鷲尾英一郎
わしおえいいちろう
比例代表(北陸信越)選出
自由民主党
当選回数6回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月09日 | 第190回国会 衆議院 本会議 第10号 議事録を見る | ○鷲尾英一郎君 民主党の鷲尾英一郎です。 私は、民主・維新・無所属クラブを代表して、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして質問...全文を見る |
02月23日 | 第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号 議事録を見る | ○鷲尾委員 鷲尾でございます。 一時間という時間をいただけていると思いますので、早速ですが質問させていただきたいと思います。 安倍政権もそろそろ三年と今二カ月ですね。民主党政権が三年三カ月でありましたので、我々にとって三年三カ月という意味というのは結構大きくて、三年三カ月...全文を見る |
○鷲尾委員 この政策が日本経済の拡大、成長につながるということを期待されているそうなんですけれども、ともすれば本当にどういう不測の事態に陥るかわかりませんし、一つは、円高に対する対抗策という見方もやはり市場ではあると思うんです。円高に振れるということなく、やはり、円安基調の中で日...全文を見る | ||
○鷲尾委員 政府としてはそういう認識、財務省としてはそういう認識ということですね。 ちょっと時間もないので質問を先に進めたいと思いますけれども、ちょっと幾つか飛ばします、申しわけないです。 法人企業統計では、これは財務省の公表資料ですけれども、企業の利益というのは過去最高...全文を見る | ||
○鷲尾委員 そうしたら、利益の上がり度合いに比べると、随分売り上げの上がり度合いは横ばいに近い形なんですよ。額で言われると、率が皆さんお好きなわけですから、上げ率で見ると、売り上げは利益の上昇率とは大分違う。明確にそういうトレンドですよ。ぜひそれを御確認をいただきたいというふうに...全文を見る | ||
○鷲尾委員 一般的には、それこそデフレ脱却でお金をばらまいてインフレになっていく、お金の量がふえるというのは経済のかさがふえるわけですから、当然にして売り上げにもっと効果が出てこなきゃいけない。もっともっと効果が出てきてしかるべきだと思いますよ。利益が上がるということと平仄を合わ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 やはりそこだと思うんですよ。その現状の認識のもとでどういう政策を打ったらいいかということじゃないと、よくこれは総理もおっしゃっているんですけれども、地方も元気になっているとおっしゃっているんだけれども、どういう数字を見て言っているのかなと。よく言われているのは有効求人...全文を見る | ||
○鷲尾委員 なるほど、勉強になりました。 今大臣おっしゃったとおり、もうちょっとこういう時期に上げておけばよかったかな、そういう時期もあったと正直におっしゃっていただいたというふうに思うんですけれども、消費増税ということで国民の理解が借金の額によって高まったんだ、次の世代に余...全文を見る | ||
○鷲尾委員 もちろん、納税者の納得という意味ではいろいろな環境整備ということが大事だと思うんですけれども、今大臣がおっしゃった景気という部分もあるし、国民の理解という部分があると思うんですけれども、その国民の理解のうちの一つとして、行政の非効率性とかがよくやり玉に上げられると思う...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣が今おっしゃったところ、ちょっと議論がかみ合っていないところもあるんですけれども、最後におっしゃった、何のために使われているか、出した人にしっかり還元される、出した目的に合ったサービスを受けられるということだと思うんですけれども、そういうことが租税抵抗を和らげるた...全文を見る | ||
○鷲尾委員 そういう定義で走っていただいても構いませんけれども、やはりもう少し広い意味だと思います。政策当局としてそういう定義でやられるのであれば、当然、所得階層ごとに、恐らくは買い物をしたときの痛税感の感じ方というのは異なると思います。 そもそもこの軽減税率の導入ですけれど...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今の答弁であったとおり、痛税感を和らげることが目的だ、そういうことですね。そういうことを今答弁されました。痛税感を和らげることが目的なんだと答弁されました。この軽減税率導入の目的は痛税感を和らげることである、この痛税感を和らげることを目的として一兆円予算をかけるという...全文を見る | ||
○鷲尾委員 そこなんですよね。今ある数字でこれだけやれば痛税感が緩和されるよというのはあくまでも政策当局の話であって、消費者の皆さんがそれを痛税感の緩和と感じるかどうかは別なんですよ。 問題は、低所得者対策とおっしゃっていましたけれども、低所得者対策がなぜ言われるかといったら...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣もいろいろしょっているものがあられると思うので、それは個人としていろいろ御発言されるのは難しいと思うんですけれども、国民全体の理解がなければ、というか、逆になかったから、これまで増税に苦労してきたわけじゃないですか。だったら、やはり国民の心にちゃんとピントが合った...全文を見る | ||
○鷲尾委員 インボイスを入れると、それこそ八%に増税したときのように、三%分の転嫁が取引先との強弱の関係においてごまかされるとか押しつけられるということが、インボイスがあるとなくなりますよね。そういう意味でも非常にこれはいい制度だと私思うんですよ。ただ、おっしゃったとおり、今は簡...全文を見る | ||
○鷲尾委員 このインボイス導入までの経過措置の間に簡易課税制度を適用する、事後選択による計算が認められるとなっていまして、基準期間が売上高五千万超の場合は簡易課税に準じた計算を認めるとなっているんですよ。 中小のための制度なのに、何で大企業までこれを認めちゃうのというのが私の...全文を見る | ||
○鷲尾委員 質問時間が当初より短くなっちゃって、尻切れになっちゃって、私かなり消化不良というか、不完全燃焼です。これはまた改めて議論させていただきたいなというふうに思うんです。 申し上げましたが、痛税感の緩和ということについて国民の理解をしっかりと促していかなきゃいけないとこ...全文を見る | ||
02月25日 | 第190回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号 議事録を見る | ○鷲尾分科員 民主党の鷲尾でございます。 早速でございますが、質問させていただきたいというふうに思います。 予算委員会の質疑等を拝見していますし、また、これまでの農水委員会の質疑を拝見させていただきますと、TPPに関する質問も随分あるんですけれども、私の地元新潟、米どころ...全文を見る |
○鷲尾分科員 今の答弁ですと、県、市レベルでの地域再生協議会ではこれまでどおりだというお話でございましたし、ということは、そこから、認定方針作成者の皆さんが協議の上で生産数量目標が配分されてくる、こういう認識だと思うんです。 そうすると、今のお話を聞くと、本当に国が関与しなく...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 混乱の原因は、やはり減反の廃止という言葉だと思うんですよね。 実際、今お話を聞いていても、行政の関与がなくなるんだ、大臣はそうおっしゃいますけれども、先ほど、政策統括官の答弁ですと、県、市レベルでの再生協議会はこれからも維持するということなんですから、その地域再...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 やってみなきゃわからないというところが率直に、多分恐らくお耳に入っておられると思うんですが、その間、混乱がないように、できるだけ丁寧な説明を求めたいと思います。 その中で、特に今年度は県別のシェアの話でありますとか、あるいは、昨年からですけれども、自主的取り組み...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 今二つありまして、一つは、自主的取り組み参考値がそういう結果を生んだという分析をされているのか。それこそ、戦略作物に対する補助金、飼料用米は、政府当局の説明によって随分広がったと思います。これが功を奏したということなのか、そこら辺の詳細な分析をされているのかどうか。...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 それでは、次の質問に移りたいというふうに思います。 経営判断の環境を整えるという話で政府当局は言っているんですけれども、農家さんはいろいろな情報に接して経営判断しているんですよね。何か、これまでしていないような言い方も、ちょっと私はどうかなというふうに思うんです...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 副大臣、米の直払いの予算は七百三十億じゃないですかね。今、二百七十億程度、そういう答弁をされていましたけれども、七百三十億ぐらいじゃないかな。(伊東副大臣「七百二十三億円」と呼ぶ)そうですよね。今、二百七十三億と御答弁されたんですよ。約七百三十億円だと思いますので。...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 米の直払い分、七百三十億、これをどういうふうに使っていくかという話なんですけれども、大臣に何か御存念はありますか。できれば米農家さんに、米農家さんは不安になっているわけですから、米の直払いで主食用米の補助金がなくなるという話なんですから、そこを勘定してくれ、こういう...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 私は、こういうところでやはり政務の皆さんの決意を聞きたかったなというふうに思いますが、余り世知辛いことのないようにしてくださいね。見ていますから。よろしくお願いします。 それで、ちょっと時間もなくなってきたので。 今、政府の方で非常に熱心に取り組まれているの...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 何にも答えていただいていないんですけれども。 その利用実態を踏まえてコストの削減効果がどれぐらいかという話をさせていただいていたんですけれども、これはちゃんと質問通告をしたんですけれども、もうちょっとまともにかみ合う議論をさせていただきたいなと思います。利用実態...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 ちょっと答弁が冗長だったので、質問時間がなくなっちゃいましたけれども。 大臣、ここは、そういうことだったわけですから、そのことをちょっと考えないと、これは農家さんは浮かばれないですね。ぜひよろしくお願いします。最後に一言いただいて。 | ||
○鷲尾分科員 ありがとうございました。 | ||
02月26日 | 第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号 議事録を見る | ○鷲尾委員 民主党の鷲尾でございます。 まず、黒田総裁に質問をさせていただいて、その後、半分ぐらいの時間を使って、きょうは厚労省に来ていただいていますので、スイッチOTCの関連について質問したいと思います。そういう順序でやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします...全文を見る |
○鷲尾委員 世界的な要因があるんじゃないかという総裁の御指摘でありますけれども、少なくとも、マイナス金利を導入したことによる収益懸念というのは市場関係者には広く共有されているところでありますし、そのことがもたらす信用スプレッドの拡大ということもあるであろう。それが銀行の資金調達コ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 それでは、総裁も御承知のように、マイナス金利のいわゆる負の側面でございます保管コストを考慮しても、現金にかえて持たれる、預金を引き出される、そういうリスクを考えると、マイナス金利ですけれども、どれぐらいまで引き下げられるということをお考えになっていますか。 | ||
○鷲尾委員 今総裁がおっしゃった、その浸透度合いというところでございます。 今の日銀の政策の少なからぬ部分というのは、市場の期待に訴えかけるというところでございまして、そういう意味では、黒田総裁は、かつてないほど市場の期待の一歩先を行くサプライズで、ある意味うまく市場をコント...全文を見る | ||
○鷲尾委員 総裁が今、市場は市場でございますとおっしゃっておられましたが、総裁は総裁でいろいろな、今の中国経済の見方とか、さまざまなところで発言されておられます。その市場の見方をこちらからリーダーシップをとってどううまくコントロールしていくかという観点で、総裁はこれまで成功してお...全文を見る | ||
○鷲尾委員 やはり、金融機関の信用スプレッドの拡大の状況でありますとか、あるいは中国経済に対する総裁の見方でありますとか、そこのところの市場関係者との対話、もちろんそれだけではありませんけれども、ちょっとうまくいっているのかどうなのかなと思う節もございますので、そこは、今後とも、...全文を見る | ||
○鷲尾委員 インフレ目標を達成するということでいけば、賃金の上昇というのは当然一番の問題だと思っておりますので、その予想の中で機動的に政策を打っていただきたいなというふうに思いますが、ちょっと今のところ、今総裁がおっしゃったような認識の状況の中にあっても、緩やかな上昇ではあっても...全文を見る | ||
○鷲尾委員 このスイッチの種類とか適応症の分野というのはどうなっているのかなということもお聞きしたいなというふうに思いますけれども、その八十二件のうちの最近はということでいくと、外用薬とかアレルギー系が多いんじゃないかという印象を私は持っているわけでありますけれども、外用薬とかア...全文を見る | ||
○鷲尾委員 先ほども申し上げましたけれども、やはり医療費を抑制していくという観点で政府全体で取り組まれているというふうに思いますけれども、そこでいけば、やはり生活習慣病というのは、医療費を抑制するという意味においても、そのお薬というのは効果が非常に高いというふうに思うんです。 ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 いろいろな主体から意見を聞くということをより熱心にやっていく、そういうことだと思うんですね。 そういうことだと思うんですけれども、それでは、あくまでも現場での意見ですけれども、そもそも薬局で売られているのかとか、そういう指摘もやはりありますね、買いにくいとか。ある...全文を見る | ||
○鷲尾委員 一般的にというか、私が消費者の立場に立って聞く声としては、スイッチ医薬品というのはなかなか薬局で取り扱ってはいない、いないとは言いません、まれでありまして、ドラッグストアに行ってみると、しかし、そこでは今度は薬剤師さんがいないから買えないとか、そういうことになっていま...全文を見る | ||
○鷲尾委員 もうちょっと詳しく御答弁いただきたかったんですけれども、ちょっと時間もないので、これはもうしようがない、これぐらいにさせていただいて。 そうしたら、少し切り口を変えまして、処方箋を受け付けてくれるような薬局には、このスイッチOTCはなかなか置いていないんじゃないか...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今、七百四十品目という御指摘がありましたけれども、では、それを我々がすぐに手に入れられる状況にあるかというと、そういうことではないというのが現状でありまして、それこそ、医療費抑制であるとか、セルフメディケーションの推進ということでいくならば、やはりこの状況は改善してい...全文を見る | ||
○鷲尾委員 健康サポート薬局というお話でありますけれども、それで推進していくんですというにはちょっと不十分じゃないでしょうかね。もちろん、こうした今般の法案による、それこそ税額控除というのもありますけれども、ちょっとそれでは、関係各位の意見を全部入れてそういうアイデアなのかという...全文を見る | ||
○鷲尾委員 おっしゃるとおり、ちょっとその値つけの部分についても、やはり政策当局としては配慮しながら進めていっていただきたいというふうに思います。 それで、今回の税額控除でありますけれども、これまであった医療費控除の特例であります。 医療費控除というのは、これまでもそうで...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今、大臣もおっしゃいましたセルフメディケーション、厚労省さんもおっしゃっていたセルフメディケーション。セルフメディケーションといいますけれども、これは定義をはっきりさせておかなきゃいけないと思います。 ですから、私も今御提案申し上げたように、セルフメディケーション...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ということであれば、やはり、私が先ほど申し上げましたスイッチOTCだけじゃなくて、今セルフメディケーションを推進するために、税制上の優遇措置ということをほかにも考えていってもいいんじゃないか。それが医療費抑制に効果があるのであれば、そういう方向性も十分に考えられるとい...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣が今ほど答弁いただいたように、薬を軽減税率の対象にして、それはもちろんいろいろ難しい問題もあろうかと思いますけれども、大事なのは国民の総医療費をいかに抑制していくかという観点での検討も大事だと思いますので、それを御指摘申し上げまして、質問を終わります。 ありが...全文を見る | ||
03月16日 | 第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号 議事録を見る | ○鷲尾委員 おはようございます。民主党の鷲尾でございます。 関税法の改正ということでございまして、私は、税関の現場、大変今業務も多種多様そして大量になってきてございますので、そのことを中心に質問させていただきたいというふうに思います。 昨年、当委員会でも質疑が行われまして...全文を見る |
○鷲尾委員 今の局長のお話ですと、もう倍を超えているということでございますね。加えて、倍の量を摘発されているということですから、それにかかわる調査ということになりますと、さらに業務量は大変な状況になっているんじゃないかと、こう推測するわけでございます。 この指定薬物に限らずそ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今後の見通しもあろうかと思います。これだけ急激にふえているということに鑑みまして、入ってしまってはどうしようもないので、マンパワーが犯則調査は大事だと思いますので、ぜひ、それを踏まえて御対応いただけたらというふうに思います。 危険ドラッグもそうなんですけれども、危...全文を見る | ||
○鷲尾委員 覚醒剤の件ですけれども、最近のその生産量というのは非常に世界全体で伸びているそうでございます。二〇〇八年で二十四トンだったものが二〇一二年には百十四トンまで、世界の覚醒剤の生産それから摘発というのはどんどんふえている一方だと聞いております。 それがいつ日本に来るか...全文を見る | ||
○鷲尾委員 摘発件数が急増しているということは、多分、その前の状況からうまみを感じている人たちが大変多かったということだと思うんです。 つまり、皆さん頑張っておられるんだけれども、体制がそこに追いついていないから、徐々に徐々に体制が整備されて、いろいろ税関での経験も蓄積されて...全文を見る | ||
○鷲尾委員 これはやはり大変そうですね。私は大規模空港の職員の配置を特にまたちょっと質問しようかと思ったんですけれども、今の大臣のお話ですと、大規模な空港以外でも大変な状況になる可能性があるということで、どれぐらいの人員をふやそうというおつもりなんですか。そこを一言。 | ||
○鷲尾委員 今、大臣の危機意識も若干うかがい知ることができました。相当その量をふやさなきゃいけないという、その現状の認識であるということだと思います。 また、税関が対応能力として劣ることがないようにというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いします。 ただ、今までの...全文を見る | ||
○鷲尾委員 質の確保ということもぜひお含みをいただいて、御対応いただけたらというふうに思います。 今回の法律の改正では、営業秘密侵害品というものを、経産省の不正競争防止法の改正によりましてこれを輸入禁止の指定をするわけでございますけれども、これもかなり専門的な話でありまして、...全文を見る | ||
○鷲尾委員 不正輸出入をとめたいというそのニーズにどう応えるかというところだと思いますので、それは、今は連携していくということでしょうけれども、現場で混乱のないようにお願いしたいというふうに思います。 それから最後の質問でありますけれども、今回の法律で、輸出入申告にかかわる若...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣、本当に今税関の現場は大変だなというふうに、調べれば調べるほど、そう思います。 水際対策の重要性と現場の今の状況を踏まえまして、本当に全力で体制を整備されることをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
04月06日 | 第190回国会 衆議院 内閣委員会 第12号 議事録を見る | ○鷲尾議員 お答え申し上げます。 塩川先生御指摘のとおり、海の国道でありますが、道は陸だけではないという考え方のもとで、いわゆる海の国道が離島の住民にとって極めて重要な役割を担っていると認識をいたしておるところでございます。 そこで、地域住民の貴重な足を確保するとともに、...全文を見る |
04月19日 | 第190回国会 衆議院 法務委員会 第12号 議事録を見る | ○鷲尾委員 民進党の鷲尾でございます。 質疑に入る前に、熊本の大震災でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りし、また、御遺族の方にお悔やみを申し上げ、被災された皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。 政府におかれましては、できる限り早い復旧復興に努めていただくようにお...全文を見る |
○鷲尾委員 大臣にちょっと先の質問も答弁をいただいたようなんですけれども。 人手不足でありますから、人手不足については別途検討しなければいけない。外国人技能実習制度はあくまでも技術移転であり、国際協力の一環であるという建前で運用していくということでありますから、これは同時並行...全文を見る | ||
○鷲尾委員 私がこれをわざわざ話題に出したのは、これはもう喫緊の課題であるということと、今の御答弁でも感じるんですけれども、やはり政府内における温度を感じますね。現実はもっと厳しい状況ですよ、今、人手不足というのは。前も法務委員会で、当時は私、葉梨委員長に副大臣時代に御質問申し上...全文を見る | ||
○鷲尾委員 それでは、次の質問をさせていただきたいと思いますが、JITCOの件であります。 今回、外国人技能実習機構というのが新たにできますけれども、JITCO自体の監督のあり方を踏まえて、あわせて今回の法案の中で外国人技能実習機構がつくられるわけですから、実際、JITCOの...全文を見る | ||
○鷲尾委員 もうちょっと、例えば、今私が質問しました、調査件数自体にかなりばらつきがあるんですよ。その理由についてもこの委員会の場で、どうなんだという話をしていただきたいし、実際に、失踪者の推移につきまして、結構ふえてきていると思うんですね。そこら辺の現状認識もあわせてお伺いした...全文を見る | ||
○鷲尾委員 より実効あるという意味で、外国人技能実習機構がこれから担うということになるんでしょうけれども、予算を減らして、実際、失踪者がふえる、こういう単純な関係にあるわけですから、質的に拡充したとしても、結果として失踪者がふえているということは、やはりそこは連携して重く見ていた...全文を見る | ||
○鷲尾委員 その目標はもうちょっと具体的に言えないんですか。 | ||
○鷲尾委員 さっき、失踪者がふえているのは重要だと言いながら、そこに対する意識が余りない気がしますね。そういうところも目標として頑張っていくよぐらい言ったっていいんじゃないですか。 | ||
○鷲尾委員 いかに管理しても結果が伴っていないとまずいわけですから、結果を伴うということを重視していただきたいというふうに思います。 それで、今回、技能実習第三号を創設されて、その場合、優良な実習実施者並びに監理団体が技能実習第三号をできるということになっておりますけれども、...全文を見る | ||
○鷲尾委員 では、今御答弁があったところは基準に入るということでいいんですかね。踏まえるということは入るんだよということでいいんですね。 加えて、過去の委員会でも議論されていますけれども、これは外国人技能実習ということで、国際貢献、技術移転というのが大義名分になっているという...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今お聞きすると、確かにそういう部分はあるんだろうなというふうに思いますけれども、従来の取り組みでいくと、回収率一〇%以下とか、ちょっとこれは制度として大丈夫なのかというところがありますので、幾ら自由意思に任せるからといっても、それはもう言いわけにしかなりませんから、こ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 時間がないので、次に行きたいと思います。ちょっと細かいんですけれども、一応聞いておきたいと思います。 たしか、技能実習で、第三号の場合は一旦帰国するんですよね。一旦帰国して、原則一カ月以上は間をあけて、それからまた技能実習の実施機関のところに戻ってくる、そういうた...全文を見る | ||
○鷲尾委員 それでは、また少し、今度は報酬の方の質問に移りたいというふうに思います。 技能実習生の報酬ですけれども、日本人が従事する場合に受ける報酬と同等以上の報酬と規定されております。これは、どうやらやはり技能実習生の賃金というのは、平均してみますと高卒初任給よりも低い水準...全文を見る | ||
○鷲尾委員 だとしたら、「技能実習生の待遇が主務省令で定める基準に適合していること。」、これはどういう内容かというところも御説明いただけますか。 | ||
○鷲尾委員 そんなところの答弁にならざるを得ないですかね、そうしたら。 では、次の質問に行きますね。 日本人と同等以上の待遇を担保するために、これは厚労省でしょう、労基署の監督もあわせてしっかりと行っていくべきだと思いますけれども、これについてどう思われますか。 | ||
○鷲尾委員 ちょっと質問を一つ飛ばしますね。 日本語要件についてなんですけれども、介護の話ですね、日本語要件というと介護なんですけれども、先ほど、技能実習生の報酬がどうしても最低水準に近くなってしまうということが、その理由の一つとして、やはり日本語の能力にも差があるということ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 日本語を習得した方がお互いにとってメリットであるだろうと思いますので、私はそこは、安易に水準を、余り間口を広げ過ぎてもしようがないんじゃないかなというふうには思っております。これは意見として申し上げておきたいと思います。 ちょっと時間がなくなってまいりましたので、...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ちょっと質問通告した内容を大幅に、ちょっと至らずに、御準備いただいた役所の皆さんには申しわけない気持ちでいっぱいでありますが、時間が参りましたので、もう一度質問する機会がありましたら、そこでまた質問させていただきたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
04月19日 | 第190回国会 参議院 内閣委員会 第11号 議事録を見る | ○衆議院議員(鷲尾英一郎君) お答え申し上げます。 昨年の六月、全国離島振興協議会におきまして、離島航路・航空路支援の抜本拡充を求める特別決議がされたと承知しております。提出者といたしましても、離島航路、航空路の維持及び運賃等の低廉化について極めて重要な問題であると認識いたし...全文を見る |
○衆議院議員(鷲尾英一郎君) 私も選挙区内に離島を抱えておりまして、そのような声が強いということはもう本当に承知をいたしておりまして、これはもう予算が確保されればされるほどその住民の皆さんの御要望に近づくのかなというふうに思ってございますが、何分これは財政の制約もこれあり、今後政...全文を見る | ||
04月21日 | 第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号 議事録を見る | ○鷲尾委員 民進党の鷲尾でございます。 まず冒頭、熊本並びに大分で被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げておきたいというふうに思います。お亡くなりになられた方の御冥福と、御遺族にお悔やみを申し上げておきたいと思います。 それでは質問に入らせていただきたいと思いますが、...全文を見る |
○鷲尾委員 今ほど御答弁ありましたけれども、基準となるというか、最大受けるであろうというのは百五十ガル、そういう発言でございました。そういう意味では、想定の範囲内であるということだと今の御答弁で認識をいたしたところであります。 あわせて、今、川内原発について実際にどういう影響...全文を見る | ||
○鷲尾委員 想定される範囲内であり、影響もしっかりと受けながら御判断をされているということで、そこは御信頼申し上げたいというふうに思います。 私の地元でありますと、ちょうど今から九年前に中越沖地震というのがありまして、本当に柏崎刈羽原発の近くが震源地でありまして、たしか、柏崎...全文を見る | ||
○鷲尾委員 地元の自治体としてもぜひとも再稼働をしていただきたいという話もありますし、もちろんその他県内にいろいろな政治的議論はありますけれども、今、委員長のお言葉の中にも、東電の資料のそろい方ということも当然それはあるんでしょうけれども、ぜひ、BWRの審査という意味においても、...全文を見る | ||
○鷲尾委員 規制委員会の立場としては当然だと思いますので、本当に誰からも疑念が持たれないような形で、科学的調査に基づいてしっかりと審査を進めていただきたい、それほど重要な施設であるということを私からも申し上げたいというふうに思います。 それで、核燃サイクルと核セキュリティーに...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ですから、IAEAの話が今出ましたけれども、そういう可能性は現にあるということなんだと思います。 使用済み燃料の直接処分場自体が、プルトニウムがそれ自体に含まれているわけですから、言い方的にはいろいろあるんでしょうけれども、直接処分場自体がプルトニウム鉱山と化して...全文を見る | ||
○鷲尾委員 要点としては、仮定についてはなかなかお答えしにくいということだと思うんですけれども、実際、そこはしっかり検討いただきたいわけです。 たしか、技術的見地からは検討するという話になるんですけれども、今おっしゃった国際的な核セキュリティーの問題も技術的見地にまつわる問題...全文を見る | ||
○鷲尾委員 外務省の答えがちょっと食い違っている感じもしますが、きょうのところはしようがないですね。核セキュリティーという観点で両方を比べていただきたいなというふうに思うところであります。 それでは、再処理工場について。 私は、現地に伺って、先ほど来申し上げていますが、非...全文を見る | ||
○鷲尾委員 本当に現場の皆さんも頑張っておられるのを見て頼もしく思ったところでありますので、ぜひそういうことをこの国会でも私は表明をさせていただきたいというふうに思います。 最後に、廃炉についてですが、徐々に徐々に進んできておるというふうに聞いておりますけれども、廃炉について...全文を見る | ||
○鷲尾委員 質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
04月26日 | 第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号 議事録を見る | ○鷲尾委員 民進党の鷲尾でございます。 まずは冒頭、熊本の震災に対して、財政金融当局としても迅速なる対応をお願いしたいというふうに申し上げておきたいと思います。 きょうは、社会保障費の関係につきましてこの財務金融委員会でも質問させていただきたいというふうに思っておりまして...全文を見る |
○鷲尾委員 今お答えいただきましたけれども、ランニングコストを、相談の見込み、つまり、利用される件数の想定でそれを除したものを手数料にしているということなのかなというふうに認識をいたしましたが、そこには当然、今オフィスが移転をして、その高額な賃料等も反映されたものがその二十八万円...全文を見る | ||
○鷲尾委員 いや、適切な価格というのは、少し一方的な気がいたします。今、付随で、テレビ会議、PMDAのそもそもの趣旨とはまたちょっと違う、ビルにいろいろ入っているんだという話もされていましたけれども、それが同じビルに入っているからそういう高額な賃料のところに移転すればそれでいいん...全文を見る | ||
○鷲尾委員 PMDAは、独占事業ですからほかに頼ることができないという状況にあって、半ば一方的に高額な値つけを強要している。関係者は合意している、合意していると言いますけれども、お上から言われるとなかなか声も出しにくいしというところもあるでしょう。まさかテレビ会議相談でそこまで巨...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ここで麻生大臣にも一言コメントをいただきたいわけでありますけれども、厚労省当局としては、ふさわしいんだ、大丈夫だ大丈夫だ、これでいいんですと言うかもしれませんけれども、それは結局薬価にはね返ったりするということも考えますと、財政当局としても常に目を光らせておかなきゃい...全文を見る | ||
○鷲尾委員 財政当局も、査定をしている中で、ぜひそういう観点で、さらに厳しく見ていただけたらなというふうに思うところであります。 続きまして、ちょっと以前、質問主意書でも出させていただいたんですけれども、今回の診療報酬改定において実施されました特例引き下げにつきまして、イノベ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 承知をしているということだったと思います。 では、その上でですけれども、これを続けるかどうかですね、端的に言うと。先ほど答弁の結びでイノベーションが評価されるようなというコメントもされていましたけれども、巨額であるから、市場規模が広がったから、では、それで引き下げ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今ほど見込み額につきましてコメントされていましたけれども、今回の特例再算定におきましては、C型肝炎の治療薬が対象となったところであります。これまでの製品が病状の進行を抑えることが目的となる、そういう治療薬でありまして、投与が開始されると一生涯にわたって服用されなければ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣、御趣旨を理解いただきまして、大変ありがたく思っております。 では、改めて、ちょっと具体的に厚労省に聞きますけれども、今申し上げた、高額、高額と言いますけれども、あるいは、見込みを上回る市場規模になりましたということでありますけれども、完治を前提としているかい...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ありがとうございます。 それでは続いてですけれども、これも今答弁にありました中医協でも話題になっているようでありますけれども、オーファンドラッグとして承認されまして高額な薬価が付与された治療薬が、別に効能、効果を追加承認になった場合の価格再算定ルールにつきましても...全文を見る | ||
○鷲尾委員 やはり、その工夫をしていただけたらというふうに思います。めり張りのある薬価制度がないと、先ほど来議論させていただいておりますイノベーションと共生できる持続可能な社会保障制度というのはあり得ないと思っておりますので、そこはもう本当に細かくやっていくべきだろうというふうに...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ありがとうございました。 | ||
04月27日 | 第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号 議事録を見る | ○鷲尾委員 民進党の鷲尾でございます。 五十分時間をいただいておりますので、質問をさせていただきたいというふうに思います。 今回の銀行法の改正で、先ほど高井委員も質問されておりましたけれども、フィンテック企業に金融機関が出資をすることができるということになります。 そ...全文を見る |
○鷲尾委員 フィンテックについてはということでありますけれども、一般の事業会社と金融機関とのもちろん特殊性も一方であって、今御趣旨を述べられたとおりだと思うんですが、今後の方向性として、他国の制度と比較をしながら、今申し上げたような銀行、金融機関が事業会社に出資をしていくその範囲...全文を見る | ||
○鷲尾委員 それでは、今回、出資の容易化という形で、今、その趣旨を守りつつ認めていくということであります。これは監督指針に基づきまして個別に判断していくということをお聞きしておりますけれども、その認可においては、個別であるとは思いますけれども、実際にその判断の指針というのは、透明...全文を見る | ||
○鷲尾委員 わかりました。 それでは、次の質問なんですけれども、今回の銀行法の改正によりまして、グループ内での資金融通、これを容易に行えることができるようになるわけであります。グループ内の資金融通ということで、従来ですと、アームズ・レングス・ルールというのがあって、そういう基...全文を見る | ||
○鷲尾委員 もうちょっと具体的に言っていただきたかったんですが、個社にもかかわることでありますので、そこはぜひ適切に監督指導を行っていただきたいというふうに思うわけであります。 それでは、続いての質問ですけれども、今度は仮想通貨について質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 これから規制をしていくということでありますので、もうちょっと自信を持って答えていただきたいなというふうに思うんです。 大体私が持っている情報とも平仄が合っているところがございますけれども、大分、現時点では投機目的もあるようでございます。なかなか決済手段としての利用...全文を見る | ||
○鷲尾委員 もうちょっと詳しく調べておいていただきたいなというふうに思うんですけれども、質問も通告をしておりますので。一応、昨年の九月の時点で、預かり金約八十二億円に対して破産財団として約十二億円、顧客から預かったビットコインが約七十五万ビットコインに対しまして管財人が管理するの...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣から御答弁いただいたとおりだと思うんですが、大分これは時価総額もふえていまして、これからもっとふえていくんじゃないか、そのような実態があると思いますので、おっしゃった分別管理というのは非常に大事だと思っています。 現行の金融法制で、分別管理の方法につきまして、...全文を見る | ||
○鷲尾委員 その外部監査ですけれども、どれぐらいの期間ごとに実施を求めていくというおつもりですか。 | ||
○鷲尾委員 公認会計士の分別管理に対する監査ですけれども、これは、もちろん今も分別管理の監査の実績もありますし、当然、単なる会社側の区分管理に加える規制としてはふさわしいものだというふうに思うんです。 今、一年に一回ということでありますけれども、実際に、先ほど申し上げたように...全文を見る | ||
○鷲尾委員 局長に御答弁いただいたとおりでありまして、サービスの実態がこれからどう発展していくのかというところがまだわからない、未知数のところも多うございますので、そこは今回は規制の対象とならないというふうに聞きましたけれども、そういうサービスがまた出てきた暁には、規制対象外とい...全文を見る | ||
○鷲尾委員 当局も認識しているということですから、さっきの黒田総裁の発言の中で、価値の安定性というのを指摘されているんですよ。最近においても、ビットコインというのは、法定通貨との交換レート、これが大きく変動しているんですね。例えば二〇一五年の一年間、ドルとの交換レートで見て、最高...全文を見る | ||
○鷲尾委員 二〇一三年で一千ドルまで行っているのが二〇一五年で二百ドル程度まで。済みません、通告のとき二〇一五年と言っていなかったものですから、二〇一五年でも二百ドルから五百ドルぐらいまで幅があるんです。 これだけ変動が多いというのは、これは、先ほどの総裁の言を引くまでもなく...全文を見る | ||
○鷲尾委員 それでは、いま一つ別の観点からのリスクについてお聞きしたいと思います。 ビットコインにつきましては、過去、ハッカーによりまして交換業者のサーバーに攻撃が仕掛けられましてビットコインが盗まれるという事件があったと聞いております。 このサイバー攻撃によるビットコイ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 御指摘のとおり、国際機関の報告等でもサイバー攻撃によって仮想通貨が失われるリスクが指摘されておりますけれども、今回の法改正ではこの問題につきましてどう対応しているかということについても御指摘をいただきたいというふうに思います。 | ||
○鷲尾委員 ビットコインなどの仮想通貨は、実体が電子データということもありますので、サイバー攻撃の対象になりやすい面があるということであります。今おっしゃったとおり、内閣府令の中ではできるだけ実効性のある規律を定めていただきたいということを求めておきたいと思います。 また、他...全文を見る | ||
○鷲尾委員 さまざまな報告書の中には、消費者が仮想通貨を購入する際には十分にその特徴を把握した上で、なくしてしまうと取り返しがつかないほどの本当のお金は使わないようにするべきである、そういう旨の注意喚起も行われているところであります。ビットコイン等の仮想通貨というのは、先ほど来申...全文を見る | ||
○鷲尾委員 金融審議会のワーキンググループでの議論が行われた際にも、ビットコインの利用者というところでは、比較的リテラシーの高い利用者を想定されていたようであります。 そういう意味では、少なくとも現時点においては、この改正法自体が利用者層をある程度想定したものであることは指摘...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ぜひ今後も、発展途上の技術であるということも踏まえ、さまざまな視点からの規制を常に考えていっていただきたいなというふうに思いまして、仮想通貨についての質問は以上とさせていただきたいと思います。 最後に、時間が少しございますので、今、仮想通貨の規制の中でも紹介があり...全文を見る | ||
○鷲尾委員 国際的には、もともと日本は日本で監査水準のレベルも高いと思いますし、会計基準も適切に設定されていると思いますから、どっちが優劣という話をするつもりはありませんけれども、国際的に資本市場がグローバル化する中で、外の見た目も取り入れながら我が国の会計基準なり監査基準なりを...全文を見る | ||
○鷲尾委員 時間がなくなったので、最後にこれだけコメントさせてください。 大臣、これはやはり決算の日程の問題なんですね。株主総会の日程に追い立てられて、監査証明どうするという話になっちゃうんです。ですから、監査計画を立てて幾ら効率的にやっても、いざ手を動かさなきゃいけないとい...全文を見る | ||
05月25日 | 第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号 議事録を見る | ○鷲尾委員 民進党の鷲尾でございます。 四十五分お時間をいただいておりますので、早速質問をさせていただきたいと思います。 まずは日銀の黒田総裁にお聞きをいたしたいというふうに思います。 これまでも質問るるあったと思いますけれども、政府・与党内で消費税増税延期の議論とい...全文を見る |
○鷲尾委員 今現在、与野党の議論をごらんになっていて、どのようにお感じになりますか。 | ||
○鷲尾委員 これ以上聞いても同じ答えになりそうなので、私は余りしつこくないので次の質問に移りたいというふうに思いますけれども、その物価の目標達成によって何がもたらされるとお考えになっているかということです。 というのは、既にいわばもう完全雇用を上回る水準となりまして、総裁御自...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今の御答弁をお聞きしてもちょっといまいち判然としないところがありまして、いつもの御説明の範囲だというふうには思うんですけれども。 デフレから脱却しないと、消費は低迷するし株価も下落してしまうしという話でいきますと、消費につきましてはいろいろな議論があると思いますけ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 お話を聞いておりますと、やはり、日銀の金融政策だけではどうにもならない感じがいたしております。今の総裁の御答弁でもそうなんですけれども、金融政策だけではちょっともうどうしようもない状況になっているのかなということを、改めて、御答弁をお聞きしながら認識をいたした次第であ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 それでは続きまして、三月に金融庁から会計監査の在り方に関する懇談会の報告が出ております。それに関連いたしまして質問をさせていただきたいというふうに思います。 東芝の不正会計問題でございます。これは、現行の開示制度自体が問題との指摘もございます。というのは、日本と諸...全文を見る | ||
○鷲尾委員 そのとおりだと思うんです。つまり、日本は少ないということを申し上げたいわけであります。 監査実務において、特に今回も監査法人が処分を受けましたけれども、不正を見抜くことができなかったということでありました。課徴金納付命令まで出たわけでありますけれども、それにつきま...全文を見る | ||
○鷲尾委員 自社への関心が高まるのを避ける、これは、会社法、金商法を含めて、IR上大変な問題だと思いますよ。やはり、しっかり時間をとっていただいた方が私はいいと思うんです。 諸外国では、当然のように、極端に集中している状況ではありませんし、むしろ、決算日後四カ月目以降に株主総...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣に通告していない中で御答弁いただいて恐縮だったんですけれども、やはり、コーポレートガバナンス・コードというのを金融庁もつくっていますし、そういったものを各社しっかりとみずからコーポレートガバナンスを守っているんだぞということを市場に対してもアピールしているというこ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣が御関心ということで大変ありがたいというふうに思っているんですが、企業は企業でこれ自体もやはり手間だと考えていますし、監査をする側からいっても、もっと有効性の高い、効率性の高い監査をしたい。これを考えると、もうそろそろ考えないと、確かにその趣旨、目的は若干違えど、...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ちょっと時間がなくなってきたので幾つか飛ばさせてもらいますけれども、コーポレートガバナンス・コードに記載のとおり、高品質な監査の実施のために十分な監査時間の確保が必要で、監査報酬も必要だと私は思っているんです。これはコーポレートガバナンス・コードにある話ですから、その...全文を見る | ||
○鷲尾委員 これは金融庁からもしっかり指導していただかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思うんです。 というのは、実際は、大臣からの御発言でもあったとおり、さまざまな歴史的経緯はあるんですけれども、アメリカと単純に比較しますと、監査時間でいきますと、日本が約五千時間に対...全文を見る | ||
○鷲尾委員 そのとおりですね。コーポレートガバナンス・コードをせっかくつくっても、結局、いや、全企業これを遵守しています、そんなの投資家向けの単なるアリバイづくりになったら、では、コーポレートガバナンス・コードは要らないじゃないかという話になります。投資家も、やはりコーポレートガ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 必要なのは、検査がしっかりできる人材をしっかりと育成をしていくという視点だと思います。余り手続論に終始を、もちろん、検査上おかしいというのは当然指摘をいただきたいですけれども、人のあらを探すだけに熱心になってしまって、それ以外の部分がお粗末になってしまうということです...全文を見る | ||
○鷲尾委員 時間がなくなりましたのでこれで終わります。ありがとうございました。 | ||
10月21日 | 第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号 議事録を見る | ○鷲尾委員 久しぶりに国会の質問に立たせていただきます。また、今国会も財務金融委員としてお世話になりますので、委員長を初め皆様方、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、早速質問をさせていただきたいというふうに思いますが、ちょっと風邪ぎみでございまして、鼻水等、若干お聞き...全文を見る |
○鷲尾委員 日本と大分経済の構造が異なってきているなと思いますが、きょうはちょっと資料も準備させていただいたんですけれども、私にしては珍しく、しかもカラーの資料を準備させていただきましたので、ごらんになっていただきたいと思います。 これはスライドの一ページ目と言うんですか、表...全文を見る | ||
○鷲尾委員 大臣、済みません、ちょっと通告していませんけれども、これまでのやりとりをお聞きになっていただいて、大臣もあのリーマン・ショックのときは総理として非常に危機に対処されたと認識しておりますけれども、この間は、アメリカは結局消費主導型なんですけれども、例えば、製造業の労働者...全文を見る | ||
○鷲尾委員 そうなりますと、資料で見ていただいた日本のこのマイナス一・一%というのがなかなか難しいような聞こえ方でございますね、大臣。 ちょっと次の質問に移らせていただきたいというふうに思います。 続いてヨーロッパの方の金融情勢についてでございますけれども、二枚目のスライ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 不良資産というか不良債権といいましょうか、その処理をしつつ、それがどううまくいっているかどうかというのは、私も現場を見ていませんのでわかりませんけれども、一つ言えるのは、当然、金融機関ですから、規制当局もこれあり、その指導に基づいて、不良資産の処理でありますとか、自己...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今ほど総裁から、北米とアジアの方が中心だというお話がありました。一面、そうだともちろん私も思っておりますが、そのアジアの方でいきますと、ちょっと今度は中国経済の話に入りたいというふうに思いますけれども、入りたいというか、そんなに時間もありませんので、一問質問させていた...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ちょっと時間がなくなってまいりましたので質問をさせていただきたい項目を若干はしょりまして、せっかく資料をつくってまいりましたので、資料をちょっと、最終ページでございますけれども、日本の公的部門がいかに拡大しており、民間部門が縮小しているかということでございます。 ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ちょっと大臣にしては、最後何か物が挟まったような気持ちがいたしますが、こういうときにずばっと言っていただけるのが大臣じゃないかなと。 各社、いろいろな強みを持つ会社、弱みを持つ会社ごとですから、業界がまとまるのもなかなか大変な中でロビー活動が盛んになっているとも聞...全文を見る | ||
10月28日 | 第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号 議事録を見る | ○鷲尾委員 民進党の鷲尾でございます。 きょうは、四十分時間をいただきまして質問させていただきたいと思いますけれども、きょうも黒田総裁にお越しをいただいておりまして、冒頭、三問だけちょっと質問させていただいて、それから、総裁は御公務だということで退席していただいて結構でありま...全文を見る |
○鷲尾委員 九月二十一日に日銀が発表されましたいわゆる総括的な検証で、自然利子率が趨勢的に低下しているということで、なおのことでしょうけれども、期待へ強く働きかけて予想インフレ率を上げて、実質金利を下げていく必要があるという話でありました。自然利子率の低下トレンドをしっかりと指摘...全文を見る | ||
○鷲尾委員 期待されている度合いがどんどんと、総裁が就任当初からウナギ登りにこれは期待されているんじゃないか。そこの期待度合いも含めて御答弁をいただきたかったんですけれども、何か答弁席の表情を見ていますと、そのとおりということなのかなということを勝手に解釈をさせていただきまして、...全文を見る | ||
○鷲尾委員 市場参加者が何を期待しているかというところをもう少し全体の枠組みの中で適切に発信をしていただくと、確かに、総裁が常に意識をされているんだろうと私も思いますけれども、サプライズというか、予想を超えるものを発出することによってそれが期待形成につながるというのもわかるんです...全文を見る | ||
○鷲尾委員 今、金融市場の方も、主に、日本の年金基金がどう動くかとか日銀がどう動くかというところが株価にかなり影響を与える、こう言われてきております。ですから、そちらも、官製相場と言ったら語弊がありますけれども、かなり公的部門の役割が増大している。そして、今ごらんになっていただい...全文を見る | ||
○鷲尾委員 毎年この時期にやっている会合ということで、ちょうどその税制の議論もあることでございますし、私も大臣の答弁のとおりだと思っていますけれども、ぜひそういう政治の力で、今大臣が言った方向性がかえってゆがめられないような形で改正をお願いしたいということを強く私は申しておきたい...全文を見る | ||
○鷲尾委員 ただ、御承知のように、私の地元でも、日本最初の地ビールでエチゴビールとかあるんですけれども、確かに、果汁だとかハーブとかスパイスとか、大臣がおっしゃるとおりいろいろあるんですけれども、逆に言えば、これはかなりビジネスチャンスになりますよね。これは今政権でやられている地...全文を見る | ||
○鷲尾委員 そこで少し議論をさせていただきたいんですけれども、グローバルに展開する多国籍企業の租税回避が進む中、イギリスのナイジェル・ローソン貴族院議員、この方は一九八三年から八九年までサッチャー元首相のもとで財務大臣を務めた方でありますけれども、同氏がテレグラフ紙のインタビュー...全文を見る | ||
○鷲尾委員 最後に、今、租税回避の問題を私は取り上げました。不公正な租税回避に対して本格的に日本は取り組んでいくんだということ、日本こそしっかりそれは取り組んでいこう、逆に、世界のその議論をリードしていくという気概があってもいいと思うんです。 最後、大臣にそこのところを、これ...全文を見る | ||
○鷲尾委員 時間が来たので終わらせていただきます。質疑通告してきょう質問しなかった分はまた別の機会にさせていただきたいと思います。 大臣、御協力ありがとうございました。 以上とさせていただきます。 | ||
11月21日 | 第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○鷲尾分科員 民進党の鷲尾でございます。 きょうは決算行政監視委員会の第四分科会ということで、質問の機会をいただきました。 早速ですが、三十分という限られた時間でございますので、質問に入らせていただきたいと思います。 まず、大臣に、これはちょっと質疑通告していないとこ...全文を見る |
○鷲尾分科員 それは、ということは、野党系の知事であっても、何ら気にすることはないぞ、心配することはないぞ、こういうことでよろしかったですか。 | ||
○鷲尾分科員 それでは、早速、これからは質問通告しているものに入りたいと思うんです。 私の地元の燕市でも、国交省から大事業を行っていただいておりまして、一番大きいのは、大河津分水の下流域の拡幅工事、これは着々と準備、調査が進められていまして、非常にこれはありがたいと、地元でも...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 これは当局が一番よくわかっていますけれども、前知事の地方分権に関するかなり強い意向が働いた、これが事実だというふうに思っておりますが、先ほど申し上げたように、知事が新しくかわりまして、これはもうまるっきり違う形で進めていける環境にあるんじゃないか、こういうふうに思っ...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 かなり環境が変わってくると思いますので、ぜひ前向きにお願いしたいな、こういうふうに思うところであります。 それから、同じく燕市の話といきたいところでありますが、この百十六号線が柏崎の方に入りますと、国道八号線という形に変わってまいります。柏崎というのは、つい先日...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 ちょっと前に質問した答弁と変わっていないというところがせつないところでございますね。そこからどう進んだのかというところを質問したかったわけでありますけれども、今の答弁の状況ですと、二〇一四年に質問したのと全く状況が変わっていないということになるんじゃないかと思ってい...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 調べていただいてわかっていると思うんですけれども、原子力発電所に隣接しておりまして、しかし、かなり道路の幅が狭い状況でありまして、しかも、小学校があるんですけれども、歩道がないという、そんな道路にもなっていまして、これはもう安全確保としてはぜひとも緊急にやっていただ...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 今ほど御答弁いただいたとおりでありまして、観光振興と島民の安全確保という部分で、この国道三百五十号線というのはおもしろくて、これは大臣、海の国道なんですよ。海上も国道三百五十号線になっています。新潟市から海上を三百五十号線に入りまして、両津側から今度は小木の方まで行...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 それを聞いて安心をいたしたところでありまして、もともと計画が今年度内なので何とか今年度中にしっかりと整備が終わっていただきたいな、このように思っているところでありますが、引き続き、これは御注力をいただけたらありがたいなというふうに思っております。 最後に、港湾整...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 ということで、大臣に、最後、ちょっとお言葉をいただきたいと思っておりますが、どれもこれも、今当局から御答弁いただいたように、極めて必要性の高い事業で、予算もついているという状況でございます。新しい知事のもと、新潟県もまた新たな連携を当局同士しっかりと結びながらやって...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 ありがとうございます。 それでは、続きまして、ちょっときょうは観光庁にも来ていただいておりますけれども、インバウンドはふえておりまして、史上空前の外国人観光客だというふうに聞いておりますけれども、実際、この外国人観光客がどれだけお金を落としていってくれているのか...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 おっしゃるとおりで、日本人相手に基本的にはやってきた、それを海外の観光客に対してどう対応していくか。 もちろん、こちらとして、国内の業者が積極的に対応していかなきゃいけないというのはあると思うんですけれども、海外の代理店さんというよりも、むしろ国内の代理店さんが...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 いい御答弁をいただいたなというふうに思っておりますが、その着地型ということ、そしてまた地域を含めてというところなんですけれども、先ほど少し御紹介をしました国境離島について、新しく議員立法を成立させまして、新たに交付金事業をこれから行っていくよということになっておりま...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 最後にちょっとこれだけ。もう時間が来ていますので終わりにしたいと思いますけれども、新しい交付金ですから、新しいやり方で離島が外国人観光客を誘致しようと。これについては、できるだけ幅広に、そのアイデアのよさというのを踏まえて、よし、これはいいぞということでお認めいただ...全文を見る | ||
○鷲尾分科員 質問を終わります。ありがとうございました。 |