吉野正芳

よしのまさよし

小選挙区(福島県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

吉野正芳の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月16日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。  今、国民の一番の関心事、テレビをつければ全部、年金、年金であります。本屋さんに行けば年金の本でいっぱいであります。コンビニに行ってもこの本を売っているんです。このくらい、今国民の関心が年金に向いております。  今の年金制度の信...全文を見る
○吉野委員 一度失われた信頼を回復する、取り戻す、これは大変なことなんです。私の地元で東京電力の問題が起きました。我が福島県は、保安院が安全宣言をしても、それを信じることができません。福島県独自で職員を雇って、独自でまた安全の確認作業をしております。このくらい、一度失われた信頼を...全文を見る
○吉野委員 しっかりと取り組んでほしいと思います。  次に、年金制度についてお伺いいたします。  年金制度の信頼性を保つために、回復するために、衛藤委員長のもとで、我が自由民主党は、年金制度調査会のもとに年金資金運用・福祉施設改革推進ワーキンググループをつくりまして、福祉施設...全文を見る
○吉野委員 信頼を取り戻すためにも、きちんと実行をお願いしたいと思います。  森副大臣にお伺いいたします。  今度の年金改正についての基本的な森副大臣の考えをお聞きしたいと思います。
○吉野委員 それで、今度の三法案の改正のポイントについて、私は、三つのポイントという視点から質問をしていきたいと思います。  まず最初に、給付と負担の問題であります。  今回、保険料を固定いたします。十四年間かかって一八・三%に固定をするわけでありますけれども、いろいろ経済界...全文を見る
○吉野委員 もう一つの改革の中で、三分の一から二分の一へのいわゆる国庫負担、税金分の引き上げがございます。  私は、この財源はやはり消費税でいくべきである、このように思うわけでありますけれども、具体的な引き上げの道筋など、お聞かせ願いたいと思います。
○吉野委員 負担と給付の中で、今百五十兆ある年金積立金の活用というところが盛られておりますけれども、要は、年金積立金を崩していくということであります。  二〇五〇年に一・四人で一人のお年寄りを支えていく、そういう時代に入る中で、年金積立金を取り崩して本当に大丈夫なんだろうかとい...全文を見る
○吉野委員 給付の中で、マクロ経済スライドという新しい考え方が導入されるわけであります。これは、年金を支える働く方々の人口が減っていくという数字と、あと、もらう側の寿命、平均余命が延びていくという、このところを加味してマクロ経済スライドという形で給付を自動調整していく仕組みであり...全文を見る
○吉野委員 やはり今もらっている方々が一番心配しているところはそこの点でありますので、もっと国民にPRをする必要がある、私はそう思いますので、取り組み方をよろしくお願いしたいと思います。  次に、給付水準五〇%を維持するという項目がありますけれども、いわゆる働き手が、若者が減少...全文を見る
○吉野委員 最後の最後の危機のときには、負担と給付の関係を見直すということを法案に明記されているわけでありますけれども、そういう危機を迎える前に、やはり次世代育成、いわゆる子供の数を多くするということが一番のキーポイントだと私は思います。そこに政府としての御努力をお願い申し上げた...全文を見る
○吉野委員 まさにポイント制度で、情報公開、自分が幾らもらえるかということを知ることは、年金制度への信頼を高めるために大いに役立つものと私は理解をいたしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  ポイント三では、これは個々の、女性と年金とか、生き方、働き方への対応を今...全文を見る
○吉野委員 今度の改正で、高齢者が働くというのと年金の問題を取り上げております。六十歳から六十四歳の層で年金の二割支給停止というものを全部廃止いたしました。これは、六十から六十四というのはまだ働き盛りでありまして、いわゆる仕事をするというインセンティブがすごく働く制度で、すばらし...全文を見る
○吉野委員 いわゆる高齢者はすばらしい能力を持っている、その能力を社会のために役立てるという意味では、本当にこういう制度は、この改正はいい改正だというふうに思います。  もう一つ、すばらしい改正があります。障害年金です。障害を持たれた方々には障害年金が支給されるわけでありますけ...全文を見る
○吉野委員 ありがとうございます。  職業の職と親と書いて職親会という組織などを通じて障害者雇用を進めている、これは企業グループですけれども、そういうグループもありますので、よろしくお願いしたいと思います。  と同時に、精神障害者、これはまた一・八の法定雇用率にカウントされて...全文を見る
○吉野委員 生活保護と基礎年金の問題でありますけれども、四十年間まじめに働いて保険料を納めて、基礎年金しか、いわゆる国民年金、基礎年金六万六千円。一方、生活保護、これは地域によっていろいろ違うんですけれども、六十八歳で、高齢者の単身世帯で、一番高い地域の金額は何と八万九百八十円な...全文を見る
○吉野委員 最後に、坂口大臣にお伺いしたいと思います。  少子高齢化の時代をこれから迎えて、年金制度、本当に長続きする、そして信頼をかち取ることができる、そのための改正が今回の法改正だと私は認識をしております。何としてもこの法案の成立を期さねばならないと思っておりますので、その...全文を見る
○吉野委員 ありがとうございます。  これで私の質問を終わります。