渡辺周

わたなべしゅう

小選挙区(静岡県第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

渡辺周の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。  もう早速質問に入りますが、今お話がありましたとおり、この不審船の問題でございまして、今、現状はどうなっているのか、不審船の現場は、日本の船が何隻、中国側の船が何隻現場にいるのかということにつきまして、教えていただけますでしょうか。
○渡辺(周)委員 この船の引き揚げというのは、先ほど来質問の答弁にもありますように、中国が大変慎重に、孔泉報道局長というのですか、この方が、沈没船の引き揚げについてはEEZの管理法規にも関係しており慎重に対応しなければならないということを再三にわたって言っているというのは、先ほど...全文を見る
○渡辺(周)委員 先ほどから必要な調整とかいう言葉が出てくるのですが、一体必要な調整とは何なんだ。  日本の国として、きょうですか、横田めぐみさんのお父さんか何かと会われますか、拉致された日本人の方の御家族の方と会われるというようなことが新聞報道で出ていましたけれども。例えば、...全文を見る
○渡辺(周)委員 鋭意調査を、それは物理的に引き揚げ可能なのかどうなのかも、例えば水深九十メートルのところで、今持っている日本の技術で原型をとどめた形で引き揚げることができるのかという調査、あるいは引き揚げる際に中に何らかの、例えば爆発物なり何らかの環境汚染を心配されるようなもの...全文を見る
○渡辺(周)委員 なぜ横田めぐみさんの御両親がアメリカまで行き、そしてまたヨーロッパ、ジュネーブまで行って、そうした申し立てをしなきゃいけなかったのか。やはり本来なら日本の政府がする、日本の政府は当てにならないからアメリカに行き、あるいは国連に行ったということでございまして、これ...全文を見る
○渡辺(周)委員 ということは、新聞報道等で知ったということですか、外務省は。
○渡辺(周)委員 問い合わせたんじゃなくて、打ち切りましたよ、あるいは打ち切りますよということは、例えば申し立てをされた拉致された御家族、申立人に対してあったのと同時期に、外務省、日本政府にも、向こうから、実はこういうことがあるけれども、重大な関心を寄せているこの事案については、...全文を見る
○渡辺(周)委員 そういう意味では、言葉だけで日本としても重大な関心を持っているとか、これは日朝正常化交渉に必ずや避けて通れない、これは日本のもう大きな問題ですから。でも、そう言いながらも、さっきの、まさにアメリカからの感謝の中に名前がなかったじゃないですけれども、結果として、こ...全文を見る
○渡辺(周)委員 それは外務省として、当然のことながら、さまざまな国とどういうふうに対応していくかということは、これは日ごろから調査分析するのはもう当然の責務でありますが、問題は、私が言っているのは、なぜここへ来てこのイラク攻撃ということが、もし米がイラク攻撃をした場合にというこ...全文を見る
○渡辺(周)委員 では、その新聞記事、これはインターネットから引っ張り出した読売オンラインというところでありますけれども、「具体的には、(一)イラク攻撃の目的(二)国連決議など、軍事攻撃を行うための根拠(三)軍事行動の形態(四)アラブ諸国など各国の反応——などについて情報収集・分...全文を見る
○渡辺(周)委員 正直言って、外務大臣の答弁を聞いていて、これ以上議論が深まると思えませんので、残り数分間、では、別のことでちょっと質問します。また別の機会に、時間があるときにやりたいと思います。  一つは、外務省改革ということで、外務大臣が大変期待をされているということで、先...全文を見る
○渡辺(周)委員 これはボランティアなんですか、全員。
○渡辺(周)委員 では、最後にちょっと、いや、質問に答弁漏れがあったので。  この人たちの一回の参加は幾らなんですか。そこだけ聞いておきます、いわゆる報酬について。
○渡辺(周)委員 では、これはどこかで出していただけるように、外務省から。ちょっと理事会で。
○渡辺(周)委員 では、終わります。
04月02日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。  きょうは時間が余りございませんので、早速質問に移らせていただきます。  まずは、防衛庁長官、四月、今月ですね、二十日から訪韓されるということのようでございますけれども、どういう目的で韓国の方へ行かれるのか、その点について、まず冒...全文を見る
○渡辺(周)委員 それは、韓国で防衛当局の方々と、まさにこの防衛交流ということ、今後の共同の演習等も含めて連携を密にしていかれるということだと思うんです。  ここでちょっとお尋ねしたいのは、やはり北朝鮮の問題の中で、韓国も大統領が近々にもかわるということでございまして、今後の朝...全文を見る
○渡辺(周)委員 この時期に来て、この米軍用地の返還ということの戦略、この点はどういうふうにお考えですか。この米軍の戦略、あるいは韓国の対北朝鮮ということを考えた場合、どのように今回のこの合意を日本側としては受けとめているか、その点についてはどうお考えですか。
○渡辺(周)委員 こういうことをすると、当然、これを伝える北朝鮮側は、逆に言うと、誤った情報の国内向けのプロパガンダに使われるんじゃないかと私ども思うわけです。  つまり、よく北朝鮮側が使うのは統一という言葉ですね。半島統一、それと米軍撤退ということの二つをキーワードにして、こ...全文を見る
○渡辺(周)委員 私も、ちょっと今驚きを持って聞いたのですが、実は防衛庁長官に就任されてからまだ韓国へは行ったことがなかったんですね。非常に日本の防衛政策を考える上で、やはり韓国とのパートナーシップ、連携ということは、朝鮮半島問題を抱えている現在において、実は今まで長官同士がここ...全文を見る
○渡辺(周)委員 これは昨日の産経新聞でしょうか、「北朝鮮の武装工作船による領海侵犯やゲリラ・コマンド部隊の侵入に対処するために自衛隊と韓国軍との情報交換を抜本的に強化する方針を固めた。」それによって相互通報システム構築を進める構えだ、日韓防衛首脳会談で合意したい考えというふうに...全文を見る
○渡辺(周)委員 しかし、二十日の日に行くに当たって、実際、こういうふうに出ているわけですから、固めていなくても検討は当然されているわけで、というよりも、これは韓国に行くわけですし、また昨今の周辺の状況、朝鮮半島情勢等を考えれば、あるいは、我が国の昨年の不審船事案以来どういうこと...全文を見る
○渡辺(周)委員 もっと言っちゃうと、いたずらに時間を費やすつもりはありませんけれども、国会の安全保障委員会の答弁よりも新聞の方が詳しく書いてあるというこの方がおかしいわけでありまして、ここでは検討中で、逆に言うと、報道されていることが事実なんだかそうでないかも全然わからない。つ...全文を見る
○渡辺(周)委員 わかりました。これ以上言っても時間がもったいないので次に行きますけれども、とにかく実りある会談をしてきていただきたいというふうに思うわけであります。  それで、今も話がありました、現在調査中の不審船についてお尋ねをするわけであります。  これは海上保安庁に伺...全文を見る
○渡辺(周)委員 お答えを差し控えさせていただきたいと言われるんですけれども、あちこちで自爆が裏づけられたと書いてあるんですよ。  それで、自爆は裏づけられた、船体はロシア製、船形を偽装するための空洞状態で何か船橋が分離されていたとか、いろいろなことがもう既に報じられているわけ...全文を見る
○渡辺(周)委員 引き揚げた時点というんですけれども、引き揚げさせないというような、今度は中国の王さんというんですか、外務次官が発言をされました。この間は外務大臣がおっしゃっていた、今度は外務次官。つまり中国の幹部は、とにかくこの不審船の引き揚げについては重ねて慎重であるべきだ、...全文を見る
○渡辺(周)委員 手順を踏んでいるとおっしゃられましたけれども、引き揚げたらこうすると先ほど海上保安庁は言われたわけですよね。引き揚げたらいろいろな事態の解明ができると。ところが、引き揚げられるかどうかについては全く答えが、いまだに全然、明確な答えというよりも、どちらかというと慎...全文を見る
○渡辺(周)委員 ちょっとごっちゃになっているんですけれども、引き揚げをするという行動、アクションに対して慎重に、要は注意深くロープが切れないようにやるという意味の慎重と、つまり中国という国に対して、おたくのその排他的経済水域内で引き揚げるということについて、この慎重という意味が...全文を見る
○渡辺(周)委員 だから、引き揚げる慎重というのはわかっているんです。そんなもの、途中でロープが切れて、またおっことしちゃったら、どうにもならぬわけであります。  そうじゃなくて、だから、中国と交渉をちゃんとしているんですかと。では、もう時間がないので言いますけれども、我が国の...全文を見る
○渡辺(周)委員 意見交換じゃなくて、意見交換なんというレベルじゃなくて、日本の国として、ちゃんと毅然として、こういうことがあったんだということをぜひ言ってくださいよ。どうぞ、御答弁ありましたら。
○渡辺(周)委員 ぜひ、今殺人未遂というようなことを言われました。まさにそのとおりでありまして、国の治安を脅かして一体何をしようとしていたのかというやからが、相手を、追跡する海上保安庁を、一種の殺害してでも、武器を使って逃走しようとしたわけであります。この問題についてあいまいにす...全文を見る
○渡辺(周)委員 今、政府としてそれに拘束されることはないと言いましたが、過去の幾つかの日朝交渉、本交渉を見てきますと、必ずこの謝罪について、それと賠償という、償いという言葉が出てくるわけであります。これ以上もう償いということが、我々が理解している償いとは違うわけでありますけれど...全文を見る
○渡辺(周)委員 政府の立場を貫いていく、この問題はもう一回やります。しかし、また御見解を深めていきたいと思います。  時間が来たので、終わります。
04月09日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○渡辺(周)分科員 民主党の渡辺周でございます。  決算行政監視委員会の第四分科会で、国土交通省、中でも旧運輸省の所管の部分につきまして二点お尋ねをしたいと思います。  大臣がきょうは参議院の質疑があるということでございまして、くれぐれも時間どおりに出してくれときのうから四回...全文を見る
○渡辺(周)分科員 もちろん、そういうことで、海外旅行と国内旅行が、下手するともう今では国内旅行の方が割高になります。例えば、東京から伊豆で、一泊二日でちょっとしたところへ泊まるともう三万円、四万円と。やはり渋滞の中行くんだったら、いつでしたかね、コマーシャルで、遠くの日本より近...全文を見る
○渡辺(周)分科員 じゃ、もう一問だけ最後に。あと二分ございますので。  ぜひ、お立ちになる前に、今のお話もそうなんですが、そうした中で、旧運輸省が、特に国土交通大臣所管になって観光振興という中で、これから地方自治体あるいはさまざまなNPOも鼓舞して、こうしたものをどんどんふや...全文を見る
○渡辺(周)分科員 どうもありがとうございました。この議論についてはまた深めたいなというふうに思っております。  それでは続いて、きょうはどなたか参考人、フィルムコミッションの問題で来ていらっしゃるのかな。  では、一言言いますが、今ちょっとしり切れトンボになりましたので、こ...全文を見る
○渡辺(周)分科員 国会でも、議員連盟とは言いませんが、ちょっとした研究会のようなものが、有志で超党派でフィルムコミッション研究会のようなものができまして、もちろん国土交通省の担当者にも来ていただいたり、あるいは警察庁の方に、そうした例えば、一時期に比べれば警察の方も撮影に関して...全文を見る
○渡辺(周)分科員 それは数の話でございまして、例えば、代行車検というと非常にイメージ的に、車検も代行してくれるのかというイメージを持ちがちなんですが、これは、かつてそういう質疑もあったんですけれども、そうじゃなくて、これはあくまでもユーザー車検、ユーザーが車検に持っていく手間を...全文を見る
○渡辺(周)分科員 その実効性の部分において、例えば、当然代行車検の検査を通したユーザーには整備が実施されていないこと、あるいは、法により整備が義務づけられているとはがきで通知するとあるんですけれども、その実効性、その後のフォローアップができていない、例えばどれぐらいの方がその後...全文を見る
○渡辺(周)分科員 私自身は、規制緩和をもとに戻せとはもちろん言いませんし、その反対に立つ立場じゃないんですが、事命を預かるというもの、命を預けるというもの、まさに乗るものであります。これまでは、ある意味では整備をした方の責任であったわけでありますから、これは確かに日本の車検の手...全文を見る
○渡辺(周)分科員 もう時間がございませんけれども、確かにある意味では、分解整備も行って車検場と同じ機能を有するからこそ、それだけの専門家が必要であるし、それだけの事業所の規模も当然義務づけられていて、やらなければいけない、それは承知なんでありますけれども、とにかくこうした中で、...全文を見る
○渡辺(周)分科員 終わります。
05月09日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。民主党の持ち時間の中で質問をさせていただきます。  今回のこの法律が提出をされました。国家緊急権のない我が国の法体系の中で、これまで自衛隊法が唯一有事の際の法律であったという中で提出をされました。この国家緊急権がないという我が国の中で...全文を見る
○渡辺(周)委員 総理大臣にお尋ねしたいんですけれども、今官房長官の答弁の中に、先ほど第三分類と申しましたのは、いわゆる国民保護を中心とした、いずれの所管の省庁もまだ決まっていない、ここであえて申し上げれば、第一分類というのは防衛庁にかかわる法律、第二分類というのが他省庁にかかわ...全文を見る
○渡辺(周)委員 嫌なことはそうなんです。日本というのはやはり言霊の国でございます。こういうことを考えるだけでも忌まわしい、めったなことを言うものじゃないと。日本が戦争になるとか、あるいは、またあの暗い厳しかった時代の生活をするのは嫌だ、そんなことはもう考えるだけでも忌まわしいこ...全文を見る
○渡辺(周)委員 では、一つ例を挙げますと、昨年の九月十一日、セプテンバーイレブンスと呼ばれたあの同時多発テロのときに、テロ特措法の特別委員会で、当然、あの問題が起きたときに、本当にテロの首謀者はオサマ・ビンラディンであってアルカイーダであったのか、それに対してのその証拠というの...全文を見る
○渡辺(周)委員 事実、このときに米軍などから、ミサイルに燃料が注入され、七十二時間以内に発射されるという情報があった。現実に、二十九日に、発射の二日前には、北京で外務省の課長級協議が開かれて、日本側は発射中止を求めたとあるわけであります。  これは相手の意図がわからないんです...全文を見る
○渡辺(周)委員 具体的にもうちょっと、私もせっかく具体的な例を挙げてお尋ねしているわけですから。例えば、そういう場合は、ひょっとしたら予測される事態に入るのかどうか、あるいは、もう燃料注入がされているということで極めて切迫している時点で、おそれなのか、予測なのかということをやは...全文を見る
○渡辺(周)委員 では、ぜひこういうところはお答えいただきたいのです。予測とかおそれという部分について、これは非常にわかりにくいので、あえてこの具体的な事例を挙げたのです。この当時のことは、偵察衛星であったのではないか、だからこそ比較的当時は、緊急の態勢をとることもなく、何か着弾...全文を見る
○渡辺(周)委員 想定外のことを想定したこれは法律なんですよね。先ほど、最初に総理に申し上げました、日本には忌み言葉というのがあって、そんなミサイルが飛んでくるとかテロが起きるとか、我が町でゲリラが上陸してきたらどうするんだということは考えたくない。日本には忌み言葉みたいなものが...全文を見る
○渡辺(周)委員 それでは、この議論をずっとやっていてもどうにもなりません。もう同じことの繰り返しでございますので、ぜひ、おそれという事態、一昨日の岡田委員からは、予測ということについての例示をせよということでお願いいたしました。これをぜひ、おそれという点についても何らかの形で出...全文を見る
○渡辺(周)委員 では、また午後に引き続き質問いたします。
○渡辺(周)委員 それでは、休憩前に引き続きまして質問をいたします。  先ほど、午前中の質疑の中で、有事法制について私自身の考え方を申し上げました。一昨日だったでしょうか、自由党の藤井さんがおっしゃられました。自分は戦中を経験しているから、その経験からこういうことを申し上げると...全文を見る
○渡辺(周)委員 人、物を殺傷するというのが武力であると。しかし、武力攻撃の武力は定義されていないんでしょうか。その点、もう一回お答えいただけますか。
○渡辺(周)委員 ちょっと、お尋ねしていないことまで答えていただいているんです。人、物を殺傷するというものが武力であるとするならば、それは武器じゃないんですか、人、物を殺傷するものは。  では、ちょっと時間もないので進めますけれども、武力というものは、例えば我々が想像し得る兵器...全文を見る
○渡辺(周)委員 そうしますと、先般の答弁で、たしか、大規模テロが発生した場合も有事に、武力攻撃に含まれる事態があり得るというような趣旨の答弁をされたと思いますけれども、また具体的にお尋ねをしますが、それでは、あのニューヨークで起きた九月十一日の大規模テロ、これは国家の、あるいは...全文を見る
○渡辺(周)委員 そこで、そうしますと、日本の上空で、例えば日本の旅客機あるいは外国の旅客機が、国内線か国際線がハイジャックをされた。ハイジャックをされて、明確な意図を持って我が国に対する武力攻撃をする。それが、武力が想定していた兵器ではなくて民間の旅客機であったということになっ...全文を見る
○渡辺(周)委員 じゃ、武力攻撃と認定された場合には、民間旅客機も武力になるわけですね。そして、それを行使した、まさに自爆突入テロが起きた場合には、これはもう武力攻撃事態と認定することがあり得るというふうにおっしゃったわけですから、そうしますと……(発言する者あり)いや、だからそ...全文を見る
○渡辺(周)委員 そうしますと、認定されずに万が一、もう数十分の話なんですね、飛び立ってから上空でハイジャックをされた、そして、それが東京の都心なのか、あるいは横浜の都心なのかに向かって次々に起こり得るという予測がされた場合は、これはやはりその前段階はどうなるんでしょう。  こ...全文を見る
○渡辺(周)委員 この問題は、本当に想定外の問題ですけれども、実際あった話であります。それだけにこれは考えておかなければいけない問題だ。もう発生から数十分以内に決断を迫られる問題であります。  この迫られる問題を考えるというのは、これは極めて大変な決断をしなければならないわけで...全文を見る
○渡辺(周)委員 今回の法案を審議する以前から言われているのは、テロ、不審船に対応できるかということをずっと言われてきたわけです。  今、警察権と言いましたけれども、実際、空を飛んであと数分後に向かってくるものに対して、これは警察力ではもう対応できないんですね。もちろん、その事...全文を見る
○渡辺(周)委員 いや、私が聞いたのは、武力攻撃の認定後、どのようにして国民に今我が国はこういう状況にあるということを速やかに広めるか、例えば総理大臣が記者会見をやるのか、そういういわゆる公布ですね。いわゆる、もっと言えば有事宣言をするかどうかということなんです。
○渡辺(周)委員 そうしますと、その閣議決定を受けてこういうことになったと。それは、いわゆる公示というのはどういう形で出されるんですか。その公示ということについて、もうちょっとわかりやすくお伝えいただけますでしょうか。
○渡辺(周)委員 公示ということが官報に記載されてというふうに我々も理解するわけですけれども、実際、官報というのは、つくっている方には申しわけないですけれども、まず読む方は一般国民の中にはいないだろう。正直言って、我々もどれだけ読んでいるかというと、私も余り読んだことありませんし...全文を見る
○渡辺(周)委員 先ほど我が党の桑原委員からも、地方自治体、地方公共団体との点についていろいろ御指摘がありました。  そうしますと、この有事を認定し、そして今言ったような手続が進められているということには、当然地方自治体にもそういう形で、何らかの形で通達といいましょうか通告をし...全文を見る
○渡辺(周)委員 検討といいますけれども、もうこの法案をつくる以前から、先ほど、午前中から言っていますけれども、もう二十五年という歳月がたって、こういう事態が起きたらこうなるだろうということはある程度考えていなければいけないわけでありますが、検討するというのは、もう何か言葉の上で...全文を見る
○渡辺(周)委員 確かに、自主的な判断というふうに今おっしゃいました。それはある意味では、その地域の、よく解釈をすれば、その地域に住んでいる特性でありますとか、あるいは地形でありますとか、あるいはさまざま状況を勘案して、一番ふさわしい対応を地方自治体がするということになるわけだと...全文を見る
○渡辺(周)委員 地方公共団体はやはりいろいろな、事前アンケート等が新聞各社なんかに記事として出ていますが、見ると、国からまだ説明がない、法案の要綱を見ただけで、これから審議を見なきゃわからないというような意見の中に、中には全面的に協力しますという東京都のようなところもあれば、反...全文を見る
○渡辺(周)委員 それは、今後、当然そういうことを、地方自治体の方々も、一体どうなるんだろうということを、全く雲をつかむような話で、この議論の推移を見守っている方々も多いと思うんです。  先ほど、ちょっと静岡県の地震災害に備えている例を挙げましたけれども、これも大変な時間と、そ...全文を見る
○渡辺(周)委員 今そういうことになると、これは膨大な作業なんですね。  静岡県のこの災害対策の、大規模地震に備えての法律ができてから、いろいろな形で、これは災害ですから、例えば公共機関でありますとか、総務大臣はもう御存じと思います、あるいは学校を耐震構造に全部建て直しをする、...全文を見る
○渡辺(周)委員 それでは、官房長官にお尋ねをしますが、昨日の答弁の中にございました、市民保護のための民間防衛の組織体、これは当然、今の総務大臣の答弁で、地方自治体がその役割を担うとなれば、最も身近なコミュニティーにおきまして、そうした、例えば負傷者の保護でありますとか運搬であり...全文を見る
○渡辺(周)委員 何かイメージがわかないんですけれども、何か言葉の定義みたいなことを教えていただいたんじゃなくて、どういうふうな形で民間防衛と、これはいろいろな、例えばドイツであるとかフランスであるとかスイスであるとか、あるわけですね。そして、民間防衛は国防の一環であるというふう...全文を見る
○渡辺(周)委員 もう時間が差し迫ってまいりましたので、これはまた個別の問題ですので、また改めての機会に質問したいと思います。  ここで、大変重大な問題で指定公共機関の問題がございます。その中で、民放も指定公共機関に含まれる、先ほど意思伝達の部分についてはお尋ねをいたしましたけ...全文を見る
○渡辺(周)委員 これはまた別途議論したいと思います。  それでは、残りの時間の中で、安全保障会議、先ほど官房長官から先走って御答弁をいただきました、まだ聞いていないのに御答弁をいただきましたけれども、安全保障会議が今回のいわゆる事態対処の基本方針を決めるに当たりまして大変重要...全文を見る
○渡辺(周)委員 これは非常に重大な組織なんですよ。ここから、平時においていかなる調査研究をするか。「調査及び分析を行い、その結果に基づき、会議に進言する。」と法案にはありますけれども、もう引き出しをいっぱい持っていて、こういう事態が起きたときにはこう対処する、こういう場合はこう...全文を見る
○渡辺(周)委員 また検討という言葉が出てきまして、これは我々の、本当に国家の存亡をかけたいろいろなプログラム、シナリオがここにあるわけでして、これがまさに一番大事な部分なんですね。  もちろん、どういうことをやっているかというものをすべてつまびらかにせよとは私は申し上げません...全文を見る
○渡辺(周)委員 これは、対処基本方針がすべてここで決められるということになって、何もわからない。秘密事項がすべてここに盛り込まれることになって、全くの白紙委任のような形になるのですね。そうしますと、やはり国会が、何をしているかもわからない。  もちろん、全部とは言いません。ど...全文を見る
○渡辺(周)委員 何か、まさにブラックボックスのような組織になってしまわないように、当然我々も重大な関心を持ってこのことについてはまた質疑を続けたいと思っております。  時間が参りました。本日の質問のおしまいに当たりますが、先ほど来出ております昨日の日本総領事館での出来事につき...全文を見る
○渡辺(周)委員 前も私、安全保障委員会でも申し上げました。昨日潜水調査が終了した例の不審船の問題でもそうでありましたけれども、向こうは、外務大臣なり外務次官なりが出てきて、慎重な態度を求めると日本側に向けて言ってきたわけです。ところが、日本側は、外交ルートを通じてやっている、外...全文を見る
○渡辺(周)委員 これは、我が国に対する主権への挑戦なんですよ、ある意味では。その侵害に対して、そんな、非常に言葉を、誤解を招かず、招くかもしれません、下手に出て、何かお願いしているような言い方ではだめなんですよ。  やはり毅然としてこれは対応しなきゃいけない問題でありまして、...全文を見る
○渡辺(周)委員 いや、これは重大な事態だということはもう本当に認識をされている。本当にこれは大変なことなんですね。これで日本の国が何か事なかれのような態度をとると、世界じゅうから、日本という国は領事館に相手国の、これはたまたま、言葉を選んで言えば職務に忠実の余りやってしまったの...全文を見る
○渡辺(周)委員 実はこの事件は、新聞報道で知るところによりますと、アメリカの領事館にも別の方が逃げ込んだ。そして、もう既にきょうの新聞の一面には新聞社のカメラがその模様を撮っているわけですね。もう既に、これはあらかじめ予測されたことなんではないかというふうに考えるのが妥当だと思...全文を見る
○渡辺(周)委員 あらかじめ承知をしていないなら、なぜカメラマンがそこにいて、あの取り押さえられる写真を撮っていたのか。もっと言えば、なぜ警戒厳重な、身分証明書なりを見せなきゃ中に入れない我が国のまさに領域に、領事館にどうして入れたんですか。つまり、もしかしたら来るんじゃないかと...全文を見る
○渡辺(周)委員 しかし、外国の通信社のカメラマンがその瞬間を待って、一番いいカメラアングルのところに記者がいる。常にもうそういう情報がマスコミには伝わっているので、間違いなく日本の領事館にもあったはずだと思う。  その点をこの問題の一つの問題としてやはり考えなきゃいけないこと...全文を見る
07月09日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。  きょうは、限られた時間でありますのでエッセンスをお尋ねしまして、できるだけ簡潔にお答えをいただきたいなと思うわけでございます。  まず、海上保安庁、きょうお見えでございますのでお尋ねしますが、例の奄美沖から逃走した昨年のあの不審...全文を見る
○渡辺(周)委員 当初は一カ月間という話でございました。私は、技術的なことを今さらどうこうとお尋ねするつもりはありませんが、もう何度も繰り返し申し上げていますとおり、海上保安庁の技術的なことだけではなくて、いろいろ外交交渉もおありになるから、昨年の十二月二十二日に起きたことがいま...全文を見る
○渡辺(周)委員 そうすると、まだ二十数回の作業をしなければということですね。そういうふうに了解してよろしいんでしょうかね。  それで、今回の引き揚げ作業の途中において、この不審船が実は重武装をしていたということが、本格的な引き揚げ作業の前に、中にあるものを幾つか回収したという...全文を見る
○渡辺(周)委員 専門的な調査と今おっしゃいましたけれども、もう当時も各社の新聞報道には、射程は三キロ以上とされる人が携帯して肩に担いで発射するタイプのミサイルが積んである、これはいろいろ報道されているわけですね。  それで、もう既にこういうことが報じられているということは、そ...全文を見る
○渡辺(周)委員 どのような武器かというのは、それはもう専門家からしてみればわかることでございます。実はもう回収されていた、それでしばらくたったらそういうことが新聞報道でこういうふうに出るわけでありまして、ところが、国会で尋ねると、まだそれは調査中なんだということでございます。こ...全文を見る
○渡辺(周)委員 ここで、結果的に今回は弾が、向こうも銃弾を撃ってきたわけでありまして、その生々しい映像は私どもも当然まだ記憶の中にあるわけでありますけれども、実は発砲をしてくるという現実の想定をしていなかった。しかも、その次は、実はこういう重武装があって、一つ間違えば大変な被害...全文を見る
○渡辺(周)委員 それがお答えだと思うのですね。ですから、私は、あったとかないとかということを今ここで聞くことを深めるつもりはございませんけれども、そのようなお答えをされたということで、実はつかんでいたのだと私は肯定的にとらえるわけです。  しかし、お立場上お答えできないという...全文を見る
○渡辺(周)委員 その点については、いかほどの額というふうに聞いても、検討中と言われるでしょうが、いつごろ結論を出される予定なんですか。  具体的に、どういう被害があったということを日本側は把握して、その補償をするのですか。その辺はどうなっていますでしょうか。
○渡辺(周)委員 この点については、また次の機会にやりたいと思います。  いずれにしても、外交交渉の中で、やはり我々として納得のいく形で中国と交渉していただきたいと思うわけでありまして、その点については申し入れをしまして、次の質問に移らせていただきます。  それで、外務大臣、...全文を見る
○渡辺(周)委員 幾つかあるテーマの中でお話をされると思いますが、私が大変関心を持っておりますのは、北朝鮮から中朝国境に逃げてきているいわゆる脱北者と言われる方々、この方々の問題については、これはアメリカも大変な関心を持っていて、日本でも関心が高まったのは、やはりあの瀋陽の日本領...全文を見る
○渡辺(周)委員 そんなことじゃなくて、総領事館に逃げ込んできた人たちは、なぜそうして北朝鮮を命かけて出てこなきゃならないのか、そして、中朝国境の町に隠れ住みながら、なぜさまざまな手を使って第三国へ逃げることを望んでいるのか、この点について、では、外務大臣はどういう御認識を持って...全文を見る
○渡辺(周)委員 とにかく、今、北朝鮮から中朝国境にいる方が大体三十万人、五万人から十五万人が脱出を希望しているとも言われるわけでありまして、その中で彼らは国へ連れ戻されると、例えばどういう迫害を受けるか、送還されるとどんな迫害を受けるか。北朝鮮の刑法四十七条国家反逆罪では、七年...全文を見る
○渡辺(周)委員 例えば、かつて日本にいて日本国籍を持った、あるいは日本人妻としてかつて一九六〇年代ですか、帰国運動の中で北へ帰った。ところが、その中で、もう時間がありませんから多くは申しませんが、いろいろないきさつがあって国へ帰りたいということで、越境して中国にいた。そして、こ...全文を見る
○渡辺(周)委員 時間もありませんけれども、なぜ私がこのことを申し上げたかといいますと、当面する大きな日本の危機管理ということを考えれば、これをある意味での安全保障問題として考えれば、やはりそういう事態は十分に考えられると思うのです。  つまり、NGOの手によって例えば領事館、...全文を見る
○渡辺(周)委員 この問題と、そしてまた我が国が抱える日朝間の最大の懸案であります拉致問題、この点については、とにかくさまざまな外交チャンネルを通じて、ぜひとも認識を共有していただけるように、川口大臣にはぜひ御奮闘いただきたいと思います。  終わります。
07月12日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第10号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。(発言する者あり)ありがとうございます。  静岡の第六区の選出でございまして、今回、いわゆる五増五減案では私も選挙区を直撃される一人でございます。国会に出てくる議員でございますので、当選選挙区がどういう事情でということは、きょうここに...全文を見る
○渡辺(周)委員 今残念ながらというふうにおっしゃいましたけれども、残念ながらと言ったって、これは偶然の産物で結果としてこうなったというんじゃなくて、二倍を超えないためにつくった法律で、これは人がやることですね。人工的につくられたものなんですよ、人がこう集まって。  今残念なが...全文を見る
○渡辺(周)委員 はっきり言って、今この後の質問にもちょっと関連しますけれども、一体どういう議論がされたかというのは全然わからないんですね。  例えば、二倍を結局超えてしまったということもそうなんです。  もう一つ、ここに「区割りの改定案の作成方針」、平成十三年九月に選挙区画...全文を見る
○渡辺(周)委員 知事さんには聞いたということでございます。しかし、正直言って、例えば私の選挙区をちょっと例に挙げます。今度の五増五減案でいくと、例えば駿東郡というところは分割される、田方郡というところも分割されるわけですね。片っ方で、ここに書いてあるとおりいけば、歴史的沿革ある...全文を見る
○渡辺(周)委員 例えば、その地域に来て、審議会の委員が当該する選挙区に来て、こことここの町は切っても切り離せないんだ、本当にそういうことまでしたのか。ただ、例えば知事さんを呼んで、話を一時間か二時間聞いて決めたのかということを言わざるを得ないわけですよ。なぜそういう議論の中身が...全文を見る
○渡辺(周)委員 しかし、これはほとんどの方が皆戸惑っている、当該する方々は。確かに、国会議員を選ぶ選挙だから、市会議員さんや町会議員さん、あるいは都道府県の地方議員を選ぶというのと違って、選挙区はどこでもいいじゃないか、どこで選ばれたかよりも国へ行って何をするかということが、こ...全文を見る
○渡辺(周)委員 審議会を設置することについては同意したんだと思いますよ。しかし、内容については、だから本当に、どこまで丁寧にやったかということなんですよ。何か知らない人が、どこか東京で集まってこんなものだろうとつくったんじゃないかという疑いだって持たざるを得ないような、地域に住...全文を見る
○渡辺(周)委員 そう言いますけれども、例えば田方郡なんというところは真っ二つに分断されるんですね。例えば田方郡の伊豆長岡町というところがありまして、伊豆長岡駅という私鉄の駅がありますけれども、そこは田方郡韮山町というところの地先なんですよ。  つまり、道路を挟んで向こう側で、...全文を見る
07月25日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。  きょうは参考人の皆様方、ありがとうございます。それでは、質問をさせていただきます。  この北朝鮮の問題というのがクローズアップされたのが、正直申し上げましてベールに包まれた国であった。そして、一部のジャーナリスト等は北朝鮮ウオッ...全文を見る
○渡辺(周)委員 済みません、お話ししたいことはたくさんあるのはやまやまで、残りはもう九分しかありませんので、端的に短くお答えください。  しかし、今お話があった、自由がない、それと食糧がないということですが、我々は、日本の国は食糧を援助しているんですね。このことは知っていまし...全文を見る
○渡辺(周)委員 そういう中で、我が国は何とかして日朝交渉をしようとして、扉をこじあけようとしてきたわけであります。しかし、残念ながら、それは一部の幹部のところにとどまることはあり、またやみ市に流れることはあっても、結果として、まさに直面する飢えをしのごうとしている方々のところへ...全文を見る
○渡辺(周)委員 もう一回ちょっと、私の質問は、瀋陽の大使館の、領事館の反応はもちろんなんですが、これから脱北者の対策をどうするか、つまり、摘発を恐れて中国の中に隠れている人がいるわけです。李さんは幸いにして二年間身を潜めることができましたけれども、その方々に対して我々は、韓国や...全文を見る
○渡辺(周)委員 実は、質疑時間が終了してしまいました。本当は杉嶋参考人に一つ伺いたかったわけですが、次の機会にぜひと思います。非常に短い二十分という時間でございます。お尋ねする時間がなくなりましたことをおわび申し上げます。  李さん、ありがとうございました。
09月20日第154回国会 衆議院 外務委員会 第27号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。もう時間がありませんので質問を進めたいと思いますが、今の同僚の金子委員の質問に続きます。  拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得ないと繰り返し述べられてきました。我々も当然そうでございます。これは日本国のコンセンサスであろうと思う...全文を見る
○渡辺(周)委員 そうしますと、例えば交渉の過程において、日本国籍を有する人間が北朝鮮の国内にどれぐらいいるのか、そういうのを全部出させなきゃいかぬと思うんですね。その方々がどういういきさつで北朝鮮に移り住んできたのか、あるいは帰国運動で日本人妻として帰ったのか、あるいは我々の知...全文を見る
○渡辺(周)委員 一日も早く行きたいという方もいれば、心の整理がつかないからまだかの国に行きたくないという方も当然御家族の中にはいらっしゃるんだと思います。そこの点については、拙速に、すぐにでも行けというふうに断言できるだけの思いはまだ私どもにもあるわけじゃございませんけれども、...全文を見る
○渡辺(周)委員 先ほどから便宜、便宜という言葉が出てくるんですが、そんなの当たり前のことなんです。日本人を拉致して連れていったのが北朝鮮でありまして、それを帰国させる便宜を図ってもいいとか、あるいは入国させる便宜を図ると言っていますけれども、便宜を図るというのはサービスをすると...全文を見る
○渡辺(周)委員 今のお答えの中で、金正日総書記の意思が反映されているとありますけれども、日本側の意思は反映されていないんですよ。拉致問題ということについては、先ほど来出ていますように全然書かれていない。そのことを考えますと、やはり我々の国として、共同宣言自体は、もう初めから、す...全文を見る
○渡辺(周)委員 終わります。
11月05日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。  それでは、質問をさせていただきます。  拉致問題の解決なくして日朝正常化はあり得ないと繰り返されております。前回の外務委員会での閉会中審査でも私質問しましたけれども、拉致問題の解決なくしてと。どの時点で拉致問題を解決したと判断す...全文を見る
○渡辺(周)委員 外務大臣、今お答えされた中に、今日本に帰ってきている五人の家族、当然のことながら、この人たちは被害者でございまして、罪なき人がある日突然暴力によって連れていかれたわけです、かの国に。そして、その家族が今国にいる、離れ離れにされている中で、五人の家族が帰ってきて自...全文を見る
○渡辺(周)委員 そうしますと、外務大臣、私が申し上げたのは、この五人の問題、今日本に帰ってきてふるさとにいる五人と、そしてその家族の問題の解決が拉致問題の解決ではないということは、当然のことながら日本政府は思っているということで認識をいたしました。  これは伝聞でございますけ...全文を見る
○渡辺(周)委員 それは当然、北朝鮮側が一回死亡と発表した、しかもその死亡されたという日時まで、死因まで特定したものを出しているわけですね。これを見ていけば、もうくどくど申し上げませんけれども、大体そんな時期に、そんな石炭によるストーブなんかを使っていたのか。あるいは水死したと言...全文を見る
○渡辺(周)委員 もちろん第一義的には北朝鮮と言いますが、一回もう発表したものを北朝鮮がもう一回持ち帰って、いや、実はあれはうそでした、捏造でしたということを言うとはとても信じられない。だとすると、この交渉はどんどん先に行くわけですね、向こうがもうその事実に変わりないと。  で...全文を見る
○渡辺(周)委員 今のお答えがお答えだと思うんです。特定の情報収集活動をしていたことが、当然のことながら、この方も既に書かれているんですよね、こうした問題の中で。  この方のちょっと身分のことを申し上げると、今日本政府の、この方の言い分をそのまま伝えますと、おっしゃっていること...全文を見る
○渡辺(周)委員 特定のプライバシーと申しますが、この方は、私は偽造パスポートを持っていることでもう出頭してもいいと言っているんですよ。呼ばれれば、国会に来て話をすると言っているんですよ。ですから、御本人が——もっと言ってしまえば、日本政府は偽造パスポートのままでも入国を認める、...全文を見る
○渡辺(周)委員 わかりました。決して納得してわかったわけじゃない。情報活動の性格上はそうなんですよ。でも、この方は、もうそれに対して守ってもらえないということで、ジャーナリストも集めてそこで自分の生い立ちから何から全部しゃべっているんですよ。つまり、情報提供者が国によって守られ...全文を見る
○渡辺(周)委員 となりますと、将来、日本に対して国連が、あるいは北朝鮮のディレクター、このWFPのリック・コルシーノという方らしいんですけれども、北朝鮮の過酷な冬、これについては、悲劇であるのは、一番危険にある人々がすべての重荷に耐えなくてはならないというようなことを言っていま...全文を見る
○渡辺(周)委員 私もそうだと思っているんです。私は、結論は出すべきでない、たとえ要請があっても。  確かに、飢えて亡くなる子供さんに対して、しかし我が国でなくても、これは世界のいろいろな国から、恐らくそういう状況になれば、世界食糧計画からの要請を受けて支援する国々も出てくるで...全文を見る
○渡辺(周)委員 では、先ほどの青山さんを初めとする問題につきましては、また別の機会に質問を続けさせていただきます。  終わります。
11月08日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。それでは、民主党の持ち時間の中で、末松委員に続きまして質問させていただきます。  今、インド洋での我が国の海上自衛隊の行動についての質疑がなされました。関連しまして、政府が今イージス艦の派遣を検討しているというように聞いているわけでご...全文を見る
○渡辺(周)委員 防衛庁長官、きょうですか、アメリカ側と何か協議をすることがございましたね。そのときに、今後の中で、米国の国防関係者と会ってそういう話が出るのではないかと一部報道もございますけれども、その点について、イージス艦を派遣するということについての長官としてのお考えはいか...全文を見る
○渡辺(周)委員 いろいろとバージョンアップして、今の現状のインド洋での自衛隊の活動、そのバージョンアップされたイージス艦が派遣されることには、与党の中にも慎重論があるということ、それから、私自身も現時点では時期尚早だと思うわけでございます。  今後、アメリカから例えばこういう...全文を見る
○渡辺(周)委員 この質問をまた今後したいとは思うんですけれども、イージス艦を派遣するということは、巷間いろいろ専門家から指摘されているように、私どももそう思うわけですが、今後、イラク攻撃が現実のものとなるであろう、そのときに歩調を合わせるようにしてイージスが派遣されることになれ...全文を見る
○渡辺(周)委員 それは、もしかして長官というお立場で今ここでお答えができづらいのかもしれませんが、少なくともあるものとして、対策を当然考えていなければいけないと思いますね。なければなかったで、イラク攻撃が回避されたということは非常に望ましいことでしょうし。  しかし、あった場...全文を見る
○渡辺(周)委員 つまり、そういうことがあった場合に対応できるということですか。
○渡辺(周)委員 とにかくその点については、我が国は不幸にもサリン事件というのがございまして、この事件によって、いかにこういうことが起きるかということが図らずも実証されたわけでございますので、近隣の国が、これは核開発の問題もございます、しかしBC兵器もまた所有をしているということ...全文を見る
○渡辺(周)委員 やはり実態論で考えなきゃいけないと思うんですね。第一義的にはどっちだとか、自分たちの主管ではないとか、そんな役所の縦割り的な物の言い方ではなくて、やはり実態論として、相手は破壊兵器を持ってきているわけでございますから、これに対して、やはり当然それに対応できるだけ...全文を見る
○渡辺(周)委員 ミサイルディフェンスについては、私ども安全保障委員会でことしワシントンへ行きまして、国防総省のミサイル防衛局ですか、行ってまいりました。そのときにもいろいろレクチャーを受けて、いろいろ資料もいただきました。実験の経過はまだ五〇%ぐらいの命中精度である、当然そのこ...全文を見る
11月11日第155回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第2号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。  それでは、質問に入らせていただきます。  このいわゆる有事法制三法案の中で、私どもがこれまでもずっと、本年議論をしてまいりました。その中でいわゆる武力攻撃のおそれという点でございますが、直近の例をちょっと挙げて考えますと、例えば...全文を見る
○渡辺(周)委員 今回の場合、いわゆる不審船ではなかったんです。国籍不明の漁船を装った船が我が国の領海内に入ってきた。しかし、この場合は、単なる密漁船なのか、あるいはほかの目的を持ってきたものなのかわからないけれども、ですから不審船だとされてきた。  ところが、今回は引き揚げて...全文を見る
○渡辺(周)委員 前回の安全保障委員会のときもやりました。実際、こちらは海上における取り締まりとしての海上保安庁、しかし相手は強力な殺傷兵器を持っているという非対称の存在になるわけであります。  きょうの最初の発言の中にもございましたけれども、武力攻撃事態以外の緊急事態について...全文を見る
○渡辺(周)委員 余り一般論ばかり議論をしていても、結局、仮定の話にはお答えをできないというような答弁が、一般論、一般論ということで議論されますから、私はあえて、これまであった、現実に日本の我が国に存在した脅威を例に挙げて、その場合どうするかということをお尋ねしたわけです。事実、...全文を見る
○渡辺(周)委員 今後具体的にということでございますが、いつごろまでをめどに、二年後をめどにされるのか、どうなんでしょうか。その点について、ある程度時期的なものは念頭に置いて考えていらっしゃるのですか。
○渡辺(周)委員 またこの議論はしますけれども、やはり国民保護の全容が明らかにならないと、これは正直言って、国民を国はどう守るのかあるいは自治体はどう守るのかというところが全く見えないまま事態対処の法案だけが進むということは、やはり国民の中に、権利と義務と言われますけれども、国民...全文を見る
○渡辺(周)委員 私自身は、やはり国民の権利と義務ということを考えれば、当然もし万々が一有事があった場合に我が国の政府が何をするのか、地方公共団体は何をするのか、あるいは指定公共団体は何をするのか。しかし、やはりまず言われなきゃいけないのは、武力攻撃に対する対応のみならず、まずは...全文を見る
○渡辺(周)委員 今、本人、関係者、家族などの安全に大きく影響を与えるというふうにおっしゃいました。つまり、事実だから答えられないということですね。
○渡辺(周)委員 もう既にこれだけ今までも報道されております。今回、ある意味では一般紙がはっきりと書いたわけですね。これはもう事実だというふうに我々も当然認識しているわけなんです。  この間、安全保障委員会で申し上げたあの青山健煕さんの例を挙げるまでもなく、既にもう、私は日本政...全文を見る
○渡辺(周)委員 意見交換をしているということですね。今、そう御指摘がありました。  金銭的な支援はしていらっしゃいますか。
○渡辺(周)委員 一部には、外務省から一千数百万円の基金に対する寄附があるんじゃないかというような指摘もありまして、これは調べますけれども、事実として、ないというふうに認めますね。意見交換はしたことがあるけれども、資金の、要は寄附等はしたことがないということですか。
○渡辺(周)委員 では、ないということで、これはもしまた新しい事実が出れば、この問題についてはまたやりますけれども。  じゃ、一般論として言います。  脱北者が北朝鮮から逃げ出してきて、いわゆる脱北者といいますが、この方々は中国国境にいると言われていますが、その方々に対する中...全文を見る
○渡辺(周)委員 それではもう一回お尋ねしますが、もしこの報道されたようなことが一般論として事実だった場合に、北朝鮮から中国に川を渡って逃げてきた、そして逃亡するチャンスを息を潜めて待っている、その方々が何らかの手によって第三国へ逃げる手だてを得られた場合に、この方々を日本に入国...全文を見る
○渡辺(周)委員 それでは質問を終わりますけれども、一言申し上げると、今回なぜこういうことが出てきたかというのは、私は、中国の公安当局に拘束された方に対する、やはり日本政府から何らかの関係があったんではないかと。その点についてはまた改めて事実確認をしますけれども、きょうはこれで終...全文を見る
12月05日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。  それでは、早速でございますが、広い意味での安全保障の中で大変重要な問題であります今回の社団法人日本外交協会の米支援、この点につきましてお尋ねをいたします。  この日本外交協会が、ある団体の要請によって、人道支援の名のもとに東京都...全文を見る
○渡辺(周)委員 そうしますと、これは外務省の委託を受けて、そして歴代の会長を見ますと、歴代の外務大臣が会長を務めていらっしゃる、あるいは経済団体のトップを務められた方が会長を務めていらっしゃる。これは大変な公益団体であります。  この団体が四十万食分、これを北朝鮮に送った。あ...全文を見る
○渡辺(周)委員 違う判断があったのではないか、当然そうですね。  これはまたここに書いてあるんですけれども、「外務省の意向を代弁する立場でもありませんし、外交政策に影響を及ぼす活動もしておりません。」というふうに言っているんです。しかしここに、この団体の事業の中身を見てみます...全文を見る
○渡辺(周)委員 ここに、これは読売新聞の十二月三日付の朝刊ですが、外務省が毎年機密費から十年以上、年三百万円から六百万円寄附していると。昨年度も、在外公館の設備メンテナンスで約二億円、外務省ホームページの海外安全情報の運営、六百四十万円などを同省から随意契約で受注。ことし四月、...全文を見る
○渡辺(周)委員 いいですか、私が言っているのは、一NGOだったら、これはそういう団体はありますよ。この間、私どもの党に来ていただいた、中国当局に拘束されて国外追放処分になった加藤さんという救援基金の事務局長さんの話も聞きました。この方が、北朝鮮内にあるみずからのネットワークで食...全文を見る
○渡辺(周)委員 いいですか、能力を持っていると言いますけれども、今日本の我が国がどういう北朝鮮と外交交渉をやっているか、わかっているわけですよ。外務省が国会で答弁している中で食糧援助は考えていないということを無視してこういうことをやる団体が、とてもじゃないけれども、そんなまとも...全文を見る
○渡辺(周)委員 では、もうまどろっこしいことを言わなくて結構ですから、要は今度やったらその団体はつぶすぞということですね。もう仕事も出さないよ、そういうことですね。ちゃんと答えてください。
○渡辺(周)委員 いいですか、外務省の認可した団体が外務省の意向に背いてやっているんですから、そのときは、今度やったらどうするんだということをしているんです。社会のルールによって存在しなくなるということは、要は認可団体としてこれはもう認めないということでいいんですか。そこだけ答え...全文を見る
○渡辺(周)委員 副大臣の答弁の方がまともなんですよ。一番すっと落ちるんですよ。  どうして大臣は、これは民間団体だと。民間団体だったらこんな大きな問題にならないんですよ、一NGOであれば。おかしいじゃないんですか、言っていることが。  その点について、やはりもうちょっとちゃ...全文を見る
○渡辺(周)委員 先ほどの副大臣の答弁で、とにかくそのときには関係を見直す、今度やったら許さないよということですね。それだけ確認して、最後、もう時間がありませんから次の質問に移りますが、とにかくやはり二元外交ですよ。  向こうの国からしてみれば、日本の外務省が判断したか、あるい...全文を見る
○渡辺(周)委員 ですから、これからどうされるかと。大臣、それでは端的に答えてください。もし今度こういう申し出があった場合に、通報があったときには、それはだめだと、やはりこれは政治判断しなきゃいけないわけですよ。そこのところだけ聞かせてください。
○渡辺(周)委員 その一般監督権の範囲内というのは何ですか。そこだけちゃんと言ってください。どうして答えられない。
○渡辺(周)委員 同じことばかり言わせて、私も申しわけないと思っているんです。だから、ちゃんと答えてくれればもう次の質問に移れるんですけれども。  片っ方では公益法人だと。いいですか、自分たちの説明で、この団体は、自分は公益法人だ、だけれども食糧支援は民間団体としてやったと使い...全文を見る
○渡辺(周)委員 もうとにかくこの問題は、今までやってきたことを本当に水の泡にするような今回の判断ですよ。ですから、これに対しては本当に、私どもじゃなくて大勢の方々が、やはり今これはこうするべきだということをあえて逆らってきた。しかもその見解の中には、何度も繰り返しますけれども、...全文を見る
○渡辺(周)委員 時間が参りましたので、ほかの質問をする時間がなくなりましたけれども、ぜひ外務省については、当初の方針どおりやはり毅然とした態度で北朝鮮との日朝交渉を進めていただきたい、そのためにも私どもも協力を惜しまないことを最後につけ加えまして、私の質問を終わります。
12月10日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。  きょう、こうした形で、北朝鮮問題の権威ある方々、また実際にフォラツェンさんは北朝鮮で西側の医師として、しかも自由に行動できるお立場の中で、ふだん知り得ないことを見てこられた。大変貴重な機会に恵まれましたこと、また、遠路お越しいただ...全文を見る
○渡辺(周)委員 ありがとうございました。  まさにそうした私たちの思いが届かない、先ほど平沢委員もおっしゃいましたけれども、結果的に本当に困っている人たちの栄養になるのならば、我々はやはりある程度の支援は必要だろう。しかし、それが全くモニタリングできない、そして先ほどお話があ...全文を見る
○渡辺(周)委員 私たちは、やはり北朝鮮という国が民主化しないと、いつまでたっても日本の脅威であり、極東の脅威であり、まさに非人道的国家を民主化させることがこの日朝交渉の先にあるわけでございます。  そこで、時間もありませんので最後に質問しますが、今中国の名前が挙がりました。し...全文を見る
○渡辺(周)委員 時間が来たので終わりますけれども、日本はもちろんでありますが、お国のドイツでも、ヨーロッパ全土でも、あるいは昨日まで行っていらっしゃったアメリカでも、ぜひこれは国際的な大きな問題として、拉致事件の問題、それから北朝鮮の非人道的国家を民主化させるために、どうぞ今後...全文を見る