笠浩史

りゅうひろふみ

小選挙区(神奈川県第九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

笠浩史の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第182回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  きょうは、下村大臣、また大臣に御就任されて初めての委員会での論戦ということで、私も直前まで文部科学省の方で副大臣を務めておりましたので、今回、これから、さまざま教育現場の、あるいは文部科学行政にかかわる課題は本当に党派を超えて議論をして...全文を見る
○笠委員 今、全国にしっかりとした調査を徹底するということでございますけれども、本当にこれは一言ではなかなか、こうすれば全てなくなるというようなことは、これはもう難しいわけで、やはりあらゆる面から、またいろいろな現場の声も踏まえながら、いじめによる自殺ということで、昨年来、各党で...全文を見る
○笠委員 試験自体は二月の二十日から二十一日、しかしながら出願期間は二月十三日から十四日、もうあと三週間なんですね。  大阪市内には、市立の桜宮高等学校以外にも、汎愛高等学校ですか、体育科を置く高等学校がある。あるいは、私立が二校、府立が二校あるというふうに聞いておりますけれど...全文を見る
○笠委員 それと同時に、今回、部活動の方も、今、一応は全ての体育系の部活動は中止になっていて、そして、恐らくバレーボールとバスケットボールの二つについては、まだ引き続きいつから再開されるかがわからないけれども、外部調査の結果を踏まえて逐次活動は再開をしていくということでございます...全文を見る
○笠委員 やはり少なくとも、高校から体育科に入って、そして当然ながら、スポーツだけ、文武両道は必要ですけれども、ある程度はやはり、自分の将来設計を考えたときに、例えば、大学に入学をするにしても、スポーツでの推薦入学という門戸は今かなり開かれていますから、そういった進路を考えたり、...全文を見る
○笠委員 今、ちょっと限られた時間ですので、幾つかお伺いをいたしましたけれども、こういったこと一つ一つとっても、これからまた、この学校の顧問だけじゃなく先生も総入れかえするというようなことで、教育委員会で人事異動についても、この春先を、新年度をにらみながら検討されているというふう...全文を見る
○笠委員 この問題はこれからの推移を見守りながら、そして私どもが考えていかないといけないのは、本当に今形骸化が指摘されたり、あるいは迅速性に欠ける教育委員会制度をどういうふうにしていくのか、さらには首長の権限も含めて、各党それぞれに、マニフェストでも教育委員会を抜本的に制度を見直...全文を見る
03月27日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○笠委員 民主党の笠でございます。  きょうは下村大臣と、先ほども一部御指摘がありましたけれども、少人数学級、三十五人以下学級の推進を中心に議論させていただきたいと思います。  ちょうど私どもも、政権交代をした後、この少人数学級を推進しようということで、小学校の一年生について...全文を見る
○笠委員 今大臣おっしゃいましたけれども、もちろん私たちも、しっかりとした先行的な取り組みをしている事例や、あるいは今度の学力調査等々の中での検証というものも、これは不断にやっていかなければならないと思うんですけれども、やはりこの三十五人以下学級、少人数学級の必要性というものにつ...全文を見る
○笠委員 本来ですと、間もなく恐らく答申が出る第二期の教育振興基本計画に合わせる形で二十五年から五年間のということが、私たちも考えていたことですけれども、残念ながら、このことは我々は策定、そして現実に政策を実現することはできませんでしたので、ぜひ、二十六年度からで結構なので、やは...全文を見る
○笠委員 今この少人数学級の効果についてはさまざまな学説がありまして、肯定的な評価、研究もあるわけです。あるいは、今政務官がおっしゃったように否定的に捉えているところもあるわけでございますけれども、私はやはり、今先行して取り組んでいる、例えば秋田県であったり、山形県であったり、あ...全文を見る
○笠委員 今局長の方からも御説明ありましたけれども、担任外の教員は単に遊んでいるわけじゃないんですね、非常に重要な役割を今御説明があったような形で担っている。さらには、学級担任と学級担任外の労働時間もそう大きな差は見られないわけです。  こういった中でも、やはり、まずは担任外の...全文を見る
○笠委員 今、政務官は、この担任外教員の活用について財務省としては一概に言えないんだということをおっしゃっていたけれども、このことはかなり強く、概算要求段階でもそうですけれども、この予算編成に当たっても、これはいろいろなところに根回しに動いていたというのがやはり財務省のやり方なん...全文を見る
○笠委員 残念な答弁だと思います。  決められたように大体同じ話ばかり毎回されるわけでございますけれども、では今おっしゃっているような一クラス当たりの人数であるとかいろいろな点でいうと、まだまだOECD平均よりも日本は上回っておるわけでございまして、やはりこれを先進国並みにしっ...全文を見る
○笠委員 それともう一点は、きょう最後にちょっとお伺いをしておきたいと思います。  高等学校の無償化の所得制限、このことを自民党さんは公約として掲げられ、たしか昨年も三党協議も行わせていただきました。この中で一点。大臣、今度の幼児教育の無償化については所得制限をかけられるお考え...全文を見る
○笠委員 時間が参りましたのできょうは終わりたいと思いますけれども、また次回、高等学校の無償化と幼児教育の無償化の整合性を含めて議論させていただきたいと思います。  終わります。
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○笠分科員 下村大臣、どうもお疲れさまです。民主党の笠浩史でございます。  きょうは、分科会ということもございますので、少し個別具体的なテーマについて御質問させていただきたいと思います。  まず一点目は、実は色覚検査というのがかつては行われておりました。私も小中学校とそれを受...全文を見る
○笠分科員 今局長からも答弁ありましたように、これは平成十四年の三月二十九日に、当時のスポーツ・青少年局長名での通知が出されております。  そして、その留意事項の中で、今局長がおっしゃったような、検査表を必要な備品としてしっかり備えておく必要がある、あるいは、これはもちろん本人...全文を見る
○笠分科員 この留意事項の中では、かなり具体的なことを書いてあるんですね。  この色覚検査表は、汚れを避けるため、検査表を指でなぞらせないこと、また、光による変色を避けるため、使用時以外は暗いところに置くこと、特にその保管に留意するとともに、少なくとも五年程度で更新することが望...全文を見る
○笠分科員 私がきょうこのことを取り上げておりますのは、実は、私もかつて、ある知り合いの方から、実はパイロットを目指しておられたんですけれども、全く色覚に異常があるということを本人が、もちろん保護者の方も気づかずに、今はもう就職に際して色覚の検査というものは、いろいろな同じような...全文を見る
○笠分科員 ありがとうございます。  ちょっと私も、今回いろいろなことを調べておりますと、これは全て先天性なんですよね、ほとんどのケースが。それで、色覚異常の人は、日本人の場合、男性で約五%、二十人に一人、女性で〇・二%、五百人に一人いるということで、今、例えば四十人学級とした...全文を見る
○笠分科員 きょうは、大臣と局長の方からも今後について答弁をいただきましたので、ひとつ対応の方、よろしくお願いをいたしたいと思います。  次に、心理職の国家資格推進についてお尋ねをいたしたいと思います。  心理職の国家資格化の創設については、今日、うつ病、自殺、虐待など国民の...全文を見る
○笠分科員 確かに、これまで、私も政務官のとき、あるいは副大臣のときにも、関係の団体の皆様方からもいろいろな御要請、また御意見も賜りました。  これまで、主に三団体、関係団体間の調整が難しかったりして、かつては文科省と厚労省とそれぞれに法案を出すというような動きもあったようでご...全文を見る
○笠分科員 次に、医師の確保と医学部の新設について幾つかお伺いをいたしたいと思います。  本当に、かつて医療崩壊というものが叫ばれた中で、地域の医師確保をどのようにしていくのか。特に、医師の偏在の解消。あるいは、現在、医学部生の約三割が女性でございます。ただ、残念ながら、女性の...全文を見る
○笠分科員 平成二十年度から医師確保対策として入学定員をふやして、ちょうど今年度末、平成二十五年度末で、初めてこの定員枠をふやしてから以降の学生さんが卒業していくというときにもなります。  これは局長の方にお伺いしたいんですけれども、やはり、定員増による学生がこうやって初めて卒...全文を見る
○笠分科員 私ども、地域の医療確保対策に基づいて御質問したつもりだったわけですけれども、きょうはちょっと時間がないので、また改めて委員会の中でやらせていただきたいと思います。  先ほど大臣がおっしゃったように、幾つかの県で医学部新設を求める声がございます。ただ、特に、本当に被災...全文を見る
○笠分科員 ちょっと時間の方がもう迫ってまいりましたので、最後に一つ。  実は、我々のときも、文科省と厚労省と検討会議を開き、さまざまな専門の方々からもいろいろな議論をしていただいたわけですけれども、短期的なことは、医学部の定員増というようなところの必要性というところまでは行け...全文を見る
04月19日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○笠議員 サッカーくじ制度は、平成十三年の発足から十年余りを経て、スポーツ振興のための財源確保の一翼を担う制度として社会に定着をしていると考えておりますが、昨今、経済環境の低迷の中、サッカーくじの収益をめぐる環境は大変厳しいものがあるわけでございます。  また、二〇二〇年のオリ...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○笠委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     東日本大震災に係る原子力損害賠償紛争についての原子力損害賠償紛争審査会による和解仲介手続の利用に係る時効の中断の特例に関する法律案に対する附帯...全文を見る
06月19日第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○笠議員 ただいま議題となりましたいじめ防止対策推進法案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  いじめから一人でも多くの子供を救うためには、一人一人が、いじめは絶対に許されない、いじめはひきょうな行為である、いじめはどの学校でもどの子...全文を見る
○笠議員 今、小川委員の方から御指摘ありましたように、いじめというものがこの法案だけでなくなるとは私も思っておりません。しかしながら、やはり、大津の事件を初めとしてこれまでも、いじめが原因で子供がみずから命を絶つ、このことだけは何とか防いでいかなきゃならない、あるいはなくしていか...全文を見る
○笠議員 対立点かどうかは別といたしまして、これが大いに議論になったことは間違いありません。  私も民主党の提案者として、保護者が子の教育について第一義的責任を有すること、あるいは、児童等の規範意識、これを養うことがいじめの防止について有効であるということを否定するつもりは全く...全文を見る
○笠議員 先ほど宮本委員から御指摘がありましたように、やはり、いじめを乗り越えていくということ、これは大事でございまして、いじめを行った児童等の立ち直りのためには、いじめを行った児童の個々の状況を踏まえた上で、適切な対応がなされるべきであると考えております。その際、いじめを行った...全文を見る
○笠議員 今、宮本委員おっしゃいましたけれども、私ども、いじめを防止するための対策について、何か一つをやればそれで足りるんだ、それで全て解決するんだということではなくて、いろいろな措置を組み合わせていじめを防止していくということが重要であり、児童等の理解を深めることも重要であると...全文を見る
○笠議員 本法案においては、まず、第二十三条の第三項において、学校がいじめを受けた児童等の保護者に対する支援を行うこととしておりますけれども、ここで言う支援の中には、今御指摘のあった情報の提供といったことも含まれるものと考えております。  また、次に、本法案第二十八条第二項にお...全文を見る
○笠議員 私は、今申し上げたような、今回のこの法律ができたことによって、もちろんこれは、文科省においても、国においても、地方公共団体においても、あるいは学校の現場においても、情報を共有し、しっかりと適切にそのための提供を行っていく、そして、いじめに対する解決、本当に、特に重大な事...全文を見る
○笠議員 これは先ほど申し上げましたように、提案者としては、本条、第九条第一項は、教育基本法第十条第一項の範囲内において、保護者が、その保護する児童等に対して規範意識を養うための指導を行うよう努力する責務があることを確認したものであると考えております。家庭教育の内容を具体的に規定...全文を見る
○笠議員 私はそういうふうには解釈をしませんけれども、まず、本法案において、基本理念として、第三条第三項において、「いじめの防止等のための対策は、いじめを受けた児童等の生命及び心身を保護することが特に重要であることを認識しつつ、国、地方公共団体、学校、地域住民、家庭その他の関係者...全文を見る
○笠議員 私も、吉川委員同様に、まず、このいじめ問題に取り組むためにもということも含めてですけれども、やはり、教職員の定数の改善を計画的に進めて、そして子供たちと向き合う時間というものをしっかりと確保することは大変重要なことだというふうに思っております。  提案者としましても、...全文を見る
○笠議員 今、吉川委員がおっしゃったように、保護者や家庭が、いじめ問題を解決する社会全体の努力に協力していくべきであるという点については、提案者としても同じ考えでございます。  この点について、第三条第三項において、「いじめの防止等のための対策は、いじめを受けた児童等の生命及び...全文を見る
06月20日第183回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○衆議院議員(笠浩史君) ただいま議題となりましたいじめ防止対策推進法案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  いじめから一人でも多くの子供を救うためには、一人一人が、いじめは絶対に許されない、いじめはひきょうな行為である、いじめは...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 提案者の立場として、まず、今ありましたように、各党の本当に実務者の皆様方に、真摯な、そしてまた真剣な、また中身の濃い議論をさせていただいた各党の皆様方にも御礼を申し上げたいと思います。  今、小西委員の方から説明のありましたインターネットによるいじめ等...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 先ほどもお答えをしたように、インターネットによるいじめ等被害者児童等がその行為を全く知らない場合については、被害者目線の観点を重視した定義としていることとの関係で、本法案のいじめと認定できるか難しい問題はあるものの、やはりしっかりと対応をしていかなくては...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) お尋ねの行為は本法案のいじめに当たると考えておるところでございます。
○衆議院議員(笠浩史君) 本法案におけるいじめの定義は、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているという、いわゆる被害者目線の観点を重視したものとなっており、行為を行う側が攻撃する意図を持ってその行為を行うかという点については定義上の要件とはしていないところでございます...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 今お尋ねの点についても、実務者協議では、国や地方公共団体が家庭教育の自主性を尊重するという教育基本法第十条第二項の趣旨との関係、さらには、百六十四国会における、教育基本法第十条は個々の家庭における具体的な教育内容について規定する法律を新たに設けることを意...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 今、小西委員の方からありましたように、この懲戒あるいは出席停止の制度については非常に議論があったところでございます。いずれも現行法の下でいじめの問題に対して講じ得る手段でありながら、これまでそれらの手段を講じることが必要であるにもかかわらず適切に講じられ...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 今、小西委員から御指摘ありましたように、やはりこの委員会組織の機能としては、いじめの防止そして早期発見あるいはいじめの事案に対する対処等々に総合的に対応し、これまでいじめが繰り返され、また悲惨な事件がなかなかこれがなくならないという状況の中で、しっかりと...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) いじめを始めとした問題行動等に適切に対応するためには、子供が相談しやすい体制をつくっていくこと、子供たちの悩みや不安を受け止めて相談に当たることが重要であるというふうに認識をしております。  お尋ねの、スクールカウンセラーが本来の機能を発揮せず、生徒指...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 本法案第十四条第三項は、教育委員会と連絡協議会の円滑な連携の下でいじめの防止等のための対策を実効的に行うようにするため、必要があるときは、教育委員会に附属機関として必要な組織を置くことができることを定めたものであり、地域におけるいじめの防止、早期発見及び...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) その点については、例えば教育委員会が学校の設置者としていじめの防止等のための措置を講ずるに当たり、当該措置の実効性を確保するための措置が挙げられる、また本法案第二十二条の組織であれば、例えば第二十三条に規定するいじめに対する措置を講ずること等が挙げられる...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 今、小西委員おっしゃるように、やはり、いろんな附属機関等々をこれからつくっていくわけでございますけれども、そういった場合においては、この第二十八条第一項の組織及び第三十条第二項の附属機関に参加する第三者の人選に当たっては、重大事態に係る児童等の保護者の意...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 今委員が御指摘のようなことにも十分配慮をしながら、専門の第三者がやはり選ばれるということを期待したいというふうに思っております。
○衆議院議員(笠浩史君) お尋ねのあった、隠蔽を防止し、かつ適切な対処が確保されるようにする必要があるという問題意識については、これは皆さん共有をしているところだというふうに考えます。    〔委員長退席、理事水落敏栄君着席〕  本法案第二十二条の組織は、例えば第二十三条に規...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 提案者としては、本法案第二十三条の規定によりいじめに対処する中で、学校がそれぞれの判断の下、いじめを受けた児童等の保護者に対する支援を行うに当たり、調査結果の情報提供を行ったり、あるいはそれぞれの状況に応じて質問票を使用して調査を行ったりすることもあり得...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) いじめの問題は児童等と密接に接している者が最も適切に対処することができるのではないかという問題意識の下で、学校の校長及び教職員が主体となっていじめを受けた児童等の個々の状況を踏まえた上で対処することができるように、できる限り学校の現場が取り組みやすい仕組...全文を見る
○衆議院議員(笠浩史君) 今委員がおっしゃったように、そもそもこのいじめを防止する対策として何かこの一つをやればそれで足りるというものではございません。いろいろな措置を組み合わせていじめを防止することの重要性について児童等の理解を深めていくことが重要であると考えております。  ...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○笠委員 おはようございます。(発言する者あり)ありがとうございます。  臨時国会が始まりまして、この質疑、私も初めて立たせていただくわけでございますが、まずは、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まったこと、私自身も、ちょうど大臣政務官のときに東京が再び二〇...全文を見る
○笠委員 大臣、私どももしっかりとこれは応援をしていきたいと思いますので、今大臣から力強いお言葉をいただきましたけれども、ぜひお願いをしたいと思います。  一つには、パラリンピックの選手に大会よりもかなり早い段階から日本に滞在をしていただくということになれば、恐らく、その受け入...全文を見る
○笠委員 また改めて、具体的には議論を深めさせていただきたいと思います。遅くとも、やはり二〇一六年のリオのオリンピック・パラリンピック大会ぐらいまでには、私自身も、スポーツ庁というものができて、いよいよ東京へ向けてということでスタートをさせていきたいなという思いは持っております。...全文を見る
○笠委員 大臣、ただやはり大事なのは、我々も、この二十五年度から五カ年で計画的に教職員の定数の改善を行っていくということを、今は大臣、これから七年間でということをおっしゃいましたけれども、これはどうも、定数改善計画をしっかりと打ち出して、その計画に基づいてそれぞれの自治体がまさに...全文を見る
○笠委員 これからの予算の行方、状況等々を私もしっかりと注視をしながらまた議論をさせていただきたいと思います。  ちょっと時間が少なくなってきたんですが、きょうはもう一点。  さきの通常国会で、六月に、これは本当に私は与党の皆さん方にも感謝申し上げたいんですが、いじめ防止の対...全文を見る
○笠委員 今、地方公共団体も、今回の基本方針を受けて、あるいはこれから国が示すガイドラインを受けて、それぞれ協議会の設置あるいは地域の基本方針を定めていくことになるわけですね。  そのときに、もちろん、国以上にある意味ではいろいろな事案が発生したり、あるいは、そういうことが発生...全文を見る
○笠委員 こうしている間にも、いじめで苦しんでおられるお子さんもおられると思います。先ほど申し上げたように、これは画期的な、しかも立法府の意思としてこうした法案ができた、しかし、なかなかそのことが周知されていない。知らないという方、これはメディアが取り上げるかどうかというのも大き...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○笠委員 大臣、まず私がお伺いしたいことは、政権を交代させていただいて、大臣ともいろいろな委員会で議論を行わせていただき、当時、私も与党の筆頭理事の立場でこの無償化制度の導入の法律を成立させることができました。  まず大臣にお伺いをしたいのは、今回、所得制限をかけるというこの改...全文を見る
○笠委員 ただ、大臣、今回のこの法案の名前というか、私どもは公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律ということで、公立授業料無償化と、私立に通われる生徒さんへの就学支援金という二本立てになったものを、今回、それを一つにして高等学校等就学支援金の支...全文を見る
○笠委員 今大臣がおっしゃったことが、私も、間もなく議員になってちょうど十年を迎えますけれども、実は、当選一回のときにも下村大臣とはイギリスにサッチャー教育改革の検証をしに行ったりということで、これまでも、超党派の中でもさまざまこの教育改革に取り組ませていただき、また御指導もいた...全文を見る
○笠委員 それでは大臣、確認したいんですけれども、今は過渡期のと、今の厳しいこの財政状況を鑑みるとやはり今のやり方がベストであるというような思いを大臣は今おっしゃったんだと思うんですが、この教育財源というものが、それは、例えば私は個人的には、教育目的税というものを先ほどの二・五兆...全文を見る
○笠委員 であるならば、私も同じだと思うんですよ。  ですから、そういう立場に大臣がお立ちになるのであれば、これは四千億の中の話でございますので、ですから、公立の高校の無償化、つまりは私たちは、これからこの少子高齢化と人口減少の時代に、未来への投資は、やはり教育、特に人づくりに...全文を見る
○笠委員 それではちょっと私はお伺いしたいんですけれども、今、幼児教育の無償化の方を先にスタートをさせてという、これは、優先順位のつけ方というのは、就学前教育の無償化を、かつての教育基本法の改正のときに私どももそのことを我々の民主党案の中でも打ち出しておりますし、全く同じです、将...全文を見る
○笠委員 いや、大臣、それが私はやはり矛盾していると思うんですよ。それは考え方の違いだから、我々は、高等学校についても所得制限というものは、もちろん今の義務教育とは違います。しかしながら、この普通教育、もう今は九八%の子供たちが高校に進学をするという中で、これは、所得制限をかけず...全文を見る
○笠委員 今大臣が、財務省の中には、公立高等学校の無償化自体を、この枠自体を廃止しろという、私は今の政権にいるわけじゃないので、中でどういう議論があるのかはわかりませんけれども、ちょっときょうこのことは通告していないんですけれども、せっかく古川副大臣がおいでになっているので、そう...全文を見る
○笠委員 大臣、どういうところにそういう声があるのか、私は野党だから大臣ほどの情報はないです。しかし、少なくとも高等学校の無償化のこの枠組み自体については、もちろん財務省的にいうと、財源のことを考えたときにいろいろと思うところはあるでしょうけれども、かなり財務省でも、教育にどうい...全文を見る
○笠委員 私、古川さんのことは同期としても非常に信頼をしているわけでございますけれども、我々の政権のときもそうなんですよ。財務省の政務三役が来ると、今は一方でというのがなかったからいいんですけれども、大体そういう答弁になるわけです。本当にしっかりとこれはやっていただきたいと思いま...全文を見る
○笠委員 いや、もちろん子供の貧困対策というのは、私たちも、これはしっかりと、できる限り急いでやらなければいけないということは理解はできます。  しかし、やはりこれだけ都道府県あるいは学校の現場、そして何よりも大事なことは、当事者になる子供たち、生徒に対する影響というものを考え...全文を見る
○笠委員 大臣、もう一点伺いたいんですが、きょうはこの後同僚議員がまた各論について詰めていくと思いますけれども、やはり、同じ学校の中であるいは同じ教室の中で、親の年収によって、まさに支援金がもらえる子ともらえない子が出てくるわけです。このことが子供たちにどういう精神的な影響を与え...全文を見る
○笠委員 時間が参りましたのでこれで終わらせていただきますけれども、またちょっとその点についてはしっかり議論をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
11月08日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  きょうは、四名の参考人の皆さん、本当に、朝から当委員会においでをいただきましたこと、私からも感謝を申し上げたいと思います。  まず四人の皆様方にお伺いをしたいのは、我々が政権を担わせていただいて、確かに、三月三十一日の法案成立というこ...全文を見る
○笠委員 ありがとうございました。  今、特に寺脇参考人からのお話は、我々も本当に謙虚に、しっかりと反省もしないといけないというふうに思っています。  もともと我々も、生涯学習という理念のもとで、誰もがしっかりとした学ぶ機会というものを、親の所得に関係なくこれは本当に確保して...全文を見る
○笠委員 寺脇参考人にお伺いをしたいんです。  これは今度、法律名も変わります。ある意味では、全ての高校生に対して給付型の奨学金が所得制限を設けて配られるのかなというような、これはもう公立高校の無償化ということを言えないんじゃないか、そういうふうに大きな制度の転換だと思っており...全文を見る
○笠委員 今のに関連して三輪参考人にお伺いをさせていただきたいわけです。  先ほど、準義務教育というようなお言葉をお使いになったと思うんですけれども、我々も、この義務教育の期間をどうするのかということは、憲法を受けて、ちょうど平成十八年のときの教育基本法の改正において、これは私...全文を見る
○笠委員 きょうは、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。  私どもは、何とかやはり教育の予算を政府全体の中でしっかりとさらに確保をして、本来こういう所得制限というような議論が出てこなくていいような理念をもっともっとしっかりと打ち出しながら、取り組ませていただきた...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○笠委員 おはようございます。民主党の笠浩史でございます。  きょう、高等学校の無償化制度、この所得制限をかけるという法案、先週来の審議を進めてまいりましたけれども、なかなか私どもの主張と政府の考え方は溝が埋まっておりません。  きょうが最後のこの案件についての質問ということ...全文を見る
○笠委員 まず、その給付型の奨学金については、先週も財務省もこちらにおいでをいただいて議論をさせていただきましたけれども、そこが本当にきちんと来年度の予算の中でしっかりと措置をされるように、そのことだけは私もまた改めて念を押しておきたいと思います。  ただ、今大臣は、トータル的...全文を見る
○笠委員 私は、我々が政権を交代して担わせていただいたときに、全体の中でやれたこと、やれなかったこと、いろいろな反省点もございます。  ただ、少なくともこの文部科学行政においては、やはり今まで私どもも、これから高等学校、さらには、今大臣がおっしゃった就学前幼児教育、さらには高等...全文を見る
○笠委員 私が今お伺いしたかったのは、大臣も、社会全体でやはり子供たちを育てていく、そういう理念のもとでその学習権をしっかりと、家庭の状況にかかわらずということでこの制度を続けていくんだというような思いを持っておられるのかどうかということがちょっと今わからなかったんですが、大臣、...全文を見る
○笠委員 そのときに、今も既に公立の学校等々、私学に対しても、もちろんその金額の差はあるとはいえ、公的な財政支出が行われているということは承知をしておりますけれども、大臣、先般これは共産党の宮本委員が、ちょうどホームページにも同じようなことが書かれているわけですね、この「社会全体...全文を見る
○笠委員 大臣の思いは変わらないかもしれませんけれども、実際にその生徒や保護者、引き続きもらえる子はいいです、その支援が受けられる子は。そうでなくなる子に対して、社会全体で本当にあなたたちの学びを支えているんですよということは理解してもらえるんでしょうか。いかがでしょうか。
○笠委員 いや、大臣がおっしゃっている公私間格差とか、私学に通うお子さんに対する支援の拡充、それはもうおっしゃるとおりなんです。一緒なんです。  ただ、先般の参考人の質疑を行わせていただいた中でも、複数の参考人から、例えば、今回こういった改正が行われることによって親の所得を初め...全文を見る
○笠委員 いや、私が言っているのは、そういう所得の多い子が差別されるとか、そういうことじゃないんですよ。  特に、民主党政権時代に私学では既にあったと言いますけれども、例えば、全員に公立であれ私立であれここまではきちっと一律に出しますよ、あるいは公立については授業料を不徴収とし...全文を見る
○笠委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は...全文を見る
11月27日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○笠委員 ただいま議題となりました東日本大震災に係る原子力損害の被害者に対する賠償の適切かつ確実な実施に関する件につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  案文を朗読し、趣旨の説明にかえさせていただきます。     東日本大震災に係る原子力損害の被...全文を見る
12月04日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○笠委員 民主党の笠浩史でございます。  きょうは、本当にお忙しい中、河野参考人、また鳥原参考人には、わざわざ当委員会においでをいただきましたこと、まずもって心より感謝を申し上げたいと思います。  オリンピック・パラリンピック、今さまざま、きょうも議論を行っているところでござ...全文を見る
○笠委員 関連してもう一点だけ。それとまた別途に顧問会議というものも設置するんじゃないかというようなことが、これも報道ベースでございますけれども、今いろいろと情報として飛び交っているわけでございます。  私は、やはり組織というものは、もちろん六四年大会のときとはいろいろな情勢も...全文を見る
○笠委員 都知事のいろいろな問題も確かにございます。だからこそ、しっかりと大臣も担当大臣としてJOCとも連携をしながら、大会運営に当たれるような、ある意味では、あらゆる分野に一定の影響力をきちっと持って指導できるようなトップを選択していただきたいというふうに思っております。  ...全文を見る
○笠委員 河野参考人、もう一点だけ、今の関連で。  例えば、マラソンだとか競歩。競技場は、今度、新しい国立競技場の中で、空調も含めたさまざまな工夫がなされるかと思います。例えば、一番極端な例でいうと、やはりマラソンとか競歩というのは、今、午前だから涼しいとか、夕刻になったら、日...全文を見る
○笠委員 そこは確かに、私も放映権との問題というのは存じておりますけれども、やはり最高のパフォーマンスをしっかりとできる環境ということも、本当に七年後がさらに暑くなっているのかどうかそれはわかりませんけれども、普通に考えれば今以上に猛暑になっている可能性もありますし、大会日程をず...全文を見る
○笠委員 私もそのことは同じ認識なんです。  それで、これから新しい国立競技場をどのようにしていくのかということももちろん重要でございますけれども、やはり今の国立競技場、これはスポーツ選手のみならず、ラグビーやサッカーの試合を見に行ったりあるいはコンサートを見に行ったり、さまざ...全文を見る
○笠委員 ありがとうございます。  そこで、私は一つ具体的な提案をさせていただきたいんですけれども、まさに憧れの聖地ですよね、高校サッカーもそうですし、ラグビーにしても。今まさしく河野理事長がおっしゃったように、やはり文化的な資産として、遺産としても私は大事だと思っておるんです...全文を見る
○笠委員 よろしくお願いします。コンテンツはどれぐらいのものをつくるかによって億単位から何十億単位とかかるので、それはその時々、将来検討すればいいことで、ただ、とにかく解体前にしっかりとした計測だけは、これは多分数千万円単位でできることだと思いますので、ぜひやっていただきたいとい...全文を見る
○笠委員 ぜひ、そういったことで、また今度は日本東京モデルと言われるような形の取り組みをやっていくべきであろうというふうに思っております。  それでは、鳥原会長、本当にきょうはありがとうございます。  私は、この臨時国会の最初の下村大臣との質疑の中でも、やはり、オリンピック・...全文を見る
○笠委員 確かにロンドン大会は、本当に連日、会場が観客であふれんばかりの大盛況であり、また、多分大きかったのは、国営放送がふんだんに生中継しているんですよね。これは、今後この日本においても、オリンピックは黙っていてももう本当に全て決まっていきますけれども、パラリンピックを日本発で...全文を見る
○笠委員 大臣、今、鳥原会長から御指摘があった点、本当に七年というのはあっという間でございますし、やはりパラリンピックも、非常に関心を呼ぶためには、選手たちの、アスリートの活躍というものがあってまた関心というものが高まっていくということもございます。  それで、具体的には、今あ...全文を見る
○笠委員 先ほども申し上げたように、今回、実は我々の政権のときにはできなかったんですけれども、まず第一弾として、パラリンピックの部分は厚労省から文科省で所管をされる。私、これは本当にすばらしいことだと思うんです。だからこそ、やはり大臣の御決断で何とか、厚労省といろいろやらなくても...全文を見る
○笠委員 鳥原参考人にもう一点だけ、日本障害者スポーツ協会会長というお立場からお伺いをしたいんですけれども、今我々超党派のスポーツ議連の中で、スポーツ庁の設置へ向けて、今政府の中でも、文科省でも検討されているけれども、我々もしっかり議論をしていこうということで、私もPTメンバーの...全文を見る
○笠委員 時間が参りましたので終わらせていただきたいと思いますけれども、きょうは、両参考人の方々には、本当にありがとうございました。  いずれにいたしましても、このオリンピック・パラリンピックをスポーツの祭典としてしっかりと成功させるということに加えて、日本のすばらしい文化の発...全文を見る