笠浩史

りゅうひろふみ

小選挙区(神奈川県第九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

笠浩史の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  本日は、大臣の所信に対する質問ということで、先ほど私どもの同僚の達増委員の方からも、教育基本法、本来この国会に提出予定になっているかとは思うんですけれども、それについて大臣は、断念したわけではなくて、可能な限り速やかな改正を目指してしっ...全文を見る
○笠委員 大臣、私は思いますのは、確かに、拙速にこうした問題を取り扱っていくということはやはりいけないことだと思っております。  ただ、これはやはり政府として、大臣、そこまでの思いがあるのでしたら、むしろ国会の場で、それこそ二回ぐらいの通常国会をしっかりと通じて、例えばこの文科...全文を見る
○笠委員 いずれにいたしましても、しっかりとぜひお取り組みをいただきたいということと、私ども民主党といたしましても、今まさにこの新しい時代にふさわしい、むしろ、単なる改正というよりも、新しい教育基本法というものがどういうものなのか。これは、党内において議論をしているところでござい...全文を見る
○笠委員 いや、その審議は秋をめどに中教審の方で結論を得るということで、実際に、その答申に基づいてこの新学習指導要領が実施をされるというのはいつぐらいを想定されているんでしょうか。
○笠委員 先ほど同僚の肥田委員の方からも指摘がありましたけれども、今現場は、先生方も本当に困っておられます。そして、突然のようにくるくる変わってくる。だから、五月雨式にまた変えるというよりも、やはりしっかりと、変えるのであればなるべく早く変えていただき、そこで先ほどの指摘どおり、...全文を見る
○笠委員 ちょっと今のお話を聞いているだけでは、学校の、特に、小学校あるいは幼稚園も含まれるかもしれませんけれども、公立の小学校などに対する大臣の危機感というか、今本当に、いつどこでああいう事件が起こるかどうかもわかりません。どこで起こる可能性だってあるわけです。  例えば、今...全文を見る
○笠委員 今検討中だということでございましたけれども、確かに、警察との連携を強めていくということ、これも必要かもしれません。少なくとも、警察とといっても、警察自体が空き交番もあるし、これだけ学校以外の現場でいろいろな犯罪が発生をしておりますとなかなか手が回らないということで、学校...全文を見る
○笠委員 本意じゃないといっても、こういうのがコメントで出ると、ああ、これが文部科学省かと思われるので、そこらあたりは十分に、やはりこれは認識の問題であり自覚の問題であると思いますので、なかなかマスコミも全部を取り上げないかもしれないけれども、少なくとも、こういう評論家的なことで...全文を見る
○笠委員 まさに義務教育のお金を国として責任を持つのかどうかというのは、大臣がこれからことしの一番大きなテーマとしてやっていかれることでしょうから。  ただ、やはりこうしたことも、地域の格差というものが出ると、やっているところはやっていますし、これは、これからちょっとテーマを移...全文を見る
○笠委員 今、前向きなお答えをいただきましたけれども、学校評価の実施状況というこの資料、今、省令で、学校は自己評価及びその結果の公表に努めることと積極的な情報提供を行うことということで、これは特に罰則規定もなければ、絶対やりなさいということじゃなくて、一つの目安ですね。強制力があ...全文を見る
○笠委員 ぜひそういうシステム、なぜ今こういうことが必要かというと、これは繰り返しになりますけれども、やはりこれから分権を進めていこう、そして、学校に、いろいろと自分たちで考えて、校長先生と、そしてまた、コミュニティ・スクールであれば学校の運営協議会なりそういったところが、では、...全文を見る
○笠委員 きょう、かなりの議論があったわけですけれども、やはりOECDの昨年の学力調査、これは確かに国際的にどうかということもあるのかもしれませんけれども、これはたしか、私の記憶違いじゃなければ、昭和四十一年を最後に、四十一年以来ですかね、こういった全国規模の学力調査というのはな...全文を見る
○笠委員 時間が参りましたので終わりますけれども、最後に大臣、ことしは本当にいろいろな多くのテーマを中教審の方にまとめられているわけでございますけれども、やはり最後は政治がしっかりと取り組んでいかなければいけない、教育というのはそういうテーマでございますので、中教審がこう言ったか...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  大臣におかれましては、この後予算委員会がまたあるということで、冒頭、せっかくの機会なので、二、三御質問をさせていただきたいと思います。  私、この特別委員会で質問させていただくのは初めてなのでございますけれども、これまで超党派の拉致議...全文を見る
○笠委員 当然のことなんですね。まともな国であれば、党か政府なのか、いろいろあるんでしょうけれども、まさに独裁国家でございますから、これは首謀者は当然ながら金正日であり、そしてその意思で、その一言ですべてが決まっていく。  私は、本当に北朝鮮の国民を解放すべき、これに国際社会が...全文を見る
○笠委員 私も、小泉総理がこの拉致を正式に北朝鮮に認めさせた、この点については評価をしておるわけでございます。  ただ、今大臣おっしゃったように、その後、今対話も圧力も、まさに今ですね、常識的には今対話というものが、今の現在ではここすらも途絶えているという中で、確かに、圧力が先...全文を見る
○笠委員 もちろん、六者協議、そしてこの拉致事件の解決へ向けた国際社会の協力、これをどうしていくのか、これは大事なことだと思いますけれども、やはり、拉致事件に対する日本としての意思、そして国民全体の意思をしっかりと国際社会に向けても示すことは、私は、これは何も六者協議を壊すことに...全文を見る
○笠委員 これが仮に近く来たとしても、今はまだ支援をする状況にないという方針で変わらないということでよろしいですか。
○笠委員 それでは、ちょっと今前後いたしましたけれども、引き続き質問させていただきたいんですけれども、きょうは、主に特定失踪者の方々、この問題についての政府の取り組みについて、ちょっと質問をさせていただきたいんです。  私、先ほど池坊委員の方からも御指摘があったように、今の政府...全文を見る
○笠委員 私、今防衛庁と申し上げましたのは、やはり防衛庁には、当然ながら、言わずもがなですけれども、アメリカ軍の情報でありますとか、あるいはいろいろな電波情報含めて、我が国の安全保障を担当している、預かっている役所でございますから、入っていると思うんですね。  そうした中のさま...全文を見る
○笠委員 そもそも、私は、ちょっと違うと思うんですよね。審議会じゃないんですから、二カ月に一回ぐらい集まって、そこでそれぞれやっていた情報を持ち寄って判断すべきは判断しましょう、そういうことじゃなくて、要するに認識なんですよね。拉致問題を絶対に解決するんだという、本当に政府として...全文を見る
○笠委員 昨年ですか、秋、初めて警察庁の方で全国の会議を開いた。ちょっとそれもまた、二年以上たってそういうことでは本当に困るな、そもそもがね。
○笠委員 いや、もちろんそれはわかっているんですよ。私が言っているのは、まさにおっしゃるとおり、全国で集まってというのが初めてだ。そんなものは、この時点に及んで、昨年になって全国で集まるのが初めてで、あとはそれぞれこういう情報があるから頼むよという程度で、要するにつかさつかさ、そ...全文を見る
○笠委員 これは本当に問題で、情報不足なんということを、まさに副長官がこの幹事会の責任者でしょう、だったら、なぜ、その情報不足を補うために何をやるかというのが、まさに政府がやることじゃないですか。  私、一つ、それで、ちょっと待ってください、この特定失踪者の件について、特にこれ...全文を見る
○笠委員 いや、もちろん何でもかんでも認定をして間違っちゃいけない、その責任は重大だということはそれはわかっていますよ。その上で私も質問をしております。  では、でも確かに、今逢沢副大臣がおっしゃったように、実務者協議の場で、大体私も名前はわかっておりますけれども、ちゃんと特定...全文を見る
○笠委員 私は、ちょっと理解できないんですよね。それは例えば、曽我さんのケースを先ほどおっしゃいましたよね、杉浦副長官。北朝鮮側が曽我さんも拉致していたと出してきた。  では、曽我ひとみさんのケースで、これまで政府は全くこのことについては関与してこなかったわけですよね、取り上げ...全文を見る
○笠委員 先ほど、いろいろな情報を今いろいろなチャネルでとっている。本当に今脱北者の方々を含めて、特に韓国を舞台にしているんでしょうけれども、いろいろとジャーナリストの人たちとも接触をしたり、確かにその中にはさまざまありますよね。正しいものからそうでないもの、あるいはお金目当てと...全文を見る
○笠委員 ちょっと時間もなくなってきたので、一つ、今、この特定失踪者の三十三名の方の家族が刑事告発あるいは告訴されているわけですね。早くにされた方は、もうこれは一年ぐらいになるわけですけれども、ほとんど捜査の状況というものが知らされていない。  もちろんこれは、今まさに捜査、真...全文を見る
○笠委員 よろしくお願いします。
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○笠分科員 おはようございます。本日は、朝から、大臣初め、ありがとうございます。  また、きょう私は国家公務員の共済組合連合会の主に医療施設、医療事業についてちょっとお伺いをいたしたいということで、きょうは、お忙しい中、寺村理事長の方にもわざわざおいでをいただきまして、まことに...全文を見る
○笠分科員 今まさに大臣おっしゃったとおりなんですけれども、その中で、特に組合員のニーズというもの、そして国家公務員の皆さんの安全、そういうものに資するところでこの事業が始まっているわけでございますけれども、やはり医療というのは、先ほど大臣もおっしゃったように、これはもう本当に半...全文を見る
○笠分科員 私、その点でも、冒頭申し上げました整理合理化計画に、「医療施設については、共済事業としての意義の再検討」という文言があるわけでございますけれども、共済事業としての意義の再検討というのは、具体的にはどういうふうに再検討されたのかということをお答えいただければと思います。
○笠分科員 それで、ちょっと具体的にお伺いをしたいんですけれども、この新たな再編合理化計画、これは平成十四年につくられた計画を見ておりまして、直営の病院が二十六ですか、あるわけでございます。  現状維持、あるいは建てかえ、あるいは統合、そうしたさまざまな見直しがなされている、計...全文を見る
○笠分科員 これはちょっと連合会の方にお伺いしたいんですけれども、今、次長の方から廃止が検討されているという御答弁でございましたけれども、廃止というのは、これは連合会として決めたわけではないということでよろしいんでしょうか。
○笠分科員 実は、私も、議員になりましてから病院の方にもお伺いし、また地域のさまざまな方とお会いする中で、これは去年、七万人以上の地元の方々が、ぜひ残してほしいというような署名、連合会の方にも届いていると思うんですけれども、川崎市に対して、そしてまた連合会の方に対して出されている...全文を見る
○笠分科員 確認ですけれども、これは、地元の反対があるところには病院をつくることはできない、つくるつもりはないということでよろしいですね。
○笠分科員 では、あくまで、稲田登戸の話と逗子の病院の新設の話は、全くこれは別の話である、稲田登戸が移転をする、逗子市がその検討対象になっているということではないということでいいんですね。逗子市の話と稲田登戸の話は、全く別の話として考えてよろしいですか。
○笠分科員 そうなりますと、私は、では、今まさに、稲田登戸が先ほどおっしゃった裁判も抱えている中で、非常に状況が、このままだと大変なことになってしまうというような認識。私は、恐らく連合会の方もこれは頭を痛めているんじゃないかと思うんですよ、悩ましいと。  地域の方々の声も理事長...全文を見る
○笠分科員 一方で、例えば逗子なんかで病院の新設を検討している。そうしたら、これは違う話と先ほどおっしゃいましたよね。そして、私はもちろん、今の稲田登戸病院をそのままそこにお金を入れてどうこうということは難しいと思っています。  ただ、同じように、北部のまたこの地域では、私はこ...全文を見る
○笠分科員 本当に私も、今おっしゃったことはよくわかるんです。また、そうしていかなければいけない。  ただ、先ほど来理事長おっしゃっているけれども、その土地の地権者との裁判も含めて、結果としてはやはりこれを放置してきたんですよ。病院の内部の方々は本当に努力されてきているんですね...全文を見る
○笠分科員 しっかりと取り組んでいただきたい。  そしてまた、私もまた、地元の川崎市あるいは地域の皆さんにも、皆さんも何らかの形でどうしても地域にこの共済病院というものを残したいというのであれば、やはりそれぞれの努力が必要ですよということもまたきちんと申し上げていきたいと思いま...全文を見る
○笠分科員 大臣にありがたい御答弁をいただきまして、私本当に今あれなのは、確かに裁判もいつ判決が出るかわからない、あるいはいつ立ち退けということになるかわからない。ただ、それはもう私重々承知しております、財政的にも。  ただ、やはり今現に本当にいいお医者さんたちを集めてこれまで...全文を見る
03月16日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  本日は、義務教育の国庫負担をどうするのか、また、義務教育全般にわたりましてのこの議論を秋へ向けてどうまとめていくのかというようなことでの質疑をさせていただくわけでございます。  先ほど来、きょう午前中より、私どもの筆頭理事であります川...全文を見る
○笠委員 大臣、もちろん中教審の答申というものは尊重しないといけないでしょう。ただ、再三大臣はいろいろな場で、幅広く意見を聞くと。そして、まさに国権の最高機関のこの場所で、それぞれの委員がやはり義務教育に対する思いというものを持ってここは議論をさせていただいている場だと私は認識を...全文を見る
○笠委員 であるならば、私はぜひ大臣にも考えていただきたいことは、今まさに審議をしているこの法案の採決、あるいはこれがどこでということとは切り離して、やはりこの義務教育の問題というものは、秋へ向けて、当委員会でもこれからさまざまな角度からの当然ながら審議を行っていかなければなりま...全文を見る
○笠委員 そして、この審議、さまざまなこれまでの議論が行われているわけですが、私は、一たんちょっとこの義務教育の話はおいておきまして、どうしても一点、大臣にただしておかないといけない問題がございます。これは、またこの四月に予定されております教科書の検定の問題について、ぜひちょっと...全文を見る
○笠委員 私もそのようには思うんですね。ただ、やはり我々も、それぞれの議員として、議員の立場で、個人的な思い、いろいろな心情がございます。  ただ、やはり私はちょっと心配しているのは、逆に国会の場にそういう、教科書ですよ、しかもこれは恐らくまだこれから、私も内容は知りません、検...全文を見る
○笠委員 いやいや、大臣、違うんです。今既に使われている検定済みの教科書、採択されている教科書の中で、そういうことを言われるような表現あるいはその事実というものがあると考えていますかということを聞いているんです。
○笠委員 大臣、私は、それぞれの国の歴史には光もあれば影もある、そして、それをきちんとやはり子供たちに教えていくということは非常に大事なことだと思うんです。  ただ、これは大変残念ながら、日本と韓国、あるいは日本と中国の歴史の中において、これまでなかなか共通の歴史認識というもの...全文を見る
○笠委員 この問題について、最後に一点だけ確認をします。  大臣、粛々ときちんとやっていただけると。そういういろいろなものが、だれが出したのか、だれが広めているのか私はよくわかりません。けれども、そういう周りの、外野の声に決して惑わされることなく、しっかりと検定をしていただける...全文を見る
○笠委員 よろしくお願いをいたします。  また、大臣、恐らくこの問題、いろいろとマスコミも含めてこれからどんどん出てきますよ。ですから、私は、そういう歴史認識なんかについても、実は、こういう委員会の中でも、教科書の検定がどうこうということじゃなく、議論もしていくべきではないか、...全文を見る
○笠委員 一つ確認なんですけれども、それでは、今度中教審の答申の中には、もちろん財源の話もあるでしょうけれども、あるべき義務教育の姿、あり方、こうしたものがきちっとした答申として出てくるということでよろしいですね。
○笠委員 大臣、私も、この会長の「検討の論点」、今、大臣は項目をおっしゃって、そこにまたいろいろと細かく、すばらしいことを書いてありますね。  ただ、大臣、これはどれも大事なテーマですよ、この中にもちろんお金の問題も入っている、これを本当に秋に答申出せますか。これだけのテーマで...全文を見る
○笠委員 努力はしていただくんでしょうけれども、ただ、私は一番危惧していることは、例えばお金の問題についてはどうしても予算編成なりの時期というタイミングがあります。来年の予算の、再来年度予算ですけれども、来年の通常国会での審議というものも考えていかなければなりません。  ただ、...全文を見る
○笠委員 大臣、与野党じゃないですよね、政府・与党。(中山国務大臣「失礼いたしました。ごめんなさい、間違えました」と呼ぶ)  それで、大臣、しかし、私がなぜそこにこだわるかというのは、このお金の問題、財源論を考えるときには、では一体全体義務教育にどれだけのお金が必要なんだという...全文を見る
○笠委員 ですから、大臣、念を押すようですけれども、これは今から、一つのめどがあるわけですから、そこへ目指してしっかりと議論をしていくことは本当に大事でございます。  ただ、これは、このあるべき姿がまとまらなければ、この結論も得られないというぐらいのやはり覚悟を持って臨んでいた...全文を見る
○笠委員 私が大臣にあれしたのは、ちょっと私、ここのところのこの問題についての答弁を聞いていて、よく大臣が、けさもおっしゃっていました、いや、大きな顔できないんですよ、三兆円しか負担していない、それだけしか負担していないのがそもそもの問題と。いいんですよ、それは大きな顔して。お金...全文を見る
○笠委員 私が言っているのは、何でも縛れということじゃなくて、大臣がその三兆円という、今もお話ししますよね。違うんですよ。どこが今負担していようと、義務教育全体にかかっているお金について、どうあるべきかということに責任をきちっと持っていただきたいということを私は言っているんです。...全文を見る
○笠委員 だから、私は思うんですけれども、今国が持っている、あるいは県が払っている、あるいは市町村が払っている、あるいは国から当然私学助成という形で行っているお金もあるわけですね、私立については。そしてまた、家庭が払っている。果たしてどれだけのお金が今、全体でかかっているんですか...全文を見る
○笠委員 そうしますと、これはやはり大臣、十五兆円ぐらいの、今ざっと聞いたお金でも、この義務教育にいろいろな形でのお金がかかっているわけですよ。だから、この中には当然、学習塾に通っているお金なんかも家計負担ということで含まれているんでしょう。  ただ、ではなぜ今学習塾にそれだけ...全文を見る
○笠委員 大臣、そして、こうした義務教育については、当然ながら本当に多くの方々がいろいろな、さまざまな思いを持っていますよね。中教審のメンバーだけが、それぞれ代表されているすばらしい方でしょう。けれども、先ほどちょうど同僚の松本議員も指摘しておりましたけれども、やはりこれは本当に...全文を見る
○笠委員 大臣が相当なリーダーシップを発揮しないと動きませんよ。  それで、ちょっと一つ指摘させていただきたいんですけれども、これまでもさまざま、例えば公立学校をよくしていこうということで、コミュニティ・スクールであるとか、あるいは小中一貫の指定校、研究校であるとか、この何年間...全文を見る
○笠委員 大臣、今、行っているところだけ挙げられましたけれども、まだまだ十分じゃないというような認識はきっとお持ちでしょうから、しっかりとその点はよろしくお願いをしたいと思います。  それで、一つお伺いしたいんです。これは大臣じゃなくても結構なんですけれども、そもそも、この義務...全文を見る
○笠委員 二年半以上前に、もう既にその時点で、少なくとも認識をしている。いや、恐らくいろいろな流れからいうと、もうちょっと前ぐらいから、これはいよいよねらわれるなと。だったら、私思うんですけれども、何でそういうときに、では、今出てきているような、この義務教育のあり方に関する検討と...全文を見る
○笠委員 大臣、ですから、秋にまず中教審の答申が出る。当然ながら、それまで、文科省の中でも、またこういう委員会の場でもいろいろな審議が行われる。そうしたことも含めて、当然ながら、これは官邸との調整ということも出てくるでしょう。  ただ、何よりも大事なのは、やはりこれだけ大きな改...全文を見る
07月21日第162回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  ただいま田中委員の方からも質問がありましたけれども、まず冒頭に、この六カ国協議に臨むに当たっての政府の姿勢というものを引き続きたださせていただきたいと思います。  その前に、杉浦副長官は、きょうまさに官房長官あるいは総理にかわって官邸...全文を見る
○笠委員 進展を見きわめるではないんですよね。これはもう明らかに、拉致の問題解決なくして正常化はありませんよね。  そして同時に、経済支援。経済制裁はあっても、経済支援というものは、これは韓国であれ、仮にアメリカに要請をされたとすれ、我が国は北朝鮮のこの拉致問題の解決というもの...全文を見る
○笠委員 これは、何で答えを差し控えるのか、私はよくわかりませんし、進展いかんではないですよね、解決ということをおっしゃっているはずですよ。  では副長官、政府にとっての拉致問題の解決というものは具体的にはどういう形になったときがこの拉致問題の解決ということになるわけでしょうか...全文を見る
○笠委員 帰還すべき方というのはどういう方なんですか。
○笠委員 全くわからないですね。  副長官は専門幹事会を主宰されている責任者の立場でしょう。先般、参議院の内閣委員会で、では拉致問題に取り組む政府の組織というのは、責任はどこだと。この専門幹事会というふうに官房長官はおっしゃっていたんですよ。あなたはその責任者なんですよ。今の答...全文を見る
○笠委員 もう一度確認させていただきます。  どういう形であれ、今おっしゃったように、国交正常化がない限りは経済援助はないわけですね。それで、拉致事件が解決をしない限りはこの国交の正常化はないということで、今の時点で経済援助はないんだ。拉致問題の解決がなければ経済援助というもの...全文を見る
○笠委員 今の時点で検討するということを言ってはいけないんですよ。少なくとも今検討する段階に来ていないんですよ。当然ながら、六カ国協議の中で北朝鮮がすべての拉致事件というものを認めて、特定失踪者も含めて、今拉致されている人たちをすべて我が国に帰してくる、そういうことが現実に起これ...全文を見る
○笠委員 この委員会は恐らく来週もまた開かれることでしょうし、この結果を受けてあれでしょうから、また官房長官なり総理にも、六カ国協議の行方を見ながら当委員会でしっかりとこの問題は議論していかなければならないと思っております。  それで、ちょっと外務省の方に、逢沢副大臣の方に確認...全文を見る
○笠委員 では、あくまで独自で供給をしていくということでよろしいですね、韓国サイドは。
○笠委員 それでは引き続き外務副大臣にお尋ねします。  先ほど来、六カ国協議の中でしっかりと拉致の問題も取り上げていくんだということをおっしゃっていましたが、この六カ国協議の間に当然ながら日朝二国間での協議というものが行われる可能性があると受けとめておりますけれども、その辺の見...全文を見る
○笠委員 その二国間のバイの会談が実現した場合に、今積極的にこの拉致の問題を取り上げると。その中で私は一つ確認をしたいんですけれども、これは七カ月ぶりですか、じかに会って、昨年十一月の実務者協議以来ですか、実際に顔を合わせて、もし実現したとしたら。  そのときには、横田めぐみさ...全文を見る
○笠委員 その点は、私は、もう本当に、会ってもまあまあじゃ済まない段階ですよね。ましてや、本当に対応が不誠実きわまりない、そういう国ですから、ここはやはり毅然とした姿勢というものを示していただかなければ、まず進展どころか、もう本当にこの状況、拉致の問題というものだけがこの協議の場...全文を見る
○笠委員 ちょっとやはり、杉浦副長官、連絡専門会議の方の専門幹事会の主宰者としては、まさにその責任者としては、先ほど来聞いておってちょっと心もとないんですよね。これは、私がということじゃないんですよ。国民であり、まさに拉致被害者の家族の皆さん、やはり今政府が、本当にこの六カ国協議...全文を見る
○笠委員 私は、もう全く全然十分な体制ではないと考えているんです。  ちょっと警察庁の方にお伺いしたいんですけれども、政府としては絶対の確信がなければ認定はしないということなんでしょうけれども、確信は持てないまでも可能性があると考えている実際の件数はどれくらいに上るのか、またそ...全文を見る
○笠委員 一つ確認なんですけれども、その特定失踪者のリスト、四百名の方すべて捜査をしているわけではないですね。いかがですか。要するに、すべてそういう土俵に上げてきちんと捜査をしているのかどうか。
○笠委員 ちょっと時間がなくなってまいりましたので、もう一点。  先般、先ほど来話があるように、三日間の大変暑い中での座り込みという行動を起こされたように、本来そういう方々が座り込まなくてもいいような状況をつくり出していくのが政府であり我々政治家の役割であろうと思っております。...全文を見る
○笠委員 時間が来たので、では副長官、最後に。  こういう、国が相手取られて、国に対して何とか認定してくれという訴訟を起こされているということについて、政治家として、副長官として、責任者として、どのようにお感じになるか、最後に聞かせていただきたいと思います。
○笠委員 どうもありがとうございました。
08月03日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。よろしくお願いをいたします。  きょうは、二つのことについてお伺いしたいんですが、まず最初に、今中教審の方で議論をされております義務教育のあり方について、この問題についてまず先にお伺いをしたいと思います。  先ほども午前中の質問等でも、大...全文を見る
○笠委員 今、各界のまた意見を聞きながらということがありましたけれども、これは先般、審議経過報告ですか、この中にも出ておりますけれども、「今回の審議経過報告を機に、国民各位が義務教育への関心をいっそう高め、活発な議論を展開してくださることを期待したい。」というようなことで締めてあ...全文を見る
○笠委員 今の数、こんなものしか国民は興味がないのかということですよね。というよりも、私はそれは違っていて、まずこういう大事な義務教育に関しての議論が行われているということを全く知らないんですよ、普通の人たちは。先ほど局長は政府広報と。郵政の民営化はあれだけでかでかと政府広報して...全文を見る
○笠委員 今から考えても、恐らくやらないんでしょうね。  私、このパンフレット一つとっても、これはどこで配っているんですか。
○笠委員 文科省の幅広くと私の認識をする幅広くというのがちょっと違うのかもしれませんけれども、PTAだとか、PTAといっても多分全国のPTAじゃないでしょう、恐らく。その幹部の方でしょう。あるいは教育委員会に渡すだけじゃなくて、こんないいんですよ、ぜいたくな、何が書いてあるかわか...全文を見る
○笠委員 御心配なさらなくても、民主党はそれぞれやっておりますので、それはいいんですけれども、ただ、やはりこういう意見を、自分たちの意見が求められていると。本当に求めているんだったら、あえてそういう言い方をさせていただきますけれども、やはり三百人ぐらいの人しか関心がないということ...全文を見る
○笠委員 よろしくお願いします。特に、秋の中教審の結論、これはあくまで中教審の結論が出るわけでございますから、そこで出た結論をもとに、恐らくは幾つかのテーマについては、まず、方針を決める前にやはり国民の声というものをしっかりと聞いていくという姿勢も求められていくと思いますので、ぜ...全文を見る
○笠委員 今次長おっしゃったように、これは本当に文化財保護法に照らしてもぎりぎりの解釈、つまりは言いかえるならば、本来はこういうことはあってはならない、もう本当にここがぎりぎりの決断だったということなんでしょうけれども、きょうは、その文化財保護法について触れるかどうかという議論を...全文を見る
○笠委員 今回、こういうふうにぎりぎりの状況までなったということでございますけれども、これまで、例えば劣化をしていないのか、あるいは今カビの問題というものもこれは大きな要因の一つでございますけれども、こういう点について、どういう形で文化庁としてはこれまで調査をし、そしてそのことを...全文を見る
○笠委員 今、昭和六十年以降は、要するにそれまでのいろいろな苦労が実って大体うまくいっているというようなことで、年一回の点検で済ましてきたというようなことなんですけれども、実態は全然違っていたわけですよね、全く。むしろ、緊急的な対応をしないといけないような状況に、この遺跡が、壁画...全文を見る
○笠委員 今、るる次長おっしゃったんですけれども、その平成十三年以降急激に悪化した、それは予想できなかったことである、予想以上ということなんでしょう、多分、初めてのことでと。ただ、そのときに、本当にこれは大変なことだという認識を文化庁として持っていたのかということを私は指摘したい...全文を見る
○笠委員 今、そういう認識を持った、さらにしっかりと情報公開、悪い話も含めてきちんとしてきたということをおっしゃるんだけれども、先ほど次長おっしゃった、これですよね、「国宝 高松塚古墳壁画」、ここに、私は、きょうちょっと文化庁長官がおられないので次長にお伺いしますけれども、最初の...全文を見る
○笠委員 私は、これは本当に難しいと思うんですよ。初めてのケースで、だれがやっていたらもっとよかっただろうとか。ただ、僕は本当にこの文化財の保護ということに関しての文化庁の体質というか取り組む姿勢、その危機感というものが欠けているんではないかと。  もう去年こういうものを発行し...全文を見る
○笠委員 私は、この決定がされたときに、恐らく多くの国民の皆さんが、え、どういうことなんだという思いを持ったと思います。テレビのニュースでも報じられました。  それで、そのときに、このことについてちょっと私確認なんですけれども、解体をする、こういう非常事態宣言、本来であればやり...全文を見る
○笠委員 私は、これまでいろいろな作業あるいは調査に当たられてきた方には敬意を表しますよ。  そうじゃなくて、文化庁として、先ほど言ったじゃないですか、この保護に当たる責任者は文化庁なんでしょう。当然ながらそのトップの方が、僕は責任をとれとかそういうことじゃなくて、しっかりとや...全文を見る
○笠委員 ここでもう作業部会の結論というものが、大体この検討会で、この壁画の取り出しありき的な議論が続いてきているわけですよ、この検討会では。やはりデータを持っている本当の専門家は作業部会にいるわけですから、なかなかそれに反論できない。あわせて、検討会のメンバーというのは文化庁関...全文を見る
○笠委員 二点。それと、この修復後に文化庁の方としては公開をすることを前提にというようなことをどうも方針として示されているようですけれども、こういうことを本当にそんなに安易に約束できるのかどうか。そして、壁画を取り出すときに一〇〇%傷つけないという自信があるのかどうか、そのことを...全文を見る
○笠委員 時間が来たので、最後、一つだけ御質問して終わりますけれども、本当に文化遺産というのはかけがえのない国民の財産で、また、後世にしっかりと残していかなければなりません。今、今後も作業部会でいろいろなことをやりながら、そして実際の作業に入っていくということですけれども、ぜひ作...全文を見る
○笠委員 一〇〇%の約束ができないんだから、しっかりとそこあたりの情報公開はしていただきたい。文化庁の中だけで、関係者の中だけで議論が進められることだけは絶対にやらないように、そのことを念を押しまして、私の質問を終わらせていただきます。
10月06日第163回国会 衆議院 本会議 第5号
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○笠浩史君 民主党の笠浩史でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の郵政民営化関連法案及び民主党松本剛明君外提出の郵政改革法案について質問をいたします。(拍手)  去る八月八日に参議院で否決された政府提出の郵政民営化法案が、民営...全文を見る