川田龍平

かわだりゅうへい

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

川田龍平の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第198回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○川田龍平君 立憲民主党の参議院議員の川田龍平です。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。本当に貴重な御意見をありがとうございました。  私、ドイツに二年間留学をしておりましたときに、ケルンというところで日本文化会館の行事によく参加をしておりました。本...全文を見る
○川田龍平君 私、アメリカのポートランドにも行ってきたんですが、領事館がちょっとなくなってしまったというのは大変残念に思っています。日本文化研究をしている大学が、非常に積極的にやっているところもありますし、そういう意味ではやっぱりそういった大学の、特に日本語学を学んでいるような人...全文を見る
○川田龍平君 私、先ほどの提言書の中で、外務省のホームページで日本語、英語、韓国語、中国語でもこれ掲載していくべきだというのがあって、非常に今、「歴史・文化・文芸・思想などに関する、日韓の代表的な古典および近現代の作品を相手国の言語に翻訳して共同出版することは、両国の知的交流にお...全文を見る
○川田龍平君 まとめます。
○川田龍平君 はい。  最後に、食文化についてとかそういったことも、やっぱり食育なども韓国と共通するところがあると思いますので、是非そういったことも進めていくと同時に、済みません、高倉参考人にも聞きたかったのですが、和装もいつもしていますので、海外だけでするのはなかなか難しいの...全文を見る
○川田龍平君 この参考資料の中の、「三・一一後の広報文化外交」ということで、広報文化外交の制度的あり方に関する有識者懇談会の最終報告書というのが平成二十四年の七月に出ているんですが、その中で特に「国際放送の強化」というのがありまして、その中で、「日本から国際発信を行う国際放送とし...全文を見る
○川田龍平君 高倉参考人に、私はベトナム料理の店によく行くんですが、そこではベトナムの衣装のアオザイを作って、それをベトナムに注文して、ベトナムのアオザイを着る日本人の人たちが購入するんですけれども、そこの、日本の和服を海外で注文して、海外で注文を受けたものを生産するような、そう...全文を見る
○川田龍平君 是非、日本で買わなくても海外でもっと買えるような手軽さがあると、もうちょっと普及するのかなと思いました。  もう一つ、日本食の、和食、特に食育の問題が大変重要だと思っているんですが、私は健康の視点から医食同源というのが大変重要だと思っているんですが、先ほどのこの日...全文を見る
○川田龍平君 まとめます。  海外で私も、イランやイラクの人と交流するときには「おしん」がやっぱり非常に皆さん共通の話題になりましたし、アフリカ人とは「キャプテン翼」だったりとか、本当にいろんな日本のソフトパワーが、そういう意味ではソフトの力でもってやっぱりそういった交流、信頼...全文を見る
03月14日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  まず、私からは、薬事法改正案、これ、今朝のニュースですのでちょっと通告間に合わないんですけれども、これ、法令違反を犯した製造販売業者らを対象に新設するこの薬事担当役員の変更命令規定が改正案から外れる見通しということですが、これ本当です...全文を見る
○川田龍平君 何のためにこれ薬機法を改正するのかということが、やっぱりこれによって中抜きになるんじゃないかと、業者寄りじゃないかと思います。本当に規制官庁としてやっぱりしっかりやっていただきたいと。これ、法案に書いてあったとしても、それを施行するかどうかというのは、これはその判断...全文を見る
○川田龍平君 この医薬品等行政評価・監視委員会、まあ仮称ですけれども、これ、厚生労働省の中の官房に設置されるということになっております。  これ、理想としては、私はこれは消費者委員会に設置されることがいいと思っているんですが、今まで中立の立場で医薬品等の監視をする機関が全くなか...全文を見る
○川田龍平君 また、この医薬品の行政評価・監視委員会の委員それから職員については、極めて厳しい中立性が求められております。特定の企業、団体から研究委託費や補助金、奨学寄附金などを受領している場合、当然発言にもバイアスが掛かる可能性があります。  これ、前国会の厚生労働委員会でも...全文を見る
○川田龍平君 過日、医薬品の審査管理を担当するPMDAでまた不祥事が発覚しました。PMDA職員が副業として製薬企業からの仕事を受注するという、利益相反に抵触する事例です。  審査機関が製薬企業と癒着しているという疑いを持たれてしまっては、我が国の審査承認業務の信頼性を損なうこと...全文を見る
○川田龍平君 これ同時に、本当に第三者と言える中立的な人選がなされなければ、人選を実際に行う政府側の意向を反映したものとなる可能性がありますが、これ、人選についてはどのように行う考えでいますでしょうか。
○川田龍平君 これまたしっかり法案審議の中でも詰めていきたいと思います。  次に、時間の関係で、遺骨収集について先に伺います。  これ、終戦から既に七十四年が経過しているところですが、百十二万柱、これ海没した分を除いても約八十二万人分の遺骨がいまだに収集されていないという現状...全文を見る
○川田龍平君 このDNA鑑定について、これはかつて歯のところでなければしないということだったのが、ようやく四肢骨までDNA鑑定をするようになって、そして今、遺品がなくても、これは沖縄の四地域ではこれ先行して今DNA鑑定をするということになっていますが。  これ、さきの、先月十八...全文を見る
○川田龍平君 これ、大臣、是非ここは大臣の決断でこの硫黄島のこと、是非これ決断していただきたいと思うんです。もう本当に遺族の方どんどん高齢になっていて、もう本当にこの御遺族がいない場合に、返ってきたとしても、返すことができなくなってしまうんですね。  これ、大臣、一日も早く、特...全文を見る
○川田龍平君 これ、一日も早く是非取り組んでいただきたいと思います。  この遺族のDNAについては、御遺族からの検体の提供などを求めたり、これアメリカ側ですとかオーストラリア、ニュージーランドなど、この資料を取り寄せて再精査するなどして、同時に最先端のDNA鑑定の技術も利用して...全文を見る
○川田龍平君 公文書館ですとか、本当に様々な資料を収集して、遺骨がどこにあるのかということをやっぱりしっかりとこれは調べて、本当に確度のあるところの調査をやっぱりしっかり発掘していただくということが大事だと思うんですが、これ、遺骨収集に係る来年度予算、これ二十三億円のうち十三億円...全文を見る
○川田龍平君 この遺骨収集に関わるこの予算で、会計検査院から一度、不正な取扱いがあったということなどもありました。本当にそういったことで、もうこの遺骨の収集が遅くなるようなことにならないようにしっかり取り組んでいただきたいと思いますし、本当にこういった問題については一日も早くやっ...全文を見る
○川田龍平君 これ、ネオニコチノイド農薬の適用範囲が広がったりですとか、本当に今も新たに認可しているわけです。これ、ほかの国で使わなくなったものを日本だけ使っている、これ薬害エイズと全く同じような構図でして、昨年十一月八日にアメリカのハーバード大学の研究チームが、ネオニコチノイド...全文を見る
○川田龍平君 もう終わりますが、これ本当に深刻なんです。蜜蜂がいなくなると人類も四年で滅びると言われているぐらい、蜜蜂の影響というのはすごく大きな、農作物に対する影響だけじゃなく、本当に人類への影響も大きなものがあります。大臣、そのことを御存じでしたか、それだけお答えください。
○川田龍平君 また引き続き質問をいたします。予算委員会でも是非やりたいと思っていますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
03月18日第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  まず、先ほどの石橋議員が質問した毎月勤労統計問題について一点お伺いします。  昨年の障害者雇用率の水増し問題、また裁量労働制のデータ改ざんなど、また、それから、この毎月勤労統計問題などを受けて、総務省が一昨年に続きこの基幹統計一斉点...全文を見る
○川田龍平君 その検証調査自体がぼろを出していると。本当にこの再発防止策、全くこれ検討されていないと言っていいと思います。今までそれやってきて、解決どころか悪化しています。もう少し具体的な解決策をお願いします。
○川田龍平君 これは政権としていつまでにやるということでしょうか。
○川田龍平君 総理の政権のときにはできないということでよろしいですね、これ。  総理、これ一つ目の質問に関連して伺いますが、これは、私が国会議員をしている理由は、二十四年前の薬害エイズ裁判での実名公表をきっかけに、二度と同じ苦しみを味わわせないようこの国を変えるためです。あのと...全文を見る
○川田龍平君 全く信用ならないですよ。総理、薬害エイズを起こした最大の原因、今おっしゃったように、政府による情報隠蔽、そして不作為の罪なんですよ。そして、その構造は今も全く変わっていない。この情報隠蔽の構造は雇用統計の改ざん問題にとどまりません。もっと国民の命に関わる分野にまで及...全文を見る
○川田龍平君 これはもう予防原則にのっとってやるべきと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○川田龍平君 それでは、いつまでにやるという予定でしょうか。
○川田龍平君 いや、二年も待てないですよ。一日も早く、これ予防原則にのっとって、今疑わしきは使わないということも進めなければいけないと私は思います。  もう一つ、遺伝子組換えより更に進んだ、農作物の遺伝子そのものに手を加え、容易に遺伝子を改変できるようになったゲノム編集について...全文を見る
○川田龍平君 遺伝子組換え食品と違い、遺伝子そのものに人工的に手を入れるゲノム編集、これは影響がまだ未知数です。今までの、従来と同様というのは、何を根拠にこれは言っているのでしょうか。ゲノム編集がされたものがほかの自然のものと同じというのは、予防的方策として抜け落ちていると考えて...全文を見る
○川田龍平君 これ、届出をすればそれで済むという問題ではなくて、届出をしなくても何の罰則もない。そして、これは届出をされたとしても、隣で作物を作っている人がもし使っていたとしても、それは隣の人も分からないと。本当に、このゲノム編集のされた作物というのも、それも見分けも付けない中で...全文を見る
○川田龍平君 では、国民は、この人体にどういう影響が出るかはまだ分からないものと通常の食品のどちらを選ぶかの選択肢も与えられないということでしょうか。何を食べるか選ぶ選択肢は、食に関する国民の権利です。これも薬や農薬の問題と同じで、国民の命を守るためには徹底した情報公開と予防原則...全文を見る
○川田龍平君 結局、このゲノム編集された食品というのももう既に入ってきているかもしれないと。本当にそれが分からない中で、この対応が大変遅いと思います。  私は、薬害エイズのときもそうでしたけれども、農薬についてもゲノム編集された作物についても、ほかの国で規制されているものが日本...全文を見る
○川田龍平君 そして、その被害者の実態について伺います。  東京都は、二〇一七年の三月に住宅提供が終了となった自主区域外避難者向けにアンケートを実施したところ、月収が十万円以下の世帯が二二%に、二十万円以下の世帯が過半数に上ることが明らかになりました。新潟県が行っている、原発事...全文を見る
○川田龍平君 避難者に寄り添うと言っていながら、全く寄り添っていないんですよ。沖縄の県民投票についての答弁でも、真摯に受け止めるという言葉もそうですが、全く言葉と行動が伴っていません。  本日、籠池夫妻が傍聴に来ていますが、総理も高く評価していたお二人に対して、また森友問題に対...全文を見る
○川田龍平君 森友学園問題において、財務省が政治関係者の一人であった総理夫人の名前を消すために決裁文書を改ざんし、改ざんを強いられた職員が自ら命を絶ちました。  財務省の信頼、政府の信頼を失墜させただけでなく、結果的に一人の人間を自殺に追い込んでしまった。この政治的、道義的責任...全文を見る
○川田龍平君 籠池夫妻と総理夫人のスリーショット写真を近畿財務局の職員に見せたことで神風が吹いたと籠池氏が証言しています。神風とは何のことでしょうか。  また、そのスリーショット写真を近畿財務局に提示して交渉した二〇一四年四月二十八日の交渉記録だけ出てきておりません。なぜこの交...全文を見る
○川田龍平君 なかったとは言わないんですよね。発見できなかったと。  総理はどう捉えているんでしょうか。
○川田龍平君 私は何度でも声を大にして申し上げます。政府が私利私欲のために情報を改ざん、隠蔽したことで、何の罪もない多くの人々が殺されていきました。薬害エイズのあの教訓、二度と同じ悲劇を繰り返さないための記念碑。いいかげんにしていただきたい。これは、安倍政権の末期などというレベル...全文を見る
○川田龍平君 私も、この問題については本当に安倍総理がしっかり責任取っていただければ、このような国会でのずっと答弁というのはなかったのかなと思います。  私も、本当に、昨年の十二月三十日よりTPPが発効し、先月、二月一日からはEUとのEPAも発効したことで、海外より安い農産物や...全文を見る
○川田龍平君 フランスでも、昨年十月に、健康的で安定した食料供給に関する法律が成立し、食料主権の確保、健康に良い食品、環境を尊重する食品を奨励する、そして全ての人が平等に質の良い安定した食料供給を受けられることを目的としています。  そういった意味でも、栄養と食についてもっと質...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  まず、先日の予算委員会でも質問させていただいたゲノム編集について再度伺います。  十八日のNHKニュースでは、ゲノム編集された農作物を使用した食品について、早ければ夏にも国への届出のみで販売が可能になると報道されていました。ゲノム編...全文を見る
○川田龍平君 そのほかにも、室内では魚など様々な研究がされているということですが、前回の予算委員会で、アメリカ産のゲノム編集大豆、これ既にアメリカの中西部では使われているということで、販売されているということですが、既に日本に入っているかもしれないということを指摘しましたが、その...全文を見る
○川田龍平君 国民に健康被害が出てからでは遅いというふうに思います。  さきの予算委員会でも申し上げ、消費者団体が指摘しておりますが、命と健康を守るためにも、人体にとってどのようなリスクが起こるか分からないゲノム編集食品を、EUと同様に、予防原則、予防的方策からこれは規制すべき...全文を見る
○川田龍平君 基本的には自然とは違う操作をしてこれ遺伝子組換えを、ゲノム編集をするわけですから、そういったものについてやっぱりしっかりと、届出をしなくても済むような今仕組みになってしまっているわけですから、それをしっかりと規制するということはやっぱり検討していただきたいと思います...全文を見る
○川田龍平君 まだミネラルについては聞いていなかったんですが、答えていただいてありがとうございます。  その根拠については、栄養が足りているとするこの根拠、これどこにあるんでしょうか。日本食品標準成分表に基づいてこういった栄養が出されているということなんですが、これ、野菜や果物...全文を見る
○川田龍平君 是非、学校にやっぱりしっかりとそういったことを測っていただきたいと思っています。  これ、成分表を利用した数値、これではやっぱり、実は、実際に実測してみると、特に水溶性のミネラルが不足しているということが多いようです。その理由としては、野菜の洗浄、特に給食の場合に...全文を見る
○川田龍平君 先ほど、自見委員からも栄養サミットについての質問がありました。私も予算委員会で用意していたんですけれども、時間が足りなくてできなかったんですが、来年のその栄養サミット、特に各国から栄養に関する方が集まる会議ですけれども、是非そこの中でこういったミネラル問題についてや...全文を見る
○川田龍平君 この栄養に関しては、日本の方が医食同源という言葉をつくったということです。これも詳しくまた話、次回したいと思いますが、本当に、ライナス・ポーリング博士というノーベル賞を受賞した博士も、ずっとミネラルのことについては非常に分子整合医学といった形で提唱しておりまして、特...全文を見る
○川田龍平君 また、この三か国、二十三万柱の遺骨については、外務省の交渉について積極的に取り組んでいただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 是非、この三か国以外の国ともやっぱりしっかり交渉を進めていただきたいと思います。  次に、遺骨のDNA鑑定について。  このDNA鑑定は、平成十五年以降、三千三百八件、一年間で二百二十件ということですが、必ずしも多くはないと考えます。DNA鑑定をした遺骨などを保...全文を見る
○川田龍平君 このDNA鑑定については、平成二十九年七月から九月に公募を行ったにもかかわらず、今年度は行っていないということです。これ、本当に今年度も是非やっていただきたいと思いますが。  次に、防衛省の方も呼んでいますので、最後に一問だけ。  硫黄島について、防衛省が許可を...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。  是非また、引き続き、遺骨については質問をしていきたいと思います。  ありがとうございました。終わります。
04月10日第198回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  三月十一日のあの東日本大震災が起こってから八年、そしてあしたで一か月が経過いたします。しかしながら、福島第一原発事故で被災した地域の復興については道半ばです。しかも、二〇一七年の三月で避難指示区域以外の区域から自主避難されている方々に...全文を見る
○川田龍平君 避難者には含まれているということでよろしいということでしょうか。
○川田龍平君 この区域外避難者の所得の水準や推移については、復興庁としては調査をしているのでしょうか。
○川田龍平君 復興庁としては、詳細なこの調査というのは行っていますでしょうか。
○川田龍平君 ある意味福島県に任せきりで、二〇一七年以降はしっかりとした調査はしていないということだと思うんですが、この民間賃貸の家賃補助は被災者のセーフティーネットと言えます。しかしながら、国と県はこの三月でその家賃補助を打ち切りました。生活再建半ばの被災者の皆さんは、住宅を追...全文を見る
○川田龍平君 では、この退去する世帯には支援を行っているんでしょうか。
○川田龍平君 引っ越し費用とかそういったもので負担をしているということはないんでしょうか。
○川田龍平君 個別の対応をやっぱりしっかり行っていただきたいと思います。復興庁の方でも、これはしっかりやるべきだと私は思っています。  この子ども・被災者支援法の基本方針では公営住宅の入居の円滑化というのを掲げていますが、避難者の多くが様々な要件に阻まれて公営住宅に入居したくて...全文を見る
○川田龍平君 この質問した件についてはデータ等がないということだったんですけれども、この件についても、やはり個別に相談に乗るなどしていただきたいと思います。  次に、甲状腺検査について質問いたします。  事故から八年が経過して、福島県における甲状腺検査の受診率が落ちています。...全文を見る
○川田龍平君 是非これもしっかりやっていただきたいと思います。  次に、甲状腺がんサポート事業について、昨年三月二十二日のこの委員会での質問以降、対象が広がったことについては一定の評価はしたいと思います。ただ、サポートを受けられる対象が県内で一巡目の先行検査を受けられた方とされ...全文を見る
○川田龍平君 また、この甲状腺がんサポート事業に申請しないなど、甲状腺がんにかかったことを公にしたくない方々の治療費に対しても、申請した方同様に助成が受けられるようにするべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 子供が甲状腺がんになったとしても、原発の放射能を被曝したかについての因果関係が不十分だとして助成が受けられていない状況があります。  甲状腺がんサポート事業に申請したにもかかわらずこの制度を利用できなかった方がどの程度いて、その理由というのは、御教授いただきたいと...全文を見る
○川田龍平君 子ども・被災者支援法では、被災当時の妊婦及び胎児については検査の受診等を支援するようにされているんですが、被災後に生まれた子供に対する検査については現在公的な助成が行われていないと把握しています。被災した方の子供にも影響が出ていると考えるので、その子供たちにも国の責...全文を見る
○川田龍平君 おとといの、三月八日の県民健康調査委員会によれば、甲状腺検査サポート事業については甲状腺しこり等結節性病変の方が対象になっており、現在までに延べ三百七十五人の方に対して支給されているとされています。このうち甲状腺がんの手術を実施した患者が何人か、また、このうち甲状腺...全文を見る
○川田龍平君 甲状腺がんと診断された患者以外の病名及び内訳についても教えていただきたいと思います。
○川田龍平君 これ、現在までに福島県県民健康調査で甲状腺がん又は疑いと診断されている方は二百十二人、手術後、甲状腺がんと確定した方は百六十八人と承知しています。このうち何人の方がサポート事業の支給を受けているんでしょうか。
○川田龍平君 是非、福島県にお任せではなく、しっかり把握してほしいと思います。  次に、特別法、個別法の制定について質問をいたします。  全会一致で制定された議員立法である子ども・被災者支援法はあくまで基本法的な性格で、実際の運用は災害救助法などを援用して行っているのが実情で...全文を見る
○川田龍平君 立憲民主党、そして私も原発ゼロを目指しておりますが、総理始め安倍政権の皆さんには原子力発電所の事故はもう起こらないと考えているのか、それとも原子力発電所の安全を強化しているからそのような法律は不要だと考えているのか分かりませんが、現在稼働している国内の原子力発電所で...全文を見る
○川田龍平君 次に、この復興庁の後継組織について質問いたします。  既に多くの議員から質問がされていると思いますが、二〇二一年で復興庁が廃止となります。まず、後継組織については、もしも東京とか、直下型地震で襲われて都市機能が失われるといった場合などを仮定して、東京だけではなく、...全文を見る
○川田龍平君 基本的に復興組織については現地に置くということが私は望ましいのではないかと思っておりますが、本当に、今後の災害対応、自然災害の多い日本においては、復興庁というだけではなく、災害対応ができる防災的な組織を恒久的に置くべきではないかと。特に、省の下部組織である庁だけでは...全文を見る
○川田龍平君 次に、浦安市での液状化修復工事における復興交付金について質問いたします。  この問題としては、東日本大震災で地盤の液状化が起こった浦安市ですが、液状化現象については当時のニュースでも話題になり、東京ディズニーリゾートなども一か月休業するなどの被害がありました。 ...全文を見る
○川田龍平君 この液状化の修復のために浦安市が委員会を立ち上げて、委員会で事業計画を策定して復興交付金の交付を求めて、国が三百六十九億円を市街地の液状化対策の事業費として計上したということですが、続いて、この調査費に七億八千三百万円の復興交付金がつぎ込まれた液状化対策工事ですが、...全文を見る
○川田龍平君 この浦安市に配分された復興交付金は四百二十八億円で、埋立地の液状化対策に使われたようですが、そのうちの三百六十九億円が市街地の液状化対策に使われています。具体的にどのような事業が行われたのかの説明を求めます。
○川田龍平君 どのような工法でこれ実験をしたとか、その工事をしようとしたのでしょうか。
○川田龍平君 また、当初、地下水位低下工法というのを採用しようとしたけれども、格子状地中壁工法というものを採用して、結局、自己負担額が大きく、反対する宅地を回避して工事を行ったためにその宅地を回避して格子を造ることとなって、また、ドレーン材など地中に埋まっていたために多くの地域で...全文を見る
○川田龍平君 この格子状地中壁工法については、ちょっとなかなかほかの地区ではできないのではないかと思いますが、最近では、この北海道の胆振地区でも液状化現象が起こっています。大地震が起こった際に液状化現象が起こらないためにどうするかについての対策は講じているのでしょうか。
○川田龍平君 今年、そのインフラ点検などを行って、補正予算で二〇一九年度中に実際の危険度を調査して対策工事を進めるときの液状化マップを作成するということになっていると思うんですが、それはいかがですか。
○川田龍平君 防ぐことができる対策をしっかり打っていただきたいと思います。  ありがとうございました。終わります。
04月17日第198回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○川田龍平君 今日は、参考人のお三方の皆さん、参考人としての調査、御協力いただき、どうもありがとうございます。御意見ありがとうございました。大変参考にさせていただきたいと思います。  国谷参考人にお聞きしたいんですけれども、SDGs推進基本法についてということで、これちょっと是...全文を見る
○川田龍平君 SDGs基本法についても、是非詳しくもう少しお聞かせいただければと思います。
○川田龍平君 私は、東京選出の議員だったこともあり、離島振興議員連盟というのに入っているんですが、その離島の中には、長崎県の壱岐市ではSDGsの未来都市計画というのを作って、SDGsを通じて地域振興を図っていたりですとか、それから相模原でも、この間の、さきの、先週ですかね、先週の...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  私もこのSDGsのバッジをいつも付けているんですけれども、いろんな人に、これ何のバッジですか、カラフルでおしゃれですねということで、なかなかSDGsそのものの認識が広がっていない中で、大分、生協ですとか連合ですとか、それから大企業の人たち...全文を見る
○川田龍平君 「アジア太平洋における平和の実現、地域協力及び日本外交の在り方」、「文化、人的交流などのソフトパワーを活用した信頼醸成の取組の課題」及び「SDGs、パリ協定などの国際公約を推進、実施する国内体制構築への課題」などについての意見を述べさせていただきます。  今以上に...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、認知症の方と家族が安心して暮らせる社会の構築について、命を守る参議院議員として、認知症の方がより良く生きる社会の構築について考えていきたいと思います。  また、現場の声、直接認知症当事者の方々からも声を聞く中で、どうすれば認...全文を見る
○川田龍平君 この調査については市区町村でやったり、広島県とか県単位でやっているところもあると存じておりますが、そういった地域差ですとか、全国的な分布ですとか、そういったことについても国としてしっかり調査すべきではないかと思いますが、いかがですか。
○川田龍平君 認知症の方々の悩みの一つには、この認知症の当事者の方の声が審議会などで反映されにくいということが挙げられています。身体、精神障害者の方々については当事者団体の声が比較的審議会で反映されることと比較して、認知症の方々の声が反映されにくいということに対して、厚労省として...全文を見る
○川田龍平君 この二十二日に行われました認知症官民協議会、これについて大臣が出席したと聞いておりますが、それについての感想など、いかがでしょうか。
○川田龍平君 その感想を踏まえてですが、例えば、認知症の人と家族の会のような当事者組織に対して、活動に対する財政的支援、また実務的な支援を強化した上で、審議会の場でも当事者組織の方々の声をより一層反映させる考えというのはおありでしょうか。
○川田龍平君 まだまだ少ないと思いますので、是非その人たちの意見が反映されるようにしていただきたいと思います。  そして、介護保険の二〇二一年度の改定に向けて、要介護二までの認知症高齢者については、介護予防・日常生活支援総合事業に移行されることで今まで受けることのできていたサー...全文を見る
○川田龍平君 是非、当事者の意見を聞く機会をつくっていただきたいと思います。  そして、認知症の方々の運転免許自主返納について。  道路交通法では、七十五歳以上の高齢者が免許更新する際には、認知機能検査を行って更新が可能か判断し、検査の結果次第では運転免許の更新の講習のメニュ...全文を見る
○川田龍平君 また、特に地方においては、交通が不便な地域における交通手段の整備が追い付いていない場合、認知症の方に限らず運転免許の返納に二の足を踏む方が多いため、代替の交通手段の整備が急務と考えますが、国土交通省の考えを伺います。
○川田龍平君 災害時の認知症の方々と家族への対応について。  まず、認知症の方はいきなり福祉避難所には行けずに、まずは一般避難所に避難することとなっており、二〇一一年の東日本大震災のときには福祉避難所がなかった自治体もありました。認知症の方については福祉避難所に直接避難できるよ...全文を見る
○川田龍平君 最後になりますが、認知症の治療法について。  原因はアルツハイマー病など様々ありますが、原因となる病気を予防するための方策はあるんでしょうか。例えば食生活の改善など、認知症の進行を遅らせたり軽減させることは可能なのでしょうか。  また、現在のところ、認知症の根治...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○川田龍平君 おはようございます。立憲民主党、川田龍平でございます。  今回、健康保険法等の一部を改正する法律案の質問をさせていただくわけですが、質問する側としては、このような状況は少し遺憾に思います。今回、厚生労働省が八本の法案を一まとめにして提出するというのは、何か裏がある...全文を見る
○川田龍平君 法案として別のものをまとめることによっていいものと悪いものが入ってきて、悪いものも賛成せざるを得ないとか、反対するものについても賛成せざるを得ないとか、それから、本当にそういった、個別のちゃんと審議をしなければいけないところも、まとめてしまうことによってそういったこ...全文を見る
○川田龍平君 それでは、まず高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施について質問してまいります。  低栄養状態の高齢者が、平成二十二年、二〇〇八年現在で高齢者全体の一七・四%おり、令和四年、二〇二二年には二二%に増加するというデータがあります。高齢者が低栄養状態になるには、食欲...全文を見る
○川田龍平君 この低栄養の方が食べることについて興味を持ち続けるには、周囲にいる家族や介護施設の方々の理解と協力が欠かせません。  高齢者が食べたくなるような食事を作るための方法などについてのレシピ作りや家族が高齢者の低栄養を解消するための仕組みといったものについて広く意見を求...全文を見る
○川田龍平君 今答弁にありました通いの場ですけれども、二〇一七年度時点で約九万一千か所、拡大している一方で、通いの場への参加率については四・九%ということで、参加率が非常に低いということも課題となっております。  本当にそういった場所をやっぱりしっかりつくっていくことはもちろん...全文を見る
○川田龍平君 人生の最後まで口から食べ続けることの大切さを多くの人たちが認識しているにもかかわらず、医療や福祉の現場では、早期に経口摂取へ持っていくチーム医療や相当な時間を掛けて行う食事介助に関する診療報酬、介護報酬がきちんと評価されていないのが現実です。そのため、口から食べさせ...全文を見る
○川田龍平君 高齢者の保健事業並びに介護予防については具体的な支援メニューを国が策定することになっていますが、どのようなメニューを策定することを考えていますでしょうか。また、まだ策定していないのであれば、いつ頃策定をすることを終えるのでしょうか。来年四月一日に施行するスケジュール...全文を見る
○川田龍平君 市町村は事業一部を民間に委託できることになっていますが、その民間の機関というのはその市町村に根拠を置く事業体となるのでしょうか。それとも、コンペなど、他市町村を根拠とする民間の事業体にも参入する機会を与えるということでしょうか。
○川田龍平君 この民間委託の場合にその質が問題になりますが、市町村は事業の実施状況を把握、検証するとありますが、その検証はどのような方法で行うのでしょうか。検証の間隔が一年ごとなのか、それよりもスパンが長くなるのか。また、質問票などを送って回答してもらうのか、それとも係員が施設を...全文を見る
○川田龍平君 人員配置について、広域連合から人件費が交付されるとのことですが、市町村の規模によってはその人数は変化するのかどうか。同時に、市町村によっては人口減少しているところもあるでしょうが、自治体によっては、人口が少なくとも面積が広いというために移動に時間が取られて高齢者のケ...全文を見る
○川田龍平君 次に、オンライン資格確認について質問いたします。  オンライン資格確認を行うことで過誤請求の減少が期待されていますが、マイナンバーカードが抱えている問題や今回のシステム導入に掛かる費用対効果の問題など、国民が不安になっていることについて質問します。  被保険者資...全文を見る
○川田龍平君 マイナンバーカードを使用したオンライン請求によって事務コストが削減されるとのことでしたが、過誤請求を削減するために掛かるコストとの費用対効果について御説明をいただきたいと思います。
○川田龍平君 その試算がちょっと正しいかどうか、もう一度検証しなきゃいけないと思うんですが、同時に、マイナンバー制度そのものを導入する際に掛かったコスト、そしてマイナンバー制度を維持していくために掛かったコストについては内閣官房に伺います。
○川田龍平君 このマイナンバーカードだけではなくて、マイナンバー制度そのものを入れると、二千九百二十億円プラス四百七十億円と。今回三百億、それにカードの改修費用ということで、これ、初期投資だけで三百億円で、運用が二十億から三十億と試算されておりますので、それだけ掛かって、八十億円...全文を見る
○川田龍平君 これは、マイナンバーカードを一〇〇%保持すればという仮定だと思いますので、先ほどの質問に関連いたしますが、これ、マイナンバーカードを持たない患者の資格確認についてはどのようにして行う予定でしょうか。マイナンバーを口頭で受付に伝えることはできないわけですから、今までど...全文を見る
○川田龍平君 これは、マイナンバーカードが健康保険証の代わりとなることから、マイナンバーカードを所持することで健康保険証そのものが不要になり、マイナンバーカードに組み込まれるようになるとみなしてよろしいんでしょうか。
○川田龍平君 また、オンライン資格確認に使用しているホストコンピューターが停電や予期せぬ災害によってダウンした場合の対策というのは講じられているんでしょうか。あわせて、セキュリティーの問題についても確認しておきたいと思います。
○川田龍平君 大災害のときにはお薬手帳による薬を処方したりとかいったこともあるぐらい、対応としては違った対応をしなきゃいけないと思うんですけれども。  医療情報化支援基金について質問いたします。  現在、オンライン化に対応できる医療機関、薬局などについて、それぞれどの程度ある...全文を見る
○川田龍平君 資格確認やカルテのICT化について、例えば手作業で処方箋の管理を行っている薬局や、手で、肉筆でカルテを書いている医師の個人医院については、ハード面の導入など、支援できるのでしょうか。こういった方々はパソコンも触ったこともない可能性もあるので、ソフトの使い方も含めて教...全文を見る
○川田龍平君 オンライン請求をしていないとしても電子化しているということがほとんどではないかと思うんですが、その電子化された医療機関、そして、CDとかUSBなどで支払基金にも送っているという場合もあるということなんですけれども、そういった医療機関というのはどれぐらいあるんでしょう...全文を見る
○川田龍平君 また、この電子化されたことにより標準化されたカルテ、電子カルテというのはどの程度普及しているのでしょうか。そして、病院などと比較して取組が遅れていると言われている歯科や薬局についてはどのような状況にあるのでしょうか。
○川田龍平君 この電子カルテの問題、ちょっと、お医者さんが患者の方を向き合ってくれないという問題もありますけれども、でも、電子化していくべきではないかなと思っています。  情報化支援基金についてはできるだけ電子化の取組が遅れている機関について優先して交付すべきと考えますが、厚生...全文を見る
○川田龍平君 要するに、このオンライン化というのも、本人確認というか保険証のオンライン確認と、それからレセプトのオンライン請求と、それから電子カルテというものと、その電子化とオンライン化というのは、非常に、三つぐらいあるわけですけど、今回、要するに、情報化支援基金については、この...全文を見る
○川田龍平君 次に、審査支払機関の強化について質問いたします。  四十七都道府県に置いていた支部を廃止して、本部に権限を集中することで本部のガバナンスを強化するということですが、まず、支部制度になっていたことでどのような不都合があり、それにより患者側にどのような不利益があったの...全文を見る
○川田龍平君 この権限集約によって経費の節約になると考えられているようですが、どの程度の経費節約を見込んでいるんでしょうか。金額とパーセンテージを教えていただきたいと思います。
○川田龍平君 厚労省からの法案の資料によれば、診療報酬の請求から審査支払までの流れの中で、オンライン又は電子媒体請求のどちらも採用していない請求が計算上一・七%存在していますが、これは手作業で請求している医療機関や薬局の割合を示すものなのでしょうか。  一九四八年以降、紙媒体で...全文を見る
○川田龍平君 今回の改正案でレセプトの事務点検業務を全国十か所に集約するとしていますが、審査結果の不合理な差異の解消に向けた取組を加速し審査の平準化に寄与するとされていますけれども、今まで四十七都道府県に存在したものを十か所に集約すると一か所当たりのレセプトの枚数が多くなり、審査...全文を見る
○川田龍平君 この効率化に当たっては人員削減はしないということでよろしいんですね。
○川田龍平君 この理念規定の中に国民の保健医療の向上及び福祉の増進ということが挙げられていますが、具体的には今回の改定がどのような形で保健医療の向上、福祉の増進につながるのでしょうか。
○川田龍平君 この支払基金については、この審査については韓国と比較の例がよく出るわけですが、韓国の人口分布や集中度では全く違ったと、日本の、やっぱり地域差はありますし、日本については地域によって食も違ったり、そういった、医者によってやっぱり診療内容も変わってまいりますので、そうい...全文を見る
○川田龍平君 NDBと介護DBの連携、またDPCデータのこういった連携など、データベースとの連携など、質問したいこともまだあったんですけれども、やっぱり質問ができませんでした。法案が多過ぎて、この内容が多過ぎて質問ができませんでしたので、やっぱり十分な質疑時間の確保をしっかりして...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  職場での女性の存在、これは年々大きくなりますが、では、職場での女性はどのような扱いを受けているでしょうか。戦力として活躍する女性も多いですが、職場の花というような扱いを受けている女性も少なくなく、また、企業によっては、仕事内容や入社期...全文を見る
○川田龍平君 それでは、まず、賃金における男女格差の問題について質問をいたします。  昨年六月十四日にも、このジェンダーギャップ指数一位のアイスランドの取組を参考にこの委員会の場で質問をさせていただきました。  そのとき、この女性活躍推進法の情報公表項目数を増やすように質問し...全文を見る
○川田龍平君 この情報公表項目については十四項目ありますが、そのうちの二項目しか公表義務がなければ、これは企業側に都合の良い情報しか公表されずに、求職者の立場からすればその企業に関する判断がしにくい状況になりますので、これ、全ての項目の公表を義務化すべきではないかと考えますが、い...全文を見る
○川田龍平君 この状況把握項目には、セクシュアルハラスメントに関する各種相談窓口への相談状況であったり、男女賃金の差異もこの情報公表項目には含まれておりません。是非そういったことも情報公表項目に入れて、そして労働者の求めに応じてしっかりと公表するように努めるべきだと思います。 ...全文を見る
○川田龍平君 この構造的な要因については後ほど質問させていただきますが、えるぼしについて伺います。  このえるぼしというのは、女性が仕事をする環境整備に積極的な企業に与えるものと理解していますが、まず、えるぼしというこの評価法について、就職活動中の学生や社会人の求職者への認知度...全文を見る
○川田龍平君 このえるぼしはやっぱり四百九万社のうちの八百三十七社ということですし、先ほどくるみんの話もありましたが、くるみんも三千八十五社ということで、まだまだこの認知度も取得している会社も少ないということがあると思います。  女性が働き続けることのできる職場づくりのためには...全文を見る
○川田龍平君 元々この制度の初めのときからこの質の問題、大きく取り沙汰されておりましたし、そういった問題はやっぱり素早くこれは改善しなければいけない問題だと思います。  男性は遅くまで仕事をして当たり前と、共稼ぎであったとしても家事や育児は女性の役目であるという日本独特の企業文...全文を見る
○川田龍平君 この男性の育児休業取得のための、この促進のための諸制度としてパパ・ママ育休プラスですとか、そういった出産後八週間以内の父親の育児休業取得の促進といったことがありますが、これ、パパ・パパ育休プラスというのはないんでしょうか。男性同士のカップルの場合はどうなるんでしょう...全文を見る
○川田龍平君 入らないということですが、是非、こういったことも検討して、男性の育児休業取得をやっぱり是非促進していただきたいと思います。  それから、よく就職活動で会社訪問をするときにはトイレを見れば企業の状況が分かると言われていますが、トイレというのは重要な空間であり、男性も...全文を見る
○川田龍平君 この女性活躍推進企業データベースというのも、これもかなり、スマホでも見れるように、特に学生にこれ見られるようにということで、かなり事業はやっているそうですけれども、自由記述ではなく、そういったこともしっかり書き込めるところを作ったりですとか、もっと学生や求職者に目に...全文を見る
○川田龍平君 次に、実際に女性が受けた経験談を基に伺います。  例えば、ある健康保険で男性が子供を扶養に入れる申請をすればすんなり通るのに対して、女性の場合は夫より収入が高いとか所得が夫の扶養に入れないほど大きいといった理由を書かないと通らないといった状況があります。また、子供...全文を見る
○川田龍平君 この性差、特にジェンダーについては、性教育の中でしっかりと子供の教育の中に、学校教育の中に盛り込んでいくべきと考えますが、大臣、先ほども性教育の話もありました、性感染症や、さらには命を守る上でも性教育大変大事だと思いますが、性教育の重要性について大臣からも一言、ジェ...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  それでは、人事院が参っていますので、次に官庁でのハラスメントについて、質問を飛ばして伺います。  今回の法案改正の理由の一つに、財務省の事務次官がテレビ局の女性記者に対してセクハラを行ったことが挙げられています。公務員、特に官僚と呼ばれ...全文を見る
○川田龍平君 国家公務員が人事院の相談窓口で相談を受けたものは、八百二十三件のうちパワハラが百八十四件、セクハラが二十八件、マタハラが四件、ハラスメントに当たらない嫌がらせやいじめは四十件ということですが、次に、それだけの数のセクハラ、パワハラのうち、処分の内容について省庁ごとに...全文を見る
○川田龍平君 国家公務員が聖人君子でないことは財務省、厚労省のセクハラ問題で明らかですが、ましてや今回の法改正について、正確なデータに基づかずに有識者の話だけまとめて立案したのではないかと疑ってしまいます。  今回の法案改正については省庁内でセクハラやパワハラの被害に遭った方々...全文を見る
○川田龍平君 今回の女性活躍推進法案やセクハラ、パワハラ防止について、厚生労働省を始めとした政策立案を担う省庁の皆さんがこれは襟を正さなければ実効は上がらないと思いますし、この法案自体が女性のことを考えて出されたものであるとも思えません。  セクハラの問題について裁判で解決すれ...全文を見る
○川田龍平君 この冒頭にも申し上げましたが、ハラスメントと呼ばれるものは多種多様にわたっております。  今回の法改正では、いわゆるハラスメントに対する罰則規定が設けられていないこと、第三者の救済機関が設置されないことなど、多くの方々の指摘のとおりです。この法改正によっていわゆる...全文を見る
○川田龍平君 是非、批准していただきたいと思います。  そして、私が思うのは、二十四年前、薬害エイズ訴訟の原告として、いわゆる国の不作為による被害者の立場にいました。そこで声を上げたからこそ患者として救われもしましたが、和解までにたくさんの方が亡くなっています。薬害エイズの問題...全文を見る
05月22日第198回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会・希望の会の川田龍平です。  今日は又市先生の代わりに代理で質問させていただきます。  まずは、福島第一原発事故に関する福島県内の土壌の除染について質問いたします。  平成二十九年十月より、福島県内の除染に伴う除去土壌等は、県外での最終処分ま...全文を見る
○川田龍平君 国が直轄して除染を行う地域、この除染特別地域は、平成二十九年の三月までに市町村が除染を行う地域、汚染状況重点調査地域は三十年三月までに除染が完了しています。これらの除染に要した費用は、東京電力に求償するとはいえ、国費によって賄われています。  本院の検査要請に基づ...全文を見る
○川田龍平君 このように、この除染には多額の国費が投入され事業がなされてきたところですが、一方、福島県内の除染に伴う除染土壌等や一定の値を超えて放射性物質に汚染された廃棄物は、県外での最終処分までの間、中間貯蔵施設で管理、保管されることとなっており、平成二十九年十月より施設内での...全文を見る
○川田龍平君 平成二十七年より中間貯蔵施設の保管場へこの除去土壌等の搬出が開始され、一部市町村からの輸送が終了しているものの、累計の搬出済量は対象の二割程度にとどまっております。除去土壌等はできるだけ速やかに中間貯蔵施設へ搬入することが望ましい一方で、輸送の際の安全確保に万全を期...全文を見る
○川田龍平君 国は、この中間貯蔵開始後三十年以内に、福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずるものと法律上明記されています。その上で、環境省は、再利用に係る戦略を策定して、県外での最終処分に向けて再生利用の対象となる土壌等の量をできるだけ増やし、最終処分量の低減を図ると...全文を見る
○川田龍平君 去る四月十日に福島県大熊町の一部の地域で避難指示が解除され、被災地は復興への歩みを進めています。  一方で、令和二年度に復興・創生期間が終了し、復興庁の設置期限を迎えますが、同期間終了後も、東日本大震災からの復興を成し遂げるため、対策を講じ続ける必要があります。帰...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  次に、奄美大島におけるクルーズ船の受入れについて質問いたします。  昨年六月十二日にも質問主意書に出しました。そしてまた、前回、再質問主意書も出しておりますが、この琉球諸島、島嶼生態系として世界的に貴重な地域であり...全文を見る
○川田龍平君 このクルーズ船の利用客が奄美大島の自然環境に与える影響についての分析について、クルーズ船の寄港地の開発が具体化していない現段階においては、寄港地の開発により自然環境に対してどのような影響がどの程度生じるかについて想定することは困難であり、今後、寄港地の開発の具体化の...全文を見る
○川田龍平君 国際自然保護連合、IUCNによるこの評価書というものについて、この答弁書でも、「the State Party pursue the activation of the tourism development plan and visitor management ...全文を見る
○川田龍平君 大型クルーズ船の観光客を含めた全ての観光利用を管理することを強く求めているという質問に対しても、この奄美大島において、観光利用が集中する可能性のある地域や時間に行われる自然観察のルールの構築や、当該ルールの観光客への普及啓発等を行う施設の整備の検討を進めていくことと...全文を見る
○川田龍平君 前回、再質問主意書で、この寄港地開発の候補地が世界自然遺産推薦区域から外れていても、大型クルーズ船の観光客の奄美大島での行動は、国内外の外来生物の非意図的導入など、世界自然遺産推薦区域に間接的ではあるが深刻な悪影響を及ぼす可能性があることを懸念するべきではないかと質...全文を見る
○川田龍平君 対策は取られていないということですが、国土交通省のまとめた持続可能な観光政策のあり方に関する調査研究で示された持続可能な観光政策を積極的に採用すべきではないかという質問に対し、御指摘の調査研究は、個別具体の観光政策についてのものではなく、今後望まれる持続可能な観光政...全文を見る
○川田龍平君 奄美群島の地域の観光政策としては、現在、鹿児島県が作成し、エコツアーに重点を置いた奄美群島持続的観光マスタープランが存在しますが、国交省港湾局はそれを無視するかのように、当マスタープランと本質において矛盾する大型クルーズ誘致によるマスツーリズムを奄美大島において推進...全文を見る
○川田龍平君 最後に、環境省として、この周辺海域は国立公園の普通地域に、また、海岸を含む一帯が生物多様性の観点から重要度の高い海域になっており、十分な保全管理措置と世界遺産登録上の問題が生じる可能性についてどう考えていますでしょうか。
○川田龍平君 三月十四日に、衆議院で改正奄美振興法案において附帯決議が付されております。四、奄美群島、小笠原諸島は、自然環境面において極めて貴重な地域であることから、その振興開発に当たっては、自然環境の保護、保全に積極的に取り組むとともに、エコツーリズムなどの自然環境の保護、保全...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  まず、質問させていただきます。  世界経済フォーラムが二〇一八年に公表した各国の男女格差間を数値化したジェンダーギャップ指数によると、日本が百四十九か国中百十位と、男女間格差の大きい国の一つとなっています。特に、女性参画の少ない政治...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  私も、一昨年の調査会の視察でアイスランドに行ってきましたけれども、アイスランドではこのジェンダーギャップ指数が一位ということで、非常に少ないということで、非常にこの各国の取組というのはとても重要ではないかなと思っております。  井上参考...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  私が留学していたドイツでも、この賃金透明化促進法において、従業員二百人以上の企業では、従業員から照会があった場合に異なる性別の従業員の賃金情報に関する開示の義務付け、それから、従業員五百人以上の企業では、男女の賃金の公平性に関する報告書の...全文を見る
○川田龍平君 まとめます。  小手先だけの研修で解決できる問題ではない、根が深いことの認識が必要で、女性に対する賃金差別など不正義を放置しておいてセクシュアルハラスメントの根絶など望むべくもなかろうと角田参考人のにあります。私も本当にこの問題は人権の侵害の問題だということをもっ...全文を見る
05月29日第198回国会 参議院 本会議 第21号
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○川田龍平君 川田龍平です。  質問に先立ちまして、昨日の川崎の痛ましい事件により亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、被害者の方へお悔やみと、被害の一日も早い回復を祈ります。  また、昨日の、障害者を含む多くの被害者に不妊手術を強いた旧優生保護法は、個人の尊厳の尊重や...全文を見る
05月30日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○川田龍平君 ただいま議題となりました死因究明等推進基本法案の草案につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  死因究明等については、生命の尊重と個人の尊厳の保持、紛争の未然防止、国民生活の安定及び公共の秩序の維持等に資するものであり、また、公衆衛生の向上及び増進...全文を見る
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  法案の質疑に入る前に、ちょっと最初に、前回報告のありました戦没者の遺骨収集について質問させていただきます。  五月二十四日の毎日新聞に、戦没者遺骨収集で協力関係を強化する覚書がアメリカの国防総省と結んだことについて掲載されました。遅...全文を見る
○川田龍平君 アメリカ、韓国には、軍によって遺骨収集の効率を高めている一方、同様のスキルを持つ自衛隊は海外派兵の問題があり、ボランティアの形で参加するにとどまっています。  自衛隊法を改正してでも自衛隊も遺骨収集に積極的に参加できるようにすべきとの声がありますが、いかがでしょう...全文を見る
○川田龍平君 今、東南アジアなども、この遺骨が残されている地域はボランティアで入っていくには大変、非常に難しい、密集したジャングルの中になってきているという話もありますので、是非自衛隊を活用できるようにというふうにしていただきたいと思います。  北朝鮮での遺骨収集については、三...全文を見る
○川田龍平君 これも非常に、ほかのことと一緒にやらなきゃいけないということになっていますが、これだけでもやっぱり取り組んでいただきたいと思います。  大臣に伺いますが、戦没者の遺骨収集については遺族の方々が高齢化をしていることもあり、今まで以上にピッチを上げなければなりません。...全文を見る
○川田龍平君 大臣から、これはもう総理ですとか外務大臣、防衛大臣にも是非声を掛けていただいて、是非一日も早くこの御遺骨を戻していただけますようによろしくお願いします。  沖縄での遺骨収集についてはまた次回の質問にしたいと思います。法案の審議に戻ります。  続いて、公務員の障害...全文を見る
○川田龍平君 地方自治体も省庁と同様に民間企業の規範になるべき存在であると考えておりますが、昨日の本会議では地方自治体の障害者雇用の問題については伺いませんでしたが、地方自治体については採用された障害者の大半が身体障害者であるという指摘があります。  この指摘を踏まえ、地方自治...全文を見る
○川田龍平君 週の所定労働時間二十時間未満の障害者を雇用する民間企業に対し特例的な給付金を給付する内容にしていますが、規範となるべく、省庁では恐らく既に週所定労働時間二十時間未満の障害者雇用のための環境が整っているものと思いますが、厚生労働省では、この週所定労働時間二十時間未満の...全文を見る
○川田龍平君 是非そういった、この週二十時間未満の労働者についてもやっぱり増やしていただいて、是非そうした方々が徐々にこの雇用に定着できるようにという、そういった形での雇用も増やしていただきたいと思います。  雇用基準について質問いたします。  先ほど申し上げているように、省...全文を見る
○川田龍平君 是非しっかり取り組んでいただきたいと思いますが、この数字だけではなく、しっかりとこうした障害者の人たちが働ける場を積極的につくっていただきたいと思います。  昨日の本会議で質問を私させていただきました。この平成三十年度の障害者選考試験について、身体障害者、精神障害...全文を見る
○川田龍平君 次に、企業等の雇用の問題について質問いたします。  身体障害者の方と比較して、精神障害者、発達障害者、知的障害者の方々の雇用に対する対応についてはまだまだ課題が残っております。特に、精神障害者におきましては定着率の問題があります。本当に非常に精神障害者の方が長く雇...全文を見る
○川田龍平君 今回、そのシステムについて、私は、障害者、精神障害者や発達障害者だけではなく、引きこもりの若い人たちですとか若年層ですとか、本当に定着しにくい、そうした就職に問題のある人たちをやっぱり見ることもできるのではないか、ほかにも応用が利くのではないかと思っております。 ...全文を見る
○川田龍平君 現状では、障害者を雇用するだけの余裕がある大企業に障害者の雇用をするだけの余裕のない中小企業が支払った納付金が流れているんではないかと思いますが、障害者雇用に関する格差が縮小するどころか拡大している現状で、障害者雇用の推進について十分やっていけているというふうに大臣...全文を見る
○川田龍平君 この財源の問題を、やっぱり是非しっかり国が持てるような財源の問題というのを考えていただけないんでしょうか、大臣。今のような形だけではなくですね。
○川田龍平君 障害者が高齢化するに伴い、扶養している親も高齢化して、障害者を扶養する、養うことが難しくなっていく事例も増えていることが懸念されます。親に扶養されている高齢化した障害者の中には、職に就いた経験がなく、仕事をしたことも余りないといった方が少なくありません。  就職未...全文を見る
○川田龍平君 そして、発達障害の方々の就職問題についてですが、発達障害は、現在適切な診断が下せる機関が少ないために、自分が発達障害ではないかと悩んでいる方の多くがいわゆるグレーゾーンの状態です。いわゆるグレーゾーンの状態であると、発達障害の診断が下されていないために、現場で配慮を...全文を見る
○川田龍平君 次に、障害者の移動や生活の問題についてお伺いいたします。  これは北海道で伺った話ですが、札幌市交通局が運営する地下鉄については精神障害者は半額割引になりますが、JRバスについては乗る場合は割引がないそうで、移動の際に交通費が掛かり家計を圧迫しているというのが現状...全文を見る
○川田龍平君 是非、鉄道、バスにも広げていただきたいと思います。  また、北海道では、雪が積もった際に、車椅子を利用する障害者が移動することがほとんどできなくなります。ほかの雪国でも同様だと思いますが、送迎支援については、余暇等については利用できても、通勤には使えない制度となっ...全文を見る
○川田龍平君 是非しっかり検討して実施していただきたいと思うんですが、車椅子の方々にとっては、移動同様にトイレの問題が重要になってまいります。特に、差し迫ったときにトイレまでエレベーターを使って行かなければならない場所にあると、大変これ職場に、そういった状況になって困ってしまいま...全文を見る
○川田龍平君 一階及び八階と言ったんですか。だから、各階にはないんですよね。  そういう意味で、障害者の方たちは、特にエレベーターの利用が多いビルなど、一か所しかないということになると、職場からトイレにまで行くのが大変ということで、本当に雇用環境としては大変苦しい状況にあるとい...全文を見る
○川田龍平君 これ、厚労省、是非、ほかのビルでも、事業ビル、特に公共のビルについてはハートビル法など障害者用のトイレの設置というのはありますが、それ以外のオフィスビルなどでもこれは設置をしっかりするような体制を整えていただくことはできないでしょうか。
○川田龍平君 是非、これしっかり進めていただきたいと思います。  あわせて、職場での介助について、仕事に必要な入力の介助などは可能であっても、食事やトイレといった生活の介助についてはできないことになっているので、この状況は改善されるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 同時に、先日の予算委員会でも取り上げられた福祉避難所ですが、北海道の福祉施設を訪問した際に、北海道胆振東部地震を経験した障害者の方々に話を伺うと、障害者の方が住む地域のどこに福祉避難所があるか知られておらず、電動車椅子や呼吸器などに使う電源が喪失し、介護者も来られな...全文を見る
○川田龍平君 北海道では、難病連なども、福祉避難所として事前に指定されていると、そういった事前に指定されている箇所を関係の人たちが知るだけでも、移動のそういった妨げにはかなり有効ではないかと思いますので、是非、そういったことを、事前の福祉避難所の指定などを含めて、早速に進めていた...全文を見る
○川田龍平君 精神医療について次に質問しようと思っていたのですが、先に答弁いただき、ありがとうございます。  精神医療については、特定病院、特定薬局でなければ処方されないということもあり、特に震災、災害時にその特定の薬局に行けないといった例などのときにも、精神医療の方々が薬が足...全文を見る
○川田龍平君 続いて、現場の人材不足の問題について質問いたします。  現在、ヘルパーのなり手が減少している傾向にありますが、減少している理由として、労働量に対する給与が低いということが挙げられます。また、ヘルパーに対する大変だというイメージ、悪いイメージが大きくなり、福祉大学や...全文を見る
○川田龍平君 大臣、通告していないんですけれども、映画の、こんな時間にバナナかよという映画、見たことはありますでしょうか。総理大臣は見たそうですけれども、大臣はいかがでしょうか。
○川田龍平君 総理大臣はこの映画を見て、俳優と会って障害者とは会っていないということでネット上では批判されておりますけれども、是非、大臣、この映画を見て、是非障害者の方の、直接会ってお話を聞いていただきたいと思います。  また、パーソナルアシスタンス制度についても考える必要があ...全文を見る
○川田龍平君 このパーソナルアシスタンス制度を導入している札幌市では、現在七十一名が登録しているということのようです。  是非、障害者の人たちが、この障害福祉のサービスを受けるだけではなく、雇用されること、働くことによって納税者になることもできるという立場の方たちがたくさんいま...全文を見る
06月05日第198回国会 参議院 本会議 第23号
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○川田龍平君 立憲民主党・民友会・希望の会の川田龍平です。  私は、会派を代表し、国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論いたします。  国有林野事業は、平成十年の抜本的改革により、林産物の供給に重点を置いたものから公益的機能重視の管理経営へ...全文を見る
06月06日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○川田龍平君 おはようございます。立憲民主党、参議院、川田龍平でございます。  私は今回、この障害者の雇用促進法案について、本当に是非こういった法律は進めていただきたいと思っておりますし、そして薬機法も、これどうなるか分かりませんけれども、私としては、薬害の再発防止のための第三...全文を見る
○川田龍平君 また、選考試験については全国を九地域に分割した九都市のみで行うこととなっていますが、九都市だけでは、遠方に住む障害者にとっては、受験どころか会場への移動だけでも大きな負担になってしまいます。会場への移動に対する金銭的そして精神的な負担の問題で選考試験の受験を断念する...全文を見る
○川田龍平君 障害者の欠格条項について伺います。  昨年十月二十九日にDPI日本会議と障害者欠格事項をなくす会の連名で全国知事会に提出された要望書の要望事項の一番に、募集や受験や採用の資格要件に、自力により通勤ができ、かつ介護者なしで業務の遂行が可能であること、活字印刷文に対応...全文を見る
○川田龍平君 また、本年二月十四日に障害者欠格事項をなくす会が人事院総裁宛てに提出した国家公務員障害者選考試験(第二次選考)の合理的配慮に関する申入れ書によれば、第二次選考の面接試験において筆談又はこれに代わる方法による面接としか注意事項に書かれておらず、手話通訳者や文字通訳者に...全文を見る
○川田龍平君 地域共生社会について伺います。  地域共生社会の実現は、障害者の雇用を含めた生活面にもプラスになるものと考えます。障害者を地域の方々が我が事のように考え、丸ごと支えていけることになれば、障害者の方々が住みやすい環境になることが予想されます。  平成二十九年二月に...全文を見る
○川田龍平君 今年度以降この見直しをするとのことですが、どのような点を見直しすることを視野に入れているのでしょうか。
○川田龍平君 先日も遺骨の収集について質問させていただきましたが、追加で質問させていただきます。  沖縄は太平洋戦争の激戦地であり、日米合わせて二十万人以上の方が戦死されております。そのうち日本人の戦死者は十八万八千百三十六名、そのうちまだ見付かっていないのが平成二十八年度末で...全文を見る
○川田龍平君 また午後に一般質疑やりますので、続きは一般の方でまた聞きたいと思います。  ありがとうございました。失礼します。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  まずは、国連恣意的拘禁作業部会について伺います。  国連恣意的拘禁作業部会は、日本の精神障害者の非自発的入院の例に対して恣意的拘禁であるとする勧告を二〇一八年中に二件出しました。同作業部会は日本政府にカントリービジット、公式訪問のリ...全文を見る
○川田龍平君 今申し上げました二件については、いつまでにこれ、この公式訪問を受け入れるということになるんでしょうか。それから、何件ぐらい、全て受けているんでしょうか。
○川田龍平君 八件であれば、できるだけ早く受けられると思うんですけれども、この関係省庁との調整、いつまでにこれ行っていただけるんでしょうか。これ、ちょっとお答えいただければと思います。
○川田龍平君 これも毎年ですけど、毎年のように出ているものを、大変遅れているんですね。是非これ日本としてしっかり、公式なこういった回答を是非しっかり説明していただきたいと思います。  次に、沖縄の遺骨収集については先ほど質問しましたので飛ばしまして、がんの問題について伺います。...全文を見る
○川田龍平君 このがんの原因、様々あると思いますが、今回、アメリカのカリフォルニア州で五月十三日に、グリホサートを使用した夫婦ががんを発症したとしてモンサント社を訴えた裁判で原告の夫婦が勝訴し、このグリホサートをめぐる裁判で、被告のモンサント社がアメリカで昨年の八月から引き続き三...全文を見る
○川田龍平君 アメリカの環境保護局、EPAは、四月三十日にグリホサートを安全とする提言を発表いたしましたが、しかし、これはグリホサートによって生態系に与える影響についても言及され、規制案が示されることになりました。EUの方の食品安全基準を審査する欧州食品安全機関では、グリホサート...全文を見る
○川田龍平君 この食品安全委員会では、急性の毒性については扱っていても、長期的な一年以上の暴露についての悪性についてはこれは検査をしていないということを言われています。  次の質問ですが、長野県の松本市で、松くい虫退治のためのネオニコチノイド系の空中散布というのがこれ予定をされ...全文を見る
○川田龍平君 この液剤散布についての最長飛散距離というのはどれぐらいだとこれ農水省では考えておりますでしょうか。
○川田龍平君 是非、ほかの方法というのがあると思いますが、ほかの方法による松くい虫対策というのを指導するということは考えられないんでしょうか。
○川田龍平君 がんに対しての考え方は本当にたくさん、いろんな予防の方法があると思いますが、特に私は今この農薬の問題、そして食生活による、特に食の問題からこのがん対策というのはしっかり取り組んでいくべきではないかと思っています。  アメリカの例にありますように、アメリカもかなり、...全文を見る
○川田龍平君 今日はちょっと時間がなくてできませんが、予防だけではなく治療についても、これほかの国に比べてまだまだ日本は遅れているところがあると思います。  そういった意味で、是非、がん哲学外来というのをやっている樋野先生がおっしゃっておりますけれども、患者の視点に立った医療を...全文を見る
06月11日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○川田龍平君 立憲民主党、川田龍平でございます。  まず最初に、今月五日に起こった札幌での池田詩梨さんの虐待死の問題について、本当にもう御冥福をお祈りいたしますとともに、もう本当に繰り返される虐待死を何とかなくしていきたいという思いで質問させていただきます。  今回、この虐待...全文を見る
○川田龍平君 虐待をしてしまう親の多くは、自らも幼少期に親から虐待を受けていたという経験を持っている、そういったケースが多いようです。虐待が連鎖をしないように、幼少期に受けた心の傷を解消すべく親の側にこそ適切なケアを施すべきではないかという考え方があることについて、厚生労働省の見...全文を見る
○川田龍平君 先ほど自見委員からも、医療者の側での、虐待をいかに見守るかという特に質問もありましたけれども、先週末、保育士の人たちの集まりに行ってきたときに、保育者の側でも、やっぱり特にこの虐待をいかに見極めるのかということが話が出ました。  「保育者のための子ども虐待対応の基...全文を見る
○川田龍平君 法案提出者に伺います。  修正案提出者に伺いますが、この児童虐待防止法は、かなり超党派で、野党が中心となってもありましたけれども、まとめてきた修正案があったと思います。その中で、特に要保護児童対策地域協議会について、関係機関等の応諾義務というのを設けた理由というの...全文を見る
○川田龍平君 西村議員も今特に子育てをされている当事者だと思いますけれども、やっぱり本当に今、児童虐待を本当に防ぐためには、本当に親の立場を支援する、本当に親の子育てを支援する制度というのが私はやっぱり必要ではないかと本当に思っております。  そして、今、虐待をしてしまう親の保...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございます。  それから、今回、児童虐待防止法の改正と、平成二十八年度の児童福祉法改正で、中核市の児童相談所設置推進と東京都特別区においての児童相談所の設置が可能になりました。  中核市につきましては、平成十八年度の児童福祉法改正で設置が可能になってお...全文を見る
○川田龍平君 今回の改正案において、児童相談所の管轄区域は、地理的条件、人口、交通事情その他の社会的条件について政令で定める基準を参酌して都道府県が定めるものとするとの規定を新設する内容が盛り込まれており、過去に人口五十万人に一か所程度という基準があったことを踏まえ、今後、地方公...全文を見る
○川田龍平君 先ほど、石橋委員からも質問ありましたけれども、この昨年十二月に策定された児童虐待防止対策体制総合強化プラン、新プランにおいて、児童虐待相談及びそれ以外の相談を合わせた児童福祉司一人当たりの業務量が五十ケース相当から四十ケース相当となるよう見直しを行うこととされていま...全文を見る
○川田龍平君 平成二十九年度の児童相談所による児童虐待相談対応件数は十三万三千七百七十八件となり、平成十一年度と比較して約十一・五倍となっています。児童相談所の業務が増加する中で、児童相談所が比較的軽度な事案について市町村に対応を割り振る仕組みも導入されているものの、重篤な案件を...全文を見る
○川田龍平君 今回の衰弱死もそうですが、大阪で過去に衰弱死がありました。あれは二〇〇三年だったと思いますが。  また、警察に聞きたいんですけれども、警察に児童虐待の専門部署、これ設置するべきではないかと考えます。大阪府には、平成二十九年度に児童虐待対策室というのが設置されていま...全文を見る
○川田龍平君 専門的部署を設けたことで、通報も増えて検挙数も増えているということなんですが、全体としてこれ増えていますので、本当に、設置したことがどういう効果があったのかというのはまだまだ分からないところだと思いますが、是非この警察の中でしっかりそういった専門的な部署を設置してで...全文を見る
○川田龍平君 続いて、いじめの問題についても質問いたします。  虐待ということであれば、学校の中で起こっているこのいじめの問題というのも虐待ではないかと思っております。特に、千葉県の野田市で小学生の虐待事件がありましたが、この事件では学校と児童相談所の知識不足と両者の連携不足が...全文を見る
○川田龍平君 しっかりやっていただきたいと思いますが、まだまだ足りないと思います。  学校内外で体罰を目撃した教師や児童生徒に通報義務を課すことはできるのでしょうか。短くお願いします。
○川田龍平君 このいじめや虐待を防止するために、この学校内での研修が実りある成果を上げるために、国としてどのような施策を考えているのでしょうか。
○川田龍平君 手引きも事例集もホームページに公開しているということなんですが、これをどれだけの教師の人が知って活用しているのかということです。しかも、このいじめ対策に係る事例集というのは、これ立派な大部のものがありますけれども、千五十部しか発行していないということで、到底行き渡ら...全文を見る
06月13日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○川田龍平君 参考人の皆さん、今日は本当に貴重な御意見をありがとうございました。  私も意見を聞きながら、本当に地域での子育てのいかに大事かということを思いました。私自身も、小さいとき家にテレビがなかったんですけれども、家のテレビがないので友達の家に見に行ったりとか、そういう町...全文を見る
○川田龍平君 先ほどの江口参考人からも、二十四時間三百六十日の迅速かつ的確な初期対応のアセスメントの対応ということであったんですが、今、児童虐待の担当というのが非常に非常勤職員が多いということだったと思うんですが、非常勤職員というのはこれ勤務時間にも制限がある中で、もっと正規職員...全文を見る
○川田龍平君 この児童虐待の背景には、貧困、それから保護者の方の発達障害、精神疾患など、それから若年の出産など、様々な課題があると思いますが、これ、親の支援の観点で何が必要かということを高橋参考人からと奥山参考人、それから、奥山参考人からは、教育や警察の分野での、特に専門部署つく...全文を見る
○川田龍平君 ありがとうございました。  時間ですので、済みません、聞けなかった方もおりますが、済みません、ありがとうございました。
06月18日第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、まず、法案の審議に入る前に、先週の金曜日、十四日に、PMDA、医薬品医療機器総合機構の審査・安全業務委員会で、新薬の専門協議に参加している専門委員のうち二人が利益相反ルールに抵触していたということが明らかになりました。  こ...全文を見る
○川田龍平君 この審査したこの専門委員の発言を削除して、それでも承認には問題ないということなんですけど、これ利益相反のある企業の審査、これをやっぱり製品を審査する、そのこと自体がやっぱりもうモラルが余りにも欠如していると言えると思います。そして、利益相反のルールというのがこれ何の...全文を見る
○川田龍平君 この学校教育法第十一条の運用を参考としながら体罰の範囲を定めるガイドラインを策定すると、衆議院厚生労働委員会の答弁にて厚生労働省が述べています。しかしながら、五月十七日に文科省は、高橋議員の質問に対し、そこに精神的屈辱というのは入らないという答弁をされていますが、心...全文を見る
○川田龍平君 それでは次に、この五月十七日の衆議院厚生労働委員会において、厚生労働大臣の初鹿委員に対する答弁の中に、児童相談所で実施されている保護者への虐待再発防止プログラムが予算や人員不足のためなかなか活用されていないとありました。  虐待をした保護者への再発防止プログラムの...全文を見る
○川田龍平君 この体罰によらない子育てに関して、例えばスウェーデンでは、体罰禁止法定化、後に国の予算を付けて大規模な啓発キャンペーンを行い、法務省が体罰禁止規定や体罰によらない子育てに関する情報を含んだ冊子を子供のいる全家庭に配布しています。ドイツでは、また政府と多数の民間団体が...全文を見る
○川田龍平君 今年の三月十九日に政府から出されている児童虐待防止対策の抜本的強化についてでは、愛の鞭ゼロ作戦などを活用し、普及啓発活動を行うと書かれていますが、啓発活動が有効になるための予算や施策を講じる必要があると考えます。  まず、啓発活動のための予算はどのようになっている...全文を見る
○川田龍平君 続いて、引きこもりの問題について質問いたします。  カリタス学園の事件、元農水事務次官による息子の殺人事件など、四十歳以上の引きこもりの方が関係する事件が相次いでいます。前回の質問ではいじめを取り上げましたが、引きこもりもいじめ同様人間関係の問題ですので、ここで取...全文を見る
○川田龍平君 この引きこもりの理由の一つが退職ですが、退職の理由も調べる必要があり、職場の人間関係やいじめが起因している場合も考えられます。ですが、病気としている中には、この人間関係の問題から発生する精神的な疾患も含まれていると。人は信頼によって人間関係の構築がなされるわけですが...全文を見る
○川田龍平君 また、引きこもりの方が社会復帰をするためには、今答弁にもありましたけれども、就労支援は大変重要であると思います。その内容と質、そしてステップを踏んでいくことが何より肝腎だと思います。  まずは職場での人間関係の問題で傷つかないという保障、そして自分の意思で職場へ向...全文を見る
○川田龍平君 また、平成二十九年度、小中学校の不登校者数が十四万四千三十一名と過去最高を記録いたしました。その中にはフリースクールやホームスクーリングなど選択されている子供たちも含まれていると思いますが、いじめなどで不登校になった子供たちが引きこもりにならないように、国としてどの...全文を見る
○川田龍平君 それでは、児童相談所の体制の強化について質問をいたします。  本年三月に関係閣僚会議において決定された児童虐待防止対策の抜本的強化についてにおいて、一時保護所の環境改善、体制強化として一時保護の受皿の適切な整備や確保を進めるとの方向性が示されていますが、また、今般...全文を見る
○川田龍平君 昨年七月二十四日に厚労省が、①、協同面接を実施した事案について、子供の支援のために必要があるときは、児童相談所、警察及び検察の三機関において打合せを行うことを含めた適切な方法により、必要な情報の共有に努めること、②、都道府県の児童福祉主管部局、都道府県警察本部、地方...全文を見る
○川田龍平君 これはまた、警察と情報を共有することにより、保護者からの児童相談所への自発的な相談などが抑制されるおそれや通告へのためらいも懸念されます。子供の命を守るために情報の共有は必須であるため、こういった懸念を払拭して情報共有の必要性を理解してもらい、社会のコンセンサスを得...全文を見る
○川田龍平君 大臣、大臣に質問しなかったら時間内に質問が終わりました。  大臣にちょっと一問質問したいと思いますが、大臣、先ほどのこの引きこもりの事案、それから体罰の問題について、大臣としてこれいかに取り組んでいくか、一言お願いします。
○川田龍平君 ありがとうございました。よろしくお願いします。  ありがとうございました。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。  今日は、十三分という貴重な時間、ありがとうございます。今、私だけでなく、国民の多くが総理に聞きたいこと山ほどある中で、本当は十三分では足りません。  トランプ大統領の来日中に一体何の交渉をしていたのか。こんなに景気が悪く、夏以降更に...全文を見る
○川田龍平君 これはいつまでに出すんですか。根本大臣にすぐ指示してください。
○川田龍平君 安倍総理、是非出すと言ってください。そして、いつまでに出すのか、お答えください。
○川田龍平君 今、国民が不安に思っていることを、すぐここの、国民の不安に応えるのが政府の責任ではないですか。年金に対する不安、これを総理として応えないでどうするんですか。  総理、総理は老後に不安を感じたことはないんですか。
○川田龍平君 二千万、三千万とこの数字を出してから、資産形成してくださいなどと投資で老後資金をつくるよう勧めています。この報告書のワーキング・グループのメンバーにも投資関係者がたくさん入っていますが、投資を勧める前に、政府にはやるべきことがあるでしょう。まずは、最低限の生活に掛か...全文を見る
○川田龍平君 住宅に、医療、介護、保育という、生きていくために必要な、最低限必要なインフラを、この二千万という数字そのものよりも、なぜ、その数字を聞いただけで国民が不安になるような今の社会の方がおかしいんです。見直すべきは、資産形成の仕方より、間違った政策によってそういう社会をつ...全文を見る
○川田龍平君 この虐待されている子供をどう救うかということも大事ですが、根本の原因は、母親が社会から孤立していることや、子育てを見守る社会の機能が消滅していることにあるのではないでしょうか。子育てする母親を孤立させない地域コミュニティーを破壊するような今の政策を見直し、地域をもう...全文を見る
○川田龍平君 総理はこういった問題にしっかり答えるべきです。これ、予算委員会をしっかり開くべきです。そういったことを開かないでおいて、このまま国会を閉じて逃げるということは許されません。そう予算委員会を開くよう強く要求して、私の質問を終わります。
11月25日第200回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。  去る十月四日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました川田龍平でございます。  昨年六月、参議院改革協議会において、参議院における行政監視機能の強...全文を見る
○委員長(川田龍平君) 委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日までに、川合孝典君、上野通子君、青木一彦君、高橋はるみ君、三宅伸吾君、中川雅治君、江島潔君、酒井庸行君、藤木眞也君、清水真人君、武見敬三君、本田顕子君、三原じゅん子君、若松謙維君、石川博崇君、河野義博君...全文を見る
○委員長(川田龍平君) 理事の選任及び補欠選任を行います。  去る八月五日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に島村大君を指名いたします。  また、委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので...全文を見る
○委員長(川田龍平君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に野村哲郎君、牧野たかお君、吉川沙織君及び西田実仁君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(川田龍平君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川田龍平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(川田龍平君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官大西証史君外二十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ご...全文を見る
○委員長(川田龍平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(川田龍平君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。  政策評価の現状等に関する件について、総務省から説明を聴取いたします。高市総務大臣。
○委員長(川田龍平君) 次に、補足説明を聴取いたします。白岩行政評価局長。
○委員長(川田龍平君) 以上で説明の聴取は終わりました。  行政の活動状況に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(川田龍平君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、塩田博昭君が委員を辞任され、その補欠として杉久武君が選任されました。     ─────────────
○委員長(川田龍平君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、倉林明子君が委員を辞任され、その補欠として田村智子君が選任されました。     ─────────────
○委員長(川田龍平君) ただいまの件につきましては、後刻理事会において協議いたします。
○委員長(川田龍平君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時三十分散会
11月26日第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○川田龍平君 会派を代表して質問いたします。  今日は、委員長にもかかわらず質問の機会を設けていただきましたこと、まず感謝をいたします。ありがとうございます。  私は、この薬機法については何としても質問に立ちたいという思いでこの委員会に臨んでまいりました。  大臣、まずは、...全文を見る
○川田龍平君 そのとおりです。世界エイズデーということで、このエイズについては、私も十歳のときに感染をいたしました。血液製剤を通じて感染をした薬害の被害者として、こうした薬の安全性の問題については、何としても薬害をなくしたいという思いで国会議員になったのも、この薬害が自分の国会議...全文を見る
○川田龍平君 例えば、自然人である薬剤師が薬機法違反を犯した場合には、薬剤師免許が剥奪される場合もあります。例えば、自身が経営し、また実地に管理する薬局で薬機法違反を繰り返していれば、薬剤師免許取消処分もあり得るわけです。このときに、この処分に対して、経済自由の原則に反するなんて...全文を見る
○川田龍平君 ここまで、業務停止ということまで繰り返し言うということであれば、これ、違法を繰り返していた業者に対してはしっかり業務停止を出すということでよろしいですね、大臣。
○川田龍平君 しっかり業務停止命令まで本当に出せるのかというのも疑問に思いますが、しっかりこれはやっていただきたいと思います。  次に、厚生労働大臣の諮問機関である厚生科学審議会の制度部会、つまり審議会の意見として役員変更命令を入れてはどうかと答申しているわけですが、しかし、厚...全文を見る
○川田龍平君 次に、医薬品等行政評価・監視委員会の中立性の確保について政府の見解をお聞かせください。  先ほどの責任役員変更命令の議論でも説明しましたが、この薬機法改正のための取りまとめ案というのは、厚生労働省の八条委員会たる厚生科学審議会でまとめられたものです。しかし、その取...全文を見る
○川田龍平君 この医薬品等行政評価・監視委員会、審議会の機能というのは、単に意見をできるだけでは無意味なのです。あくまでも強制力という武器があって初めて薬事行政を真に監視することができるんです。大臣、これ、張り子の虎の組織にしないようにしていただきたいと思います。  そして、最...全文を見る
○川田龍平君 人事に当たっては、決して偏った意見の者ばかりを集めたり、あるいは与党なり行政なりのちょうちん研究者ばかり集めることなく、公正公平な視点で偏りのない人事を心掛けていただきたいと思います。  また、これも重要なのですが、例えば厚生労働省の意向なり立法府の意向なり与党の...全文を見る
○川田龍平君 衆議院の附帯決議におきましては、この委員には薬害被害者を含めることとありますが、私もこの薬害被害者をしっかり委員の中に入れていただきたいと思います。そして、複数名入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○川田龍平君 ありがとうございます。  政府の審議会を見ていると、審議事項と照らして利益相反に問題がありそうな人がいないわけではありません。この医薬品行政評価・監視委員会への期待を考えれば、この人選に当たって、製薬企業、職能団体、特定の研究分野、国との関係性などとの関係性をきち...全文を見る
○川田龍平君 医薬品行政評価・監視委員会の事務局機能についても教えてください。  専従の事務職員を置くという理解でよろしいでしょうか。また、この職員も、厚生労働省のスパイと言ってはなんですが、厚生労働省の強力なサポーターであっては困るのです。委員会の事務局として委員会の運営を迅...全文を見る
○川田龍平君 それでは、医薬品行政評価・監視委員会の情報提供について確認させてください。  厚生労働省は、委員会の要請に基づき全ての情報を開示するという理解でよろしいのでしょうか。また、委員会が必要と認めれば、秘密保持契約を結んでいる外部調査機関等に情報の調査分析を依頼できると...全文を見る
○川田龍平君 私も、この第三者組織については本当に外部に本来は置くべきだという立場も取った時期もありました。それから、消費者委員会のようなところで、消費者委員会と同じ権能、権限を持っている監査委員会としてしっかりやるべきではないかという意見もありました。しかし、今、現時点ではこの...全文を見る
○川田龍平君 この薬機法改正には薬剤師が調剤後に患者ケアをすると明記されているんですが、服薬状況の確認というのは、体調の変化や状況の変化なども含めてチェックをするということだと思います。  新薬であろうとそうでなかろうと、チェックをするのが薬剤師の役目ということでよろしいですね...全文を見る
○川田龍平君 十四日処方ルールというのは、医薬品の安全確認というルールという観点で見るだけでなく、処方という観点で見なくては駄目だと薬系技官OBの方が先日主張されていたと話を聞きました。つまり、処方は医師の領域にあるので薬剤師が関与する問題ではないということでしょうか。また、十四...全文を見る
○川田龍平君 法案のこの文章というのはすばらしいですが、実効性が伴わない机上の空論ならば、結果的に国民の理解を得られず、薬剤師への風当たりが厳しくなると思います。政策決定をするのであれば、その裏付けとなる業務なり責任なりを与えるべきと考えます。  そこで、薬学部六年制についても...全文を見る
○川田龍平君 厚生労働省に伺いますが、薬学部六年制を卒業した薬剤師の給与水準や業務実態の調査を行っているのでしょうか。六年という長い期間を教育に割き、また多くの学費を納めてきた社会人が、それに値する給与と業務をあてがわれているという理解でよろしいでしょうか。六年制にしたものの、あ...全文を見る
○川田龍平君 この委員会でも、薬剤師の役割、本当に多く議論されておりますが、大臣、これ、六年制が始まって十年以上たっています。薬機法も改正され、薬剤師には高い専門性が求められるようになりました。これを機会に、薬剤師の職場環境や業務実態を調査し、文部科学省としっかり連携して薬学教育...全文を見る
○川田龍平君 後発医薬品の質問に移ります。  後発医薬品の販売中止が相次いでいると聞きます。原薬の供給が滞り、抗生剤の製造販売中止などで現場が混乱したという話を聞いています。単に原薬の調達先の責任というよりも、問題の本質は、原料である原薬の調達計画についてのリスクマネジメントが...全文を見る
○川田龍平君 次に、条件付早期承認制度、この条件付・期限付早期承認制度と再審査制度についても聞きたいと思います。  この二〇一五年に成立をした再生医療の条件付・期限付早期承認制度によって、これまで何種類の、そしてどのような製品が承認をされていますでしょうか。
○川田龍平君 その中で、さらに条件付・期限付早期承認制度で申請され、承認されたものは幾つでしょうか。それは何という製品でしょうか。
○川田龍平君 今、早期承認制度については、特にこの条件付・期限付早期承認制度についてメリットが言われておりますけれども、デメリット、問題点についてはどのように考えているでしょうか。
○川田龍平君 現在、この早期承認の日本の薬事制度がネイチャー誌によってかなり強く批判されているが、どのような批判されているか、その内容を御存じでしょうか。
○川田龍平君 そのステミラック、そして一つ目に承認をされたハートシート、どちらもこれ非常に少ない承認試験でもって承認されているということで、非常にこの臨床試験の成績、大変非常に問題ではないかなと思うところもあるわけでございます。  特にこのハートシート、我が国では、問題となって...全文を見る
○川田龍平君 骨髄採取をしておいてプラセボは投与できないということですが、それをしなくても、標準治療との比較など既存の治療法と比較する有効性の確認はできるはずですが、なぜそれをやらないんでしょうか。
○川田龍平君 この時間を掛けて集めると言っていたデータも集まっていないということになってきています。例えば第一例目のハートシートの件もそうですが、この再生医療に関わる承認制度については、特に効果が不確実な薬を判断基準を大きく下げて承認してしまっている日本のやり方、この政府のやり方...全文を見る
○川田龍平君 この日本の早期承認制度を海外に輸出しているという話もありますが、それについてはいかがでしょうか。
○川田龍平君 結果として、この競争の中でほかの国にも薬事制度が、早期承認制度というものがほかの国でも浸透していくということによって、世界的な規模でこの薬の有効性がしっかりと審査されなくなってしまうという危険性を大変憂慮しております。  もう一つ深刻なのは、医療費の圧迫です。例え...全文を見る
○川田龍平君 今回の法案改正におけるこの条件付早期承認制度、これについては、やはりこの条件をしっかりと厳しくするべき、特にそういったランダム化試験ができないような製品に限るとか、そういった限定的な条件が付いているのかどうか、そこをはっきりしていただきたいと思います。
○川田龍平君 具体的には、それをはっきりと言っていただきたいと思いますが。
○川田龍平君 私も、生まれつき血友病という難病に生まれ、そしてその使ってきた血液製剤によってHIVに感染をするという患者の立場で、特に薬害の被害に遭った、そうした政府の情報隠蔽によって薬害の被害に遭ったこの自分の立場として、本当にこの先も生きている限り、この血液製剤の使用、そして...全文を見る
○川田龍平君 このリアルワールド、臨床試験を行わない、実地診療で得られるデータを活用した調査を利用することについては、この検証的臨床試験を必要としないとしている点はとても問題だというふうにも考えます。特に欧米でも議論が、検討が始まったばかりであり、FDAでさえも、二〇一八年十二月...全文を見る
○川田龍平君 是非、しっかり命を守る、患者のための医療のためにしっかりやっていただきたいと思います。  ありがとうございました。
12月09日第200回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六日までに、磯崎仁彦君、大野泰正君及び田村智子君が委員を辞任され、その補欠として宇都隆史君、滝波宏文君及び倉林明子君が選任されました。     ───────...全文を見る
○委員長(川田龍平君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(川田龍平君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に倉林明子君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(川田龍平君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし...全文を見る
○委員長(川田龍平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川田龍平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(川田龍平君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川田龍平君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時五十五分散会