愛知和男

あいちかずお



当選回数回

愛知和男の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○愛知委員 初めて質問をさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。  時間も限られておりますので、余り突っ込んだ質問をさせていただくこともできないかと存じますけれども、また、昨日の審議を通じまして、ある程度問題も出た面もございますので、重複を避けながら印紙税について...全文を見る
○愛知委員 それでは、今度の印紙税法の改正に当たりまして、伺うところによりますと、旅券に対する印紙課税というものを検討してこられたというふうに伺っておりますが、今回の改正案には盛り込まれなかったわけでございます。何か特別な理由があってそうなったのか、あるいは今後どうするおつもりで...全文を見る
○愛知委員 それでは次に、二十八日、一昨日ですか発表になりましたいろいろな経済指標なんかによりますと、たとえば鉱工業生産、これなんかも一月は全く横ばいであったというようなことですし、それから先行きの動向を占う製造工業の生産予測指数といったようなものも二月、三月と見通しは非常に停滞...全文を見る
○愛知委員 この印紙税法の改正というのもとどのつまりは、当面しております財政危機から何とか脱出しなければならないということで、税の増収を図っていかなければならないという点にその出発点があると考えるわけでございまして、ここで、印紙税法とちょっと離れますけれども、その財政再建という問...全文を見る
○愛知委員 私が御指摘申し上げたいのは、やはり国民的な合意といいますか、これをつくり上げていくということが大変大切なんではなかろうかと思うわけでございます。その点に関しまして、どうしてもその危機から脱出するためには、いずれの時期かに増税をしていくということも、方向としては必要なん...全文を見る
○愛知委員 同じ趣旨でもう一点お伺いをしたいのでございますが、現在の歳出は、前年度実績主義と申しますか、前の年度の実績に基づいてことしは何%伸びたというようなことをもとにして、いろいろ財源の配分をしているわけでございますけれども、特に、私は東北でございますが、財源の重点的な使い方...全文を見る
○愛知委員 実はこの財政危機の脱出の問題が大事な課題としてある一方、いま所得税の減税の問題が大変大きな議論になっているわけでございまして、その点につきましてちょっとお伺いをしたいと思いましたが、時間もなくなりましたので、ほかの場での討論に譲らしていただきまして、以上で私の質問を終...全文を見る
03月11日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○愛知分科員 私も初めて質問をさせていただきますので、農林大臣、お疲れのところ恐縮でございますが、よろしくお願い申し上げたいと存じます。  私は、二百海里漁業専管区域の指定の問題、大変世の中をにぎわしておりますが、これに関連して幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○愛知分科員 漁獲量の確保のために、大臣が先頭に立って強力な漁業外交を推進しておられますことに対して、大変心から敬意を表するものでございますが、この漁業外交につきまして、たとえば予算におきましても、五十二年度の予算の中には相当多くの予算が見込まれているわけでございます。その内容を...全文を見る
○愛知分科員 多少私ごとになるかもしれませんけれども、私の父が外務大臣をやらせていただきましたときに、沖繩返還交渉をやらせていただいたわけでございますが、父から聞いた話を覚えておりますのですが、まず、いま大臣がおっしゃいますように、大事な交渉事のときには国民的な合意が何よりも大切...全文を見る
○愛知分科員 大臣のいままでの御努力に重ねて敬意を表しますとともに、なお一層の御健闘をお祈り申し上げます。  ただいまの漁業外交の問題とちょっと外れるかもしれませんけれども、ソ連では、漁業省と言うだけに、漁業が一つの独立した行政機構になっているわけでございますが、日本の場合には...全文を見る
○愛知分科員 時間も余りございませんので、今度は多少細かい問題になりますが、水産加工業の問題につきましてちょっと幾つか御質問さしていただきたいと思います。  私どもの宮城県も大変水産加工業の盛んなところでございますが、水産加工業は、いろいろ歴史的な経緯があると思うのでございます...全文を見る
○愛知分科員 ぜひ前向きでよろしくお願い申し上げたいと存じます。  時間もそろそろでございます。最後に、いまの水産加工業の問題につきまして、私どもの宮城県も加工業が大変盛んなところでございまして、特にかまぼこなどは有名でもございますことは御承知のとおりでございます。その水産加工...全文を見る
○愛知分科員 来週からいよいよまたソ連を相手に厳しい交渉が始まるわけでございますけれども、最後に大臣及び関係の方々の御健闘をお祈りをいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月22日第80回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○愛知委員 私、国会に出さしていただきましてからまだ三カ月少々でもございますし、また、専門的に経済を勉強したわけでもございませんので、なかなか突っ込んだ議論はできかねるかと存じますけれども、きょうはひとつ素朴な発想をもとにして、大臣及び政府の考え方を聞かしていただきたいと思ってお...全文を見る
○愛知委員 ただいま大臣の御答弁の中に、業種別、企業別格差が大変激しくなったというようなお話がございましたが、同時に地域別格差も非常にあるような気がするわけでございまして、御承知のとおり、私は東北、仙台でございますが、仙台を中心にして、東北には大変不況感がいま強いわけでございます...全文を見る
○愛知委員 景気を今日まで引っ張ってきたのは輸出であった、輸出が非常に大きな役割りを果たしたというお話でございました。しかし、輸出はたまたまそうなったというような言い方もできるんじゃないかという気がするわけでございまして、政府の経済政策あるいは景気対策が積極的に功を奏してそういう...全文を見る
○愛知委員 大臣は当委員会での所信表明でも再三述べられておりますことに、「機動的な政策の展開」といいますか、「機に応じて適切な経済運営を進めてまいる所存」であると述べられていらっしゃいますけれども、この機に応じて適切なといいますか、機動的な経済運営、政策ということは具体的にはどん...全文を見る
○愛知委員 大臣おっしゃるように、診断が一番大切だということについては全く同感でございますが、その際、いまも申されましたが、いろいろな経済指標を、より正確な現状を把握するにふさわしいものにしていく、精度を上げていくということも大変大事なことだと私は思いますが、経済指標というのはや...全文を見る
○愛知委員 経済の動きをはだで感ずるという機会は、やはり民間の経済人との接触と申しますか、民間の経済人の経済に対する判断といったようなものを取り入れていく必要があるのではなかろうかと思うわけでございますが、そのようなことを具体的に行っておられるのかどうか、伺わせていただきたいと思...全文を見る
○愛知委員 民間経済人との接触をぜひ今後とももっともっと進めていただきたいと思います。とかく民間経済人とお役所との接触ということになりますと、経済人の大変えらい方だけにとどまってしまったり、ごく一部に片寄ってしまうという危険もなきにしもあらずだと率直に思うわけでございまして、これ...全文を見る
○愛知委員 この民間の設備投資をむしろ積極的に刺激するというお考えが現在あるかどうか。たとえばアメリカなんかでは投資税額控除というような制度があって、その率を引き上げるというようなことを検討されているようでございますけれども、現在民間の設備投資を刺激するような特に何か具体的な政策...全文を見る
○愛知委員 先ほど公定歩合のお話がちょっと出ましたが、大変お答えしにくいかもしれませんけれども、企業家心理を明るくさせる、民間設備投資を動かせるという一つの方法としては、公定歩合の引き下げというようなのがあるわけでございますが、いまの状況でそのような必要性があるかどうかというよう...全文を見る
○愛知委員 はい。
○愛知委員 先ほど来再三申し上げましたし、大臣もそういう御認識をお持ちでいらっしゃいますけれども、経済運営に対する機敏な対処というか、これが、生き物である経済を相手にしているわけでありますから、ことのほか重要だと思うわけでございまして、この経済運営に当たられる大臣にひとつそのこと...全文を見る
○愛知委員 特に東京の食費というのが世界でも有名なほど非常に高いと言われておるわけでありますが、これもまたある新聞の報道によりますと、いろいろほかの国、ロンドンとかボンとかモスクワなどのところで幾つかの食品をピックアップいたしまして価格を比較してみると、必ずしも東京が高くない、そ...全文を見る
○愛知委員 物価問題の中で、やはり一番焦点が食費であるということなんでございますが、多少意地の悪い質問になるかもしれませんけれども、先日、三月の五日から十四日でございますか、商業サービスセールというのをなさったわけでございますけれども、このことにつきましてちょっとお伺いをさせてい...全文を見る
○愛知委員 この商業サービスセールというのは食品ではないわけでございますか。
○愛知委員 この商業サービスセールのために、国民生活安定特別対策費の中から一億三千六百万ですか、支出をされたというふうに伺っておりますが、これをどういうふうにお使いになったのでしょうか。
○愛知委員 そうしますと、主として広告ということでございますと、生産手段とかあるいは流通とか、そういうようなものにはこのことで直接手を触れておられないわけでございますか。
○愛知委員 そうなりますと、値下げのムードづくりといったようなものが主な目的といいますか、ムードづくりがせいぜいのところだったような気がするのでございますが、ちょっと意地の悪い質問になるかもしれませんけれども、その効果があったかどうか。まだその判断ができかねるかもしれませんけれど...全文を見る
○愛知委員 昭和五十二年度の予算にも国民生活安定特別対策費というので三十億ですか、計上されているわけでございますが、同じようなことをまた来年もおやりになるおつもりかどうか、お聞かせいただきたい。
○愛知委員 私の率直な感想から申しまして、先ほど来申し上げておりますとおり、物価の一番の対象はやはり食費でもございますから、フードウイークの方はまだしも、今回のこのような企画というのは果たしてどうかなという感じがするわけでございまして、そのために、PR費として一億三千何がしという...全文を見る
○愛知委員 そのような指導をされている目的といいますのは、どういうところにあるのでしょうか。
○愛知委員 そのような規格をつくっておられる目的と申しますか、どうしてそういうものがなければならないかということをお聞かせいただきたいのです。
○愛知委員 私の地元でも野菜をつくっているところが大分あるわけでございますが、そういうところの農家の人たちから聞いた話で、その市場に出すために規格が非常にはっきりしていて、選別の作業が実に大変だというような苦情を私も聞いたことが何回かあります。  それと同時に、この間市場へ行き...全文を見る
○愛知委員 私の率直な感想は、少々行き過ぎなんではなかろうかというのが見学をさせていただいた率直な感想なんでございます。こういうような点はある意味ではまことに日本人らしい姿なのかもしれませんけれども、今後の物価対策を考える場合にも一つのポイントになるのじゃないかという気がするので...全文を見る
○愛知委員 そろそろ時間でもございますので結びにさせていただきたいと思うのでありますが、いま大臣がおっしゃいました消費者に対する啓蒙とか、いまのくだものをみがくというような行き過ぎとか、そういうようなものを適切に指導していくというのが私は物価対策の政策当局としての一番大事な課題で...全文を見る
04月20日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第22号
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○愛知委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、昭和五十一年分所得税の特別減税の実施のための財政処理の特別措置に関する法律案に賛成の意見を述べるものであります。  委員各位におかれましてはすでに御承知のとおり、過日の六党合意により、ただいまの特別減税法案に係る所要の財源措置につ...全文を見る
05月26日第80回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第16号
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○愛知委員 五月の末ともなりますと、お米の値段の問題がそろそろにぎわいを持ってくるわけでございますが、先日も実はわれわれ委員会が塩釜、仙台にお魚の値段の問題で調査に参りました。その際に消費者団体との懇談会があったわけでございますが、消費者の皆様方も、これからお米の値段がどうなるの...全文を見る
○愛知委員 いま日本人は一日平均何杯ぐらいの御飯を食べているのでしょうか。何か資料はございますか。
○愛知委員 そのうちのいわゆる御飯というのは、どれくらいだかわからないのですか。いわゆる主食である御飯としてどれくらい。
○愛知委員 五十一キロということになりますと、それは、ちょっと計算していただけますか、御飯にすると何杯ぐらいになるのでしょうか。
○愛知委員 そうしますと、これも計算すればわかるのかもわかりませんけれども、一日のいわゆる御飯代というのは、一人当たり幾らぐらいになりますでしょうか。
○愛知委員 そうすると、およそ一日に食べる御飯代として平均一人四十数円ということでございますが、この値段は、いわゆる家計の上で占めるウェートというのはどれくらいになっておりますでしょうか。
○愛知委員 この三%というのは、主食の家計におけるウェートでございますが、外国に比較してどの程度かというようなことがおわかりでございましょうか。
○愛知委員 日本人はだんだんお米を食べなくなってきているという話をよく聞くのでございますけれども、事実はどうなんでしょうか。
○愛知委員 最近は少しずつその減り方が減ってきたというお話でございますが、その傾向は今後はどんなふうになっていくだろうと見ておられますか。
○愛知委員 そのお米をだんだん日本人が食べなくなってきたということと、お米の値段が少しずつ上がってきているということの相関関係というものは、何かあるのでしょうか。
○愛知委員 御飯の値段が一杯十四円、一日四十二円ぐらいということになりますと、ほかの物価、たとえばいまコーヒーが一杯何百円もするような時代に比べて、大分安いのじゃないかという考え方というか議論もあるわけでございますが、長官はこの点どんなふうにお思いでいらっしゃいましょうか。
○愛知委員 一方、たとえばコーヒーはいよいよとなったら飲まなくたっていいんだということもございますが、お米に関しては、これは食わないわけにはいかないということもあるわけで、そういう点から言いますと、御飯の値段というものは、主食ということからいっても、ほかの物価とは違う次元で考えな...全文を見る
○愛知委員 さて、お米の値段の一般的なことを幾つかお伺いしたわけですが、ことしも消費者米価があるいは少し上がるかもしれないと報道などされております。そこで、この問題でちょっとお伺いしてみたいのですが、昨年は消費者米価が一〇・二%上がったわけでございますが、この米価の一〇・二%の値...全文を見る
○愛知委員 この〇・四%というのは、お米のウエートから機械的に計算した数字なんでしょうか、それとも、便乗値上げみたいなものがあったかどうかわかりませんけれども、そんなようなものも加味した寄与率なんでしょうか。
○愛知委員 その間接的な面というのは、ちょっとよく内容がわからないのですが、米価の値上げに伴う便乗値上げといったような事実が去年の場合にはあったでしょうか。
○愛知委員 便乗値上げ防止のために、食糧庁の方もそれなりの対策というものをやっておられるでしょうか。
○愛知委員 ことしも消費者米価が少し上がるのじゃないかと一般によく言われておりますが、それに伴う便乗値上げがないようにということで、いまから対策を考えておられますでしょうか。
○愛知委員 いま長官からまことに適切な御指摘があったと思うのでございますが、私は物価というものにおける心理的な要素というものはまことに大きなものがあると思うのでございます。何年か前のいわゆる狂乱物価のときにトイレットペーパーの買い占めが起こったというようなことも、その心理的な要素...全文を見る
○愛知委員 以上で質問を終わらしていただきます。
11月02日第82回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
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○愛知委員 きょうの新聞にも大分円高の問題が報道されておりまして、ついに二百五十円も割り、東京でも二百四十七円、ロンドンでは二百四十五円ですか、大変な騒ぎになっておりますが、経済担当大臣でいらっしゃいます長官も、何かとこの問題につきましては御心労も多かろうと存じますけれども、まず...全文を見る
○愛知委員 この円高の影響というものは大変いろんなところに次々と出ているわけでありますけれども、その一つに、日本のいまの景気を何とかして回復させなければならないという大変大きな課題を抱えているわけですが、そのために九月の初めに政府は総合経済対策を発表されたわけでございますけれども...全文を見る
○愛知委員 大変細かい御丁寧な御答弁をありがとうございました。  ただいま大臣のお話にもございましたように、政府としても大変この対策に苦慮して、いろいろと努力をしておられることはよくわかるのでございますけれども、いろいろ新聞報道などによりましても、一つ対策をとろうとすると必ずそ...全文を見る
○愛知委員 いま日本の経済で最も大きな課題は何と言っても景気の回復ということであると思います。先ほどもお尋ねをしたのでありますけれども、総合経済対策も、試算によりますと、今度の円高によって、たとえば二百五十円というのが定着いたしますと、その期待した効果が半減すると言われております...全文を見る
○愛知委員 計量的に判断するにはちょっと無理だというお話でございますけれども、いま挙げられた例として、タイミングがボーナス時期と重なったというような形、あるいはやり方がそういうものと一緒になったために把握しにくかったという御指摘でございますが、規模の問題としてはどうなんでしょうか...全文を見る
○愛知委員 財政当局のお考えでは、いま日本の財政状態が大変悪いということのために、主にそういう理由から、今後当面所得税減税は考えられないという方針を打ち出しておられるようでございますけれども、経済担当の大臣としまして、経済を何とかこの不況から回復させるという観点から、やはりこれか...全文を見る
○愛知委員 大変長期的な見通しとかたい決意が必要だというお話でございますが、こういうときこそ、あらゆる面でそれが大切な時期だと思うわけでございまして、見通しとかたい決意が必要だからなお実行が不可能だという方向ではなくて、ぜひともそういうような見通しなり決意を持っていただきたい、こ...全文を見る
○愛知委員 政策として非常に問題があるかもしれませんけれども、景気回復という目的から、卸売物価をむしろ意識的に積極的に引き上げていくというような政策をとるお考えはないでしょうか。
○愛知委員 残念ながら時間が来てしまいまして、きょうは、実は先日政府が発表されました国民生活白書について、大変興味のあるいろいろな指摘もありますし、お尋ねしてみたいところもいっぱいあったわけでございますが。当面円高が非常に問題になっておりますので、それに関した御質問をさせていただ...全文を見る
○愛知委員 どうもありがとうございました。