笠浩史

りゅうひろふみ

小選挙区(神奈川県第九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

笠浩史の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  この予算委員会で初めて質問をさせていただくわけですが、福田総理におかれまして、いわゆるつなぎ法案と言われるものがどうなっているのかということで、先ほど同僚委員からも質問がありましたけれども、どうも昨日来、いろいろな動きが今与野党間で行わ...全文を見る
○笠委員 今のはやはり、総理、本当に無責任な答弁だと私は思いますよ。  なぜかといいますと、本当に税にかかわる大事な話、租税特別措置の関連法案の審議、本来だったら、先ほどあったように、やはり閣法でやるべき話ですし、歳入にかかわる大事な財政の骨格ですよね。では、それに対して、もし...全文を見る
○笠委員 総理は先ほど、国民生活にとにかく影響を与えてはいけないということを繰り返されています。  しかし、この暫定税率というのは、まさにこれから十年間、年間二・六兆円、十年にわたって、三月末で一度期限が切れるんですから、二十六兆円の増税を続けるかどうか、増税をするかどうか、こ...全文を見る
○笠委員 しかし、本当に、先ほど申し上げたように、骨格にかかわる話ですから大事な話じゃないですか。しかも、これだけすべてのマスコミで報道されているわけですよ。もうきのうからずっとこの話ですよ、国会の話題は。  ですから、総理が、やはり今政府を預かる立場からすれば、では、この歳入...全文を見る
○笠委員 我々はしっかりと議論をしたい。しかし、その議論の入り口で、今取りざたされているまさにブリッジ法案というようなつなぎ法案というものをもし出されるとすれば、これは最初から、もう国会でこれから議論ができなくなる、そういう状況になるわけですよ。  そのことを申し上げて、午後、...全文を見る
○笠委員 午前中に引き続きまして質疑をさせていただきたいと思います。  総理、二時間、ちょっと休憩が長くなりましたけれども、その間もいろいろと与野党間で協議が行われたように伺っております。ちょっと冒頭改めてお伺いをいたしますけれども、午前中、つなぎ法案の件をお伺いしましたが、知...全文を見る
○笠委員 全く今の段階でお聞きになっていないということでございます。  総理は就任以来、国会の場で、あるいは記者会見等々で、やはり我々野党ともしっかり話し合いながらやっていきたいということを繰り返しおっしゃってまいりました。今国会の施政方針演説でも冒頭に、「国民生活に直結する予...全文を見る
○笠委員 午前中もそうだったんですが、今の総理の答弁をお伺いしていて、なぜ今の段階で、審議に入った段階で、できないと本当に決めつけているのかなというような、私はこれは非常に疑問に感じるわけです。  我々も、このねじれ国会のもとで、参議院で第一党という責任があるわけです。ですから...全文を見る
○笠委員 今大臣、一つ例を挙げますと、渋滞対策というのを挙げられました。先ほど、ちょうど午前中の質疑の中で、この中期計画の素案の渋滞対策は、まず信号の交差点等が全国で十九万カ所あると。そこから九千カ所に、まず日常的に混雑が発生している箇所に絞り込んで、そして、特に優先的に実施をし...全文を見る
○笠委員 私は、これは計画を立てる上でそもそも間違っているんじゃないかと思うんですよ。  今大臣のお話を伺っていると、まず三千カ所というのがありきで、要するに、では、特に事業効果が高いもの、あるいは最優先して政策的にやっていかなければならないところがどれだけあるのか。それは、時...全文を見る
○笠委員 それでは、あわせて、これはほかのものもそうなんですけれども、それぞれの箇所数、それぞれの小項目というか政策課題ごとにこれから、具体的な、どこをやるんだという絞り込みをしていくわけですよね。その基準というものは、もう明確に決まっているんでしょうか。
○笠委員 この六十五兆円が、昨年の十二月の七日の政府・与党の協議、合意によって、五十九兆円に削られるんですね。現在、この五十九兆円についての議論を行うわけですけれども、五十九兆円と、六兆円減らしたのはなぜなのか。あるいは、ここに恐らく理由として、いろいろと節約をしてというような、...全文を見る
○笠委員 やはりわからないですよね。  具体的に、例えば六十五兆の計画、そもそも積算ベースで積み上がった計画じゃないですから、それを協議しても、例えば、これは無駄じゃないか、あるいはこれはもっと落とせるじゃないか、そういう議論があって結果として五十九兆円になるんだったらわかるけ...全文を見る
○笠委員 その間にというのは、やはりそれは、これだけの大きなお金がつぎ込まれるわけですから、ちょっといかがかなと思います。  もう一つ具体的にお伺いしたいんですが、平成二十年度に道路投資を一兆円行うことによって二・六兆円の経済効果があるということがこの中期計画の中で出ているんで...全文を見る
○笠委員 ちょっと確認なんですが、この一兆円というのは、先ほどのこの資料の、これはすべての事業、それとも、例えば道路のみに限られるのか、そこの、一兆円の中身というか、それをちょっとお答えいただきたいんですが。
○笠委員 いや、私が今この点をお伺いしたのは、この中期計画自体は、その積算根拠とか含めて非常にわかりにくいんですね、これを見て。しかし、この効果の部分だけは何か具体的に、雇用の増加二・二万人、税収の増加四千五百億円、事細かに、国民一人当たり換算、一人当たり投資額七千八百円でフロー...全文を見る
○笠委員 今おっしゃったのは、この「高規格幹線道路の点検結果」ということは出ていますけれども、それ以外のことというのは、本当にこれはわからないわけですよ、これだけじゃないですからね。その点だけは指摘にとどめておきたいと思います。  次に、教育に関してお伺いをしたいんですが、ちょ...全文を見る
○笠委員 私は今、本当にさまざま、ちょうど前通常国会の中では格差という問題が大きな議論になりました。そのことを、きょう、格差論議をする時間はございませんけれども、とりわけ、その中でもやはり教育と医療という、もちろん日本は自由主義の国で民主主義の国ですから、経済的にやはり頑張った人...全文を見る
○笠委員 総理、道路もつくってあげなきゃいかぬとか、そういうことじゃないですよ。我々と全く目線が違うんですよ。地域に任せてつくっていく、これからそういう時代にしていけばいいんですよ、財源だって。  要するに、国でやるから、分配型のやり方を続けていたら、必ず無駄が起こるんですよ。...全文を見る
○笠委員 私は、やはりこれだけの借金を抱えてきた中には、何も国の責任だけじゃないと思います。やはり今の補助金、この制度の仕組みがあって、自治体の中には、きちんと無駄な事業はやらずに頑張っている首長さんたちもいるけれども、中には、バブルのころを含めて、どんどん自分たちも借金している...全文を見る
○笠委員 総理、今の件で一つだけ。  ことし千人でした。まだ足りません。これは、二万千人を三年間でという目標を立てておったわけですけれども。総理、でも、五年で一万人を削減するということは、これは来年ももちろんふやしていく、私はふやしていかなきゃ大変なことになると思っていますし、...全文を見る
○笠委員 総理、まさにこれは総理が本当に決断しなければできないことでございますので、その点をお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
02月13日第169回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  きょうは、まず、道路の特定財源のことについて、冒頭、冬柴大臣にお伺いをしたいんです。  昨日、私どもの同僚の馬淵委員の方から、今回の中期計画、平成十一年度のセンサス調査、それに基づいてつくられた推計、平成十四年、これが大前提になってこ...全文を見る
○笠委員 大臣、今の答弁、今の政府見解ですか、昨日の答弁とほとんど変わってないですよね、内容が。  今るる申されましたけれども、間違いなくこれから交通量含めて減っていくということで、もう予測が随分違ってきているわけですよ。その傾向というのがもうきちっと出ているわけじゃないですか...全文を見る
○笠委員 大臣、関連してもう一度お伺いいたしますけれども、昨日、松本委員の方から、去年の三月にこの報告ができていたにもかかわらず、大臣は昨日の委員会まで全く知らなかった、要は、その報告が上がっていなかったと。このことについて、省内しっかりと調べてみるということをおっしゃいましたけ...全文を見る
○笠委員 大臣、今、十分受けとめてということをおっしゃったけれども、五十九兆円のこの中期計画の、当初六十五兆円が五十九兆円になったものが、大前提が全く傾向が変わってきているということは、これは大きな問題だと私は思いますよ。  そもそも、平成二十年度からの、これが当初五カ年だった...全文を見る
○笠委員 物理的に不可能だったんじゃないんですよ。最初から役所は全くそれに手をつけようとしなかった。それで、実は途中、去年の三月段階で、大きな、これはおかしいぞ、減少傾向になってきたぞと。しかし、それを表に出して、大臣に上げて、そして世に公表してこれが国民の皆さんが知るところにな...全文を見る
○笠委員 大臣、私が聞いているのは、センサス調査が終わって、それから三年間、どれくらい、こういう作業があるんです、こういう作業があるんですという、その説明を聞いているわけじゃないんですよ。  何で三年かかるのかということじゃなくて、センサス調査自体を一年早く行うとか、あるいはこ...全文を見る
○笠委員 BバイC、BバイC、きのうからそれをおっしゃるんですね、一・二にしているから大丈夫だと。  しかしながら、きのう川内委員も指摘したように、これはまたこれからも具体的に一つ一つ私どもも精査し、指摘していきますけれども、一・二を切っているものだってあるわけですよ。  も...全文を見る
○笠委員 大臣、今の説明、恐らく全くわからないと思いますよ。  ちょっと視点を変えて、きのう宮田政府参考人が、先ほど私が指摘したセンサスを、本来だったら十六年にやって、十九年にはもうこの推計がきちっと終わっているというのが、今までの手順でいけばそうだったんですが、それを十七年に...全文を見る
○笠委員 私、今の答弁を聞いても、やはりこれは、もう言いわけ以外の何物でもないですよね。だって、今まで全部合わせていないじゃないですか、全く。だったら、それを何で、この五年前でやるとかその前とか、全部国勢調査と合わせればいいじゃないですか。  私、もっと言えば、国勢調査と合わせ...全文を見る
○笠委員 要するに、この中期計画には反映されていないということでいいですね。それでいいですね。やはり、こういうことがおかしい。できることというのはあるじゃないですか。  例えば、センサスが十七年からで推計が二十年秋、ことし秋になるから、それはもう間に合わないんだと。でも、逆にそ...全文を見る
○笠委員 大臣、五十九兆が、結果として五十七になるのか五十六になるのか五十になるのか、それは、結果はわかりませんよ。しかし、今我々がここで議論していることは、この三月で切れる暫定税率、新たにまた増税を十年間で二十六兆円続けていくのかどうかという大きな問題だってあるわけですよ。 ...全文を見る
○笠委員 私は全く理解できませんけれども、この問題は引き続き、また次の機会にも質問をしていきたいと思います。  それで、きょうは、実はあかずの踏切について具体的にお伺いをしたかったんですけれども、独立行政法人改革、この無駄遣いの話というものもしたいので、これはまた次回に譲らせて...全文を見る
○笠委員 今、大臣が、シンボリックな部分にメスを入れたと。つけていって、確かに来年度末をもって決定される案件はありますね。  しかし、シンボリックなものに手をつけることももちろん大事ですけれども、実態として、どれだけこの三兆五千億円を削っていくのか。これは、シンボリックなところ...全文を見る
○笠委員 一枚戻って、資料の三を見ていただきたいんです。  今、増田大臣から話がありましたように、人件費ですね、これは運営費交付金からほとんど賄われているわけですけれども、平成十七年の行政改革の重要方針の中で、あるいは行革推進法においても、独法が実は省庁の国家公務員の給料よりも...全文を見る
○笠委員 今、増田大臣、総務省、これは二次評価を行う大事な、各省庁ごとに評価して、それをさらにきちっとチェックしていくという総務省でも、実は、独立行政法人の平和祈念事業特別基金、総務省の所管の独法も指摘を受けているんですね。  この総人件費について、実は十八年度実績が前年度に比...全文を見る
○笠委員 是正をされていくはずであるということよりも、やはり、それぞれの所管の大臣の方々がチェックをしていくんだ、指導していくんだという意識がなければ、独法任せにしていたら、これはなかなか改善できないと思います。  この点について、今お手盛りであるという批判があると。本当にそう...全文を見る
○笠委員 ただ、これは文科省だけの問題じゃなく、少なくとも公立の小中学校の施設ぐらいは、今大臣おっしゃった、この五番目の資料の特に危険なもの一万棟、これは、震度六以上の地震が来たら、あしたにでも来るかもしれません、そしたら本当に倒壊する可能性が高いわけですね。幸いなことに、これま...全文を見る
○笠委員 時間が参りましたので終わりますけれども、冬柴大臣、最後に一つだけ。  だから一般財源化なんです。大臣の尼崎市でも一四・三%ですからね、耐震化。非常に子供たちがかわいそうですよ。だから、道路よりもやはり子供たちの安全です。  そういうことも含めて、一般財源化をしっかり...全文を見る
02月19日第169回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○笠委員 おはようございます。民主党の笠浩史でございます。  きょうは、道路の問題と中国製のギョーザの問題についてお伺いをしたいと思いますが、まず冒頭にちょっと、突然に来ていただき申しわけないですが、石破大臣にお伺いをしたいと思います。  きょう、けさ四時過ぎですか、ちょっと...全文を見る
○笠委員 大臣、もう一点お伺いをしたいんですが、大臣のところには、この事故の一報というのは、どこから、何時に入ったんでしょうか。
○笠委員 若干、一時間半、二時間たってからということになるんですかね、ちょっと遅いなというような気がするわけでございますけれども。  大臣、そこあたりの、防衛省の組織の中での連絡体制、これはしっかりとやはりやっていただかなければならないな、今後の対策ももちろんですけれども、いか...全文を見る
○笠委員 本当に、今の防衛省自体の組織も、大臣先頭になって改革をされるということでございますので、この点もしっかりと踏まえて、また、何といってもまずは原因究明と、そして何よりも、今なお行方不明になられているこの親子お二人の方の救出ということが最優先でございますので、しっかりと取り...全文を見る
○笠委員 今、大臣は、この目標自体は変えないんだ、コストの削減等々でということですけれども、この計画というものがしっかりと積み上げられたものであれば、とはいえ、この六兆円を削っていくというのは大変な作業になると思うんですよ。例えば、各小項目ごとの箇所数を全体的に減らしていくとか、...全文を見る
○笠委員 大臣、たびたび、今具体的に決めると十年間拘束してしまうんだと。ただ、私は、この五十九兆円自体が道路特定財源ということで拘束しちゃっているわけですから、むしろ本当に、なぜやはり五十九兆必要なのかという説明がなければ、およそ国民の皆さんも納得しないと思います。  そこで、...全文を見る
○笠委員 大体では、これは今でも自信がなさそうな局長の答弁ですよ。平均をはじくのは簡単ですけれども、この四十四カ所で、本当にこの十年間、そして、合わせてまさに四兆円にも上る根拠としてこれが本当にふさわしいのかどうか。私は、やはりこれでは納得できないと思うんですよ。  そして、で...全文を見る
○笠委員 私の質問に恐らく全然答えていないですね。  要は、これは過去四年なり五年なり、そこあたりの過去の事業から算出しているんだということをおっしゃっていたけれども、今のでは、こういうことにかかるというだけで、先ほどの四十四カ所とは全く、それにすら至っていないという形でこの踏...全文を見る
○笠委員 大臣、今ちょっと最後の方、私、ひっかかるんですけれども。もちろん、過去、平成十五年より前にさかのぼればあれですけれども、やはり、工事が終わった、除却がしっかりとされた、供用されたというのは四十四カ所なんですよ、この四年間でいうと。ですから、そこは大臣は絶対やるとおっしゃ...全文を見る
○笠委員 これも本当にあかずの踏切対策等々と同じで、大臣が頑張りたい、頑張りたいと言っても、説得力を持って、ここで本当にこの一枚目の中期計画の案どおりにきちっとできるのか、この目標が達成できるのかというと、私はちょっと納得が本当にできない部分がございます。  もう一つだけ申し上...全文を見る
○笠委員 私は、環境対策をやめろと言っているんじゃないんですよ。道路特定財源の中で無理やり押し込んでやる必要はない。一般財源の中でしっかりとやればいいじゃないですか。そうじゃなくても、この道路特定財源で環境に占める、重複分は別ですよ、ほとんど割合は少ないわけですから。  ですか...全文を見る
○笠委員 今、大臣、ぷつぷつぷつぷつ東北道で切れていると言ったって、そういう道路行政を進めてきたのはまさに国交省じゃないですか。それで、しかも、よく今度読んでおいてください。これは何も全部都道府県に渡せと言っているんじゃないですよ。国が直轄でやる部分もあるんです。しかし、先ほども...全文を見る
○笠委員 大臣、今筆頭が言ったことは本当にそうなんです。  大臣、先ほど、新進党時代から分権を、しっかりと自分は地方分権をということをおっしゃっていましたよね。ですから、大臣が今ちょうど私の質問に答えられた中身というものは、実は、この推進委員会に国土交通省の事務方の方、役人が呼...全文を見る
○笠委員 でも、大臣、やはりこれは絶対でなければならないわけで、天洋食品のギョーザであるということが特定できれば回収命令というものはいつでも出すことが、もう大臣の本当に一存、決断で出すことができるので、これは本当にしっかりとやっていただきたいと思います。  それで、大変お待たせ...全文を見る
○笠委員 もう一点、官房長官にお伺いしたいんですけれども、先日の十五日、千葉県と兵庫県でこの被害の出たギョーザから検出されたメタミドホスについて警察庁科学警察研究所が分析を行い、これは日本では使われていない農薬であるという結果が公表されました。政府としては、今時点でこれは国内での...全文を見る
○笠委員 泉国家公安委員長にお伺いをしたいんですが、警察庁としては、これまで一番、中国側の公安当局といろいろと連絡をとり合って、情報交換もしながらさまざまな折衝をされていると思うんですが、中国側は、これは単に食品の衛生管理、安全性という問題ではなくて、まさに事件としてきちんとした...全文を見る
○笠委員 そして、もう一点。先ほど申し上げたように、これからちょっと行き来があって、安藤次長が、二十五日からですか、訪中して、いよいよ本格的な捜査の進捗状況等々について、あるいは今後の協力体制のあり方等について連携を図っていくということなんですけれども、今回、こうやって動いてきた...全文を見る
○笠委員 時間の方がなくなってまいりましたので、あと一つ。本当にお待たせして済みません、外務大臣。  それで、これは今、中国側とこうやって当局同士では動き始めているんですけれども、調査団が行って持ち帰ってくる、向こうから提供いただけるいろいろな資料がまだ出ていないんですね。これ...全文を見る
○笠委員 時間が参りましたので終わらせていただきますけれども、済みません、岸田大臣の方には、ちょっと時間がなくて質問できませんでしたが、しっかりと政府を挙げて取り組んでいただきたいと思います。  私の質問を終わらせていただきます。
02月25日第169回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  きょうは、まず、ちょうど先週の十九日になりますけれども、イージス艦「あたご」と漁船清徳丸が衝突をした事故について、お伺いをさせていただきたいと思います。  質問に入る前に、今なお行方不明になっておられる清徳丸の吉清治夫さん、そして哲大...全文を見る
○笠委員 大臣が今おっしゃいましたけれども、今回、これは重大事案ですよね。お手元の資料の一枚目をごらんいただきたいと思います。  これが十七年の九月二十一日に事務次官通達として出され、そして、今回の事故を受けて大臣が十九日の日にこの改正を通達として出されているんですけれども、今...全文を見る
○笠委員 先ほど質問したんですけれども、恐らく、この幕の方は、仮にこの一番右のケースで上がっていっていたとしたら、まさに内局の職員が、この幕の方、オペレーションルームにいた、それで、上げておいてくれよということをもし指示をしているとしたら、やはりそこはこの一番右のケースに当たるん...全文を見る
○笠委員 大臣がこれからこれを見直すということはわかるんですけれども、つまり、この通達自体を、私は幹部の方々もよく頭の中に入っていたのかというと、十分認識されていなかったんじゃないかと思いますね。それは、まずこれが重大事故なのかどうかという認識ができたのかどうか。  もう一つは...全文を見る
○笠委員 ちょっと一名というのも、ここあたりもしっかりと見直していただき、このときの初動の報告体制の流れというもの、結果についてはまた御報告をいただきたいと思います。  私は、一つ提案をさせていただきたいんですけれども、今度、防衛省そのものの体制を抜本的に改めるという中で、少な...全文を見る
○笠委員 大臣の頭の中では整理がある程度できるんでしょうけれども、本当に、確かにこれまでもあったけれども、これが機能しなかったということですから、そのことはやはり重く受けとめていただいて、早急にこの抜本的な見直しをやっていただきたいと思います。  官房長官にお伺いをしたいんです...全文を見る
○笠委員 次に、情報の公表についてお伺いをいたしたいと思います。  大変混乱をしております。あるいは、これは、関係者、家族、親族の方々のみならず、多くの国民の皆さんも、一体全体どうなっているんだ、防衛省、何か隠しているんじゃないかというような不信感を持たれていると思います。 ...全文を見る
○笠委員 官房長官にもお伺いしたいんですが、少なくともこれは、政府全体でどういう情報を公表していくのかということを判断するのが私は当たり前のことだと思うんですけれども、官邸の方には、それぞれ防衛省あるいは海上保安庁から、すべてこの情報というものは集約をされているということでよろし...全文を見る
○笠委員 私、もちろん警察でございますけれども、ちょっと通常の事件とは違うと思うんですね。やはり、どこまで公表できるのか、あるいは何はできないのかという判断、これは本当に海上保安庁の判断だけでは難しい話だと私は思っています。  この後、幾つか具体的にお伺いしますけれども、現に三...全文を見る
○笠委員 これが本当に、私がそれにこだわっているのは、どういうルートで、どなたからということじゃなくても、どこの部署の方が乗組員の方から連絡をとって、それが同じ方からの報告であったのか、あるいは何時に大臣のところに入ったのか。その点を明らかにしていただかないと、やはりこれだけ重要...全文を見る
○笠委員 ちょっと今の後半の部分がわからないんですけれども、済みません、もう一回。  では、乗り込んだのは、それぞれ七名ということでいいですね。(石破国務大臣「そう」と呼ぶ)ということは、最初は二隻だったので、十四名の方が二隻で活動していて、そこに一隻加えて、また七人ということ...全文を見る
○笠委員 これは、やはり海上自衛隊の方々ですから、これはまさに「なだしお」のときもそうですけれども、もちろん照らすことも大事だし、そして、呼びかけてそれに反応があればいい。しかし、恐らく、これだけの事故に巻き込まれたときには、もうこれは大変なことだということで、そういう何か、救助...全文を見る
○笠委員 これは、海上保安庁等々、あるいは自衛隊のほかの護衛艦も含めて、到着までにはやはりかなりの時間が、これはもう物理的にかかるわけですよね。ですから、やはり一義的に即応の態勢をとっていくためには、当然ながら、この「あたご」の乗組員の方が全力を挙げてまず一次的な捜索に当たるとい...全文を見る
○笠委員 しかし、大臣は、艦長あるいは当直士官と防衛省はしっかりと直接連絡はとれているわけですよね、防衛省なりに。ですから、それは、知っていたかどうか、もうきちっと漁船団を認識していたかどうか、もちろん、それは話としてしっかりと知っているけれども答えられないということでよろしいで...全文を見る
○笠委員 いや、私は、やはりこれはおかしいと思いますよね。  要は、きちっと仕事をしていたのかどうかということじゃないんですか。少なくとも引き継ぎが行われるそのときに、例えば漁船団を認識していたよと。これが見張り員なのか、あるいはレーダーも含めてなのか、それは当たり前にやってい...全文を見る
○笠委員 官房長官、お伺いしたいんですけれども、これは防衛大臣は難しいかもしれない。官房長官はやはり政府の責任者として、こういう事実関係というのは、「あたご」の中で、きちんとしたこの当直体制の中で、当たり前にしっかりと業務が進められていたのかどうか、そしてまた、そういう漁船団を認...全文を見る
○笠委員 でも、私はやはり、例えば、レーダーがきちっと作動していたのかとか、あるいは交代がきちっと何時に行われて、そしてそこで通常どおりに引き継ぎがされていたのかどうかとか、やはりこれは公表をしないというのがよくわからないですね。そこは少し、政府の中で、官房長官、やはり整理をして...全文を見る
○笠委員 大臣、恐らくもう、これで一つ一つ事実関係を聞いたとしても、今の段階で同じ答弁になると思うので、そこは本当に、町村長官、政府の中でもう一度やはり整理をしていただきたいと思います。出せるものはやはり出していただきたい。そうすることが、やはり関係者、本当に家族、親族の皆さん、...全文を見る
○笠委員 質問を終わりますけれども、石破大臣、大臣は先般、安全保障委員会で、国民一人の命を守れないで国が守れるのかということを力強くおっしゃったわけです。大臣も政府の一員ですから、政府としてやはりきちっとした形で、くれぐれも、私は隠ぺいとは言いませんよ、しかし、やはり今出せるもの...全文を見る
02月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  きょうは、またこのイージス艦衝突の事故についてお伺いをしたいと思っておりますけれども、一点、その前に、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。  このイージス艦の情報流出問題で、きょう一部報道で、この取り調べを受けていた海自の三佐...全文を見る
○笠委員 大臣、これだけ今イージス艦の問題が大きな問題になって、しかも、海自の不祥事が続いているわけですよ。これはやはりしっかり確認をされていなければおかしいですよ。まさに中の問題ですから。  これはちょっと確認をして、また、この場じゃなくても結構でございますから、しっかりと事...全文を見る
○笠委員 私、今の総理の答弁をお伺いしていて、総理も感じられていると思うんですけれども、この間、一方で防衛省があるわけです。そして、一方で捜査を進める海上保安庁がある。そして、そこでお伺いを立てる、あるいは相談をする、調整をする。そして、調整をするから時間がかかって、出せない等々...全文を見る
○笠委員 いや、必要な調整をした結果、このような事態を招いているということは、やはりこれは政府全体の問題になるわけですよ。調整してしっかりやっているんだったら、これだけの混乱は招きません。  今から幾つか具体的に、先ほどの細野委員の質問も受けまして、防衛大臣に確認をしていきたい...全文を見る
○笠委員 大臣、私、これはやはり認識の問題だと思うんですよ。その事の重要性、この日の十七時から行われた、ちょうど大臣がこのことを部会でお話しされている時間帯に、防衛省で報道官の会見が行われています。  その中で、ほかにもさまざまに判断を仰がなければならないことがあって、対応に追...全文を見る
○笠委員 済みません、二十六日です。要するに、このことが明らかになった後に経緯を説明しているんです。
○笠委員 冬柴大臣にお伺いします。  幾つか防衛省の方から、ファクスでなんですよね、主にファクスでその時々海上保安庁の方に報告が行きますけれども、それに対して海上保安庁としては、やはりこれはファクスで返して、例えば、この情報は公表していいんだとか、あるいはこの情報は控えてもらっ...全文を見る
○笠委員 ということは、長官、確認しますけれども、先ほどありましたような、例えば十二分前に発見しましたよというような話であるとか、さまざまこれまで防衛省から相談を受けていると思うんです、連絡が行っていると思うんです、ファクス等々で。そういうことについては、一つ一つ、海上保安庁とし...全文を見る
○笠委員 防衛大臣はこれまでの答弁の中で、本当に、情報の公開については積極的にやりたい、しかし一方で、捜査の厳正、公正性、これを確保しながら、この両立をしっかりと図っていかないといけないということをおっしゃって、一つ一つの案件についてお伺いすると、重要な案件であるほど、いつも、海...全文を見る
○笠委員 大臣、今の三つの公表されていることについて、間違いないと言い切れますか。
○笠委員 いや、私は、公表する情報、何を基準にしながら防衛省は情報を公開しているんだろうというのが常々、この十日間、わからないんですよ。  というのが、今のような話、私が今なぜ三つのことを申し上げたかというと、海保は何もまだこの捜査結果を出しているわけじゃない、これは防衛省が出...全文を見る
○笠委員 大臣は繰り返し、隠ぺいしていないんだ、隠していないんだ。それは大臣はそうでしょう。しかし、今大臣、おかしいですよ、やはりおっしゃっていることが。  例えば、先ほど言ったように、速度であるとかあるいはいつ漁船を発見したのか、そういったことというのはまさに捜査にかかわる話...全文を見る
○笠委員 二十年前の「なだしお」の、まさにあの事件が起こったときには、たしか当時の運輸大臣が今の石原慎太郎都知事だったと思います。このときは、運輸大臣を本部長にした政府対策本部を早急に立ち上げたんですね。ですから、私は、海上保安庁と申しわけないけれども海自、それは昔ながらの関係が...全文を見る
04月09日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○笠委員 おはようございます。民主党の笠浩史でございます。  きょうは、先ほど大臣が冒頭に陳謝をされたわけでございますけれども、本当に起こってはならない事件が、今度は文部科学省かというような思いで、非常に残念でなりませんし、あってはならない、そういう思いを持っておられる国民の方...全文を見る
○笠委員 幾つか具体的にお伺いしたいと思いますけれども、今回贈賄側の容疑で逮捕された倉重さん、この人は、五洋建設に勤務し、そして、〇六年の三月に子会社のペンタビルダーズ顧問ということが報じられておるわけですが、この倉重容疑者と大臣は、面識というのはあるんでしょうか。
○笠委員 大臣はないということですけれども、この倉重さんというのは、亡くなられた柳川覚治さん、文科省出身で参議院議員で、文教の分野に大変通じられた方の秘書も長くされていたということなんですが、先ほど大臣がおっしゃったように、これが本当に大島容疑者個人にかかわる問題なのか、あるいは...全文を見る
○笠委員 いや、私が聞いているのは、今途中だけれども、だれがどうこうということじゃなくて、この倉重容疑者と接触をした現職の職員は今のところおられるのかおられないのか、そのことをお答えくださいということを言っているんです。もう始めているわけでしょう。
○笠委員 もう一つ確認しておきますけれども、幹部職員というのはどういう対象で、そして、この文教施設企画部、今どの辺まで終わられたのか、いつまでにすべて終わる予定なのか、この省内の聞き取り。さらには、OBがおられると思うんですね。その辺についてのスケジュール的なことをお伺いしたいと...全文を見る
○笠委員 何が、視野に入れてなんて、そういう認識で調査なんかできるわけないじゃないですか。少なくとも、まず現職の、確かにOBは、それは連絡がとれない人も、なかなかとりにくい人も出てくる。それは何日かかかるかもしれない。しかし、こんなものは一週間ぐらいでできる話ですよ、接触があった...全文を見る
○笠委員 大臣、捜査じゃなくて、捜査は警察に任せればいいんです。そうじゃなくて、構造的な問題かどうかというときに、今、私もいろいろと報じられていること、あるいは調査を始めていますけれども、この倉重なる人物が、大島容疑者、このまさに個人的な関係のもとでの今回の事件だったのか、それと...全文を見る
○笠委員 また私、これは引き続きやらせていただきますけれども、きょうは時間がありませんから。  国が発注している文教の施設にかかわる大部分を、今大臣ちょっと先走って、私がもう一点聞こうとしたことをおっしゃったけれども、かつて、一昨年ですか、櫟の会という文部科学省OBの会が、これ...全文を見る
○笠委員 時間が参りましたので、きょうはこの辺で終わらせていただきたいと思いますけれども、本当にこの問題については、やはり徹底的に事実解明と同時に、大きな意味で、こうしたことが二度と起こることがないような再発防止策というもの、しっかりとまたこの委員会の中でも議論をさせていただきた...全文を見る
04月21日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○笠分科員 民主党の笠浩史でございます。  きょうは、鴨下環境大臣、そしてまた、独立行政法人の環境再生保全機構、わざわざ湊理事長にも当委員会においでいただき、去年の八月に和解しました東京大気汚染訴訟、ぜんそくの大気汚染による患者さんたちを救済していく訴訟について、あるいは今後の...全文を見る
○笠分科員 局長、もう一点だけ関連して確認をさせていただきます。  ということは、東京都は医療費助成ということで二百億の枠組みをつくっておるけれども、国から拠出されるこの六十億円というものが、例えば何らかの形で迂回してこれが医療費の助成に使われるということは絶対にない、また、そ...全文を見る
○笠分科員 予防事業にということが大前提として六十億円が拠出をされるわけですけれども、では、ちょっとお伺いしたいんです。私が聞いているところだと、今現在、東京都の予防事業で大体どれくらいかかっているのかというと、年間で五千万円ぐらいなんですよ。この六十億円というものが出てきた根拠...全文を見る
○笠分科員 今局長がおっしゃった、私が伺っている五千万円、いろいろ考えれば、それは一億かもしれない、あるいは二億かもしれない、ただ、いずれにしても、五年間で六十億円も使うというのはまずちょっと考えられない。私が随分前に環境省の方から御説明を受けたときにも、実は都の方でも、予防事業...全文を見る
○笠分科員 これはイエスかノーかでお答えいただきたいんですが、では、六十億円、拠出したお金については、例えば、五年たって見直しの段階で何十億かまだあるよ、それがもう一度国に戻ってくるということはないわけですね。もう渡し切りで、何年かけてでもずっと予防事業で使っていただければいいん...全文を見る
○笠分科員 今、戻していただく可能性もあると。別に、国から強制的に、五年たったから余った分を戻せということじゃないけれども。もしそういう可能性があるとすれば、これは、裁判の中で、和解案の中でそのことをきちっと項目としてうたっているんでしょうか、合意案の中で。いかがですか。この和解...全文を見る
○笠分科員 また後ほどお伺いしますけれども、今のことと関連して、次に、私、これはもう本当におかしいなと思うのは、政治決着ということばかり言われますけれども、このことの経緯はもう結構ですけれども、私が申し上げることがもし間違いであればそれは御指摘をいただければと思います。  去年...全文を見る
○笠分科員 いや、大臣、当時は鴨下大臣ではないわけですけれども、これはやはりおかしいですよ、やり方として。長年と。  しかし、西淀川、あるいは私の地元の川崎もそうです、尼崎も、それぞれかつて裁判を行ってきた。それで、これは初めてのことなんですよ、こういう形で国がこれだけのまとま...全文を見る
○笠分科員 法的にではなくて、では、例えば、今度実際、川崎の患者の団体の方々の中から、同じような訴訟をもう一度起こせば、こういう応分の負担でスキームできちっと自分たちも支援が受けられるんだと。これはほかでもそうでしょう。これはもう前例ですからね、そのたびにこの基金を、その時々で政...全文を見る
○笠分科員 私は、六十億出すことが悪いと言っているんじゃない。何で独法のこの基金を崩す必要があるんですか、そこから拠出する必要があるんですかということを言っているんですよ。そうでしょう。だって、本来のこの基金の目的は運用益を、では、その運用益が今度は減るわけですよ、当然ながら原資...全文を見る
○笠分科員 大臣、本来だったら、政治決着するときに一般財源からやったと思われませんか、正直、本音では。一般財源からしっかりとやればよかったと。だって、政治決着なんだから。この方法が私は非常にこそくだと言っているんです、やり方が。僕が環境大臣とすれば、これはお金をしっかりと一般財源...全文を見る
○笠分科員 大臣、これをやはり第一歩にしないといけない。そういう政治決断があったんだったら、それを第一歩にしてスキームをつくるべきなんです。川崎だって東京都だって、例えば自治体でいえば、ほかの自治体に比べればまだ力がある。だから、無理してでも独自に助成をすることもできる。でも、そ...全文を見る
○笠分科員 時間が参りましたので終わりますけれども、最後に一言だけ。  引き続き、私も環境委員会等々で、特に独法から拠出をするということの問題点は、引き続き私は指摘をして、また議論させていただきたいと思います。  本日はありがとうございました。
05月14日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○笠委員 おはようございます。民主党の笠浩史でございます。  きょうは渡海大臣に、先般、委員会でも質問させていただきましたが、文教施設整備事業をめぐる汚職事件について特に集中して質問させていただきたいと思っております。  まず、それに先立ちまして、冒頭、先ほどもお話がありまし...全文を見る
○笠委員 私ども民主党も、もうずっと耐震化の促進の議員立法というものも提出しておりますし、これは本当に、恐らく各党も同じ思いだと思うんですね。ですから、そういう意味では、もちろんそういう夏休みの時期、いつの期間に工事をしていくのか、あるいはどの程度のことをやっていくのかというよう...全文を見る
○笠委員 しっかりとその点については取り組んでいただきたいと思います。  次に、本題の文教施設整備事業をめぐる汚職事件、私は、先般四月九日の当委員会の中でも取り上げさせていただき、文科省としても今回の事態を受けて四月七日に調査チームを設置し、さまざま、職員及びOB、あるいは国立...全文を見る
○笠委員 私、だれがということを聞くつもりはありません。今、四名から五名ということを、これは恐らく初めてきょう明らかにされたことだと思うんですが、この方が、ちょっと確認です、これはゴルフをやった方ですか、会食をされた方ですか。そこだけ教えてください。
○笠委員 では、聞き方を変えたいと思いますけれども、この後恐らく、文科省の方では、時期を待って、この調査が済み次第、不適切な行為とみなされる方については人事院の方に、国家公務員の倫理規程に反する方についてはその委員会の方に上げられるんだと思うんですけれども、この国家公務員の倫理規...全文を見る
○笠委員 この四、五名の人が、三十二人調べた中で、今、どういう状況の会食だったのかゴルフだったのか、そこらあたりの詳細は、捜査の支障もあるということで、捜査中ということで述べられないということですけれども、もう一つ。  これは、御本人がおっしゃっている方々でしょうから、もう一人...全文を見る
○笠委員 ここだけはお答えいただきたいんですが、接待を受けていた人もいるということですね。
○笠委員 可能性があるというよりも、恐らく、四、五人という方々は、何らかの形でのそういうふうな接待を受けていたということで理解をいたしたいと思います。  次に、OBについても、過去二十年程度で部長、技術参事官経験者を調査したということでありますけれども、同じ質問をさせていただき...全文を見る
○笠委員 お一人だけ具体的にお伺いをしたいと思います。  歴代の部長経験者の中で、今回の大島容疑者の前の部長をされておった萩原久和さんという方がおられますね。この方は、倉重容疑者とゴルフ、会食といったようなつき合いがあったんでしょうか。
○笠委員 面識はあったけれども、今現在の聞き取りの中では、そういう、特に懇意にしていたとか、あるいは不適切と見られるようなつき合いはなかったということで、今のところ文科省の調査チームとしてはそのように認識しているということですね。それでよろしいですか。
○笠委員 もう一点、具体的にお伺いをいたしたいと思います。  大学関係者の方も、これはかなり大学側にいろいろと依頼してということもあるでしょうから、まだ途中ということでございましたけれども、その中でもやはりゴルフや会食を倉重氏とした者がいるという報告を私この前受けました。  ...全文を見る
○笠委員 今お伺いした中で、私がなぜ、東北大学、そしてあえて萩原さんという前の部長さんのことをちょっと具体名を出してお伺いしたかというと、きょうこの後、同僚議員の方からもさまざままた質問があるかと思いますけれども、やはり今回の問題が文教施設企画部の非常に組織的なものであったのか、...全文を見る
○笠委員 極めて異例なんですよね。やはり、だから逆に言うと、この後、東北大学の件を幾つかまたお伺いしますけれども、ひょっとしたら、事実関係だけでも、今現在、萩原さんは面識はあった、しかしそれ以上の関係かどうかはわからない、そして一方で倉重容疑者は東北大学には出入りをし、そこの大学...全文を見る
○笠委員 今、詳細な説明がございましたけれども、要は、文科省としては関与はしていない、そして、萩原さん自身が個人として東北大学との関係の中でこういった再就職を決めて辞職をしたという理解でいいと思うんです。  そこで、一つは、文教施設企画部、この整備事業についていろいろな策定をし...全文を見る
○笠委員 とりわけ大臣は、こうした技術の方の分野に非常に明るい方でございますからおわかりのとおり、国立大学法人の中で、理工系なりの優秀な先生方なんというのは、人材もたくさんおるわけですよね。だから、時にそういった、何かよっぽどの事情があって、大きな、これからいろいろな移転事業を行...全文を見る
○笠委員 それと、これはこの協会関係のことでちょっと確認したいんですが、文教施設協会に、大島容疑者の奥さんが一時、何年か勤務していたということが一部報道で伝えられておりますけれども、このことは事実なのかどうかお答えいただけますか。
○笠委員 今の最後の、本人はそう言っているのか、文教施設協会がうそついているのかよくわかりませんけれども、求職情報で自分でというのは考えられないですよね。  恐らく、まず、倉重さんというのがここを舞台にしてやっていて、しかも現役のときですよ、まだ大島さんがまさに施設企画部にいた...全文を見る
○笠委員 時間が参りましたので、この後同僚の田島議員に引き続きこれに関連した質問をお願いしたいと思います。  私は、また引き続きこの問題は取り上げていきますけれども、やはり、教育の予算、それじゃなくても足りない、使うところはたくさんあるんです。ですから、少なくとも教育にかかわる...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○笠委員 おはようございます。民主党の笠浩史でございます。  きょうは、糸賀参考人、田中参考人、そしてまた長澤参考人におかれましては、本当に貴重な御意見をいただきましたことに、まず冒頭、感謝を申し上げたいと思います。  順番に、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○笠委員 ありがとうございました。また本当に参考にさせていただきたいと思います。  限られた時間でございますので、次に、田中参考人の方にお伺いをさせていただきたいんです。  先ほど、学校自身も地域も相互に変わっていくんだということですね。その文化、その壁をぶち破ってということ...全文を見る
○笠委員 もう一点、関連してお伺いをしたいんです。  私は川崎の方を選挙区にしているんですが、昨今、公立の小学校や中学校に、例えばおやじの会であるとかさまざまな形で地域の方々が学校の運営にも参加していこうよ、あるいは、家庭と地域と学校というものの、先生おっしゃったような連携を強...全文を見る
○笠委員 どうもありがとうございました。  続きまして、長澤参考人の方にお伺いをしたいんです。  先ほど、今回の法改正の中で、社会教育委員の制度について、これはもともと必置ではないわけでございますけれども、補助金を受けるときに、今回、社会教育委員を置いていなくても、審議会等々...全文を見る
○笠委員 もう一点、今のことに関連してなんですが、社会教育委員の制度もそうなんですけれども、まず今、首長さんのいろいろな部局がございますね、また教育委員会がある、そして社会教育委員の制度もあり、あるいは今おっしゃったような生涯学習審議会みたいなものもあったりということで、なかなか...全文を見る
○笠委員 どうもありがとうございました。
10月08日第170回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○笠委員 おはようございます。民主党の笠浩史でございます。  きょうは、麻生総理とは、総理になられて初めて質疑を行わせていただくわけでございますけれども、前に外務大臣等々のときにも私も何度か議論させていただいたことがあるんですが、この二日間の委員会、私も参加をしておりまして、総...全文を見る
○笠委員 官房長官、確認をさせていただきますけれども、先般来、この文書、各府省に総務官室の方から出ておりますものです。  野党(政調等の組織を含む)からの資料要求等については、既存の資料をそのまま提出するようなものを除き、各省庁限りの判断で資料を提出することは厳に慎み、自民党国...全文を見る
○笠委員 私、今おっしゃった五つの点、政府見解として出たんですが、ちょっと確認をさせていただきます。  本来、例えば非常に資料要求が膨大である、その中身の問題じゃなく、膨大であるとか作業量が大変だ、そういうふうなことの実態を把握したいということでの申し入れであったということです...全文を見る
○笠委員 いや、今、長官、要するに、検閲しているものではないときのうからあります。ただし、そういう誤解を、きのう石破大臣が一番いい答弁をされておりますね。疑念を持たせたことについては率直におわびをしたいということで、あくまでもこれは大臣がみずからの判断で、出す出さないも含めてしっ...全文を見る
○笠委員 要するに、であるならば、自民党の方に、国対の方に、事前に出さないこともあるということですね。
○笠委員 長官、もう一点、ちょっと事実確認をさせていただきたいんです。  これは九月十二日、こういった指示が出されたわけです。それ以降、まだ一カ月たっていないんですが、きのうちょっと私お願いをしておるんですけれども、今回、事前に資料を自民党国対の方に出して、その結果として資料が...全文を見る
○笠委員 この点は今後もしっかりと、今、官房長官が、そういうケースは今のところはなかったということで、今後そういうことが絶対にないように、修正をしたということを確認させていただきたいと思います。  もう一点、これは一昨日、本当にちょっとゆゆしき事態だと思うんですけれども、厚労省...全文を見る
○笠委員 この点については、あと個々具体的なケース等々について、また同僚委員の方からもあるかと思いますけれども、やはりそれは政府一体、あるいは議院内閣制のもとで政府・与党が一体であるということをきのうから繰り返されているわけでございますけれども、我々は、政府に対して、院としてしっ...全文を見る
○笠委員 その点は、この学力調査のあり方についても、これはさまざまな角度から今いろいろな賛否もあるわけで、少なくとも導入をされた大臣が、こういうみずからの導入した制度について、今の文科大臣の答弁にあったような目的、あるいは今後の方針と全く違ったことで、そういう方を任命されるという...全文を見る
○笠委員 安倍政権で、安倍さんが総理になられたときに、今官邸の方には拉致対策本部というもので、これは今麻生総理が本部長でやっておられると思うんですけれども、近々この対策本部を開くという予定はございますか。
○笠委員 この対策本部は二年前、たしか九月にできまして、安倍政権時代に第一回目の会合というんですか、これが平成十八年十月十六日に開かれて以来一回も開かれていないんですよ。福田さんのときは一回も開いていない。福田さんは、対話と圧力の中で、もちろん両方大事ですよ、しかし、どちらかとい...全文を見る
○笠委員 これは担当大臣、河村長官の方でもいいんですが、この二年間、対策本部があって、その下に関係省庁の対策会議、実際はここで各省庁がいろいろな連携をしてやっていくということになると思うんです。これも安倍政権時代は四回開かれているんですけれども、福田総理のときは、ことしの四月に一...全文を見る
○笠委員 私はここで今具体的に、情報の管理というのはまさに大事ですから、だから出せということじゃないんだけれども、今どういう結果が北朝鮮から出てきたとしても、しっかりとそれに対して、政府として、これじゃ足りない、これであれば、そういうことはないと思うけれども、すべて北朝鮮が出して...全文を見る
○笠委員 プラスアルファという言い方をされましたけれども、やはり特定失踪者のいわゆる千番台リストの方々のみならず、これは数百人にも上る方々が今なお救出を待たれているということです。  そして、時間になりますので、ここで私は二点、これは総理に要望したいんです。  一点は、私たち...全文を見る
○笠委員 時間になりましたのであれですけれども、先ほど言った、もうこれからは、帰国させるではなくて、救出する、やはりその言葉をしっかり政府の公式文書の中でも使っていただきたいと思いますので、その点だけお答えいただきたいと思います。
○笠委員 どうもありがとうございました。