川田龍平

かわだりゅうへい

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

川田龍平の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○委員以外の議員(川田龍平君) 川田龍平です。  こんなに早く厚生労働委員会で質問に立てるとは夢にも思っておりませんでした。筆頭理事の家西悟委員を始め、本当に皆さんの御協力、本当にありがとうございます。  私自身、薬害エイズの被害者として薬害をなくしたい、その思いで国会議員に...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) この件に関して、先ほど大臣は何度もきちんと支援策についても対応してまいりたいということをお答えいただきましたが、具体的に是非その対応策について、支援策についてお答えいただきたいと思います。
○委員以外の議員(川田龍平君) それでは納得いかないところがありますが、次にまた質問させていただきたいと思います。  次に、この法律で救われない人たち、特に輸血による肝炎感染者については、二〇〇三年以降は総合対策が取られていると言われています。治療費の助成法案での審議対象にもも...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) 是非進めていただきたいと思います。  それでは、この法案の提案者で山井議員に質問しますが、この法案の獲得性の傷病に係る投与に限る条項についてはというところが法の下の平等という観点では問題があるのではないかと思いますが、こういった法案についての削除...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) これは早急に具体的な、引き続き議論していく課題ということですので、是非私もその協議に参加させていただきたいと思いますが、この議論を是非進めていただきたいと思っています。  それでは次に、私は、薬害エイズの裁判和解後の九六年四月十二日の厚生委員会に...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) 是非それはもう検証していただいて、こうした薬害が二度と起こらないようなことを、やっぱり是非この真相究明をしていただきたいと思っています。  また、最後に議員立法の提案をしたいと思いますが、なぜ薬害が繰り返されるのかというと、企業と官僚の癒着が一つ...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) 是非、審議会に任せるのではなく、大臣のその考えをお聞きしたいと思いますが、大臣は賛成か反対か、お聞きしたいと思います。
○委員以外の議員(川田龍平君) 是非法制化をお願いしたいと思います。  最初に岩本委員長にお礼を申し上げなければいけなかったんですが、ちょっと最後になりましたが、本当に、今日はこうした質問の機会を設けていただきまして、本当に委員長、本当にありがとうございました。皆さん、ありがと...全文を見る
03月25日第169回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○川田龍平君 時間もありませんので、早速本題に入らせていただきます。  ダボス会議で、福田首相は、CO2の削減の数値目標を示さずに、目達計画では経済産業省の反対により排出権取引と環境税が先送りとなり、経済産業省が五十二兆円掛けてもなお二〇二〇年オールドAWG国際合意を達成できな...全文を見る
○川田龍平君 是非この点についてやはり一致した見解を持って取り組んでいただきたいと思います。  そして、この経済産業省の長期エネルギー需給見通しには、二〇二〇年CO2削減のために、家庭部門は二十六・七兆円を省エネ家電などの購入で負担し、企業は家庭よりも額が低い二十五・六兆円を負...全文を見る
○川田龍平君 家庭に対してだけではなく企業に対しても何らかの強制的な措置が必要じゃないかと思いますが、時間がないので次に行かせていただきます。  長期エネルギー需給見通しは生態系に悪影響を及ぼす原子力を前提としている点について質問したいと思います。  この前回の環境委員会で、...全文を見る
○川田龍平君 その再生可能エネルギーについては巨大ダムなども水力に入っておりまして、日本の再生可能エネルギー、これは特に新エネルギーというときは小水力発電などを指していることを改めてここで念押ししておきたいと思います。  そういう意味で、こういった新エネルギーを是非、今後促進し...全文を見る
○川田龍平君 十三のうちの九原発が計画どおり稼働という話も実は空想的だと思っているんですが、この報告書は原発の稼働率八〇%を前提に書かれているので、甚だ疑問です。現実に厳しく客観的に向かい合うことが、事実に向かい合うことが必要ではないでしょうか。  〇二年から〇七年までの稼働率...全文を見る
○川田龍平君 最近の耐震について、この問題が起きてからの、それから事故隠しの報告があってからの、そういった稼働率が今動いていないという、この今の現実を是非受け止めていただき、八〇%の稼働率という想定がいかに現実離れしているかということが是非考えていただきたいと思います。  そし...全文を見る
○川田龍平君 キロワット時で言っていただくとどれぐらいになりますか。
○川田龍平君 大体一年間、柏崎刈羽原発が一年間動かないと想定すると、実はCO2は二千八百万トンだと、増えるということが東京電力の方から出ているんですけれども、この二千八百万トンという数値は九〇年総量の十二億六千百万トンの何%かというと、二・二%に当たります。二〇〇六年度、柏崎刈羽...全文を見る
○川田龍平君 早い時期ということですが、それは極めて主観的ではないかと思います。というのは、今、中越沖地震とその後の耐震チェックで活断層が隠されていたという指摘、さらには想定地震動のS1をはるかに超えるS2を超え、金属疲労の観点から稼働できないという指摘があり、永久停止しかないと...全文を見る
○川田龍平君 それは経済産業省の主観的思い込みではないかと思っているんですが、昨年十二月末になりますが、新潟県の泉田知事、先ほど松野議員の方からも新潟の話が出ましたけれども、新潟県の中越沖地震復興ビジョン復興策定専門家会議を立ち上げていて、その中で、原子力発電所の今後と地域づくり...全文を見る
○川田龍平君 今後のことになるかと思うんですが、このやっぱり世論を無視した原子力強要が前提の長期計画に無理があるということを言っておきたいと思います。  そもそも、二〇一〇年までに二十基の原発増設としていましたが、現在増設は五基程度という現実、そして二番目には原発は小回りで利か...全文を見る
○川田龍平君 その想定外のことも起きますので必ずしもそういう漏れないということを保証はできないと思いますので、是非その辺のしっかりとした対策を取っていただきたいと思っております。  そして、この報告書によりますと、エネルギー起源のCO2総排出量は二〇二〇年のマイナス三%、二〇三...全文を見る
○川田龍平君 是非、排出権取引の問題や環境税抜きで実現できるのかどうかということについて、まず環境省と経済産業省にお願いします。
○川田龍平君 最後に、環境大臣は今の経済産業省とのやり取りを聞いていただいてどのように受け止めておられますか。また、京都議定書の枠においても、この二〇一二年までにおいても排出権取引について積極的な発言をされておられます。六%を二〇一三年までに削減する、及び二〇二〇年、二五から四〇...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。  終わります。ありがとうございました。
03月27日第169回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○川田龍平君 今日は貴重な時間をいただきましてありがとうございます。いつもより長くて、今までは短くて何度も通告していたごみ政策についての質問がずっとできなかったものですから、今日はごみ政策、ごみゼロ政策について伺います。  海外では、この五年、ゼロウエイスト、燃やさないごみ政策...全文を見る
○川田龍平君 日本では、環境省が循環型社会、低炭素社会、自然共生社会という三つの社会将来像の統合を前提にした第二次の循環型社会形成推進基本計画、廃棄物処理施設計画を二十五日に閣議決定をされました。  この基本計画では、循環型社会に向け、できる限り廃棄物の排出を抑制し、次に、廃棄...全文を見る
○川田龍平君 是非余り順位を入れ替えないで基本的な政策でやっていただきたいと思うんですが、平成二十年度環境省予算の合計二千二百四十億円のうち、廃棄物処理施設整備費七百九十九億円が占める割合はこの全体の三五・七%、つまり環境省の予算の三分の一以上がごみ焼却炉を中心とした廃棄物処理施...全文を見る
○川田龍平君 この3R施策の徹底では、やっぱり焼却には向かわないはずです。これは、循環型社会基本計画でも処理施設計画でも、焼却はやはりやむを得ないと明確に書かれているんですけれども、その有効利用としての熱利用、廃棄物発電が施設計画に位置付けられているために、本来、焼却は避けなけれ...全文を見る
○川田龍平君 是非、やむを得ない焼却という点に立って、昨日の東京新聞の一面にも足立区で小学生が野菜くずを学校に持っていくと野菜と交換してもらえるというようなことをやっていたり、そういった堆肥化などを進めることによってやはりしっかりとした、ごみを減らすと、燃やさないという方向に是非...全文を見る
○川田龍平君 大臣、ちょっとよく考えてみていただきたいんですが、3Rを徹底すれば焼却する廃棄物の総量、容量というのは少なくなるはずです。廃棄物が減量されれば廃棄物発電の熱量も減りますし、ガス化溶融炉にしても灰溶融炉にしても灰そのものの量が少なくなります。そうすると、リサイクルされ...全文を見る
○川田龍平君 その3Rが脱焼却、脱埋立てのゼロウエイストに向かってほしいと思っています。昨日もテレビで徳島県の上勝町のゼロウエイスト、脱焼却、脱埋立ての町の暮らしを扱うドキュメンタリーをやっていました。この上勝町は、二〇二〇年にゼロウエイスト実現を掲げて取り組んでいます。  私...全文を見る
○川田龍平君 循環型社会形成推進交付金によって誘導されてきた灰溶融炉、ガス化溶融炉などがこの五年間の間に、灰溶融炉は全国百十六か所、ガス化溶融炉が八十一か所と全国に広がりました。岐阜県のサンクリーンでの死者を出す事故の続出など、未完成技術であることが明らかになって、一方でリサイク...全文を見る
○川田龍平君 地域差によってこれは利用率が変わってくるようなんですけれども、私が調べた静岡市では〇五年に四千九百三十トン中二千二百六十トン、四五・八%が未利用、利用であっても半分は無料、〇六年の七千七百九十七トン中四千七百八十五トンで、六一%が未利用という実態があります。半分以上...全文を見る
○川田龍平君 国土交通省にお伺いしたいんですが、この溶融スラグの使用計画についてはどのようなものになっていますか。また、その安全性についてはどのように認識されているのか。工事で使った箇所についてのデータがあったら教えてください。
○川田龍平君 そのデータについてはまた後で聞きたいと思いますけれども、経済産業省の方に、JIS規格でこの安全性が証明されているということなんですけれども、その安全性はどのように担保されておりますでしょうか。販売される溶融スラグの定期的なチェックの体制はどうなっているのか。また、酸...全文を見る
○川田龍平君 環境省は、この溶融スラグについて交付金制度で政策を誘導しているわけですけれども、この安全性の問題があり品質が不安定だということも一方では指摘されています。アスファルト、路盤材、埋め戻しなどに利用されているこの溶融スラグですが、土壌汚染対策の観点から、どこにどれくらい...全文を見る
○川田龍平君 土壌汚染対策法がこの委員会で是非審議されてほしいと思っているんですが、その中でまた、酸性雨のことなど関連の質問をさせていただきたいと思います。  次に、ちょっと時間もありません、次に行かせていただきますが、静岡では有料売払い先というのが公表されていて、この安全性に...全文を見る
○川田龍平君 もう時間ですので終わりますが、やっぱり技術的にできていないところが多く、全国で止まったり、一年間もう東京都は止まっているわけですね。本当にそういったことの計画、さらには二十三区の廃プラスチックが四月一日から焼却の方に回されて、分別が進められていたにもかかわらず燃やす...全文を見る
04月08日第169回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○川田龍平君 時間もありませんので、予定していた質問の一番目と二番目を省略して三番目からお話ししたいと思いますが、補償の財源となる制度設計についてお聞きいたします。  先ほど暫定税率との関係で財源の不安定性についての質問もありましたけれども、大気汚染公害の被害者への補償額の費用...全文を見る
○川田龍平君 この古い枠組みのままでいいという見解のようですけれども、本来、二割についても自動車メーカーが負担すべきではないのかというふうに考えます。そして、SO2が減少し、NO2、PMが増えている中で、しかも幹線沿いの汚染度は高いという現実もある中で、固定発生源の八割というこの...全文を見る
○川田龍平君 この議論については五年前の参議院のこの委員会におきましてもずっと繰り返し議論されていることでありまして、因果関係という一見科学的対応を装いながらも、実はぜんそく患者の皆さんの苦しみが放置されています。東京都や川崎市など、自治体は目の前の患者さんを見捨てることができず...全文を見る
○川田龍平君 それでは、観点を変えて質問したいと思います。  汚染源の排出抑制は単体規制や走行規制、バイオ燃料、渋滞対策などいろいろあるかと思いますが、本来的に自動車の移動量の総量抑制というのが必要であると思いますが、国土交通省の方、どのように考えますか。
○川田龍平君 是非、地球温暖化防止への取組としてこの公共交通、LRT、鉄道輸送などを是非今後推進していただきたいと思います。  それで、次にちょっと時間もありませんので行かせていただきますが、道路建設に伴う公害被害、自動車重量税の暫定期限切れに関連して質問してきましたけれども、...全文を見る
○川田龍平君 工事自体から排出される汚染物質やCO2はもちろんですが、工事によって渇水が起き、これによって生物が死滅、また木が枯れて、生物多様性が破壊されることによってCO2クライシスが起きるということのリスク、またさらに道路を造ることで逆に車が増えて、CO2を減らそうとして逆に...全文を見る
○川田龍平君 圏央道の建設による明治の森高尾国定公園に高尾山トンネルの工事が計画されて既に着工されているわけですけれども、この自然への影響が大変心配されております。野鳥も多くいますが、多種類の昆虫の生息地として有名なところです。東京にもこんなに自然豊かなところがある。自然環境を保...全文を見る
○川田龍平君 それでは、そのトンネル工事によって、明治の森高尾国定公園内でトンネル工事の南坑口付近での沢がれ、それから妙音谷での沢がれ、湧水がれの事実があったんですけれども、それは把握していることでしょうか。
○川田龍平君 是非、環境省の方でも事実を掌握してほしいと思います。  それから、国土交通省にも同じ質問で、この事実があることについて把握しているかどうか、国土交通省の方からもお願いします。
○川田龍平君 それでは、八王子城跡トンネル工事の観測体制というのはどうなっているのでしょうか。それを国土交通省の方、ちょっと質問省いていますけれども、お願いします。
○川田龍平君 文化庁にお尋ねします。  観測孔及び御主殿の滝がれは、国指定史跡の八王子城跡内にあるということですが、文化庁として、国史跡内にトンネル工事が行われることに対して、文化財保護法に基づいての所見、あるいは工事に対する条件を付しているのかどうか、お答えいただきたいと思い...全文を見る
○川田龍平君 時間がありませんので最後にいたしたいと思いますが、この八王子城跡トンネルで行われてきたような観測が、実は高尾山トンネルの方では観測孔が今外されて観測がされていないところが一部あるかと思います。その件に関して、やはりこの高尾山も非常に豊かな自然が残っておりまして、この...全文を見る
○川田龍平君 是非、トンネルではなく迂回ということも検討していただきながら、最近は高尾山もいやしのスポットとして多くの方が訪れて、昨年は安倍前首相も十二月に訪れたというのも現地の人に聞いてきました。本当にたくさんの人がいらしていますので、本当に子や孫に高尾の貴重な自然を守るために...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○川田龍平君 川田龍平です。  今回の法律は、アメリカにおける中国から輸入したペットフードによる犬、猫の死亡事件をきっかけに、日本でも同じメラミン入り飼料が発見されて自主回収されたことから提案されています。  この法の趣旨は、ペットフードにも食品衛生法や飼料安全法など人間や家...全文を見る
○川田龍平君 おとといの審議でも、EUなどの諸法制との比較が、この動物福祉、スリーRという言葉も出ておりました。このペット飼料の安全性についてそこで、人間でいえば人権ということですけれども、動物の場合には、この保護に関する、愛がん動物であるペットと実験動物の福祉に関しては動物の愛...全文を見る
○川田龍平君 日本においても、国際的に普及、定着している動物実験及び実験動物の福祉の基本理念としての動物の苦痛の軽減、リファインメント、使用数の削減、リダクション、代替法の活用、リプレースメントのスリーRを推進していると今お答えもありました。ただ、市民団体からは、実験動物使用数の...全文を見る
○川田龍平君 その個体数を確認はできていないという答えもありましたので、環境省の方に是非改善策を検討していただきたいと思います。それで、改善策はありますでしょうかということで、環境省の方にお願いします。
○川田龍平君 今回の法案は輸入飼料が発端ですが、現在の輸入飼料の自給率、先ほど小川委員からも質問がありまして、ただ、この日本産、外国産ということが、その原料のことも含めますと日本の自給率は大変低いという指摘もございました。そうした飼料の自給率の問題についてどのように考えていくのか...全文を見る
○川田龍平君 農水省はフードマイレージの観点から農水産物の自給の必要性を打ち出しています。日本のフードマイレージは世界で一番です。輸入する食料と移動する距離の積は九千二億八百万トンキロメートルで、二位の韓国が三千百七十一億六千九百万トンキロメートルで約三倍になります。自給率を高め...全文を見る
○川田龍平君 それでは、温暖化防止の観点から環境省はこのフードマイレージについてはどう考えているか、お聞かせいただければと思います。
○川田龍平君 観点を変えて質問させていただきます。  輸入ギョーザ事件をきっかけに福田首相は消費者庁法の制定に尽力されています。既に消費者行政推進会議が開催され、消費者行政にかかわる七十近い法律に関するヒアリングや資料収集を行われていると聞いています。一方で省庁の抵抗も強いとい...全文を見る
○川田龍平君 その掛け声の割には相当な省庁が抵抗をしているということでありますが、私の当事者性でいうと、薬害の問題、薬事法について大変興味があります。  ヒアリングもされているようですが、内閣府としては消費者庁設置に向けて薬害はどのような位置付けの議論として展開しようとしている...全文を見る
○川田龍平君 私自身は超党派で薬害根絶に向けての患者の権利、被験者保護法案作成を目指して勉強会を重ねており、今後、消費者庁との関連も含め提言していきたいと考えております。  ただ、今般、厚労省では、医療費抑制策の一環として医療用医薬品のうち成分で指定して大幅にOTC化、これは医...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。
○川田龍平君 先ほどからもお話がありました土壌汚染対策法は、二〇〇二年に施行され、今回、民主党、田中康夫さんからの法律の一部改正法が提案されていますが、直接的きっかけとしては、東京都の築地市場の移転先の豊洲地区の土壌汚染でした。既に各党の委員の方からも質問が出ていますので、基本的...全文を見る
○川田龍平君 想定していた質問の答えまでしていただきまして、ありがとうございます。  法の第四条の土壌汚染による健康被害が生じるおそれがある土地の調査に都道府県知事の権限があって対応が可能であるということなんですが、ただ、これまでこの発動はされておらず、市も県も行政責任を回避し...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  現行法の改正を考えるとき、根本に立ち返ると、そもそもどのような物質を汚染物質とするかが問題になります。  そこで、観点を変えて、この法の有害物質には規定されていない放射性物質による土壌汚染、海底土壌汚染について考えてみたいと思います。 ...全文を見る
○川田龍平君 この肥料取締法の中に今規定されているわけですが、法律の中では有害物質として放射性物質は規定されていません。規定がない以上チェックはできません。  私もこの中部電力の件は古い話と思っておりましたが、この特殊肥料は、中部電力発電所だけではなく、東京電力においても福島県...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  もう一例挙げます。  三重県の石原産業が六価クロムや弗素の溶出したフェロシルトによる土壌汚染が問題となり、撤去作業、告発、裁判となり、ほぼ問題が終了したと言われています。当初よりチタンに含まれる放射能汚染が岐阜県、三重県の住民グループか...全文を見る
○川田龍平君 助言、指導するといっても法律による規制がないわけですから、こうしたことは繰り返されてしまいます。既に七年以上も前、参議院でも香川県での放射性チタン廃棄物問題が取り上げられています。一方で、クリアランス法という、低レベル放射性廃棄物のすそ切りで、原子力発電所からの廃棄...全文を見る
○川田龍平君 是非環境省の方でしっかりとした対策を、放射性物質に対する対策を取っていただきたいと思っています。  というのは、こうしたほかの省庁に任せてこうした放置状態が、再処理工場について濃度規制がない、あっても三か月の平均線量規制、三か月平均で取っていく、結果的には全量放出...全文を見る
05月27日第169回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○川田龍平君 大臣会合、御苦労さまでした。  既に多くの委員の方からも質問も出ていますけれども、この中期の目標について私自身も是非大臣に伺っておきたいと思いますが、一番間近には、市田議員に対して二つのやり方、数値を高めにしてリードをする、また、すべての国が参加することに重きを置...全文を見る
○川田龍平君 そうしますと、やはり洞爺湖サミットにおきまして数値目標を、中期の数値目標を公表すべきと考えているのか否かについてお伺いしたいと思います。
○川田龍平君 先ほど市田議員からも東京都の例が出ましたけれども、東京都の動きが大変目立っています。排出権取引の動きについて、この東京都の動きについてどのように考えておりますでしょうか。
○川田龍平君 さて、この改正法について、その目達計画を確実にするために排出量の上限規制、それから自主行動計画の法定化、協定化、また炭素税の導入や再生エネルギーの固定価格買取り制度などの対策を含んでいませんが、今回の法案が京都議定書マイナス六%の担保となり得るかは甚だ疑問があります...全文を見る
○川田龍平君 本会議におきまして加藤先生もキャスティング、いらっしゃいませんけど、キャスティングの話であったり、それからイギリスの方の法案では五年ごと、またアメリカの方の法案でも一年ごとにそうした排出制限をするというような話も出てきています。こうした、この今の改正法では書かれてい...全文を見る
○川田龍平君 石炭だけではなく、二酸化炭素を排出する発電ではなくほかの新エネルギーの開発の方にもっと割くべきではないかと思いますが、今現在は事実上、特別会計でほとんどが新エネの方に経産省、環境省の共管で使われているというふうに認識しておりますこの予算ですが、衆議院の環境委員会で参...全文を見る
○川田龍平君 この問題についても既に多くの委員の方から指摘がされているんですが、二〇〇六年度の排出量のうち、三十六の事業所が一部ガスの排出量を非開示、三十三の事業所が事業所合計まで非開示、さらに三事業所は事業者合計まで非開示という、法制度の趣旨を逸脱しかねない対応をされております...全文を見る
○川田龍平君 この趣旨からすれば、自治体の開示があってもなくても国は公表すべきではないかと考えます。  そこで一つの事例ですが、中央環境審議会と産業構造審議会は二〇〇七年の二月から六回にわたって合同で審議会を開催し、特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関す...全文を見る
○川田龍平君 経産省さんにもお願いします。
○川田龍平君 この非開示問題について都道府県に聞いてみましたところ、例えば岡山県の見解は、JFEに関しては排出量が多いこと、非公開であることの問題意識はある。企業の事情によって経済産業省が法にのっとって非公開を認めている事情も承知している。違法状態ではない。しかし、県としては今年...全文を見る
○川田龍平君 地方自治体の削減の実行計画を立てることがこの改正法で義務付けられておりますが、その削減計画は事業者単位で行われるのに、自治体の中で占める排出量が極めて大きい事業所の総量を知らずにどうやって計画を立てるのかということになります。これについてもお聞きしたいと思いますが、...全文を見る
○川田龍平君 大臣に今の件でちょっと。ちょっと途中をはしょってしまうんですが、この公表制度、やはり一律に公表すべきではないかと考えるんですが、いかがお考えでしょうか。
○川田龍平君 テーマを変え、ちょっと違うんですが、先日オーストラリアのNGO団体が発題者にして、日本のNGO団体と共催でタスマニア原生林の伐採とグリーン購入法・紙類基準改定問題と題する院内集会が開催されました。民主党の福山議員がリードする形で、私自身も関与させてもらいながら、短時...全文を見る
○川田龍平君 日本の森林問題を統括する林野庁は、このタスマニア問題についてはどのような認識を持たれているのか、また、日本の製紙原料の四分の三が輸入原料で極めて木材自給率が低く、タスマニアの自然破壊による輸入チップで日本の紙生産が行われている現状についてはどのような認識を持っておら...全文を見る
○川田龍平君 この自給率の低い日本に、タスマニアからの輸出が日本の製紙業界を支え、それがAFSで括弧付き合法性を与えられています。この認証制度の世界の現状と、認証制度の格付があるとするとAFSはどのような水準として評価しているのか、伺いたいと思います。
○川田龍平君 果たしてこのAFS認証制度が、グリーン購入法との絡みでもこの認証制度というのが利用されて、古紙が今一〇〇%リサイクルではなくなってきている現状で、この認証制度というのがグリーン購入法との絡みでもあるわけですが、本当にこの生物多様性の保護につながるような認証制度である...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。
○川田龍平君 今法律は、生物多様性や生態系を体系的に保護する法律がない中、NGOの方々が二〇〇三年に野生生物保護基本法案をまとめ、そして、今回民主党の皆さんから、現行の自然保護法制では限界があるとして、議員立法として生物多様性基本法を提出され、衆議院環境委員会で協議の上、委員長提...全文を見る
○川田龍平君 さて、この生物多様性国家戦略と安全保障国家戦略が具体的ケースでぶつかり合うときには、これは法の趣旨からすると、どんな形でその紛争を処理する制度設計になっているのか、お伺いいたします。
○川田龍平君 そのことについて、沖縄の辺野古の普天間基地の代替施設の建設の問題について、先ほど市田議員からも質問がありました。  ちょっと時間がもうなくなってきましたので途中をはしょって質問させていただきますが、アメリカのジュゴン訴訟において、ジュゴン配慮の資料としてジュゴンの...全文を見る
○川田龍平君 環境省は、昨年、レッドデータブックにこのジュゴンを加えましたが、ジュゴンをどのような位置付けで保護しようとしているのか、お伺いいたします。
○川田龍平君 最後に大臣、この生物多様性基本法が施行することで、この法の趣旨は今まで聞いてこられたジュゴン保護に関して生物多様性の保全という観点でどのような機能を発揮されていくのか、またこの法の成立に伴い関係法の改正とありますが、種の保存法によるジュゴン保護という観点からこの種の...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。是非そういった形でジュゴンを保護していただけますようよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。本当にありがとうございました。
06月03日第169回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○川田龍平君 参考人の方々、今日はお忙しい中、御意見をいただきまして、ありがとうございました。  私自身も三十代でして、江守参考人の、先ほど福山先生の質疑の中で若手専門家による報告書というのがありましたけれども、それに大変近い世代として、同じ世代として共感を持っているんですが、...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  加藤参考人の名古屋での取組について、特に廃棄物のごみの問題について積極的に取り組まれたということでお聞かせいただきまして、また具体的に名古屋での温暖化対策の話もお聞かせいただきまして、参考にできるところがたくさんあると思うんですが、特にご...全文を見る
○川田龍平君 名古屋市の六〇%削減戦略の中で、学者の二人の方が提言の中で、原子力発電所は二〇五〇年には廃炉になっているとしていて、太陽光エネルギーへの全面的なシフトをしているということがあるんですが、私は大変面白いと思っていて、先ほど早川参考人からも原子力発電所の稼働率の話につい...全文を見る
○川田龍平君 先ほど大塚参考人の方から、温室効果ガスの算定・報告・公表制度の見直しが今回、業務部門を中心に対象範囲が拡大する点について大きな意義があるということを述べられました。  ただ、今、その前に述べられました各事業所からの排出量を把握するということが、ほかの事業所の排出量...全文を見る
○川田龍平君 もう時間が迫っているんですが、先ほど、国内排出枠取引、炭素税について、再生可能エネルギーの固定買取り制度、サマータイムなど抜本的な手法でということも述べられていたので、是非参考にさせていただきたいと思っています。  それから、最後にちょっと一言だけ早川参考人に聞き...全文を見る
○川田龍平君 どうもありがとうございました。
○川田龍平君 私の方からは、昨五月二十二日に土壌汚染対策法改正案をめぐっての質疑の中で、三重県の石原産業の放射性廃棄物を含むチタン廃棄物のアイアンクレーの問題について質問をしました。昨日、この石原産業が化学兵器に転用可能な有毒ガスを経済産業省に無届けで製造していた問題で、三重県警...全文を見る
○川田龍平君 前回、私はこの住民運動をされている皆さんの声を代弁する形で質問させていただきましたが、環境省の答弁としましては、空間放射線量率が製造業者の自主管理基準を超過することが公表されていますので、このアイアンクレーにつきましては放射性物質及びこれによって汚染されたものに該当...全文を見る
○川田龍平君 質問時間もなくなってきましたので、ちょっとほかの質問もありますのでこの質問については終わらせていただきたいと思いますが、取りあえず、三重県の住民の方たちはこういった問題に真剣に悩まされていますので、是非、関係省庁お互いに協力し合って、この通達というのも、一九九一年に...全文を見る
○川田龍平君 この電気事業者の排出係数は今後の温暖化対策の基本的な排出量算定に使うための数値で、非公開というのはちょっと納得できるものではないところも実はあるんですが、議事録の開示請求をするとすると、具体的にどのような情報が非開示になるのかを改めて環境省にお伺いしたいと思います。
○川田龍平君 その第一回目の検討会で出された資料に、事業者別の排出量の算出及び公表についての中で、排出数値の使い方が記されています。例えば、今年度、二〇〇八年度報告について言えば、各事業者は今年の四月から六月末までの間に、ちょうど今の期間に二〇〇七年度の温室効果ガス排出量を報告す...全文を見る
○川田龍平君 努力をすればどうなるものなのかということで、是非、四月から六月までの間に前年度の電力販売量を含め詳細に総量をつかむわけですから排出係数を出すことも可能であると考えられますが、なぜ間に合わないのか。また、二〇〇五年度の排出係数が公表されたのは昨年の三月二十三日で、二〇...全文を見る
○川田龍平君 もう一点、気に掛かることがありまして、第一回目の検討会で電気事業連合会が、CDMの購入というのは非常に大きな金額で、これが係数に反映されないことは経営的にも大きなインパクトを与える、是非係数に反映できるようお願いしたいとありますが、この取扱いについてはどうなったのか...全文を見る
○川田龍平君 大臣に最後にお伺いしたいと思います。  この私は対応が間違っているのではないかと、正しいかどうかということで、二つの意味でおかしいと思っています。一つは、自らの努力で達成できない、あるいは今回、東京電力の柏崎刈羽原発の事故で、そのことで二千八百万トンのCO2が排出...全文を見る
○川田龍平君 大変ありがとうございました。
06月05日第169回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○川田龍平君 地球温暖化対策推進法改正に関しては、既に参考人質疑を含め先輩方の質疑も聞かせていただいて、ここに座っているだけでも本当に大変多くのことを学ばせてもらっています。  それで、今日はまず防衛省の地球温暖化対策について質疑させていただきたいと思います。  環境省にお伺...全文を見る
○川田龍平君 それでは、防衛省にお伺いいたします。  防衛省の地球温暖化対策としてのこの温暖化ガス削減計画のこれまでの現状と今後の計画、そしてこの五年度と六年度実績では九〇年比でどれくらい削減されていることになっているのかをお伺いしたいと思います。
○川田龍平君 この削減計画対象となる施設などはどのような防衛省施設でどのような範囲のものが入っており、その対象となる施設などの一年間の平均の排出量の総計はどれぐらいになるのでしょうか。
○川田龍平君 それの年間の総排出量というのは大体幾らぐらいになりますでしょうか。
○川田龍平君 ちょっと想定した数字と違ったんですが、年間の施設の、先ほど申しました二十五機関の年間の総排出量をお聞きしたんですけれども。一年間の約平均ですね。
○川田龍平君 先ほど、先に述べられた三百五十二万トンというのが、実はこの次に聞こうと思っていた防衛省の燃料調達の総量でして、その装備にかかわる燃料の調達をしている全部の燃料の総量として三百五十二万トンという数字が出ています。それが今回の二酸化炭素排出量としてあるわけですが、今回そ...全文を見る
○川田龍平君 今回テロ対策ということでインド洋でのアメリカ軍への給油をしてきましたけれども、アメリカ軍だけではありませんでしたが、二〇〇一年より供給量の合計と二酸化炭素排出量は幾らになるのか、また給油した艦船自身が出港から停泊、帰港までの消費燃料とその二酸化炭素排出量というのは幾...全文を見る
○川田龍平君 総量で結構です。
○川田龍平君 そうしますと、四十九万キロリットルだとすると、排出量は百二十七・九万トンということで、その数字はこの防衛省の一年間の総排出量の約三分の一に当たる量をインド洋での給油に使ってきたということであります。  これは、大きなCO2の排出ということになりますが、先日の環境委...全文を見る
○川田龍平君 環境省にお伺いしますが、幾つかのNGOなどでは軍縮を語らない温暖化防止キャンペーンとして厳しい批判も出されております。  B52戦略爆撃機が一時間当たり石油消費量は一万一千四百リットルで、二酸化炭素排出量は約三十トンと一時間で言われています。経済産業省は排出権取引...全文を見る
○川田龍平君 防衛省に改めてお伺いします。  今年一月の、テレビのTBSの「一秒の世界」という報道番組では、スウェーデンの研究機関の調査として、戦車一台一秒間に〇・八キログラムを排出していて、これは自動車の二百台分に当たると、さらに戦闘機の一機が三十八キログラムも一秒間に出して...全文を見る
○川田龍平君 最後に、この問題について大臣に、地球温暖化対策推進法改正では見える化ということが修正されております。  私はそうした、この防衛省の問題については、削減は難しくても見える化ということについては是非していただけないかと思うんですが、どうでしょうか。
○川田龍平君 それでは次に、廃棄物の問題について質問させていただきます。  先日も、三月二十五日の環境委員会で取り上げさせていただいたんですが、この問題では、全体としてごみの排出量が各種リサイクル法や国民の意識レベルの向上によって減量あるいは横ばい状態にありますが、しかしながら...全文を見る
○川田龍平君 低炭素社会と循環型社会ということの統合、結び目のところにこの廃棄物分野の焼却によるCO2発生があります。この有機質、廃棄物発電については有機質なのでCO2排出量にカウントされないということになっていますが、こうしたこともこのCO2の削減を遅らせる原因になっているので...全文を見る
○川田龍平君 それではもう終わりますが、今大きなテーマとなっているバイオ燃料についても、現在開催中の食料サミットでもバイオ燃料に対する批判が続出しています。先日のボンでの生物多様性をめぐる国際会議の中で、鴨下大臣も出席されていますが、バイオ燃料については国際的な枠組みの中でコント...全文を見る
06月10日第169回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○川田龍平君 既にほかの委員の方からも質疑がされました福田ビジョンが昨日発表されましたが、この地球温暖化対策、特に二〇二〇年の中期目標が〇五年比一四%削減、九〇年比で四%にも満たない削減と、バリ会議での二五から四〇%とはほど遠い内容です。これは経済産業省のエネルギー長期見通しで示...全文を見る
○川田龍平君 この件に関して、是非、この住民グループからは、先ほどの四省通達を厳守して、特定した廃棄物の回収及び法の整備を求める要望が出されておりますが、この回収の見通しと法の整備についての見解をお伺いしたいと思います。  環境省と文部科学省の方に、この回収の見通しと法の整備に...全文を見る
○川田龍平君 これは法の不備ではないかと考えますが、それについての答弁をいただいているとちょっと時間がなくなってしまいますので、次に行きますが。  ところで、この問題だけでなく、そもそもこの放射性物質の環境汚染についてはどの法律でどの省が責任を持つべきであるのかというこの基本的...全文を見る
○川田龍平君 把握していないということなんですが、海洋中へのこのトリチウムについては、三か月平均で二百五十マイクロシーベルトと規定されています。これが一回ごとではなく三か月平均ということで、結果的に一遍に出すこともできるという全量排出であります。そして、大気中のこのクリプトン85...全文を見る
○川田龍平君 先ほどの答弁でもありましたこの〇・〇二二ミリシーベルトというのがいつも経済産業省の方から、だから、それを満たしているから安全だということが言われます。  しかし、この海洋中に放出されるトリチウムの全量の放射能は、シーベルトの単位でいくと、人間一人が一年間に浴びても...全文を見る
○川田龍平君 その計算についてはちょっと納得できるものではないんですが、ちょっと時間もありまして次の質問に行かせていただきますが。  環境基本法の内容で、十三条で、「放射性物質による大気の汚染、水質の汚濁及び土壌の汚染の防止のための措置については、原子力基本法その他の関係法律で...全文を見る
○川田龍平君 この関連法令をよく読んでみますと、実はこの公共の安全ということでは述べられているんですが、環境に対する配慮というのは述べられていません。作成された年代が原子力基本法などの方が先に作られておりますので、こうした環境基本法が作られたことによって、こうした環境基本の理念で...全文を見る
○川田龍平君 済みません。その質問だけを是非、文科省と内閣府、経済産業省の方に、地球環境時代において現段階での改正の必要性についてどのように考えているのかをお答えいただければと思います。
11月13日第170回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○川田龍平君 川田です。  斉藤大臣、吉野副大臣、古川政務官、就任おめでとうございます。  私は、薬害エイズの問題から、この国の特に厚生行政、この厚生行政の無責任体質と隠ぺい体質、それを変えて、二度と同じ過ちを繰り返さない国の仕組みをつくりたいという思いで昨年の七月に参議院選...全文を見る
○川田龍平君 この水俣病について、大臣は、被害を受けられた方々の速やかな救済を進める必要がありますとあいさつをされましたが、与党PTの救済策が取りまとめられてから既に一年が経過しております。待ったなしで進めるべきだと思いますが、大臣はこれをどのように速やかに取り組まれるということ...全文を見る
○川田龍平君 十月の初めに患者の皆さんが国会に訪ねてこられたときに、総選挙が終わってから政界が落ち着いたらという話をされていました。でも、話を伺っている途中で、議員会館の隣が今工事現場になっておりまして音が大変大きくて、話を伺っているときも患者の人たちが耳鳴りがするんではないかと...全文を見る
○川田龍平君 環境大臣の私的懇談会として設置された水俣問題懇談会が提言をまとめられて、命の安全の危機管理体制をつくるようということで二・五人称の視点による意識の変革、それから被害者・家族支援担当部局の設置、いのちの安全調査委員会、仮称ですけれども、設置を提言されています。  国...全文を見る
○川田龍平君 内閣府の方にお伺いします。  消費者庁関連三法案が今国会に提出されておりますが、このいのちの安全調査委員会設置提案の趣旨を反映すべきだと考えますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 消費者庁ができても、各省庁からの寄せ集めチームで、各省庁に物が言えないような組織体制になってしまったのでは機能しなくなると思います。  二年前のエレベーターの事件でも、警察が証拠を持っていったから事故調査ができないと国土交通省は真剣に取り合わないなど、本当に消費者...全文を見る
○川田龍平君 水俣病を教訓に水銀への対応を進めている国連環境計画は、製品から水銀を段階的に削減、終息する具体案を九月にまとめ、十月六日からの水銀特別作業グループの最終会合で討議され、ここには日本も参加されました。  日本でも、電子機器やバックライトへの水銀使用が急増していますが...全文を見る
○川田龍平君 日本は水俣病の経験を踏まえて世界各国の水銀汚染対策の強化を進めるべきと答弁されました。水銀管理の重要性を訴えるとともに、実質的な対応策の強化の検討などにも積極的に貢献していくと。  まさに日本が世界に果たすべきやっぱりリーダーシップを果たしていく上で、水銀汚染の被...全文を見る
○川田龍平君 是非、この健康調査しっかりと更に広げてやっていただけるようにお願いしたいと思います。  私は、そもそも救済という言葉には、国に責任はなかったが、道義的な責任で救済するという意味であって、本来は補償という言葉を使うのが適切ではないかと考えておりますが、こうした国の責...全文を見る
○川田龍平君 はい。  ありがとうございました。時間ですので、まだ様々ありましたが、ありがとうございました。