吉川元

よしかわはじめ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

吉川元の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第198回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私からも、冒頭、本委員会が委員長の職権で立てられたということ、これについて抗議をいたします。  また、参考人として、統計委員会の委員長ないしは委員長代理の招致をということで要求をしておりましたが、これについても引き続き理事会での協...全文を見る
○吉川(元)委員 昨年九月二十八日、なぜ伸びたかの説明をする際に、うそにうそを塗り重ねた。これは非常に大きな問題だというふうに思いますし、そもそも、その原因のベンチマークとそれからローテーション、これは一体どの程度寄与したのか。これが、後から鉛筆をなめて引き算をしてやったとしか思...全文を見る
○吉川(元)委員 昨日の通告の際に、これは厚生労働省の方で調べるということでありますけれども、調べた結果をきちんと、総務省は統計委員会に報告させるべきだというふうに思いますが、その点、いかがですか。
○吉川(元)委員 いや、厚生労働省に伝えるじゃなくて、求めるべきだというふうに思いますが、いかがですか。
○吉川(元)委員 それで、実は、この毎勤統計の不正なんですけれども、地方公務員の育児休業手当あるいは公務員の公務災害の災害補償金等々に影響が出ているというような報道もされております。この点、どういうふうに総務省としては考えておられるでしょうか。
○吉川(元)委員 額が大きくないということでありますけれども、これは、量の問題ではなくて質の問題でもあります。基幹統計の半分が、何らかの問題があった、不適切であったということも明らかになっておりますし、総務省所管の小売物価統計でも問題があったということも指摘をされております。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 昨日、実は、予算委員会を見ておりますと、ここに座っている同僚の小川委員が質問されておりましたが、そのときに、総理が、政治主導でないと統計のやり方の改革なんかはできないんだというようなことをおっしゃっておられました。私は、非常に強い違和感を持ちます。  といいま...全文を見る
02月19日第198回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  一人の嘘は万人の実を殺す。新聞紙上でもそう紹介されておりましたけれども、これは一九二〇年、第一回国勢調査が実施された年に政府が公募した統計の標語で、大阪府の方で一等に選ばれた作品だそうです。  まさにこの百年前の標語のとおり、毎月...全文を見る
○吉川(元)委員 今、ユーザーからの声を重く受けとめるというお話でございました。もともと問題意識は持っておられたということであります。  少し古い話になりますけれども、サッチャー政権のイギリスの時代に、たしかレイナー統計改革というのが行われて、統計がほぼでたらめになってしまった...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、昨年八月二十八日、第百二十五回統計委員会の最後の議題、その他のところで、この毎勤統計について厚労省から説明を求めております。どのような問題意識で説明を求めたのか、簡単に御説明ください。
○吉川(元)委員 そうしますと、翌月、九月の二十八日の統計委員会でも呼んでおります。つまり、八月二十八日の段階の説明では、これではまだ不十分だということで、九月の二十八日にもう一度説明を求めたということ、そういう経緯でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 恐らく、八月、九月、両方の統計委員会の会議の場で厚生労働省が示した資料の一つが、毎月勤労統計におけるローテーションサンプリングの導入に伴う対応についてということで、いわゆる段差の原因を分析をしたものが出ております。  ローテーションサンプリングを入れれば段差が...全文を見る
○吉川(元)委員 それは、どうやったら説明できるのかを考え始めたのが九月の時点だという認識でよろしいんですか。  厚生労働省は、鉛筆をなめなめじゃありませんが、つじつまを合わせるためにでたらめな寄与度を出してやってきたわけです。その時点では、そういうこともあり得るのかなというふ...全文を見る
○吉川(元)委員 実際に、二〇一八年四月に公表されたということですけれども、一月以降の調査結果については、民間のエコノミストから、この数字はちょっと異常だという指摘がたくさん行われていたというふうにも私自身は記憶をしております。  もちろん、それはそうだと思います。だまされると...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、結果的に言えば、突きとめた結果として、実はこっそり一月から、東京都について、数字を三倍、抽出調査していたものを全数に割り戻す、そういうことが実際に行われていたわけであります。  疑えという言い方がいいのかどうかわかりませんけれども、明らかに傾向が違うもの...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと通告していませんけれども、厚労省に聞きます。  この二千八十六円、当時はいわゆるローテーションとベンチマーク更新に分解をされて二千八十六円となっていますが、実際は、これはどうなっているんですか。どれがどれだけ寄与したかというのも出していますか。
○吉川(元)委員 ということは、今のお話ですと、二千八十六円が千三百四円になった、そういうことで、七百円分がいわゆる東京のデータを補正をした結果として生まれたという認識でいいんですか。
○吉川(元)委員 いやいや、復元を正しく行っていなかったじゃなくて、こっそり復元した結果でしょう。それ以前のやつが復元していなかったということであれば、そういうことになるかと思いますけれども。  もう一点、西村委員長にお聞きしたいんですけれども、いわゆる本系列と継続標本について...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと余り時間がないので、そうしましたら、西村委員長にもう一点だけ。  厚労省は、実質賃金の数字、共通の事業所についての実質の賃金をまだ出していないというふうに承知をしておりますが、これはもともと厚労省が、いわゆる傾向、景気も含めて見るときには継続の方がいい...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ました。終わります。  まだ聞きたいことがたくさんございましたので、ぜひ集中審議の開催を要望したいというふうに思います。
02月21日第198回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私からも、きょう、午前中含めて、いろいろ指摘のあったふるさと納税について、納税制度について質問させていただきます。  かねてから、この制度の問題点については、本委員会で何度も指摘をさせていただきました。NPO法人への寄附など他の寄...全文を見る
○吉川(元)委員 今、社会通念上、三割程度が妥当であると、そんな社会通念があることを、私、初めて知りました。何か無理くり理由をつけて三割にしているというふうにしか思えないんですが。ただ、簡単に言えば、この返礼品というものがある限り、やはり、上限が決まったとしても、競争というものは...全文を見る
○吉川(元)委員 一般化したからというお話でしたけれども、今から三年ぐらい前の総務委員会でも指摘しました、こうなりますよと。返礼品競争が激化をして、結果的に、ふるさと納税、自分がいろいろお世話になった地域に恩返し、あるいはこの自治体を応援したいということから、返礼品目当てのものに...全文を見る
○吉川(元)委員 御理解をしてほしいということでありますけれども、なかなか、私自身はちょっと理解に苦しむところがあります。  先ほど少し紹介ございましたけれども、実際、どのぐらいの経費等々がかかっているかということで、総務省が、二〇一七年度ふるさと納税に関する現況調査結果という...全文を見る
○吉川(元)委員 過度な広告云々というお話がありましたので、それに関連して一点お聞きしたいと思います。  ふるさと納税の返礼品を掲載し、紹介するだけじゃなくて、返礼品を、クリックすれば、その自治体にじかに寄附ができる。それだけではなくて、他の通販サイトと同じくポイント還元まで受...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどの経費の中にこのポータルサイトのやつも入っているんだろうというふうに思いますけれども、返礼品そのものは三割ということで上限が決まるわけですが、この広告費の上限等々については当然入っていないという認識でいいと思いますし、ポータルサイトを見ておりますと、政務官...全文を見る
○吉川(元)委員 そこの線引きはどこにあるんですかという話だと思うんですよ。  大臣も会見等々で、趣旨に反するというようなお話もされておられます。三割にたとえしたとしても、先ほど言いましたとおり、不交付団体においては、実際に税収が減るわけでありまして、その補填も行われない。これ...全文を見る
○吉川(元)委員 私は逆だと思いますね。  これを寄附だということになれば、寄附をすれば返礼品があるというふうになれば、これは寄附文化がゆがむ大きな問題をはらんでいるというふうに思います。  きょうはもう余り時間がありませんので、次に、地財計画について何点かお聞きしたいと思い...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと聞いたことにきちんと答えられていないような気がします。  恐らく、概算要求段階でマイナス七百三十四億円だったものが、結果的には、いろいろ計算したらそうじゃなかった、実際のところはというのが、きのうのレクの中でもおっしゃられておりましたので、ちょっときょ...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、金額が同じだから同水準ということではなくて、提供されるべき行政サービス、これが同水準であるために必要な額ということでの理解とさせていただきたいと思います。  少し質問の順番を変えて、歳出関係を少しお聞きしたいと思います。  来年度の地財計画、職員数は...全文を見る
○吉川(元)委員 昨年も聞いたんですけれども、これは地方公務員の削減傾向は底を打ったというふうに考えてもよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 昨年と同じ答弁で、引き続き注視をしていくというお話でございました。  近年の多発する災害、また今、社会保障の関係もございました。そういう意味でいうと、しっかりと職員をふやしていかなければいけないというふうに私自身は考えておりますし、これは先ほど他の委員も質問さ...全文を見る
○吉川(元)委員 見直すということであります。  私も、だとすれば、次年度から早速見直せばいいのではないかというふうにも思いますが。  もう一点、先ほどの、いわゆる同水準確保のルールとの関連で質問させていただきますけれども、先ほどの同水準という考え方は、いわゆる自治体が直面す...全文を見る
○吉川(元)委員 行政を改革していくこと自体を別に否定をしているわけではないです。ただ、この間行われた行政改革と言われるものが、いわゆる自治体で働く人の数をとにかく減らせという方に非常に圧力がかかって、結果的に五十万人を超える人が減ってきて、自治体はもう本当に疲弊をしている。なお...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、総務省としては法定率の引上げをずっと求めてきているというふうに理解をしておりますし、今の地財計画を見ておりますと、対策は必要、つまり、巨額の財源不足がまだ続いている。その中で、いろんな計算の中でこうなったというのは、それはそ...全文を見る
02月26日第198回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず、総理に伺います。  先ほどもありましたが、日曜日に行われました沖縄の県民投票、これをどのように受けとめておられるでしょうか。
○吉川(元)委員 この間、沖縄の問題で総理は常々、沖縄県民の思いに寄り添うというようなことを何度も発言されておられましたが、その姿勢は今も変わりませんか。
○吉川(元)委員 それでは、現在行われている辺野古の埋立て、これを一時中断するお考えはありますか。
○吉川(元)委員 しっかり答えてください。  辺野古に今土砂投入がされておりますけれども、これを一時中断する考えがあるのかないのかを聞いているんです。
○吉川(元)委員 ちょっと、委員長、言ってください。私が聞いたのは、今土砂を投入しているこの工事を一時中断することを考えているのかいないのか、するのかしないのかを聞いているんです。
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、今行われている土砂投入を一時中断するかどうかを聞いているんです。それに答えてください。
○吉川(元)委員 一時中断するのか、しないのかを答えてくださいよ。そのぐらい答えられるでしょう。しないということでいいんですか、じゃ。一時中断はしないということでいいんですね。
○吉川(元)委員 いやいや、一時中断をするのかしないのか。中止をするかどうかでない、一時中断をするのかしないのか、それも答えられないんですか。ちょっとおかしいですよ。きちんと答弁してくださいよ。
○吉川(元)委員 いやいや、答弁をきちんとしてもらえば終わりますよ。
○吉川(元)委員 答えてくださいと言っているんです。中断するのかしないのか、イエスかノーかですよ。(発言する者あり)  わかりました。もう時間が来ましたので、終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私からも、まず冒頭、西村統計委員長にかかわる文書の問題、私も非常に驚いております。本人が書いていない文書が、あたかも本人が書いた文書のごとく流布されて、実はそれは違っていたと。こうしたことが起こると、総務省から出てくるさまざまな文書...全文を見る
○吉川(元)委員 答弁を差し控えるということでありますけれども、地方自治を預かる大臣の答弁としては、私は非常に残念だというふうに思います。  今回の県民投票については、法的拘束力がないというようなお話がよくされます。しかし、そもそも、辺野古に基地をつくるというもの、そのもの自体...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、少し伺うんですけれども、森林環境整備のための財源を確保することには異論はございませんが、税制のスキームとしてはいささか疑問な点があります。  まずお聞きしたいのは、来年度、今まさに、この森林環境譲与税というのは市町村が対象だということでお話ございまし...全文を見る
○吉川(元)委員 政務官、ちょっとお聞きしたいんですけれども、先ほど、超過課税については府県がやっていると。ただ、一政令市も入っているというふうに思います。  先ほどのお話、整理の仕方として、この超過課税というのは府や県レベルのもので、今回の譲与税については、これは市町村レベル...全文を見る
○吉川(元)委員 今聞いた上位、横浜、浜松、大阪、いずれも政令市だろうというふうに思いますし、一億を超えるような譲与税が入るということでありますけれども、正直言って、余り森林というイメージが湧かない都市、どちらかといえば都市、最近合併して大きくなっていますからあれですけれども、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 今局長がお話しになったこと、別にそのこと自体を否定をするつもりはありませんが、ただ、割合が余りにも人口に偏っているじゃないかと。  都市部で間伐材を使ってくれるためには都市部でそういうお金が必要なんだ、そうすると間伐が進んで森林の整備が進むんだ、まるで風が吹け...全文を見る
○吉川(元)委員 今、森林アドバイザーのお話がございました。ただ、聞いていきますと、なかなか、市町村が欲している人材とミスマッチが起こっているというようなことも伺います。  また、いわゆる地域林政アドバイザーの賃金は五百万円が想定をされて特別交付税措置されているというふうにも理...全文を見る
○吉川(元)委員 では次に、特別法人事業税と譲与税について伺いたいと思います。  率直に言わせていただきまして、この特別法人事業税、自治体の独自財源である地方法人税を使って偏在是正、財源調整の原資とする。地方税、地方の固有の税を一旦国税化をするに等しくて、大変私は筋の悪い税制だ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間がありませんので、あえて尋ねませんけれども、やはり本来それは地方交付税が果たすべき役割なんだろう。  この間、累次にわたって法人税が、税率が引き下げられてきました。当然、法人税には一定の法定率を掛けて地方交付税の財源になっていく。財源の保障をしていくと...全文を見る
○吉川(元)委員 予算委員会を聞いていると、一体的な議論が行われたと。今のがそうなのかどうなのか、私は非常に理解に苦しむんですが。  なおかつ、これは大臣が答弁されていることですけれども、両省の統一見解ということで一体的に議論をされてきたということについて、統計委員会にそもそも...全文を見る
○吉川(元)委員 一体的に議論がされているということで統一見解を出されたんだと思うんですよ。それでいいんですよね。
○吉川(元)委員 いや、私が聞いているのは、断層等々について話題になった、見ていると、これはどうやらここでも何となく議論をしているよねということで統一見解というふうになったというふうに今の話を理解するんですけれども、だとするならば、こういうふうな統一見解といいますか、こういうこと...全文を見る
○吉川(元)委員 答えていないと思うんですが。  当該の委員会に、こういうことで話があった、例えば、こういう議論は一連の議論としてやったという話であれば、それはそれで、統計委員会もそうですねということであればわかるんですけれども、そもそも、そこに聞かずにこうした統一見解を出せる...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと得心がいかないので、また別の機会に尋ねたいと思います。
03月01日第198回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  私からも、まず、先ほどの予算委員会の採決の強行、そして当委員会が委員長の職権で立てられたことに強く抗議をしたいというふうに思います。  私からも、余り時間はありませんが、法案について幾つか質問をさせていただければと思います。  ...全文を見る
○吉川(元)委員 今のは、新たな社会保障制度の充実のための負担割合ですよね。それと、もう一点は、今回消費税が二ポイント上がるわけですけれども、その増収分の配分割合というのはどのぐらいになっているんでしょう。  これは通告をしているんですけれども。
○吉川(元)委員 そうしますと、やはりこういうギャップが生まれるわけです。  八%への増税時の配分と負担のギャップ、これは二千四百四億円。これはこれまで臨時財政対策特別加算で補填をしてきたものと承知をしておりますが、来年度はこれがなくなるということで、交付金で補填をするというよ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと質問の趣旨がうまく伝わっていないのかもわかりませんけれども。  ギャップが生まれる、国と地方、それぞれ消費税を増税したときに、七対三と五対五、以前は五対五、今度は六対四程度の割合で、実際には七対三ではないと。その間のギャップを、これまで、今年度以前は臨...全文を見る
○吉川(元)委員 実際に、交付税も含めて地方が受け取る金額と、そして、国の政策もあってのいわゆる社会保障の充実分、これが同じ比率であればまだわかるんですけれども、入ってくるのは少ないけれども出るのは地方の方が多いと。そのギャップをずっと今まで埋めてきたわけで、これをきちんと再来年...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞きたかったのは、地方が自分たちの裁量で使える、そういう財源がやはりこれによって削られているのではないかという中身であります。  この問題についてはまた別の機会に質問したいというふうに思います。  時間が来ましたので、終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  地方税法改正案、交付税法改正案及び特別法人事業税、特別法人事業譲与税に関する法律案に反対、森林環境税、森林環境譲与税に関する法律案には賛成する立場で討論を行います。  来年度の地方財政計画は、一般財源総額、地方交付税額ともに増加し...全文を見る
03月07日第198回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、最初に、総務省が所管して取りまとめてきた全国戦災史実調査報告書について尋ねたいと思います。  この報告書は、さきの大戦の惨禍の記憶を風化させないためにと、総務省が日本戦災遺族会に委託をして、一九七七年から二〇〇九年まで、毎...全文を見る
○吉川(元)委員 このホームページに掲載されている沖縄戦についての記述、今答弁ございましたけれども、これは沖縄県が公表している数字や資料をアップをしたという認識でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 ということは、つまり、国の方で調べて載せているということではないということを確認をさせていただきたいと思います。  戦後七十年、二〇一五年に、我が党の照屋寛徳議員が、戦後七十年の節目に当たって、悲惨な沖縄戦などの被災実態を明らかにしておくことは、将来の平和創造...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、私が聞いたのは、二〇一五年の答弁書では、沖縄県等が行った調査結果の意味するところが必ずしも明らかでない、こういう答弁をされているんですよ、政府として。だから、これは明らかになったということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 いやいや、まあ、もうこれ以上時間がないのでいいですけれども、二〇一五年段階で、沖縄県等が行った調査結果、これはよくわからない、何を言っている、何のことを指しているのかよくわからないというふうに、政府はそういうふうに答弁書をつくっているわけですよ。その後、うちの照...全文を見る
○吉川(元)委員 意味がよくわからないんですけれども。沖縄戦が行われたから戦災史実からは外すというのはどういう意味なんでしょう。
○吉川(元)委員 確かに、唯一の地上戦が戦われ、まさに戦場になった。その戦場になったところで一般市民もたくさん亡くなられているわけです。  そしてさらに、先ほどから何度か例を挙げておりますけれども、対馬丸の事件、それから一〇・一〇空襲、これはまさに地上戦が始まる前に発生をした問...全文を見る
○吉川(元)委員 古い話って、一九七七年ですよ。戦前の話とかそういう話じゃなくて、昭和の終わりごろの話であって、それがなぜわからないのか。これはもう、私、非常に困惑しました。  それは、きちんと調査をしたんですか。行政文書が、どうやら、経済安定本部の文書は内閣府が管理をしている...全文を見る
○吉川(元)委員 非常に不誠実だと思いますね、それは。  何度も言いますけれども、沖縄は唯一の地上戦、本当に筆舌に尽くしがたいような被害の中で多くの方が命を失ったわけで、そのことについて国がきちんと調査を実はしていないんですよね、そもそも、総務省のみならず。だとするならば、きち...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、ホームページでやるのも結構ですけれども、紙として、例えば別冊とか追補とか、いろいろなやり方があると思います。それをきちんと紙として後世に残していく。  恐らく、今から何十年先の人が見たときに、この報告書を見て冊子を見たときに、沖縄戦のことは何も書いていな...全文を見る
○吉川(元)委員 丁寧に答弁いただくのは結構なんですけれども、時間がないので、そうなると、結局もう一回来てもらわなきゃいけなくなる。  もう一点、どうしても確認したいことがありましたので、これについては別の機会にまた質問させていただきたいと思います。  以上で終わります。
03月12日第198回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  法案について質問いたしたいと思います。  成田財特法、一九七九年三月末までを期限とした時限立法として制定され、これは今回の改正で八回目の期限延長となっております。最初の法改正時には十八事業が期間内に終了しなかったことから十年間期限...全文を見る
○吉川(元)委員 今大臣の答弁にもありましたとおり、今回、機能強化、これは改正案の概要にも、第三滑走路の増設などのさらなる機能強化の影響を緩和という文言があるということは承知をしております。これが四者の間で昨年三月にも合意をされた。ほかの委員も質問されておりましたけれども、結果と...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、わからないではないんですが、やはり、法律やあるいは計画ができた後にやるのであれば、それはそうだろうと思うんですけれども、もととなるものがまだできていないにもかかわらず、しかも、今回、十年延長、それを見越した上での十年延長というのは少し先走りし過ぎている...全文を見る
○吉川(元)委員 いろんな対策をとるということでありますけれども、ただ、やはり、飛行制限の緩和によって騒音が、被害が出るのではないか、そういう懸念をする声も聞こえてまいります。  株式会社法の第六条では、周辺住民の理解と協力を得ることが不可欠ということで、生活環境の改善に配慮す...全文を見る
○吉川(元)委員 成田国際空港株式会社に丸投げするのではなくて、しっかりと国、自治体がチェックをしていただきたいということを要望して、質問を終わります。
03月13日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、まず最初に、来年度の文教関係予算について質問をしたいというふうに思います。  毎年同じようなことを聞かなければならないというのは非常に残念といいますか、かわりばえはしないんですが、ただ、どうしても聞いておかなきゃいけないと...全文を見る
○吉川(元)委員 長々と説明いただいたんですけれども、この八カ年計画、これは一体、再来年度以降どうなるのか。これは初めての話じゃなくて、ここ数年、五カ年計画だとか十カ年計画だとかいろいろな計画を立てて、初年度、いわゆる定数の改善を要求して、それがポシャって、そうしたらまた次の年、...全文を見る
○吉川(元)委員 財務省との交渉の中でいろいろ決まっていくということで、なかなか要求どおりにいかないというのは、それは実態としてあるんだろうと思いますし、極めて非常に残念だというふうに思います。  先ほど大臣の答弁にもありましたけれども、英語の専科教員、要求どおり千人が確保され...全文を見る
○吉川(元)委員 英語の専科の教員、千人要求して千人とってきた、そういうふうにおっしゃられますけれども、これはもともとの計画は六千人を超えていたはずです。初年度二千二百人要求して千人しかとれなかった。その後、途中で計画を変更して、四千人で間に合うと。どういう計算をされているのか私...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほども述べましたけれども、小学校五年生、六年生、大体三万六千クラスあるわけです。三年生、四年生もほぼ余り変わらないと思います。三万六千平均程度ある。そうすると、全体で十五万クラスを超えるクラスで週一こまずつふえる。十五万こまふえるわけです。それを四千人で割った...全文を見る
○吉川(元)委員 単純な計算なんです。電卓持っている方はたたいてもらえばわかると思います。十五万五千を二十四で割ったら幾つになるか。四千人じゃないんですよ。六千人を超えているんですよ。  そうすると、文科省としては、四千人の予算を確保するけれども、各教育委員会、学校設置者に対し...全文を見る
○吉川(元)委員 いわゆる英語の教科化をするために、そして、それが現場に負担をふやさないために英語の専科教員を入れる、それが当初は六千人を超えることを予定していたけれども、その後、財務省との交渉やいろいろやり直すと、四千人でいけるという話になった。  単純なんですよ。そんな難し...全文を見る
○吉川(元)委員 標準的なこま数を超えているところがたくさんあるというのは私も知っております。  そうすると、今おっしゃっていることはどういうことかというと、標準を超えている部分については、それを英語のこま数に振りかえる、ということは、つまり、確かに、先ほど言っていた英語の教科...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと余り時間がないので、また別な質問でも同じようなことを聞くことがあるかと思いますので、次に移りたいと思います。  次に、部活動指導員について聞くんですけれども、来年度予算では、四千五百人から九千人に倍増、対象校も千五百から三千校に拡大というふうになってお...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、十一万でしょう、割り算すると。いやいや、十一万というか、予算五億円で十一万になるんじゃないんですか。  ちょっと、もう時間が余りないので。  次に、これは大臣にちょっとお聞きしたいんですけれども。  大臣は、所信で、学校における働き方改革を実現し...全文を見る
○吉川(元)委員 まあ、意気込みは私も理解をいたします。  ただ、今、少し気になるのは、新たな施策を入れる場合にはスクラップ・アンド・ビルドをしていくと。では、今どうするんですか。今、非常に長時間労働で健康を害する教員がたくさんいらっしゃる、今のこの現状をまずどうするのか。それ...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。  また引き続きこの問題については取り上げていきたいと思います。
03月15日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  一昨日に引き続いて、教員の働き方改革について何点か尋ねたいというふうに思います。  これは他の同僚委員も質問されておりましたけれども、私も標準授業時数を大幅に超えるような授業数が行われているということに大変問題意識を持つわけであり...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに、インフルエンザ、あるいは最近は毎年のように大きな災害が起こったりして、学級閉鎖、学校閉鎖等々も、それにも対応できるようにということで、若干の余裕を持って授業時数が設定をされているというのは理解しますけれども、大臣もおっしゃったとおり、さすがに百時間を超え...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、一昨日、局長が答弁をされました工夫の例として、先ほど言いましたけれども、英語の教員、単純に電卓をたたけば六千人必要だけれども四千人、それで十分やっていけるんだといったときの一つの工夫としてということで、標準授業時数を大きく上回って教育課程を編成して...全文を見る
○吉川(元)委員 これも大臣が一昨日答弁されていたんですけれども、スクラップ・アンド・ビルドをしっかりやっていくということでおっしゃられました。  そういたしますと、今お話ありましたが、いわゆる標準的な授業時間、これは見直しを含めて検討していくということでありますから、これにつ...全文を見る
○吉川(元)委員 たくさん説明いただいたんですが、ちょっとよくわからないんですけれども。  標準時間数について、これは見直す、最終的にどうなるかはこれからの検討課題だということだけれども、少なくともそれは検討の対象になっているということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 まあちょっと、非常に持って回ったような言い方であれなんですけれども。  やはり、先ほども言ったとおり、教育課程の編成そのものは各学校が行うわけですから、その基礎となる標準の部分について文科省がさわらない限り、各学校に対して、標準時間を超えているんだからそこはち...全文を見る
○吉川(元)委員 給特法の場合、これも以前から言っておりましたけれども、一九六六年の調査で大体このぐらいだということでやられたわけです。それからもう既に半世紀が経過をして、教員の実態というのは、過労死ライン、中学校でいうと六割、それから小学校でも三割を超える人が過労死ラインの中に...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、きょうもまた時間が来てしまいまして途中で終わるんですけれども。  もちろん、給特法を見直せば長時間労働が是正されるというふうには私自身も考えておりません。ただ、一方で、長時間労働が蔓延する一つの要因として給特法があったことも、これもまた私は事実だろう...全文を見る
03月19日第198回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  来年度のNHK予算案について質問をいたします。  予算案を見ますと、マイナス三十億円、赤字予算であります。決算で結果として赤字になるということは、これはあり得るだろうと思いますけれども、予算段階から赤字を想定をする事態というのは余...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いたのは、別に値下げをするなと言っているんじゃないんです。収支とんとんのレベルでやるべきなのではないか、それが公共放送としてやるべきことなのではないか。結果として、それが赤字になる場合もあるし、黒字になる場合もある。これは、いろんな事情があって、そういうこ...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、二二年度末の予想される繰越金の額というのは今の段階ではわからないという答弁ということでよろしいんでしょうか。  石原経営委員長に伺いますが、昨年十一月の本委員会で、NHK決算の審議の際にも経営委員長に質問した経緯があります。  改めて伺いますが、籾井...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと最後の方がよく聞きとれなかったんですが、時間がありませんので、これ以上これはやりませんけれども、中長期的な視点が必要だ、私もまさにそうだと思います。だとするならば、二〇二二年度は、次の計画に入るけれども、そこまで見通した上で計画、値下げの幅を決めないと、...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、総務大臣の意見について尋ねますが、通常、これまで例年、NHKの予算案について、総務大臣意見として、おおむね妥当、こういう判断がされておりますけれども、今回の総務大臣意見では、それに該当する部分が見当たりません。  これだと、総務大臣としての来年度予算に対...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、やはり赤字予算というのは余り正常な状態じゃないということだけ言っておきたいと思います。  ちょっと飛ばしまして、大臣に伺いますけれども、関連して、昨年の大臣意見では、働き方改革の次の項目で、職員数の削減も視野に入れた業務の合理化という表現が使われておりま...全文を見る
○吉川(元)委員 私自身は、これは真っ当なことだろうと。たしか、経営委員会の中でも石原委員長の方から、働き方改革をする際には、やはり人員の確保ということが、当然、普通の会社であれば必要になってくるがというふうな御意見もございましたし、そういう意味でいうと、働き方改革をしっかり進め...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひそういうふうに、赤字の予算を組んで、そして、それを黒字にするために、それが職員の雇用やあるいは賃金、労働条件を悪くするようなことがないように、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。  仕事量は変わらず、しかも超勤はだめ、そうしますと、これは...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかり取り組んでいただくことをお願いして、私の質問を終わります。
03月20日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  まず、三人の参考人の皆さんに、貴重な御意見をいただいたこと、心より感謝を申し上げたいというふうに思います。  私からも三人の参考人の方に何点かお聞きをしたいことがありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  まず、先ほど...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  それでは、次に、三島参考人に少しお聞きをしたいんですが、今、花井参考人からも、「真に支援が必要な」という文言が一条のところにあるということでございました。  先ほど、これは今後の検討課題だということをおっしゃられたんですけれども、今...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、花井参考人に少し伺いたいと思います。  今、真に必要なということで限定することで、遠のいたのではないかというお話がございました。この限定することで、バッシングやスティグマが生まれないかというような指摘もありました。これは具体的にどういうことなのかとい...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  それでは、小林参考人に少しお聞きしたいと思います。  教育基本法、そして学校教育法を見ますと、大学というのは学術の中心であって、深く真理を探究して新たな知見を創造し、そういうことが「目的」として書かれております。  「目的」はそれ...全文を見る
○吉川(元)委員 同じことで、花井参考人、何か御意見あれば。
○吉川(元)委員 それでは、小林参考人にもう一点伺いたいというふうに思います。  今、大学独自で減免制度を設けられているところがあるというふうに聞いております。今回、新たな減免制度がこういう形で入ってくるといった場合に、お金の出どころは、片方は消費税で、片方はそうじゃないという...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょうど時間が参りました。  もう少しお聞きしたいこともあったんですけれども、これで終わりたいと思います。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  三人の参考人の皆様には、大変貴重な御意見をいただいたこと、まず感謝を申し上げたいというふうに思います。  私からも何点かお聞きをしたいというふうに思います。  本日の参考人の皆さんのお名前をいただいたときに、たまたまなのか、期せ...全文を見る
○吉川(元)委員 大学の法人化、そこで描かれた理想の形と、またなかなか現実がそうなっていない、特に永田参考人の、附帯決議がきちんと守られていないというのは、これは我々の責任でもありますし、非常に重く受けとめなければいけないというふうに思います。  そこで、ちょっとまた、法案とは...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  次に、両角参考人にお聞きしたいと思います。  二〇一四年の学教法改正で、学長の権限が強化される一方、教授会からは決定権剥奪という言い方がいいかどうかわかりませんけれども、諮問機関という形に位置づけられるようになりました。例えば学生の...全文を見る
○吉川(元)委員 実は、当委員会でも、私、以前、学校教育法の改正、二〇一四年の問題に関して一度聞いたことがあるんですが、この後に、翌年だったと思うんですけれども、文部科学省が施行通知を出しておりまして、これは法改正とは全然関係のないものがこの施行通知の中に盛り込まれていたのではな...全文を見る
○吉川(元)委員 おっしゃるとおりで、二〇一四年の改正というのは、別に理事長の権限あるいは理事会の権限を強めたものではないんですけれども、理事長、理事会が勘違いをしてしまったという部分は一部あるかもわかりませんが、実はその裏で文科省がそれを後押しするような施行通知を実は出していた...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
03月22日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回、授業料減免とか支援を柱とした修学支援法案に加えて、大学の管理運営に関して学教法等々、四本の法律の見直しが一括して現在審議に付されております。  きょうの朝の理事会で、与党の方から次回にも採決をというお話がございましたけれども...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、本日は修学支援法を中心に、まず質問をさせていただきたいと思います。  他の委員も質問されておりましたけれども、今回の第一条の目的、私も少し違和感を感じます。少子化対策というものが前面に出ているような感を受けます。  一方で、今回の授業料減免に向けた...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、これは高等教育の無償化の一環ではないということなんですか、それともあるということなんですか、どちらなんですか。
○吉川(元)委員 主と従が入れかわっていませんか。  高等教育の無償化ということで、総理も、一昨年の、恐らく解散・総選挙の際にそうした内容のことを言われていたというふうに記憶しますけれども、高等教育の無償化というものが主たる目的で、結果としてそれは少子化の対策にもつながる、これ...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり、私は主と従が入れかわっているというふうに思いますね。  だとするならば、仮に少子化じゃなくなったら、これはもうやめるということになりかねない、そういう理解でいいんですか、大臣。
○吉川(元)委員 こればかりやっているともう時間がありませんが、もともと、高等教育の無償化、国際人権規約の問題も、他の委員も多く指摘しておりますけれども、そうした中で条約の留保を外しているわけですよ。それを誠実に履行する責任が日本政府にはある、教育行政をつかさどる文科省にはあるん...全文を見る
○吉川(元)委員 余り時間がないので、聞いたことに端的に答えてください。  今回新しい法律ができる、更に今後、この対象を含めて拡大をしていく方向性をお持ちなのかどうなのか、その点をお答えくださいというふうに聞いたんです。
○吉川(元)委員 何か弱いですね。  今回の法改正で、給付型奨学金を学資支給として修学支援法の中に位置づけられるというふうに思います。  給付型奨学金制度を創設した際に、附帯決議で、高等教育機関へ進学を希望する者に対し、教育を受ける機会が均等に保障されるよう、給付対象の拡大及...全文を見る
○吉川(元)委員 それは当たり前の話です。当たり前の話なんです。  だけれども、次々年度以降入学をする、新しく今進学を考えている世帯で、今回の支援の対象にならない人も恐らくいると思います。その方が、先ほど幾つか大学の例を挙げられましたけれども、この大学だったら授業料が減免される...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、いわゆる非課税世帯は今回満額ということですし、それ以降、段階的に減っていくわけですけれども、今行われている減免措置、これは、文科省としては、今後予算折衝ということになると思いますけれども、維持できるように頑張っていく、そういう認識で、受けとめでよろしいん...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。要求が貫徹できるまで財務省の前に座り込むなり何でもして、とにかくとってきてもらわないとだめだと思います。  次に、もう一点、すごく危惧を持つんですけれども、今回の修学支援の財源、七千六百億円ですけれども、これは消費税を充てる...全文を見る
○吉川(元)委員 私が危惧するのは、消費税というのは、もともと社会保障経費、四つの経費に充てる、年金、医療、介護、それにいつの間にか子育ても入って、そして今回、教育も対象になった。国民生活にかかわるほとんどのものが消費税でカバーするなんという話になってきたら、消費税を幾ら上げたっ...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひしっかり確保をしてください。というのは、運営費交付金というのは、国立大学の法人化に伴って、それ以降、参考人のときにも言いましたけれども、一千四百億、一割以上減っていると。その中で、しっかり確保すると言うんだったら、これをせめてその時代にまで戻すぐらいの予算要...全文を見る
○吉川(元)委員 貸与型の奨学金と言いますが、これは利子はつかないものもありますが、利子がつくものもたくさんあります。これは結局借金なんですよね。返さなきゃいけないんですよ。今の社会状況の中で返せるかどうかわからない、そういうものを背負わせて社会に出すというこの社会の仕組みが、私...全文を見る
○吉川(元)委員 今、バランスというお話がありましたが、大学側に課される機関要件として、実務経験のある教員、先ほど、一割、これはあくまで、そういうことができるようにする、必修にするかどうかは大学の判断だというお話がございましたが、非常に私自身は違和感を感じます。  教育基本法第...全文を見る
○吉川(元)委員 できない場合は説明を求める、それでオーケーなんだというお話でした。  では、逆にお聞きしますけれども、うちの大学のこの学部については我が大学の方針として実務経験のある教員は教育課程において必要ないというふうに判断をしたというふうになれば、これはそういう説明があ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとよくわからないのですが、私自身の受けとめは、つまり、大学の教育課程の編成に当たって、我が大学としてはこういう方向で教育をし研究をしていきたい、その際には実務経験がある教員を置く必要性はない、逆に、その分、別の形での教員を配置した方が特性に合うということを...全文を見る
○吉川(元)委員 まあ、学問分野の特性というのはいろいろありますから。わかりました。今の御答弁で、私自身の理解は、先ほど言ったとおりの理解だということにいたします。  次に、個人要件のことでありますけれども、先ほども少し紹介をいたしましたが、学生に課される個人要件で、特にすぐれ...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすれば、法文上に、特にすぐれた者というような、こういうことを言及する必要性は私はないんじゃないかというふうに思ってしまいます。意欲のある者、そういうことだけでいいんじゃないかというふうに思うんですが。  きょうはもう時間が来てしまいました。次回も質問に立た...全文を見る
03月28日第198回国会 衆議院 内閣委員会文部科学委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  早速質問に入ります。  幼児教育、保育の無償化、それから、低所得者世帯への修学支援、それ自体を真っ向から否定する人はいないというふうに思います。しかし、子ども・子育て支援にせよ、高等教育の修学支援にせよ、何から手をつけていくかとい...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、無償化そのものに反対しているわけじゃないんです。順番があるでしょう、予算に限りがある中で。きょうは触れませんけれども、例えば待機児童対策をどうするのか、そちらに優先的に予算を配分するという考え方も当然あるわけです。  きょうは保育の質ということについて、...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いたのは、なぜ死亡事故が起こるのかではなくて、なぜ認可外で高い率で死亡事故が認可保育園に比べて起こっているのか、その原因がどこにあるのかというのを聞いているわけで、ゼロ歳児でうつ伏せ寝で死亡事故が発生をしているというような話で尋ねたわけではないわけです。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 これは宮腰大臣なんですかね、確認なんですけれども、この猶予期間五年間というのはこれでおしまいということでいいんですか、五年間でおしまいということで。
○吉川(元)委員 といいますのは、なぜこれを聞くかというと、きょうの法案とは直接は、関係はあるんですけれども、第九次の地方分権一括法案、先ほど少し議論されておりましたけれども、幼保連携認定こども園の保育教諭の資格要件等を緩和する特例の延長というのが行われています。  もともとは...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来たので終わりますけれども、やはり優先順位が間違っているということを最後に指摘して、質問を終わります。
04月03日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  前回の質疑では修学支援の方を中心に聞きましたが、本日は学教法改正を中心に質問したいと思います。  三月二十日の参考人質疑、学教法改正案などを対象にした午後の参考人質疑でしたけれども、期せずして参考人三人の方はいずれも国立大学の方で...全文を見る
○吉川(元)委員 教育基本法七条では、大学の自主性、自律性は尊重されなければならないというふうになっているわけでありまして、今回のこの評価配分の増額、私はその趣旨に反するだろうと。  なおかつ、仮に入れるとすれば、例えば独法以前の予算をしっかり確保して、更にそこに上積みをすると...全文を見る
○吉川(元)委員 改正案を読みますと、適合認定に不合格だった場合、文科大臣が当該大学の教育、研究などの状況について報告又は資料の提出を求めるというふうになっております。  評価基準では、大学の施設環境や財務状況にとどまらず、教育、研究上の基本組織、教員組織や教育課程、これらも対...全文を見る
○吉川(元)委員 今、法令違反の可能性があるというお話がありましたけれども、具体的にどの法令に違反をする可能性が出てくるというお考えなんですか。
○吉川(元)委員 もちろん、例えば施設だとか教授の数、教員の数に対しての学生の数でありますとか、いろいろな点でそういう問題が出てくる大学は一部あるかというふうには思います。ただ、あくまでやはり大学というのは自主性、自律性が最大限尊重されなければならないところだというふうに思います...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、ない、そういうことはないということを確認させていただいたというふうに理解します。  次に、私立学校法の改正案について何点かお聞きしたいと思います。  今回の私立学校法の改正、私立大学を舞台に、それも経営トップの理事長、それから大学トップの学長などが中心...全文を見る
○吉川(元)委員 私自身は、条文の内容は非常に問題だと感じております。まず、学校法人は自主的にその運営基盤の強化を図る、こういうふうにした点がちょっと問題なんじゃないか。  何回か指摘をしてきましたけれども、私立学校振興助成法制定時の附帯決議では、私立大学の経常費に対する私学助...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一点、新設された二十四条について尋ねます。  学校法人、恐らくこれは理事会がこれに該当するというふうに思いますけれども、この学校法人、条文では、教育の質の向上を努力義務として求めている、そういう条文になっております。  教育施設の整備、これはもちろん経営...全文を見る
○吉川(元)委員 関係を変えるものではないという点については、後ほどもう少し詳しく質問させていただきたいというふうに思います。  この二十四条の問題と関連するんですけれども、四十五条の二で、私立大学の学校法人に対し、認証評価の結果を踏まえ、事業に関する中期計画の作成を義務づける...全文を見る
○吉川(元)委員 これは実は昨年十一月、当委員会でも指摘をして、また、先般行われました参考人質疑でも尋ねた話なんですけれども、二〇一四年の学教法改正、まさにそのときにも、変更を加えるものではないというようなお話が何度もされたというふうに記憶しておりますが、この学教法改正は、学長の...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど、ちょっと他の委員の質疑で、私、聞き捨てならないというか、その施行通知を出す際に、高等局長がおっしゃられたのかな、中教審で議論したもの、これを施行通知の中に盛り込んだ。  もう一回そのことを、ちょっと聞き漏らしたところもあるので、正確に答弁をお願いします...全文を見る
○吉川(元)委員 この施行規則というのは、二〇一四年の学教法改正に伴って、この法改正というのはこういうものですということを知らせるための施行通知ということでいいんですね。
○吉川(元)委員 法改正後に行われた有識者会議の中で出た意見を法改正の関連として施行通知で出すということは、これは国会をあざむいているんじゃないですか。どうですか、その点。
○吉川(元)委員 では、何のために我々は国会で議論しているんですか。  審議を終わった後に有識者を集めて、恐らく、そこには文科省の意向も踏まえて、それこそ、そんたくをしながら発言する委員の方もいらっしゃるかもわかりませんが、そこで出てきた意見を法改正に基づく施行通知として出され...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと通告しておりませんでしたので、この場で答えられないかもわかりませんけれども、そういうことをやったという話が出ております。  恐らくそこで、ガバナンスの見直し、本来、法改正、学教法の改正以外の部分についてチェックリストをつくって、そのチェックをさせて、あ...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣、私が聞いたのは、もう既に二〇一四年の学教法の改正の際に、施行通知で法改正以外のことも書き込んで、きょうは確認できませんでしたけれども、説明会を開いて、チェックリストをつくって、やっているわけですよ。  結果的に、それが、参考人の話だと誤解と言いますけれど...全文を見る
○吉川(元)委員 終わります。  時間が来ましたので終わりますけれども、行政府の責任といっても、明らかに越権行為をやっているんですから。だとすれば、今回、ぜひ施行通知を発出する前に国会に提出することを求めて、私の質問を終わります。
04月09日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○吉川(元)委員 社民党の吉川元です。  最初に、本日議題の法案、物品役務相互提供協定関連の自衛隊法及びPKO法の改正、これが含まれておりますが、戦争法と一体となって海外での武力行使に発展する道を開くもので、社民党は反対であります。  自衛隊法改正によって、共同訓練や海賊対処...全文を見る
○吉川(元)委員 今、大臣の方からは、アメリカの政府や、あるいは日本も分析評価をして安全性を確認した。  では、何でこんなに緊急着陸するんですか。これだけ緊急着陸しているということは、逆に言えば、その評価なるものが実は間違っていたんじゃないか。  その点についてもう一回考えな...全文を見る
○吉川(元)委員 これは以前、私も九州防衛局に佐賀空港配備の問題で申入れ等々行ったことがございます。その際にも指摘させていただいたんですけれども、どこに置くのかも決まっていない、しかも大変危険なオスプレイについて、私は、やはりこの購入自体再検討すべきだというふうに思います。普通、...全文を見る
○吉川(元)委員 去る三月十四日、琉球新報が、「オスプレイ整備業務に放射性物質の管理が含まれること」や、「米軍は、木更津駐屯地に追加の整備施設を設けず、山口県の岩国基地は整備場所に適さないと業者への回答で明かした」ことなどが報じられていますが、防衛省は事実関係について把握していま...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、やはりオスプレイは大変危険なものでありますし、また、先ほども言ったとおり、どこにとめるのかも決まっていないようなものを大量に購入する、これについてはしっかりと再検討をして、我々は中止すべきだということを訴えて、質問を終わり...全文を見る
04月09日第198回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、大変お忙しい中、西村統計委員長においでいただきましたので、統計委員長を中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。  さて、毎勤統計の不正事案、厚労省の特別監察委員会が二月二十七日に追加報告を発表いたしました。これ...全文を見る
○吉川(元)委員 今、統計委員長、品質確保というお話をされました。まさにその品質が確保できていないといいますか、でたらめな統計処理が行われたということで大きな問題になっているわけです。  この五人の連名の文書を見させていただきましたけれども、まさに追加報告書に対する意見書であり...全文を見る
○吉川(元)委員 昨日、この質問のレクをやった際に、それに多分お答えがありました。私が聞きたいことはそういうことじゃないと何度も言ったはずです。  要望に対して誠実に応えるとかということではなくて、この追加報告、いわゆる監察委員会というのは、厚労省の中でつくられたわけでありまし...全文を見る
○吉川(元)委員 じゃ、統計委員会、五人の方の意見書、そして、それをもとにしてつくられた要望、これは、中身からすると、この監察委員会というのは全く監察できていないというふうに読める、そういう、こんな追加報告書じゃだめだというふうに言っているんですよ。それについてどういうふうに考え...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっともう時間が来てしまいましたので。  率直に言わせていただいて、この第三者性だとか、監察ができていないという指摘を受けているにもかかわらず、依然として、事実関係が明らかになった、真摯に受けとめると言いながら、この監察委員会が出した報告並びに追加報告書につ...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  先般の委員会で、二〇一四年の学教法、国立大学法人法の改正後に出された施行通知の問題を最後に扱いましたが、それに関連して何点か、まず確認をさせてください。  答弁では、柴山大臣それから私学部長も、この施行通知は学校法人の理事長と設置...全文を見る
○吉川(元)委員 私立学校法は、まさに大臣が非常に強調されていた学校法人の運営について定めたものであり、その学校法人を代表し業務を総理するのがまさに理事会、理事長と。一方、学術の中心としての大学の運営、自治のあり方は、これは国立、私立を問わず学校教育法に定められ、校務をつかさどる...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  非常に重要なところで、まさに最初に大臣が学校法人と力を込めて答弁されていたのが非常に印象に残ったんですけれども、そこは違うんだということはしっかり押さえていただきたいというふうに思います。  関連して聞きます。  私立学校法に新設...全文を見る
○吉川(元)委員 指摘してきたように、私立大学制度は国立大学と異なり、学校法人と大学という二つの組織から、それぞれ別の法律に沿って運営をされております。ですから、施行通知が言う、理事会が最終的な意思決定機関というのは、あくまで学校法人の運営という側面に限ったものだと理解するのは自...全文を見る
○吉川(元)委員 そうやって答弁をいただくんですけれども、正直言って、本当にその後の施行通知を含めて大丈夫かというふうな疑念を私は実は持ち続けております。  学術の中心としての大学、その校務をつかさどるのが学長であると、学校教育法九十三条の三は規定しております。したがって、私立...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、直接つながっているんですよ。まさにこの施行通知に基づいて、今、先ほど例を挙げましたけれども、学長選挙を廃止するだとか、そうしたことが行われているんです。  それは文科省が意図していないことという理解でいいですか。
○吉川(元)委員 いや、法改正していないでしょう、それは全然。私立学校法だとかそういうものについて何も変えていないじゃないですか。何でそれが施行通知に入ってくるんですか。  それで、私、このやり方もおかしいと思うんですよ。法律の改正成立後に有識者会議を開いて、そこで施行通知につ...全文を見る
○吉川(元)委員 ですから、それが、国会審議と関係のないものも含めて、じゃ、我々が今質問していることを全て盛り込むんですか。では、全部盛り込むということでいいんですね。
○吉川(元)委員 もう時間が来たので終わりますけれども、正直言って、法律をつくった後に、ごそごそごそごそ自分たちのやりたいことを施行通知に盛り込むというやり方は余りにこそくですし、立法府を軽視していると言わざるを得ないというふうに思います。そのことを指摘して、質問を終わります。
○吉川(元)委員 社会民主党を代表し、大学等における修学支援法案並びに学校教育法等の改正案について、反対の立場から討論を行います。  修学支援法の制定で、住民税非課税世帯の子供たちに手厚い支援が開始されます。しかしながら、余りにも高額な大学授業料が中所得世帯層の家計も直撃してい...全文を見る
04月11日第198回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、四月一日から施行された新たな外国人在留資格制度について何点か尋ねます。  法務省に御足労願っておりますが、これに関連して、三月二十九日に公表された技能実習生の失踪事案に関する調査結果について尋ねます。  失踪技能実習生五...全文を見る
○吉川(元)委員 山下大臣は、法務委員会等々で、新たな制度が発足をして、そして、しっかりと、不正行為はなくなるんだというようなことを何度もたしか答弁をされていたと思いますけれども、それ以降も不正行為が頻発をしている、そういう認識でよろしいでしょうか。
○吉川(元)委員 一点だけ。きのうレクをしていて少し驚いたんですけれども、新制度を見ますと、技能実習生に対する人権侵害行為等について、禁止規定を設け違反に対する所要の罰則を規定するというふうになっています。当然、旧制度のもとで入った方もこの保護を受けるものだと思っていたんですけれ...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、もちろん、中には新制度じゃないとできないような、監理団体について許可制にするとか、これは旧制度のときのものはそれはそれでしようがないと思うんですけれども、人権侵害等々については、非常に深刻な事案がたくさん発生をしていて、これは、旧制度のもとで入ってこられ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、確認なのではっきり答えてください。  技能実習生に対する人権侵害行為等について、技能実習生の保護等に関する措置を講ずるというふうに新制度ではなっているんですよ。これは、旧制度で入ってきた方々も同じように保護を受ける、新制度と同じような保護を受けるとい...全文を見る
○吉川(元)委員 よくわからないですね。  ただ、きのうのレクだと、古い制度で入ってきた人たちについてはこの法律の対象ではないというふうにおっしゃられて、もちろん、中には、さっき言ったような、監理団体については許可制としというのは、これは古い制度では許可制ではなかったから、それ...全文を見る
○吉川(元)委員 四十三件のうち実に八割が、いわゆる入管局の記載漏れ。私、このプロジェクトチームの調査結果の概要というのを見させていただきましたけれども、「把握済みの百二十八件に加え、」その後、今の説明の順番です、「監理団体等の報告漏れ、入管局の記載漏れ等の四十三件」というふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、これは、普通にこの概要だけ見ると、ああ、監理団体の報告漏れが大部分で、一部入管局の記載漏れがあったんだというふうに受け取れる順番の書き方なんです。だけれども、実際には、ほとんどは入管局の中の、いわゆる連絡ミスなのか記載漏れなのか、そのミスによってこの四...全文を見る
○吉川(元)委員 適切に対応していただきたいというふうに思いますが、あわせて、入管局で八割記載漏れがあった、これについてはどのように対応されますか。
○吉川(元)委員 これは人の命の問題でありまして、監理団体から報告がなかったものについては入管局としても把握のしようがなかなかないというのは理解できますけれども、入管局に報告しているけれどもそれが上がっていない、記載漏れがあった、これはやはり許されないことだというふうに思います。...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、技能実習生についてはまだ、推奨するというようなことはされていないということで、今検討中だということですけれども、私、これもおかしいと思うんですよ。  特定技能で、特定技能労働者については口座振替、口座に振り込めと。それは、実は立法事実としてあるのは、技...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、私が聞いたのは、技能実習制度において、賃金の支払いに関して、過大な控除であるだとか最賃違反だとか、あるいは、そもそも賃金台帳をきちんと備えていないだとか、そうした問題が多々発生をしたがゆえに、特定技能についてはそういうことが起こらないために、今言ったような...全文を見る
○吉川(元)委員 依然として対象の三分の二の自治体からしか申請がないと。  もう四月一日を過ぎていますから、どの程度、今、特定技能の労働者の皆さんが入ってきているのか、私もまだ詳細はわかりませんけれども、すぐに生活がスタートするわけです。そして、そのときに、いろいろ困ったことが...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、私が聞いたのは、きのうのレクの際にも、いわゆる百十一、対象となる団体以外にも幾つかのところでこうしたワンストップセンター的なものをお願いしてやってもらっているという話があったんですけれども、それは幾つですかと聞いているんです。
○吉川(元)委員 これを利用するのは特定技能一号、二号ということで、外国から来られた方です。そのホームページ、何語で書いているんですかと言ったら、日本語ですと。だとすれば、本当に困ったときにそのホームページを見ても、日本語でしか記載がされていないとすれば、正直言って役に立たない話...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来たんですけれども、一点だけ法務省に確認いたします。  先ほど、百十一カ所以外のところで、法務省の方からお願いをしてインターネット上に掲載をしたところについて、財政的な交付金等々の支援を行う考えはございますか。
○吉川(元)委員 終わります。  お願いをしてやってもらっているんですから、財政的な措置は、交付金等々については、やはり私は考えるべきだということを申し上げておきます。  以上で終わります。
04月16日第198回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  今回の改正による電波利用料の改定によって、民放放送局のキー局、五割の負担増、それから電気通信事業者も二割の負担増になります。5Gの実用化を踏まえての措置ということですが、本来は激変緩和措置の目安とされた二割を大きく上回る値上げ幅につ...全文を見る
○吉川(元)委員 じゃ、伺いますけれども、この一年前倒し、大幅値上げについて、これは事前に料金負担する事業者ときちんと話合いは行われていたんでしょうか、いかがですか。
○吉川(元)委員 理解を得られるようと言って、理解を得られていないと思いますよ、意見集を見ますと。今、意見募集と言いますけれども、これは昨年の年末、平成三十年十二月二十八日からことしの一月十八日まで実施をされている。そういう意味でいうと、非常に、十分な理解を得た上での実施というふ...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、これもどなたか聞かれていたかもわかりませんが、電波利用料は、電波利用共益費の歳出規模に合わせて歳入規模を決め、その規模に合わせて個々の無線局が負担すべき額をはじき出すというふうに理解をしております。ですから、電波利用料は、今回の改正がまさにそれに当たるわけ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、電波料を引き上げた後、今度二〇一九年度になるのかな、については、歳出と歳入の乖離は生まれないという理解でいいんですか。
○吉川(元)委員 六百二十億の歳出規模で百何十億もの乖離が生まれる、これは異常ですよね。国家予算、例えば六十兆円あって、十数兆円が乖離をするというようなことは通常あり得ない話でありますし、ちょっと、私は、今の、昨年度、一昨年度等の決算を見ますと、これは十分、精査すれば、今回、百三...全文を見る
○吉川(元)委員 これも他の委員から質問がありましたけれども、なぜ、じゃ、今回適用しないんですか、大臣。  今まで三年に一度、利用料を改定をしていったわけです。今回は確かに、5G、ソサエティー五・〇、必要な共益費がふえる。だけれども、三年に一度ということであれば、少なくとも一年...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、だから、私は言っているんですよ。一年間は少なくとも、〇九年や二〇一七年に行ったように、これまでの差額部分を充てれば済むじゃないですか、百三十億ですから。十分これは負担できる、その分だけ積み上がっているわけです。なぜそれをしないんですか。今の説明だと、ちょっ...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、今の御答弁ですと、放送事業者の五割値上げというのは、ソサエティー五・〇、5Gとは関係なくて、いわゆる携帯電話の事業者との負担の公平性から五割を引き上げたという理解でいいんですか。
○吉川(元)委員 いやいや、今大臣がそうやっておっしゃったんですよ。規制改革の会議の中で、いわゆる公平負担のところから、平成三十年度中に料金について考えろと言われたからやったというお話をされたんですよ。だとすれば、それが立法事実というか、理由としてあるんじゃないですか。
○吉川(元)委員 今ちょっと、最後聞き取れなかったんですけれども、三十年度、三十一年度、どっちなんですか。(石田国務大臣「三十年度」と呼ぶ)三十年度とおっしゃったんですか。
○吉川(元)委員 そうしますと、今回の法案の料金改定というのは、一つは5Gがある、もう一つは負担の適正化、この両方があった、それでもって法案を提出した、だから放送事業者の方が五割の値上げになった、そういう理解でよろしいんですね。
○吉川(元)委員 時間が来たので終わりますが、どうもちょっと今の答弁、最後の質問、よくわからなかったので、また次回以降、質問したいと思います。  以上で終わります。
04月17日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、鈴木大臣の所信的挨拶、これを中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。  いよいよ、あと一年と三カ月で東京オリンピックがスタートいたします。その後にはパラリンピックも開かれる。その時期に当たってオリパラ担当大臣が...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  そこで、大臣の御挨拶、最後の方に、経費の関係について、「大会開催経費については、」途中はしょりますが「透明性を確保し、」、「より丁寧な説明に努めてまいります。」、こういうふうなお話が御挨拶の中でありました。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとやはりわからないんですよね。  今、大会関連費というのは、行政目的で何か関係があると。ところが、昨年十一月十四日の質問の際に、会計検査院が八千十一億円使っていると言ったところ、いや、そうではありません、よく調べてみたら千七百二十五億円使っている、これを...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、大会関連費というのは、大会経費プラスオリパラ関係予算という理解でよろしいですか。
○吉川(元)委員 十一月のときには、一千七百二十五億円については大会関係費だというふうに答弁をされて、その後、まさに源新政府参考人が、そのうち大会経費が幾ら、そして、それ以外にオリパラ関係予算として集計をしているという答弁をされているんです。  つまり、この二つを足したものが大...全文を見る
○吉川(元)委員 十一月のときにこういうふうに参考人は答弁されているんですよ、大会経費のほかに、オリパラ関係予算として集計、公表しております、途中抜いていますけれども。  ということは、これは普通の日本語で言うと、この二つは別だ、重ならないものだというふうに理解をして、それでい...全文を見る
○吉川(元)委員 ところが、ことしの一月二十九日に、内閣官房からオリパラ関係予算についてという文書が出ているんですよ。これはきのうも通告の中で少し言いましたが、そこには、平成二十五年度以降のオリパラ関係予算の合計は約二千百九十七億円、その内訳として、新国立競技場整備等のために、独...全文を見る
○吉川(元)委員 では、もう一回、今言ったこの文書との関係はどうなっているんですか。
○吉川(元)委員 だとしたら、昨年十一月の答弁は違っていたということでいいんですね。昨年の答弁を読みましょうか。  国はこれまで大会経費のほかにサイバーセキュリティー、ドーピングなどの対応に取り組んでまいりましてこれをオリンピック関係予算として集計、公表してきましたと。ほかにと...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、オリパラ関係経費とオリンピック関連費というのは、予算かそれとも決算かのあれはあるにしても、それはほぼイコールということでいいんですね。  ちょっととめてください。
○吉川(元)委員 ちょっと、もうこれだけで終わって、本当は大臣にもっといろいろなことを聞きたかったんですけれども、言葉の定義からして不透明きわまりないんですよ、大臣、これは。  それで、今言ったのは、また大会経費、国立競技場、パラリンピックの三百億円、大会経費。そのほかにオリパ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、この間ずっと、国立競技場の建設問題からスタートして、どういうふうにお金が使われているのか非常に不透明で、本当に、では国の負担は一千五百億で、これが三者で決まりましたと言ったら、それ以外に会計検査院が八千億、それも含めてですけれども八千億という話が出て、...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。
04月18日第198回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  他の委員からも質問ございました。私からも改めて聞かせていただきたいと思いますけれども、昨年八月の菅官房長官、携帯電話料金について四割程度下げる余地がある、こういう発言がございました。  端的に聞きますけれども、今回の法改正とこの官...全文を見る
○吉川(元)委員 携帯電話の料金、非常に通信料が高どまりをしているということでございます。これが引き下げられること自体について反対をするものではありませんし、ぜひ、消費者にとって安い通信料が実現できるということは、それにこしたことはないだろうというふうに思います。  携帯大手の...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど、大臣、それからその前にも局長が答弁をされておられましたが、今回の数字というのは、OECDの主要国と比べて高い、あるいは、楽天の発言等々によって、四割ぐらいは下げることができるのではないかというお話でございました。  ただ、ちょっと気になるのは、楽天に関...全文を見る
○吉川(元)委員 今のお話ですと、飛び抜けて高いというわけではない、中位程度というお話でございました。  携帯電話をめぐっては、これまで、SIMロックの解除あるいは高額キャッシュバック、ゼロ円端末の禁止などを行ってまいりました。これらの施策が適正な価格競争や通信料の引下げにどの...全文を見る
○吉川(元)委員 先般、電波法の質疑を行いましたが、その際、5Gの本格実施に備え、一年前倒しの利用料金の改定で、通信事業者の利用料は二割ほどアップをしております。また、十日に四者に対し5Gの周波数を割り当てましたが、これ以降の申請については、利用料とは別に開設料、これを支払うとい...全文を見る
○吉川(元)委員 関連して、通信料引下げのための方策ということでもう一点お聞きしたいんですけれども、5Gの周波数の割当てに際して、計画書では、いわゆるカバー率でドコモが最も高く、そして、四社目として楽天が入りますけれども、最も低いということでありますが、恐らく、四社合わせますと、...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、MVNOについて伺いますが、この間、MVNO向けのSIMロックを廃止するなどいろいろな措置が講じられてきましたが、残念ながら、そのシェアというのは一一%程度ということで、これは高いか低いかというのはいろいろ見方はあろうかと思いますけれども、思ったほど私は伸...全文を見る
○吉川(元)委員 それと関連してですけれども、今回の法改正、これがMVNOの普及にどんな効果を与えるのか、どのように考えていらっしゃるんでしょうか。  今回の法改正を通じて、通信料が総体として低くなっていくとすれば、通信料の安さというのを武器にしているMVNOにとっては、必ずし...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、もう時間が余りないので、少し飛ばして質問させていただければと思いますが。  十五日に、最大手のドコモが、法改正、これを反映したものだろうと思いますし、また、官房長官の発言もかなり意識したのではないかというふうに感じますが、新たな料金プランを発表いたし...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が参りましたので、終わります。
04月23日第198回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、他委員会と重なっておりまして、少し順番を変えていただきました。御理解いただいた理事会そして委員の皆さんにまず感謝を申し上げたいと思います。  きょうは、マイナンバーについてお聞きをいたします。  ちょうど二年前の本委員会...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一回、ちょっと確認なんですが、八十億についてはどういうふうに、今七十八億ということでしたけれども、これは負担はどこがしているということで、その確認をお願いします。
○吉川(元)委員 いや、ちょっとそれはおかしいんじゃないんですかね。  以前聞いたときには、たしか二年前の四月十八日の総務委員会、これは向井政府参考人ですから内閣官房ですか、内閣官房の方からの答弁では、「マイナンバー制度の中で、中間サーバーというのは全ての情報連携機関につくるも...全文を見る
○吉川(元)委員 「原則、初期投資につきましては、」というふうになっているんですよ。
○吉川(元)委員 ちょっともう一回確認させてください。  前回、二年前に質問した際には、健康保険の関係で質問いたしました。その際、初期投資がたしか二百七十二億あった、これは国の負担で行ったというふうに答弁されているんですけれども、それは違っていたということですか。
○吉川(元)委員 いや、それは何かそういう理由をつけて、これは国、これはいわゆる特会等々と言うのは結構なんですけれども、だとすれば、あのときの答弁というのは、原則と言っているんですよ。原則国が負担するというふうに言っていたのは、実はそれはミスリードなんじゃないんですか。
○吉川(元)委員 いやいや、私はそういうふうには聞いていませんよ。保険料で支払われているものなんですかと言ったら、いや、それは原則国費ですと。運営は、マイナンバーを使って事務の効率化が行われるから、それは特会の方で見てください、あるいはそれぞれの、例えば自治体等々で運営費は見てく...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、私が聞いて、当時も向井さんだったようですけれども、答弁されたのは、「マイナンバー制度導入に当たりまして、」というふうに言っているんですよ。健康保険の中間サーバーを設置するに当たりましてなんという答弁はしていないんですよ。マイナンバー制度全体のことを答弁され...全文を見る
○吉川(元)委員 私があのとき聞いた趣旨は、この負担、保険料というのは、最終的には保険者、被保険者が支払う保険料、もちろんそこに国費も一部入っていますけれども、だけれども、保険者が負担をするものだというふうに、それに対して、国費というものはそうではないということの意味合いにおいて...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、ちょっと、これだと、誤解した方が悪いというのかもわかりませんけれども、どう読んでも、そういうふうに読み取れますよ、あの答弁は。それを二年後に別な答弁をされたんじゃ、国会の審議をやっていても意味がなくなってしまいますよ。  ちょっともう時間がないので、あと...全文を見る
○吉川(元)委員 原因はどこにあるのかと聞いたんですよ、私は。三百八万件は、もちろん、最大能力が三百八万件であって、三百八万件の利用を見込んでいたわけではないというのは、それはわかります。だけれども、桁が三つ違うんですよ。最大のときでも〇・一二%、月平均にすると、さっき〇・八と言...全文を見る
○吉川(元)委員 利用が低迷しているというのが原因です、じゃ、なぜ利用が低迷しているんですかと私は聞いているんですよ。ちゃんと答えてください、質問に。なぜこんなに利用率が低いのか。  三百八万件は最大限の能力だ、わかりますよ。普通使っていると、五割、六割使われているんだったら、...全文を見る
○吉川(元)委員 結局、どこに原因があるのか、何も答えていないじゃないですか。余りにでたらめですよ、これは。このお金は国民が負担しているんですよ。皆さんが遊びでやっているんじゃないんですよ。  こんないいかげんなことを、これ、ちょっとほかにもいっぱい聞かなきゃいけないことがあっ...全文を見る
04月23日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  四人の参考人の方、大変お忙しい中、ありがとうございます。  私からも何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず、ちょっと大きな質問なんですけれども、二〇〇一年の司法制度改革審議会の意見書、私も読ませていただきました。冒頭...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  実は、二つ目の質問、なぜ影響を与えるのか、与えるものなのかという質問をさせていただいたのは、ここは文部科学委員会、学校の教育のあり方、教育行政を中心に議論をする場なんです。  今回の法案、確かに3+2で、また在学中の試験、一見学校制...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、山本参考人にお尋ねいたしますが、中教審も含めて御努力いただいたということで、今回、連携の問題がございます。  いわゆる法学部に入って、その後、入学のガイダンスの資料を見せていただいたら、法学部ですね、予備試験に何人合格しましたというのがあって、それにプラ...全文を見る
○吉川(元)委員 ほかにも聞きたいことがたくさんございましたが、ちょっと時間が来てしまいましたので、私の方からはこれで終わりたいと思います。
04月24日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  昨日の参考人質疑、意見陳述した山本参考人は、中教審の特別委員会の座長代理を務めてきましたが、二〇一七年二月十三日の委員会で、今回の改正が法科大学院制度を抜本的に立て直すための最後のチャンスと述べておられます。先ほど悪循環というお話も...全文を見る
○吉川(元)委員 今大臣も言われましたが、法科大学院修了者の司法試験合格率の低迷、あるいは法科大学院志願者数の激減と大学院数の半減、この事実を見ただけでも、法科大学院制度が当初目指していたとおり進んでいないというのはもう一目瞭然だろうというふうに思います。昨日の参考人質疑でも、司...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、今長々と答弁されましたが、三千人を目指したけれども三千人に届かない、だから問題が発生したんだというような言い方をされていますけれども、その当時、司法制度改革、その出発点にあった、そういう社会状況と今の社会状況が違うからこそ、法科大学院は課題を抱えている...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、もう次の質問に。大臣がおっしゃることの方が、まだきちんと私の質問に答えた答弁だというふうに思います。  やはり、今おっしゃったとおり、法務大臣に来ていただいて話を聞かないと。聞いたことにちゃんと答えられない。これは通告しているんですよ、きちんと、きの...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、もう少し具体的にお聞きしたいと思います。  今お話しあったとおり、司法試験合格者三千人、そして、法科大学院修了者の七割、八割が合格できる教育を行うことが目標とされておりました。しかし、単年度の合格率、昨年度は全体で二九・一%、法科大学院修了者で見ると...全文を見る
○吉川(元)委員 関連してお聞きしますが、法科大学院への志望者数自体、先ほど、その定員を絞る、きちんとチェックしていくというお話でしたけれども、志望者数自体がそもそも大幅に減少して、二〇〇四年から比べますと二〇一八年は十分の一程度に減少を、まあ、激減ですよね、してしまっていると。...全文を見る
○吉川(元)委員 現在、司法試験の受験資格を得るには、法科大学院を修了するか、あるいは予備試験に合格するしか道がない。法科大学院への入学者は減少してきたわけですから、司法試験受験者も減少するのはごく自然なんだろう。今年度の司法試験の出願者数、先ごろ公表されましたけれども、ついに五...全文を見る
○吉川(元)委員 私はこれは本当に深刻だというふうに思いますね。三千人なのか千五百人なのか、それはいろいろあると思います。ただ、法律家になろう、法曹に行こうという人たちそのものの数が減ってしまったというのは、私はこれは社会にとっては非常に大きな損失だというふうに言わざるを得ないと...全文を見る
○吉川(元)委員 今上がりましたけれども、私も全く同じ思いです、三千人は一体何だったのかと。恐らく、さきに大臣と少しやらせていただきましたけれども、その予想が外れていたと。  今、答弁したときに、法曹需要含めていろいろ検討して、しかも、それとあわせて、最近の合格者数が大体千八百...全文を見る
○吉川(元)委員 思われますじゃなくて。しかも、二つ今言われました。複数受けて、普通の大学入試もそうだと思います、幾つかの大学を受けて、その中で希望する大学に合格すればそこに行くということだと思います。もう一つは、合格したけれども、就職をしたから。  原因がどこにあるのかという...全文を見る
○吉川(元)委員 法案を出しているんでしょう。法案を出しているということは、そういうこともきちんと調べた上で、例えば、上限二千三百人程度を上回らない規模とする。何でこの充足率が〇・七なのかということをきちんと調べないまま、こんなことをやっているんですか。ちょっと私は理解ができない...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、結果として淘汰が進むんじゃないんですか。そうならないというふうに考えているんですか。そうならないようにしたいと言うのは、それは結構ですけれども、結果としてそうなるんじゃないんですかと聞いているんです。
○吉川(元)委員 ちょっと、ほかにもいっぱい質問しなきゃいけないものがありますので、次の質問に移りますけれども。  いろいろ聞けば聞くほど、例えば、この制度改革をなぜするのか、こういう理由がある、こういう原因がある、だからこういう制度改革をしました、その制度改革をした結果として...全文を見る
○吉川(元)委員 なぜ四分の一なのかを含めてよくわからないので、また次の機会に聞きたいというふうに思います。  以上で終わります。
04月26日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  通告している質問に入る前に、先ほど城井委員とのやりとりの中で大臣が答弁されたことで、ちょっと私も首をかしげるような答弁が一つありましたので、まず、その真意をお聞きしたいと思います。  先ほど、在学中受験に関して、審議会の中で議題に...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、時間が短縮できるという一つのオプションをつけ加えたからいいんだということでしょうか。
○吉川(元)委員 大臣が先ほど御自分の言葉で答えられたんです。多分あれは、僕は見ていましたけれども、紙は読んでいませんでした。大臣の言葉として、学生にとってオプションがふえるという言い方をされたんです。  それはどういう意味なのか。それは、経済的、時間的に短縮できるからという意...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、私、非常に大もとからおかしくなるんじゃないかと。  司法制度改革の出発点、そしてそれは今なお引き継がれているということで、大臣、何度もおっしゃっていますけれども、点による選抜ではなくてプロセスとしての法曹養成、これがもともとの司法改革の根底にありま...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと私、通告した質問をしたいのであれですけれども、時間的あるいは経済的なものを負担を軽くするためにやると。だとしたら、合格した瞬間に司法修習に入ればいいじゃないですか。それはそれで引き続きやらなきゃいけないんでしょう、二年間は、二年終わるまでは。だとすれば、...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、それだと事実上予備校になりますよ、それは。  その審議会の中で議論した3+2、これは大変議論をされたというふうに聞いております。これは、つまり、それまで4+3ないし4+2でやってきたものを3+2でやって、プロセスとしてちゃんとできるのかどうか、それを議論...全文を見る
○吉川(元)委員 昨年三月、中教審の特別委員会が取りまとめた文書、名称が非常に長いので、基本的な方向性というふうに呼ばせていただきますが、この取りまとめにおいて、三割目標の見直しが提言をされております。その理由は、未修者の大学院入学の減少、さらに、未修者コースを所定の三年間で修了...全文を見る
○吉川(元)委員 やはり私、非常に違和感を感じるんですね、学生の質の保証という言い方が。もちろん、当然試験があったりして、そこでやっていくわけですけれども、求められるのは、学生の質ではなくて、教育の質なんでしょう。教育の質がなっていないから、こういうことになってきたんじゃないんで...全文を見る
○吉川(元)委員 関連して大臣にお聞きします。  今回、3+2、五年一貫型のプロセスが奨励をされていくというふうになっておりますが、こうなりますと、未修者にとっては、法曹はますます遠い世界になっていくような気がいたします。五年一貫型を奨励しつつ、どのようにして多様性を確保しよう...全文を見る
○吉川(元)委員 未修者の進級判定などを行う共通到達度確認試験、今年度から本格実施をされるということでありますが、試行試験が行われている際には、法学未修者から既修者に順次これを拡大していくということがされております。  昨年三月、特別委員会が取りまとめた基本的な方向性でも、少し...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとほかにもたくさん聞きたいことがありますので、それについてはまた次回質問したいと思います。  以上で終わります。
05月08日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  前回の委員会、最後の方で、共通到達度確認試験の本格実施について尋ねました。最後の試行試験で大学院二年次は未修者だけでなく既修者も対象にしたので、本格実施の際もそうなるのかと確認したわけですが、とりあえず一年次に未修者のみを対象にする...全文を見る
○吉川(元)委員 ということは、まだどうするかは決まっていないということなので、既修者に課す場合には目的が何なのかというのも答弁できないという理解でよろしいんですね。  それで、昨年三月に取りまとめられた基本的な方向性では学部生にも間口を広げることを示唆をしておりますが、これに...全文を見る
○吉川(元)委員 さらにもう一点。  同じ文書では、将来的な司法試験短答式試験の免除の可能性を想定しつつ、短答式試験の合格状況と到達度確認試験の結果との相関関係を分析できるようにすることが必要というふうにしております。  今後、到達度確認試験の結果によって司法試験短答式試験を...全文を見る
○吉川(元)委員 最初に聞いたときには、一番最初には、到達度の確認の試験、これは確かに意味がある、とりわけ未修者にとって、どのぐらい自分は理解できているのか、あるいは今の教育内容でいいのかどうかを大学院側が把握するために意味がある、私はその点は理解します。  しかし、今、まだ検...全文を見る
○吉川(元)委員 大学院の、先ほど大臣の答弁でいいますと努力の度合い、それはもちろんそれで評価していただいて結構なんですが、それが結果的にそこで学ぶ学生の、大学院生の教育環境を悪化させるものであったとすれば本末転倒であって、そういう意味でいうと、私は、四五ポイントもの差がつくとい...全文を見る
○吉川(元)委員 今回の法科大学院の改革については、前提になったのが、時間的、経済的負担が大きいと。  私は、時間的なものは、なかなかどうしようもないと思うんですよね。どうしてもやはり時間がかかるものはかかるんです。経済的な負担について軽減をするのであれば、それは3+2で在学中...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、今、貸与を受けていない人もいる、その人との間の公平性というようなお話をされました。だけれども、この六年間に採用になった者と、それ以前、あるいはそれ以降に採用になった者との間の公平性はどう担保されるんですか。一方だけ、都合...全文を見る
○吉川(元)委員 社会民主党を代表し、法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律等の一部改正案に対し、反対の立場から討論します。  法曹志望者数そして司法試験合格率等が司法制度改革時の見込みから大きくかけ離れ、半分以上の法科大学院が既に撤退している現状は、司法制度改革自...全文を見る
05月14日第198回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  三人の参考人の皆さん、大変お忙しい時間にもかかわらず、こうやって貴重な御意見をいただいていること、まず私からも感謝を申し上げたいというふうに思います。  最初に、少し大きな話といいますか、お聞きしたいんですけれども、既にもう答えら...全文を見る
○吉川(元)委員 それに関連してなんですが、少し細かなお話なんですけれども、まさにネットというのは、いつでもどこでも、そしてあらゆる情報、まあ有料コンテンツは別にすれば、に自由にアクセスできるというのがインターネットの最大の、大きな特徴の一つだろうというふうに思います。今回の常時...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに今お話のあった民放なんですけれども、私自身も、地域の番組を積極的にぜひつくっていただきたいと思いますし、それを発信するような、それがまさに、いわゆる放送では当然できない、だけれどもネットではそれができるということを最大限使ってもらえればいいと思いますし。 ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう少し聞きたかったんですが、時間が参ったようでありますので、ここで終わりたいと思います。  本当にありがとうございました。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  最初に、今回の改正案とは直接関係はありませんが、先般審議をいたしました改正電波法に関連して質問いたします。  放送事業者の電波料金は、今年度から大幅に値上がりすることになりました。たしか、NHKは二〇一七年度で電波利用料二十億六百...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは次に、改正案の常時同時配信について何点か伺いたいと思います。  今回の改正、これで常時同時配信可能ということになるわけですが、どうやら聖火リレーからその同時配信が開始されるやに聞いております。  既に、同時配信については、常時でないものとしては、災害...全文を見る
○吉川(元)委員 平均利用率二〇%というのは、それは全体を押しなべての二〇%でありまして、グラフになっているのを見ますと、十月の三十日にスタートした時点では確かに三六、七%ありましたけれども、十一月の八日の日に二〇%を割り込んで、そのあと、十一月の二十六日までの期間で、二〇%を超...全文を見る
○吉川(元)委員 今、試算では五十億、今後、もう少しふえるのか減るのか精査をされるということでありますけれども、そういたしますと、現在の実施基準、受信料二・五%が費用の上限というふうになっているわけですけれども、これは会長にお聞きしたいんですが、例えば昨年の十一月三十日に開かれた...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、この二・五というものは、これは二・五ではない可能性が高い。上限は設けるけれども、上限といいますか、その重要性は認めるが、実際、先ほど言いましたとおり、五十億かかるとすると、同じ受信料収入であれば、恐らく三・二%程度になると思います。  そういう意...全文を見る
○吉川(元)委員 段階的にやっていくというのは、私はそれはしようがないと思います。それはいろんな整備にいろんな時間がかかったりしますので。  それで、関連してなんですけれども、この地域制限を実施する方向性、けさの参考人質疑の際にも少し紹介をしたんですけれども、例えば、いわゆるス...全文を見る
○吉川(元)委員 私自身は、放送と通信の融合、あるいは公共放送から公共メディアへの進化、そうした、ある意味でいうと美しい言葉だ、まあ美しいと言うのかどうかわかりませんが、ただ、その中身が一体何なのか、まだ具体的に私自身は聞いておりませんし、いろんな課題を設定されているのは見ており...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  この国会、一般質疑で教員の働き方改革の質問をさせていただきましたが、まだ最後まで質問できなかったものもありますので、今回、引き続き、働き方改革について尋ねたいと思います。  たしか三月十五日の委員会だったと思うんですが、給特法の廃...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、整合していないと思いますよ。学校業務に必要ということでしょう。だとすれば、それはいわゆる業務でしょう。そこに対して対価が払われないというのは、それはおかしな話ですよ、やっぱり。  また、先ほどから言われている超勤四項目という話ですけれども、これは、一九六...全文を見る
○吉川(元)委員 なるたけ答弁を短くしてもらえますか、質問時間が非常に短いものですから。  だとすると、ちょっと確認いたしますけれども、この書きぶりだと、例えば仮に、今、働き方改革に取り組んでいらっしゃいます、働き方改革の成果が仮に出ず、そして長時間労働が依然として蔓延をしてい...全文を見る
○吉川(元)委員 別に、調整額をふやせと言っているんじゃないですよ。とにかくこの長時間労働を是正することが一番必要なことであって、その中で、調整額は、パーセンテージ等々についてはとりあえずおいておいて、それ以外の取組をやる。それで、もちろん調整額のこの問題はやはり根源的な問題の一...全文を見る
○吉川(元)委員 これは以前も指摘させていただいたんですが、教員という職業、非常にブラックという見方をされ、そして、現場の教員の方々とお話をすると、自分の子供が教員になりたいと言ったときに、よし、頑張れというふうになかなか言えない、心からそういうふうに言えない、そういう実態にある...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、新聞報道では、小学校に限って言えば、倍率はもう三・二倍だと。この数字でよろしいんでしょうか。
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますが、新聞報道等見ますと、やはりその背景には、今の学校現場の働き方、ここが、実は学生が、教員を最初は目指そうと思っていたんだけれども、いろいろ知るにつけて、やはりこれはやめた方がいいんじゃないか、こういう実態があるわけです。  先...全文を見る
05月22日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  本日は、私立大学の学部・学科などの譲渡について質問させていただきます。  当委員会で、修学支援法と一緒に学校教育法や私立学校法の改正案を衆議院で審議をしておりました。まさにその期間中に、私立大学の学部や学科を別法人に譲渡できる制度...全文を見る
○吉川(元)委員 昨年十一月のその中教審の答申、これは二〇四〇年に向けた高等教育のグランドデザインということで、この中で、まさに今、事業譲渡の円滑化の検討が盛り込まれておりまして、この制度、私も読ませていただいたんですけれども、「多様性を受け止める柔軟なガバナンス等」、そういう表...全文を見る
○吉川(元)委員 多様性を受けとめるということと学部・学科の譲渡とはどう関係するのか、私は全く答弁が理解できないんです。そうじゃないでしょう。  これは、実は、この中教審答申と全く同じ内容を取り上げているのが日本経団連の大学改革の提言、これは昨年の六月十九日に出されています。そ...全文を見る
○吉川(元)委員 この日本経団連の報告を読んでおりますと、先般議論させていただいた一法人二大学も含めて提言されているんです。ある意味でいうと、こっちの方が素直ですよね、書いていること、目的が。大変なところは切り売りしましょう、会社でもそれをやっているから大学でもそれをやりましょう...全文を見る
○吉川(元)委員 今回のパブコメでも同じような疑問が出されていて、それは今まさに大臣が答弁した、こっちのパブコメに対してはもうちょっと短くコンパクトに書かれています。  ただ、四条、これは根拠条文ということなんでしょうけれども、これはもともと、事業譲渡をあらかじめ想定してつくら...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、今回これをやれるようにするために省令等を変えたわけでしょう。ということは、もともとはそういうことは想定していないから、そういう省令がなかったわけじゃないんですか。それを新たに省令を定めるということは、そうやって拡大解釈をして、いや、これで読み込めるんだとい...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一点、カリキュラムは、これも変更がないということでいいですか。
○吉川(元)委員 譲渡される学部・学科の学生にとってみれば、A大学に入ったんだけれども、卒業するときは知らない間にB大学にかわっていた、まあ、説明されるかもわかりませんけれども。これはやはりおかしいと思いますし、それから、私学というのは建学の精神が当然あるわけで、この建学の精神で...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど紹介した日本経団連の提言ですか、これは会社法、事業譲渡の話をモデルにしてつくられている中身であります。会社法での事業譲渡に関しては株主総会の確認が必要ですし、また、労働契約の承継についても個別の労働者との同意、書面に残す形での同意書が必要だ、そういうふうに...全文を見る
○吉川(元)委員 端的に答えてもらえますか。下がるのはまだいいかもわかりませんけれども、授業料が上がることはあるというふうなことなんですか。
○吉川(元)委員 そこは私は大問題だと。時間が来ましたのでもうやめますけれども。入った大学の授業料、それが一・五倍、あるいは一・何倍かわかりませんが上がって、それでもってその授業料が払えなくて、結果として大学をやめざるを得ない、そんな学生さんも出てくる可能性は十分にあるわけで、こ...全文を見る
05月31日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。  前回に引き続き、まず私立大学の学部・学科の譲渡に関してお聞きしたいと思います。  前回の質疑の最後に、設置者変更に伴って在学生の学費はどうなるのか尋ねました。学生の修学環境は変更しないから、基本的に授業料等について変更を加えるとい...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと最後のところがよくわからなかったんですが、結局、もちろん学生全員が、いいです、同意しますというのであれば、それはそれでいきますけれども、一人でもといった場合には、それは学校がいろいろ判断をするということでありますし、例えばそれが二人だったら、あるいは譲渡...全文を見る
○吉川(元)委員 今、いわゆる教員、教授を含めてかわらないということでありますが、それについて、では、続いて質問したいと思います。  今まさにおっしゃったとおり、教員組織については同一性を維持することが確認されております。  会社法に基づく事業譲渡の際には、個別労働者に対して...全文を見る
○吉川(元)委員 六百二十五条、「使用者は、労働者の承諾を得なければ、その権利を第三者に譲り渡すことができない。」、これに基づいて、労働契約について同意が必要であるというふうに理解をいたします。  また、これは厚生労働省が出している事業譲渡についてのポイント、留意すべき点という...全文を見る
○吉川(元)委員 そうすると、非常に単純な疑問が生まれてくるんです。  同一性の維持ですよね。一方で、実際にその学部の教授あるいは教員の方々の多くが、いや、自分は承諾しない、合意しないと言った場合には、それは行かないわけですよね。そうすると、同一性が維持されないということになら...全文を見る
○吉川(元)委員 了解いたしました。  つまり、その学部の教授の方が、いや、私はこの譲渡には合意しないとなれば、それは、この譲渡のやり方は使えないという理解をいたしました。  次に、譲渡に際し、先ほど少し最初に質問いたしましたけれども、学生や保護者への十分な説明を求めるという...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、あと、ちょっと、余り、こういうものというのはどうかなと思うんですけれども、今回、四月一日にこの制度を使って学部が譲渡される、される側が関西国際大学、する側が神戸山手大学で行われるというふうに聞いております。  大学分科会将来構想部会制度・教育改革ワーキン...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、やはり公表を含めて、した方がよいのではないか。例えば、授業料は変わらない、基本的には変わらないということでありますけれども、もし仮に、あくまでこれは学校法人が決めることだという前回の答弁がございましたが、そこで少し上がる、何でなんだということもあろうかと思...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が来ましたので、終わります。本来であれば、このAI、IoT、教員の働き方にどのような影響を与えるのか、どうもこの再生実行会議と中教審の働き方の議論との間にそごがあるのではないかという感じがいたしますが、これについてはまた次回質問したいというふうに思います。 ...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○吉川(元)委員 新たに結成されました共同会派、立国社に加わりました社民党の吉川元です。  本日は、大臣所信に対する質疑ということでありますが、私も、この大学入試改革、民間の試験の導入を中心に尋ねていきたいというふうに思います。  尋ねるに当たって、まず、やはり私も、大臣のあ...全文を見る
○吉川(元)委員 私も生でその番組を見たわけではありませんが、そこで語られている中身、見ておりますと、今大臣が説明されたような意味合いで言われたのではないのではないか、まさに憲法や教育基本法、これに抵触するようなことを言われたのではないかというふうに言わざるを得ません。  司会...全文を見る
○吉川(元)委員 通常、これまでのいわゆるセンター試験あるいは国公立、私立も含めた二次試験、その中での受験に向けたさまざまな準備、これが経済的な環境によって差が出ている、これは実態としてあるだろうと思います。その差をできるだけなくしていくのが文部科学省の務めだ。それをあたかも、既...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、それは、そのまま裏返しでいえば、初年度については、精度はまだまだ不十分、今後向上させていく余地があるというふうに認識を大臣はされているということでよろしいんですか。
○吉川(元)委員 高校生にとって、大学受験というのは人生の大きな岐路なんですよ。その岐路に当たって、精度がまだまだ向上できる余地を持っている、つまり、精度がまだ不十分であるという段階で、それを入試に活用するということは、これは私は絶対にやってはいけないことだというふうに思います。...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、現段階で準備不足なんでしょう。準備不足なんでしょう、大臣。今、準備不足ではないとおっしゃったけれども、先ほどから、十一月一日に向けてまだ確認しなきゃいけないものが残っている。昨日ですか、更に足らざる点を補いながら、予定どおり実施したい。更に足らざる点という...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、それが二年先にスタートする制度であれば、まだ、ちょっと見守りましょうというふうにも言えると思います。四月からスタートするんですよ。あと半年後には、この制度がスタートするんです。それにもかかわらず、いまだにまだわからない点がたくさん残っているということは、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 私、これもちょっと新聞で読んでびっくりしたんですけれども、十月二十一日の日に、全国校長会が、大変、今不安に皆さん感じていらっしゃいますから、シンポジウムを開かれた。そして、その際に、六団体、実施団体の皆さんにぜひ出席をしていただきたい、そして、いろいろな疑問や不...全文を見る
○吉川(元)委員 強制できない、民間のことだからというお話でしたけれども、これはいわゆる、文科省が責任を持って、高大接続の中での新しい共通テストをつくっていく、その中で、それはお願いベースでしかできないんだということであれば、まさに先ほど言った全国校長会のシンポジウム、不安を解消...全文を見る
○吉川(元)委員 それは大人の都合じゃないんですか。民間試験を使うか使わないかというのは、受験生にとっては、自分が行こうと思っている大学がどの試験を使うのか、そして、その試験の使い方、そもそも使うのか使わないのか、使い方をどうするのか、これは非常に大きな変更ですよ。  それは、...全文を見る
○吉川(元)委員 余りにも現場と乖離をした認識、御発言だったと言わざるを得ないと思います。  現状でも、高校の、今は三年生の方が、この試験がスタートしていませんから、三年になって具体的に進路を決めていく場合に、AO入試でありますとか推薦入試でありますとか、既に、早い段階から入試...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、学習指導要領というのは三年間なんでしょう。三年学ぶことによって四技能が身につくというのが、学習指導要領の建前といいますか考え方なんじゃないんですか。それとも、もう二年間だけで十分だ。今、コミュニケーション1ということは、つまり、大体これは一年生でやりま...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、余りに私も無責任だと思いますよ。今回のこの入試制度の、私はもう改悪だと言わざるを得ないと思いますけれども、これによって、先ほどこれも、今行われている高等学校の教育がゆがめられるんじゃないかというお話もありましたけれども、まさにそうだというふうに思います...全文を見る
○吉川(元)委員 文科省としてそれをチェックはしないんですか。
○吉川(元)委員 わからないんですけれども、私が聞いた話では、いわゆる難易度が簡単になったりあるいは急に難しくなったりしていないかどうかというのは、文科省としてもウオッチをしていくという話を聞いております。  そうしますと、非常に大きな疑問が出てまいります。三年生の、先ほど言い...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、これは実施団体があくまで言っているだけの話ですが、難易度は一定である、しかし、四月に受けた学生と七月に受けた学生の間で、恐らく、四カ月間勉強するわけですから、当然その分だけ学力が伸びるというのは、これは一般的に考えれば普通の話だと思います。そうすると、平...全文を見る
○吉川(元)委員 今のは一点目の質問に対する回答で、私はそれはどうかは証明できないと思いますが、二つ目の、四月に受ける子と七月に受ける子はどのように公平性が担保されるんですか。
○吉川(元)委員 四月に受ける子供たちは、わかりやすく言えば、二年間英語を勉強してきて、試験の対策というか、受験勉強もした子が受けるんです。三年の七月に受ける子というのは、二年プラス四カ月間勉強した子が受けるんです。  そうすると、四月と七月で、一般的、平均的に考えれば、先ほど...全文を見る
○吉川(元)委員 何も答えていないですよ。  四月に受けた子と七月に受けた子が同じ土俵で点を競い合うというのが、公正性が担保されるんですかと聞いているんですよ。  ちょっともう時間が来ましたのでここでやめますけれども、私が受験生だったら、あるいは私が保護者だったら、私が学校の...全文を見る
11月07日第200回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○吉川(元)委員 今国会から新たに結成されました共同会派に参加をしております社民党の吉川です。  本日は、かんぽ、ゆうちょをめぐる不正事案、そして、NHKのテレビ番組を発端とした会長への厳重注意、この案件について中心に質問をさせていただきたいと思います。  最初に、ゆうちょ、...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、質問を続けますが、ことし六月半ばに、ゆうちょ銀行が投資信託を不適切販売しているとの新聞報道がありました。続けて、六月の後半には、かんぽ生命での契約乗りかえで不適切販売が行われていたと報じられました。以後、現在まで、その原因、違法行為の数に至るまで、全容...全文を見る
○吉川(元)委員 今はゆうちょですけれども、かんぽはどうですか。
○吉川(元)委員 つまり、ゆうちょの方は十一月にスタートして二月から本格的に行った、かんぽの方はことしの一月から実施をされたということで答弁を確認をしたいと思います。  九月二十七日の高市大臣の記者会見を拝見いたしますと、昨年の四月二十四日にNHKの「クローズアップ現代+」、こ...全文を見る
○吉川(元)委員 総務省、もちろん大臣ですけれども、口頭で指導する、口頭ではありますけれども、非常に重いことだというふうに思います。  今の答弁を聞かれて、大臣、どのようにお感じですか。
○吉川(元)委員 今大臣もおっしゃられましたが、私も危機感が全く欠如しているのではないかと。  口頭での行政指導ということではありますけれども、指導を受けたのに、それに対して具体的な、今の鈴木上級副社長のお話ですと、それを受けて具体的な行動はとっていない、以前からやっていること...全文を見る
○吉川(元)委員 非常に過大なノルマだったというふうな御認識はおありでしょうか。  個別の、現場で働く人のお話を聞きますと、例えば、これはかんぽ生命のみならず、ゆうちょも含めてですけれども、一人当たり、かんぽ生命の目標が二百万、投資信託一人当たり二千万、自動車保険一人当たり八十...全文を見る
○吉川(元)委員 まあ、そうやって切りかえて目標を現実に合わせるのは結構なんですが、今回の不正事案の温床となった、直接的な原因と言えるかどうかわかりませんけれども、少なくとも、この高いノルマ、これが今回の不正事案の一つの温床といいますか、その大きな大もとにあるという認識はございま...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、今回の、私は現場からすると過大なノルマだというふうに思うんですが、このノルマについて、それを達成した人と達成できなかった人、非常に、ちょっと私もこれは新聞で読んでびっくりしたんですけれども、かんぽマイスター制度、これはかんぽですが、というのをつくって、販売...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、ようだという答弁は、私はないと思いますよ。  今回の、やはり事案の大きな問題点というのは、過大なノルマ、また、手当も含めて、かつて八対二だったものを七、三で手当の部分をふやして、そういう中で不正な販売が行われたということであれば、一つ一つの問題についてし...全文を見る
○吉川(元)委員 いわゆる意見交換会という名前ですけれども、パーティーだというふうに報じられておりますし、そういうものだろうというふうに思いますが、その一方で、成績が目標に達していない社員については、個別に、あなた、成績が悪いから、例えば土日出勤して、それでもって営業に回りなさい...全文を見る
○吉川(元)委員 時間外にそうした指導が行われているという今答弁がございました。ちょっとこれは、なかなか問題なんじゃないかと思いますが。  あわせて、先ほど言った、土日に、あなた、出てきて、いわゆる営業をやりなさいということも行われているんですか。
○吉川(元)委員 いやいや、聞いているところでは、成績が悪いんだから土日に出てでも営業をやりなさいという話だというふうに聞いております。  ちょっと、余りもう時間がありませんので、次、ほかにも何点かこの点に関して聞きたいことがあるんですけれども、それはとりあえずおいて、いわゆる...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、営業目標の達成の、まあ一〇〇%ではないけれども五〇%はそれに組み入れるとなれば、それは奨励していることになるんじゃないんですか。  通常、この乗りかえというのは、先ほどおっしゃったとおり、お客さんの方がニーズがある。どうしてもこれは保険解約して、今お...全文を見る
○吉川(元)委員 少ないからつくらなくていいという話じゃないと思いますよ。それは、顧客にとってみれば、今言ったように無保険になる危険性もある。とすれば、いわゆるその三カ月間は重ならなきゃいけない、その間保険料を二重払いをするというのは、これは、そういう人が少ないからいいとか、多い...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと一つ確認なんですけれども、非公開を前提とした場合、議事録はつくられているという認識でよろしいんですね、それは公開していないと。もともと議事録は非公開だからつくらないということはない、必ず議事録はつくられているんだということで、そういう答弁だというふうに私...全文を見る
○吉川(元)委員 一体、どのぐらいあるんですか、それは。
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、どのぐらいあるのかと聞いているんです。
○吉川(元)委員 そのぐらい、どのぐらいあるかもわからずに、その非公開の会議をやられているんですか。(石原参考人「いや、最初に……」と呼ぶ)
○吉川(元)委員 もう一度聞きます。  大体、年間を通じて、この非公開で行われる、あらかじめ、これは非公開だ、だから議事録は公表しないと決めてやる経営委員会の数はどのぐらいあるんですか。
○吉川(元)委員 昨日も通告しておりますので、大体、年間どのぐらいの件数があるのか。  なぜこれを聞くかというと、経営委員会というのは、いわゆる公共放送、受信料で成り立っている公共放送であるNHKの、そこでの議論が国民に広く公開をされること、これは、公共の福祉を含めて、それに資...全文を見る
○吉川(元)委員 通告をして、どのぐらいやっているんですかという話をきのう通告しているわけですよ。それについて、この場で答えられないから別の機会、いいですよ、別の機会。  ぜひ、委員長、別の機会というふうにおっしゃられましたので、きょうこれが答えられないということであれば、次回...全文を見る
○吉川(元)委員 もう余り時間がないんですが、ちょっと、やはりぜひ明らかにしていただきたいのは、年間何回ぐらいあって、そして、その運営規則の中に、この場合は非公表とするという項目がありますから、これについて、これが何回、これが何回というところまで明らかにしていただかないと、自由な...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、今質問したもので答弁されなかったことですから。  ネットで情報を集める手法はおかしいというふうに森下さんが言われたということですが、これは事実ですか。
○吉川(元)委員 終わりますが、石原会長、もしこの発言が本当だったとすれば、郵政だからやった、一般の視聴者だったらやらないというふうに受け取られる中身でありますし、それから、森下さんの発言、これは明らかに放送法三十二条に抵触する発言であります。これがあったのかなかったのかも含めて...全文を見る
○吉川(元)委員 これで終わります。
11月12日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○吉川(元)委員 立国社、共同会派、社民党の吉川元です。  本日は、四人の参考人の皆さん、大変お忙しい中にもかかわらず、貴重な御意見を御開陳いただきまして、まことにありがとうございます。私からも四人の参考人に御質問を少しさせていただければというふうに思います。  まず、早川参...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  次に、工藤参考人にお聞きをしたいと思います。  先ほど工藤参考人が、まさに、岐阜市でできるのであれば、年間を通じた変形労働時間を入れなくても、長期の休みをとることはできるんじゃないか。私も同じような感想を持っておりますし、全国の教育...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  次に、郡司参考人にお聞きをしたいというふうに思います。  私も、やはり教員の、学校の多忙化を解消していくためには、抜本的な改善策としては、やはり定数の大幅な改善、これなくして教員の働き方改革というのは本質的に改まっていかないのではな...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  それでは、次に嶋崎参考人にお尋ねしたいと思います。  先ほども少しお話しいただいたんですけれども、今回、年間を通じた変形労働時間制の導入ということで、問題点を御指摘いただいたというふうに思います。  私も、非常に同じ感情を持つわけ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう一点、嶋崎参考人にお聞きをしたいと思います。  今回の法案のスキームといいますか、たてつけを見ますと、いわゆる条例主義ということで、先ほども言いましたが、条例に委任をしてしまうという形なんですが、ただ、この条例についても、県で、政令市は別ですけれども、通常...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございます。  次に、工藤参考人にもう一度お聞きしたいというふうに思います。  工藤参考人、過労死の問題に取り組んでいただいて、全国の教員の皆さんからの声をいろいろ聞いていらっしゃるというふうに思います。  今、聞くところでは、年間を通じた変形労...全文を見る
○吉川(元)委員 ありがとうございました。
11月13日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 立国社、共同会派、社民党の吉川元です。  私も法案の質問をさせていただきたいと思いますが、その前に一点、英語の民間試験について大臣の考え方をお伺いしたいというふうに思います。  実は先日、私のところに一通の、高校の二年生を持つ先生からメールをいただきました。...全文を見る
○吉川(元)委員 ぜひ責任ある対応を文科省に求めていきたいというふうに思います。  それでは、今回の法案に関連してお聞きをしたいと思います。  まず最初に、本来であれば、これは大臣の所信に対して聞かなければいけなかったんですが、まさに英語の民間試験をどうするかということで聞け...全文を見る
○吉川(元)委員 大臣は、魅力ややりがいを伝えるというお話をされました。  実は、野党あるいは党の方を含めまして、いろいろな方からお話を伺った際に、今、大学の四年生だったと思いますが、教職課程で教員を目指している方のお話を伺いました。  教職課程、いわゆる教育学部に入ってくる...全文を見る
○吉川(元)委員 聞いておりますと、別に閑散期ではなくて、四十五時間未満とはいえ、文科省の調査でも、八月でも超勤が発生をしている。あくまで八月が、他の四月から六月等々の時期に比べると相対的に短いというだけにすぎないんだろうと私は思います。  そこで、厚生労働省に尋ねますが、これ...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、後で改めて尋ねますけれども、今の現状では到底、この変形労働時間制、厚生労働省の基準に合わせれば当然これは入れられない制度だというふうに言わざるを得ないと思います。  文科省に尋ねますけれども、文科省に部屋に来ていただいて、あるいはうちの党の政策審議...全文を見る
○吉川(元)委員 結局、今までも文科省は何度も通知等々で、在校等時間、こういう新しい概念が出てきて混乱をしているんですが、とにかく時間を縮減しようということを呼びかけてきたにもかかわらず、実態として全くそういうふうに、残念ながら今のところなっていない、これが今の現状だと思うんです...全文を見る
○吉川(元)委員 六月に通知を出されたということでありますけれども、六月ですので、今は十一月ですから、まだ五カ月たつかたたないかということでありますが、その経過というのは、それによる、例えば具体的に、八月に勤務時間が大幅にことしは減っているんだ、そういう数字というのはございますか...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、ことしの八月はどうだったのかまだわからないということでありますけれども、この間の文科省が調査をした勤務実態調査などを見ても、先ほどからも答弁がありますけれども、八月でも超過勤務が発生をしている。仮に超過勤務が発生していなかったとしても、目いっぱい、...全文を見る
○吉川(元)委員 次、時間の関係で少し質問を飛ばしますが、休日のまとめどりということなんですけれども。  確認なんですけれども、変形労働時間制を入れて所定内時間を延長した分は全て、八月あるいは十二月か三月かわかりませんが、そうした長期休業中の休日に充当する、そういうことで、それ...全文を見る
○吉川(元)委員 関連しまして、これも、文科省の公立学校における働き方改革の推進という説明資料を見ますと、休日のまとめどりの推進、これは明記されております。その中で、効果という言い方がいいのかどうかわかりませんが、ポンチ絵を見る限りは、効果として、これをやることによる効果として受...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、これは本音が出たんじゃないかというふうに思っているんですよね。  この制度を入れることで、見かけ上の、業務が縮減されたかのごとく、例えばこれが、地方の教育委員会なり自治体にあの図が届くと、この制度を入れると、勝手に、自動的に夏の間の長期休業期間中の業務が...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、非常に懸念が出てくるんです。  A市のA学校、Aという、まあ、小学校か中学校でもいいですけれども、それはいいでしょう、その学校がそういうふうに望んでいるのであれば。だけれども、A市にはほかにもB学校とかC学校があるわけです。それから、A市以外にもB...全文を見る
○吉川(元)委員 文科省の意思としてはそうかもわかりませんけれども、こういう施策というのは大体、だんだんおりていくと、まあ、伝言ゲームとは言いませんが、こういうのができるんだ、じゃ、うちはこれをやろうというふうに、学校の意思とは無関係にこうしたものが導入される。  だから、どう...全文を見る
○吉川(元)委員 なぜそうした、面倒なといいますか、できるかできないかわからないようなことでも、とにかくそういうものをつくっていかなきゃいけないかというと、これは条例に全て委任をしてしまっているからだと言わざるを得ません。  そこで、厚生労働省に聞きます。  いわゆる民間の事...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、非常に、働く側にとってみれば、しっかりチェックをしておかないととんでもないことになってしまう、だから、過半数代表者との間での協定が必要だ。  ところが、今度はこれが全部条例委任されてしまいます。大臣、これはおかしくないですか。
○吉川(元)委員 先ほどの答弁でも、地公法の第二十四条の五項、「職員の給与、勤務時間その他の勤務条件は、条例で定める。」、これに基づいてやるんだと、大臣は先ほども答弁をされていたと思います。  では伺いますが、これは大臣に、どなたでも結構ですけれども、地公法の第二十四条の、今の...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、三カ月の変形労働時間制を導入するかどうか、この中教審の答申では、今の国公準拠、国家公務員との均衡の問題で、これは導入できないという話になっているんですよ。それが、なぜ一年だとできちゃうんですか。
○吉川(元)委員 ここでは国公準拠と言っているんですよ、ここでは。三カ月については国公準拠で、均衡の原則に従ってできませんと言っているのに、何で一年になるとこれはできるんですかと聞いているんです。
○吉川(元)委員 答弁になっていないんですよ。何で三カ月間の変形労働時間制について入れなかったかの説明はそれで結構ですけれども、なぜ今回、では、一年間の変形労働時間制を入れることができるのか。三カ月のやつというのは、国公準拠ということと、それから、地方公務員については先ほどの職務...全文を見る
○吉川(元)委員 では、三カ月のときにも、中教審の答申は、これは今言った理由でできないと言っているんですよ。何で今度はできるんですか。
○吉川(元)委員 中教審の最終答申、その中に、注意書きの中に、三カ月単位の、「創設された当時において、国家公務員との権衡を図ったこと及び当時において地方公務員の業務においてあらかじめ繁閑が生じるものが想定されなかったことにより適用されなかった取扱いが、現在も引き続いているものであ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間がないのでこれで終わりますが、この問題、もう少し時間をかけてしっかり議論しないと、場合によっては、教員の命がまた失われる、これを入れた結果として、より長時間労働が蔓延する、意に沿わない年間を通じた変形労働時間を入れられる、そういうことが十分起こり得るとい...全文を見る
11月15日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○吉川(元)委員 立国社、共同会派、社民党の吉川元です。  一昨日に引き続き、今回の給特法の改正について質問をさせていただきたいと思います。  まず、通告している質問の前に、それともかぶるんですが、先ほど城井委員の方から、今回の一年単位の変形労働時間制を入れるに当たっては、勤...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、そうではなくて、省令そのものの中に、その指針の中に落とす内容のことを書くべきではないかというふうに尋ねています。
○吉川(元)委員 法律で、先ほど言ったように、読みかえ規定なので入れられないというのは、これは法技術的にそういうことがあるのかもわかりませんけれども、思いはそういうことであるのであれば、指針に落とすのではなくて、しっかり省令、いわゆる法令の中に私はやはり書き込むべきだということを...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、対象期間について、これはいつ教員に明示をされるんでしょうか。  学校というところは、全員ではありませんけれども、人がどんどん異動をして、四月に新しい先生が赴任をし、三月にはほかの学校に移られる、そういう状況であります。事前の明示がこれは当然必要だ、先ほど...全文を見る
○吉川(元)委員 当該の学校に、例えば、二月に策定されるということを想定をある程度されているということですが、二月にいらっしゃる先生方と校長が個別に、さまざまに、いろいろ面談をしながら、あるいは代表者と面談をしていくというのは、それは結構なんですけれども、結局、その後に人事異動で...全文を見る
○吉川(元)委員 あと、労基法の世界では、これは、年間を通じた変形労働時間で上限三百二十時間ということですけれども、それ以外に、例えば突発的にさまざまな、どうしても超勤が必要になるという場合には、改めて三六協定を結ぶことで勤務をふやすことができるというのが労基法の世界だというふう...全文を見る
○吉川(元)委員 今の答弁だと、例えば苦情等々を言う場合に、政令市であると人事委員会ということですけれども、それ以外の市町村については、今答弁されたのは首長ということですか。いや、それはおかしいんじゃないですか。首長に、だって、例えば、そういうことを言いに行けますか、実際上の問題...全文を見る
○吉川(元)委員 では、さっきの答弁は何なんですか、首長だというのは、あれは違うということでいいんですか。
○吉川(元)委員 では、首長ではないと、窓口は、人事委員会、公平委員会であるということで確認をさせていただきたいというふうに思います。  次に、七条関係についてお聞きしたいと思います。  これは、以前、当委員会でも、校務について尋ねられたことがありました。いわゆる在校等時間、...全文を見る
○吉川(元)委員 つまり、校務である以上は、校長がつかさどり、職員の管理を行うということで整理をさせていただきました。  そうしますと、これは一昨日の委員会でも議論になったんですけれども、校長がいわゆる管理をしている、あるいはつかさどる校務において、自主的、自発的な、いわゆる労...全文を見る
○吉川(元)委員 それは、個別の法律の中だけで生きていれば、その法律の中の範囲においては矛盾はしていないと思いますが、これは、一人の教員の中に、一つの学校の中に生まれるわけですよ。そうすると、その途端にそこに矛盾が生じてしまうというふうに言わざるを得ません。  例えば、いわゆる...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、給特法の世界というのは矛盾にもう満ちあふれているんですよ。  さっき言ったように、丸つけを始めました、何時からでもいいですよ、十六時半でもいいです。十七時が勤務時間だとしたら、その後も引き続き残って一時間丸つけをしました。最初の一時間なり三...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに今局長が言われたとおり、二種類あるんですよ、勤務時間というものが。一方は払われる勤務時間、もう一方は払われない勤務時間。この二種類。まるでローマ神話に出てくるヤヌスのようなそういうものでありますし、例えば、さっき言ったように、勤務時間が十七時までとなって、...全文を見る
○吉川(元)委員 もし仮に、文科省が今想定をしているさまざまな総力戦で、当初想定をした形になったとしても、これは変形労働時間制を入れない場合ですよ、年三百六十時間残るんですよ、払わない勤務というものが。今言ったように、労働が、いわゆる勤務が、二種類の勤務が発生をする、そういう矛盾...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、本当に、働き方改革、教員の負担を減らすということを考えるのであれば、文科省がこの間やってきた施策、これを、現場の実態に合わせて、現場の声を聞いて、抜本的に変えないと、結局、あとは自治体でやってください、あとは各県教育委員...全文を見る
11月20日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○吉川(元)委員 共同会派、立国社、社民党の吉川元です。  きょうは、大学入試改革の記述式の試験、このことを中心にお聞きをしたいと思います。  これは、たしか前回の委員会でも質問で出ておりましたが、私からも改めて尋ねますが、報道によると、二〇二〇年度から始まる大学入学共通テス...全文を見る
○吉川(元)委員 なぜ使わないのかということでいうと、今御説明にあった、プレテストも含めて不一致率が非常に高い、それが一つ理由であるということの答弁だったと思いますが、一方で、数学については、特段そうした検討は行われているという話は聞かないんですが、この点はいかがでしょうか。
○吉川(元)委員 そうしますと、やはり国語の問題に関して言いますと、今答弁ありましたとおり、自己採点との不一致の問題、これが非常に問題になってくるということでありますが、これはやはり、現段階において、文科省として、国語の記述式の問題については、簡単に言えば、二段階選抜に使えるよう...全文を見る
○吉川(元)委員 だとすると、二段階選抜というものももちろんでありますが、これは、以前お聞きをしたところでは、あるいはヒアリング等々でお聞きしたときにも、この記述式問題の成績については、マークシートの成績に加点することも含めたその是非については国大協あるいは各国立大学が判断するこ...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、もう二段階選抜の話じゃないんですよ。例えば、記述式の問題について合否判定に使う、あるいは加点をするという大学が仮にあったとします。そこに、自分は記述式は満点をとったというつもりで受けて、結果的に、実は不一致、いわゆる実際の採点と自己採点が不一...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと時間がありませんので次に進みますけれども、二段階選抜に使えるような質を持っていない試験を、更にその後の合否判定に使うなどということは、私は、これはあってはならないことだということをまず指摘をさせていただきたいと思います。  それから、先ほど他の委員から...全文を見る
○吉川(元)委員 そこに議論のすりかえがあるんですよ。牽強付会と言ってしまえばいいと思うんですけれども、文科省がやっている調査というのは、国立大学の二次試験で国語を課していない募集人員数ということで出しているんでしょう。記述式の試験をしていない、あるいは記述式の試験をしているとい...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、結局、だから、国語を試験科目として課していないところを集めてきたんでしょう。今、大学、どういうふうになっているかわかりませんが、学部によっては、例えば理工系の学部で国語の試験を課さないところがあるかもわからない。でも、イコールそれは記述式がないというこ...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、何で利用しないというふうに文科省としては考えていらっしゃいますか。
○吉川(元)委員 つまり、今回の記述式の試験というのは入試に使えるようなレベルに達していない、そのように各大学が判断をして、また、これを使うことによって、かえって受験生に混乱を生む可能性があると考えて、これを利用していない、利用しないというふうに決めているんだというふうに思います...全文を見る
○吉川(元)委員 今、評価の仕方、非常にわかりにくい説明でございましたけれども、なぜ設問ごとに点数化をしなかったのか、その理由を教えていただけますか。センターの方は文科省からそう言われたからと今ほど答弁されましたので、文科省、この点いかがですか。
○吉川(元)委員 そうやってやった結果として、へんてこりんなことになっているんですよ。  今、私もいただきました、こういう資料、a、b、cと。aとbについては、ちょっとマイナスのアスタリスクがつく。そうすると、いえば、五つの段階に分かれるわけです、小問の採点が。  小問の三は...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとね、これをテストに使うんですか、こういうやり方を。  アスタリスクをつけて、私、これは何でこんなことを、こんな複雑なことをしているのか、こんなわかりにくい形になってしまうのか、何となく推測はつきます。どういう理由かというと、恐らくこれは、採点のぶれをこ...全文を見る
○吉川(元)委員 受験をする人間は、入りたい大学に入るために必死に勉強するわけですよ。そして、一点でも得点ができるように努力するわけですよ。その結果として客観的な採点が行われ、その結果として合否が判定をされる。望みどおりに進学できない生徒もいると思います。ただ、その前提には、そう...全文を見る
○吉川(元)委員 今の答弁を聞きますと、少なくとも現段階においては自信を持ってお勧めできる段階にはないということでいいんですね。
○吉川(元)委員 来年度、再来年の一月まであと一年ちょっとです。この段階においてまだ自信を持ってお勧めできないシステムをこのまま強行することはあってはならない。  我々野党、中止の法案を出しています。しっかりこの委員会でこの中止法案を議論していただきたい。ぜひこのことについて理...全文を見る
11月27日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○吉川(元)委員 立国社、共同会派、社民党の吉川です。  きょうは、まず大臣に、下村元大臣の発言についての認識を尋ねたいというふうに思います。  これはもう既に当委員会でも他の同僚議員から質問が出ておりますが、私からも改めて確認をしたいというふうに思います。  報道によれば...全文を見る
○吉川(元)委員 私は、この下村元大臣の間違ったメッセージというのは、これは二重の意味で誤りだというふうに思います。  既にこの委員会でも指摘されておりますが、学問の自由、大学の自治、これは、東大のみならず、どこの大学であれ、みずからの判断で、誰を大学に入れるのか、どのような選...全文を見る
○吉川(元)委員 まさに違うんですよね、意味が。  ほかの、下村元大臣の会見なのかお話なのか、こういうふうに言うんですよね。東京大学に直接要求したのではなく、議員の中でそういう議論もできないことになれば、そもそも会議は成り立たなくなる、こういう話をされているんです。  意見を...全文を見る
○吉川(元)委員 いやいや、私が聞いているのは、例えば、東大がその民間の英語試験の導入に消極的であるということについて、自分の意見を開陳することそのものがだめだと言っているわけではないんです。そうではなくて、文科省に対して、指導せよ、このように言った。  しかも、英語の民間試験...全文を見る
○吉川(元)委員 もちろん、それで直ちに動けば、それはもう文科省は解体するしかないと思いますよ。そんなことを言われて、かわって大学を指導するような、ちゃんとこれをやれというようなことを言った瞬間に、それは、文科省はもう文科省ではなくなるわけで、当たり前の話なんですよ。そうではなく...全文を見る
○吉川(元)委員 延期された今回の英語民間試験でありますけれども、学識経験者のみならず、全国高等学校長協会やあるいは予備校の先生方、また保護者からも強い懸念、批判の声が上がっております。幅広くということでありますが、ヒアリングの対象として呼ぶだけではなくて、検討会の委員として、継...全文を見る
○吉川(元)委員 私が言っているのは、ヒアリングの対象ではなくて、検討会のメンバーにぜひ入れていただきたいというふうに考えますので、ぜひその点、考慮いただければというふうに思います。  それからもう一つは、今回、英語の民間試験が延期になった最大の力といいますか、声を上げたのは、...全文を見る
○吉川(元)委員 もちろん、継続する会議に毎回毎回、同じ高校生が参加するというのは、これは物理的にも難しいですし、本人にも大変大きな負担にはなると思いますが、ぜひ、そうした当事者の声を聞ける場をしっかりと設けていただきたいというふうに思います。  もう一つ、十一月一日の記者会見...全文を見る
○吉川(元)委員 ゼロベースでの検討だということでありますけれども、私自身は、この共通テストに四技能全てを盛り込んで試験をするということ、民間試験の活用はもちろん当然だめでありますが、これはやはり非常に難しいものだと。  そういう意味でいうと、別の手段、共通テストの中でというこ...全文を見る
○吉川(元)委員 それともう一点、ちょっと最初の下村元大臣の話に戻って大変恐縮なんですが、民間試験の導入の延期についてということで、インターネットといいますか、ウエブ上で特集が組まれておりまして、そこで下村元大臣も御意見を開陳されておられます。  その中で非常に気になる点があり...全文を見る
○吉川(元)委員 そうじゃなくて、例えば、英語の四技能が必要だというのであれば、大学の中で行われる教育においてそうしたものが行われることについてさまざまな支援をするというのは、それはあり得ると思いますけれども、試験に課すかどうかで支援するしないというのは、それはおかしい話じゃない...全文を見る
○吉川(元)委員 少なくとも、基盤的経費である運営費交付金でもって何かをするというのは、これは私は筋違いだということを指摘させていただきたいというふうに思います。  また、大臣は、どういう積み上げで今回英語の民間試験利用の制度設計を行ってきたのか、判断に誤りはなかったのか、きち...全文を見る
○吉川(元)委員 これだけ世間を大きく騒がせた問題でありますし、なぜこんなことがこういうふうに決まってしまったのかということについては、これは広く国民の皆様にもきちんと伝えなければいけない内容であります。  非公開で行われた会議だからということで公開がされないということはあって...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、仮に問題が生じた場合には、全てはセンター側が責任をとるということでよろしいんですね。
○吉川(元)委員 じゃ、少し飛ばしまして、お聞きをしたい点があります。  事前にいわゆる採点者に対して、採点マニュアルを使っての研修を行う、この研修というのは、どういうものを研修として行っていくのか、お答えください。
○吉川(元)委員 試験後に実際の問題を使って研修を行うということですが、その前段、試験が行われる前に行われるさまざまな研修、そこには採点マニュアル等々もあると思うんですが、これは、確認ですが、いわゆる秘密にしなければいけない守秘義務がかかるものなんでしょうか。
○吉川(元)委員 そこで行われるいろいろなさまざまなこと、例えば、自分は採点者だということを、まあ公表するような人はいないと思いますけれども、友人や知人に、実は今度共通テストの記述式の採点者に自分はなったんだというようなことを漏らすことは、これは守秘義務違反に当たるんですか。
○吉川(元)委員 いやいや、私が聞いたのは、例えば、私が採点者になりました、友達に、実は今度共通テストの採点者に俺はなったんだよ、この間、研修があってさといって、採点の、研修の内容は教えられないけれども、実は俺はなったんだ、こういうことを言うことは守秘義務違反になるんですか、なら...全文を見る
○吉川(元)委員 しっかりとして対応していただくというのは、それはどういう意味なんですか。非常に単純な質問なんですよ。イエスかノーかなんですよ。どっちなんですか。
○吉川(元)委員 ちょっと、そんな難しい質問じゃないですよね。採点者が、自分は採点者であるということを第三者に対して漏らすことは、それはいわゆる守秘義務違反に当たるのか、それとも当たらないのか、どっちなんですか。
○吉川(元)委員 じゃ、つまり、守秘義務ではないから、私は今度採点者になりましたよということを第三者に向かって公表したとしても、それは問題はないということでいいんですね。
○吉川(元)委員 ちょっともう時間が来たので、例えば、採点者になった人は、自分は採点者だということを友達だとかあるいは知っている人に言っていいものなのか悪いものなのか、それすらわからない、今の答弁を聞いていますと。禁止はされていないけれども、疑義が生じないようにと。じゃ、言ってい...全文を見る
○吉川(元)委員 じゃ、対応するということは、恐らく、漏らすなよと、自分が採点者だということは第三者には言わない方がいいよというふうに伝えるつもりなんだと、今の趣旨を受けとめれば。だけれども、仮にそれで漏らした場合はどうなるんですか。
○吉川(元)委員 時間が来ましたので終わります。  私が何でこれを確認しているかといったら、採点者というのは、万を超える人が入るわけですよ。何が守られなければいけない秘密なのかということは厳格にしなきゃいけないですし、仮にそれが少しでも漏れれば、テストそのもの、試験そのものの公...全文を見る