愛知和男

あいちかずお



当選回数回

愛知和男の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第120回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(愛知和男君) 沓脱議員から御質問のございました窒素酸化物対策、公害健康被害補償制度の問題についてお答えをいたします。  現行の二酸化窒素の環境基準は、昭和五十三年に、その時点までの最新の科学的知見を検討、評価した中央公害対策審議会の答申に基づき改定されたものであり、...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 渡辺議員から御質問のございました、ODAや企業の海外進出に伴う環境保全の問題などにつきましてお答えを申し上げます。  我が国のODAの実施並びに海外への企業進出に際し、現地の環境保全に配慮することは極めて重要でございます。そのため、政府といたしましては...全文を見る
02月04日第120回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○愛知国務大臣 お答えをいたします。  去る一月三十日と三十一日に、OECD環境大臣会議というのがかねてから予定をされておりました。この会議は、そもそも経済政策と環境政策の統合というテーマで、ことしは、これは五年に一度開かれる会議でございますが、そのようなテーマで開かれる予定で...全文を見る
02月05日第120回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○愛知国務大臣 環境庁長官及び地球環境問題担当大臣を拝命いたしました愛知和男でございます。  衆議院環境委員会の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  経済的、社会的に一体化しつつあるこの世界で、我が国は国際的地位にふさわしい責任と役割を担うことを求められており...全文を見る
02月07日第120回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○愛知国務大臣 お答えいたします。  私ども環境庁といたしましても、この条約に日本が加盟を、締結をすることはぜひ必要だ、このように考えておりまして、条約の締結は外務省がおやりになるわけでございますが、私としましても、ついせんだって直接外務大臣に、ぜひ促進方をお願いをした次第でご...全文を見る
02月14日第120回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○愛知国務大臣 お答えをいたします。  水島の重油流出事故の場合には約五万から六万バレル、それからエクソンのバルディーズ号の場合は二十六万バレル程度ということでございます。
○愛知国務大臣 お答えいたします。  この油除去作業した人員が約一万二千人、船その他で一千四百隻、こういうような大量の人なり何なりを出して、大体終わったように聞いておりますけれども……(嶋崎委員「終わってない」と呼ぶ)私どもの情報としては大体終わっていると。どこまでいきますとこ...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えいたします。  委員御指摘のとおり、この環境問題で国際社会に貢献するというのは、我が国にある意味では最もふさわしい貢献の分野だというふうに認識をいたしております。今度のこの湾岸の問題につきましては、御指摘のようにまだ戦闘行為が行われておりますので、なかなか...全文を見る
02月15日第120回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○愛知国務大臣 第百二十回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  我が国は、今や世界経済と深くかかわり合いながら高度な経済活動を営んでおり、国民一人一人の生活が地域のみならず地球の環...全文を見る
02月15日第120回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○愛知国務大臣 お答えいたします。  去る二月の五日と六日にジュネーブにおきましてUNEP、つまり国連環境計画主宰によります会議が開かれまして、湾岸原油流出に伴う環境影響に関する関係機関会議と申しますが、ここに我が環境庁からも、海洋汚染、野生生物などの専門家を派遣いたしまして、...全文を見る
02月18日第120回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号
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○国務大臣(愛知和男君) 最近のいろんな科学的な調査を集約いたしました、いわゆるIPCCと申します気候変動に関する政府間パネル、国連の機関でございますが、そこで出しました報告書によりますと、今後特段の対策を講じなかった場合には、地球全体の平均気温は二〇二五年までに摂氏約一度、来世...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 昨年十月に我が政府といたしまして地球温暖化防止行動計画を策定したわけでございますが、この計画に盛り込まれました対策は、今後二十年間を見通して実行可能な対策の全体像を示したものでございます。ことしはこの計画の初年ということで、環境庁及び関係省庁はもとより、...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 今般の原油の流出につきましては、地球環境の破壊、周辺諸国民の社会生活への悪影響といったようなあらゆる観点から大変憂慮すべき事態と私どもも認識をいたしております。  我が国といたしましても、国内でいろいろと過去苦い経験等があるわけでございますが、こういっ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 地球環境問題は人類の生存基盤にかかわる重大問題でございまして、あらゆる人種あるいは国境、思想、信条、文化、歴史、こういったようなものを乗り越えて人類が力を合わせてその解決に取り組んでいかなければならない課題であると認識いたしております。我が国は高度な経済...全文を見る
02月20日第120回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○国務大臣(愛知和男君) 第百二十回国会における参議院環境特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  我が国は、今や世界経済と深くかかわり合いながら高度な経済活動を営んでおり、国民一人一人の生活が地域のみ...全文を見る
02月21日第120回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○愛知国務大臣 お答えをいたします。  環境庁として一時、今先生御指摘のようないわば理念をうたった法案を準備しようとした時期もあるわけでございますが、政府部内の調整あるいは立法技術上の点から申しまして、結論としまして独自の理念の法案を提出するということはせずに、ただいま通産省か...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  環境庁という役所はいわゆる総合調整官庁という役割でございますので、そういう立場から、独自の法律を出すということは立法技術上からいいましてもなかなか難しい面がある、こういうことでございまして、環境庁のこの問題意識、つまり今日のこの大量消費、...全文を見る
○愛知国務大臣 関係省庁との連携を十分密にして、環境庁としての役割を十分果たしていく決意でございます。
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  今局長からお答えを申し上げましたけれども、環境庁の役割というのは総合調整官庁という役割がございまして、そこで計画というものを仮につくったといたしましても、その裏づけといいましょうか、それを実施する部分がなければ絵にかいたもちになってしまう...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  委員御指摘のとおり、日本の社会を環境保全型社会に変えるということはなかなか大変なことでございまして、それぞれまた痛みを伴うところもございますし、負担もあるわけでございますが、国民が、全員がその負担をそれぞれの立場で負担をしていくというよう...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  この原油流出の事態、私どもも大変これを憂慮しておるわけでございますが、総理が本会議でも御答弁申し上げましたけれども、我が国の国内での海洋汚染とこれに対応したというその経験を生かして、この問題に対して国際機関との協調あるいはアメリカなどとの...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えいたします。  地球環境分野における技術の発展途上国への移転を図るということが大変大事な課題でございまして、その意味でこの環境保全技術の移転を国際的に促進することを目的といたしましたUNEPの施設を日本に誘致をしたい、こういうことで外務省あるいは関係自治体...全文を見る
02月22日第120回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○愛知国務大臣 お答えをいたします。  湾岸危機対策本部ができましたとき、当初の目的が邦人の保護とかあるいは開戦当初に緊急に必要となる最低限の対策を立てるために内閣にこの本部を設ける、こういうようなことで、当時、いわゆる原油の流出などという事態が起きるとは予想できなかったような...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  油流出の現状がどうかということについては、特にそれを質問するつもりはないというお話でございましたが、ちょっとお触れになりましたので、私が聞いておりますことを申し上げますと、あの調査は飛行機の上から海面にどの程度油が広がっているかというのを...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  委員、まことに適切な御指摘をいただいた、また、私に対しましても御激励をいただいたと思っておりますが、御指摘のとおり、環境の破壊というのは資源の枯渇を生み、それが貧困を生み、さらにはそれから環境難民などが発生する、こういうことになり、結局平...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  委員御指摘のとおり、発展途上国の環境問題というのは、いわゆる開発と環境問題という大きなテーマでございまして、実は、先ほど例として中国のことをお出しになりましたが、たまたま昨日、今中国の環境保護局の、日本の環境庁に当たるお役所だそうでござい...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  閣議決定に基づく環境アセスメントは、国として必要と考える対象事業に対して、現在得られている科学的知見をもとに実施されておりまして、相当の実効性があると考えております。そういう意味で、昭和五十九年八月の閣議決定については、その適正かつ円滑な...全文を見る
○愛知国務大臣 ほかの国の例は今申し上げましたとおりでございますが、比べまして、日本は日本らしいやり方をやっている、こういうことで、これは昭和五十九年からのことで、まだそれほど長い年月がたっておりません。現在のところ、これが非常にうまく機能していると認識をいたしてはおりますけれど...全文を見る
○愛知国務大臣 ただいままでの委員の御質疑の中で、私もいろいろなことを勉強させていただきました。時代が変化をしている面もございます。そういう点で、新しい手法なども開発をしていかなければいけないという話も先ほど申しました。目下のところ、現在のこのやり方で不都合がないと思ってはおりま...全文を見る
○愛知国務大臣 委員御指摘のとおり、ペルシャ湾における原油の流出というのは、地球環境への破壊あるいは周辺の国民の社会生活に悪影響を与えるとか、まことに数々の問題を提起いたしておりまして、大変憂慮しておるわけであります。  私どもといたしまして今日までとってまいりました対応の概略...全文を見る
○愛知国務大臣 環境保全型社会づくりという大きな理想実現のためには、国民が一致、一丸となって協力体制を組んで取り組んでいかなければなかなか達成できないまことに大きな課題である、このように考えておりまして、国民各界各層の理解と御協力を得ながら環境行政を進めていく必要がある、そのよう...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  新月ダム、気仙沼の件に関しましては、私は特に発言をいたしておりませんで、何かのお間違いではなかろうかと思っております。  それから、長良川の問題に関しましては、私は特に後退発言をしたつもりはございませんで、前の長官が出されました見解に沿...全文を見る
○愛知国務大臣 情報公開の話というのはまことに、民主主義のこういう社会体制の中で大変大事な点だと思っております。  私の個人的な話ですが、友人にも一生懸命その問題に取り組んでいる人物がおりまして、私もかなり洗脳されている一人でございますが、なお個人的な立場からも努力してまいりた...全文を見る
○愛知国務大臣 今先生御指摘のとおり、人間が生活をしておりますと必ずごみが出る。しかしながら、我々の今の生活を振り返ってみた場合に、必要以上のごみを出している生活をしているのではないかということに反省を求められている時代ではなかろうか、こういうことで、ライフスタイルを見直すという...全文を見る
○愛知国務大臣 地球の温暖化の問題、あるいはオゾン層、熱帯林、それから越境移動の話、その他にもあると思いますが、いずれにいたしましても、いわゆる国境なり、それから人種と申しますか、あるいは文化、歴史あるいは思想、信条、イデオロギー、あらゆるものを超えた課題でございまして、それこそ...全文を見る
○愛知国務大臣 委員御指摘のとおりだと私も思っております。我が国が長年培ってまいりました公害対策等の環境保全技術あるいはその経験を移転をする、そして発展途上国の環境対策を初め、地球環境保全に大きな役割を果たしていくことが必要である、こう思います。  具体的には、環境庁では国際協...全文を見る
○愛知国務大臣 地球環境保全に関する国際条約、いろいろあるわけでありますが、その条約が実効性を発揮するためにも少しでも多くの国が加盟をすることが大事だというのは、委員おっしゃるとおりでございまして、こういう国際条約ができました場合にそれを日本としても率先して批准しなきゃなりません...全文を見る
○愛知国務大臣 湾岸の原油流出が明らかになりました一月の末、それから間を置かずに一月の二十八日でございますが、環境庁の中にプロジェクトチームをつくりまして、この問題についての対応を図ってまいりました。  また、政府に湾岸危機対策本部というのが実は湾岸の問題が起きましたときに設置...全文を見る
○愛知国務大臣 若干私の個人的なことから申し上げますと、せんだってテレビを見ておりましたら、あれはイギリスでしょうか、どこかのボランティアの人があそこへ行きまして、油まみれになりました野鳥を、えさを与えたり油をふいたりしている行動がテレビに映っておりました。私大変感銘を受けまして...全文を見る
○愛知国務大臣 後段の下水の問題でございますが、たまたまきょうの閣議におきまして、平成三年度から七年度に向けての第七次下水道整備五カ年計画が閣議了解をされました。その際、閣議の場で私から特に発言を求めまして、東京湾等の総量規制区域、生活排水対策重点地域、あるいは指定湖沼の指定地域...全文を見る
○愛知国務大臣 昨年十月に地球環境保全関係閣僚会議で、地球温暖化防止行動計画というものを決定いたしまして、この内容は、CO2の排出量を二〇〇〇年までに一九九〇年のレベルで安定化させるという目標を立てたわけでございますが、この行動計画を実施に移すために、いろいろと今関係方面で体制づ...全文を見る
○愛知国務大臣 リサイクル法案に関しまして、御指摘のように、基本法といいましょうか理念をうたった法律をつくるべきであったということに関しましては、実は私どももそのようなことを考えた時期もあるわけでございますが、法制局その他法律の専門家によりますと、ただ理念だけの法律というのはなか...全文を見る
○愛知国務大臣 私もこのアンケートを拝見をいたしまして、かなり不安を感じていらっしゃる方があるんだなということは印象として受けました。しかし、私は個人的にもこの治水の問題につきましては余りよく判断をするだけの知識を持ち合わせておりませんので申し上げられませんが、また、環境庁という...全文を見る
○愛知国務大臣 長良川が、環境の立場から非常にいい環境を持った川であるという認識は持っておりますが、この長良川の環境が破壊をされないようにした上でこの工事が進められるべきだ、そういうことで前長官と当時の建設大臣とが話し合いをされまして、前環境庁長官の見解というのが出ているわけであ...全文を見る
○愛知国務大臣 私が就任しましてから、もう既に地元からの、あるいはそれ以外の方々からの御訪問を受けましてお話を聞かせていただきました。事実、現地を視察をするかどうかということにつきましては、まだ国会がこのような状況でございますのでちょっとスケジュールを立てる段階ではございませんが...全文を見る
○愛知国務大臣 私の立場からはリゾート開発と環境保全という視点でございまして、そういう視点から問題が起こらないように、今後とも適切に対処してまいりたいと考えます。
○愛知国務大臣 私も今初めて聞かせていただいたこともいっぱいございますので、よく調べて、今後きちんと対応してまいりたいと思います。
○愛知国務大臣 今官房長からお答えを申し上げたとおりでございますが、率直に言いまして私も実はよく承知をしておりませんで、環境庁がこのことをやるんじゃないのと言ったら、いや、法律でかくかくしかじかで、こうなっていますということで、初めてその辺の仕切りの仕方を勉強したわけでございます...全文を見る
○愛知国務大臣 私も委員が感じておられますお気持ちと全く同感でございまして、できることなら私自身が飛んでまいりまして現地を視察するなり、あるいは何かできないか、飛んでいきたい気持ちでいっぱいでございます。  実際問題として国会もございますし、なかなかそれもかなわないわけでござい...全文を見る
○愛知国務大臣 水俣病に関しましては、国としましても、この早期解決に向けて努力をすべき大変大事な課題であると認識をいたしております。ただ、訴訟に関しましては、国の行政のあり方の根幹にもかかわる問題でございますので、裁判所の判決をいただいた上で判断していくものと考えておりまして、現...全文を見る
○愛知国務大臣 先生の御見識に深く感銘を受けます。  まだ私は就任しまして二カ月でございますが、発言あるいは行動等につきましても十分責任を持って、これからも行動してまいりたいと思います。
02月22日第120回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○愛知国務大臣 お答えをいたします。  ただいま建設大臣からお話もございましたが、環境庁といたしましては昨年末の環境庁長官の見解に基づきまして、長良川河口ぜき設置に伴う水質や自然環境への影響に関する追加的な調査検討の内容について建設省と協議を進めておるところでございまして、この...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えいたします。  閣議決定に基づく環境アセスメントにつきましては、御指摘のように、主務大臣より意見を求められれば、環境庁は必要に応じて意見を述べることになっておるわけではございますが、意見を求められなかった場合におきましても、主務大臣から環境影響評価書は環境...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  国といたしましても水俣病の早期解決に向けて努力をすべきものという認識は強く持っておりますが、訴訟の問題につきましては、これは国の行政のあり方の根幹にもかかわる問題でございまして、裁判所の判決をいただいた上で判断していくべきものと考えており...全文を見る
○愛知国務大臣 再度のお尋ねでございますが、先ほども申し上げましたけれども、国の行政のあり方の根幹にもかかわる問題でございますので、裁判所の判決をいただいた上で判断をしていく、したがいまして、現時点で和解勧告に応ずることは困難である、こういうふうに申し上げざるを得ないのでございま...全文を見る
02月26日第120回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○愛知国務大臣 環境庁の立場からお答えをさせていただきます。  原油の流出に加わりまして、今度油井等の大規模な炎上という事態が起きたわけでございますが、これに伴って発生する大量の硫黄酸化物あるいは窒素酸化物あるいはさらにばい煙、こういったようなものの影響で、酸性雨あるいは気温の...全文を見る
03月06日第120回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○愛知国務大臣 お答えをいたします。  リサイクルの促進は、平成元年の六月に実は地球環境保全関係閣僚会議で申し合わせました、地球環境への負荷がより少ない経済社会活動を目指すとの地球環境保全施策の基本的方向を具体化するものと認識をいたしております。また、昨年の十月に政府として決定...全文を見る
○愛知国務大臣 リサイクル社会のあるべき姿についてどう考えていくかという御趣旨の御質問だと思いますが、リサイクルの促進というのは、大量消費、大量廃棄によって有限な地球の環境資源を浪費し、環境問題を引き起こしている現在の社会経済のあり方を見直しまして、環境保全型社会を形成していくた...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをさせていただきます。  一月の末に私も、日帰りでございましたが出席をしてまいりましたOECDの環境大臣会合がございましたが、この会合におきまして、環境と経済の統合を図るための今後の環境政策といたしまして、ただいまお述べになりましたようないわゆる経済的手段...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  「国民経済の健全な発展」ということの内容でございますが、私どもといたしましては、リサイクルを促進して我が国の経済社会を環境保全型のものに変えていくということは、有限な地球の資源のもとで、将来にわたり健康で文化的な生活を営み、生活の向上を図...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えをいたします。  先ほどお答え申し上げましたとおり、「国民経済の健全な発展」というのが環境保全も全部総合いたしました内容、こういうことでございまして、その前に「環境の保全に資するため、」とわざわざ入れましたのは、それをより明確にするというような意味で入れた...全文を見る
○愛知国務大臣 私どもといたしましては、この「国民経済の健全な発展」という内容の中に、先ほど申し上げましたとおり、環境保全型社会というものも含まれると思っておりますが、この「環境の保全」ということを明記したことによりまして、それをさらに確認したと申しますか強調しておるわけで、私と...全文を見る
○愛知国務大臣 最近の世の中、この環境保全型社会に変えていかなければならないという認識は産業界でも大変高まってまいりまして、最近では、私、よく例として申し上げているのでございますが、ことしの年頭にあたっての主な企業の社長さんの年頭のごあいさつなどを新聞報道で見ますと、ほとんどの社...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えを申し上げます。  先ほど局長が御答弁を申し上げましたが、リサイクルの促進につきましては、この今回の法律だけですべて目的を達するということではなくて、こういう制度面以外にも、いろいろな教育、あるいはその他環境庁として地域環境保全基金などを造成してみたり、い...全文を見る
○愛知国務大臣 私どもといたしましては、地域の実情に応じて適切な対策ができるものと理解をいたしております。
○愛知国務大臣 環境庁は環境保全に関する総合調整官庁という役割でございますが、環境政策の基本的な方向を提唱し、その実現に向けて各省庁に働きかけをして、その協力を得て実現をしていくという役割と認識をいたしております。そのような意味で、この法律案におきまして環境庁長官がリサイクル推進...全文を見る
○愛知国務大臣 商工委員でいらっしゃいます小岩井先生から、環境の問題に重点を置いて御質疑をいただきました。大変感謝をいたしております。  先ほどもちょっと申し上げましたけれども、世の中が大変大きく変化をいたしてまいりまして、やはり産業界、経済界におきましてもこの環境問題を避けて...全文を見る
○愛知国務大臣 御指摘のとおり、この条約の批准は大変大事なことと認識いたしております。実際その作業は外務省でやっていただくわけでございますが、外務大臣にも直接お願いをいたしました。外務省のいろいろな、物理的な人の問題とかなかなかすぐには対応が困難という面もあるようでございますが、...全文を見る
○愛知国務大臣 先ほども答弁申し上げましたが、最近では企業活動を行う際に環境保全を常に念頭に置くことが必要であるという認識が非常に広まってまいったと思っております。環境庁といたしましては、環境に優しい企業活動がなお一層促進されますように、エコマークの普及を初めといたしまして環境と...全文を見る
○愛知国務大臣 お述べになりました具体的な案件につきまして関係方面と十分協議をして適切に対応してまいりたいと思います。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○愛知国務大臣 平成三年度の環境庁関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。  平成三年度総理府所管一般会計歳出予算要求額のうち、環境庁予算要求額は五百三十八億二千三百七十四万円であり、これを前年度の当初予算額四百九十六億八千四百二十二万円と比較すると、四十一億三千九百...全文を見る
○愛知国務大臣 御指摘のように、環境行政には課題が山積をいたしております。特に社会経済活動の高度化に伴いまして、国民一人一人の生活が環境問題と深くかかわっていると認識をいたしております。  内外ということでございますが、国内的には、例えば大都市における窒素酸化物による大気汚染、...全文を見る
○愛知国務大臣 手賀沼が十六年間ワーストワンだということでございますが、私どもといたしましても、大変これは残念なことだと思いまして、いろいろ施策を講じているわけでございます。しかし、一つの望みは、ワーストワンではあっても、この間の著しい改善の跡が見られるということでございまして、...全文を見る
○愛知国務大臣 環境庁ができましてことしで二十年ということで、まだ大変若い役所でございますのが一つ、またその性格、位置づけが総合調整官庁という位置づけでございます。  そういったようなこと等々がございまして、ほかの省庁とは役割が多少違っておるということもございまして、私どもも正...全文を見る
○愛知国務大臣 ただいま官房長からお答えを申し上げましたけれども、環境庁の問題というよりも行政全体のあり方、こういうことになりましょうから、簡単に解決ができることとは思いませんが、私、ほかの国の状況がどうなっているかということで興味を持ちまして、先刻イギリスの大臣に会う機会がござ...全文を見る
○愛知国務大臣 他省庁と環境庁との関係、過去はなかなかしっくりいかないといいましょうか、時には対立をするような関係にあった時期もあったようでございますが、最近では他省庁の認識も大幅に変わってまいりまして、むしろ積極的に環境庁の意見を求めてくる、あるいは環境庁と一緒になって住民なり...全文を見る
○愛知国務大臣 沢田委員、初当選のときに御一緒で、大蔵委員会で御一緒させていただきました。その御縁もありましてでしょうか、御激励をいただきまして大変感謝を申し上げております。  それはそれといたしまして、環境庁の二十年の歴史、最初は公害防止というところからスタートした。公害を出...全文を見る
○愛知国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、環境庁も二十年というまだ若い役所であり、過去の役割が役割でございましたことから、まだまだ不十分な点があるかもしれません。また、環境庁二十年の歴史の中で、従来はほかの役所からの出向といいましょうか、人の面でもそういう寄せ集め的...全文を見る
○愛知国務大臣 大変適切な御指摘をいただきまして、大変ありがとうございました。  これを機会にまたさらに気持ちを新たに取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
○愛知国務大臣 人と野生生物の共存を図っていくということは、自然保護行政の基本原則だ、このように認識しております。また、今お触れになりました教育、人づくりという点から申しましても、これは極めて大切なことだ、このように認識しております。  実は昨日もこの国会周辺に鳥の巣箱をこの近...全文を見る
○愛知国務大臣 御指摘のように、出てからでは遅いわけでございまして、未然に防止するということでモニタリングの体制をより強化し、関係省庁ともあるいは地方自治体等々の御協力をいただきながら万全を期してまいりたいと考えます。
○愛知国務大臣 江田委員とは今お話のとおり、グローブなどを通じて御一緒に勉強させていただいてまいりました。日ごろ江田委員の御見識に対しまして私も大変尊敬申し上げておるわけでございますが、きょうも大変高い見識からのお話がございまして大変ありがとうございました。また御激励もいただきま...全文を見る
○愛知国務大臣 御指摘のように、ゴルフ場の建設は、大規模な自然の改変を伴いますし、また農薬による水質汚濁も心配されておりますので、環境へ悪影響が生じないよう十分な配慮が必要であると認識をいたしております。  環境庁では、昨年の五月にゴルフ場使用農薬に係る暫定指導指針というものを...全文を見る
○愛知国務大臣 我が国の国立公園と申しますのは、民有地を含めて土地の所有形態にかかわりなく指定できるというものでございまして、多目的な土地利用を前提として存在しているということでございます。こうした中で、自然景観の保護と土地所有権等の財産権の尊重との調整をどう図るかなどの観点から...全文を見る
○愛知国務大臣 先生の御指摘の点は、確かに説得力のある話でございまして、私どもとしましても、御趣旨をよく踏まえまして、制度として法的な規制をするということは、先ほど申し上げましたような観点から無理ではございますが、指導指針というものをさらに強化するなどいたしまして、その趣旨が生か...全文を見る
○愛知国務大臣 この地球温暖化防止行動計画を政府として決定するまでにいろいろな経緯があったと聞いておりますが、その段階で、ただいま局長からも答弁申し上げましたけれども、エネルギーの長期需給見通し等も一部見直し、政府全体として整合性がとれたものとしてこの行動計画をつくったと私は聞い...全文を見る
○愛知国務大臣 先生御指摘のとおり地球環境問題と申しますのは、国境、あるいはその背景にあります歴史とか文化とか人種とかあらゆるものを乗り越えて、一体となって取り組んでいかなければならない課題である、御指摘のとおりだと思います。  我が国では、公害防止等の分野でいろいろな経験をい...全文を見る
○愛知国務大臣 悪か善かという割り切りから言えば、これはよくないことだ、悪と言っては言い過ぎかもしれませんけれども、とにかく防止しなければならない、こういう認識をもとにしまして対応しているところでございます。
○愛知国務大臣 今回のイラクの行為であのような環境破壊が行われましてまことに遺憾であると思うわけでございまして、こういうことが再び起こされないように、国際社会で何らかの意思の確認をしておく必要があるのではないか、こういうことでございまして、いろいろな機会にいろいろな国々あるいは立...全文を見る
○愛知国務大臣 諏訪湖の湖沼水質保全計画は平成四年度に見直されることになっております。先ほど御論議がございましたが、この策定に当たりましては、県の公害対策審議会において科学技術的な観点からの審議を了して、また必要に応じて学識経験者等より成る専門的な委員会を設けて検討が行われるもの...全文を見る
○愛知国務大臣 御要望として伺っておきたいと思います。
○愛知国務大臣 総合保養地域整備法、いわゆるリゾート法でございますが、これに基づくリゾート開発につきましては、良好な自然環境を生かすべきリゾート地の整備が環境破壊につながらないよう、その実施に当たり、自然環境の保全を初めとして環境の保全に十分配慮する必要があると考えております。 ...全文を見る
○愛知国務大臣 今先生御指摘のとおり、この湾岸の環境問題につきましては、私どもといたしましても極めて憂慮すべき事態と認識をいたしております。あの事態が発生しましてから今日まで、環境庁の中にプロジェクトチームを設置いたしましたりあるいは私自身がOECDの環境大臣会議へ、日帰りでござ...全文を見る
○愛知国務大臣 先生御指摘のとおり、日本が世界に貢献する分野で、この環境という切り口は大変日本にふさわしい切り口だと思いますし、日本の評価を高めていくという点でも大いにやるべき分野だと思っております。  今局長からもお答え申し上げましたが、実際、具体策につきましてはこれからでご...全文を見る
○愛知国務大臣 琵琶湖の水質改善を図っていくためには、滋賀県はもとよりでございますが、関係機関等が一丸となって各般の対策の充実に努めていく必要があると思います。  湖沼水質保全計画はことしをもって見直すということになりますので、この機会に環境庁といたしましても、各種の水質保全事...全文を見る
○愛知国務大臣 東京湾につきましては、首都圏における限られた貴重な水面及び空間でありまして、かけがえのない自然環境であるという認識でございます。  しかし、残念ながら東京湾地域につきましては、依然として赤潮とか青潮が発生するなど水質保全上の課題を抱えている上に、各種プロジェクト...全文を見る
○愛知国務大臣 先生御指摘の点は私どももよく理解できるところも非常に多うございまして、環境庁のいろいろな意味での力をもっとつけなければいけないということは日ごろ私どもも痛感しているところでございますが、行政全体の中での役割をどうするかということにつきましてはなかなか簡単にいく話で...全文を見る
○愛知国務大臣 水俣病問題は我が国の公害問題の原点であるという御認識を先生お述べになりましたが、私どももその認識は同じくしているつもりでございまして、今日におきましても環境行政の重要課題の一つとして認識をいたしております。  国といたしましても水俣病問題の早期解決に向けて努力を...全文を見る
○愛知国務大臣 先生のこの問題を早く解決したいというお気持ちがほとばしり出るようなお話を聞かせていただきまして、非常に感銘を受けております。また、患者の皆様方あるいは県、長い間この問題に取り組んでこられた方々の御心情などもよく理解ができるところでございますが、しかしながら、この問...全文を見る
03月20日第120回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(愛知和男君) お答えをいたします。  今先生御指摘のとおり、大気の汚染は非常に心配をされるところでございます。まず現状がどうなっているか、調査団を派遣いたしました。昨夜遅く帰ってまいりまして、まだ最終的な報告はできておりませんが、その団長を務めました環境庁の地球環境...全文を見る
03月25日第120回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(愛知和男君) お答えをいたします。  委員御指摘のとおり、先ほど総理からも御答弁がございましたが、去る八日から十九日まで政府の環境調査団を派遣いたしました。現在その調査結果を踏まえまして検討いたしているわけでございます。専門家の派遣あるいは調査研究等の協力をどのよう...全文を見る
03月27日第120回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○愛知国務大臣 お答えをいたします。  御指摘のとおり、私ども政府の調査団はクウェートには入らなかったわけでございますが、クウェートを上空から、機上から調査をしたという段階でございます。その段階でも、先生御指摘のようにあの辺の地域は大変だということでございまして、この地域に対す...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えいたします。  国連環境計画、UNEPを中心といたします湾岸環境の調査、アセスメントの実施、またこれに基づく行動計画の策定に関する緊急行動提案が三月の十五日に関係国際機関会議において了承されたところでございまして、我が国といたしましても、この提案を実施する...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えいたします。  この点につきましては、先方サウジアラビア政府との折衝は外務省がやっていただくことではございますが、私ども環境庁といたしましては、専門家の派遣、人員の派遣につきましては私どもで派遣をさしていただくということで目下準備をいたしておりまして、先ほ...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えいたします。  一次災害、二次災害、定義が私よくわからない面がございますが、直接戦闘行為で出た災害ではなくて、フセインがやりました行為というのは、原油を流出させたり、それから、あれだけ油井に火をつけたり、何でああいう行為をしたかということは私ども理解できな...全文を見る
03月29日第120回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(愛知和男君) お答えいたします。  御承知のとおり、政府の環境調査団は三月八日から十九日にかけましてサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦を訪問いたしました。現地の大気汚染や海洋等の状況を調査するとともに、関係機関からの現地のニーズを聞いてまいったわけでございま...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 環境の問題につきまして世界に貢献するということは我が国の国際貢献策の中でも大変重要な部分である、このように考えておりますので、御指摘のような点につきまして適宜そういうことも考えてまいりたいと思います。  また同時に、この環境問題の取り組みに当たりまして...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先ほども申し上げましたけれども、環境の部分で世界に貢献するということは大変大切なことだと思いますので、私どもとしても積極的に取り組んでまいりたいと思います。  ただし、常設のあれをつくるかということに関しましては、人選その他の問題がございますから検討を...全文を見る
04月01日第120回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(愛知和男君) お答えをいたします。  地球環境問題や、このたびの湾岸危機におけるような環境危機への対処につきましては、各国のこの面の取り組みの強化のみならず、国連等の国際機関を通じて各国の対応を調整し、あるいは国際的な枠組みにより総合的で効果的な対策を講ずることが必...全文を見る
04月03日第120回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(愛知和男君) 総理と全く同じ見解でございます。  なお、環境保全という点から農業が大変重要な役割を果たしている、このように認識をいたしております。
04月09日第120回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○国務大臣(愛知和男君) 環境行政には多くの課題が山積をいたしております。特に社会経済活動の高度化に伴いまして、国民一人一人の生活が地球環境あるいは地域環境と大きなかかわり合いを持つに至っておりまして、「地球規模で考え、地域から行動を」と、こういうキャッチフレーズを立てまして、私...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先ほど予算全体の問題につきまして官房長お答え申し上げました。私も、率直に言いまして環境庁の予算が十分だとはとても思っておりません。先ほど官房長、前の予算に比較して今度は非常に伸びたと。これは事実そのとおりでありまして、事務当局が非常に頑張って前の予算に比...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 今回のこのいわゆるリサイクル法をまとめ上げる過程でいろいろ政府の中で協議をいたしました経緯、今局長申し上げましたとおりでございます。したがいまして、そういう中ででき上がったいわば妥協の産物という側面もなきにしもあらずでございますが、しかしとにかくこういっ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 委員御指摘のとおり、環境問題につきましても、従来のような公害防止と公害の発生源に対する対応というようなことから非常に大きくなってきて、環境行政の役割というものが大きく変わってきたのではないかということは、まさに私どももそのような認識を持っております。そう...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) いろいろと大変有意義な御提案をいただきましてありがとうございました。  基本的には私もそういうことができれば非常にいい、あるいはそういうことができるように日本 が積極的な役割を果たしていくということは大変意義のあることだと思います。現実問題として、そ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 積極的に国際会議などに出席をするようにと、こういう御趣旨、大変ありがとうございました。私どももその決意を持っておりますが、せんだっても、一月の末でございましたが、OECDの環境大臣会議というのがございまして、ぜひ出席をしたいと思っておりましたところが、ち...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 熱帯林が急速に減少しているということにつきましては、非常にこれは大問題だという認識は私も持っております。  その原因が何かということに関しまして、これは日本の輸入ということももちろんあるわけでございますが、それだけではなくて、やはり現地の人たちの貧困と...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 委員おっしゃいますとおり、日本は環境問題に対しては非常に熱心に取り組んでまいっておりますし、国内でも環境問題についてはいろいろな公害その他を克服してまいりましたし、世界でそれを、環境問題で貢献をしたいというそういう気持ちを非常に強く持っておりますにもかか...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 判決につきましては、控訴がなされておりますこともございまして直接コメントをすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、環境庁といたしましては、大都市における大気汚染問題を環境行政の重要な課題と受けとめておりまして、これまでも環境基準の達成、維持に向...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 現地を視察するという意義は大変重要だと思います。この時点でどういうスケジュールでいつそれができるかということはお答えできませんけれども、十分検討させていただきます。
○国務大臣(愛知和男君) はい。
04月16日第120回国会 参議院 商工委員会,地方行政委員会,社会労働委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(愛知和男君) 環境庁の大先輩の先生からいろいろおしかりとともに御激励をいただきましてありがとうございました。  今回のこの法律につきましては、御承知のとおりの仕組みになっているわけでございますが、政府全体としての環境政策を総合調整する任に環境庁はあるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 御指摘の趣旨に沿いまして全力を挙げて取り組んでまいります。
○国務大臣(愛知和男君) 先生御指摘の国民に対する啓発、啓蒙運動、これが重要だということはまことにそのとおりでございまして、私ども環境庁といたしましても重点を置いているつもりでございます。毎年六月五日が環境デーということで、その日から一週間を環境週間と称しましてキャンペーンを繰り...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 大変御激励をいただきまして感謝を申し上げます。私どももこの責任の大きさを十分自覚をいたしまして頑張っていく決意でございますが、特に国民に対するPR、啓蒙運動の御専門の先生でいらっしゃいますので、またこれからいろいろとお知恵を拝借させていただきたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) ボランティア団体等による活動が大変大事だという御指摘、そのとおりでございまして、実は私、たまたま昨日リサイクル運動が盛んと言われております目黒区に視察に行ってまいりました。目黒区の町内会あるいは学校などのこういう運動を推進していらっしゃる方々と懇談をして...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 環境庁といたしましては、先ほども申し上げましたが、六月五日を環境の日と称しまして、毎年この機会に表彰などをさせていただいております。ことしは特に二十年と、こういうことでございますので、ことしは特に念を入れて表彰をさせていただきたいと、このように考えており...全文を見る
04月17日第120回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○国務大臣(愛知和男君) 私どもといたしまして、いわゆる理念だけの法律をつくっても、この効果を考えた場合には、やはり今回のように事業所を所管している省庁と一緒になりました法律の方が実際の効果が上がるという判断もございまして、今度のようなこの法案で国会に出させていただいたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先生御指摘のとおり、一番基本的に大切なことはこの社会を環境保全型社会に変えるということでございまして、これは容易なことではないと思いますが、とにかく社会全体のこのあり方を変えていく、ライフスタイルを変えていくということがどうしても必要であります。これは日...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 有害廃棄物の越境移動問題をどう認識しているかという御質問だと思いますが、近年アフリカや中南米諸国でヨーロッパやアメリカからの有害廃棄物の越境移動に伴う環境汚染事例が多発いたしましたことから、UNEPによりましてバーゼル条約が策定され、一九八九年三月に採択...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 冒頭にも申し上げましたが、この問題の重要性は十分認識をしておるつもりでございまして、局長も御答弁申し上げましたが、今日までも精いっぱいの努力は続けてはまいりましたが、なお一層の努力を続けてまいりたいと思います。  外務省も、今御答弁ございましたとおり、...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) この長良川の問題につきましては、その環境保全のためにとり得る最善の措置が講じられるように環境庁としても最善の努力をしてまいります。私、前の長官に比較して後退だと、何かこう言われて甚だ心外に思っているところもあるのでありますが、前の長官のしかれました路線に...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 二酸化窒素濃度につきましては、その改善がはかばかしくございませんで、特に大都市地域においては道路の沿道を中心に窒素酸化物による大気汚染が厳しい状況にあると認識をいたしております。  環境庁といたしましては、これらの対策としまして、平成元年十二月の中央公...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 電気自動車を初めといたしました低公害車を普及させることは大都市の大気汚染対策上有効な新たな手段でありまして、これは中央公害対策審議会の答申などでも指摘されているとおりでございます。このために環境庁といたしましても、低公害車の一層の普及拡大に努めることとい...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先ほども申し上げましたが、この条約の重要性につきましては十分認識をいたしておりまして、今国会に提出するということは物理的に不可能になりましたが、その後できるだけ早い機会に提出をさせていただくように、これは外務省にもお願いしなきゃなりませんが、同時に関係各...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 、御指摘のとおり、熱帯林の急激な減少というのは、熱帯林諸国における国土保全機能の低下等の問題のみならず、気候変動や野性生物種の減少など、地球的規模での影響が懸念をされていることでございまして、大変重要な問題だと認識をいたしております。  ただ、ただいま...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) NGOにつきましては、私もその存在意義というものはまことに大きなものである、このように考えておりまして、就任以来NGOのいろんな方々との対話を積極的に進めてまいっております。  その中で、日本のNGOはまだ歴史が浅いということもございまして、まだまだほ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 問題の重要性は大変認識をしているつもりでございまして、今局長申し上げましたとおり、関係方面いろいろございますし、それからある程度の合意がなければできないことでございますので、今それぞれ各方面の意見の聴取等を積極的にやっているわけでございますが、できるだけ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 予算は、限られた財源の中でいかに政府全体の施策が遂行できるようにこれを配分していくかということで組まれたわけでございまして、そういう中で私ども最大限の努力をいたしたつもりでございますし、そういう制約の中でまずまず満足のいく結果だと、こういうふうには思って...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 精いっぱいの努力をさせていただきます。
○国務大臣(愛知和男君) ペルシャ湾における安全確保は、御指摘のとおり、同地域の環境保全のためにも必要なことであると考えております。ただ、掃海艇派遣につきましては、機雷の敷設状況、ペルシャ湾の実情やあるいは掃海艇を派遣する必要性等につき十分に調査の上、その結果を踏まえて今後慎重に...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 大変御激励をいただきまして感謝を申し上げます。  私も基本的にはそのとおりの認識を持っておりまして、日本の行政機構の中で環境庁ができ上がってきた経緯や何かを見まして、急にそれを変えるというのもなかなか難しい面もございます。予算の点でも急にふやすというこ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) ただいま委員御指摘になりました環境と文化に関する懇談会の報告書は、各界の有識者の方々による一年余りにわたります環境保全の哲学や倫理の問題等についての御議論の結果を取りまとめていただいたものでございます。これは具体的な施策そのものではございませんが、今後の...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先ほど委員から行政の中での環境庁の立場のお話がございました。  これまた、先ほどちょっと申し上げましたOECDの環境大臣会議に参りましたときに、イギリスの環境大臣と個別に会う機会がございまして、イギリスでの環境行政の仕組みを伺いましたところ、イギリスに...全文を見る
04月23日第120回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○愛知国務大臣 ただいま議題となりました鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国においては、鳥獣の保護繁殖を図るため、環境庁長官が定める狩猟鳥獣以外の鳥獣の捕獲を禁止するとともに、鳥獣保護区等を設定し...全文を見る
○愛知国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思いますので、通産省を初め関係省庁と十分協議をいたしまして、私どもも鋭意努力をさせていただきたいと思います。
○愛知国務大臣 かすみ網による密猟防止を徹底するには、国民の理解と協力が不可欠であるということは申し上げるまでもございません。そのために関係省庁、都道府県あるいは新聞、ラジオ、テレビ等のマスメディアの協力を積極的に得ていきたいと思っておりますが、同時にまた、今委員御指摘のとおり、...全文を見る
○愛知国務大臣 ワシントン条約に加盟をしております日本としての立場、そしてその趣旨からいいまして、野生生物保護への姿勢ということを我が国としても世界に鮮明にしていかなければなりません。おっしゃるとおり日本でその会議が開かれるからということではなくて、積極的にその趣旨が徹底できるよ...全文を見る
○愛知国務大臣 まず、ラムサール条約に関しましては、御指摘のとおり、確かにアジアでは我が国とベトナムのみでございまして、ほかは参加いたしておりませんので、特にアジアの諸国に呼びかけて、ぜひ積極的に参加をしてもらいたいと思っております。  そのために、例えば平成四年度におきまして...全文を見る
○愛知国務大臣 日ソの環境協力につきましては、従来日ソ科学技術協力協定の中で進められてきた分野でございますが、近年、環境分野での協力の必要性が高まりましたので、一九八九年より新たな環境分野における協力の枠組みの設定の交渉を開始いたしまして、本年四月、今回のゴルバチョフ大統領の訪日...全文を見る
○愛知国務大臣 北方領土の問題につきましては、御指摘のとおり、今まではソ連側の対応は解決済み、こういうことでございましたが、今度新たに日ソ間に存在する重要課題として正式に取り上げられ、今後とも引き続きこの問題について両国で討議をしていくということになりましたので、これは大きな前進...全文を見る
○愛知国務大臣 私も、まさに委員御指摘のとおりだと思います。私ども環境庁としても、そのような努力をさせていただきます。これは外務省と一体となってやっていかなければならないことだと思います。外務省も同じような認識を持ってくれていると思いますけれども、政府全体として大いにアピールをし...全文を見る
○愛知国務大臣 決して局長も気楽に答えているとは思いませんが、今私自身、その予算が減っているという数字を初めて聞かせていただきました。ああそうなのかなと思ったのでございますが、新しい法律を今度実施をする中で、それを実効あらしめるために予算が必要だ、こういうことになれば、やはりその...全文を見る
○愛知国務大臣 御指摘の、全国禁猟区制ということなんでしょうか、その問題につきましては、かつて自然環境保全審議会において審議をされた経緯があったと聞いております。  そのときの結果として、昭和五十三年の審議会答申では全国禁猟区制の導入に対する合意は得られなかったそうでございます...全文を見る
04月24日第120回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○国務大臣(愛知和男君) ただいま議題となりました鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国においては、鳥獣の保護繁殖を図るため、環境庁長官が定める狩猟鳥獣以外の鳥獣の捕獲を禁止するとともに、鳥獣保護区...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 私も基本的には今委員がお述べになりましたのと同じような認識でございます。いわゆる野生生物と申しますのは、我々人類にとりまして、地球という生態系の中でともに生きる共存者でありますし、我々の環境の状況を的確に示す指標でもありますし、そうして人類に多くの恵みを...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 野生生物との共存関係、こういうことだと思うのでございまして、今までこういったような問題を正面から我々が認識し、あるいは取り上げていくような環境に必ずしもなかったように思うのでございますが、つい最近、環境庁といたしましても、環境と文化に関する懇談会と称しま...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先ほども申し上げまし たけれども、人間とこのような野生生物とが共存するためにどういう方法があるか、大きな課題だと思います。  先ほどのカモシカがすんでいるところに人間が出かけていってそこを荒らしたんではなくて、カモシカの方が人間の住んでいるところにや...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 法律を改正したから直ちに実効が上がるということではございませんで、やはりこの趣旨が徹底するためには国民の御理解と御協力が不可欠でございます。先ほど来局長も答弁申し上げておりますとおり、関係省庁、都道府県はもとより民間団体、あるいは新聞、テレビ、ラジオ等の...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先ほども申し上げましたけれども、私も先頭に立ちまして啓発運動に力を注いでまいりたいと考えます。  なお、ツグミを食べるという習慣そのものを最終的には変えていくということが基本的には大事なんではなかろうかということがあります。これを食べてはいけないという...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 御指摘のとおり、来年三月にはワシントン条約締約国会議、再来年にはラムサール条約締約国会議が開かれるわけでございまして、これも非常にいい機会でございますから、国民の意識をさらに高めるためにこの機会も大いに活用いたしまして、私、先頭に立ちまして啓発運動に取り...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 最初に、環境月間の行事内容につきましてお答え申し上げます。  世界環境の日というのを我が国が提唱いたしまして、これが六月五日というふうに決まりました経緯を踏まえまして、我が国では六月五日から一週間を環境週間として毎年環境保全のための啓発運動をやってまい...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 私も報道で知りましてびっくりいたしまして、私自身そんなことは全くいたしておりませんし、念のため秘書等を調査いたしましたが、全くそういうことはいたしておりません。
○国務大臣(愛知和男君) 環境庁ができましてことしでちょうど二十年でございますが、ここ数年、環境庁が取り組まなければならない課題というのが急速にふえております。特にその中でも、地球環境問題というのが急速にふえておるのが実態でございます。国際会議もいっぱいございますし、また、今度の...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 日本の経済協力のあり方の問題かと思いますが、その中で、先ほどちょっと部長から答弁申し上げましたけれども、環境問題に関する援助をふやしていく、こういうことを政府全体としても世界に公約をしているわけでございます。  今の経済協力のやり方というのは、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先ほど水田のお話がございましたので、ちょっと一言だけ触れさせていただきます。  私も、宮城県でございますので、水田の果たす役割というのを日ごろ宮城県でのいろんな活動の中で痛感をいたしておりますので、私なりに努力をさせていただきたいと思います。  また...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 地球温暖化問題を初めといたします地球環境保全への取り組みは、我が国が世界に貢献するに最もふさわしい分野である、このように考えております。世界に先駆けて環境保全型社会の実現に邁進し、積極的な環境外交を進めていきたい、このように考えております。このために、ま...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を体しまして、今後十分に努力する所存でございます。
04月26日第120回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○愛知国務大臣 御指摘のとおり、ことしは環境庁ができまして二十年、その間いろいろな経緯がございました。今お褒めの言葉もございましたが、おかげさまで二十年、環境庁としても精いっぱいの努力をさせていただいてまいりまして、その役割を果たしてきたと思っております。ただし、反省をするところ...全文を見る
○愛知国務大臣 そのとおりだと思いますので、その方向で私どもも努力をさせていただきます。
○愛知国務大臣 今先生御指摘になりましたことは大変重要なことでございまして、具体的に割りばしの問題あるいは水田の問題等々、お触れになりました。私も、水田の点から申しますと、宮城県でもございますので、この農業の果たす自然環境を守るという環境の面での重要性というものは非常に認識をして...全文を見る
○愛知国務大臣 先生御指摘のとおり、地球環境問題はまことに重要な課題になっておりますが、先生御自身も新地球環境議連などを通じて大いに議員の立場からこの問題に取り組んでいただいておりますことをこの機会に心から感謝を申し上げ、また敬意を表したいと存じます。  御指摘のとおり、まさに...全文を見る
○愛知国務大臣 明日出発をいたしまして、インドネシア、中国、シンガポールを訪問する予定にいたしております。  日本にとりましては、いわゆる発展途上国に対する環境面での支援、協力というのがやはり、先ほど申しました日本の国際社会における役割の大きな柱で、その中でも発展途上国に対する...全文を見る
○愛知国務大臣 先生がかねてからこの環境問題、特に地球環境保全のためにはもっとダイナミックなシステムをつくっていかなくちゃいけないと御提唱されておられることを伺っておりまして、その構想の壮大なこと、まことに傾聴すべき御意見だ、このように考えております。現実問題として直ちにそれがす...全文を見る
○愛知国務大臣 まさに委員御指摘のとおり、私も、あのフセインの行動というのは人類に対する犯罪行為である、このように思います。私も、こういうことが二度と起こらないように国際合意をつくるために、これから、国連の場を中心にするのが適当だとは思いますが、できれば条約のようなものをつくって...全文を見る
○愛知国務大臣 東京湾地域につきましては、御指摘のとおり依然として赤潮、青潮が発生するなど水質保全上の問題を抱えている上に、各種プロジェクトによる開発構想が実施されておりまして、こうした中で東京湾地域の環境を守るためには、東京湾を含む首都圏の広域環境管理の考え方に立って適正に環境...全文を見る
○愛知国務大臣 まず最初に、馬場委員、長くこの環境委員会で活躍をされてこられて、環境問題に対して大変高い御見識をお持ちと伺っております。文教委員会で御一緒でございましたけれども、またこういう形で御一緒させていただくことは私にとっても大変ありがたいことでございまして、大先輩にいろい...全文を見る
○愛知国務大臣 一日も早く解決をしてほしい、患者の方々のお気持ちというのは痛いほど私もわかるつもりでございます。  ただし、今度の裁判のことにつきましては、先ほどちょっと申し上げましたとおり、詳細まだ判決を見ておりませんので詳しくコメントする立場にはございませんが、最高裁判所が...全文を見る
○愛知国務大臣 先生御指摘のとおり、公害対策基本法制定以来、もう二十年以上経過しているわけでございます。この公害対策基本法をもとにいたしまして環境行政は行われてまいりまして、それなりの成果が上がってきたと自負をいたしております。  しかし、御指摘のとおり、環境問題を取り巻く環境...全文を見る
○愛知国務大臣 先生お述べになりましたような経緯を踏まえて、五十九年八月に閣議決定されました環境影響評価実施要綱に基づいて、それと同時にまた、個別法等に基づきまして、また、地方公共団体においては条例、要綱等に基づきまして、このアセスメント問題の推進が図られて今日に至っておるところ...全文を見る
○愛知国務大臣 世界に貢献する日本の立場ということを私も所信で申し上げましたとおり、その後も機会あるごとに申し上げておりますが、そのとおり考えておるわけでありまして、そのためにこの法律をつくり上げて臨むということも姿勢を示す意味であるいは大事なことかと思います。実際例えば、今度の...全文を見る
○愛知国務大臣 水俣にお生まれになり、お育ちになりまして、また御関係の方々の中にも大勢水俣病の被害をお受けになっていらっしゃる馬場先生が、今日まで長い間この問題に取り組んでこられたことに関しまして、まず敬意を表させていただく次第でございます。  水俣病問題は我が国公害問題の原点...全文を見る
○愛知国務大臣 この行政責任ということにつきましては、再三、これはもう先生に申し上げるまでもないわけでございますが、当時の制度では法的な規制権限はなく、国は当時水俣病の原因物質も明らかでなかったけれども行政指導を中心にできる限りの対応をしてまいった、こういうことでございまして、賠...全文を見る
○愛知国務大臣 この早期解決の必要性につきましては十分認識しているつもりでございますが、先生のお立場からごらんになってまだまだ、こうお感じになるかもしれませんが、とにかく平成四年度から総合対策を実施するということで、不退転の決意で取り組んでまいります。  今部長から、この法的な...全文を見る
○愛知国務大臣 この問題に先生が長年取り組んでこられたことを伺っておりまして、まことに、その御努力に感謝を申し上げたいと存じます。  私ども環境庁といたしましても、この条約の趣旨は望ましいと考えておりまして、これまでも外務省に対しまして、締結のための検討を再三お願いしてきたとこ...全文を見る
○愛知国務大臣 先生おっしゃるとおりでございまして、私もこれはやはり早く締結を、加盟をすることが、しないと世界にとっても恥ずかしい、こんな感じがいたしますので、私としても全力を挙げて取り組ませていただきます。
○愛知国務大臣 産業廃棄物の最終処理場の設置に当たっての今の御質疑だと思いますが、地元の対応につきましては、御指摘のとおり地元に対して十分説明を行って納得をしていただくということが極めて大事だと認識をいたしております。
○愛知国務大臣 いろいろ今経緯を聞かせていただきまして、地元の住民の方とのトラブルがあるということをまことに遺憾に思いました。  廃棄物の最終処理場というのは、廃棄物をできるだけ出ないようにしよう、環境保全型の社会にしようというのが私どもの立場で、今回もおかげさまでリサイクル法...全文を見る
○愛知国務大臣 この廃棄物の問題につきましては、国民の御理解と御協力がどうしても必要でございます。また、私どもが目指しております環境保全型社会をつくり上げていくということについても同じでございまして、今後とも環境庁の立場から国民に対する啓蒙、啓発運動に全力を挙げていく決意でござい...全文を見る
○愛知国務大臣 国連の決議の件につきましては、先ほど外務省からるる御説明がありました。内容については特に異存はないけれども、いろいろなほかの事情からこれに賛成するわけにいかなかったということでございました。  外交の担当者がそう言うのでありまして、その話を聞いてなるほどそうかな...全文を見る
○愛知国務大臣 委員も御承知のとおり、二、三日前でございますが、経団連が「地球環境憲章」なるものを発表いたしまして、産業界、経済界といたしましても、日本の海外における、特に海外における企業活動についての姿勢を発表いたしております。  これを拝見をいたしましても、私はこれは大変評...全文を見る
06月04日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○国務大臣(愛知和男君) 今局長から御答弁申し上げましたとおり、現在のところ、この法律によりまして十分環境保全という点から私どもの意向が反映されている、こういうふうに考えておりますが、しかし、環境が破壊をされてしまっては大変だということはもちろんそのとおりでございまして、その点に...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 世間でいろいろ話題になっております環境破壊、すべてこのリゾート法に基づいて、その中で破壊が行われているということではなくて、むしろこのリゾート法にかかわっている地域以外のところ、その周辺といいましょうか、以外のところでいろいろ起きている事象が話題になって...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 御指摘のとおり、公害対策基本法制定当時とは環境をめぐる世の中が大変変わっておりますことはそのとおりでございまして、今日では、発生いたしました汚染の回復や防止という対症療法ではなくて、広く社会経済政策全般の中に環境保全施策を組み込むというより積極的な施策の...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 御指摘のとおり、大変予算が足りのうございまして、私どもも今日までも一生懸命頑張ってきたつもりではございますが、御指摘のとおり特に自然に対するニーズというのは大変ふえておりますし、さらに今後とも努力を重ねてまいりたいと思います。
08月21日第121回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○愛知国務大臣 地球環境問題の解決につきましては、特に来年の六月に、御承知のとおりUNCEDと申しております、ブラジルで大きな会議がございますが、これをめぐってこの環境問題の財源をどうするかというのが国際的に大きな課題になっております。さまざまな提案などがなされているわけでござい...全文を見る
09月17日第121回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○愛知国務大臣 私、環境庁長官に就任しましてから九ケ月目、後半に入っているわけでございますが、その中で、私なりに環境行政に取り組む中で感じております大きな点の一つが、まさに今簗瀬委員が御指摘のとおり、環境の問題というのはやはり突き詰めてまいりますと、文化とかあるいは歴史といったよ...全文を見る
○愛知国務大臣 地球環境問題で我が国がリーダーシップをとるべきではないかという御指摘、私もまさにそのとおり思います。リーダーシップをとるべきであると同時に、またリーダーシップをとっていけるだけのいろいろな条件を我が国は持っている、このように思います。  その一つは、今委員が御指...全文を見る
○愛知国務大臣 地球温暖化防止に関しまして、世界各国が協調して取り組むための法的な枠組みを設けることが極めて重要ではなかろうかと考えております。来年六月のいわゆるUNCEDにおきまして気候変動枠組み条約が締結されるように、引き続き世界各国の合意形成に積極的な役割を果たしてまいりた...全文を見る
○愛知国務大臣 環境援助におきましては、いわゆる公害防止施設などのハードの整備のみならずソフトの面での援助を行っていることは極めて重要である、御指摘のとおりだと思います。ソフトな援助で重要になりますのは、人を通じまして、我が国の環境にかかわる豊宮な技術と経験を移転して、相手国の環...全文を見る
○愛知国務大臣 地球環境問題の解決のためには人間活動による地球環境への負荷を減らしていくような技術開発による対応も大切でございますけれども、それのみに頼ることでは十分と言えないと思います。大量性あるいは効率性を基礎とする現在の社会経済の社会のあり方自体が地球環境問題の原因の一端を...全文を見る
○愛知国務大臣 御指摘のように、地球サミットまであと九カ月と、時間が残り少なくなってまいりましたが、これまでの地球サミットの準備過程におきまして、アメリカの地球温暖化問題等に対する消極的な姿勢が見られます。また一方、開発途上国からは、資金協力や技術移転に対する強い要求が出されるな...全文を見る
○愛知国務大臣 残念ながら拝見しておりません。
○愛知国務大臣 田中先生がこの問題の解決のために政治家として大変な努力を払っておられること、私も心から敬意を表したいと存じます。私自身も、政治家としてそのお気持ちもよくわかるわけでございますが、環境庁長官として環境行政の責任を持つ立場というのもございますので、大変苦しいところもあ...全文を見る
○愛知国務大臣 この水俣病に関しましては、申し上げるまでもなく、昭和三十一年に発見をされ、四十三年、公式見解というものが出て、四十四年に対策が講じられてまいったわけであります。それから十年少々しまして、訴訟という形で問題が裁判所で扱われるようになったわけでございます。そして今日に...全文を見る
○愛知国務大臣 当問題につきましては、市議会の調査委員会で調査が進められておるようでございますが、二人の方がお亡くなりになるというようなことはただごとではないと思いますし、一日も早く真相が解明され、二度とこういうようなことが起きないようになることを希望いたしております。
○愛知国務大臣 お答えいたします。  我々人間の諸活動が拡大されまして、また国際化してまいりました結果、その影響が地球規模にまで及ぶものとなってまいりました。この環境問題、国境を初めといたしますあらゆる境界を乗り越えて取り組む必要が出てきたわけであります。  現在、地球環境保...全文を見る
○愛知国務大臣 お答えいたします。  温暖化対策の究極の目標は、この温暖化による人為的な影響を及ぼさないレベルに大気中の温室効果ガスの濃度レベルを抑制することでありまして、このためにはCO2などの排出の削減が必要であると認識をいたしております。  このような認識のもとに、地球...全文を見る
○愛知国務大臣 CO2の排出量のうち約二割は運輸部門に起因するものであると承知しております。  したがいまして、非常に大きな部分を占めるわけでございますが、今後関係省庁と連携をとりつつ、自動車の燃費の改善、低公害車の普及促進、貨物輸送におけるモーダルシフトの推進、それから旅客輸...全文を見る
○愛知国務大臣 東京都が今回、大気汚染対策に係る健康影響調査総合報告書を取りまとめられたわけでございますが、このような大気汚染と健康影響に係る調査研究は極めて重要であると考えておりまして、環境庁といたしましても十分参考としてまいりたいと考えております。
○愛知国務大臣 環境庁といたしましても、大気汚染が健康に及ぼす影響を科学的に解明して、大気汚染による健康影響を未然に防止するためのシステムを構築することは極めて重要と考えておりまして、今回の東京都の調査も参考としつつ、大気汚染による健康被害の予防に万全を期してまいりたいと考えてお...全文を見る
○愛知国務大臣 昭和六十三年三月の公害健康被害補償法の第一種地域の指定解除は、近年の大気汚染の状況はぜんそく等の主たる原因とは言えないという昭和六十一年十月の中公審の答申を踏まえて行われたものでございます。御承知のとおりでございます。  今回の東京都の調査結果におきましては、一...全文を見る
○愛知国務大臣 今回の東京都の調査結果を無視しているわけではございませんが、今、先ほども申し上げましたとおり、この調査にも、調査内容を改善充実し、さらに健康影響調査を実施する必要があると述べられておることでもございますし、現状、大気汚染の状況も基本的には六十一年の答申の状況と変わ...全文を見る
○愛知国務大臣 御指摘のとおり、東京湾周辺地域には人口の集中度も大変高いわけでございますし、そういう中でいろいろと計画などをされておるわけでございます。  私どもといたしましても、これら計画の内容あるいはこれからのその実施状況を重大な関心李持っておりまして、今後とも必要に応じ、...全文を見る
○愛知国務大臣 私といたしましても、この大気汚染の問題につきましては大変重大な関心を持っておりまして、今局長が答弁申し上げましたが、通常国会には所要の法案を提出できるように事務 当局を督促いたしております。内容につきましては、まだ十分この時点で固まっておりませんので、この場で明...全文を見る
○愛知国務大臣 近年の環境行政の課題といたしまして、地球環境問題が注目されております。また、将来の発展の基盤であります環境を損なうことなく開発を進める持続可能な開発、こういった理念に立ちまして、経済社会を環境に優しいものに変えていく必要性が指摘されるなど、環境行政をめぐる問題状況...全文を見る
○愛知国務大臣 いわゆるアセスメント法につきまして十年前にいろいろな経緯であのとおりのことになり、その結果として閣議決定ということで、現在アセスメントに関しては施策を講じているわけでございます。  御指摘のとおり、当時といろいろな環境が変わってきていることも事実でございますが、...全文を見る
○愛知国務大臣 日本の企業が海外において工場を建設して経済活動を行う際に遵守するべき環境基準、その現地の環境基準に合わせるか、あるいは日本の環境基準に合わせるかというのは大変大きな問題で小」ざいまして、今御指摘のとおり、その現地の基準に合わせる、その現地の基準に合っていればいい、...全文を見る
○愛知国務大臣 私がお答えすることを先ほど先生から冒頭に言われてしまいまして、またそのお答えをするとしかられるかもしれませんが、今部長がお答え申し上げましたとおり、この水俣病、昭和三十一年に発見以来、四十三年に公式見解というのを出し、それから早速対策に取り組みまして、現在まで認定...全文を見る
○愛知国務大臣 福岡高裁の所見の中で引用されました大臣の発言、実は前長官の発言を除きましてそのほかの発言は、訴訟が起こされる前の発言でございまして、状況が若干違うと私ども認識をいたしておりまして、私といたしましては、和解に応ずることは困難である、こういうお答えをせざるを得ない状況...全文を見る
○愛知国務大臣 水俣病問題が環境行政の大変重要な課題であって、早期解決に向けて最大の努力を傾けていく、最大の努力を払っていくことは、環境庁として行政の当然の験責であると考えておる次第でございます。
○愛知国務大臣 お答えいたします。  来年のいわゆる地球サミットが成功をするかあるいは残念ながら不成功に終わるか、これは地球の将来にとってまことに大きな分かれ目になるわけで、何としても成功させなければならない、このように思います。  しかしながら、御指摘のとおり今日までの準備...全文を見る
○愛知国務大臣 この水俣病の解決に対しましては、昭和五十五年に訴訟が起こされて、そしてその訴訟の中で損害賠償責任また病像論ということで争われてきているわけでございますが、そのような訴訟が行われている状況の中で、環境庁長官としての発言ということになりますと、これはやはりその立場もご...全文を見る
○愛知国務大臣 三木長官の発言、これも今御指摘のとおり昭和四十八年の御発言であり、国の対策が講じられまして間もなくのころであり、その当時は認定患者もまだそんなに多くなかったのではないか、国の対応もまだ十分進んでなかったのではないか、このように推測されるわけでございますが、そういう...全文を見る
○愛知国務大臣 今御引用になりました、先ほど私が、公害の原点であるこの水俣病の問題、早期解決は環境行政としてどうしてもやらなければならないことだという認識に関しまして北、別に変わっておりません。そのための施策として、行政措置として最大の努力をしよう、こういうことで対応していると申...全文を見る
○愛知国務大臣 ただいままでいろいろと事務局からお答えを申してまいったのでございますが、私からもこの責任の問題につきましては、これはこの水俣病問題に限らず、いわゆる行政のあり方ということになるわけでありまして、国民の活動を行政がどこまで規制するのが適切かという行政のあり方の根幹に...全文を見る
○愛知国務大臣 その間がない時間がだったということは事実でございまして、何ゆえにそれだけの期間がたってしまったかということについては、ちょっとその当時のことを私十分勉強いたしておりませんので、コメントすることができません。お許しをいただきたいと思います。
○愛知国務大臣 先ほども御指摘がございましたが、この水俣病問題の早期解決のために政治的決 断が必要ではないか、こういうことでございますが、訴訟に関しまして、これは非常に高度な法律論という側面でございますので、私は、その中で政治的決断をするという要素は非常に少ない、むしろ政治的決...全文を見る
○愛知国務大臣 自然公園におきまして事業団が事業を行う以上は、他の事業者がやる場合よりも増して、自然保護に万全を期すのは当然のことであると思います。  環境庁としましては、今後とも十分指導してまいりたい、このように考えます。
09月25日第121回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○国務大臣(愛知和男君) 水俣病に関しましては、これは我が国の公害問題の原点であるという認識のもとに、環境庁としても一日も早く早期解決のために努力をしなければならない、こういう認識を持っております。現在、総合対策をつくり上げるべく中公審に答申を求め、その答申を近いうちにいただくこ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) ごみの問題は大変深刻なことでございますが、先ほど私どもの局長から御答弁申し上げましたように、環境庁といたしましてはまずできるだけごみが出ないようにする、それが私どものとりあえずの役割であろう。それからリサイクル法も成立をしていただきましたので、これがいよ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 我が国は、この二十年の公害対策の歴史を振り返ってみますと、環境と開発、これを両立させた貴重な実績を残した国であります。また、その過程の中で環境保全技術を初めとする数々の技術力を蓄積することができました。また人材を持つこともできました。また同時に、申し上げ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) この地球環境保全のための施策というのはいろんなところから取り組んでいかなきゃならないと思いますが、その一つの分野としまして、世界の人口の八〇%を占めております開発途上国がやはりこの地球環境問題にも積極的に取り組んでいただく必要があるんではないかと考えます...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) この環境問題というのを突き詰めて考えていきますと、これは私見ではございますが、やはり人間というものがどういうスタンスで生きていくのか、どういう価値観を持って生きていくのか、あるいはどういうライフスタイルを持って生きていくのか、こういう問題に行き着くわけで...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 日本におけるNGOの問題につきましていろいろとお触れになりました。  確かに御指摘のとおりのようなことで、私ども政府とNGOとの関係というのが必ずしも密接な関係になかった、意思の疎通を欠いていたというようなことはございまして、私も就任以来そのことは十分...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) お尋ねの環境アセスメントにつきましては、御指摘のように、アメリカとかフランスを初めとしまして多くの先進国におきましては法律で一般的な義務づけを行っております。もっとも、イギリスのように一般的な法制度によらないものもないことではございませんけれども、多くの...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 世界野生生物基金とおっしゃいましたが、名前が世界自然保護基金と最近変わっておりまして、そこからのお手紙と理解いたしますが、そのお手紙は私ども環境庁には届いておりませんで、今初めて聞かせていただきました。  それはそれとしまして、長良川という川が生息する...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) この温暖化防止に関して、御指摘のようにアメリカにその気になってもらいましてアメリカにも努力をしてもらうということがどうしてもこれは必要でございまして、何としてもアメリカを説得し、考え方、対応を変えてもらう必要がある、私もそうかたく思います。  私もささ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 御指摘のとおり、水俣病問題は我が国の公害問題の原点とも言われることでもございますし、何とか早期解決を図りたい。これは私どもそういう考えのもとに今日までも努力をしてまいりましたが、現在中公審の答申を待ちまして来年度の施策の中で総合的な対策を講じるべく準備中...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 井上先生御専門の立場からいろいろ御質疑等ございました。私もいろいろ勉強させていただきました。ありがとうございました。  北川前長官が申したと言われました、一度洪水になってしまえばこれは環境破壊の最も甚だしいものだというような指摘はそのとおりだと思うわけ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先生、長年この問題について取り組んでこられて、その中での御意見等承りました。聞かせていただきましても大変説得力のあるお話だったと思っております。  この法制化の問題につきましては先生御指摘のように、五十九年ですか、あの当時とはいろんな意味での環境といい...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先生、御専門のお立場から大変御含蓄に富んだお話を承りましてありがとうございました。  最後に御指摘のとおり、この水俣病早期解決を図るべきときだ、このように私どもも思っておりまして、それを総合的な対策ということで何とか平成四年度から実施したい。ついては、...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 今、局長から申し上げましたとおり、これは専門家から成る検討会で検討中ということでございまして、その結果を見て、報告をいただいて環境庁として対策を講ずるということでございますから、それが出るまで、私どもとしてはまだ今この時点でコメントをする段階ではない、こ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 先ほど来から再三お答えをいたしておりますが、環境庁といたしましては早期解決を図るという必要性は深く認識をいたしておりまして、その方法として総合的な対策を立てるべく中公審の答申をいただいて来年度から実施していく、これが最大の解決策である、こういう認識でござ...全文を見る
○国務大臣(愛知和男君) 大先輩のことを例にお引きになりましていろいろお話がございました。私も政治家としてはまだまだこれからでございますが、よく大先輩のお教えをいただきながら、今御指摘になりましたように国民のためになる政治をする、こういうことで頑張っていきたいと思っております。 ...全文を見る
09月27日第121回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○愛知国務大臣 お答えをいたします。  御指摘のアンケートの結果のうち、河口ぜきの建設事業の進め方あるいは治水上の安全性の問題につきましては、これは私ども環境庁ではなくて建設省の所管にかかわる事項でもございますので、環境庁長官としてのコメントはずべき立場にないと思っておりますが...全文を見る
○愛知国務大臣 北川前長官が月刊アサヒですか、この雑誌の中で体験談を語られた記事を拝見いたしましたけれども、個人的な御意見としていろいろお述べになることは、これはもちろん自由でございまして、これに対して一つ一つコメントを申し上げるようなことではないと思いますが、長良川の河口ぜきに...全文を見る
○愛知国務大臣 視察をいつごろするかという御質問ですか。(長谷委員「そうです」と呼ぶ)  長官に就任いたしましてから、長良川河口堰問題に関する関係自治体の方々あるいは住民の方々、これは双方でございますが、賛成、反対双方の方々がいろいろお見えになりまして意見を聞かせていただいてお...全文を見る
○愛知国務大臣 農薬の空中散布につきましては、水源などの環境保全上問題が生ずることのないように適正に対処する必要があると考えております。現在、農薬の空中散布につきましては、農林水産省により都道府県を通じて、水源の近くでは空中散布を行わないなどの指導が行われているところでございます...全文を見る
○愛知国務大臣 環境につきましては、場所によっても違うわけでございますが、最近目立っておりますのは空気の汚れ、水の汚れ、目立っているところも見られます。これはかってのように工場の煙突から出る煙なりあるいは工場が流す廃液というのが原因ではなくて、水の場合には主として生活雑排水、ある...全文を見る
○愛知国務大臣 突然の御質問でございますが、守るべき自然ですか。私は、一般的に自然保護、自然を守ると申します場合には、人間と自然とを切り離してしまって、そしてそういう形で自然を守るということ、そういうこともところによっては必要かもしれませんけれども、それよりもむしろ自然と人間との...全文を見る
○愛知国務大臣 我々の今日の生活スタイル、ライフスタイル、これがいわゆる大量消費、大量廃棄型のライフスタイルでございまして、これがいろいろなところで自然破壊、環境破壊につながってきていると思いますので、このスタイルをもっと環境保全型に変える、これが非常に大事なことだ、このように考...全文を見る
○愛知国務大臣 私も、就任しましてからまだ九カ月少々でございますが、その経験におきましても、あるいは環境庁の庁員の毎日の仕事におきましても、環境庁の役所としての権限その他が非常に弱い。人数も少ないし、予算も少ないし、非常に苦労をいたしておりまして、こういうことではなかなか思うよう...全文を見る
○愛知国務大臣 このバーゼル条約の重要性につきましては今委員が御指摘になったとおりでございまして、私どもも一日も早くこれに加盟すべきだと考えております。  今日まで若干作業がおくれておりました理由の一つに、これは他省のことでございますからいかがかと思いますが、外務省におきまして...全文を見る
○愛知国務大臣 御激励をいただきまして、大変感謝をいたしております。  私どもも、口で言っていただけではだめでございますので、一つ一つ実績を上げて、一日も早く環境省というような形で、文字どおり日本の環境行政を力強く推進していけるように、また、国内だけではなくて、環境という切り口...全文を見る
○愛知国務大臣 エネルギーの点につきまして、今、石油、石炭、こういったようなものに大きく依存している、これが地球温暖化の大きな原因になっているということでございまして、何かかわりにエネルギーがないか。御指摘のように、最終的には太陽とかあるいは風力その他、そういったようなエネルギー...全文を見る
○愛知国務大臣 ダイオキシン類による環境汚染の未然防止対策は大変重要な問題であるということは御指摘のとおりでございます。  今日までの対策がおくれていたかどうかということにつきましてはいろいろ御議論があろうかと思いますが、とにかく、この問題の重要性をこの機会にさらに再認識をさせ...全文を見る
○愛知国務大臣 先ほど申し上げましたこのダイオキシンの問題というのは大変重要だと認識をいたしておりますので、そういうことで、なお鋭意取り組まさせていただきます。
09月27日第121回国会 参議院 厚生委員会,地方行政委員会,商工委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(愛知和男君) 環境問題を解決するためには、現在の大量消費、大量廃棄型の社会を環境保全型に変えていくということが非常に大事でございまして、そういう意味で、この四月に成立をいたしましたいわゆるリサイクル法、そして今度の廃棄物処理法の改正案、これが成立いたしますといわゆる車...全文を見る
10月03日第121回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○愛知国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を体しまして、今後十分に努力する所存でございます。(拍手)