですよ。ということは、つまり、教育勅語というのは...全文を見る
○吉川(元)委員 もう繰り返しになりますのでこれ以上言いませんけれども、森友学園は、全ての教科の、全教科のかなめと言っているんですよ。まさに唯一の指導原理にしているじゃないですか。では、これはおかしいということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 まだ一問目しか終わっていないので、ちょっと次に行かせていただきますけれども、やはり衆議院の決議をしっかりと読んでいただきたいと思います。何を言おうとしているのか。一般的な教育の内容の話じゃなくて、まさに教育勅語というものが憲法違反なんだということを衆議院として決...全文を見る
○吉川(元)委員 ここに教育基本法があります。その中の幼児教育。「幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであることにかんがみ、国及び地方公共団体は、」「良好な環境の整備その他適当な方法によって、その振興に努めなければならない。」こういうふうに書いてあるわけです...全文を見る
○吉川(元)委員 一般的ないじめも大変問題ですけれども、私、特に問題だと思うのは、先生も一緒になってやっていたという証言があるわけです。これは本当に看過できない問題でありまして、もちろん、当該の大阪府がしっかりと調査をしていただくのは当然ですけれども、国としてもきちんといろいろな...全文を見る
○吉川(元)委員 関連してお聞きいたしますが、聞くところによりますと、今国会、文科省から学校教育法の改正案が提出される予定だというふうに聞いております。高等教育機関としての短大設置以来、実に五十五年ぶりに設置される専門職大学、専門職短期大学の制度化、それが柱だというふうにも聞いて...全文を見る
○吉川(元)委員 とにかく、新しい職種、また新しい大学がたくさんできるわけでして、そこにまた、後ほど触れますけれども、出向やあるいは天下り、こうしたものが行われれば、これはやはり同じ、さらにまた行く先がふえたという話になってしまうわけで、そういう意味でいうと、本当にきちんと原因の...全文を見る
○吉川(元)委員 それは人事課の一部ということでしょうか。人事課として持っていたということなんでしょうか。
○吉川(元)委員 きょうは、中岡参考人、豊岡参考人に来ていただいております。  通告したことと少し角度を変えて質問させていただきたいんですけれども、先ほど伊東議員から質問があった際の答弁でありますけれども、それぞれちょっともう一回答弁いただきたいんですが、違法性の認識はなかった...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっといいですか。もう一回ちょっと、短くて結構なので。  いわゆるOBを介して人事課が情報提供なりなんなりして、OBが嶋貫さんを通じて再就職をやっていたという、今回、潜脱で違法であるというふうに言われた、このことは知っておられたんですか。それとも、知っていて...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、簡単に言いますと、OBがやっていたのはお二人とも知っていた、ただし、人事課がそこに関与して、今回まさに指摘された潜脱的な行為があったということは知らなかったということですよね。  そうすると、OBだけが介したとしても、それは別に違法ではないでしょう、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、議事録も読ませていただいて、ちょっと何か話が違うような受けとめをいたしましたので、引き続きまたこの問題については別の機会でただしていきたいと思います。  以上で質問を終わります。      ————◇—————
03月10日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回、義務標準法の改正ということでありますが、それに関連して何点かお聞きをしたいというふうに思います。  今回の教職員定数の標準の見直しが行われ、これによって、地方自治体が現在よりも計画的に教員採用ができるようになります。その点で...全文を見る
○吉川(元)委員 私もそれについては応援をさせていただきますが、ちょっと見ますと、例えば「次世代の学校」指導体制実現構想、全体で三千六十人、今ほど述べましたが、実際には八百六十八人に終わってしまった。  それぞれ内訳を見ますと、例えば、文科省が大きな柱にしているアクティブラーニ...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ頑張っていただきたいんですけれども、アクティブラーニングというのは、初年度で、十年間でやる部分の二%にも届かない改善しか行われていない。また、基礎定数化といいますけれども、外国人児童生徒等の教育の充実、これは百九十人要求をしておりますけれども、これを見ると四...全文を見る
○吉川(元)委員 認められなかった、結局ゼロだったと。  これは、来年五十人で十年間で二百人ですからほかの項目に比べると少ないんですけれども、教員の質というのはまさに、財務省は盛んに、数じゃない、質だ質だと言っている、それなのに、なぜ質の向上のための定数がつかないのか、私は非常...全文を見る
○吉川(元)委員 まあ、これは前回も同じような答弁をいただきましたが、とにかく、しっかりと定数改善に向けて努力をしていただきたいということです。  関連して、一つだけ、少人数指導等の推進に関連して、今回、新設される少人数指導等の推進のための基礎定数、学校の児童生徒数に応じて算定...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一点、関連してお聞きしたいんですが、先般公表されました学習指導要領で、二〇二〇年度から、小学校では、三年生、四年生で外国語活動、それから五年生、六年生では、これまで外国語活動というのが行われておりましたが、それがなくなって、かわりに外国語、具体的には英語だと...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、ほかの委員も少し触れられておられましたけれども、多忙化の問題についてお聞きしたいと思います。  先般、連合総研が、教職員の働き方、労働時間に関する研究報告書を取りまとめました。週六十時間以上働く先生の割合、小学校で七二・九%、中学校では八六・九%、そうい...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどもこれは少し出ておりましたが、いわゆる給特法の中で、一九六六年、昭和四十一年ですけれども、まさに私が生まれた年の調査、私は今五十歳ですから五十年前、半世紀前の労働実態に基づいて四%の割り増しをしている。時間にすると大体八時間ということでありますが、この給特...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、今、先ほど大臣の方から部活動の適正化というお話がありました。ただ、それ以外にも、この調査を見ておりますと、生徒指導あるいは授業の準備、さらにはテストの採点等々についても時間外に行われている。これは、本来、超勤命令といいますか、それが出せないものであ...全文を見る
○吉川(元)委員 ですから、部活動についてはもう自発的とは言えないような状況に今なっておりますし、それから、生徒指導だとか採点、これはまさに本来業務ですね。それが自発的活動にカテゴライズされるというか、それというのはちょっと正常ではない実態だというふうに私は言わざるを得ません。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、やはりこの給特法をしっかり見直していかないと、長時間労働の改善にはつながっていかないんじゃないか。給特法を変えれば直るというわけではなくて、やはり基本は教職員定数の改善以外に手はないわけですけれども、助長するような形で今給特法のもとで運用されているというこ...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど指摘しましたけれども、本来の業務、これを時間外でやらざるを得ないということは、人の数が不足をしているというのはもう明白でありまして、長時間労働の是正という観点を定数改善のお考えの中にしっかり組み込んでいただきたいというふうに思います。  もう余り時間がな...全文を見る
○吉川(元)委員 「つかさどる。」のこの規定によって、事務職員への責任、負担が重くなるということではなくて、あくまで学校運営、学校のマネジメントを強化する趣旨である、そういうことをしっかりと周知していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○吉川(元)委員 次に、関連して、共同学校事務室の法定化についてお聞きをいたします。  実施率、二〇一二年度の調査では四八・八%と聞いております。既に実施している場合の経験も踏まえ、今回の法改正でどのような効果を期待されているんでしょうか。
○吉川(元)委員 今回、共同学校事務室が法定化されるということでありますけれども、私、非常に少し危惧をするのは、誤解をされて受け取られては困るなというふうに思います。共同学校事務室を設けた結果として、おおむね各校で配置をされている一校一人の事務職員、これが減らされるというようなこ...全文を見る
○吉川(元)委員 まかり間違っても、これを使って事務職員の数を減らすなんということはないように、しっかりと周知をしていただきたいというふうに思いますし、先ほど、充足率、本当は数字のことを聞こうと思ったんですけれども、時間がないので聞けませんでしたが、一〇〇%に届いていない都道府県...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
03月17日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川であります。  本日は、四人の参考人の皆さん、大変貴重な御意見、ありがとうございました。私が最後の質問者になりますので、あと十五分ほどおつき合いをいただければというふうに思います。  まず、花井参考人にお聞きしたいと思います。  今回、給付...全文を見る
○吉川(元)委員 私も、今回は第一種のみ、第二種については検討課題というふうにされておりますけれども、先ほどのお話の中にも、半分以上が有利子という中にあってはこれはまだ制度が不十分だというふうに思いますので、そうした観点でまたこれからも取り組みを進めていきたいというふうに思います...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、小林参考人、柴田参考人にそれぞれお伺いをしたいというふうに思います。  今回の給付型の奨学金、大学生等に対して適用されますが、御両人はそれぞれ、東大、京大という日本を代表する大学で教鞭をとられておられる。恐らくそこでは、学部生のみならず院生についてもさま...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、花井参考人にお伺いしたいと思います。  これは恐らく中央労福協の調査だと思いますけれども、調査でも、延滞にも延滞金が賦課される、さらには、減額返還制度や返還期限猶予制度といった救済制度が存在することを知らない利用者が想像以上に多いというような結果が出てい...全文を見る
○吉川(元)委員 もう幾つか質問したかったんですが、時間が来てしまいましたので、これで質問を終わります。  本日はありがとうございました。
03月21日第193回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  上田新会長のもと、新たなNHKの執行体制が船出をいたしました。放送と通信の融合、センターの建てかえ、さらには依然として続く不祥事への対応など、公共放送NHKの今後が問われる中での出発です。  上田会長は、就任会見で、まさにこの瞬間...全文を見る
○吉川(元)委員 関連して、高市大臣に尋ねたいというふうに思います。  今回、NHK平成二十九年度予算に付された総務大臣意見、その中で、国内放送番組の充実に関して、こういう記述があります。「地方創生の観点から、地域の関係者と連携することにより、地方の魅力の紹介及び地域経済の活性...全文を見る
○吉川(元)委員 決して介入ではないと言われますけれども、言われている「地方創生の観点から、」の後の話、私は別に、これはだめだと言っているわけではなくて、要は、この言葉は別段、どうしてもなければいけない言葉ではないですし、あえて入れるということは、いろいろな思惑があるのではないか...全文を見る
○吉川(元)委員 子会社含め職員一人一人の自覚を促しモラルを高めること、これは精神論を説くだけではなかなか私は実現をしないというふうに思います。  組織のあり方、例えば採用でありますとか職員の育成、本社と地方局、あるいは子会社、外部委託との関係、そして職員の配置の観点などからも...全文を見る
○吉川(元)委員 これは以前説明を伺った際にも尋ねたことなんですけれども、4K、8K、これからいろいろな技術が出てきて、さらにそれを乗り越えるような技術も出てくるかもわからない。そういう中にあって、今現行のいわゆる2Kの放送は依然として続くわけであります。  としますと、2Kを...全文を見る
○吉川(元)委員 来年度予算を見ますと、建設費の中で4K、8K設備の整備に百四億円が必要ということになっております。建設費全体の一二%程度を占めるに至っております。  先ほど、繰越金の中からお金を入れるというふうに言っております。実際に、次年度の予算を見ますと、ここから百二十五...全文を見る
○吉川(元)委員 技術が進歩していく中で、機材も含めて価格が安くなっていくことは可能性としては考えられますが、ただ、デジタル放送が完成してまだ間がないという中で、そういう中で新たに4K、8Kというふうに突き進んでいったときに、2Kをやめて4K、8Kに移るというのであれば、私はそれ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一つ、職員の処遇について少しお聞きしたかったんですが、ちょっと時間がありませんので、私の意見だけ簡単に述べさせていただきたいと思います。  二〇一三年度から五年かけて職員の給与一割削減をさせる給与制度改革が、一七年度に期限を迎えます。会長就任会見の中で、一...全文を見る
○吉川(元)委員 地方放送局発の番組数をふやし、充実を図る。例えば、地元のニュースだけではなくて、地元と関連して、地元のいろいろな課題、話題、それと、別段地元に限らず、関連して世界じゅうに取材に行ってもいいというふうに私は思います。  そういう面でいいますと、地方放送局の番組の...全文を見る
○吉川(元)委員 頻発する災害に際しても、地域に密着した地域独自の情報というものがあると思います。また、組織のあり方にしても、放送センターのブランチ、支部として地方局がぶら下がっているというような構図ではなくて、より水平的な関係にするぐらいの大胆な機構を目指していただきたいという...全文を見る
○吉川(元)委員 これは他の委員も質問されておられましたけれども、今の4Kテレビでは、そのままでは視聴できない、新たな外づけのチューナー等を買う必要があるというふうになっております。  地デジ化が完了したのは二〇一一年。技術革新が進んで、すばらしい画像でテレビが見られるというの...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
03月22日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回の法改正で給付型奨学金制度が創設されることになりました。正直申し上げて、制度の設計にはいま少し時間がかかるのではないかというふうにも危惧をしておりましたが、これも、給付型奨学金制度の創設を求める世論の高まり、また、それを受けとめ...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣が答弁されたとおり、最終的な受益者、これは本人だけではなくて社会全体だ、私も全く同じ考えであります。  文科省の学生への経済的支援の在り方に関する検討会、二〇一四年の八月の文書、「学生への経済的支援の在り方について」という中でも、「高等教育の受益者は学生等...全文を見る
○吉川(元)委員 高等教育費、今回は奨学金ということでありますけれども、もう一つ大きな問題は、これは先ほども他の委員が指摘をされておられましたが、やはり授業料の高騰です。  昔は、私の時代ぐらいまでは、私立大学の授業料、入学金というのは一般的に国立大学より高い、だから何とか国立...全文を見る
○吉川(元)委員 十一年間引き上げていないというふうに胸を張って言われているわけでもないと思いますが、この十一年間というのはデフレだったんですよ。デフレの中で、まあインフレ、デフレに合わせて授業料をどうこうというのもおかしな話ですけれども、だったら、本来、下げなきゃいけなかったん...全文を見る
○吉川(元)委員 そういうことであれば、今、五十三万五千八百円、十五倍も上がってしまっている、これはそのバランスが私は崩れているというふうに思います。  やはり授業料の引き下げということを検討していかなければいけないと思いますし、もし仮に私が今十八歳だったら、多分、大学進学は諦...全文を見る
○吉川(元)委員 今、説明責任というお話がございましたので、それに関連して少しお聞きをしたいというふうに思います。  現在の給付型奨学金のスキーム、これは高校の教員に非常に大きな負担をかけるのではないかというふうな危惧を持っております。  二万人の振り分け、一人別枠で、あとは...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣、今、例えば第一種、第二種の奨学金があります。この事務を誰がやっているか御存じですか。高校の先生です。これは大変なんです。  昔であれば、大学進学者もそんなにいなかったですし、また、その中で奨学金を受ける人も今よりもはるかに率的には少なかったので、できたの...全文を見る
○吉川(元)委員 一方で、教員の多忙化の問題について、さきの義務標準法の改正の際にも議論させていただきました。新たな業務、ただでさえ今すごく忙しいんです、先ほど言ったとおり、奨学金の業務というのは本当に大変ですから、間違えると、その子の一生にかかわりますから。ですから、その点につ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、借りるときには高校の教諭の力をかりて、返すときには今度は大学、これはやはりおかしいというふうに思いますし、機構をしっかり充実させることを要望いたしまして、私の質問を終わります。
04月04日第193回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、GPSを利用した捜査の適法性が問われた三月十五日の最高裁判決に関連して、何点か尋ねたいと思います。  一昨年、電気通信事業における個人情報保護に関するガイドラインが見直され、その際、当委員会でも取り上げた経緯がありますので...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、大臣に伺いたいというふうに思います。  一昨年四月の本委員会で、ガイドラインの見直しについて質問させていただきました。  その際、令状を必要としても、本人の知らないところで端末の位置情報が把握されたとすると、やはりプライバシーの侵害になるのではないか、...全文を見る
○吉川(元)委員 引き続き、何点か警察庁にお聞きします。  二〇〇六年の六月に、警察庁は、移動追跡装置運用要領を発出しております。そこでは、最後の項目に「保秘の徹底」、いわば秘密を保持せよという指示をしております。取り調べではGPS捜査をしたことを捜査対象者に明らかにしない、捜...全文を見る
○吉川(元)委員 続いてお聞きいたしますが、この運用要領を見ますと、「使用要件」の項目の(1)のところで、GPS捜査の対象にする犯罪が挙げられています。これもかつてはこのように真っ黒く潰されていたんですけれども、今回明らかになりました。さらに、(2)のところで、「犯罪を構成するよ...全文を見る
○吉川(元)委員 簡単に言えば、アの「被疑者の使用車両」というのは、これはばれちゃったから黒塗りを外したけれども、イ、ウ、エについてはまだばれていないから黒塗りは外さない、そういう答弁だというふうに思います。  なおかつ、今回、この最高裁の判決によって、こうしたことはだめだよと...全文を見る
○吉川(元)委員 この移動追跡装置運用要領ですが、今回の判決を受けて、これはこの後どういうふうに扱われるんでしょうか。
○吉川(元)委員 結局、これは、この中には、つまり最高裁の判決によっては、これはだめなんだという判決が出たんじゃないんですか。そうじゃないんですか。  先ほど質問しました塗り潰したところ、では、これはまだ生きていると。イ、ウ、エについては引き続き、何をやっているのかわかりません...全文を見る
○吉川(元)委員 判決の趣旨を踏まえれば、これはだめでしょう、この要領は。  余り時間がないので、ちょっと次の質問に移ります。  もう一つ警察庁に確認したいのは、今回、新聞報道等を見ますと、警備会社と契約をして、警備会社からGPS端末の貸与を受け、位置情報を取得してきたという...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとこれは通告していないんですが、総務省の方に伺いたいと思います。  ガイドライン二十六条に関する解説がホームページに記載をされております。その解説の中の(三)「なお、移動体端末を物体に設置して、その物体の所在地の情報を把握するような場合であっても、物体を...全文を見る
○吉川(元)委員 大手警備会社と先ほど警察庁の方から答弁がありました。大手警備会社の中には電気通信事業者は含まれているんじゃないですか。
○吉川(元)委員 では、仮に、電気通信事業者の警備会社、大手の警備会社からGPS端末を借りて、その上で車両にぺたっとひっつけた、その場合には、この(三)の移動体端末を物体に設置したということになるんですか。
○吉川(元)委員 いや、GPSという、これは移動体端末ですよね。GPS機能を持つものですからそこは当然電波が発しているわけで、それを通信事業会社、通信事業を行っている会社から借りて張ったということになると、これは(三)に当たるんじゃないんですか。
○吉川(元)委員 では、警察庁に伺います。  どちらですか。
○吉川(元)委員 では、総務省として把握するおつもりはありますか、どういうふうな形で行われたのか。
○吉川(元)委員 このガイドライン、非常に重要なことが書かれているんです。  移動体端末について言えば、これは通信の秘密ではないけれども、プライバシーとして保護されるべき事項であって、通信の秘密に準じて強く保護をする、外部提供できる場合も通信の秘密の場合に準ずることとした、こう...全文を見る
○吉川(元)委員 答えになっていないんですけれども、お調べになるつもりはないということなんですか。その点だけ最後お聞きして、終わります。
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、これはプライバシーの侵害にかかわる大変重要な問題です。しっかりとガイドラインが守られるように、総務省、取り組んでいただきたいと思います。  終わります。      ――――◇―――――
04月05日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、文科省を舞台にした再就職問題、いわゆる天下り問題についてお聞きをいたします。  まずは、この間の調査班の御努力、とりわけ外部から加わってくださった識者の方や弁護士の方々の御努力には心から敬意を表したいと思います。  また...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の問題、吉田元高等教育局長の在職中の求職活動に対する文科省の職員の関与が発端でありました。内閣府の再就職等監視委員会から調査が求められたのが一月の十九日のことです。有識者や弁護士も加えた調査班が、結果として、全職員とOB合わせて三千人を超える方々に書面調査や...全文を見る
○吉川(元)委員 最終まとめについて、ざっと見ただけでありまして、細かいところまで完全に読み込んでいるわけではありませんけれども、やはり印象としては、まだ不透明感は少し残っているんじゃないかというように思います。  まず、二〇〇八年の国家公務員法の改正後、いつ、誰が主導して再就...全文を見る
○吉川(元)委員 きょうは朝からこの問題について当委員会で議論しておりまして、大臣の方からも大変厳しい言葉が出てまいりました。現行法令すら守れない、国民の信頼は失墜をしたと。そういう中でもう一回この体制を立て直していくために、やはり再発防止策は絶対に私は必要だというふうに思います...全文を見る
○吉川(元)委員 さまざまな諸課題に対応して文部科学行政を進めていかなければならないというのは理解をいたしますし、その必要性はあろうかというふうに思います。  ただ、その根底にはやはり信頼というものがなければいけませんし、また、法令をきちんと遵守する、文科省はそれをちゃんとやっ...全文を見る
○吉川(元)委員 関連してちょっとお聞きしたいんですけれども、これは再就職の話であります。一方で、予算委員会等々で自民党の方の方から、まるで大学は文科省の植民地じゃないかというふうに指摘をされた出向の問題はどのように扱われるおつもりなんでしょうか。
○吉川(元)委員 これは新聞等々でも報道されておりますけれども、出向の名で天下り、こうした記事が出ております。出向が終わって、一日だけ本省に戻ってきて、その日に退職をして、そして翌日からは、もといた、出向に行っていた大学に再就職をする。非常にこれは疑わしい、違法ではないかと疑われ...全文を見る
○吉川(元)委員 これは文科省だけではありませんけれども、早期退職勧奨というのが現実に存在している以上、対象となる職員の就職先をどうするのかというのはやはり大きな問題です。私自身は、この早期退職勧奨というのはなくして、官僚の方々も定年まで働けるようにすること、これが必要だというふ...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、あっせんの仕組みに関して少しお聞きをしたいというふうに思います。  まず、嶋貫参考人にお聞きをいたします。  二〇〇八年十二月の改正国家公務員法の施行以来、現職職員が再就職に関与できなくなり、主な再就職先である学校法人、いわゆる非営利事業であっても...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほども少し触れましたけれども、非常に御尽力、御努力いただいた調査ですけれども、文科省の組織的な天下りあっせんの仕組みがいつ、誰を中心にしてつくられてきたのか、依然としてはっきりしておりません。そこで、嶋貫参考人に御自身が最初にかかわった案件を思い出していただき...全文を見る
○吉川(元)委員 退職されてから一、二年後ではないかということですけれども、平成二十二年七月ごろには、人事課内に、嶋貫参考人を中心にした再就職あっせんの手順を記した引き継ぎメモが作成をされております。ということは、嶋貫参考人が退職されてから一年半ぐらいですかね、そのころには、既に...全文を見る
○吉川(元)委員 どちらが呼びかけたのか、主導したのかというのは一概には言えないと。そういう意味でいうと、あうんの呼吸だという話なのかもわかりませんけれども。  それでは、次に、中岡参考人、豊岡参考人、お二人にお聞きしたいと思います。  先ほど伊東委員からも質問がありました。...全文を見る
○吉川(元)委員 職場に嶋貫参考人、今はもう完全に退職をされて、一般の方が入ってきて調査官といろいろなお話をされているというのをお二人は目撃されている。そのまま、普通だったら、何を話したのと聞くはずだと思うんですよね。ところが、そういうこともされずに、知らなかった、どんな話をして...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしましたら、もう余り時間がないので、ちょっと質問の順番を変えますが、その処分の基準、これは午前中にもお話がありました。同じようなことをしているのに処分にかなり程度の差がある、それはなぜかというような質問が他の委員からもありましたけれども、これを見ておりますと...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、全く同じ文言でこれだけ処分が違うというのは、ちょっと私自身は納得しかねるということだけ指摘をして、質問を終わりたいと思います。
04月06日第193回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、電波利用料、歳入歳出について伺います。  電波利用料は、無線局の免許人に対して、電波利用の共益費用、つまり事務費のような形で負担を求め、三年ごとに見直すものと承知をしております。  来年度といいますか、もう今年度ですけれ...全文を見る
○吉川(元)委員 免許人が納める利用料は、一般会計に組み込まれるものの、その相当金額は電波利用の共益費用の財源に充てることが電波法には規定をされております。  したがって、本来は利用料収入と歳出額が一致するということが望ましい、好ましいというふうに思うんですが、電波利用料制度が...全文を見る
○吉川(元)委員 利用者がふえたということで、歳入が上回るということでありますけれども、一方で、決算を見ますと、歳出の決算、これは二〇一五年までしかまだ決算が出ておりませんが、それぞれ、もともとの三年前の計画では七百億円ということですけれども、歳出の方、実際に七百億円支出している...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、もちろん、より効率的に使うということについては、全然反対するものではありませんし、そうしていただかなければならないと思いますけれども、最初の初年度の段階での計画が、ある意味でいうと、あえて大きくとって、その中で切り詰めるものを切り詰めていってこれだけ浮いて...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、次に、来年度は八十億減るということで、先ほど説明いただいたとおり、歳出の構造変化ということでありますけれども、研究ということでありましたが、具体的にどのような研究を予定されているんでしょうか。
○吉川(元)委員 次に、電波利用の負担についてですけれども、これは他の委員からも質問があったかというふうに思いますが、携帯電話事業者の利用料と放送事業者はかなり差があるということで、その理由というのはどこら辺にあるのかということ。  それから、あわせまして、今回、まあ今回だけで...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、放送法の二十条五項や九十二条、ここでは、あまねく受信できるように、NHKは義務でありますし、民放は努力義務ということになっております。  ただ一方で、今後、放送と通信が融合する時代において、これはNHK予算の中でも議論がありましたけれども、受信料のあり...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと関連してですけれども、第二回のワーキンググループの議事録を読んでおりますと、今おっしゃられた電波の干渉対策に必要な工事等々についてですけれども、費用負担をどうするのかということで、その中で、構成員の方から、最終的な費用負担は各家庭が負担すべきなのか、それ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がありません。最後に、トラフィックの需要の増加についてお尋ねをいたします。  先ほどもありましたけれども、直近でいいますと、年率換算で一・三倍ずつ需要が高まっているということで、どうやって対策をするのかというのは喫緊の課題だというふうにも思っており...全文を見る
○吉川(元)委員 終わります。
04月07日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、午前中も少し議論されましたが、まず、教育勅語に関して質問をさせていただきたいと思います。  三月三十一日に、政府は、教育勅語について、「憲法や教育基本法等に反しないような形で教育に関する勅語を教材として用いることまでは否定...全文を見る
○吉川(元)委員 その適切な配慮というのが何を指しているのかお答えいただけなくて、大変残念であります。  では、例えば、教育のかなめとして教育勅語を使う、これは明らかに適切な配慮が行われていないというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 今、教科のかなめという言葉を使いましたけれども、これはまさに森友学園が使った言葉であります。  ただ、どうやら森友学園はかなり考え方を変えられたようでありまして、新しく理事長になられた籠池町浪さん、名前は町浪さんという方だそうですが、その方が、理事長より皆様へ...全文を見る
○吉川(元)委員 再度確認なんですけれども、この調査というのは文科省の職員に対して調査が行われたということでありますが、恐らく、他省庁の方で今言ったような大学あるいは研究機関等に再就職をされている方、まさか、全省庁でたった二人だけしか大学等々に行っていないというのはちょっと想像し...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど指摘させていただきましたけれども、これは前回の委員会でも表現させていただきました。私の表現ではありませんけれども、大学というのは文科省の植民地、そういう言葉が与党の議員の中から質問の中で出されております。  今回の二つの他省庁の再就職あっせんに関して言い...全文を見る
○吉川(元)委員 まあ、そういう答弁だろうと思いますけれども、余りにも時期が非常に一致をしているということで、やはり疑い、疑惑の目が向けられているんだろうというふうに思いますし、これは文科省だけの調査ではなかなか明らかにならないところでもあろうかというふうには思いますが、この点、...全文を見る
○吉川(元)委員 改正国家公務員法による再就職規制では、OBによる再就職あっせんそれ自体は規制の対象になっておりません。それゆえ、今回の一連の事案でも、OBである嶋貫参考人を媒介にした再就職あっせんの仕組み、これが形成をされてきたものと考えます。  この際、OBが退職に係る情報...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の最終まとめの公表に当たって、大臣が談話を発表されておられます。私も読ませていただきました。  この中で、ちょっと、あれっというふうに思った点があります。今回違法性が問われているのは文科省の現職職員らであって、それ以外に今回公表した個人、団体には違法性はな...全文を見る
○吉川(元)委員 前回と全く同じ答弁でありまして非常に残念でありますが、だとすれば、行った大学で、先ほど言いました、幹部職員ではないところに文科省の職員が出向して実際の現場を見る、これは私もあり得る話だと思いますし、あと、一日だけ本省に戻ってきて翌日退職する、こうした制度というの...全文を見る
04月11日第193回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、先週木曜日の電波法の際にも少し議論されましたが、スマートフォンなどの携帯端末に関連して、何点か質問させていただきたいと思います。  昨年もちょうど同じような時期に質問しておりますが、昨年四月から、端末価格の適正化として、ス...全文を見る
○吉川(元)委員 端末の購入に際して、現金割引、キャッシュバックのような手法ではなくて、今回はクーポンという特典を与えてということで、そういう意味でいいますと、ガイドラインの抜け穴を探して、それを今度、総務省が塞ぐという、何かイタチごっこのような感もあります。  関連してお聞き...全文を見る
○吉川(元)委員 ガイドラインで決められました補助の規制に対して、先ほども言いましたけれども、抜け穴、抜け道探しができないように、あらかじめ卸売価格まで含めて端末の価格を把握しておくというような趣旨なのかなというふうに思います。果たして、それがいいことなのかどうなのか。まるで、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣そうおっしゃられますけれども、利用者にとってのわかりやすい料金設定になっているかどうか、これはちょっと後で、時間があればまた最後の方でお尋ねしたいと思います。なかなかそうはなっていないんじゃないかなという気がいたします。  確かに、総務省が進めてきましたS...全文を見る
○吉川(元)委員 昨年四月に施行されましたガイドライン、これにかわりまして、モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針がことし四月から順次施行されております。この新たなガイドラインの取りまとめに際し、パブリックコメントが実施されたと聞いております。  寄せられた意見の数、内容...全文を見る
○吉川(元)委員 私も、そのパブリックコメントを見させていただきました。百三十一件、この数字も結構、新聞等によりますと、総務省の幹部のコメントとして、近年では最高記録だろうというようなコメントも出されております。  今御紹介ありましたけれども、大変厳しい、私は、どちらかというと...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとよくわからないんですけれども、適切な施策なのかなという疑問を持たざるを得ません。  私の知り合いで、写真が好きな人がいて、カメラの話をよく聞きます。カメラは、かなり昔から中古市場というのが機能しておりまして、中古カメラの価格が新たな新機種の販売に左右さ...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、昨年の臨時国会で成立をいたしました義務教育の段階における教育機会の確保法、この基本指針が策定をされました。議連の中でも少し議論はさせていただいたんですけれども、当委員会でも質問をさせていただきたいと思います。  最初に、法...全文を見る
○吉川(元)委員 わかりました。  それに関連して、今、問題行動等諸問題に関する調査ということでありますけれども、これは、不登校児童生徒への支援に関する最終報告、昨年七月ですが、ここでも、「不登校とは、多様な要因・背景により、結果として不登校状態になっているということであり、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、文科省がつくられた指針、この指針をまずしっかりと配慮した上でやっていただきたいというふうに思います。  次に、基本指針の二ページ目ですけれども、不登校児童生徒の状況に応じた支援について、「登校という結果のみを目標にするのではなく、」という記述があります。...全文を見る
○吉川(元)委員 委員会の審議では、文科省の不登校児童生徒への支援に関する最終報告において、不登校児童生徒の情報を共有する関係機関に警察が挙げられていることに懸念を示させていただきました。その際、情報の共有に当たっては、当事者や保護者への説明と意思確認を前提とすべき旨を質問し、ま...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに、原則として当事者、保護者の意思が尊重されるというふうに書かれているわけでありますから、これはしっかり踏まえた対応をお願いしたいということと、通告はしていないんですけれども、ちょっとそれに関連して、二〇〇三年、平成十五年五月十六日に、文科省の初等中等教育局...全文を見る
○吉川(元)委員 通告していなくて大変申しわけなかったと思うんですけれども、読んでおりますと、やはり、情報共有のための個別指導記録の作成等々の中で、個人情報の取り扱いに十分配慮しつつ、まあ、プライバシーの点の配慮は書かれてはいるんですけれども、今回の通知の中で非常に私自身重要だと...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣にもお聞きしようと思いましたけれども、しっかり対応していただきたいということでお願いをしたいと思います。  時間も余りありませんので、次の大学入試改革について幾つか尋ねたいと思います。  現行のセンター試験にかわり、大学入学希望者学力評価テストといった名...全文を見る
○吉川(元)委員 丁寧な答弁は結構なんですけれども、時間も余りありませんので、できるだけ簡潔にお願いしたいというふうに思います。  新聞を見ますと、これは、もちろんまだ検討中ということでありますが、原案としては、民間業者に採点をやってもらうことになっているというような記事が出て...全文を見る
○吉川(元)委員 思考力、判断力、表現力を問うというのは、それは大切なことだと思うんですが、ツイッターの百四十字より少ない字数でそうしたものが判断できるとは、私は到底思えません。  新聞報道では、文科省の有識者会議の委員だった南風原東大副学長は、新テストで記述式問題を国立大学の...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ました。終わりますが、その四技能をきちんと評価したいというのはわかりますけれども、それを共通テストの中でやろうとするから、いろいろな矛盾が出てくる、その点を指摘させていただいて、質問を終わります。      ————◇—————
04月18日第193回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  法案の中身に入る前に、何点か厚労省に確認したい点があります。  それは、先般、四月七日だったと思いますけれども、新聞で報じられておりました、マイナンバーシステムで医療保険者が行う情報連携の利用料についてということであります。医療保...全文を見る
○吉川(元)委員 七月から三月までで七十五億円ということです。恐らく年間百億程度になるんだろうというふうに思います。  これは、新聞によりますと、この利用料、利用件数にかかわらず加入者及び家族の一律負担というふうに書かれております。  そうしますと、加入者とその家族の利用料、...全文を見る
○吉川(元)委員 医療保険者ということですが、それは、結局のところ、医療保険者は当然、国費も入っているとしても保険料を集めてやっているわけですから、最終的には被保険者、つまり国民が保険料の中から負担をするという認識でよろしいんですよね。
○吉川(元)委員 そうしますと、医療保険に入られている方は、もし扶養で家族がいらっしゃれば、その人も含めて大体九・八七円程度の負担が生じるということになろうかと思います。  病院の窓口で健康保険証を提示するわけですけれども、情報連携になっても手続自体は変わらないわけで、利用者本...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、保険者の皆さんではなくて、利用者の皆さんにはきちんと伝わっているんでしょうか、こうしたことについては。  余り時間がありませんので、次に行きますけれども。  これも報道ですけれども、厚生労働省としては、利用料の大幅引き下げを言及されておられます、厚労省...全文を見る
○吉川(元)委員 利用料を引き下げるということですけれども、そうしますと、システムの運営費、先ほどの答弁では、七月―三月で大体七十五億円、年間で大体百億円ぐらいかかるということになりますけれども、当然、利用料を下げれば、このシステム運営費、これを賄えなくなるわけでありまして、不足...全文を見る
○吉川(元)委員 今のお話ですと、運営費そのものを下げた結果として利用料が下がることになるという答弁でございますけれども、そうしますと、これは新聞を見ますと大幅に引き下げるというふうに書かれておりますが、一体どの程度まで引き下げられるおつもりなんでしょうか。
○吉川(元)委員 大体どのぐらいのつもりでやっておられるのか。例えば百億かかるのが九十億で済みましたで済むのか、あるいは五十億、三十億、二十億というふうに下げられるのか、そのあたりは、どのぐらいのところを目指して引き下げの交渉をされていらっしゃるんでしょうか。
○吉川(元)委員 ちょっと非常に基礎的なことをお伺いしますけれども、この契約というのは、主体は誰なんでしょうか。厚生労働省なんでしょうか。
○吉川(元)委員 そうしますと、支払基金の方は特別民間法人、それから国保中央会の方は公益社団法人というふうになっています。つまり、いろいろな公共の部門を担うとはいいつつも、あくまで、これは民と民の契約関係ではないんでしょうか。それに対して厚生労働省が値下げをさせるというようなこと...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど、その運営費については保険料だというふうに、最初のシステムをつくるのは国費で出すから、それについては値段を下げてくれというような話はできると思いますけれども、運営費に関しては、これは純粋に、先ほどの答弁では保険料だったはずですよね。そこから運営費を賄うとい...全文を見る
○吉川(元)委員 一年先、二年先に連携が始まるというのであれば、まだ今から交渉できると思いますが、七月ですよ。あと二カ月ちょっとしかないわけです。  その中で、目安というふうに言われましたけれども、では、今までその積算根拠を明らかにしないままこの目安というのはつくられたという理...全文を見る
○吉川(元)委員 そういうことは目安を出す前にやるべきことだというふうに私は思います。  内閣官房にお聞きします。  大臣にお聞きしようと思ったら、大臣は総務大臣としてしか答弁ができないということなので、役人の方にお聞きしますけれども、今後、連携を拡大させていくということが予...全文を見る
○吉川(元)委員 では、改めて厚生労働省にお聞きをしたいと思います。  厚生労働省の資料を見ますと、医療保険の分野で、今言った、百億円運営費がかかるということで、中間サーバーを設置される。それ以外にも、年金、労災、雇用保険、これらそれぞれに中間サーバーを置いて、今答弁が内閣官房...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、例えば医療保険というのは、これは全ての方、いろいろな、協会けんぽだったり健保組合だったりありますけれども、国民皆保険ですから必ず入っています。それから、年金についても、全ての方が年金に、なかなか保険料が払えないということで減免等々は受けられたにして...全文を見る
○吉川(元)委員 できる限り費用をかけないようにするとは言いますけれども、だけれども、中間サーバーの数だけ運営費、二重払い、三重払い、四重払いというふうに言えばいいのかわかりませんが、そうなっていくというふうに私は危惧をせざるを得ません。  法案について一点だけ確認させていただ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、わずか三分の一しか、今は変わったということですけれども、三分の一、しかもそれは、代理は代理なわけで、だとするならば、ここはしっかりガバナンス強化の観点から見直しが必要なのではないかということを指摘して、質問を終わります。
04月20日第193回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、消防職場におけるハラスメント、とりわけパワハラの関係と消防職員委員会について質問させていただきます。  先日の委員会でも近藤委員も取り上げられていらっしゃいましたが、消防職場でのパワハラやセクハラはかなり大きな問題になって...全文を見る
○吉川(元)委員 複数回答ということでありますので、総数で見ますと、「直属の上司」または「直属の上司よりも上位の上司」、これを足し合わせて、総数で割ると、男性で五四・九、女性で五四・三%と、過半数を上回っております。  上下関係が厳しく、しかも、本来職場でハラスメントの根絶に責...全文を見る
○吉川(元)委員 恐らく、一回限りというところもあろうかと思いますし、複数回開いている消防本部等もあるというふうに思います。  消防組織法に基づいて、消防職員委員会の組織及び運営の基準、これが定められております。そこでは、消防長によって指名された意見取りまとめ者を通じて、消防職...全文を見る
○吉川(元)委員 五千三百三十八件のうち三百十三件が取り上げられなかった。その理由としては、もう既に措置済み、あるいは、勤務条件等々に直接関係のない、いわゆる取り上げるべき議題ではなかったということでのものだというふうに理解をいたします。  なぜこうしたことを質問しているかとい...全文を見る
○吉川(元)委員 国と地方の関係、総務省あるいは消防庁が各消防本部に対して子細なことについていろいろなことを手とり足とり言うというのはいかがかというふうに思いますが、ただ一方で、消防の現場において、これはもうILOからも累次の勧告が出されておりますけれども、また先ほども少し触れま...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、そうしたことをしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。  もう一度ハラスメントの事案に戻ってお聞きをいたしますが、これまで消防職員委員会で、パワハラあるいはセクハラといった職場におけるハラスメントの事案が議題となったことというのはあるのでし...全文を見る
○吉川(元)委員 実際にそうしたいろいろな改善策が行われているということで理解をいたしますし、また、職員委員会の中等々でも議論はされているという理解でよろしいんでしょうか。わかりました。消防職員委員会の中でも、このハラスメントの問題については議題となって議論されているということで...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほども申し上げましたけれども、パワハラ対策、消防職員委員会の議題に上げることを事実上拒否している事案というのが実際に起きております。  これはやはり上下関係、次長も先般の委員会の中でもお話しになりましたが、上下関係が他の職場より厳しいというのが消防の特徴であ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますが、消防という職場、仕事というのは、人の生命や財産を守っていく、そういう非常にこの社会にとって不可欠な仕事であります。その中で、働く人たちが安心して働けないような、嫌がらせやあるいは暴力行為、こうしたものが横行するようであっては、...全文を見る
04月21日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  三人の参考人の方、貴重な御意見、まことにありがとうございます。  私が最後の質問者になりますので、あと十五分間、おつき合いいただければと思います。  最初に、永田参考人にお伺いをしたいと思います。  三人の参考人の方のお話を聞...全文を見る
○吉川(元)委員 詳細な設置基準がなかなかまだ姿が見えないという中で、いろいろな不安もあるかというふうに思いますし、小津安二郎監督の映画じゃないですけれども、職業大学は出たけれど、そういう事態にならないように私はしなければいけないというふうにも思っております。  次に、財政措置...全文を見る
○吉川(元)委員 私も全く同じ意見であります。  次に、小出参考人に伺いたいというふうに思います。  今回の法改正で、専門職大学は、専門性が求められる職業に関連する事業を行う者等の協力を得て教育課程を編成、実施し、及び教員の資質向上を図る旨の規定が条文化をされております。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、本田参考人に少し伺いたいと思います。  本田参考人もキャリア教育についても研究をされているというふうにお聞きをしております。今回の専門職大学の意義の一つとして、社会人が学びやすい仕組みというのが挙げられております。そのために、課程を前期、後期に分け、ある...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。的確なお話だというふうに思いますし、私も非常に同感をいたします。  最後に、小出参考人に伺いたいと思います。  先ほど、少しロースクールのお話がございました。私も同様の、法科大学院、華々しく登場したんですけれども、今、大変混乱を来してお...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。  時間が来ましたので、終わります。
04月28日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  少し通告しておりました質問の順番を変えて、最初に財政措置のことから伺いたいというふうに思います。  現状、これはほかの委員からも指摘があったと思いますけれども、私学助成、あるいは国立大学でいいますと運営費交付金等々、財政措置は非常...全文を見る
○吉川(元)委員 先週の金曜日の日に参考人質疑を行いました。その際、三人の参考人それぞれ、この問題について発言をされております。  例えば小出参考人、別途の予算措置をもって支援をしていただきたい。さらに本田参考人、別途の財政措置というのが絶対に必要。そして、私は、これは非常に重...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、永田部会長が、新たに法律を第二項として立てたんだ、だとするならば、既存の私大の助成とは、また私学助成とは違う別途の措置が必要だというふうに参考人の答弁で言われているんですよ。それと食い違っていませんか。
○吉川(元)委員 常盤局長も、あの参考人質疑の際は、たしかあちらの方に座って聞いておられたと思いますので、永田参考人が言われた趣旨というのは明確だというふうに思いますし、部会長がそういうふうに言っているということは、これは非常に重たい発言だというふうに言わざるを得ません。  既...全文を見る
○吉川(元)委員 設置基準のところで少し議論されたところだと思いますけれども、いわゆる社会人の学び直しも含めてやっていくんだ、だから設置基準については云々というお話が先ほどございました。  社会人の学び直しということになりますと、最も働く人が多いところは東京、関東周辺、特に東京...全文を見る
○吉川(元)委員 二年後からスタートする、もう二年を切っているわけですけれども、そういう中で、東京二十三区にはつくりませんよというような話が一方で、もちろん文科大臣ではありませんから、ただ、地方創生担当大臣からそういう発言がある。  これは、専門職大学をつくろうと考えている側か...全文を見る
○吉川(元)委員 参考人質疑の際にも少し紹介させていただきましたけれども、昨年四月十一日に開かれた中教審の特別部会第十四回会議で、日本経団連の産学官連携推進本部長が、産業界からのニーズなのですが、現時点では、どのような職業分野で新たな高等教育機関へのニーズがあるかは不明確だという...全文を見る
○吉川(元)委員 少し関連しますけれども、次の質問に移りたいと思いますが、二〇〇三年度から専門職大学院がスタートして、現在、百六十を超える大学院が設置をされております。  設置以来、十五年近く経過をしているわけですけれども、このうち、法科大学院は司法制度改革と相まって設置をされ...全文を見る
○吉川(元)委員 それなりの準備が必要だということでありますけれども、だとすると、二年後、再来年の四月にスタートするというのは余りに拙速ではないか。設置基準もまだ決まっていない。教育課程の編成についても、その設置基準等々を踏まえた上で行われるわけですし、企業から協力も求めながらつ...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、現行の大学で修得する能力に加えて専門性が求められる、そういう能力を開発していくということになりますと、これは四年間で学生が修得できる内容なのでしょうか。四年制の専門職大学ではなくて、現存する専門職大学院の領域に近いのではないかというふうにも感じますけ...全文を見る
○吉川(元)委員 非常にわかりづらかったんですが、つまり、言わんとするところは、第八十三条の一の広く知識を授けるという部分は少し減って、より深く専門の学芸を教授研究する方に重点を置くということでよろしいんでしょうか。うなずいておられるので、そういうことだというふうに理解をいたしま...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、最初の質問に戻りますけれども、四年じゃ足らないというふうに思います。四年でできるというのであれば、既存の大学でもできると私は言わざるを得ないと思います。  余り時間がないので、本来でありますと、教育基本法の七条との関係、特に、産業界の協力を仰ぐとい...全文を見る
○吉川(元)委員 現状では非常に不合理であるということを指摘させていただきます。  ほかにもまだ聞きたいことがありましたけれども、時間が来ましたので、終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党を代表し、学校教育法の一部改正案に対し、反対の立場から討論を行います。  今回の法改正により、専門職大学及び専門職短期大学が新たに制度化されます。短期大学の設置以来、実に五十五年ぶりに新たな大学を制度化する大改革でありながら、制度設計の詳細が不明確で...全文を見る
05月09日第193回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回の法改正についてでありますけれども、我が党としては、半歩前進だというふうな認識をしております。ただ、非常に不十分な点もまだ多々残っている、そういう立場で少し質問をさせていただきたいと思います。  昨年の安倍総理の施政方針演説で...全文を見る
○吉川(元)委員 働き方改革の一環、その公務員版というふうに捉えてよろしいのかということをお聞きしたんですけれども、その点はいかがなんでしょうか。
○吉川(元)委員 そうしますと、私自身も働き方改革の一つの流れの中にあるものだというふうに理解をさせていただきたいと思います。  政府は、昨年十二月に同一労働同一賃金のガイドライン案を策定いたしました。今後、これは国会議論にどのような形で付されていくのか、どの程度の実効性を持つ...全文を見る
○吉川(元)委員 不合理な待遇差の解消、これはまさにそのガイドラインのキーワードなんだろうというふうに思います。  今、合致しているというお話があったんですけれども、ちょっと見ておりますと、なかなか完全に合致しているというふうには言い切れない側面もあるのではないか、まだそこまで...全文を見る
○吉川(元)委員 引き続き取り組んでいただけるというふうな認識をさせていただきます。  ちょっと質問の順番を変えて、法案の中身について少しお聞きをしたいと思います。  まず初めに、今回の改正で、任用の適正化が打ち出され、特別職非常勤と臨時的任用については要件を厳格化し、一般職...全文を見る
○吉川(元)委員 今回、これは他の委員も指摘されておられますけれども、任用要件の厳格化という、それ自体について別に異議を唱えるつもりはありませんけれども、任用要件が変わったことによって、従前の給与、報酬、手当、費用弁償、それぞれ言い方は変わると思いますけれども、以前よりその水準が...全文を見る
○吉川(元)委員 きょうは文科省にも来ていただいております。  恐らく多く残ると言われている臨時的任用ですか、そのうち教員が占める割合というのは非常に大きいのではないかというふうにも思います。  まず、公立の小中学校の臨時的任用教員の数、昨年度は、これは総務省と文科省で若干、...全文を見る
○吉川(元)委員 実態を見ますと、そうおっしゃられるんですけれども、実際には正規の代替のような、もう十年近く臨時的任用をされている方も多々いらっしゃいますし、そういう意味でいうと、恒常的に人が足らないという実態も、学校の現場ではなっているというふうにも私は思います。  この点に...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほども、今の質問の際に紹介いたしましたが、九割を超える方が臨時、非常勤ということは、この方々はそもそもいないと仕事が回らないという実態があるわけであります。そういう面でいうと、会計、予算で措置されるというお話でありますけれども、そうなると、これは、そもそもこの...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、国家公務員の期間業務職員はそういうふうに前年度の雇用についても換算されるということでありますから、地方公務員についても同様の扱いがされるようにしっかりと助言をしていただきたいというふうに思います。  今、国家公務員の期間業務職員とのお話がございましたけれ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、これは、たしか枚方市で住民訴訟が起こって、その際、裁判において、常勤とほぼ同じ働き方だというような判例、判決が出ております。  そうしたこともしっかり考慮に入れていただいて、今回の法改正によって現状の水準が下がることがない...全文を見る
05月11日第193回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  以前、当委員会でGPS捜査について質問をさせていただきました。その際、通告なしの質問も結構あって、十分な答弁がいただけなかったというふうに私自身は感じておりますので、今回はしっかり通告した上で、場合によってはもしかするとその場で質問...全文を見る
○吉川(元)委員 あるということなんですけれども、個別の企業名というのはさすがになかなか出しにくいということはあると思います。一般的によく知られている大手の警備会社があると思いますけれども、こうした会社もやはり電気通信事業者というふうに届け出が出されているんでしょうか。
○吉川(元)委員 それでは、ちょっと、警備会社がなぜ電気通信事業者というふうになるのかというのがやはり根本的なといいますか疑問なんですけれども、どうしてこうした警備会社が電気通信事業者として届け出をされているのか、その理由を尋ねます。
○吉川(元)委員 それをやる場合には届け出が必要だということなんですが、ちょっともう少し具体的にお聞きしたいと思うんです。  例えば、警備会社はいろいろな形で電気通信事業を行っているパターンがあるのかなというふうには思いますが、その中で、GPS端末を使った位置情報の提供サービス...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、一般的に、GPSを貸し出して位置情報を提供するサービスというのは電気通信事業に当たるというふうに、私自身も理解をいたしました。  では、ちょっと別の観点、特にガイドライン、電気通信事業における個人情報に関するガイドラインとの関係で質問をしたいというふう...全文を見る
○吉川(元)委員 一般的な話なんですが、GPSの端末を例えば設置する場合、先ほど言いましたとおり、警備会社がそういうサービスを提供する、GPS端末を提供して、それを自分の車だとか家族等々に渡したりして迷子にならないようにだとかいうようなことをする場合、これも旧ガイドラインでは、前...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、前回の質問で、これは通告なしで質問した関係もあったかと思いますけれども、富永政府参考人の方から、端末を借りて、その端末を単に設置しただけだと、ネットワーク側ということで、電気通信事業者としての大手警備会社が業をしているということにはならない、そうした答...全文を見る
○吉川(元)委員 あと、そうなりますと、このガイドラインを守るべき人は誰なのかということ、ちょっと繰り返しの質問みたいになってしまいますけれども。  GPS端末を、それを業として実際に大手の警備会社は行っているわけですけれども、貸与して、それによって位置情報を利用者に提供してい...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、やはりこれについては、例えば、大手警備会社が電気通信事業者としてその業を行っている場合においては、この大手の警備会社がこのガイドラインに従ってやっていかなければいけないというふうな理解でいいんだというふうに私自身も思います。  それで、警察庁にお...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一回確認ですけれども、捜査、とりわけ被疑者の位置情報をひそかに取得するためにこの端末を借りますという契約はされたのかされていないのか、その点をもう一度答弁お願いします。
○吉川(元)委員 いや、ただ単に、捜査に利用しているということを明記しているかどうかではないんです。例えば、もちろんそれは、捜査員がみずから持って、自分は今ここにいるよということを常時警察の方に、県警なり府警なりに情報を知らせる場合もあるでしょうし。  ただ、私が聞いているのは...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、被疑者の位置情報をひそかに取得するために使うというようなことは、明示的には契約の中では明らかにしていないということですね。  そうしますと、ガイドラインの中で、これは旧ガイドラインの解説の方ですけれども、「第三者と提携の上サービスを提供する場合は、提携...全文を見る
○吉川(元)委員 より詳しくその後にガイドラインの解説の中で書かれているのは、約款等において、第三者において上記のプライバシー保護、つまり、利用者の意思、それから利用者の認識、予見可能性、それから位置情報についての適切な取り扱い、このようなプライバシー保護措置が確保されることを担...全文を見る
○吉川(元)委員 一般的な人が利用する場合はそうだということですので、当然、警察も一契約主体として、他の普通の一般の人と変わらない契約を結ぶ、警察だから別なんだという話にはならないというふうに思いますが、その点、いかがでしょうか。
○吉川(元)委員 では、警察庁に伺います。  当然、こうしたガイドライン、遵守されるべきだというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますが、先ほど当委員会でも、ICTの利活用というお話が出てまいりました。そういう意味でいいますと、ICTの利活用というのは、ある意味でいうと、さまざまな可能性がその先に開けていくものだろうというふうに思いますが、一方で、その大前提とな...全文を見る
05月16日第193回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  少し質問の順番を変えまして、先に、地方独法業務への窓口関連業務の追加に関する事柄について質問させていただきたいというふうに思います。  現行は、自治体の窓口業務を民間委託する場合、民間事業者が取り扱える事務の範囲は特定をされていま...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと関連ですけれども、私自身は、今、授権、関与という規定を設けることによって可能であるというお話だったんですが、地方独立行政法人法の八十七条の三の二項のみなし規定によって行えるのかなというふうに思っていたんですが、そうではないということなんでしょうか。ちょっ...全文を見る
○吉川(元)委員 公権力の行使にかかわる部分を代理にさせるというのは、ちょっと私自身、なかなか納得のいかないところであります。  ちょっと関連してですけれども、地方独立行政法人には、皆さん御存じと思いますが、公務員型の特定地方独立行政法人と非公務員型の地方独立行政法人、一般型と...全文を見る
○吉川(元)委員 地方独立行政法人法を読みますと、いわゆる一般型といいますか非公務員型と、公務員型の定義がされております。  最初に、二条の第一項で一般型、非公務員型の定義がされていて、その後に、特定地方独立行政法人はということで公務員型の定義が行われております。  それを読...全文を見る
○吉川(元)委員 個別、個々の答弁を聞いておりますと整合性があるような感じもするんですけれども、全体を見ると、非常に整合性がないんじゃないかというふうに感じざるを得ません。  といいますのも、この委員会、前々回ですか、地方公務員法の改正を行いました。その際に、会計年度任用職員と...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、そもそも公務員の政治的行為の制限そのものがおかしいというふうに思っておりますけれども、だけれども、先ほども、公権力の行使は存在をするわけです。その場合に、政治的行為の制限は一方でかからないというふうになると、これは整合性がとれないんじゃないんですか。
○吉川(元)委員 定型的だというのはそれはそうですけれども、それは、おおよそ定型的であって、その中には審査や決定も当然含まれるわけです。  だとするならば、そもそも、定型だというんだったら、受け付け、入力、交付、これだけあればいいだけで、実際には審査や決定という公権力にかかわる...全文を見る
○吉川(元)委員 限定された公権力の行使、だからオーケーなんだということであれば、今の職員なんかは特にそうじゃないですか。窓口で実際に職務をしている公務員については、限られた公権力の行使しかそこの場で行えないわけですから。だとするならば、そこも政治的な行為の制限というのはおかしく...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと余り時間がありませんので、あと一点、少し確認をさせていただきたいと思います。  先ほど、窓口業務の停滞に関してのお話が少しありましたけれども、停滞した場合どうするのかといったときに、その場合には、簡単に言うと、市役所で公務員が窓口業務をやるということで...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとまだ疑問が解けないところがありますので、次回また引き続き質問したいと思います。  終わります。
05月17日第193回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  三人の参考人の皆さん、大変忙しい時間の中でこの当委員会に御出席いただき、また貴重な御意見をいただいていること、私の方からも感謝を申し上げたいというふうに思います。  それでは、早速何点か質問をさせていただきたいというふうに思います...全文を見る
○吉川(元)委員 それに関連いたしまして、今、太田参考人の方からは答弁いただきましたので、また、先ほど今村参考人からも助言についてお話をいただきました。私も全く同意見で、技術的助言と言いながら決して技術的にとどまらず、助言と言いながらほぼ強制的にやらせるというようなのがこの助言と...全文を見る
○吉川(元)委員 続きまして、民間委託の話を少しさせていただければというふうに思います。  実は、先ほど他の委員からもお話がありましたが、昨日、板橋区の方を見てまいりまして、短時間ではありましたけれども、現場を見させていただいたということで、非常に参考になりました。  当然、...全文を見る
○吉川(元)委員 私も、二年でそういうことが、課題が出たということについては驚いていますし、偽装請負にならないようにということで、職場の中で会話をなるだけしないようにする、本当にそういう説明を受けました。同じフロアにいるんですけれども、何か、まるで断絶したかのような、その後、いろ...全文を見る
○吉川(元)委員 長い時間ありがとうございました。  以上で終わります。
05月17日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私もけさの朝日新聞を見て大変驚きましたし、ますますこれは疑惑が深まったなというふうに感じております。  そこで、ちょっと通告にはないんですけれども、この点について何点か、確認あるいは答弁を求めたいというふうに思います。  まず、...全文を見る
○吉川(元)委員 藤原参考人の方は全く知らなかったということでありましたので、常盤参考人にちょっと伺いますが、文書があったかなかったか、それは知らないということですけれども、では、その内容について、こういうやりとりの内容があったんだということについては承知をしていたということでし...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、事実を確認じゃなくて、知っていたのか、知らなかったのか。今、知らないのかということだけを聞いているんです、内容について。
○吉川(元)委員 では、確認させていただきますが、高等教育局長も、この記事を読みますと、文書の内容は同省の一部の幹部らで共有されていたというふうに書かれていますけれども、この同省の幹部の中には高等教育局長は入っていない、いわゆるここに書かれている内容を共有はしていないということで...全文を見る
○吉川(元)委員 さまざまなやりとりは、この文書があったかなかったかは別にしても、行われていたと。  だとすると、ここで言われているような、例えば、官邸の最高レベルが言っているだとか、あるいは総理の意向だといったような話は、例えば内閣府とのやりとりの中で聞いたことはあるんでしょ...全文を見る
○吉川(元)委員 では、次に、ちょっと大臣にも伺いたいと思います。  先ほど玉木委員からの質問で、いわゆる大臣御指示事項というものについて質問があった際に、大臣は、審議会でやるものでスケジュールありきというのはいかがなものかというようなことは言った記憶があるというふうにお話をさ...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、例えば、記事にあるような、教員確保や施設整備等の設置認可に必要な準備が整わない、早過ぎるんじゃないか、二〇一八年四月開学というのは、これは準備が整わないんじゃないのというようなお話はされていないということですか。
○吉川(元)委員 大臣が、そうした文書があるかないか、私は見たことがないと、それは当然だと思います。大臣がしゃべったことを役人の皆さんがメモにして、こういう御指示があったというふうにしてやるわけですから、それをまた一々大臣のところに見せるというのは普通余り考えられないので、見たこ...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、報道等を見ますと、百六十人という定員が設備に対して非常に多いのではないかという指摘でありますとか、それから、来年四月に向けて今、教員確保ということでありますけれども、その教員の多くが、大学を、大学院かわかりませんが、出たばかりの若手と、それから六十五歳以上...全文を見る
○吉川(元)委員 答えられないという話ですが、そうした報道が出ております。これは恐らく、誰が見ても同じような懸念を持つのは当然だろうというふうにも思います。  この点については、先ほど他の委員からもありましたけれども、ぜひ関係の文書を当委員会に提出していただきたいと思いますし、...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、通告をしておりました質問に入っていきたいというふうに思います。  ちょっと時間の都合もありますので、少し順番を変えさせていただいて、まず奨学金の問題についてお聞きをしたいというふうに思います。  日本学生支援機構が、四月十九日、学校ごとの貸与及び返...全文を見る
○吉川(元)委員 大学に協力を求めるというのは、それは結構なお話だろうと思います。だけれども、なぜ数字を出さなければいけないのか。延滞率の数字を出さなければ、大学側が返還の何らかの責務を負っているということなんですか。
○吉川(元)委員 いやいや、一義的にというか、事業をやるのは支援機構でしょう。なぜ大学に順番づけが可能な、検索だから一個ずつしか出ないといいますけれども、ちょっとやれば、出てくる大学を全部ランキングすることは可能ですよ。なぜそんなことをする必要があるのか。これは大学に対する圧力で...全文を見る
○吉川(元)委員 質問に答えてください。  これは大学側に対する圧力なんですか。あなたの大学は返還率が悪いから何とかしろと、それを世間にさらした上で、何とかしろという、そういう圧力をかけているということですか。
○吉川(元)委員 支援と各学校ごとの滞納率を世間に公表することと、どう関係するんですか。何にも関係ないじゃないですか。お願いする立場でしょう、支援機構は。大学の皆さん、理解していただいて、学生の皆さんに周知してください、ぜひお願いしますという立場の人間が、なぜそれを、簡単にですよ...全文を見る
○吉川(元)委員 理事長を呼ばなきゃというお話がありましたので、次回はぜひ理事長に来ていただいて、この真意をはっきりしゃべってもらわないと困ります。  これは本当に、自慢げに、私が理事長になってから大学への圧力が強まっているという、こういうことを言われますし、金融の格言に、貸す...全文を見る
○吉川(元)委員 私も全く看過できない。これは本当に、過労死が大量に生まれてくる土壌が学校現場でずっと継続して存在する。私の知り合いの方でも、脳疾患で次々と倒れられている方、過去、事例を伺ったことがありますけれども、この長時間労働をとにかく是正しなければいけないというふうに私自身...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、この給特法の見直し、これはやはり根幹部分だというふうに思います。これがある限り幾らでも仕事がふえていくという実態ですので、ぜひ、見直しに向けて検討をお願いしたいと思います。  以上で終わります。
05月18日第193回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず最初に、窓口業務の委託が想定をされる地方独法の職員の給与についてお聞きをしたいと思います。  今回、地方独立行政法人法の五十七条の三項が改正をされております。改正前といいますか、現行の方を見ますと、職員の給与並びに退職金の水準...全文を見る
○吉川(元)委員 国の独法の通則法に合わせて改正をされたというお話であります。  そういたしますと、国の独立行政法人の職員の給与、私の持っている資料では、二〇一四年度の比較ですが、国の独法の事務、技術職員の給与というのは対国家公務員指数でほぼ同じ水準であります。研究職員や医師、...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに国の独法も労基法の世界でありますから、労使交渉の中で、労使対等の関係の中で進められているということでありますが、少なくとも国の独法、国家公務員とほぼ同水準であるということは、当然、地方においても同じようなことになっていかなければならないというふうに私自身は...全文を見る
○吉川(元)委員 いつでしたか、前々回かな、五月頭に地方公務員法の改正を行いまして、議論させていただきました。その際に、雇用形態の違いをもって、それだけのゆえをもって賃金や処遇に大きな格差が出るというのは不合理だというふうに、そういう中で、今、国の方で働き方改革、同一労働同一賃金...全文を見る
○吉川(元)委員 社会一般でというふうに言われますけれども、まさに今なぜ働き方改革が議論されているかというと、不合理な格差というのは現実に社会一般の中で存在をしているわけです。社会一般でというふうに言ってしまえば、それを総務省が追認してしまうことになるのではないか、私はその点を指...全文を見る
○吉川(元)委員 今、関与が可能であると。先ほどから答弁を聞いておりますと、きめ細やかな関与というようなお話がございました。  きめ細やかな関与によってサービスの質が担保されるんだ、あるいは処遇についても担保されるんだというお話ですけれども、非常にこれは表裏一体といいますか、き...全文を見る
○吉川(元)委員 あと、先ほどから、これは大臣も答弁されておりましたけれども、窓口業務のノウハウの蓄積が独立行政法人の中でされていく、それがよい点というようなことを言われておられました。  窓口業務のノウハウが独法に蓄積をしていくということは、裏を返せば、自治体の方のノウハウが...全文を見る
○吉川(元)委員 板橋の場合は、まだ公権力の行使の部分は残っているんです。だから、そこで実際に、民間委託していますけれども、処理できないという問題があれば、私も見ましたけれども、偽装請負の疑いを受けないように、職場の中では会話をせずに、ボックスのところに置いてそれを処理する。公権...全文を見る
○吉川(元)委員 これは以前この委員会でも指摘をさせていただきましたが、二〇一五年に執行された統一自治体選挙、道府県議会の全選挙区の三分の一が無投票で確定をしている。市議会選挙でも、無投票当選が、その前の二〇一一年に比べると倍以上にふえております。  要因は幾つかあるんだろうと...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間をオーバーしてしまいました。これで終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党を代表し、地方自治法等の一部改正案並びに民進党提出の修正案に対し、反対の立場から討論します。  政府案に反対する第一の理由は、知事や首長が定める内部統制の方針が、財務に関する事務以外でも広い分野で策定することが可能となり、職員に過度な負担が生じる懸念...全文を見る
05月26日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、加計学園の獣医学部新設に関して質問いたします。  この問題、総理の御意向などと書かれた文書が取り上げられて以降、官房長官は怪文書と言い、松野大臣も、調査を尽くした結果、文書の存在は確認できなかったと先週末発表されました。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 その調査も含めてやられたことについて、また、それについての説明が約八割の方が納得をされていないということ、これが世論調査の結果であります。それほど、今回の問題というのは国民の不信感を助長させています。  天下り問題の審議の際にも、文科省は国民の信頼を回復するた...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、もう少し端的に答弁していただけますか、時間も余りないので。  通告しておりませんが、若干確認したいことがあります。  行政文書ではないということでありますから、これは、このメモは、いわゆる公文書法に書かれている行政文書ではないという認識でよろしいん...全文を見る
○吉川(元)委員 では、もう一点お聞きします。  共有フォルダ、あるいは紙媒体も含めて共有されているもの、これは行政文書という認識でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 先ほど、共有フォルダを調べたと言いました。このメモというのは、そもそも行政文書ではないというお話でした。  あるわけないじゃないですか、共有フォルダの中に。共有フォルダの中にあったら行政文書でしょう。この備忘録、メモも含めて、これはもともと行政文書じゃないと。...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、なぜ、個人のフォルダ、共有フォルダ以外も調べないのか、そこにある可能性があるんじゃないんですか。  天下り問題、大臣、ぜひ思い出していただきたいんですけれども、人事課を中心とした天下りに関する引き継ぎメモ、たしか、結果的には、三種類ほど出て...全文を見る
○吉川(元)委員 だから、個人に聞いたのであれば、その個人のパソコンも調べればいいじゃないですか。なぜそれをやらないのか。個人に聞いたんでしょう、特例的に。だとすれば、特例的に個人のフォルダも全部調べればいいだけの話じゃないですか。それによって、こういう文書が存在しなかったという...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどからずっと同じ答弁ですけれども、だとするならば、やはり、当委員会に前事務次官に来ていただいて、お話を伺うしかないというふうに思います。  ぜひ、委員長、お取り計らいをよろしくお願いいたします。
○吉川(元)委員 そうしますと、前川前事務次官の証言、かなり具体的です。先ほども少しお話がありました。昨年九月九日から十月三十一日に計六回、課長や、課長というのは恐らく専門教育課長だというふうに思いますが、課長補佐らと事務次官室で獣医学部の新設について打ち合わせをした。そのうち、...全文を見る
○吉川(元)委員 ですから、私は、きのう通告の際に、高等教育局専門教育課長、まさに前川前事務次官とお話をされた方に、現職の方ですから答弁に来ていただきたいという要求をいたしました。ところが、きょうの理事会の場で、それはできない、そして、責任を持って局長が答弁をするというお話でした...全文を見る
○吉川(元)委員 だから、当人に来てくださいと言っているんですよ。当人が来ればわかる話ですよ。当人だって、当然、それこそ、スケジュール表に、何時から何時、事務次官室で打ち合わせ、内容等についても記憶はあるはずでしょう。まさか、もう忘れちゃったということですか。そもそもそういう話を...全文を見る
○吉川(元)委員 ますます、局長じゃお話にならないですね。御本人に来ていただいて、御本人の手帳をあけていただいて、見ていただくしかないでしょう。何を話をしたのか、詳細はわからないんでしょう、先ほどから答弁を聞いておりますと。  昨日の通告の際に、局長が責任を持って答弁するという...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、ちょっと時間もありませんので、義家副大臣にお聞きしたいと思います。  この明らかになった文書ですが、義家副大臣に関するものもあります。十八日の農水委員会で、この案件についてやりとりをされております。とりあえず、この文書があったかなかったかということは脇に...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来てしまいました。終わりますが、全く疑問が解消されませんので、引き続き、前川前事務次官並びに担当の課長も含めて、この委員会に来ていただいてお話を伺いたいということを申し上げて、私の質問を終わります。
05月30日第193回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、海上輸送されたフレキシブルバッグを陸上輸送する際の安全性について質問いたします。  消防庁にも来ていただいておりますし、また、これは結構多岐の省庁にわたる案件のようであります。関係省庁からもお越しいただいておりますので、順...全文を見る
○吉川(元)委員 フレキシブルバッグから米油が道路上に漏れて、その後ろを走っていた車がスリップあるいは横転事故を起こしたというふうに聞いております。  不幸中の幸いといいますか、死亡事故は発生していないわけですけれども、これは、今お話を伺った数字と若干違うんですが、和歌山県警、...全文を見る
○吉川(元)委員 関係者にお話を聞きますと、運転手が急ブレーキをかけたその理由は、猫が道路上に突然飛び出してきたと。これは、車を運転している人であれば誰しも実際に経験をすることであります。当然、急ハンドルとか急ブレーキ、急発進等々は安全運転上できるだけ避けた方がいいですけれども、...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと確認させていただきますけれども、今回の事故、さまざまな原因が複合的に競合して起こったということでありますが、急ブレーキをかけたことによって中の米油が前方に移動して、どういうふうになったのかわかりませんけれども、恐らく上面のところに圧がかかって、そこが破損...全文を見る
○吉川(元)委員 事故後の対応についてはいろいろと改善すべき点はあろうかと思いますが、米油の漏えいそのものについては、やはり、運転上危機回避をするために急ブレーキをかけるというのは今後も当然起こり得るわけで、その都度その都度、油が例えば漏れて事故が起こるというようなことがあっては...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、よくわからない。運送事業者にフレキシブルバッグについて聞き取りをしても、それは、先ほど言ったとおり、何が積まれているのか、フレキシブルバッグが積まれているのかどうかも、知らされる場合もありますけれども、ほとんどの場合、知らされない。それで運送事業者にフレキ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと驚いたんですけれども、損傷する可能性を持つ、先ほどのお話でいいますと、いろいろな条件が競合すれば破損をする、また、油等々が漏れた場合には大変大きな事故を誘発するような、そういうフレキシブルバッグの使用に当たって安全基準が明確に存在をしない。これはきのうレ...全文を見る
○吉川(元)委員 続けてお聞きいたします。  二〇〇七年に危険物の規制に関する技術上の細目を定める告示を改定する際に、日本危険物倉庫協会から消防庁宛てに意見書が提出されているというふうに思います。どういったことが指摘をされているのか、また、それについてどのような検討をされている...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、現場の声をしっかり聞いていただいて、私は、これはフレキシブルバッグではなくて、タンクローリーでしっかりと安全を確保した上で運搬すべきだというふうに思います。ただ、なかなかそうはいかないというようなお話も伺っております。  これはちょっと大臣に伺いたいん...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ、よろしくお願いします。  以上で終わります。      ――――◇―――――
06月01日第193回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  法案の質問に入る前に、先般、当委員会、四月十八日だったと思いますけれども、取り上げさせていただいた医療分野の情報連携に係るシステム開発費、運営費に関連して質問をさせていただきます。  先般の質疑で、医療保険の中間サーバーシステムの...全文を見る
○吉川(元)委員 今、最終段階だというお話がございましたけれども、制度といいますか、連携が始まるのは七月、十八ぐらいだというような話もちらっと昨日伺ったんですが、一カ月半しかもう残っていない。  最終段階と言われますけれども、最終段階で、いつぐらいに最終的な数字が出てくるのか。...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほども言いましたけれども、これは最終的には被保険者、国民の方々の負担というふうになるわけでありまして、できる限り早く決着をつけていただいて、どのぐらいになるのかということをきちんと周知をお願いしたいと思います。  関連して、総務省に尋ねますが、医療保険と同様...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと非常に、先ほどの医療保険、これだと、九カ月間、同じ期間で七十五億円の運営費がかかる。開発費は、前回の質問で、二百七十二億。ほぼ倍、二倍の金額が開発費並びに運営費でかかるということであります。  ちょっと角度を変えて質問いたしますが、この自治体中間サーバ...全文を見る
○吉川(元)委員 続けて、厚生労働省に聞きます。  今と同じはかり方で、大体どのぐらいの利用を見込まれているのか。
○吉川(元)委員 これもまた非常にびっくりするわけです。  たくさん扱うところの方が、ですから、今でいうと、照会だと五割、提供だと七割というのが総務省ですから、照会でいうと二・五倍、それから提供ですと三・五倍ぐらいですか、これは圧倒的に自治体中間サーバーの方が能力も、それから、...全文を見る
○吉川(元)委員 一概に言えないというのは、それはもちろんそれぞれやることが少しずつ違いますから当然だと思いますが、ここまで、例えば、利用件数は半分から三分の一、ところが金額は二倍強、これを掛け合わせると、六倍から十倍ぐらい高いお金をこの保険、特に、運営費に関しては利用者、それか...全文を見る
○吉川(元)委員 余り時間がありませんので、できるだけ簡潔に答弁をお願いしたいと思います。  一点だけ確認したいんですけれども、前回の質疑の際に、その七十五億というのは、業者の見積もりなどをもとに、あくまで目安として七十五億という答弁をいただいております。なぜこの目安というもの...全文を見る
○吉川(元)委員 何かまるで医療保険の方で使うのは自治体中間サーバーと違って非常に高機能ですさまじい能力を持っているような言い方をされますけれども、実際にお話を聞いていますと、これはどうやって利用されるんですかというふうに聞いたら、年一回、妻や夫ら家族が扶養の範囲内で働いているか...全文を見る
○吉川(元)委員 マイナンバーそのものは関係がなく、マイナンバーカードの持つ機能を使ってやるんだということで確認をさせていただきました。  続いて、今回の法の第四条「国等の責務」の第三項において、「国及び地方公共団体は、自らが一方の当事者となる電子契約において他方の当事者となる...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、これは努力義務とはいえ、相手方に対して、利用を進めてください、促進してくださいというふうになった場合に、もちろん、個人商店であれば、その方がそうだと判断すれば自分でとるわけですけれども、そこで働いている方は別人格でありま...全文を見る
07月10日第193回国会 衆議院 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まず九州の豪雨の関係で少しお話を伺いたいと思います。  今回の九州北部の豪雨災害で亡くなられた方の御冥福をお祈りし、被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。  さて、今回被災地となりました大分県の日田市、私の...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ迅速な対応をお願いしたいと思います。  それでは、今回問題になっております加計問題についてお話を伺いたいと思います。  ちょっと通告と違って、順番を変えて質問させていただきます。  まず、萩生田副長官にお聞きをいたします。  副長官は、六月十六日の参...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、私の方から具体的な調整を行うことはないということはないわけですね。実際には、文科省から言われたということはあるけれども、萩生田副長官の方から農水省の方に、どうなっているんだということも含めて、やられたということでよろしいですね。
○吉川(元)委員 それでは次に、文科省にお聞きいたします。  これも少し出ておりましたけれども、十月二十一日の御発言概要、これはいろいろなものがまじり合っているということで、松野文科大臣が会見をされておられます。  この文書、十月二十一日御発言概要ですけれども、どの部分が萩生...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、官房長官にお聞きいたします。  六月二十四日、これも先ほど少しお話がありましたが、総理が神戸市内で行った講演に関連してです。  総理は、獣医学部の新設を一校に限定するという中途半端な妥協が疑念を招く一因になったとして、速やかに全国展開、地域に関係なく二...全文を見る
○吉川(元)委員 規制に根拠がないという、今、官房長官のお話がありましたが、文科大臣は同じ認識ですか。簡潔にお願いします。
○吉川(元)委員 ちょっと、余りもう時間がないので、飛ばして、少し地方創生基本方針二〇一七との関係でお聞きいたします。  六月九日の基本方針二〇一七において、東京一極集中を是正するためということで、東京二十三区の大学は定員増を認めないことを原則としております。  一方で、総理...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、一方で、東京では定員をふやすのはだめだよと言いながら、片一方で、全国でどこでも、獣医師、やりたいところがあればつくっていいですよと。これは言っていることが全然違うじゃないですか、この二つの間が。完全に矛盾していますよ。  もう時間がないので、最後に前...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、やはり、きょうの当委員会だけでは全く疑惑は払拭できない。関係者を招致しての集中審議、総理も含めて求めて、私の質問を終わります。  よろしく御配慮をお願いします。
11月15日第195回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、加計学園による獣医学部新設について何点か質問をさせていただきたいと思います。  時間が二十分しかないということでありますので、通告した順番を少し変えて、また、途中はしょる質問もあろうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思...全文を見る
○吉川(元)委員 委員長、ぜひ答弁を簡潔にするように指示をお願いしたいと思います。  私が聞いているのは、新しい分野に対応する学部、既存の大学ではできない、ある意味でいうと、非常に水準の高い研究をしていくんだ、あるいは教育をしていくんだ、そこの実習が質的にも量的にもまだまだ不足...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣の答弁もちょっと長いですね。  私が聞いているのは、最低水準をクリアしているという話ではないんですよ。ある意味でいえば、国際水準、非常に高い水準を求めているのに、今の段階では、答申、可とした段階では不足をしている、だから留意事項がついているんでしょう。そう...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、留意事項がつくのは一般的にあるということは承知をしております。  ただ、これは鳴り物入りで国家戦略特区として出されてきたものであって、非常にレベルが高くなければいけない、そういう大学、学部なわけです。ところが、見てみると、最低水準はクリアしましたよ、さら...全文を見る
○吉川(元)委員 具体的なペナルティーの内容についてちょっと教えてください。
○吉川(元)委員 次に、いわゆる四要件にかかわることでお聞きをしたいというふうに思います。  第一次審査で、大学等の設置の趣旨、必要性についての是正意見が出されています。これは国家戦略特区として獣医学部を新設する際に設けられた四要件に関係する極めて重要なもので、既存の大学、学部...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど他の委員からも指摘があった四要件、そのときは第一項目の部分でずっと議論がされましたが、ここで言うと第二ですか、具体的な需要が明らかになったと。これが明らかになっていないというのが第一次の審査のときに出てきたということですよね。出てきているものでは不十分だと...全文を見る
○吉川(元)委員 設置審で専門的な見地から検討して、その結果として需要等々が明らかになっていないと。これは、本来は一月二十日の段階できれいにクリアしていなきゃいけない問題なんじゃないですか。それがクリアされていないというふうに設置審では言われているわけで、一体どんな検討をされたん...全文を見る
○吉川(元)委員 例えば、毎日新聞がアンケートをとっています。既存十六大学のうち九大学で回答があったんですけれども、これは四要件でいうと三つ目ですか、既存の大学の学部では対応が困難な場合。困難ですかと聞いたら、六大学はできるというふうにアンケートに答えています。これも実は四要件を...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、既存の大学でもできるという話があったということでよろしいんですね、今の答弁だと。簡潔にお願いします、簡潔に。
○吉川(元)委員 ここに書いてあるのは、既存の大学、学部では対応が困難な場合と書いてあるんですよ、四要件は。今聞いたら、それはいろいろ課題はあるけれども、できないことはないということでしょう、つまりは。今の答弁はまさにそういう答弁だと思いますよ。今の答弁だと、四要件がもう完全に崩...全文を見る
○吉川(元)委員 聞いていないことも答えていただきましたが、公務員獣医師、まさに口蹄疫等々の防疫の体制も整えなきゃいけない、それも開学の大きな理由の一つでありまして、シミュレーションで済むんですか。では、お医者さんは人体解剖をせずに手術してもいいということですか、それは。おかしな...全文を見る
○吉川(元)委員 これで質問を終わりますが、明らかに、大学から、新しく獣医学部を開設して、そこで入学金や入試のお金、それから授業料、それで借金を返すというふうに申請者がみずから答えているんですよ。これが健全な財務状況にあるという学校法人と言えるのか、私は非常に疑問であります。 ...全文を見る
12月01日第195回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私も、学校現場の、そして教職員の長時間労働、これに関連をして本日は質問をさせていただきたいと思います。  長時間労働の是正を含めた働き方改革は政府の重要施策のはずですが、学校現場の長時間労働、きょうはもうこれは午前中からずっとこの...全文を見る
○吉川(元)委員 私が非常にショッキングだったのは、月百十時間を超える超勤を、いわゆる残業をやって、それだけ働いているのに、子供たちをちゃんと、生徒を十分見てあげられないと。一体何のために教員はいるのか。教育をするため、子供に教育をしていく、それが本来の仕事なのに、それがこれだけ...全文を見る
○吉川(元)委員 私が言いたいのは、これからの話はもちろん大切ですけれども、これまでどうだったのかということについてきちんと文科省は認識をすべきなのではないか。  かつてバブル時代にサラリーマン川柳で、「無理させて無理をするなと無理を言う」、そういう非常に示唆に富んだ句がござい...全文を見る
○吉川(元)委員 現場の皆さんの話を聞いてくださいよ。負担になっていないなんて、そんなことはありませんよ。負担になっているんですよ。その中で実際に教員が倒れている事態が生まれているわけです。何でこれが負担にならないというふうに言えるのか。どこにそんないわゆる事実が存在するのか。私...全文を見る
○吉川(元)委員 これも現場の教員の方に伺いますと、これは毎年免許更新しているわけではありませんですけれども、免許更新に当たると負担が大幅にふえると。ただでさえ仕事が忙しい中で、講習を三十時間以上受けなければならない。しかも、そういう講習を受けられた方にお話を伺うと、役に立ってい...全文を見る
○吉川(元)委員 これもちょっと現場の声を聞いてみてください。そんな立派な講習が行われているなんて話は聞いたことがないですよ。  長期休業と言われます。恐らく夏休み等々のことだと思いますけれども、今、七月二十一日から夏休みが始まって八月三十一日まで夏休みがある学校はどれだけある...全文を見る
○吉川(元)委員 一回教壇に立たれたらどうです。実際にやってみればわかりますよ。いわゆる小中の学力テストだって傾向と対策でやっているんですよ。これが、さっき言ったように、英検やTOEICやTOEFLあるいはほかの民間の会社がつくるテスト、それぞれに特色がありますから、当然それに合...全文を見る
○吉川(元)委員 では、ちょっと確認ですけれども、この共通テストに民間の業者を使うということになった場合に、その他の業務の見直しを行うということでよろしいんですか。
○吉川(元)委員 業務改善全体で見るのは結構なんですけれども、新しい施策をやるんでしょう。だとすれば、先ほどの最初の答弁であれば、それが入る場合には既存の業務を含めて、本来業務を含めて見直すということを最初に答弁されているわけで、だとすれば、今後、例えばこの大学入試改革、新たな施...全文を見る
○吉川(元)委員 労働時間管理のイロハのイですから、その点についてはしっかりと労働時間管理ができるようにしていただきたいというふうに思います。  あと五分ほどしか残っていませんが、次に、教育委員会から学校へ調査、報告の依頼。  これは、非常に私もこの緊急提言等々を見て驚いたん...全文を見る
○吉川(元)委員 最後にちょっと給特法の関係でお聞きをしたいと思います。  私は、やはりこの問題、これもほかの委員からも指摘がありましたけれども、給特法というものがあるがゆえに発生しているという側面も私はあろうかというふうに思います。  松野前大臣が中教審に教員の働き方改革を...全文を見る
○吉川(元)委員 それで、ちょっと関連して、先ほど大臣が答弁されていたものの確認なんですけれども、いわゆる上限規制的なガイドラインを設けたいというようなお話があったんですが、それはそれでよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 上限規制をかけるということなんですが、現在の給特法、これは、私は一九六六年生まれですけれども、ちょうどそのときの調査をもとに八時間分、率にすると四%を調整給として出している。これは八時間なわけですね。  そうすると、上限規制というのは、当然、平均月八時間と考え...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますが、本当に、教員の今の働き方、これは一日も早く改善をしないと、次々と人が倒れていく現状です。ぜひ、この点、しっかり大臣に認識していただいて、働き方改革を実のあるものにしていただきたいというふうに思います。  以上で終わります。
12月05日第195回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、少し午前中の議論ともかぶるところがありますけれども、地方財政について中心に質問させていただきたいと思います。  私の地元は大分県なんですが、昨年は熊本、大分地震が発生をいたしました。そしてことしは、七月に集中豪雨、そして九...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひさらなる迅速化をお願いしたいというふうに思いますし、あわせまして、これはお願いなんですが、今、大きな災害が発生いたしますと、交付税の前倒し交付等々も行われております。ただ、これは交付税の前倒しといいましても、時期によってはそれができない場合もありますし、それ...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに、今回、毎年のように大きな災害が全国各地で起こっております。大分は二年連続で、ことしは二回大きな災害が発生をいたしました。そういうときの備えとしての基金の役割というのは、これは本当に、いつどこで何が起こるかわからない時代ですから、そういう面でいうと、非常に...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと驚きましたが、地方財政を確保するために赤字国債を発行しているんですか。違うでしょう。  地方交付税法を読まれたことがありますか。六条の三の二項。地方財政をきちんと支えるというのは国の責務であって、そこに、六条で、まず最初に、法定率、先ほどお話がありまし...全文を見る
○吉川(元)委員 今枝政務官、私が聞いたのは、赤字国債を充てているんですか。違うでしょう。  これは政務官だけのお話ではなくて、実際に建議の中でも、「毎年度、赤字国債を発行して地方交付税を措置している現状を踏まえれば、」と。  交付税法のどこに赤字国債の、例えば六条の最初のと...全文を見る
○吉川(元)委員 では、ちょっと総務省に伺います。余り時間がないので、端的にお答えいただきたいんですけれども、いわゆる折半ルールに基づく臨財債、これは交付税法でいうとどの条文に当たることなんでしょうか。
○吉川(元)委員 つまり、赤字国債を充てるなんてどこにも書いていないんですよ。そういう認識、何か非常に粗雑な議論を財務省はされていて、それこそ、印象操作という言葉がよく使われますけれども、まるで印象操作するような議論というのはやめるべきだと思います。  非常に私は残念なんですけ...全文を見る
○吉川(元)委員 本来であれば、国の責務として法定率を上げなきゃいけないんですよ。それが上げられないから、苦肉の策として、いわゆる折半ルールも含めて行われている。それを、まるで赤字国債を発行して面倒を見てやっているんだというその財務省の姿勢というのは、私はおかしいというふうに言わ...全文を見る
○吉川(元)委員 今回、これは大分だけじゃなくて全国どこもそうだと思うんですけれども、大きな災害が起こると、まずはお金、財政の問題もありますけれども、同時に、いわゆる自治体の職員の数が物すごく減らされていて、災害対応が十分に、まあ、それでも懸命にやっているんです。ほとんどもう寝る...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。