川田龍平

かわだりゅうへい

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

川田龍平の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○川田龍平君 私は調査会の会長をしていたんですけれども、ちょっと事情があって今調査会長ではないんですが、三年掛けてこの調査を行うということで、是非、このテーマを継続してやっていただけたことにとても感謝をしています。私も質問したかったので、質問できるということはプラスに考えて、質問...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  養育費の問題も先ほどもお話しいただきましたけれども、アメリカでは養育費を払わないと免許証が取り上げられるとか、様々行政によってすごく養育費をかなりしっかりと取る制度みたいになっているところもありますので、是非こういった行政の方でできること...全文を見る
○川田龍平君 先ほど党名も会派名も言うのを忘れてしまったんですけれども、立憲民主党の川田龍平です。  それで、赤石参考人に一問だけ質問したいんですけれども、男女の賃金格差というのは、私はずっと結婚年齢が男女で違うというところが、やっぱりこの就労の最初のところからまず格差があるの...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  栗林参考人に、是非、私もずっと子供食堂についてはある意味ネガティブなイメージもあったんですね。やっぱり行政がやるべきところを民間に任せっきりになってしまっているのではないかと。ファミサポについても、実は余りいいと思っていなかったところも、...全文を見る
○川田龍平君 小河参考人、ずっと長くお話を聞かれて、何か最後言いたいことがあれば是非おっしゃっていただければと。
○川田龍平君 ありがとうございました。  是非しっかりと報告、中間報告会の方にも是非参加したいと思います。ありがとうございました。
02月14日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○川田龍平君 参考人の皆さん、ありがとうございました。  今年のこの調査会のテーマというのは「豊かな国民生活の実現」ということで、昨年に比べて一応ポジティブな好事例を是非聞きたいということでやっているんですけれども、まず稲葉参考人に、一般社団法人のつくろい東京ファンドというのは...全文を見る
○川田龍平君 稲葉参考人、先日も札幌での火災の事件がありましたけれども、今様々な場所で、そういった無届けであったり、そういった施設ですね、そういったところでの火災事件というのが多くて、非常にこれ連続して起きていると思うんですが、それについてどのように感じていますでしょうか。
○川田龍平君 ハウジングファーストという理念で行われている北米や欧州、ヨーロッパでは、医療費削減を目的の一つにやっていると、事例があるということなんですが、それについてお聞かせください。
○川田龍平君 病気の重症化や緊急搬送を防ぐことで、救済した人、一人当たり計三百万円以上節約したというデータもあるということですので、是非そういった政策が非常に重要だと思います。  次に、秋田参考人に、秋田参考人がわたげの会の活動を紹介する中で、養護施設や養護学校、作業所やグルー...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。いろいろ聞きたいんですけど、ちょっと時間の関係で、済みません、ありがとうございます。  竹信参考人に聞きたいんですけれども、先ほど正社員から契約社員に転換したというお話がありました。正社員の数が確かに今増えているということなんですけれども、実...全文を見る
○川田龍平君 時間ですので終わりますが、先ほどの竹信さんの説明で、先生、労組って悪い人たちなんですよねというあの言葉ですね。労組の人たちはどう思って聞いていたのかなと思うんですが、これがやっぱり本当に今の若い人たちの常識なんだとすると、経営者側の言葉じゃなくて学生の側からこういう...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  時間がありますので、ちょっと質問させていただきます。  稲葉参考人から結婚の話がありまして、私も結婚というのは、特に国がとか国家とか、そういったところがそういうのを促進するというよりも、やっぱり個人のライフスタイルの問題というのがあった...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  前回も一人親家庭の就職、就労の、貧困の問題もやりましたけれども、やっぱり今、例えばインフルエンザにかかって仕事に行けないということで数日間仕事ができないと、もうそこで貯金がないので破綻してしまうというような状況の若い人たちがたくさんいると...全文を見る
02月21日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、三人の参考人の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。御意見ありがとうございました。  佐久間参考人にまず伺いたいんですが、佐久間参考人とは、先ほど名刺交換をしたとき久しぶりですと言われて、そうだ、五年前に厚生労働委員会...全文を見る
○川田龍平君 佐久間参考人と河合参考人にお伺いしたいんですが、昨年、住宅セーフティーネット法というのが成立をしまして、それによって、なかなかまだ、施行がされて十月からで三か月ですので広がっていないという中で、東京ではまだ登録がゼロだということで、その住宅セーフティーネットについて...全文を見る
○川田龍平君 緒形参考人に、私も高齢者の方と接していると今日用が大事だと言われて、今日用があることが大事だと、先ほどの話なんですけれども、やっぱり非常に高齢者の方がこれから、高齢者の方と接していると八十歳でも全然元気で、本当にもう普通に頭も回転も回っていて、大体そういう人は歩いて...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。
○川田龍平君 ありがとうございます。  河合参考人に、先ほど二十分で話し足りなかったところがかなりあったんではないかと思いますので、是非お聞きしたいんですが、特に二十ページの地域社会というところでいかに取り組むかと。  先ほど家族の話はあったんですが、私も本当に自分の家族考え...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  やっぱり各地で地方自治体などがしっかりそういったことも取り組むというのはすごく大事だと思うんですが、調査を河合参考人はたくさんしておりまして、悉皆調査などもやっていて、悉皆調査ってなかなか自治体でも取り組んでいるところ少ないと思うんですが...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  河合参考人の資料、本当に参考になるところが多くて、東京都の独り暮らし高齢者出現率の資料、二十四ページ、二十五ページにありますが、ここも見ると、島嶼部がやっぱり非常にこの出現率が高くて、一方、檜原村とか日の出とかあきる野とか結構、村の方が意...全文を見る
○川田龍平君 時間ですので、ありがとうございます。また詳しく河合参考人には個別に聞きたいと思います。ありがとうございました。  どうもありがとうございました。
03月16日第196回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  まず、事実関係について理財局に伺います。  この十二日に公開された文書、公文書について、表紙が付いていないんですが、表紙がありますでしょうか。
○川田龍平君 この十四の文書の表紙です。
○川田龍平君 公文書には秘密指定とかそういうこと書いてあると思うんですけど、そういった鑑文はないということですか。
○川田龍平君 これ、配付先の指定もないということですか。
○川田龍平君 やはりこの原本を出していただかなければ、この文書がどこまでこれが皆さんに供覧されているのか分からないですが、表紙をちゃんと付いたその原本を出していただきたいと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 その書換え後の原本というのは、誰がそれ見て判こを押したんですか。
○川田龍平君 それでは次に、八億円の値引きの根拠である地中ごみについて、これ、実際より深くあると見せかけた虚偽の報告書を書かれたと証言が出ていますが、これについて政府は、再調査を検討するのではなく、価格は適切だったと言い張っていますが、虚偽でも適切とは一体どういうことでしょうか。
○川田龍平君 これは再調査すべきと思いますが、いかがですか、国交省。
○川田龍平君 麻生大臣は十二日の会見で、文書書換えについて、一部職員がやったことだと繰り返していますが、公務員でありながら国会で虚偽答弁をしているこの佐川前長官について、いまだに適切な人事だったと言い張る理由は何でしょうか。
○川田龍平君 大臣は昨年の三月二日の当委員会で、理財局の報告というのを最も信用しているのであって、週刊誌とか誰がどうこう言ったという話より理財局長の話を信用すると答弁されていますが、結局だまされたということですか。
○川田龍平君 ということは、だまされたということですね。だまされたということを認めるんですね。
○川田龍平君 じゃ、今は、理財局長より朝日新聞を信用するということでしょうか。
○川田龍平君 これ、理財局の一部の人間がやったことだと繰り返し発言していますが、まだ調査中ということですよね。
○川田龍平君 財務省の部局というのは、国会対応というのは理財局だけがやるんでしょうか。
○川田龍平君 昨年、国会、参議院の予算委員会に提出をしたその書類というのは、これは理財局と、ほかにどこが見ていたんでしょうか。
○川田龍平君 理財局だけではないと思うんですが、関わった局はどこでしょうか。
○川田龍平君 国会に提出するときには官房長は見ていないんですか。
○川田龍平君 私はこの理財局の一部の人間だけの責任とは思えないんですが、やはり官房長や大臣もこれ関わっているんじゃないんですか。
○川田龍平君 でも、国会に提出する文書は大臣官房も通りますし、官房長も把握していると思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 これ、一年以上も国民も国会もだまされてきたんです。仮に一部の職員がやったことだとすると、失礼ですが、五年も財務大臣の席に座りながら、こうした不祥事を察知する能力が全くなかったということでしょうか、大臣。
○川田龍平君 もう一度確認しますが、大臣がこの十二日の報告を最初に受けたのはいつでしょうか。
○川田龍平君 これ、六日に官邸が、先ほども、官房長官、総理も受けているにもかかわらず、財務大臣、所管の官庁が十一日まで受けなかったということでしょうか。
○川田龍平君 いつですか。
○川田龍平君 大臣に上がったのはいつでしょうか。
○川田龍平君 いや、これは改ざん……。
○川田龍平君 この任命責任ということを聞きたいんですが、これ、理財局長に任命したのは大臣ですが、適材適所だったと言っていますが、理財局長の任命責任を認めますでしょうか。
○川田龍平君 任命責任を取るべきじゃないでしょうか。
○川田龍平君 これは、改ざんをした責任とは別に、改ざんの事実を隠蔽してきた責任があると思うんですが、これについても大臣は自分にはないと考えますか。
○川田龍平君 改ざんのこの事実だけではなく、真相究明のための調査をすべきと考えますが、いかがですか。
○川田龍平君 財務省自らの調査では、私はこれは納得が国民はいかないと思います。やはり国会にしっかりと関係者を呼んで、しっかりとこの調査をすべきだと思っております。  これは、委員長、是非、安倍総理昭恵夫人、それから担当だった政府職員の谷査恵子氏と迫田元理財局長の国会招致を委員長...全文を見る
○川田龍平君 先週の三月六日に、この公文書書換えの事実について調査報告書を財務省が提出せずにゼロ回答にして、私の質問が流れました。実は、あの日は薬害エイズの被害者として実名を公表してから二十三年目でした。  大臣、薬害エイズの事件の本質は一体何だと考えていますか。
○川田龍平君 本質は何だったとお考えですか。
○川田龍平君 薬害エイズの本質は国による情報隠蔽によってたくさんの命が奪われたことで、あのときも裁判所や国会議員が幾ら要求をしても国は今回の財務省と同じように言い訳をして資料を出さなかったんです。日本史上最も罪深い、政府による……
○川田龍平君 情報隠蔽が引き起こした犯罪でした。  都合の悪い情報を隠蔽してあれだけたくさんの命を奪っていたのに、二十三年たった今でも政府がまだ同じことをやって繰り返している。悔しさと絶望感は拭えません。民主主義を壊し、国民を裏切り、そのツケを払わせ続けるこの腐った体質をこれ以...全文を見る
03月22日第196回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  大臣、一問目の質問をまず六問一括で伺いますので、よろしくお願いいたします。  大臣は、今回の財務省の決裁文書改ざん問題について、とりわけ行政府が国会に提出した虚偽の資料を基に一年にわたって国会の時間が浪費されたことについてどのように...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  是非しっかりやっていただきたいと思います。その改ざんはないようにしていただきたいと思います。  次に、公益通報者保護法が全く機能していない問題について大臣に伺います。  今回、自死をされたという近畿財務局の職員もその一例だと思いますが...全文を見る
○川田龍平君 是非真剣に取り組んでいただきたいと思います。  昨年、私もある製薬会社の不正を告発した社員の方から、その御家族からも途絶えた収入やお嬢様の結婚のことなど様々に苦しんでいることを直接に伺い、厚生労働委員会でも取り上げさせていただきました。大臣も是非、この不作為のせい...全文を見る
○川田龍平君 是非しっかり取り組んでいただきたいと思います。  最後に、BS放送、テレビ放送を見ていますと、あたかも効果があるかのような言いぶりの健康食品の広告が延々と垂れ流されています。画面には小さい文字で個人の感想ですなどの注釈が付いていますが、視聴者はそんな小さな文字を気...全文を見る
○川田龍平君 商品の中には、バストアップしながら痩せるという非科学的なものですとか、いろんなものがあります。これ、規制当局が既存のツールを最大限駆使して努力されていることは分かりましたが、BS、CS、そしてネットなど、同種の広告が増える一方です。科学的根拠のない健康食品を買わされ...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。是非よろしくお願いいたします。  終わります。ありがとうございました。
03月22日第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。事情を御理解いただき、質問順に御配慮いただき、ありがとうございます。  質問させていただきます。  大臣は、今回の財務省の決裁文書改ざん問題について、とりわけ行政府が国会に提出した虚偽の資料を基に一年にわたって国会の時間が浪費されたこと...全文を見る
○川田龍平君 済みません、ありがとうございます。  私も、この問題については本当に、こういうことがあってはならないことであり、是非、復興庁におきましても、こうしたことが二度とないようにということで、復興庁にはないと思いますが、是非こういうことがないようにしっかり監督していただけ...全文を見る
○川田龍平君 大事なのは被災者の声を聞くことです。その点大臣は、前任の大臣と違って、自主避難者の声もしっかり聞いていただけているようです。是非、大臣在任中にそういう取組を更に進めていただきたいと思います。  吉野大臣もこの自主避難者の方からの直接意見を聞かれていると思いますが、...全文を見る
○川田龍平君 是非、実態調査をやっていただきたいと思います。  次に、福島県の県民健康調査の甲状腺検査の問題点について伺います。  環境省の甲状腺検査サポート事業では、県民健康調査B判定でない場合は対象になっていません。例えば、県民健康調査が始まる前に県外へ避難され、甲状腺検...全文を見る
○川田龍平君 是非よろしくお願いいたします。  チェルノブイリの知見を持ち出すまでもなく、被災者一人一人の救済、そして一度始めたこの県民健康調査の疫学的な価値も損なわないためにも、絶対に検査の縮小論は受け入れられません。今こそ県民の代表として、大臣のこれ腕の見せどころだと思いま...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。  済みません、大臣ではなく委員長でした。申し訳ありません、間違えました。(発言する者あり)あっ、副大臣も、そうです、副大臣もやっておりましたので、是非しっかりこれ取り組んでいただきたいと思います。  ありがとうございます。よろしくお願い...全文を見る
03月22日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  この森友学園の決裁文書の問題をめぐって度々ほかの委員からも質問が出ておりますが、私も大臣に、今回の財務省の決裁文書改ざん問題について、とりわけ行政府が国会に提出したこの虚偽の資料を基に、一年にわたってこの国会の時間が浪費されたことにつ...全文を見る
○川田龍平君 同様の問題が農水省で起きた場合、どのように対応すべきと考えますか。
○川田龍平君 もし仮に起こった場合、これ大臣として、大臣の責任というのは重いと思うんですが、いかがですか。
○川田龍平君 これ、今財務省が財務省自身のことを調べるということに違和感を感じないでしょうか、いかがですか。
○川田龍平君 やはり、こういう第三者機関による調査が必要だとは思いませんか。
○川田龍平君 農水省では今回のような公文書の改ざんは断じてないと思いますが、それを絶対にないと言っていただきたいということと、公文書に改ざんがないことを改めて調査すべきと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 是非、襟を正してしっかりやっていただきたいと思います。  では次に、TPP11について伺います。  三月九日、TPP11の署名式が行われました。これに対して、内容の修正を前提としたTPP12への復帰の検討を既に表明しているアメリカのトランプ大統領は、時を同じくし...全文を見る
○川田龍平君 じゃ、先ほどのこの七万トンから四万トンに引き下げる交渉を行うという意味と理解してよろしいですね。
○川田龍平君 あわせて、これは大臣にも確認したいと思いますが、今の澁谷統括官の答えどおり、乳製品の輸入枠を七万トンから四万トンに引き下げる交渉を行うということでよろしいですね。
○川田龍平君 ただ、これは各国がこの交渉する権利はありますよというくらいの理解であって、交渉ですから、必ずこれ引き下げることを約束してくるわけではないということですよね。
○川田龍平君 アメリカがこのTPP12への復帰の条件として乳製品輸入枠の更なる拡大を求めてきた場合、日本はこれ交渉に応じるんでしょうか。
○川田龍平君 これ、大臣にも確認しておきますが、ただでさえ、アメリカに譲歩を重ねた結果の七万トンということであって、更にアメリカ側に有利な内容への変更など、日本の酪農を守る立場からは絶対に認めるわけにはいかないと思いますが、所見を伺います。
○川田龍平君 是非これはしっかり守っていただきたいと思います。再交渉の要請があっても決して応じないということを明確にしていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、アメリカのTPP12復帰に当たり三万トンの上乗せを認めたり、あるいはTPP12復帰を諦めて米国が日米F...全文を見る
○川田龍平君 やっぱりしっかりと日本の将来の酪農を守るということが何よりかと思いますので、是非しっかり守っていただきたいと思います。  このTPP12のISDSの投資条項は今回凍結になっていますが、それ以外に凍結になっていないISD条項がTPP11に残っているのではないでしょう...全文を見る
○川田龍平君 ということは、これ、ISDSの完全な凍結ではなく、投資章、九章にあってはこれは凍結になっていないということでもう一度確認、再度確認ですが、よろしいですね。
○川田龍平君 これ実は、現在、EUとの日欧EPAですか、日欧の間でのこのISDSの問題についてなど大変問題となって、結局、EUもアメリカもこのISDSをこの貿易協定に盛り込まなくなってきているということなんですが、ISDSというのは時代遅れの制度ではないかと思いますが、いかがでし...全文を見る
○川田龍平君 例えばEUでは、常設の裁判所で高度な資格を持つ判事により二審制で審議するという裁判所の方式の改善を提案したが、もうこれは根本的な解決ではないわけですが、もうそれにさえ日本は反対をしてTPP型のISDSに固執したということで、それはいかがですか、そういうことでよろしい...全文を見る
○川田龍平君 それから、アメリカとの関係においても、これ日本は米国の追従型のISDSをバラ色と言い続けてきましたが、ついにはアメリカでさえもNAFTAでこの国内法廷と国際法廷との選択制ということで、米国は国内法廷を選択するという提案をして、実質的にこのISDSの否定もし始めていま...全文を見る
○川田龍平君 私は、このISDSについては、ある意味、日本とほかの国との関係においての問題だけではなくて、やっぱり本当に国としての主権に関わる問題だと思いますので、是非そういったところは議論の上でこれはしっかりとこういう問題は見直すべきではないかと私は思っております。  次に、...全文を見る
○川田龍平君 これ、兵庫県の種子条例は三月二十日に原案どおり可決され、新潟の条例案はあした三月二十三日に採決ということも聞いておりますが、農水省としてはこの条例のあるなしというのはどういうふうに考えておりますでしょうか。
○川田龍平君 この条例があるかないか、有無によって交付金の額に差が出たりとか、そういうことはあるんでしょうか。
○川田龍平君 ほかには、愛知県で種子法廃止後の主要農作物種子供給体制の具体的な案を練ったり、北海道では法律に代わる要綱を作成したと聞いていますが、都道府県によってこの取組に濃淡が出てくるものと思いますが、本当にこれでいいんでしょうか。それでよろしいんでしょうか。
○川田龍平君 その答弁ですけれども、こうした都道府県に対してやっぱり予算をどのように確保されているのか、それから、本当にどういうふうに同じようにできるようにということをしていくつもりなのか、もう一度お願いします。
○川田龍平君 この種もみの生産には四年掛かります。種子法によって全国種子計画を作ることで、全国で調整して需要に合った量を日本全体で調整することになっていました。しかし、都道府県それぞれの判断に任されてしまう中、全国的な調整は、具体的にどのような方法で何に基づいて行われるんでしょう...全文を見る
○川田龍平君 今の答弁によれば、都道府県種子協会と全国主要農作物種子安定供給推進協議会を通じた需給把握と需給調整の機能は今後も維持されるということですが、従来の通知では全国協議会は設置するものとするとされていました。ところが、昨年十一月の通知では3の(3)というところに、必要な場...全文を見る
○川田龍平君 この麦や大豆についてはいかがですか。
○川田龍平君 驚くべきことなんですけれども、今後種子計画を作る際に、民間企業が生産する種子の量を各都道府県はどのような方法で把握可能なのでしょうか。
○川田龍平君 民間企業は種子の生産義務を負いません。そのため、もうけが出ないとなれば、生産量を引き下げたり、種子事業から撤退することもあり得ます。その結果、種子が不足する事態になった場合、誰がどのように責任を取るのでしょうか。
○川田龍平君 これはやっぱり大臣、通告していませんけれども、責任は大臣取ってくれるんですか、ちゃんと責任取って、これ不足しない事態にできるんですか。
○川田龍平君 私は、この昨年の種子法が廃止された際の附帯決議、重要なので読み上げさせていただきますが、四番、「消費者の多様な嗜好性、生産地の生産環境に対応した多様な種子の生産を確保すること。特に、長期的な観点から、消費者の利益、生産者の持続可能な経営を維持するため、特定の事業者に...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  残りもあした引き続き行います。ありがとうございました。失礼いたしました。
03月23日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  昨日に引き続き、種子法について伺います。何度聞いても答弁に納得ができません。今日はしっかりと納得のいく答弁をいただきたいと思います。  新潟の条例案は、昨日、委員会を全員参加、賛成で通過をしまして、先ほど、森ゆうこ議員の質疑の前に、...全文を見る
○川田龍平君 いずれにしても、今回の種子法廃止が契機となって、新潟にしても兵庫県にしても条例を制定しているのは事実です。それだけ自治体には危機感があるということだと思います。  全国種子計画は種子法と直接関係ないとの答弁もありましたが、これも納得できません。前回、種子計画などを...全文を見る
○川田龍平君 ただ、現在のこの民間企業の種子生産能力というのは僅かであり、この九九%以上を占める公的種子事業を全国的に調整する仕組みというのは、これ担保する法的根拠が必要だと思います。過剰生産で種もみの価格が下落したり、逆に不足するなどの事態をとても懸念をいたします。  種子法...全文を見る
○川田龍平君 それでは別の聞き方をします。  例えば、住友化学という企業がありますが、これは国内企業と呼べるのでしょうか。
○川田龍平君 この住友化学はモンサントと提携を進めて深めており、住友化学が開発する新農薬に対応する遺伝子組換え新種子をモンサントが開発しているということです。  農水省はこれを御存じないのでしょうか。
○川田龍平君 そういった、今手元にないということですけれども、またEUがバイエルによるモンサントの買収ということを承認をしてしまった結果、これ、モンサント、バイエル、住友化学という、無国籍というか寡占状態の多国籍企業が世界の農業の支配を強めていくというような状態になっているという...全文を見る
○川田龍平君 もう今や日本の国内企業なのかどうかということは、もう今の事例からしてもほとんど分からなくなって、境がなくなってきてしまっているという状況の中でこの法律を廃止しているということです。  附帯決議第四項が求めるこの種子の多様性を守るためには、住友化学のようなグローバル...全文を見る
○川田龍平君 私は、この多様性というものを失えば命は危険にさらされるというふうに思います。  この通知は、特定の事業者による種子の独占という弊害を生じさせないことを全く担保できておらず、多様性の維持を求める参議院の附帯決議の第四項の求めに応えたものとはなっていないと言わざるを得...全文を見る
○川田龍平君 是非、この条約の中身しっかりと踏まえてやっていただきたいと思います。この遺伝資源条約にあるように、農家には、影響を受ける種子政策について政策決定に参加する権利があるということです。それを全く無視してこういう種子法を廃止したということは国際条約違反の行為であると言わざ...全文を見る
○川田龍平君 是非、この小規模の、また家族経営のような法人化をしていない人たちにもやっぱりしっかりと届くような施策をやっていただきたいと思いますが、いかがですか、大臣、もう一度確認です。
○川田龍平君 これ、昨年の末、国連は、来年からの十年間を国際家族農業の十年と定めました。この十年間の日本における意義を御説明いただけますでしょうか。
○川田龍平君 私はこれまでの施策が不十分であったという前提で、これからの十年、これからの十年、どのような新施策を打ち出していくのかを聞いているわけですが、大臣、いかがでしょうか。
○川田龍平君 これまでのというのと、継続というのは分かるんですね。これからの十年、さらに二〇一九年からの十年をどのように考えているのかということで、これからのことを是非御答弁いただければと思います。
○川田龍平君 先ほどから足りないという言葉も出ていますとおり、やっぱりこれまでのが不十分であるという認識に立っていただいて、やっぱりこれまでやってきたものを継続ということではなく、新たにやっぱりつくっていただきたいと思います。そういった決意を是非表明していただければと思います。
○川田龍平君 じゃ、例えば、その新規の新しい小規模向けの、新しいこの予算の中の施策としては何がありますか。
○川田龍平君 全く伝わっていないですし、本当に現場のやっぱり農業者の人たち使えないんですよ、使っていないです。使えないということが現実にありますので、やっぱり新しいこういった施策増やしたといっても、それが伝わっているのか、こういうメニューありますよといっても、現場の人が使いにくい...全文を見る
○川田龍平君 確認ですけれども、この売電収入が農業収入を仮に上回っていても、いわゆる兼業農家の扱いにはならず、この主業農業者向けの各種制度金融や補助メニューというのは、支援などは引き続き受けられると理解してよろしいですね。
○川田龍平君 是非そこをしていただきたいと思うんですが、そういった形でできるということでよろしいですか。
○川田龍平君 重要な答弁だったと思います。小規模な家族経営農家にとっても、ソーラーシェアリングというのはメリットがあると。国や地域にとっても、地域共同体を守る小規模家族経営体が農業を続ける一つの動機になるという意味で、また再エネの普及にもつながり、環境にも優しいと。まさにウイン・...全文を見る
○川田龍平君 是非やると言っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 じゃ、検討した結果をまた引き続き聞いていきたいと思います。  女性の新規就農を促進する方策について伺います。  先日の当委員会の静岡県、山梨県の視察に私も参加させていただきました。その際は、委員長を始め委員の皆さんにいろいろと御配慮賜りましてありがとうございまし...全文を見る
○川田龍平君 この農山漁村男女共同参画優良活動表彰ですとか、農水大臣賞も、平成二十八年度、次世代を担う若手地域リーダー部門でも、これ女性の非農家出身の方が表彰されておりますし、平成二十八年度の農業の未来をつくる女性活躍経営体百選の中にも、茨城県の、副大臣も茨城県でしたけれども……...全文を見る
○川田龍平君 ああ、済みません、時間ですね。はい、済みません。  そういうのがありましたけれども、こういった米粉の普及のために、是非、国として取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 済みません、時間がまだあると思っていました。申し訳ありません、終わります。  本当にグルテンフリーのやっぱり食材、是非広めていただいて、是非、米粉、私も普及大使となって進めてまいりたいと思いますので、また引き続き質問させていただきます。  ありがとうございました...全文を見る
03月28日第196回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  森友学園への国有地売却と財務省による文書改ざん問題について質問いたします。  太田理財局長と昨日の佐川証言、佐川証人との答弁の食い違いについて、昨日の佐川証人の証言の中では、太田局長が言ったか分からないがということで佐川さんが否定を...全文を見る
○川田龍平君 この食い違いがあるということを指摘しておきます。  佐川証人は政治家からの指示はないと言っていますが、その根拠は何も示せていません。法令にのっとってやっているというのに、なぜ改ざんをする必要があったのか。もうこれ、指示の有無よりも、そんたくの状況をつくったことが問...全文を見る
○川田龍平君 これ、総理はおわびをすると何度も言っていますが、この参議院の予算委員会が、今国会の質疑時間を改ざんによって、この改ざん文書で国会の時間を無駄にして、おわびすると言っていますけれども、この予算委員会を四月以降も開き続けるべきだと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 この森友問題で費やした時間が何時間になるのか。これは野党のせいだけではなく、この改ざん文書と虚偽答弁というのが原因じゃないかと私は思っております。  国会をこれだけ混乱させたことが、様々この罪状があります。憲法六十二条に基づく国政調査権の行使を妨害、公文書改ざんと...全文を見る
○川田龍平君 貴重な国会の審議時間を無駄にしたということについて、やっぱり是非これはしっかりと予算委員会を開き続けていただきたいというふうに思います。  これを事細かに一つ一つ聞いていきたいと思いますが、去年の六月一日に、財務省は出先機関も含めて省内の全てのパソコン約七万台を新...全文を見る
○川田龍平君 この残したもの、この財務省の公文書、決裁文書の電子管理システム、改ざん防止機能というのは付いていましたでしょうか。
○川田龍平君 この公文書改ざんは理財局の一部職員がやったと言いますが、重要文書へのアクセス権限などの管理はどうなっているんでしょうか。
○川田龍平君 おとといのこの予算委員会で、与党の議員から公益通報者保護法についての質問がありました。  そこで、この里見議員の質問において官房長から、今の実績、相談件数についての、通報件数について、平成二十九年四月から三十年二月までに受理した件数が一件あると言っていますが、この...全文を見る
○川田龍平君 私は大変残念な思いをしますが、今回、一人の正義感あふれ熱心に真面目に仕事に励んでいた優秀な近畿財務局の職員が、この不正な事柄に対する抗議の気持ちを表すために、作成した決裁文書が大きな圧力を受け書き直しを指示されて、自分一人に責任を押し付ける現実に身も心もぼろぼろにさ...全文を見る
○川田龍平君 私は、今回のケースは、安倍総理夫人が名誉校長を引き受けたこと、そのことが事の発端になったんではないかと思います。  なぜ引き受けたのか、そういったことを総理として、その問題について是非、総理がこの問題について、やっぱり隠そうとしたわけではないとしても、結局……
○川田龍平君 その問題についての本質はそこではないかと思います。  こうした問題について、しっかりと今後もこの予算委員会、さらには、この予算委員会では解明し切れなかったことについて、当時の局長であります迫田局長、そして昭恵夫人の秘書である谷査恵子秘書、そしてその上司である今井秘...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。
03月29日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  質問に入ります。  東日本大震災の被災地である宮城県の気仙沼市から水産加工業の復興についての御意見をいただきましたので、大臣の所見を賜りたいと思います。  東日本大震災復興から七年が経過し、順調に漁港や関連施設の整備や復旧が進み、...全文を見る
○川田龍平君 次に、水産加工資金法案の恒久化の必要性について伺います。  この法律は五年の時限立法で、本年三月末に期限を迎えるため、八回目の延長を行って二〇二三年までの資金提供を行うとのことです。しかし、大震災の被害を受けた水産加工業の復旧と復興のためだけでなく、今大変厳しい経...全文を見る
○川田龍平君 お手元の配付資料を御覧ください。直近の四回の改正を見ても、五年ごとに融資対象の魚種が追加されたり削除されたりしています。具体的には、平成二十年に追加されたハタハタ、カニは平成二十五年に削除。この法案の成立後には、サメやシイラ、タチウオの扱いが変わります。また、ハタハ...全文を見る
○川田龍平君 この法律がどうしても恒久法にできないというのであれば、現下の厳しい水産加工業の実態に照らして、恒久的に水産加工業を支援する融資制度を検討すべきではないかと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 既に多くの委員の皆さんからも指摘されていますように、そもそも我が国の水産加工業の体質強化が必要だと私も考えています。水産加工品の国内消費量が年々減少している状況にあって、その減少分を埋めるべく輸出を促進すべきと考えます。  そこで提案なのですが、輸出振興策の一つと...全文を見る
○川田龍平君 現時点で補助を利用して取得したハラール認証は何件ありますか。
○川田龍平君 あればお願いしますが。  あと、現在、イスラム教徒は世界に十六億人、世界人口の四分の一を占めると言われています。さらに、二一〇〇年の長期予測では、人類史上初めてキリスト教徒を抜いてイスラム教徒が最大勢力になるということです。世界最大のイスラム教国のインドネシアを始...全文を見る
○川田龍平君 是非一生懸命やっていただきたいと思います。  続いて、水産加工業が抱えるもう一つの深刻な問題、人材確保に関して伺います。  今、水産加工業界においては、被災地だけではなく、全国的に深刻な人材不足に陥っており、中国やベトナムなどの外国人技能実習生に頼らざるを得ない...全文を見る
○川田龍平君 農ガールなどと比べて水産分野での女性の就労促進策というのは余り聞こえてきません。しかし、水産加工業の現場では女性が向いている仕事だと言われており、近年では大卒の女性を採用したい事業者もいるようです。手先の細かさだけでなく新商品の企画力など、女性のこの分野での活躍が大...全文を見る
○川田龍平君 なかなか、改修とかそういったものには使えないとかいうところもあるそうなんですけれども、しっかりそういった女性の活躍のための施設にも是非使えるようにというふうに思っております。  もう一つ、気仙沼の復興を支援するNGOから人材確保の方策として、若者だけではなく、定年...全文を見る
○川田龍平君 私は、この水産加工業の人材確保の観点から水産庁が率先して取り組むべきではないかと思っております。  繁忙期の深刻な人手不足は、水産加工業だけでなく、農山漁村における様々な業種で言えることですので、このお試し移住というのができるように是非、住民票の異動を求められる施...全文を見る
○川田龍平君 これ、是非読んでいただきたいのですが、皆さんにも、この資料の三枚目を是非御覧ください。このダム計画に体を張って反対してきた山形県の内水面漁業、とりわけ自県産のアユを親とした種苗生産に最も貢献した沼沢勝善前漁業組合長を自死に追い込んだ山形県水産行政と、そして沼沢前組合...全文を見る
○川田龍平君 本当に残念でなりません。  この小国川でもダムによらない治水が可能であって、その方が治水安全面でも環境面でも地域振興面でも得策であると元京都大学防災研所長である今本博健氏、大熊孝新潟大学名誉教授など多くの識者が主張しているところです。この問題はかねてより山形県議会...全文を見る
○川田龍平君 つまり、水産庁としては、内水面漁業であっても増殖に取り組む組合員一人一人の合意を十分に得る必要があるということでよろしいですね。
○川田龍平君 時間が参りましたので、続きはまた次回やらせていただきます。  ありがとうございました。
04月03日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  前回の水産加工資金法案の審議で十分聞けなかった点を中心に伺います。  まずは、イスラム教信者向けのハラール認証の実績について再度確認したいと思います。  まず、そもそもハラールである水産品について、各種支援制度を活用したハラール認...全文を見る
○川田龍平君 それでは、その輸出に取り組む事業者向け対策事業において、農林水産物、食品全体でのハラール認証支援の実績はどのようになっていますでしょうか。
○川田龍平君 これ、実際にはどのような内容、先ほどもちょっとお話しいただいたんですけれども、例えば先方の国の認証専門家の旅費など、これどのように事業者と分担をしているんでしょうか。
○川田龍平君 この三事業五件ということなんですけれども、全て牛肉ということで、この事業費と、負担も二分の一なので本当に少ないと思います。  このハラール認証は国際的な統一の基準というのがなく、マレーシア、インドネシア、アラブ首長国連邦、そしてサウジアラビアと、国ごとに認証制度が...全文を見る
○川田龍平君 是非、中小零細企業に配慮して進めていただきたいと思います。  次に、先日、質疑の途中で終わってしまいました山形県最上小国川の天然アユと穴空きダムの件について伺います。  まずは前回の答弁の再確認をさせてください。二〇〇一年の漁業法改正にもかかわらず、漁業補償にお...全文を見る
○川田龍平君 この山形県は、最上小国川の漁業権の付与を盾にして、公益性の担保を求めて、公益とは何かを明言せずに、それまで漁協でダム反対を決議して八年間協議に参加してこなかった沼沢前組合長に対してダム協議に参加することを強要する実態があったと聞いています。それは二〇一三年の十二月十...全文を見る
○川田龍平君 この近畿大学農学部の有路昌彦教授は、最上小国川でのアユ釣り客による経済効果は年二十二億円に達すると試算しています。最上小国川における全国に先駆けた自県産のアユを親とした種苗生産をどのように評価していますでしょうか。
○川田龍平君 ありがとうございます。  農水省がこの亡き組合長がつくり上げた最上小国川の自県産のアユを親とした種苗生産を多様性の観点からも高く評価されていることがよく分かりました。  ダム建設を進める県は、流水型ダム、いわゆる穴空きダムは環境に与える影響は著しく小さいと言って...全文を見る
○川田龍平君 この最上小国川流域環境保全協議会での環境影響調査の報告に対して、現地踏査されたアユ生態学の権威、川那部浩哉京都大学名誉教授ら四名の生態学者らが、アユそのものの生態学見地からの調査が全く行われておらず論外であるという申入れを二〇一四年の八月に行っています。例えば、ダム...全文を見る
○川田龍平君 国交省が造った青森県岩木川の津軽ダムでは、きちんとアユの専門家も委員に加え、アユそのものの生態学見地からの調査が行われたと聞いていますが、最上小国川における調査と比べ津軽ダムではどのような体制でどのような調査を行ったのでしょうか。国交省、お願いします。
○川田龍平君 公有水面埋立法では、国土交通大臣が認可を行う際に環境大臣の意見を求めることとなっています。同様に、水産資源を取り巻く近年の厳しい諸情勢を鑑みれば、私はもっと水産庁が開発行為に意見することがきちんと法制化されてもよいのではないかと感じます。  実験台に使われてしまう...全文を見る
○川田龍平君 前回もお話ししましたように、熊本県の荒瀬ダムの例もあります。やはりこのダムを撤去して自然を回復させるということも、これ公共事業だと思いますけれども、是非しっかりやっていただきたいと思います。  農水省は和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたとアピールをしていますし...全文を見る
○川田龍平君 是非、もっと農林水産省、水産庁として、これ今まで、特に一九九九年の地方分権、地方自治といったところで、かなり水産庁のそういった管轄が地方に移管したことによって、この漁業資源が様々もう今問題になっているような状況になっているんではないかと私は思っておりますので、是非、...全文を見る
○川田龍平君 繁忙期の深刻な人材不足は水産加工業にとどまらず、農山漁村に、産業全般に言えることだと思いますので、次回もまた質問したいと思います。ありがとうございました。
04月04日第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  昨年の十一月に、国連人権理事会の人権状況審査、普遍的・定期審査、UPRのこの作業部会で、オーストリア、ポルトガル、ドイツ、メキシコの四か国から、福島原発事故被害者への支援の継続、政策への住民参加、許容放射線量年間一ミリシーベルト遵守、...全文を見る
○川田龍平君 この回答を受け入れるに当たっての見解というのは、既に必要な支援は提供しているということのようですが、明らかに事実と異なります。  フォローアップすることに同意するに当たって男女のプロセスへの参加を確保することを特記していませんか。どのような趣旨で特記したのでしょう...全文を見る
○川田龍平君 ポルトガル政府からの勧告で、住民の男性及び女性の両方に対して再定住に関する意思決定プロセスへの完全かつ平等な参加を確保するとあります。  これまで、帰還に関する説明会や住民意向調査がなされてきましたが、先ほど森委員からも指摘されましたが、避難指示解除、その後の賠償...全文を見る
○川田龍平君 この勧告というのを生かすために、これまでの意思決定プロセスを継続するのでは意味がないと思います。これを改めて見直して改善していくことが必要ではないでしょうか。  例えば、先ほど、これ森委員からの資料で住民意向調査の概要というのがありますけれども、この調査方法を見る...全文を見る
○川田龍平君 こういったところが両性の完全な平等になっていないんじゃないですか。いかがですか。
○川田龍平君 これ国際的に外務省がフォローアップすると言っていて、わざわざこの男性と女性というのを、男性及び女性のプロセスへの参加を確保すべく尽力していくと回答しているんですよ、国際的に。これしっかりやってくださいよ。復興庁、どうですか。
○川田龍平君 しかるべき時期というのはいつですか。(発言する者あり)
○川田龍平君 それ、遅過ぎると思いませんか、四年半って。やっぱり今年からやるべきでしょう。  そもそも、この福島第一原発事故の全ての被災者に国内避難民に関する指導原則というのが適用されるのは、いつからどのように適用されるのかを確認していきたいと思いますが、これ、いつからどのよう...全文を見る
○川田龍平君 とりわけ、この指導原則の二十八、二十九にもありますけれども、帰還、再定住及び再統合に関する原則というのを実現するために、具体的に今後政府は何をしていく予定でしょうか。
○川田龍平君 実態として、帰還しているのは高齢者の方が多く、自殺者も出ている中で、大々的にこの帰還というのをアピールすることで、子供を抱えている自主避難者の方が避難先で暮らしにくい、生きにくい状況に追い込んではいないでしょうか。いじめも起きています。避難者を受け入れている全国の自...全文を見る
○川田龍平君 これは自主避難者に限らないんですね。避難者に対して、いじめなどを受けている学校などもありますけれども、この自治体、そういったものにどうやってこういうのを、この周知を、指導原則というのを周知するんですか。
○川田龍平君 この国内避難民に対する指導原則、これはやっぱり周知徹底していただきたいと思います。是非これ、じゃ、しっかり文科省を通じてやっていただけますね。それから、自治体にもしっかりやっていただけますね。
○川田龍平君 次に、ドイツ政府からの勧告に関連して伺います。  いつからこの許容放射線量を年間一ミリシーベルトに戻すのでしょうか。現在、年間二十ミリシーベルトまでが許容されている地域がありますが、これらの地域での許容放射線量をどのようなスケジュールでどのような取組をして一ミリシ...全文を見る
○川田龍平君 安倍政権の下で、原子力規制委員会は二〇一三年十一月二十日に帰還に向けた安全・安心対策に関する基本的考え方をまとめ、その中でも、帰還後に個人が受ける追加被曝線量が年間一ミリシーベルト以下になるよう目指すと明記しています。  浜田副大臣、これ、昨日の質疑通告の際に、経...全文を見る
○川田龍平君 将来的に一ミリシーベルトを目指す具体的なスケジュールが何もないんですね。だから、しっかりと決めていただきたいと思います。  昨日は、女子高生が国会まで来ていましたけれども、もう海外にみんな行って、日本を捨てたいと言って、みんなじゃないですけれども、そういう女子高生...全文を見る
04月05日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  前回、定年後のUターン、Iターン人材の繁忙期の受入れの利用できる支援メニューについて、国交省と総務省から答弁をいただきました。前々回、水産庁長官から、農山漁村振興交付金は一時宿泊施設は対象外との答弁がありましたが、是非これを見直す検討...全文を見る
○川田龍平君 なり得るということもあると、それは地方自治体と是非相談して進めていただきたいと思います。いきなり住民票を移さなくてはいけないというのは、やっぱりお試し移住にならないとやっぱりなかなか踏み出せないと。その一歩を踏み出すための施策を是非、大臣これやっていただきたいと思い...全文を見る
○川田龍平君 大臣は、米粉のケーキとか食べたことありますでしょうか。ケーキとかシフォンケーキとか、米粉の方が小麦よりも大変ふんわりしてしっとりしておいしいというふうに私も思っておりますので、是非食べていただいて、進めていただければと思います。  では、法案に関連して、都市農業に...全文を見る
○川田龍平君 配付資料を御覧ください。これは、二〇一〇年、今から八年前の農水省のクレジットがある、「農」を支える多様な連携軸の構築という資料の五ページ目、地域支援型農業、CSA、コミュニティー・サポーテッド・アグリカルチャーについて紹介する資料です。この資料にもあるとおり、我が国...全文を見る
○川田龍平君 これを理由にして公文書管理ができていないとかいじめるつもりはないですけれども、是非これを進めていただきたいと私は思っておりまして、驚くことなんですけど、いかにこれ取り組む気がなかったのかということだと思いますので、是非これしっかり取り組んでいただきたいと思います。 ...全文を見る
○川田龍平君 是非、消費者がこの生産者のリスクも一緒に負うというようなこともやっぱり非常に重要なことじゃないかと思いますので、しっかりこの担当課をまず決めることから農水省として取り組んでいただきたいと思います。  次に、マルシェの普及支援について伺います。  欧米では、一般的...全文を見る
○川田龍平君 本当にファーマーズマーケット、これは渋谷でも国連大学の前の広場などでもやっていますけれども、是非、都市農業に対する理解、関心を深めるといった観点以外にも、地産地消の観点からも都市農業の一つの有効な販売方法として考えることもできると思いますので、是非進めていただきたい...全文を見る
○川田龍平君 さらに、例えばこの農作物をファーマーズマーケットでアイスクリームやジェラートとして売る、飲食スタンドを設けるといったことも認められれば、都市住民による市民農園の普及、振興に非常に有効ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 是非、加工品の販売も考えていただきたいと思います。  最後にもう一点、市民農園の普及、振興策について伺います。  市民農園や体験農園で農作業体験を希望する都市住民は増える一方ですが、配付資料のとおり、市民農園の数はここのところ横ばいとなっており、面積で見ると若干...全文を見る
○川田龍平君 いわゆる宅地化農地においても一定数の市民農園は開設されていると思いますが、今回の法案は宅地化農地の市民農園の設置推進については何も手当てされていません。今後の検討課題として、宅地化農地においても生産緑地化せずとも一定の規模要件や期間要件などを定めて市民農園の貸出しを...全文を見る
○川田龍平君 三十年という時間は大変長いと思いますが、もう少し短く十年くらいの期間を要件として、空き家ですとかビルの屋上、京都にもビルの屋上に農園があるところがありますけれども、都市部の非農地で市民農園や体験農園的な活動ができるように検討していただければと思いますので、よろしくお...全文を見る
04月10日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、食の安全についてということで何点か伺いたいと思っていたんですが、今朝の日本農業新聞の一面に、「種子法廃止で審査証明せず 民間移行不安募る」という記事が載っておりました。この件につきまして、まず質問させていただきます。  主要...全文を見る
○川田龍平君 見守るというのでは不十分だと思います。特に、大阪府の農政室の推進課は、「「種子法が廃止された以上、同じことはできない」」と言っていると、ニュースにも、記事にもあります。  これ、来年の種子事業に向けた動きを農水省どの程度把握しているかということで三月二十二日に私が...全文を見る
○川田龍平君 この種子法の、特に種子生産が少ない近畿の三府県ということもあって、これが全体に広がらないことを、非常に懸念するわけですけれども、特にこれ、ほかにこういったことが大きなほかの都道府県に広がらないようにということをやっぱり是非しっかり国として手当てしていただきたいと思い...全文を見る
○川田龍平君 しっかり取り組んでいただきたいと思います。  それでは、質問、食の安全の質問についてまた同じように入ります。  まず、肉の肥育ホルモンについて伺います。  これは米国などで肉牛を育てるときに使われている動物医薬品ですが、人の健康に影響があるかもしれないというこ...全文を見る
○川田龍平君 ほかの国はどうですか。
○川田龍平君 厚生労働省はいかがでしょうか。
○川田龍平君 私は、EUがアメリカとの裁判に負けた事実も知った上で質問しています。  実は、超大国である中国やロシアも肥育ホルモン使用牛肉の輸入を一年半前から禁止しているわけですが、それもやはりEU同様に科学的根拠に裏打ちされていないというのが農水省の見解なのでしょうか。
○川田龍平君 それでは、中国とロシアの国内生産において肥育ホルモンが使用されているかどうか、農水省は把握していますでしょうか。
○川田龍平君 それでは、厚労省はそれはいかがですか。
○川田龍平君 それでは、日本国内では肥育ホルモンは動物医薬品としては承認されていないということは承知しています。  この問題については民進党の宮沢議員が二年前の別の委員会で質問されていますが、その後、この肥育ホルモンの健康への影響について、厚労省は国民への周知をどのように行って...全文を見る
○川田龍平君 この肥育ホルモンの使用牛肉の輸入を禁じているEU、中国、ロシアを合わせると一体何人の人口になるでしょうか。これだけ多くの国の人々がオリンピック、パラリンピックの観戦に来られますが、国産牛肉の消費促進のためにも、外国では認知度の高い和牛には肥育ホルモンは使用されていな...全文を見る
○川田龍平君 この件について農水省はいかがですか、和牛について。
○川田龍平君 ところが、海外ではオーストラリア産の和牛と、アルファベットでWAGYUという、このWAGYUというのが広く流通をしています。日本の和牛品種は既に海の向こうに渡ってしまっているということで、そして、オーストラリアでは米国同様肥育ホルモンの使用が認められています。ちょっ...全文を見る
○川田龍平君 この漢字の和牛とアルファベットのWAGYU、それから平仮名のわぎゅう、片仮名のワギュウと、要するにワギュウという同じ発音で、結局、外国人の人が見る場合は、WAGYUとアルファベットになっていれば、これ日本の和牛かどうか分からないわけですね。そういったところをしっかり...全文を見る
○川田龍平君 是非この肥育ホルモンのことについては表示をしていただきたいと思います。  食の安心、安全、やっぱりこれ、安全と安心を求める消費者の願いというのは万国共通で、貧富を問わないことです。お金持ちだけが高級なホルモンフリーと書かれているこの牛肉を口にすることができるという...全文を見る
○川田龍平君 やはり農林水産大臣として、やっぱり日本の、特に日本の国内で生産された和牛については肥育ホルモンを使われていないということを積極的にこれ言った方がいいと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 それから、ほかの国の事情などもやっぱり調査をして、是非、これ予防原則の立場でこの肥育ホルモンを使った牛肉の輸入禁止というのも考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 これは、予防原則というものをしっかりと、やっぱり原則を守ってほしいと思うんですね。  薬害エイズのときもそうだったんですけれども、血液製剤の加熱のルートと非加熱のルートと両方あって、非加熱の方だけ日本に輸出して、輸入していると、アメリカが輸出して、日本は輸入してい...全文を見る
○川田龍平君 じゃ、是非、閣議など、厚生労働大臣に、是非そういった立場で、是非生産をしっかりやってほしいということを厚労省の方にもしっかり言っていただいて、私は、このやっぱり予防原則というものがとても大事だと私も思っておりますので、是非、厚労省としても、しっかりそうした安全性につ...全文を見る
04月11日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、参考人の皆さん、貴重な時間と意見をありがとうございました。  私も障害者の一人として、やはりこのインクルーシブな社会、いかにどうやってつくっていくのかということで、こういった調査会でこうした機会を持てることをとてもうれしく思...全文を見る
○川田龍平君 確かに、電子データの、電子ブックですかね、そういった音声で聞くというようなものは非常にしっかりとした著作権料が払われていてちゃんと販売されているものもあるんですが、一方において、やっぱりまとめて、このアマゾンのように全部一定の月額の使用料を払えば全て本が読めますみた...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  それから、盲の方の誘導ブロックの話もありました。私もこれ、大変優先順位が高いと思うんですが、先日、点字ブロックのないところを歩いている方がいて、それはやっぱり慣れているからというのがあるのかもしれないなと思いながら、やっぱり非常に何か、手...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  大山参考人にはちょっと聞けなかったんですけれども、チョークが、これから黒板がなくなっていってホワイトボードになったときに、このキットパスというのを作られているということなんですが、是非そういう、これからは、チョークがなくなっていっても持続...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  まず、宇野参考人にもう一度聞きたいことがあるんですけれども、副籍制度、支援籍制度というのは、インクルーシブ教育の中でもこの副籍、支援籍について今どの程度進んでいるのか。特に、私、小児がんのそういう病者の子供たちが、今実は院内学級に通いなが...全文を見る
○川田龍平君 同じく宇野参考人に、今、文科省の中央教育審議会の特別委員会のまとめた、この共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進という報告書にあった、入学後でも柔軟に転学できるような仕組みというのは、これは今どの程度進んでいますでしょうか。
○川田龍平君 宇野参考人に伺いたいんですが、二つ続けて済みません。  先ほど薬師寺委員の質問の中で、転落検知マットという話が出てきました。地下鉄の転落事故を防ぐために、そのガイドライン、警告ブロックだけではなくて、線路側の床の面をざらざらの素材に変えたりとか、そういう転落検知マ...全文を見る
○川田龍平君 宇野参考人のこのインタビューの中では、やっぱり酔っ払った人、酒に酔った人や高齢者、子供もこれは事故から守られるんではないかということですので、本当にホームドアを設置するということだけではなく、様々対策として取れることはあるんだというふうに思います。  私も障害者な...全文を見る
○川田龍平君 この障害者用のIC乗車券というようなものができれば、本当に非常に画期的だと。今、スルッとKANSAIの話がありましたけど、本当に東京でもそういうものが利用できるように、それから全国各地でやっぱりできるようにしていくということがすごく重要ではないかなと、特にこれから大...全文を見る
○川田龍平君 是非、これすばらしい言葉だと思いますので、本当にそういう、どの人でも、やっぱり人の役に立つこと、人に必要とされること、褒められること、そういったことが、やっぱり充実した社会にしていくということがもう本当に大切、もちろん愛されることもですが、そういったことができる社会...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。  是非、共生社会を実現するために頑張りたいと思います。ありがとうございました。
04月13日第196回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、先ほど伊藤孝恵議員の質問を聞いていて、大臣、大丈夫かなと本当に心配になったんですけれども、質問をさせていただきます。  前回も質問させていただきましたが、深夜のBS放送、CS放送では、これは昼間は見ていないので分からないんで...全文を見る
○川田龍平君 今日、ちょっと提示用の資料とかしていなかったので表示できないんですけれども、いろんな広告に、個人の感想ですということで、個人の感想ということで打ち消しを表示してもこれは意味ないということを報告書はやっぱり出されていますので、是非これしっかり活用していただきたいと思い...全文を見る
○川田龍平君 次に、食品衛生法改正案については、今日、参議院では本会議を通過してしまいましたが、これ、今問題となっております、昨年ですが、豊胸、胸が大きくなるということで美容をうたった植物由来の健康食品プエラリア・ミリフィカの健康被害を受けて、これは外国にあまた存在する伝統生薬由...全文を見る
○川田龍平君 表示業者が責任を持って実地に製造販売する者、実地に輸入販売する者に伝えるといっても、それは実際に販売する業者の間接的な情報収集にすぎません。有害事象の収集というのは、やはり実際に販売する者がダイレクトに収集すべきだと思います。ダイレクトに収集するからこそ、有害事象の...全文を見る
○川田龍平君 先ほどのプエラリア・ミリフィカについても、これ消費者庁は、二〇一七年の三月に一部の商品に対して景品表示法違反の処分を下しているというのが、七月になってようやく国民生活センターから、この健康食品が若い女性に危害が多発して、安易な摂取は控えましょうと注意勧告をしていると...全文を見る
○川田龍平君 この薬剤師、栄養士、看護師などは有害事象判断の専門家ではありません。ただし、こうした専門職を活用するという姿勢は、医師のタスクシフティングという国策からしてもまさに的を得ている政策だとは思います。  しかし、専門家による判断が迅速に達成できるには応分な教育が必要か...全文を見る
○川田龍平君 この法案によれば、自治体には事業者からの有害事象の報告が上がってくることになっていますが、この有害事象の内容をきちんと精査できる監査能力が実際になければ、有害事象と呼べないような瑣末な情報も全て国に上がってくることになり、その処理だけでも大変なことになってしまいます...全文を見る
○川田龍平君 この査読というのは、有識者によってレビューされたというあかしではありますが、どのような見識を持たれた有識者によってレビューされたのかまで丁寧に見なければ、実際には査読と呼ぶにはふさわしい査読なのかどうか分かりません。また、視点を変えれば、機能性表示の認証を査読という...全文を見る
○川田龍平君 要するに、先ほどの質疑と併せると、本当に、消費者庁には有害事象は上がっていないということですけれども、それを使った人からの情報でしか上がってこないという仕組みになっているわけです。これは、しっかりと機能性表示食品の問題、これ有害事象の有無もそれは大事ですけれども、そ...全文を見る
○川田龍平君 この法案も含めた見直しのガイドラインを作るべきだ、検討会をつくるべきだと思いますが、いかがですか。検討会を立ち上げるべきと考えますが、いかがですか。
○川田龍平君 制度の見直しも含めた、法案の見直しも含めて、しっかり、大臣、取り組むべきだと思いますが、検討会立ち上げると言っていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。どうですか、検討会立ち上げてほしいんですけれども、大臣。
○川田龍平君 先ほどの質疑を見ていると、これは消費者庁がやっていることであって私は関係ありませんというような話にならないかと大変心配をしております。そういう無責任な態度では大変困りますので、是非大臣として適切に対処していただきますように、適切に、どのように対処するのかも含めてよく...全文を見る
04月16日第196回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○委員以外の議員(川田龍平君) 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、委員外議員として質問に立たせていただきまして、誠にありがとうございます。  それでは、質問に入ります。  先週の金曜日、四月十三日に、JBICはベトナムのタインホア省ギソン第二石炭火力発電所への融資を決定...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) 中川環境大臣は記者会見で、それが内閣の考え方だと言っています。  財務大臣、この政府の方針というのは内閣で共有されていると理解してよろしいでしょうか。
○委員以外の議員(川田龍平君) 麻生大臣もよくお詳しいと思うんですが、このベトナムのギソン第二石炭火力発電所事業というのは、超超臨界ではありません、超臨界なんです。これはやっぱり、石炭火力発電所としては、今回の融資の決定は、中川大臣は超超臨界以上しか支援しないということを言ってい...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) JBIC総裁、いかがですか。
○委員以外の議員(川田龍平君) やっぱり遅いんですね。今回、融資決定プロセスは、JBIC自らが作った環境社会配慮ガイドラインにも違反している懸念があります。本事業の環境アセスメント報告書をJBICが公表したのは、二〇一七年の七月に事業者から受け取ってから七か月もたった後の二〇一八...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) しかし、事業者の丸紅は二〇一三年に本事業の優先交渉権を獲得しています。したがって、競争上の理由というようなこの説明というのは全く理由になっていません。なぜ公開が遅れたんでしょうか。
○委員以外の議員(川田龍平君) この環境アセスメント報告書の存在を七か月も隠していた、それは不都合な真実がそこに隠れていたからではないでしょうか。三年前のアセス当時はまだ存在していなかった近隣のギソン製油所の影響を加味していないこと、これを指摘されることが今回のこの遅らせた理由で...全文を見る
○委員以外の議員(川田龍平君) 終わります。ありがとうございました。
04月17日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。森さんのテンションを引き継ぐのは難しいですけれども、頑張ります。  先ほどの農水省で見付かった首相案件文書について、この文書を県から受け取った際に、担当者は首相案件の意味について県からどのような説明を受けたのでしょうか。どこでどのように受...全文を見る
○川田龍平君 この農水省は歓迎の意向と書かれてある点は明らかに所管事項に関わる点ではないでしょうか。なぜ、反論、訂正を求めなかったのでしょうか。
○川田龍平君 それでは、獣医師の地域偏在とその解消策について何点か伺います。  産業動物獣医と行政獣医が地域的に不足している一方で、家畜やペットの数が年々減っており、獣医師全体の数は不足していないという見解でよろしいですね。よろしいですね。
○川田龍平君 その前提で伺いますが、当委員会の昨年十二月十二日の畜産物価格等に関する決議のうち、獣医師の職域・地域偏在を解消するため、産業動物獣医師の処遇改善方策の導入支援や臨床研究の充実等により、その確保及び資質の向上を図るという決議への対応について、農水省は今年度予算でも奨学...全文を見る
○川田龍平君 これやっぱり、政策をしっかりやっていく上で十分実態を把握することが必要だと思いますが、次に、行政獣医についても伺いたいと思います。  自治体の行政獣医は主に畜産分野、公衆衛生分野と分かれていますが、それぞれの不足の実態、採用状況や欠員状況、これ把握していますでしょ...全文を見る
○川田龍平君 その畜産分野と公衆衛生分野間での人事異動がある自治体というのも半数あると聞いていますが、農水省、実態いかがでしょうか。
○川田龍平君 結局、産業動物獣医にしても行政獣医にしても、四国全体でどれくらい不足しているのかちゃんと把握していないということではないですか。にもかかわらず、この柳瀬首相秘書官は、鳥インフル対策や公衆衛生獣医師確保の観点から農水省は歓迎する方向と勝手にこれ言っているわけですが、こ...全文を見る
○川田龍平君 食肉検査や動物愛護の職域においては、獣医の専門性が生かされない業務に就かされている実態を踏まえ、獣医にしかできない仕事を峻別、整理し、待遇面でも正当な評価が与えられるようにすべきではないでしょうか。  例えば、食肉検査や殺処分などの人気のない職域、殺処分はやめてい...全文を見る
○川田龍平君 日本獣医師会は、医師等のほかの医療関係専門職と同水準の処遇の確保を要求していると思いますが、大臣の見解を伺います。
○川田龍平君 例えば、この獣医師資格を持たない検査技師が食肉の検査をし、獣医師は診断が必要な場合の判定のみをやっている国もあるようですが、そのような海外の実態は、これ把握しているでしょうか、厚労省。
○川田龍平君 動物愛護行政の現場においては、手術も治療も能力的にできない獣医職員がいる一方、薬殺処分など獣医師しかできない業務も増える傾向を踏まえ、動物愛護法上の動物愛護担当職員の配置を積極的に進め、愛護法違反の施設への立入りなど、やりがいや魅力のある職種として獣医師の役割を確立...全文を見る
○川田龍平君 農済獣医師などと比べて、ペット病院の勤務医の給与待遇が必ずしも高いわけではないことも学生には十分伝わっていないようです。大学では多様な職域と使命をしっかりと教え、インターン制度で真に能力のある獣医師を養成すると同時に、獣医でなくてもできる業務を切り離し、獣医師として...全文を見る
○川田龍平君 農水省に聞きますけど、愛媛県における獣医師を提供する体制の整備を図るための計画書、これ見ると、今治は平成二十二年の十二月現在の獣医師数が六人、平成三十二年度における獣医師数の確保は四人と二人減っているんですね。愛媛県全体としても百六十八名ということで、増減ゼロという...全文を見る
○川田龍平君 次に、日本の獣医学教育が欧米の水準から著しく遅れている実情について伺います。  今の欧米の獣医からは日本の獣医は大変下に見られており、このままでは対等な情報交換もできなくなってしまうとの危機感が広がっています。この、欧米よりはるかに遅れ、タイなどにも引けを取る状況...全文を見る
○川田龍平君 やっぱり教員というのは限度があるわけですので、ほかの大学から引っ張ってくることになって、国立大学での今の研究がどんどん小さくなってしまうような気がしてなりません。  国立四大学による日本の獣医学部教育改革というのは、平成二十四年度から二十六年度まで、予算を付けて文...全文を見る
○川田龍平君 まとめます。  加計学園にこれ丸投げなんですね。本当に大丈夫なんでしょうか。国際水準の教員数を充足できるか分からない大学を新規に認可するよりも、前川次官の頃から進めてきた全国獣医学部の再編と共同獣医学課程の創設をもっと進めることこそ、先端ライフサイエンスの研究の推...全文を見る
04月18日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、参考人の皆さん、貴重な時間と大変すばらしい意見をありがとうございました。  それで、質問させていただきます。  阿部参考人にお聞きしたいんですけれども、子供の貧困対策の法律ができてやっぱりかなり時間がたっているんですが、今...全文を見る
○川田龍平君 先ほど私も、エンゲル係数というのはどうなっているのかと聞きたかったんですけれども、いつか安倍総理が、エンゲル係数が高くなってきてもそれは豊かなんじゃないかみたいなことを一回言ったことが国会でありまして、それと、さきの予算委員会の質疑の中で、生活保護世帯の方でワカメの...全文を見る
○川田龍平君 足立区の秋生参考人に聞きたいんですけれども、今、糖尿病対策など健康について、それから虫歯などもやっぱりしっかりこれ見ているということなんですが、私も今大変健康についての、特に食品と栄養価といったところで非常に、また食べ方みたいなものがこの資料にもありまして、野菜から...全文を見る
○川田龍平君 これ、貧困と肥満の関係なども、アメリカではやっぱり貧困層が非常に肥満の子供が多いということで、非常にその栄養によってかなり貧困と健康と、病気になったりするとまたそれが結局貧困にも影響してくるものですので、そういった意味で、やっぱりこの健康と貧困の問題というのは非常に...全文を見る
○川田龍平君 できるだけ、そういったいろんな調査や、これからいろいろ施策に生かせていけるようにしていきたいと思うんですが、いろんな審議会ですとかいろんな調査会ですとかそういったものにできるだけ当事者の人が入っていくことが必要ではないかと。  例えば、生活保護の今回の見直しなどに...全文を見る
○川田龍平君 足立区の取組だけでは、福島県の矢吹町の取組ちょっと聞けなかったんですけれども、本当に足立区の話はいろいろ、東京ということもあって、自分は出身が東京ということもあってよく知っていて、足立区では、給食ですとかやっぱりいろいろと取組が非常にいろんな分野にわたって、先ほど自...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  私も、石上委員からの質問と同じように実は給食のことを聞こうと思っていたんですが、先ほど阿部参考人からも足立区の朝食の給食についてNPOの協力ということがありましたが、実はテーブル・フォー・ツー・メニューという、この議員会館にも、国会にもあ...全文を見る
○川田龍平君 私も、そのときだけではなくて、将来的に、大人になってからも食べるものの中身がやっぱり非常にこの給食によって、こういうものを食育の中で、やっぱり食べるものを大人になっても気を付けるような、そういうことが将来的には健康とか医療とかにもつながってくると思いますので、是非給...全文を見る
04月19日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  まず冒頭、先日の当委員会で大臣にお願いした、地域支援型農業、CSAを農水省で推進するために担当部局を決めていただきたいという件について伺います。その後の検討結果はどのようになりましたでしょうか。
○川田龍平君 早速対応いただきましてありがとうございました。  CSAに関心を持っていただいた大臣の下で、保育園や学校給食を含む地産地消を担当する部署が担当されるということで、今後の我が国でのCSAの普及に大変期待したいと思います。是非、都市農業推進の部局である農村振興局の都市...全文を見る
○川田龍平君 通りがかりの第三者に違反転用を発見されやすくするためということだと思いますが、例えば、ただこれは農作物栽培高度化施設ですなどと書かれていても、一般の通行の人にはそれが駐車場になっていようと法律違反の事実には気付かないのではないでしょうか。
○川田龍平君 例えば、この駐車場というのがワーキング・グループの議論の中にもありましたけれども、これ駐車場、二十台以上止められる駐車場が大きいのが工場の近くにあったとして、それが農地として認められていくということになると、そのコンクリート張りが結局ハウスの中だけではなくて外にまで...全文を見る
○川田龍平君 是非、ここは駐車場になっていたら通報してくださいなどと、法律を知らない人でも、一般の方でも分かるような標識に工夫していただきたいと思います。  続いて、四番目の懸念項目ですけれども、何の事前チェックもなされずに一定規模の施設ができた場合、周辺の営農条件に支障を及ぼ...全文を見る
○川田龍平君 私は、将来の科学技術の発展というのは予測困難だと思いますので、そのようなことも起こり得るのではないかと思います。そういう長期的な視点がこの法案には欠けているという気がしてなりません。どうも目先のことしか考えていない気がしますし、何年後の先にどこが農地でどこが農地じゃ...全文を見る
○川田龍平君 つまり、農水省の過去の懸念というのは不勉強だったと言いたいのでしょうか。よく意味が分かりませんので。なぜ、従来このような懸念をしていたのに、今回何の措置もせずに納得しているのかの明確な答弁をお願いいたします。
○川田龍平君 これは、結局、農水省は税制上の公平性についての考えを改めたということですね。これは今後の農政に影響を及ぼしかねない非常に大きな考え方の変化ではないか、変更ではないかと懸念をいたします。  それではお尋ねしますが、現在非農地に立地している植物工場が、税制上のメリット...全文を見る
○川田龍平君 この非農地に立地している植物工場を経営している株式会社が農地を借りてコンクリートを張り、そこに植物工場を建設することができるようになるわけですが、そうすると、やはりこの法律ができることで企業の参入が促進され、先ほどの写真にもありましたように、美しい田園風景が損なわれ...全文を見る
○川田龍平君 この法律上の農地のコンクリート張りや農作物栽培高度化施設は、大都市の市街化区域の農地ではやってはならないという立て付けになっていますでしょうか。
○川田龍平君 つまり、この法律では都市農地においてもできるということですね。  先日、当委員会で行った都市農地の貸借の円滑化法案の附帯決議にあるように、都市農業は、農産物の供給だけはなく、防災、良好な景観の形成、国土・環境の保全など、多様な機能を有しています。このような都市農地...全文を見る
○川田龍平君 この生産緑地では国交省が一定の規制を検討するとのことですが、先日の審議の際にも申し上げたように、生産緑地は一万三千百八十八ヘクタールにすぎず、都市部にはほかに宅地化農地が五万八千五百三十五ヘクタールもあり、この宅地化農地も都市農地としての多面的な機能を発揮しているわ...全文を見る
○川田龍平君 都市農地にやっぱりこの多面的機能というのを維持するというために、これ農水省がすべきことはあるんじゃないですか。
○川田龍平君 ある程度この法律で措置する必要とか条例とか、そういうことは考えていないんですか。
○川田龍平君 この多面的な機能の維持というのも、やっぱりしっかりと省令で定めるべきと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 都市農業が、担い手が求めているようなコンクリート張りというのは農地として認めるべきとは思いますが、今回の法案が意図していないような営利企業の参入で都市農地の多面的な機能が失われないようにお願いしたいと思います。  今回、法案提出のきっかけの一つが、いわゆるこの悪玉...全文を見る
○川田龍平君 これ、農水省としては、民間議員の意見を全て取り上げたわけではないと思いますが、一方で、今回の法改正を植物工場の農地並み課税と受け止めている向きも企業サイドには実際にあるわけで、注意深く見守っていきたいと思います。  これ、先ほど舟山委員の資料にもありましたけれども...全文を見る
○川田龍平君 昨日参議院で審議入りした生産性革命法案の規制のサンドボックスについても、国民の命を危険にさらしかねない新たな規制緩和につながらないか心配ですが、この食の安全、食料安全保障、また環境という観点から、サンドボックスに入りそうな話は聞いていますでしょうか。
○川田龍平君 この規制のサンドバッグという、サンドボックスですね、サンドバッグじゃない、サンドボックス、砂場ですね。砂場ということで、子供がこれは作って壊して砂で遊ぶのは別にいいんですけれども、その子供じゃなくて大人がこれ砂場の枠を超えるような被害を生じかねないような、もう実際に...全文を見る
○川田龍平君 例えば、遺伝子組換えの種を使った作物の生産ですとか遺伝子組換えの魚ですとか、いろいろそういったものが、限られた囲いの中で行われているものがその農地以外のところに出てしまったり、海から逃げてしまって囲いの中から逃げてしまったりとか、実際カナダでもそういうこともあります...全文を見る
○川田龍平君 結局、今回の農地のコンクリ張りは農家の要望に基づくものだということですが、そうであれば、以前にも当委員会で取り上げましたが、国連の家族農業の十年の観点からこの政策も評価をされる必要があると思っています。  小規模農家や家族農業の経営体にとって、今回の法案の意義を改...全文を見る
○川田龍平君 是非、小規模農家、家族農家のためにもやっぱりしっかりと評価をしていただきたいと思います。  長期間耕作が放棄された農地の扱いについて何点か伺います。  中山間地だけでなく、今や全国で高齢化、後継者不在による耕作放棄が増えております。お手元の配付資料の二枚目を御覧...全文を見る
○川田龍平君 この荒廃農地が五年前と比べて一万ヘクタールしか増えていないことになっていますが、その内訳を、今おっしゃった内訳を見ますと、今言ったように、再生利用が困難な農地、B分類が十二・五万ヘクタールから十八・三万ヘクタールに激増している一方で、年々減り続けている再生利用が可能...全文を見る
○川田龍平君 農地を農地のままでトラストで購入できないかということについても伺います。  一九六二年の古い省令で、教育、医療、社会福祉事業体は例外的に農地の購入が可能となっていますが、自然保護を目的とするナショナルトラスト運動団体はこの省令の対象にはなっていません。農地を農地と...全文を見る
○川田龍平君 いろいろと課題はあると思いますが、対策が追い付いていないこの耕作放棄地の解決策の一つとして、ナショナルトラスト運動などにも委ねる方策を是非御検討いただきたいと思います。  今大変な勢いで急増している農業分野の外国人労働者について伺います。  外国人労働者の全体の...全文を見る
○川田龍平君 この資料を農水省に要求したところ、作っていただくのに農水省は分からないと言われてびっくりしました。農業分野の外国人労働者について、厚労省任せではなく農水省もしっかり実態を把握すべきだと思います。  つまり、この分野で働いてる外国人労働者の大半がこの技能実習生という...全文を見る
○川田龍平君 この先月の院内集会では、敷地内の離れを宿舎として割り当て、出入り自在の農家の御主人が、夜、離れに忍び込んでセクハラ行為を働いたといったことも報告をされました。農水省もそのような苦情を耳にしているはずです。  今回、特区で更に外国人農業支援人材を受け入れることとなっ...全文を見る
○川田龍平君 この同意についても、外国人労働者は断ることは難しいと思います。  私はこの特区自体に賛成ではありませんが、特区事業の実施に当たっては、外国人労働者の人権がしっかりと保護されるよう、適正受入れ管理協議会に人権保護に関わるNGOや労働組合も参加できるようにすべきではな...全文を見る
○川田龍平君 是非、しっかり参加の方向で考えていただきたいと思います。  実は、私は、ベトナムにしてもインドネシアにしても、いずれ、日本に来る外国人労働者というのは、あちらの経済がますます発展する結果、日本に来なくなる時代が早晩来るのではないかと見ています。この前提に立てば、我...全文を見る
○川田龍平君 終わります。ありがとうございました。     ─────────────
05月09日第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の会派を代表して、意見を述べさせていただきます。  私は、今回の質疑の中で感じてきたことは、特に高齢者の問題につきましては、住み慣れた地域で暮らしを続けることができるそのための制度、仕組みをつくることが大変必要だと考えております。特に、住宅セーフ...全文を見る
○川田龍平君 先ほどちょっと述べられなかったことについて、特に障害者のインクルーシブ教育について、障害者の人がしっかりと普通学級においても在籍をして授業を受けることが、教育を受けることができる、そういう社会の仕組みを、まずそういった、これは、障害者が学校教育を通じて普通学級の中で...全文を見る
05月11日第196回国会 参議院 本会議 第18号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  会派を代表し、ただいま議題となりました高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律案について質問いたします。  その前に、今この国が置かれている危機について一言申し上げたいと思います。  今国会、...全文を見る
05月15日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  まず、四月十日に続いて、食の安全という観点から、まずはネオニコチノイド系農薬の規制について幾つか質問させていただきます。  大臣、ゴールデンウイーク中、ヨーロッパに行っていらしたということなんですが、四月二十七日、EUは蜜蜂...全文を見る
○川田龍平君 これは、日本でも農水省の調査により、農薬が原因と思われる蜜蜂の大きな被害が明らかになっています。二〇一三年度が六十九件、二〇一四年度が七十九件、二〇一五年度が五十件と。さらに、一巣箱当たりの被害が一万匹を超える被害も年に三回から四回報告されており、我が日本でもネオニ...全文を見る
○川田龍平君 決して少なくないですよね。九千のうちの五十件ですよ。さらに、年間に一万匹を超える被害も三回から四回もカウントされています。  これ、蜜蜂への悪影響については、これらの農薬が登録された一九九二年以来変えてこなかった評価方法を最近になってようやく更新すべく検討を始めた...全文を見る
○川田龍平君 確認ですが、二〇二〇年までに評価方法を新しくするということでよろしいですね。
○川田龍平君 そもそも、このネオニコチノイド系の農薬についてはカメムシには効果がない、むしろ逆効果であると、先週NPOの民間稲作研究所の方から陳情を受けました。この団体は、二〇〇〇年に栃木県から種子法に基づく認証を受け、有機コシヒカリの種もみを生産している実績のある団体です。その...全文を見る
○川田龍平君 今年の三月十九日に更新された宮城県のホームページの統計データを見ると、これカメムシの発生が増えたのは平成十二年からでした。平成九年に、これはイネミズゾウムシやイネドロオイムシ、ウンカの防除にネオニコチノイド系農薬やフィプロニル農薬の箱施用の、全国に普及をしてから三年...全文を見る
○川田龍平君 厚労省はいかがでしょうか。
○川田龍平君 食品安全委員会はいかがですか。
○川田龍平君 そうはいっても、発達神経毒性については農薬のリスク評価項目には入っていないわけです。  それは、農水省によれば、リスク評価に入れるかどうかは食品安全委員会が自律的にこれ決定することと主張していますが、そもそもリスク管理機関である厚生労働省や農水省が自発的にそういう...全文を見る
○川田龍平君 まあ、一学説ではありますけれども、この発達障害と農薬の関係については、単位面積当たりの農薬使用率が一番世界で多い韓国、そして日本、そういったところが自閉症や広汎性の発達障害の有病率と一致するようなグラフも出ています。本当に世界では規制をしているにもかかわらず、そして...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  残り五分ですので、あっ、十分ぐらいありますね、次に有機農業の普及策について伺います。  二〇一八年度までに耕地面積の一%という国の目標は達成が困難な状況ですが、一方で、新規就農者には、有機農業をやりたいとい...全文を見る
○川田龍平君 これは、ロシア、中国も有機農業国を目指しております。  大臣、これ通告しておりませんが、ブータン王国、この国は化学農薬と化学肥料の販売を禁じることで世界初の完全有機農業国を目指すとしていることを御存じでしょうか。
○川田龍平君 日本のJICA、それからNGOが全面的に協力して、一歩一歩これは困難を乗り越えながら進んでいるそうです。是非大臣にも、これ注目していただきたいと思います。  去る二月二十八日の超党派の有機農業議員連盟において、農水省の担当者は産地化が鍵の一つとの発言をされていまし...全文を見る
○川田龍平君 他方で、この輸送コストが値上がりする中で、産直をしている有機栽培農家は、お互いの顔が見える、自分で配達できる地域内販売を増やそうと努力しています。幼稚園や保育園、学校給食との連携を農水省としてもっと応援すべきではないでしょうか。
○川田龍平君 私は、まだまだ農水省の取組、努力が足りないと思っています。支援メニューの要件を緩和するとか、是非もっと知恵を絞っていただきたいと思います。  千葉県の、これ大臣の千葉県ですけれども、いすみ市においては、有機農業議連のカウンターパートでもあるNPOの民間稲作研究所の...全文を見る
○川田龍平君 私も、山田先生とこの間、米と純米酒を促進する議員連盟と、米フォーラムに出させていただきましたけれども、私はやっぱり地産地消を前提にこの学校給食、これ無償化に国が取り組んでもいいのではないかと思います。多額の費用が掛かるのは分かりますが、これ、食料自給率の向上、食育、...全文を見る
○川田龍平君 私はこういった取組が、価格というよりも、やっぱり食育ですとか、様々、健康ですとか、そのときだけの経済的な利益だけではなく、本当に農業の多面的な効果をやっぱりそういうところでしっかりと発揮すべきではないかと思いますし、特に今、小麦などは、小麦のポストハーベストというよ...全文を見る
05月16日第196回国会 参議院 本会議 第19号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  会派を代表して、ただいま議題となりました森林経営管理法案について質問いたします。  まず、冒頭お尋ねします。  この法案について、衆議院で四月十九日に可決された後、本院での審議に入る前である四月二十四日に、農水省は法案説明...全文を見る
05月22日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  まずは、本会議でも取り上げた法案説明資料の書換えについて、更に伺いたいと思います。  配付資料を御覧ください。この一ページ目がこの法案説明資料、これ、先ほど林野庁から配付された資料の四ページ目の書換えの前後を比較したものです...全文を見る
○川田龍平君 これでは一九八〇年が一八・八%、一九九〇年が二一・八%のことですが、二〇〇〇年はこれ二四・六%であり、二〇〇五年は二四・四%といえば、もうこれ高いじゃないですか。  そもそも法案を提出しているのは二〇一八年です。二〇〇五年よりもこの不在村者保有の森林面積が多いのか...全文を見る
○川田龍平君 要するに、二〇〇〇年から二〇〇五年は〇・二%下がっているわけで、横ばいということですね。そういった意味で、やっぱり右肩上がりになっているかのような、さらに、この配付資料ではカラーになっていないんですけれども、このちょっと濃くなっているところは、赤字で一七・九%の方に...全文を見る
○川田龍平君 法案の出し直しというよりも資料の出し直しですね。  要するに、グラフの棒グラフと、この二四%とその右上の四角に囲まれた一七・九%、これ別のものですよね。それを何かあたかも右肩上がりになっているかのように結び付けるというこの矢印のやっぱり意味がちょっと分からないんで...全文を見る
○川田龍平君 やっぱりこのグラフは一九七〇年から二〇〇五年まで一気に上がっているかのようですけれども、一九八〇年、九〇年、二〇〇〇年と経たそういうグラフであれば、これもうちょっとなだらかなわけですね。だから、本当にこの恣意的なやっぱりこの使い方というのは、僕は改めた方がいいと思い...全文を見る
○川田龍平君 奥山などの林業経営に適さない森林の市町村森林経営管理事業においては、間伐や枝打ち、下草刈りといった育林作業を森林組合だけに委託するのではなくて、小規模な事業体との直接契約も推進すべきではないでしょうか。
○川田龍平君 東京では特に事業体が不足しており、主伐、皆伐が予定されている民有林がたくさん余っています。しかし、小規模の事業体が主伐や搬出をやりたくても、この高性能林業機械の導入やノウハウの点で非常に困難です。結果的に山梨県など他県の事業体が受託しているのが実態ですが、地域の小規...全文を見る
○川田龍平君 この経営管理実施権の設定に当たっては、意欲と能力さえあれば規模の大小を問わないとのことですが、経営管理実施権の設定ということは、素材生産や育林作業など請負型の小規模事業体にとっては経営スタイルの大転換となります。世襲的な自伐林家と山元の林業にビジネスチャンスを生みだ...全文を見る
○川田龍平君 特に、この能力の話は先ほども答弁ありましたけれども、意欲について、これやっぱり農水省が今回の資料の作成に当たっても見誤っているところがありましたので、そういう意味では、この意欲というところはやっぱりもっとはっきりと定義を曖昧にではなくしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○川田龍平君 この経営管理実施権の設定期間については特に定めがないようですが、小規模事業体にとって十年とか十五年でも長過ぎるとの声もあります。これ、二、三年の設定というのもあり得ると理解してよいでしょうか。
○川田龍平君 この意欲と能力のある林業経営者は、市町村域を超えて活動することを想定しており、都道府県が規模の大小を問わず民間事業者の公募、公表を行って、市町村はその中から経営管理実施権を設定する事業者を選定するとし、その際は地域の実情に配慮するとしていますが、それは具体的には市町...全文を見る
○川田龍平君 これからということですが、しっかりやっていただきたいと思います。  林業は、自分の代では自分が植えた木の成果が出ずに、次世代に引き継ぐ大変社会的な意義のある仕事です。しかも、最も危険で最もきついと言われていますが、この職業のステータスをしっかりと上げて、きちんと家...全文を見る
○川田龍平君 現在の林業作業士、フォレストリーダー、フォレストマネージャーというこの三段階のキャリアパスは、一定規模以上の事業体内部における昇進や昇給が想定されているようですが、小規模事業体にとっては何の役にも立たず、有名無実という批判が現場にあります。  いま一度見直して、こ...全文を見る
○川田龍平君 次に、国有林における低価格落札の実態と入札改革についてお尋ねします。  民有林における東京都の育林補助事業の入札において、実績のない造園土木業者が非常に低い価格で落札をし、ひどい仕事をして二度と戻ってこないという話があります。自治体に範を垂れるべき国有林野事業にお...全文を見る
○川田龍平君 この元請、下請という同様の構造を持つ建設業界においては、公共工事品確法、改正公共工事入札契約適正化法、改正建設業法のいわゆる担い手三法が二〇一四年に全会一致で可決、成立するなど、取組が先行しています。国有林野事業においても同様の入札改革を断行すべきではないかと思いま...全文を見る
○川田龍平君 具体的には、まずこの低入札価格調査の項目の追加を提案したいと思います。  現在、六〇%以下の落札率のケースには低入札価格調査が行われる仕組みとなっていますが、その調査項目を見ると、現場作業員の工賃が含まれていません。担い手確保の観点から、現場作業員の工賃を調査項目...全文を見る
○川田龍平君 是非調査をしていただきたいと思います。  さらには、現在、国有林の事業には全国のどこの事業者も応札できることになっていますが、地域の担い手育成の観点から、また不当な低価格での落札を予防する観点から、入札できる事業者をブロック単位や流域単位で登録する制度を導入しては...全文を見る
○川田龍平君 今回の法案で、この民有林に適用する仕組みを今後国有林においてもこれ民間開放するという、検討をするとの話も、先ほど徳永委員からもお話ありましたように、規制改革会議などで出ているようですが、まずはこの国有林事業において適正な労賃が支払われて地域経済に貢献する仕組みとなる...全文を見る
○川田龍平君 残りの質問については次回にさせていただきます。  ありがとうございました。
05月24日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  まず、前回の質疑では聞けなかった加計学園問題に関する愛媛県文書について、大臣に、これは虚偽だと思っているのかどうか、また一年間文書を出さずにこれ虚偽答弁を繰り返してきたことについてどのように認識しているのかをいただければと思い...全文を見る
○川田龍平君 青山さんについては、農水省の、出向していたときに、このヒアリングをされたということなんですが、大臣本人、御自身がヒアリングされたんでしょうか。
○川田龍平君 大臣も、毎日新聞の「蔵書拝見」のコーナーでインタビューをされていて、大臣としてこれが大事と思ったら直接話を聞くとか、大臣は毎日日記を付けていらっしゃるということで、晩年はハワイとかに住んで、昼はハンモックで読書をして夜は自叙伝を書くような日々を送ってみたいとおっしゃ...全文を見る
○川田龍平君 私は、大臣はそういった思いであると思いますので、是非本委員会でも、実際の事実をやっぱり解明するということについては与野党超えてしっかりやるべきだと思いますので、この件についてもやっぱりしっかり委員会の方でも取り上げていただきたいと思います。  委員長今いないんです...全文を見る
○川田龍平君 これは先月ですが、都下に二軒しかない自伐林家の方のお話を伺いました。これ、杉もヒノキも、寿命は、縄文杉など、屋久杉などといったらもう千年単位ですし、ヒノキも、千年掛かってできたヒノキも、千三百年もほかの木材建築に使われているとか、本当に千年単位、それから、本来三百年...全文を見る
○川田龍平君 A材そして大径材の生産に向けた取組について伺います。  今、日本の山には多数の十一齢級以上、つまり五十年以上たった木が存在しているわけですが、この質と量は世界一と言われ、日本最大の資源と言えます。これ、別の言い方をすれば、将来のA材、大径材の市場は日本が独占できる...全文を見る
○川田龍平君 自伐型林業推進協会というNPO法人が五年ほど前に立ち上がっていて、既に勉強会の参加者が全国で約三万人、技術研修の受講者が三千人以上、実際に自伐型林業を始めた方が若い方を中心に千人に上るということです。また、四十ほどの自治体でもこの自伐型林業を採用して、林業の担い手、...全文を見る
○川田龍平君 大臣にちょっと、これ通告なしですけれども、この経営管理実施権の設定に当たって、この超長期的な多間伐施業を排除することのないようにと思っておりますが、大臣、いかがでしょうか、強く求めますが。
○川田龍平君 経営管理実施権の設定、是非していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  これまで自治体独自の森林環境税収の用いた事業では、経済林ではないと判断した人工林に対して四割から五割以上の強度間伐を行っただけで放置されている場合というのが多く見受けられます。そう...全文を見る
○川田龍平君 しっかりやっていただきたいと思います。  森林環境税六百二十億円の配分と使途についても伺います。  お手元の配付資料を御覧ください。昨年末の税制改正大綱を基に川田事務所で試算したものですが、人口の多い世田谷区には一億二千四百万円、森林が九三%を占める檜原村にはた...全文を見る
○川田龍平君 次に、皆伐したくない森林所有者が不同意である場合、地方自治体が一定の手続を経れば簡単にこれ皆伐できてしまうということであれば、財産権を定める憲法二十九条に違反していることにならないでしょうか。  また、これ、土地収用法と比較しても手続が簡素化されていて、ほかの法案...全文を見る
○川田龍平君 質問ちょっとまだあったんですけれども、ちょっとまた次に、一般の質疑などに回したいと思いますが、是非、防災面、こういう文化面など、この生物多様性の保全などの観点から、皆伐が不適切な森林でも適切な管理がなされるよう、経営管理実施権を設定した森林の施業実施状況を住民に開示...全文を見る
05月29日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  今日はちょっと短時間ですが、質問をさせていただきます。  私も、小川議員の農薬の問題についての質疑、もう本当に全く同じ気持ちで私も是非質問をしていきたいと思いますが、今日はちょっとまた違った観点から質問をさせていただきます。...全文を見る
○川田龍平君 なかなか予算委員会だけではこれ本当に明らかにならないと。是非、農水大臣はこの件について、やっぱり以前から、私も思いがありますと、いろいろ思いはありますということをおっしゃっていただいております。  本当、僕も土曜日のときに出てきたこの加計学園からのコメントのペーパ...全文を見る
○川田龍平君 これ、全然出どころがどこだかもはっきり分からない。本当にこの文書というのは、見ても、誰が責任者で誰が一体この文書を出したのかということも明らかでないような内容の文書が出されております。  本当に、例えばこの今回の件が本当だったとしたら、どっちが本当か分からないんで...全文を見る
○川田龍平君 これ結局、今治市からは、皆さん御承知のことと思いますが、学校予定地三十六億七千五百万円相当の無償譲渡、さらには建設に関わる総事業費の半額の最大九十六億円を補助すると、さらに毎年私立大学への補助金というのは文科省からもこれ出ていくわけですよね。  税金が全く掛かって...全文を見る
○川田龍平君 つまり、農水省としては、日本でのこの鳥インフルエンザの感染しやすくなるような過度の密度の高いケージでの飼いというのはされていないと、鳥のケージ飼いというのはされていないということでよろしいんでしょうか。
○川田龍平君 二〇〇四年に定められたこの鳥インフルエンザ対策としての飼養衛生管理基準には具体的なメルクマールがないので、アニマルウエルフェア、動物福祉の観点からの飼養管理指針における基準を準用して指導しているとのことで、採卵鶏でいえば一羽当たり四百三十から五百五十五平方センチメー...全文を見る
○川田龍平君 アメリカなどでは太らせ過ぎて足が歩けないぐらいの鳥が、どんどん成長させられているということも聞きますけれども、EUでは二〇一二年に鳥のバタリーケージ飼いを禁止するEU指令が施行されたと聞いていますが、インドでもこれ禁止されたそうですが、日本でも禁止すべきではないでし...全文を見る
○川田龍平君 事前通告のときには、このEUの基準との差は埋めるつもりはなく、このOIE、国際獣疫事務局の動向を見極めたいとのことでしたが、では、そのOIEはどうなんだということを聞くと、まだ基準を作成していないとのことです。  OIEのこの策定を待たずに、日本政府として日本人の...全文を見る
○川田龍平君 ほかの国では大変この禁止が進んでいますし、それから海外から来た観光客の人たち、これもやっぱり食べていくことになりますし、これ海外に輸出するということになれば海外の基準に合わせていかなければいけないわけです。  そういう意味で、やっぱり是非こういったバタリーケージの...全文を見る
○川田龍平君 ヨーロッパでは、採卵鶏の平飼いが一般的な国でも、冬は鳥インフルエンザ対策としてケージ飼いが推奨されていると事前通告で聞きました。それは一理あると思います。  確認ですが、その際にも二〇一二年のEU指令の遵守が求められているのでしょうか。
○川田龍平君 このアニマルウエルフェア、畜産動物の福祉というのは、結局はその畜産品の品質に関わることであり、最終的には食の安全につながると思います。つまり、鳥インフルエンザなど病気にならない程度の密度で飼えばいいというものでもなく、精神的にも健康な鳥を育てることも安全な鳥肉や卵を...全文を見る
○川田龍平君 じゃ、次回、大臣にまた続きを聞きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。     ─────────────
06月07日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  今日はまた農薬の質問をさせていただきますが、農薬成分に含まれる内分泌攪乱物質、いわゆる環境ホルモンが精子を減少させるとして、EUではペルメトリンやフェニトロチオンなど環境ホルモン作用がある農薬、抗男性ホルモン農薬を原則使用禁止...全文を見る
○川田龍平君 精子に関して、ワシントン州立大学の研究によると、第一世代のマウスに動物実験で出生直後に代表的な合成エストロゲンに暴露させると、生殖器官の発生障害を起こして精子数が減少して、第二世代では精子への影響が更に悪化して、第三世代では精子生産がほぼ不可能になったとの結果も示さ...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  もっと早くやってほしいという思いもありますけれども、これは二〇二一年度からの再評価でやっていただけるということで、是非よろしくお願いします。  大臣、これ、農薬は人の健康や環境に対する影響を考慮し、是非その使用を最小限化していくべきでは...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  是非、まず、先ほどもおっしゃっていただきましたけれども、EUで登録が失効している農薬成分を点検して、日本での規制を進めていただきたいと思います。  次に、長野県の松本市では、松くい虫対策にネオニコチノイド系や環境ホルモンのフェニトロチオ...全文を見る
○川田龍平君 このドローン使用については、規制改革会議がまた、このちゃんと見張りをする人、二人必要なところを一人にしろとか、かなり緩く言っていますので、しっかりやっていただきたいと思います。  兵庫県では、条例で届出制度を維持しています。私は、国として防除業者の届出制度を復活さ...全文を見る
○川田龍平君 人の生活に密接な関係がある有用な動植物とそうでない動植物とを区分けするのは、私は生物多様性の概念と反するのではないかと思いますので、中環審でしっかりと議論していただきたいと思います。  同じラウンドアップでも駐車場にまく用途の商品は農薬取締法の対象外となっています...全文を見る
○川田龍平君 次に、四月に日清シスコが、グラノーラや四種の彩り果実などのシリアル食品から農薬が検出されたとして三十万パック以上の自主回収を決めました。原料の豪州産大麦から基準値の五倍のアゾキシストロビンが検出されたとのことです。原因究明と再発予防の取組を伺います。  また、昨年...全文を見る
○川田龍平君 時間が来ましたので終わりますが、是非しっかりと原因究明をして、再発防止のためにしっかり調査もしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
06月12日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第22号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  まず、改正案の第一条について伺います。  卸売市場は公正な取引の場であるとここで明確に定義していますが、公正な取引な場とはどのようなものなのか、御説明ください。
○川田龍平君 それでは、公正な取引の場であると認定できない市場には、今後、卸売市場という名称使用は認めないということでよろしいでしょうか。
○川田龍平君 大臣はこの改正案で卸売市場というものの重要性を明確にしたと言いますが、これではこの改正案における公正な取引の場としての卸売市場と、世間一般における卸売市場とでは異なってしまうのではないでしょうか。私はこれは矛盾していることになると思います。  卸売市場という名称使...全文を見る
○川田龍平君 これ、改正前には名称制限がしっかり書いてあって、これを削って今回この第一条を書き込んでいるわけですけれども、今回の法改正が現場の実態というのを踏まえずに、実際この卸売市場という会社の名前になっているところもあります。  そういった意味で、これを現場の実態など踏まえ...全文を見る
○川田龍平君 やっぱり現状をしっかりと把握すべきだと思いますが、農水省のホームページによれば、中央でも地方でもない市場は五百二十六存在し、そのうち現行法の第二条の第二項の卸売市場の定義に該当しない市場は百十一あるということです。私は、今後認定を受けない民営の卸売市場がどのようなも...全文を見る
○川田龍平君 この法文が現実に非常に矛盾をしているということと、国会答弁も大変これいいかげんではないかと、虚偽ではないかと。一体この政権というのは、やっぱり、どれだけずさんな状況で現場の声を全く無視した政策を、国会も軽視してですね、これ続けるつもりなのかという思いで、もう本当にあ...全文を見る
○川田龍平君 実現可能性ということで聞きたかったんですけれども、今回この法改正に懸念していることとして、災害時それから不作のときなどに公設卸売市場が果たしてきた役割、機能が失われるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 今回の法改正により、民営化された中央卸売市場が認定を要らないと判断すれば、国の整備費予算は少なくて済むことになります。つまり、今回の法改正で、農水省は生鮮食料品の価格形成の環境整備における国の果たすべき役割を縮小しようとしているのではないでしょうか。いかがでしょうか...全文を見る
○川田龍平君 認定制への移行について伺います。  認定制度にすることによって自由度が高い市場になり、これまで義務化してきたルールを自由に決められるようになります。  例えば、第三者販売の禁止というルールはいずれなくなってしまうのではないでしょうか。いかがでしょうか。
○川田龍平君 これ、認定要件さえ満たせば、近隣に異なる開設者による認定卸売市場が併存することがあり得るのではないでしょうか。  一方で、営業的に不利な地域から公正な取引の場である卸売市場が撤退してしまい、生産物の出荷先の確保又は食料の安定供給の面で支障が生じた場合、国はどのよう...全文を見る
○川田龍平君 ちょっとよく分からなかったんですけれども、この生産物の出荷先の確保又は食料の安定供給の面で支障が生じた場合に国はどういう措置をこれ講ずるつもりなんですか。
○川田龍平君 その指導、助言というのはどういった内容ですか。
○川田龍平君 これ、衆議院では尼崎の例とか出ていましたけれども、具体的にはどうしているんですかね。もう仮定じゃないと思うんですよ。
○川田龍平君 国としてはほとんどこれちゃんと想定していないと思うんですね。  実態上物流センターにすぎない民営の卸売市場を認定及び国庫補助の対象とすることのないように、認定に当たってはどのような観点からこれ卸売市場としての機能を果たしていると審査をするのでしょうか。
○川田龍平君 次に、この生産者の要望が強い受託拒否の禁止について伺います。  規制改革会議の提言では一律に適用すべきではないとしていますが、将来的にはこれ受託拒否の禁止も不要になると考えているんでしょうか。
○川田龍平君 この改正案に不安を感じている特に仲卸業者の声というのは各所で聞いていますが、大臣はこれ将来の仲卸業者にどのような役割を期待しているんでしょうか。日本には仲卸業は要らないとお考えでしょうか。
○川田龍平君 卸売業者と仲卸業者、この対峙構造というのが、個体ごとに異なる生鮮食料品の価値を正しく評価する目利きを生み出して、適正な価格形成を支えているという日本型について、これは衆議院で、大臣は答弁の中で、市場外での大手小売業者主導の価格形成について、短期的には高値があるかもし...全文を見る
○川田龍平君 仲卸の利益率が非常に低いという実態と、築地市場などの仲卸業者数が減り続けている実情についても、これ大臣の見解を伺いたいと思います。  改正案は、このような仲卸の現状にどのような良い効果があるとお考えなのでしょうか。改正案によって仲卸の営業利益率は上がると考えている...全文を見る
○川田龍平君 これまで義務化してきたルールを卸売市場ごとに自由に決められるようになることについて伺います。  卸売業者や仲卸業者が子会社を活用して市場外取引を行っている実態について、法改正によってどの程度の取引量、商品量が市場外流通から卸売市場に戻ると見込んでいるんでしょうか。
○川田龍平君 その他の取引ルールを定める際、この意見を聞く取引参加者の範囲はどこまでなのでしょうか。仲卸業者と取引のある小売店も含まれるべきではないでしょうか。
○川田龍平君 この商物一致のルールを定めるかどうかは関係者で話し合って決めるとのことですが、利害関係の異なる関係者で合意できるんでしょうか。声の大きな人の結論に引きずられるんではないかと考えますが、声の大きい特定の事業者への優遇になっていないのか、大臣又は知事はどのような判断基準...全文を見る
○川田龍平君 この取引参加者の意見を聞いたと認めるということですけれども、この取引参加者の間で反対者が残っていても、その手続を踏めばこれ意見を聞いたという認定要件満たされてしまって、現行法にある中央卸売市場開設運営協議会や市場取引委員会の規定が改正案ではなくなってしまっています。...全文を見る
○川田龍平君 まだまだ質問があるんですけれども、最後に生産者の立場からもお尋ねします。  改正案は、これ青果、水産、食肉、花卉の生産者にとってそれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。大臣、お答えください。
○川田龍平君 終わります。
06月14日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  一年ぶりに厚生労働委員会に戻ってまいりました。あと、大臣とは初めて厚生労働委員会で質疑をさせていただきます。歴代の大臣には薬害の問題についていつも聞くのが恒例だったんですけれども、八月に就任されて、大臣は八月二十四日の薬害根絶...全文を見る
○川田龍平君 私、厚労大臣と拉致担当大臣が同一であるというのは初めてだと思います。これ、今まで拉致の問題があるから遺骨はなかなか進まないというようなことがあったのか分かりませんけれども、これは、加藤大臣、拉致担当大臣兼務することで私は進むと思うんですが、今まで拉致担当大臣と厚生労...全文を見る
○川田龍平君 是非、この歴史的な前進をしている中で、やっぱり日本がしっかりとこの問題について取り組んでいただきたいと。拉致の被害者のその家族、遺族の方も含めて、やっぱり本当にこの人たちも高齢化していますし、さらに、この遺骨の遺族の方、戦没者の遺族の方のやっぱり高齢化というのがあり...全文を見る
○川田龍平君 長々答弁いただきましたが、つまりは、成果に応じて賃金が上がることをこの制度は約束しているわけではないということです。そういうことですね。  高プロというのは、これ自由な働き方が実現できる、多様で柔軟な働き方、成果に応じた賃金というのは、これ単なるイメージ操作であっ...全文を見る
○川田龍平君 ちょっと答えになっていないんですけれども。  労働基準法第四章で定める労働時間、休憩、休日及び深夜の割増し賃金に関する規定のこれ適用除外とすると、なぜ、どうしてその労働者が意欲や能力を発揮できるようになるのでしょうか。
○川田龍平君 この適用除外にするとなぜ労働者が意欲や能力を発揮できるようになるのかということなんですが。
○川田龍平君 理解できないんですが、年収が高ければ労働基準法第四章適用除外で、どうしてこれ能力や意欲を発揮できるようになるのかと、その点についていかがでしょうか。
○川田龍平君 私はこう思いませんけれども、これ労働基準法のこの第四章適用除外で労働者がその意欲や能力を発揮できるようになるということであれば、この国全体の労働生産性を上げるためには全ての労働者の、同規定の適用除外にすればよいということになってしまいます。  健康確保措置のうち、...全文を見る
○川田龍平君 過労死、過労被害による労災は、既にこの現行の労働法制においても認定されるのは氷山の一角です。働き過ぎかどうかは労働時間が大きな要素となっていますが、高プロ制度では使用者側における労働時間の把握義務が外れてしまいます。これでは何をもって認定基準とするのでしょうか。従来...全文を見る
○川田龍平君 先日も、石橋委員の中でこのパソコンのオン、オフについては議論がありましたが、これ、仮に高プロの適用が解除となった場合、この残業手当が通常の労働者同様に支払われるべきと考えますが、どのように残業時間を把握するのでしょうか。健康管理時間やパソコンのログアウト時間等を通じ...全文を見る
○川田龍平君 これは難しいと思いますが。  高プロ制度の対象年収として千七十五万円という数字が独り歩きしていますが、この省令で定める予定の千七十五万円は手取り額でしょうか、総支給額でしょうか。総支給額であるなら、手取り額はモデル事例として幾らぐらいになるんでしょうか。
○川田龍平君 つまり、手取りだと九百万円台の労働者も対象になるということになるということですね。  省令で定める総支給額が法定の平均給与の三倍を超えているのかどうか、いつの時点でこれ計算し直し、見直しはいつ行うんでしょうか。三倍以上になっているかどうかは、誰がどのように管理、監...全文を見る
○川田龍平君 これ、たったの十二名への聞き取りでしかも、法案要綱が固まってからの聞き取りで、ニーズがあると強弁し、年収要件の引下げやこの対象業務の拡大も省令改正でいかようにもできると、これはまさに派遣法の二の舞ではないでしょうか。改めて、高度プロフェッショナル制度の導入に強く反対...全文を見る
○川田龍平君 飛行機のパイロットの場合、これ運航安全の見地から、航空法によって、二十四時間のうち、国内線で八時間、国際線十二時間の運航勤務しか許されていません。これは被用者であるパイロットの健康保全であると同時に、乗客の生命の安全などを第一に考えての措置だと聞いていますが、同様に...全文を見る
○川田龍平君 是非、これ労働の方でできないのであれば医療法の方でしっかりやっていただきたいと思います。  この医師の時間外労働の上限規制を今後検討するわけですが、そのために、厚生労働省はまずこの実態把握をすることになると思います。そうであれば、若者雇用促進法上努力義務となってい...全文を見る
○川田龍平君 やっぱり当直明けで疲労した医師に外科手術してもらうというのは非常に不安ですので、どうせこれ調べることになる実態ですから、医師に限った調査結果を、是非、求職者、職を求める人だけでなく、患者や国民にも広くこれ公表していただきたいと考えます。  次に、産業医について。 ...全文を見る
○川田龍平君 是非よろしくお願いいたします。  次に、昨年の九月に国民生活・経済に関する調査会で視察に行ったアイスランドで、今アイスランドでは女性の格差の問題というのは、このジェンダーギャップ指数が世界一位ということで、いろんな取組されていますけれども、今、賃金格差の法律が新た...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  男女賃金格差について、私は、今まで民法で結婚年齢の差が男女にあったということが、今回、昨日、民法も改正案が通りまして男女の結婚年齢が十八歳になったということですので、そういった意味からも、賃金の格差をできるだけ是正して、本当に男女が平等に...全文を見る
06月15日第196回国会 参議院 本会議 第29号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  会派を代表して、ただいま議題となりました卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  そもそも、法案は何のために提出をされ、審議されるのでしょうか。それは、社会経済の変化により...全文を見る
06月19日第196回国会 参議院 内閣委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  まず、大阪地震でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方のお見舞い申し上げます。  質問に入らせていただきます。今日は、短時間かつ専門的技術の話ではなく大きな話ですので、政府参考人はなしで両大臣...全文を見る
○川田龍平君 輸入が増えるのか増えないのかということでお答えいただきたいと思います。
○川田龍平君 めちゃくちゃな論理だと思いますが。これやっぱり輸入増えるということを今言ったと思うんですが、これTPP11によってGDPが上がるということが試算されているようですけれども、そのように試算どおりにGDPが上がるということになると、このTPP11の対象となる農産品の国内...全文を見る
○川田龍平君 これ、なぜ消費の増加分、またこの試算をしないのか、全く分かりません。  多くの委員がこれ指摘をしているように、この九百億円から千五百億円とした去年の十二月の農水省による農水産物の生産額への影響試算ですが、この試算になぜこのGDP上昇による消費量の増加というのが含ま...全文を見る
○川田龍平君 済みません、茂木大臣、これ通告していませんが、そういったGDPの上昇分がなぜ農産物の減少に、ちゃんと試算に含まれないのか、いかがでしょうか。
○川田龍平君 ちょっとお聞きしたいんですけれども、そうすると、結局、対策を打つといってもちゃんとした対策が打てているのかなと本当に疑問に思って、皆さん不安に思って、不満も持っていると思うんですけれども。  これ、人口が増えなくてもGDPが拡大する、国内消費が増える、そんなことが...全文を見る
○川田龍平君 おかしいと思いますけれども、これまで農水省はこれ、TPP11によって農産物の輸入が増えるということは説明をしてきませんでした。試算にもこの国内消費量の増加を入れていないと。そもそも農水省はこれGDPが増えることさえ信じていないのではないでしょうか。結局、農水省のこの...全文を見る
○川田龍平君 誰も信じていないと思いますけれども、農産物の輸出について伺います。  TPP11によって日本の農産物輸出というのは伸びると試算しているでしょうか。
○川田龍平君 なぜこれ定量的に試算しないのでしょうか。カナダやオーストラリア、これ試算を出していますけれども、輸出の伸びを試算すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 試算していなくて言えるというのがよく分からないんですけれども、そもそも、農産物の輸出先はこれ中国やタイ、香港、ヨーロッパなどTPP以外の国も含まれており、輸出促進はTPPと無関係ではないでしょうか。これ、モギ、茂木大臣は六月十四日の内閣委員会で、TPP11は農業者に...全文を見る
○川田龍平君 このGDPの可処分所得が増えるというのは国内の話ですよね。これ、国外に輸出が増えるのかどうかということを聞いているんですが、いかがですか。国外への輸出が増えるかどうかということについて聞いているんですけれども。
○川田龍平君 その大綱、結局このTPPと関係ない国にも輸出を増やすということになると思うんですけれども、これTPP対策予算ということだけじゃないですよね。結局、輸出を増やすということなんですけれども、これ茂木大臣、茂木大臣の地元のとちおとめやスカイベリー、これTPP11で輸出増え...全文を見る
○川田龍平君 いや、これ茂木大臣の答弁で、日本の農業者にとっても農産物の販路を拡大するチャンスだとTPPの議論のときに言っているんですね。これというのは、私は農産物の輸出に反対していませんけれども、このTPPのアピールに使うのは根拠のないうそだと思いますよ。根拠がないと思います。...全文を見る
○川田龍平君 ちょっとやっぱり試算をしっかりしていただきたいと思います。ここでちょっと質問の時間がなくなってきましたので、次に、是非試算を出していただきたいと思いますが、農水大臣、いかがですか。大臣、いかがですか。
○川田龍平君 いや、別でこれ試算をしていただきたいと思います。  次に、茂木大臣に、英文でもって一個一個質問したかったんですが、時間がありませんのでまとめて聞きますが、これ、茂木大臣が各国から約束いただいたというこの六条の各国が約束したレビューについて、これ、一体誰と、どこの場...全文を見る
○川田龍平君 やはり、こういった問題について、しっかりとサイドレターなど、そういった文書で残すべきではないかと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 時間過ぎてしまいました。終わりますが、やはり文書で残しておくべきだったと思います。特に、人は替わります、担当官替わります。その大臣の信頼だけではないというところで、やっぱり文書をしっかり残しておくべきだったということを申し上げて、終わります。  ありがとうございま...全文を見る
07月11日第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○川田龍平君 今日は参考人の皆さん、貴重な時間と御意見をありがとうございました。  早速質問をさせていただきます。  熊本参考人にまずお伺いいたします。  復興庁に対して、区域外避難者、いわゆる自主避難者の実態調査を行うよう何度も要請をしたが、現在に至るまで行われていないと...全文を見る
○川田龍平君 熊本参考人としては、復興庁が行うべきこの自主避難者の実態把握とは、具体的にはどのような調査項目で、どのような空間的な、また時間的な広がりを持って行うべきとお考えでしょうか。
○川田龍平君 もう一問、熊本参考人に改めてお尋ねしますが、なぜこれは福島県ではなく復興庁自らが実態調査を行うべきとお考えなのかを御説明いただけますか。
○川田龍平君 この自主避難者の人たちが生活をしているこのみなし仮設、特に今、高齢・障害・求職者雇用促進機構が明渡し裁判というのを山形地裁に起こしていますけれども、この問題においては、やっぱりこの所管が厚労省のこれ所管の機構でもあります。  これ、先日、こういった避難者の人たちが...全文を見る
○川田龍平君 熊本参考人にお伺いいたしますが、今お話ありましたように、避難者の中でお母様が命を自ら落としたというケースが何件かあると伺っておりますが、本当にその子供を守るために避難生活の中で行き場を失ってしまった人が大体、これ実態把握をしていないから分からないんですけれども、熊本...全文を見る
○川田龍平君 是非こういった問題について国がしっかりと対応していくべきだと思います。  大西参考人にお伺いしたいと思いますが、大西参考人の事前の資料、そして今日の机上配付の資料の中の「福島復興の現状と課題」というこの大西参考人の論文の中で、特に私も非常に重要なことが書かれている...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  その後、その文の後には、次に、人の復興と場所の復興という項目もありまして、事故による放射性物質の影響が極めて長期にわたって存在するとともに、その影響の受け止め方に差異がある以上、限られた選択肢を被災者に押し付けるのではなく、むしろ被災者の...全文を見る
11月15日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  まず、大臣の所信について、私はずっと大臣が就任するたびに聞いてきているんですが、薬害エイズに対する大臣の所見、そして薬害撲滅に対する大臣の決意について、特にこの薬害エイズ問題、この薬害エイズを引き起こした最大の原因が何にあったのかと大...全文を見る
○川田龍平君 私の質問は、薬害エイズの原因、この原因は何だったと大臣はお考えでしょうか。
○川田龍平君 私も被害者の一人として是非訴えたいんですけれども、この薬害エイズ事件は、製薬企業にそんたくをした政府の情報隠蔽により薬の安全がないがしろにされて、たくさんの国民の命と健康を奪った事件です。これは日本史上最悪の事件でした。  政府が二度と同じことを繰り返さないように...全文を見る
○川田龍平君 大臣、この制度部会の資料には審議会という位置付けと書かれています。審議会というのは大臣に意見を述べることができるのであって、大臣が必ずその意見を聴くという位置付けではありません。  薬害エイズのときもそうでしたが、政府の不作為によってこの被害が拡大してしまうような...全文を見る
○川田龍平君 是非これは審議会の中でも、監視機関として、特殊性のある配慮した組織体としてやっぱり是非つくっていただきたいと思います。  第三者組織の機関の在り方について、最後にもう一つお願いします。  第三者機関で監視などに当たる職員や委員について、製薬団体、医療機器団体など...全文を見る
○川田龍平君 是非しっかり整理してやっていただきたいと思います。  次に、薬機法改正の議論に上がっている医薬品製造販売業における総括製造販売責任者、いわゆる総責の要件緩和について議論させていただければと思います。  厚生労働省の医薬品医療機器制度部会では、現状では薬剤師資格を...全文を見る
○川田龍平君 この総責の要件について、薬の専門家である薬剤師でなくてもよいという意見が制度部会で医師会などからあるということですが、薬物療法についての知識と経験、製剤学的な知見、品質管理の経験など、広範囲な判断能力が必要です。こういうところはまさに薬学系の経験が生きるのではないか...全文を見る
○川田龍平君 獣医学部や医学部と異なり、薬学部はここ数年で設置数が倍増している一方で、地方の薬学部では定員充足ができずに苦しんでいると聞きます。また、薬系学部の大学院進学者は減少傾向にあるという話も聞いています。薬学部の教育は臨床研究に重点を割いているのが現状です。それならば、む...全文を見る
○川田龍平君 しっかりその前にやっていただきたいと思います。  GMP査察についての質問はちょっと取りやめて、次に行きます。  次に、この医薬品製造販売に係る規制緩和が進んでいるという印象を受けますが、国民に安心、安全な医薬品を提供するという原則は貫かなければなりません。これ...全文を見る
○川田龍平君 大臣、薬価については触れていなかったと思いますが、少なくとも、これ外国企業の中には無理な薬価引下げが続くようであれば日本市場の魅力が薄れていくというような発言をしている外資系企業団体もあるようです。適正な価格を算出していくのは必要なことだと思いますが、それが合理性を...全文を見る
○川田龍平君 時間が参りましたので終わりますが、また引き続きこの薬の問題については、しっかりこれを監視しつつ、しっかり取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
11月20日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○川田龍平君 立憲民主党の参議院議員、川田龍平です。  私は、やっぱりこの問題、本当にしっかり検証をやり直すということがまず初めにありきだと思います。そして、やはりこの問題についてしっかり集中してこれ議論していくということが、今厚生労働委員会でも行われていますけれども、予算委員...全文を見る
○川田龍平君 ちょっと不十分だと思うんですけれども、やっぱりどうすればこの民間の企業から、今働いている人、既にいるわけですよ、その人たち、先ほどの午前中の参考人質疑でも、もう既に採用しようと思っても民間に来なくなっていると、二月の試験までちょっと控えようということになってしまって...全文を見る
○川田龍平君 いや、これ、法定雇用率の達成だけを目的とした数合わせであっては、採用される方も不幸ですよ。本当にこれはしっかり働きがいのある職場を、やっぱりしっかりこれ雇用しなければいけないと思いますが、働くに当たって十分な機会をつくるということは、今まで働いていた人以外にしっかり...全文を見る
○川田龍平君 私は、職業訓練もそうですけれども、やはりその障害の人に合わせた仕事をいかにつくっていくかということも大事だと思うんですが、それについて、大臣、いかがお考えですか。
○川田龍平君 これ、先ほど石橋議員との議論の中で、検証結果、誰も信じませんよと言っていたんですが、この不適切計上がなかった機関というのもあったと思うんですが、それ、大臣、把握しておりますでしょうか。ちょっと通告していないですけど。
○川田龍平君 警察庁とか公正取引委員会、原子力規制委員会、金融庁、こういったところはちゃんとやれているわけですよね。どうしてそこはやれたとお考えですか、大臣。
○川田龍平君 これ、大臣、厚生労働政務官をやられていた時代もありましたし、大臣は復興庁の長官、復興大臣でもあったわけですね。そのとき、大臣として、これ、障害者の人を雇用しているかどうかというのをどうお考えだったんでしょうか。特に復興大臣だったとき、どうだったんでしょうか。
○川田龍平君 要するに、やっぱり数合わせのためだけに採用するのではなく、採用する公的機関も採用される被用者も、お互いに業務を理解した上で安心、安全に継続して働いていけるような環境を整えなければならないと考えます。  これ、時間稼ぎと取られるような、時間掛けろとは主張しませんけれ...全文を見る
○川田龍平君 今の間違いじゃないですか。ちょっと認識もう一回改めた方がいいと思いますけど、いかがですかね。
○川田龍平君 今説明のあったとおり、五人今不足しているんですよ。  そして、この法定雇用率達成と職員定数についての質問しますが、これ、法定雇用率の達成に向けて障害者採用の調整を開始していますけれども、これ、職員定数の決まっている中央省庁においては、定員の増員をするか退職させて分...全文を見る
○川田龍平君 これ、水増し対象にされた人たちには水増し対象にしてきた事実を伝えないとされているようですが、きちんと本人にこれ伝えるべきではないでしょうか。  厚生労働省検証委員会事務局の説明では、本人が知らないことを知らせるのは問題があるという言い方をしていますが、何が問題だか...全文を見る
○川田龍平君 いや、ちょっと本当に何か言っていることあれなんですけれども、ちょっと次の質問に行きます、最後ですので。  次に、健康診断や医療記録を水増し申請に利用したという、これ、不正利用について確認させてください。  検証委員会の報告書によれば、本人が知らないところで、本人...全文を見る
○川田龍平君 私は、やっぱりこれはまたしっかりと検証を行わなければいけないと。本当に役人は役人に甘く、厚生労働省内に設置された委員会では他省庁の違法性を認定するのは難しいのではないでしょうか。  これ医療記録ですよ。究極のプライバシーを雇用者が勝手に、雇用者の利益のために勝手に...全文を見る
○川田龍平君 時間が過ぎていますので、大臣、調査すると言ってください。
11月22日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○川田龍平君 おはようございます。トップバッターで質問することは余り慣れていないので、よろしくお願いいたします。  私自身も、この厚生労働委員会、この進め方についても大変大きな問題があると実は思っておりまして、これ六時間やるべきところをこの二時間で終わらせるというようなことにな...全文を見る
○川田龍平君 この技能実習生の失踪者の個票の問題ですね、これも今衆議院の方では法務委員会でこれが閲覧だけされたと。そして、この参議院でも予算委員と法務委員会しか、今日の九時から五時しか閲覧できないと。本当におかしいですよ。  これ、しっかり議論しなければいけない、しっかりと資料...全文を見る
○川田龍平君 次に、私は、特に技能実習生もそうですけれども、外国人留学生をめぐる問題について確認させていただきます。  政府は、二〇〇八年の留学生三十万人計画を策定して、大学など教育研究機関の国際競争力を高め、優れた留学生を戦略的に獲得するとうたっています。現在、二十七万人の留...全文を見る
○川田龍平君 ごく一部の国立大学や私立のマンモス大学などで国際競争力が上がったというのは事実としてあるのかもしれませんが、この二十七万人留学生の獲得に、実は存続が危うくなった私立大学などが積極的になっているという話も聞きます。しかも、こういう大学は獲得するだけで、大学の中身は変え...全文を見る
○川田龍平君 大学の中には定員の七〇%以上を留学生が占めているような大学もあるようです。  ICUや国際教養大学や立命館アジア太平洋大学などが外国語で講義することを、明確な哲学があるわけでもなく、東京都心にキャンパスを設置して外国人留学生を集めまくるような大学もあります。  ...全文を見る
○川田龍平君 これ民間企業の方に聞いた話ですが、日本の大学を卒業されても日本語すらまともに話せない卒業生もいると、なかなか採用するところまで至らないということです。就職支援ももちろんですが、問題は大学の教育の能力と留学生を受け入れる覚悟です。受け入れる覚悟を持ってきめ細かな教育を...全文を見る
○川田龍平君 民間任せではなくて、ドイツのように、私は国で統一の試験をつくるべきではないかと思います。少なくとも、在留資格に関わる語学能力試験は、これは法務省が率先して作成するべきだと。職業ごとに求める語学のレベルが違うという議論もあるようですが、そういう専門的な日本語能力取得こ...全文を見る
○川田龍平君 やっぱり順番が間違っていると思います。  次に、入管法改正において、特定技能一号について介護人材五千人を積算している厚生労働省の考えを聞かせてください。  既に、EPAなどの先行する外国人呼び込み制度で、フィリピン、インドネシア、ベトナム各国から毎年三百人枠ずつ...全文を見る
○川田龍平君 これ、大臣、介護の現場というのは日本語を話す日本人にとっても大変困難な職場です。技能実習「介護」で来日されている実習生が、技能実習二の修了資格要件と同等程度という要件を設けると言っていますが、それは特定技能を持っていると言えるのでしょうか。その要件というのは技能実習...全文を見る
○川田龍平君 大臣としての答弁を求めているのであって、その答弁を読むということはやめていただきたいと、本当に大臣として政治的な判断をしっかりしていただきたいと思います。  最後に、在留資格の介護の要件について確認させてください。  入管法改正に伴い、特定技能一「介護」で来日を...全文を見る
○川田龍平君 ただ、これまだ何も決まっていないんですよ。これ、来年の四月から外国人を受け入れようと始めることだけしか決まっていない。これで本当によいのかということがあります。  これ、やっぱり特定技能一の枠組みで来日する介護職員の人は、これ五年たったら帰国するしかないと。五千人...全文を見る
○川田龍平君 これ、もう一度申し上げますが、国立大学病院が仮に物理的な利便性を容認するというのであれば、この院外調剤はやめて院内調剤処方に戻せばよいのではないでしょうか。患者目線でいえば院内調剤で院内でもらった方がはるかに便利ですし、さらに自己負担も軽減されます。  これは、厚...全文を見る
○川田龍平君 この敷地内薬局という形式が利便性の追求ということで広まっていますが、本来ならば、これ、利便性の意味をきちんと国民に説明する必要があるのは、医療機関と医療提供施設の義務ではないでしょうか。  副作用被害や相互作用防止、薬害防止といった観点でいえば、利便性というのは、...全文を見る
○川田龍平君 この院外薬局の健康サポート薬局など、こういったものをしっかり進めることはもちろんですが、これ、吉田医政局長、病院を地域医療の中核に位置付けて、情報提供活動に病院の調剤所を活用する、そして、この病院薬剤部を積極的に活用するために、国立病院などを中心にして院内調剤へ戻し...全文を見る
○川田龍平君 質問時間が来ましたので終わりますが、やはりしっかりとした方針を厚生労働省がしっかり持つということが大事だと思います。  今様々な問題が起きておりますけれども、本来の厚生労働省の仕事、自らしっかり厚生労働省がやるべきこと、それをしっかりと考えてやっていただきたいと思...全文を見る
11月27日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○川田龍平君 立憲民主党、川田龍平でございます。石橋議員の議論に続きまして質問させていただきます。  我が国の水道事業の民間企業への運営権売却について質問いたします。  日産のトップが不当に申告していたという高額な役員報酬について、ちょうど日産のゴーン氏の高額な役員報酬の扱い...全文を見る
○川田龍平君 水道は地域独占ですので、一社しかない場合、自治体に断る選択肢はありません。上限は歯止めにならないんじゃないでしょうか。また、厚労省がチェックするというのも、この法案によると、料金は届出さえ出せば変更できると書いてあります。厚労省は何を基準に料金をチェックするつもりで...全文を見る
○川田龍平君 その最後の部分ですね、水道は電気やガスと違い、この安定供給の義務を課した法律がないんですけれども、それはどうやって担保するんでしょうか。
○川田龍平君 これ、この民間の企業、特に国家安全保障の観点からも質問させてください。  例えば、仮想敵国、有事に際して我が国に何らかの危害を及ぼすかもしれない国の企業が運営権を取得できる事態は避けるべきではないでしょうか。これ例えば、我が国との間に領土問題を抱える国や二国間の条...全文を見る
○川田龍平君 これは大事なことなので繰り返し強調させていただきますが、これ、水道事業というのは国民の命を守るインフラです。御存じのとおり、我が国は自然災害の大国でもあり、今年一年だけでも相当な水害がありました。有事の際には、利益ではなく公共利益を優先しなければなりません。  水...全文を見る
○川田龍平君 ちょっとまた改めてこれは聞きますので、またちょっと準備しておいていただきたいんですが。  利益を出すことは、株主を抱える民間企業であれば当然です。この利益優先性が公共サービスにもたらし得る事態について質問いたします。  民間事業者に任せることのメリットとして挙げ...全文を見る
○川田龍平君 また後で議論したいと思いますが、この重要なチェックを地方議会にやらせるということですが、議会に細かなチェックを任せるんでしょうか。自治体議員に、この民間企業との契約の詳細をしっかりと吟味できるような人材、これいるんでしょうか。ならば、そういう専門知識を持つ人材を自治...全文を見る
○川田龍平君 これ、地域において一社独占となる水道事業にあって、この競争の原理というのは働かないのではないでしょうか。むしろ、独占状態ゆえに事業の停滞を招くのではないかと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 それでは、視点を少し変えて、コンセッション方式、いわゆるPFI方式の一種ですが、このPFI方式そのものの問題点について議論したいと思います。  本年九月の台風二十一号による関西国際空港の大混乱について、PFI事業という観点から検証してみたいと思います。  関西国...全文を見る
○川田龍平君 これ、原因究明、検証の途中ということでありますが、明らかにこれ運営事業者の中のガバナンスの不在、利益追求には積極的に関与はするが命に関わる災害対応には興味がないと、そんな姿勢が現れています。  PFI事業の成功例と言われる関西空港でさえこの事態です。厚生労働省は水...全文を見る
○川田龍平君 この関西空港の混乱は、運営会社が外資、内資の合弁会社で、会社内の意思疎通のまずさが指摘されています。水道事業について考えますが、仮に運営事業者が関西空港のような外資との合弁会社となった際に、今回の関西空港のような功利主義の下で責任の所在が曖昧になる危険が拭えません。...全文を見る
○川田龍平君 この関西空港のPFI事業では見抜けなかったわけですから、この未曽有の災害を経験した国民は、審査するから大丈夫ですなんという回答では納得できません。客観的な根拠を示していただけないでしょうか。
○川田龍平君 この関西空港の事例では、運営事業者の関西エアポート株式会社のガバナンスが浮き彫りになっていますが、そもそも発注事業者である新関西国際空港株式会社の発注責任や契約自体の妥当性も明らかになっていません。この失敗例を受けて、水道事業者と運営事業者の責任の所在の明確化は必要...全文を見る
○川田龍平君 ちょっと、調べていないというのは信じられないと思います。これ、水道事業というのは国民の命を預かる生命線です。  運営権を譲渡した、災害が発生しました、でも、海外で民間企業に運営させて災害時に成功したという事例もない。これでは自然災害大国の我が国の水道を民間のビジネ...全文を見る
○川田龍平君 是非議論に資する資料を出していただけるようにお願いします。  それ一応、理事会に諮っていただきますよう、よろしくお願いします。
○川田龍平君 次に、政府の答弁に何度も出てきているこの実施計画書の審査手続について質問いたします。  今般の水道法改正案では、厚生労働大臣が水道事業者の提出する実施計画書を審査し、許可を与えるということになっています。この実施計画書の事業者側の最終決裁権者が誰であるのかも含めて...全文を見る
○川田龍平君 まとめます。  地方議会が最終決定権者なのだと理解していますが、ただ、実際の話として、議会が議決したものを厚生労働省が突っ返すというのは無理があるんではないでしょうか。選挙で選ばれた代議員で構成される議会の権能、つまりそれは住民の意思表示にほかなりません。議会の決...全文を見る
11月29日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○川田龍平君 参考人の皆さん、今日は貴重な時間と意見をありがとうございます。  私からはまず橋本参考人にお伺いしたいんですが、今、小さな水道と言われる簡易水道や民間の水道、民間の水道といっても企業が運営するというのではなく、小規模の本当に私的な、そういった水道が今大変危機にさら...全文を見る
○川田龍平君 山形県の鶴岡市で、井戸水を使ってこの水を飲んでいた人たちが、広域水道化に当たって、広域水道にしたことによってこの井戸を埋めて、井戸を埋めてまでも水道を普及させようということになってきているということを聞いたんですけれども、そういう災害時には井戸水が使えるようにしてお...全文を見る
○川田龍平君 村井参考人に伺いたいんですけれども、先日、気仙沼に私行ってきたんですが、気仙沼までは鉄道が通っているんですが、気仙沼の先の鉄道が復旧していない理由というのはなぜでしょうか。
○川田龍平君 先ほど、村井知事の資料には気仙沼の方までは水道のことについては書かれていないんですけれども、この流域外と。流域下水道事業の三事業の、特に気仙沼とか岩手県の方に含まれているようなこの地域にはなかなかこういった広域化というのは行かないのかなと思うんですが、それについては...全文を見る
○川田龍平君 橋本参考人に再び伺いますが、この資料にありますイギリスでPFIが見直されているということについて、もう少し詳しくお伺いできますでしょうか。
○川田龍平君 橋本参考人に最後伺いますが、今、この水道法改正に反対する自治体というのがあると聞いておりますが、それについて何か知っていることがありましたら教えてください。
○川田龍平君 コンセッションによって特に重要なのが災害時のことですけれども、橋本参考人にもう一つお聞きをしたいんですけれども、特に、コンセッション方式というのがなぜ自治体が積極的に取り組むようになるのかと。選択肢はあると言われていますけれども、同じ選択肢ではなくて、なぜ今のこの法...全文を見る
○川田龍平君 時間ですので終わります。ありがとうございました。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。今日は質問させていただきます。  前回、この質疑のときにも質問いたしましたが、海外の水道事業でPFI方式を導入した事業で、危機管理に成功している例はあるんでしょうか。具体的には、自然災害などを受けて対応した事例などについて調べたのでしょう...全文を見る
○川田龍平君 是非、それを出てからやっぱりしっかりこの質問をしたいと思いますが、これ日本の事例などもやっぱり是非調べていただきたいと思います。  山形県の鶴岡市では、二〇〇一年に月山ダム開発による水道事業の広域化で水道料金が二倍になり、水質が悪化した上に、現在は人口減によってダ...全文を見る
○川田龍平君 現在、山形県では、広域化することによって運営の内訳が見えなくなってブラックボックス化して、自治権が奪われてしまったということなんですけれども、この山形県の失敗の事例、検証していますでしょうか。
○川田龍平君 是非この点も検証していただきたいと思います。  民営化、広域化によるブラックボックス化はこの山形だけではなくて、これは海外でも多くあるということ、今日の参考人の橋本淳司参考人にも今日お話伺いました。これ、特に金の流れが不明瞭になって、税金を払わないところも出ている...全文を見る
○川田龍平君 要するに、再公営化をしたくても、契約でもって年数が、長い年数契約をしているので、その年数よりも短いうちに契約をやめてしまうということになると違約金を払わなければならなくなるということで、この違約金を払わなければならなくなるということで再公営化を断念している。これ、先...全文を見る
○川田龍平君 そういったケースにならないようにするための方策というのは、日本ではこれ考えられているんでしょうか。
○川田龍平君 今朝の参考人の、先ほどの橋本参考人が資料に示していたもので、水道完全民営化のイングランドの動きということで、二〇一八年、新規のPFIは中止になっていると。PFIのメリット、デメリットでいえば、デメリットの方が強いということで、今イングランドでは新規のPFIは中止にな...全文を見る
○川田龍平君 あえてやっぱりここで、日本、しっかり各国のこういった事例についてやっぱり是非知っていただきたいと思います。  これ、大臣、この「日本が売られる」という本がこれ今出ているんですけれども、この本読まれたでしょうか。(資料提示)
○川田龍平君 是非読んでいただきたいと思いますが、この本には、民間企業のノウハウを生かして効率の良い運営と安価な水道料金をということで各地で民営化が進められた事例についてたくさん載っております。この耳に心地よいスローガンと共に導入された水道民営化、これがどんな現実をもたらしたのか...全文を見る
○川田龍平君 やはり是非しっかりと調べて答弁していただきたいと思います。  本当にそういう海外の事例をやっぱりつぶさに見ていくと、この水道事業の民営化というのはやっぱり到底許されることではないんではないかと思っています。  特に、今、小さな水道、それから簡易水道などの統合が、...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  是非、これ自治体が独自にこういった水源、水資源の保全をしたり、それから民営化しなくても設備や管路の削減をする、専門人材を育成する、長期にわたってこういった人材育成もしていくことや、それから小規模分散型の技術をやっぱりしっかり、今日参考人も...全文を見る
12月04日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○川田龍平君 立憲民主党、川田龍平でございます。  今日は、水事業について、この民営化の問題についてしっかり質問したいと思います。  今大臣、本当にちょっと聞き捨てならないことを言ったんですけれども、訴訟にならないためにこれ公が絡むって本当ですか。これ違うと思いますけど、訂正...全文を見る
○川田龍平君 いや、さっきの答弁撤回するかどうか。訴訟になるリスクを避けるために、これ公が絡むと言ったじゃないですか。それちゃんと答弁してくださいよ。
○川田龍平君 やっぱりちゃんとこれ議論した方がいいと思いますね。  やっぱりこれ、大臣全く理解されていないというのがもう露呈されています。検討を十分にされていないということをもうはっきり言っているようなものだと思いますし、撤回しないと駄目ですよ、やっぱりこれは。撤回してください...全文を見る
○川田龍平君 やっぱりここで議論しなきゃ駄目だと言っているのは大臣じゃないですか。  そうしたら、ここでやっぱりこのままこの議論終わらせるわけにいかないですよね、そういうことでいいですね。撤回してください、じゃ。
○川田龍平君 だから、訴訟はあるということは、じゃ、さっきの発言は撤回してください。そこだけはさっきの発言撤回してください、是非。
○川田龍平君 もう本当にこの時間ちょっともったいなかったと思うんですけれども。  続いて、海外事例のことについて、先ほどの話にもありましたけど、災害ということを言いました。PFI事業を実施している海外の水道事業者で、災害を実際に経験して成功している事例やうまくいかなかった事例に...全文を見る
○川田龍平君 まだ、これちゃんと議論する、その前提となる調査がしっかりされていないと。  先ほど石橋委員からもありましたように、やっぱりこれ事例としても大変古いものですし、本当に今どうなっているのかと。しかも、この再公営化というのは最近どんどん急増しているわけですね。これ、今問...全文を見る
○川田龍平君 やっぱりちょっと十分な時間がこれ必要だと思います。議論する時間がとても足りません。やっぱり十分な検討を海外事例も含めてしなければいけないことはありますし、災害に当たっての対応でも、これはしっかり対応の検討をしなければいけないことがたくさんあります。  そして、この...全文を見る
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。  私は、会派を代表し、水道法の一部を改正する法律案に対し反対、立憲民主党・民友会、国民民主党・新緑風会及び希望の会(自由・社民)提出の修正案に賛成の立場から討論を行います。  反対する第一の理由は、コンセッション方式の導入を促...全文を見る
12月05日第197回国会 参議院 本会議 第8号
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○川田龍平君 私、川田龍平は、立憲民主党・民友会を代表して、ただいま議題となりました水道法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。  この改正案は、人口減少に伴う需要の減少、水道施設の老朽化、深刻化する人材不足等の直面する課題に対し、水道の基盤強化を図るた...全文を見る
12月06日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、文科副大臣においでいただいていますので、先にそちらの質問、時間切れになっては申し訳ないので、先にそちらからさせていただきます。  十二月一日は世界エイズデーで、これは、今エイズ週間ということで大臣も副大臣もレッドリボンをして...全文を見る
○川田龍平君 身近なところでは結核ですとか、それから風疹の問題も今大きくなっていますし、それから性感染症でも梅毒やクラミジアなど、本当に大変多く増えております。本当にこの対策をしっかり打っていただきたいと思いますし、そして、HIVの検査はこの保健所で無料で匿名でできることになって...全文を見る
○川田龍平君 これは体の変化とかそういうことではなくて、この個人差というのは、自分で気付かずに問題化する前に教えるべきではないでしょうか。  現在、セックスや性交という言葉を知る時期の九割は中学生以下であり、個人差は少ないのではないかと思います。また、昨今は保護者の理解も進んで...全文を見る
○川田龍平君 この性教育のためのユネスコ、ユニセフガイダンスについて、ユネスコを始めとする国連機関によって作成されたインターナショナル・テクニカル・ガイダンス・オン・セクシュアリティー・エデュケーションという性教育のガイダンスがあります。現在は新版になっています。日本でも、これは...全文を見る
○川田龍平君 このガイダンス、これは是非、ユネスコやユニセフが関わっているというんですが、これらの国際機関に対して日本政府は巨額の分担金を拠出しています。また日本国民は多くの寄附をしていると理解していますが、できれば日本政府としてこれ日本語版を作るように要請してみてはどうかと思い...全文を見る
○川田龍平君 是非これ日本語版作っていただきたいと思いますが、文科省、いかがでしょうか。
○川田龍平君 是非これ考えていただきたいと思うんですね。そして、やっぱりこのユネスコ、これかなり日本がお金を出しているということでいろいろなところで問題になっていましたけれども、こういった性教育についてはもっと積極的に、これはもっと発言していただきたいと思います。これ、いかがです...全文を見る
○川田龍平君 価値観の問題というよりも、これ命が懸かっているんですね、子供たちの。そして、今人工妊娠中絶増えておりますし、これが死因の第三位です。本当にそういう意味では、やっぱりここの問題についてしっかり真剣に考えていただきたいと思います。これは、有用性があると実証されているこの...全文を見る
○川田龍平君 時期的に今だけなんですね。本当に、そういう意味では、やっぱり今だけじゃなくてもっとずっとやらなきゃいけないと、教育というのは本当に長くやっていかなきゃいけないことです。  これ、ユネスコのこのガイダンス、是非、厚労省の方でも予算付けていただけないですか。
○川田龍平君 是非、副大臣、厚労も担当していましたし、文科副大臣として是非一言、是非政務として御発言をいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
○川田龍平君 是非これ本当、文科省でやっていただきたいと思います。なかなか難しいのかもしれませんけれども、是非これは文科省がやっぱり取り組む課題として、これ、是非認識していただきたいと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 なかなか文科省お金がないということなんですが、是非これしっかり、厚労省とも協力してやっていただきたいと思います。  若者の性に関する情報源としてインターネットで多く活用されていますが、このネット上のリソース、どれも曖昧であり、虚偽情報やデマなどがあふれていて、きち...全文を見る
○川田龍平君 これ、思春期世代、この保健指導、啓発活動、余りに少な過ぎるのではないでしょうか。公教育でできないのであれば、公教育の外で伝えていくということも問題意識も必要です。  厚生労働省の取組として、小児科の先生の積極的な取組で、アドセンスというんでしょうか、インターネット...全文を見る
○川田龍平君 これ、ずっとためていた質問なんですが、内閣府の規制改革会議で製薬企業によるDTC広告を可能とするよう提案され、具体的な検討が始まっているということですが、その目的を具体的な要望の有無を含めて明らかにしてください。
○川田龍平君 このDTC広告を禁止しているのは、相当の理由があると理解しています。製薬企業というのは営利企業であって、原則として自分たちに不利な情報は提供しようとしないものです。だからこそ、専門家の目で情報を見極める必要があり、専門家を通して情報を提供するような制度設計になってい...全文を見る
○川田龍平君 時間ですので終わります。引き続きこの問題については追及していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。