吉川元

よしかわはじめ

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

吉川元の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。  余り時間がありませんので、早速法案について質問をさせていただきたいと思います。  文科省の説明資料を見ますと、大学ファンドの創設を検討するに至った背景、これはもう先ほど大臣も答弁されたりしておりますけれども、日本の大学の研究開発基...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほど同僚の笠委員からも質問がありましたけれども、やはり、今回のファンドの設立をもって、例えば、今日財務省にも来ていただいていますけれども、必ず、運営費交付金や私学助成、これが減らされたら全く意味がない、それどころかより悪い環境に、先ほどのノーベル賞受賞者の皆さ...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、これは先ほど、これまた同僚の牧議員から、今回のお金の捻出の仕方、私も同じ質問を立てたんですが。  先ほどの財務省の答弁を聞いておりますと、たまたま造幣局に金が余っていて、たまたま日銀がドルが欲しくて、たまたま文科省からそれと同規模の予算要求、これが来たと...全文を見る
○吉川(元)委員 ここから先は邪推の域に入るんですけれども、今回のスキームというのに、やはり財務省は何らかのあれを持っているんじゃないかと。赤字国債を発行して、それを原資にして基金をつくるようなスキーム、これが一般化しちゃうと、ほかのところでも同じようなことをやり始めたら、これは...全文を見る
○吉川(元)委員 財投のお金を使うというのは、どうも余りいい、思い出というのは変な言い方ですけれども、というのはないんですね。といいますのも、この当委員会でも過去何度も議論してきましたけれども、奨学金、有利子奨学金というのはまさにこの財投のお金を使っている。それがあるがゆえに、様...全文を見る
○吉川(元)委員 じゃ、もうちょっとお聞きしますけれども、基金、先ほど積極的に大学からも出資を募るというような話ですけれども、どの程度の数の大学からどの程度の規模の出資を予定をしているんでしょうか。
○吉川(元)委員 ちょっとこの後もいろいろ。もう時間がほぼ、余りなくなってきているというんですが。  詳細は今後詰める、今後詰めるという話が多いんですよね、この法案について言うと。  財政審、これは、我々はこの文科委員会では常に、問題がある、特に教育の予算について様々な形で、...全文を見る
○吉川(元)委員 それで、GPIFというのは文科省が言われた言葉で、たまたまそういう話があったという話じゃなくて、GPIFの例を十分に踏まえるというような説明を文科省がしているわけですけれども。当然、同じポートフォリオでやれば、例えば株式、国内株式には四分の一充てるというような話...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来てしまいました。  ほかにも、運用益の配分等々についていろいろお聞きしたかったものがあります。  非常に詳細がまだ詰まっていない部分がありますので、またこれからも引き続き問題意識を持って議論をさせていただきたいと思います。  以上です。
01月26日第204回国会 衆議院 本会議 第4号
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○吉川元君 立憲民主党の吉川元です。  私は、立憲民主党・無所属を代表して、ただいま議題となりました令和二年度第三次補正予算案に反対の立場から討論をいたします。(拍手)  まず、討論に先立ち、これまで新型コロナウイルスでお亡くなりになった方々の御冥福をお祈りするとともに、感染...全文を見る
02月05日第204回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。  私からも、まず、今回コロナで亡くなられた方々の御冥福をお祈りしたいと思いますし、今コロナの闘病を頑張っておられる皆様に一日も早い回復を心から祈念したいというふうに思います。  まず、総理にお聞きをしたいというふうに思います。  ...全文を見る
○吉川(元)委員 今、急所を押さえた対策で減っている、少しずつ今減っているという状況はそうだというふうに思います。だったら、もっと早くそういうふうな対応を取れていれば、更にもっと、ある意味でいえば、我々はもう十二月中には緊急事態、発令すべき時期じゃないかということを何度も言わせて...全文を見る
○吉川(元)委員 私が言っているのは、自助や共助は必要ないなんて言っていないんですよ。普通に生活している人たちは、みんな、自助や共助、しているわけです。総理は、いわゆる国のトップ、政府のトップでありますし、その方は、まず真っ先に何を考えなきゃいけないかといったら、公助なんですよ。...全文を見る
○吉川(元)委員 何か、かみ合わないですね。最後はということじゃないんですよ。最初から、今回のコロナの感染防止については、公助というものがないといけないんですよ。  ここばかり議論しても時間だけが過ぎていきますが、ただ、非常に危惧するのは、これはコロナ対策ではありませんけれども...全文を見る
○吉川(元)委員 保健所の数が大幅に今減っている。これは恐らく、国会、いろいろなところでも議論になっているというふうに思います。一九九四年には全国で八百四十七あった保健所が、二〇一九年には四百七十二。半分近くまで減ってしまっている。それは、この間ずっと、公的な部門を切り捨ててきた...全文を見る
○吉川(元)委員 総理、今、少数だからしようがないんだ、分からないからいいんだ、そういうことでいいんですか。私は総理に聞いているんです。総理、だって、税金も払っているんですよ、法人税も払っているんですよ、事業も行っているんです、実態もあるんです。それは、行って調べれば分かるはずで...全文を見る
○吉川(元)委員 実態が伴っているかどうか。まさにそうなんですよ、実態が伴っているんですよ。それは調べれば分かる話なんです。それを、もう時間がないので言いませんけれども、法人番号のある桁のところの数字だけ見て、インターネットで申し込もうとしたら、はじくんです。理由も分からない、最...全文を見る
○吉川(元)委員 じゃ、少なくとも、そうした、今回対象外になったところが救われるような形で地方がいろいろとやれば、きちんと国の方でも財政的な支援を行うということでよろしいですね。よろしいですね。  今、うなずいておられますので、是非、具体的な検討をお願いしたいというふうに思いま...全文を見る
○吉川(元)委員 地域によって、恒常的にやれる地域とそれからそんなに常日頃は需要がない地域、いろいろあるんですよ。だから特例を設けたわけでしょう。その特例を今回も、緊急事態宣言が出ているところ以外でも、いわゆる会食の自粛等々お願いをしているのであれば、これはやはり私は特例を是非設...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、初めてやるわけじゃないんですよ。既に一回やっているんですよ。(赤羽国務大臣「期間を決めているわけです」と呼ぶ)だから、それでいいんです。期間を決めてやっていただければいいんです。そんなに、今まさに緊急事態宣言が出て、この後、コロナの感染者数がどのぐらいまで...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来てしまいましたが、こんなことをやっている、株を買っている中央銀行なんて世界中どこにもありませんよ、日本だけですよ。しかも、去年は、結局十二兆までいきませんでしたけれども、十二兆まで買う、一日二千億以上買うと。株価が下がったら日銀が買ってくれるんだ、そ...全文を見る
03月17日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。  本日は義務標準法の質疑ということでありますが、その前に、もう既に先般の大臣所信質疑でも少し指摘されておりましたけれども、質疑もされておりますが、私も、全日本私立幼稚園連合会等の不正支出について、一、二点確認をさせていただきたいという...全文を見る
○吉川(元)委員 任意団体ということであるので、文科省としても調べる手だてがないということで、それはそれで理解をするんですけれども、ちょっと金額が、数億の単位で不正支出がある。また、これは実際にどうやって集めているのか分かりませんけれども、園児一人当たり幾らというような形でお金を...全文を見る
○吉川(元)委員 任意団体ですので、やれることに限界があるというのも重々承知はしておりますけれども、やはり今言ったように大変な大きなお金でありますし、また、このお金の元が、それぞれの保護者の負担、最終的な負担にもなっているということも含めて考えれば、やはりしっかりと透明性のある運...全文を見る
○吉川(元)委員 是非、中学校ももちろんですし、三十人以下を目指していただきたいです。また、高校についても是非取組をお願いをしたいというふうに思います。  一学級当たりの生徒数、OECDの加盟国の平均値、これは昨日の参考人の皆さんの指摘にもありましたけれども、世界では趨勢は二十...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、加配との関係について伺いたいというふうに思います。  今回、少人数学級実現のため、今後五年間で一万三千五百七十四人の改善数、そうなっているんですけれども、このうち三千人分は加配からの振替と聞いております。  ちょっと私の理解ができていないのかも分かりま...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどの質疑の中で、何かちょっと違うような答弁があったような気がしたので。つまり、この三千人というのは、要は、既に三年生から六年生のところで先行して三十五人をやっている、そのために加配定数を使っている部分が三千人だ、それ以外はないという理解でよろしいんですね。
○吉川(元)委員 それぞれ自治体で、この加配を使っていろんな教育の工夫、取組が行われております。三年生から六年生で既に三十五人、これが三千人、国として見ているのが。これが基礎定数化されるから、ここが減るということについては一定理解しますけれども、それ以外の部分については、それを削...全文を見る
○吉川(元)委員 実は、国と地方の協議の場の中でも是非こうしたことについては合意形成をしていただきたい、これは最後に聞こうというふうには思っていたんですけれども、是非その立場でお願いをしたいというふうに思います。  次に、今年一月に令和の日本型教育の構築を目指してという中教審の...全文を見る
○吉川(元)委員 この答申を読んでいまして、事実、こうだったんだろうと。ある意味でいうと、四十人学級をずっと四十年、学校がいろんな、様々な課題、多様化する課題に対応する、そのために教師の献身的な努力があった、これは私は事実だと思うんですよね。  ただ、私自身感じるのは、これに寄...全文を見る
○吉川(元)委員 この免許更新制については、現場の声というのは一致していると思います。皆さん、私もいろんな方にお話を伺いますけれども、廃止をしてほしいという声が一番多い声だというふうに思いますし、諮問しているので、その中での議論との関係もありますから、それ以上の答弁というのはなか...全文を見る
○吉川(元)委員 確かに寄与はすると思うんですけれども、私は、これだけではなかなか、大きな改善にはつながらないんじゃないかというふうにも思わざるを得ません。  ちょっと時間がないので、教科担任制について何点かお聞きしたいと思います。  一つは、中教審の答申では、小学校高学年か...全文を見る
○吉川(元)委員 次に、教科担任制の対象としてどの教科を想定をしているのか。それから、それは文科省で教科を指定するのか、あるいは柔軟に教育委員会が判断することを可能としているのか。この点はどうでしょうか。
○吉川(元)委員 まだほかにも聞きたいことがあったんですけれども、もう時間が参りました。  最後に、一点だけ、効果の検証方法について。  私は、学力に偏ったものはやはり駄目だというふうに思います。とりわけ、学力テストでその成果を見るなんてことは私はあり得ないと。学力テストとい...全文を見る
○吉川(元)委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月06日第204回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。  今日は最初に、大分県日出生台演習場で行われております米軍の実弾砲撃訓練をめぐる問題について尋ねます。お忙しい中、今日は中山副大臣、防衛省の方、御足労いただいておりますが、よろしくお願いします。  少し振り返りますと、九六年、沖縄県...全文を見る
○吉川(元)委員 この問題、実は、昨年の総務委員会でも、地方自治を脅かしかねない問題ということで取り上げさせていただきました。  喜んで訓練を受け入れているわけじゃないんですよ。沖縄の負担軽減あるいは安全保障等々も含めて、苦渋の判断として受け入れている。  この日出生台の演習...全文を見る
○吉川(元)委員 真っ暗な中でとおっしゃいますけれども、真夏ならまだしも、二月というその時期に、夜の七時過ぎれば真っ暗ですよ、日出生台の演習場のあの周辺というのは。ですから、真っ暗な中で訓練しなきゃいけないというふうなことで夜九時までやる理由には、私はならないというふうに思います...全文を見る
○吉川(元)委員 大事な訓練だから約束を破っていいという話にはならないんですよ。約束をしている以上は、きちんとその約束を守らせるのが防衛省の仕事でしょう。先ほども言ったとおり、夜の八時になればもう真っ暗なんですよ、あの地域は。夜間の真っ暗な中での訓練が必要だから九時までやるなんと...全文を見る
○吉川(元)委員 今大臣も答弁されましたけれども、防衛省、約束をしたことを守れないのであれば、今後何もできなくなるということ。これからもいろいろなことを、地元住民の皆さん、これは日出生台だけじゃないです、全国各地でお願いしなきゃいけない事案が出てくることは当然あり得ます。だけれど...全文を見る
○吉川(元)委員 何とぞよろしくお願いをしたいというふうに思います。副大臣、もうこれで終わりますので、退席していただいて結構です。  次に、地方自治体の情報システムの標準化について、これは一連のデジタル化関連法案の一つ、地方公共団体情報システムの標準化に関する法律案、これが準備...全文を見る
○吉川(元)委員 こういうデジタル化、情報システムは、新しいシステムが入りますと、この間見ておりますと、大概の場合、現場が混乱をする。マイナンバーカードの健康保険証への適用についても、これは総務省ということではないんですけれども、結果的に先延ばしをせざるを得ない。ほかにもいろいろ...全文を見る
○吉川(元)委員 それはつまり、アセスメントをしたんですか、していないんですか。話を聞くというのは分かりますよ。アセスメントという事前の評価等々を行っていないんですよね。意見は聞いたけれども、評価は、メリット、デメリットを含めた事前の評価というのはしたんですか、していないんですか...全文を見る
○吉川(元)委員 それが事前調査というか、アセスメントと言うのかどうか、私にもちょっと理解ができないんですが。  そこで、ちょっと法案、少し細かいことになりますけれども、法案の八条一項で、「情報システムは、標準化基準に適合するものでなければならない。」こういうふうに義務化されて...全文を見る
○吉川(元)委員 これはやはり、国と地方は対等な関係でありますし、例えば、地方自治法の第一条の二の二項では、住民に身近な行政はできる限り地方公共団体に委ねることを基本とすること、そして、地方公共団体に関する制度の策定及び施策の実施に当たっては、地方公共団体の自主性及び自立性が十分...全文を見る
○吉川(元)委員 必要最小限度のところだというようなお話でありますけれども、これは一つ、やはり、ある意味でいうと、新たな義務づけ、枠づけではないのかというふうにも思わざるを得ません。  地域主権推進大綱、これは二〇一二年十一月三十日に閣議決定されているんですけれども、自治体の新...全文を見る
○吉川(元)委員 今のは厳格なチェックというんですかね。ちょっとよく分からないですね、今のが厳格なチェックと言われちゃうと。  余り時間がありませんので、次の質問に移ります。  標準化予定の十七業務、その中には、障害者福祉あるいは後期高齢者医療、介護保険、生活保護、こういった...全文を見る
○吉川(元)委員 自治体独自のものというのは、それこそ、約二千ある地方公共団体それぞれが持っているわけです。そうすると、全く二千全部違うとは言いませんけれども、極端な話をすれば、二千のカスタマイズが可能である。そんなことをすると膨大な費用がかかるんじゃないんですか。それは国が全部...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとやはり非現実的なんじゃないかと。いろいろなそれぞれ地方独自の取組が行われているものを標準化の中に組み込んでいくということは、やはりそれはシステム上標準化できませんというふうになったときには、やめるか、あるいは、二度手間になるけれども、標準化でやって、あと...全文を見る
○吉川(元)委員 いや、一年前だったらそれでいいんですよ。もう一年たっているんですよね。だから、それなりにきちんとした法的な枠組みをつくらないと、国も、特に地方の方は、何ができるのか、何ができないのか、一々国にお伺いを立てなきゃいけない、何とかしてくださいという話をしなきゃいけな...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○吉川(元)委員 おはようございます。立憲民主党の吉川元です。  今日は、一般質疑ということでありますので、以前から問題関心を持っておりましたGIGAスクール、ICTの活用の点について質問をしたいというふうに思います。  今、デジタル社会ということで、あらゆる場面でデジタル、...全文を見る
○吉川(元)委員 最後に大臣が言われたことは、全く同感であります。ならば、なぜ中教審の答申でここまで踏み込んだ、不可欠であるとまで書かなければいけないのかというのは非常に疑問であります。  今大臣が答弁の中で言われた、例えば、問題を解いてもらう、そのときに教師が即座に反応する、...全文を見る
○吉川(元)委員 学校設置者や学校ごとに異なるということですけれども、もちろん成績等々については記録をされるんだろうというふうに思いますし、また、例えば出欠状況でありますとか、あるいは、当然、家庭環境等々も情報として学校に蓄積をされていくわけであります。  こうしたものも記録、...全文を見る
○吉川(元)委員 質問を聞いて答えてください。今答えた後半部分は、今から聞こうと思っていた質問ですから、先走らないで、落ち着いて、人の言うことをきちんと聞いて、まるで小学校の教室みたいな話をしなきゃいけないの。  私が聞いたのは、いわゆる成績以外、テストの点だとかあるいは学期末...全文を見る
○吉川(元)委員 それで、先ほど先に答弁されましたけれども、入力、記録を残す人は誰なのかということでいえば、生徒本人あるいは先生、それからあと、少し述べられましたけれども、例えば、子供たちが何を検索をしたのかという検索のログ、こうしたものも入力といいますか、自動的に記録をされると...全文を見る
○吉川(元)委員 今、無体物ということで、所有という概念といいますか、所有というものはないということですけれども。  逆に、別の側面で聞きますけれども、じゃ、このデータの管理責任者というのは一体誰になるのか。例えば、情報が流出したり、不適切な活用があった場合、責任は誰に問うこと...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、ちょっと後でまた別のところでも聞こうと思うんですけれども、これは、学校にいる間だけデータが蓄積されて卒業したら消去されるというものではないというふうに聞いております。その後もデータは蓄積されると。  そうすると、学校側は、小学校でも中学校でも高校...全文を見る
○吉川(元)委員 今、紙のデータも確かに残るということでありますけれども、紙とそれからいわゆる電子データというのはかなり、同じデータであっても、情報の流出の危険性を含めて、非常に高いものでありまして、その面でいうと、それを学校がずっと管理責任を負うというのはかなり、僕はちょっと重...全文を見る
○吉川(元)委員 他方で、生徒本人が任意に学校外や卒業後に活用するデータも存在をしているというふうに聞いております。本人が任意に活用する場合を除いて、本人が特定される生のデータ、いわゆる一次利用の方の話ですけれども、これは、この生のデータの活用、共有というのは、基本的に一次利用の...全文を見る
○吉川(元)委員 私が非常に危惧するのは、このデータというのが、一次の生データですね、ビッグデータじゃなくて、匿名加工されていないもの、個人が特定できるもの、これがいろんな場面で使われる、あるいは使おうとする動きが出てくるのではないか。  例えば、経団連が、ソサエティー五・〇に...全文を見る
○吉川(元)委員 本人が望まない形で流通してはならないというのは当たり前の話なんです、そんなことは。  私が聞いているのは、本人同意という、自由意思かどうかが非常に疑わしい、例えば、企業が、就職の際に、できればスタディーログも提出してください、そうすると、そのスタディーログを見...全文を見る
○吉川(元)委員 いろんな自分の学生時代の出来事、是非知ってほしいことというのは、別段スタディーログじゃなくたって、自ら、私は学生時代こんなことをしていましたと言えるわけです。  スタディーログというのは、ある意味ではデジタルですから、あったことをそのまま、あるいは記録されたも...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、僕も聞いているとよく分からなくなるんですけれども、データ内容の標準化ということも書かれているわけです。これは、ある意味でいうと、使い方によっては教育内容や指導方法の画一化につながっていくんじゃないかという危惧を持たざるを得ません。  最初に聞いた話、協...全文を見る
○吉川(元)委員 私は矛盾すると思いますよ。  例えば、十人と言わず、百人いれば百通りの個性があるわけです。それを類型化するわけでしょう、ある意味では、今の標準化というのは。色でいうと、白から黒まであると、グレーがある、灰色がある。その灰色にもいろんな色合いがある。それをいわゆ...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたから終わりますが、ポスターの枚数というのは制限されるんですよ、選挙のときには。ですから、大きい政党も小さい政党も関係ないんですよ。  それと、この価格でやれないというところは撤退する、それは日本の教育にとってプラスなんですか。私はマイナスだと...全文を見る
05月26日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。  今日は、東京オリンピック・パラリンピックについて、それを中心にお聞きしようと思っておりますが、まずその前に、教職員あるいは教育関係者へのワクチン接種について大臣に尋ねたいと思います。  もちろん、これは教職員、教育関係者のみならず...全文を見る
○吉川(元)委員 是非よろしくお願いします。  もちろん、エッセンシャルワーカーと言われる方々はほかにもたくさんいらっしゃいますし、また、その方々がコロナに感染して実際仕事ができなくなるようになると、社会がその日から麻痺をしてしまうような、あるいはその地域が麻痺をしてしまうよう...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、仕様書等があるというわけですけれども、じゃ、その仕様書の中には、具体的にバックヤードは幾らかかっているとか、そういうものは出ているという理解でいいんですか。  普通、一般的に考えれば、内訳というのは、例えば、これだけですと請求が来たとき、そ...全文を見る
○吉川(元)委員 じゃ、その資料を出してください。  やはり、これは国民の疑念を招くんですよ。  恐らく、この間の、今日の答弁、それから前回の答弁を聞いておりますと、いやいや、これはバックヤードの、ほかの費用もいっぱい入っています、この人だけの人件費ではありません、ちゃんとそ...全文を見る
○吉川(元)委員 先ほどから、民民の間の守秘義務を盾に取られて、何の答弁もされないわけですけれども、じゃ、国民に対する説明の義務はどう果たされるおつもりですか。  少なくとも、こういうものが表に出ているわけですよ。しかも、これは実際に内訳だと。だとすれば、この中身について、国民...全文を見る
○吉川(元)委員 結局、非常に疑惑の目で見られているんですよ。そのことは自覚されていますか、組織委員会として。ああいう報道が出て、抗議はされたということでしょうけれども。  そうしたら、そうではないんだということを、それは、ここのやつを全部出せとは言わないですけれども、例えばと...全文を見る
○吉川(元)委員 それでは、通告をしておりました質問に入っていきたいというふうに思います。  いよいよオリンピックの開会までもうあと二月を切りましたし、二日前から既に、サッカーやそれからソフトボールの試合も、もうオリンピックでスタートをするという状況になっております。  とこ...全文を見る
○吉川(元)委員 一年前にそういう答弁だったらまだ分かるんですけれども、もう二か月を切っているんですよ。  ワクチン接種が進んでいないというお話がございました。七月の末までに六十五歳以上の方については二回の接種を終えるということを政府は目標にして今取組を進められていますが、恐ら...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いたのは、ワクチン接種が進んでいないから、オリンピックについて不安に感じられているその一つの要因だと。  じゃ、この要因は解消できないですね、大会までの間に。それでいいですね。
○吉川(元)委員 大臣がおっしゃったから言っているんですよ。オリンピックに対してなぜ理解が進まないのかといったときに、その一つの要因としてワクチン接種が進んでいないからと答弁されたんですよ。この不安は解消されないですねと聞いているんです。  オリンピックがスタートするときには、...全文を見る
○吉川(元)委員 何%になったらどうという話じゃなくて、圧倒的多数の国民は、まだワクチン接種が終わっていないんですよ、七月末までには。今の、高齢者、六十五歳以上の方についての二回接種だって、かなり難しいというのが現状なんです。  ということは、国民の理解が進んでいないというのは...全文を見る
○吉川(元)委員 なぜこうやってしつこく聞くかというと、おっしゃっていることが人ごとなんですよ、聞いていると。自分たちの責任でもって、安心、安全の大会にするためにこういうことをやって、そしてこうなった場合にはこうします、こうなった場合にはオリンピックはやめます、そんなことは一言も...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞いているのは、それも大会の一年前だったら、ああ、そうですか、頑張りましょうねと言えるんですよ。二か月前ですよ、今。打ちかったあかしと言っているんですよ。それはもう無理ですねと。  それは、国内ももちろんですけれども、世界的に見ても、変異型が世界中でいろい...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとそれは余りにも無理があるんじゃないんですか、正直言わせていただいて。本気でそんなことおっしゃっているんですか。だったら、もう担当大臣を辞められた方がいいですよ。そんな方が担当大臣をやっていたら、本当に大変なことになりますよ。  余りもう時間が残されてお...全文を見る
○吉川(元)委員 読ませていただきまして、ちょっとこれは日本語としていかがなものかと。  昨日聞いたとき、ドラフトを作ったのはIOCだということですから、恐らく、英語なのかフランス語なのか分かりませんけれども、そこからいろいろ議論しながら日本語の訳も作ったんだろうと思いますが、...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとひどいですよ。私が聞いたのは、参加するのは自己責任ですと書いてあるから、例えば、何かあったときは全部自己責任ですよというふうにプレーブックに書いてあるけれども、これでいいんですねといって、私は大臣に聞いたんですよ。
○吉川(元)委員 これは、よく読んできてください、大会二週間前から、よく読んでください、改訂版も出ますと。その中に、参加するのは自己責任です、これに同意しなさい、これを守らなかったら大会から追い出しますというようなことまで書いてあるんですよ。そんなことも知らない。自分でお作りにな...全文を見る
○吉川(元)委員 これは、例えば普通にオリンピックに参加して、競技中の事故で骨折をしました、捻挫をしました、それはそうだと思います。だけれども、今回はコロナという中で、コロナを感染拡大させない、しない、そういう中で作られている。そのために安心、安全な大会を開くとさんざん言ってきた...全文を見る
06月09日第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。  今日は時間がありませんので、早速質問に入ります。  まず、この間、尾身会長、国会で様々答弁をされており、大きな反響を生んでおります。今の状況でやるのは普通ではない、やるなら強い覚悟が必要、あるいは、感染のリスクや医療逼迫への影響に...全文を見る
○吉川(元)委員 よく分からないですね。  今、最後に言われたことは、つまり、丸川大臣を含め、組織委員会も含めて、大会をやるという前提で取り組んできたその人たちが発する言葉は通じないという意味なんですか。それとも、尾身会長がおっしゃった言葉が丸川大臣始めオリンピック関係者には通...全文を見る
○吉川(元)委員 端的に答えてください。  要は、尾身会長がおっしゃっている様々な懸念、危惧は、丸川大臣等々には通じない、それは地平が違うからだという話をされているんでしょう。いいです、もう答弁は。  だけれども、率直に言わせていただきます。丸川大臣あるいは菅総理が発している...全文を見る
○吉川(元)委員 その専門家とは誰ですか。
○吉川(元)委員 今私が聞いたのは、誰が最終的に評価をするのかということを聞かせていただきました。ラウンドテーブルがあるだとかいう話も聞いております。それからまた、組織委員会、東京都、それから各省庁との間で調整会議というものを設けられています。  この調整会議が判断をされるとい...全文を見る
○吉川(元)委員 聞いておりますと、総理もそうですけれども、専門家の御意見を聞いた上で云々云々という話をするわけです。  一方で、この間の尾身会長の発言についての総理あるいは田村大臣、そして丸川大臣の発言を聞いておりますと、一部は修正されたとはいえ、オリンピックを開く開かない、...全文を見る
○吉川(元)委員 そうしますと、合わせますと三十万を優に超えるような方々が参加されるということでありますが。  オリンピック、パラリンピック、このところで、選手等々には検査は毎日やると言ってみたり、あるいは、選手、コーチ以外の大会関係者でも、選手と一メートル以内で十五分以上接す...全文を見る
○吉川(元)委員 率直に言って、これは非常に把握するのは難しいんじゃないかというふうに思います。一メートル以内に十五分ですけれども、一体誰がそういう対象になるのか。もちろん、この人は確実にそうなるだろうという人はいると思いますけれども、場合によってはこの人もそうなるというようなこ...全文を見る
○吉川(元)委員 オリンピック、予定どおり開かれるとすれば、あと六週間ちょっとです。ファイザーの場合は、一回目を打って、二回目を打つのに大体三週間空けて、そこから実際に抗体がきちんとできるためには一週間から十日かかる。そうすると、来週にはこのワクチン接種がスタートしていないと、大...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっとよく分からないんですけれども、ボランティアの方は、八万人予定していて、一万人辞退されたと。そのうちどれぐらいの数を打たれるか分かりませんけれども、ファイザー社との間で約束ができている二万人で足りるということなんですか。
○吉川(元)委員 ボランティアの方は約七万人ですよね。また、ボランティア以外の方でも選手と接する場合はどうするのかというのもありますけれども、少なくとも、大臣は、ボランティアについては、これは報道ベースで私は見ていますから実際どうだったのか分かりませんけれども、ファイザーから日本...全文を見る
○吉川(元)委員 じゃ、つまり、これは記事を見ますと、七万人全員の接種で検討している、政府、大会組織委員会はと、こう報じられているんですけれども、七万人全員に打つわけじゃない、ある分だけしか打たないということでいいんですね。
○吉川(元)委員 つまり、単純な質問をしているんですよ。  二万人分は、ファイザーから、特別扱いといいますか、特別に日本に送られてきたと。その部分だけで打つのか。ただ、ボランティアは七万人いるわけです。それ以外に、選手、コーチ含めてもっといらっしゃる。当然、二万人分じゃ足らない...全文を見る
○吉川(元)委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、つまり、七万人分のボランティア全員に打つ方向で検討しているなんというのは、いわゆるそれを保障するための、それを実行するためのワクチンは全くまだ確保のめどが立っていない、今からやるんだという答弁だということで私は理解をいた...全文を見る
06月17日第204回国会 衆議院 議院運営委員会 第48号
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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。  この場に総理がいらっしゃらないこと、大変理解に苦しみます。そのことを申し上げて、質問に入ります。  東京では、前回の宣言解除時に比べて、新規感染者が約三〇%多い状態です。にもかかわらず、今回解除に至った理由を教えてください。
○吉川(元)委員 厚労省内のアドバイザリーボードで、今後の感染の推移についてシミュレーションが行われていると聞いております。それの紹介をお願いいたします。
○吉川(元)委員 今のはアドバイザリーボード等々の中での議論でありますが、政府としては、東京の今後の感染者の推移、どのように予想されていますか。
○吉川(元)委員 政府としては、デルタ株、どのように認識し、評価をされていますか。
○吉川(元)委員 デルタ株について、重症化についてはどのように認識されていますか。
○吉川(元)委員 デルタ株については、免疫やワクチンの効果が低下をするという指摘もありますが、この点についてはどうですか。
○吉川(元)委員 この間、政府は、酒類については自粛をということを言っておられました。今回、それを、制限をつけてではありますが、解禁いたします。そうした理由を教えてください。
○吉川(元)委員 つまり、政府は、酒類を提供しても、その制限を守れば感染拡大にはつながらないと考えていらっしゃるんですか。
○吉川(元)委員 関連して、今回、大規模イベントを一万人とした理由を教えてください。
○吉川(元)委員 大規模イベントについて、その場で観客に対する飲食あるいはアルコールの提供等はどうなるんでしょうか。
○吉川(元)委員 ちょっと確認ですけれども、つまり、大規模イベント会場で、会場内で観客に対して飲食あるいはアルコールの提供はできるということでしょうか。
○吉川(元)委員 ちょっと質問が伝わっていないかも分からないので、もう一度聞きます。  イベント会場の中で行われる飲食あるいは酒類の提供というのは可能になるということでいいんですか、その制限を守れば。
○吉川(元)委員 今、大規模イベントについてお聞きしましたが、人数の上限、あるいは飲食、アルコールの提供等について、これはオリンピック・パラリンピックにも同じように適用されるんでしょうか。
○吉川(元)委員 今回の大規模イベントの制限とは関係ないということでいいんですね、適用されないと。
○吉川(元)委員 先ほど少しお話がありましたが、再び感染が拡大した場合には、オリパラに関係なく緊急事態宣言を発令するということでよろしいですか。
○吉川(元)委員 仮に国民の命や健康が脅かされるような事態、緊急事態宣言も含めてですが、その場合には、開催前はもちろん、開催中であったとしても、オリンピック・パラリンピックの中止あるいは延期、それをIOCなどに要請するお考えはありますか。
○吉川(元)委員 時間が来ました。終わります。
12月15日第207回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。  総務委員会へは一年ぶりに戻ってまいりました。またこれからよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  それで、質問に入る前に、今お配りをしております資料ですけれども、一点、誤りがありましたので、御訂正をいただければというふう...全文を見る
○吉川(元)委員 是非よろしくお願いをしたいというふうに思います。  それで、今日は交付税の質疑なんですが、その前に、どうしても、もう一点尋ねなければいけない課題、問題がございます。  今日、朝、予算委員会でも同僚議員からも質問がありましたが、私も、今朝、新聞を見て大変驚きま...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと驚いたんですよ、今の答弁は。私は、率直に言って、今日の新聞で知ったのかなと思ったら、八月の二十日の時点で国交省から報告があったというお話でした。なぜ今まで黙っていたんですか。
○吉川(元)委員 ちょうど三年前に、当時、これは今度は厚労省の方ですけれども、毎月勤労統計を含めて、賃金構造基本統計調査も入っていたかな、統計の正しさが疑われるような、そうした不正が行われていたということで、この総務委員会でかなり長い間、集中的な質疑も含めて行われました。当時、私...全文を見る
○吉川(元)委員 私が聞きたかったのは、さっき紹介をした、事後検証が機能しているのかという話を実は聞きたかったんですけれども、そのレベルに届いていないといいますか。  明らかに、間違いがありました、あるいは、不適切な、不正かどうかは別にしても、少なくとも不適切な処理の仕方があっ...全文を見る
○吉川(元)委員 ちょっと、正直、今日の答弁は驚きました。  私は本当に、先ほど言ったとおり、今日のニュースで皆さんもお知りになったのかなというふうに思っていたら、実はもう事前に、何らかの適切ではないことが行われているということについて、その端緒はつかんでいたと。しかし、それか...全文を見る
○吉川(元)委員 統計の信頼、是非取り戻すために頑張っていただきたいんですが、やはり私自身は、今日の答弁はちょっとショックを受けております。  知っていてそのまま放置をしていたということになれば、総務省が統計法を所管する、そういうことができるのかどうなのか、それすら私は疑問に感...全文を見る
○吉川(元)委員 この後三年間で調整をしていくということで、いわゆる上振れの額が大きくなければ、余り、地方税も予定していたものとそんなに変わらないだろうし、地方税の上がり方が均等であれば、それほど気にしなくてもいい話なんだろう、気にしなくてもいいというのは言い過ぎかも分かりません...全文を見る
○吉川(元)委員 今日お配りしている資料の一を御覧になっていただければと思いますけれども、これは、総務省のホームページ、「地方自治制度の概要」ということで、「自治事務と法定受託事務」ということで、それぞれ、どういう内容、中身のものかということが書かれているものであります。  今...全文を見る
○吉川(元)委員 QアンドA、まくのはいいんですけれども、結局、QアンドAって何かといったら、国の方針は、国のやり方はこうです、あるいは国はこう考えています、それに従ってください的なQアンドAなんですよ。  大臣、これは自治事務なんですから、もっと裁量なり自由度が各自治体、地方...全文を見る
○吉川(元)委員 冒頭に大臣にお聞きしたとおり、やはり、地方自治を守るのが総務省の一つの大きな役割だというふうに思います。もちろん、国費を入れるということであるので、その点が全く、勝手に、御自由に使ってくださいということにはならないと、特にこの手のものについては。  だけれども...全文を見る
○吉川(元)委員 時間が参りましたので、終わります。