吉野正芳

よしのまさよし

小選挙区(福島県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

吉野正芳の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第174回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○吉野委員 自由民主党の吉野正芳です。我が党最後の質問をさせていただきます。  午前中の議論を聞きまして、ちょっと大臣の答弁に誤解を与えるような答弁があったということを御指摘させていただきます。  近藤委員のロードマップでございます。ここにロードマップがございます。きょう、自...全文を見る
○吉野委員 それでいいんです。ただ、事実を言ってください。これはほとんど非公開で議論をしてつくられたものですよという、この事実をちょっと、事務方でもいいですから、お願いします。
○吉野委員 国民に真実を伝えてください。大臣の答弁を聞いていると、胸を張って、私が指示してオープンにしたんだ、オープンにしたんだ、こういうふうにとれたものですから、ちょっと私、けさ自民党の部会で、実はこれは非公開でつくられたものだ、そういうことを理解したものですから、余りにも公開...全文を見る
○吉野委員 過去に小動物がこのケージの中に入ったことはあるんでしょうか。お答え願います。
○吉野委員 その時点でなぜ今回の事故を想定できなかったのか。どういう検証、ただ穴をふさいだだけなのか、その辺がどうしても私は納得できないんです。今回初めてなら構わないんですけれども、過去二回小動物の侵入があって、それも肉食の小動物でありますので、その辺は、なぜ今回の事故を想定でき...全文を見る
○吉野委員 先ほど風通しの話が出ましたけれども、かなり多くの職員の方々が現場で働いていたわけですね。ですから、当然ここにすき間があるというのはわかっているはずなんですけれども、その辺がどう上がってこなかったか。一番ここに大きな原因があろうかと私は思いますので、検証チームに、大臣の...全文を見る
○吉野委員 ニッポニア・ニッポンですか、日本国のトキでありますので、しっかり対応していただきたいと思います。  さて、私のふるさと福島県いわき市なんですけれども、私のふるさとでいわき勿来ミツバチプロジェクト、こういう事業が市民の間で立ち上がりました。これは、簡単に言うと、ミツバ...全文を見る
○吉野委員 ぜひそこの取り組みをお願いして、全国各町でこういう運動が展開できることを環境省としても御指導願いたいと思います。  さて、原子力についてです。  これは、私の原子力への思いをこれから述べさせていただきますから、大臣の思いをお聞かせ願いたいんです。  宇宙ができて...全文を見る
○吉野委員 私は、神様からいただいた最高の技術が原子力かなというふうに理解をしているんですけれども、やはり光と影の部分の、影の影響を大臣は大きくとらまえて、積極的に推進するという気持ちじゃないというのは正直ちょっとがっかりいたしました。  ただ、二五%削減を原子力なしで本当にで...全文を見る
○吉野委員 大臣の所信に、推進するため、国民の理解を得られるよう努めてまいりますと。これは環境省の文章なので、これは経産省の仕事だから環境省は関係ありません、これはちょっとないと思うので、所信にもきちんと大臣が述べていますので、もう一度お願いします。
○吉野委員 ちょっと時間もなくなっちゃったので、急ぎます。  国民の理解を求めるというところなんですけれども、昨年十月十一日日曜日、夜九時放送のNHKスペシャル「原発解体 世界の現場は警告する」、これは廃炉を扱った初めての報道なんです。原子力の関係者の方々、廃炉を扱っていますの...全文を見る
○吉野委員 しっかりと対応していただきたいと思います。まず事実を把握していただきたいと思います。  きょうの日経にも、ビル・ゲイツさんが自己資金を数千億使って新たな原子炉を開発する、そういう報道もされているように、今まさに原子力ルネサンスなんです。でも、我が国を取り巻く原子力に...全文を見る
○吉野委員 ぜひ三条委員会という形で規制当局を独立性を持った形にしていただければ、国民は国を信頼できると思います。  二つ目の課題として、やはり利用率、設備稼働率ですね。今、六四%です。でも、これは柏崎がとまっていますから、これは地震の影響ですから、地震の影響を取り除けば七四、...全文を見る
○吉野委員 次は高速増殖炉です。  これはまさに核分裂では最終の姿であります。今、軽水炉ですけれども、ある人がマッチ売りの少女というふうに表現しました。軽水炉はマッチ売りの少女であって、背中にいっぱいまきがあるのに、ちょっとぬれているので燃やせない、だからマッチをすって自分だけ...全文を見る
○吉野委員 では、最後に最終処分場のお話です。  原子力についてのいろいろな我が国の課題はあるわけですけれども、今、NUMOが最終処分地を探しています。各自治体に立候補してくださいと手挙げ方式をとっているんですけれども、東洋町の例があるように、手を挙げたところは首長選挙で落選と...全文を見る
○吉野委員 以上です。  残余の質問は、できなくて申しわけありません、またの機会にします。
04月06日第174回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。  今の齋藤委員の質問、ちょっと角度を変えてお話をしてみたいと思います。  我が党は、低炭素社会づくり推進基本法を出しております。御党は地球温暖化対策基本法。この温暖化に関する基本法は、憲法に次ぐ法律だというふうに私は思うんです、...全文を見る
○吉野委員 今大臣は、本当に重要な法案だということをおっしゃいました。全くそのとおりです。これが国民の中に広まっていくかどうかはまた別な問題で、今、国会の場で審議している我々は、本当に大事な法律なんだということを認識して議論をしていかねばならないんです。  それで、先ほど齋藤委...全文を見る
○吉野委員 ここは国民の代表の国会の場なので、環境大臣の試案を審議する場ではなくて、政府案を審議する場というふうに私は思いますね。ですから、基本計画とロードマップが同じだというような意識で先ほどから答弁していますけれども、やはり法案を、基本法を審議する政府の資料としてのロードマッ...全文を見る
○吉野委員 その辺は私も素人でございますので、エコノミスト、専門家の議論にお任せをしたいと思います。  この大臣試案、ロードマップが出ました。そして、この概要版も出ました。私も細かいところまで見させていただいたんですけれども、これが誇大広告なんです。本当に大事なところは、米印の...全文を見る
○吉野委員 だから、さっきから政府案のものとしてのモデルを出してほしいということを私は言っています。  もう時間がありませんから次の方に移りたいと思いますけれども、まだまだあるんですね。では、あと一点だけちょっと。  七ページ、概要版じゃなくてこちらの七ページを見てください。...全文を見る
○吉野委員 では、ロードマップについては以上にして、次に移ります。  炭素に価格をつける、これは、炭素を出さないという意味では大きなインセンティブを持ちます。排出量取引、大きな意味で、環境税、税制のグリーン化、そこにカーボンオフセット等々があって、炭素に価格をつけていくというこ...全文を見る
○吉野委員 確かに、リーマン・ショックがあって、経済活動が本当に縮小しちゃった。だから、どこも自分の定めたCO2の目標、抑えることができて、そういう意味では、余り取引の実例がないし、ある意味で参考にならなかったわけですね、この試行的実施も。でも、来年の一年以内には排出量取引をやる...全文を見る
○吉野委員 いわゆる業界で、例えば電事連は電事連として試行的実施に入っているんですけれども、今の御答弁を聞けば、もう業界全体でやるものは排出量取引の本設計の中には入っていないんだよというような印象を受けたんですけれども、特に電気事業者は、原単位〇・三九をいかに守るかで、それをオー...全文を見る
○吉野委員 では、次の論点に移ります。  炭素に価格をつけるということの中にカーボンオフセットがございます。大臣所信の中では、カーボンオフセットという言葉が一回も出てこなかったんですね。これはちょっと大臣の認識が甘いのかなと。カーボンオフセットは排出量取引と同格くらい大事な大事...全文を見る
○吉野委員 排出量取引は大きな排出をする大会社、カーボンオフセットは、国民一人一人が努力をしてこれだけCO2を削減したよと。本当に量は少ないんですけれども、これをどう集めてくるか、これが勝負なんですね。  福島県の例では、福島県が独自に、ペレットストーブで各家庭に入っているもの...全文を見る
○吉野委員 質問はまだちょっと残余があるんですけれども、次回の機会にしたいと思います。  きょうは本当にありがとうございました。
04月22日第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○吉野議員 廃案になった思いであります。  これは谷川先生、日本の心、日本人の心、これは、木造住宅をつくっていこう、我々、木材利用をいっぱいつくっていこう、そういう議連をつくりました。循環型社会形成のための木材利用推進議連、私、事務局の次長をさせていただきまして、ここでいっぱい...全文を見る
○吉野議員 あべ委員、御質問ありがとうございます。  皆さん、一本の木をイメージしてください。根っこがあって、幹があって、だんだん細くなって枝があって、これが木なんです。その木を利用するということ、まず建築に利用する、これは、幹という太いところ、いいところなんです。これをA材と...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○吉野委員 おはようございます。また質問をさせていただきます。よろしくお願いします。  まず、この法案の前提となっている環境大臣試案、ロードマップについてお伺いをいたします。  私も、前回の質問でこのロードマップについて質問をさせていただきました。そのときの、いわゆる伴先生の...全文を見る
○吉野委員 わかりました。余り私も理解できないですけれども。  第五回の全体会議にこのロードマップの資料を出したと思います。これだけの委員がおられる中で、このモデルの前提となる数字について、高いとか低いとか、これはおかしいんじゃないのかという、そういう議論があったのか。この辺の...全文を見る
○吉野委員 西川室長さんにちょっとお尋ねします。  前回の私の質問の中で、小沢大臣はこう答弁しているんです。「実質利子率が年率五%というのは高過ぎるんじゃないか、」私は、高いんじゃないかと質問したんですね。「こういう話でありますけれども、これはいわゆる預貯金金利ではございません...全文を見る
○吉野委員 利子率はいろいろな幅の広い概念だということが専門家の話でわかりました。  ただ、この大臣の、実質利子率についての私の質問への答弁について、専門家として最初にどういう印象を持ちましたか。お聞かせ願いたいと思います。西川さんの印象です。
○吉野委員 今、西川さん、専門家から、二%という言葉が出ました。全くそのとおりなんです。私もいろいろな方にこれを伺ったときに、一・五%から三%、この幅がいわゆる十年間のモデル計算ですから、どなたに聞いてもこの一・五から三%というこの幅を専門家は使っているんです。でも、ここは五%な...全文を見る
○吉野委員 国民に重大な影響を及ぼす、私は、これは憲法に次ぐ大事な法案だというふうに思っています。政府として正しい情報を国民に知らしめる、これが政府の一番の役割です。誘導するような形で情報を出してはいけません。私が前回質問したのは、正しい情報で正しく伝えてくださいというのが私の趣...全文を見る
○吉野委員 私も素人ですから、これ以上は専門家の方にお任せをしたいと思います。  次に、四月十五日、環境省は、中央環境審議会の地球環境部会に中長期ロードマップ小委員会を設置したと私は伺っております。四月十五日です。我々がこの法案を審議する、なぜ四月十五日というこんなに遅い時期に...全文を見る
○吉野委員 我々が与党の時代に法案をつくっていたのは、まず広く国民の意見を聞くんです。それぞれの業界の意見も聞くんです。そして、役所で持っている中央環境審議会に諮って、そこでつくった原案をもとに我々は法律化しているんです。これが我々のやり方なんです。これがずっと今までのやり方で、...全文を見る
○吉野委員 環境省において中央環境審議会、また法務省においては法制審議会、これは、ここを通らないと我々が与党のときには法律案はなかなか出せない、そういうすごい権威のあるものでございました。  今、大臣のお話を聞けば、もうマニフェストで約束したから、国民の意見は聞いたんだからいい...全文を見る
○吉野委員 森林吸収をクレジット化して、それがお金になって返ってくる、それがまた山に還元できるということで、今まで森林整備は六割強を税金でやっておりました。でも、なかなか木材の価格が低迷しておりますので、まずは木材を利用する、こちらでお金を山に上げる。と同時に、この吸収源のクレジ...全文を見る
○吉野委員 クレジットを取得した方が積極的に売りに出す、買ってください、これはセールスのところで当然なんですけれども、その辺の取引が円滑にできるような御支援というものを環境省でやっていくべきだと思うんです。  一つ提案なんですけれども、環境省でグリーン購入法がございますね。グリ...全文を見る
○吉野委員 自分がいろいろ知恵を出してCO2削減に努力をし、そしてそれをクレジット化して少しでもインセンティブを与えるような仕掛けをつくっていきたいんですけれども、クレジット化するところ、幾らCO2を削減しても、それをどうすればクレジット化できるのかという、そこの支援事業、環境省...全文を見る
○吉野委員 もう時間もないので、京都メカニズムによる取得事業、我が国は京都議定書で、政府は一・六%、約一億トンを購入するというふうに、そして徐々に購入しているんですけれども、クレジットの取得方針というところで、クレジット取得に伴うリスクの低減を図り、費用対効果を考慮して取得する。...全文を見る
○吉野委員 時間も参りましたけれども、契約しても、契約というのは、途上国でこういう事業をすればこれだけCO2が下がりますよ、では、そこにやってください、できたら買いますよということなんで、まさにフォローアップなんですね。その計画された事業が本当にできるのかどうか、契約したからには...全文を見る
○吉野議員 小林議員にお答えを申し上げます。  〇五年比一五%は野心的な目標じゃないんじゃないか、そういうおただしであります。  自民党の法案、いわゆる真水で〇五年比一五%削減を、麻生総理はきちんとデータの積み上げ、実行可能性、そして国民の皆様方の御理解を得てシナリオを出して...全文を見る
○吉野議員 二〇二〇年、〇五年比一五%。それからピークアウトを迎え、最終目標の二〇五〇年、八〇%減。そこは本当に乖離があるのではないかというおただしでありますけれども、京都議定書は六%です。でも現実には七・八%ふえていますので一五・八%を削減しております。これは真水ではできていま...全文を見る
○吉野議員 国際交渉は、これから世界各国の方々が交渉して合意する目標です。これが、国際交渉での合意の目標、我が国の縛られる国際的に約束をした数字になります。  私たち自民党案では、国際交渉の合意にかかわらず、〇五年比一五%は削減していくんだ、これも法案に明記をしているところです...全文を見る
○吉野議員 一五%は、国際交渉の合意がなくても、麻生総理が目指した〇五年比一五%削減でありますので、これはやっていきます。
05月11日第174回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○吉野議員 山花委員にお答えします。  地球ができて四十六億年たちます。地球の歴史の中で、全球凍結、こういう事態も起こっています。そしてまた、全球温暖化で氷が一つもない、こういう状況も起こっています。これはまさに自然の力でございまして、私たち人間がそこのところに及ぼすということ...全文を見る
11月05日第176回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○吉野委員 COP10の成功、松本大臣、本当に御苦労さまでございました。  また、このCOP10の成功の陰には、現委員長であります小沢前大臣、田島前副大臣、また大谷前大臣政務官等の事前の根回し、これがベースになって、そして松本大臣、三役のおかげでこれだけの名古屋議定書、愛知目標...全文を見る
○吉野委員 事実関係、ビデオを見ているか見ていないかじゃなくて、これだけのビデオが流されたということについての、閣僚の一員としての大臣の御見解、御意見を聞かせていただきたいと思います。
○吉野委員 はい、わかりました。  これは重大なことですので、菅内閣の閣僚の一員として、きちんと事実を踏まえ、大臣なりの意見を内閣で述べておいてほしい、このように思うわけであります。  さて、過日、自民党の田中和徳筆頭と神奈川県にある理化学研究所を視察してまいりました。  ...全文を見る
○吉野委員 GLOBEの提言を目標の中に取り入れていただきまして、ありがとうございます。  GLOBEは、もっと具体的に、財務省に閣僚級の方を置いて、この自然資本の評価をいわゆる国家会計、国民経済計算の中に取り入れて、それを意思決定のために使うべきだという提言をしていますので、...全文を見る
○吉野委員 ありがとうございます。  測定方法で、SEEAの場合、四つの視点があるというんです。  まずは市場価格。これはもうだれもが客観的にできる。では、市場価格のないものは、代替物ではどうなのかという、この評価。例えば緑のダム。日本でも、日本学術会議が多面的機能を金銭的に...全文を見る
○吉野委員 それは、平成十六年度単年度だけの形だったんですか。そして、それは生物多様性の評価をどのくらいの価値があると、内閣府はある意味で試行的な形で出したんでしょうけれども、わかりますか。
○吉野委員 まさに大臣からも、二〇一〇年目標の中で国家会計に生物多様性を評価してという、そういう環境会計と、GDPと生物多様性の評価の統合をするということが載っかっておりますので、ぜひ環境省としても積極的に取り組み、一つの成果を出していただきたいと思います。  そして、それに基...全文を見る
○吉野委員 やはり国民の理解があって初めて政策、物は動くわけでありますので、ぜひ、TEEBの中身を日本国民がだれでも知っているというような形まで広めていってほしいと思います。  さて、GLOBEで二日目に入った中で、海洋保全の議論が出ました。サンゴ礁、ICRIで一生懸命、全世界...全文を見る
○吉野委員 先ほど大臣から間違いを指摘していただいて、ありがとうございます。二〇一〇年目標ではございません、愛知目標というふうに、速記の方も訂正を願いたいと思います。  次に、森林火災についてお伺いいたします。  アラスカ大学の福田正己教授という方がおりまして、この方が講演な...全文を見る
○吉野委員 今答弁なさったとおり、本当に実行あるのみですので、ぜひお願いしたいと思います。  GLOBEでの会議はそこで終わったんですけれども、次に二十七日に、我々環境委員会、先ほど委員長から御報告がありましたように、EUの皆様方との会談をいたしました。その中でチェコの議員から...全文を見る
○吉野委員 世界に先駆けてやっている我が国のグリーン購入法、ここでの合法木材制度について、今現在どのような形でグリーン購入法で調達しているか、状況をお知らせ願いたいと思います。
○吉野委員 グリーン購入法の合法木材、環境省はきちんと各省庁をウオッチングしていただきたいと思います。  時間も押してまいりましたので、先ほど井上議員から二十億ドルのお話がございました。山花外務大臣政務官から、ブラジルでかなりの評価を得ているという新聞報道があるという発表があっ...全文を見る
○吉野委員 議長として世界の皆様方にある意味で約束をした部分がありますので、世界に笑われないような二十億ドルの使い方をしてほしいと思います。お願い申し上げます。  最後に、REDDプラスについてちょっとお伺いをしたいと思います。  大臣もおられましたあの会議で、世界銀行のゼー...全文を見る
○吉野委員 これで質問を終わりますけれども、本当に生物多様性、我々人類にとってなくてはならないものであります。生物多様性を保全することが、人類が生き延びる、一人の人間の寿命が長くはなっています。でも、人類の寿命と考えた場合に、私は、恐竜は二億年生きましたから、恐竜よりは生きられな...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。  アセス法ができてもう十年以上たちます。アセス法の果たした役割、すごく大きいものがあろうかと思います。まず大気の浄化、水質の浄化、生物多様性の保全等々でございまして、私は大いに評価をしている一人でございます。  さて、今回、戦略...全文を見る
○吉野委員 愛知目標にも掲げられた国家会計へ生物多様性勘定を入れるということ、ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。我々政治家は、政策をつくるときに、やはりそういう生物多様性勘定を加味した数字でもってすべての政策判断、そして意思決定をしていかねばならないと思っていますので、ぜ...全文を見る
○吉野委員 そういう形で、森林の持っている価値が三百七十兆とかというのがCOPの会議の中で示されたわけでありまして、本当に、我々はやはり金額に換算しないと頭の中に入ってこないものですから、やはり金額に換算していくというのは大事かなと思います。  それで、SEEAの改訂版、今使っ...全文を見る
○吉野委員 愛知目標のターゲットツーにも入れた生物多様性を国家会計へ導入するということ、大きな目標となっておりますので、ぜひ大臣の英断で環境省からも国連に人材を派遣して、このSEEAの研究について学んでくるように、またルールづくりに参加できるように、大臣の英断を期待しております。...全文を見る
○吉野委員 現行法ではやはり断念しなきゃならないんですけれども、今度の改正法だと配慮書で大臣の意見を言えるということで、今回だめになった私の事例は、配慮書が導入されていれば、ある意味では早い段階に、お金をかけずに事業がマルかバツかという判断ができたのかなと思うので、この戦略的アセ...全文を見る
○吉野委員 まさにそこが大事でありまして、短期的な損得と長期的な損得を考えた場合、やはり長期的にはプラスになるんだという判断が役所の方であれば、環境大臣は毅然として配慮書の段階と違った意見を述べるべきだなというふうに私は思いますので、ぜひ環境省としても、今の事務方の答弁に対して、...全文を見る
○吉野委員 平成十九年に戦略的環境アセスのガイドラインが示されたと思います。今は平成二十二年ですから、丸三年以上たっているわけですけれども、ガイドラインに基づいてアセスを、SEAをやったものはどのくらいの数があるんでしょうか。
○吉野委員 そうすると、民間の事業はなかったわけですね。  民間の方々に対してSEAを最初から、いわゆるガイドラインがつくられて、ガイドラインである程度ならし運転といいますか経験を踏んで、これなら大丈夫だなという形でやるのが私は普通のやり方だと思うんです。民間はゼロ、そして二件...全文を見る
○吉野委員 今の答弁で、実績が積み重ねられてきたというふうに私聞こえたんですけれども、ガイドラインだからやることが手を抜いてやっていい、法のもとでのSEAだから手を抜かないでやるということじゃないと思うんですね、ガイドラインは。  ですから、法の義務づけを外した中で、ガイドライ...全文を見る
○吉野委員 了解しました。  次に、法の対象事業は十三の事業の種類です。でも、これから大きな事業として、放射性廃棄物の処分場の建設の問題、また、石炭を有効利用するために、石炭から出るCO2を分離して地中に埋めるCCS、この事業等々、直近でやらねばならない事業が見えるわけでありま...全文を見る
○吉野委員 温暖化対策に資するものとして天然ガス等々あるんですけれども、やはり石炭利用なんですね。石炭利用を我々はやっていかないと、コスト的にも大変だ。石炭は大量のCO2を出すわけでありますので、このCCSの技術が確立されれば全世界の石炭利用に資するわけなんです。  今、私の町...全文を見る
○吉野委員 その辺はきちんと経産省のIGCCの技術開発と連係プレーをとってやっているんですか。いわゆるCCSの実験を早急にやりたい、その横の連係プレーの一つもとらないで環境省だけの判断でつくっていたのでは、これは内閣としてきちんと統一がとれていないと思いますので、その辺ちょっとお...全文を見る
○吉野委員 重く受けとめて対応するという答弁をいただきました。しっかりとやっていただきたいと思います。  もう一つ、温暖化対策の切り札、原子力発電所です。やはり原子力発電所、原発を我が国はもっともっと推進しなければ、温暖化を食いとめることはできないと思っています。そういう中で、...全文を見る
○吉野委員 モニタリングの実施は当然でありまして、もっと前向きに、原子力政策は国策なんですね。国策だから、一エネ庁だけに任せている仕事じゃなくて、内閣が一歩も二歩も前に出て、全員野球でこの問題に取り組んでいかねばならないというふうに私は思うんです。環境省は環境省なりの役割を果たせ...全文を見る
○吉野委員 あと、では最終処分場をいわゆる十三の対象事業の中に加えていく方向なのかどうなのか、その辺をお聞きしたいと思います。
○吉野委員 もう最後になりますけれども、事後アセスについてお尋ねしたいと思います。  今回、事後調査という形で、最後に報告書を提出し、それを公表するということで、いわゆる開発するイニシャルの部分は事後調査という形で完結するというふうに思うんですけれども、私は、それができて、いわ...全文を見る
○吉野委員 事業者も、そして環境も、環境を守ることが事業活動ではプラスになるんだという、事業者はなかなかここまで理解していないと思いますけれども、結果的にはそういうことになろうかと思いますので、ぜひ環境を大切にする政策をいっぱいやってほしいと思います。  これで質問を終わります...全文を見る
12月21日第176回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○吉野委員 自民党の吉野正芳でございます。  松本大臣、本当に御苦労さまでございました。私たち自民党でもCOP16についての検討会を開きまして、そこでのある人の意見なんですけれども、今度のCOP16の我が国にとっての成功は、大臣が一つもぶれなかった、そして一番の功労者は松本大臣...全文を見る
○吉野委員 大臣の決意はわかりました。  具体的に日本国政府として、大いに反対をしている、京都議定書単純延長をしろという国々に対して派遣をして、やはり御理解を求める活動をしていくべきだと思うんですけれども、そういうところまで踏み込んでやるのかやらないのか、大臣からちょっと発言い...全文を見る
○吉野委員 そうやって外国の方々の理解を深めて、カンクンでは大臣初め皆さんのおかげでできたと思います。  そして、それから何日も過ぎない十二月十六日の朝日新聞です。これには私もびっくりしました。「政府の環境政策骨抜き 排出量取引先送り」。これは大臣も、十二月九日の大臣のメッセー...全文を見る
○吉野委員 今の答弁の中で、党の提言を踏まえてという言葉が大臣の言葉の中にあったんですけれども、踏まえて政府としてやるべきことはやる、踏まえた結果やらない、どちらなんでしょうか。踏まえてというと、では、今までのことはやらないというふうに聞こえるんですけれども、踏まえた中でも無視し...全文を見る
○吉野委員 今、政府としてまとめているわけですね。だったら、今出している温対法を取り下げてからまとめるのが本当じゃないんでしょうか、私はそう思うんです。  もう温対法で、こういうふうにやるんだよ、三つ示しているんです。いついつまでにつくるんだと示しているんです。ところが、今現在...全文を見る
○吉野委員 今の議論は次の井上先生にやっていただきますので、時間もありませんから先に進みたいと思います。  一つ、コペンハーゲン合意をカンクン合意にしたということ、いわゆる文書X、文書Yをきちんと公式に認めた、公式文書にしたということなんですね。ここはどんな意味があるんでしょう...全文を見る
○吉野委員 実は、私もそう思うんです。公のステージに上がったから、自分たちが申告した数字にある意味で縛られるということが、この公式文書化された一番大きな意義だと思うんです。  例えば、我が国は前提条件つきで二五%を申告しているんですね。これがオフィシャル文書になっちゃったんです...全文を見る
○吉野委員 田嶋政務官がいらっしゃいますので、時間もないものですから、田嶋政務官にお尋ねしたいと思います。技術の問題です。  今回、技術執行委員会と気候技術センターというものが設立をされたんですけれども、技術には、既存の技術をどう世界に広めていくか、まさに日本の今持っている環境...全文を見る
○吉野委員 まさにそのとおりだと思います。特にイノベーションの方では、CCS技術という、石炭をガス化して、そこからCO2を取り除いて地下に貯蔵するという、これは本当に、一番安いエネルギーは石炭ですから、このCCS技術が確立されれば全世界に我が国がかなり貢献できる、そういう技術だと...全文を見る
○吉野委員 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。