鷲尾英一郎

わしおえいいちろう

比例代表(北陸信越)選出
自由民主党
当選回数6回

鷲尾英一郎の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○鷲尾分科員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  本日は、税制に対する質問を一つ、そして今後、日本政策投資銀行が民営化される年に当たりますので、その点についての御質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、今般の税制改正におきまして、特殊支配同族会社の役員給与の損金不...全文を見る
○鷲尾分科員 大臣、私も税理士の資格を持っておりますので、法の導入の趣旨は大変よく理解できておりますので、ぜひ質問に対してお答えいただきたいと思うんです。  私が申し上げたいのは、平成十八年度の確定申告というのはこれからでございます。つまり、平成十八年度に制度を導入した、その結...全文を見る
○鷲尾分科員 大臣、制度導入時のプロセスが問題なかったと今おっしゃっておりました。それは、関係団体といろいろ協議の上なされたことも当然考えられるところではあります。  ただ、なぜ、八百万円で導入したにもかかわらず、そしてその実績が出ていないにもかかわらず、一千六百万という基準に...全文を見る
○鷲尾分科員 政権がかわって制度改変が行われるというのは当然あってしかるべきだと思いますが、何分この制度については、導入して、それから一年もたたぬうちの改正でございます。  この点について、要するに最初の導入時点における、例えば関係者のヒアリングですとか、統計数字のとり方ですと...全文を見る
○鷲尾分科員 大臣、申しわけございません。今大臣がおっしゃっていた、実情に合わせての実情が、まだ制度適用初年度で実績として出ておらないのでございまして、その実情がわからないうちに金額を引き上げるというのが、わけわからぬ改正をわけわからぬ根拠のままずるずるとやっていく、これは許しが...全文を見る
○鷲尾分科員 昨年の根拠数字が誤っていないというのは、それはそれでそう言わざるを得ない部分があるのでございましょう。  ただ、制度導入時点においてそのような、誤っていたかどうかは別として、もうちょっと税制改正のプロセスにおいて幅広く意見をとるとか、そういうことをしていれば、たっ...全文を見る
○鷲尾分科員 大臣、この点、議論していても、恐らく時間が幾らあっても足りませんので、では、続いて次の質問に移らせていただきますが、そもそもこの導入時点にやはり問題があったという部分は、大臣も恐らくお考えになっているとは思います。ですから、この点、またいろいろ議論の上で改善させてい...全文を見る
○鷲尾分科員 今この政策投資銀行の話を申し上げましたのは、政策投資銀行は、今、日本航空、JALの大口の債権者になっているわけでございまして、大臣御存じだと思うんですが、政投銀がJALに対してどれぐらい貸し出しがあるのか、大臣、ちょっと教えていただけますでしょうか。
○鷲尾分科員 ありがとうございます。  この二月に、JALの中期経営計画の発表を受けまして、政策投資銀行は他行と合わせまして六百億円の追加融資を決めたというふうにされております。この六百億円の追加融資のうち、私の聞きますところ、政策投資銀行は四百五十億融資するということを決定し...全文を見る
○鷲尾分科員 大臣、では個別の話ではなくて、一般的に話をさせていただきたいんですが、政策投資銀行がこれから一般的に会社に融資をしますよ、一般的に、ある会社に融資をしようとしたときに、その会社が大変経営難に陥っているという段階にあって、経営計画を新たに発表しました。その発表した経営...全文を見る
○鷲尾分科員 別に関与するわけではないと思うんです。どういう融資姿勢を望むかというところでございまして、この点、いろいろな計画があるというふうに大臣はおっしゃいましたが、通常、一般の民間の金融機関であれば、経営難、特に市場関係者から資金調達に難ありと言われている会社に対して、審査...全文を見る
○鷲尾分科員 今、回収可能であれば貸すというお話がなされました。では大臣、この四百五十億融資される見通しである、そしてまた今三千三百七十億融資済みである、これについての回収可能性は、これはもう間違いない、政策投資銀行が融資している以上は間違いないとお考えであるということでよろしか...全文を見る
○鷲尾分科員 大臣、政策投資銀行において適切に判断されると大臣はおっしゃいましたけれども、私も適切に判断されてほしいと思う一人でございます。  大臣は御存じかどうかわかりませんが、昨年十一月にJALの、とある社内報が発行されたわけですね、特別版として。その社内報に社長みずからこ...全文を見る
○鷲尾分科員 では、個別の融資に対するコメントは結構でございますが、経営難の会社、これに対する回収可能性がまだちょっとわからないよ、一般の人間からすると回収可能性が疑われるものについて、マスコミ等の発表では融資するということがなされている。一般的に言って、一般の方々が見てちょっと...全文を見る
○鷲尾分科員 融資案件については、この件についても当然含まれまして判断されたということであろうというふうに大臣のお言葉からいただいたというふうにいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
03月20日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  自動車検査独立行政法人法及び道路運送車両法の一部を改正する法律案につきまして、質疑を進めさせていただきたいと思います。  まず、大臣にお伺いさせていただきたいと思います。  今回の改正によりまして、公務員型から非公務員型へと独...全文を見る
○鷲尾委員 非公務員型になるということでございますが、では、非公務員となりました、みなし公務員規定がいろいろ配慮されるということでございますが、結論から申し上げますと、公務員型から非公務員型に変わった場合に、例えば人件費の削減効果というのはいかほどのものなんでございましょうか。そ...全文を見る
○鷲尾委員 御答弁ありがとうございます。  今のお話をお伺いいたしますと、今回の法律の改正によりますと、非公務員化によって、現状働く方の処遇なりというのは余り変わらないであろう。結果として、大枠で、先ほど局長の方から御答弁いただきましたけれども、平成二十二年に五%削減の目標をつ...全文を見る
○鷲尾委員 民間にできることは民間で、そういう流れの中で非公務員型の独立行政法人になっていっている、そんな中でも人員削減もできましたと。私は、必ずしも人員削減したからこれはいいという話ではないと思うんですが、取り締まり件数もふえてきていると。リコールについても、大分、報告が上がっ...全文を見る
○鷲尾委員 大臣のおっしゃるとおりだと私も思います。  ただ、ちょっと気になるのが、これは確認になってしまいますが、局長が先ほど御答弁されたところで、役員さんの給与については、公務員型と非公務員型、全く変わりませんよ、職員さんについては若干変化があるというような言い方をされてお...全文を見る
○鷲尾委員 先ほど検査手数料の話が出ましたが、検査手数料の話はちょっと後にまた議論させていただこうと思います。  では、今大臣がおっしゃっていた話こそが非公務員型のメリットである、いろいろな人材を登用できるだろうし、システム投資もできるだろうし、これは非公務員型だからできたんだ...全文を見る
○鷲尾委員 それではもう一問ですが、天災その他の事由によって独法の審査が行われない、多分このその他というのはストライキという話を聞いているんですけれども、国が直接行うという場合もあり得るという話がございますが、国が直接行うといった場合はどんな体制になっておるんでしょうか。
○鷲尾委員 この法案の説明のときに、ストが行われる可能性もあるというふうに説明いただいたんですけれども、やはりちょっと、その現場の状況ですか、私も別に検査場へ行って見ているわけじゃないですが、お話を聞くところによりますと、人事交流が大変盛んに行われている、そういう話でございますの...全文を見る
○鷲尾委員 いや、大臣、心配はないというか、最後は当然、車検証を渡すのは国でしょうけれども、整備を含めて、いろいろ民間の指定工場で検査の上で、最後に書類を事務庁舎に持っていって交付を受ける、そこで国が関与しているというだけの話ですから、それが検査の効率化ということにつながっている...全文を見る
○鷲尾委員 局長から御答弁いただきましたけれども、こういう業務を実務上やっている、これについては、例えば法律上の手当てというのはなされているんですか。
○鷲尾委員 例えば整備業者さんが、車検を受けるに当たって、罰則金も払ってない、自動車重量税も未納であるというようなユーザーさんに対しては、車検を受けさせない、そういう実力行使が当然できると思うんですけれども、だからこそ、そういう代行納付を含めた周辺業務が実務上成り立っているという...全文を見る
○鷲尾委員 もう一点、この指定整備業者さんについては、当然、行政側が認可するわけですから、いろいろな管理監督をやっておると思うんです。不正車検がなされないようにとか、その車検場の整備状況はどうかとか、人員配置はどうかとか、いろいろな検査をやられていると思うんですが、この監督体制に...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  この指定整備業者の管理監督というのは、例えばきょう問題となっている自動車検査独立行政法人が担当するということはあり得るんでしょうか。その方向性として、大臣、いかがですか。
○鷲尾委員 当然、監督、処分については最終的には国が権限を持つ。ただ、検査については、独法に移すということも、独法が業務を行うということはあり得るのかなというふうに思った次第です。  ちょっと時間もありませんので、続きまして、今回の法改正で検査手数料を直接納付することになってお...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、今の御答弁で、一つは、意識が違うだろうという話がございました。  大臣も御存じだと思うんですけれども、今までは、ある意味、車検場の同じ敷地内に事務庁舎と検査の工場が置いてあって、そこの行き来で全部事が済んでいたわけですね。当然、検査工場で検査をして、検査が終わ...全文を見る
○鷲尾委員 意識が変わると自分は思うというふうにおっしゃっていましたけれども、実務上はもうほとんど仲間内で全部やっているような状況です。そんな中で、手数料が近くにある支局に入ろうが、検査法人の方に入ろうが、どういう形になるかわかりません、それも聞きますけれども、私は余り変わらない...全文を見る
○鷲尾委員 ユーザーの観点からいったら、二回払ったらこれはちょっと困るので、それは当然として、行政側として、独法との関係でこれはどうなるんですか。今まで支局の中に窓口があって、そこで払っていましたよね。これは、検査工場があって、そこが検査法人ということになっているわけですよ。実務...全文を見る
○鷲尾委員 今のお話をお聞きして、これから工夫するという話なんですけれども、これも早くやってもらわなきゃ困るというのが一つ。  今のお話の中で、ちょっといろいろ錯綜してはおるんですが、とにかく検査料を納めるに当たっての窓口の担当者も大変困ると思うんですよ。今局長がおっしゃいまし...全文を見る
○鷲尾委員 ユーザーに混乱をかけないのは当たり前の話であって、行政側として、行政事務も簡素化しますよ、効率化しますよという話をうたっているじゃないですか。最終的にはコスト削減だと思うんですよ。そういうのが大前提としてありながら、業務は簡素にならない、もしかしたら人を雇うかもしれな...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、全く違うというふうに述べていただきましたけれども、では、この自動車検査独立行政法人は、検査手数料、これについては政令で定められるということになっているわけです。  経営側が努力するという話は、一つは、やはりコストダウンして、その分利益が上がるからこそコストダウ...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、上がるのは、必要であれば上げていただいて結構なんですよ。ただ、上がるというのも、何から何までこれは国交省が決めるんですかという話なんです。独立行政法人が要するに経営規律を高めて、大臣のおっしゃるとおり意識を変えてやっていくためには、独法が自主的に検査手数料につい...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  それでは、ちょっと質問をかえまして、道路運送車両法における義務づけがいろいろあります、何年に一回やりなさいという。この定期点検整備は実態として十分に行われていないんじゃないか、そういう現状があるわけでございます。これはどの程度の実施率なの...全文を見る
○鷲尾委員 続きまして、道路運送車両法の輸出抹消仮登録証明書等の提出が自動車部品には不要である、これを悪用して、自動車を解体して抹消登録もせずに輸出する事件が発生しているわけです。これを防ぐために、これは日本技術の粋を合わせているわけですから、自動車の不正輸出防止の観点を踏まえて...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、続きまして、最近リコールの届け出をするまでの期間が長期化しているという事態がございますが、この理由としてはどういうことがあるのかということをお聞かせいただくのと、これをやはり究極的にはちゃんと短縮していって、適時に届け出をさせるような制度を構築するのがよいこ...全文を見る
○鷲尾委員 これは本当に、事故になったら国民生活に大分影響があるものでございますので、ぜひとも、これこそ意識を高めていただいて、出さないのは何事だと言わんばかりの態度で、きつく、これについては臨んでいただきたいというふうに思います。  ちょっと時間がなくなりまして、質問も大分残...全文を見る
03月27日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  冒頭、先日起こりました能登半島の地震につきまして、お亡くなりになられた方そしてその御家族の方に心からのお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様方に心からのお見舞いを申し上げる次第でございます。天災の被害を減じるべく、国土形成...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、あらゆる情報を収集されるということでございますが、例えば、検討を行う際に、当然、融資する当事者として、金融機関として、融資先の経営計画についても作成に当たっていろいろと関与されることがおありかと思いますが、そういう経営計画の作成についても直接、間接にある程度...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、日航側なんですけれども、二月六日の記者会見で、この中期経営計画について記者さんから質問をされまして、自信のほどはどうかという質問だったのでございましょう、日航さんの方から、金融機関の理解がほぼ得られたということを発言されているわけでございます。総裁にお聞きし...全文を見る
○鷲尾委員 ところで、この日航の中期経営計画の発表に当たりまして、国土交通省の事務次官が、数日後の記者会見で記者さんに対して、この経営計画については、銀行さんと十分調整の上で策定されている、後は粛々とこの経営計画を進められればよいのではないかという趣旨の発言をされております。この...全文を見る
○鷲尾委員 国土交通大臣、いかがですか。この中に政投銀は含まれているという理解でよろしゅうございますか。
○鷲尾委員 いや、内容云々ではなくて、事務次官の記者会見で、銀行との調整の上でこの経営計画は策定されているということを次官が発表されているわけで、では、この金融機関には、政投銀さん、日本航空に対して三千億以上の融資があるわけですから、当然その金融機関も想定された上の話かということ...全文を見る
○鷲尾委員 お話として単純にその金融機関の中に含まれているかどうかという議論をしているのであって、そのこともお話しにならないというのは、ちょっと私は合点がいかないのでございます。  このようにいろいろな公表をされている中で、政投銀さんにも日本航空さんの方から当然融資のお願い等々...全文を見る
○鷲尾委員 もうマーケットに反映されていると思うんですけれども、これだけ言われているわけですから。  これだけマスコミ等々で言われていて、年度末にいろいろな資金調達の需要があるという中で、中期経営計画を含めていろいろな懸念について我々立法府の人間としてある程度の意見を表明したい...全文を見る
○鷲尾委員 ちまたで言われていて、年度末までもう残りわずかという時期で、何でこの時期に融資の検討をしているかどうかも言えないのか、わからないわけですよ。  どうですか、副大臣。
○鷲尾委員 いや、別に個別の融資についてコメントしてくれと言っているわけじゃなくて、政策投資銀行の総裁として、これこれこういう企業についていろいろな懸念がある中で、金融担当として、総裁として、これに何もコメントしないというのはおかしいかどうかについての御見解を、大村先生どうですか...全文を見る
○鷲尾委員 済みません。大村先生には通告していなかったので、申しわけなかったです。次の質問に移らせていただきたいというふうに思います。これは別に本筋の問題ではなかったんですが、正直申し上げまして、総裁が余りにも発言を国会で拒むというのは、私は、それは総裁としておかしいんじゃないか...全文を見る
○鷲尾委員 例えば、政投銀に対して公的資金を注入する可能性というのはあるんでしょうか。可能性というのは、制度としてあるかどうかというところをお聞きしたいんですけれども、いかがですか。
○鷲尾委員 制度としてはあるんですか、個別についてじゃなくて。
○鷲尾委員 ありがとうございます。  これは今、政投銀の民営化法案が審議されるところではございますが、民営化された場合に、民営化すれば当然民間の金融機関なわけですから、そうではなくて、今は政府出資の銀行であるということで、この政府出資の銀行と民間の金融機関とで、例えば公的資金の...全文を見る
○鷲尾委員 大村先生、では、こういう事例があった場合に、例えば何か指導なり勧告なりはされているんでしょうか。
○鷲尾委員 副大臣先ほどおっしゃったように、私としては、こういう行為が、説明責任を含めて非常に不十分であるという認識を持っている。これは、資本市場に対して、こういう企業がどんどんどんどんふえていったら、当然、いわゆる不健全な市場と言われてもしようがないわけですね。株主総会の二日後...全文を見る
○鷲尾委員 いや、私がお聞きしたいのは、法令違反していなくとも、こういう企業に対して指導、勧告をしていかないということは、不健全な市場になりやしませんか、その点の理解をお聞きしたわけです。  ライブドアの問題も、立ち会い外分売で、非常に法の抜け穴を通ってニッポン放送の株式を取得...全文を見る
○鷲尾委員 法令違反じゃない限り動かないというのでは、それこそ本当に法に規定していない社会的要請はいっぱいありますよ。健全な市場のためにつくらなきゃいけないルールというのはまだあると思いますし、つくるまでもなく、市場参加者が守らなきゃいけないルールというのはあると思います。そのル...全文を見る
○鷲尾委員 重ねて、法令違反じゃないと何もしないということが明らかになったかと思います。  続きまして、ちょっと質問を移らせていただきたいと思います。  実は、せんだって、参議院の財政金融委員会の方で我が党の峰崎議員が指摘したところでございますが、これもまた巷間と言うと怒られ...全文を見る
○鷲尾委員 いや、副大臣、個別の話ではなくて、企業会計原則上、取得価格から値引き、割り戻しを引かないで利益計上したら、これはどうかという話を御答弁願いたいんですが、これは会計士の立場からすると誤った処理なんですよ。  ですから、個別の事情というふうに今おっしゃいましたけれども、...全文を見る
○鷲尾委員 では、一般論としての理解でございますが、銀行といたしましては、当然、融資する以上、公認会計士さんとも相談しながら、財務情報を含めて、いろいろな信憑性について吟味されているという理解でよろしかったでしょうか。
○鷲尾委員 同様に、小村総裁、ちょっと一つ追加でお聞きしたいんですけれども、これも峰崎参議院議員が指摘したところでもありますが、御社の設備投資研究所の研究員の方が利益操作の疑いについても指摘されておる次第でございますが、一般的に、当然、アナリストレポートなど研究者の報告というのも...全文を見る
○鷲尾委員 このような懸念が表明されているレポートというのも融資の際に十分御検討されるという理解でよろしかったでしょうか。  検討の結果、融資されているということであれば、個人的見解とはまた別に、政策投資銀行としては、そういう懸念も含めてしっかりと融資判断をした、我々としてはで...全文を見る
○鷲尾委員 では、一つまた質問させていただきたいと思います。  日本航空の西松社長なんですけれども、十一月の社内報で、航空運送事業が実力ベースで一度も黒になっていないというコメントをなされております。これについては、資金調達能力に疑いがあり、当社への貸し付けが停止する可能性があ...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、大村先生にまた再びお聞きしたいんですけれども、実力ベースじゃない財務諸表というのはあり得るんでしょうか。
○鷲尾委員 ここまで執拗に質問させていただいておるのは、やはり政投銀の債権というのは当然国民の財産でもありますし、融資に当たっては、当然慎重を期すことが求められているわけでございます。当然いろいろな角度からの検討をお願いしたいところであります。いろいろ報道上言われていることもあり...全文を見る
○鷲尾委員 このような計画が策定されましたのが二月初めで、三月へ入ってこういう計画の変更があるということは、ちょっと急であるなというふうに思ってしまうわけでございまして、収支改善、これが当初の計画でいうと六十億というふうに言われているわけですけれども、この点についての効果の減殺も...全文を見る
○鷲尾委員 るる申し上げているのは、やはり航空会社の資金調達というところが、つまるところ、乗客の安全、安心というところに深くかかわってくるんじゃないかというふうに思っておる次第でございまして、日本航空は航空機の整備事業を中国の方に委託しているという情報がありますが、この辺の事実関...全文を見る
○鷲尾委員 二月二十五日の報道なんですけれども、補助翼の部品をつけ忘れたという話があったと思いますが、この辺の事実関係についても教えていただけますか。
○鷲尾委員 こういう整備工場とかに直接国交省が立入検査するということはあるんですか。
○鷲尾委員 ありがとうございます。  資金調達難はこれから先ちょっとどうなるかわかりませんけれども、今月末に融資が予定されているそうですからわかりませんが、その業績の回復を含めますと、中期経営計画はしっかりと履行されていくのかという話が一つ重要な問題ですけれども、業績の回復もも...全文を見る
○鷲尾委員 時間がなくなりましたので、そのことについて深掘りするつもりはございませんが、巷間言われておりますのは、要するに、こういう資金調達難にあって、例えば政治家とか国交省対策だとか、そういう報道もあるわけです。外観上は癒着しているというふうに見られるわけです。見られてしまうこ...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。
03月28日第166回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  大変失礼をいたしました。ちょっと水をこぼしてしまいましたが、質疑をそのまま続けさせていただこうと思います。外務委員会で質問するのは初めてでございまして、幾分緊張しているのではないかというふうに私自身思う次第でございます。  それ...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  続いての質問ですけれども、日本は北朝鮮による拉致被害者が存在するという重大な問題があるわけですが、例えば辛光洙とか、こういう北の工作員の犯罪を裁くためにこのICCというのは有効に機能するのでございましょうか。
○鷲尾委員 私の選挙区が新潟なもので、引き続いてちょっと拉致に関する質問をさせていただきたいというふうに思うんですけれども、よく報道等で、北朝鮮をならず者国家とアメリカも言いますし、官房長官もそういうふうに言明されることも多うございますが、このならず者国家というのはどういう意味な...全文を見る
○鷲尾委員 下村先生、この点は、定義というのはどういうような格好になっているんでしょうか、ならず者国家の意味。
○鷲尾委員 なるべく感覚的な言葉というのは使わないでいただきたいなと思うのでございますが、私自身思いますのは、このならず者国家というのは、恐らく北朝鮮が日本に対してある程度の侵略的な意図を持っておるということなのではないかなというふうに感じておる次第でございます。政府の方でも、使...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  ただ、六カ国協議の参加者でも、当然拉致問題に対する温度差というのがあろうかと思うんですが、この温度差を日本と同じ水準にまで上げていくという努力も大変これは必要になってくると思うんです。  この六カ国協議において、日本の拉致問題についての取...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、その圧力として具体的にどういうことが考えられるかというところについても、一言コメントをいただけたらと思います。
○鷲尾委員 ちょっと話をかえまして、日本の周り、北朝鮮以外にも中国、ロシア、そしてアメリカもこれは核保有国でございまして、北朝鮮の核ミサイルという話になったときには急激に世論も危ないということで盛り上がったと思うんですけれども、大臣は、北朝鮮以外にも中国、ロシア、アメリカと、核保...全文を見る
○鷲尾委員 北朝鮮の核実験の話があったときにライスさんが来られて、アメリカの核の傘は安全だという話をしておられたと思うんですけれども、それと同時に、非核三原則の話が改めて政府から発表されました。  例えば、極東米軍が横須賀だとか佐世保とかに核を持ち込んでいる可能性というのもある...全文を見る
○鷲尾委員 大臣のお話ですと、言われたら拒否する、言われなければどうなっているかわからないという認識でよろしいですか。
○鷲尾委員 非核三原則ということで、政府としてはその原則をしっかりと発表しているわけでございまして、これに抵触する行為というのはやはり少なくともしっかりとモニターしなきゃいけないというふうに思うんです。それすらモニターがなされていないようですので、されていないとして、もし持ち込ま...全文を見る
○鷲尾委員 アメリカの言うことをすべて信じるというのも、ちょっと卑近な例ですけれども、昨年、BSEの問題が発生したとき、米国産牛肉の輸出基準が、日本の方で策定したにもかかわらず、それをアメリカの方で一方的に破ったという話もございました。アメリカのというと、アメリカの業者の話ですけ...全文を見る
○鷲尾委員 確かに一緒にするのは無理があったかもしれません。  しかし、同盟関係というのは、しっかりとその同盟関係が守られているかどうかというところをモニターしない限りは、本当の意味での信頼関係というのは醸成されないのではないかなというふうに思います。ですから、同盟関係があるか...全文を見る
○鷲尾委員 いや、その信頼関係のために、日本がせっかく核廃絶ということでやられておる中で非核三原則をうたっているにもかかわらず、アメリカが同盟国に対してこっそりと持ち込んでいる可能性もこれまた否定できないわけですから、これはしっかりとモニターして、実際に信頼に足る関係かどうかとい...全文を見る
○鷲尾委員 済みません、それではちょっと質問をかえまして、日本はNPT体制に入っているわけですけれども、このNPTに入っていることのメリットとデメリットというのを教えていただけたらと思います。
○鷲尾委員 原子力の平和利用と代替でNPT体制に入っているのではないかなというふうに思いました。そのNPT体制に入るとかいうことも含めて、一度ゼロベースで考えるということを含めて、国際間の中において日本が外交力をどういう、例えば外交のカード、今は拉致問題に対しては経済制裁、圧力と...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  早速でございますが、質問に入らせていただきたいと思います。  経済成長戦略大綱について、まず大臣に質問させていただきたいと思いますが、中で言われていることは、経済大国の規模は順位としては下がったとしても、魅力ある経済、明るい未来...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、ありがとうございました。  今のお話をお伺いして思いましたことは、当然、経済産業を所管する大臣でございますから、経済のことが主になっておるのであろうというふうに思いますが、大臣、「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画はごらんになったことがありますでしょうか。...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  その技術継承問題にも絡んでくるのでございますが、技術を教える側と、そして今度、教わる側の問題もあると思います。  教わる側の問題というのはどういうことかというと、やはり最近、非正規社員がかなり雇用として常態化しているという局面があります。...全文を見る
○鷲尾委員 今大臣のお話がありましたとおり、非正規雇用も利用されるべき一面もあるのかなというふうに思いますが、私が思いますのは、あくまでもそれは苦渋の選択の一つであって、積極的に利用されるべきものではないんじゃないかというふうに個人的には思うわけでございます。  今、事業環境の...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  大臣が今おっしゃっているチームプレー、日本が国際競争の中で勝つためには非常に重要であると。私も、大臣の今の御発言の中でおっしゃっていただいたことで、さらに、ああ、そうなんだなというふうに理解を深めたところでございますが、このチームプレー、い...全文を見る
○鷲尾委員 国際競争力の中ではやはり利益を出さなきゃいけない。利益を出すためには、ある程度人件費を抑える、外注費を抑える、いろいろなことでコストダウン、それで利益を確保しなきゃいけない。利益を確保することが国際競争力につながるんだというような意見がありますけれども、大臣、この意見...全文を見る
○鷲尾委員 利益というのは、当然税引き後利益ということなんでしょうけれども、なかなか人件費等々、人件費、外注費というのは経費ですから、税引き前の部分で、当然売り上げからマイナスする部分でありますから、利益だけ追っていって、先ほど申し上げたように、それが株主配当なり役員報酬なりに帰...全文を見る
○鷲尾委員 大臣のおっしゃっていたとおり、これは、サービス産業の生産性の向上を目標とする、一たん目標にしたときに、これは諸外国のデータとも重ね合わせてみればわかると思うんですけれども、失業率が当然上がってくる。当然と言ったら語弊があるかもしれません、それは上がってくる推測も合理的...全文を見る
○鷲尾委員 失業率についてはマクロ経済政策にかかっているという話をおっしゃっていたんですけれども、やはり、生産性の向上という目標を立てている以上、そういう失業率が上がるかもしれないという懸念は十分にあるわけですから、大臣がおっしゃったように、開業率を高めるという政策もより積極的に...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、またちょっと質問をかえまして、最近、地域間格差というのがよく言われておるところでございます。  この地域間格差というのは、要はの話ですけれども、住まう地域によって産業が当然あるなし、多い少ない、いろいろありますでしょうから、家計...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、地域に根づかせるということも非常に重要だと思いますし、法案を見ていても、その意思が非常に強くあらわれているなというふうに実感するわけでございますけれども、私思いますのは、それだけではなくて、都市間で、当然、東京に本社がある企業があって、その下請として地方の企業が...全文を見る
○鷲尾委員 ぜひ大臣、その啓蒙活動を含めて、これは私、それこそ市場原理に任せていきますと、逆にうまくいかないんではないかな。ミクロでは利益が出て、いいよという話になるけれども、ではマクロで、国際競争力だ、イノベーションだという話をしたときに、かなりミクロとマクロでそごが生じるんじ...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、誠実な御答弁をありがとうございます。道理で私、このスキームは、リスクをとりたくない地域の地銀さん、まだ、それこそ不良債権、全国的に見たら水準高いわけで、そういう地銀さんの信用力というのをある意味補完するような格好で、結局信用補完じゃないかというような認識を持って...全文を見る
○鷲尾委員 今の話は立地法の話の方ですか、御答弁いただいているのは。(高木大臣政務官「はい」と呼ぶ)  地域資源の活用の方で、要するに、今は国が基本方針を策定しますよという話があるんですけれども、基本方針というのがどこまでの範囲かというところは、正直ちょっとわからないところもあ...全文を見る
○鷲尾委員 柔軟に対応するというような理解でよろしかったでしょうか。  この地域資源の特定という話が、全体としてこの法案は、新事業創出の目標は五年間で一千件ということの創出を目標とされているわけですけれども、地域資源の特定についてはどれぐらいを見込んでおるのでございますか。
○鷲尾委員 済みません。ちょっと重複したようで申しわけないです。  それでは、地域資源の話ですけれども、新事業創出というのがあります。地域資源を活用するというスキームもあります。一方で、産活法の方でサービス産業の生産性の向上という目標がある。これは関連してくるものなんでしょうか...全文を見る
○鷲尾委員 地域資源活用法との関係でいうと、ちょっとわかりにくい側面もあるなと思うんですが。では、お願いします。
○鷲尾委員 ありがとうございました。  続きまして、例えば、私の地元は、この間安倍総理がお見えになられた新潟県の燕市というところなんです。  この燕市というところは、実は大分二極化が進んでいる地域でございまして、突出した企業というのはやはりあります、ある程度存在するんですが、...全文を見る
○鷲尾委員 時間が来ましたので、最後の質問にさせていただきたいと思うんですが……(発言する者あり)民主党の時間内なので。最後に一問だけ、済みません。  地域に産業を集積するという話がありました。地域に産業を集積するということで、いろいろ産業集積を図る立法をされているんですけれど...全文を見る
○鷲尾委員 ぜひ各省庁とも連携をとりながら、地方の生活水準向上に邁進していただきたいというふうに思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
04月10日第166回国会 衆議院 内閣委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。  官から民へ、民間にできることは民間にということで日本政策金融公庫をつくりますよ、要するにそういうことだと思うんですが、その背景に、政府組織が行ってきた金融機能というのが、その...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、ありがとうございます。  政府の失敗ということで大臣からお言葉をいただきましたが、一方で、やはり市場の失敗という問題もありますと。民間に任せっきりですと、やはり大臣、先ほど図を使って説明していただいたように、日本の融資慣行というのは大変いびつであって、リスクを...全文を見る
○鷲尾委員 ちょっと今のお話を聞いていてもよくわからない部分があったんです。民間にできることを官がやり続ける必要はない、それは確かにおっしゃるとおりだとは思うんですけれども、では、民間とどこが競合していて、先ほど答弁がありましたけれども、これから先どういうところが競合する可能性が...全文を見る
○鷲尾委員 おっしゃるとおり、今答弁していただいたような事態は、要するに、民間ができるところをより低利で貸し付けるようなところは、当然これは制限というかやってはならないという基本的な考え方で、それは皆さん認めるとおり、よいことであるというふうに思うんです。  では、政策金融公庫...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それで、民業補完ということですけれども、業務を不断に見直していく、必要性を含めて継続的に見直していくぞということで、行革推進法に定める業務について、行政減量・効率化有識者会議というんですか、これを今活用してやっておるという話を聞いているんで...全文を見る
○鷲尾委員 渡辺大臣、この会議は必要に応じて開催するという話ですけれども、必要に応じての必要というのは、これは不断に見直しということですから、随時というわけではなくて、どんな必要に応じてやっていくのかとかいう話も、これは常に見直していかなきゃいけないことですから、ある程度の目安と...全文を見る
○鷲尾委員 もうちょっと、どれぐらいの目安でとかいうところもお答えいただきたかったんですけれども。あと、具体的な内容で、どういうことを決定していくのかというところについても大臣にお答えいただきたかったんですけれども。  大臣、この点はどうですか。お答えいただけないですか。
○鷲尾委員 ありがとうございました。  それでは、ちょっと話をかえまして、経営責任の明確化について、財政負担のあり方として、経営者の責任に帰すべき赤字を公庫は負担することはないんだというふうにあるわけですけれども、この経営者の責任に帰すべき赤字というのは具体的にどういうことなの...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、四公庫の統合がなされるわけですから、経営の効率化とか赤字の縮減とか、これについて当然、今、経営責任の明確化ということで勘定を残すという議論をされているわけですけれども、こうしておりますと、組織自体が縦割りになってしまう、要するに組織の合理化ということがなかな...全文を見る
○鷲尾委員 それは鋭意フォローしていっていただきたいんですけれども、何もこれは会社法を適用したからうまくいくという話ではないと思うんですね。そもそも会社法を適用したからうまく経営がなっていますよという話であれば、今の会社組織みんなうまくいっているということになりますので、そんなこ...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、今のそのお話の中で、例えば赤字を削減するような目標というのは立てたりするんでしょうか。公庫自体の赤字を削減するような目標というのは立てるおつもりとかあるんですか。
○鷲尾委員 大臣、ありがとうございます。最大限の効率化で最小の負担ということで、おっしゃるとおりだと思うんですが、現実はなかなかそううまくはいかないと思うので、特に、先ほど来、冒頭申し上げました市場の失敗というのもあるだろう、それについての政府が補完する役割、いわゆる民業補完が必...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  貸し渋りという状況を想定したときに、貸し渋りの中で、政府系金融機関は踏みとどまって資金供給ということをやったわけですけれども、過去、そういう苦しいときにいろいろ貸し出しをして、いろいろな救済をして、そのことによっていろいろ償却負担が今大分積...全文を見る
○鷲尾委員 済みません。ちょっと時間がないもので、話が散漫になって申しわけないですけれども、きょうは江崎政務官にも来ていただいていますので、最後にちょっと一つ質問をさせていただこうと思います。  国民公庫は、まだ相当程度第三者保証をとっているという話がございます。こういう他人を...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  政府系金融機関がこれから先、日本政策金融公庫となっていくわけですけれども、リスクをとって融資をするということについてもリードするような形でやっていかないと、逆に民間だけに任せておいても、結局、融資慣行を含めて何も変化がないということにもなり...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  きょうは、大きく分けまして、税制改正手続についての問題を、前回、予算分科会の方で、私、尾身大臣の方に質問させていただいた経緯があるのでございますが、それに引き続きまして、この財務金融委員会の場で質疑をさせていただけたらというふうに...全文を見る
○鷲尾委員 まず、中小企業の活性化という話をいただきましたが、もし中小企業の活性化ということであれば、翻って、一年前に導入した制度自体をもう一度検討し直すという方向性も考えられたというふうに思います。それを、その基準額を引き上げると。課税理論上、大変に問題がある。これは当然、学者...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、租税理論上問題はないという話をおっしゃっていましたけれども、余り瑣末な議論になってもしようがないんですが、所得税で、当然その給与所得控除というのは認められているわけでございまして、これを法人段階で認めないというのは、やはり租税理論上、おかしいと言わざるを得ないん...全文を見る
○鷲尾委員 大臣自身が当時から議論に加わって、当然、その議論の状況を私はうかがい知ることができませんけれども、多分、ある程度その議論をやられていたという御答弁だったと思うんです。御答弁だったと思うんですけれども、現象としては八百万から一千六百万。  そもそも、去年もことしも、中...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、済みません、しつこいようですけれども、税制改正の内容ではなくて、税制改正の手続といたしまして、前回導入した時点での議論は不十分だったんじゃないかな、やはり、より改善していかなきゃいけないんじゃないか、そういう御感想をお持ちかどうかについて、コメントをいただけます...全文を見る
○鷲尾委員 余り了解はしていないんですけれども、これ以上話してもせんないことでございますので、続いての質問に移らせていただこうというふうに思います。  山本金融大臣にお伺いさせていただきたいというふうに思っておるところがございます。実は、何を申し上げたいかというと、ライブドアの...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  実は、これも新聞のコラムなんですけれども、こういう事例がございましたので、ちょっと御紹介させていただこうかと思います。ライブドアがニッポン放送買収に乗り出したころ、ちょうどサンケイといろいろ、差しとめだ何だかんだでいろいろ司法当局とやり合っ...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  もう一点だけちょっとお聞きしたいことがございます。  それは、包括規定を運用するかどうかというところで、明確な言明というのは今大臣の方はなさらなかったわけですけれども、それはそれとして、これから金融行政を行っていくに当たりまして、当然専門...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  こういう人材の育成という問題、金融庁の取り組みとして大臣るるおっしゃっていただきましたけれども、これは金融庁に限らず、やはり司法制度改革を含めて日本全体として取り組まなきゃいけない問題ではないかなというふうに思っておりますので、ぜひともまた...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  大臣、いみじくも今おっしゃったとおり、監査役というのはやはりちょっとラインから外れた方が今実務を担当されている、そういう実態がございまして、ということは、会社法が予定している監査役の機能、監査委員会の機能というのが著しく理念と実際で違ってき...全文を見る
○鷲尾委員 はい、了解です。  大臣と見解が一致しまして、大変うれしく思っておりますが、一つ御紹介させていただきます。税理士制度は、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念に沿って、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命...全文を見る
○鷲尾委員 ぜひ、こういうことはなきように、より業務の適正を図っていただきたいと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。     —————————————
04月13日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  先生方の質問に続きまして、私も同様に質問を続けさせていただこうと思います。何分、朝から質疑を聞いておりまして、重複する部分等もございますが、今回については、私も通告どおりに質問をしたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしく...全文を見る
○鷲尾委員 今のお話にありましたように、都道府県よりもより広いのではないか、プロジェクトとしての広がりであるというお話がございました。  それでは、この法案に想定されている制度では都道府県が計画を申請するということになっておりますが、これは、国交省としてはどの程度計画の申請があ...全文を見る
○鷲尾委員 都道府県を超えた広がりのあるプロジェクトというのを念頭に置きながら、都道府県がその計画を立てるということになりますと、若干やはり制度としての使い勝手、行政側が計画を作成するわけですから、民間業者を巻き込んでと、そういう中での活動の広がりというのはある程度想定されるとは...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、民間事業者が作成する予定となっております民間拠点施設整備事業計画は、どのようなものになるというふうに想定されておるのでしょうか。
○鷲尾委員 この民間の拠点施設整備事業計画ですけれども、この計画が申請されるということは、広域的地域活性化基盤整備計画とあわせてという話になるんでしょうけれども、この民間の活用という意味での民間事業者作成の計画、これはどれぐらい提出されるということで想定されているところなんでしょ...全文を見る
○鷲尾委員 広域的地域活性化基盤整備計画は、想定されるのが、副大臣が件数を御答弁いただいたんですけれども、相当数であるということで、ちょっとわからないというのが現状なんでしょう。  ということは、次に私が質問させていただきたいと思っておるのが、この地域自立・活性化交付金というの...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  局長がおっしゃるとおり、なかなかこれは都道府県の計画が、各都道府県が一つ計画するというわけではないと思いますので、民間も元気で、それこそ都道府県自体、特に今は中部地方ですか、愛知とか非常に元気であるというところですので、そういう元気な都道府...全文を見る
○鷲尾委員 この最大四五%というのをもうちょっと詳しく教えていただきたいんですけれども、四五%と決めたのは、何かこれは理由があるんですか。
○鷲尾委員 私が一つ思いますのは、この補助率について、今、都道府県でもいろいろ力の差があるわけでございます。先ほど来、委員の先生方、そして大臣、副大臣含めて御答弁いただいたのは、やはり地域の活性化について全力を挙げるということが、我々立法府、行政府あわせての総意であるというふうに...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、ありがとうございます。  申し上げたいのは、余り画一的に補助率四五%と決めるのではなくて、事業推進費でも予算百五十億円とっているわけですから、実務上どうなるかというのは、私も正直言って行政に携わっているわけではないので細かいことはわかりませんけれども、そういう...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  次に移らせていただこうと思いますが、民間の拠点施設整備事業計画というのは、先ほど局長が答弁していただいたとおり、広域的地域活性化基盤整備計画と当然セットでという話でございました。もうセットなわけですから、県の方が計画を作成するに当たって、あ...全文を見る
○鷲尾委員 どうしても重複というか、使い勝手という意味におきまして、また別のところに同じ書類を提出して、また大臣から認定を受ける。確かに、出資というスキームがある以上、ある程度改めての認定という部分が必要になってくるという考え方も非常に理解するところではあるんですが、実際に計画を...全文を見る
○鷲尾委員 私、思いますのは、最初、まちづくり交付金を創設しました、さらにこういう広域的地域活性化というのを創設しましたと。いろいろな制度があるのもいいと思うんですけれども、包括的に地域活性化に役立つためには、何か案があったら全部持ってこい、それに対してできるだけのことをするよと...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  済みません、ちょっと時間がないもので、次の質問に移らせていただこうと思います。  今度は、港湾法の改正についてお伺いさせていただきたいと思います。  きょうは環境委員会が開いておりますところ、環境省さんにも来ていただいておりまして、順次...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、環境省さんにお伺いしたいと思うんですが、廃棄物処理について、環境省が所管しておられる循環型社会形成推進基本法があると思うんですが、これに基づきまして循環型社会形成推進交付金制度というのがあるというふうに聞いております。これは、制度...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  この循環型社会形成推進交付金の交付対象施設に最終処分場というのが含まれておるというふうに要綱上あると思うんですけれども、この最終処分場というのは、概念上、海面処分場、すなわち、港湾法上規定されている、今回の補助率を上げようとしている廃棄物埋...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  現時点において、環境省の制度である循環型社会形成推進交付金によると補助率は三分の一でございますが、国交省の制度である港湾法の補助によると、現時点ですけれども、四分の一の補助率になっている、そういうことでよろしかったでしょうか。これは国交省の...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、改めまして環境省さんにお聞きしたいと思いますが、現在、港湾に存在する海面処分場または廃棄物埋立護岸におきまして、循環型社会形成推進交付金制度に基づいて三分の一の補助を受けている、そういう場所はあるんでしょうか。
○鷲尾委員 国交省さんにお伺いしたいんですけれども、最終処分場というか、似たようなと言ったら語弊があるかもしれませんが、環境省さんの制度が一方で三分の一の補助率であるということなんですけれども、これは、環境省さんの方の制度で対応できるという理解はできないでしょうか。大臣、どうです...全文を見る
○鷲尾委員 では、ちょっと質問の視点を変えさせていただきたいと思います。  環境省さんの方にお伺いしようかと思っておりますが、一般廃棄物の海面処分比率が上昇しているというのは、これはどういう理由があるのかということをお聞かせ願いたいと思います。
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、最終処分場の残余年数というのが増加しているというふうに聞いておるんですけれども、最終処分場の残余年数が増加しているその背景といいますか、理由についてもお聞かせ願えませんでしょうか、環境省さん。
○鷲尾委員 ありがとうございます。  そこで、今まで環境省さんに質問させていただいた流れからいきますと、今の時点で港湾法の改正を行う主な理由というところで、私は、ちょっと納得しがたい部分もあるのかなと。四分の一から三分の一へと補助率を今なぜ引き上げるのかというところが、まだちょ...全文を見る
○鷲尾委員 政務官、お答えいただいたんですけれども、余りよくわからないわけでございまして、要するに、改正を行うタイミングとしてなぜ今なのかという話だと思うんです。  改正すること自体についての意義というのは、るる皆さん申し述べられたとおりだと思うんですけれども、循環型社会形成推...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、今のお話をするのならば、実際に海洋投棄の実績がどれぐらいなのかというところの問題もあると思うんですね。海洋投棄の程度によっては、今般改正する必要性というのも改めて検討しなきゃいけないというふうには思います。  その話をすると、今回は時間がないのでやめさせていた...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  もうちょっと突っ込みたかったんですけれども、時間が終了しましたので、これで私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○鷲尾分科員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  きょうは、地元の予算の使い方について幾つか質問をさせていただきますのと、あと自動車検査独立行政法人が非公務員型になるということで、今国会で法案を審議いたしました過程におきまして、大臣の方から御答弁いただきましたところをさらに議論...全文を見る
○鷲尾分科員 ありがとうございます。  たびたび地元の市長さんを含めて陳情に来られておりまして、これから具体的にいろいろと計画をお詰めになるというお話でありまして、また住民を含めた議論を鋭意進めておられるというところなのでございますが、もうちょっと、具体的にお進めになるその計画...全文を見る
○鷲尾分科員 ありがとうございます。  ぜひとも、先ほど御答弁いただいた認識で今後も進めていただけたらというふうに思う次第でございます。  今、地元の公共事業の進捗状況について御質問をさせていただきました。私の選挙区内には佐渡という離島も抱えておるわけでございますが、公共事業...全文を見る
○鷲尾分科員 ありがとうございます。  大臣、今ソフト面についてもいろいろと御援助いただいているという話をいただきまして、それ自身については心強い限りであるなというふうに思う一方で、事業をやるに当たって補助金をつける、そういう方式も一つ重要なんでしょうけれども、実は、民主党とし...全文を見る
○鷲尾分科員 ありがとうございます。  税の使い方については、税の取り方とかいろいろ実務上問題があるんでしょうけれども、一つ思いますのは、先ほど来申し上げました、公共事業という使い方ですとどこまで、例えば島民あるいは地方、地域の経済的な波及効果があるのか。従来、一般的に言われて...全文を見る
○鷲尾分科員 では、窓口の方で自動車検査独立行政法人の分の手数料を受け取るというのは、これはどの職員がやるという話になるんでしょうか。例えば、窓口に一人座っていたとして、その方は国の業務も扱うし、自動車検査独立行政法人の業務も扱うしということになりやしませんか、ちょっと細かい話で...全文を見る
○鷲尾分科員 今話を聞いたところでは、かなり行政側としては複雑な、それこそいろいろな工夫をされなきゃいけないのかなと。この法案改正によりまして、逆に行政が複雑化しないかというところが一つの私の問題意識でございまして、ぜひともその点を勘案いただきまして、いろいろ工夫は大変でしょうけ...全文を見る
○鷲尾分科員 了解いたしました。  ありがとうございました。
04月25日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  細野議員に引き続きまして、質疑を続けさせていただこうと思います。私の方からは、先生方、何度か質問された点、重複する部分もございますけれども、私なりの視点で質問をさせていただこうと思います。  先ほど、細野議員の方から天下りの問題...全文を見る
○鷲尾委員 このポストというのが慣例的にずっと今まで続いておるという認識で間違いなかろうかと思いますが、こういう慣例的にポストが設けられておるというところに、やはり、先ほど答弁いただきました、有識者の中から適格性を持った方々になっていただくという検討が本当になされているのかどうか...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  その三名の方の経歴、最終の官の名称といいますか、どういった御経歴でその地位につかれたのかというところについてもお聞かせ願えますか。
○鷲尾委員 やはり、今の答弁をいただきますと、業務に対する適格性としてどこまでの検討がなされているかというところで、本当に適格性があるのかどうか。  ついていらっしゃる方には大変失礼な言い方になりますけれども、そういうポストにいわゆる天下っているという現実がある中で、先ほど答弁...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございました。  では、天下りの事実がある商工中金及び商工総合研究所についてですけれども、退職公務員の天下りの問題というのが、民営化のプロセスに、移行期におきましても当然問題になりますでしょうし、それはるる質疑に立たれた先生方、質問なされた点ではありますけ...全文を見る
○鷲尾委員 では、先ほど細野議員からも質問があったところですけれども、現状と移行期におきましては、そういう役員の選任、この移行期につきましても大臣が認可する、そういう法案になっておるわけでございますけれども、そういう審議を含めて、今、要するに、これは確かに、有識者の中から知識と経...全文を見る
○鷲尾委員 人材バンクの方で透明性が図られてというお話を大臣からいただいたんでございますが、この新人材バンク、仮に今回その法案が成立しなかった場合どうなるのかという話が一点と、透明性を確保するという話をいただきましたが、では、逆に言うと、このポストの選定人事というのは新人材バンク...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、この人材バンクのほかにも、やはり有識者についての議論というものも当然必要であろうと思いますが、その議論の場を人材バンクに限るということはないという認識でよろしかったでしょうか。
○鷲尾委員 公務員以外にも当然議論はする、そういう意味における答弁であったというふうに解釈したいと思います。  先ほど大臣おっしゃったとおり、今までの議論については不透明な部分があったという話でございますから、それについての改善をなされることを我々としても期待したいところでござ...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、国の関与として主に監理官により今まで監視がなされていたわけですけれども、それが、移行期に当たって監理官が廃止になるよという国の関与としての大きな変更点があるわけですけれども、その監理官というのは、移行期に当たって廃止されるのはなぜなのか。今までどういう業務を...全文を見る
○鷲尾委員 移行期ですので、その意味づけというのは非常に難しいと思いますが、特殊会社でありながら行政の関与をなくしていくというところに、私自身も非常に悩ましい。こういう改正が本当に意味があるのかどうか。翻って見て、逆に、監理官というのは今までどこまでの業務をなさっていたのかという...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  時間もなくなってきたので、先に進めさせていただきたいと思います。  中小公庫と国金が統合されまして、商中の方が民営化するということでありますが、移行期、そして民営化後も含めまして、商工中金というのは金融行政とのかかわりが大分深くなってくる...全文を見る
○鷲尾委員 私の前の質疑者の皆さんも恐らく質問されたことだとも思うんですけれども、特に金融秩序の維持ですとか災害時の対応でかなりの機動性が求められるわけでございます。商工中金に当たりましては、当然、中小企業に対するいろいろな融資に機動的に対応しておった。民営化されていくわけでござ...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、ありがとうございます。これは先導役として、逆に、こういうリスクプレミアムを設定すればがんがんもうけられるんだ、こういうノウハウを持っていればがんがんもうけられるんだというところをほかの金融機関に見せつけていただいて、ぜひとも今のいびつなリスクの評価のあり方という...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  早速でございますが、質問に入らせていただこうと思います。  私の地元新潟、柏崎そして刈羽村、世界最大の原子力発電所がございます。そしてまた、巻町というところがございまして、住民投票で原子力発電所の誘致が否決されたという場所もござ...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それで、当初質問した私のコメント以上に政務官が御答弁いただいたんですが、文科省さんとの連携は余りとれていないという話でございます。  現状といたしまして、例えば、これは研究所の方ですけれども、人形峠環境技術センターでは、原子炉等規制法の加...全文を見る
○鷲尾委員 ぜひともその連携というのを、常時というか、法案をいろいろつくるに当たって、連携をとっていただきたいなというふうに思うんです。  きょうは文科省さんにも来ていただいておりますけれども、原子力機構において、高速炉サイクル計画にのっとって今研究を続けられているところではあ...全文を見る
○鷲尾委員 水落先生から一元化はなかなか難しいというコメントをいただきましたけれども、その難しいところを推し進めなきゃなかなか現場もうまく回っていかないというところでございまして、そこは鋭意連携をお願いいたしたいというのと、水落先生も新潟県の御出身でございますし、これは通告させて...全文を見る
○鷲尾委員 政務官からのコメントをいただきましたので、ぜひとも予算配分についてもいろいろ御配慮をいただいて、長期的な展望に立って、短期的なバランスよりもやはり長期的な、どこに資源を投下しなきゃいけないかということを含めて、ぜひとも検討をしていただきたいと思います。  それでは、...全文を見る
○鷲尾委員 私が質問させていただいたのは、結果としてうまくいっていない、結果としてうまくいっていない以上、当初の計画といいましょうか、閣議決定で、二十年代前半に精密調査地区を選定する、平成三十年代の後半に最終処分施設建設地を選定するという、これは閣議決定でなされておるわけでありま...全文を見る
○鷲尾委員 これは、責任を持ってやるのは当然として、具体的にどういう行動をするのかということをちょっと一つお尋ねしたいんですけれども、これも通告させていただいておると思うんですが、お願いをいたします。
○鷲尾委員 当然おっしゃることはよくわかりますし、研究を重ねて、ちゃんと手が挙がるところが出るようにやっていただきたいとは思うんですけれども、この原子力立国計画において、ここ一、二年が正念場だと言っている、では、この正念場での努力としての具体的な目標があるのかどうかということをち...全文を見る
○鷲尾委員 私は、原子力立国計画のここ一、二年が正念場だという、その正念場という重みをやはりしっかりと受けとめてほしいなと思います。  東洋町の結果でもわかりましたとおり、それまでのいろいろな、例えば岐阜の瑞浪だとか北海道の幌延とか、いろいろ、結局地元の反対活動というのは根強く...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  最後に、やはり原子力発電所がある土地、そしてこれから最終処分場をつくる土地の皆さんに対して、日本全体として私はもっともっと感謝していただきたい、そういうことを最後に述べさせていただきまして、私の質問を終わらせていただこうと思います。  あ...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  まず冒頭、五月五日、エキスポランドで風神雷神というジェットコースターで大変悲惨な事故が起こりました。一名、十九歳の若い女性がお亡くなりになったということでございます。こどもの日に起こったということでありまして、負傷された皆様方にお...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  若干重複する質問はお許しいただいて、私からも一言質問したいということで、重ねて御答弁をお願いしたいと思います。  今回、登録要件としての講習に加えて、実際にしっかりと安全という面での講習を法人が行うということで制度設計がなされるわけであり...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  先日の参考人質疑でもありましたが、入り口での運転手の質の確保が非常に大事であるというふうに意見がなされたわけですけれども、この入り口の時点でできるだけ質の高い運転者の確保に努める上で、その登録要件、新たに導入される講習制度、この講習を受けた...全文を見る
○鷲尾委員 この講習ですけれども、講習を実施することと、受講者の実施された講習の理解度について評価するということは、実質的にはワンセットでやっていかなきゃいけないというふうに思うわけでございますし、その点、御理解いただいていると当然ながら思っておるわけです。とすれば、この講習を実...全文を見る
○鷲尾委員 通告に従って質問をさせていただきますけれども、講習実施には、先ほども申し上げましたとおり、評価をどうするかという問題を含めまして、講座をどのように運営していくか、かなりその関連の業務が必要になるわけであります。新たな講習をするということを決めた場合にいろいろな業務があ...全文を見る
○鷲尾委員 今、実際に大阪の例をおっしゃっていただきました。携わるのは大体十二名程度であろうというお話をいただいたと思うんですが、これは、新たに講習の内容を、やはり若干変わるという話だと思うんですね。今までやったことのない人たちを含めて、利用者の利便、安全の確保という点での講習内...全文を見る
○鷲尾委員 講習のことについてお聞きしました。この価格設定については国交省さんがある程度関与されるという御答弁だったというふうに認識いたしております。  なかなかタクシー業界としても痛しかゆしであろうかと。この点については、乗客にもっと利用してもらうためにはやはり運転手の質を含...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  この講習の実施主体ですけれども、タクシー協会というところがやるという話でありますが、一つ懸念を申し述べさせていただきたいと思うんですが、この講習の適切な実施ということで、やはり俗に言う天下りがふえるのではないかというふうに懸念をしておるとこ...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、この天下りですけれども、今後どのようにされるおつもりなのか。講習の実施、これは確かに適切に実施することは重要ですけれども、ここに決まったポストとして国交省の例えばOBが天下っているというのはやはりちょっとおかしいんじゃないか。民間に任せて、それこそ民間で業界のあ...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、次の質問に移りたいと思います。  タクシー運賃の値上げということで最近報道がなされているところであります。このタクシー運賃の値上げですが、どのような認可手続になっておるのかというところを一点お聞かせ願いたいのと、今の状況を考えて...全文を見る
○鷲尾委員 大分値上げがなされるような印象を受けましたが、この値上げの要因というのがどういうものなのか。当然国交省さんとしても実態を把握の上で認可されると思いますが、主な要因はどういうものなのか、考えておるのかということをお話しいただきたいのと、値上げ申請されるということが業界で...全文を見る
○鷲尾委員 時間がもうなくなりまして、最後に一問だけ質問させていただこうと思います。  参考人の意見陳述の中でもお話があったところでございますが、経営者のモラルが非常に求められる、市場原理がうまく働かない中で経営者のモラルが求められるというコメントがございました。やはり国交省と...全文を見る
○鷲尾委員 労働者の雇用状況というのが安全に直結するという問題でありますので、その点、経営者のモラルを高める制度設計、行政指導を引き続き、これからさらなる努力をしていただきたいというふうに思います。  どうもありがとうございました。
05月15日第166回国会 衆議院 本会議 第30号
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○鷲尾英一郎君 民主党の鷲尾英一郎でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました民主党提出、国家公務員の離職後の就職に係る制限の強化その他退職管理の適正化等のための国家公務員法等の一部を改正する法律案、特殊法人等の役職員の関係営利企業への就職の...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○鷲尾議員 お答えをいたします。  民主党といたしましては、政府のあり方、国のあり方について、政権政策の基本方針において基本的な方針を述べさせていただいております。  明治以来の中央集権制度を抜本的に改めて、地方分権国家を樹立するということであります。地方のことは権限も財源も...全文を見る
○鷲尾議員 幾つか御質問をいただきましたけれども、まず、附則にあるという話をいただいたと思いますが、この法案では附則ということでさせていただいておりますが、行革推進法案の方に明記をさせていただいておるところでございます。  能力・実績主義に関してのコメントをいただきました。実際...全文を見る
○鷲尾議員 お答えいたします。  民主党の予備的調査によって、国と密接な関係にある公益法人等への天下りによって膨大な税金が無駄遣いされておるということが明らかになったわけですけれども、だからこそ民主党は、営利企業以外の事業の法人その他の団体への天下りも規制しなきゃならない、まず...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
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○鷲尾議員 お答えをいたします。  あるべき公務員像ということで、先ほど渡辺大臣の御答弁をお聞きいたしておりまして、大変納得するところが多い。目指すべきところは一緒なんではないかというふうに合点がいったところではあります。公務員を志望する人たちというのは、当然高い志を持っていて...全文を見る
○鷲尾議員 お答えをいたしたいと思います。  民主党案では、天下り根絶をさせていただきます。与党の先生方から、当然、組織として年功序列で今人事が来ている、実態としてはそうだという話の中で、それこそポストがないから人事が滞留するとか、いろいろなお話をいただいておるところであります...全文を見る
○鷲尾議員 当然、やる気がないわけではないわけでありまして、我が党案が、先ほども冒頭申し上げましたけれども、現行では、事務次官一人残してその他の人が全員天下る、同期入省した人が、トップになるのは一人だけ、その他はもう省庁にいないんだ、これは、年功序列とはまたちょっと違った意味で非...全文を見る
○鷲尾議員 木原委員にお答えいたします。  先ほど来、公務員を縛りつける、押し込む、我々の案がそういうふうに見えるというふうにおっしゃっていただいておりますが、今木原委員が御質問あったように、要するに、能力、実績の人事制度を導入しないと、それこそ我々が附則に示して、これから能力...全文を見る
○鷲尾議員 お答えをいたします。  本気でないという御批判というか御指摘ございましたが、民主党といたしましては、新たな機関をつくるということが、もう既にそれが天下りとセットになるのではないかという懸念も含めまして、いろいろな議論を重ねた結果、現行の公務員倫理審査会の機能を拡充す...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  早速でございますが、特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求めるということに当たりまして、御質問をさせていただこうと思います。  まず初めに、海上保安庁さんに対する...全文を見る
○鷲尾委員 先ほども申し上げましたけれども、イージス艦の情報が漏れたとか、それが海上自衛隊さん、最近は海外の奥さんをもらうという事案も多いというふうに聞いておりますが、それで上司に断りなく渡航してしまうといったことも表ざたになりましたが、こういう海上自衛隊の話を海保さんが、先ほど...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  それでは、ちょっと話をかえまして、最近、北朝鮮を取り巻く情勢というのは大変流動的であるということは皆さんも御存じだとは思いますし、最近は、六者協議の中で大分、米国及び中国の対応というのが以前と変わってきたということも存じ上げているところでは...全文を見る
○鷲尾委員 ぜひ、今おっしゃった防衛省さんとの連携は当然のことながら、避難民が大量に来た場合はどうするかということについても、ある程度細かい実行計画といいますかマニュアルが必要になってくるんだと思いますし、それがかなり整備されているのではないかということを御信頼申し上げるというこ...全文を見る
○鷲尾委員 北朝鮮籍船のみというのが、それ以外の、要するに、実質的には北朝鮮からの貨物を運んできているよということに対して、もしくは貨物を出すよということに対して、実効性のある措置というのが重要なのではないかというふうに思うわけであります。  大臣おっしゃるとおり、いろいろな法...全文を見る
○鷲尾委員 日本が関与できない話であるというのは私も重々承知なのでございますが、気になるのは、北朝鮮の態度からすると、結局、難癖をつけてこの初期段階の措置を実行しない。これについてはアメリカも、金融制裁を解除しました、実行期限の延長も認めましたと、かなりの譲歩を重ねているわけです...全文を見る
○鷲尾委員 難癖をつけるというのは当然予想されているところでありまして、その際に重要なのが日本とその他の国々との連携ということだと思うんですけれども、私、最近の報道等の動きを見ておりますと、アメリカ、中国そして韓国は日本と温度差が大分あるなというふうに率直に思います。これは、六者...全文を見る
○鷲尾委員 それは事実であることは間違いないと思いますが、要するに、建前と本音といいましょうか、各国が北朝鮮に対して日本と同じ歩調をとるためのインセンティブがないと、今政務官がおっしゃったような事柄が結実しないというふうに思っております。インセンティブという意味では、建前というか...全文を見る
○鷲尾委員 おっしゃるとおり、北朝鮮の態度が硬化していったとしても、日本としては、やはり首尾一貫した主張が重要であろうというふうに思います。  それに当たって、北朝鮮のコメント等を見てみますと、日本を軽く見ておるんだなということを、正直、私は率直に思うわけですけれども、では、そ...全文を見る
○鷲尾委員 拉致問題に関してブッシュ大統領が特段の配慮を示しているというのは私も聞き及んではおるんですが、テロ支援国家指定解除の手続を始めようと今しているわけですけれども、日本にとっては物すごく重要な問題であると思いますので、そこはもう日本外交をしっかりと見せていただいて、ブッシ...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  非協力的というか、協力に消極的な国に対してはぜひしっかりと働きかけていただきたい。この経済制裁、水が漏れたら全くもって日本としては圧力のカードを失ってしまうのではないかという懸念があるわけでありますから、その点はしっかりと推し進めていってい...全文を見る
○鷲尾委員 別の問題であるという御認識であるということをお答えいただきましたが、別の認識であれば、これは皆さん、ごらんになったことがあるかどうかわかりませんけれども、このホンダ下院議員の決議案というのは、日本にとって大変侮辱的な表現もちりばめられてあるというふうに私自身は認識して...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第22号
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○鷲尾議員 お答えをいたしたいと思います。  幾ら減るんだろうというお話でございますが、この五兆九千億円の中で、実際、官製談合や随意契約で、いわゆる民間とは違った形で、どれだけ無駄になっているかというところは、やはり事細かに、それこそ精査しなければいけないというふうに思いますし...全文を見る
○鷲尾議員 お答えをいたします。  民主党案では、政府が平成二十年中に公務員制度改革実施計画を策定するということを盛り込ませていただいておりますので、その中で、能力・実績主義、これに基づいた人事評価制度をしっかりと導入していただくということで規定させていただいておるところです。...全文を見る
○鷲尾議員 まさしくそうでございまして、公務員制度改革の実行計画の計画期間自身は三年というふうに区切っておりますので、そういう三年として区切って、しっかりとその制度を導入する、こういうことであります。
○鷲尾議員 市村委員からの質疑の中での発言は、ここだけ切り取るとそういう橋本先生の御指摘になるのかもしれませんけれども、市村委員の質問の趣旨の文脈がまたあるわけで、一概に、切り出して、そんなものは修正したらいいというふうに言ったのではないということを我々としては認識しておるところ...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  私の方から、今までの議論を踏まえまして、五十分間質問をさせていただこうというふうに思っております。  まず、天下りバンクと我が党の議員は言わせていただいているところでございますが、この天下りバンクについて重点的にお聞きをしながら...全文を見る
○鷲尾委員 今、アンケートの結果についての感想ということで御質問をさせていただきましたので、恐らく、アンケートをとった際にはなかなか政府側の真意が伝わらなかった、そのことについてちょっと説明をいただいたというふうに私自身は認識しました。  官房長官のお言葉の中で、官と民というの...全文を見る
○鷲尾委員 民主党案がそういう規制だから閉じ込めることになるということについては、改めて私の方から申し上げませんけれども、そんなことはないという話をさせていただきます。  質問の趣旨といたしまして、先ほど申し上げたかったのは、特別に官僚だけに公的なあっせんをする、特別にあっせん...全文を見る
○鷲尾委員 全然説得力がないというふうに私自身は思うわけです。民主党案について、再就職しなくていいとか、そういうことは民主党としても別に何も言っているわけではございませんで、先ほども私自身申し上げましたけれども、民主党としては、やはりそういう再就職についても自己責任でやろうよ、何...全文を見る
○鷲尾委員 委員長、ちょっと渡辺大臣に御答弁の修正を求めたところでもございますし、ぜひとも渡辺大臣の御答弁もいただきたいのでありますが、追加して質問させていただきたいのは、天下りバンクがなければ、なぜ職にしがみつくのか。そこで林副大臣の方から、それは分限なり懲戒なりのものがないと...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、私が申し上げているのは、お互い矛盾するとか首尾一貫していないとか、そういう話ではございません。  お互いの制度を創設することによって、能力・実績主義を導入します、そして一方で天下りバンクを創設します、そういうことを言うことによって、本当に重要な、今民主党案でも...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、矛盾しているかどうかというのは私自身も聞いてはおりませんで、先ほどの御答弁でもありましたけれども、能力・実績主義の導入のインセンティブが薄れるんじゃないかなということに対しては、そんなことあり得ないというふうに言っているだけですよ、今の答弁ですと。そんなことあり...全文を見る
○鷲尾委員 延長線上にあるのは理解できますけれども、そもそも、ですから何度も言いますけれども、いや、実現したらいいことなんですよ、能力・実績主義を導入するということは。組織として、それができたらいいわけですよね。今もできる仕組みはあるわけですよ、運用の仕方によっては。でも、実際で...全文を見る
○鷲尾委員 いやいや、質問通告がなくても、私自身、説明させていただきましたが、大臣、要は、経済産業ジャーナルは経済産業省の広報誌であると。これを所管している財団法人について、私自身は、この財団法人が天下り先に利用されているんではないかというふうに思うわけです。この件について、大臣...全文を見る
○鷲尾委員 私が期待いたしますのは、天下り先に利用されていると言われるものについては、国民の世論がこれだけそれに対して厳しい視線を送っているわけですから、やはりそれこそ小さいところも含めて見直さなきゃいけないということを申したいわけでありまして、ぜひ、では大臣、そこは調査の上、ま...全文を見る
○鷲尾委員 では、これは例えば経産省があっせんしなければ、天下り人材バンクであれば、場合によってはそのポストに人材が再就職するということもあり得るという認識でよろしいでしょうか。
○鷲尾委員 実際にあっせんというか再就職されるかどうかはわからないというお答えだったというふうに思います。  今、この互助会の問題を申し上げさせていただいたのは、こういう新聞報道もあったわけです。ちょっと古い例で言えば、一九九八年の三月二十四日には、これは解約に応じないというト...全文を見る
○鷲尾委員 最後に、一つ紹介させていただきたいんですけれども、日本経団連が、平成十七年の四月十九日に、「さらなる行政改革の推進に向けて」ということにおきまして、肩たたきの廃止と専門スタッフ職の導入を提言しておるわけです。  これは、私自身、経団連は自民党の最大の支持団体じゃない...全文を見る
○鷲尾委員 質問を終わります。ありがとうございました。
06月06日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  公認会計士法等の一部を改正する法律案につきまして、事前に通告させていただいた条件に従いまして質問をさせていただこうというふうに思います。  まず、ことしは、業界で大分大きなインパクトを持つ事件がございました。と申しますのは、二月...全文を見る
○鷲尾委員 金融庁さんにお伺いをさせていただきたいんですが、今、六百社強のうち、八割方、監査契約の移管が進んでおるというふうにおっしゃっていただいたと思うんですけれども、移管されないというおそれがある既存の監査契約というのはありますでしょうか。そういう懸念がある先についてはどう把...全文を見る
○鷲尾委員 例えば、これは後でもうちょっと議論させていただけたらなと思うんですけれども、今回みすず監査法人が自主解散することによって監査契約が大幅に宙に浮く状況にある。それが今いろいろなところに移管されているという話でありまして、監査契約がそれこそ宙に浮いた状況のままだれも引き取...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  では、続きまして、みすず監査法人が自主解散の宣言をしたということで、これから清算手続に入っていくというふうに考えておりますが、この清算手続についてお聞かせ願いたいというふうに思っております。  例えばの話ですけれども、みすず監査法人、今も...全文を見る
○鷲尾委員 済みません、重ねてちょっと細かい取り扱いをお聞きしたいんですけれども、冒頭申し上げました例えばの、今、足銀で民事訴訟の被告になっているわけですね、みすず監査法人というのは。被告の立場である場合、例えばだれが費用を負担するのか。みすずさんの社員は当然ほかの監査法人にスタ...全文を見る
○鷲尾委員 ちょっと法律の細かい話で恐縮ですが、社員が連帯しての社員というのは旧の社員ということでよろしいですね、確認ですけれども。わかりました。  では、みすずさんの話をしますと、今の理事長さんは片山理事長さんです。この片山理事長さんは、前の公認会計士協会の会長さんの奥山さん...全文を見る
○鷲尾委員 わかりました。  続きましての質問に移りたいというふうに思います。  ことしの七月までですが、上場会社監査登録制度というのが発効になって、上場会社を監査している監査法人については登録を行わなきゃならないというふうにしているわけですけれども、この監査登録制度について...全文を見る
○鷲尾委員 ちょっと質問が前後するんですけれども、今、公認会計士・監査審査会でも、公認会計士の監査の状況について、公認会計士協会が行った品質管理レビューを前提として検査を行っているという制度設計になっていると思います。日本で最も著名とされております、みすずを含めますと四大監査法人...全文を見る
○鷲尾委員 今の振角さんの発言からしますと、一番大きい監査事務所、日本の三大監査法人と言われている監査法人であっても、やはり組織としての品質管理の状況というのは、これはまだ不十分だと言わざるを得ないという状況だと思います。  では、上場会社の監査登録制度の話ですけれども、今百十...全文を見る
○鷲尾委員 私自身思いますのは、かなり登録辞退する事務所もふえてくるのではないかなと思います。登録を辞退するということは、当然、上場会社を監査しないということになりますから、それまで契約していた上場会社の監査契約についても、これはどこかしら移管、引き受けなきゃいけないというふうに...全文を見る
○鷲尾委員 局長、ありがとうございます。  二千四百人のうち約一割強ですか、三百六十名ほど監査業界から離脱するのではないかという話ではありますが、監査業務から撤退する公認会計士の気持ちというのがわからないでもないなというふうに私自身は思っております。  先ほど来、上場会社の監...全文を見る
○鷲尾委員 大臣、ありがとうございます。  ところが、やはりここ数年、ちょっと状況が違ってしまっているという話だと思います。会計士不祥事が頻発するたびに、監査業務に関連して、少なからず逮捕者を出しておるところであります。  特にライブドア事件についてですけれども、担当公認会計...全文を見る
○鷲尾委員 今お聞きすると、国際比較は単純にできないという話ではありますが、今のは連結、単体合わせた平均という形で局長はおっしゃっていただいたんでしょうか。
○鷲尾委員 年間の売り上げが十億円に満たないような水準の会社について、これは私の方の調べですけれども、大体、連結で八百万円ぐらいらしいんですね。売上高が十億円未満の会社でも八百万円ぐらいだ。  これは正直申し上げまして、監査は、いろいろな人に聞きますけれども、どんなに小さい企業...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。今おっしゃっていただいた監査報酬と時間、現場を経験した者の発言としてちょっと聞いていただきたいと思うんですけれども、単純に時間ではないと思います。  ちょっと話の本筋からそれますけれども、欧米は、会計に対する意識としては、公認会計士自身に会社の...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。今までの話と大変逆説的なんですけれども、監査難民、これは報酬も低い、リスクも高い、だから引受先がない。そこで、無理やり、おまえ引き受けろやという方式ではなくて、やはり監査を受ける側のマインドをもっともっと上げてもらって、いや、そうじゃないんだ、監...全文を見る
○鷲尾委員 監査役の関係は、法整備をどんどん進めていっていただけたらなと私自身は思うんです。  私、そもそも公認会計士として重要なのは、外形的独立性ではなくて、やはり精神的独立性だと思います。どれだけ癒着しようとも、監査意見の表明に当たってはしっかりと独立して、会社側の判断に立...全文を見る
○鷲尾委員 やはり十一人では少ないと私は思います。  これだけの市場を、これからもっともっと的確に、予見可能性を持ちながら、怪しいと言われるものについては的確に調査して分析して、摘発すべきものは摘発する。それも、それこそ監査経験者のみならず、法曹関係者を含めた連携が必要なわけで...全文を見る
○鷲尾委員 ここは、それこそ与野党を超えてやっていかなきゃいけない問題です。そうじゃなきゃ証券市場は大変なことになりますから、ぜひともそこは共通の認識を持ってやっていただけたらというふうに思います。  それで、時間もなくなってまいりましたので、個別の事項について、ちょっと法律的...全文を見る
○鷲尾委員 いろいろ話したいんですけれども、ちょっと時間がないので次の質問に移ります。  公認会計士法の第四十九条の四、これは通告どおりさせていただきますけれども、四十九条の四第二項におきまして、「その他の内閣府令で定める事由があることにより日本公認会計士協会が当該公認会計士等...全文を見る
○鷲尾委員 これは協会の自主規制との関係もありますので、ぜひとも慎重に御検討いただけたらというふうに思います。  最後の質問に移らせていただきたいと思います。  今回、金融商品取引法の第百九十三条の三、法令違反等事実発見の場合に対する対応といたしまして、公認会計士も、違反事項...全文を見る
○鷲尾委員 わかりましたと言っておきます。  もう二つ質問させてください。  一つは、この百九十三条の三ですけれども、法令違反事実を発見したときとありますけれども、発見したときというのは、監査実施過程において、当然監査基準がありますから、その監査基準にのっとって重過失がないと...全文を見る
○鷲尾委員 三國谷さん、済みません、最後に一つ。  対象となる財務書類ですけれども、これは当期分に限定されますか。当然、監査の対象としては前期分を含めてチェックすることになるわけですけれども、これは当期分に限定されるんですか。このことについてもちょっとお聞かせ願えませんでしょう...全文を見る
○鷲尾委員 わかりました。  もうちょっと詰めたい事項もありますが、私、質疑時間がもういっぱいでございますので、もうちょっと質問時間をいただきたいという旨最後に申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月15日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。  きょうは、公取の竹島委員長に答弁をお願いするのが一点と、国交省の水門談合の問題について質問をさせていただこうと思っております。  事前の通告に従いまして質問をさせていただこうと思いますが、一点だけ、事前に通告のない質問をさせてい...全文を見る
○鷲尾委員 事前に通告してはいないんですけれども、報道に出ている問題でございますし、その報道に出ている情報について立法府が説明をしてくれというのを、三時まで待てというのは、ちょっと納得できないわけでありまして、これだけ重要な話で説明を求めているにもかかわらず説明をしないというのは...全文を見る
○鷲尾委員 今知っている範囲のことをお答えいただきたいというふうに思ったわけでして、ちょっと時間もないので、確かに事前通告はしておりませんが、次の質問に移らせていただこうと思います。(発言する者あり)  そうですね。では、この経済産業委員会においてもしっかりと報告をしていただき...全文を見る
○鷲尾委員 では、改めまして、事前の通告に従いまして質問をさせていただきたいと思います。  この水門談合事件は、改正独禁法の施行があって、そのことによりまして、課徴金減免制度が有効に働いたというふうに言われる事案でありますが、この水門談合事件で、公取が、ある意味異例といいましょ...全文を見る
○鷲尾委員 竹島委員長のお話の中で、抜本的で行為規制も入れている公務員制度改革案が今審議されているというお話がありましたけれども、これについては、大分委員長も誤解されているのではないかなというふうに私自身は思うわけであります。  今委員長がおっしゃっておりました、我々自身はしっ...全文を見る
○鷲尾委員 多分、いい案だというふうに言っていただいたと思います。  ただ、公表という趣旨にかなうような実態があれば確かにいいのかもしれませんが、ちょっとへ理屈になるかもしれませんけれども、やはり国会に対して報告するというのは非常に重要な手続であるというふうに思っております。 ...全文を見る
○鷲尾委員 確かに、これは限定して、いろいろ段階を踏んで、もし、例えばその規定についての故意または重過失がなければとか、そういう限定的な運用になるとは思いますが、これについても有効であれば取り入れていく態度が必要なんじゃないかなというふうに思います。ありがとうございました。大変勉...全文を見る
○鷲尾委員 この天下りの規制ですけれども、今、参議院で審議されている法案について言えば、事前規制がなくなる、ですから、それこそ知識と経験を生かして、今までと関連のある部署に対してやめた次の日から天下りができる、それこそ、省庁としての人事の一環でなければ、天下りバンクというのを通せ...全文を見る
○鷲尾委員 日本国内の規制が緩和されて、事後規制というか、監視機関の補充というのは絶対にしていかなきゃいけない。この監視機関の補充がないと、それこそ、法の抜け穴といいましょうか、うまいことすり抜けるやからがどんどんふえてしまいまして、それで結局、事前規制があった方がうまく回ったん...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。  この国交省さんの話で、当初、国交省としては関与していないと全面否定しまして、さらに、OBへの調査ということを、国交省さん、大分拒んだやに聞いております。公取さんが調べる範囲である、民間人であるからという理由で、余り積極的ではなかったという話...全文を見る
○鷲尾委員 実名報道があったのでというお話がありましたけれども、もし同じようなことが起こってしまうと、これはもう国交省さんの信頼というのは地に落ちるというふうに思っております。  その危機感は当然もう御認識であるというふうに思いますけれども、こういうことは、報道が起こる前にちゃ...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾でございます。  特定船舶の入港禁止に関する特別措置法の制裁措置について、質問をさせていただこうと思います。  まず初めに、一つ政府側の対応を評価したいというふうに思うんですが、この特定船舶の入港禁止が初めて国土交通委員会に諮られたときには、閣議決定の...全文を見る
○鷲尾委員 私の同僚もアメリカの公使の方に面会を求めて話を聞きましたけれども、議会の方に通告する準備があるという話はもうしているんですね。しているんですから、その対応をどうするかということを今聞いているのであって、明記されていないことはわかっていますから、そこの対応をお聞かせ願い...全文を見る
○鷲尾委員 指定解除について何も話がない、政府としては話を聞いていないと。  では、今後一カ月以内に例えばアメリカの方に、大体、新聞紙上で、福田さんが訪米するときに、テロ支援国家の解除を議会に通告するかどうかということが今、報道上で話題になっている、その時点において、テロ支援国...全文を見る
○鷲尾委員 それでは、私、本当にこの政府の対応というのは不安でしようがないんですよね。報道上、もう情報がいろいろ漏れ流れていて、福田さんの訪米について、テロ支援国家解除の通告をするかどうかということが議論になっているのに、政府は何も聞いていないということをこの立法府の議会で表明し...全文を見る
○鷲尾委員 今、無能力化という話が出ましたけれども、米朝合意のときは、たしか核施設を凍結するという話でしたよね。それで今回、その無能力化ということについては、すぐに稼働できない、そういう措置をするんだということで、六者協議、皆さんが話し合われたというふうに聞いたんですが、すぐに稼...全文を見る
○鷲尾委員 私自身は、今までの北朝鮮の態度を見ていると、やはり誠意ある対応というのは望めないんじゃないかというふうに懸念をしておるわけでありまして、そのときに、では、六者協議で日本政府が、核施設を無能力化するよ、将来は廃棄なんだ、それは当然のことであります。当然のことであるけれど...全文を見る
○鷲尾委員 これからの計画を今申告する、そういうことなんですか。今までつくってきたものについてはどうか、端的に言うと、そういう質問だったんですけれども。
○鷲尾委員 そうすると、これまでつくってきたものも含めた計画ということであれば、その完全な申告があれば、どれぐらい今、核武装として、核兵器をどれだけ北朝鮮が持っているかということも明らかになるという認識でよろしいでしょうか。
○鷲尾委員 おっしゃるとおり、やはり信用できない部分があるだろう。六者協議でいろいろ確認しながら進めていただきたいと思うわけですけれども、そもそも、やはり信用できない、信用し切れない部分があるわけですから、当然、最悪の場合も想定しながら日本としては外交戦略を組んでいかなければなら...全文を見る
○鷲尾委員 決意としては今の答弁で十分だと思うんですけれども、政府側としてどういうことを具体的に考えているのか。これは通告していたと思うんですが、どういう対策をとり得るのかということで、そこを私はお聞かせ願いたいと思うんですね。もう一度答弁をお願いします。
○鷲尾委員 政府の目標として、韓半島の非核化があり、約束を履行させるということが目標であることはよくわかりますが、年内に核施設を無能力化するという話をしているんですから、当然その約束を守るように、六者協議の枠組みの中で政府も努力するということは当然だと思います、それはもう短期的に...全文を見る
○鷲尾委員 例えば、私自身が話すことじゃないかもしれないですけれども、ミサイル防衛システムを導入するとかいう話がありますよね。そういうミサイル防衛システム、結局またアメリカから買うわけじゃないですか。そうすると、日本というのは、何だかんだ言って、アメリカにイニシアチブをとられなが...全文を見る
○鷲尾委員 南北首脳宣言が国連総会で採択されて、その人権状況に関する決議案がどういう影響を受ける、どういう見通しを持っているのかということが質問の内容でございますので、その点を御答弁願いたいと思います。
○鷲尾委員 性格が異なるのは非常によくわかります、それが日本の立場ですから。  では、実際に人権状況の決議案に対しての採択、これが、例えば去年よりも少し減ったとか、やはりこれは北朝鮮に対するプレッシャーだと私は思っていますから、国際社会における北朝鮮へのプレッシャー、これを強め...全文を見る
○鷲尾委員 宇野政務官もお手を挙げていらっしゃったので、宇野政務官から一言下さい。
○鷲尾委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  続きまして、今、日本が、拉致問題の具体的な進展がない、核問題がまだ依然として残っている中での制裁措置、これを行っているわけでありまして、日本にとっての状況は、今まで議論させていただいたとおり、私としては、かなり悪化しているんじ...全文を見る
○鷲尾委員 少し細かい話になりますけれども、これは新聞報道ですが、北朝鮮に対して自転車の輸出がふえている。〇七年度で、〇六年度と比べたらかなりふえて、私は棒グラフしか見ていないのできちんとした数値は見ていないですけれども、かなりふえているわけですね、自転車の輸出が。何でふえている...全文を見る
○鷲尾委員 立岡さんから今御指摘があったとおり、一・五万台から九・六万台にふえているわけですよね。これは大幅な増加なわけですから、何が原因なのかというのはちょっと調べてもらいたいなと思いますし、もしそれが北朝鮮の資金源に少しでもなっているというのであれば、日本政府がとれる手段はわ...全文を見る
○鷲尾委員 韓半島がまたこの先どうなるか、金正日体制が続くわけですから、ぜひとも日本の海をしっかりと守っていただきたいということを最後に申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
12月05日第168回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾英一郎でございます。早速でございますが、質疑を始めさせていただきたいと思います。  本日は、当委員会におきまして、米国の「北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除」の動きに反対する決議が可決されまして、これは大変喜ばしいことであると思います。ただ、国務省が出し...全文を見る
○鷲尾委員 一言一句言えないということもあるんでしょうけれども、当委員会でも決議されましたとおり、テロ支援国家指定解除の問題は本当に重要な問題なわけでありまして、それは先ほどから官房長官、外務大臣含めて言及があったとおりであります。当然それを福田総理も認識しておられるんでしょうけ...全文を見る
○鷲尾委員 今、これは下院で審議は始まっているんですか。
○鷲尾委員 審議されていないというのは、どういう状況で審議されていないかというのはどこまでつかんでいますか。
○鷲尾委員 それでは、質問を少しかえまして、先ほどもちょっと言及させていただきましたブラウンバックさんという上院議員さんが、下院議会で提出されている法案と同趣旨の法案を提出予定である、考えているという話を我々が訪米したときにおっしゃっていただいたわけです。上院で、たしかジョン・カ...全文を見る
○鷲尾委員 ありがとうございます。提出されていないということで、どんな状況か、我々も個々で少しフォローしていきたいなというふうに思います。  少し瑣末な話をさせていただいておるのは、我々が訪米をしたときに、下院での共同提案者が当初の十三名から二十八人にふえているということを、訪...全文を見る
○鷲尾委員 そうしますと、大臣に少しお伺いしたいんですけれども、二、三年でくるくる人が入れかわるよと。幾ら日米関係、信頼関係がほかの国と比べてある程度しっかりしたものである、そういう雰囲気はあったとしても、個々の議会の対策としては、やはりちょっと入れかわりが激しいんじゃないかなと...全文を見る
○鷲尾委員 先ほどの古屋委員の繰り返しになっちゃいますけれども、各国大使館がやられているようなやり方もまた参考にしながら、実効性のある国会対策。今回は我々、下院議会でロスレーティネンさんが提案した法案をできたら審議してほしいということを、下院の外交委員長のラントスさんという方に何...全文を見る
○鷲尾委員 わかりました。  ちょっと質問をかえますけれども、〇四年に国務省の年次報告の中に、テロ支援国家指定の理由に拉致が加わったというところでありますが、国務省の報道官によりますと、拉致問題とテロ支援国家指定解除の問題は必ずしも具体的には関連づけられないというお話が報道官か...全文を見る
○鷲尾委員 それで、核無能力化によって解除されるというコメントで、ちょっと部分に入るようで恐縮ですけれども、核無能力化ということの意味がこれまたかなり問題があるんではないかと私自身は思っております。  一九九四年の米朝枠組み合意のときも、結局、無能力化といいましょうか、開発でき...全文を見る
○鷲尾委員 おっしゃるとおり、プロセスとしてのものである。それは、米国も当然、核拡散という、いつテロリストに核兵器が渡るかわからないような状況であっては困るわけですから、廃棄というところでは日米は当然国益が一致するんでしょうけれども、私が問題視したいのは、当然プロセスである、その...全文を見る
○鷲尾委員 でも、これは、アメリカの認識も何とか変えていかなきゃいけない。アメリカの認識を変えるために私が必要だなと思ったのが、きょう冒頭申し上げた駐米大使館の国会対策、あわせまして我々の議員外交ではないかなというふうに思っておりますので、大臣、早急にこの問題は、慰安婦の決議の問...全文を見る