川田龍平
かわだりゅうへい
比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月28日 | 第177回国会 参議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 初めに、一つ確認させていただきたいことがあります。 昨日の衆議院で、渡辺喜美代表に対し、通告が二、三時間前だったから答えられないと総理はおっしゃった。ですが、要旨は前日に、全文は数時間前に出すのは、皆さんそうしていることです。なぜ...全文を見る |
03月10日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 質問に先立ちまして、ニュージーランド地震で犠牲になられた方々の御冥福をお祈りいたします。いまだ行方の分からない方々が一日も早く見付かることを心から願います。 まず、アスベスト問題について質問いたします。 アスベストによって亡く...全文を見る |
○川田龍平君 この三月二十六日で切れるのに来年から周知をすると、これはちょっとおかしいんじゃないかと思うんですね。今すぐ周知すべきだと思いますし、延長すべきだと思いますが、いかがですか、大臣。 | ||
○川田龍平君 このアスベストの死亡の、中皮腫の人たちが亡くなっていく数というのは毎年一千二百人ですので、これは毎月百人のペースで生まれているわけです。それがこれからどんどん増えていくということで、この救済法で救われていく人というのは、すき間を埋めるために作られた救済法なのですから...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非延長を検討してしっかりやっていただきたいと思います。 それでは次に、松本大臣にお聞きしますが、施行から五年以内に法律の見直し作業が行われています。この報告書を見ますと、法改正はしないという結論がありきということになっていて、当事者の人たちの意見というのは全く...全文を見る | ||
○川田龍平君 民主党のマニフェスト、インデックス二〇〇九というのによれば、今までの労災の基準と救済法の基準で非常に救済の給付の中身で差があるから、できるだけこの労災の基準に合わせるんだということを言われてきたわけです。是非ともこういった見直しを進めていただいて、それこそ政治主導で...全文を見る | ||
○川田龍平君 あんまりじゃないですか。国の対策の遅れで被害を生み出しておいて、更にその裁判を、判決を待つと。更に引き延ばして被害者がどんどん生まれるのを待っていると。全くこの政府は何を守ろうとしているんですか。総理の椅子ですか。政権ですか。菅総理、これは切捨てじゃないんですか。い...全文を見る | ||
○川田龍平君 違いますよ、菅総理。 結局、労災で救済されていない人たちがいるんですよ。結局、その五割の人は労災にも救われない、救済法にも救われない、それから肺がんの八割の人は救われない。そういった状態に置かれている人たちをそのまま見捨てていくと、そういうことを今言われているん...全文を見る | ||
○川田龍平君 これは、大臣、知らなかったということですね。 | ||
○川田龍平君 トップにいる大臣が知らないということが問題なんですよ、こんな国民の命にかかわることを。大臣が知らないところで官僚が勝手にやったっていうんですか。官僚が勝手にやった、大臣は知らない、それで務まるんですか、厚生大臣が。 | ||
○川田龍平君 いつまでに調査するんですか。 | ||
○川田龍平君 委員長、これは理事会に報告していただくようによろしくお願いいたします。 | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 そして、この問題について、やっぱりこうした問題というのは、裁判というのは簡単に裁判できるものではないんですよ、エネルギーも時間もお金も掛かるし、そして家族のきずなも壊れる。本当に、私個人だけではなく、裁判を起こしている人たちはみんなそうい...全文を見る | ||
○川田龍平君 最後に、時間になりましたので、薬害の問題も公害の問題も、口蹄疫も年金も、今日私が申し上げた全て、日本という国の在り方に関する根本的な問題ばかりです。政局を見るよりも国民の声に耳を傾けること、場当たり的な対応ではなく、未来を見通した国のビジョンを描くことが私たちの、国...全文を見る | ||
03月24日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 この度の震災で犠牲になられた方へのお悔やみ、そして負傷された方へのお見舞いとともに、災害対策に全力を尽くしておられる皆様の御努力に深い感謝を申し上げます。そしてまた、この災害でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りいたします。 今...全文を見る |
○川田龍平君 今大臣がおっしゃられたとおり、この問題点については共通しております。第一に、この添付文書の警告欄に間質性肺炎を記載すべきというところ、そして二つ目には、この行政指導が不十分のためにこの被害が防げなかったということが判決で明確になりました。 これは大臣も御存じのと...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非、先ほどの質問にもありましたとおり、大臣から強くその点を強調していただきたいと思います。ありがとうございます。 医療提供体制の確保というのは、総合的な対策が必要です。医療関連企業への電源、燃料供給の配慮というのは重要な論点で、ただしこの医療関連企業というのは...全文を見る | ||
○川田龍平君 よろしくお願いします。 そして、医療機器、医薬品については、薬事法上、医薬品の製造承認にかかわる手続として、製造場所の変更には手続が煩雑であると聞きます。今回の災害にかかわる特例として、今回に限り簡素化するというようなことは考えているのでしょうか。 また、イ...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非お願いします。 そして、被災地において、医療品、医薬品の供給が止まってしまう原因の一つに、被災現場での医薬品の仕分がうまくいっていないということがあるようです。また、薬局や薬剤師の方の働きが十分に機能せずに、医薬品へのアクセスが極端に制限されるということもあ...全文を見る | ||
○川田龍平君 今後は、寒い日も続いておりますので、急な、医薬品だけではなく、感染症対策として日常に使う医薬品なども必要となりますので、是非ともそういった弾力的な運用をしていただいて、薬剤師の人たちが機能的に仕事ができるようにという形のものを環境整備を是非していただきたいと思います...全文を見る | ||
○川田龍平君 この災害救助法については、三月十九日付けの「平成二十三年(二〇一一年)東北地方太平洋沖地震に係る災害救助法の弾力運用について」との通知が都道府県の災害救助担当主管部あてに出されましたが、同通知の周知徹底をきちんと図っているのでしょうか。 | ||
○川田龍平君 それでは、次に福祉避難所について質問しますが、高齢者、障害者など要養護者を始め、一般の被災者へのケアを行うように福祉避難所を速やかに拡充する必要があると考えますが、いかがですか。また、要養護者十人に対し一人の支援員の人件費のみしか認められていませんが、この福祉避難所...全文を見る | ||
○川田龍平君 この福祉避難所設置・運営に関するガイドラインによれば、市区町村では対応できないものについては速やかに都道府県、国などに要請するということにもなっていますので、是非国の方でもしっかり対応していただきたいというふうに思います。 そして、この被災者が避難及び仮設居住の...全文を見る | ||
○川田龍平君 この仮設住宅の対象者は、全壊でなければ対象者になれず、救助法上の自らの資力では無理となっていますが、資力があったとしても、すぐに住宅の建設というのは困難です。半壊でも津波被災だと全壊と同じですぐに住むことはできないので、半壊の損害であっても仮設住宅に住めるように認め...全文を見る | ||
○川田龍平君 次に、御遺体の捜索の件についてお聞きします。 二〇〇九年の台風九号で兵庫県の佐用町の被害では二か月で一億三千六百万円が掛かり、阪神・淡路大震災では二年間で一億二千八百万円が掛かったと聞いております。 今回の災害は広域でかつ万単位の行方不明の方が、行方不明者が...全文を見る | ||
○川田龍平君 この捜索についても、自費でやらなければいけないものもありましたりとか、様々自費でやるものが出てきますので、そういったものもできるだけ被災者に対して公費でやっていただけるようによろしくお願いします。 次に、災害弔慰金法について質問いたします。 死亡見舞金の世帯...全文を見る | ||
○川田龍平君 この災害見舞金については、障害見舞金についても支給を急ぐとともに、この支給対象の障害基準を緩和するなど、是非弾力的に運用していただきたいと思います。 そして、大臣には、やはりこういった問題について、しっかりと被災者の命を最優先するということを第一に現場で柔軟に対...全文を見る | ||
03月25日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 昨日に引き続き、昨日の質問で、最後、大臣に御答弁いただけなかった質問がありましたので、昨日のその災害救助法についての質問から始めさせていただきます。 戦後最大の広域複合災害とも言える今回の震災について、昨日質問した災害救助法の実施...全文を見る |
○川田龍平君 是非、この被災地については、よく三県と言われるんですけれども、ほかの地域も被災している地域がありますので、是非広範な被害をしっかりと対処していただきたいと思います。 そして、この被災地の状況は非常に今厳しい状況が続いています。三月のもう末だというのに寒い日が大変...全文を見る | ||
○川田龍平君 この感染症を予防するために避難所での衛生環境を保つというための努力をされていることは分かりました。 栄養指導や健康に暮らすための健康指導というのは、感染症対策ばかりでなく、慢性疾患を抱えた皆さんの健康も左右します。是非とも、保健師さんが円滑に活動できるように、物...全文を見る | ||
○川田龍平君 衛生環境を保つためには水質の管理、栄養管理と環境管理が必要になります。環境管理の中でこのし尿処理は重要な問題でありながら、やや縦割り的な印象が否めません。厚生労働省と環境省が連携して、避難所に避難されている皆さんの健康保全のためにこの衛生管理をしっかりやっていただく...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。是非ともしっかりやっていただきたいと思います。 健康管理については保健師の方も巡回されていますし、昨日の答弁にもありました、薬剤師の方、もう現地にたくさん入られていると思います。そういった現地での専門家の方が活動しやすいように、是非とも大臣...全文を見る | ||
○川田龍平君 このセシウムと沃素についてということでやっていますけれども、ほかの放射性物質についてはこれは検査をしなければ出てこない、測定をしなければ出てこないというものもあると思います。そういったものについてもやっぱり是非検査をしていただきたいと思いますし、それから、今後、海水...全文を見る | ||
○川田龍平君 はい。 是非これは、厚生労働省が率先して食品についてはしっかりこの基準を決めてしっかり守るということをやっていただきたいと思います。是非とも、これは厚生労働省が所管ですので、是非、経済産業省とか原子力安全委員会とかだけではなくて、やっぱり厚生労働省に主体的にリー...全文を見る | ||
03月31日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 改めまして、今回の震災において被災した皆様へのお見舞いを申し上げます。また、災害の復旧復興に向けて命懸けで尽力されている皆様への感謝を申し上げます。 質問に入ります。 子ども手当を支給する自治体自体が壊滅的に被災をして、多くの...全文を見る |
○川田龍平君 私は、やはり子ども手当に財源を充てるよりも、復興復旧のためにまず財源を充てるべきであって、本当に無駄なばらまきとも言われてきたこの子ども手当に予算を使うことよりも、復興復旧のために予算を第一に使うことが、まずそれを優先事項とすることが私は大事だと思っています。 ...全文を見る | ||
○川田龍平君 やはりこの子ども手当自体が増税の上にばらまきの予算の使い方であって、やはり間違いであったと私は思っています。未曽有の災害だといってなし崩しに議論を進めるのではなく、抜本的に子育て支援策を見直すべきだと考えますが、大臣、いかがでしょうか。 | ||
○川田龍平君 やはり、他党に協議を呼びかけるのであれば、まず間違いをしっかり認めていただきたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
○川田龍平君 私は、ただいま議題となっております国民生活等の混乱を回避するための平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対し、みんなの党を代表して、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 こ...全文を見る | ||
04月12日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○川田龍平君 委員長、ありがとうございます。今日はちょっと座って質問させていただきます。済みません、よろしくお願いします。 今、委員からも質問ありましたけれども、この原発事故のケースについて、ちょっと予告していないんですけれども、これINESに基づく評価を最悪の放射性物質の重...全文を見る |
○川田龍平君 これは極めて深刻な放射性物質の放出を後からこれは明らかにしたということですので、それが周辺住民や地域にもたらす影響とリスクを率直にやっぱり説明しなければいけないと思いますが、いかがですか。 | ||
○川田龍平君 これは原子力安全委員会だけではもはや頼りにならないと私は思っていますので、是非、厚生労働省の方でも独自にちゃんと国民の命、安全を守るために、厚生労働省としての情報収集もしっかりやっていただきたいというふうに強くお願いします。 これがずっと続くということになります...全文を見る | ||
○川田龍平君 感染症は、予防策を講じることによって集団感染というのは防ぐことができます。是非、先ほどの答弁の中にあった保健師の方たちに保健指導をしっかり行っていただくということとともに、やっぱり避難所にうがい薬や消毒薬を配付する、また栄養補給のための方策を講じていただいて、ヘドロ...全文を見る | ||
○川田龍平君 この新たな機構や勤労者退職金共済機構など、都道府県、そういったものにどれだけの人が移管されるのかということが決まっていない状況で、意欲や能力が余りなくても皆行き先があるのではないかと考えてしまいます。全員行き先が確保されているとすれば、一般的には会社が倒産したら残念...全文を見る | ||
○川田龍平君 この天下りについて伺いますが、この天下りは何人いるのか。現役出向の理事がいると思いますが、この職員には現役出向が何人いるんでしょうか。 | ||
○川田龍平君 この職員には五十名くらいいるということも聞いています。天下りをなくしても、現役出向という形で行くのでは天下りと変わらないわけです。現役出向も是非なくしていってほしいと思います。 次に、一昨年の十一月の事業仕分で、民主党の尾立議員が、このまま事業を移管したのでは無...全文を見る | ||
○川田龍平君 昨年十月の特別会計仕分でこの労働保険特会の在り方自体も問われましたが、高齢・障害者雇用支援機構へ移管した場合にその成果をどう生かして財政支出をするのかも、これも分からないままです。結局、事業仕分はショーでしかなくて政策に生かされていないと。労働組合のやはり言いなりに...全文を見る | ||
○川田龍平君 これは小平校では指導員の実習がなされていて、実際に大学校出身の指導員では実績が足りなくて頼りないという現場の声もあるんですから、一般的な国民の感覚から考えれば、この小平校の経費も含んで指導員一人当たりの経費を算出すべきです。こういった見せかけの数字で少なく見積もるの...全文を見る | ||
○川田龍平君 私は、みんなの党を代表して、独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案に対する修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 まず、その趣旨を御説明いたします。 独立行政法人制度は、そもそも、行政改革の目玉...全文を見る | ||
04月19日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○川田龍平君 ありがとうございます。御配慮ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。 被災地では雇用の問題が深刻な状態です。厚生労働省では、「日本はひとつ」しごとプロジェクトでハローワークに情報を一元化していますが、民間の人材ビジネス会社も積極的に参入させてスピードを上...全文を見る |
○川田龍平君 より民間の力を使って、被災者の方々が少しでも早く仕事を得られるように、最大限の努力をしていただきたいと思います。 そして、被災地では事業主が給料を払えずに従業員がどんどん解雇されているという実態もありますが、雇用調整助成金、先ほども質問がありましたけれども、雇用...全文を見る | ||
○川田龍平君 これも、ハローワークや自治体ばかりに任せていてはなかなかうまく機能しないということがあります。仕事のメニュー作りを地元のNPOや近隣のNPOに委託してハローワークの業務の一部をNPOに任せ、NPO枠をつくるというスタイルにしなければ実質機能しないのではないかというこ...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 そして、次に仮設住宅についてですが、岩手県の気仙郡の住田町というところでは、津波により壊滅的被害を受けた陸前高田市、それから大船渡、さらに釜石とも隣接地域にあって、気仙杉という森林資源と木材加工施設が整備されており、森林・林業日本一の町と...全文を見る | ||
○川田龍平君 この仮設住宅の建設については、やっぱり早急に進めていただきたいと思います。やっぱり一年掛かってやるというのでは、これは仮設住宅ではないと思いますので、是非いろんな力を使って早急に仮設住宅の建設を進めていただきたいと思います。プレハブよりも木の方が優れているところもあ...全文を見る | ||
○川田龍平君 次に、今回の震災では生活保護の申請が多くなると思いますが、手続を簡素化していただきたいと思います。被災地の地域特性から車の保有が不可欠であるところなどありますので、定型的に車両の保有を認めるような運用をする必要があります。また、義援金や支援金などを収入の認定としない...全文を見る | ||
○川田龍平君 終わります。ありがとうございました。 | ||
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案については賛成ですが、東日本大震災という事態の重大性から、午前中の委員会に引き続き震災関連の質問を続けたいと思います。 今月十三日の衆議院厚生労働委員会で、自民党のあべ俊...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非よろしくお願いします。ありがとうございます。 全国で統一したものをリストとして作っていただけると、このリストに掲載された医薬品は災害時に優先的に製造したり優先的に流通に乗せる、また支援する団体もこのリストにあるものを優先的に支援物資として現地に送る、また備蓄...全文を見る | ||
○川田龍平君 先ほど午前中にも質疑ありました。この問題、本当に早急に取り組んでいただきたいと思います。 これから気温も高くなり、もう衛生状況が改善されなければ、食中毒などの胃腸管障害も危惧されています。さらに、細菌やウイルスが暖かくなってくると増殖するということになって、また...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 細川大臣、文科省もこのように言っていますので、是非とも、学校衛生環境を保つためにも、学校薬剤師会、日本薬剤師会などに協力を打診しているという所管官庁としては、厚生労働省からも関係団体に学校の衛生環境向上のために格別の配慮をお願いしてもらい...全文を見る | ||
○川田龍平君 さて、学校などに設置された避難所の中には仮設の診療所を開設している例があるようです。被災した皆さんの健康を守るために窮余の策として設置された仮設診療所ですが、学校の授業が本格化する、始まって、学校教育の場も十分に確保しなければならないと。苦しい状況にあるかもしれませ...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非仮設の診療所を設置して、医療財ですとか医療機器が常備されるようになれば全国から派遣されている医療救護チームもより質の高い医療を提供できるようになりますので、是非国がこういった仮設の診療所を設置していただけるようによろしくお願いします。 そして、時間ですので、...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございました。 | ||
05月01日 | 第177回国会 参議院 財政金融委員会、厚生労働委員会、国土交通委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○川田龍平君 座って質問させていただきます。よろしくお願いします。みんなの党の川田龍平です。 おとといの衆議院の予算委員会で、菅総理が東北自動車道の無料化について、復旧復興、さらには元気な日本をつくるには極めて有力な選択肢だと表明されました。 もし東北道を無料化した場合、...全文を見る |
○川田龍平君 次に、野田財務大臣に伺います。 東北自動車道無料化のための、菅総理が答弁された相当程度の財政措置として何を検討されているんでしょうか。 | ||
○川田龍平君 結局、これは菅総理の思い付きにすぎないということではないですか。やっぱり、昨年の参議院選挙のときにも消費税増税とその撤回から始まって、菅総理の言葉というのは思い付きで言葉を発し過ぎていて、到底信用できません。先ほど高速道路の質問については佐藤委員からもありましたけれ...全文を見る | ||
○川田龍平君 これはやっぱり情報公開をしっかりして議論すべきだと思いますが、二〇一〇年度の国民年金納付率が初めて六割を切る公算だということを四月二十八日に厚生労働省が発表しています。是非、不安や絶望を抱かないような年金制度を説明責任を伴う形でやっぱり議論をしていただきたいと思いま...全文を見る | ||
○川田龍平君 この抜本的税制改革というのは消費税の増税と同義だと思うんですが、増税をする前にやるべきことがあるだろうと。やるべきことを全てし尽くした上で初めて増税の議論ができるのであって、増税を前提として議論をすることは許されません。震災ということを理由になし崩しで増税することは...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。急な質問で申し訳ありません。 今内閣が一番最初に取り組まなければいけないのはトップを替えることですよ。内閣の皆さんがトップを替えることを決意をしていただかなければ、この国は将来に希望を持てませんよ。総理大臣があの総理大臣では国民が不幸になる...全文を見る | ||
05月10日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号 議事録を見る | ○川田龍平君 ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。 被災地における自衛隊の活動は目覚ましく、自衛隊が災害救援活動に高い適応能力を持っているということを内外に示しました。これは、ハイチ、パキスタンなどの国際救援、国際開発活動での長い経験と日ごろの厳しい訓練がもたらし...全文を見る |
○川田龍平君 防衛省は隊員の健康保全を考慮して、隊員が安心して働けるように、また隊員の家族が安心して被災地に送り出せることができるように万全の体制を築こうと努力しているようですが、最前線で全力を尽くさせるためには後顧の憂いを除去できるような環境を用意しなければなりません。安心して...全文を見る | ||
○川田龍平君 十分に周知をしたとしても、現場の隅々まで行き届いているかどうかは分かりません。是非とも所管官庁として医療従事者の健康保全にもっと配慮をお願いしたいと思います。 一般事業所における精神保健については、厚生労働省の皆さんの努力もあって少しずつ成果が見えてきているよう...全文を見る | ||
○川田龍平君 先ほども申し上げましたが、後顧の憂いなく働ける環境づくりをお願いしたいと思います。 ところで、被災地では瓦れき撤去作業の求人が多数出ていますが、多くの求人では安全靴や作業着などは労働者自身が用意するよう求められており、アスベスト等の粉じん対策マスクについては言及...全文を見る | ||
○川田龍平君 この粉じん対策用マスクというのは入手もしにくく、正しく装着しないと効果も望めません。より徹底した周知をしていただきたいと思います。また、放射性物質については、風評被害ではなく実際に被害が出てからでは遅いので、是非ともよろしくお願いいたします。 さて、医薬品の流通...全文を見る | ||
○川田龍平君 この問題については、是非とも要望を要望として終わらせずに、これは必ず厚生労働省としての意向を経済産業省に認めてもらうように、所管大臣としてしっかり是非細川大臣に働いていただけるようによろしくお願いいたします。命の問題ですので、よろしくお願いいたします。 質問を終...全文を見る | ||
05月12日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○川田龍平君 ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。 この度の原子力災害において、厚生労働省は食品中の放射性物質の暫定基準値を設定しましたが、チェルノブイリ事故の際の被害の実情を見るに、非常に甘いのではないでしょうか。チェルノブイリ事故後のスウェーデンでは、乳業業界...全文を見る |
○川田龍平君 松本市長の菅谷市長は、七回現地にチェルノブイリの医療支援に入りまして、五年半ベラルーシで医療支援活動に従事した経験があります。そういった経験者の話を是非聞いていただきたいというふうに思っております。 それからさらに、次の質問に移ります。 四月十九日の当委員会...全文を見る | ||
○川田龍平君 私の質問では、医薬品の備蓄とは切り離したところで災害時に特化した必須医薬品を選定してはどうかという提案でした。こうした災害時のリストというのがあれば災害時の医薬品供給が円滑に実施されるという意味で申し上げたので、単純にWHOのモデルをそのまま採用してほしいということ...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非使っていただいて、より被災者のために迅速にこのサービスが提供できるようにしていただきたいと思います。 次に、震災から二か月以上がたち、避難されている方々が現金収入がなく困り切っているという状態です。岩手県では津波の浸水区域を災害危険区域に指定すると言われてお...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非早急に対応していただきたいと思います。避難所から出た人たちというのは本当にそこが、お金がなくて生活できないという人たちは出ていけないですので、是非そこをしっかりやっていただきたいと思います。前例のない災害には前例のない対応を是非すべきだと思いますので、是非前向き...全文を見る | ||
○川田龍平君 それでは次に災害救助法に移りますが、この災害救助法は厚労省所管の法ですけれども、仮設住宅や住宅の応急修理、復旧から復興までの一貫性、被災者生活再建支援制度との連携のために内閣府の方が所管を移してやった方が、厚労省と国交省と内閣府が縦割りで被災者の立場に立った対応が今...全文を見る | ||
○川田龍平君 この災害時の対応というのは省庁を超えてやらなければいけないということが非常に多いという中で、そのためにもやっぱり内閣府がリードして各省庁に働きかける、さらには被災者ニーズに合った施策を連動性を持ってすべきだと思いますが、これは内閣府の見解、いかがでしょう。 | ||
○川田龍平君 是非、そういった内閣府のリードと、さらには現地で即断即決できるようなそういった復興庁的なものを、本当に現地でやっぱりしっかりできるようなものを、もうこれを道州制を見据えて、しっかりその場で決定できるような東北州的な位置付けでもって、中央省庁とは離れた権限を持った施設...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 それで、従来行われているこの基金訓練ではワード、エクセルといったパソコンの講座が多いが、パソコンができたら就職できるわけではありません。社会人のマナーやパソコンは必須で、それにプラスして専門知識がないと就職にはなかなか結び付きません。基金...全文を見る | ||
○川田龍平君 最後ですので、質問はちょっと割愛させていただいて、最後にまとめたいと思いますが。 求職者支援制度の職業訓練の評価は就職率で測るということになっていますが、是非この雇用保険のある仕事に就く率が高いものを高く評価するようにしていただきたい。また、この職業訓練を受ける...全文を見る | ||
05月18日 | 第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号 議事録を見る | ○川田龍平君 ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。 五月十三日に閣議決定され衆議院に提出された東日本大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案を読んで大変驚きました。第一条の「目的」に被災者という言葉が全く入っていないのです。被災者、当事者の立場から復興するのが当...全文を見る |
○川田龍平君 次に、資料を配付しました、御参照いただきたいのはこの表ですが、東日本大震災聴覚障害者救援中央本部によりますと、宮城県の聾唖者関連団体の安否確認で、健聴者は死亡や未確認がゼロであるのに対し、聴覚障害者は七百五十人中十四名が死亡しております。これらの方々、津波警報が聞こ...全文を見る | ||
○川田龍平君 一刻も早く具体的な対策を講じてください。 それでは次になりますが、視覚障害者は義援金などの申請書が来ても分からずに、ヘルパーも避難していて助けてもらえずに今困っています。視覚障害者の方への対応はどうなっていますでしょうか、厚労省にお伺いします。 | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 障害者が避難所から県の借り上げアパートに移ろうと思っても、バリアフリーの工事が必要でその費用負担ができるか不安だという声もあります。費用負担はどうなっているのでしょうか。厚労省に伺います。 | ||
○川田龍平君 障害者は様々な点で不利がありますので、是非いろいろ配慮していただきたいと思います。 福島県内では、放射線量が高い地域は新聞配達もなく、情報の入手ができないと。また、知的障害者、精神障害者や自閉症、発達障害のような方々は、避難所のようなところでは集団生活が難しく、...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 震災復興に役立てられるように、平成二十二年の国勢調査のデータを各自治体に積極的に提供していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。総務省、お願いします。 | ||
○川田龍平君 今回、家族がばらばらになっている例も多く、きめ細かな配慮が必要です。例えば、兵庫県神戸市では宮城県名取市に支援に入りましたけれども、阪神・淡路大震災の経験から、国に何を要求すればよいか、災害救助法の活用について詳細な支援ができた成功例です。しかし、多くの自治体は災害...全文を見る | ||
○川田龍平君 最後に、学校の校庭で年二十ミリシーベルトとの目安を文科省が出しましたが、原子力安全委員会は二十ミリシーベルトを基準として認めていないと言っています。校庭の土壌入替えや表土を削ることで放射線量は下がりますが、削った放射性廃棄物をどこに廃棄するか、処理方法について何ら国...全文を見る | ||
○川田龍平君 処理の予算などについても国が持っていただけるように、是非しっかりやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ありがとうございました。 | ||
05月19日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 議事録を見る | ○川田龍平君 ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。 予告というか通告していないんですけど、今、原発作業員の放射線量のデータベース、離職後も含めたデータベースの話が出たんですが、これ、いつまでにやるんでしょうか、小宮山副大臣。 |
○川田龍平君 これ、東京電力のサーバーには管理しているそうですけれども、これ早く国がやっぱりこの管理できるように、もう統合本部ということでやっているんですから、国の責任においてしっかりやっていただけるように早く取り組んでいただきたいと思います。 さらに、免震棟から測っている人...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 現在仮設住宅で生活している被災者については、特に日常的な健康管理や褥瘡への対応などが喫緊の課題であり、不可欠です。このため、仮設住宅生活者向けの総合的なサービス拠点を設置するとともに、そのサービス拠点において看護サービスが安定的に提供でき...全文を見る | ||
○川田龍平君 被災地の看護、介護サービスの安定化に引き続き、被災地の保健福祉、公衆衛生の向上について質問させていただきます。 これまでも当委員会でこの現地の衛生管理について質問をして、保健師が被災者の皆さんの健康状態を把握し、栄養管理に適切な助言を与えていると御答弁いただいて...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 この特定健診、特定保健指導、いわゆるメタボ健診でも、一次予防の観点から、罹患リスクのある患者さんを早期に抽出して、生活習慣病に罹患しないように保健師の専門知識をもって生活習慣全般にわたる健康指導をしていくという予防の理念が貫かれています。...全文を見る | ||
○川田龍平君 前向きな答弁、ありがとうございます。 既に中医協の議論の中でも医療経済学的評価について何度もその必要について触れられていますが、どうもその都度先送りになってきたような印象があります。例えば、一九九九年の日本型参照価格制度導入に失敗した直後にもヘルス・テクノロジー...全文を見る | ||
○川田龍平君 障壁、今までこういうのが使われなかった障壁となっているものは。 | ||
○川田龍平君 はい、してあります。大臣にお願いしていたんですけど。済みません。 | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 是非とも大臣にもこの医療経済学の概要を確認いただいて、どのように活用していただけるのかということについて議論させていただければと思います。中医協でも何度も議論されていますし、社会保障の未来の在り方として示されている文書にも示されていること...全文を見る | ||
05月25日 | 第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 原子力災害による放射性物質は今もまき散らされており、政府はいまだに対処ができておりません。引き続く放射能汚染により、健康被害が起こることを黙って見過ごすわけにはいきません。 薬害エイズの裁判が先週ようやく最後の一人が和解に至りまし...全文を見る |
○川田龍平君 今朝も地震が起きました。四号炉は、これは正確な情報じゃないかもしれませんが、傾いているという話もあります。まあこれはちょっと正確かどうか分かりません。本当に深刻な事態に今いるんだということをやっぱり考えていただいて、一日も早く封じ込めるということを是非実施していただ...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非やっていただきたいと思います。 学校の年二十ミリシーベルトの基準を今後変更する場合、ICRPの当局が、主要な利害関係者の代表をこれらの計画の作成に関与させるようにすることを委員会は勧告するとの趣旨に沿って、今後この見直しをするときには教員や保護者、さらには子...全文を見る | ||
○川田龍平君 それで次に、文科省所管の放射線医学研究所を拡充して福島県内にメディカルセンターを設立し、地域住民の放射線被害の安心感を高めるためにも放射線健康被害についての治療と研究を促進するのも一つの方法ですし、毎年小中学校で実施している学校健診に放射線被曝や放射線医学に関する検...全文を見る | ||
○川田龍平君 この健診というのは診断率が低いですので、是非学校でやっていただきたいと思います。 福島県が健康調査を実施するという報道がありますが、国は福島県と連携し何らかの健康調査をする必要性を感じていないのでしょうか。放射線に暴露していない他県の健康調査結果なども参照しつつ...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非よろしくお願いします。 最後に、放射線対策は各省庁にまたがって、縦割りになっていて責任の押し付け合いとなっており、結局どこも責任を負わないという体制になっています。文科省と経済産業省と放射線の測定には環境省も、さらに農地や農作物の被害は農水省、加工食品や食品...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 新たにつくると大変ですので、消費者庁を、そこを広げてしっかりやるということを是非やっていただきたいと思います。 宮坂局長には答弁が好きだと聞いていますが、質問できなくて済みませんでした。 ありがとうございました。 | ||
06月14日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 東日本大震災の被災地における介護保険サービスについて質問いたします。 この度の震災で被災した人たちの中で、在宅サービスを利用している人は何人いるのかお答えください。また、居宅介護支援事業所を含む訪問介護サービス事業所など、在宅サー...全文を見る |
○川田龍平君 岩手、宮城、福島三県で介護などを必要とする高齢者は約二十一万七千人という新聞報道がありますが、被災地で介護保険サービスを必要とする高齢者はどれくらい増加すると予測されているのかお答えください。 | ||
○川田龍平君 この被災地に介護が必要な人たちのためのサポート拠点を百か所設置する予定とのことですが、現在どのくらい設置されているのかお答えください。また、サポート拠点に必要な介護職員などのマンパワーは何人くらい必要と見込まれており、サポート拠点に介護職員を配置する準備は整いつつあ...全文を見る | ||
○川田龍平君 この震災により大半の避難所でのケアが行き届かずに運動機能が低下したり、また体調が悪化した人がいると。それから、震災前は介護を必要としなかった人の症状悪化が目立つといったことも言われています。是非とも介護をしっかりと受けられるような状態にしていかなければ、これはどんど...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非よろしくお願いします。 次に、介護職員の賃金について質問いたします。 二〇〇九年度の介護報酬改定は、介護職員の給与引上げのため三%のプラス改定が行われましたが、介護職員の離職傾向に歯止めが掛からずに介護職員処遇改善交付金が設けられました。介護職員の平均賃...全文を見る | ||
○川田龍平君 先ほども質疑がありまして、答弁で年末までという話もありましたが、この介護職員処遇改善交付金は今年度までの時限的措置ということで、来年度以降について、交付金を延長すべきという意見と介護報酬に組み込むべきという意見があり、この二つの選択があると大臣は答弁をされております...全文を見る | ||
○川田龍平君 次に、介護福祉士の教育課程について質問いたします。 専門学校を卒業することで国家試験が免除される規定が三年間延長されましたが、今後の教育体制をどのように考えているのかどうか。また、教育課程そのものが実務経験の少ない学者によってつくられ、教えられている現実に対し、...全文を見る | ||
○川田龍平君 次に、介護サービス情報の公表制度について質問いたします。 介護サービス情報の公表制度では、事業所が申告した基本情報と調査情報を更に都道府県の調査機関の調査員が確認したものが現在都道府県ごとにホームページで公表されています。改正案では、調査機関による調査情報の調査...全文を見る | ||
○川田龍平君 この介護サービス情報の公表制度で都道府県のホームページに公表されている情報は、月平均アクセス件数が約二十五万件との答弁がありますが、利用者の選択に資するという制度の目的にかなうものかどうか疑問があります。 介護保険サービスの利用者の平均年齢は、要支援認定者が八十...全文を見る | ||
○川田龍平君 最後に、難病の患者さんは難病施設や介護保険の施策で難病ヘルパーや介護保険サービスを使える方もおられますが、どちらの制度からも漏れてしまう難病の患者さんも多くいらっしゃいます。そうした方々について障害福祉サービスの対象にするなど、何らかの対策が必要だと考えますが、いか...全文を見る | ||
○川田龍平君 終わります。 | ||
06月16日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず初めに、後発医薬品の利用促進について質問いたします。 後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品については、政府もその利用を促進させるべく、安心使用促進アクションプログラムを作成されています。先日の当委員会でも、中西議員からの質疑...全文を見る |
○川田龍平君 この海外の状況が全て正しいとは思いません。しかし、欧米での後発医薬品の議論では、先発医薬品と後発医薬品の同等性は少なくともその使用においては国がしっかりと保証しているのだから大丈夫であるという姿勢が貫かれています。したがって、国民も安心して後発品を選択できる環境が整...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非、この信頼性の向上については重要なことだと考えますので、国民が安心して使えるような社会環境の整備に是非力を尽くしていただきたいと考えます。 また、現在の保険制度では診療報酬や調剤報酬に後発品変更への加算という形で乗ってしまいますので、実質的に国民の負担が増え...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 それでは、次に医薬品のネット販売の問題について質問に移ります。 枚方市の三牧ファミリーファーマシーで、ネット販売にて販売が許可されていない第一類医薬品をネットで販売している事例が告発され、書類送検されました。医薬品の適正使用、使用安全...全文を見る | ||
○川田龍平君 この違法事例を看過しているうちに脱法行為や違法行為が既成事実となってしまうのは避けなければなりません。法律がおかしいから破るのだというのは詭弁でしかないということを明確に示す必要があります。経過措置として認められているこの医薬品のネット販売とはしっかりと峻別する必要...全文を見る | ||
○川田龍平君 命を大切にする医療政策を実現するためにも、是非しっかりと取り組んでいただきたいと切に望みます。 さて、ネット販売で常に争点となっているのが対面販売の問題です。政府の規制仕分でも、蓮舫大臣からは、対面でないと安全でないエビデンスを挙げてくださいという不思議な論点整...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非よろしくお願いします。 そして次に、政府の社会保障改革に関する集中検討会議の中で、医薬品の本人、患者負担の見直しが議論されていると聞きました。本件については、六月二日の会見で香取照幸内閣官房内閣審議官が、市販類似薬については本人負担を見直すと明言されています...全文を見る | ||
○川田龍平君 終わります。 | ||
○川田龍平君 私は、ただいま議題となっております独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法の一部を改正する法律案に対し、みんなの党を代表して、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 これよりその趣旨について御説明いた...全文を見る | ||
07月12日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず、五月二十四日に厚生労働省から発表されたイレッサ訴訟問題検証チームの報告書について質問いたします。 これは、イレッサ訴訟の和解勧告を国が拒否する時期に複数の学会が和解を受け入れるべきではないとした声明を発表しましたが、その下書...全文を見る |
○川田龍平君 しかし、この報告書をよく読んでみますと、不十分な内容で、本当に二度と同じようなことを起こしてはならないという決意が全く見られない。大変残念です。 まず、報告書の認定事実の、政務官が和解勧告に対する世間の様々な意見を広く収集するよう医薬食品局に指示した日時がこれは...全文を見る | ||
○川田龍平君 それはいつですか。 | ||
○川田龍平君 これは一月十九日の読売新聞の夕刊で、厚生省のOBが、薬系技官トップだった土井氏がイレッサ被害を防げたはずというふうに述べている記事が出た後にこれはやったのではないでしょうか。そうだとすれば、様々な意見とは、この和解拒否をすべきという意見のみの収集を指示したのではない...全文を見る | ||
○川田龍平君 出席していなかったとするならば、この方針についての報告は受けたのでしょうか。 | ||
○川田龍平君 この聴取結果の記録や関係資料をなぜ開示しないのでしょうか。そうでなければ都合の悪いことが報告書にきちんと報告されているかどうかチェックのしようがなくて、こうして委員会の場で再度質問しなければならない、真相が解明されなくなってしまいますが、なぜ全部開示しないのでしょう...全文を見る | ||
○川田龍平君 このA学会、B学会、C学会とF学会については分かるんですけれども、この資料のA学会、B学会、C学会、F学会、それからC学会のオ氏というのは分かるんですが、このD学会、E学会、それからA学会のア氏とか、このアというのは誰なんでしょうか。 | ||
○川田龍平君 これ、一月二十八日の、厚生省が和解勧告を受け入れられない旨のこのイレッサ訴訟和解勧告に関する考え方を公表するに当たって、各省の政務三役の説明のためにこの学会見解というのを利用したのでしょうか。 | ||
○川田龍平君 これ、厚労省は、自分の主張を書いた下書きを学会に渡して、そのとおりの内容を学会見解として公表させた上で、それを利用して自ら和解勧告を批判するとともに、学会に異論があることを和解勧告拒否の理由としてこれ利用しているんですね。 これ、自分たちで要請しておいてそれを説...全文を見る | ||
○川田龍平君 この配付しました資料のA4の横の表にありますように、日本腫瘍学会の見解と厚労省の文案というのはそっくりです。黒い部分もそうですけれども、赤い字の部分というのはもうそっくりそのままで、ほとんどそっくり、たくさんそっくりな場所があるんですけれども、文案提供がなかったのに...全文を見る | ||
○川田龍平君 この報告書にはその他の団体というのが出てくるんですけれども、その他の団体というのは、これはアストラゼネカじゃないんですか。 | ||
○川田龍平君 これ、二月一日に見解を発表したF学会というのが日本血液学会ですが、これもお配りした資料のA3の縦のこの文案を御覧いただきたいんですが、この文案と色が付いている部分以外の白地の部分というのは全く同じです。それなのに、これは公表された見解に不当な影響力が及んでいないとな...全文を見る | ||
○川田龍平君 これ、不当な圧力とか不当な影響とかそういうことではなくて、これ、全く同じじゃないですか、ほとんど。一部と言うけれども、一部というのの、ちょっと色が見にくいですけれども、黄色の上にあるところだけが違うだけで、黄色だってほとんど言い換えているだけなんですよ。ほとんど一緒...全文を見る | ||
○川田龍平君 これで終わりますが、この報告書を読むと、事務次官もそれから平山審議官もかかわっていたんですね。こういったことを組織全体としてやっていたということが、大臣、副大臣、政務官、やっぱり真剣にこれ考えてくださいよ。これは予算委員会でも言いましたけれども、こういう見解が学会か...全文を見る | ||
07月14日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 今回の法律は、主として新型インフルエンザ予防接種を円滑に執り行うための法律と理解していますので、基本的には賛成であります。しかし、これに関連して確認だけをさせてください。 既に、藤井議員始め各議員からも論点整理されていますが、予防...全文を見る |
○川田龍平君 重篤な副作用事例でありますから、当然に今、疫学調査が実施されていると考えますが、このような副作用事例はどのような要因によって引き起こされたと考えられるのかの政府の見解を是非お示しください。 | ||
○川田龍平君 とにかく事故が発生した場合には、そのような事例が二度と発生しないようにするためにはどのようにすればよいのかという視点で対応策を是非練っていただきたいと思います。世界的には一応安全であると言われているワクチンで事故が発生するわけですから、何か理由があるはずですので、是...全文を見る | ||
○川田龍平君 この内閣府の見解についての厚生労働省の見解、いかがでしょうか。 | ||
○川田龍平君 地域産業の空洞化と言ってはオーバーかもしれませんが、地域で生まれ育った、地に足の付いた医療提供機関がなくなってしまう、施設がなくなってしまうというのでは、安定した医療供給体制は望めません。 確かに、内閣府のライフイノベーションワーキンググループの示した資料にもあ...全文を見る | ||
○川田龍平君 薬局で薬をもらうのがおっくうだというのは、残念ながら一般の国民感情ではないかと思います。 ただ、ここは安全性をということで政策的に医薬分業を進めてきたのですから、その必要性をもっと国民に分かりやすく説明するのが政府の責任だと思います。 また、先ほども例示しま...全文を見る | ||
○川田龍平君 この調剤基本料の一元化には、この一物二価の撤廃という考え方があるようですが、どうやら四十点から二十四点に一気に引き下げるということは考えていないと理解をしています。 ただ、一物二価を撤廃するという原則である程度の平均化は模索しているというふうにも見えますが、そう...全文を見る | ||
○川田龍平君 話がちょっと大きくなってしまいましたが、最後に細川大臣から、調剤基本料一元化への議論についての大所高所からの一言をお願い申し上げます。 | ||
○川田龍平君 是非適切な検討をしっかり加えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 最後で一言だけ。 先ほど山本議員からも意見ありましたB型肝炎の和解につきましては、B型肝炎があるから増税なんだということにならないように是非とも配慮していただいて、しっかり和解を進...全文を見る | ||
07月25日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第23号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 最初に、菅総理の政治家としての基本姿勢について問いたいと思います。 御存じのように、患者に情報が十分に知らされていなかったために抗がん剤のイレッサでの副作用で多くの方が亡くなりました。イレッサ訴訟が国と製薬会社を相手に提訴され、裁...全文を見る |
○川田龍平君 菅総理に聞きます。説明責任とは何ですか。 | ||
○川田龍平君 是非、情報公開と説明責任を果たす総理の役割をしっかりやっていただきたいと思いますが、この菅総理が諮問した復興構想会議の提言、「悲惨のなかの希望」が六月二十五日に出されました。長く防災の第一人者であり、二〇〇六年に亡くなった廣井脩先生の遺志を継ぎ、阪神大震災以後、災害...全文を見る | ||
○川田龍平君 この提言や基本方針に盛り込まなきゃならないことは、それは、被災者のために今すぐすべき課題を列挙し、実現のための費用算出をし、実現を阻む制度やシステムを指摘し、改善することです。 各委員会で質疑をし、国会議員として最ももどかしかったのは、災害救援や復興、原子力災害...全文を見る | ||
07月28日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 国民年金改正法案の審議ですが、国民の健康を害する危険性のある重大な事例が発生していますので、まずは化粧品と医薬部外品の流通規制について質問させていただきます。 医薬部外品として茶のしずく石鹸という石けんが販売されています。この茶の...全文を見る |
○川田龍平君 この茶のしずくが引き起こしたこの副作用事例は、製品に含まれていた小麦加水分解物によって小麦依存性運動誘発アナフィラキシーが誘発され副作用被害を生んだものでした。問題となったこの小麦加水分解物がもたらす副作用については、二〇一〇年十二月の日本皮膚科学会誌でもその危険性...全文を見る | ||
○川田龍平君 この化粧品や医薬部外品でも、今回のような重篤な副作用情報を企業が入手したら国に報告を求めるべきではないかと思いますが、是非、医療のプロであり、かつてヒポクラテスの誓いを胸に誓った岡本政務官にお聞きしたいのは、学会などの文献が出るまで企業は情報を入手していても国に報告...全文を見る | ||
○川田龍平君 ただ、今回のような事例で、結局文献として学会などで上がったものでなければ副作用として報告として上がってこないということでは問題だと思うんですが、こうした企業に副作用情報が上がってきたものをより簡便に上げていくための制度改正、省令改正や法改正が必要ではないかということ...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非、徹底してこういった情報を厚生省が上げてもらえるようにちゃんと制度改正をしていただきたいと思います。 次に、災害関連死について一問だけ質問いたします。 月曜日の予算委員会でも平野復興担当大臣に質問させていただきましたが、関連死の調査について、いずれきっち...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。是非よろしくお願いします。 そして、生活再建支援法の支援金は原子力災害のみによる避難は対象となっていませんが、この災害弔慰金の支給に関してはこうした区別がなされるべきではありません。原子力災害に伴う避難の過程でお亡くなりになった方に災害弔慰...全文を見る | ||
○川田龍平君 この七月二十二日までに共同通信の仙台支社が集計した結果によると、この災害関連死の可能性があるとして審査対象となった人が被災三県で約五百七十人に上るとのことです。このうち弔慰金が支給されたのは三十三人にすぎず、認定基準が市町村によって違うために、同様の事例で審査結果に...全文を見る | ||
○川田龍平君 阪神・淡路大震災のときの経験ですとか中越地震の経験ですとか、そういったものをしっかり生かしていただいて、これをしっかり今回の震災でも生かしていただきたいと思います。 それでは、本日議題となっております国民年金法の改正について質問させていただきます。 国民年金...全文を見る | ||
○川田龍平君 今回のこの追納期間が十年に延長されるのは三年間の時限措置ですが、今までも国民の制度の理解が十分でない状況で、しっかりとした周知徹底をしなければ、改正されたことを多くの国民が全く知らないままに三年が経過してしまうことだって考えられます。日本年金機構や市場化テストで民間...全文を見る | ||
○川田龍平君 最後に、細川大臣に伺います。 おととい細川大臣は、B型肝炎訴訟の解決のため増税の方向で検討する旨を財務大臣と協議されたと聞いています。さらに、今日の日経新聞の記事によりますと、B型肝炎で救済基金が一兆円、政府方針、増税で七千億円手当てするというふうなことの見出し...全文を見る | ||
○川田龍平君 最後に、B型肝炎については、増税による救済というものはB型肝炎患者の人たちに対してやっぱり非常に大きな負担になるということで、これだけは絶対にしていただきたくないというふうに訴えて、最後に、終わります。 ありがとうございました。 ───────────...全文を見る | ||
08月11日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第24号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 私は、言葉には力があると思っております。それが一国の代表ともあれば影響は大変大きく、重い責任が伴います。 去る七月三十一日のみんなのエネルギー・環境会議の場で総理がおっしゃったある言葉に、私は個人的に大変ショックを受けました。総理...全文を見る |
○川田龍平君 この五か月の間に総理は何を具体的にやってきたのかということを問うたのであります。 あの七月三十一日の挨拶で、総理は、原子力行政が単一の省庁ではなく並列であることが混乱の原因だともおっしゃいました。では、なぜいつまでもそうした状態を放置し、この国の財産である国民の...全文を見る | ||
○川田龍平君 本当に地震が起きるまでその問題を知らなかったということなんですか。 | ||
○川田龍平君 総理、薬害エイズと同じことで、今起きている深刻な問題がもう一つあります。総理もよく御存じのように、薬害エイズを引き起こした最大の原因の一つには情報の開示の問題です。 今、放射能に関する情報公開は全く徹底されていません。そのことをマスコミも追及をしない。三月にSP...全文を見る | ||
○川田龍平君 今も出しているわけですから、結局それをちゃんと、今も漏れ続けているわけですから、SPEEDIによる結果予測をしっかりと公表していただきたいと思います。 皆さん御存じのように、大気からの外部被曝に加えて、深刻なのは食品からの内部被曝です。福島原発からは毎日数百トン...全文を見る | ||
○川田龍平君 これ以上の数値だから安全だという、この通知での規制値に国民はもはや安心できなくなっているんです。測定した数値は全て公表する、そして国民それぞれが自分の年齢や子供の年齢を考慮して食べても大丈夫だと判断するしかないところに来ているんではないでしょうか。 七月二十七日...全文を見る | ||
○川田龍平君 この児玉参考人の提案は非常に現実的かつ具体的な内容でした。国策として食品、土壌、水を最新鋭の機器を導入して徹底的に測定し汚染物の流出を止めること、緊急に子供の被曝を減少するための法律を制定する、国策として土壌汚染を除染する技術のため民間の技術を結集させること、非常に...全文を見る | ||
○川田龍平君 原子力発電所のサイト内で十シーベルトを超える測定がされた、建屋内でも五シーベルトの測定がされていると、そういった状況の中でも、まだ収束していない状況がある中で、本当にこれが収束へ向かっていると言えるんですか。それはどうですか。 | ||
○川田龍平君 やはりこの問題は、まだまだ収束は僕は向かっていないと思っています。 児玉参考人は、広島原爆の二十倍から三十倍もの放射性物質が出たと計算しています。それだけの大量の放射性物質が出たという、総量をまず認識してください。今の日本の民間が持っている技術を総結集すれば全て...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございました。 | ||
08月25日 | 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 私は、三・一一以降、私たちに何より問われているのは、個々の政策論のベースになるもの、この国をどう立て直していくかのビジョンだと思います。その中でも、特に子供に関する分野は、人が財産である日本においてどういう人間を社会に送り出していくの...全文を見る |
○川田龍平君 この一極集中の中、都市部や農村部など地域によって家族形態や働き方がそれぞれ異なる日本社会においては、地域ニーズに応じた形で子供のための予算を使えるようにするべきで、国が一律に上から決めていくのは、結果としては日本は子育てをしにくくなるのではないでしょうか。 です...全文を見る | ||
○川田龍平君 この昨日発出の通知は確認をいたしました。医療関係者から情報を入手した場合には、社内で報告書をまとめ迅速に報告をするように指導を徹底するということですが、これでは不十分です。これは命の問題です。そもそも社内の報告書をどれくらいの期間でまとめればいいのかが不明確です。昨...全文を見る | ||
○川田龍平君 特に社内でだらだらと稟議をしている間に時間ばかりたってしまうということでは本当に困りますので、明確に通知などで、単に研究報告などという言い訳がしやすい文言ではなく、少なくとも重篤な副作用が生じた場合には迅速に報告することを義務付けるように検討をいただきたいんですが、...全文を見る | ||
○川田龍平君 この文言を明確に書き換えていただくということで是非対応をいただきたいんですが、大臣、そういうことでよろしいでしょうか。 | ||
○川田龍平君 昨日は薬害根絶デーということで、大臣にも薬害根絶の碑の前でメッセージを、挨拶をいただきましたけれども、やはり本当にこの薬害の問題というのは厚生労働省がしっかりとこの問題に関心を持っていただいて、医薬部外品といえども薬の安全性も含めて安全、安心に使える社会というものを...全文を見る | ||
○川田龍平君 この辺りの経緯は、ちょっと今席を外していますが、藤井先生が当時尽力されたということで存じておりますが、薬学部を六年制としたことにより更に質の高い薬剤師が輩出されるだろうという思いが込められた法制化だったと理解しています。 そこで、端的に質問させていただきますが、...全文を見る | ||
○川田龍平君 文科省もこれだけの思いを持って薬剤師養成教育をしているにもかかわらず、就職先たる医療現場ではこの活躍の場がまだされていないということで、例えば、高い志を持って薬剤師を目指したものの、自分の未来を十分に開かれていないと知った若者の気持ちがどんなものか。 薬の専門家...全文を見る | ||
○川田龍平君 少なくとも三百床とか四百床とかいうような地域の基幹病院においては、扱う医薬品の量も大変多いでしょうし、診療の片手間に医薬品の安全管理を行うということは不可能ではないかと思います。現実を実地に管理するという意味でも薬剤部や薬剤科で勤務する薬剤師が適当と考えますが、少な...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 中央社会保険医療協議会の医療提供側委員として薬剤師が選任されることになっていますが、この薬剤師委員の選任要件を、長妻厚生労働大臣の時代に、病院において十年の経験を有する薬剤師としたと聞いています。これは事実と考えてよろしいでしょうか。 | ||
○川田龍平君 若者の将来、未来が懸かっていますので、是非所管大臣としてしっかり頑張っていただきたいと思います。 次の質問に今度時間がないので移らせていただきますが、最後に、この平成二十三年八月二十三日付けの日本経済新聞に掲載された被災地の診療報酬加算という記事について事実確認...全文を見る | ||
○川田龍平君 この件に関して、今朝の朝日新聞によると、その席で大塚副大臣は、非常時と考えれば、特例加算をした上で患者自己負担分を公費で負担する仕組みもあり得ると明言されています。公費負担といっても、結局地方に負担を押し付けるような形であっては地方が困惑するだけです。公費負担すれば...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございました。 | ||
○川田龍平君 私は、ただいま議題となっております平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案に対し、みんなの党を代表して、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 これよりその趣旨について御説明申し上げま...全文を見る | ||
10月27日 | 第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○川田龍平君 座って質問させていただきます。よろしくお願いします。 みんなの党の川田龍平です。 野田政権になって二か月近くがたち、やっと最初のこの委員会質疑ということで、国会審議が軽視されていることに対してまず大変遺憾であるということを申し上げさせていただきます。 質...全文を見る |
○川田龍平君 大臣はこの薬害根絶デーというのに参加したことがございますでしょうか。参加したことがおありでしたら、その際どのような思いを持ったのかお答えいただけますでしょうか。薬害根絶デーです。 | ||
○川田龍平君 大臣は車で出勤されると正面を通らないのかもしれないですけれども、正面玄関を入って左の方に薬害根絶の碑というのが建立されています。その建立されている碑の設立の日に、この薬害根絶の日ということで、その根絶デーということで毎年この被害者団体と厚生大臣とでこうしたこの薬害を...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非よろしくお願いいたします。 次に、イレッサ訴訟についての質問をいたします。 イレッサ訴訟に関して厚生労働省の職員が学会から和解勧告の受諾に慎重な見解を表明するように要請をし、声明文案、いわゆる下書きの提供まで行った事実について、厚労省が検証チームを設置し...全文を見る | ||
○川田龍平君 よろしくお願いします。 これは、次に小宮山大臣に伺いますが、民主党政権になってから訴訟などに関して政治決断がなく、全て司法の判断を待つということばかりです。イレッサ訴訟もそのいい例ですが、一体政治主導というのはどこに行ってしまったのでしょうか。これで本当に薬害が...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 次に、外国由来の血液製剤がHIVのウイルスに汚染され、多くの被害者、犠牲者を生んだ薬害エイズの反省から、血液製剤の国内自給を目指すために現在の安全な血液製剤の安定供給の確保法ができて来年でちょうど十年となります。法律施行以降、若者の献血離...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非この件については詳細に報告をいただいて、しっかりとこれは適宜適切な指導をしていただきたいと思います。 次に、薬害エイズと薬害肝炎に共通する加害企業であるミドリ十字について伺いたいと思います。 日赤と新公益法人をつくる田辺三菱製薬の前身は、元々は、もう三菱...全文を見る | ||
○川田龍平君 このミドリ十字の前身の日本ブラッドバンクの創設者の内藤良一氏というのは、帝国陸軍七三一部隊の軍医中佐だったというのを大臣は御存じでしょうか。この内藤氏の死後、社長となった松下廉蔵氏は、薬害エイズの被告人であり、当時の厚生省からの天下りでしたが、それについては御存じで...全文を見る | ||
○川田龍平君 薬害エイズというのは旧日本軍の時代から関与している医師がかかわったということと、また最近の国会ではなかなか議論することが少なかったので、問題意識を共有できてよかったと思いますが、内藤良一氏が死去した後に社長になった、厚生省の薬務局長経験者でした。こういった一連の天下...全文を見る | ||
○川田龍平君 薬害エイズ、薬害肝炎の加害企業である旧ミドリ十字と献血者の善意の献血を集める日本で唯一の担い手である日赤が合弁法人を設立して、献血者の善意の結晶を一手に引き受けて担うという発想には強い違和感を覚えます。こういう合弁法人ができて、善意の献血が集められて血漿分画製剤が造...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非、この血液製剤の国内自給と安全な製剤の供給というのは、血液事業新法に定めるまでもなく、薬害エイズの被害者、犠牲者、全ての悲願であり、血液製剤の国内自給達成は国是とも言える悲願だと強く信じています。是非その思いを大臣にも共有していただいて、是非強い指導を発揮してい...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 次に、診療報酬の復興特例加算について質問させていただきます。八月二十五日の厚生労働委員会でも質問し、また八月二十九日の質問主意書でも質問いたしましたが、まだ明確な答弁をいただいておりませんので、中医協で議論されている復興特例加算について質...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。よろしくお願いします。 次に、災害関連死について質問をさせていただきます。 七月二十八日の厚生労働委員会で大塚前副大臣は、災害関連死の実情を把握すべく対応する、また災害弔慰金支給に関し災害関連死の認定について自治体と一度意見交換などはし...全文を見る | ||
○川田龍平君 よろしくお願いします。この災害大国日本で、今後災害関連死を起こさないために、厚生省としてきちんと把握して対策を立てていただくようにお願いをいたします。 次に、臓器移植について質問いたします。 辻副大臣は、昨年の七月二十一日の朝日新聞に「改正臓器移植法 「脳死...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 また、免許証や健康保険証にも臓器提供意思表示欄が作成されましたが、記入は強制ではなく、分からない場合は書かなくてもよいとの説明を入れるべきではないでしょうか。それについては、健康局長、いかがでしょうか。 | ||
○川田龍平君 脳死下での臓器提供事例に係る検証会議のメンバーに慎重派の研究者や弁護士、医師、患者、家族が入っていませんが、なぜ入れないのでしょうか。入れるべきだと考えますが、見解をお聞かせください。 | ||
○川田龍平君 是非慎重派の意見も入れた形での検討会を開催していただきますようにお願いします。 次に、最後に、国会議員となって以来ずっとたばこ問題に真剣に取り組まれていた小宮山大臣に敬意を表し、同じ思いを持つ一国会議員として、たばこの健康被害問題について大臣としての決意と、たば...全文を見る | ||
○川田龍平君 まず総理に禁煙を勧めてはいかがかと思います。よろしくお願いします。 ありがとうございました。 | ||
12月01日 | 第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 今日は国際エイズデーということで、先ほど委員からもお話がありましたけれども、エイズに大事な対策の四つあるんですけれども、小宮山大臣、ちょっと予告していなかったんですが、エイズ対策の四つ、何が大事だと思いますか。 |
○川田龍平君 是非、この予防のそのコンドームのことと、そしてやはり予防と教育にやっぱりしっかり力を入れていただきたい。そして、一つ目が予防で、二つ目が検査体制をしっかりやっていただくこと、そして三つ目に治療がありまして、治療がしっかり行き届いていけば感染させる力を弱めることもでき...全文を見る | ||
○川田龍平君 平成十一年以降のこの閣議決定以降も、八条委員会として、例えば、がん対策推進協議会ですとか肝炎対策推進協議会ですとか消費者委員会ですとか、そういった独立性のこういった協議会という形のものをつくって、委員会もつくってやっていますので、是非そういった、官僚主導にならないよ...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 次の質問に移ります。 今日、先ほども話しました、十二月一日というのは世界エイズデーですが、厚労省のエイズ対策研究事業の調査では、男性同性愛者などの性的マイノリティーの方々の心の健康の問題が指摘されています。調査では、約半数がいじめられ...全文を見る | ||
○川田龍平君 ただいまお答えしていただいたように、このうつ病対策に関しては早期発見、早期治療ということで、悩んでいる方が各地の相談支援機関につながりやすく、行く体制づくりに取り組んでいるということですけれども、一方で、この性的マイノリティーの場合、社会的な偏見を恐れてなかなか相談...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非、この自殺対策というのは、やっぱり本当にそういったマイノリティーであってもやっていくことが実は本当に自殺を少しずつでも減らしていくことにつながると思いますので、是非しっかりやっていただきたいと思います。本当に社会的な原因で起きている自殺対策をしっかり一つ一つ取り...全文を見る | ||
○川田龍平君 この洗濯のところですけれども、平均十六分ということなんですね。これ、全自動洗濯機でも十六分では回らないと思うんです。やっぱりここ、しっかり時間のところを、平均ということで出されても本当に実態に即していないということで、やっぱり是非この時間の問題をしっかり考えていただ...全文を見る | ||
○川田龍平君 この五百億円というだけの規模が残っているということですので、本当に、中には自分の常備薬として家に置いてあるものもあるのでお守りとして持っていかなきゃならないという薬もあるかもしれませんが、必要な薬と必ずしも必要ではない薬というものをきちんと分けておくことができるよう...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございます。 小宮山大臣、最後に。本当に女性のリーダーの活用ということもこの中には含まれていたかと思います。是非、この災害救助法や尊い犠牲を基にして成立した、議員立法で成立した災害弔慰金法などを所管する厚生労働省のリーダーとして今後の抜本改革に向けて是...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非お願いします。 ありがとうございました。 | ||
12月06日 | 第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 本日は国民年金法改正の審議ですが、その前に、前回の委員会で質問させていただくはずであった難病対策について、審議会や厚労省で中間取りまとめが出たばかりということでのタイミングでもございますので、質問をさせていただきます。 第十八回難...全文を見る |
○川田龍平君 特定疾患に指定されている疾患でも、対象者が多いパーキンソン病のヤール3の症状の方など、特定疾患から外されるのではないかと日々不安におののかれているという声が多く届いています。一方で、特定疾患に指定されていない多くの難病の患者さんや家族からも悲痛な声が日々届いています...全文を見る | ||
○川田龍平君 是非よろしくお願いします。 それでは、国民年金改正法の質問に移らせていただきます。 民主党はマニフェストに掲げている最低保障年金の法案を再来年に出すとのことですが、審議会の議論と並行して、民主党の年金ワーキングチームの会合や厚生労働省の社会保障改革推進本部な...全文を見る | ||
○川田龍平君 先日、十一月三十日の衆議院の厚生労働委員会で、公明党の坂口委員の、年金改革の財源や給付について数字を示すようにとの質問に対し、辻副大臣は、与党に聞いてみたいと答弁されていますが、聞かれた結果はどうだったのでしょうか。 | ||
○川田龍平君 これ、さっきの十一月三十日の審議では、前の内閣ではこういった数字が出ていたという話も出ていました。小宮山大臣は副大臣だったんですが、それについて聞いていますか。 | ||
○川田龍平君 その試算した数字も含めて是非出していただきたいと、情報公開していただきたいと思います。 最低保障年金以外にも、年金の一元化や三号被保険者の問題など、公平性の観点から現在の年金制度は多くの問題を抱えていますが、どういうスケジュールで一つ一つ解決していくおつもりなの...全文を見る | ||
○川田龍平君 先ほど指摘させていただいた問題点の中で一例を挙げさせていただきますと、年金保険料の全額免除期間を満額の二分の一として年金額を計算することを今後も続けていくのはもちろん重要なことですが、低所得者加算については、免除者や未納者、また、低所得で免除申請すれば免除できたにも...全文を見る | ||
○川田龍平君 次に、年金制度の抜本改革について質問させていただきます。 財源の問題を復興債発行で先送りし、将来的な増税で解決するのでは、安心、安定の年金制度にはなりません。今回のような小さな改正を続けていかないで済むように抜本改革があるのではないでしょうか。できるのでしょうか...全文を見る | ||
○川田龍平君 この社会保障と税の一体改革については、昨日、初会合が開かれた政府の社会保障改革本部で年内に素案を示すべく本格的議論が始まったようですが、どういう社会保障を約束するかがないままに増税の議論が先行しています。これでは現役世代、特に若年層に到底説明責任が果たせません。若い...全文を見る | ||
○川田龍平君 子供、子育てはもちろん重要ですが、それは年金制度の信頼性とは関係がありません。子供がいない、あるいは経済的理由で子供を産めない、そういう若者が多くなり、多様な世帯がある中で、小宮山大臣自身がこだわってきた、標準世帯で物事をとらえずに個人単位の保障を確立するお考えはも...全文を見る | ||
○川田龍平君 ありがとうございました。 | ||
12月08日 | 第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まずは、今回の法案では、この慢性肝炎について、発症時から除斥期間を経過したか否かで給付金額の差別があり、これは許されないことです。 今年の七月二十九日の閣議決定では、除斥期間を経過した慢性肝炎患者を含む現在の患者が約四万五千人だと...全文を見る |
○川田龍平君 衆議院の厚生労働委員会の政府答弁では、除斥期間を経過した慢性肝炎患者は一万九千人と推計されています。 他方で、厚労省は、基本合意前の昨年十月の原告、弁護団との交渉時に、感染被害者であり提訴可能な慢性肝炎患者数は、一次感染者が約二万一千人、二次感染者が約三千人とす...全文を見る | ||
○川田龍平君 衆議院の厚生労働委員会の質疑では、これだけ多くの除斥期間を経過してしまった慢性肝炎患者がいるのは、予防接種の際の注射器の連続使用による感染被害の責任について政府が十七年間も裁判で争い、平成十八年最高裁判決で国の責任が明らかになった後も被害者に関する調査や救済措置を怠...全文を見る | ||
○川田龍平君 このB型肝炎の全国訴訟が始まって、三年もたってようやく基本合意に至ったわけですが、その基本合意の内容を一般化するために本法案の成立が期されているとの趣旨説明でした。 しかし、そうであれば、厚労省は救済すべき被害者が数万単位で存在することは分かっていたけれども、全...全文を見る | ||
○川田龍平君 私も是非やっていただきたいと思います。本当にこういう患者、病気の問題については、感染経路やそういったことで区別されるべきものではなく、本当に病気に対する治療のやっぱりしっかりとした研究開発ですとか、そういった薬については本当に早くやっていただきたいと思いますし、それ...全文を見る | ||
○川田龍平君 私は、ただいま議題となっております特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案に対し、みんなの党を代表して、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 これよりその趣旨について御説明申し上げま...全文を見る |