川田龍平

かわだりゅうへい

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

川田龍平の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第171回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○川田龍平君 昨年十一月に大臣に水俣病について質問させていただいてから四か月がたちます。この度、与党PT案に対して環境省がどのような評価をしているのかをまずお聞きしたいと思います。
○川田龍平君 時間がないので早速進めさせていただきますが、この法案で最終解決するとはとても思えません。この法案について、まず一番に明確な問題点は分社化だと思います。しかし、それよりももっと問題だと思っているのは、国の責任があいまいにされていることです。二〇〇四年の最高裁判決によっ...全文を見る
○川田龍平君 水俣病被害者という言葉、初めて使われておりますが、加害者はだれですか。
○川田龍平君 私は、この加害者に、国もやはり加害者として認識しっかりしていただきたいと思っています。  それでは、次に移りますが、カナダの先住民地区における日本の学者による水銀汚染調査によれば、メチル水銀に長期的かつ比較的少量暴露した人が、その後、加齢や、年齢が加わることや合併...全文を見る
○川田龍平君 実際、詳細に把握していないということであれば、やはり現実を踏まえて、今からでも水俣病発生地域において健康調査を実施すべきと考えますが、いかがですか。
○川田龍平君 一九九一年の中央公害対策審議会環境保健部会水俣病問題専門委員会の議論において、委員や事務局である環境庁からも、遅発性水俣病、遅くになって発する水俣病についての存在を否定はしておりません。審議会の答申においても、「今後の水俣病対策のあり方について」の中で、水俣病発生地...全文を見る
○川田龍平君 この与党案を後押ししてきた、先ほども話にありました団体である芦北の会というところからもこの地域指定解除の削除を要求されたと報道されていますが、認定申請者の数や県の認定審査会の状況などからもとても非現実的な内容と考えるんですが、また、与党PT案の法案にある早期にという...全文を見る
○川田龍平君 公健法による救済制度というのは、長期にわたる司法救済というのを回避して国が迅速な救済を図るためのもので、こうした一方で、いまだに司法による解決を目指している方々がいるということは、やっぱりこの公健法による救済が完全ではないこと、また認定基準が水俣病の判断基準として正...全文を見る
○川田龍平君 裁判所は誤っているとは言っていませんが、この裁判所の判決には、やはり認定基準とは明らかに違う基準でもって判決を書かれて勝訴されている方がいらっしゃるのですから、そこはやっぱり見直していただくということを是非お願いしたいと思います。  そして、事務次官の、この二月の...全文を見る
○川田龍平君 さかのぼりますが、一九七三年の環境白書には、「水俣病の研究者のなかには、水俣病の新たな発生は昭和三十五年を最後として終ったとする従来の通説を否定し、最近においても症状が出た、あるいは悪化した例があるとする者もあるが、その理由としては、以前から軽い症状が持続していたも...全文を見る
○川田龍平君 委員長、是非、この水俣に五月一日にも行かれるかと思うんですが、じっくりと患者の方たちのお話を聞いていただきたいと思います。一団体五分とかいうことではなく、しっかり聞いていただきたいと思っています。  それから、委員長に提案ですけれども、委員会での是非現地視察という...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。是非迅速に処理していただけるように、よろしくお願いします。  そして、最後になりますが、八丈島の一般廃棄物最終処分場建設計画について質問いたします。  この処分場の埋立容量は四万九千五百立方メートルと、都条例では環境アセスの対象となる基準...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○川田龍平君 よろしくお願いします。  国土交通省にまずお尋ねします。  建設リサイクル法におけるアスベストについての届出の件数について教えていただきたいと思います。また、アスベストがあった場合の申告件数は把握しているかどうかということについてお願いいたします。
○川田龍平君 それでは環境省にお尋ねいたします。  大気汚染防止法に基づく昨年の十九年度、この石綿の含まれる解体工事というのは届出が何件ありましたでしょうか。
○川田龍平君 建設リサイクル法による解体工事の件数が十九年度二十六万件、そして労働安全衛生法第八十八条に基づく吹き付け石綿除去作業に係る計画届出件数七千六百件となっておりまして、この大気汚染の防止法による解体作業の届出件数というのは、先ほどおっしゃったように、二千四百九十七、それ...全文を見る
○川田龍平君 この問題というのは公の、公立の学校の解体工事の場合に、自治体が発注者になって、自治体がそのチェックもすると。両方自治体が兼ねているときに、自治体のチェック機能が機能しないということが起きまして、地域住民の方がこの解体工事の現場でアスベストの飛散が起きているかもしれな...全文を見る
○川田龍平君 その自治体の取組について次に質問したいと思っていたんですが、二〇〇五年度に千代田区内で解体された建物で、二百六十九件中、区は築年数であったり建物の構造などから大体三十四件ぐらいがこの石綿使用の可能性が高いと、大きいというふうに見ていたんですけれども、その石綿の申告が...全文を見る
○川田龍平君 私は、この千代田区のようなチェックのやり方というのを是非、これは国が補助をしてでもやっぱりこういったことを助けていくべきではないかと思っています。これは是非国土交通省の方で、耐震チェックですとか建築基準法に基づいた安全のチェックというのをしていくわけですけれども、そ...全文を見る
○川田龍平君 国土交通省の方で是非やっていただきたいと思っております。  それから、環境大臣にも是非そういったこと、できるかどうか、是非考えていただきたいと思いますが、じゃ、ちょっと次に行きます。  それで、このアスベスト問題については、やはり子供の健康と環境に関する全国調査...全文を見る
○川田龍平君 大気汚染防止法では、石綿製品工場の敷地境界濃度基準というのが一リットル当たり十本という遵守義務がありますが、解体工事においては基準がまだありません。子供への影響は大人に対する場合とはやはり異なってきます。子供へのリスク評価及び子供の生活環境の管理をやっぱりしっかり行...全文を見る
○川田龍平君 ここに石綿暴露作業による労災認定等事業場一覧表というのがあります。これ平成二十年の三月二十八日に公表されたものですけれども、この中に、六十六ページに及ぶこの資料の十四ページ目の二百五十一番のところに、エレベーターの製造又は保守にかかわる作業にかかわっていた人が肺がん...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  さらに、やっぱり密閉することも難しく、除去も大変困難ということで予想されるんですけれども、いかなる対策を取るおつもりですか。政府参考人、お願いします。
○川田龍平君 これは環境省に聞こうと思っていたんですけれども、間違えました。  環境省としては、環境省に伺ったところ、建物内部のことは管轄外だとおっしゃるんですけれども、アスベストに関してはどこかへ消えてなくなってしまうということではなくて、吹きだまりのようなところにたまって風...全文を見る
○川田龍平君 そのLED化による保守管理の軽減とその省エネ効果について、具体的にお伺いしたいと思います。
○川田龍平君 具体的には、五百時間で切れていた電球が十五年たっても切れてないということだそうです。そして、太陽光発電ですとか波力発電というものが海上での灯火に使われて、そういったクリーンエネルギーを海上保安庁の方ではかなり促進して、十五年間掛けてやってきたということなんですが。 ...全文を見る
○川田龍平君 これ、是非、防衛省の方でLED化を促進していただきたいと。それから、やはり電気料についてもずっとこの五年ぐらい変わらないということで、これは昨年の六月にこの環境委員会で温対法の改正の法案の質疑があったときに防衛省の方に私が一度伺ったんですが、庁舎とかではやっているん...全文を見る
○川田龍平君 是非来年度からやっていただきたいと思うんですが、いかがですか。
○川田龍平君 是非来年度からやっていただきたいという、すぐにでもやっぱり取り組むということを是非おっしゃっていただきたいと思うんですが、よろしくお願いします。もう一度お願いします。
○川田龍平君 ありがとうございました。  是非これ早急にやっていただくようによろしくお願いいたします。  ありがとうございました。質問を終わります。
04月14日第171回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○川田龍平君 川田龍平です。  今日は貴重な御意見を参考人の皆さん、ありがとうございます。  早速質問させていただきます。  土壌汚染対策法を始め環境関係法は市町村の役割が重要だと考えていますが、現実に地域で土壌汚染の問題が生じた場合に市区町村が住民への汚染状況の説明や緊急...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  時間がちょっともうないんですけれども、岡山市の小鳥が丘団地では、平成十六年に岡山市の水道局による水道管入替えの工事のときに土壌汚染が発見されて、これまで揮発性の有機化合物であるトリクロロエチレンが最大で環境基準の二十七倍、ベンゼンが二十六...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  それから、今、汚染原因者の分社化を内容とする、水俣病についてなんですけれども、分社化を内容とするこの与党法案というのは今国会に提出されているんですが、汚染者負担の原則が今度薄くなる傾向にあるという印象を持っていますが、この土壌汚染法とこの...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  では、時間ですので、ありがとうございました。参考人、ありがとうございました。
04月16日第171回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○川田龍平君 川田龍平です。  今日は質問を早速させていただきます。  昨年三月に取りまとめられた環境省の土壌環境施策に関するあり方懇談会報告の中で、摂取経路について、土壌からの揮発経由による摂取リスクについても、科学的知見を深め、必要に応じて対象としていくべきと指摘されてい...全文を見る
○川田龍平君 この事例、やはり被害が起こってしまってからでは遅いんだと思うんですね。それから、やっぱり被害者が何人出たから動くということで動くのではなく、やはりこれは、未然防止の話が先ほどからも出ていますけれども、やはりこの問題についてしっかりと取り組んでいただいて、この問題を起...全文を見る
○川田龍平君 これ確認なんですけれども、岡山市の小鳥が丘団地のケースなんかもそれに入るということでしょうか。どうぞ。
○川田龍平君 その一定規模以上の敷地のそういう形質変更についてそういった調査をできるようにするということが新たに加わって、そうすると、この小規模の宅地について、大規模なそういう形質変更ではない小規模の宅地についてはどのように環境省としては取り組もうと考えていますか。
○川田龍平君 これは、やっぱり住宅を購入するということは個人にとっては一生の買物になるものですから、それが汚染されていた土壌であったということにならないようにしてほしいと思うんですが、これ、国土交通省にちょっとお聞きしたいと思うんですが、宅地の取引について、国土交通省の方ではこう...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  やっぱり、この宅地建物取引業法の定めるこの三十五条と四十七条の不実告知であったりとか告知書について説明をしていただきましたけれども、土壌汚染があるかないかということをしっかりとそういった買う人に対してちゃんと情報を提供するということと同時...全文を見る
○川田龍平君 それで、次に、築地市場の移転に関する豊洲の新市場予定地というか、そこの問題についてなんですけれども、これは東京都が自主申請というのを行われない場合、東京都はやるだろうと思っているのかもしれないですけれども、やらない場合の環境省の対応というのはどういうふうに考えていま...全文を見る
○川田龍平君 施行前にやってしまうということが、まあないだろうとは思うんですが、本当に東京都がやっていることですので、なかなか東京都のこれまでの情報公開の実態ですとかを考えてくると、やっぱり東京都が本当にやってくれるのかなというところがちょっと心配なんですけれども。
○川田龍平君 それで、土対法の観点では、一応環境省の管轄というところからはこの豊洲の工場跡地の問題というのは抜けるんですけれども、農水省の方にちょっとお聞きしたいんですが、この築地市場の移転について、卸売市場法に基づいて農水省の立場というのを明らかにしていただきたいと思います。
○川田龍平君 市場関係者の人たちの話を伺いますと、やっぱり非常に不安、特に安心できないというところが、安全かどうかということよりもなかなか安心できないというところがあるようですし、それからこの安全対策ということを、今出てきている案ではやっぱりなかなか、まだまだ十分安心できる内容で...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。是非、やっぱり本当にこの基金のもっと一層の活用をしていただきたいというふうに思っています。  それから、質問も最後になりますが、有害物質の見直しと、有害物質を今の基準のものだけではなくもっと範囲を広げるということについてもやっぱり検討していた...全文を見る
04月28日第171回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○川田龍平君 無所属の川田龍平です。二階大臣を始め、皆様よろしくお願いいたします。  私は時間がないですので、早速質問に入らせていただきます。  経済産業大臣にまずお尋ねいたします。  今、荒井委員からも御指摘がありました、この化学物質関連法制の相互連携を目指した総合的な化...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  続いて、このPFOSの現在の取扱いと今後の取扱いについて、また高蓄積性についての日本と欧米の違いについて教えていただきたいと思います。経産省、お願いします。
○川田龍平君 短くお願いします。  エッセンシャルユースについては、この代替物のないものについてあくまで例外として使用を認めるものですが、政府はこの代替物の開発を促進するための措置などを求められると思いますが、どのように取組を進めるのか、また、厳格な管理の下で使用できるようにす...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  石原産業の話が先ほど市田議員からもありましたけれども、この石原産業は度々、アイアンクレーなどの放射性物質の廃棄にも、自主管理基準ということで大量に廃棄をして、企業任せということではやっぱり実質的な厳格な管理とは言えないということを考えてお...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  時間ですので終わりますが、最後に一言だけ。  やはり消費者の視点というものを是非お酌みいただいて、消費者の視点でもってこういった新しい法整備、それから今後の消費者がやはり分かりやすいようにということや、それから国内行動計画のようなものを...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○川田龍平君 よろしくお願いします。  先ほどツルネン議員と相原議員からも質問があったんですが、アクティブ・レンジャーについての現状と今後についてをまずお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○川田龍平君 このレンジャーとアクティブ・レンジャーの方たちがより一層活用されて仕事がやっぱりもっと長くできるようにというふうに思っているんですが、これちょっとまた後で質問再度したいと思うんですけれども。  本改正案では、海中公園地区を海域公園地区に改めるとともに、過剰な利用を...全文を見る
○川田龍平君 今回の改正案によってダイビングですとかシュノーケリングなどによってサンゴが損傷している問題などへの効果を是非期待しています。ただ、陸域の現状から見ると、やっぱり海域のところでも関係者との調整が付かずに、結局指定されずに地元の自主ルールというのかに依存せざるを得ない状...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  是非、アクティブ・レンジャーの方たち、今年で十七人の方々が任期切れになってしまうということで、やっぱり本当にこの人たちがもっと仕事が地元でできるようにしていただきたいと思います。  そして、レンジャーの方もそうなんですけれども、二年の任...全文を見る
○川田龍平君 是非両省で協力して、またこれは四省庁でやっているということですので、是非よろしくお願いいたします。  次に、八丈島の一般廃棄物最終処分場問題について、今年の三月に大臣の答弁では、廃棄物処理施設は東京都や一部事務組合の問題というもので、実は自然公園法の八丈島というの...全文を見る
○川田龍平君 是非これはやっていただきたいというか、法も改正してでもやっていただきたいと思っているんですが。  次に、国土交通副大臣にお聞きしますが、豊かな自然の下、観光も重要な産業となっているこの八丈島なんですが、面積六十九・五平方キロメートルの八丈島は、黄八丈ですとか、しょ...全文を見る
○川田龍平君 本当にありがとうございます。  本当に、僕も八丈島に行って、すごい自然の豊かなあそこの島が、やっぱり温泉もあって、先ほど川口委員からも質問のあった地熱発電もやっぱり島の中で生かされていて、あそこの島が本当にそういった観光の場所としてこれからもどんどん発展していって...全文を見る
○川田龍平君 その水源ですね、やっぱり湧水ですとか地下水、そういったものの、それの汚染を防止する、そのための法律というのはありますか。水質汚濁防止法というと、工場ですとかそういったものの排出を規制する。それから、廃棄物のそういう処分場については水質汚濁防止法には入らないということ...全文を見る
○川田龍平君 やはり調査が十分に行われていればこれは安心できるところだと思いますし、それから、仮に行われたとしても、やっぱり地震ですとかいろんな不確定な要素でもってそういった処分場の、また八丈島がとても雨の多いところですので、そういった問題も含めてやっぱりしっかりと管理していかな...全文を見る
○川田龍平君 それでは、時間も最後になりましたので、一つだけ、海砂の採取について。  これ、水産庁の方に、海砂の採取について、今、海砂というものを大量に採取した場合の水産資源への影響をお話しいただければと思います。
○川田龍平君 短く。生物多様性に富んだ沖縄の海に与える影響というのは、沖縄は実はこの海砂の採取の総量規制がないんですけれども、ほかの県では規制をしたり禁止したりしている県もあって、瀬戸内海ではかなり規制があるんですが、それについて、環境省として、どのように大臣お考えでしょうか。沖...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。沖縄は規制がまだないですので、是非そういった面も考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。  ありがとうございました。
06月16日第171回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○川田龍平君 よろしくお願いします。東京二十三区のごみ処理問題についてまず質問させていただきます。  東京二十三区の平成二十年度のごみ量は約三百五・八万トンであり、前年度よりも約十六・五万トン、五・一%減少しています。これは、平成二十年度から本格的に始まった廃プラスチックのサー...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  これは誤差の範囲内ということではなく、こうした状況の中で、やっぱり基本計画で、平成三十二年度までに八つの清掃工場を建て替えたりプラントを更新したりということがこの予測値に基づいて計画立てられているわけですが、一部の施設については循環型社会...全文を見る
○川田龍平君 これ、大臣にもお聞きしたいと思うんですが、そもそも一つの自治体あるいは一つの清掃一部事務組合の問題だけではなく、環境省として、このサーマルリサイクルありきではなくて、発生抑制や3Rの促進、やっぱりこれを是非、この先進自治体の施策などをしっかりと補完して連携する環境省...全文を見る
○川田龍平君 これは是非、東京都、区の問題だけではないというところで、やっぱりこの実態にかなった取組を検討をしていただきたいというふうに思います。特に実態が見える化されてきているわけですから、改めて現状を踏まえた議論に是非していただきたいというふうに思っています。  次にじゃ行...全文を見る
○川田龍平君 この東京外郭環状道路の対応方針などによると、外環道ではSPMを含むばいじんを極力除去できる除じん装置を換気所に設置して、窒素酸化物については既に一部で稼働している低濃度脱硝装置を検討するにとどまっていると。そして、この中央環状新宿線では首都高と国交省が共同して開発し...全文を見る
○川田龍平君 この雑誌によりますと、週刊「エネルギーと環境」という雑誌によりますと、一基、換気所の、そういった脱硝装置を付けた換気所を設けると一基当たり九・三億円掛かるということで、費用が掛かる脱硝装置導入はなるべく避けたいというふうに国交省の方では考えるということなんですけれど...全文を見る
○川田龍平君 是非、このジャンクションを設置されるところの住民の人たちは、換気口がないことによってそのジャンクションのところから出ていくということになりますので、やっぱりそうした環境影響は非常に懸念を持っているということに対してやっぱりしっかりとした対策を取っていただきたいという...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  そして、これは国の宝として私は保護すべきと考えますが、環境庁が絶滅危惧種Ⅱ類に指定して、また三重県伊賀市でもレッドデータブックで指定をしています。このオオサンショウウオの生息を脅かしている主な要因としては何がありますでしょうか、環境省、お...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  実は、先ほどのダムの建設によってこういった生息環境が破壊されたことによってやっぱり生きにくくなっているというオオサンショウウオの多数生息している川上ダムの問題で、実は奈良県と兵庫県の西宮市がこのダムの利水を予定していたんですけれども、今は...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  この特別天然記念物であるオオサンショウウオは、実は先ほどちょっとお答えいただけなかったんですが、外来種が国内に入ってきたことにより、日本固有の種であるオオサンショウウオというのと中国のオオサンショウウオとが交ざって交雑種になってしまって固...全文を見る
06月26日第171回国会 参議院 本会議 第33号
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○川田龍平君 ただいま議題となりました子どもに係る脳死及び臓器の移植に関する検討等その他適正な移植医療の確保のための検討及び検証等に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  現行の臓器の移植に関する法律は、一九九〇年から議論され...全文を見る
07月07日第171回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○川田龍平君 参議院無所属の川田龍平です。  私が、今から十四年前、一九九五年に薬害エイズの裁判を闘っていたとき、当時、五月でしたけれども、水俣病の患者さんたちが環境省前で座込みをしていたときに連帯のあいさつに立たせてもらって以来、水俣病の問題についてずっと考えてきました。 ...全文を見る
○川田龍平君 本法律案が成立することによって、認定患者となるべき方が認定をされずに本法案の対象となるということは私は避けるべきだと考えていますが、今後の被害者の認定についてはどのように考えておられますでしょうか。
○川田龍平君 分社化後に事業会社の配当や株式譲渡益によって救済費用を賄うというこのやり方は経済の状況に依存することになって、経済優先によって公害に巻き込まれた被害者の人たちからすれば、再度、市場の経済に翻弄されるということになりますが、国において分社化後の救済が市場経済に左右され...全文を見る
○川田龍平君 今日はこの傍聴席にたくさんの被害者の方たちが参っていますけれども、今日は胎児性の水俣病の患者さんの方たちも参ってもらっています。そして、杉本さんも来ていらっしゃいますけれども、本当に胎児性の水俣病の患者さんたちの、水俣市にある小規模多機能施設の「ほっとはうす」という...全文を見る
○川田龍平君 先ほど園田議員からも、この胎児性の患者さんたちはかなりの可能性で公健法で認定されているんではなかろうかという発言もありましたが、やっぱりしっかり把握していただいて、この胎児性の患者さん、それから小児性の患者さんというのがこれからどんどん増えてくると。増えてくるという...全文を見る
○川田龍平君 その生活実態に係る調査研究を含めるべきだと考えておりますが、この法案の三十七条の社会学的調査等の手法の開発を図るものと。これは、開発を図るだけではなくてちゃんと調査をしてそれを実際に施策に生かしていただきたいと思いますが、これについていかがでしょうか。
○川田龍平君 それから、この救済のことにつきまして、民主党案では大脳皮質障害についても入っていましたけれども、これはこの法文の五条の二項の二にあります、四肢末梢優位の感覚障害を有する者に準ずる者かどうかについて、口の周囲の触覚若しくは痛覚の感覚障害、舌の二点識別覚の障害又は求心性...全文を見る
○川田龍平君 それでは次に、もやい直しへの支援について御質問いたします。  平成十八年の水俣病問題に係る懇談会提言書では、地域住民の間で水俣病問題をめぐる混乱が深刻であり、もやい直しへの国の積極的な取組の必要性が指摘されております。  平成十八年に環境省は省内に、環境省の職員...全文を見る
○川田龍平君 このもやい直しの中で一番大切なことは、水俣病問題を引き起こした企業がこうした取組を支援していくことではないかと思いますが、チッソの社員の中にも水俣市での水俣病の関連行事に参加している方もおられます。国としても、この原因企業がこうした取組をしていくように働きかけをして...全文を見る
○川田龍平君 次に、水俣病問題に係る懇談会の提言書の実現についてお聞きしたいと思いますが、本報告書は、水俣病をめぐる行政の失敗に目を向けて、そこから将来に向けての教訓として十二の項目を掲げています。この十二の項目のうち環境省として取り組んだものがあれば、大臣にお伺いしたいと思いま...全文を見る
○川田龍平君 そのフォローアップについて三年を目途にということが小池大臣も記者会見でも答えていますけれども、その三年のフォローアップというのを是非やっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 この報告書の提言の本旨は、やはり水俣病の解決は日本を真の福祉国家に変え得るという国の未来像につながる問題ととらえ、行政の中に二・五人称の視点を取り入れることにより日常における命の安全を守るための危機管理体制を確立するということです。このことについて、環境大臣、この法...全文を見る
○川田龍平君 それで、ちょっと時間もあるんですけれども、今回の法律案により被害者の八割が救済されるとも言われています。残りの二割の方々、ただ、これは八割というのは今想定されている数字であって、本当に八割が救済されるのかどうかというのは分からないと思います。これは新たな混乱がその二...全文を見る
○川田龍平君 その手帳についてですけれども、この手帳と保健手帳との関係というのはどういうことでありましょうか。
○川田龍平君 この手帳の交付を受ける人は水俣病の被害者であるということでしょうか。
○川田龍平君 この新保健手帳の申請については、いつまで行う予定でいますでしょうか。
○川田龍平君 今日は資料として、水俣病の未認定患者の救済に関する特別措置法案に対する環境大臣の水俣病問題に係る懇談会の元委員の有志による緊急の声明というのをお配りをさせていただきました。ここにありますように、やはりこの水俣病の問題について、今回、与党と民主党が合意に達した水俣病の...全文を見る
○川田龍平君 どうもありがとうございました。
07月07日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○委員以外の議員(川田龍平君) 今日は、委員長を始め委員の皆様にこの質問の時間をいただきましたことを、ありがとうございます。まず御礼申し上げます。  それでは、質問に入らせていただきます。  意思表示について、まず厚生労働省とそれからA案の発議者の方に伺いたいと思っています。...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) そのWHOのガイドラインでオプトインとオプトアウトという、これは皆さん御存じだとは思うんですけれども、オプトインについては、本人が生前に臓器提供の意思を表示していた場合又は家族が臓器提供に同意した場合臓器提供が行われる、また、オプトアウトにつきまし...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) オプトインということでお答えいただきましたが、先ほどのガイドラインについてWHOが推奨しているということでしたけれども、実は推奨というのは、オプトインとオプトアウトにつきましてはそれぞれの国の法律によって定めるということになっておりまして、これ特に...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) 本人の意思というのがA案の最大の改正点であるというふうに考えていますが、本人の意思表示がない場合に家族が脳死判定と臓器摘出を承諾できるとする根拠は、世界のそういう趨勢、大勢がそうだということ以外の理由で説明していただけますでしょうか。
○委員以外の議員(川田龍平君) 先ほども質問ありましたけれども、本人の意思をそんたくするというか、具体的に先ほど家族で話をするということありましたけれども、具体的なこと、若しくは要件についてどういう場合にという限った要件があればお答えいただきたいと思います。
○委員以外の議員(川田龍平君) このA案では、根本的には脳死を一律に人の死とすることを前提に、遺体であるから遺族の意思で取扱いを決めるという立場によっていたと理解しておりますが、この立場であれば、本人の意思と無関係に遺族が決めることも許容されるという論理となるでしょうか。
○委員以外の議員(川田龍平君) 今質問する前にお答えされてしまったんですけれども、医学及び歯学の教育のための献体に関する法律によれば、確かに第三条に「献体の意思は、尊重されなければならない。」とあって、その第四条に「死亡した者が献体の意思を書面により表示している旨を遺族に告知し、...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) 先ほどの冨岡先生の話というのは子供のケースで言われたんだと思うんですね。やはり、遺族がその解剖を拒まない場合ということで、大人のケースについてはどうお考えでしょうか。
○委員以外の議員(川田龍平君) じゃ、この臓器移植法の方に戻りますが、現在は、ガイドラインで意思表示を行える年齢は遺言のできる十五歳以上とされて、まずこの意思表示能力にそもそも欠ける者についても除外をされておりますが、この改正後、十五歳未満は何歳以上が意思表示を行うことができるの...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) それから、また違う話題になりますが、臨床的な脳死診断とそれから法的脳死判定の場合におきまして、ドナーとなるかならないかというのはまだ決まっていない段階で、臨床的脳死診断それから法的脳死判定のその方たちの保険適用についてどのようになるかということで、...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) 私は、この「当分の間、」というのは削除してもいいのではないかというふうに考えておりますが、やはり今、ドナーにならないという意思を持って脳死の判定を受けた後やっぱり生きていくという家族の判断があったときに、保険適用がなくなるということになりますと、そ...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) であるならば、やはりE案でもこれは一年ということで期限を区切っているわけですので、E案において専門の分野の方々に検討いただくということをしても、A案とE案で別にその一年というのは変わらないのではないか、若しくはE案の方がもっとしっかりと国民の間にこ...全文を見る
11月24日第173回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○川田龍平君 まずは大臣、時間がたってしまいましたが、大臣、三役の皆さん、おめでとうございます。国会での議論を重視していただいて、是非これから責任ある環境行政を行っていただきたいと思います。  順番を少しちょっと変えてしまったんですが、先に上関祝島エリアの環境保全についてまずお...全文を見る
○川田龍平君 改めて問いたいと思うんですが、中国電力の調査について、工事に伴う爆音やその騒音の中でも環境省は調査ができるとお考えでしょうか。
○川田龍平君 国の天然記念物に指定され、絶滅危惧Ⅱ類の海鳥であるカンムリウミスズメ、またスナメリやナメクジウオなど希少な生物に恵まれた環境の保全について改めて環境省が調査するべきと考えますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 今月十七日に地域主権戦略会議が内閣府に設置されました。地域のことは地域に住む住民が決めることができるという方針を打ち出していますが、この上関の町長も中国電力の進め方を問題視する旨の発言もされています。十分に住民の意思を反映するべき話合いを持つべきであり、工事を強行す...全文を見る
○川田龍平君 工事の強行というのは問題ないというお考えでしょうか。副大臣でもどちらでも構いません。
○川田龍平君 工事を強行すれば、やはり生物の多様性というのは守れなくなってしまいます。やはりこれは是非、田島副大臣にも、大臣にも、これは議員のときから関心がおありだと思います。質問の中でも真摯な取組を是非環境省に求めますということを田島議員時代におっしゃっておられましたので、是非...全文を見る
○川田龍平君 是非現地へ行っていただくなど、本当に大変なところだと思いますが、是非真摯な取組を続けていただきたいと思います。  さて、大臣は、九州電力の川内原発の増設計画について、原発推進を明記した初の大臣のアセス意見書を出され、記者会見では原発の安全性を同時に確保しなければな...全文を見る
○川田龍平君 それでは、プルサーマル計画についてはどう考えておりますでしょうか、大臣の意見をお聞かせください。
○川田龍平君 前政権と変わらずということになると、せっかく政権交代して、やはり是非、原子力計画ですとかこのプルサーマル計画についても、実はこれは原子力発電所における放射能というのは閉じ込めるという考え方でありましたけれども、これがこのプルサーマル計画における六ケ所の再処理工場など...全文を見る
○川田龍平君 是非、放射性廃棄物の問題なども、さきの国会でも何度か質問をさせていただきましたが、やはり省庁の縦割りによってそこがうまく、廃棄物が処理されていない問題というのが今も継続しています。是非、そういったことについても長期的な視点でやはり考えていただける政権として頑張ってい...全文を見る
○川田龍平君 救済法もできましたけれども、実際のところ、この水俣病の被害者救済としては、公健法に基づく認定、補償給付という仕組みがあります。この制度の趣旨は、公害健康被害は因果関係の立証が困難で、裁判では判決までに長期間を要することから、汚染者負担などを前提とした民事責任を踏まえ...全文を見る
○川田龍平君 しかし、この補償協定というのは、成立時期や補償金額からして、極めて軽微で不全型の水俣病の認定は想定しておらず、そのためこの五十二年の判断条件は、補償協定の高額な補償金を受給するに適する水俣病患者を選別するための基準となってしまっています。その後、水俣病の病像が極めて...全文を見る
○川田龍平君 それでは次に、この関西訴訟で勝訴後に公健法に基づく認定を受けた患者に対して、チッソが補償協定に基づく一時金の支払を拒否しています。このチッソは一判決に基づく損害賠償で解決済みとしており、環境省も同様の立場とされていますが、これに対する副大臣の認識とその根拠を伺いたい...全文を見る
○川田龍平君 この損害賠償を求める裁判とこの補償協定に基づく補償は別個の紛争と見るべきで、この片方が決着したからといってすべて解決したというこのチッソの主張というのは通らないという専門家の意見もありますが、この点について、また、制度の趣旨どおりに迅速かつ公正に公健法に基づく認定が...全文を見る
○川田龍平君 是非、国としてでき得ることをやっぱりやっていただきたいと考えます。  九月二十日及び二十一日の二日間、この被害者団体や医師らが不知火海沿岸で住民健康調査を実施して、千五十一人が受診をされました。データ集計を承諾した九百七十四人のうち、四肢末梢優位の感覚障害が七百七...全文を見る
○川田龍平君 今回のこの調査結果というのはまだ学会には報告していないということですが、調査の必要性を改めて私は示したものだと思います。  私は、こうした健康調査を本来、国が中心となって行うべきだと考えておりますが、この住民の健康調査についてやはり国として行うべきだと考えますが、...全文を見る
○川田龍平君 今この図をここに資料として示しますが、(資料提示)これは今の水俣の状況で、特に医療のそういう保健手帳の配付地域と、それから公健法の地域指定、それからその医療のそういった地域と、全然できた地域がばらばらでという話が先ほど松野議員からもされました。本当にこれを見ますと、...全文を見る
○川田龍平君 是非この地図上のこういった線引きと、それからこの六九年、この時期についての線引きも、これは先ほど質問の中でも、衆議院の質問の中でも発言、答弁されていますが、是非六九年以降の被害についても検討していただきたいと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 最後になりますが、これはもうずっと前の小池大臣の時代に大臣の私的懇談会として設置された水俣問題懇談会が提言というものをまとめたときに、このフォローアップを行うように大臣に求め、大臣も了解されたこのフォローアップの年が今年です。是非、問題解決に向けてフォローアップを行...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。じゃ、フォローアップをしていただけるということで是非よろしくお願いします。  もう一度お願いします。
○川田龍平君 ありがとうございました。  終わります。