青山二三

あおやまふみ



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青山二三の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  厚生大臣には、大変お疲れのところ恐縮でございますが、引き続き、この委員会におきましても、ただいまのような元気いっぱいの御答弁を御期待いたしまして、質問に入らせていただきたいと思います。  公的介護保険の件でございますけれども...全文を見る
○青山(二)委員 この介護保険の導入の一番大きな目的は、医療保険の赤字がずっと構造的になりまして、その穴埋めのためにはどうしても新たな財源がほしい、どうしても必要になったからではないかと私は思っております。介護保険のかなりの財源の部分が看板を書きかえた老人医療費に回るのではないか...全文を見る
○青山(二)委員 昨年十月の総選挙の折でございますが、マスコミ各社が国民の八割はこの公的介護保険制度に賛成している、このようなことを報じましたけれども、大臣はそのようにお考えでしょうか。
○青山(二)委員 昨日でございますが、たまたまドイツ大使館の一等書記官のザビーネ・ザイドラさん、女性の方ですけれども、私の部屋に訪問してくださいまして、日本の女性の政治参加の状態とか労働状態などを教えてほしいということでお見えになりまして、いろいろとお話をしました中で、大変いいチ...全文を見る
○青山(二)委員 それは当然なんですね。家族介護がもう地獄のような状態に陥っているということを思えば、やはり一刻も早くやらなければならない。しかし、厚生省は何もやっていないかといえば、今までゴールドプランとか新ゴールドプランでやってきた。ところが、今回導入するのが、今度は税という...全文を見る
○青山(二)委員 市町村が一番心配しておりますのは、新ゴールドプランに基づく介護の基盤整備が、全国の五割から七割の市町村が達成困難と言われている点でございます。この介護保険制度が導入された場合、大混乱に陥るのではないか、そういうことや、膨大な事務経費がかかるということであります。...全文を見る
○青山(二)委員 私、栃木県の出身なんですけれども、二月六日の朝日新聞、これは栃木県版なんですけれども、ここに栃木県の大田原市長さんのお話が出ておりました。  その中で、県内五選挙区ございまして、全員、自民党の国会議員で占められております。それで、選挙のときに、介護財源はどちら...全文を見る
○青山(二)委員 それじゃ、私は栃木県ですから、四人の国会議員の皆さんに、大臣がそのようにおっしゃっていたと申しておきます。  それでは、この保険導入による介護サービスについてお聞きしたいと思います。  国民のほとんどは、この公的介護保険こそが特別養護老人ホームの入所待ちを解...全文を見る
○青山(二)委員 それじゃ、大いに期待してよろしいのでございますね。  それでは、保険料についてお伺いいたします。  第一号被保険者は、保険料を全額自己負担することになっております。第二号被保険者につきましては、半額を企業負担あるいは公費で負担されるということになっているわけ...全文を見る
○青山(二)委員 この社会保険方式の最大の弱点と申しましょうか、それは、保険料の未納者それから無保険者の発生でございます。  これは何回か質問にも出たようでございますけれども、今回の法案ではこうした未納対策について事細かに規定されておりまして、無保険者を絶対に出さないぞ、そうい...全文を見る
○青山(二)委員 また栃木県のお話になりますけれども、私の住んでおります大田原の市長さんがおっしゃっていました。現在でも一六%、国保の未納者があるそうでございます。本当にこの集金というのですか、納めてもらうには苦労している。というのは、小さな市でございますので、職員が一生懸命に集...全文を見る
○青山(二)委員 小泉厚生大臣には大変理想的なお話をお伺いいたしまして、そうなれば幸せだなと私も思います。  それでは次に、利用料についてお伺いしたいと思います。  利用料は定率一割負担となっておりますために、現在の定額負担と応能負担に比べ、低所得者の負担が急増することが考え...全文を見る
○青山(二)委員 もう一度確認させていただきますが、保険料に関しては曲がりなりにも減免規定がある、利用料に関しましては減免規定はないということでいいのでしょうか。
○青山(二)委員 それでは、家庭内介護についていろいろと質問させていただきたいと思います。  本当に、今の日本の現状を見ますと、介護に関しましては、社会の慣習上から、長男の嫁あるいは特に同居している方たちのそういう御苦労は大変厳しいものがございます。高齢社会の他のいろいろな国と...全文を見る
○青山(二)委員 今回は現金給付は行わない、五年後はいろいろと皆さんの御判断をいただいてどうするかを決めるということでございました。  ところが、全国の地方自治体では、例えば慰労金あるいは激励金、介護支援金、名前は違うのでございますけれども、いろいろな介護手当に当たるものを出し...全文を見る
○青山(二)委員 そういたしますと、このような各自治体の今お示しいただいた介護手当は、ホームヘルパーの不足あるいは特別養護老人ホームの待機が一万人を超えているという現状をカバーするものである、そういう不満や批判の声もございます。そういうことで、介護手当の現金支給を打ち切ろうという...全文を見る
○青山(二)委員 それじゃ、厚生省としては判断に任せるということでよろしいのですね。  例えば、私、何度か取り上げたことがあるのでございますが、乳幼児の医療費の無料化、これは自治体で大変な思いをして、少子化対策というようなことでやっているところもあるのでございますが、厚生省がそ...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、現金給付に関しまして、お金が出てもサービスが伴わなければ家族は介護に縛られたままになるということを考えますと、現金給付に使うお金を集める分、サービスの充実に充てた方が当面は我慢を強いられてもより早く家族が介護から解放されるということになるということはわ...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、時間も間もなくなくなろうといたしておりますので、最後に大臣にお尋ねしたいと思います。  サービスの供給が十分でない現状を考えますと、介護で仕事をやめるというケースが後を絶ちません。これは女性にとっては大変な御苦労でございます。九九年四月から施行になる...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。女性が会社をやめてまで両親の介護に当たる、そういう思いを大臣に酌み取っていただきまして、今後ともよき方への改善をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。  大変ありがとうございました。
03月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  ただいまいろいろ貴重な御意見をお聞かせいただきまして、大変ありがとうございます。私ども新進党といたしましても、高齢者の介護問題につきましてはずっと勉強してまいりました。今回介護保険が導入されるということで、果たして保険でいいも...全文を見る
04月08日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  本日は、五人の先生方、本当に貴重な意見をありがとうございました。  私は、簡潔に、山口先生にお尋ねをしたいと思います。  今までも議論が出ておりますように、脳死を人の死としていいのか、あるいは脳死を人の死とせずに臓器移植を...全文を見る
04月09日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  今は、医者の立場ということで大変専門的なお話がございましたが、私は、国民を代弁して、また主婦を代弁して、ただいま上程されております健康保険法等の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたいと思います。  二十一世紀の...全文を見る
○青山(二)委員 大臣のお考えは大変わかりました。  そして、先ほど来問題になっております医療費でございますけれども、本当にこの医療保険財政を圧迫いたしておりますのは医療費でございます。今回、この医療費のむだや非効率性にメスを入れないで安易にそのツケを高齢者とか患者の負担増に押...全文を見る
○青山(二)委員 大臣はそのようにおっしゃいますけれども、国民の目から見れば、本当に負担を押しつけられている、消費税は五%になるわ、特別減税は打ち切られるわ、その上医療費まで上げられてはたまらない、こんな思いの国民が多いということをひとつ覚えておいていただきたいと思います。  ...全文を見る
○青山(二)委員 ぜひよろしくお願いいたします。  医療保険制度の構造改革を考えるときに、現在ふえ続けているこの医療費をどうするかが問題なわけでございます。これを国民が負担するのか、あるいはリストラによってカバーするのか、そのことを考えていかなければならないわけでございます。ど...全文を見る
○青山(二)委員 そういうふうに改革を進めていく中で、やはりどうしても一つ考えていただかなければ困ることがございます。  最近の国民生活基礎調査や全国消費実態調査などを見ますと、高齢者は必ずしも社会的あるいは経済的弱者ではないということが一部に指摘されております。しかし、わずか...全文を見る
○青山(二)委員 医療費の問題でございますけれども、先ほど来議論がございましたけれども、医療費がだんだんふえていく、この医療費の増加に対して抜本的なメスが入れられなければならないと思います。  とりわけ重要なのが薬価の問題でございます。十年間の国民医療費を見ますと、その増加に比...全文を見る
○青山(二)委員 薬剤の大量使用ということで、もう一つの理由といたしまして、薬好きの国民性とよく言われますけれども、こういうことが指摘されております。すなわち、薬剤をもらって初めて診療を受けた、そういうことが患者には多いということでございます。さらに、医療保険の適用で窓口支払い額...全文を見る
○青山(二)委員 ちょっと大臣がお席を離れましたので問題が前後いたしますが、ちょっと見ていただきたいものがございます。  それは、きのう国会の事務所にこんなものが送られてまいりまして、何かと思ってびっくりしてあけてみましたら、これは地元の足利市に住んでいる方で、お名前は書いてい...全文を見る
○青山(二)委員 薬漬けの問題になりますけれども、解消策といたしましては、厚生省はほぼ二年ごとに薬価の基準を引き下げているということは承知いたしました。医療機関が医薬品の卸業者と自由な競争価格がある以上は、どうしても薬価差が生じてくるわけでございます。厚生省は、平成八年にはゾロ新...全文を見る
○青山(二)委員 薬剤費の比率でございますけれども、同じ病気にかかっても、地域によって大きな格差が見られるということがあるのですね。  九三年五月のレセプト調査、四都道府県のこの調査によりますと、風邪のケースで、薬剤費が最も高いところは四千円、低いところは千二百円で、三・三倍も...全文を見る
○青山(二)委員 先ほど大臣も触れておられましたけれども、出来高払い制度、この出来高払い制度をとっている診療報酬制度についてちょっとお伺いしてみたいと思います。  薬や検査の数がふえるほど医療機関の収入がふえる仕組み、この医療費の支払い方法が医療費の大きな伸びになっておりまして...全文を見る
○青山(二)委員 そこで、大量投与で問題になっておりますお年寄りの薬漬け、これを解消するということで導入されましたのが包括制であろうかと思います。その範囲も、高齢者の入院と外来と、小児科と人工透析の外来というふうに徐々に拡大はされてきていると思いますけれども、包括制導入の現状と、...全文を見る
○青山(二)委員 今御答弁がございましたように、少しずつ結果が出てくるということでございますけれども、またその反面、こういうことで患者の処方される薬が必要以上に少なくなったり、また、治療が本当に余りされなくなるのではないか、こんな懸念もされるわけでございます。本来の医療の姿がゆが...全文を見る
○青山(二)委員 そこで、今回の改正案でございますけれども、医療保険審議会、老人保健福祉審議会、社会保障制度審議会、この三つの審議会から医療保険の構造改革を実施することを前提として了承するという注文つきの答申が出されております。特に医療保険審議会では、「今回の改正案は一部負担や保...全文を見る
○青山(二)委員 一度できた制度というのは変えることは極めて難しいものでございます。ですから、改革は慎重に進めなければならないと思っております。  大事なのは、国民を置いてきぼりにして国や厚生省、審議会が勝手に決めるというのではなくて、国民にコンセンサスを求めた上で具体案を示さ...全文を見る
○青山(二)委員 私の地元からこういうお薬が送られてくるばかりではなくて、きっと厚生委員会の皆さんも、この改革を何とか中止してほしいというようなことが手紙で来たりファクスで来たり、毎日のように来ております。  ですから、私は、とても今回の改正案は国民に合意されているのではない、...全文を見る
○青山(二)委員 その物を言わぬ国民こそ、高齢者であり、年金で生活をしているお年寄りなんでございます。そういうことをよくよくお考えになって、この改正案のきめ細かな検討をこれからもお願い申し上げまして、時間になりましたので、質問を終わらせていただきます。  大変にありがとうござい...全文を見る
04月17日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。時間に制限がございますので、早速質問に入らせていただきます。  まず最初に、公共料金についてお尋ねをしたいと思います。  四月一日から消費税率が五%ということで引き上げられましたけれども、それに伴う五種類の公共料金の値上げが行わ...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の御答弁はわかるのでございますが、今回の公共料金の引き上げを具体的に見ますと、一円単位とか五円単位で値上げできないところは十円単位とか、あるいは高速道路などは五十円単位で値上げをいたしております。本当にこれで正当なのかどうか、消費者にも簡単に判断ができるよう...全文を見る
○青山(二)委員 そのようにぜひお願いをいたします。  今回のこの公共料金の値上げにつきましては、価格破壊が進行する中で、民間企業からは、コスト意識が少なく、合理化努力が足りないという批判にさらされているのが現状でございます。もともと日本の公共料金は、外国と比べますと割高なもの...全文を見る
○青山(二)委員 大変事細かに御答弁いただきまして、ありがとうございます。  実は私は、公共料金につきましては、二年前に本委員会で質問をさせていただいております。そのときの大臣は高村大臣でございましたけれども、公共料金といっても十把一からげには論じられない、努力しているところと...全文を見る
○青山(二)委員 まさにこの公共料金の改革は、橋本内閣が重要課題として掲げる経済構造改革にとって不可欠なるものでございます。私はそのように認識をいたしております。郵便とか電気、ガスなどの独占企業の見直しや幅広い競争の導入は、関連業界からのいろいろな強い反発も予想されますけれども、...全文を見る
○青山(二)委員 だんだん時間がなくなってまいりますので、次の質問に移らせていただきます。  今大変騒がれております牛の預託商法についてお伺いしてまいりたいと思います。  最近、牛のオーナーになって高配当をなどということで、元本保証、高利回りをうたった牛の預託商法が急増いたし...全文を見る
○青山(二)委員 そもそもこの牛の預託商法というのは、近代的な経営方法の一つとして編み出されたとか、あるいは地方自治体が平成元年ごろから村おこしの一環として始めたものであるとも言われているようでございます。正当に行われるならば、民間活力が叫ばれる中で、創意工夫、農業活性化にとって...全文を見る
○青山(二)委員 この牛の預託商法につきまして、いろいろな問い合わせが国民生活センターに寄せられている、殺到していると伺っておりますけれども、トラブル等の相談件数とか、またこの商法に関する実態をセンターではどのように把握しておられるのか、また問い合わせの際にはどのような指導とか対...全文を見る
○青山(二)委員 この商法でございますけれども、農水省さんでも過日異例の通達を出しておりまして、出資法に違反する可能性がある、このように言われておりますけれども、私もこの商法は出資法に違反するのではないかと考えますけれども、その点はいかがでしょうか。
○青山(二)委員 それでは、今回のこの商法は、例えば預託法とかあるいは訪問販売法などによって規制ができないのかどうか、その点についてお伺いをしたいと思います。
○青山(二)委員 という御説明でございますので、こうした悪徳商法でございましょうか、つぶされても、手をかえ品をかえて消費者をいろいろと混乱に陥れるわけでございます。  そこで、この種の問題解決に即応できる、またこうした悪徳商法を一網打尽にできるような法律をつくる必要があると思い...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。  だます方も悪ければだまされる方も悪い、こういう大臣のお言葉かと思いますけれども、これだけ低金利が長い間続きますと、消費者の方も、少しでもいい利息のものを、こういうふうに考えるのは人の常でございますので、どうか、こういう問題が起こ...全文を見る
04月24日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第4号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。新進党を代表いたしまして質問をしたいと思います、  きょうは、五人の参考人の皆様には、大変お忙しい中を本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  昨年から、いろいろな消費者団体の皆様からこの遺伝子組み換え...全文を見る
○青山(二)委員 一九八九年でございますけれども、アメリカでトリプトファン事件が起こりました。先ほど質問が出ておりましたけれども、これは先ほどは、直接の事故ではない、間接だというようなことをおっしゃいましたけれども、間接にしろ直接にしろ、やはり事件は事件だと思います。遺伝子組み換...全文を見る
○青山(二)委員 今回輸入がされております七品目は、厚生省がこれは安全だというお墨つきをつけているわけでございますね。それから、先ほど寺尾参考人は、表示をしてほしいというのは消費者の漠然とした不安だろう、このようなこともおっしゃっておられましたけれども、私は、先ほどいろんなお話を...全文を見る
○青山(二)委員 有馬参考人は、きょうは何人かお友達と御一緒にお見えのようでございます。お仲間だと思うのですけれども、どのような活動をしてこられたのか、まだそういう活動を通じましてお感じになっていることがございましたらお述べいただきたいと思います。
○青山(二)委員 それでは、神山参考人にお伺いをしたいと思いますけれども、これはあるフリーライターの方が論文をお書きになっておられます。その中で、   遺伝子組換え食品に表示を求める意見もあるが、輸入品については、WTOを脱退でもしない限り難しいであろう。また、表示の要求は、嫌...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、寺尾参考人にお聞きしたいと思いますが、今、本当に二十年も前からこの遺伝子組み換えの技術を開発しているということを聞きました。最近になりまして、遺伝子を組み換えることが、食べるものだけではなくて、  また治療とかそれからクローン猿とかクローン羊、そうい...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、時間が参りましたのでこれで質問を終わらせていただきます。  きょうは本当に、皆様、貴重な御意見をありがとうございました。私どもも一生懸命に御要望にこたえて頑張ってまいりたいと思います。  以上です。
04月30日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第22号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  早速、質問に入らせていただきます。  急速に少子・高齢化が進む中で、国民医療費が年々ふえ続け、二十七兆円にも上っております。国家予算の三分の一を超えるまでになってしまいました。これからの日本を考えましたときには、国として力を...全文を見る
○青山(二)委員 わかりました。  平成六年度の国保医療費の地域差指数を見てみますと、全国で最も医療費の安いところは長野県であり、また、一人当たりの医療費を見てみますと、一番高い北海道の約半分であります。このような医療費の地域差はどうして起こるのか、その原因について分析をお伺い...全文を見る
○青山(二)委員 しっかり努力をお願いいたしたいと思います。  医療費が最も安いと言われております長野県は、周囲を山に囲まれて、歩く機会が多くて、さらに、医療に対する県民の意識が非常に高いと言われております。これは健康であるための重要な要因の一つになろうかと思いますけれども、し...全文を見る
○青山(二)委員 そして、当然のことでありますけれども、保険者の収支の状況を見ますと、医療費が最も低い長野県は、赤字保険者は一つもありません。医療費の節約に大いに貢献していると言えるのではないでしょうか。医療費の支払いの少ない地域というのはそれだけ国庫補助も少なくて済むということ...全文を見る
○青山(二)委員 そこで、健康診断についてでございますが、受診したいときに最寄りの医療機関で手軽に受診ができる、その中身も効果的なものにしていただきたい、このように思うわけでございます。そして、健康診断の受診率の低い地域には特に重点的に対策を進めていただきたいと思うわけでございま...全文を見る
○青山(二)委員 幸せなことに、国会では、毎年四月ごろでございますか、国会議員に対しまして健康診断をしていただいております。私も、大変健康には自信がありますけれども、きちっと毎年受けておりまして、異常なしということで一年間の安心を手にするというようなことでございます。ですから、国...全文を見る
○青山(二)委員 やはり健康と命を守る厚生省でございますので、厚生大臣としても、国民への啓発ということからもしっかり健康診断を受けていただいて、元気でハードなスケジュールをこなしていただきたい、このように心から思う次第でございます。  それでは次に、骨粗鬆症対策についてお伺いを...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、この骨粗鬆症対策もしっかり取り組んでいただきたいし、地方への普及も力を入れていただきたいと思います。  それでは、次の質問に移ります。  老人保健福祉審議会が出しました答申には、当面取り組む課題として、高齢者の健康づくりについては、医療費及び介護費...全文を見る
○青山(二)委員 私の住んでおります栃木県は、きょう、渡辺先生、栃木県御出身でございまして、この委員会にもお見えになっておられますけれども、脳卒中の死亡率が大変高い、ワーストワンと言われるほど高いのでございます。これはやはり食生活、辛いものが好きだとか、昼と夜の気温の差が大変大き...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、次の問題に移らせていただきます。  病院がお年寄りのサロンになっているということが、この委員会でもたびたび指摘をされておりました。元気なお年寄りは地域の活動に参加をいたしまして、ゲートボールなどのスポーツを楽しんでおりますが、余り元気でない、しかし病...全文を見る
○青山(二)委員 高齢化社会の中で民間活力の利国策として大変注目されましたふるさと21健康長寿のまちづくり事業について伺ってみたいと思います。  この事業は、有料老人ホームの周辺に疾病予防運動センター、高齢者総合福祉センター、在宅介護サービスセンターの各施設をワンセットで設置す...全文を見る
○青山(二)委員 この事業がスタートいたしまして、ことして八年目を迎えるというわけでございますけれども、現在、町づくりが完成いたしておりますのは、平成四年四月、奈良県に開設いたしました奈良ニッセイエデンの園と、ことし三月、千葉県の松戸市に開設しました松戸ニッセイエデンの園の二カ所...全文を見る
○青山(二)委員 バブルの崩壊等があって経済状況の思わしくない点がそうした全国的な展開にならないという原因であろうということでございますけれども、せっかくのすばらしいアイデア事業が全国的に展開されないということは大変もったいない話でございます。最低でも一万平方メートルを超える土地...全文を見る
○青山(二)委員 よろしくお願いをいたします。  さて、今回の健康保険の改正案は、一気に三倍近い負担増を患者に強いる内容となっております。一番心配なのは、自己負担の引き上げによりまして受診抑制が起こり、早期発見がおくれ、早期治療がおくれる、そういうことにつながっていくと心配する...全文を見る
○青山(二)委員 適正な受診が阻害されることはないというような御答弁でございましたけれども、患者の立場から考えますと、必要な受診というのは、病気だということがはっきりして自覚があればすぐ医者に診てもらおうということになりまして、これが必要な受診ということになるわけでございます。 ...全文を見る
○青山(二)委員 私は、毎日暗い思いがいたします。国会に、また自宅に、そして宿舎に、毎日毎日、おはがきが参りまして、もうこうなったら、こういう改悪をするんだったら、病気になっても医者に行かずに死んだ方がましだとか、本当にそういう声が文字を通して耳に入ってくるわけです。ですから、本...全文を見る
○青山(二)委員 すると、四月十日の日経新聞が間違った報道をしていたということなんでしょうか。
○青山(二)委員 この五千三百億円、五千三百万円ではありませんよ、五千三百億円と申しますのは、私の住んでおります栃木県の足利市の一年間の一般会計予算にも匹敵する莫大な金額なんですね。それで、寄せ合わせてみるとこんな大きな差が出てきたということは、どうしてもこれは理解に苦しむ点でご...全文を見る
○青山(二)委員 局長は、この問題を解明するのは大変困難だとおっしゃっておりますが、それでは、大臣の御所見はいかがでしょうか。
○青山(二)委員 それでは、最後の質問になるわけでございますが、今回の改正案につきましては、国民の合意を形成する努力が余りにもなされていないと思うわけでございます。国民の合意を得るためには患者負担以外の制度改革への切り込みが必要であることは、もうだれの目にも明らかでございます。さ...全文を見る
○青山(二)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、私は、その道筋が反対だと申し上げているわけでございます。抜本改革をして法改正をすべし、このように思っておりますので、今後ともよろしくお願いをいたします。  大変ありがとうございました。
05月06日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第23号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  昨年九月以降、日本にも上陸いたしました遺伝子組み換え食品についてお伺いをしたいと思います。  遺伝子組み換え作物について、厚生省は、昨年の八月、安全性に問題はないということで、大豆、ジャガイモ、トウモロコシ、菜種の四種類七品...全文を見る
○青山(二)委員 この遺伝子組み換え食品の必要性については、何の議論もされないままに今日に至っております。そして今、その組み換え作物やその食品の表示をめぐりまして世界的な議論が起こっているのでございますが、ほとんどの消費者が知らないうちに厚生省が認可を出し、食品として口にしている...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、現在、その認可された七品目について、その輸入量と国内での流通の実態について教えていただきたいと思います。そして、今後、さらに十二品種一品目が申請されておりますけれども、それらについても認可する方向だというようなことを聞いておりますが、いかがでしょうか。
○青山(二)委員 大体どれぐらい入ってきているのかわからない。また、さらに十二品種一品目が許可されるということで、消費者の皆さんは大変心配をしているところでございます。  この遺伝子組み換え食品と申しますのは、作物が本来持っているその性質ではなくて、本来持っていない遺伝子を導入...全文を見る
○青山(二)委員 具体的にどのような検査をしたのかということをお聞きしたわけでございますが、聞くところによりますと、企業の側から出されました資料をもとにして、遺伝子組み換え食品をネズミに四週間から六週間食べさせて、それで危険がない、このように判断したとも言われておりまして、そうい...全文を見る
○青山(二)委員 過去に、厚生省が安全だ、安全だと言ってきたものがどれだけ多くの人たちに害があったかということがございます。もし、このまま組み換え作物自体の安全性について評価がなされることなく、次から次へと市場に出回ることになりますと、第二、第三のトリプトファン事件が起こる可能性...全文を見る
○青山(二)委員 遺伝子組み換え食品と申しますのは、ちょっと誤解されていては大変だと思いますのでもう一度申し上げたいのですが、ある作物の遺伝子に、例えば害虫に強い作物をつくろうということで害虫の遺伝子を組み込むという、こういう技術なんです。ですから、ただのバイオテクノロジーだとか...全文を見る
○青山(二)委員 読売新聞が先月の四月十九日、二十日に実施いたしました全国世論調査によりますと、この遺伝子組み換え食品を食べることに抵抗を感じるという人が七割に上っております。また、表示の義務づけを求める声は八割を超えていることが明らかになりました。さらに、百二十を超える地方議会...全文を見る
○青山(二)委員 安全性に問題はないというような日本政府の姿勢とは対照的に、ヨーロッパとかオーストラリアでは輸入禁止の措置がとられたり、表示をする方向で動きが活発になってきております。  例えば、具体的に例を申し上げますと、スイスでは、組み換え大豆表示義務と販売の延期を決定いた...全文を見る
○青山(二)委員 今の御答弁では、安全性の上からこういう措置がとられているのではないという御答弁でございますけれども、それではどういうような観点からこういう措置がとられているのでしょうか。
○青山(二)委員 そういう調査はいつごろやって、いつごろ消費者の私たちにお教えいただけるのでしょうか。
○青山(二)委員 先ほど、遺伝子組み換え食品を、加工されたものを加熱したり、いろいろ調理いたしますと、そういう危険性はなくなるというような御答弁が少しございましたけれども、それならば、危険性がない、ないとそんなにおっしゃるのならば、表示してもよろしいのではないのでしょうか。その表...全文を見る
○青山(二)委員 それで、カナダで行われましたコーデックス委員会のお話がただいま出ましたけれども、農水省品質課では、来年度、表示のあり方を検討する、このようにおっしゃっているようでございますので、その委員会の様子も含めて、どのような対応をされるのか、これは農水省にお伺いをしたいと...全文を見る
○青山(二)委員 遺伝子組み換え食品につきましては、三つの危険性が指摘されているところでございます。その一つは、微量であっても長期間摂取することの危険性、二つ目が、他の物質との相乗作用による危険性、そして、細胞分裂が盛んな胎児とか赤ちゃん、子供への影響が大きいことの危険性、この三...全文を見る
○青山(二)委員 最後にもう一点、お伺いしたいと思います。  この遺伝子組み換え食品をこのまま何の規制もせず放置いたしまして、長期間にわたり国民が食べ続けた結果、万一、遺伝子上の異変が起きたとき、それは半永久的に伝えられていくことになるわけでございます。遺伝子汚染は二度と修復が...全文を見る
○青山(二)委員 時間が参りましたので、これで終わりますが、どうか大臣、そして厚生省、農水省とも協力し合ってこの問題に取り組んでいただきたい、このようにお願いを申し上げまして、終わらせていただきます。  大変ありがとうございました。
05月08日第140回国会 衆議院 本会議 第32号
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○青山二三君 私は、新進党を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案並びに自由民主党、社会民主党共同提出の同法律案に対する修正案につきまして、反対の討論を行います。(拍手)  まず初めに、このたびの同法案並びに修正案の審議に関する自民、社民両党の横暴きわまる厚生委員会の運営...全文を見る
○青山二三君(続) 三、働く世代に過重な負担増とならないよう、世代間の負担の公平化を実現する。四、すべての高齢者が安心して老後が送れる老人医療制度を確立する、との四つの視点が重要ではないかと考えます。  ところが、与党三党の密室における議論をつぶさには存じませんが、出てきた結果...全文を見る
○青山二三君(続) 私は、こうした国民生活に直結した医療保険制度の構造改革の議論は、まさに国民の負託を受けた国会議員が国会の場でしがらみを断ち切り、理念、哲学に基づいて論議することこそが最も重要であると同時に、正道であると考えるのであります。その意味において、厚生委員会に医療保険...全文を見る
05月16日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第26号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  早速、質問に入らせていただきます。  ただいま国民は介護保険に対しまして大きな期待を持っております。と申しますのは、この保険ができれば望みどおりの介護が受けられる、そして介護保険証さえ持っていけば毎日でもホームヘルパーが来て...全文を見る
○青山(二)委員 私が心配いたしておりますのは、ドイツの介護保険でございますけれども、これは二十年もかけてつくったものだと言われております。しかしながら、今になりまして多くの国民から不満の声が出ておりまして、また、関係者からは、問題だらけの介護保険の実態が明らかになっているという...全文を見る
○青山(二)委員 ただいまお話の出てまいりました不服審査請求でございますけれども、これは都道府県に介護保険審査会が設置されまして、認定結果に不服があれば都道府県に訴えることができるとしておりますけれども、その不服を訴えられる理由、その際の必要書類、手続、不服が通った場合の認定審査...全文を見る
○青山(二)委員 繰り返しになってしまいますけれども、効率的で公平なサービス提供体制を築くためには、市町村介護保険事業計画の策定に住民が参画することがやはり必要であろうかと思います。そして、十分な情報の提供、そして公開が必要であります。  そこで、その市町村介護保険事業計画策定...全文を見る
○青山(二)委員 過日、参考人の意見陳述のときでございましたか、グリーン東京の滝上参考人が指摘されておりましたけれども、ドイツの介護保険をつくるときには、消費者の権利をいかに守るかということで相当な議論がされて、それが法案になっている、しかしながら、この日本の介護保険におきまして...全文を見る
○青山(二)委員 三月から四月にかけまして地方公聴会が開かれましたが、その中で、いろいろな介護関係者の方々が介護保険制度につきまして不安とか疑問を抱いているということがその話の中からわかったわけでございます。公聴会では、福祉の現場、自治体あるいは医師、看護婦などの代表がその意見を...全文を見る
○青山(二)委員 私も、地元に帰りましたときに、福祉の現場から、本当に心配だという声を聞くわけでございまして、今しっかりと御答弁いただきましたけれども、厚生省のその対応を心から期待したいと思っております。  さらに、厚生省は、医療の分野から介護を切り離して、急速に悪化する医療保...全文を見る
○青山(二)委員 審議官は大変確信を持って御答弁されましたが、本当に介護保険が導入されましたときにそのようになっていくか、私はまだ不安を隠し切れないわけでございますが、そのようにしっかり頑張っていただきたい、このように要望しておきます。  そして、その社会的入院の解消ということ...全文を見る
○青山(二)委員 ただいまの御答弁では、設置基準を変更することは考えていない、このようなお話でございましたけれども、介護保険の目的は、自立を支援するということでございまして、老健審の答申でも、「高齢者が自立した生活が送れるよう社会的に支援していくことが必要である。」と提言している...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、ただいま御答弁の中にモデル事業ということが出てまいりましたけれども、現在、全国六十カ所でモデル事業を行っているということでございます。そこで明らかになったこと、途中でも結構でございますので、もう少し詳しく御説明いただきたいと思います。
○青山(二)委員 それでは、しっかりとお願い申し上げます。  先ほど来、やはり質問が出ておりましたけれども、関係者の中で不安が集中しているのは、介護給付の認定制でございます。実際にどんな介護サービスを受けられるのかは認定で決まるわけでございまして、医師、看護婦、社会福祉士、介護...全文を見る
○青山(二)委員 通告の質問を少し残してしまいましたが、今後まだ質疑があるということを確信いたしまして、時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。  大変ありがとうございました。
05月27日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第29号
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○青山(二)委員 本日は、大変いろいろと参考になる意見をありがとうございます。  私、連合の高島さんにお伺いをしたいと思うのでございます。  今、働くお母さんたちが大変苦労しながら子育てをしておられる、そういう姿が目の当たりに浮かんでくるわけでございますけれども、これからの少...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第31号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  皆様、おはようございます。きょうもよろしくお願いを申し上げます。  まず初めに、本格的な少子化対策についての大臣の決意をお聞きしたいと思います。  国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」によりますと、少子・高...全文を見る
○青山(二)委員 まさに大臣のおっしゃるとおり、子供を産むか産まないかということは、これは個人や夫婦の選択の問題でございまして、子供を産まない自由を保障することは大切なことであると思いますけれども、その上で、おっしゃるように、産みたくても産めない現実、また、育てたくても育てられな...全文を見る
○青山(二)委員 そういう大臣の御答弁でございますので、さらに一歩でもこの施策が進むように質問をさせていただきたいと思います。  平成八年度の厚生白書によりますと、結婚している妻が理想とする子供の数は二・六人、そして、産みたいと予定している数が二・二人となっております。このよう...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、子育て支援策の一つとして考えられます乳幼児医療費の助成制度について、何点か伺っておきたいと思います。  安心して子供を産み育てられる子育て支援策の柱の一つといたしまして、現在、全国各地で乳幼児医療費の無料制度が推進されております。乳幼児の医療費の負担...全文を見る
○青山(二)委員 一千億円をプラスできないものかと、私はいつもいつも考えているわけでございます。  そして、先般、健康保険法の改正が衆議院を通過いたしまして、薬剤費の自己負担が導入されることになりました。急性疾患が多くて診療回数の多い子供たちにさらに大きな負担がかかる、そういう...全文を見る
○青山(二)委員 役所言葉で、検討するとか慎重に検討とか検討課題といろいろ御答弁ございますが、ずっと私の長い経験では、検討課題というのは、これはやらない、こんなふうに受けとめてまいりましたけれども、大臣のおっしゃる検討課題というのは、これから前向きにそのように検討していく、このよ...全文を見る
○青山(二)委員 今の御答弁でございますと、現物給付にいたしますと自治体間の不公平があると。それじゃ、償還方式と現物方式がどちらがいいかというと、全部、現物給付がいいので、ずっと全部の自治体が現物給付になれば不公平はなくなるわけでございますね。  それから、現物給付にすると波及...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、お母さんたちが安心して医者にかかれるような仕組みになりますことを希望して、これからもこの問題はさらに追求してまいりたいと思っております。  いろいろな質問を用意しておりますので、それでは、この問題をここで終わりにさせていただきまして、次の問題に移らせ...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、この延長保育などの特別保育事業でございますが、今回の改正によってどのような対応をとることになるのか、お伺いしたいと思います。  これらの延長保育、乳幼児の保育は特に働く母親のニーズが高いものでございますけれども、定員の弾力化また規制の緩和などを考慮い...全文を見る
○青山(二)委員 多様なニーズにこたえる保育ということで、もう一点、日曜日とか祭日の保育がございますけれども、この点についてちょっとお伺いをしたいと思います。  第三次産業あるいはサービス関連産業の進展に伴いまして、女性の働く形態も大きく変わってまいりました。平成七年度にNHK...全文を見る
○青山(二)委員 確かに、産業構造が大変変化いたしまして、保育のニーズがどんどん変わってくるわけでございます。今局長がおっしゃられましたように、そういうニーズがあるということで、国の方からも自治体に、積極的に検討するようにとか、しっかりやってほしいというようなお声を一言かけていた...全文を見る
○青山(二)委員 この保育所の制度改正につきまして、この委員会でもいろいろと議論をされてきたわけでございますが、保育所運営の公的負担を減らして国の財政負担を軽減するねらいがあるのではないか、どうしてもその懸念がぬぐい切れないというところがあるわけでございます。  実際、平成九年...全文を見る
○青山(二)委員 今、大臣がおっしゃったように、今回の制度改正におきまして、保育所を選択ができるというようなことのようでございますけれども、やはりそれが理想でございまして、とりわけ、需要の高い延長保育とか低年齢児保育などの充実は欠かせないわけでございますが、この整備は今のところ大...全文を見る
○青山(二)委員 この無認可保育につきましては、いろいろ最低基準を決めているということでございますが、今回の制度の改正に伴いましてそういう基準の改正をするということがあるのかどうか。そして、無認可保育所での事故などの例は、以前ベビーホテルで大きな事故がございましたけれども、そうい...全文を見る
○青山(二)委員 今回の改正を契機といたしまして、本当に子供の人権が守られ、生き生きと生活ができるような、そして、安心して子供を産み育てることができるような、そういう保育制度にしていかなければならないと思っております。  大臣の、将来像、保育行政はどうあるべきかという将来像をお...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。時間が参りましたので、終わらせていただきます。
06月10日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第5号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  きょうは、消費者保護の法整備ということについて質問をしたいと思います。  最近、クレジットカードの使い過ぎや消費者金融などからの借り入れで債務がかさみまして、多額の借金を抱えて返済ができなくなり、自己破産するケースが激増して...全文を見る
○青山(二)委員 大変相談が激増しているということが御答弁でわかるわけでございます。  そして、自己破産。そういう借金が返せなくなって、自己破産の多くは、住宅ローン返済の行き詰まりのケースと、さらにクレジットカードや消費者金融の乱用による破産であると言われております。こうした借...全文を見る
○青山(二)委員 ただいま御質問いたしましたのは、破産法の手続が厳しくなるのではないか、そういう質問がありますので、どうなのかというところなんですが、そのあたりの御答弁がなかったと思いますので、もう一度お聞かせいただきたいと思います。
○青山(二)委員 それでは、消費者を保護するという立場でしっかり検討していただきたいと思います。  多重債務を生む原因を考えましたときに、銀行や消費者金融会社、クレジット会社など貸し手側の安易な誘導、またそれを助長させる貸付責任も大きな問題があるのではないか、このように思ってお...全文を見る
○青山(二)委員 いろいろな原因があるわけでございますが、この無人契約機についてもう少しお聞きしてみたいと思います。  消費者金融各社は、例えば「¥enむすび」これは武富士でございます。「むじんくん」これはアコム。「いらっしゃいましーん」プロミス。「お自動さん」アイフル。「ひと...全文を見る
○青山(二)委員 昨年の十二月でございますけれども、大蔵省は戦後最大の自己破産状況を重く見まして、大手消費者金融会社に対しまして破産対策に取り組むように指示いたしております。  その内容といたしましては、まず一点目が、与信業務の厳格化。これは、消費者金融からの借り入れを原則三社...全文を見る
○青山(二)委員 いろいろ御答弁いただきましたけれども、やはり今回の自主規制の内容を見てみますと、大蔵省の姿勢は、消費者を保護するという立場よりも、消費者金融業者に対する社会からの批判に備えて業界に対応策をとらせようとした業界保護を意図しているように思えてならないわけでございます...全文を見る
○青山(二)委員 最近の多重債務の特徴を見てみますと、自己破産に陥った人の圧倒的多数を中高年層が占めているという点でございますが、背景には、やはりバブルの崩壊や長引く不況があります。このままでは自己破産申し立て件数は年々増加いたしまして、ワースト記録を塗りかえかねない状況でござい...全文を見る
○青山(二)委員 そのようによろしくお願いをいたします。  それでは次に、貸し手の責任を考えましたときに、高金利の問題にどう対応するかがまず考えられます。  日銀の公定歩合は史上最低の〇・五%、これにスライドして調達コストも当然下がっているはずでございますが、貸金業界だけはな...全文を見る
○青山(二)委員 なかなか金利を下げることは難しいということが御答弁でわかったわけでございますが、さらなる御検討をよろしくお願いいたします。  そしてもう一点、無視できないことは、無人契約機の普及に伴う消費者金融に対する消費者の考え方の変化またはイメージの変化があると思います。...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。  それでは、時間が迫ってまいりましたので、最後の質問をさせていただきたいと思います。  悪質な取り立ての禁止などの消費者金融に対する規制は、現在、大蔵省が所管する貸金業規制法、通産省担当の割賦販売法などそれぞれ違う業法に分かれて...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。  時間でございますので、終わらせていただきます。
07月17日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
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○青山(二)小委員 新進党の青山二三でございます。  それでは、ケント・ネルソンさんと日本モンサントの山根さんにお伺いしたいと思います。  今、ヨーロッパの表示の問題が出てまいりましたけれども、例えばオーストラリアとニュージーランドでは、組み換え食品は原則禁止というようなこと...全文を見る
07月24日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第2号
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○青山(二)小委員 新進党の青山二三でございます。  それでは、浜島さんと石黒さんにお伺いしたいわけでございますが、先ほどのお話の中で、遺伝子組み換え食品によって農業が安定する、安定供給ができる、このようなお話がございました。また、石黒さんは農学博士という肩書がおありのようでご...全文を見る
08月21日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第3号
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○青山(二)小委員 新進党の青山二三でございます。きょうはいろいろと参考になる意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  今消費者がここまで大きく騒いでいるというその理由の一つに、厚生省が消費者に何にも知らせずに遺伝子組み換えのそういういろいろなものを輸入した、そ...全文を見る
09月04日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第4号
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○青山(二)小委員 新進党の青山二三でございます。  先生には、二度までこちらの国会の方に足をお運びいただきまして、本当にありがとうございます。  いろいろなお話をお聞きしたわけでございますけれども、食べ物というのは本当に人が生きていく上に大切なものでございまして、健康になる...全文を見る
11月06日第141回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  きょうは、私は、マルチ商法あるいはマルチまがい商法と言われておりますもので消費者が大変迷惑をこうむっている、多大な被害をこうむっているという点から、この商法についていろいろと質問をさせていただきたいと思っております。  本委...全文を見る
○青山(二)委員 御答弁でもわかりますとおり、大変な相談、被害が出ているということでございます。  それで、きょうは、大変お忙しい中、国民生活センターの及川理事長にお越しいただいております。過日は、本委員会が淵野辺の国民生活センターにお邪魔をいたしまして、いろいろと視察をさせて...全文を見る
○青山(二)委員 ただいまお答えがございましたように、このように三年連続で千件の苦情を超え、営業活動改善の要請をしてもそれを受け付けなかった、そういうことで社名が公表されたと聞いております。  実は、日本アムウェイ社の苦情も、全く同じPIOINETで苦情数字がここ四年連続で千件...全文を見る
○青山(二)委員 今御答弁がございましたけれども、いろいろな、朝日ソーラー社では被害があった、そういう数字で名前を発表した。日本アムウェイ社の社名は、問い合わせとかそういうもので被害ではないというようなことで発表しないんだということではございますけれども、やはりこんなにたくさん相...全文を見る
○青山(二)委員 いろいろ検討を加えて社名を発表するというような御答弁をいただきましたので、私ども、この問題につきましては、注意深くこれからも見守ってまいりたい、監視を続けてまいりたいと思いますので、どうかその対応をよろしくお願いを申し上げまして、及川理事長さん、大変お忙しいとこ...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、さらに申し上げたいのでございますけれども、滋賀県で県の教育委員会が後追い調査をいたしましたところ、新たに五人が同様の行為をしていることが発覚をいたしまして、処分をされております。  これは、この三県だけではないと思われるわけでございます。実際、私たち...全文を見る
○青山(二)委員 しっかり文部省、頑張っていただきたいと思います。もう、まさにこれは汚染のような気がいたします。しっかりと消費者教育をしなければならない教員がこういったマルチ商法に手を染める、これはとんでもないことだと思います。  ところで、文部省は、これら処分された教員が加入...全文を見る
○青山(二)委員 実は、教員だけではございません。おひざ元の通産省職員が日本アムウェイ社に入会していたことが、過日の週刊誌で報道されております。  また、香川県の観音寺というところでは、市の職員が、これまたアムウェイ社に入会をして販売をして、五百万円の収入を得ていたことが発覚い...全文を見る
○青山(二)委員 自治省もしっかりこの問題に取り組んでいただきたいと思います。  今いろいろお話し申し上げましたとおり、教員も市役所の職員もそれぞれ試験を受けて就職しております。問題は、そういう優秀な人々であっても、マルチ商法を知らぬまま友人、知人から勧誘されまして、マルチ独特...全文を見る
○青山(二)委員 ただいま御答弁いただきましたけれども、適切な対応を図る、適切な対応を図るということで、大変抽象的でございます。私は、勧誘行為は迷惑勧誘行為に当たることを通達などで明示していただきたいという申し出に対して、どのように対応するのかと質問したはずでございますので、もう...全文を見る
○青山(二)委員 通産省もしっかり頑張っていただきたいと思います。  それでは、きょうは警察庁にもおいでをいただいておりますので、質問させていただきたいと思います。  今は大変な超低金利下で、悪徳商法も多く、事件も大変発生いたしております。警察もその摘発で本当に大変なことはわ...全文を見る
○青山(二)委員 大変心強い御答弁をいただきました。ありがとうございます。しっかり頑張っていただきたいと思います。  それでは、時間も参っておりますので、最後に大臣にお伺いをしたいと思います。  今までいろいろなやりとりをお聞きいただいておわかりのとおり、マルチあるいはマルチ...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
11月26日第141回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  きょうは、私は、公的臍帯血バンクについてお伺いをしたいと思います。  日本人は古来よりへその緒というものを大変大切にしていると聞いております。現に産院では、新生児から取り出したへその緒を桐の箱に入れまして父兄に渡す、こんな習...全文を見る
○青山(二)委員 ただいま大臣から御答弁いただきましたように、へその緒が今、医学の面から光が当てられ、活用されようとしているわけでございます。  これまで本当に簡単に捨てられていた胎盤とへその緒が、白血病やいろいろな病気に極めて有効な治療法の一つとして、人の命を助ける、こういう...全文を見る
○青山(二)委員 そこで、日本では毎年六千人弱の人が血液のがんと言われる白血病にかかって、特に子供のがんの中ではこの白血病が最大の割合を占めていると聞いておりますけれども、これに間違いございませんでしょうか。また、この白血病などの難治性免疫不全症の病気で亡くなっている方はどれぐら...全文を見る
○青山(二)委員 ただいま御説明にございましたけれども、白血病や再生不良性貧血の治療には骨髄移植が有効である、このような御答弁でございましたが、これは非常にすぐれた治療法であるにもかかわらず、骨髄移植を受けたくても受けられない多くの患者さんがいるということも聞いております。それは...全文を見る
○青山(二)委員 白血病などの治療に際しましては、骨髄移植に必要なのは骨髄の中の血液中にある造血幹細胞であると言われております。そうであるならば、同じく造血幹細胞を含む臍帯血の移植も白血病の治療に極めて有効であるということがわかってきたわけでございますが、この理解に間違いないのか...全文を見る
○青山(二)委員 そこで、この暖帯血移植の現状についてお伺いしたいと思います。  現在までに臍帯血移植は諸外国、特に進んでおります欧米諸国や日本でどのくらい行われており、その移植の成果はどのようになっているのか、伺いたいと思います。
○青山(二)委員 ただいま御答弁がございましたが、欧米では五百の移植が行われている、我が国ではわずか二十六件ということでございますが、このように欧米と日本と比べて、この日本の現状を大臣はどのようにごらんになっておられますか。
○青山(二)委員 大臣の大変前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  それでは、臍帯血移植について、先ほど数多くのメリット、少しはデメリットもあるけれども、大変なメリットについてお話をいただきました。ここでちょっと確認をしたいと思うのでございますが、まず、臍帯...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、その採取した血液は、ただいま御答弁にも少しございましたけれども冷凍保存されるということでございますが、検査と保存ということについてもお伺いしたいと思います。
○青山(二)委員 臍帯血の造血幹細胞は、免疫反応を起こすことが少なくて移植後の拒絶反応が起きにくいことが考えられますけれども、まだそのほかにメリットがございますでしょうか。
○青山(二)委員 臍帯血移植が本格的に行われますには、まず医療保険の適用が欠かせないと思うわけであります。暖帯血移植は、保険が適用されませんために現在では一千万円もの費用がかかる、このように聞いております。費用の面からも治療が受けられない患者さんを救うために、一日も早い臍帯血移植...全文を見る
○青山(二)委員 今、検討を進めていきたいという御答弁でございましたが、やはり臍帯血、これは血液だと思うのですね。ですから、そういう血液事業として検討を進めていただきたいと強く要望しておきます。  次に、このようにすぐれた臍帯血移植を効果的に提供するためには、一刻も早く暖帯血バ...全文を見る
○青山(二)委員 大臣は先月の参議院の予算委員会で、我が党の浜四津敏子議員の質問に答えまして、臍帯血治療について、大変いいことだ、今まで捨てられていたへその緒が骨髄移植治療と同じような効果を発揮し、しかも副作用がない、これを人類のために生かそうということが大事であり、何とか利用で...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の大変前向きの御答弁をお伺いいたしましたので、質問を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。
11月27日第141回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第5号
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○青山(二)委員 新進党の青山二三でございます。  きょうは、三人の参考人の方々には、大変お忙しい中を当委員会にお出かけをいただきまして、今るる貴重な御意見をお伺いさせていただきまして、本当にありがとうございます。心から感謝をいたしております。  本委員会は消費者問題等に関す...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、もう一度中村参考人にお伺いをしたいのでございますが、売れ残った雑誌でございますね、これが大変短期間で廃棄されたりしているというようなこともちょっと伺っております。資源の有効活用を考えましてもこれは大変もったいない、小売店がその状況に応じて独自の判断で、...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、通信販売についてお伺いしたいと思いますが、本来、流通コストが少ないためにその分価格が安くなってもいいのではないかというふうに思うわけでございますけれども、再販制度がそれを阻害している、こんな意見がございますが、こういうような意見についてはどのようにお考...全文を見る
○青山(二)委員 新聞や書籍などの著作物は、人々の思想、信条を直接的に表現し、またそれを伝達するメディアでもありまして、思想、表現の自由や国民の知る権利の確保、教育、学術、文化の振興、普及に大きな役割を果たしてきたことはだれもが認めるところでございます。  先ほど田中参考人から...全文を見る
○青山(二)委員 出版界の経営の安定ということは本当に大変重要である、大切であると私は思っております。しかし、経営が安定するからよい本が出版され、流通し、消費者の利益につながる、こういうふうな理論には少し無理があるのではないかとも思うわけでございます。日本の出版社というのは国営企...全文を見る
○青山(二)委員 先ほど中村参考人からは、五十年間もの長い間書店を経営されてこられた、営々として努力を続けてこられたというお話をお伺いいたしました。  この再販制度が廃止されることによりまして、定価販売によって良心的な営業を続けている中小書店の廃業が加速されるだろう。先ほども大...全文を見る
○青山(二)委員 時間も残り少なくなってまいりましたので、最後の質問ということでお伺いしたいと思います。  著作物の再販制度の廃止によって得られる消費者の利益と、再販制度が存続することによって実現している消費者の利益を比較してみまして、どのようにお考えになっておられますか。三人...全文を見る
○青山(二)委員 大変参考になる意見をお述べいただきまして、ありがとうございました。これからこの問題を検討いたしますときの参考意見として、いろいろと考えてまいりたいと思います。  きょうは本当にありがとうございました。
11月28日第141回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○青山(二)委員 私は、自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び無所属クラブを代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     精神保健福祉士法案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項...全文を見る