鷲尾英一郎

わしおえいいちろう

比例代表(北陸信越)選出
自由民主党
当選回数6回

鷲尾英一郎の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○鷲尾委員 民主党北陸信越ブロックの代表といたしまして、質問させていただきたいと思います。  まず、今回お亡くなりになった皆様、そして被災した皆様方に心から弔意とお見舞いを申し上げたいと思います。  私、実は先日、雪の上で滑って転んでしまいました。おかげでギプスをすることにな...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、先ほども申し上げましたけれども、民間の民家ですとか、例えば農道ですとか、その地域に住まう皆様方の交通の便に資するような道路、これは公共の道路だけではないと思うんですが、これについて自衛隊が現地に入って除雪作業ができるかどうか、この...全文を見る
○鷲尾委員 それは、自衛隊の皆さんが現地に入ったときに、現地の自衛隊員の方が、ある意味個別的に判断しながら機動的に動けるような体制になっているという理解でよろしかったでしょうか。
○鷲尾委員 それでは、もう一つ自衛隊に関連して申し上げたいことがございます。  それは、今、現地では人手はあるけれども除雪機械、機材については非常に不足しているという現実がございます。特に、今回のような季節外れの豪雪では、全国で機械をつくっている工場がもうキャパシティーを超えて...全文を見る
○鷲尾委員 例えば今の法律によって、自衛隊員の皆さんが派遣されていなくても、機材だけお貸しするということは可能なんでしょうか。
○鷲尾委員 自治体との調整によって、緊急性を協議した上で貸し出すことができるという理解でよろしかったですね。  では続きまして、今回、一月の十日でしたか、済みません、さっき十三日と言われたか記憶がちょっと定かではないんですけれども、積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する...全文を見る
○鷲尾委員 先ほど自治体の降雪状況、除雪の執行額ということでお答えいただいたことでございますが、実際、今、津南町の予算の状況を見ますと、例年六・五億円のところ、今年度、これからも含めまして、三月までに二十五億円という金額を見込んでいるものでございます。例年に比べると四倍近い金額で...全文を見る
○鷲尾委員 特別交付税のそのルールはわかっておるのでございますけれども、特別交付税の交付に当たって、今回の豪雪の状況というのを勘案するお気持ちというのはあるのかどうかというところだけお聞かせ願いたいと思います。
○鷲尾委員 もう時間もございませんので最後に発言させていただきたいと思いますが、除排雪のみならず、今回については、農業被害も当然多々ございますし、さらに風評被害というものもございます、その点について御勘案いただけたらと思います。  これで私の質問を終わらせていただきたいと思いま...全文を見る
02月27日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  今回、私は、皆さん大まかな話ばかりですので、ちょっと細かい税制の話をさせていただこうかと思っております。  まず初めに、非常に単純な言い方をして恐縮ですが、税制の問題というのは、どこからお金を徴収するのか、そういうことでございま...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。とりあえず企業数だけで結構でございます。  推計についてということで今御答弁をお願いいたしましたが、私も、この推計について、五万社から六万社という数値がどこから出てきているのかということで財務省に問い合わせしました。  問い合わせしましたとこ...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、そこで私、またお伺いしたいんです。こういったアンケート結果を受けたときに、かなり数字に乖離がある、開きがあるというときに、これは乖離したものをそのままでいいというふうに思ったんですか。それとも、これはさらに追求して調査しなきゃいけないと思われましたか。どうですか...全文を見る
○鷲尾委員 私もぜひ納得したいんです。大臣、納得するその資料をお見せいただきたい。  委員長、私は今大臣が納得したその資料をお見せいただくことを要求いたします。
○鷲尾委員 続きまして、先ほど大臣の方で、国税庁の方で会社標本調査をした、それもまた統計の中に入っているというふうにおっしゃいました。  そこで、国税庁の方にお聞きしたいと思います。財務省の方から、今回の税制改正について、どういった標本調査を行うべきだ、どういった調査を行ってく...全文を見る
○鷲尾委員 国税庁の中には、当然、法人の方々、個人事業主の方々ともに申告したデータというのが残っているはずなんです。この残っているデータについて、国税庁さんに対して、要するに、きめ細かな指示をして、当然であれば、実質増税になる企業数の幅を調べるサンプルの調査なんですから、そこら辺...全文を見る
○鷲尾委員 私、思いますのは、財務省さんの方でも税制改正するに当たって、より的確なデータをやはり求めなきゃいけないと思うんです。  では、こういった形で五万社から六万社という推計が出ましたけれども、一方で、税理士会の方から大分違うデータが出てきているわけです。私の手元にあります...全文を見る
○鷲尾委員 そこは、先ほど大臣が納得された資料を拝見して私も判断したいと思います。  では、次にお伺いしたいことがございます。  政府が、実際この税制改正に伴って、各団体にいろいろ恐らくコミュニケーションを図って、こういう改正があるけれども実際はどうだと、影響についていろいろ...全文を見る
○鷲尾委員 先ほど、その中小企業庁さんが行った民間団体との意見交換、私も手元に資料がございます。ただ、経団連さんとか日商さんとか、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会とか、全国商店街振興組合連合会とかありますけれども、それだけでいいのかという話はあるわけです。当然ですけれども...全文を見る
○鷲尾委員 実際、記事にはなっているわけですし、私、税理士の方にもヒアリングしました。実際、節税策を第一義的にPRして法人成りを勧めるということはないですよ。やはり、法人になったら口座の開設がやりやすいとか取引、例えば財務書類の提出によって融資案件も容易にまとまるとか、そういった...全文を見る
03月15日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○鷲尾委員 七条委員そして三谷委員に続きまして、酒類総合研究所法の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきたいと思います。  七条委員の質疑の中にも、この酒類総研は酒類業の育成に非常に密接にかかわってきたという話がございました。私も全くそのとおりだということを実感し...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、ありがとうございました。  一般的なお話として、要するに、国がやっている研究というものが大学等の交流を通じながら活性化するということは、国家公務員としての身分があると非常に難しいというようなお話を今されていたと思ったんですけれども。  酒類総研については、先...全文を見る
○鷲尾委員 大臣が、実際、独立行政法人化によって、少なくともこの五年間、これは中期目標の最終五年度目に当たりますけれども、この五年間で組織が効率的になったんだ、運営費交付金も実は節約されてかなり還付されて、今回の査定の見直しでは非常に節約効果が見込まれる、そういう査定になっている...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  大臣、先ほどの御答弁の中で、従来から酒類総研については人事交流については密接であったという答弁がございました。従来から密接にあったものを、今回の法律の改正では、それこそ独立行政法人すべて十把一からげに全部非公務員化するということを言ってい...全文を見る
○鷲尾委員 ということは、この非公務員化の法案、この改正をきっかけに、特定独立行政、特定が抜けるわけですが、特定が抜けることによって、人事給与制度も抜本的に、それこそ自律的な運営ということで、ある程度自由度を持たせながら酒類総研についてはやることができるという御認識でよろしいです...全文を見る
○鷲尾委員 ちょっと前の話ですけれども、そもそも独立行政法人化するときに、我が国の場合は行政組織が法律によって定められることから、例えば予算制度、機構そして定員管理などの諸制約に縛られずに、独立行政法人が自律的、効率的な運営を行うことができるようにするため、独立行政法人を国家行政...全文を見る
○鷲尾委員 済みません、確認になるんですけれども、それは、独法で十把一からげで、例えば横並びで規定をつくっていくのではなくて、ある意味、酒類総研の経営者が自律的につくっていけるという認識でよろしかったですか。確認だけお願いします。
○鷲尾委員 では、済みません、続きまして、非公務員化することに対して、酒類業界についてはどういう意見が寄せられているんでしょうか。
○鷲尾委員 やはり、私思いますに、独立行政法人の改革というものも、今うまくいっている行政法人であればなおさら、改革するときには、例えば業界の要望なりその特殊法人の特殊な要因に基づいて法律の改正というものを逐次していくべきだというふうに私は思うのでございます。  特に業界から何も...全文を見る
○鷲尾委員 実際、これから官民交流が複雑化していくと思われます。その複雑化していく中で、要するに職員さんのこれは士気の問題になると思うんですが、それこそ酒類総研に限って言えば非常に職業意識の高い方が多くいらっしゃいますので、そこら辺の配慮もやっていかなきゃならぬことなのかなという...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、この広報誌の広報の仕方というのはどういう形になっておるんでしょうか。
○鷲尾委員 広報誌の頒布の仕方をもうちょっと詳しく教えていただきたいんですけれども。
○鷲尾委員 私がその中でも気になったのが、税務署の窓口に広報誌を置くというやり方でございます。  もちろん、いろいろな方がいろいろな意見を持つ部分ではあるとは思うんですが、私思いますに、この酒類総研の内容というのは、確かにお酒の研究ですとか、それこそ、良質なこうじ菌の例えばDN...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  その広報予算なんですけれども、実は、酒類総研さん、めでたく創立百周年を迎えられたということで、大変喜ばしい限りだとは思うんですが、その中で、一応事業関係の経費の明細をちょっと出していただきました。祝賀会、式典の費用として四百二十八万円、講演...全文を見る
○鷲尾委員 大変話題が瑣末になりまして、本当に申しわけなくは思っているんですが、もうちょっと、また話をかえさせていただきます。  大臣にお伺いしたいんですが、今回の非公務員化に係る法律改正、ある意味一律で、各省庁所管の独立行政法人、十把一からげで法律改正をやられているわけです。...全文を見る
○鷲尾委員 先ほど、大臣、三要件に照らせばこれは当然でもあるし、自分の思いとしてもそういうことがあればいいなという話で、余り抵抗感がないというふうにおっしゃっておりましたけれども、さはさりながら、この法律の改正自体をなぜこの時点で、そして酒類総研というある意味うまくいっている特殊...全文を見る
○鷲尾委員 最後に、では、私の思いも一言述べさせていただきたいと思います。  今回の法案の提出、このタイミングでやるべきなのか、正直、私はまだ自信が持てません。そして、非公務員化するということについても、これだけうまくいっている業界との関係、そして民間との交流、それを考えたとき...全文を見る
○鷲尾委員 民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました独立行政法人酒類総合研究所法の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。  今国会に、政府は、四十四法人、約一万二千人を非公務員化する旨の独立行政法人関連法案を提出してまいりました。本法案はその...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 本会議 第23号
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○鷲尾英一郎君 民主党の鷲尾英一郎です。  冒頭、申し上げておかなければならないことがあります。  本日の厚生労働委員会において、国民の生命にかかわる医療制度改革法案を審議する委員会正常化初日に、多数の与党議員の中座によって定足数割れが生じ、議論が中断いたしました。こうした姿...全文を見る
04月25日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  先ほどの日興コーディアルの問題について、この質疑時間を使ってちょっと金融庁にお伺いしたいと思っております。  と申しますのは、今の金融行政は、従来からの裁量行政ではなくて事後的なチェック行政に移ってきている。そのルールの不備がラ...全文を見る
○鷲尾委員 了解いたしました。  経団連の会員企業のアンケートで七四%が法定化を望まないという結果があるのでございますが、先ほどおっしゃっていたように、やはり実務上の負担、経費上の負担というのが大変あるということの証拠だと思います。  これは、例えば法定化するに当たって、どれ...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、続きまして、監査業務についてお伺いしたいと思います。  現在は、半期報告書及び年度決算の決算書に監査報告書がつくという制度設計になっておりますが、四半期開示においては公認会計士監査というのはどのようになっていくんでしょうか。
○鷲尾委員 それでは、続きまして、経営者等による確認書の提出というのが義務化されております。現在、これについては、義務化はされているけれども罰則はないという規定になってございます。  この経営者等による確認書というのは、いわゆる決算数値に対して、しっかりと監査法人に対して資料を...全文を見る
○鷲尾委員 この経営者等による確認書ですけれども、取引所の方の自主規制において経営者の宣誓書というものがございます。この点、取引所の規制と重複するものなのか、これは概念的に一致してくるものなのかどうか。将来的には、恐らく、会社側からすれば当然事務負担もあるだろうということで、制度...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  続きまして、内部統制の評価報告書制度についてお伺いしようと思っております。  内部統制自体の、これをつくる、組織を整備する責任は当然経営者にあるということだとは思うんですが、要するに、今回の法改正で、経営者側がつくった内部統制がしっかり...全文を見る
○鷲尾委員 その評価結果の検証がどういうことを検証するのかという御質問だったのでございますが。  財務報告に係る内部統制について、要するに、先ほども申し上げましたけれども、一年間の有効性を評価するのか、例えば、一時点の有効性を評価するのか。先ほど、財務報告の部分とおっしゃってい...全文を見る
○鷲尾委員 この内部統制評価報告書制度、今答弁ございましたとおり、時点検証だけれども一定期間の有効性の評価は必要であると。その有効性の評価については三類型で、監査人側としても、それに対して無限定、限定、そうじゃない場合ということで、これは言ってみれば非常に手間がかかることだと思う...全文を見る
○鷲尾委員 ぜひアメリカの事例も見ていただきたいんですが、アメリカの方の実務でいいますと、実際私が見たわけじゃないです、聞きかじりの話なんですが、アメリカの内部管理組織の末端の一事務員の皆さんというのは、経理知識がある程度備わっているというよりも、むしろ余りなくて、会社のマニュア...全文を見る
○鷲尾委員 調査の手続等々は、ぜひ法令に照らして厳格な法令の運用でやっていただきたいんですが、現実の事件というのは、違反しているかどうかというところが見えないグレーな案件がこれから私はどんどんふえてくると思います。  これだけ金融商品がばんばんばんばん新しいものが開発されてきて...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、ぜひ、法令に違反しているから調査するではなくて、逆にこれから、違反事例かどうかわからないけれども、実はこれはかなりおかしなことがされているんじゃないかという事例に対して積極的に動くかどうかというところの御答弁をお願いしたいんですけれども。
○鷲尾委員 済みません、また同じ質問になってしまいますが、与謝野大臣、日興コーディアルグループの問題ですけれども、これは正直申し上げますと、過去最大級のMアンドAの買収案件なんですね。最大級というのは、過去五年間で見ますと、日本テレコムに続く二千四百五十億円もの巨額の買収劇なわけ...全文を見る
○鷲尾委員 いや、そこは、私は一財務金融委員でございますので、ぜひ所管大臣の与謝野国務大臣から御発言をお願いしたいんですけれども。
○鷲尾委員 委員長にちょっと申し上げたいことがございます。  この日興コーディアルグループの案件というのは、先ほども申し上げましたとおり、過去最大級のMアンドAの案件でございます。その中で、非常に、記事にもなっています、報道もされています、粉飾決算の疑惑があるということでござい...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  では、続きまして、次の質問にさせていただこうと思っております。  今回の金融商品取引法では、先ほどから申し上げております、従来の法規制の穴を埋める形でさまざまな規制が新設されておるところでございます。  一つ私が今回取り上げたいのが、新...全文を見る
○鷲尾委員 十分な議論は大変結構なんでございますが、今も証券市場は動いておりまして、今もMSCBは発行されております。もともとの、MSCBの本来の性質からいいますと、そういった悪用されるような代物ではないんですが、やはり、引き合いに出しますとライブドアの事件で利用されたように、悪...全文を見る
○鷲尾委員 最後にちょっと話題をかえて、一つ聞かせてください。  商法上、会計監査人というのは、取締役が職務執行に関して行う不正行為については、それを発見した場合に、取締役会及び監査役会に報告する義務があります。ところが、証券取引法で財務諸表監査を行う監査人については、こういう...全文を見る
○鷲尾委員 ちょっと答弁がずれているのかなとも思いますが、証券取引法と商法の範囲が当然違います。その中で、証券取引法固有の問題について、財務諸表監査において監査人が不正を発見した場合にどのような対応がなされるのか、いまだちょっと規定がなされていないということだけ申し上げまして、私...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○鷲尾委員 民主党衆議院議員の鷲尾英一郎でございます。  本日は、両参考人におかれましては、お忙しい中、当委員会においでいただきまして、大変感謝しております。本日はよろしくお願いいたします。  冒頭、委員長に一言申し述べさせていただきたいことがございます。  今回、カネボウ...全文を見る
○鷲尾委員 それでは質問に入らせていただこうと思います。  まず、藤沼会長に御質問させていただこうと思っております。  先ほど来、カネボウの事件についての中央青山監査法人に対する行政処分の問題、そして先ほど谷口先生の方から課徴金の問題、そして刑事罰を導入する危険性について、大...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  確かに、協会の自主規制という意味で、これから、よりその規制自体を本格化させていただいて頑張っていただきたいとは思うんですが、一言ちょっと申し述べさせていただきたいのは、さきに公認会計士法の改正があったときに、七年で交代制になったという話があ...全文を見る
○鷲尾委員 わかりました。  ちょっと時間もないので、次の質問に移らせていただこうと思います。  昨今の事件では法令の不備というのが指摘されておりますが、法令の不備だけではなくて、会計基準の不備というのもこれはあったんじゃないかなというふうに思っております。  特に、SPC...全文を見る
○鷲尾委員 アメリカの基準と違って、日本の基準は完全に実質支配力基準で大原則やられているということだと思いますし、それがまた日本の会計慣行として非常に有益なんじゃないかなと思うところでございますので、その方向性でこれからも御検討願いたいと思います。  投資事業組合の件については...全文を見る
○鷲尾委員 ただ、思いますのは、やはり問題が起こってからでは遅いわけでございまして、特にこれから金融商品もいろいろとまた煩雑なものが出てきます。そんな中で、当然、大原則に立ち返って会計処理をするということは先ほど来申し上げておりますけれども、やはり会計基準も事細かに適時に決めてい...全文を見る
○鷲尾委員 ちょっと質問の仕方がまずかったのかもしれません。これからしっかりと証券市場の公正性なりを確保していく上では、やはり官民一体となった体制づくりというのが必要だと思いますので、ぜひ公的な機関も含めまして、先ほどおっしゃっていた、協議の場を設けるというのもこれから先重要にな...全文を見る
○鷲尾委員 一つは、先ほど先生がおっしゃっていた、人材の育成という観点でこれから証券市場を育成していかなきゃいけないという部分と、現実問題として、今も恐らく、法の抜け道を通って悪巧みをする、そういう市場参加者というのはいると思うんです。  そういう中で、では、今ある公的機関の連...全文を見る
○鷲尾委員 もう一つ、人材の関連でちょっとお伺いしたいことがございます。  では、人材を育成しようとしたときに、今回の法案の改正というのは具体的にこの先にインパクトがあるものなのかどうかというところをちょっとお聞きしたいなと思うんです。
○鷲尾委員 大変貴重な意見をありがとうございます。人材をどう育成していくかというのはやはり政治主導であるということがよくわかりました。  そして、もう一つなんですけれども、民主党の改正案は、SECという組織を設けて、要するに包括的に人材を育成していこうという方向性ではあるんです...全文を見る
○鷲尾委員 大変手厳しい御意見をちょうだいしました。ありがとうございます。  それでは、ちょっと質問の視点を変えまして、今回の改正についてです。  金融商品販売法ができました。それがホップとして、ステップとして今回の証取法の改正があります。ジャンプとして投資サービス市場法とい...全文を見る
○鷲尾委員 企業側のコンプライアンスというのが到底望めないような人たちによってやはり被害者というのは出てきているという認識の上に立って、では、その制度づくりというのを先生はどのような観点から行えばいいかというふうにお考えですか。
○鷲尾委員 そういう企業ばかりだと不正も少なくて大変いいんじゃないかなというふうには個人的に思います。  次の質問に移らせていただきたいと思いますが、融資が絡む金融商品の販売についてちょっとお伺いしたいんです。  というのは、既にアメリカにおいては、変額年金に融資をつけて売る...全文を見る
○鷲尾委員 そんなにいい人ばかりじゃないと思いますので。やはり、高齢者に対する売り込み等を含めて、抜け穴があるということだと思うんです。その抜け穴を今回の改正で実は埋め切れていないんじゃないかというふうな疑念があるわけで、そういう観点に立った先生の御意見もちょっといただきたいんで...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  もう一点、ちょっと別の件なんですが、投資サービス法がジャンプと考えたときに、ステップである証取法の改正なんですが、先ほど利用者保護の視点がちょっと欠けているんじゃないかなというふうなことを私申し上げました。  というのは、一つ、例えば訴訟...全文を見る
○鷲尾委員 先生がおっしゃるように、公正な市場参加者をつくる、そういう方向性で法案というのはつくっていかなきゃいけないんだなということを、きょう改めて認識した次第でございますが、法案自体に、いわゆるセーフティーネットと言われる部分にかなりの穴があるということもまた一つ事実でありま...全文を見る
○鷲尾委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました、民主党・無所属クラブ提出の証券取引委員会設置法案に賛成、民主党・無所属クラブ提出の証券取引法等の一部を改正する法律案外一案に対する修正案に賛成、政府提出二法案の原案に反対の立場から討論を行います。  近...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
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○鷲尾委員 おはようございます。民主党の鷲尾英一郎でございます。  このたびは、このような貴重な機会をお与えいただき、まことにありがとうございます。国家百年の計は教育にありと言われるところでございます。教育は国にとって基礎となる大変重要なものでございます。本日、教育基本法という...全文を見る
○鷲尾委員 新しく建設するんだか継承するんだか、ちょっとよくわからなかったんですけれども。  この教育基本法で申し上げたかったのが、我々は、長い歴史の中で継続するものとして国家をつくり上げてきたわけですよね。これは要するに、戦後成立した教育基本法の前文には、民主的で文化的な国家...全文を見る
○鷲尾委員 大臣からそのようにお答えいただきまして、大変ありがたいと思っております。  ちょっとこれは自説を開陳させていただきますけれども、日本国憲法も現行の教育基本法も、結局は敗戦の混乱と占領による圧力のもとで成立したのでありまして、そこにはまだやはり歴史の浅いアメリカという...全文を見る
○鷲尾委員 そもそも、日本の公教育の重要な目的として、歴史感覚を身につけた日本人、これを育てるということが今まですっぽり抜け落ちてきたというところに、日本人のたたずまいの美しさですとか美意識を喪失させる要因があったというふうに私は思うわけでございまして、その意味で、具体的に祖先を...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  もう一つお聞きしたいことがございます。個人の尊厳性と個人の自主性というのは戦後教育の大きな柱となっているところでございます。私自身、それらがやはり子供の行動の徳目となるのはすばらしいことであるというふうに考えますが、そればかりが重視されるの...全文を見る
○鷲尾委員 共生というふうな大臣のお言葉がございました。要するに、共生をすること、これを目的として、では大臣は今何をすべきだというふうにお考えでしょうか。
○鷲尾委員 済みません、大臣、発言の一部をとるようで恐縮ですが、先ほど、知徳体というのがございました。私思いますに、やはり戦後の日本の教育の中で、その知徳体の徳が欠けているんではないか、欠けてきたんではないかというふうに思うわけでございます。知育、体育、これだけではやはり子供に、...全文を見る
○鷲尾委員 私も、民主党案の考え方に賛意を示したいと思います。これからの教育行政を考えたときに、やはり余計な混乱を生まないのではないかというふうに思うからです。  次に、憲法二十条と教育基本法九条の規定は、信仰を強制してはならないというふうにございます。これについての大臣の見解...全文を見る
○鷲尾委員 ちょっと関連する質問になりますが、政教分離の原則について大臣の御見解をお聞かせ願いたいと思っております。  先ほど大臣もおっしゃっておりました。政教分離の原則によって、教育行政についてもちょっと混乱が現場で生じているのではないかというお話でございました。これは、日本...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、私は、政教分離の原則については、これはほかの国と日本の国が違うとは思いませんよ。私は一緒だと思っております。  信教の自由というのは、当然これは人間の根本の話ですから、そのために政教分離の原則というのがあって適用されるというのは、これは間違っていないというふう...全文を見る
○鷲尾委員 確かに一つの判決がございます。その例を引き合いに出されると、それもまだ議論があるところでございますので、やはり社会通念というところで時代は変わっていくものでございますので、その点についてもお含みいただきながら、これからまた議論をしていけたらなというふうに思っております...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  では、またもう一つ、次の質問に移りたいと思います。  政府案の第七条でございます。第一項に、「大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、...全文を見る
○鷲尾委員 時間が参りましたので、最後に一言。  これは教育基本法にうたわれている問題でございます。基本法でございますから、ぜひその理念が現実にしっかりと生かされますよう、不断に教育行政にしっかりと努力していっていただきたいというふうに思う次第でございます。  どうもありがと...全文を見る
10月18日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○鷲尾委員 衆議院の鷲尾英一郎でございます。  今次国会より国土交通委員を拝命いたしました。今回質問するに当たりまして、このような貴重な機会をいただきましたことを委員長初め理事の先生方並びに委員の先生方に感謝する次第でございます。委員長そして委員の皆様方、また冬柴大臣初め、今回...全文を見る
○鷲尾委員 確かに答弁では私も存じ上げておりますが、北朝鮮に対して何かアナウンスをするときに、ミサイル発射がありました、我が国の安全を脅かしておりますということも一つではございますが、そこで北朝鮮に対して拉致問題ということを一つアナウンスしていただきたかったなというのがあるわけで...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、次の質問に移らさせていただきます。  拉致問題の解決についての体制、これについてちょっとお聞きしたいと思っております。  小泉政権下におかれましては、拉致問題の特命チームというのが組織されておりまして、そしてまた、内閣官房拉致...全文を見る
○鷲尾委員 特命チームのメンバーが拉致対策本部の事務局内に入るということでよろしかったのでしょうか。
○鷲尾委員 一つ確認させていただきたいんですけれども、この拉致問題の対策本部、当面の方針というのが発表されておりますが、一つは、現行法制下において厳格な法執行を引き続き実施するという方針、そしてもう一つが、拉致問題に関する国民世論を啓発強化するということが一点、そしてもう一点が、...全文を見る
○鷲尾委員 私思いますに、国民世論を啓発強化するということで、国民の皆さんは何が知りたいかというと、やはり、何で拉致問題が解決しないのか、何で横田めぐみさんがあれだけ話題になっていながら横田めぐみさんのお父さんやお母さんとの再会がかなわないのかという、その何でが聞きたいんだと思う...全文を見る
○鷲尾委員 ひとつ国民の皆さんに、外交の現場でどういうことが行われているのか、今までの経緯も含めてわかりやすく伝えるということも、一つは、皆さんが、外務省の方がどれだけ努力しているかということを理解するのにもつながりますし、それがまた国民一丸となって北朝鮮に対するということにもつ...全文を見る
○鷲尾委員 捜査ですとか調査にも、では、専任の部署という組織構成にして、これから実施していくことになるということでよろしいでしょうか。
○鷲尾委員 では、拉致問題対策本部の情報室に聞けば調査状況もわかるということで、一つ安心をしました。  質問をかえまして、十月九日の北朝鮮による核実験の実施発表を受けまして、国連の安保理決議第一千七百十八号の採択が行われております。この決議の中で、すべての加盟国が、特定品目、奢...全文を見る
○鷲尾委員 そうしていただきたいんですが、輸出も、輸出する、たとえ中古車であっても、それを転売することによる外貨の獲得の可能性というのは当然残されておりますし、国連決議でも、供給の禁止といいますか輸出の禁止ということも行われているわけで、実は、報道で、一部輸出禁止するというような...全文を見る
○鷲尾委員 ぜひ断固たる措置をお願いいたしたいと思います。  最後に、一つちょっと話を、これは通告していなくて恐縮なんですが、本日、ライス国務長官が来日されまして、韓国の方では、野党ハンナラ党が金大中、盧武鉉政権の路線を今厳しく批判しているところでございますが、アメリカそして韓...全文を見る
○鷲尾委員 その潘さんですけれども、盧武鉉政権の外交政策の要諦を担っていたわけでございまして、それこそ、今、盧武鉉政権は北朝鮮に対する不用意な援助をやったということで、拉致問題に対しても、ある意味不熱心だというところもあります。その外交政策を担っていたというところで、そこの御見解...全文を見る
○鷲尾委員 きょうはありがとうございました。  これで質問を終わらせていただきます。
10月25日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  本日は、このような貴重な質問をする機会をいただきましたことを、委員長、理事、そして委員各位の皆様方に深く御礼を申し上げる次第です。  今国会より、初めて経済産業委員に任命されました。きょうの質疑では、まだふなれな面もございますが...全文を見る
○鷲尾委員 大臣の御所見、まことに私もそのとおりだと思っております。  時価総額をある意味、日米の差を是正する、あるいは防衛策を導入するということでもって猶予一年間ということでお決めになったというプロセスを今お話しいただきましたが、果たして、では、二〇〇七年五月までに、企業の防...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  この三角合併に当たりましては、経済産業省の方で税制の関係で意見を今まとめているところだと思います。この三角合併についての税制の改革というのは、大臣、どのようにすべきとお考えでしょうか。
○鷲尾委員 課税の繰り延べということを今お答えいただきましたが、私は、先ほどの甘利大臣の御見解からいって、三角合併を早急に解禁することが本当に日本経済にとっていいことなのかというところで、まだ考えあぐねてございます。  先ほど甘利大臣がおっしゃいました、会社はだれのものか。アメ...全文を見る
○鷲尾委員 攻めも守るも非常に微妙なバランスの上で行わなきゃいけないということはよくわかりました。  それでは、経済産業省の方で、例えば企業側が何らかの買収防衛策を講じようというふうにしたときに、何がしかのアドバイスをするということはあったりするんでしょうか、その買収防衛策を導...全文を見る
○鷲尾委員 相談があれば対応したいということでございましたが、ぜひ、大臣が先ほどまでおっしゃっていたバランス感覚というのを大事にしながら指導というのを行っていただけたらなというふうに思います。  特に、アメリカの方では、経営者の自己保身につながっているんじゃないかという言い方を...全文を見る
○鷲尾委員 御答弁ありがとうございます。  おっしゃるとおり、特に経営ノウハウ、いわゆる無形資産取引、これについては大変裁量の余地があるということで、各方面から裁量の余地が少なくなるようなガイドラインをつくるようにという格好で申し入れがあるわけでございまして、先ほどおっしゃって...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  重ね重ね申し上げますが、これについては、いわゆる資源ビジネス、例えば三菱商事さんですとか三井物産さんですとか、我が国のエネルギーの安全保障にとっても非常に重要な問題も絡んでございますので、ぜひとも、重ね重ね申し上げますが、喫緊の課題として...全文を見る
○鷲尾委員 これで運用がされていくわけですけれども、実際どれぐらい影響が及ぶかというところについてはさまざまな議論があったわけでございまして、当初の思惑と逆に、違う結果になった。この場合、想定しておりますのは、影響のある企業がふえたという場合、やはりその影響の度合いを見ながらこの...全文を見る
○鷲尾委員 大臣の実態把握をするというお言葉、大変心強いのでございますが、では、実態把握をするというふうに今おっしゃっていた、その内容というのはどのようなものになりますでしょうか。
○鷲尾委員 どのように影響があるのかというのは、いろいろな、それこそ、ちょっと語弊がある言い方かもしれませんが、数字のつくり方というのがございます。今回、五万社から六万社という数字も、随分私もいろいろ調べて、また政府側にも資料を要求して、当時の大臣にも問い合わせした上で、政府の見...全文を見る
○鷲尾委員 他省庁とも連携するということでございますので、ぜひ正確な実態把握をお願いいたしたいと思います。  もう一つ質問させていただきます。  グレーゾーン金利の撤廃によりまして、まあ撤廃する方向でございます。これによりまして、大手の消費者金融から当然これは異論が出ているわ...全文を見る
○鷲尾委員 はい。  ありがとうございました。  当然、中小の金融業者さんは業態を縮小せざるを得ないというようなお話だったというふうに私も認識いたしました。  その陰で、当然、町の金融業者さんを利用している中小事業者の方たちもいるわけでございまして、経済産業省におかれまして...全文を見る
11月29日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  本日は、このような質問の機会をいただきましたことを関係の皆様方に御礼を申し上げたいと思います。  建築士法等の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  私は、私ごとではございますが、公認会計士、そして税理士、ま...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、ありがとうございました。  大臣としては、やはり、確かに、結社の自由という意味も含めて、強制加入することは現時点ではできないけれども、建築士さんの能力維持向上、そして、職業倫理の養成という意味では、そういう団体に加入するような、できるだけ自然と加入してもらうよ...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、加入率が今現在一〇%程度であるということで、先ほどの、前の質問の中でも幾つか、これから加入率を上げていくという意味での政策というか方策を大臣は少し述べられておりましたけれども、改めまして、この団体への加入率を向上させる、そしてまた、その団体に入れば得をすると...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、加入率を上げるための政策を具体的にちょっと教えていただきたかったというところがあるんですが、団体に対しての加入率というのを高めると。高めるために、建築士の関係団体が今もあります、午前中にも参考人の先生方がおっしゃっていた、いろいろな団体が講習の実施機関となる...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、具体的に定期講習を実施しますよということの登録講習機関ですけれども、登録基準とか講習事務の実施方法というのは、当然、省令等で定める事項に該当する部分がまた多くなるとは思うんですけれども、これはどういう内容なのかということを具体的に、これは局長の方がいいですか...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  ちょっと質問をかえますが、定期講習の受講義務ですが、具体的に何年ごとを想定されているんでしょうか。その根拠も含めて御答弁願いたいと思います。
○鷲尾委員 局長おっしゃるとおり、具体的な実施体制というのも非常に重要だとは思うんですが、例えば会計士の業界でいってみると、これは毎年毎年講習をやっておりまして、確かに建築士さんの業界と比べて、税法の改正も毎年ありますし、細かい実務的な監査基準の指針の改正も毎年ある中で、だからこ...全文を見る
○鷲尾委員 大臣がおっしゃっていた趣旨は、非常によく理解できました。  ただ、そうしますと、定期講習の受講対象者というのは、実際どの程度の人数を今もって想定されているんでしょうか。先ほど、その実施体制については、非常に難しい、想像を超えることになりかねない部分もあるというふうな...全文を見る
○鷲尾委員 それは例えば、先ほど申し上げましたけれども、地域によって格差と言ったらちょっと違うのかもしれませんが、受けられる人、受けられない人がまばらに出てくる可能性もあるわけで、その点についてはどういうお考えを持たれているんでしょうか。
○鷲尾委員 ありがとうございました。  続きまして、この定期講習ですけれども、受講するだけでいいのかというと、やはりそうではないと思うんですね。大変卑近な例で恐縮ですけれども、やはり毎年毎年の公認会計士の研修ですが、授業を受けますと、授業を受けてやはり半分ぐらい寝ておられる方が...全文を見る
○鷲尾委員 修了考査は実施するという話でございますが、では、その先に、修了考査不合格になっちゃったけれども、そのままでいいのかという話もあると思うんですよ。大変細かい話ですけれども、そこまで含めて、実効力のある制度というところで、どういうことを想定されているのかもお聞かせください...全文を見る
○鷲尾委員 例えば、これもちょっと公認会計士の話を申し上げますと、修了考査ではなくて、要するに業務に対する著しい瑕疵とか社会的な信頼性を失わせるような行為があった場合は、公認会計士協会というところが登録除名ということで、登録除名すると、先ほども冒頭申し上げましたとおり、名刺に会計...全文を見る
○鷲尾委員 先ほど、定期講習を受けているかどうかを記載するというふうに、何に記載するとおっしゃったんでしょうか。
○鷲尾委員 携帯用免許証ということですけれども、消費者の側からすると、携帯用免許証を見せてくださいというのも、これはなかなか言いにくいですし、正直申し上げて、名刺には建築士と書いてあるけれども本当に建築士なんですかというふうに問う方もいらっしゃいませんし、問うて、そして、携帯用免...全文を見る
○鷲尾委員 済みません、今の、例えば名簿の照合とかというのは、これは行政側がやるということなんですか。
○鷲尾委員 そうしますと、行政側も、定期講習なり、この制度が導入されるに当たって、事務量も相当ふえるんじゃないかなと思うんですが、その点についての行政側の体制というのはどのような格好になっているんでしょうか。  今おっしゃっていた、要するに、例えば会計士、また会計士の話をして恐...全文を見る
○鷲尾委員 その点についても、ぜひ実効力のある改正を、これから先施行になるまでまた議論があるんでしょうけれども、しっかりと整備していただけたらというふうに思います。  ちょっと質問をかえますが、今局長もおっしゃっていた指定登録機関等の、建築士の登録事務を行う機関とか、建築士の定...全文を見る
○鷲尾委員 大臣の方から、情報を開示していくというお答えがありましたが、だれもが頼んだらすぐそういう情報が出てくる、今個人情報保護法というのがありまして、すぐそれを盾に情報を開示されないという状況が、かなり、やはり我々の資料請求においてもあるわけですね。ですから、その点はどのよう...全文を見る
○鷲尾委員 一名の方がおられるということですけれども、いわゆるこの方というのは、例えば、俗に言う、悪い天下りという言い方をするとちょっと語弊があるかもしれませんが、代々、やはり指定されたポストになっているということなんでしょうか。その専務さん、その前は、その前の専務さんも例えば国...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  現状は現状として、過去のことについてとやかく言うというのも、ここではちょっと有益ではないので、この先の議論をさせていただくと、建築士事務所、これの業務の適正化を図ろうということで、ある意味、大臣もおっしゃいましたけれども、建築士団体の自律的...全文を見る
○鷲尾委員 もう時間が来ましたので、最後ですが、大臣おっしゃるとおり、天下りすべてが十把一からげでだめだという話ではないとは思います。ないとは思いますが、大臣おっしゃったとおり、既存のものはよくて、新しいものがだめというのでもないのかなというふうに私は思うんです。  やはり、既...全文を見る
○鷲尾委員 これで質問を終わります。  ありがとうございました。
12月01日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  本日は、このような質問の機会を与えていただきましたことを、関係の皆様方にまず御礼を申し上げます。  早速でございますが、今回は、外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  次の質問ですが、政務官、韓国で最近、三八六スパイ事件というのが摘発されましたが、この三八六スパイ事件というのは政務官は御存じでしょうか。
○鷲尾委員 これは、簡単に説明申し上げますと、三八六世代という方々が、盧武鉉政権の中枢に入っている要人も含めまして、非常に反米、反政府活動を若いころ行っていました、そういう人たちが、ある意味、韓国の産業界及び政界の中枢にまでいろいろいる。要人に、いろいろそういう反政府、反米活動を...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  続きまして、今度はセーフティーネット保証についてお伺いさせていただきたいと思います。  これも、セーフティーネット保証の適用を受けるためには一つ要件がございまして、これは不況業種の指定が行われて、その不況業種の指定がある場合においてのセー...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  続いての質問ですが、先ほど来委員の先生方からも御質問がありましたが、中小企業者への相談窓口、これについて、六百五十一カ所設置されたという話がございました。そしてまた、現在までに八十三件の相談があったというお話でございます。また、二万枚リー...全文を見る
○鷲尾委員 どこに置いてあるんですか。
○鷲尾委員 ありがとうございました。  続きまして、今回の制裁措置で、奢侈品の輸出禁止という二十四品目ですね。二十四品目、奢侈品を輸出禁止措置にしますという話でございますが、この一から二十四ある項目というのはどういう点を考慮して決定がなされたのかどうかというところについてお聞き...全文を見る
○鷲尾委員 了解いたしました。  では、医薬品についての話をさせていただこうかと思うんですが、先般、報道等にもありましたとおり、医薬品を輸出するに当たって、当然、それが、人道上必要と言うとあれですけれども、単に治療上に必要であるという場合もあるわけで、ところが、その医療品自体、...全文を見る
○鷲尾委員 了解いたしました。  それでは、今キャッチオール規制というお話がございました。このキャッチオール規制という話の中で一つ質問があるんですが、それは、国連の安保理決議一七一八号で決定された禁輸品のリスト項目というのがあるわけで、一方で、今おっしゃっていたキャッチオール規...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  それでは、大臣、お着きになりましたので、大臣に対して御答弁を求めたいというふうに思います。  今回の輸入禁止措置を決めた閣議決定について、甘利大臣御自身はどのようにお考えになっているかというところをひとつお聞かせ願いたいなというふうに思...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、続いての質問ですが、今回の措置というのは、当然、我が国の平和及び安全を維持するためという大前提があるのでございますが、先ほど大臣がおっしゃっていたとおり、当然、拉致問題に対してということも考慮に入れながらというお話がございました。...全文を見る
○鷲尾委員 大臣のもっと突っ込んだ答弁をお聞きしたかったのでございますが、ちょっと時間も迫ってまいりました。最後に、ちょっと一問だけ質問させていただきたいと思います。  先日、薬事法違反で北朝鮮系の貿易会社に強制捜査が入りました。取り扱っている医薬品が、強力モリアミンS、そして...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  先般、その委託加工品について輸出するというような案件もございましたし、この点、経済産業省と他省庁との適時迅速な連携が必要となってくるわけでございますので、その点も最後に御指摘させていただきまして、私の質問を終わりたいと思います。  あり...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○鷲尾委員 新潟の鷲尾英一郎でございます。  拉致の特別委員会では、私は初めて発言させていただきます。  まずもって、私、横田めぐみさんが通われていました新潟市の寄居中学校というところには、中学校時代から何度も足を運んだところでございます。そしてまた、物心ついたときから、新潟...全文を見る
○鷲尾委員 続きまして、韓国に目を転じますと、北朝鮮が核実験を行ったにもかかわらず、現在もなお金剛山プロジェクトや開城プロジェクトという観光事業、実質的には北朝鮮に対する資金援助の意味を帯びているのではないかというような意味づけもなされている事業ですが、こういうある意味実質的な支...全文を見る
○鷲尾委員 韓国では、特に最近、三八六スパイ事件というのが起こりまして、産業界、政界に広く、金正日を一心に思うという意味で一心会ですか、組織が広がっているという事件が摘発されておりますし、そういう意味でも日本の立法府は大変に懸念をしているということを政府側に申し上げたいというふう...全文を見る
○鷲尾委員 岩屋副大臣、ありがとうございました。  続きまして、質問をかえまして、今度は内閣官房に対する質問に移りたいと思います。  せんだって福井県と新潟県を視察した折に拉致被害者の方がおっしゃっていたことの一つに、被害者支援法について、非常に主体的に語る、積極的に語るとい...全文を見る
○鷲尾委員 被害者の方々から直接、支援の拡大をお願いするということができにくいということも念頭に置かれた上で、連携を密にとっていただきながら、そういう支援の方向性を考えていただけたらというふうに思います。  続きまして、せんだって十一月十七日に松本京子さんについて拉致されたとい...全文を見る
○鷲尾委員 質問時間がなくなりましたので、最後に、その捜査も、警察庁そして外務省、そのインテリジェンスをどう使うかとかも含めて、国家として総力を挙げてやっていただきたいという旨を申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
12月08日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認するに当たりまして、質疑を行います。  また、委員長、理事及び委員の先生方の御了解を得まして、一般的な質問も一部させていただきた...全文を見る
○鷲尾委員 この閣議決定に加わっております冬柴大臣についても、どう思われるかというふうにお聞きしたいんですが、確かに総合的な勘案、判断材料としては使っているとおっしゃるのもごもっともだとは思うんですが、当然、内外に対して、北朝鮮の不誠実な対応もこの入港禁止の理由になっているんだと...全文を見る
○鷲尾委員 軽視していないということはよくよく私も存じ上げているところでございますが、こういったところにも拉致問題に対してしっかり取り組んでいるぞというアピールをするのも、また一つ政府としてもお考えになった方がよろしいのではないかという御提案にさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○鷲尾委員 この点、下村官房副長官はどのようにお考えになられているでしょうか。必要かつ十分であったかという点でちょっとお答え願いたいと思います。
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、この閣議決定の内容について質問させていただきたいんですが、閣議決定第七号に「必要な人道上の配慮を行うとともに、法令の執行に支障を及ぼさないようにする。」と。これについては、前回の七月五日付の閣議決定からの変更がなされているわけです...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  もう一点質問させていただきますが、この制裁措置をとったことによって、北朝鮮外務省は、制裁決議は宣戦布告であるという旨の表明をしているところですが、こういうような状況を踏まえて、国土交通省として、公共交通機関、これの警備体制というのはどのよう...全文を見る
○鷲尾委員 私の話になりますけれども、一度、九・一一テロの後で、大体、新幹線のごみ箱ですとか、常に地元との行き帰りで使っているものですから、新幹線のごみ箱というのは入り口を全部段ボールでふさいでいるような格好にもなりましたし、地下鉄もごみ箱が使えないというような状況があったんです...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  海上保安庁としては、以前、北朝鮮の工作船の事件もございました。入港禁止にかかわることについての概要としては先ほど長官がおっしゃっていたとおりだと思うんですが、実際警備をするに当たって、この閣議決定にもありますように、国際情勢の変化、日本の安...全文を見る
○鷲尾委員 隊員の安全にもかかわることでございますし、国際環境の変化があるわけですから、積極的に取り組んでいただいて、ぜひとも装備の至急の強化というのを図っていただきたいというふうに思います。  もう一点、海上保安庁関係で質問をさせていただきたいというふうに思います。  国連...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  海上保安庁さんの御答弁に続きまして、この国連安保理決議に関しまして、内閣官房及び防衛庁さんにもお伺いしたいことがございます。  先ほど海上保安庁さんの答弁にもありましたとおり、海上保安庁としては、決定に従いながら適正に業務を遂行していく...全文を見る
○鷲尾委員 済みません、ちょっとこれは通告していなかったんですけれども、例えば海上保安庁さんですけれども、公海上の取り締まりというのはできるんでしょうか、できないんでしょうか。
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、ちょっと話が飛びますけれども、きょうは防衛庁の方々にもお越しいただいておりますので、少し質問させていただきたいと思います。  船舶検査について、これを行う場合に、自衛隊は具体的にどういうことができるのかということもお聞きしたいと...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、周辺事態についてですけれども、現在どのような議論がなされているかというところもお聞かせ願いたいと思いますが、北川政務官、どうですか。
○鷲尾委員 例えばの話ですけれども、周辺事態に認定されたとして、自衛隊の船舶検査活動ですけれども、これはどういうことができるのか、実効性のある検査ができるのかどうかというところもお聞きしたいんですけれども。
○鷲尾委員 今のお話ですと、例えば船に乗り込む、そして検査をするという段階になりますと、船長の承諾が必要になるというお話だったと思うんですけれども、では、船長の承諾がない限りは船舶検査ができないということになりますと、周辺事態としての適用を受けて実際に自衛隊が動くという段階になっ...全文を見る
○鷲尾委員 少々遠回りの議論をさせていただきましたけれども、要するに、何が申し上げたいかというと、船舶検査を行うに当たっては、ほかの国と同様な水準で実施するかどうかの議論も当然含めてあるということは認識しております。自国の国内での法律というのも、その範囲内でということが国連決議に...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  大臣、今、注意深く業績についても見守るというお話でしたが、当然、これは民間企業のお話であるということは私も重々認識しておるんですけれども、特に国土交通省さんが経営について何か介入するとか、そういうことはない、あくまでも、安全な運航、こういう...全文を見る
○鷲尾委員 逆に言うと、では、安全にかかわることであれば、ある意味、経営指導的なことも国土交通省としてやっていく余地があるということなんでしょうか。大臣、どうですか。
○鷲尾委員 JALについて、業績悪化というのが大変報道等で知られておるわけですけれども、今おっしゃったとおり、大臣、国土交通省として、しっかり安全に対しては焦点を当てて指導していく、たとえJALさんが、この先どういう業績になるか私はわかりません、それはこの先のことですのでわかりま...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  それでは、きょうはちょっと渡辺副大臣にもお見えいただいていますので、一つ御質問させていただきたいというふうに思います。  先ほど来からJALの業績について幾つか指摘させていただいておるところですが、十一月十三日付のJALの社内報で西松社...全文を見る
○鷲尾委員 一般論として大いに疑問なことが起こっているわけですよね。その一般論として大いに疑問のあることが起こって、その結果、既存の株主に対しても大変迷惑がかかっている。そして、当然株価は下がっていますし、その結果、要するに増資に応じた株主、そして市場関係者も、こんなことがあるの...全文を見る
○鷲尾委員 適時開示のお話もごもっともというふうに私自身は考えるんですが、こういう出来事が起こったことに対して、金融庁として、こういう行為はさすがに、渡辺先生おっしゃるとおり、これはおかしいわけですよ。おかしいこの行為をしたことについて、何がしかの指導監督というのは金融庁としては...全文を見る
○鷲尾委員 先般問題になりましたライブドアのニッポン放送株取得行為についても、金融庁としては、ある意味あいまいな判断をその当時はされていたと思うんです。  やはり、法令違反ではないけれども、市場秩序にとっては大変迷惑だという行為については、これはある意味、金融庁自身がしっかりと...全文を見る
○鷲尾委員 渡辺先生が一般論として疑問があると何度も繰り返されるお姿を信頼して、一般論としての指導監督というのは、それはどの個別企業か開示しろとまでは言いませんが、されているということで、私自身、認識いたしました。  続きましての質問ですが、リースの会計基準は、これは今国際化が...全文を見る
○鷲尾委員 今、リースの話をしたのは、そのことが航空会社の資金調達にかなり影響を及ぼすというふうに聞いております。そのリースの税制によって、資金調達面でかなり便宜が図られているというお話も聞くところでございますので、航空業界として、このリース会計の基準の変化というのは、当然、ある...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それは一安心なんですが、最後に、ちょっと一つだけ質問させてください。  ちょっと話がかわりますが、成田空港のような混雑した空港における国際線の発着枠の話です。  国際線の発着枠について、航空会社の配分要望がいろいろ競合した場合、どういう...全文を見る
○鷲尾委員 ちょっとよくわからなかったんですけれども、増便輸送可能能力がある国に配分するということなんですか。外国に配分するということなんですか。どういうことなんですか。
○鷲尾委員 済みません。中途半端になりましたけれども、時間が参りましたので、これで終わらせていただきたいというふうに思います。  どうもありがとうございました。