川田龍平

かわだりゅうへい

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

川田龍平の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第186回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。  まず、会派を代表して発言させていただけることを各党の各会派の皆様に御礼を申し上げます。今国会、初めてこうして会派を認めていただき、そして今回、ようやくこうして会派を代表して発言をすることができました。  結いの党は、昨年の十二月十八日...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。  この財政金融委員会での質疑は初めてとなります。私はずっと環境委員会、厚生労働委員会とおりまして、特に私自身は薬害エイズの問題を通して、この国の厚生行政をしっかり良くしていきたいという思いでこれまで厚生労働委員会を中心に仕事をさせていただ...全文を見る
○川田龍平君 この寄附金税制というのは、社会保障を公費だけで賄うことが困難となってきている中で、民間による共助の活動を支える重要な制度であり、一層拡大することは目指すことはあっても、縮小することはあってはならないと考えております。  この国の寄附文化を発展させるべきことについて...全文を見る
○川田龍平君 税額控除と所得控除の選択制というのがありますが、これが煩雑だという声もあるとのことですが、それを言うのであれば、実は政党や議員の後援会への寄附金控除というのもかねてより選択制になっているのであって、こちらも煩雑で問題だということになってしまうのではないでしょうか。 ...全文を見る
○川田龍平君 是非、この選択制ということで、これが煩雑だといっても、税額控除で最低幾らになるかは分かるわけですし、特に確定申告のときには、国税庁のウエブサイトにおいてどちらが優位な方かというのは自動的に判断をされます、選択されます。  いずれにせよ、寄附金税制の更なる拡充はあっ...全文を見る
○川田龍平君 これは、大臣、是非、少なくともNPOに対する税額控除は守っていただきたいと思います。  次に移ります。  今、内閣府では全国のNPOが検索できるサイトというのを持っていますが、団体名が検索できるだけで、地域や分野ごとに活動内容まで一覧で表示できる仕組みにはなって...全文を見る
○川田龍平君 是非、大臣、担当部署が人も予算も足りないということだそうですので、これまで聞いての御感想を是非お願いします。
○川田龍平君 一覧の表示ができない。
○川田龍平君 ありがとうございます。具体的にありがとうございました。  認定NPO法人制度に関しては、二〇一二年の四月から新制度に移行して、認定の審査業務が国税庁から都道府県、政令市に移管されています。それから約二年、確かに認定件数、認定要件が緩和されたことによって認定数は伸び...全文を見る
○川田龍平君 内閣府の方では、都道府県や政令市による審査方法、内容のばらつきを把握しているのでしょうか。把握しているのであればその状況を公表すべきですし、把握されていないのであれば早急に把握して状況を公表していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 是非、連携をつくっていただいてやっていただくということでお願いします。  ただ、法律で権限がないからできないとかではなく、やっぱり実態を把握するということをまず進めていただいて、その上で本当に格差是正が必要か判断するべきだと思います。そのためにも、いろんな意見を門...全文を見る
○川田龍平君 時間ですので、ちょっと質問が最後に飛びますけれども、是非、国税庁さんの方、今まですごくよくやってくださっていたということですので、定期的に内閣府が開催している都道府県のブロック会議に国税庁の現場職員にも是非ボランティアで出席してもらって、専門的なノウハウを少なくとも...全文を見る
○川田龍平君 私も、ありがとうございます、音楽議連というのに入っておりまして、是非文化予算を増やしていただきたいという先ほどの中山議員のお話には本当に私も同感をいたしております。前、アニメの殿堂という話がありましたけど、麻生内閣のときにアニメを非常にはやらせようとしたあれは、僕は...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。  同僚の藤巻幸夫議員の同志の急逝、五十四歳という短い死に本当に痛恨の極みを感じております。一人一人の時間には限りがあるとの思いを強くいたします。哀悼の意を表するとともに、御冥福を心からお祈りいたします。できることをできるうちにやっていける...全文を見る
○川田龍平君 日本では、二〇〇八年の二月に超党派の国際連帯税創設を求める議員連盟が創設されて以降、国際連帯税に関する議論が活発になっております。私も議連の一員として参加しておりますが、国際連帯税とは何かについて大臣の見解をお伺いいたしたいと思います。
○川田龍平君 一昨年の八月になりますが、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律、いわゆる税制抜本改革法が成立をいたしました。その中の第七条の第七項には「国際連帯税について国際的な取組の進展状況を踏まえつつ、検討すること。」...全文を見る
○川田龍平君 是非、法律に検討すると書かれている以上、この主語は与党ではなく政府のはずです。  政府のどこが中心となってこれを検討するべきなのか、麻生大臣の見解を求めます。
○川田龍平君 この件に関しては、議連では与党から衛藤征士郎会長を筆頭にしっかり取り組んでいきたいと思っていますが、財務省におかれても、是非検討を進めていただきたいと思います。  その中で、具体的なこの中身に入りますが、この国際連帯税の有力なスキームである航空券連帯税について、現...全文を見る
○川田龍平君 フランスや韓国など十一か国が導入しており、主としてエイズ、結核、マラリアなどの対策の医薬品供給のための基金であるユニットエイドという国際機関に拠出をされています。  日本はまだドナーになっていないわけですが、そのユニットエイドのドゥニ・ブルーン事務局長は先月にも来...全文を見る
○川田龍平君 私もそう思います、願います。  恐らく民主党政権の大臣かもしれません。全く国際連帯税のことを理解されていない発言と事務局長は大変失望していたそうです。(発言する者あり)
○川田龍平君 この航空券税は少額で、欧州では既に定着しており、国際線はそもそも消費税が掛かっていないのですから、国際線だけに導入することは決して非現実的ではないと考えますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 はい。気を付けます。  航空券税は少額で、欧州では既に定着しており、国際線はそもそも掛かっていないと。本当にこの航空券連帯税の導入国において、航空業界や観光業界からの反対があるかどうか政府は把握していますでしょうか。国交省、お願いします。
○川田龍平君 財務省、外務省からも答弁をいただく予定でしたが、ここは同じだと思います。つまり、どこも情報収集をしっかりしておらず、導入国においても航空業界、観光業界からも反対の声は上がっていないと承知しています。  大臣、この我が国ではまだ導入できていない理由は何だと考えますで...全文を見る
○川田龍平君 時間ですので、また後日にこの質問の残りはさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  ありがとうございました。
03月18日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。  法案の質疑に入る前に、昨日の質疑時間に続いて、国際連帯税について質問させていただきます。  冒頭、まずは、昨日の質疑で税制抜本改革法に基づく検討の主体は財務省と政府税調であると大臣が前向きな御答弁をいただきましたことに心より感謝を申し...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  今日、資料を配付しておりますが、この資料一にあります概要の八行目にあります、導入国において航空業界からも観光業界からも反対の声は特に上がっていないということですが、外務省には是非、国交省と連携して、よくこれをまたいろいろと調べていただけれ...全文を見る
○川田龍平君 これは、日本政府が国際機関であるIMOに提案したということです。国交省ではこれを税とは呼んでいないとのことですが、一般的には環境税の一種と受け取られており、そういうような報道もあります。つまり、国交省も、一種のグローバルタックス、経済のグローバル化で受益している経済...全文を見る
○川田龍平君 そしてもう一つ、金融取引税という、FTTというものも国際連帯税であるという認識で、財務省、これはよろしいでしょうか。
○川田龍平君 今お答えいただきましたように、この配付資料の二の概要の十行目にもありますように、開発や気候変動等の地球規模課題の対応資金とすることができるとの考え方も欧州ではあるようですと。この金融取引税は、現在、欧州十一か国で共同して導入しようとしているようですが、その導入目的は...全文を見る
○川田龍平君 今御答弁いただきました、昨年二月に欧州委員会が発表、公表したこの導入提案を読むと、我が国の金融機関がFTT参加国の金融機関、例えばドイツの金融機関と取引した場合、ドイツ当局にこれ納税しなければならないスキームとなっているようですが、金融庁はこれをどう評価しているので...全文を見る
○川田龍平君 これ導入となれば、日本の金融業界にも大きな影響があるわけでして、業界としても大変注視しているのではないでしょうか。  金融担当大臣、是非、今年に入ってドイツが大変熱心にこれは推進しようとしているということなんですが、これについて大臣、いかがでしょうか。
○川田龍平君 その中で、近いうちということ、これいつになるか分かりませんけれども、欧州の十一か国がこれを今検討して現実となれば、これは日本としても丸損になるということですので、早急に例えばこの国際連帯税、金融取引税に関する検討委員会といったものを、この検討調査機関を政府の中に是非...全文を見る
○川田龍平君 是非、政府内での検討というのをしていただければと思います。  税制抜本改革法にこの連帯税を検討するということが明記されてから二年がたちましたが、昨日の質疑で明らかになったように、この間、政府の中での具体的な検討というのはなされていません。  ですので、私は、是非...全文を見る
○川田龍平君 この僅か一年の前倒しで本当に給与引上げに結び付くのかどうかというのは大変大いに疑問ですが、総理は更にこの法人税の引下げを国際公約としているようですが、これについても個人所得税や消費税によって財源を考えるべきなのでしょうか。私はそうは思いません。特に、税率は一%下げる...全文を見る
○川田龍平君 私は、今の子育て世代、現役世代に更なる増税の余地があるとは到底思えないんですが、法人税の引下げをするのであれば、その財源として、公共事業の削減や行財政改革に加えて、それこそ異次元の法人税の課税ベースの拡大を検討すべきと考えますが、大臣はいかがお考えでしょうか。
○川田龍平君 是非、この課税ベースの拡大というところで、具体的には欠損金の繰越控除制度の見直しというのが考えられると思いますが、このことについて実は衆議院の予算委員会において、同僚議員の青柳議員の質問に対して、この控除制度をやめることも含めて検討すると大臣は答弁をされています。 ...全文を見る
○川田龍平君 今の大企業であります日産、ソニー、ソフトバンク、野村ホールディングスといった大企業が一億円以上の役員報酬を経費として認められて、恐らくは株主配当もしている一方で、法人税は免除されているといった状況にはどうしても納得がいかないところがあります。諸外国でも欠損金の繰越控...全文を見る
○川田龍平君 これ額はどれぐらいになるでしょうか。
○川田龍平君 割合としてしか出されていないということなんですが、是非、額もこれ調べていただきたいんですが、私は大変大きな額だと思います。  これだけ多額の税制上の支援を製薬業界に与えている狙いは何だと大臣はお考えでしょうか。これ通告していないんですけれども、衆議院でも御答弁され...全文を見る
○川田龍平君 では、実際にこの研究開発税制の効果として日本の製薬業界の競争力というのは付いたのでしょうか。厚生省、お願いします。
○川田龍平君 私は、やっぱりぬるま湯の中では規模拡大が進まない、そんな見方もできるのではないかと思いますので、製薬企業が国際競争力を付けるには、研究開発税制よりも今回創設する事業再編促進税制の活用が魅力的となるように政策誘導を図るべきではないかと考えますが、大臣、いかがでしょうか...全文を見る
○川田龍平君 では、他方、この研究開発税制については、全国商工会連合会から出ている要望のように、中小企業特例より更に条件を緩和した小規模企業特例を設けるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 特に、中小企業よりもより小規模の企業、特に今回、大臣御承知のとおり、三月七日に小規模企業振興基本法案というのがこれは閣議決定されていますが、この機会にやっぱり税制面でもより小規模企業向けの施策を財務省として検討していただけないかと思って質問をさせていただきました。 ...全文を見る
○川田龍平君 法制化していく方向で、また是非この委員会でも実は質問をさせていただきたいと思います。  質問時間終わりましたので、終わります。ありがとうございました。
03月27日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。  私は、時間の制約から、国際開発協会、IDAへの加盟に伴う措置法改正案に絞って伺います。  IDAは、この世界銀行グループの中で低所得国に対して超長期で低利の融資や贈与、技術支援を行う機関であり、ミレニアム開発目標の達成、貧困の削減を後...全文を見る
○川田龍平君 このIDAの第十七次増資期間はミレニアム開発目標の達成までのラストスパートの期間に当たります。IDAによる無償援助が着実に行われるようにするために、日本の貢献もこれまでどおり出資を主体に行われるべきと考えますが、財務大臣の見解を伺います。
○川田龍平君 今回の増資会合において格差問題が議論され、貧困層下位四〇%の成長率が全体の成長率を上回るという指標が導入されることになったことは評価をいたしますが、格差是正についてのIDAの取組はまだ不十分です。具体的には、IDAの事業ごとに、所得格差やジェンダー、障害、民族などの...全文を見る
○川田龍平君 IDAが更にこの貧困削減の取組を進める上で、NGOやCSO、シビル・ソサエティー・オーガニゼーションと呼ばれる市民社会組織の参加は不可欠だと思います。現在は、増資妥結前にパブリックコメントを受け付けることでNGOの意見も取り入れているとのことですが、増資交渉の場にお...全文を見る
○川田龍平君 是非、これは日本から率先してそういったことを提案することを検討していただきたいと思います。  次に、ODAの大綱の再改定が検討されているようですので、外務省にお尋ねをいたします。  これまで日本のODAは、人間の安全保障を軸に貧困の削減のための取組を重点化してき...全文を見る
○川田龍平君 これは、近年アフリカなどに向けての円借款の拡大及び民間投資の増大が主張されていますが、八〇年代そして九〇年代に円借款援助や民間の投資の増大がアジアなどの最貧困国において持続不能な債務を生み、それが貧困をもたらすという悪循環を生んだことを教訓とすべきではないでしょうか...全文を見る
○川田龍平君 時間が参っていますが、最後に麻生大臣、一言だけ見解をお願いします。この今の意見を聞いての。お願いします。
○川田龍平君 ありがとうございました。
03月31日第186回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。  まず、質問させていただきます。  STAP細胞の研究不正の疑惑が騒がれていますが、日本の医学、生命科学研究に対する信用は今や地に落ちた状態です。STAP細胞の研究には、理化学研究所に対する運営費交付金から一億円の研究予算が与えられてい...全文を見る
○川田龍平君 総理は、昨年末に、独法の運営費交付金見直しを閣議決定されています。透明性の拡大だけでなく、この国の厳しい財政に深く関わる独法による税金の無駄遣いをなくすためにも力を入れてください。よろしくお願いいたします。  時間の関係上、ここからは臨床研究の法制化に絞って質問さ...全文を見る
○川田龍平君 国民医療費のうち公費の占める割合は三八・四%、言ってみれば、言わば年間九百億円の税金がこれらの薬に投入されているのです。薬効を否定しませんが、今回のように誇大広告によって必要以上に公費が使われている実態については、国として厳しい措置をとらなければなりません。ノバルテ...全文を見る
○川田龍平君 この研究開発税制で多額の税金を免除されていながら、製薬企業は公費が四割も入っている自社製品の臨床研究に奨学寄附金という不透明な資金提供をし、社員を関与させ、患者の個人データまで入手する、なのに刑事責任は問えず、些少な罰金だけで済んでしまうという、製薬企業にこれだけや...全文を見る
○川田龍平君 この調査結果で被験者数は百人以上減る可能性があり、七十本近く書かれている周辺論文や厚労省への報告書も改ざんデータが含まれている可能性もありますから、一部取下げが検討されています。二十四億円の税金投入に対する成果としては余りにもひどい内容です。  文部科学省所管の科...全文を見る
○川田龍平君 厚生労働省と経済産業省は、この状態で明日から始まる来年度もJ—ADNI2に予算をつぎ込むのでしょうか。
○川田龍平君 医療と臨床研究の倫理を定めたヘルシンキ宣言を総理も御存じだと思いますが、このように研究不正天国とさえ言われている我が国の現状の打開策について、総理のお考えをお聞かせください。
○川田龍平君 私は、薬害被害者の当事者として、当選以来ずっと、命を守る被験者保護法の制定を訴え、取り組んできました。こんなにも大切な法律が、なぜ今まで検討されても指針の改定程度にしかならなかったのか。この最大の原因は、歴史に学ばず、そして検討会のメンバーに薬害肝炎、ハンセン病など...全文を見る
○川田龍平君 たとえ被験者に直接健康被害がない監査請求であっても、データ改ざんを許していれば、医療財政も将来の患者である国民も大きな被害を受けることになります。ディオバン事件で厚労省が設けた検討会には調査権限もなく、問題の本質であるデータ改ざんは刑事告発すら問えない。内部告発者の...全文を見る
○川田龍平君 日本における被験者保護や研究倫理の議論や法整備は、世界の中で余りにも貧弱です。安倍総理の推進しておられるイノベーション立国実現のためには、被験者保護と高い倫理を持つ国であることを世界に示していく必要があります。こうしたことはしっかりと法整備をすることで初めて推進され...全文を見る
○川田龍平君 ちょっと時間の関係で九番、十番を飛ばして、次に十一番の質問をさせていただきます。  この安倍政権の下、昨年四月から定期接種が始まった子宮頸がんワクチンについて伺います。  中学生が学校に通えなくなるほど重い副反応が全国で報告され、六月には早くも定期接種の積極推奨...全文を見る
○川田龍平君 これだけ社会的関心が高いにもかかわらず、なぜ予防接種部会、このワクチン分科会で被害者のヒアリングが行われないのでしょうか。早急に行うべきではないかと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 この一部の参考人や委員の方が患者を見ているということと検討会がしっかり公開の場で被害者のヒアリングをするということは、その意味も質も全く違います。カルテを見れば被害が分かるというのも間違いです。  これは同じことを身をもって経験した薬害エイズの被害者の一人として言...全文を見る
○川田龍平君 是非ヒアリングをやっていただきたいと思います。これは患者の人たち、特に中学生で学校にも通えない、本当にそうした副反応が出ている少女たちの声をやっぱり是非聞いていただきたいと思います。  それでは、先ほど飛ばした九番の質問に行きますが、日本学術会議では、日本版NIH...全文を見る
○川田龍平君 はい。  是非、この被験者を保護するという法律は、これは被験者保護だけではなく、公正なデータ、これをしっかりと確保して、日本の研究が世界にも通用するレベルにするためにも、研究者のためにもなる法律であるということを是非皆さんに御理解いただきたいと思います。  質問...全文を見る
04月28日第186回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。  今日は、復興庁を中心に質問をさせていただきます。  子ども・被災者支援法の基本方針に基づく百十九の関連施策は十五の府省庁にまたがります。法に定められた基本方針の見直しを適時行うためにも、復興庁は、それぞれの施策が適切に実施されているか...全文を見る
○川田龍平君 子ども・被災者支援法第十三条に基づく原発事故に伴う福島県外の子供の健康調査と医療費の減免について伺います。  環境省は昨年秋から専門家会議を開催していますが、低線量被曝を心配する被災者、市民団体からは、会議の構成員が偏っているとの批判が起きていました。支援法の生み...全文を見る
○川田龍平君 是非、議連の推薦の有識者の意見も取り入れて、しっかりと迅速なこの結論を得ていただきたいと思います。  支援法の生みの親の責任としては、この議連では、十三条に基づき、被曝に起因する病気に対する医療費を国が負担する議員立法の検討を開始しています。二〇一一年に公明党が新...全文を見る
○川田龍平君 昨年七月に開始をしました個人線量推定のための調査事業の中間結果が十月から半年間も公表されていなかった件について伺います。  茂木経産大臣は、心配を掛けたことについては申し訳なかったと四月十八日に陳謝をされました。報道が先行し、調査結果の公表が四月十八日と、四月一日...全文を見る
○川田龍平君 昨年の十一月に原子力規制委員会が被曝線量の評価方法を従来の空間線量の推計値から個人線量計による実測値に転換することを決め、田村市の避難解除が四月にも行われると見通せた二月の時点で、三月中に公表する努力をすべきだったのではないでしょうか。
○川田龍平君 この中間結果が出てから計算式を当てはめるようでは、それを変えるようでは、これはやっぱり疑われても仕方がないと思います。  大震災からの復興に関し、情報隠し、隠蔽体質の批判をこれ以上浴びないように、復興大臣が司令塔として、各省庁で行われた調査結果で未公表のものがない...全文を見る
○川田龍平君 リスクコミュニケーションの前に、正確な情報を住民に伝えるということを是非やっていただきたいと思います。  昨年十一月に、原子力規制委員会の有識者会議が避難者への施策として相談員制度を提言しました。身近な相談員のアドバイスを受けながら帰還か避難継続か移住を判断しても...全文を見る
○川田龍平君 なぜ削除をしたのかということを聞いているんです。全然答弁になっていません。削除したのは事実です。帰還の選択を迫るという政府の意図を感じざるを得ません。  加えて、相談員の研修事業を電力会社や原発メーカーの幹部が役員を務める財団、原子力安全研究協会が行うことになった...全文を見る
○川田龍平君 この子ども・被災者支援法が理念として掲げているように、帰還か避難継続か移住か、どれを選択しても十分な相談支援が受けられるようにするのが政府の責任と考えますが、大臣の見解をいま一度伺います。
○川田龍平君 子ども・被災者支援議連が昨年申し入れた基本方針に関する施策についての要望、意見を被災者からくみ上げる窓口について、現状はどうなっていますでしょうか。
○川田龍平君 是非、その八十四回参加したこの官僚の役人の皆さんの意見を是非、政務官、聞いていただきたいと思います。  そして、県外自主避難者等への情報支援事業、昨年度は三千五百万円で三菱総研と契約をしたそうですが、そのうち三菱総研へのオーバーヘッド分は四か月で一千五百万円と聞い...全文を見る
○川田龍平君 もっとNPOに回す分を増やして、民間企業とNPOの給与格差を縮めることを検討してはいかがでしょうか。そうすれば手を挙げるNPOも増えると思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 昨年の四か所には東京都が含まれておりません。八か所に増える今年からは避難者の多い東京都も候補地としたようですが、今のところやりたいNPOが現れていないと聞いています。NPOが手を挙げないので相談窓口はつくれません、復興庁の責任ではありませんということで済むのでしょう...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。是非よろしくお願いします。  次に、医療に係る控除対象外消費税問題に関して財務大臣に伺います。  今回、一・三六%の診療報酬改定の上乗せが行われましたが、医療行為によって上乗せされているものとされていないものがあり、患者の間でも不公平で分か...全文を見る
○川田龍平君 是非これは、医療機関の控除対象外消費税問題、負担問題は待ったなしの状況ですので、来年もし一〇%に上がってしまうということを考えると、その前に対策を打たなければいけないということだと思います。是非、これは与党の議論を待つだけではなく、財務省としても、いつまでにと期限を...全文を見る
○川田龍平君 分かりました。  ありがとうございます。是非、これは医療をしっかりと立て直すために、これから是非国を挙げてしっかり頑張っていただくようによろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
05月15日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。今日は、日本維新の会・結いの党の会派を代表して質問をさせていただきます。  公益法人の課税の見直しについてまず伺います。背景説明はこちらで行いますので、簡潔な答弁をお願いいたします。  政府税制調査会の法人課税ディスカッショングループでは...全文を見る
○川田龍平君 公益法人等といっても、この現在議論となっている社会福祉法人のほかにも宗教法人、学校法人、NPO法人なども含まれるなど、範囲は大変広いものです。企業とのイコールフッティングといっても、公益法人等の社会において果たす役割から、全て企業と同じ条件にしてしまうのがいいとは言...全文を見る
○川田龍平君 法人課税ディスカッショングループでは、公益法人等、協同組合等に係る法人税制の見直しの視点や、公益法人等に対する課税の考え方と題した議論のたたき台となる資料が提出をされました。この中では、公益法人等を取り巻く環境が変わり、非収益事業とされる場合であっても、一般の民間法...全文を見る
○川田龍平君 現在、その今おっしゃった社会福祉法人の問題を中心に議論されていますが、社会福祉法人の問題を足掛かりにほかの公益法人等の課税を見直すことが懸念されております。ここでいう公益法人等の範囲を見直すとは、具体的には、今ある公益法人等のうちのどれかの法人を公益法人等から外すと...全文を見る
○川田龍平君 この政府税調たたき台では、収益事業課税について、限定列挙されている収益事業の範囲を拡大すべきではないかと指摘もされています。これは、現在三十四業種ある収益事業の業種を更に増やすことを意味していると理解してよろしいのでしょうか。また、増やすとしたら、具体的にどのような...全文を見る
○川田龍平君 この収益事業課税方式では、例えばNPO法人の本来事業であっても課税されることになってしまいます。収益事業の範囲を拡大するというよりも、地域活性化の重要な担い手であるNPO活動を促進するよう、アメリカやイギリスの制度にもあるように、NPO法人の本来事業を収益事業から外...全文を見る
○川田龍平君 このNPOを始め公益法人にとって、寄附金は財政基盤を強化する上でも重要な収入源です。このため、公益法人に対する寄附金に対して、寄附者に税制優遇措置が講じられるとともに、この公益法人自身においてもみなし寄附金制度が設けられているんです。しかし、この特定公益増進法人と認...全文を見る
○川田龍平君 この認定NPO法人のみなし寄附金や認定NPO法人に対する企業の寄附金の損金算入の特例措置は期限のない措置です。これは、本来なら法人税法に規定すべき内容でもあります。この機会に法人税法に書き込むという法改正を検討すべきではないでしょうか。
○川田龍平君 この認定NPO法人のみなし寄附金については、国会に提出をされた租税特別措置の適用実態調査の結果報告の中で、適用総額が一億円、そのうち上位十法人の適用額の合計で九〇%を超えています。法人実効税率の引下げの財源確保のため租税特別措置のゼロベースでの見直しが進められるとの...全文を見る
○川田龍平君 この政府税調たたき台では、非収益事業から生じる金融資産収益について、会費や寄附金収入とは異なり、公益法人等が事業活動の中で新たに発生した所得であることなどから、一定の税負担を求めるべきではないかと指摘をしていますが、これは公益社団・財団法人も含めて非収益事業の金融資...全文を見る
○川田龍平君 いずれにしても、公益法人等の税制の拙速な見直しは公益法人等の活動に大きな影響を与えるものであり、法人実効税率の引下げとは切り分けて、法人類型や政策目的等を吟味して、時間を掛けた慎重な議論が必要です。  私は、前回の公益法人の税制検討で設置された非営利法人課税ワーキ...全文を見る
○川田龍平君 質問が早く終わってしまったんですけれども、用意しておいたものが終わってしまったので、ちょっとあと通告していないんですけれども、麻生大臣には漫画について是非お聞きしたいと思っているんですが。  ビッグコミックスピリッツで今「美味しんぼ」というのが連載をされておりまし...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  それで、私も高校時代はよく読んでいたんですけれども、最近読んでいなかったんですが、最近、「闇金ウシジマくん」という漫画もスピリッツで連載されておりまして、これは財政金融委員会に関わる闇金の話で、大変リアルな話なんですけれども、本当にそうい...全文を見る
○川田龍平君 私は、やっぱりこういった問題は、もちろん財政金融委員会ですけれども、本当に是非国会の中でも、熊谷議員だけではなくて、山谷えり子議員も、それから森まさこ議員もずっとこれ取り上げてきた問題です。こういった問題を本当に当時からやっぱりずっと関心を持って私は健康被害の問題な...全文を見る
○川田龍平君 そういったことじゃないです。  是非、この漫画のことで調査のための費用を付けるということではなく、やはりこういった事実関係をしっかりと広く調査をするということが大事なことだと思いますので、例えば水俣病の問題でも、悉皆調査をやってくれということをずっと環境省の方には...全文を見る
○川田龍平君 ほかの省庁にもわたっての問題ですので、是非、これはまた予算委員会ですとか決算委員会ですとか復興委員会ですとか、そういったところでもまた取り上げさせていただきたいというふうに思います。  ありがとうございました。
05月19日第186回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。早速質問に入らせていただきます。  厚生科学審議会のワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会の安全対策調査会の合同部会で、子宮頸がんワクチンの定期接種の積極推奨の扱いが審議をされています。ワクチン接種後に起きている全身の痛みや運動...全文を見る
○川田龍平君 やはり、これは委員の皆さんも多いと思われると思いますが、規程上もしこれが問題ないとすれば、規程に問題があるのではないでしょうか。不正申告については、委員にこの規程を渡しているわけで、規程には明確に講演料とも書いてあります。それが分からないのは委員としては私は不適格だ...全文を見る
○川田龍平君 今の規程は、先ほど大臣からも答弁ありましたように、資料の裏面にあるとおりで、五十万円以下なのか、五十万超五百万円以下なのか、五百万超かを申告すればいいだけなので、審議途中で金銭を受け取ってもこの額を超えない限りは分かりません。また、五十嵐委員長については、当初はGS...全文を見る
○川田龍平君 この規程自体の問題ということで是非考えていただきたいんですが、今の規程でも、実は、毎年四百九十九万円もらっていても審議に参加できることになっております。  薬事分科会審議参加規程十九条では、独立した評価委員会を設置し、少なくとも年一回、運用状況の評価と必要な改善方...全文を見る
○川田龍平君 是非、この規程についても見直しを考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 是非もっと公開の基準などしっかりしていただきたいと思います。  大臣、これ報道によると、製薬協での合計で、奨学寄附金が三百四十六億円、これとは別に原稿料、講演料として二百七十億円、医師への情報提供関連費として千四百二十八億円が支払われておりますが、これは純粋に企業...全文を見る
○川田龍平君 これは、アメリカの場合はサンシャイン法という法律がありまして、非常に明確に公開をしようとしています。今回、自主的に、日本の工業協会も自主的にやっておりますけれども、やはり医師など医療者の側の反対がありまして、結局、今それもなかなか公開がうまくいかないと、公開しようと...全文を見る
○川田龍平君 よく考えてほしいんですけれども、この検討会の委員に薬害被害者を入れるべきということで、是非、三月の決算委員会で大臣に申し入れましたけれども、まだ入っていません。これ、なぜ入らなかったのかということで、患者代表として参加されている委員は臨床研究の法制化にどのような知識...全文を見る
○川田龍平君 私は、薬害被害者と患者代表というのでは役割、立場が異なると思っています。患者団体の中には製薬業界から資金提供を受けている団体も幾つかあります。今回委員に選ばれている患者代表の団体も、二〇一二年度で七百万円の寄附、五百万円の会費収入、八百万円の講演収入がありますが、製...全文を見る
○川田龍平君 是非、この欧州、ヨーロッパ、EUの医薬品庁では、EMEAというところでは、活動に参加する患者団体に対して、寄附者あるいは団体の名称の公表はもちろん、いかなる形であれ企業の後援を公表しなければならないとし、どのような利益相反も公開しなければならないと定めております。日...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。是非、大臣、よろしくお願いします。また、しっかり厚生労働委員会に戻って質問したいと思いますし、また財政金融委員会にも是非来ていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
05月26日第186回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。よろしくお願いいたします。  早速質問に入らせていただきます。  十八歳選挙権が国際標準であると小林参考人からもお話がありましたとおり、既にこの世界で八〇%以上、G8では日本以外、OECD三十四か国では日本と韓国以外の全ての国が十八歳とい...全文を見る
○川田龍平君 私も、高校生のときに国を相手の裁判に原告として加わって、それから実名公表したのは十九歳のときですので、本当にこの政治的な問題ですとか、特に国というものを相手に考えるということが非常に早くから自分自身の体験からしてやっぱり考えてきたことです。  やはり、こういった政...全文を見る
○川田龍平君 私、そのことはとても、大変すばらしいことだと思います。  というのは、エイズですね、例えば自分が体験したこのエイズの問題というのは、性教育もそうですけれども、大人は学校では習ってこないんですね。エイズについては一九八〇年代に発見された病気で、子供のときに習っていな...全文を見る
○川田龍平君 ちょっと時間が来てしまったんですが、井口参考人に、先ほど最後、意見陳述の際に、三番目の憲法改正手続法の位置付けについてで、国民の手から憲法が奪われつつあるのではというところが言い足りなかったように感じたんですが、是非そこの点を一言いただきたいと思います。
○川田龍平君 ありがとうございました。
06月04日第186回国会 参議院 憲法審査会 第7号
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○川田龍平君 今日は、参考人の皆さん、貴重な時間をいただきまして御意見を述べていただきまして、ありがとうございました。  それでは、まず質問させていただきます。  前回の参考人のこの参議院の質疑で十八歳選挙権というのが国際標準であるということが参考人の意見でありまして、私も、...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。  民法との、成年年齢とこの選挙権年齢というのではずれがあるということについてはずっと私は、結婚年齢が男女で差があると、特に男性が十八歳、女性は十六歳ということで、女性の結婚年齢というのは以前から比べれば上がってきているんですけれども、そう...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  私、本当にそういう意味では、裁判官のそういった市民的自由というのは、是非、死刑についてもやっぱり議論に参加してほしいというふうに思う立場です。特に国際標準ということから考えると、やっぱり死刑制度をしいている国というのは非常に少ない中で日本...全文を見る
○川田龍平君 はい。  じゃ、小林参考人と愛敬参考人、お願いします。
○川田龍平君 ありがとうございました。
06月19日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○川田龍平君 日本維新の会・結いの党の川田龍平です。  今日は三つの項目について質問をさせていただきます。  まず初めに、汚染水対策ですが、六月二日、福島第一原発で地下水が流入するのを防ぐ凍土壁の建設が始まりました。研究開発の名目で三百二十億円もの国費が投入をされます。技術的...全文を見る
○川田龍平君 この工法については、まだ規制委員会の許可が全面的には下りていません。多額の国費、税金を投入するこの凍土壁の建設に当たって、なぜ見切り発車をしてしまったのでしょうか。
○川田龍平君 汚染水タンクからの水漏れというのも昨年来ずっと相次いでおりますが、同じく六月二日には、原子力規制庁のパトロールによって雨水のノッチタンクというところからの漏えいが発見されました。これは汚染水タンクに降り注いだ雨水を一時的にためておく仮設タンクですが、昨年三百トンの漏...全文を見る
○川田龍平君 また、地下水のバイパス計画というのもありますけれども、これは一時貯水タンクから海に流す前にセシウムや全ベータ、ストロンチウム90などやトリチウムの測定をしてから流しているとのことですが、その水源となっている十二本の井戸のうちの一本は基準値をもう既に超えているというこ...全文を見る
○川田龍平君 この決めた基準値を超えても、十二本まとめて貯水タンクで、この段階で計るということは、汚染された地下水が混ざって結局薄まっているということでこれを放出しているわけですが、これ批判されても仕方がないと思います。  地下水の流れは大変複雑でして、全て山側から海側へ流れて...全文を見る
○川田龍平君 東京電力の役員報酬であったり賃上げだったり、本当にこういったことが行われている中で、国費がこれだけ大量に投入されているということはやっぱり国民としては納得いかない点もあるということを申し上げておきます。  次の質問に入りますが、国際連帯税についてですが、去る五月五...全文を見る
○川田龍平君 同時に発表された日仏共同プレスリリースを読むと、革新的資金調達の重要性について一致し、日本国における国際連帯税に関する検討を歓迎したとあります。これは六月十一日に国会内で開かれた国際連帯税創設を求める議連の勉強会でも、フランスのマセ駐日大使が、昨年、大統領が十月に安...全文を見る
○川田龍平君 私は、この国際連帯税、とりわけ航空券税についての検討というのはこれ半ば国際公約になっていると思います。五月の当委員会において財務大臣は、別件に関してでしたが、今年は例年より早く税制議論が始まっていると歓迎するような答弁をいたしましたが、この国際公約について、いつまで...全文を見る
○川田龍平君 今朝、衛藤征士郎会長、超党派議連の会長をされていて、税調副会長を務めておりますが、衛藤さんからもこの航空券税に絞って八月にも税制改正要望を提出することになったということで、官邸としてもこの問題に一層関心を持って是非取り組んでいただきたいと思います。  前回の質疑で...全文を見る
○川田龍平君 この航空券連帯税は、特に飛行機を使う人が三百円、四百円の額でもって行くのをやめようということになるかというと、そうではないと思うんですね。やはり、今、この航空券連帯税、特にUNITAIDなどの必要な医薬品、特にエイズ、結核、マラリアなど、そういった医薬品に必要な、今...全文を見る
○川田龍平君 次に、金融取引税についても質問いたします。  五月六日、欧州十か国が遅くとも二〇一六年一月一日までに金融取引税を導入するということを合意しました。前回の質疑で麻生大臣からは、金融商品というのは次々と新しいものが出てくるので、そういった意味で取引自体がすぐ海外にシフ...全文を見る
○川田龍平君 それでは、最後になりますが、成長戦略の目玉として公的年金の資金運用の見直しが挙げられています。年金資金の株式運用比率を高めるとのことですが、基礎年金のリスクが拡大することについて非常に懸念をしております。  政府の有識者会議報告では、海外でも株式運用をしているとい...全文を見る
○川田龍平君 そもそも今回の話というのは成長戦略の目玉として盛り込まれており、基礎年金を犠牲にしてまで経済成長のための株価引上げを狙ったものとの批判を免れません。是非、国会は間もなく閉会をしますが、全国民の虎の子の資金を、これは十分な国会での議論もなく有識者の論議だけでリスクの高...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。初めてこの経済産業委員会での質疑に立たせていただきます。よろしくお願いいたします。  私は、小渕大臣、副大臣、政務官、就任おめでとうございます。そして、この委員会で本当に最初に質問させていただきたいことはたくさんあったんですけれども、大変残...全文を見る
○川田龍平君 しっかり精査した上で、こうした問題についてしっかり確認をさせていただきたいと思います。  その上で、仮に今、事実であれば、今報道されているような内容の、先ほどから質疑の内容がありましたけれども、繰り返しませんが、こうした事実があったとして、大臣として、こういった問...全文を見る
○川田龍平君 後援会の方たちも、やっぱりそれは、応援しているのに、それが理由で大臣が辞めるというようなことになってしまったら、本当にこれはもう残念なことだと思います。  私自身も、大臣とは年が三つしか違いませんので、そういう意味では本当に、同年代の大臣であり、そして私自身も本当...全文を見る
○川田龍平君 私、薬害の問題と同じように、実は公害の問題というのもやっぱり国の産業政策によって多くの被害者が生み出されていったという事件が繰り返し引き起こされてきています。  先ほど、十月の九日に、泉南アスベスト被害について国の責任を確定する最高裁判決というものが出されました。...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。是非しっかりと頑張っていただきたいと思います。  本当にこれは原発の問題、それから今起きてしまっている原発事故の被害者の救済の問題などにも本当に関係してくる問題だと思いますので、是非そうした観点からも、再稼働の問題などについても考えていただき...全文を見る
○川田龍平君 私は、このシェールガス、もちろん期待していくものだと思いますが、ただ過度に依存しないように、是非ロシア、サハリンなどからの天然ガスなど、是非化石燃料の中でもベストミックスを考えていただければと思います。  次に、米国籍の中村教授のノーベル物理学賞受賞に関して、職務...全文を見る
○川田龍平君 今回受賞した青色の発光ダイオード研究というのは二十年以上前の話です。科学は日進月歩で、ここで浮かれてはいられないと思っております。  安倍政権は、世界で最もイノベーションに適した国を目指して予算の重点化と拡充に取り組んでいるようですが、果たして現実の日本の科学研究...全文を見る
○川田龍平君 これ、秋までということだったんですが、年内ということですね。  イノベーション立国を進める上で、とりわけ医療分野の研究においては、この被験者の保護、第三者の監視、そして利益相反の徹底した情報公開が必要なことを、そのための法制化が日本では遅れているということを是非経...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  橋本政務官は退席していただいて結構です。
○川田龍平君 次に、再生エネルギー推進について伺います。ちょっと時間がないですので、少し飛ばすところもあるかと思いますが、この委員会でも既に取り上げている、もう先ほどから皆さん取り上げている課題で、系統接続の拒否問題です。  固定価格買取り制度が始まって二年、太陽光など再生エネ...全文を見る
○川田龍平君 この約七千万キロワットという数字は、真夏の最大需要電力の実に四割以上に達しております。上田長官が部長時代の二〇〇七年に環境委員会で同じテーマで私が議論させていただいたことを懐かしく思い出しますが、長官、このような数字はあの頃全く想像できなかったのではないでしょうか。...全文を見る
○川田龍平君 今日もそのワーキンググループが開かれていると思いますが、今回、この九州電力など五つの電力会社が設備認定を受けた事業者に対し次々に系統接続の回答を保留しており、今回、全国の自治体、事業者からははしごを外されたと猛反発が起きています。福島県の佐藤知事も八日に大臣と面会を...全文を見る
○川田龍平君 この全国の太陽光発電計画が頓挫することになれば、福島のみならず、地域経済の発展、ひいては景気にも深刻な影響をもたらすことになります。制度をつくっておきながら、運用は電力会社任せにしておいた経産省の責任は逃れられないのではないでしょうか。各社の送配電網などの状況を十分...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  ちょっと飛ばします。引き続きまたこの件については次回の質疑でしたいと思います。  続いて、川内原発の再稼働について伺います。  川内原発の避難計画について、安倍総理は九月十二日の原子力防災会議において、具体的かつ合理的であることを確認...全文を見る
○川田龍平君 はい。これで質疑は終わります。まとめます。  私としては、本当にこの十キロ圏外の三十キロ圏以内というこの範囲で、やっぱりこれ昨日聞いた説明と違っていたんですね。県の方ではちゃんと通知を、今日の配付資料、皆さんにお配りしておりますけれども、通知が出ており、そして市の...全文を見る
10月28日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。  まず、質問をさせていただく前に、この大臣の政治資金の問題について、もうこのような不祥事について、度重なるこのような質疑になることが、私にとっても大変残念ですし、できれば政策の議論をしていきたいところですが、まずはその質問をさせていただき...全文を見る
○川田龍平君 では、小渕大臣の後任として御自身がふさわしいと思われるその理由を教えてください。
○川田龍平君 今度のこの事件については、テレビをつければ、お子様がいる家庭では、小さいお子さんがいる家庭ではテレビをつけられないと、本当に恥ずかしいことをニュースでやっているということで、本当に恥ずかしいことが政策議論の場で時間を費やしてしまっていると。  大臣はこれ地元の秘書...全文を見る
○川田龍平君 御自身の責任はないとお考えでしょうか。前の大臣で荒井聰大臣も秘書が使った政治資金でもってお辞めになっておりますが、それについて、自分がお辞めになるという考えはないんでしょうか。
○川田龍平君 大臣は二十三日の会見で、もう一度全ての支出を確認するとおっしゃいました。今回、外国人企業から献金が発覚したわけですが、そのほかには不適切な政治資金の支出はなかったと胸を張れるでしょうか。また、確認作業というのはまだ続いているということでしょうか。
○川田龍平君 その全ての作業はいつ終わるんでしょうか。
○川田龍平君 御自身の政治資金の管理ができないということであれば、先ほど松田委員からもありましたように、経産省のやっぱりそういったことをチェックするということが到底できるとは思えないんですが、そういった中で政策の論議、また法案の審議ということに入るというのは大変難しいかと思います...全文を見る
○川田龍平君 先ほど大臣は退任後に売却をして寄附をすると言いましたが、在任中は応援する気持ちで値上がりを楽しみに実質所持し続けるということですね。  今回のケースでは国民が私は許さないのではないかと思います。私も、松田議員同様に、大臣規範の特例としてこれは即日売却すべきだと思い...全文を見る
○川田龍平君 私自身は、薬害の問題というのをやっぱりしっかりと、起こさないようにということで今しっかり仕事をして見詰めていきたいと思っていますけれども、特に製薬業界と研究者の利益相反関係が今問題となっております。昨日開かれていました全国医学部長病院長会議の研究倫理に関するシンポジ...全文を見る
○川田龍平君 やっぱりちょっとそこの認識が違うと思いますが。  大臣がしっかりと、政治資金の問題についても、先ほど松田議員の質問でも時間切れでお答えになっていませんでしたけれども、やはり外国人の献金の問題というのは、到底普通の感覚からすれば、二回に分けて二年にわたって四十万円を...全文を見る
○川田龍平君 二年間で四十万円の寄附を受けていて、その人と会ったこともお礼を言ったこともないということでよろしいんですか。
○川田龍平君 やっぱり普通の感覚では到底考えられないお金の金銭感覚なんだろうなということを思います。  小渕大臣は、自らの経験も踏まえて、本当にこういう状況で自ら判断なさったわけですけれども、やっぱり小渕大臣と比較して、額の多い少ないではないと思うんですね。この政治資金の問題と...全文を見る
○川田龍平君 何かなかなか政策の議論に入るにはちょっと難しいところがありますが、本当に、大臣であること自体が本当に、僕はとても質問することが非常に難しいです。  本当に小渕大臣の所信に対して宮沢大臣の所信というのは、良く言えばコンパクト、悪く言えば具体性に欠けてめり張りもなく、...全文を見る
○川田龍平君 小渕大臣の所信演説と比べて、宮沢大臣の演説の中身は、原子力政策については一字一句全く同じ演説原稿だったということを大臣は御存じでしたでしょうか。
○川田龍平君 やっぱり大臣と、そういった意味では、経済政策、原子力政策、変わらないということでよろしいんでしょうか。
○川田龍平君 先日、小渕大臣には、数々の薬害事件や泉南アスベスト訴訟について、公害の問題などについて小渕大臣から誠意ある答弁をいただきました。その直後の二十一日にこのアスベストについては塩崎大臣が決断をされ、昨日、塩崎大臣は原告団と会って謝罪をされました。水俣病問題についてなど公...全文を見る
○川田龍平君 それらの被害を引き起こしたのは、いずれもこの国の産業と産業政策です。その責任者として、是非、反省と教訓を踏まえて、命を犠牲にしない経済産業政策を行っていただきたいと思います。  次に特許権の問題ですが、先日の小渕大臣のときにも質問いたしました。特許権を従業員から会...全文を見る
○川田龍平君 次に、再生エネルギーの系統接続の拒否問題について伺います。  この問題の解決については系統ワーキンググループで議論が始まりましたが、イの一番に、系統を流れる電力量や火力発電、自然エネルギーなどの発電量をウエブサイトなどで活用して、リアルタイムで誰でもが見れるような...全文を見る
○川田龍平君 是非お願いします。  最後に、今回の電力会社の各社の対応については地熱やバイオマスまで回答保留扱いとされているということですが、これは事実でしょうか。また、地熱もバイオマスも天候に関係なく安定的に発電ができるはずです。とりわけ地熱は政府の基本計画でもベースロード電...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。
11月17日第187回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。  早速、質問に入らせていただきます。  南相馬の特定避難勧奨地点の解除問題に関し、先日、又市委員も質問されておりましたが、その質疑も踏まえ、何点か質問いたします。答弁は簡潔にお願いいたします。  南相馬の特定避難勧奨地点百五十二世帯中...全文を見る
○川田龍平君 随分多いと感じますが、それらの世帯については、毎時二・〇マイクロシーベルトを上回っている地点ということで避難推奨がなされたということでよろしいでしょうか。
○川田龍平君 今回、特定避難勧奨地点の解除基準は年二十ミリシーベルトを下回ることが確実になるとされていますけれども、これを空間線量に換算しますと、五十センチの高さで毎時三・八マイクロシーベルトということかと思います。この基準を子供や妊婦のいる世帯についても適用するとなると、避難開...全文を見る
○川田龍平君 では、子供や妊婦のいる世帯の避難勧奨の解除は三・八ではなく、あくまで二・〇マイクロシーベルトを基準にするということでよろしいですね。確認したとします。  それでは、十月に住民説明会での反対の意見を受け、解除を延期されていますが、その後、住民の依頼を受けて庭先と玄関...全文を見る
○川田龍平君 あるのであれば、これはまた更なる除染などの対策を行うべきであり、解除というのは時期尚早ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 十月十日に参議院の議員会館で、解除に反対して、避難勧奨の継続と地域指定を求める住民の方からの大臣宛ての要請書を取り次がせていただきました。  副大臣も御覧になっていると思いますが、是非、それによれば、除染が済んだとされる地域にもいまだに一平米当たり何十万ベクレルも...全文を見る
○川田龍平君 この見直しに当たっては、どのような観点で行うんでしょうか。よもや予算やこの対象地域を減らす方向ではないと思いますが、この準支援対象地域についても見直すのかどうか、お答えいただけますか。
○川田龍平君 大臣、是非、恐縮なんですけれども、この子ども・被災者支援法の第十四条、それから第二条の二項に何と書いてあるか御存じでしょうか。もしよろしければ読み上げていただければと思います。
○川田龍平君 続けて、二条の二項には何と書いてありますでしょうか。
○川田龍平君 大臣にわざわざ読んでいただいたのも、まさにこの条文がこの法律の理念の本当に基本となるところです。わざわざ十四条にこういうふうな規定を置いているわけですから、この支援対象地域、また準支援対象地域の見直しに当たっては、このパブリックコメント、パブコメだけで済ませようとい...全文を見る
○川田龍平君 大臣、是非この関係団体のヒアリングを傍聴するという、そこに行って聞くというだけではなくて、是非主催して、復興庁の方で主催していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。大臣、大臣お願いします。
○川田龍平君 これ、被災者の人たちが待ち望んでいるのは、定期的な協議の場を設けてほしいということも要求してありましたので、是非直接意見を聞いていただきたいと思います。  次に、この自然体験と保養事業進捗の来年度の見込みについて、子ども・被災者支援法に基づき文科省が実施している自...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  チェルノブイリの経験から、放射線にとりわけ脆弱な子供たちが一定の期間ほかの地域で保養することが重要との知見は大臣もよく御存じのことだと思います。  この事業、私は子ども・被災者支援法の貴重な成果の一つとして評価をしています。初年度の今年...全文を見る
○川田龍平君 是非、副大臣、それから文部科学大臣、復興大臣、昨年は十億円要求をして三億円だったと聞いております。獲得した予算額と同額しか要求していないということでは減ってしまうのではないでしょうか。心配です。是非、実施団体、受入れ団体の声にも文科大臣からもよく耳を傾けていただきな...全文を見る
○川田龍平君 時間ですので終わりますが、是非基準の見直しをしていただいて、自治体間等の協議を是非しっかりしていただきますように、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。